2015年夏季アニメの感想(その1):GATE 自衛隊 彼の地で、斯く戦えり

お久しぶりですこんばんわ。シルバーウィークに帰省をしておりました。少々お休みしますというメッセージも残さず大変失礼しました。そのシルバーウィークも今日で終了。もはや秋分の日なんですね。明日からは夜が長い期間ということになりますが、実際は太陽の上部が顔を出せば日の出、太陽が全て没して日の入りなので、太陽の直系分昼の部分が長いので、今年の場合は26日か27日位が昼夜半分となります。

さて、筑波嶺から北の大地に戻って早々に豊平川河川敷を歩いてきたので少々疲れてしまいました。そんな中夏季アニメも続々と最終回を迎えていますので、視聴アニメの感想など綴っていきたいと思います。あ、その前に更新も滞っていたというのに本日アクセスランキング5度目の1位(サブジャンル)となりました。更新しない方が順位良かったりして。

第一回目は「GATE 自衛隊 彼の地で、斯く戦えり」です。実は全く最終回らしからぬ終わり方をしていますが、それもそのはず、2016年1月から第二クール「炎龍編」を放映する予定だそうです。

そうか、だから土壇場で新キャラを登場させ、日笠陽子という大物を充ててるんですね。きっとこの人、ダークエルフのヤオ・ハー・デュッシは第二クールで大活躍でしょう。


今回はダークエルフの里が炎龍に襲撃されて壊滅状態ということで、唯一炎龍撃退の実績を持つ“緑の人”(自衛隊のこと)に炎龍討伐を依頼しに来ました。武人肌で実際強いようですが、言葉が全然通じないというまさかの展開にorz状態でした。話しかけてくるのはナンパ野郎ばかりで、片っ端から撃退していたら強盗と間違われたりして。

カツ丼で取り調べを受けるヤオさん(笑)。取りあえず美味しいから食べれば良いのに。彼の地(特地)の人もこちらの食事は大好きみたいだし。

ようようレレイの通訳を得て駐留部隊幹部に出撃要請ができましたが、非情にも返事は…

現在帝国と交戦中の自衛隊ですが、ヤオ達ダークエルフの住むシュワルツの森は他国領にあり、軍を出動させることは戦争行為になってしまうという。自衛隊幹部達も心情的には何とかしてやりたい気持ちはあるのですが、戦闘機、重砲、戦闘ヘリ、戦車に歩兵部隊が必要になるという見込みでは少数部隊の出動というわけには行きません。最終回のタイトルではありませんが、皆が「伊丹なら…」と言い出すようになってしまいました。伊丹二尉、ほとんどキャプテン翼状態です。そのこころは、彼さえいればなんとかなる。

もっともその伊丹は外交官と一緒に帝国に出張中で不在。いや、前日コンタクトのチャンスはあったんですが、ロゥリィの色仕掛けをヤオが図らずも邪魔したため、非暴力的な報復を受けてしまいました。ヤオは美人だしいい人らしいけど、ポンコツなとこがあるみたいですね。ひよっちはポンコツキャラが得意なのか。


ではヒロインの皆さんの現状。まず後半以降一気にヒロインチックになってきた帝国第三皇女のピニャ殿下。ボーゼスと一緒に日本に来たせいで、帝国と日本の国力の差を痛感。戦争継続は帝国滅亡直結であるとして講話を模索しています。日本もさっさと講話したいので利害は一致しているのですが、もともと帝国が一方的に攻め込んできているので、人的物的損害に対する賠償がネックでしょうね。


しかしそれよりも皇女を虜にしてしまったのはBL。それどころか直下の薔薇騎士団の面々にも伝染している模様。

この名セリフは真実だったのでしょうか?ボーゼス達薔薇騎士団の一部はアルヌス駐屯地に残って連絡役と日本後の習得に努めるようですが、本当の目的はBLの収集と翻訳ではないのか?アルヌスが乙女ロードになっちまうぜ。


ちなみに執事役は諜報担当らしいですが、「腐ってやがるッ…!」と「風の谷のナウシカ」のクワトロクロトワの名セリフをぶちかましていました。まあまあ、巨神兵より少女騎士の方がなんぼか可愛いか。

魔法使いのレレイは日本というかこちらの世界で習得した科学的知識を魔法に応用しようとしています。老師によればレレイによる魔法の飛躍的進歩は博士号取得レベルらしいです。

綾波チックで無口で無表情だったレレイですが、PCを入手してインターネットにも手を出してしまったようなので、今後はオタに堕ちていくのかもしれません。

不死身の亜神・ロゥリィは961歳の超BBAですが、不老不死で10代の容貌を維持しています。この人がいれば炎龍ともガチで戦える気がしますが、何しろ相手はデカイから単独ではダメージを与える前に逃げられてしまうかもしれませんね。

最近進境著しい種田梨沙が色惚け風のロゥリィを好演しています。歌も上手いしルックスも良くてイベントなどで重宝しそうないい声優さんですね。

アルヌスの町では警備を担当している模様。どんなならず者も亜神に逆らうバカはいません。そしてとなりにいるセイレーン娘のミューティーは前にイタリカを襲撃した敗残兵の生き残りの中にいて、伊丹に選ばれてアルヌスに連行された子ですね。釈放されて治安維持任務に就いていたとは。

そして番宣ラジオを伊丹(CV諏訪部順一)一緒にやっているテュカ(CV金元寿子)。Tシャツとジーンズがデフォルトで服装的には一番順応しているようでもあり、アルヌス共同生活組合でも明るく働いてるようですが…

炎龍襲撃により父を殺されたショックはなおも彼女を蝕んでいます。というか父の死を受け入れられず、夕方になると父を探してさまよい歩いています。父が生きていると思い込むパーソナリティ障害らしいです。

この人も165歳でこちらの常識ではいい年すぐるのですが、ハイエルフは極めて長命で事実上寿命がない(不老不死ではないので事件事故などで死ぬが、寿命で死んだ事例は確認されていないとか)らしいので、実年齢の十分の一程度(つまり16歳程度)と考えるべきなんでしょうね。

自衛隊の組織の描き方、日本での諸外国勢力の暗躍なども描かれていましたが、個人的にはあっちの世界(特地)をもっともっと描いて欲しいですね。第二クールは炎龍討伐がメインらしいのでそうなるといいな。ちなみに自衛隊員の視聴者も多いらしく、原作者が元自衛隊員ということもあり、自衛隊の描き方はしっかりしている模様です。あの自衛隊の火力に中世装備で立ち向かう帝国のみなさんこそいい面の皮で、中世レベルの兵器でロストテクノロジーの巨大ロボット(人馬兵)と戦わなければならなかった「機甲界ガリアン」冒頭みたいですな。

スポンサーサイト