ファイブスター物語13巻(その2):13巻各話紹介PART1

健康診断終わりました。もちろん結果はこれからなんですが、学生時代の定期試験が終わった直後のような開放感というかすがすがしさがありますね。とりあえず視力は両眼1.5(矯正視力ですが、老眼じゃなかろうか?)、血圧は116/75でした。おっさんの誰もが高血圧だと思うなよ!減塩?なにそれおいしいの?やはり土日運動がいいんでしょうかね。疲れるけど、とりあえず雪が降るまで継続しましょう。

それでは昨日の続きでファイブスター物語13巻です。本日は各話の感想など。今回はFSSを知らない人にはさっぱり判らない内容となっていますことをあらかじめお知らせしておきます。興味のない人はパスして下さい。

さて11巻以降第6話「魔ジェスティック・スタンド(魔導大戦)」が継続しているんですが、昨日述べたとおり、13巻は「花の詩女 ゴティックメード」による新設定となっており、第6話のタイトルも「時の詩女(とわのうため)」に変更されています。パート1「44分間の奇蹟〜ハスハ陥落」、パート2「SMOKE WALLS」に続くパート3なのですが、区切りも変更されてアクト3になっています。
ステージ1「黒騎士 ダッカス・ザ・ブラックナイト」

黒騎士デコース・ワイズメル率いるバッハトマ魔導帝国の奇襲部隊がハスハント西部のノウランを攻撃してきます。ノウランにはシュマイス率いるスキーン隊が駐留していたのですが、完全に意表を突かれてGTM6機もの損害を出した上に撤退を余儀なくされます。12巻で「ノウランは私にお任せ下さい」と言っていたわりに脆いですが、おそらく泉興京巴率いる忍者部隊の暗躍もあったのでしょう。

本巻からファティマがGTMを遠隔操作できるようになりました。だったらGTMには騎士だけ乗ってれば余計な損害が出なくていいんじゃないかと思いますが、やはりタイムラグとか発生するのかも知れませんね。

戦闘後、デコースがエストと会話していますが、以前のきつい物言いは影を潜め、ブラックナイトの経年劣化について意見を求めています。そしてしばらくは大規模戦闘がないと判断してブラックナイトのオーバーホールとエストのフル・メンテナンスを決定。丸くなったなデコース。エストの魔性に取り込まれたんじゃないか?エストに言わせれば戦闘後はよくしゃべってくれるんだそうなので、戦闘中は以前みたいに罵倒しまくっていたのかも知れませんが。

ハスハに侵攻して以降、デコースからは狂気が消えましたね。騎士団長として、そして戦闘指揮官として実に立派な立ち居振る舞いになったといいましょうか。これは自分の居場所が見つかったというべきなんでしょうかね。きっとバッハトマでは周囲から尊敬されているに違いない。本意かどうかは知らないけど。1巻きじゃただの変態みたいだったのに。

そして後に「背徳者」と呼ばれるらしいジィッド。銀騎士団長に大出世しています。以前褒美に貰った剣聖カイエンのシュペルターはGTMデムザンバラという妙な名前になってしまいましたが、彼の強さは本物みたいです。

でもファティマのニナリスとは相性が良くない様子でイジメ入っちゃってます。ニナリスは大人びてて生真面目なので、性格が“小僧”のジィッドからは面白味がないようですね。それにしてもバッハトマは新興だけあって騎士団も砕けまくっていて楽しそう。

そして顔だけカイエン似のアララギ・ハイトも登場。ファティマもそっぽを向く最底辺の騎士ですが、バッハトマに拾って貰いました。職業に貴賤なし、されど職業内に貴賤ありってことで、一流がいれば三流もいるのはどの世界も同じということです。

でもデコースは何か感じるとろこがあったらしく、オーバーホールに赴くエストの護衛を命じました。かつてクローソーを登場させたいが故にクリソツのメル・リンスというキャラを生み出したセンセなので、カイエンも登場させたかったのか?
ステージ2-1「ダーク・ビジター」

