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松田聖子の歌で妄想する「秒速5センチメートル」(その3):これが学生時代の明里の本当の気持ちだ

海明けオホーツク
 
 今日も暖かい札幌。雪がどんどん殲滅されていていい気味です。そういえば流氷で有名なオホーツク海では、流氷が沿岸から離れて船が航行できるようになる「海明け」が2月28日だったそうです。「流氷接岸初日」が観測史上最も遅い2月22日だったので、船が航行できなかったのはたったの6日だけで、異例の短さだったとか。流氷の面積は平年並みだったそうですが、流氷を南下させる北風が弱かったのだそうです。流氷を観光資源と考えると、来なきゃ来ないで困るんでしょうね。

返答せい!!20160318

 そういえば昨日の「記憶に残る一言」で紹介した独眼鉄のこのセリフ、ちょっと小ネタを思いついたのでご披露したいと思います。いきなり大喜利コーナー「独眼鉄先生が話題のあの人を斬る!」。

返答せい!!20160318

 その1:作曲とはなんぞや……!?聴覚とはなんぞや……!?返答せい!!佐○河○守!!

佐村河内守

 ゴーストライター(或いは真の作曲家)だった新垣さんは「しくじり先生」とかに出演してましたけど、本当にしくじったこの人の授業を聞きたいのですが。エアギターの人は登場していましたが、今度はエア作曲という新しいジャンルが生まれりして。

返答せい!!20160318

 その2:県議とはなんぞや……!?記憶とはなんぞや……!?返答せい!!野○村竜○郎!!

号泣議員

 返答はやはり号泣しながらの「ンァッ! ハッハッハッハー! この日本ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……アー! 世の中を……ウッ……ガエダイ!」になってしまうんでしょうか。それじゃ多分万針房は通して貰えないですが。

返答せい!!20160318

 その3:結婚とはなんぞや……!?卒論とはなんぞや……!?返答せい!!川○絵○!!

ゲスの人

 「サザン桑田」のように普通にメディアで「ゲス川○」と省略されているこのお方。これって単に悪口言っているだけのような気もしますが(笑)。まあ妙なバンド名を付けたのが悪いというか、一番悪いのは本人の素行ということなんでしょうが。「両成敗」とやらを早いとこ体現して見せて欲しいですね。作者が直接に経験したことがらを素材にして書かれた小説を私小説といいますが、今回の経験を生かして私楽曲というジャンルでも確立してはどうでしょうか。

返答せい!!20160318

 その4:学歴とはなんぞや……!?経歴とはなんぞや……!?返答せい!!○ョーン○!!

ショーンK

 フルで書けば○ョーン・○ク○ー○ル○上ということになり、本名は○上○一郎ということになりますが、今一番ホットなお方。まあね、詐称が学歴だけだというのなら、そんなに目くじらを立てなくてもとは思いますが、今一番コワイ週刊誌「センテンス・スプリング」(笑)の報道によれば、この人の学歴・経歴は以下のとおり佐○河○守並みに嘘ばかりみたいですからね。うわぁ…これはホラッチョですね。なんだこれは…たまげたなあ。

センテンス・スプリング3月24日号

1.×テンプル大学卒 ○日本の高卒
2.×ハーバード大学院(MBA)卒 ○オープン授業を3日受けただけ
3.×パリ大学留学 ○オープンキャンパスに行っただけ
4.×経営コンサルタント ○実態のないペーパーカンパニー
5.×米国人親から生まれたハーフ ○純粋な日本人
6.×世界7ヶ所にコンサル会社 ○実態はなく、具体的実績もなし。渋谷にあるオフィスは月3万円のレンタルオフィス
7.×共同経営者にジョン・G・マクガバン氏 ○無関係な人物の写真を無断使用

