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2021年冬季アニメ序盤の感想(その3):弱キャラ友崎くん/蜘蛛ですが、なにか?/俺だけ入れる隠しダンジョン

2月の雪国

 この週末は天気が良く、布団干しや洗濯がはかどります。やはり週末はこうあって欲しいですね。1月も今日で終わり。2月になると立春が来て寒が明け、春はもうすぐという気にもなりますが、花粉症の足音も近づいてきたりして。

弱キャラ友崎くん序盤感想

 昨日に続いて冬季アニメ序盤の感想です。まずは「弱キャラ友崎くん」。4話まで視聴しました。ライトノベルが原作で、コミカライズもされています。人生を「クソゲー」と呪う陰キャの友崎文也は、「神ゲー」と呼ぶ“アタファミ”こと「アタックファミリーズ」に人生のほとんど全てをかけてのめり込んでいます。その成果は日本1位をキープし続けるほどで、どんな分野であれ日本1にはなかなかなれません。

友崎と葵

 そして日本2位の好敵手からオフ会で会うことを提案され、行ってみたらなんとそれは同じクラスの「学園のパーフェクトヒロイン」日南葵でした。葵は尊敬するプレイヤーがクラスの陰キャだったことにがっかりして辛辣な言葉を投げますが、「人生はクソゲー」と主張する友崎に対し、葵は人生はアタファミ同様の「神ゲー」であり、様々な努力によって全てを変えていくことができると言い張ります。

主要女性キャラ

 自分が心血を注ぐアタファミを持ち出されると逃げるに逃げられず、葵のアドバイスに基づいて「人生」という「ゲーム」に本気で向き合うことになった友崎。「リア充」になることを目標に、葵から与えられる小さな目標や課題を日々こなしていくことになります。

強キャラ葵

 葵は「学園のパーフェクトキャラ」にして、アタファミまで友崎に迫る日本2位なんだから、アタファミに全振りで日本1位の友崎としては「キャラ差」という名の初期性能差を持ち出すしかないのですが、葵によればそれは全て努力の賜物であるという。あらゆることでトップを目指し、勉強やスポーツで日々地味な努力を積み重ね、さらに見た目の印象を良くするために表情や姿勢に至るまで努力を怠らないという。こうまでしなければ人生というゲームでは「強キャラ」になれないというのなら、私なんかはもう弱キャラのままでいいやと思ってしまいますが。

陰キャの友崎

 葵による見た目を変え、姿勢を正し、積極的に女の子に話しかける陰キャにはハードな修行も、例えにアタファミを持ち出されるとホイホイ乗ってしまう友崎。実は友崎もアタファミにおいては恐ろしいほどの努力を積み重ねてきた人間だったので、ゲームに例えられるとついつい納得してしまうという。

七海みなみ

 「弱キャラ」が発想の転換と努力により「強キャラ」となり、人生という名のゲームを楽しくプレイしていく…展開的には非常に前向きでいいのですが、いわゆる「陰キャ」には、友崎のように努力すれば抜け出せるタイプとそうはいかないタイプがいるので、後者には怒りと恨みを買ってしまう作品かも知れません。

葵のスパルタ指導

 個人的には自分が高校生時代に戻っても「強キャラ」にはなれないだろうなと思いますが、作品自体は面白く見ています。金元寿子演じる葵がいい人過ぎるので、もう彼女と付き合ったら良いんじゃないかと思いますが、他の女の子も可愛い子ばかりなので、ギャルゲーなら目移りしちゃうところですね。ゲームなら片っ端から攻略していけばいいのですが、人生というゲームはセーブデータをロードしてコンティニューという訳にはいきませんから。

友崎くん相関図

 なおアタファミはスマブラこと「大乱闘スマッシュブラザーズ」がモデルになっていると思われます。私はやったことがないのですが、そこまでのめり込めるものなんでしょうか。格闘ゲームは昔から苦手で、「ストⅡ」で昇龍拳を出すのも大変だった私は、ザンギエフのスクリューパイルドライバーなんか一生出せないだろうと思っていました。ま、そこまで時代を遡ると「ハイスコアガール」の世界になっちゃいますが。

