好きなアニメキャラ(その66):佐倉慈(がっこうぐらし!)

昨日7日は二十四節気の一つ大雪でしたが、ヤンキーの如く季節の行事を大事にする札幌、暦どおりに大雪が降りました。小雪(11月23日)の翌日にも大雪が降りましたが、今回は昼前に止んだのでそれほどにはなりませんでした。が、これはもう根雪かなあと諦めざるをえませんですな。


ちなみに雪の降り方は結構激しいものがありました。降雪中とその後晴れた時の比較画像をご覧下さい。おわかりただけただろうか…

そしてやっちまいました。初転倒です。今回は真っ直ぐ後ろに転んでしまって後頭部強打。一人バックドロップという奴でしょうか。今回分かったことがあります。どんなに気をつけていようと、冬用の靴を履いていようと、転ぶときは転ぶということ。だから諦めろとか備えをしてもムダということではありません。備えも警戒も必要なんですが、それでも転ぶ時は転んでしまうんです。出来ることは、転ぶ頻度を下げることだけでしょう。

ああ、消力(シャオリー)を習得したい。郭海皇に師事したい。範馬勇次郎でもいいんですが、あいつは人に者を教えるとかできそうにないし。

寝ている間に脳溢血かなんかでぽっくり逝くかもと思いましたが、何とか生きながらえたので本題に入りましょう。本日は好きなアニメキャラ、「がっこうぐらし!」から“めぐねえ”こと佐倉慈(めぐみ)先生です。

「がっこうぐらし!」の舞台となる私立巡ヶ丘学院高等学校国語教諭で、学園生活部の顧問を務めています。ゆきたち生徒からめぐねえと呼ばれる度に「佐倉先生でしょ?」と訂正を求めていますが、生徒達は全然言うことを聞いてくれません。

そのせいで生徒との距離が近すぎるとか教頭先生に注意されたりしていましたし、離れて暮らすママンからも教師に向いていないなんて言われていましたが、平時においては優しく生徒を思いやる、姉のように慕われるいい先生だったと思います。

ゾンビパンデミックが発生した当時は、ゆき、くるみ、りーさんと共に屋上にいたために辛くも生き残り、3人の生徒達との避難生活を主導しました。

1話の時点で普通に登場していましたが、1話終盤の驚きの展開から、実は正常さを失って現実を認識できなくなっていたゆきの妄想の中にのみ登場しているのではないかという疑惑が持ち上がり、本編中で生徒達を庇ってゾンビに殺害されていたことが判明します。

ちなみにゆきの妄想の中のめぐねえとくるみやりーさんの回想の中に登場するめぐねえは髪型が異なっていますが、これは事件後にめぐねえが髪を切ったのですが、その時点でゆきは幼児退行を起こしており、めぐねえの死そのものを受け入れることもできなかったため、あくまでゆきの妄想の中では平和なときのめぐねえ=髪の長いめぐねえということになっているのだと思われます。

巡ヶ丘学院高校は異様に高い自給自足能力を有していた、初期感染者用実験薬が備えられたいたなど、まるでゾンビパンデミックが起こることをあらかじめ想定していたかのような節が窺える謎の学校なのですが、めぐねえはあらかじめ校長から「緊急避難マニュアル」を渡されていました。

しかし、事件当初はめぐねえ自身も事態を完全に受け入れられず、見ずに放置していたという痛恨のミス。このマニュアルを早い段階で読んでいたなら、だいぶ対処方法は変わっていただろうし、めぐねえ自身も命を落とさずに済んだかも知れません。

3階と屋上からのゾンビの締め出し(籠城)に成功し、余裕が生まれた時点で、現実を受け入れられず塞ぎ込んでいたゆきを励ます意味も込め、りーさんと「私たちは自分の意志で学校で暮らしているのだ」とする「学園生活部」を立ち上げることを協議し、顧問になりました。かつては劣等生のゆきの補習を行ったり、くるみの恋バナの相手になったりしていためぐねえですが、りーさんとは接点があったかどうか。しかし、めぐねえとりーさんは非常に相性が良い関係だったように思われます。

学園生活部の立ち上げでゆきは元気になりましたが、反面幼児退行を引き起こしてしまうことになりました。そうした中、ようやく「緊急避難マニュアル」を開いためぐねえですが、時すでに遅し、ゆきたちに十分な対策処置を施すことは出来ない状況になっていました。平時には良い先生だっためぐねえは、非常事態では必ずしも良い先生だったとは言えません。原作者の海法紀光は「人間的にボンクラなんだけど、生徒目線に立ってくれる先生」「その裏側で、彼女がいい先生に見え続けるような誰かの凄い努力がある」と語っています。

ゾンビに殺害された後も、ゆきの妄想の中ではなお生者として振る舞い、幼児退行し狂気に陥ったゆきにさまざまな助言を行ったり、軽率な行動を取ろうとしたり危機に直面したりした場合に、対処方法を指示するなど、ゆきの良心とか理性を代弁する存在としてゆきを護り続けました。

しかし実際のめぐねえは、ゾンビに殺害された他の人々同様、自らもゾンビ化してしまいました。それでも完全にゾンビ化する前に、ゆきたちに危害を加えないようにと避難区画の地下2階へ行き、そこで完全にゾンビ化し、理性を失いながらも生前の行動を模倣していました(机に座って書き物をするなど)。

ノートは大半はミミズののたくりですが、一部に「りー」とか「ゆき」とか「くるみ」と読める文字もあります。ゾンビ犬となった太郎丸も一瞬ゆきを守るような行動をしていたし、ゾンビ化しても理性とか記憶が戻る瞬間があるのかも知れません。

しかしマニュアルを読んだことで避難区画にやってきたくるみと対峙することになるめぐねえ。スコップで幾多のゾンビ(かつての生徒や先生達)を葬ってきたくるみですが、さすがにめぐねえ相手には振り上げたスコップを降ろすことが出来ませんでした。

最期は関わりの薄いみーくんに倒されますが、その際はやけにあっさりと倒されているので、もしかしたら死を望んでいたのかも知れません。多分これまでの関わりからして、りーさんやゆきでもめぐねえには立ち向かえなかったでしょうから、みーくんしか引導を渡せる相手はいませんでした。

狂気のゆきの「遠足」提案と妄想めぐねえのサポートおかげでみーくんは学園生活部に合流することになりましたが、直接的な接点はなかったものの、結果的にはめぐねえは自分を殺してくれる人を求めてみーくんを救って加入させたとも言えますね。

CVは癒し声の女神・茅野愛衣。見た目も癒し系の彼女ですが、アニメとは無縁のリラクゼーション関連の仕事をしていた頃に、偶然見たアニメ「ARIA」がきっかけで「アニメでも人を癒せる」と考えるようになり、声優の道を志すようになったということです。いやあ、「ARIA」の良さに気づくとはお目が高い。

なお、「ご注文はうさぎですか??」にはココアの姉・モカとして登場し、チノをして、普段からお姉さんぶるココアが茶番としか思えないほどの「姉オーラ」を発していると言わしめ、チノを魅了しましたが、チノ役の水瀬いのりは「がっこうぐらし!」ではゆきを演じていたことから、悲劇的な別れをしたゆきとめぐねえが別の世界で幸せな再会を果たしたようにも思えまましたよ。

ごちうさ世界では思う存分きゃっきゃうふふをしたらいいさ。でも同じ芳文社系とはいってもごちうさ世界には惨劇を持ち込まないようにオナシャス!

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