好きなアニメキャラ(その71):奈津恵(ご注文はうさぎですか??)

今日は立春。寒さの頂点ということで、明日からの寒さを「残寒」とか「余寒」とか言う訳ですが、他の地域はいざ知らず、北海道では寒さはまだまだジオン公国の残党軍ぐらいの戦力があります。後付け作品が続出したから仕方ないとはいえ、ジオン軍はどんだけ戦力が残ってたんだという。サイド3自体は陥落しても、本国・グラナダの戦力やア・バオア・クーの残存艦隊が全てアクシズに結集したらまだまだ継戦が可能だったんじゃないですかね。なぜあきらめたし。

いや、寒さの話でした。暦の上では春だと言ってもさっぽろ雪まつりは明日からスタート。すすきの会場では「すすきのアイスワールド2016」と銘打って、「氷を楽しむ」をテーマに大・中の氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などの幻想的な氷像を展示します。まさに雪と氷の祭典。冷えた体を温めるお店はすすきのの至る所にありますが、全年齢対象的に無難なところではラーメン横丁とか新ラーメン横丁、そしてすすきのラーメン館あたりですかね。

さて本日は久々に好きなアニメキャラです。2016年秋季アニメ「ご注文はうさぎですか??」からチノの友人で「チマメ隊」(命名リゼ)の一角、メグこと奈津恵)なつ めぐみ)です。

メグは第一期で中二、第二期で中三に進級したチノの同級生で、11月2日生まれの“さそり座の女”です。身長145センチと小柄ですが、それでもチマメ隊では一番大きいのです。なにしろチノの身長は144センチ、マヤに至っては140センチしかないので。日本の14歳女子の平均身長はだいたい156.5センチらしいので、全員10センチ以上下回っています。身長的には10歳~11歳レベルですね。そのせいでEDに登場するチマメ隊は小学生にしか見えません。しかも低学年風。そりゃあ可愛いのですが…

名前の由来は香辛料のナツメグ(和名ニクズク)。独特の甘い芳香があり、肉料理や魚料理の臭みを消すために用いられたり、クッキーやケーキなどの焼き菓子に用いられます。また生薬としては収斂、止瀉、健胃作用があり、東洋医学では気管支炎、リウマチ、胃腸炎などの薬として処方されます。

基本「ごちうさ」のキャラの名前は喫茶店で出される飲み物に由来しているのですが、メグだけなぜかスパイスです。ネタが尽きたのかといえば、その後登場するキャラもモカとか真手凜(マンデリンから)とか飲み物由来なので、名前の由来に限っては異彩を放っています。生のナツメグを多量に摂取すると幻覚など強力な精神錯乱状態を引き起こすそうですが、これは「中の人」(後述)のせいなのか?

チノ・マヤとは仲が良く、行動を共にする事が多いですが、元々マヤとは仲良しで、中学校でチノと友達になりました。礼儀正しくおっとりとした性格をしていますが、それは育ちが良いせいらしく、高校はリゼやシャロが通っている私立のお嬢様学校への進学をママンから勧められています。庶民派のチノやマヤはココアや千夜が通う公立らしい普通の高校に進むらしいので、学校的にはもうすぐお別れかも知れません。まあ学校が変わってもお付き合いは続きますよ。

素直で優しい性格でもあり、手先が器用でないせいで、パン作りが上手なココアのことを「素敵な人」だと思って目標にしたり、メイド喫茶風の喫茶店であるフルール・ド・ラパンで働くシャロが「キラキラして見えた」と言って、学校の職業体験に選んだりしています。可愛いけど感化されやすいような。

“普通である”ということを気にしているエピソードがあります。例えば第3羽「回転舞踏伝説アヒル隊」では、チマメ隊は絵を描いて比べていますが、ティッピーを描くとこんな感じ。左からメグ、マヤ、チノの作品です。マヤの作品はギャグマンガ風、チノの作品はピカソ風(キュービズムと言うべきか)なのに対し、メグの作品は実に素直です。メグに言わせれば普通過ぎるらしいのですが…人柄を反映したかのようで、いいじゃないですか。


ちなみにココアがリゼに描かせたティッピーはこれ。写実的兵器群のラテアートといい、この人は凄い。美術は好きじゃないと言っていますが、じゃあ偵察とか索敵といったスキルの関連のアレなのでしょうか。

ラビットハウス内で描いたチマメ隊の絵。もうお判りでしょうが、左からチノ、マヤ、メグの絵ですね。

そして謎のシャロ展。フルール・ド・ラパンを描こうとしたけど難しかったのでシャロを描いたそうですが、これもどれが誰の作品かは一目瞭然ですね。とりあえずコレ全部ラビットハウスに飾られてしまったので、シャロが最大の被害者ではないか(笑)。

メグのママンはバレエの先生で美人。しかもCV井上喜久子。実に素晴らしい。ココアのママンもCV皆口裕子で負けてないけどNE!メグもバレエを習っていましたが、あがり症のため、「人前で踊るのが恥ずかしい」という理由で練習をやめてしまいましたが、今でもバレエ組曲を聞くと体が勝手に踊りだしてしまったりします。

今回ココア達も混ざってずっこけバレエレッスンが行われたことでお腹を抱えて笑ったメグですが、これを機にバレエを再開させたらいいのにと思います。

CVは村川梨衣。1990年6月1日生まれで埼玉県出身の東京育ち。推定年齢12歳と言われています。「17歳教」というのは知っていますが、さらに低年齢とは。5歳下の弟に「梨衣は妹みたいなもんだからな」と妹扱いされているそうです。

小学生から声優に惹かれ、演劇部が盛んな高校を選んで入学し、演劇部で演じる楽しさを実感し、声優の専門学校への進学を決意しました。2011年に声優デビュー。ラジオ番組内で「パッション」「リアクション」「ハイテンション」が自らの構成要素だと自己紹介したので、「りえしょん」という愛称が付けられました。命名広橋涼。

誠実かつ真摯な人物で、よく笑い、よく喋り、よく動きますが、天然ボケ・芸人ばりの過剰反応・スベリ芸・見切り発車トークなどで場の空気を支配することから、「俳協(所属事務所の東京俳優生活協同組合)の最終兵器」の異名も持ちます。命名佐藤利奈。親しい声優小松未可子は「(小林ゆう+金田朋子)÷2」と言っています。そりゃあ凄い。

演技の幅は清楚なお嬢様から少年男子、大人の女性まで広く、写真やインタビュー記事など動かない媒体では落ち着いた可愛いらしい印象を与えるため、動くりえしょんを見て強烈なギャップに見舞われる人が後を絶たないとか。私が視聴してきたアニメにもちょい役でちらほら出演していたのですが、正直メグ役で初めてちゃんと認識したなという感じです。

「最近出てきた新人声優の中で一番変な人」という理由でアニメの主役にキャスティングされる、声がうるさくて周りに迷惑がかかるため、友達との遊び場所はカラオケになる、イベントではマイクを持つだけで笑いが起き、前に出てきただけで「りえしょんコール」が巻き起こる、1分のおまけボイスで9分喋るなど様々な伝説を持つりえしょん。ハイテンションなキャラに困惑させつつも、声優としての技量は各方面で高く評価されている模様です。

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