視聴予定の2015年秋季アニメ:5本は決まってあと1~2本

9月11日から「さっぽろオータムフェスト2015」が始まっています。さっぽろ夏まつりが終わったのが8月20日で、わずか三週間でもう秋祭りということになります。節操がないというか観光依存というか…でも実際、秋の風情が立ちこめていることは確かなのですが。

それにしても間隔が狭いじゃないかと思ったら、オータムフェストは2008年から始まった歴史の浅いイベントなんですね。“石狩川流域をはじめ北海道全域の農産物、秋の海産物を集めて、生産者や料理人、醸造者などの作り手の顔が見えてくるぬくもりあふれる祭であり、その旨い食べ方を知っている市民、そしてここを訪れる方々がこの街の生活を祝う祭です”ということです。10月4日まで開催しているので、観光に訪れる方はぜひ立ち寄ってみて下さい。

そんなわけですっかり秋めいてきているので、そろそろ視聴する秋季アニメを決めようと思いますよ。例によって膨大な数の作品が始まりますが、さあ何を見ましょうか?
① 終わりのセラフ2期

春季に1期を見ているので当然視聴継続です。ヒロイン(と私は思っている)柊シノアを「好きなアニメキャラ」でまだ取り上げていないのも、第2期があるためです。

新宿攻防戦にて、優一郎はミカエラと再会を果たした。しかし、ミカエラはその身を吸血鬼へと変貌させていた…。「家族」を救うため、仲間を守るため、知識と力を求める優一郎は、吸血鬼を人間に戻す方法を模索すると同時に、鬼呪装備の訓練に邁進する。一方、グレンは暮人に呼び出しを受け、衝撃の事実を告げられる。「1か月後、吸血鬼の本隊が東京に攻めてくる」。暮人は吸血鬼に対し先手を打つため、グレンに名古屋へ赴くことを命令。貴族殲滅作戦の火蓋が切って落とされる!!

ということで、「名古屋決戦編」と銘打たれています。エビフリャーとかひつまぶしとか味噌かつとかきしめんとかういろうが飛び交うのでしょうか。何気に「あんバタサンド」も傑作ですよね。

② 終物語

秋のせいかやたら終わりますね。小説会の永野護とでもいうべきカルト的人気を持つ西尾維新の「〈物語〉シリーズ」の一編です。ファーストシーズン(「化物語」「傷物語」「偽物語」「猫物語(黒)」)、セカンドシーズン(「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」)に続くファイナルシーズン(「憑物語」「暦物語」「終物語」「続・終物語」)の一作です。

ファーストシーズンはシリーズの発端である「傷物語」がまだ映像化されていません。劇場用アニメ映画になるらしいのですが、一体いつ公開するのか未だ定かではありません。セカンドシーズンは全てアニメ化されており、ファイナルシーズンも「憑物語」が放映済みです。流れでいくと「暦物語」なんですが、これは作中での一年を振り返る短編集ということでとりあえずパスした模様。アニメ化の企画はあるそうです。

ヒロインは男になったり女になったり忙しい謎のキャラ・忍野扇が主人公となるようです。「終物語」の原作は上中下と3巻あって長いストーリーですが、プロデューサーによると、1クールで上巻と中巻をアニメ化するとのことで、下巻分は“coming soon”になるらしいです。

忍野扇は阿良々木暦が生み出した、自分自身に対する負い目、引け目、罪悪感、欺瞞といったものに対する自己批判が具現化した怪異なのだそうで、男性版扇は神原駿河が自らの自制心の権化として産んだ怪異なんだそうです。暦は吸血鬼、駿河はレイニーデビルと彼ら自身が怪異みたいなものですが、怪異が怪異を生むんですね。

③ ご注文はうさぎですか??

