記憶に残る一言(その55):ベジータのセリフ(ドラゴンボール)

昨晩除雪車が出動しまして、主要道路・歩道の雪かきをやってくれました。それはいいのですが、どうもこれからしばらくは札幌は雪模様みたいです。雪が少ないことが話題になっていましたが、ここに来て盛り返してくるのでしょうか。

この予報にはシビれますなあ。豊平川沿いの歩道もこれではさぞ歩きにくくなることでしょう。真冬日も続くようですし、暖冬予報は何処へ行った。

さて本日は「記憶に残る一言」です。前回があまりにマイナーなモブキャラだったので今回はメジャーなキャラのセリフを紹介しましょう。ベジータのセリフです。

今さら紹介する必要もないほど有名キャラですが、ベジータは惑星ベジータの王子で、サイヤ人の数少ない生き残りの一人です。惑星ベジータは巨大隕石の衝突が原因で消滅したと伝えられていましたが、実際にはサイヤ人の潜在能力を恐れたフリーザが破壊していたのでした。この時ベジータは他の星を攻めていたため助かりました。

叛逆を企てるまではフリーザ一味の上級戦闘員でしたが、サイヤ人王子としての自尊心やエリート意識が非常に強く、他人の指図を受けるのを極端に嫌っており、フリーザからも「もともと自分のことを敬っておらず、自分勝手だった」と言われています。戦闘民族であるサイヤ人の中でも「惑星ベジータの名前をもらうほどの天才戦士」と評されており、その潜在的な戦闘力は幼少期から突出していました。


が、登場時の「サイヤ人編」ではともかく、「ナメック星編」に入ると、ベジータが属していた「フリーザ一味」にはベジータを超える戦闘力を持つ戦士がゴロゴロしていることが判明します。そのためザーボンやリクームなどに苦杯を喫することになります。ちなみにこれは宇宙に住む様々な種族から戦闘に秀でた戦士を選りすぐったせいで、サイヤ人のように種族全体の戦闘力が高い民族は少ないのだそうです。

しかしサイヤ人は死の淵から回復することにより戦闘力を増加させるという特性を持っていました。そのため、強者と戦って敗れても、死なない限りは更に強くなっていくのです。もちろん修行によっても戦闘力を上昇させることができます。

地球に最初に来た時の戦闘力は18000。その後、敗戦の度に戦闘力を上げてフリーザ戦時には250000まで上がっていました。それでもさらに強い敵とばかりぶつって度々苦杯をなめるのは、やはり主人公ではないせいでしょうか。

まあここではベジータのセリフに焦点を絞ることにしましょう。フリーザ一味は戦闘力で突出しているフリーザがその実力と恐怖で支配する巨大組織ですが、いわゆるピラミッド型の組織の呈はなしていないようです。側近幹部とギニュー特戦隊意外は戦闘員だけのようですね。ベジータも戦闘員の枠に入っています。

といっても戦闘員も戦闘力によって上下関係はあるようで、ベジータはエリート戦士と呼ばれていました。そしてベジータと同格のエリート戦士にキュイがいました。

キュイは戦闘力18000程度で、地球に来る前のベジータとほぼ同等の強さを持っていました。ライバル関係にあり、お互いに嫌い合っていたようですが、ベジータがフリーザを裏切ったことを知って喜び勇んで交戦することになります。

しかし、地球での孫悟空との死闘により戦闘力を大幅に上げたベジータの戦闘力はおよそ3割増しの24000に跳ね上がっていました。地球に来る前のベジータもそうですが、フリーザ一味の戦闘員は基本的に持って生まれた戦闘力のみで戦っているみたいで、修行という概念がないようです。自分より強い奴がいるのだから努力して追い抜こうとかしないんでしょうかね。

それはさておき、ベジータの強さを知って驚愕したキュイ、セコい騙し討ち仕掛けますが、倒したと思ったらあっさり回避されていました。ベジータ曰く、戦闘力が上がるということはスピードも上がるということだそうです。


キュイは逃亡を企てますが、ベジータの放った衝撃波で木端微塵にされて死亡します。そのキュイの死に様を見たベジータのセリフがこれです。

キュイについては何星人であるとかは一切明らかにされていませんが、キュイ以外の同族は既にフリーザによって滅ぼされているそうなので、キュイが特に強かったとしても種族としてそこそこ強かったのかも知れません。ナメック星人くらいとか?でも、セコさからすると王族とか高貴な感じはないような。

ちなみにエリートとか聞くと、2013年の「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」に登場したエリート隊員蛭子能収を思い出します。「エリート塩」で作った塩大福の気色悪さは特筆に値しましたね。


「きたねえ花火だ」エピソードの一連の動画がこれです。
なおアニメ版では、フリーザが惑星ベジータが消滅するさまを、「素晴らしい!ホラ、見て御覧なさい! ザーボンさん、ドドリアさん。こんなに綺麗な花火ですよ…ホッホッホ」と言っていますが、イヤミか貴様ッッ!!


ところで異星人も普通に花火という文化を持っているんですかね。特にサイヤ人なんか戦うばかりで文化も文明もクソ食らえな感じですが、よく知ってたなベジータ。スカウターとかは先住種族のツフル人が発明したものだそうなので、花火という文化も奪い取っていたのでしょうか。

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