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夏の日の恋:去りゆく夏に、パーシー・フェイスの名曲を

パーシー・フェイス
 
 今日は二十四節気の一つ、処暑ですね。暑さが峠を越えて後退し始めるころだといいますが、なかなかどうして今日も暑かったです。♪処暑と少女と娼婦に淑女~…ほら、こんなベタなギャグもきっと暑さのせいですよ。 

 ところで。皆さんは恋してますか?

 いきなりどうした、本気で暑さに頭をやられたかという皆さんの反響が脳内に渦巻くようですが、一向に構わず話を続けます。

 一般的に夏といえば男女の出会い、恋の季節という感じがありませんか。年柄年中発情期の人間に恋の季節なんかねー、強いて言えば一年中恋の季節じゃーというシニカルな意見を私のゴーストが囁きまくってきますが、そんなのは一部のリア充だけ。逆に非リア充にとっては一年中恋の季節などないとも言えるわけですが、思わず死にたくなるような真実には目をつぶり、本日の記事行ってみましょう。

 夏ももうすぐ終わりという感じですが、皆さん夏になると聞きたくなる曲というのがありませんか?聞くだけで夏の記憶が浮かんでくるような。もちろん曲は人それぞれにいろいろあると思いますが、私が一番夏を感じるのが、パーシー・フェイスの「夏の日の恋」です。

避暑地の出来事

 「夏の日の恋」(Theme from A Summer Place)は、1959年に公開された映画「避暑地の出来事」(原題:A Summer Place)の主題歌ですが、パーシー・フェイスによって録音されたインストゥルメンタル版は、1960年に9週連続全米ヒットチャートの1位を記録し、1961年のグラミー賞を受賞しました。世界で最も権威ある音楽賞と言われているグラミー賞を映画主題歌およびインストゥルメンタル曲が受賞したのはこれが初めてだったそうです。

 本来はマック・ディスカントの作詞があり、ユーゴー・ウインターという歌手が歌っていたようですが、歌唱版は聞いたことがありませんね。また、八神純子や宇徳敬子が同名の「夏の日の恋」という歌を歌っていますが、全然違う曲です。

 パーシー・フェイス(Percy Faith, 1908年4月7日 - 1976年2月9日)はアメリカ合衆国の作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサーです。ムードミュージック(イージーリスニングは昔こういう呼称でした)の大御所であり、「ラブ・サウンドの王様」ポール・モーリアや「ラブ・サウンドのシャルマン」レイモン・ルフェーブルといった第一人者達の先輩格でした。代表曲は「ムーラン・ルージュの歌」「タラのテーマ」(映画「風と共に去りぬ」)などがありますが、文句なしに一番の代表曲は「夏の日の恋」でしょう。

 「ムーラン・ルージュの歌」と「タラのテーマ」は単独で取り上げることはないでしょうから、ここで紹介しておきます。

「ムーラン・ルージュの歌」

ムーランルージュ

http://www.youtube.com/watch?v=8VAayWlc2FI

 ちなみにムーランルージュとは「赤い風車」という意味で、パリ・モンマルトルの有名なキャバレーです。モンマルトルというと芸術家の街という印象で、現に丘の上は似顔絵描きがいっぱいですが、丘の下のこの界隈は歌舞伎町のノリで、昼間からヤバい雰囲気でした。

「タラのテーマ」

風と共に去りぬ

http://www.youtube.com/watch?v=Lpb4RcrPFL4

 ちなみにタラとは、ヒロイン・スカーレットのオハラ家の農園の名前だそうです。鍋がおいしい白身魚ではなかった…

 映画「避暑地の出来事」については、古い作品ということもあって未見なのですが、allcinemaの解説によると、

映画のワンシーン

 美しい主題歌“夏の日の恋”が永遠のポピュラー・ヒットとなった、親と子それぞれの青春の想い出と現実が甘く交錯する、アメリカ映画には珍しいバカンス映画の秀作。有名な避暑地メイン州パイン・アイランドのリゾート・ホテルに、そこで救命員として働き、今はビジネスマンとして成功したケンが家族を連れ休暇に訪れる。かつては栄華を誇った宿なのだが、今はすっかり侘びしいたたずまい。主人バートはケンと昔恋仲だった妻シルヴィアに皮肉っぽい当てこすりを言うが、二人の恋の炎は再燃していく。そしてケンの娘モリーとシルヴィアの息子ジョニーも、かつて親たちが禁じられたような恋にのめり込んでいく。叙情の中にちょっとした理屈っぽさがうまく盛り込まれており、風景描写の見事さもあって、メロドラマ嫌いをもシラけさせない出来と言えるだろう。

