fc2ブログ

2022年冬季アニメ序盤の感想(その1):プリンセスコネクト!Re:Dive Season2/天才王子の赤字国家再生術/賢者の弟子を名乗る賢者

ファーストキャット

 ホワイトハウスに久々にファーストキャットが誕生しました。ファーストドッグは既にいましたが、猫はブッシュ(ジュニア)政権以来13年ぶりだとか。なお昔はいろんな動物が飼われていたらしく、馬がいたことも度々あったようです。ファーストウマ娘だったら誰が似つかわしいでしょうかね…“皇帝”“帝王”“覇王”と凄い異名を持つウマ娘がゴロゴロしていますが、名前で大統領を食っちゃいそう。

プリコネRSeason2序盤感想

 もう1月も終わりということで、本日からしばらくは冬季アニメ序盤の感想です。まずは「プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2」。3話まで視聴しました。

美食殿

 ソシャゲが原作のアニメは大体面白くないと言われ、実際私もそう感じます。昨季だと「takt.op destiny」なんか映像とか戦闘シーンは評価されていたもののストーリーはかなりヤバかったです。しかしプリコネRは例外的に面白いですね。

リトルリリカル

 面白い理由は、①監督が「この素晴らしい世界に祝福を!」と同じ監督(今季は総監督)で、ギャグやノリがかなり似ている ②多数いるキャラを小出しにしている(1話でリトルリリカル、2話でカルミナ、3話でなかよし部など) ③本編のストーリーと直接連動させていない(ゲームのストーリーは第2部もかなり進んでいますが、アニメだとまだ第1部の後半以前)といったところでしょうか。第2部から登場したキャラが出せないというデメリットもないではないですが、プリコネRのストーリーは結構シリアスなので、ゲームでもストーリーと直接絡まないイベントがよく開催されています。アニメもイベントに近い感じですね。

カルミナ

 3話では人気のギルド「なかよし部(別名ユニちゃんズ)」が登場。もっともユニ以外は付け合わせ程度の存在感しかありませんでしたが。しかし、ゲームでの個別ストーリーでユニが世界の真実(アストルムが虚構の世界であること)に気付いているという話がアニメでも使われ、何者かによる認識阻害を受けて誰にも理解されないというエピソードが語られていました。

なかよし部

 今回の話で美食殿はその認識を共有することになりましたが…まあ「それはそれ、これはこれ」という人達なので、あまり気にせずいつものノリで暮らしていくんでしょう。ただ、最初から知っているということと自力で気付くということの差は極めて大きく、さすがユニちゃんと言わざるを得ませんね。

天才王子序盤

 次は「天才王子の赤字国家再生術」。3話まで視聴しました。「なろう」系原作のように見えて実はラノベ原作ですが、もはや両者はボーダーレスになってきたような気がしますね。

隠居してえ

 大陸北方の小国の王子・ウェインが、父王の急病によって摂政として国政を任されることになりますが、小国であるばかりかろくな資源もなく、経済的にも軍事的にも弱小。ウェイン周囲からは次代の名君として期待されていますが、実は国を他国に売り払って悠々自適な隠居生活を企んでいるのでした。

怠けるウェイン

 しかし、現状の国では二束三文にしかならないということで、なんとか価値を高めようと思っているところ、大陸の覇権国家・帝国でお家騒動が起きたり、隣国に攻め込まれたりと色々起こってしまいます。ウェインはこのどさくさに紛れて国を売るための策を弄しますが、なぜかすべて思いがけない方に転んでしまうことに。

策を練る

 ウェイン、実はこっそり身分を隠して帝国の士官学校に留学していた経験があり、全科目で首席を取っていたほど優秀ですが、とにかく根が怠け者です。印象としては、歴史家になりたくて仕方ないのに軍を指揮していた「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーに似ているような気がします。

ニニム

 ウェインの相方は幼馴染で補佐官のニニム。一緒に士官学校に留学しているほどの仲ですが、理由は不明ながら大陸中で差別を受けているフラム人なので、ウェインと結婚とかは無理だとか。しかしウェインはニニムを「自分の心臓」と呼んでおり、普段は温厚そうなのに、他者がニニムを侮辱すると死を持って償わせるほどの怒りを見せます。

ロワ

 件の士官学校、実は帝国の第二皇女(末っ子)もお忍びで通っており、ウェインとは学友でした。この皇女、時期帝位を巡って激しく争っている帝国にあって、男尊女卑の伝統にも関わらず自らが皇帝になることを望んでいて、ウェインに“共闘”を持ちかけますが…という展開になっています。

妹王女 

 隠居を夢見るウェインですが、隠居で悠々自適な生活なんて話は誰も見たくないので、その願いは本編中では決して叶わないでしょう。でもいいよね、隠居。隠遁、隠者、世捨て人…なんて素敵な響き。ただウェインにはフラーニャという可愛い妹がいるので、隠居するにしても彼女のその後の暮らしのことも考えてやらねばなりますまい。

賢者の弟子を名乗る賢者序盤感想

 本日最後は「賢者の弟子を名乗る賢者」。通称「わしかわ」。3話まで視聴しました。実は1話の出来のあまりのひどさに一度は1話切りを決断したんですが、あれは原作にはないアニメオリジナル展開で、いわゆる“監督のやらかし”だったそうなので、気を取り直して視聴を継続しています。2話以降はまあましになりましたかね。

超可動ガール

 1話はどんだけスゴいの?と思った人はぜひ一度見てみて下さい。「ピーチボーイリバーサイド」といい、最近監督のやらかしが多いような。実力もないのに奇をてらって目立ちたいのか。この監督、以前は「超可動ガール1/6」の監督もやっていて、それはとても良作だったんですが…とても残念です。

こういうことです

 流れは「オーバーロード」に似ていて、ゲームの世界が現実になってしまうという設定です。主人公はそのゲームでは賢者のGGIダンブルフとしてプレイしていたのですが、ある日気まぐれでアバターを美少女に変えて寝落ちしたところ、なぜかその姿のままでゲーム世界が現実になった異世界に転移していたという。NPCが意思を持って独自に動いているところも「オーバーロード」と同じ。

プレイヤー仲間にはバレる

 眠っている間に30年も経過していたことや、ダンブルフとは似ても似つかぬ姿になってしまったことで、ダンブルフの弟子・ミラと名乗ることにし、かつてのプレイヤー仲間とも再会します。プレイヤー仲間は流石にダンブルフであることを見破りますが、今はそれどころではない危機的状況ということで、残りのプレイヤー仲間を見付けてくるよう依頼され、旅に出ることに。

能力はそのまま

 ダンブルフがGGIであるのはともかく、それをプレイしていた主人公は実際にはまだ20代の生年なんですが、なぜかやたらにGGI言葉を濫用します。さらに美少女キャラとなってもそのGGI言葉を使い続ける違和感。GGIがゲームしていたという設定なら理解できんでもないのですが。

かわいいっちゃかわいいが

 このミラが変身した自身の姿を見て「わし、かわいい…」と呟いたことが「わしかわ」という通称の由来となっています。毎話のサブタイトルも全て「わし、○○」で、いつまでもGGI言葉で引っ張る気のようです。1話よりは良くなったとはいえ、他作に抜きん出て面白いわけではないので、今後の展開によっては切る可能性もあります。
スポンサーサイト



好きな声優さん第7期(その6):伊藤美来~声と容姿でみっくみくにしてやんよ?

布団猫

 猖獗を極めるオミクロン株。早くピークアウトして欲しいものですが、発熱・咳・だるさ・のどの痛みなどの症状が中心だとか。それは普通の風邪とほぼ同じでは。世の中には「コロナはただの風邪」と言い張ってる集団もいるようですが、感染力はさておき、こうした症状だけで済むなら“風邪みたいなもん”という気もしてきます。インフルエンザ程度に落ち着けばある意味冬の風物詩みたいな感じに…ならないか。

伊藤美来その1

 本日は「好きな声優さん」です。今回は写真集も大ヒットして今一番勢いがあいるとも言われる伊藤美来を紹介したいと思います。

伊藤美来その3 

 伊藤美来は1996年10月12日生まれで東京都出身。愛称は「みっく」ですが、「っ」が入る分本名より長くなると言う。

特撮好き

 特撮好きで、公式プロフィールでは趣味を「仮面ライダー・戦隊ヒーロー鑑賞」としています。自身のライブで特撮ソングをカバーしたり、特撮について語るブロマガもやっています。ラジオのゲストに「海賊戦隊ゴーカイジャー」でルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー役を務めたM・A・Oが来た際は非常に興奮したそうですが、今ではプリコネRでメインキャラとして共演する仲ですね。

ライブ中の伊藤美来

 弟が二人いるそうで、お姉ちゃんとして溺愛しているそうです。特撮を見始めたのも弟の影響だそうで、兄や姉の影響という話はよく聞きますが…。ま、弟といっても男兄弟が二人もいたらそれは影響を受けるでしょうね。

コスプレ伊藤美来

 声優を目指すきっかけは「カードキャプターさくら」で、オーディションを受けるためにパソコンで「声優」「オーディション」で検索したところ、最初の二つは既に募集を終了しており、三番目に出て来た芸能事務所の声優オーディションに応募したそうです。

