奇跡の戦士エヴァンゲリオン:岩男潤子が熱唱するサターン版「新世紀エヴァンゲリオン」挿入歌

こんにちは。今日は久々の最高気温20度超えで暖かな札幌です。半袖でウォーキングすれば良かったと思うほど。でも山の紅葉はどんどん進んでいて、藻岩山もまさに「秋は山装う」に。毎週土曜日は家飲みデーなんですが、ピロリ菌除菌のため本日は禁酒。投薬により、胃の調子が良くなってきたような気がしますが…気のせいかな?

ゲーソンの土曜日、本日は「新世紀エヴァンゲリオン」の挿入歌「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」を紹介したいと思います。節子それゲームとちがう、アニメや!と全国100万人の清治兄ちゃんが叫んだかもしれませんが、れっきとしたゲームタイトルなのです。放映後20年が経過した古典的名作ともいえる「新世紀エヴァンゲリオン」には派生ゲーム作品も数多ありますが、一番最初に制作されたのが同名の本作です。

「新世紀エヴァンゲリオン」は、セガサターン用アドベンチャーゲームとして1996年3月1日に発売されました。まだアニメが終了していない時期ですね。多分ゲーム制作中はまだ終盤のあの展開が見えていなかったと思います。

翌97年には続編にあたる「新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression」が発売されたことから、本作を主にアニメと区別するために「1st Impression」と呼ぶこともありますが、正式タイトルにはそういう名称は一切付いていません。2004年6月2日には、インタラクティブDVDとしてリメイク版が発売されています。

本作はテレビシリーズ第九話「瞬間、心、重ねて」と第拾話「マグマダイバー」の間の物語ということになっています。当初は第八話「アスカ、来日」と第九話の間の物語とされていましたが、第九話登場の使徒イスラフェル戦について言及されている事で訂正したようです。

使徒はテレビシリーズには登場しないオリジナルの使徒で、「死海文書に記述のないイレギュラー」らしいです。「2nd Impression」にもオリジナル使徒が登場しますが、そんなイレギュラーがぽんぽん出てきたら死海文書の信憑性に傷が付くじゃないですか。

ストーリーは主に「放浪編」「学校編」「戦闘編」の3つに分岐しますが、「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」は「学校編」に登場する「地球防衛バンド」の楽曲です。使徒の精神攻撃で記憶喪失になってしまったシンジは、鈴原トウジと相田ケンスケに押し切られ、洞木ヒカリをボーカルとした「地球防衛バンド」を結成し、文化祭に出ようということになりますが、その際演奏される劇中歌が「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」です。

作詞・作曲は相田ケンスケが行ったという設定で、洞木ヒカリが熱く歌い上げます。何しろヒカリの中に人は岩男潤子なので、歌唱力はバッチリ。さすが元セイントフォーだ(あ、黒歴史ですか?)。ただ、とても普通の女子中学生ヒカリが歌っているようには聞こえません。明らかにプロの仕業。

沈む夕日の中に
現れたイリュージョン
戦うために つくられた街
一つになった命
染まってゆくヴァイオレット
あためる勇気 希望にかえて

“リフトオフ”もうあとにはひけない運命(さだめ)
“プログナイフ”握り締め 倒せ使徒(てき)を 守れ夢を
未来を…

愛の力で進め
奇跡の戦士 その名は
エヴァン エヴァン エヴァンゲリオン

遠い夜明けの空に
誓い合った Heart and Soul
戦うための 強い決意を
一つになった心
あふれだすエネルギー
みなぎる力 平和のために

“初号機”発進 ネルフの指令
“パレットガン”握り締め 倒せ使徒(てき)を やぶれATフィールド
その手で…

愛の力で進め
奇跡の戦士 その名は
エヴァン エヴァン エヴァンゲリオン

うわー…本編の全然イメージ合ってねえ(笑)。こんな熱血アニメと違いますがな。でも中二病まっさかりのケンスケ作詞という設定だからこれでいいんでしょうね。

それでは聴いてみて下さい。まずはフルヴァージョン。もう歌声が全然中学生じゃないです。
ゲーム版のアニメを使用したもの。シンジがヒカリとキスしたり、シェーをしたりと無茶苦茶です。18話以降の展開が分かっていない状態で制作したのは間違いないですね。
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