エストのフル・メンテナンス先はミース・シルバーの屋敷ということですが、やけに良いところに住んでいます。エストの生みの親であるモラードも来るということですが、ミースと会ったハイトは一目で恋に落ちています。ファティマよりキレイとかって、あっちの世界じゃ殺し文句じゃないのかでしょうかね?こっちの世界でいえばスーパーモデルよりキレイとか言っているようなもんじゃん。しかしあれだけ好きだったカイエン似のはずのハイトに特に惹かれないミース。どういうことだオイ。

ミースも初登場が4巻ですから結構古いキャラになりましたね。まさかあの小娘がバランシェ家を継いでファティマ・マイト(いまじゃAFガーランド)になるとはあの時誰も思わなかったでしょう。ところでマキシはまだ生んでないのかね?あっちは寿命も3倍くらい長いけど、その分妊娠期間や成人するまでの期間も長いようです。

そしてモラードだけでなく、コークス、ジンク、桜子と続々やってくるAFガーランド達。何だ何事だこれは。それにしても桜子…「プロムナード」では“クィーン”キルスティン・スターとして登場しますが、背の高さが全然違うぜ。チビで貧乳ってのはあっちの世界でも希少価値なんでしょうか。

そしてGTMマーク2で絵的にはど派手に、実際にはステルスモードでひっそりと出現した黒い影。こいつがタイトルのブラック・ビジターなんですが、ツバンツヒと名乗ります。zwanzig…ドイツ語で20ですが…なんと又の名をストーイ・ワーナーなんだと。それは「破裂の人形」とかフェードラ(今はGTMアルタイ?)を設計した遥か昔のGTMガーランドなんですが、今より文明が発展していた超帝国時代の人間らしいです。ガーランドにして騎士って凄いなそれ。

ついでに屋敷前で出会ったハイトを瞬殺していますが、ファティマでも避けられるという攻撃に、あっさり直撃を許してしまうハイト。このレベルの騎士になるぐらいなら、普通の人間の方がいいかも。同業者が全員自分より優秀って、かなり辛いことでしょうね。

そして錚々たるガーランド達が集まった議題は、カイエンのファティマだった、そして史上初のファティマ・フォーカスライトでもあるアウクソーの処理問題でした。ファティマとしては完全に壊れてしまったので星団法的には廃棄するしかないのですが、ガーランド達の相違は「残せ」でした。
ステージ2-2「モナーク・セイクレッド」

星団歴56億7千万年という無茶苦茶未来の話。弥勒菩薩が出現するぜ。炎の女皇帝ナインが登場。ここでの光のタイ・フォンとの会話をムグミカが夢で見たという話です。そしてモラードはムグミカからこの話を聴いたことで、ファティマ・タワーの制作を決意したという。

タワーはモラードの持つ全ての技術を注ぎ込み、ストーイ・ワーナー(ツバンツヒ)も関わり、3100年頃にファティマであり騎士でもある最強の存在として完成することになっています。まだ70年位先の話ですね。。ファティマなのにミラージュ・ナイトにもなり、アトロポス・ラキシス・クローソーに匹敵する能力を持つということなので、厳密にはファティマではなく女神の部類でしょう。
ステージ2-3「プロムナード3」

また始まったぞ「プロムナード」。ということでAKD皇位継承順位2位の超重要人物ワスチャ・コーダンテが女子高生ちゃあ・てぃとしてみたび登場。

そして後輩のジークという高校生も登場。こいつも正体も実は凄い。彼ら二人がメヨーヨ朝廷の大帝・クラーケンベールに遭遇します。12巻での戦いでメヨーヨの筆頭騎士にして天位騎士のクライマー・パイドルに勝った(あれは勝ったということでいいのか?)ということでちゃあに注目した模様。してそして何といきなりプロポーズされるちゃあ。

事実上メヨーヨ朝廷、AKD、フィルモア帝国の参加国首脳会談なんですが、ちゃあの「三人はケンカしない」という言葉が重要な意味を持つ模様。よくわからんけど。その後出現したジークのママンについては面白すぎるのでまた後日語ります。他にシトロン・メナーとか新キャラ続々のステージでした。

まだ半分も行っていないのですが、長いのでまた次回やります。

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