StylipS.jpg

 高校在学中の2012年に芸能事務所の声優オーディションに合格して事務所入りし、翌年に豊田萌絵と共に声優ユニットStylipSに加入しました。StylipSからは直前に小倉唯と石原夏織が卒業しており、メンバーの入れ替えとなった模様。なおStylipSは2017年以降の活動はなく、事実上活動休止となっています。

Pyxis.jpg

 2015年には豊田萌絵と新ユニットPyxisを結成しており、こちらは活動を継続しています。非常にビジュアル萌えするユニットですね。豊田萌絵も「好きな声優さん」で取り上げたいのですが、出演作と視聴作がマッチしなくて。

七尾百合子

 声優としてのデビュー作は2013年のソシャゲ「アイドルマスター ミリオンライブ!」の七尾百合子役でした。

宇佐美奈々子

 テレビアニメ初主演は2014年の「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の宇佐美奈々子役。

BEYOND.jpg

 2019に集英社「週刊プレイボーイ」が運営するグラビアコンテンツサイト「週プレグラジャパ!」が開催する「グラジャパ!アワード2019」において声優部門賞を受賞しているほか、2021年には「グラジャパ!アワード2021」でデジタル写真集「BEYOND」が最優秀作品賞を受賞しています。2回受賞するというのは凄いですね。

浅見景

 それでは私の知っている伊藤美来が演じたキャラです。例によって年代順。まずは古参ソシャゲ「ガールフレンド(仮)」の浅見景。3年生でバレー部所属。身長173㎝はガールズ中最長身です。

浅見景その2

 当初はレア度が一番低いNしかなくボイスも付いていませんでしたが、人気がうなぎ登りとなって作品内でもトップクラスの出世を果たしています。

足須沙穂乃

 「まんが家さんとアシスタントさんと」の足須沙穂乃。メインヒロインの「アシスタントさん」足須沙穂都の妹で、中学一年生。真面目な姉の扱いに長けたちゃっかり者でした。

足須姉妹

 足須沙穂都は早見沙織が演じていましたが、伊藤美来は「憧れの声優」に早見沙織を挙げており、姉妹共演が大きな影響を与えた可能性が。

コッコロ

 「プリンセスコネクト!Re:Dive」のコッコロ。エルフの少女でなんとまだ11才。記憶喪失というか幼児退行状態だった主人公(騎士くん)の案内人です。現実世界の名前は棗こころで、本作の舞台であるゲーム「レジェンドオブアストルム」の開発者の一人娘です。

ママ四天王

 単なるガイド役を超越して主人公を「主さま」と呼び、仕えることを何よりの使命としています。何もかも管理したいという管理願望を持っており、過剰なくらいお世話してくれるさまは、バブみが凄いというにはちょっと愛が重い気も。作中に登場する母性に溢れた「ママ四天王」の中でも最年少です。ストーリー第二部では、騎士くんがさらに赤ちゃんにまで退行するほか、シェフィというもう一人の赤ちゃんキャラも登場するのでコッコロはママとしてイキイキします。

しまむら

 「安達としまむら」のしまむら。本名島村抱月。このキャラについては「好きなアニメキャラ」で紹介済みなので、詳細はそちらを参照していただければと。(https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-1845.html)。

君に会えた日

 伊藤美来は本作では鬼頭明里とOP「君に会えた日」と挿入歌「メリーゴーランド」を歌っていました。

ルマキーナ

 「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」のルマキーナ・ウエスエリア。教会の最高権力者「大主神官」。正義感、信仰心が強く、主人公ディアヴロも驚愕するほどの魔力を持っていますが、育ちのせいか常識から外れた天然さも。

パンモロルマキーナ

 腐敗した教会を正そうとしますが、実権をおっさんに握られていたため、逆に命を狙われる立場になってディアブロに助けられることに。元々女性キャラのエロさが売りの作品なので、ルマキーナも何かとエロい姿になっていました。

くくるその1

 「白い砂のアクアトープ」の海咲野くくる。本作の主人公で前半は高校生ながら「がまがま水族館」の館長代理。後半は「アクアリウム・ティンガーラ」の企画広報担当となります。

くくるその2

 幼少期に両親を亡くすなど、同情すべき点も多々あるのですが、彼女の頑迷だったり強引だったりする行動に共感できるかというと、ちょっとなあ…という感じでした。アニメの主人公は正義じゃなくてもいいし、善人じゃなくてもいいとは思いますが、視聴者が共感できないというのはちょっとツラいかな。

タイタン

 「takt op.Destiny」の巨人。「巨人」と書いて「ジャイアント」ではなく「タイタン」と読みます。グスタフ・マーラーの交響曲第1番ニ長調を宿したムジカート。「巨人」という標題はマーラー自身が破棄したそうですが、未だにそう呼ばれ続けています。

レニーとタイタン

 レニーのパートナーで、二人の関係は極めて良好。いつもはふんわりとしており、人の名前の後に「たん」を付けたりしていますが、やるときはやるタイプです。レニーは死んでしまいましたが今後はどうするのか…

ステージ衣装の伊藤美来

 現在放映中で人気女性声優総動員といった感じの「明日ちゃんのセーラー服」にもクラスメートの神黙根子で出演していますが、まだ序盤なので語るには尚早でしょう。他にも「グレイプニル」や「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」「戦闘員、派遣します!」などにも出演していました。出演作はここ数年で尻上がりになっており、今後一層の活躍が期待されます。

コッコロ美来

好きなアニメキャラ(その133):マーハ・バロール(世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する)

サクラチヨノオー来た

 「ウマ娘」、たまたま石が10連ガチャ5回分貯まっていたのでピックアップガチャを引いてみたら、30連目でサクラチヨノオーが来てくれました。残り20連はサポートカードを引いてみましたが、こちらは大爆死。確率は収束するんですね(涙)。

メジロ家

 「ウマ娘」世界ではメジロ家が多くのアスリートウマ娘を輩出してきた大富豪の名家ということになっていて、メジロマックイーンをはじめメジロライアン、メジロドーベルがゲームキャラ化しているほか、メジロパーマーやメジロアルダン、メジロブライトなどが登場していますが、サクラ一族というのもいるそうです。

サクラチヨノオー全身図

 「さくらコマース」という企業が保有する競走馬が「サクラ」の冠名をつけているのですが、ゲーム中ではサクラバクシンオーのみが初期から登場していました。チヨノオーはプレイアブルキャラとしてはサクラ一族の二人目となります。白いイヤーキャップが牛耳みたいと言われ、髪のはね具合が犬耳みたいとも言われていますが、まるでメインキャラのようなデザインがなされているように見えます。

チヨちゃん勝負服

 勝負服は振袖が付いていて風の抵抗が凄そうです。この勝負服、どこかで似たようなのを見たことがある気がしていましたが…

FF10のユウナ

 FF10のユウナの衣装が似てるように思います。ユウナの方がより和風に傾斜している感じですが、チヨちゃんも靴が下駄風で目立たないところに和風テイストが。

激マブとチヨちゃん

 元ネタの馬は“スーパーカー”の異名を取ったマルゼンスキーの子供なので、ウマ娘世界でも二人は尋常ならざる縁を感じているようです。シンボリルドルフとトウカイテイオーのような感じなんでしょう。バブリーな雰囲気に満ちているマルゼンスキーに比べると落ち着いた感じですが。

ジュリ扇を持ったチヨちゃん

 見た目にはバブリーな感じは一切ないチヨちゃんですが、ジュリ扇を持つシーンが。これがマルゼンスキー由来の「血の絆」なんでしょうか。ちなみに隣にいるカレンチャンも本気で欲しいのですが、全然来てくれません(涙)。

マーハ全身図

 さて本日の本題ですが、「好きなアニメキャラ」です。「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」からマーハ・バロールです。3人いるヒロインを全員紹介するというのは私としては異例ですが、私の性癖にどハマりだったんでしょうね。正直ママン(エスリ)も入れたいぐらいなんですが、3人でも多すぎるのでさすがに自制しましょう。

1話のマーハ

 他のヒロインと共に1話から登場していますが、ディアとタルトが前線で華々しく戦っていたのに対し、マーハは狙撃するルーグのサポートをしていました。ディアは幼少期から魔法の才能を発揮し、タルトは10才から暗殺者としての訓練を受け素質を開花させたの対し、マーハは出会いが12才時と遅くて訓練期間が短かったのと、頭脳派だからという理由があると思われます。

10才のマーハ

 時系列では6話に10才時のマーハが登場。ストリートチルドレンでしたが、5人の少女をとりまとめて観光ガイドをして日銭を稼いでいました。犯罪とか売春といった方向に行かなかったところがマーハの手腕といえるでしょう。

商人の娘だったマーハ
孤児になったマーハ

 商家の娘として生まれましたが、父が右腕と頼んでいた部下が両親を殺害してしまいました。マーハは着の身着のままで逃げ、商業都市ムルテウに流れ着いたようです。

拉致られた少女達

 さらに10才の時に悪徳貴族の配下に囚われ、仲間の少女達と一緒に孤児院に放り込まれてしまいます。ここは孤児院とは名ばかりで、領主の福祉政策を悪用して補助金で儲けるほか、子供たちには劣悪な環境下で内職を強い、ある程度の年齢に達したら非合法な売春で儲け、補助金が出ない年齢になったら売り飛ばすという恐ろしい場所でした。