ということで、映画の中には曲だけ有名になって内容はダメダメだという作品も結構あるのですが、これに限っては悪くない作品のようですね

 肝心の夏の日の恋です。  

YouTubeで聞ける「夏の日の恋」です
http://www.youtube.com/watch?v=nagDhwBWPEM

映像に映画「避暑地の出来事」の一場面を使った物です
http://www.youtube.com/watch?v=Ch1zhzIDYl4

パーシー・フェイスがディスコ調にアレンジした「夏の日の恋'76」です
http://www.youtube.com/watch?v=zIVfNcHOtsg

夏の日の恋76

 私がイージーリスニングに目覚める直前にお亡くなりになっていたということになりますが、軽快で美しいサウンドは、まさに避暑地の涼風のようで、永遠に色褪せない名曲といっていいでしょう。映画が海辺のリゾート地が舞台なので、マリンリゾートのイメージなのかも知れませんが、個人的には高原の避暑地にもとても似合う曲だと思います。

 特に私が思い入れがあるのは、かつて中学生時代に放送部に入っていたのですが、毎日給食時間に「お昼の放送」というのを流していたんです。そのテーマ曲は、通常はカーペンターズの名曲「イエスタディ・ワンス・モア」をポール・モーリアが演奏したものを使用していたのです(これも本当にいいアレンジなんです!もちろんオリジナルも素晴らしいのですが、ポール・モーリアは天才!ぜひ聞いてみて下さい)。

「イエスタディ・ワンス・モア」

ポール・モーリアのイエスタディ・ワンス・モア

http://www.youtube.com/watch?v=j68jYZqVfYw

 しかし、どういう経緯でかは忘れましたが、夏季だけは何故かテーマ曲入れ替えを行って、「夏の日の恋」を使用していたんですね。この曲を聞くと、放送室のちょっと薄暗い調整室からブラインド越しに見た校庭が目に浮かんできます。給食時間なので誰もいない校庭には夏の強い日差しが降り注ぎ、真っ白く見えた物です。冷房もない暑い放送室でしたが、この曲が流れると、一瞬校庭が海辺の砂浜に見えるかのような錯覚をしたものです。

 ちなみにお昼の放送は放課後に録音していたものなので、放送の時は技術部門の野郎共だけが来て流していました。朝放送は、早朝登校してきてアナウンサーの女の子と生で一緒にやってました。←生放送で番組をやっていた、という意味です。一瞬不純な感想を持った人は反省が必要でしょう(笑)。

 たかが校内放送なんですが、生は緊張しましたね。でもその分、やっているという実感も持てたので、当初は私のチームともう一チームだけでやっていたのですが、後に全チーム担当することになりました。お昼の放送の録音はそのあたり、失敗しても気楽だし時間もあったので、アナウンサーの女の子はNG出しまくってましたね。あの頃は「NG集」という発想はなかったのですが、失敗を取って置いて集めたら面白かったかも知れません。

 ナナ先輩のお声は美しかったです。お元気でしょうか。薄幸そうだった“ハートアンダーブレイド”は幸せでいるといいな。遠い過去の記憶が甦ってくるのも夏特有の現象ですかねえ……

懐かしのSP版

 若い人は知らないEP版。もはや骨董品。SP版に至っては遺跡出土品でしょうか。
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No title

こんばんは★
そういえば、元の映画は観ていないなぁ。。。
同じ放送部にいたので、同じ様な感想になってしまいそうですが、
「イエスタディ・ワンス・モア」、「夏の日の恋」は、本当に名曲だと思います。(身体に刷り込まれているだけかも知れませんが。。。)
生放送の記憶、私はあんまり無いんですよ。多分やった筈だと思いますが。
“ハートアンダーブレイド”さんの思い出も、私は殆ど無かったりして。。。
私は、一体何をしていたんでしょうね。。。?
あ、そうそう! 
「皆さんは恋してますか?」
と投げかけた以上、是非そのうちあなたの「恋」のお話を聞かせてくださいませ。

Re: No title

こんばんは、いらっしゃい。

ポール・モーリアの「イエスタディ・ワンス・モア」「ペイネ~愛の世界旅行」、パーシー・フェイスの「夏の日の恋」、レイモン・ルフェーブルの「マイ・ウェイ」はすごい選曲でしたね。後者2曲の選曲には関わったのですが、マイ・ウェイをポール・モーリアではなく、レイモン・ルフェーブルにしたところが偉いと思います。

朝の生放送は、2年生の2学期~3学期は2チームで3日ずつやってました。他のチームからも生がやりたいという声が出て、3年生になってから「門戸開放」をしたと思います。

“ハートアンダーブレイド”さんは私のチームにいましたので。ああ、今なら多少は力になってあげられたかも知れないのに。

shobunoさんは自身のチームで番組作りに精を出していたんでは?奇遇ですね、私もですよ(笑)。お互い図書館で傷だらけのレコードを借りまくっていましたよね

「恋の話」ですか?いやだなあ、毎週土曜日にやってるじゃないですか。恋愛を描かないギャルゲーはありえませんから(笑)。「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」(江戸川乱歩)ですよ。
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