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2023年春季アニメ序盤の感想:今季はちょっとしか視聴していません

俳聖松尾芭蕉

 昨日書き忘れていましたが、新カテゴリ「奥の細道」を設定しました。実は「旅」というカテゴリがあるので旅行関係は全てそこにぶっ込めばいいようなものなんですが、札幌時代に「北海道」、大阪時代に「今日の夢大阪の夢」、高松時代に「どっきん四国」なんてカテゴリを乱発してしまったもので、仙台時代においても何か変わったカテゴリタイトルが欲しいなと。そして、東北発の旅と言ったらやはり俳聖・松尾芭蕉に倣うしかあるまいと。旅以外にも東北に関することはここに入れたいのですが、仙台から北海道に旅行したら、「北海道」にするのか「奥の細道」にするのか迷いますね。

春季アニメ

 本日は春季アニメ序盤の感想なんですが、通常3~4回は続けてきたところ、今季は1回のみです。なぜならあんまり視聴していないから。基本アニメはPCで視聴しているので、3~4月のPCの不在は痛すぎました。マリーアントワネットは「PCがなければスマホで見ればいいじゃない」とのたまいましたが(のたまっていません)、スマホの小さい画面だとどうも…。

僕の心のヤバイやつ

 だいたいもう序盤じゃなくて中盤だというツッコミも受けそうなところ、それでも視聴している数少ないアニメ作品について語りましょう。まずは「僕の心のヤバイやつ」。6話まで視聴しました。略称「僕ヤバ」。桜井のりおの少年漫画が原作です。

中二病市川
市川と山田さん

 陰キャで中二病の市川京太郎と、陽キャ美少女山田杏奈の恋模様が綴られていきます。市川はバリバリの中二病ですが、実際に中学2年生なのでまあいいのかな(笑)。陽キャでクラスカーストの頂点にいる山田さんに見下されていると勝手に思い込み、彼女を殺す妄想などをしていました。

とにかく食べる山田さん

 山田さんも当然中学2年生のJCな訳ですが、雑誌モデルとして活動しており、顔だけでなく高身長でスタイルも抜群。同じクラスと言っても普通なら陰キャと接点なんかありそうもないのですが、実は結構な変人。学校にお菓子を持ち込んで図書室で隠れて食べるなど、校則違反を当然のようにしたり、本屋で自分の出ている雑誌を目立つように並べ替えたるなどの迷惑行為も。要するにかなりの天然キャラなんですね。

好きということ

 ぱっと見は大人びているのですが、実は結構間が抜けている、そんな山田さんの真実の姿を見るにつけ、市川の次第に彼女に惹かれていくことに。わかる!エキセントリックな女の子には惹かれますよね。

壁ドン

 孤独な陰キャだった市川は、次第に学校に行くことが楽しくなっていき、山田さんも彼が陰ながら自分を助けてくれていることに気づき、二人の仲は次第に近づいていくことに。山田さんからお気に入りの漫画を借りたりする市川。いいですねえ、そういうの。中学生の初恋的なのは最近見てなかったので、ちょっと新鮮に感じます。山田さんならギャルゲーとかもプレイしてくれそうな気がするので、お気に入りの女性キャラとかで盛り上がって欲しいですが、中学生男子はギャルゲートとかはまだプレイしないでしょうか。「ハイスコアガール」じゃないから格ゲーとかシューティングは駄目だぞ、多分。

羊宮妃那

 山田杏奈のCV羊宮妃那は「その着せ替え人形は恋をする」の乾心寿や「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の男爵令嬢レイニなどを演じており、売り出し中の若手声優ですね。絶対芸名だと思いますが、自分で付けたのだとしたら、かなり中二病入ってないでしょうかね。牡羊座生まれじゃないかと思ったら、本当にそうだった(笑)。

勇者が死んだ

 次は「勇者が死んだ」。5話まで視聴しました。スバルイチの漫画が原作です。原作は完結しているので、中途半端なところで終わらせる必要はありませんが、1クールで最後まで入るのかどうか。

農民トウカ

 人と悪魔の戦いの末、勇者シオンが地獄の門を閉じて3年。封印が解けて再び悪魔が出現するようになった頃、ドスケベな農民トウカが悪魔対策に掘っていた落とし穴に落ちて、勇者シオンはあっけなく死亡。しかし翌日、トウカの魂はシオンの死体に乗り移っており、シオンの代わりに地獄の門を閉じる旅に出る羽目になります。