なんだこれは…たまげたなあ

 さらには身長(自称170センチ)にまで疑惑が出ているありさまです。ちなみにこの方、野○村竜○郎について、「この方は多分根っから悪い人、というわけではないのでしょうね。恐らく最初は小さな嘘だったと思います。しかし小さな嘘は最後には大きな嘘になってしまうという事なんです。最初は本当に城崎温泉に研修で行ったのかもしれませんし、本当に出張で飛び回っていたのかもしれない。しかし経費で落とせると思った瞬間、彼の中にある、そして誰しもが持っている狡猾な部分が顔を覗かし、もう後戻りできなくなってしまったんでしょうね、誰か周囲に真の友人がいればもっと前に彼は思いとどまったのではないのでしょうか?」とコメントしているそうですが……もの凄いブーメランの使い手ですね。民○党(もうすぐ○進党になるらしいですが)が是非とも欲しい逸材ではなかろうか。

JK明里その3

 さてこれで本日の記事が終わってはあんまりなので、そろそろ本題に入りましょう。今日は一ヶ月ぶりに「妄想秒速」です。松田聖子の「LOVE SONG」で明里の本心を妄想してみたいと思います。

pineapple 松田聖子

 「LOVE SONG」は1982年5月21日にリリースされた松田聖子の5thアルバム「Pineapple」の収録曲です。聖子ちゃん全盛期だけあってオリコン最高位は当然1位。

Candy 松田聖子

 この「Pineapple」と6thアルバム「Candy」、そして7thアルバム「ユートピア」は、松田聖子のアルバムで打線を組んだ場合、クリーンナップを構成できる傑作トリオだと思います。15thアルバム「Citron」までは傑作が多いのでもちろん異論は認めますが、少なくともレギュラーポジションは確実です。

ユートピア 松田聖子

 「LOVE SONG」は作詞:松本隆、作曲:財津和夫、編曲:瀬尾一三です。

瀬尾一三

 瀬尾一三(いちぞう)は未紹介だと思うので簡単に触れますと、兵庫県出身の音楽プロデューサー、アレンジャー、シンガーソングライターで、中島みゆき、長渕剛、吉田拓郎、かぐや姫、風、伊勢正三などの作品を多数手がけていることで知られています。

若い頃の瀬尾一三

 特に中島みゆきと長渕剛の作品の比率はダントツに高く、中島みゆきからは「おっしょさん」と呼ばれているそうです。

Z氏の悪い趣味

 「LOVE SONG」は作曲者の財津和夫がアルバム「Z氏の悪い趣味」でセルフカバーしています。このアルバムには松田聖子のシングル曲「白いパラソル」とか小田和正、松任谷由実と三人でリリースしたコラボ曲「今だから」なども収録されています。

気持ちが切れた貴樹

 この曲で妄想するのは、やはりあの「雪の一夜」後の明里の気持ちです。第3話での貴樹のモノローグでは「かつて、あれほどまでに真剣で切実だった思いがきれいに失われていることに、僕は気づき、もう限界だと感じた時、会社を辞めた」という一節があります。

貴樹の手紙

 「とにかく前に進みたくて、届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何を指すのか、ほとんど脅迫的とも言えるようなその思いがどこから湧いてくるのかも分からずに」いた貴樹。おそらく貴樹の想いは、風で飛ばされてしまって明里に渡すことが叶わなかった手紙の「いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても、恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。」に由来していたのだと思いますが、哀しいことにその内容は忘れ去られ、映画のチラシのコピーである「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」という、見当違いの強迫観念に苛まれることになっていたわけです。

大人明里その2

 では、一方明里はどういう気持ちでいたのか。それが「LOVE SONG」の歌詞から窺えるのではないかと思うのですよ。

JC明里その1

 あなたにあえなくて
 淋しい夜には
 元気でと小さく
 つぶやくしかない
 ずっと愛している
 たとえ雨でも
 明日の風に忘れなさいと
 言われても愛してる
 他には何もいらないの
 My love

