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謎の秋田内陸縦貫鉄道:レトロ列車で田んぼアートの旅

残暑に負けるネコ

 今日の仙台は30℃と(これまでよりは)比較的低めの気温なんですが、明日は35℃以上の猛暑日が来るとの予報。もうすぐ9月だというのになんてことだ。秋はどこから来るかしら。

大曲花火大会

 先日秋田を訪ね、大曲で泊まって秋田内陸縦貫鉄道に乗ってきました。昨夜は大曲で全国花火競技大会が開催され、NHKのBSでも放映されていましたが、私が行ったのはそれより前で。しかし秋田は暑いですね。今年の夏は仙台も暑いですが、大曲でこまちを降りたら押し寄せる熱気は頭を鈍器で殴られたようでした。

秋田内陸縦貫鉄道地図

 秋田内陸縦貫鉄道は角館(仙北市)と鷹巣(北秋田市)を結ぶ100キロ弱の鉄道路線です。旧国鉄の阿仁合(あにあい)線、角館線を引き継いだ路線で、全線非電化の全29駅。私は急行「もりよし」に乗りました。普通列車で2時間20~30分程度かかるところ、「もりよし」は2時間程度。う~む、急行と言っていいのか微妙なところですが、急行料金は320円取られます。

内陸縦貫鉄道

 かつては日本三大銅山の一つとされた阿仁鉱山から産出される鉱石輸送を目的としていたそうです。かつては「あきた♥美人ライン」なんて愛称が付けられていましたが、今は「スマイルレール」という愛称になっています。この愛称について公式HPでは“待っている人がいる そこに笑顔がある、そこで笑顔になれる”としています。

ルートイン大曲

 大曲では駅前のルートインに泊まりました。お盆を控えて混んでいたらしく、喫煙室しか取れませんでしたが、まあ耐えられないことはありませんでした。ルートインも大浴場があって朝食がバイキングで、ドーミーインっぽさはあるのですが、やはりサービスの質はドーミーインには及びませんね(その分安いけど)。大曲で泊まったのは在住の古い知人に会うためで、夜は旧交を温めつつ秋田の料理と酒を味わいました。こちらがごちそうするつもりでしたが、逆にごちそうになってしまって恐縮しきり。

武家屋敷

 大曲から角館はこまちで一駅、10分ほど。「みちのくの小京都」と呼ばれる趣のあるところですが、10年以上前に泊まったことがあります。武家屋敷が有名ですね。

角館駅

 JR角館駅に隣接して秋田内陸縦貫鉄道の角館駅があります。切符売り場は自販機もなく手売り。ローカルでいいけど混んだらえらいことになりそうです。終点鷹巣までは1670円ですが、急行「もりよし」だと急行料金320円が加算されます。

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 「もりよし」は3両編成。名前は沿線にある森吉山(1454メートル)にちなんでいます。画像は三両目で、図らずも私の乗った車両です。

森吉山

 森吉山は「日本百名山」候補だったようですが、“いい山ではあるが少し背が足りない”ということで残念ながら選ばれませんでした。しかし、別途「花の百名山」には選ばれています。

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 先頭車両はイベント列車になっていて一般客は入れないということで2両目以降に。混んでいるわけではないのですが、4人掛けボックスシートを一人占めしている客が多く、最後尾のロングシートにようやく座れました。仕方ありませんが、ロングシートは旅情があまり感じられませんね。

冬の秋田内陸縦貫鉄道

 列車は森の中や里山や田んぼの間を走って行きます。秋田内陸縦貫鉄道は観光にかなり力を入れているらしく、ガイドさんが添乗して乗車記念グッズを販売したり沿線案内を行ったりしています。また車内のディスプレイには冬の沿線風景なども映されており、真冬に吹雪の中を走る列車に乗ってみるのもいいなあと思いました。

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 沿線では初夏から秋の風物詩として、列車を展望台とする田んぼアートが実施されています。稲の育ち具合で日々刻々絵面が変わっていくのもまた一興でしょう。最初の田んぼアートは角館駅と羽後太田駅間の「たっこちゃん」。

たっこちゃん

 角館を含む仙北市のキャラクターです。モデルは田沢湖の辰子姫なので、可愛い見かけとは裏腹にドラゴンタイプの強キャラです。

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 上桧木内駅から見えるのは「舞い上がれ!」と題する田んぼアート。

紙風船上げ

 真冬の夜空に願いを込めて打ち上げられる紙風船は江戸時代からの伝統行事だそうです。それを見つめる雪だるまとはしゃぐ秋田犬も一緒。

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 阿仁合駅と小渕駅の間には「バター餅をほおばるマタギとツキノワグマ」。バター餅は北秋田市で40年以上前から食されているという郷土菓子で、バターが入ることで餅の柔らかな食感が長く保たれるため、マタギも保存食として用いているとか。

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 前田南駅と阿仁前田温泉駅間には「ようこそ!」と題する田んぼアート。秋田犬、秋田内陸線応援キャラ「ないりっくん」、秋田内陸線公式キャラ「森吉のじゅうべぇ」、日本バター餅協会のゆるキャラ「バタもっち」が描かれています。大きすぎて見切れてしまいました。