棺に自分が入っている

 トウカは異世界転生こそしていないものの、「このすば」のクズマことカズマそっくりの性格。スケベさではさらに上を行っているかも知れません。肉体は勇者のものになりましたが、魔力や剣のスキルはからっきし。基本小狡い策を弄して敵を罠にはめる戦法を得意とします。

ユナ

 勇者パーティーといえば随行者は必須。しかも主人公がスケベならハーレムパーティーは絶対な訳ですが、偽勇者トウカの場合、まずは幼なじみのユナ。やたらスタイル抜群で格闘戦を得意とします。かつてシオンに救われたことがあり、勇者の冒険に憧れていたので、シオンの姿になったトウカに同行することに。

アンリ

 次にトウカの魂をシオンの体に移した張本人のアンリ。かつてシオンのパーティーの一員だったネクロマンサー(屍術師)で、かつてシオンから「自分の死後、世界を救えると確信した相手に身体を引き継いで欲しい」と言われており、よりにもよってトウカを選んでしまいました。結果的にシオンを殺したとはいえ、完全に事故だからなあ…。なおネクロマンサーは地獄に連れ去られ、そこで適応した人間ということで、普通の人間からは悪魔と同一視されています。

マルグリット

 そして王女様のマルグリット。国王からはシオンと結婚することを期待され、自身もそのつもりでしたが、中身がトウカと知って大ショック。しかし次第にトウカに恋心を持つようになり、冒険に同行することに。戦力としてはかなり優秀ですが、ウマ娘のオグリキャップ並に大食漢で、食べないと魔力が流出してしまう魔漏症にかかっています。

ユナのエロシーン

 基本ギャグベースなところはやはり「このすば」に似ています。トウカは農民ですが、5年前に傭兵のパパンが火事場泥棒に行くのにママンと同行し、戦火に巻き込まれてパパンとはぐれ、ママンとは死別しているという、笑って良いのかどうか迷う過去を持っています。フトモモフェチで、やたらニーハイを履かせようとし、終いには大根にも履かせたりして。このあたり、実は異世界転生者なんじゃないかと疑問を持ってしまいますが、今のところそういう気配はありません。

勇者が死んだのヒロインズ

 ユナのCV山村響、アンリのCV竹達彩奈、マルグリットのCV久保ユリカとヒロイン声優達が軒並み30歳超えなので、なるべくエロい目に遭って遠慮なくエロい声を出して貰いたいところです。

ぱーんち

 続いて「くまクマ熊ベアーぱーんち!」。5話まで視聴しました。くまなのが「小説家になろう」に連載していた小説が原作の「なろう」系の2期です。1期は2020年秋アニメだったので2年半ぶりの2期製作ということに。引きこもりのゲーマーユナが、神様(?)からレアにしてチート装備「くまセット」を渡されてゲームそっくりの異世界に転移させられる話です。

くまファンクラブ

 ユナは15歳にして引きこもりですが、凄腕トレーダーとして株取引で億単位の金を稼ぎ、高級マンションで優雅に一人暮らしをしていたので、普通の引きニートとはかなり異色な存在です。そして「くまセット」の超絶チートぶり。その気になれば異世界で無双できるのですが、本人は面倒くさがりで目立つことが嫌いです。

パペットマペットじゃないよ

 しかし異世界で最初に遭遇したフィナを助けて以降、異世界の人々とは必然的に交流が出来、特にくまの姿は女の子に大人気。現世の料理が異世界では大受けするという「なろう」独特のルールにより、飲食店経営などを行いつつ、チート能力で冒険も適度にするという、のほほんとした異世界生活を送っています。

本物のくまと

 1期から特段の変化はなく、のほほんと冒険したり絵本を書いたりしています。ユナは現世で人間関係が希薄だった分、異世界で初めて人との絆を作っている感じがします。「くまセット」を装備しないと平均以下の体力で、魔法のスキルも使用できなくなるため、中身は美少女でもそれを見せることなくほとんど装備を外しません。くまの姿で女の子達には大人気だし、恋愛には全く興味がなさそうなので、それでいいんでしょう。

ゆりユリ百合リリー

 正直、これを見るぐらいならこっちを見ろと推挙される作品もあるのでしょうが、まったりが心を癒やすんですよ。スカリー捜査官から「モルダー、あなた疲れてるのよ」とか言われそう。何に疲れているんだろう?人生にかしらん。