売られそうになるマーハ

 仲間内では一番年下だったマーハは、仲間の少女達が売春させられて心身とも傷つくのを見るはめに。そして12才の時にとうとう自身も売られることになりましたが…

いつか王子様が

 助手を探していたルーグに魔力持ちの素養と商才を見込まれ、仲間たち共々救い出されました。悪徳貴族はルーグが買い取るとの申し出に三日の猶予を貰って、その間にマーハを「水揚げ」してしまおうとしましたが、その悪辣さはルーグに見破られていました。

化粧品を売る

 ルーグはムルテウにおいてはバロール商会の当初の庶子「イルグ・バロール」を名乗っていましたが、マーハはその妹という戸籍を用意してもらい、「マーハ・バロール」となりました。商家の娘だった頃の姓はあるはずですが、本人も周囲も一切触れていません。実家に捨てられたタルトと違い、元の姓を嫌悪する理由はないはずですが…

店員に採用

 1話まるまるかけて過ごしてきた「地獄の時代」を描かれたマーハ。その後はルーグが立ち上げたバロール商会の美容ブランド「オルナ」の代表代理を務めることになります。一緒に地獄を見てきた仲間の少女達も店員として雇うことになり、彼女達もようやく苦労が報われるように。

肉食系マーハ

 マーハは商家の娘らしく元々頭が良くて商才があったため、「オルナ」は大成功を収めており、ルーグの不在を充分に埋めているほか、商売の傍らで培った情報網などを駆使して諜報活動を行っています。

セクシーマーハ

 マーハはルーグがイルグとしてムルテウに滞在していた2年間に暗殺術などを学んでおり、並の男達では歯が立たないレベルの強さになっていますが、訓練期間が短かったのと才能の差で、戦力としてはタルトには及ばないようです。しかし情報収集など別の側面から貢献しているので、ルーグにとってはタルトに劣らず欠くことの出来ないパートナーといえるでしょう。

ラブラブマーハ

 年齢はルーグやタルトと同い年(ディアの3才年下)ですが、3人のヒロインの中では一番大人びて見えます。ルーグへのアプローチも一番肉食系というか積極的で、明確に好意を示していますが、自分自身をも最適のタイミングで売り込もうとするあたり、商家の血が遺伝子にはっきり刻み込まれているようです。

お休みマーハ

 ディアに惚れているルーグは、マーハには常に「妹」として接しようとしていましたが、ディアも結果的に「妹」になってしまったので、もうそれは言い訳にならないような。ちなみにマーハはルーグの仮の姿である「イルグ」の妹ですが、ディアはルーグの実妹、つまりトウアハーデ家の娘という形になっているので、これは結婚にもの凄い障害になるのではないかと。むしろ表面上トウアハーデ家とは無関係のバロール家の人間ということになっているマーハの方が結婚は容易そうです。

はい、お兄様

 生き方は常に現実的だったマーハですが、幼少期からあまりに薄幸だったせいか、白雪姫じゃありませんが「いつか王子様が」という夢想を心の片隅に抱えており、ルーグの出現はまさに白馬の王子様の登場そのものでした。正式に「妹」になった際のこの表情がマーハの気持ちを如実に語っていますね。

タルトとは仲良し

 表面上の立場はさておき、同い年のタルトとの関係は非常に良好です。“正妻”格のディアに対して2位3位連合を組んでいるかのようにも見えますが、当時は2人とも直接ディアと会ったこともなく、ルーグが月イチでいそいそと出かける“本命”との認識しかありませんでした。3人が一堂に会する場面は描かれませんでしたが、その後を描いた1話を見るとディアとタルトはしっかりコンビネーションを発揮しているので仲良くやっているのではないかと。

水着のマーハ

 イメージカラーは濃紺ないし紫でしょうか。髪の色は青ですが、衣服はもっと濃い色を好んで着用しているようです。情熱を冷静で包んで秘めているといった感じでしょうか。

下地紫野

 CVは下地紫野。1993年6月4日生まれで沖縄出身です。高校卒業後に上京して声優養成所に入り、2011年から声優活動を始めています。2016年にはアーティストデビューも。

宮前透

 私が知っている役としては「セイレン」のゲーム好きな先輩、宮前透。

新刻敬

 「ブギーポップは笑わない」の風紀委員長・新刻敬。

シャーリーとラム

 「シャドーハウス」のシャドー・シャーリーとそのいたいけな生き人形・ラム(シャーリーはほとんどしゃべっていなかった気がしますが)。

ナカヤマフェスタ

 ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のナカヤマフェスタ。通称は「ハードボイルドな孤高の勝負師」。プレイアブル化はいつになるのか。

下地紫野その2

 などがあります。私が見てませんが、自他共に認める“クソアニメ”「ポプテピピック」で伝統的な沖縄弁(ウチナーグチ)でジョセフ(少年)役を演じて好評を得たそうです(9話Bパート)。そういう独自の強みがあるのはいいですね。

大分紀行:昨年末の話で恐縮ですが

昨夜の地震

 夜中の緊急地震速報に叩き起こされました。どんなすごい揺れが?と身構えましたが、高松は大した揺れではなく。後で見たら震度3でしたが、体感では2程度だったような。でも震源地に近い大分宮崎方面ではかなりの揺れだったようで、大きな被害がないといいのですが。

ワンダーランドエクスプレス

 だからという訳ではありませんが、本日は大分に旅した話を。オミクロン株の感染拡大の予兆を感じながらもまだ大したことのなかった年末、大分市に行ってきました。目的は特急ソニックに乗ることです。

青いソニック

 これが883系ソニック。1995年デビューで今となっては結構ロートルですが、登場時のインパクトは大きかったです。「ワンダーランドエクプレス」と呼ばれ、奇抜なエクステリアは話題をさらい、高速バスにジリ貧だった日豊本線の活性化と利用者増加に大きく貢献しました。

奇抜な座席

 なにしろこの座席。ヘッドレスト部分がなにやらTDLのあのキャラを連想させるような。今はリニューアルされて落ち着いた色合いになっていますが、昔はもっと派手でした。

昔のソニック座席

 これが旧座席。実に派手ですね。まさに「ワンダーランドエクプレス」を体現するかのようです。この時に一度乗っておきたかったですが、叶わず。

雪で遅れる新幹線

 しかし、折しも襲来した年末寒波で常にない大雪が新幹線を襲っておりました。運休こそしなかったものの、30~40分くらいの遅れが発生。私が新幹線に乗る岡山駅は寒いもののピーカンで雪の気配は微塵もありませんでしたが、滋賀のあたりがヤバかったようです。

白いソニック

 そういう訳で小倉駅に着いた頃には乗車予定のソニックは既に出発しており、みどりの窓口で次の列車の席を取り直して貰いましたが、来たのは885系の通称「白いソニック」。悪い列車じゃないし、こっちの方が新型なんですが…夏の長崎旅行で乗っていたんですよね。今回は青い方に乗りたかったんじゃ~と心で叫びつつ、帰りの列車に期待します。

おんせん県おおいた

 大分県には既に別府、湯布院、日田に宿泊したことがあり、4回目の宿泊。それくらいなら1回しか宿泊していない他県(鹿児島、熊本、佐賀、福岡)に泊まれよと自分にツッコミましたが、先ほど言ったように青いソニックに乗りたかったもので。でも大分市は初宿泊です。「おんせん県」の異名を取る大分県、同じ列車に乗ったみなさんも、大体別府で降りていきます。

大分ドーミーイン

 なぜお前は別府で降りないのだ?それは私のご贔屓ホテルであるドーミーインが大分市にあったからです。「天然温泉白糸の湯 ドーミーイン大分」は大分駅前にありました。せっかく来たのだから豊後国一宮である西寒田(ささむた)神社か柞原(ゆすはら)八幡宮を訪ねようかと思っていたのですが、列車の遅延により諦めて駅ビル内のスーパーで買い物してホテル直行とあいなりました。それにしても一宮が二つあるとはこれいかに。

大浴場

 ドーミーインの大浴場はいいですねえ。サウナと水風呂に交互に入って「整えている」人もいましたが、私は普通に風呂に入り、サービスのアイスモナカを食べ、恒例の「カイジ豪遊ごっこ」の後、9時半には夜鳴きラーメンを頂きました。

夜鳴きラーメン

 サービスなので文句は言えませんが、出来れば半玉といわず一玉欲しいところです。シンプルな醤油味ですが、夜食だと「だがそれがいい」。

ドーミーイン大分の朝食

 朝風呂も大浴場に浸かり、やはりサービスの乳酸菌飲料を飲んで、さあ朝食。ドーミーインの朝食はご当地名物も出してくれるのがいいですね。大分だと中津唐揚げなんかがあります。

椎茸カレー

 カレーもあって、実は朝カレー好きなので早速頂こうと思ったら、まさかの「椎茸カレー」。大分名物には椎茸もあった模様。子供の頃からキノコ類が苦手で、大人になってだいぶ克服したんですが、「超えられない壁」が椎茸。カレーの味に紛れるかもしれないとも思いましたが、いやいや椎茸の味はA.T.フィールドすら突破すると考え直し、遺憾ながら回避しました。「椎茸カレー」はあってもいいですが、「ノン椎茸カレー」も置いておいて欲しかった…