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 縄文小ヶ田駅と終点鷹巣駅間には「いせどうくんと秋田犬」と題する田んぼアート。北秋田市にある縄文時代の遺跡である伊勢堂岱遺跡は2021年7月27日に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する遺跡の一つです。

板状土偶

 「いせどうくん」は同遺跡から出土した板状土偶をモデルにしたキャラクターです。

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 大又川橋梁から見る渓谷。このほか、秋田県最長となる約6キロの長さのひたすら直線の「十二段トンネル」があったり、2時間の乗車時間を飽きることなく過ごすことができました。

鷹巣駅

 鷹巣駅はJRの鷹ノ巣駅と並んでいます。駅周辺にはコンビニがなく、おなか空いたなあと街をうろついたら、コミュニティ直売センター駅前店というのが。

コミュニティ直売センター駅前店

 ポークソテー弁当(650円)~を頼んだら豚肉を炒めて出来たてを売ってくれました。特急「いなほ」に乗ってから駅弁代わりに食べようと思っていましたが、熱々のうちに食べたかったので駅の待合室でがっついてしまいました。おいしゅうございました。

特急いなほ

 鷹ノ巣駅からは羽越本線を特急「いなほ」で新青森駅へ。新青森からは新幹線に乗って仙台に戻りました。仙台-大曲を往復するだけならそれほど時間はかかりませんが、こういう馬鹿旅をするとかかった時間といい距離といい、「旅をしたなあ」という感じがして個人的には好きですね。
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艦隊これくしょんー艦これー(その36):2023年夏イベント前段作戦をクリアしました

空に秋の気配

 処暑を過ぎて高校野球も終わって、そろそろ秋の気配を感じたい今日この頃ですが、相変わらず暑いですね。東日本の方が西日本より気温が高かったりもして、全く奇妙な夏です。とはいえ日の暮れはだいぶ早くなってきました。四国から東北に来たせいもあるんでしょうが、日が暮れる早さは強く感じます。その分日の出は早いんでしょうけど、そっちは寝てるからあんまり感じません(笑)。

船団護衛 

 さて夏らしくあちこち出かけたりしていたのでブログ更新もサボっておりましたが、「艦これ」では8月9日から夏イベント「船団護衛!輸送航路防衛戦」が始まっていました。早春・春イベントの「絶対防衛線!『小笠原兵団』」救援」以来、今年2回目のイベントですが、前回は全6海域の大規模作戦でしたが、今回は同じく大規模作戦ながら全7海域でさらなる大規模。しかし前回はPCが壊れたりして非常に苦労しましたが、今回はPCが健在。やはり大画面で攻略情報を並列しながらプレイするのは楽ですね。

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 近年難関化が著しい「艦これ」イベントですが、今回も前段段階でまあ大変。E1「本土近海哨戒遭遇戦」からしてボス出現ギミックをこなしてからの戦力ゲージが2本で、特に2本目のボス(重巡ネ級改II 夏mode)が先制雷撃してくる凶悪さ。人によっては前段作戦でE1-2が一番難しかったと言っているほどです。

ネ級改夏-min

 とりあえずE1は意地でも難易度甲で突破したいと、♪つっぱることが提督のたった一つの勲章だって~と口ずさみながら頑張りました。でもなんとか甲で突破しても撃破ボーナスがあまりたいしたことなくて。労多くして功少なしというのは徒労感を感じちゃいます。

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 E2「朝日、再び」もルート開放ギミックからの輸送ゲージ+戦力ゲージ。輸送ゲージまでは難易度甲でつっぱっていましたが、戦力ゲージで大破撤退を繰り返していたら「僕もう疲れちゃったよパトラッシュ」という気分になってしまい、難易度乙に落としました。おいさっきの歌はどうしたとツッコまれそうですが、昔は前段作戦全体をつっぱっていましたが、近年はすっかりまるくなって、つっぱるのはE1だけなんです。

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 E3「八戸の盾」は舞台が三陸沖。三陸沖に接近中の敵機動部隊を遊撃せよということで、現在東北に住んでいる身としてはただ事ではありません。輸送ゲージに戦力ゲージ×2のトリプルゲージは昔だったら後段作戦のボリュームだよなあと思いつつ難易度乙で突破。

空母夏姫Ⅱ

 E3-3のボス空母夏姫Ⅱは夜襲カットインをしてくるイヤな敵で、昼戦で艦載機をことごとく撃墜しても、別途夜間機を温存しているらしく、平然と夜間航空攻撃をしてきます。しかも空母なら中破させれば置物になるかと思いきや、今度は砲撃をしてくるという。キミ、ちょっとうちの鎮守府に来ない?とスカウトしたくなります。

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 装甲も厚くて、装甲破砕ギミックが設定されていましたが、難易度乙ならなんとかなるだろうとギミックなして突撃させたらなんとかなりました。

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 E4「鎮魂の北海道厚岸沖」は舞台が津軽海峡から北海道釧路沖。こちらも輸送ゲージに戦力ゲージ×2で、ラスボス前にはボス出現ギミックと短縮ルート開放ギミックがあります。短縮ルートはなくてもボスに到達できますが、途中の戦闘が減ってボス到達率が向上するのでやらない手はありません。

