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ファイブスター物語13巻(その4):印象に残った初登場キャラ


黄昏の札幌

 “秋は夕暮れ”と清少納言先生はおっしゃいました。なにしろ古典の大家の主張ですので、“夕焼け”は夏の季語ですが、“夕暮れ”は秋の季語ということにして欲しいですね。それにしてもホント、日の暮れるのが早くなってきたものです。

MHとGTM

 本日はファイブスター物語13巻の最終回です。知らない人には呪文を呟いているかのような話で恐縮ですが、その他の話も知らない人にはやはり呪文に近いかも。呪文ブログに名前を変えないといかんでしょうか。本日は13巻初登場で印象に残ったキャラについてです。女性が多いのは仕方がない(笑)。とりあえず登場順に紹介していきましょう。

 ① エルディアイ・ツバンツヒ

ツバンツヒ

 AD世紀超帝國時代に結成された科学者組織であるシステム・カリギュラで製作されたという超帝國の騎士であり、様々な能力を持つ重合人間(ポリメリゼーション・キャスター)です。GTMガーランドでもあり、そっちでは「ストーイ・ワーナー博士」の名で知られています。

ツバンツヒその2

 年齢は4,000歳以上と、本作においても数少ないアマテラスより年上の人物です。魔導大戦に出現するとされる「ショウメ」という生物を探していますが、モラードから「ショウメ」は現時点で出現していないことを知らされます。

ツバンツヒ初登場時

 見た目はアレですが、言っていることはけっこうまともです。この先色々あってミラージュ騎士入りするらしいです。ミラージュ入りしてからの通称「スペック」は、長年ガーランドを続けているため、あらゆる兵器の性能に精通している事に由来するそうです。

湖のオーハイネ

 相棒のファティマは「湖のオーハイネ」。おお、貴重なフローレスじゃないか!剣聖ヘリデ・サヤステのパートナーだったらしいですわよ、奥様!

 ② ノルガン・ジークボゥ

ジークボゥ

 メサ・ルミナス学園に在籍する高校生で、ちゃあ・てぃ(ワスチャ・コーダンテ)の後輩です。ちゃあのことが好きらしく、ヨーンの身を案じてハスハ入りしたちゃあ(と桜子)を心配してミノグシアにやって来ました。フラウ・ボゥとは無関係?(当たり前だ)

ジークボゥその2

 通称「ブラック・プリンス」で、その正体はフィルモア帝国王家ブラウ・フィルモア家の女王璃里の息子です。現在はある理由によりフィルモア帝国に追われる立場にあり、何度か暗殺されかけてもいるそうです。クラーケンベールの話からするに、かつて現フィルモア皇帝ダイ・グと共に暮らし、幼少の頃に共に剣聖カイエンに立ち会いを挑んで破れたそうです。

妹の茄里

 どうも妹で第一皇女と呼ばれる茄里が兄を殺しに来る気配です。結局はすったもんだの挙げ句和解したり共闘したりするんでしょうが(FSSはそんなんばっか)

ナイトマスターの紋章

 カイエンに一緒に挑んで破れたといえば、クリスとユーゾッタもそうでしたが、剣聖に挑んで生き残れれば天位が貰えるらしいところ、ジークは天位だけでなくナイトマスターの称号も貰っている模様です。ナイトナスターは、心・技・体のいずれの面においても他者を圧倒し、騎士の中の騎士として万人に認められる強さをもつ者に与えられる称号で、剣聖ないし剣聖が自身と同等の強さをもつと認めた者であることが、この称号の取得条件ということで、であれば天位より貴重ですね。ナイトマスターの授与権は剣聖自身に委ねられており、他者に授与した後もその称号を保有し続けられるということで、剣聖という称号とは明確に異なるっています。剣聖がワンオフ物のトロフィーや優勝旗だとすれば、ナイトマスターは「免許皆伝」みたいなものか。ダイ・グ、クリス、ユーゾッタは天位だけしか与えられていないので、ジークボゥはそれ以上の強さなのかも知れませんね。

ヨーン

 後にダイ・グからフィルモア皇帝の座を引き継ぐらしいです。それにしてもルミナス学園、ヨーン(天位騎士)、桜子(AFガーランド)、そしてちゃあ(実質AKD皇位継承権第一位)とジークボゥ(フィルモア帝国皇帝)と凄まじい顔ぶれが揃った高校ですな。

 ③ ジークママン(璃里・ブラウ・フィルモア)

璃里さん初登場

 小悪魔アゲハ風のぶっとびコギャルファッションで登場して実の息子にも気づかれなかった恐ろしいママン。一体年はいくつだ?今回一番インパクトのあったキャラです。

女王陛下

 正体は初代皇帝サイレンの兄から続くブラウ・フィルモア家の女王にしてフィルモア帝国元老院「円卓の騎士(サクリファイス)」です。帝国の筆頭王家の長であり、フィルモア帝国皇帝とはまた別の頂点にいる人物で、格からいえばレーダー8世やダイ・グよりも遥かに尊い血筋のようです。とにかくこの表情の落差に驚きです。

ジークママン璃里

 帝国そのものを守る役を担っているため表には出てこないそうでうすが、バルバロッサ王同様、現在異常事態なので初登場。ま、FSSの世界は常に異常事態みたいなものですがね。かつて剣聖慧茄に3度戦いを挑んで敗退していますが、慧茄と強天位騎士だったアビエン・ヒートサイが現役を退いている現在、帝国の騎士としては最強らしいです。この一人ファッションショーは中々見物なのでサムネイルを大きくして見て下さい。

璃里さん

 ジークボゥに対しては、まるで恋をしているような状態で、狂気をはらんだ愛情を抱いています。ママンがこんなに若くて綺麗ではヤバい間違いも起きそうですが、古代の王族では近親婚はむしろ血統を薄めないので良かったらしいですよ(エジプトとかね)。

 ④ ナルミ・アイデルマ

ナルミ支隊長

 今回は最終版にちらっと出ただけですが、AP騎士団ツラック隊の支隊長です。ツラック隊はAP騎士団を構成する12支隊のひとつで、第10騎士団とも呼ばれます。使用GTMはバーガ・ハリ・KK。北部に防衛戦を敷いて戦い、登場時はすっかり損耗して故障一歩手前という状態ですが、例の馬鹿夫婦と遭遇したことにより、星団史に残る活躍を見せることになるんだそうです。まあ奴がいればGTMの整備は万全、稼働率も無茶苦茶あがるでしょうからね。

ツラック隊

 もともと彼女は特別に強い騎士という訳ではなく、支隊長と副支隊長が戦死してしまったために、最古参ということで支隊長を務めることになってしまったようです。

ファナティック・ラキシス
 
 9年以上の歳月と1300円という高額投資を回収しようと4回もやってしまいましたが、FSS13巻についてはこれにて終了。今後数年間は「ええい!14巻はまだか!」とは言わないことでしょう。それにしてもFSSのフィギュア作っている人とかは大変なんでしょうね。GTMも作るのかな?(人事)

 
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