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記憶に残る一言(その58):羽死夢のセリフ(ブラック・エンジェルズ)

明里ちゃんその220160223

 今日は舞い散るというよりは吹きつける粉雪を浴びながら帰宅しました。気分は12月の貴樹なんですが、雪の量が段違いです。それはそうと久々にリアル明里パパから明里ちゃん画像が届いたのでご紹介。よかったのかホイホイ送って来て。俺は幼女だってかまわないで載っけちまう人間なんだぜ。一枚目はウサギと戯れる明里ちゃん。もう「ごちうさ」に移住してはどうでしょう。

明里ちゃん20160223

 二枚目はツインテール明里ちゃん。照れて正面から写真を撮らせてくれなかったそうですが…可愛いですね。こんな子もあと十年もするとパパンにクサイだのキモイだのと罵声を浴びせてくるのかしらん。無常ですね。

ブラック・エンジェルズ

 さて本日は記憶に残る一言です。明里ちゃんを登場させておいて恐縮ですがちょっとお下劣ネタを。「ブラック・エンジェルズ」から羽死夢のセリフを紹介しましょう。 「ブラック・エンジェルズ」は1981年から1985年という「黄金時代」に週刊少年ジャンプに連載された平松伸二のバイオレンス・アクションマンガです。当初は現代の仕掛け人といった雰囲気でしたが次第にジャンプお得意のバトル物にシフトしてトンデモバトルを展開するようになりました。

ドーベルマン刑事1巻

 平松伸二はこれ以前に「ドーベルマン刑事(デカ)」をヒットさせていましたが、これは武論尊原作作品で、確かブラック・エンジェルズの単行本の表紙裏の作者の言葉に原作なしで当てられないのかという編集の言葉に奮起して描いたといった趣旨のことが描かれていた記憶があります。

リッキー台風

 じゃあその狹間で連載していた「リッキー台風(タイフーン)」はどうなるんだ。当時プロレス大好きだったから楽しく読んでたんですけど…世間的には全9巻はヒットとは呼ばないのでしょうか。車田正美でいうところの「リングにかけろ!」と「聖闘士星矢」の狹間にある「風魔の小次郎」みたいなものかな。私は好きなんですけどね。

ブラック・エンジェルズ

 で、「ブラック・エンジェルズ」の話ですけど、主人公の雪藤洋士は暗い過去を持ち、普段は眼鏡を掛けた気の弱い青年を装っていますが、外道の前では一変して、冷徹な闇の暗殺者という、まさに黒い天使に変わる物語でした。

雪藤洋二の殺害方法

 鋭く尖った自転車のスポークを相手の頭頂部や首筋に刺すことで殺害するのを得意とし、決め台詞は「地獄へ落ちろー!!」です。

鷹澤沢神父

 彼は少年期にブラック・エンジェルとして覚醒するのですが、その時に既に先輩のブラック・エンジェル達がいました。まず結成者である鷹沢神父。ロザリオで首を絞めると言う暗殺方法を取ります。清廉で高潔な性格でブラック・エンジェルズを統率していました。決め台詞は「汝に神の裁きを!!」

亜里沙

 そして鷹沢神父に使えるシスターの美杉亜里沙。雪藤の高校の先生もやっていて、シスターと女教師という萌属性を二つも持っている人です。雪藤にとっては姉のような存在で、彼に殺人者の道を歩ませることを望まなかった優しい性格の女性ですが、強力な催眠術で相手を自殺させたり、自殺に見せかけて暗殺するという方法を使っていました。決め台詞は「罪深き悪魔の使徒よ!地獄の淵へ帰れ!!」。残念ながらいい画像が見つかりませんでした。

鷹沢神父と羽死夢

 そしてやはり鷹沢神父に使える小太りの青年が羽死夢です。見かけによらず身が軽く、体を丸めて回転しての体当たり攻撃を行ったりもし、尾行や密偵なども担当していました。亜里沙に淡い恋心を抱いていました。ドーベルマンのブラック・エンジェルであるエルスの世話も担当していました。