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 この海域から前回イベントで登場した「対潜空襲」が再度登場。潜水艦隊とその後方に空母部隊がいて、後方の敵空母は攻撃対象にならないという極悪仕様です。前衛の潜水艦隊を全滅させればS勝利となりますが、潜水艦隊を全滅させても空母が攻撃してくるのがマイッチングです。この敵の新戦術には早急に対抗手段を開発して貰いたいものです。

闇落ち白雲

 ラスボスは深海釧路沖棲雲姫。なぜかセリフが歴史的仮名遣になっています。この前までバカンスモードの敵が登場していたのに、この人には氷柱がぶら下がっていたりして。なんだこの落差は。前段作戦のラスボスなので当然装甲破砕ギミックがありますが、いうて駆逐艦なのでなんとかなるんじゃないかと、基地航空隊+決戦支援艦隊+大和の特殊攻撃(通称大和タッチ)の三段構えで挑んだところ、一発で倒すことができました。備えあれば憂いなしと。まあ難易度乙だからなんでしょうけどね。

前段作戦完遂

 後段作戦は本日開放予定だそうですが、一週間ほどは資源回復(特にボーキサイト)に努め、RTA勢の攻略情報を参考にゆるりと攻めたいと思っています。

邂逅第二十二号海防艦

 それでは今イベントで新規に邂逅した艦娘達を紹介しましょう。今回は比較的運が良くて新規実装艦娘全員をゲットすることができています。後段作戦もこの調子ならいいのですが。まずはE1でボス削り中にぽろっと出てくれた第二十二号海防艦。丁型海防艦としては第四号、第三十号に続き三隻目です。自称は「ふーふ」。

第二十二号海防艦

 ぱっと見メ〇ガキ風のルックスで、大砲をこちらに向ける姿は「ざぁーこ、ざぁーこ」と煽ってそうとかロリコンを屠るポーズとか言われていますが、セリフや口調はメ〇ガキ風ではなく明るく元気で戦闘意欲に満ち満ちています。何気に終戦まで生き延び、戦後は機雷掃海任務に従事しました。

邂逅サーモン

 続いて米サーモン級潜水艦のネームシップ、サーモン。E2とE3でドロップしますが、私が邂逅したのはE3-3のボス削り中。ドロップ確率はかなり低いと聞いており、E2でかすりもしなかったので全く期待していなかったら予期せずぽろっと。やはり存在するのか物欲センサー。

サーモン

 米潜水艦としてはスキャンプに続く2隻目。スキャンプは大戦中の主力潜水艦であるガトー級ですがサーモンはそれより旧式。練習艦などに転用されたということもあり、サーモン級潜水艦6隻は全て戦没することなく終戦を迎えていますが、サーモンは第二十二号海防艦と激闘して大破しています。そのためセリフに「Escort twenty-two? あ、あいつはヤバい、ガチ。」とあって、かなり恐れている様子。

邂逅稲木

 E3突破報酬の鵜来型海防艦の十二番艦、稲木。鵜来型は「艦これ」ではネームシップ鵜来に続く2隻目になります。E3の作戦名「八戸の盾」は稲木の活躍にちなんだもので、彼女も盾を装備しています。

稲木

 終戦直前に八戸に襲来した米艦載機部隊の空襲に対し、碇を上げられないままに防空戦闘に努め、撃沈されましたが、相次ぐ空襲に市民の犠牲が続出する日々にあって、稲木が応戦して撃沈された日のみ市民に被害がなかったため、「八戸の盾」と呼ばれるようになったとか。

邂逅朝日

 E4攻略中、連合艦隊を組む必要があったため、遠征中の艦隊が戻ってくる間にE2で「掘り」を行いました。すると数回でドロップしたのが朝日。E2の作戦名「朝日、再び」は彼女にちなんでいます。

朝日

 はいからさん風な大正ロマン衣装ですが、それもそのはず、朝日は日本海海戦に参加した敷島型戦艦(前弩級)なのです。艦種は練習特務艦。「艦これ」には艦歴のかなり古いおばあちゃん艦もいろいろ登場していますが、その中でも19世紀生まれは朝日が初です。

明坂聡美

 第一次大戦時には既に旧式艦となっており、ワシントン海軍軍縮条約締結時には装備や装甲を撤去した練習特務艦として保有が認められていました。「艦これ」では軽巡(練習巡洋艦)として扱われているようです。CVは「艦これ」初登場となる「あけこ」こと美人声優明坂聡美。「ウマ娘」ではレースの実況をしていますね。

邂逅白雲

 最後にE4突破報酬の吹雪型駆逐艦の八番艦、白雲。釧路沖で船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けて轟沈。深海釧路沖棲雲姫は沈んだ白雲の闇落ちした姿でした。光浮きして現役復帰。

奇策士とがめ

 誰かに似ているな…と記憶をたぐったら、「刀語(かたながたり)」の主要キャラ、奇策士とがめに似ていました。主人公七花と良い感じになってきたところでラス前に死亡していましたな。そして天敵だった否定姫がラストで七花に付いていくという。ま、個人的ヒロインは無刀の剣聖・七実お姉ちゃんですが。

白雲

 その名のとおり真っ白な髪をしています。艦名が「白雪」(吹雪型二番艦)とよく似ているせいで、誤解体事案が相次いでおり、取り返しの付かないミスをした提督達の悲鳴が相次いでいるとか。

白雪

 白雲も白雪も吹雪型だしどちらもCV上坂すみれですが、見た目は全然似ていません。新規入手艦娘は何を置いてもロックが基本!白雲を解体するくらいならよくドロップする白雪を解体した方がはるかにましですNE!