ウマ娘ROAD TO THE TOP

 最後に「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」。4話まで視聴しました。というより4話で終了。アニメ第3期にあたる「Season3」製作も発表されており、本年放送予定ですが、「ROAD TO THE TOP」は3期とは違う模様です。

菊花賞に勝利

 1期ではスペシャルウィークを中心に「黄金世代」と呼ばれた「98年世代」が、2期ではトウカイテイオーとメジロマックイーンを中心としたそれ以前(90~92年)の世代が活躍しましたが、「ROAD TO THE TOP」は黄金世代の直後の99年世代の3人、テイエムオペラオー、アドマイヤベガ、ナリタトップロードの活躍が描かれます。

三強健在のラスト

 この3人は世代最強と呼ばれ、実際クラシックレースでは皐月賞(オペラオー)、ダービー(アヤベ)、菊花賞(トプロ)を分け合っており、BNWと呼ばれてやはりクラシック三冠を分け合った93年世代(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット)の再来かと思われました。

世紀末覇王

 実際にはシニアとなってからは「世紀末覇王」と呼ばれたオペラオーの独擅場となり、アヤベは故障→引退、トプロは長く走り続けたものの二度とGⅠを勝つことはありませんでした。オペラオーはGⅠ7勝という圧倒的な戦績を残しましたが、ライバルの不在もあってか勝っても勝っても人気が出ず、むしろ勝てなくてもトプロの方が人気があったそうです。

ドトウさん
デジたん
マンハッタンカフェ

 晩年は古馬になってようやく台頭してきた同期のメイショウドトウや、後輩のアグネスデジタル、ジャングルポケット、マンハッタンカフェらに次々と破れてしまい、GⅠ8勝という新記録は作ることが出来ませんでした。

三強

 …というのは史実の馬の話で、「ウマ娘」としては史実を踏まえながらも要所要所にオリジナル要素を加えて、「ウマ娘」のテーマの一つでもあろう“あの運命に打ち勝とう”という部分を強調したものになっていました。クラシック路線はほぼ史実通りの展開となりましたが、アヤベさんは生まれることなく天国に行ってしまった妹が脚の故障も持って行ったのでシニア路線も走り続けるでしょうし、トプロも周囲の期待をしっかり背負って走り続けることでしょう。そしてライバルが健在であればあるほどオペラオーも燃えると。

黄金世代

 それはそれとして、もしオペラオーが黄金世代のまっただ中に生まれていたら…とか、黄金世代の誰か(例えば一番ワリを食ったと言われるキングヘイローとか)が一年遅く生まれていたら…といった“IF”を妄想すると面白いですね。

トプロ号泣

 2話で描かれたダービー戦で、オペラオーをかわし、もうちょっとというところでアヤベさんに敗れたトプロが勝者を称えることも出来ずに悔しさのあまりこらえきれずに大泣きする場面がありますが、見てるこちらにも悔しさが伝わって貰い泣きしてしまうようなシーンです。これはトプロに騎乗した渡辺騎手がレース後に号泣したというエピソードにちなんでいる模様。

トプロうれし泣き

 菊花賞に勝っても泣くトプロですが、うれし泣きのシーンはいいものです。常に前向きで周囲からの人気も高いトプロですが、史実でも勝ちきれないレースが多かったものの、GIを勝っていないにも関わらず有馬記念のファン投票1位に支持されるなど、常にファンから愛され続けた馬だったそうです。

アヤベさんと妹その2
アヤベさんと妹

 アヤベさんは生まれてくることが出来なかった妹への過剰とも言える自責の念で闇落ち状態になっていましたね。これは母馬が双子を受胎し、双子の競走馬は育たないということで片方が取り除かれたという史実に基づくもとですが、これは本来アヤベさんに責任のある話では全くないんですが…

妹と一緒に

 妹が伝えようとしていることも曲解してしまっていましたが、最後の最後にようやく気持ちが伝わって、自責の念から解放されるアヤベさん。

ウイニングライブ 

 なお上位3人(4人の場合もありますが)をセンターにして行われるウイニングライブでこの3人で歌い踊っていますが、これは史実とはちょっと違っていて、トプロ1着、オペラオー2着は史実どおりですが、アヤベさんは6着でした。だから本来ならアヤベさんはセンターには入れないのですが、そこは演出ということで。

ラストの3人

 画面上でも3着にはサイレンススズカの妹に当たるラスカルスズカが入っていました。
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