2015夏季アニメ序盤の感想(その2):「六花の勇者」と「赤髪の白雪姫」

大暑を過ぎるとさすがに暑いですね。今日は土用丑の日ということで、ウナギの大量殺戮が行われていますが、今年は土用の間に丑の日が二回来て、本日が一の丑、8月5日が二の丑となります。ウナギは好きですが…この前う巻きを食べたので良しとしましょう。

さて本日は夏季アニメ序盤の感想の2回目。「六花の勇者」と「赤髪の白雪姫」を取り上げます。まずは「六花の勇者」。

実は次回の4話が「勇者集結」というタイトルなので、7人(偽物含む)揃うのだろうと思われますが、3話「六花殺しの少女」の時点では4人しか登場していません。

「火薬の聖者」を名乗るフレミー・スピッドロウと遭遇した「地上最強の男」アドレット・マイア。ただし「地上最強の男」は自称に過ぎず、他人からは「卑劣戦士」と呼ばれている模様(笑)。


つまりはこういうことか。カーズ様。はたまた最凶死刑囚の皆さんレベル。ただし本当に「地上最強の男」なら、範馬勇次郎のごとく自分で喧伝せずとも誰もが認めてくれると思いますが。あ、失礼。彼は「地上最強の生物」でしたっけ。

フレミーは隻眼?それとも銃の照準かなんかの理由で片目を眼帯で隠しています。何とこの人、凶魔と人間のハーフなんだそうです。ママンはどっち?ママンが人間なら、エロゲーによくある「異種姦」が考えられますが、ママンが凶魔だとするとあんな化け物相手におっ立つのか(まあ下品)心配になります。


だって凶魔ってこんな連中ですよ?それともサキュバス型の凶魔とかもいるんでしょうかね。まあゲームでは女性魔族はなかなかにいけそうなキャラ登場しますからね。ラングリッサーⅣのリスティルくらいなら余裕でいけそうです。

そうそう、ラングリッサーといえば「Ⅱ」には魔族(♂)と人間(♀)のハーフのソニアという女の子がいましたっけ。魔族と凶魔を一緒にしていいのかわかりませんが、案外いけますな、半魔の女の子は。

一方、置いてけぼりを喰らったうさ耳姫・ナッシュタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラは部下のゴルドフ・アウオーラと合流します。

ナッシュタニアは「刃の聖者」。ピエナ王国第一王女にして王国最強の剣士です。虚空から刃を召喚することが出来るので接近戦より中距離戦の方が得意かも。それはもしや…む、無限の剣製…

ゴルドフはピエナ王国軍黒角騎士団の騎士で、弱冠16歳ながら王国最強の槍戦士だそうです。ナッシュタニアも勝てないということなのでピエナ最強は彼と言うことに。まあ槍と剣では槍に分があるというのはセオリーですが、ナッシェタニアには強い忠誠を誓っているので彼女的には問題ないでしょう。

そのゴルドフの情報により、六花の勇者候補を暗殺している者がいることが判明。そしてそれがフレミーであることも。

それを知らない脳天気な「地上最強の男(笑)」アドレットはオレが守ってやるとか言っていますが、二組が遭遇するやいやな始まる殺し合い。もうすぐ魔神が復活しかかっている魔哭領だというのに。でもまあ、勇者候補を殺しまくった女だとわかればそりゃあ抹殺にかかりますよね。


必死に止めるアドレット。まあ次回には終息するでしょう。でもフレミーが勇者候補を殺したおかげで勇者になれたのかも知れないんですよ、「地上最強の男(笑)」は。あ、そうか、だから必死に庇う理由があるのか。


ちなみに魔哭領は小さな半島ですが、付け根部分を封鎖しすれば、大陸に出張っている多くの凶魔は魔哭領に戻れず、六花の勇者は邪魔されることなく魔神を倒せるということで、「霧幻結界」を張るプロジェクトが発動しています。首尾良く結界が張れればそれはそれは楽になるのでしょうが…偽勇者がいるということは、そんなものを放置しておくはずがないと思いますが?

ちなにみ偽物予想です。まず容疑者①は探偵役を務めるらしいアドレット。「犯人はヤス」のアレですよ。自分で「地上最強の男」と言うわりに対して強そうではないし、なんで勇者になったのか謎な感じがします。勇者にならねば、地上最強の男でなければという脅迫観念に囚われているのだとすると、彼をそのようにした黒幕がいて、彼は自分でも偽者と気づいていないのかも。師匠のアトロ・スパイカーが怪しい。

続いて容疑者②はうさ耳姫ナッシュタニア。偽物とは思えないところが怪しい。フレミーなんかは登場キャラに疑われまくると思いますが、多分シロではないかと。しかしナッシュタニアがクロだった場合、ゴルドフはどうするんでしょうか。それでもゴルドフがナッシュタニアを庇うようなら、六花の勇者は二派に別れて殺し合ったりして。それはそれでまた凄惨でいいですけどね。

続いて「赤髪の白雪姫」。今季唯一のはやみん(早見沙織)主演作ということで、深刻なはやみんボイス日照りに苦しむ私のオアシスです。


生まれつき赤い林檎のような美しい髪を持ったというだけで、様々な苦難に遭遇する18歳の少女白雪。生まれたタンバルン王国を出奔して隣国のクラリネス王国に住むようになりました。言葉とか大丈夫なんでしょうか?

そういえばこの世界、色んな名前が溢れていて、白雪の他、ミツヒデとか木々(きき)といった和風の名前の人が結構います。どういう世界観なんでしょうか。



しかし白雪には災難が続きます。1話ではタンバルンのバカ王子に赤髪が珍しいからと無理矢理愛妾にされそうになり、2話では元貴族赤髪が珍しいから高く売れそうだということで拉致されたり(営利誘拐ですな)、3話では王子と庶民(白雪)の交際を疎ましく思うクラリネスのハルカ侯爵に「卑しい色だ」とディスられた上に、矢を射かけられたり剣を向けられたり。

全部白雪の髪が赤いせいなのです。タンバルンを出る際にロングヘアをばっさり切ってショートになってしまっていますが、まだ足りんらしので、いっそYou、アイコニックになっちまえyo!と言いたくなりますが。可愛いことは可愛いけど、妾にするとか売り飛ばすというほどの色気はないと思うのですが。


元々薬事を学んでいてタンバルンでも薬局をやっていた白雪は、いよいよ本格的に薬剤師の道を進むことに決め、ゼンと一緒にいられるよう宮廷薬剤師を志望することにしました。

自分の行くべき道を自ら選んで進もうとする自立した女性である白雪と、その生き方に好感を持ったクラリネスの第二王子ゼンの恋ということになるんでしょうね。

毎回ピンチになっては毎回ハッピーエンドなのだろうかこの話?そろそろ狙われる系以外の困難も描いて欲しいですね。次回からはそうなりそうな気もするけど。薬剤師としてお局にいびられたりとか。

とりあえずここまでお色気シーンとか全くないし、なぜ深夜アニメなのかわからん王道作品ですね。日曜朝に放映しても何ら問題ないような。それともこれからあるのかな?こういう健気な娘こそ堕としてナンボでしょう。白雪ヤンデレモードとか闇堕ち白雪とか、まさかの白雪NTRとかも深夜アニメっぽくていいですな。はやみんの演技力でぜひ。

それでは次回は追加視聴の2作品、「それが声優!」と「がっこうぐらし!」です。……ってこの後ろ姿、これはまさかめぐねえ……!?


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