河童が覗いたヨーロッパ:50年前の欧州貧乏旅日記

台風進路

 お盆を直撃しそうな台風7号。新幹線が止まりそうとかいう話で、のんびり帰省中の人たちは気が休まらないかも知れません。東北は暑さのピークは過ぎたのかなと思っていたら、この台風の通過で発生するフェーン現象でまた暑くなりそうです。

河童の覗いたヨーロッパ

 本日は本の感想で、妹尾河童の「河童が覗いたヨーロッパ」です。例によって文庫版裏表紙の内容紹介から。

 旅の愉しみは、その土地に行ってみなければ分らないものとのふれあいにある。風土による人の違いはもちろんのこと、あらゆることが興味をさそう……。1年間で歩いた国は22カ国。泊った部屋は115室。国際列車の車掌たちのお国ぶりは?泊り歩いたホテルの部屋は?ビデってなんだ?舞台美術家の著者が、心優しい眼と旺盛なる好奇心で、ノート片手に覗いた“手描き"のヨーロッパ。

 著者の妹尾河童は本名肇で、1930年生れで現在93歳。さすがに高齢なので最近の動静は伝わっていませんが、グラフィックデザイナー・舞台美術家として名をはせ、草創期のフジテレビの番組美術を支え、1980年にフリーとなってエッセイスト・小説家としても活躍しました。

少年H

 97年に出版した、自身の少年時代を描いた「少年H」は上下巻を合わせて300万部以上の大ベストセラーになってテレビドラマ化や映画化されました。Hは本名である肇のイニシャルな訳ですね。ではなぜ河童というけったいな名前を付けたのかというと、若い頃に付けられた「河童」というあだ名が異常に浸透してしまって本名を思い出してもらえなくなり、「妹尾河童」でないと生活にも支障が出るほどになったのだとか。

文庫版少年H

 それで家裁に改名を請求したところ、「改名というのは珍奇な名前で苦しんでいる人を救済するためにあり、普通の名前から珍妙な名前に改名というのは前例がない」と却下されましたが、食い下がって上申書を提出して認められたのだそうです。

間違いだらけの少年H

 なお「少年H」については「自らの記憶と体験を元に書いた作品である」と主張していますが、児童文学作家の山中恒は作品内の事実誤認や歴史的齟齬を数多く指摘し、“「少年H」は自伝でもなんでもなく、戦後的な価値観や思想に基づいて初めから結論ありきで描かれた作品である”と批判しています。山中恒は妹尾河童と同時代の人で、少年時代に“皇民化教育”を受け、戦後はその反動で反戦・平和活動に注力するようになりました。「少年H」は反戦平和を訴えることを主眼とした内容のようですが、山中からすると、当時の少年たちが「少国民」として戦争の大義を信じていた事実を隠蔽し、自身を戦争に疑問を抱く少年として描いたことは許せなかったようです。

映画版少年H

 この山中の批判に対し、妹尾河童は一切の反論せず、「少年H」の文庫化に際しては、指摘された部分を中心に何箇所もの訂正や変更、削除などを行っているようです。また映画化に際しては、監督の降旗康男は、他の資料とともに山中の「間違いだらけの少年H」も参照し、直すべき個所は直したとそうです。

文化庁

 本題から大きく外れていまったので閑話休題。「河童が覗いたヨーロッパ」は、1971年に、文化庁が行っている新進芸術家の海外研修で1年間の海外の劇場を視察研修するために派遣された際の記録です。この研修制度は今も続いていて、昨年末までに約3,700名が研修を受けており、ピアノの諏訪内晶子、バレエの森下愛子、劇作家の野田秀樹なども参加しています。研修期間は長期(1~3年)か短期(20日~80日)のコースがあるようですが、妹尾河童は長期では一番短い1年のコースだった訳ですね。まあ働いている人間からすると1年でも相当長いですが、フジテレビは社員待遇のまま快く送り出してくれたそうです。この頃のフジテレビは余裕があったんですね。

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 で、旅の途中で様々な気づきを書き留め、スケッチしたノートが知人達の目に留まり、面白がられて勝手に小冊子を作られたりしたあげく、一冊の本にまとめてはと提案されたのだそうです。本人はそのつもりで描いていたわけではなかったのでかなり抵抗したそうですが、結局はこのように出版の運びに。

JALパック誕生

 海外渡航自由化が実現したのは1964年。海外パッケージツアー「JALパック」が誕生したのが1965年。それ以降、次第に物見遊山の海外旅行が広がり始めたそうですが、海外旅行は費用も高額で、行けるのは一部の富裕層に限られ、一般大衆には夢であったことでしょう。海外渡航者数が100万人を突破したのが1972年で、海外旅行ツアーが都市圏の中流層に一般化し始めたのは1970年代後半からだったそうです。

