ウマ娘プリティーダービー(その5):この秋に邂逅したウマ娘達

もうすぐ11月が終わります。月が変わったら急に紅葉が消えるという訳ではありませんが、12月といえば印象は完全に冬で、雪とかクリスマスとかいったイメージに塗りつぶされてしまうような。ボーナス様という存在も忘れてはいけませんね(絶対忘れないですが)。

本日はスマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」を話題を。何気に「その4」は3月末だったので8か月ぶりとなります。時折新規入手ウマ娘の紹介をしてきたのでそんなに前とは思いませんでした。

私のプロフィールです。8か月前と比べるとチームランクがA5→S1に上がっていますが、ここのところは完全に頭打ちです。サポートカードのガチャを引かないせいで、ウマ娘達の成績が上がらないせいだと思っていますが、単に育成が下手なだけだったりして。サクラチヨノオーに代わってカレンチャンがモデル立ちしています。


こちらは進行状況。右側は比較用の3月の進行状況です。育成回数940回(前回は595回)、グッドエンド達成数50回(前回は33回)。グッドエンドは同じウマ娘で何度到達してもカウントされないので、持っているウマ娘数と考えて貰って良いかと。育成ウマ娘数63となっていますが、ここには同じウマ娘だけど別衣装というのも含まれています。当時チームクラスは最高の6でしたが、今は5。他のトレーナーが強くなっているのに対し、相対的に弱体化していると思われ(涙)。

9月以降は、8月末に新規実装された育成シナリオ「私たちのグランドライブ」をプレイしていました。「ウマ娘たちはなぜライブをするのか?」をテーマに、ウイニングライブが行われるようになる前に行われていたという「グランドライブ」の復活を通し、ウマ娘たちが改めてライブに向き合っていくという内容です。

そして未勝利のままトレセン学園を去ったというライトハローというウマ娘がイベントプロデューサーとして登場。明確に大人のウマ娘が登場したのはこれが初ですね。たづなさんとか理事長とか、ウマ娘疑惑のあるキャラはいますがまだはっきり明言されていません。同期トレーナーの桐生院葵、理事長代行の樫本理子、記者の乙名史悦子らは通常の人間(ネットでは“ヒト耳”とか言われています)だし。

担当しているウマ娘に手を出していいのか問題はトレーナー間で論争を巻き起こしてきましたが、OBでかつ成人しているウマ娘であれば、当人同士が同意していれば朝帰りだろうが温泉旅行だろうが思いのままです。現役アスリートウマ娘達の最大の敵はライトハローのような大人のウマ娘だたりして。

最近は11月17日にアップデートされた最初期育成シナリオ「新設!URAファイナルズ」をプレイしています。桐生院葵が育成するハッピーミークと一緒にトレーニングをすると一定の確率で対決が発生し、URAファイナルズの決勝にはパワーアップしたハッピーミークが登場してきます。

従来のシナリオでもハッピーミークは決勝に来ていましたが、今回はステータスが凄い。しかも1番人気。こちらがダートのウマ娘を育成していようが、どの距離のウマ娘を育成していようが、万能型のステータスで立ちはだかってきます。ただ、桐生院があまりに総花的育成を行っているため、スピードで上回ればなんとか勝つことができます。例えば短距離ならこんなにスタミナはいらないのですが、なにしろどんな状況でもURA決勝に立たなければならない宿命を課されているので仕方がないのか。

「ミークさん…総合力では私のウマ娘の遥か上をいくあなたが、何故これほどの遅れを取るのか……磨いたスピード以外の総合力に頼みを置く…そんな性根が技を曇らせる」なんて、トレーナーが本部以蔵になってしまいます。しかし決して侮れない力量を持っているのも事実。スピードをSS以上にしておかないと危険です。そして必ず「うまぴょい伝説」を一緒に踊ることになります。

ハッピーミークは元ネタの競馬馬がいないゲームオリジナルのウマ娘です(今年2月に本物の競走馬に「ハッピーミーク」という馬名が登録されており、逆輸入されましたが)が、コースは芝もダートも適性Aで、距離は短距離から長距離までオールA、脚質は逃げF、先行A、差しS、追込Fとなっています。つまり差し馬としてあらゆる馬場、距離で戦えるスーパーウマ娘。ぜひミークも育成させて貰いたいですね。ミーク同士の対決となれば、純粋なトレーナーの育成能力の優劣がはっきりすることに。

さてそれでは新規入手したウマ娘達のご紹介。8月27日にメジロパーマーの入手まで報告しているので、それ以降の今秋邂逅したウマ娘達ということになります。まずはメジロドーベル。モデルは1990年代中頃から後半にかけて活躍し、GI5勝を記録し、4年連続で最優秀牝馬に選ばれた名牝です。

見た目完璧なお嬢様ですが、非社交的で特に男が苦手です。自分に自信が持てず、実力も容姿も性格も卑下しがち。自身の名前にコンプレックスがあり、「自分はかわいくない」「女っぽくない」と思い込んでいるそうです。名前の由来が犬種のドーベルマンだからでしょうか。愛称「ベルちゃん」は可愛いのですが、禁止令を出しています。