これも2期で、「?」が一つ増えました。私の心の潤いや癒し成分になるアニメを「ごちうさ」枠と呼んでいますが、遂に本家が再登場してくれました。

本作に関しては「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」という流行語がありますが、第1期の傑作OP「Daydream café」の歌詞「こころぴょんぴょん」という言葉と、ネットの一部で有名なコピペから派生した「あぁ^~、○○なんじゃぁ^~」という言い回しが合体して発生したものだそうです。

「あぁ^~、○○なんじゃぁ^~」の方はごちうさとは何の関連もない、無茶苦茶下品なコピペに由来しているものなので見ない方が吉だと思いますが、どうしても見たいという方は(http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%89%E6%85%8B%E7%B3%9E%E8%A6%AA%E7%88%B6)をどうぞ。決してお勧めはしませんが…

ストーリーというほどのものもないのですが、とりあえず可愛い女の子達がきゃっきゃうふふしているのを見て心を浄化させましょう。この作品だけは「がっこうぐらし!」みたいな展開にならずに全員平和で幸せに暮らして欲しいものです。

④ 北斗の拳 イチゴ味

やるんだ、この作品(笑)。原作は読んでますが。なんとサウザーは巨匠・銀河万丈が演じるらしいです。これは絶対見なければなるまい。でも5分ものみたいですね。

なぜかリンまで男性声優が演じる中、唯一の女性にして北斗南斗のヒロイン・ユリアは皆口裕子が演じるということで、それだけでも見る価値があるというものですな。皆がイチゴを持っている中、銀河万丈がカレーを持っているのは、サウザーの大好物だからです。

原作者達が怒って苦情を言っているらしいですが…いいですね、こういうノリ。ターバンのガキも活躍させてね。

⑤ ワンパンマン

タイトルからして思いっきり「それゆけ!アンパンマン」のパクリなんですけど……え?無断で流用しただけ!?!S野K二郎かッッ!!

趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。彼は3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れた。だが、あまりに強くなりすぎてしまったゆえに、どんな強敵が相手でもワンパンチで決着がついてしまう。「圧倒的な力ってのは、つまらないもんだ」そんな平熱系最強ヒーローの前に、今日も新たな敵が現れる。今日こそ本気が出せるのか!?

ということで、どれほどの特訓かは知りませんが、たった3年で無敵になられてしまっては愚地独歩や渋川剛気や郭海皇が号泣するというものです。そもそも自覚がなかっただけで最初から強かったんじゃないの?範馬勇次郎みたく。

本作にはヒーロー協会に所属しているプロヒーローというのが存在しており、それ以外はいくら善意や正義感で怪人を倒し人を救いヒーローを名乗ろうとも妄言を吐く変人扱いされ、白い目で見られる風潮にあるのだそうです。ヒーローはC級B級A級S級に分類されており(幽遊白書の妖怪みたいですな)、A級ヒーローが多くのヒーローの最終目標で、一般人の知名度および社会的影響度も高いヒーロー、S級ヒーローは軍の一個師団並みの戦闘力を持っており、強さはおよそ災害レベル(危険度は下から狼、虎、鬼、竜、神の順)の鬼〜竜クラスに対処できる程ですが、曲者揃いで協調性は低いそうです。

S級2位で事実上最強(1位は未登場)のヒーロー戦慄のタツマキを悠木碧が、その妹でB級1位の地獄のフブキ(戦慄のタツマキの妹で能力がタツマキには及ばないため、長い間B級1位を守り続け、B級ヒーローを束ねて「フブキ組」という派閥を結成している)を早見沙織が演じています。悠木碧は「終わりのセラフ」のクルルといい、ちっちゃいけどやたら強いというキャラを演じていますね。

これで5作。5分ものもあるので、あと1~2本は視聴したいのですが、候補としてはまず中二病枠で……「落第騎士の英雄譚」

そして「対魔導学園35試験小隊」

そしてミステリー枠(そんなんあったんか?)で…… 「すべてがFになる」

さらに「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」

このあたりからかな、と思っているのですが、他にお勧めがあったならッッ、ぜひッ教えて頂きたいと思うのですッッ(なぜに刃牙調)
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