 戦後長らく1ドル=360円だった通貨レートは1971年12月に1ドル=308円になり、さらに変動相場制に移行して円高や旅行費用の低下が進むと共に飛行機も大型化して新婚旅行が海外になるのが一般的になっていく、その直前の時代のヨーロッパ旅行の話が本書です。何しろ50年前の話なので、トピック的には「今更そんなことを…」とツッコミたくなる話(ビデとか)もありますが、そういう時代だったということを頭に入れておけばと。

 序盤は各国の窓の大きさに関する話(気候により大きくなったり小さくなったり、窓に求める機能が変わる)、各国の車掌さんのスタイル、列車の内部(馬車時代に由来するコンパートメントスタイルが日本とは大きく異なるので)のスケッチなどがありますが、本書の大半を占めるのは、著者が泊まったホテルの部屋の間取りです。

地球の歩き方

 なにしろ貧乏旅行なのでとにかく安い部屋を探して泊まっており、南は安く北は高い(その傾向は今もあるかも)とか屋根裏部屋はいいとか、かつて「地球の歩き方」を片手に海外を出歩いていた若者達には大いに参考になりそうですが、とにかく昔の話なので今行って同じホテルがあるかどうかはかなり怪しいですが、こんな時代もあったのだという記録としては非常に面白く読めます。読むと行ってもスケッチが多いので眺めるといった方が正しいのかも知れませんが。

 実はこの本、買うのは2回目で、1回目に買ったのは20数年前の海外勤務時代でした。そのまま現地に置いてきたので後任の人も読んだかも知れません。そのままずっと忘れていたのですが、先日たまたま書店で目にしてしまい、懐かしさのあまり再度購入。私が買ったのは二回とも新潮文庫版でしたが、講談社文庫からも出ています。

クロイツェンシュタイン城

 講談社文庫版で表紙になっているウィーン郊外のクロイツェンシュタイン城。実は本書を読んで行ってみたくなって行きましたっけ。著者は「城を一つあげよう」と言われたらこの城を選ぶと言っています。確かに小さいのにヨーロッパの古城のイメージが全部入ったような城でした。本来は12世紀に築かれた正真正銘の古城でしたが17世紀にほぼ完全に破壊され、現在の城は19世紀後半になって再建されたもので、かつての外観とは異なり、当時流行のロマン・ゴシック様式で建てられているそうです。

シュノンソー城

 城といえばシュノンソー城とかシャンボール城といったロワール川沿いの城も紹介されており、私も帰国直前にパリで「ロワールの城めぐり」ツアーに参加しましたっけ。場所は全然違うけどモンサンミシェルも行きましたが、著者はそれほど惹かれなかった様子。

シャンボール城

 あと不思議にフランスのヴェルサイユ宮殿とかルーブル美術館、オーストリアのシェーンブルン宮殿とかには全く触れられていませんね。城は好きだけど宮殿は好きじゃないのでしょうか。あと50年前も今も建造中のサグラダファミリアとかミラノ大聖堂は紹介されていますが、焼けちゃったノートルダム大聖堂とか有名な寺院も軒並みすっぽかしています。興味の方向性とかもあるんでしょうけど。

 とにかく作者は好奇心の塊のような人で、ツッコみまくったその内容を読むのはとても面白いのですが、一緒に旅をしたいかと言われるとちょっと…。きっちりした予定を立てても全然スケジュールどおりに動いてくれなさそう。知り合いレベルならいいけど家族とかにいたらかなり鬱陶しいんじゃないだろうかと思ってしまいます。

北海道紀行(その2):札幌は4年ぶりでした

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 仙台では本日から七夕まつりが開催されています。ねぶた祭りや竿灯祭りも開催されており、東北は今お祭りのまっただ中といったところでしょうか。それにしてもアツゥイ!んですよね。せっかくだから買い物がてらサンモールあたりにに行ってみましたが、人は多いし暑いのでとっとと退散しました。

花火

 昨夜は前夜祭として約1万6000発の花火が打ち上げられました。なんと社宅のベランダから見られるという僥倖で、1時間ばかり楽しませて貰いました。札幌・豊平川の花火大会や大阪・天神祭の花火大会もベランダから見てきましたが、今回は一番近かったと思います。腹の底に響くような音がいいですね。

ハイボール香る夜

 さて北海道紀行の続きです。一日目の夜は函館でカイジ豪遊ごっこをしつつ更けていきましたが、途中で酒が足りなくなって、ホテル内の自販機に行ったらこれを見つけてしまいました。

エクストラミッション:ハイボール香る夜を飲む

ハイボール香る夜2

 ニッカの北海道限定ハイボール。北海道のウイスキーといえばニッカなわけですが、「北海道限定」と知っては飲まないわけにはいきません。また缶のデザインがいいですよね。思わず2本買ってしまいましたが、なんとアルコール分9%。そ、それは禁断のストロングチューハイと同じではないか。

星空のハイボール

 ニッカは昨冬にセブンイレブン限定で「星空のハイボール」を販売しており、デザイン的に姉妹かなという感じですが、こちらはアルコール分7%。うん、これくらいがいいように思います。氷があれば良かったんですが、氷なしで飲んだので〆にはちょっとキツかった感じでしたね。朝起きてみたらグラスに飲み残していました。もちろん、朝風呂の後おいしく飲み干しましたが。