こっそり少女漫画を描くなどしており、同人作家「どぼめじろう」などと呼ばれています。これは中国語版ウマ娘公式サイトでのメジロドーベルの名前を、日本語に自動翻訳にかけたら出てきて、妙にしっくりしていると評判になったものです。これで現在実装されているメジロ家のウマ娘6人中5人を入手。最後にして一番欲しいアルダンを手に入れられるのはいつの日か。

次はヤエノムテキ。モデルは1980年代後半から1990年代初頭まで主に中距離レースで活躍し、GI2勝を挙げたオグリキャップ世代の一角をなしました。ゲーム実装に先立って漫画の「ウマ娘シンデレラグレイ」に登場していました。

実家は金剛八重垣流という武術の家元で、祖父が当主、祖母が師範代らしいです。その影響で武人らしい礼節と武骨さを見せています。過去はかなり荒れた性格で、力で全てを従わせようとする「一度キレたら手が付けられないやつ」だったそうですが、武術を学んで礼儀を弁えた性格に落ち着きました。オグリキャップの他、クラシック戦線の同期であるメジロアルダンやサクラチヨノオーと仲良しです。

新衣装ファインモーション。ウエディングドレス姿のファインは、カレンチャンと共に5月末に実装されました。その時は入手できませんでしたが、10月に実装されたアストンマーチャン欲しさに課金してガチャを回したところ、マーチャンは来ませんでしたが(涙)、すり抜けで殿下が来てくれました。

モデルは2000年代前半に活躍し、3歳時に無敗のまま史上最短となる6戦で古馬混合GⅠを制し、満票で最優秀3歳牝馬に選ばれました。作中設定はアイルランド王国の王女様。イベントで発する「貴様~」が有名ですが、「貴様~。私のお願いが聞けないと申すのかっ!言うこと書いてくれないと拗ねちゃうんだからねっ、つーん、チラリ」と冗談交じりで言っているので誤解無きよう。しかしウエディングドレス姿の殿下に駆け寄られては外交問題発生待ったなし。もう国籍変更→王配殿下待ったなしでしょう。

新衣装テイエムオペラオー。昨年末に春ルララと共に実装された正月姿です。やはりマーチャンのすり抜けでした。モデルは1990年代末期から2000年代前期にかけて活躍し、2000年の年間無敗・史上初の秋古馬三冠達成・GI7勝などで「世紀末覇王」の異名を取った優駿です。

宝塚の男役然とした姿で、実力もさることながら超ナルシストにして超自信家です。しかしhギャグのレベルに達しているのでうざいと言うより面白くなっています。また他者を貶めることはなく、育成し易く、ストーリーもとことん明朗快活なので、育成していると元気を貰えるウマ娘の一人とも言われてます。

ヤマニンゼファー。課金してもアストンマーチャンをゲットできず、意気消沈しているところにやってきました。石がまったくなかったので仕方なく課金したら、すぐに来てくれた良い子です。モデルは1990年代初頭に活躍し、史上初の安田記念連覇・天皇賞(秋)勝利など幅広い距離で活躍した実績から、「GⅠ三階級(短距離、マイル、中距離)制覇に最も近づいた一頭」と言われました。ゼファーはギリシャ神話に登場する西風の神ゼピュロスの英語読みです。自然をこよなく愛する穏やかな性格のウマ娘ですが、発言の端々に「風」に纏わる多彩かつ詩的な表現を織り交ぜるのが特徴で、往々にして周囲を理解不能にしてしまいます。


とにかく驚かされるのは勝負服。ストラップレスで肩出しの上、胸元が大きく開いています。さらに本人がかなりのグラマーなので、本当に走っても大丈夫なのかと心配になるほど。

私服姿はこのようにお淑やかなので、勝負服のセクシーさが際立ちます。何者かに強いられているのか?しかし勝負服は本人がデザイン案を提示して制作されるという設定になっているのでそんなはずは…

熱心なファンが作った横断幕「ゼファー魂」が印象的。ウマ娘界でもゼファーのファンたちが掲げているようだ。

なお横断幕といえば私が一番好きなのはこれ。ダブルジェット、いやツインターボ師匠はいつになったら実装されるんでしょうか。

最後にワンダーアキュート。今月17日に実装された一番新しいウマ娘です。モデルは2000年代後半から2010年代半ばまで活躍し、日本馬最高齢(9歳)での平地GⅠ級勝利記録を持つ競走馬です。ヤマニンゼファーから一転して露出の少ない勝負服になったのは、運営の反省か(笑)。

その経歴が大きく影響したのか、とても穏やかな人柄で面倒見のよいウマ娘で、周囲からは「話すとなんだか、おばあちゃんを思い出してほっこりする」と評判。…というか、声は「おばあちゃんっぽい」を通り越しておばあちゃんの声そのものです。「中の人」(須藤叶希)はまだ25歳なのに(笑)。一部では「ばぁば」と呼ばれたり。「ばぁば」は許せても「ババァ」は許せないのが女心の摩訶不思議。実家がボクシングジムを経営しており、本人も凄まじいパンチ力を見せているので、絶対言い間違いはしないように。

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