府内城

 列車の出発まで時間があったので、少しは観光もせねばと思って向かったのが大分城址公園。正式には府内城と言うらしいです。江戸時代中に天守は燃えて再建されなかったようですが、櫓は復元されています。

閉鎖された内苑

 しかーし、掘の内側は立ち入り禁止に。PCR用検体採取場が設置されているため閉鎖されているとのこと。仕方なく外苑を歩いて行きます。

人質櫓

 「人質櫓」というちょっと物騒な名前の櫓。江戸末期の文久元(1861)年に再建されたものだそうですが、名前の由来は不明。人質を押し込めたといった伝承はないそうですが、ではなぜこの名前にしたし。

南東隅二重櫓

 こちらは東丸南東隅二重櫓。第二次大戦の戦災で焼失して戦後に復元されたものです。本来は平櫓だったそうですが、他の櫓が二重櫓なので同形式で再建したとか。一階の張り出した部分は「石落し」だそうです。

大分駅

 駅に戻ってお土産選び。大分駅は結構立派ですね。かつて住んだ札幌の駅を思い出しましたよ。

札幌駅

 あ…すいません、やはり札幌駅の方が立派です。

ざびえる

 お土産に買ったのは、50年以上愛され続けるという大分銘菓「ざびえる」。かのフランシスコ・ザビエルの名前を使っているのは、ザビエルが大友宗麟の庇護下、大分市で布教活動を行ったからだそうです。バター風味豊かな洋風の皮に、純和風の白餡(銀)と、ラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ餡(金)の二種類があります。余談ですが、ザビエルってバスク人だそうですね。

ボンディア

 年末なので豪華にもう一丁ということで選んだのは「ボンディア」。ポルトガル語で「おはよう」を意味するそうで、1978年に大分市とポルトガルのアベイロ市が姉妹都市を締結した際に記念として作られたお菓子です。砕いたクルミを煉り込んだ小豆あんをパイ生地で包むという和洋折衷のお菓子で、「大分土産といえばボンディア」というぐらい定番のお土産となっているとか。おいしいけどちょっとお高め。

ブルーソニック

 帰りの列車は期待通り「青いソニック」でした。新幹線も帰りは雪の影響もなくスムーズで、順調に高松に帰り着きました。

好きなアニメキャラ(その132):タルト(世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する)

トンガの噴火

 地震でもないのにも突然出された津波警報には驚きましたね。南太平洋のトンガ諸島での大規模噴火が原因のようですが、当初は「被害の心配はない」とされていたのに。気象庁によると今回の潮位上昇は津波と言っていいのかまだわからないということですが、津波でないものに津波警報を出すということもそれはそれで議論を呼びそうな。それにしても衛星画像にはっきり映る噴火は恐ろしいですね。

タルト全身図

 本日は「好きなアニメキャラ」なんですが、「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」からタルトです。本来姓もあるはずなんですが、作中一切触れられていません。タルト自身も後述の経緯から姓は捨てているのかも知れません。

チビタルト

 タルトは1話から登場していますが、時系列的な初登場は4話。トウアハーデ領とは別の苛烈な領主の治める寒村の出身で、10才の時に口減らしのために追い出され、裕福と聞いていたトウアハーデ領を目指しますが、途中で狼の群れに襲われてあわやという時に偶然狩りに来ていた主人公ルーグと出会い、救われます。ルーグとは同い年です。

捨てられたタルト

 ルーグは自身の手駒として“魔力持ち”を探していましたが、領内には適当な人材を得られずにました。“魔力持ち”はその名のとおり魔力を持っている他、常人より攻撃力や防御力といった身体能力が高く、戦力として重宝されますが、貴族に多くて平民にはあまりいないようです。また、“魔力持ち”なら誰でも魔法が使えるというものではなく、ルーグも強い魔力を持ちながら、ディアから手ほどきを受ける7才までは魔法が使えませんでした。

魔力持ちのタルト

 なお、ルーグはトウアハーデ家秘伝の魔眼を授けられており、魔眼によって“魔力持ち”を判別するような描写がありましたが、魔眼がなくても、“魔力持ち”は“魔力持ち”が判るようなので、所有する魔力の量とか詳細が魔眼で把握できるという感じなのでしょう。“魔力持ち”は魔法が使えなくても身体能力が強化されているので、平民では兵士とか用心棒をやっているケースが見受けられますが、女性の“魔力持ち”はタルト、ディア、マーハとルーグの手の者しか登場しておらず、残りは野郎ばかりです。“魔力持ち”に価値があるのであれば、タルトの家族も単純に追い出すよりも売り飛ばすという手があると思うのですが…誰も(タルト自身も)気付かなかったんでしょうね。
 
胡散臭い女神さん

 妙に都合の良い出会いということで、ルーグパパンのキアンはトウアハーデ家の秘伝を盗みに来た間者の可能性を2年も捨てずにいましたが、夢で女神から運命の出会いがあるとの思し召しを受けたとタルトが言っていたことで、ルーグは自身も出会っている例の胡散臭い女神のさりげない配慮だろうと解釈していました。

可愛いタルト

 タルトは、命を救われた上、「いらない子」とされていたところに「必要だ」と言ってくれたルーグに心酔し、忠誠を誓うことになります。ルーグは前世で覚えたテクニックを駆使したことを露悪的に「洗脳」と言っていましたが、多少そういう演出はあったとしても、あのシチュエーションならそりゃ大抵“忠犬”化するだろうと思われます。

ルーグ直伝
ナイフは下手

 トウアハーデ家のメイドとなったタルトは、その後2年に亘ってルーグから暗殺術を学び、ルーグの専属メイド兼暗殺業の助手となりました。それ以上に身体的な成長の方がはるかに大きい気もしないではないですが(笑)。

槍術というよりは棒術
折りたたみ式槍を装備

 最初の戦闘力は凡人レベルでしたが、努力を継続できるという稀有な才能があり、戦闘では身体強化と風属性の加速魔法を併用した超速度での接近戦を得意としています。長い得物を得意とし、ナイフの使い方が上手くならなかったところが暗殺者として大きな欠点でしたが、ルーグが携帯できる折りたたみ式の手槍を与えたことで問題を克服しました。

蛇轍槍

 折りたたみ式の槍というと「魁!!男塾」に登場した伊達臣人の蛇轍槍を思い出しますね。当初はまさに槍に蛇のような動きをさせていましたが、仲間になって以降は携帯に便利な折りたたみ式の槍というだけのものになっていました。

手槍の装備状況

 太ももに折りたたみ式の手槍を装着しているほか、もう片方の太ももには峰不二子ばりに拳銃を装着しているので、タルトのスカートはまさに秘密でいっぱい。パンチラを披露するあたり、視聴者サービスも満点ですね。

拳銃装備

 なお、魔力についてはルーグが全属性(土日水風)持ちで、ディアが土と火の二重属性であるのに対し、タルトは風属性です。ディアは銃を魔法で作り出せ、弾丸のリロードも魔法で行えますが、タルトは銃を携帯する必要があり、リロードも必須です。そのためリボルバーなのに弾倉ごと取り出せる中折れ式となっています。

常にルーグの後に

 12才から14才の頃、ルーグはバロール商会当主が娼婦に産ませた庶子(という設定の)イルグ・バロールとなってムルテウという大都市で過ごしますが、タルトもこれに付き添い、専属メイドというよりは秘書のような立ち位置にいました。

武者修行帰り

 それだけでなく、武者修行も兼ねて戦闘に参加しており、“雷速の戦乙女”の二つ名を持つほどの活躍をしています。本人はその名では呼ばれるのは恥ずかしいようですが。

第二ボタンの山

 第二ボタンの山。これはハートを射貫いた殿方の数を示していますが、手槍で物理的に心臓を貫いたことを意味しているのが怖すぎます。

号泣するタルト

 ルーグの役に立つことに喜びを感じており、ルーグの“便利な道具”であることを自覚していますが、ルーグを愛しているので、ルーグが他の女(ディア)に惚れていることをはっきりわからされた場面では号泣を見せています。

先駆けするタルト

 終盤、パパンからディア暗殺(という名目の救出)を依頼されたルーグはヴィコーネ領に急ごうとしますが、その際タルトがルーグの魔力温存のため先駆けを志願します。

風のシールド

 風魔法でシールドを張って摩擦を軽減し、ルーグをスリップストリームに入れるタルト。ウマ娘のごとく力尽きるまで走りました。

ルーグを見送る

 その後、タルトを置いてディアの下へ走り去るルーグを見送りますが、ルーグの姿が見えなくなったところで涙がとめどなく流れます。

3人の婚約

 作者によれば、タルトはディアも自分やマーハと同じように、魔法を開発するための“便利な道具”として利用されているのだと思っていた(思っていたかった)が、この時それを真っ向から否定されたので、取り乱して泣いたとのことです。負けヒロインは美しいですが…アニメでは描かれていませんが、その後ルーグはディア、タルト、マーハの3人と婚約するそうです。だから1話の共闘シーンはコンビネーション抜群だったのか。

