みつめて:聞きながら感慨に浸れる「みつめてナイト」ED

昨日は豊平川で花火大会がありまして、私のアパートの部屋のベランダが特等席になることが判明しました。先週は隅田川花火大会があったようですが、これ関西でもそうだったんですが、北海道でもテレビ東京系で中継してくれないんですよね。関東ローカルということなんでしょうが、大きな花火大会だし花火を見ながらだと酒もうまいのでぜひ放映して欲しいところなんですが。いや、どこの花火大会でもいい、もっと中継しろ。

ま、その代わりに涼しい夜風の中、至近距離で生花火を堪能させて貰いました。なんで去年は見なかったのかと言えば、その頃に帰省していたからですね。今年はくそ暑い真夏の筑波嶺に帰る愚を悟って秋まで帰りません。

ゲーソンの土曜日なので道央旅行記はちょっとお休みして、本日は「みつめてナイト」の主題歌「みつめて」を紹介しましょう。「みつめてナイト」は1998(平成10)年3月19日に発売されたPS用恋愛シミュレーションゲームです。ゲーム本編については当ブログ最初期の2012年6月9日に記事(http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-30.html)を書いております。

「サクラ大戦」シリーズのレッドカンパニー(現:レッド・エンタテインメント)と「ときめきメモリアル」シリーズのコナミによる共同開発ということで、大いに期待されたのですが、売り上げは16万本程度と「サクラ大戦」にも「ときめきメモリアル」にも惨敗する結果となりました。「週刊ファミ通」で高く評価されて殿堂入りしているなど、面白くないわけではなかったのですがね。私も好きでした。

続編も期待していたのですが、「みつめてナイトR 大冒険編」という作品は発売されましたが、RPGになってしまったほか、「みつめてナイト」とストーリー上の繋がりもなく、同じキャラを使った別物の作品となってしまいました。

戦争中の中世世界という独特の世界観のせいもあって、主人公の選択次第でヒロインが事件事故で死んだり再起不能になったり、別の要因で二度と登場してこなくなったりと実にシビアなゲームシステムでした。また相思相愛状態にも関わらず、エンディングで最後の最後に相手の告白を断ることも可能という意味不明なチョイスが可能でした。

どうあっても結ばれないアンとの悲恋という理不尽もあったり(せめて難易度が高くとも回避ルートを作って欲しかった)、正体は相棒の妖精ピコだったというキャラがいて、そもそもピコ自体、主人公の孤独からの淋しさが生んだ空想の具現化だったりするという壮絶なオチもあったりと実に印象深い本作ですが、アンを除くヒロインとハッピーエンドを迎えると流れるのが「みつめて」です。

「みつめて」は作詞:広井王子、作曲:村井聖夜、編曲:入江純、そして歌はメインヒロインのソフィア(CV小西寛子)となっています。小西寛子は1995年から2000年頃まで声優として活躍していましたが、以後消息不明となり、近年再び活動を開始しているようですが、どうもその……私のついていけない方面に行ってしまわれたようなので、これ以上の言及は避けたいと思います。

みつめられると女の子は
かわいくなるってウワサ知っている?
こんなに胸がふくらむのは
あなたの匂いが近いからなの

みつめられたい そんな夜は
あなたに 会いたくて
会いたくて
こころが走り出す

夢をつなげてゆけば 明日が見えると
あなたは教えてくれた
(Thank you for your everything)

わたしの夢は
あなたのために かわいくなること
それがわたしの夢だと言ったら
きっと あなたは 笑うのかしら

みつめられると女の子は
きれいになるってウワサ知っている?
こんなに胸がふるえるのは
あなたの笑顔に会えるからなの

みつめられたい そんな夜は
あなたに 会いたくて
会いたくて
こころが走り出す

なにも言わないことが 真実(ほんと)なのだと
あなたは教えてくれた
(Thank you for your everything)

私の真実(ほんと)
あなたのために きれいになると
それがわたし小さなおねがい
だから あなた 笑わないでね

合間合間の画像は「みつめてナイト」外道選択肢集です。選んだらどうなるかは…お判りですね?しかしよく感がえますよね。

それでは聴いてみて下さい。ゲーム関連画像が豊富なフルバージョン。UP主は只者じゃないですね。
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