特急北斗

 さて、特急北斗に乗って札幌に向かいます。函館-札幌間は直線距離だとそれほどないのですが、鉄道は内浦湾をぐるっと回るのでかなり遠回りする印象。それで4時間くらいかかるわけですが、純粋に「乗り鉄」を楽しむ分には長い乗車時間はむしろウエルカムです。駒ヶ岳や内浦湾の海も見られて、雄大な風景に北海道を感じます。

果たせなかったミッション①:ハセガワストアのやきとり弁当

やきとり弁当

 函館出身の人気ロックバンドGLAYがラッキーピエロと共に推したことで有名になったハセガワストアの「やきとり弁当」。駅弁代わりに車中で食するのに最適だなと思ったのですが、おいしかったせいでホテルの朝食を食べ過ぎたのと、札幌でこなしたいミッションがあったので今回は諦めました。実はまだ食べたことがないんですが、「やきとり」といいつつ豚肉を使っているそうです。函館など道南では「やきとり」というと豚肉のことを指すのだとか。

札幌駅

 長万部、洞爺湖、室蘭、登別、苫小牧と通過して、やってきました札幌。

エスコンフィールド

 途中、車窓からは日ハムの新拠点・エスコンフィールドも見えました。札幌は大好きな街ですが、日ハムの球場移転をめぐる一連の騒動における札幌市側の態度はなんとも…

エスタ

 それはさておき、駅を降りたら向かうは札幌エスタ。懐かしいなあなんて思ってたら、8月一杯で閉館だとか。その後解体・新規建設工事を行い、2029年に新たな商業施設を開業する予定だそうですが、6年も先から。死んではいないと思いますが、その頃また札幌を訪れる機会はあるだろうか…なんて遠い目になってしまいました。

ミッション④白樺山荘のラーメンを食べる

ラーメン共和国

 エスタの10階にはレストラン街とともに、「札幌ら~めん共和国」があります。昭和30年代前半頃の古い商店街をモチーフにしたレトロな雰囲気がたまりません。お目当ては当然私のご贔屓「白樺山荘」。すすきのの「ラーメン横丁」や新千歳空港の「ラーメン道場」にもあり、札幌在住時代は主にラーメン横丁ですすらせて貰っていました。

白樺山荘

 いつもは迷わず味噌ラーメンを注文していましたが、今回は久しぶりだったので奮発して味噌炙りチャーシュー麺を注文してしまいました。しかし、ここでも衝撃が。白樺山荘名物、無料ゆで卵がない!黄身の固まりきらないゆで具合が絶妙で、ラーメンを待ちながら一個食べ、ラーメンが来たらもう一個をどんぶりに入れるというのが定番だったんですが。昨冬からの鳥インフルエンザの流行で卵が高騰していますが、北海道ではさらに深刻な卵不足なんだそうです。感染症許すまじ。

炙りチャーシュー麺

 ゆで卵は残念でしたが、味噌炙りチャーシュー麺は大変おいしゅうございました。たった一駅分ですが、地下鉄に乗って大通駅で降り、狸小路へ。

狸小路

 仙台や高松にもアーケード街はありますが、個人的にはやはり狸小路ですね。商店街は一丁目から七丁目まであるので勝手にサイド1~サイド7と呼んでいました。七丁目だけアーケードの形が異なっていて、最初は異様さを感じましたが、行ってみれば全然普通でしたっけ。

アネックス

 札幌のホテルはドーミーイン札幌ANNEX。狸小路を挟んで向かいにドーミーイン札幌Premiumがあり、その別館という感じですね。無料夜鳴きラーメンや朝食は狸小路を横切ってPremiumに行く必要がありますが、基本歩行者天国なので問題ありません。安定のドーミーインですが、お値段は18000円超。夏の北海道はかき入れ時ではあるんですが、ビジホと呼ぶには高いですね。WBFのコスパの良さを改めて認識してしまいます。

ドーミーインPremium

 札幌の夜は札幌勤務時代の知り合いと一緒に過ごしました。詳細は控えますがすすきのにも行ったりして楽しい一夜を過ごしました。ホテルに戻ってから風呂に入って夜鳴きラーメンを食べ、やはり飲み足りなかったのでチューハイを2本飲んで就寝。今度はアルコール分5%のを選んだのでセーフでした。

地下歩行空間

 翌朝は結構な雨でしたが、狸小路はアーケードで、さらにすすきのと札幌駅を結ぶ地下歩行空間を通ったので傘いらずでした。かつては冬以外は使わなかった地下歩行空間ですが、雨の日にも便利だったか。

三方六の小割

 札幌テレビ塔とか昔住んでいたあたりもぶらつこうかと思っていましたが、雨なので全て中止して札幌駅でお土産選び。札幌在住経験者的にはベタ過ぎる「白い恋人」は選びたくないので、柳月の「三方六の小割」とホリの「とうきびチョコ」を選びました。どっちも美味しいんですよ。

とうきびチョコ

 三日目はただの鉄道旅で、札幌~新函館北斗を特急北斗で、新函館北斗~仙台を北海道新幹線に乗って帰りました。

果たせなかったミッション②:「みよしの」で「マル得みよしの盛カレー」を食べる

マル得みよしの盛カレー

 札幌近辺のB級グルメ「みよしの」。餃子とカレーがウリの店です。特に私はカレーと餃子を「邪教の館」で二身合体させたような「マル得みよしの盛カレー」が好きで。温泉卵も乗るんですが、この卵不足でもやってくれているのかな。しかーし!大盛りカレーライスに餃子が4つ乗ったこれはかなりボリューミーで、酒を飲んだ後の〆というのはちょっと無理でした。なので諦めてドーミーインの夜鳴きラーメンとなりました。こちらは半玉なのでちょうどいいサイズ。

おーい北海道

 ということで飲食関係ばかりの6つのミッションは4つコンプリートして2つはインコンプリート。しかし図らずもエクストラミッションを一つこなしたので5勝2敗というところでした。結論・やはり北海道はいい!!