JC明里その2

 少しだけ不安が
 心を横ぎる
 あなたが遠のいて
 しまうのがこわい

JK明里その1
 
 ずっと愛している
 待ち続けるわ
 大人になれと時が背中を
 つついても愛している
 それが私の生き方よ
 My love

JK明里その2

 ずっと愛している
 たとえ雨でも
 明日の風に忘れなさいと
 言われても愛してる
 他には何もいらないの
 My love

明里の手紙20160318

 これがJC・JK時代の明里の本当の気持ちだ!!と思いたいのです。そして、これほどの真摯な想いを持っていたにも関わらず、貴樹同様、時間と距離に負けて風化していった明里の一途な想い……諸行無常とはまさにこのことでしょう。悲しいけどこれ、現実なのよね(byスレッガー)。それでは聴いてみて下さい。若き日の聖子ちゃんが歌うライブ映像と合わせています。



 こちらはハイレゾ風。ジャケ絵一枚のみですが、音質はいいです。



 でもいいのです。貴樹もそうだと思うのですが、私も明里を責める気は全くありません。君のなすべきことはただ一つだけ。どうか幸せになってください。

大人明里その1
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はじめまして

君の名はを見た後に秒速を見て鬱になりました。小説版読んで別の意味で鬱になりましたが。
監督の底意地の悪さを感じました。

小説版を読んでビックリしたのは、明里→貴樹への想いの強さです。
物凄いヘビーでした。
根拠は2つです。

1つ目は、貴樹宛のラブレター。
このラブレターは凄いアイテムで、明里はこのラブレターに触れると、別れの日を追体験できるようです。
余りにも鮮明に思い出せるから明里もビックリしてしまい、ラブレターを読まずに保管してしまいます。
読むにはまだ早いらしいです。
過去の恋愛絡みのアイテムを大切に保管はマズイです。処分できないとしたら、結婚相手を間違えてます。
まだ読めないとかは論外でしょう。
明里ママが知ったら結婚中止になるんじゃないでしょうか?

2つ目は明里が見た別れの日の夢。その夢の中の明里の意識です。

明里は別れの日の夢を見ながら、もう何年も昔に乗り越えたハズの別れの寂しさや不安を再燃させます。
そして、冬を2人で乗り越えて、季節は春になって、同じ町に住んでていつもの放課後に2人で一緒に桜を見てるならいいのに、と願望を吐露してしまいます。

不安や寂しさが、結婚前に再燃しているのがポイントだと思います。
その結果生じた明里の願望通りだと婚約者との結婚が消滅しかねませんが、明里はそれに気づいているのかどうか。

結婚前に元恋人に関する過去改変願望を持つのはかなりマズイです。
婚約者との結婚に不満がある証拠なのですが、本人は気づいてないっぽいんですよね。まぁ大人なので、理想と現実は違うと思ってるのかもなんですが。

以上の2つから、貴樹>>婚約者が明確なんですよね。貴樹がフリーで、明里の事を引きずってると知ったら貴樹の元に飛んでいきかねません。

再会して話し合ったら、たぶんすぐ結ばれちゃう2人なんですよねぇ。
貴樹の引きずりっぷりも凄いですが、明里も負けてないです。

なんか、この2人が結ばれないのは納得いかないんですよね。
コミュニケーション下手なので、お互いに勘違いしてますが、想いは消滅してないわけですから。


















Re: はじめまして

 shoさんはじめましてこんにちは。こんな僻地にようこそいらしゃい。

 「君の名は。」大ヒットにより、「君の名は。」から新海作品に入って「秒速5センチメートル」に遭遇してしまいという例は増えていく一方なんでしょうね。未見なんですが「君の名は。」はハッピーエンドらしいので、以前の新海作品、特に「秒速」との落差には驚くことでしょう。

 映像版第三話では明里のモノローグは限定的で、本当のところどう思っているのかははっきりしない部分があります(そこに視聴者それぞれの解釈の余地があるとも言えますが)。それを補完したのが新海誠自身が描いた小説版なのだろうと思います。第一話第二話はともかく、第三話についてはここで様々な情報が補完できるわけですが…

 感想も解釈も人それぞれなので、世の中の大半の人が「A」と感じたとしても自分が「B」と感じたのなら、自分にとっては「B」が正解ということでいいのだと思います。なので私の意見に同意される必要は全くありませんが、せっかくコメントを寄せていただいたので私見を書かせていただきます。

