好きなアニメキャラ(その65):若狭悠里(がっこうぐらし!)

札幌の今朝の最低気温は氷点下6.9度。二重サッシに、レースカーテンを諦めて代わりに装着した断熱カーテンライナー(もっぱら遮光目的でしたが)を持つ我が部屋ですが、流石に朝起きた時は薄ら寒く感じました。といっても室温は15度くらいありましけどね(てへぺろ)。寒いといえば夏の暑さ対策が主となっている内地の部屋の方が冬は寒いですよね。とはいえこの気温では、11月とはいえもはや秋とは呼べません。パーペキに冬到来です。

さて2015年夏季のお気に入りアニメキャラもそろそろ出尽くしてきましたので、掉尾を飾るべくいよいよ「がっこうぐらし!」から「りーさん」こと若狭悠里に登場してもらいましょう。

若狭悠里(以下「りーさん」)は私立巡ヶ丘学院高等学校の3年生。主要登場人物である学園生活部の4人のうち3人は3年生で、新加入の直樹美紀(みーくん)だけが2年生です。高齢化が進んだ部活で将来が心配ですな(笑)。

りーさんは学園生活部の部長ですが、学園生活部が出来る前、すなわち事件前は園芸部に所属していました。事件の発生時期がイマイチはっきりしていないのですが、制服が半袖であること、9話でプール開きをしていることなどから初夏ではないかと思われます。

部員全員から「りーさん」と呼ばれていますが、顧問の「めぐねえ」(佐倉慈)からは「悠里ちゃん」と呼ばれていました。

こげ茶色のストレートロングヘアーで、左耳の周りだけバレッタでまとめてアクセントをつけています。普段はニコ目ですが本来はツリ目気味で、左目の下に泣きぼくろがあります。

他のキャラが半袖の制服でいるところ、りーさんだけは大抵桜色のカーディガンを着用しています。もしや腕に刺青とか大きな傷でもと穿った見方をしましたが、9話の水着回では普通に素肌を見せてくれましたので、単に寒がりなのかも知れません。代謝が低い?

ですがその割りに発育は大変よろしく、身長が一番高く、なによりも胸のサイズがご立派です。この点に関してはくるみも小さくはないのですが、ゆきとみーくんは……「らき☆すた」の泉こなた理論(「貧乳はステータスだ!希少価値だ!」)を振りかざすしかなさそうですね。


あと下の画像を見るとめぐねえもなかなかのものをお持ちで。でもさすがにりーさん相手だとやや分が悪いですかね。りーさんが巨乳すぐるのだと思いますが。


家庭的でみんなのお姉さん的存在で。ゆき相手にはむしろお母さん的存在かも知れません。食事の用意や食材や電気(太陽光発電)の残量などを家計簿につけているなど、計画的な行動やリーダーシップは抜群です。左利きで字は極めて達筆です。書道とかやっていたのかも。

そんなりーさんも、くるみ相手だと比較的素の表情を見せていた気がします。3人時代の部活では、ゆきがダメダメな分、りーさんが「文」、くるみが「武」をもっぱら担っていたようです。みーくんがなじんでからは「文の」いい補佐役になったみたいですが。

部長らしく、慎重な性格で「念のために」と自分に言い聞かせながら最悪の事態に備えて行動する頼れる人ですが、突発的事故には少々弱いようです。あと悩みを吐露せずに溜め込むタイプのようで、一見平然としていながらその裡ではマグマが煮えたぎっているという休火山タイプです。「休火山」って、今は使わなくなった用語ですが 「活火山ではない」「活火山以外の火山」だと比喩的にはどうも…


普段はおっとりしてニコニコしていますが、その分怒らせると非常に怖いです。そこでツリ目が生きてきたりする訳ですが。怒りの沸点は本来低くはないのですが、度重なる異常事態とそれに自分がしっかりしなきゃという意識が高いせいで、物語が進むにつれて怒りの沸点が下がって行っているのがはっきりわかりました。もっと皆を頼ったり相談しても良かったのに……でも多分それができない性分なんでしょうね。平時ならそれでも充分対処出来る有能ガールなんですが、起きた事態があんまりといえばあんまりでした。


自分でもストレスを溜め込む性分であることは承知していたらしく、ゆきの提案に積極的に乗ったり、5話では訪れたショッピングモールで「だって私達、女の子でしょ?」と言ってにわかファッションショーに興じるなど、心のガス抜きは心がけていたようです。しかし、10話以降の急展開はそういう余裕が全くありませんでした。

アニメ最終回はとりあえず部員全員生存というニトロプラスとしては「甘~い!」展開で終わりましたが、ゾンビ化から生還したくるみの肉体の回復ぶりとともに、追い詰められすぎたりーさんの精神状態が本当に元に戻っているのか心配されます。

だって…狂気に陥っていたゆきにしか見えなかっためぐねえが最終回でりーさんに見えているんですよ。これが単に大空に死んだ友の笑顔が浮かぶといったマンガ・アニメ的表現手法であればいいのですが……私、気になります!第二期ではゆきに代わって壊れたりーさんが見られたりして。でもゆきでは正常化してもりーさんの代わりはとても務まらないZE。





りーさんと言えば笑顔も素敵ですが、一番好きなのは怯え顔。10話からは「りーさん怯え顔コレクション」と言いたくなるほどの素敵な表情を拝むことができました。二期もどんどん窮地に追いやって怯えさせて下さい。(まさに外道!!)

CVはM・A・O。女優の市道真央の声優活動の際の別名義です。1992年2月1日生まれで大阪府出身。2010年8月に週刊少年ジャンプの読者投稿コーナー「ジャン魂G!」の4代目アシスタントとして登場したのが芸能活動の始まりのようです。


2011年2月から2012年2月まで放送された「海賊戦隊ゴーカイジャー」にルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー(声) 役として出演し、変身後のゴーカイイエローのアフレコ経験から声の芝居に魅力を感じ、声優業に挑戦してみたいと思うようになりました。声優デビューは「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」のキラキラ役(2012年4月)でした。

声優名義が何故M・A・Oとなったかについては本人も詳しい理由は知らず、最初の作品で台本を受け取ったらそう書いてあったのだそうです。本人は顔文字みたいに見えると気に入っているとか。ニックネームは「まおっち」。


ショートムービー「みいことベル」では、駆け出しのシナリオライター「みいこ」を市道真央が演じ、とその飼い猫の「ベル」の声をM・A・Oが演じるということで、女優市道真央と声優M・A・Oの共演がなされました。一人二役とも言いますが。

2013年以降声優業も本格化していますが、出演作品と私の視聴作品との相性が悪くてですね…事実上、今回のりーさん役が初M・A・O遭遇でした。ぜひ今後「ガールフレンド(仮)」にでも出演して下さい。

最後にコラで来る月曜日を恐れるりーさん。ちょっと恐れすぎだよ(笑)。なお「がっこうぐらし!」からはめぐねえこと佐倉慈先生も紹介する予定です。

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