オレンジタルト

 ディアのイメージカラーがミントグリーンであるのに対し、タルトのイメージカラーはオレンジでしょうか。髪は金髪で服は黄~茶系統が多い印象です。

ルーグヨットスクール
水着のタルト

 ただし10話のルーグヨットスクール(笑)の際は赤系統の水着だったので、いつもそうという訳でもないようです。もしやルーグのお見立てか。タルトはルーグの“一番好きな女”ではないかも知れませんが、“一番そばにいる女”であることは間違いないですね。

高田憂希

 CVは高田憂希。福岡県北九州市出身で1993年3月16日生まれです。幼少期からテレビアニメが好きで早くから声優に関心を持っていたそうで、高校では演劇部に所属し、卒業後代々木アニメーション学院福岡校に進み、同校卒業後上京して声優事務所付属の俳優養成所に入り、在籍中に声優デビューしました。

エルマのコスプレをする高田憂希

 この人の出演作と私の視聴作のマッチングがあまり良くないようですが、私が知っている役としてはまず「小林さんちのメイドラゴン」のエルマですね。

アイシャ

 最近だと「無職転生」のアイシャ・グレイラットでしょうか。主人公ルーデウスの腹違いの妹ですね。

3P寝

 仲の良い声優に下地紫野を挙げていますが、下地紫野は本作でマーハを演じており、タルトとマーハも随所で仲の良いシーンを見せていました。ルーグを挟んで一緒に寝るシーンでも暗示されているように、お互い恋敵的な存在でもあるのですが、“本妻”ディアの存在が二人を強く結びつけているような感じもありますね。

記憶に残る一言(その145):矢島金太郎のセリフ(サラリーマン金太郎)

ストーブ猫

 ますます猖獗を極めるオミクロン株。あれよあれよと第6波到来ですね。また様々な制限が加わる窮屈な生活となるんでしょうか。重症者が少ないというのが救いですが。

サラリーマン金太郎

 本日は「記憶に残る一言」です。今回はパロディの方が有名になってしまった感もありますが、元ネタの方の本宮ひろ志の「サラリーマン金太郎」から、主人公矢島金太郎のセリフを紹介します。

金太郎3巻

 暴走族・八州連合の元ヘッド矢島金太郎は、漁師をして亡き妻の忘れ形見の竜太と暮らしていましたが、ある日事故で漂流中のヤマト建設の会長・大和守之助を救います。金太郎はこれを契機にヤマト建設に入社することに。サラリーマンとなりながら、サラリーマンの枠に捉われない金太郎はここで数々の大胆な行動を行うことになります。

金太郎、きれる

 問題のセリフは単行本3巻収録の初期エピソードになります。第19話「金太郎、きれる。」大和守之助の孫娘の江沢有希が車で崖から落ちそうになったところを助けた金太郎。有希は金太郎に惚れますが、金太郎は子供扱いして相手にしませんでした。なかった。

実写版金太郎

 守之助のみならず有希まで救って貰ったのでは、大和一族は金太郎に足を向けて寝られないんじゃないかと思いますが、子供扱いされたことを逆恨みした有希は、車で金太郎の家の前まで行き「金太郎のバカァァ!!」と叫んで走り去ろうとします(まさに子供)。しかし、金太郎が車の前に飛び出したので、急ハンドルを切った車はガードレールに衝突。運転していた男(有希の仲間)は逆上して金太郎につかみかかりますが、逆に金太郎に殴られます。
椅子攻撃
 

 この一件の後日、やたらガタイのいい男がヤマト建設を訪れ、何の説明もなくいきなり金太郎を殴りつけます。その行為にブチ切れた金太郎は、背後から男の後頭部をめがけてデスクチェアを思いっきり振り下ろし、ここで暴れては物が壊れるということでこのセリフを放ちます。

屋上に行こうぜ

 「屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…」。その後のセリフは「死ぬほどきれえだ……てめえらみてえな……一方的にふるまう奴らがよォ………」

死ぬほどきれえだ

 そして有言実行で屋上で殴り合う金太郎。激闘の末に勝利します。実はこの男、元警視庁逮捕術NO.1という相当の強者だったのですが、金太郎がただのサラリーマンではなく、元暴走族ヘッドだという情報を貰っていなかった模様。

屋上での殴り合い

 有希の仲間で、金太郎に殴られたのが関東の総会屋を束ねるフィクサー三田善吉の息子で、報復のためにこの男が送り込まれてきたという。この一件で金太郎と知り合った善吉は、その後金太郎の心意気を気に入り、よき理解者となります。金太郎も善吉に大きな影響を受け、「三田のじいさんの受け売りだけどな」と語る場面がよく登場します。

三田善吉

 なお後日、金太郎は銀座の高級クラブのママをしていた末永美鈴を後妻に迎えることになりますが、彼女を金太郎に紹介したのも善吉でした。

美鈴

 昔の不良漫画だと番長同士が激闘の末ダチになるという展開がよくありましたが、その変形みたいなものでしょうか。

謎パロディ

 で、ネットでよく見かけるパロディの方ですが、こちらは漫☆画太郎のギャグマンガ「珍入社員金太郎」の主人公・多摩金太郎のセリフです。ポマト建設株式会社に新入社員として出社した金太郎ですが、初日に社長からクビを言い渡されます。それにブチ切れた金太郎はデスクチェアを社長の頭上から振り下ろし、「屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ」と言い放ちます。

ほぼほぼ同じ構図

 このセリフ、展開から明白なとおり、「珍入社員金太郎」は「サラリーマン金太郎」をほぼパクっています。「サラリーマン金太郎」も連載されていた「ヤングジャンプ」で、2005年8号から11号まで掲載されましたが、全4話で突然打ち切りになりました。ええ、全4巻ではありません、全4話です。なので単行本化もされていません。打ち切りの理由は明らかではありませんが、本宮ひろ志を激怒させたからという噂も。もしこれが正しいとしたら、そもそも連載したヤングジャンプ編集部にも大きな責任があると思いますが。

珍入社員金太郎

 漫☆画太郎は漫画界の文法や常識を無視する何でもありの作風で有名ですが、連載途中で自ら打ち切りへ持っていくような展開が多く、まともに完結を迎えた作品は少数にとどまります。大の連載嫌いだそうで、仕事を選べるなら読切作品に限定したいのだとか。この人の作品には他にも記憶に残るセリフがありますので、いずれ紹介したいと思います。

こんなのもやってる

好きなアニメキャラ(その131):ディア・ヴィコーネ(世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する)

雪猫

 オミクロン株の流行、爆発的ですね。秋以降ちょっと楽になってきたと思っていましたが、第6波が確実となり、また制限が強まるんでしょうか。ワクチン3発目を打つことについては、すでに覚悟完了していますが。

ディア・ヴィコーネ全身図

 本日は「好きなアニメキャラ」で、終了したばかりの2021年秋季アニメ「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」からディア・ヴィコーネを紹介します。なんとこのアニメからは「好きなアニメキャラ」を3人出す予定ですが、要するにヒロイン3人娘が全員好きという異例な作品となりました。

おっさん時代

 本作は「世界最高の暗殺者」と呼ばれた男が、最後の最後に所属組織に裏切られて自らが暗殺されてしまい、死後女神から勇者暗殺を依頼されるという物語です。勇者は魔王を倒すのに不可欠なので、魔王打倒までは殺してはならず、しかし18年後に世界を滅ぼすのでそれまでには倒さなければならないということで、暗殺可能期間はは結構短いですが、それと引き換えにこれまでの知識と経験を保持したままで任意のスキルを選択できるという反則ギリギリの特権を与えられ、暗殺貴族トウアハーデ家の長男ルーグとして転生します。

トウアハーデ家

 異世界は勇者や魔王がいる、女神曰く“剣と魔法の世界”で、まあ「なろう」系でよく見る例の世界です。生まれた直後から使命に目覚めているルーグは、前世での経験や知識、トウアハーデ家の秘術、所有スキルと絶えず行う訓練により、異世界において並ぶ者のいないレベルの暗殺者に成長していきますが、魔法だけは魔力があるだけではダメで、きちんとした師匠に学ばなければならないということで、ルーグ7才の時にやってきた師匠がディアです。

初登場ディア

 一話冒頭から登場しているディアですが、メインヒロイン3人娘が揃った後の共同作戦による暗殺の話なので、時系列的には最終回の12話後のエピソードということになります。

10才のディア

 時系列での初登場の3話の時点でディアはルーグより3才年上の10才。「無職転生」での主人公ルディの魔法の師匠ロキシーも少女の姿でしたが、彼女の場合は実際には37才を超えていたいわゆる“合法ロリ”でした。その点ディアは実年齢が10才で名実ともにロリ。

3才年上

 ルーグはアルヴァン王国のトウアハーデ男爵家の長男ですが、ディアは隣国のスオイゲル王国のヴィコーネ伯爵家令嬢になります。国内最高峰クラスの魔術の才能を持っているということですが、なぜ隣国くんだりににわざわざ来てくれたかと言うと、ルーグのママンであるエスリがヴィコーネ伯爵家の出身だからです。

ルーグとエスリ

 ルーグの銀髪はエスリ譲りで、エスリの姪であるディアに受け継がれていますね。ルーグとディアはいとこの関係と言うことになります。親戚ならそりゃあ無理も聞いてくれますね。

