好きなアニメキャラ(その51):櫛川鳩子(異能バトルは日常系のなかで)

本日関東地方を中心にかなり大きな地震があり、筑波嶺周辺では震度5弱の揺れとなりました。列車の遅延などは発生したようですが、大きな被害がなくて良かったです。身は札幌にありとても、心はいつも筑波嶺に……な~んちゃって。

もうランキングの話はいいと言いながら、5位ともなるとやはりせずにはおれらません。当ブログ史上2位タイです。2位じゃダメなんですか?(んなことあるかーい!)

今日は久々に好きなアニメキャラ行ってみましょう。いつぶりかと思ったら、「人類は衰退しました」の“マイちゃん”以来約2か月ぶりです。すっかり忘れていました。本日は「異能バトルは日常系のなかで」の櫛川鳩子です。

櫛川鳩子は主人公安藤寿来の幼馴染みで、彼が所属する泉光高校文芸部員の一人でもあります。同じ二年生だけどクラスは違うのですね(寿来は一組、鳩子と灯代は三組。彩弓は三年生で千冬は小学生)。

なんでこの人を取り上げ忘れていたのかといえば、第7話における鳩子の「中二病駁論」を大々的に取り上げていたからですね(http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-869.html)。これが事実上ほぼ鳩子特集だったのでうっかりしていました。テヘペロ。

幼馴染みキャラにはわりと多いおっとり・癒し系で、お笑い好きです。平和でいいじゃないかと思われますが、相手が中二病だったのが運の尽き。成績はこう見えて198人中32位と「上の中」といったあたりの順位で、文芸部の中では三年生トップクラスの彩弓に次いで良く、勉強においては教える係になっています。ちなみに寿来は38位とほぼ同格で、灯代は88位と水を開けられています。


安藤寿来のことは昔から「じゅー君」と呼んで親しくしていますが、小学校のころから萌芽があった彼の中二病体質とは全く相容れない、つまり中二病的言動が全く理解できない人なのでした。普通の人からするとそういう人の方がありがたいのですが、寿来の事が好きが鳩子は、彼のことが理解できないことをもどかしく思っています。

寿来も丁寧に説明すれば良かったのですが、中学生位までは布教しようという努力はしていたいようですが、鳩子に中二病の資質(?)が全くないことを悟ってからは諦めた模様で、「どうせ鳩子には言ってもわからない」というスタンスになっていました。

同じく文芸部員の神崎灯代が元中二病患者で、現在だったかなり引き摺っているということが判明して以降は、寿来は話の合う灯代と絡むことが多くなりました。

別に鳩子が嫌いになった訳ではないのですが、相対的な冷遇状態はじわじわと鳩子の精神を蝕んでいたようで、第7話で爆発し、寿来に対して本気でキレることになりました。

さあ闇堕ちか、悪堕ちかと期待したのですが、さすが中二病体質ゼロの鳩子、偶然出会った桐生一(灯代の異母兄)に言われた言葉(「お嬢ちゃんの悩みは、ただの罪悪感だ。幼馴染を理解してあげられないことを申し訳なく思っている。中二病患者は理解を求めてる。しかし、それと同じくらい理解されたくないんだよ」「人の幸せとは、選ばれることだ」)が心に残り、それ以来わからないことはわからないままでいいというスタンスになり、寿来の中二病言動に対しては以前通り何も言わなくなりました。

中二病でもないのに持ってしまったありがた迷惑な異能は、風火水土光の五つの属性を自在に操る「五帝(オーバーエレメント)」(命名寿来)。これらの能力は単独でも複数を組み合わせることでも使用可能で、併用した方がより強力かつ多彩な効果を発揮させるようですが、中二病ではないだけにどう使用していいのかよく分かっていない模様で、劇中活躍することはありませんでした。荻浦直江が憑依した美玲に異能を奪われますが、その時の方がよく活用していたような。

寿来のことは昔から大好きでそしてとても大切で、いつまでも隣に居たいと思っています。料理が上手で安藤家も度々ご厄介になっていたようで、寿来の姉の真智も両親不在の際に「鳩子ちゃんを召喚しろ」と命じていました。「アマガミ」の桜井梨穂子といい櫛川鳩子といい、大事にしていれば絶対裏切らないどころか一生尽くしてくれそうな女の子ですね。こういう人をないがしろにしちゃいけません。いらないなら是非下さい。

終盤の第11話では雑誌で恋愛的を学び、水着で悩殺を図ったり、ツンデレセリフなどいわゆる男の子がグッとくる言動を繰り返して寿来を誘惑していましたが、もともとやり慣れないことばかりだったので上手くいきませんでした。この健気さに気付いてくれればねえ。


あと第9話では恋のライバル・灯代相手にヤンデレ風味を見せてくれました。これも期待したんですよ。ヤンデレ堕ち最高じゃないですか。いけいけGoGoGo!!と思ったのですが…

後に「灯代ちゃんにいじわるしちゃった」と後悔&懺悔していました。悪人になれないのが鳩子なのでしょうか。何しろ寿来×灯代のデート現場目撃とか、寿来にないがしろにされたりとか、さんざんな目に遭っているのにこの程度ですからね。鳩子の性格の良さのほどが忍ばれます。嫁にするなら絶対こういう人だと思うのですが。

でも「私はね、『選ばれしもの』になりたいの」ってセリフは結構中二病チックな気がします。よぉよぉ鳩子さんよぉ……あんたも一応中二病アニメのキャラなんだからさぁ……闇堕ちするか悪堕ちするか、それともヤンデレ化するか、はたまた恋愛で本気の修羅場を作って異能じゃないバトルをするか、どれか一つくらいしてくれよぉ(心の叫び)。

CVはもはや当ブログではおなじみ早見沙織。第7話の2分間に及ぶ中二病駁論は982文字に及びますが、怒りや泣きの演技も込めて一度も間違えずに一発取りでOKを貰ったという話です。その神業めいた才能に嫉妬です。本人はラジオで「何かがおりてきた」と言っていましたが、きっと声優の神様に愛されているんでしょう。

……が、天は二物を与えずと申します。圧倒的な演技力と歌唱力、そして声質の良さを持ったはやみんにないもの……それは画力。上の画像は「山田くんと7人の魔女」5話で使用された早見画伯によるエンドカードです。ナンダコレハ。画伯自身の解説によると左が通常モードの白石うららで、右が山田と入れ替わった状態の白石うららなんだとか。

これが本物の「山田くんと7人の魔女」のメインヒロイン白石うらら。いずれ「好きなアニメキャラ」で取り上げますが、CVはもちろんはやみん。本人がやっているんだからまあ…いいっちゃいいんですけどね。

あ、まどかさんが泣きながら何か言ってますよ。「ひどいよ…こんなのあんまりだよ…」……ごもっともです(笑)。

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