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2024年冬季アニメの感想(その3):佐々木とピーちゃん/薬屋のひとりごと/僕の心のヤバイやつ 第2期

北上展勝地の桜

 桜の花がほころんで、枯木に緑が芽生えだしてきました。4月に入ってエアコンのスイッチを入れなくなり、電気代は助かっていますが、夕暮れ時になるとちょっと薄ら寒さを感じたり。春ですねえ。

佐々木とピーちゃん感想

 春季アニメも始まっているので、冬季アニメの感想はちゃっちゃと終わらせましょう。まずは「佐々木とピーちゃん」。杉田智和と悠木碧の共演です。杉田智和としては早見沙織と共演するほうが嬉しいかもですが、仕事的には悠木碧の方がかみ合うような気がします。変に私情が挟まらないせい?文鳥の鳴き声も悠木碧が出しているのだとしたら、「さすがこども先生!」と言いたいところです。

ピーちゃん

 転生して文鳥になった異世界の賢者が疲れた中年サラリーマンと出会うことから始まる本作は、タイトルこそあまり長くありませんが「小説家になろう」に連載されていた「なろう」系。大人の社会人が主人公というところが従来の「なろう」系とは異色な点かと思いきや、「なろう」系の集大成のような作品でした。

異世界で金儲け

 まずピーちゃんのおかげで魔法が使えるようになった佐々木、異世界往来も可能となり、貿易でウハウハ&異世界でスローライフという路線に進みます。ありがちではありますが、それはそれでいいかなと思いきや。

エルザ

 現世では異能力者がはびこり、これに対抗する政府機関まであって、佐々木の魔法も異能力の一種とみなされスカウトされることに。そしてなぜか異能力者を敵視する魔法少女もいたりして。異世界でも戦乱だの王国の後継者争いなどがあり、全然スローライフではなくなっていきます。

新展開

 あっちでもこっちでも大忙しの佐々木氏、異世界王国での悶着をとりあえず押さえ、現世でも襲撃してきた魔法少女を撃退して大物異能力者を仲間にし、一件落着となりましたが、今度はお隣さんの中学生が悪魔と接触することに。天使と悪魔のデスゲームというさらに新たな展開が?というところで1期は終了しました。

星崎さん

 本作には異能力者の先輩星崎さん、異世界王国の貴族の娘エルザなどヒロイン候補がいますが、一番可愛いのはお隣さんの中学生だと思いました。親にネグレクトされていて可哀想だし、ちょっとヤンデレ風味だし、CV鬼頭明里だし。

二人静

 一番パートナーとして頼りになるのはロリババア合法ロリの二人静という異能力者ですが、いずれにせよ佐々木氏は誰とも恋愛関係になる感じではないですね。もうピーちゃん好きのまま行って欲しい。

社会人佐々木

 ピーちゃんは魔法バリバリの賢者だけあって、問題の解決も魔法一発という「なろう」系らしい手法を選びがちですが、佐々木氏はまっとうな社会人だけあって穏健な解決法を選択しています。このあたり、若い「なろう」系好きの視聴者には物足りないかも知れませんが個人的には視聴を継続できる大きな要因でした。



 お隣さんについてはあまり多くの描写はなく、いつもドアの外で座り込んでいる感じでしたが、お隣さん視点のボイスコミックでは非常に悲惨な境遇にあることが判ります。これは冴えない中年の佐々木氏に依存してヤンデレ体質になってしまいますわ。「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」みたいに家に上げてやれば…とも思いますが、一応保護者(クズ母)と住んでいる訳だし、出来ないですよね。

マジカルピンク

 こちらもあまり描写は多くありませんでしたが、異能力者を激しく憎む魔法少女もホームレス生活をしているようなので、その背景とかが描かれたらかなり悲惨なのかも知れません。首に巻いているマフラーは自分を魔法少女にした妖精の毛皮だとか言っていましたが、その妖精とやらがキュゥべえのような輩なのだとしたらグッジョブと言いたいですね。

お隣さん

 これだけ詰め込んで破綻しなかったのはまあすごいのですが、個人的には第一部異世界編、第二部異能力編、第三部魔法少女編みたいになっていた方が良かったなあと思います。せっかく面白くなってきた展開がぶった切られて全く別の話になるというのを繰り返すのはどうもおじさんにはついて行きにくくて…

薬屋のひとりごと感想

 続いて「薬屋のひとりごと」。中華風帝国の後宮を舞台としたミステリー&ラブコメということになるのでしょうか。中国だとしてらどの時代辺りなのかとか気になりますが、中華料理が中国料理とイコールではないように、中華風帝国も中国の歴史的王朝とはイコールではないのでしょう。

本性の猫猫

 本作も原作は「小説家になろう」に連載されていた小説ですが、「なろう」系としては“玉”の部類ですね。主人公猫猫(マオマオ)のモノローグが多い作品ですが、またも悠木碧が大活躍。「蜘蛛ですが、なにか?」といい、モノローグ声優と呼びたくなります。すごいぞおいちゃん、さすがこども先生。

後宮の殺人事件

 リアルこども先生猫猫が、次々にまき起きる後宮での怪事件の真相を暴いていくという展開。かのシャーロック・ホームズは探偵に必要な資質として「観察力・推理力・知識」だと言っていた(不幸にしてどの作品で言っていたのか忘れました)のですが、猫猫の場合、知識は家業の薬屋に由来する薬害関係からですが、観察力と推理力は天性のものと言って良いでしょう。