若作りのエスリ

 小柄だし見た目も3才も年上には見えないディアですが、エスリも若く見えるので、そういう家系なのかも知れません。ルーグはエスリ27才の時の子供で、この時点では34才ほどですが、老けたようには全然見えません。なお若作りとはいえこの世界にしては随分遅くに産んだ子供なんだなと思いきや、ルーグの上にも子供がいたようで、その子はどうやら訓練なり暗殺任務なりの途中で死んでしまったようです。

金を作り出すディア

 ルーグはディアの指導で魔法を使えるようになり、転生前に選んでいたスキル【式を織るもの】により新魔法の開発も可能となりました。この世界の普通の人間は、既存の魔法以外は使えず、それ以外の可能性を考えることもできませんが、このスキルの持ち主は正しく術式を組めば新たな魔法を使用可能だそうです。金をも作り出すとは、まさに錬金術師。

新魔法開発

 【式を織るもの】を持たないディアは、金を産み出す(であろう)魔法を組み上げた際、自分で使おうとして失敗してしまいましたが、ルーグが成功させた後では普通に成功させているので、スキル持ちが魔法として確立させることが必要なようです。

ご機嫌ディア

 ディアの滞在はたった二週間でしたが、新魔法を組み上げるというエキサイティングな新経験はディアを熱狂させることに。この間に二人はすっかり親密になりました。

銃撃を覚えるディア

 二人の実験はエスカレートし、ルーグは前世の経験を元に新魔法【銃撃】や【砲撃】を産み出します。さすがに【砲撃】はディアの手に余ったようですが、【銃撃】は自分のものにします。

一緒に寝る

 なにかとお姉さんぶるディア、なぜか当初からルーグに添い寝をしたがりましたが、添い寝の形で二人の関係性が如実に示されていました。最初はこれ。

真ん中に寝るディア

 ディアの導きによりルーグが魔法を使えるようになった頃はドヤ顔でこう。

より添い寝

 二人で新魔法作りに熱中していた頃はこうなりました。

ここまでの仲に

 そしてお別れの前夜。ディアの方が年下のルーグにぞっこんラブ(古い)になっていますが、ルーグの精神年齢はおそらく50うん才+7才で60才を超えていると思われるので、ディアが惹き付けられるのも仕方が無いでしょう。しかし惹かれたのもルーグも同じでした。

16才のディア

 次の登場はなんと7話までお預け。まあディアは隣国の貴族だから気軽に遊びに行くという訳にもいかなかったでしょうし、他のメインヒロインであるタルトやマーハのエピソードも描かなければならなかったので仕方がありませんが。ルーグは13才となっており、ということはディアは16才。日本では「鬼も18」といいますが、欧米ではSweet sixteenと言って女の子が大人の階段を登り女性の仲間入りをする節目の年齢が16才のようです。

17才になっても童顔のディア

 という訳で成長したディアですが、やはりルーグより年上には見えませんね。というかルーグが大人び過ぎているのか。相変わらず新魔法開発には余念がなかったようで、ついに重力反転魔法まで開発。

ディア再登場

 衣服とか愛銃とか、ミントグリーンがお気に入りな様子。

ラブラブの二人

 実は画面上登場していなかっただけで、月イチでディアの下に通っていたらしいルーグ。他のメインヒロインであるタルトとマーハについて、ルーグは便利な道具と認識しており、それを隠そうともしていなかった上、彼女らも当然のように受け入れていましたが、ディアだけは「嫁にしたい」と公言しており、最初から“新魔法開発のための便利な道具”扱いはしていなかった模様です。二週間の添い寝が効いたのか?

添い寝するタルトとマーハ

 ちなみにタルトとマーハもルーグと添い寝していましたが、彼女達には過去にトラウマを抱えており、時折精神的に不安定になるので、ルーグが兄代わりに一緒に眠ってぬくもりを与えているのだそうです。両側から良い匂いがして安眠できそう?

ディア暗殺指令 

 物語終盤、ヴィコーネ公爵家は隣国内の政変に巻き込まれ、ヴィコーネ領は攻撃を受けることに。そこでルーグパパンであるキアンはなんとルーグにディア暗殺指令を出します。…というのは建前で、ディアの美貌は周知の事実で、このままでは隣国貴族の鹵獲品にされてしまうので、死を演出して密かに連れ出してこいとのこと。ヴィコーネはエスリの実家でもあり、私情からの依頼だとキアンは言っていましたが、ディアにはルーグも私情があるので当然引き受けます。

籠城で銃撃するディア

 ディアは【銃撃】の魔法を駆使して籠城中。この魔法は他に知られていないので、攻城側もうかつに近寄れないでいました。というより待っていたんですね、切り札の到着を。

本命はディア

 落城前に間に合ったルーグはディアと感動の再会。死の偽装計画を実行しようとしますが…

セタンタ登場

 神器・魔槍ゲイボルグを持つセタンタが遂に到着。圧倒的な力で立ち塞がり、なんとルーグの【砲撃】にも耐えます。

決闘のふりをするルーグ

 神器を使えるということは勇者である可能性もあるのですが…暗殺を即断するルーグ。セタンタが勇者だとすれば、確かにその戦闘狂ぶりは世界を滅ぼしそうではありますが、見てくれはもう18才オーバーだし、最初からバーサーカーな勇者というのもなんだかな、ではあります。

暗殺魔法発動

 そこで対勇者用に用意していた暗殺魔法「グングニル」を発動し、決闘を装いつつ時間を稼いで見事に暗殺に成功。これはディアが開発した重力反転魔法を応用し、大質量の金属を衛星軌道上まで飛ばしてから落下させ、さらに風の魔法で大気圏再突入時の空力加熱を防止するといったものだそうです。その威力は核兵器並ですが、放射線は出ません。ではN2地雷並というべきか。

妹となることに

 パパンの依頼はディアの死を偽装することでしたが、結果的にそれを証言する生存者がいないほどの大被害を出すことになり、ルーグにとっては前世も含めて人生で初めての暗殺失敗となりましたが、ディアの救出には成功。以後ディアはルーグの妹・クローディアとなって生きることとなります。

マーハも妹だが

 ルーグの妹としてはマーハもいますが、マーハはルーグの偽装身分であるバロール商会当主の庶子・イルグの妹という形(マーハ・バロール)なのに対し、ディアはクローディア・トウアハーデとなります。実妹という形にしてしまうと結婚できないんじゃないだろうかと思いますが…その辺りやヒロイン同士の関係も含めて第二期制作を強く期待してます。

奴隷オークションのディア
共闘する二人

 最後まで1話を見返すと、奴隷に扮して外道オークションに潜入し、タルトと共闘して【銃撃】で参加者らを片っ端から殺害し、爆発魔法まで使っているので、メインヒロイン同士仲良くやっているようには見えます。3人娘の中では年齢的に一番上なので自然とリーダー格になるんですかね。

上田麗奈

 CVは富山が生んだ天才声優、“うえしゃま”こと上田麗奈。役に入り込む“憑依系”声優で、正統派ヒロインから狂気キャラまで多彩な役を見事に演じます。

ヤバい地獄
御冷ミァハ

 同時期には「takt op. Destiny」で性格破綻者的なムジカート・地獄を演じていました。他に「ハーモニー」の御冷ミァハなど、ヤバいキャラも得意としていますが、個人的にはディアのような正統派美少女を演じる時の彼女の声が好きですね。

上田麗奈その2

 この人については「好きな声優さん」でも紹介済みで、その活躍ぶりは今更私がどうこういうこともないレベルですが、「魔女の旅々」のOPに使われた「リテラチュア」はすごく良かったので、またアニメのOPとかEDを歌ってほしいですね。

2021年秋季アニメの感想(その4):180秒で君の耳を幸せにできるか?/真の仲間/最果てのパラディン/王様ランキング

闇のコヤンスカヤ

 昨日、Fate/Grand Orderで石が30個貯まってたのでピックアップ召喚の11連ガチャを回してみたら、闇のコヤンスカヤが来ました。引いとけ引いとけとは言われていたので昨年末に44連くらい回していたのですが爆死していましたが、年が明けたら運気が変わったかも知れません。

人権鯖ランキング

 某攻略サイトに「引くべきサーヴァントランキング」というのがあって、画像のとおりSSSはアルトリアキャスター、SSがオベロン、卑弥呼、蘆屋道満、モルガン、坂田金特、Sが光のコヤンスカヤ、マーリン、スカサハ・スカディ、ゴッホとなっているところ、私は福袋以外は無課金のくせに坂田金特とゴッホ以外は全部持っていました。闇のコヤンスカヤはどのランクになるんでしょうか。もちろん無課金なので宝具レベルはほぼ1ですけどNE!だから大して強くはないのですが、惰性みたいになっているとはいえ、長くやっていると課金しなくても集まるものなのかも知れませんね。

シュバリエ・デオン

 おまけ(?)で未所持星4のシュバリエ・デオンも付いてきました。これはコヤンスカヤの「中の人」(斎藤千和)つながりでしょうか。

180秒で君の耳を幸せにできるか?感想

 というところで最後の秋季アニメの感想行ってみましょう。まずは5分アニメ「180秒で君の耳を幸せにできるか?」。ASMRをテーマとしたアニメです。視聴者である「あなた」の周囲の人々が様々なASMRをぶちかましてきます。