 貴樹宛の手紙というのは明里が岩舟駅で貴樹を待っている間に書いた「渡さなかった手紙」ですね。貴樹の方にも風に飛ばされてしまった「渡せなかった手紙」があるのですが、その内容が小説版にちゃんと書かれていたことは私にとっては嬉しかったですし、新海監督自身が書いているので内容に議論の余地もないわけです。

 なぜ明里手紙をが渡せなかったのかについてはブログ記事の考察で触れていますのでここでは、略しますが、清家雪子のコミック版ではウエディングドレスを着た明里が手紙を置いて式に向かう瞬間を描いた扉絵があります。

 この手紙を貴樹に渡していたら二人の関係は変わっていたのかとか、貴樹も風に飛ばされなかったら手紙を明里に渡したのかとか、空想の余地はいろいろあるのですが、当時の貴樹と当時の貴樹への明里の想いというのは、現在(結婚後)にまで続く「その後の明里」を形成するバックボーンとなっているのだと思います。

 手紙の中で明里は、貴樹は自分の支えだったけれど、これからは貴樹に頼らず一人でやっていかなければならないという趣旨のことを言っています。そしてその自分自身の“誓い”に背かず生きてきたのが現在の明里の姿なのだと思います。

 つまり明里の“現在”は、あの日の貴樹と貴樹への想いによっても形成されているのであり、小説版で明里が思っているとおり、不可分な血肉となっているのです。それを象徴しているのが手紙なので、「それを捨てるなんてとんでもない!」なのだと思います。

 じゃあ、そんなに貴樹が好きなのにどうして他の男と…ということなんですが、明里がずっと好きな「あの頃の貴樹」=「今の貴樹」ではないということに尽きるでしょう。これは貴樹にとってもそうで、「あの頃の明里」の呪縛により水野さんをはじめ他の女性との恋愛が上手くいかなかったのかも知れませんが、「今の明里」に再会したとして、貴樹が愛した「あの頃の明里」とイコールではないのではないかと思うのです。

 二人は離れ離れになっても文通を続けていましたが、次第に間遠になってついには途絶えてしまうという哀しい姿が第三話で山崎まさよしの歌をバックに描かれていますが、これは二人とも「あの頃」のままではいられなかったということを示しているのではないでしょうか。まさしく諸行無常というやつです。

 そういう訳で、「あの頃の貴樹」は明里の記憶の中にしか存在しない訳で、二度と会うことも叶いませんが、叶わないからこそいつまでの心の中に宝石のように輝いているのでしょう。婚約者という現実の存在と「あの頃の貴樹」という記憶の中の存在は、明里にとってその軽重を比較する対象ではないのだと思います。

 じゃあ実際再会したらどうなるかということですが、踏切で明里が立ち去ったことをもって、①今の貴樹には既に興味がない ②今の幸せが毀れることを怖れて逃げたという二つの解釈が出てくる(いやもっとあると思いますが)のですが、②だとすると、貴樹に再会して揺れる心→「ごめんなさいあなた」→不倫一直線なんて「いけない!ルナ先生」のチャート式のような構図も浮かんできます。やはりこの辺りも人それぞれの解釈なんでしょうが、私もやっていますがそういう妄想もいいと思います。

 二人が結ばれないのは納得いかないというのは見た方の多く(特に男性)の感想でしょうが、だからこそ記憶に残る作品になったのだともいえます。いきなりあそこで抱き合ったりしたらそれはそれで「ええ~!」と思ってしまいます。そうするならもうちょっと尺が必要かなあと。

 とはいえ心がざわざわしたままになってしまうので、自分でハッピーエンドを書いてみたりしました。出来がいいとは思いませんが、それなりに心が納得したのでやってみるものだなあと思いました。

 以上、ちゃんとした返答になっていないかも知れませんが、私見の一端を述べさせていただきました。良かったら他の新海作品も視聴してみて下さい。
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