北海道紀行(その1):8年ぶりの函館

猛暑猫

 いや~暑いですね。家を出た瞬間、押し寄せる熱気はまるで鈍器で殴られたような。こんな危険な暑さなのに、巷には野球だのサッカーだのテニスだのと運動にいそしむ命知らずの人々が。まあ私も2時間弱ウォーキングしている訳ですが、そんなものスポーツの中でも最弱と、メ〇ガキに「ザーコザーコ」と罵られる程度なのでしょう。今回、水冷式の冷感タオルを首にグルグルと巻き付けてみたのですが、頸動脈が冷やされるおかげで猛暑の中でも頭はすっきりでした。これはいいですね。しかし身体への負担が減るわけではないので無理は禁物。

函館新幹線

 本日は先日行ってきた北海道紀行の話です。カテゴリ的には「奥の細道」か「北海道」か迷うところです。仙台発なのでw「奥の細道」にするべきなんでしょうが、「北海道」のカテゴリがある以上はやはり「北海道」か。昨今「撮り鉄」が世間のひんしゅくを買っているようですが、私は人畜無害の「乗り鉄」(しかもなんちゃって乗り鉄)なので許してつかあさい。北海道新幹線で青函トンネルをくぐって北の大地に。

はこだてライナー

 新幹線が新青森までだった頃は、青函トンネルを含む新青森ー函館間は「スーパー白鳥」という特急が結んでいました。新幹線の延伸で便利になった…と言いたいところですが、新幹線は新函館北斗駅までしか言ってくれず、函館に向かうにはここから「はこだてライナー」に乗り換えなければなりません。札幌から来る特急「北斗」に乗るという手もありますが、快速なら時間は変わらないし、特急料金もいらないのでここは「はこだてライナー」一択。

函館駅

 ♪は~るばるきたぜ函館へ~♪と歌いたくなる函館駅。しかしトンネルを潜って来たので逆巻く波も何もないので平穏そのもの。今夏の北海道旅行はいくつかの全くインポッシブルじゃないミッションを自らに課しているので、さっそくこなして行きましょう。

ミッション①ラッキーピエロでお食事

函館駅前店

 今や内地の人にも有名になってしまったラッピ。店舗は函館周辺にしかないのでここで行っておかねばなりません。早速駅前店に行ってみましたが…店内混み混みで50分待ちとか。これはいけません。

函館市電

 市電に乗って十字街に向かいます。函館には何度か来ていますが、何気に市電に乗ったのは今回が初。交通系ICカードが普及してとっても乗りやすくなりましたね。支払いは現金派なんですが、乗り物だけはキャッシュレス。

十字街銀座店

 で、十字街銀座店に来ましたが、なんとこちらでも50分待ち。なんだ、50分待ちというのはラッピのデフォルトなのか?もう2時過ぎなのに混み混みなのね。

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 諦めて函館港へ。ショッピングモールに様変わりした金森赤レンガ倉庫群が並びます。コメダ珈琲があったので浮気しそうになりましたが、こちらも人が店外に並んでいました。函館のランチタイムは遅いのでしょうか?

マリーナ末広店

 しかし、ここで見つけたマリーナ末広店。人は並んでいましたが、何しろ店が大きいしスタッフもたくさん。これはいけそうです。

生ビールとチャイチキセット

 注文したらすぐ来た生ビールとチャイニーズチキンバーガーセット。900円弱でしたか。ハンバーガー一つじゃ足りないだろうと思われがちですが、ここのは大きい。かつてチャイチキとベーコンバーガーを食べたら夜まで胃もたれした経験があります。しかし…なんとなく昔ほどのボリュームはなくなったような。気のせいかな?ま、夜は例によってカイジ式豪遊をする予定なので腹八分でよしとしましょう。生ビールはサントリーでした。

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 函館と言えば海の見える坂道。代表的な坂道の一つ、二十間坂を上りました。28℃くらいだったでしょうか。そこまで暑くはないけど坂を上ると汗ばみました。

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 坂の上にあるカトリック元町教会。中にも入れましたが、内部は撮影禁止でした。人気がなかったので撮影してもばれないかもですが、ここはルールに従いましょう。

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 そのそばにある函館ハリストス教会。ロシア正教の教会です。ウクライナ紛争以後、冷や飯を食っているのではないでしょうか。教会には罪はありませんが、中に入るには寄付が必要とのことで、止めておきました。まさか寄付金がロシア軍に流れる訳ではないでしょうが…

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 代わりにアングルを変えてもう一枚。綺麗な教会ですよね。