養父と猫猫

 なんで一介の薬屋の娘が?と疑問に思うようになる頃、第2クールで猫猫の出生の秘密が明らかになっていきました。薬屋が養父だったので別に父親がいるとは思っていましたが、異能の軍師にして将軍の漢羅漢でした。

羅漢
鳳仙

 そして母は花街の妓女・鳳仙。今では梅毒で廃人状態になっています。終盤その経緯についても語られ、まあ猫猫がこういう資質を持った人物であることに説得力が出ましたね。

躑躅を吸う二人

 そして猫猫の相方(?)となる壬氏(ジンシ)。この人も上級宦官と思いきや、それどころではない高貴の生れで、何者で何のために宦官の振りをしているのかまでははっきり語られませんでしたが、皇帝の一族であることは間違いないでしょう。“P.S.元気です”の人が演じるはずでしたが、10年不倫のせいで交代。まあこの役はやらせられないでしょうな。後宮に数多いる美女に手を出しちゃいけないんだから(笑)。

後宮
花街の猫猫

 第2クールで毎回巻き起こる大小様々な事件は、一つ一つは何の関わりもないようでいて、実はある大きな目的(壬氏殺害)を目指していた…という展開は「なろう」系とは思えない出来映えでした。犯人は判っています(逃げたけど)が、黒幕につていは定かになっていません。新任の淑妃・楼蘭(ロウラン)妃の実家じゃないかという気がしますが。2期は絶対あるはずなので楽しみにしていましょう。そういえば「佐々木とピーちゃん」も2期決定らしいので、あおちゃんは左うちわですね。それも彼女の実力あってのことですが。

僕ヤバ2期感想

 最後に「僕の心のヤバイやつ 第2期」。「葬送のフリーレン」「弱キャラ友崎くん」「薬屋のひとりごと」と豊作だった冬季アニメのナンバーワンは本作ではないかと思います。第1期は2023年春季アニメで、あまり間を空けずに制作できたのも良かったですね。

僕の心のヤバイやつ2

 主人公が中学2年生のラブコメということで、1期はラブより完全にコメディ寄りでしたが、2期は完全にラブよりになりました。ストーリーといいキャラといい作画といい、非常に高クオリティだったので、世界的に評価されるのもむべなるかな、です。

僕の心のヤバイやつ3

 恋は人を変えると言いますが、陰キャでヘタレの市川京太郎がここまでイケメンムーブをするようになるとは。かつては陽キャでリア充の山田杏奈に殺意を抱いていて、それが心の“ヤバイやつ”なのかと思っていましたが、実は心の中の自分「イマジナリー京太郎」こそがヤバイやつだったという。

イマジナリー京太郎

 イマジナリー京太郎はやたらイケメンでCVも福山潤なので某ルルーシュみたいな雰囲気になっていましたが、彼との対話により、やたら行動派になる京太郎。そこまで変わったのならそりゃあ上手くいくわけですが、普通はそれが出来ないんだよなあ。

こういう頃が懐かしい色を知る年齢か

 ヒロイン山田杏奈も、1期ではみかけは大柄美少女なのにそれにそぐわない奇行の数々が面白い女の子でしたが、2期ではすっかり恋する乙女化して。もうちょっと奇行多めの方が良かったな、おじさん寂しいなとか思ってしまいましたが、これが“色を知る年齢”になったということなんでしょう。

半沢ユリネ

 3年生に進級してクラス替えがあって、当然のように同じクラスままの二人。新メンバーも登場してきたのでもっと活躍して欲しかったのですが…。特にCV上田麗奈の、半沢ユリネという美少女は、山田杏奈のライバル的存在になるのかそれとも意地悪とかするのかと思ったら、恋を知る前の山田杏奈的な幼さのある子でした。そこはさあ、せっかく上田麗奈なんだから狂乱させようよとか思わんでもないですが…ま、まあ清楚系もお手の物ですから。

山田母

 個人的に好きなのは山田母。なぜならCV皆口祐子だから。名前は「さなえ」らしいけど明示されていないのが悲しい。1期ではちょっとだけしか出ず、しかも教育ママ的な雰囲気だったのですが、2期では結構出てきてしかも優しい人だったので非常に嬉しかったです。皆口さんを起用してくれるならどんな役でもいいので、「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の色ボケ王妃レイナでも嬉しかったのですが、まっとうな人物であればなおさら。ま、レイナ王妃の喘ぎ声とか「ドエム~」というセリフもあれはあれで良かったんですけどね。速水奨と皆口裕子が絡むちょっとエッチなボイスドラマとかどうですかね。

水色のカチューシャ

 ぜひ新キャラも活躍させる第3期を作って欲しいですね。京太郎と杏奈、ちょっとラブラブ過ぎるので、いきなり監督に昔の新海誠を起用して「秒速5センチメートル」的展開にしてしまうというはどうでしょう。大人になってから踏切で杏奈とすれ違え京太郎!あるいは杏奈が芸能活動をしているので「水色のカチューシャ」(by小林千絵)のような展開とか。売れなかったけど、好きな歌だったんですよ。

チビ杏奈
チビ京太郎とお姉ちゃん

 本編と関係ないですが、EDのチビ杏奈が滅茶苦茶可愛いですね。両親に愛されて育ったんだろうなあ。京太郎もお姉ちゃんに溺愛されていたみたいで、それはそれで。というかこの二人、家族とか周囲はいい人ばかりで恵まれていますね。やたら杏奈に絡んでいた「ナンパイ」こと南条ハルヤも実はそんなに悪いやつではなかったし。

OPの二人

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