羽死夢の処刑その1

 この羽死夢、どういう理由でかは不明ですが、非常にユニークな殺害を取っていました。なんと男の急所(すなわちタマキン)を力一杯握りつぶすのです。故に男しか殺せないという。その決め台詞「聞け~、地獄の響きを~!」が今回の記憶に残る一言です。

こういうド外道がゾクゾク登場

 まあブラック・エンジェルズに殺される連中は、本当に生きている価値もないというか、生きていると周囲に害悪をまき散らし続けるようなクズばっかりなので、読んでいて同情することは全くないのですが…

羽死夢の処刑その2

 一人の男としては、羽死夢に殺されるのだけは勘弁だなあと思ってしまいます。雪藤にさくっと即死させられるか、亜里沙にお願いしたい(笑)。ちなみに“地獄の響き”は「グシャ~ッ」という音のようです。やはり死ぬんですかね、これで。

初期ブラック・エンジェルズ

 この初期メンバーに加え、砲弾を素手で受け止める恐るべき怪力の刑事くずれ・松田鏡二、元殺し屋のナイフ使い・麗羅、同じく水を操る水鵬といった新規メンバーが加わってくるのですが、日本壊滅による革命を目指して暗殺組織を暗躍させるというトンデモ集団「竜牙会」(麗羅と水鵬はそこの殺し屋だった)との抗争が本格化してくると、次から次へと恐ろしい異能を持った殺し屋が登場してきます。

松田鏡二
砲弾を受け止める松田
松田死亡シーン

 松田については主人公を喰うほどの存在感を見せましたが、存在感がありすぎたせいか、劇中頭部に銃弾を受けて死亡しているにも関わらず、後の作品では「いんだよ細けぇことはよ」と平然と復活しています。死んでも生き返るところを見ると、もしかすると亜人なのかも知れません。政府、支給確保だ(笑)。

シュラ

 正直、主人公補正を持つ雪藤以外の初期メンバーは常人に毛が生えた程度の力しかないので、次々と倒れていきます。鷹沢神父は狙撃されて死亡(ただしこの人は実は…)。亜里沙は竜牙会の「地獄の三匹」のリーダー格のシュラと遭遇。催眠術を試みますが、実はシュラの武器は強力催眠と幻覚。逆に操られ、身体に傷文字を書かれて辱められてしまいます。ああ、この画像がないのが非常に残念。あと傷文字以外に何をされたのかと妄想すると心が躍りますね(外道!)。何しろ亜里沙はシスターにして女教師ですから。

羽死夢の最期

 シュラがそれでも亜里沙を生かして帰したのは、ブラックエンジェルを内部から壊滅させようという企みからでした。そして亜里沙は、心配してそばで眠りながらつきそっていた羽死夢を殺害してしまうのでした。ま、竜牙会の化け物達に無残に殺されるくらいなら、恋する人から殺されたのならある意味本望かも。そして続いて雪藤と戦う亜里沙でしたが、戦いの最中に正気に返り、自責の念から自ら雪藤の攻撃を受け死を選ぶのでした。ま、そのシュラも心を無にした雪藤には催眠攻撃が全く効かず、殺されてしまうのですが。

雪藤の黒き十字架

 ブラックエンジェルは、様々な宿命により殺人者という汚名を背負いながら死の掟にのっとり、法で裁けない悪を倒していく人物たちのことで、その行為は決して正義ではないと自覚しており、雪藤も「俺たちのやることは正義でもなければ天誅でもない、ただの人殺し」、「俺たちもいずれ滅びる運命にある」と言い切っています。が、ブラックエンジェルたちの胸には十字の傷が刻まれており、悪に反応して血を流し、断罪すべき存在を教える役割を果たしています。これにより、ブラックエンジェルは悪を見誤ることなく、殺す対象を間違うことはありません。誤ることはない。当初は鷹沢神父のもとで勧善懲悪的な活動をするメンバーを指していましたが、中盤からは“悪と戦い、かつ胸に「十字架の形をした傷」または「十字の傷」を持つ者”という定義になりました。そうなると、どうしても「選ばれし者」じゃないかという気になってしまいます。「選ばれし者」はこんな殺し方をしてはいけませんね。

羽死夢のアクション
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