記憶に残る一言(その46):ジョセフ・ジョースターとチンピラのセリフ(ジョジョの奇妙な冒険第二部「戦闘潮流」)

10月になりました。日本全国ザ・秋ともいうべき季節の到来な訳ですが、台風崩れの爆弾低気圧のせいで出川哲朗ばりに「ヤバイヨヤバイヨ」と天気予報が言っております。

北海道に来る頃には大抵の台風は弱っているのですが、こいつは台風から温帯低気圧になったのにまた元気になってやってくるという変わり種。困りますねえ、こういう奇行種は。

北日本では明日の午後一杯警戒が必要な様子。会社、休みにしてくれませんかね。

ここんところアニメ感想に気合い入れて過ぎたせいか疲れたので、今日は簡潔にやらせて下さい。本日は記憶に残る一言、「ジョジョの奇妙な冒険」から第二部「戦闘潮流」の主人公ジョナサン・ジョースターとチンピラのセリフです。

ニューヨークからメキシコにバイクでやって来たジョセフ。とある町に到着したところ、白人であるという理由だけで地元のチンピラ共に絡まれます。しかし相手が悪かった。ジョセフとチンピラの親分格の初対面の挨拶が今回の記憶に残る一言です。

どこがノックなんだこれの。そしてそれにも増してチンピラのリアクションが素晴らしい。「おっぱァアアーッ」てどういうリアクション芸なんでしょうか。地元で流行っていたのでしょうかね。

その後ジョセフは「おれの名はジョジョ!ニューヨークから来た!初対面でぶしつけだけどねェ~~~~
おめえーらッ!3分以内に食い物とガソリンもってこい!いいなッ!」。やけに手慣れた対応なのに、ジョセフはこうやってニューヨークからメキシコまでチンピラをパシリにして旅をしてきたのかもしれません。

アニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」ではなんとカットされてしまったこのセリフ。まあ確かに本筋とはまったく関係ない場面なので仕方ないのか。

元ネタは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」らしいです。主人公マーティーのパパン・ジョージの天敵であり、三部作全編を通じての悪役であるビフ・タネンのセリフらしいです。

こいつが現代(1985年)においてジョージの上司で、何かとジョージをなじるのですが、その際に頭をコツコツと叩きながら「Hello, hello, anybody home?」と言うのですがが、これは吹き替え版によっては「ハロー、もしもし、誰かいますか?」と訳されている(字幕ではもしもしが削られてますが)、これがそれらしいです。

これはジャンプで連載していた「太臓もて王サーガ」でのパロディ。極度のジョジョマニアの麻仁温子(まにあつこ=マニアっ子)に太臓が捕まったシーンです。チンピラの奇声、こっちの方が意味が通じるような気がします。

ファンの間では、ノックする際の台詞として使う者もいて、された時の返事は当然「おっぱァアアーッ」ということに。昔、ジョジョ好きの人にメールを送る際に表題を「ノックしてもしも~し」として送ったんですが、返事のタイトルは当然「おっぱァアアーッ」でした。

なおアニメ版ジョセフのCVは杉田智和ですが、アニメでこのセリフが省略されるのを知ってか知らずか、自身がキョン役で出演したアニメ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」においてアドリブでこのセリフを発していました。その時の音声がこれ。
正直全然気乗りしていない、なげやりな感じで言っているのでシーンには合っていない感じがしますが、ご参考まで。

杉田智和という声優は、漫画・アニメ・ゲームの豊富な知識を持っており(要するに重度のオタク)、それらのネタを盛り込んだマニアックなトークを展開することが多いので、ネタが分からない人には何を言っているのかさっぱり理解できませんが、分かる人には共感やツッコミを呼び非常に盛りあがるという人で、要するにこのブログの記事みたいな人ですね。

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