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 その隣に建つ、変わった形の函館聖ヨハネ教会。こちらは聖公会(アングリカン・チャーチ)の教会、すなわち英国国教会ですね。プロテスタントに分類されるんでしょうが、カトリックとプロテスタントの中間みたいな印象です。

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 実はさっきの画像、建物の裏側でした。立て札で気づいて表に回ってもう一枚。なるほど、こちらの方が教会らしいですね。

箱館山ロープウェー

 箱館山ロープウェー乗り場がすぐそばに。何度か乗ったことはありますが、ここまで来て乗らないのも野暮というもの。でも往復1800円は高いなあ。

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 箱館山展望台より。海の向こうは青森…ではなく北斗市です。さすがに津軽海峡はもっと広いのです。

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 夜景シーンでよく見る例の構図。左側が函館湾、右側が津軽海峡です。昔タクシーの運転手さんに、半島部分の狭いところは幅2キロだと聞いたことがありますが、もっと狭そうです。グーグルマップの縮尺では1キロ程度ではないでしょうか。

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 今や旧式機種になってしまった我がXperia1マーク4の最大望遠で撮ってみた五稜郭タワーと五稜郭。ここからではあの形には見えません。

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 箱館山の麓にある立待岬。昔歩いて行ったことがありますが、あれはもう16,7年前。もはやそんな元気はありません。昔森昌子が「立待岬」という歌を歌っていましたね。

ミッション②いろはすハスカップ味を飲む

いろはすハスカップ味

 この函館山山頂の自販機で見つけたのでミッション発動。札幌在住時代、新千歳空港で快速エアポートに乗って札幌に向かうのですが、よく買っていたのが北海道限定のいろはすハスカップ味。これを飲むと北海道を感じるんです。

昔のハスカップ味

 しかしボトルもパッケージデザインも変わりましたね。これはこれで悪くないのですが、旧デザインの頃の味の方が好きかな…なんて。懐古趣味は年取った証拠なのかも知れませんね。

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 山を下りてきましたが、キリスト教ばかり贔屓にしてはいかんなと、ロープウェーから見えた函館護国神社へ。実は初めて来ました。

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 箱館戦争など明治期の戦争の戦没者を祀っています。どこかで水浴びしたらしい鴉がずぶ濡れになって鳴いていました。「アツゥイ!」と鳴いていたのかな。

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 南部坂を下り、開港通りを函館駅に向かって歩いて行くとかつて青函連絡船だった摩周丸が。青森の方には八甲田丸がありますが、やはりご当地の地名の付いた船をそれぞれ選んでいるんでしょうか。

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 横から見た摩周丸。もちろん中も見られます(800円)。が、前に一度入ったことがあるので今回はいいかと。八甲田丸は人形もたくさんあったりして見所も多いのですが、摩周丸はごくシンプルだった記憶があります。

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 摩周丸のあるシーポート公園から見た箱館山。そろそろ陽が傾いてきて夕方の気配がしてきたような気が。

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 シーポート公園にある「青・海・テティス」と題する像。函館市出身でローマを中心に活躍した彫刻家の小寺真知子氏の作品だそうです。この像を見たときに思い出したのが…

心霊写真

 なんとこの心霊写真。イギリスの国立海事博物館(クイーンズ・ハウス)にあるチューリップ階段で1966年に撮影されたというものですが、私の子供の頃に放映されていたテレビの心霊番組でよく紹介され、子供達を恐怖のズンドコ(笑)にたたき込んでいました。なんでこれを連想するんだとツッコまれそうですが、なんとなく身体の形が似ているような。

WBF函館

 函館のお宿は「ホテルWBF函館 海神(わたつみ)の湯」。初めて泊まるホテルグループですが、WBFって何の略称なんでしょうかね。じゃらんなどで高評価なのと1万円という価格でチョイスしましたが…正直ここは当りです。

赤湯 

 大浴場は鉄分を含んだいわゆる赤湯で、海のそばのせいかしょっぱい味がします。効能は高そうですが、上がるときは流したくなるところ、ちゃんと透明な沸かし湯もあります。そして風呂上がりには冷やした白ワインやソフトドリンクが飲み放題。これはドーミーインを上回りますね。そして朝食ビュッフェが豪華。セルフ海鮮丼を作るのは函館のホテルではデフォルトみたいになっていますが、ここの食材は品質が良く、ウィンナーやベーコンでも味が他のホテルと全然違います。私はドーミーインが好きですが、結構お高いので、うかうかしていると追い抜かれるかもです。

マックスバリュ

 しかもホテルの裏手にはマックスバリュが。ビジホに泊まってカイジ豪遊ごっこをやるのが好きな私には持ってこいのホテルですね。画像でもスーパーの裏手にホテルが写っています。

タコハイ

 最近お気に入りはタコハイプレーンサワー。2本買ってしまいました。が、それだけではなく…

ミッション②サッポロクラシックを飲む

サッポロクラシック

 ラッキーピエロで飲んだ生ビールがサックラだったら良かったんですが、サントリーだったので改めてマックスバリュで買いました。風呂上がりに白ワインやらトニックウォーターやらを飲んだ後に飲んだせいで苦く感じましたが、ハートランドビールと並んで私の好きな二大国産ビールです。Amazonなどを使えば取り寄せ可能ですが、やはり北海道の物産は北海道で賞味するのが一番だと思います。
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