好きなアニメキャラ(その127):竹井久(咲-Saki-)

昨日予想したとおり、春爛漫から一転して今日は肌寒い一日です。でもまあ、やはり真冬とはちょっと違いますね。水がぬるくなってきたせいか、昼の時間が長くなったせいか。暖房入れなくても耐えられる時間が長くなったことは家計に優しくていいですな。

今日は好きなアニメキャラで、先日「咲-Saki-」の原村和のセリフを紹介したことで思い出した竹井久です。主人公宮永咲が所蔵する清澄高校麻雀部部長にして生徒会長(劇中では「学生議会長」)を務める才媛です。

セミロングの髪にロングスカート、黒パンストな外見で真剣勝負の際には髪の左右を束ねるのが特徴。見た感じ地味ですが、特にスカートの丈は昭和を思い出します。いたなあ、当時はこういう女子高生。まだJKなんて言葉が影も形もなかった頃です。

5人一組の団体戦では3番目の中堅として活躍します。なぜか各校とも中堅は部長・主将の多くが務めていることが多いのですが、この世界より麻雀が普及している「咲-Saki-」の世界では一つの定石なのかも知れません。なお四人一組での戦いなので、2校の対抗戦のように3勝したら終わりではなく、最初から最後まで得点を引き継いでいくので、戦況によってはトップが一度もなくても一位になったり、何度もトップになっていてもハコテンになったら即敗北になります。まあハコテンについては持ち点がなくなっても足りない点棒を借り分として対局を続行するルール(ハコ下あり)もありますが、「咲-Saki-」では点棒がなくなってリーチもかけられないという描写があるので、ハコ下なしのようです。

どこか飄々として、わりとお茶目な、とらえどころのない性格をしています。ドSっぽい行動を取る場合がある反面、「部屋の隅でひざを抱えて震えるわ」「これでも繊細な女の子なのよ?」みたいな可愛すぎる発言があったり、実際緊張して本来の力を発揮できずに色々とポカをやらかし、ピンチに陥ったこともあります。こういうミステリアスな女の子が好きなんですよ。

麻雀の実力は高く、指導者がいない清澄高校麻雀部では後輩を指導しており、部長と生徒会長を兼任するだけあってカリスマ性も備えています。こう見えて結構な苦労人で、1年生の頃は幽霊部員ばかりだったので独りで卓に着いており、2年生の時に染谷まこが入部したおかげで2人になり、3年生になってついに大会に出場できるまでに部員が増えました。

中学生時代の姓は「上埜(うえの)」で、当時を知っている名門・風越女子のキャプテン・福路美穂子には今も「上埜さん」と呼ばれています。親が離婚したのかはたまた養子になったのか、姓が変わった理由については明らかにされていますが、まさか本人が結婚したからとかじゃないだろうな。高校進学時にお金がなくて私立の風越に行けなかったらしいので、親の離婚が真相なんじゃないかと思います。

彼女が上埜姓のままで、宮永咲の姉・照が上京しなかったなら…IFが重なりすぎですが、ひょっとしたら風越女子でこのトリオが実現していたのかも知れません。これは全国を制覇できるメンバー。これで勝つる!絶対的なエースは照だけど部長は久で、美穂子は久の女房役の副部長といった感じでしょうか。

超常能力者がごまんと出現する作中では、久の雀風は原村和に近いオーソドックスなデジタル打ちです。しかし、大事な局面になる地獄単騎などあえて悪待ちを選択することが多く、悪待ちの方がかえって良い結果になると言っています。デジタルの申し子・和にはオカルト呼ばわりされてますが、結果が出ていることについては和も否定できないようです。セオリーを無視した待ちを貫くことで相手を威嚇、攪乱する術に優れています。

自摸った時、自摸牌を指で弾いて空中に打ち上げ、持ち手を開きつつ、キャッチした自摸牌を卓上に叩き付けるという派手なパフォーマンスを行います。作中でもリアルでも完全にマナー違反なんだそうですが、見栄えがして格好いいことは確か。でも実際にトライすることは、牌や卓、その他インテリアの破損等に繋がりかねないのでやめましょう。

作中きっての人タラシで、関わった相手とことごとく仲良くなっていきます。女の子ばかりが登場する「咲-Saki-」には百合アニメ的な側面もあるのですが、一番カップリングが多彩な人かも知れません。一番有名なのは竹井久×風越・福路美穂子ですが、他にも竹井久×鶴賀・加治木ゆみ、同門の竹井久×染谷まこ、竹井久×片岡優希など。仲良くなった同学年生とは下の名前で呼びあったりするので、関係が周囲にすぐばれます。

実写版では古畑星夏というモデル・女優が演じていました。ちょっと早見沙織に似ているような気もしますな。

CVは「俺の嫁」声優伊藤静。以前も書いていますが、なぜ「俺の嫁」声優なのかと言うと、私が愛して止まない「アマガミ」の森島はるかを演じているほか、「ルーンファクトリー」で正ヒロインをさしおいて結婚したカリンのCVを務めているからです。その他、「真月譚月姫」の遠野秋葉、「魔法科高校の劣等生」の藤林響子とか、「暗殺教室」のビッチ先生ことイリーナ・イェラビッチなんかも好きで、竹井久もお気に入りの一人です。

静御前も不惑を過ぎてしまいましたか。2012年に結婚しましたが、昨年離婚を報告しています。「コロナ離婚」ではないそうですが、お酒のせいだったりしないでしょうね。年を取ると酒は身体にこたえるので気をつけましょう。

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