キャラと中の人達 

 で、ASMRって何って話ですが、Autonomous Sensory Meridian Responseの略で、Wikipediaによると「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚」で「直訳すると自律感覚絶頂反応」だそうです。ASMRが実在する生理現象であるのか、科学的な実証はなされていないそうですが、慢性疼痛が軽減されたとか、安眠効果などが報告されているそうです。一方中国なんかはASMR動画を「低俗なポルノコンテンツ」とみなして中国内の動画音声配信サイトからコンテンツ削除を命じています。

ダミーヘッドを使う
ダミーヘッドが赤ちゃんに

 かなり前からYouTubeにも様々なASMR動画がアップされていますが、個人的には耳かき+囁き声のが好きです。でも聞きながら寝るとかはしたことないですかね。耳舐めといったセクシャルなもののあるようですが、エロいのはちょっと…

さすが奨様だ

 で、本作ですがASMR動画への入門編といった感じで、耳かきのほか、自然の音や生活音など、毎回様々なASMR音声を出してきていました。一番良かったのは8話の速水奨による「3分間でハードボイルド」だったりして。いや別に「ウホッ!」系では全くないんですが、速水奨の声と演技は相変わらず素晴らしい。暇があったらイヤホン付けて視聴するといいでしょう。

真の仲間感想

 次は「真の仲間」。これは略称で、正式名称は「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」。この長いタイトルでおわかりの通り「なろう」系です。

かつての勇者一行

 人々に必ず何らかの「加護」が与えられている異世界で、「導き手」の加護を持つギデオンは、「勇者」の加護を持つ妹のルーティと共に魔王軍を倒すための旅に出ます。仲間も増えてパーティーも成長すると、初期レベルが高いだけの「導き手」は見劣りするようになり、遂にメンバーの賢者アレスから「君は真の仲間じゃない」と告げられ、パーティーを去ることになります。

押しかけ姫

 その後はまさにタイトルどおりで、名前を変えて辺境で薬屋としてスローライフを満喫しようとしたところ、かつて冒険を共にした姫が押しかけ女房のようにやって来て同居を宣言し、平和な村でのんびりした生活が始まるのかと思いましたが…

デレしかないリット

 平和な辺境の村のはずが麻薬が蔓延ったりと不穏な事件が続き、一方ギデオンが抜けた勇者パーティーは、表面上目立たずに彼が果たしていた「潤滑油」的役割が失われたことで機能不全になり、次々にメンバーが離脱。勇者ルーティーも麻薬に勇者の加護の衝動を抑える効果があることに気づき、麻薬の蔓延る辺境の村に向かいます。

自分を取り戻したルーティー

 この世界、全ての人は何らかの「加護」を持ちますが、これはいいことばかりではなく、副作用のような負の効果も持っています。例えば「賢者」の加護は強烈な承認欲求を生じさせるなど。おまけに誰がどのような「加護」を得られるかはランダムらしく、希望する「加護」と与えられた「加護」が全然違うことも多々あるという。ほぼ宿命か呪いかといった感じですね。

でも戦うと強い

 ギデオン(改名してレッド)は、「導き手」の加護が固有スキルを有さないことから、知識と経験、コモンスキル(加護の種類を問わず取得可能だが固有スキルには叶わない)で補ない、「加護」に頼らない生き方をしてきたため、この人だけを見ているとあまり感じませんが、他の人々はほぼ「加護」に操られているかのような観があります。

迫るリット
スローライフというかなんというか

 そんな訳でタイトルとは違い、あまりスローライフをしないことや、「加護」の束縛や副作用が重すぎてほぼ「加護」に操られているかのような人々を見ることになる本作、救いは姫(リット)の可愛さでしょうか。「ツン期の終わった元ツンデレ」だそうで、要するに今はデレしかありません。CV高尾奏音のデレヒロインはたまらないですね。

勇者ルーティー

 望まず「勇者」の加護を持ってしまった妹のルーティーも、本心では大好きなギデオンと一緒にいたいだけなのに、呪いのような「加護」により人間性すら失いつつありました。しかし麻薬が勇者の加護を弱めたことで、一時的に本来の心を取り戻し、兄と日常生活を送ることに。しかし、本当は魔王の世界征服なんてどうでもいいと考えている勇者というのも恐ろしい。

やばいアレス

 本作は「賢者」アレスがあまりにも賢者とは思えない行動ばかりして、狂言回しを役割を果たしていますが、副作用の承認欲求ばかりが強くて賢さが全く感じられないという。単に強力な魔法が使えるというだけでパーティーに貢献できない人材とは一体…。最終的には姫と妹と平凡ながら幸せに暮らすという結末になりましたが、その一方魔王は大陸の半分以上を侵略しているという状態。いいのか使命をほっぽり出して。とりあえず魔王を倒すまで頑張って、それからスローライフを楽しめばいいのにと思いますが、目先の希望を最優先するというのがある意味すごい。

ティセとルーティー

 あ、唯一のアレスの功績としては、ギデオンの補充としてアサシンのティセを連れてきたことでしょう。ティセはルーティーの唯一の友人となりましたし、CV釘宮理恵だし。

最果てのパラディン感想

 お次は「最果てのパラディン」。タイトルは短いですがやはり「なろう」系です。引きこもりとして無為な人生を過ごし、後悔して亡くなった主人公が、前世の記憶を保持したまま異世界に転生するという出だしですが、本作においては正直異世界転生の要素は全く必要ありません。というか、あっても何の役にも立っていません。

ウィルと三人の不死者

 主人公(ウィル)は3人の不死者に拾われて育てられますが、この3人は生前は英雄と称された冒険者だったので、前世の記憶があろうがなかろうが、赤ん坊の頃から3人に育てられたらそりゃあ強力なキャラになるわ。「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」のように、前世が世界最高の暗殺者だったなら、その知識と経験は異世界でもきっと役に立つと思いますが、ヒキニートの知識と経験なぞ屁の突っ張りにもなりません。

灯火の女神

 で、比較対象のないままに3人から武術、信仰、学問、魔法を学んだウィルは、一般常識を持たないまま(3人が非常識という訳ではなく、不死化する以前の200年前の知識しか持ってなかった)今では信仰する者も少ない灯火の女神グレイスフィールの神官として社会に出ることに。しかし仲間を得てその強さが認められ、聖騎士(パラディン)に叙勲されることになります。

友達エルフ
増える仲間

 と言うわけで純粋に異世界を描いたハイファンタジーでいいのですが、タイトルどおり「最果てのパラディン」となって魔物と討伐し、廃墟の街を再興させて事実上の領主となったところで終了。きりが良いところですっきりと終わりました。原作5巻のところ、半分当たりで終わっているので、第二期も可能に思えますが、原作者が活動を休止したままで活動再開に至っていないそうなので、現状この先を作るのは難しいかも知れません。

ワイバーン殺し
キメラと対決

 異世界がしっかり構築されており、「なろう」系にありがちなチート(マヨネーズで天下取る勢いとか)なども見られないので、「ロードス島戦記」の向こうを張れそうな風格がありました。強力な魔法による一発狙いよりも地味でも効果的な魔法の連続使用とか、信者の多さが影響力を高めるらしい多神教世界とか、なかなか見所がありました。原作者のカムバックに期待ですね。

王様ランキング感想

 最後に「王様ランキング」。途中で視聴を中止した「プラチナエンド」に代わって視聴を始めました。「超豪華なリザーバー」にエントリーしていなかったのですが、抜擢ですね。連続2クールで今季も放映しており、現在12話まで視聴しました。本作はまだ放映途中ですが、こうした経緯で恒例の「序盤の感想」を書いていないので、ここで「中盤の感想」をば。

カゲとボッジ 

 十日草輔が漫画投稿サービス「マンガハック」で連載中の漫画が原作で、単行本は2021年12月時点で累計発行部数150万部を突破しているそうです。童話というか子供向け作品のようなキャラデザインが特徴的で、当初はそれで魅力を感じずに無視していたのですが、YouTubeなどで非常に評判が高かったので、視聴してみたら面白さに驚きました。

やる気はあるボッジ

 主人公はボッス王国の第一王子ボッジ。彼は巨人の両親を持ちながら小柄で非力。それどころか耳も聞こえず言葉も話せないというハンデを背負っており、国民などからも軽侮されていますが、本人は王様になる気満々です。

意地悪そうなヒリング

 ボッス王はボッジを後継者に指名して死去しますが、王妃のヒリング(ボッジの継母)は、遺言に叛き、自分の産んだ第二王子のダイダを王に指名します。これだけ聞くと童話によくある継母の継子いじめのようですが…

実はいい人ヒリング

 実はヒリングは心優しい女性で、継子であるボッジにも分け隔てなく愛情を注いでいました。ダイダを王にしたのは、人望が薄くハンデキャップを抱えるボッジでは王の激務に耐えられないだろうという配慮からのものでした。

ダイダ

 ダイダはプライドが高く未熟な部分も多い嫌味な弟という感じで登場しましたが、実際は努力家で優秀な資質を持っていました。ボッジがハンディキャップから甘やかされていたのに対し、厳しく育てられてきたことで屈折した感情を抱えていましたが…

ボッス王

 実は先代のボッス王、一代で王国を築き上げた豪傑ですが、若い頃に魔神と契約して「寿命」と「後に生まれる子供の力」を代償に力を手に入れており、ボッジが非力な原因はそこにありました。さらに死去後はボッジの体を乗っ取る形で復活する予定で、そのために後継者に指名していたようですが、ダイダが王となったことで、ダイダの体を乗っ取る形での復活となりました。

ドーマスの暗殺

 ボッジは教育係だった「ソードマスター」ドーマスの裏切りで冥府への崖から突き落とされますが、虐殺により絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残りであるカゲの支援で一命を取り留めます。カゲは人間族というよりスライムに近いような異形ですが、なぜかこの世界では奇異にも思われず社会に溶け込んでおり、幼少期から悲惨な生活が続いて小悪人に堕ちていましたが、ボッジと出会ってその器の大きさに触れ「どんな時も味方になる」ことを誓うことに。なぜかボッジの言葉を唯一理解できる彼が友として側にいることは、ボッジにとって大きな力になりました。

ミランジョの鏡

 ダイダの身体を乗っ取る形でのボッス王の復活の裏には「鏡」と呼ばれるミランジョの策謀がありました。肉体を失って、精神のみが鏡として残っているようですが、何やら大きな野望があるらしく、次はヒリングの暗殺を試み、ボッス王国の破滅をも望んでいる模様。復活したボッスも、積極的に支援はしないものの邪魔もしないという微妙な態度を取っています。

デスパーの指導

 冥府に落ちたボッジですが、別に死者の国という訳でもなく、普通に国があって住民もいました。冥府の王デスハーの弟・デスパーは金に目がなく、あきれるほど弱い俗物ですが、卓越したコーチングスキルを持っており、ボッジの隠れた才能を開花させます。

最凶脱獄囚

 ミランジョは冥府から6人の凶悪犯罪者を脱獄させ(最凶死刑囚か)、ボッス王国の壊滅を宣言しますが、本当の意図はどこにあるのかまだ不明。身体を奪われたダイダの精神は暗闇の中でミランジョを名乗る幼女と出会いますが、彼女と鏡の関係は?今後の展開に期待です。

デスハー
王様ランキング協会

 なおタイトルの「王様ランキング」ですが、この世界ではミシュランの調査員みたいな人がいて、国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに強いかなどを、総合的にランキングしており、例えば「強さだけなら1位」と称されたボッス王の時は王様ランキング7位でした。また冥府の王デスハーの王様ランキングはなんと2位。見た目はやばそうですが、文武両道で国民からの信頼も厚い名君なんだそうです。

ボッス王国四天王

 ボッス王国には四天王がいて、ボッジを裏切った「ソードマスター」ドーマスの他、「蛇使い」ベビン、「王の槍」アピス、「王妃の盾」ドルーシがいます。これら強者の存在もランキングに影響していたと思われますが、アピスやドルーシはどうやら以前からミランジョのことを知っている様子で、ますますミランジョの素性が気になります。

悪そうなベビン

 なお本作は「悪人っぽい人ほど実はいい人」という法則があるようで、四天王でも一番悪そうな顔をしている「蛇使い」ベビンもやはりいい人でした。以前からボッジを評価しており、カゲをボッジに付けるなどさりげない支援を行っていますが、王としてはダイダを支持しました。教育係だから当然かも知れませんが、彼の動向も今後を左右しそうな気が。

夜の営みは

 ちっちゃいボッジのパパンのボッスは巨人。ママンはやはり巨人だったので、それはまあいいのですが、弟ダイダのママンであるヒリングは通常人サイズ。牧歌的な作風の本作でこれにツッコむのはどうかと思いはするのですが…その、「夜の営み」はどうしたでしょうかね?ボッス王に常人サイズに変身できるような便利スキルでもあったのか。でもそれなら、わざわざ同じ巨人のボッジママンを見つけにいかなくても良かったろうにとか思ったり。ゲスの勘ぐりは無用でしょうか(笑)。

年末年始にお迎えしたキャラ達:(艦これ/ウマ娘/FGO/プリコネR)

新年猫

 明けましておめでとうございます。何気に任地で年末年始を迎えたのはブログ開始以来初めてです。高松での正月に驚いたのは、ファストフードやスーパーでも休んでいる店があることです。さすがにコンビニは開いてましたが、遙か昔になった昭和の頃を思い出しますね。田舎ほど昔の風習が残っているとは言いますが…。なお、営業している店もあるにはあるんですが、だいたい込みまくってました。

新年猫2

 年末年始の休暇なんて、長いようでぼけーっとしているとあっという間に終わってしまいますね。9時過ぎに起きていたのが、明日には6時半起きに激変するなんて(笑)。三連休を頼みになんとか頑張って行きましょう。

八幡丸邂逅

 新年一発目の記事ですが、正月ぼけの最中なので、本日は軽くスマホゲームなどでの年末年始のガチャ成果についてなど。まずは「艦隊これくしょん-艦これ-」。「艦これ」にガチャ要素はほとんどない(大型艦建造がガチャっぽいけど、ほとんど利用しない)のですが、年末に実装された単発任務「海上護衛!ヒ船団を護り抜け!」の達成で入手できたのが特設航空母艦八幡丸。秋イベントが小規模作戦だったせいで新規実装が潜水艦や海防艦といったちんまい艦娘に留まっていたことに対する運営側の補償でしょうか。

八幡丸

 有事には空母改造が予定され、改装が容易になるよう設計段階から考慮されて建造された貨客船新田丸級の2番艦です。空母に改装されて大鷹型の二番艦雲鷹となります。

雲鷹

 既に雲鷹に改装済みですが、ちょっとつり目な感じが好みのタイプです。航空機輸送任務や船団護衛に活躍しましたが、潜水艦に二度も雷撃を受け、1944年9月に戦没。実装時点で改のみならず、改二まで設定されているので、頑張ってレベル上げしましょう。

タマモクロス来た

 続いて「ウマ娘 プリティーダービー」。年末に無料10連ガチャがあり、いつもは渋い石配布も妙に太っ腹だったおかげで60連ぐらい引けたおかげで来てくれたタマモクロス。ガチャが更新される度に次は来る次は来ると言われていたものの、全然来なかったのでもはやネタと思われていましたが、遂に本当に実装されました。関西弁で貧乏な家出身という設定で、ウマ娘界のじゃりン子チエと呼びたい感じ。二つ名の「白い稲妻」は格好いいですが、おっさんとしては昭和時代の日産シルビアという車を思い出してしまいます。

水着スペちゃん

 なお副産物(?)としてゲットしたのが水着スペシャルウィーク。別衣装バージョンですがようやく主人公を入手できました。性格はアニメと変わらず真面目で実直ですが、育成はとても難しくなっています。大体このゲーム、「史実で偉業を残しているほど難易度が高くなる」という性質があるので、日本総大将ともなればそれはもう…。ま、私も場数を踏んで来たので今となってはURAファイナルくらい勝たせられますけど。

A攻撃宝具EXTRA

 お次は「Fate/Grand Order」。今や惰性でプレイしている感が強いのですが、年始には恒例の有償だけど必ず星5キャラが当たる福袋ガチャをやるので、この時ばかりは少額課金。しかし今回は選択肢が14種類もあって、明確な“当たり”ガチャも見当たらなくて…。悩んで選んだのがこのArts攻撃宝具EXTRA福袋。星5が全員女性キャラだから…と言う訳ではなく、星5の6キャラ中未所持が4キャラだったので確率的にいいかなと。

スペースイシュタル

 当たったのは未所持のスペースイシュタル。見かけはイシュタルがやさぐれたような感じですが、個人的には大当たり。アベンジャークラスは星5を所持していない唯一のクラスだったのと、スペースイシュタル自身が評価の高いキャラだったので。これで一応全クラス星5が揃いました。

リノ(クリスマス)

 最後に「プリンセス・コネクトコネ!Re:Dive」。年末年始は毎日無料10連13日間に亘って展開されるという太っ腹なゲームです。クリスマス前に実装されたリノ(クリスマス)は無料10連一発目で当てるという幸運でした。強さのほどはともかく、絵がとっても可愛い。それと「中の人(阿澄佳奈)」の再婚&妊娠おめでとうございます(離婚してたの知らなかったYO)。

リトルリリカル

 それから大晦日から恒例のプリンセスフェスが始まり、新規実装されたのがリトルリリカルの3人組(ミソギ&ミミ&キョウカ)。ハツネ&シオリの姉妹コンビというのは既に登場していましたが、遂にトリオが。しかも3人が次々に攻撃していくというジェットストリームアタック状態。プリフェスキャラは基本強いのですが、これは是非とも入手せねばと、130連くらいガチャを回してようやくゲットしました。出来れば100連未満で当てたかったのですが…。石がだいぶなくなってしまったので、正月キャラは引くかどうか微妙ですね。去年正月キャルを引くのに3万円使った悪夢が甦ります。ギャンブルに熱くなるのは本当に怖いですね。

プロフィール

ユースフ

Author:ユースフ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
ブロとも一覧

秒速5センチメートル・・・桜花抄の軌跡を追ってみた

心理兵器:秒速5センチメートル
カレンダー
12 | 2022/01 | 02
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
日記
59位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
会社員・OL
14位
アクセスランキングを見る>>
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
検索フォーム
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