村上文緒似の菊池風香

 葵から攻略対象に指定(?)された菊池風香は、誤解からとはいえ最初から友崎に好意的だったし、女の子らしくて可愛いのでもう彼女でいいんじゃないかと思ってしまいますが。奥手で読書好きなあたり、「ガールフレンド(仮)」の絶対女王・村上文緒に似ている感じがします。CV茅野愛衣は反則だよなあ…

みみみのセクハラ

 個人的には“みみみ”こと七海みなみが明るくて気さくなので好きですね。葵や花火との“百合”シーンを横から見てるのもなかなか…

蜘蛛ですが序盤

 続いて「蜘蛛ですが、なにか?」。4話まで視聴しました。タイトルは短めですが、「なろう」系です。一言で言えば「ありふれた職業で世界最強」と「転生したらスライムだった件」を足して二で割ったような内容と言えましょうか。

蜘蛛に転生して孵化
転生前と後の蜘蛛子

 ある高校の先生を含むクラス全員がなぜか異世界に転生。全員が前世の記憶を持ったままで、大半は人間に転生しますが、性別が変わる者や魔族になる者も出ます。そして人でも魔族でもなく、本来なら知性を持たないはずの「魔物」に転生してしまった者も数人…。主人公はダンジョンの中で蜘蛛の魔物に転生してしまい、卵から孵化するという最弱の状況から物語が始まります。

蜘蛛として生きる

 主人公の通称「蜘蛛子」はCV悠木碧。彼女の視点とモノローグで綴られる蜘蛛サイドと、人間に転生したクラスメートらの人間サイドが描かれますが、正直人間サイドはどうでもいいので、蜘蛛サイドをやって欲しいです。実際原作でも序盤は蜘蛛サイドが大半なんだそうだし、コミカライズ版では蜘蛛サイドオンリーだそうなので、ぜひコミカライズ版準拠でお願いしたい。

人間サイド

 蜘蛛サイドは蜘蛛子とダンジョンの怪物達の“生存競争”が展開されているので、基本悠木碧劇場で、たまに間の手的にお姉ちゃんの“天の声”(レベルアップやスキルアップ、クラスチェンジの案内など)が入る程度なんですが、悠木碧は芸達者なので全然問題ありません(本人は疲れるでしょうが)。

人間に追われる蜘蛛子

 クラス全員で異世界転生というあたりが「ありふれた職業で世界最強」、主人公が最弱クラスの魔物に転生というあたりが「転生したらスライムだった件」に近い感じです。「なろう」系には、主人公に状況を説明してくれる「転スラ」で言うところの“大賢者”スキルが付与されていることがよくあり、「転スラ」ではなぜそのスキルを持っているのかがちゃんと説明されていましたが、他作品では理由もなく付与されている不思議。異世界じゃなく、現世で欲しいな大賢者スキル。完全犯罪でカンニング島倉千代子ですよ。

トカゲ対蜘蛛子

 ただし蜘蛛子の持つ“天の声”は、最弱モンスターというステータスに比例してか性能が良くなく、わからないことが非常に多く説明も少ないので、それなりにしか蜘蛛子を支援してくれません。それにしても蜘蛛子のまずいまずいとゲロを吐きながら獲物をむさぼるバイタリティーはどこに由来するものなのか。現世ではいじめられっ子の陰キャだったようなんですが。

蜂に襲われる蜘蛛子 
猿対蜘蛛子

 エルロー大迷宮という名の広大なダンジョン内でひたすら生き残るための戦いを続ける蜘蛛子と、人間に転生してしかも王族貴族という恵まれた身分を手に入れているクラスメート達。対比としては対照的でいいのですが、この二つの線が出会うのは相当先なんじゃないかと思われるので、先ほど述べたとおり、蜘蛛子の戦いを中心に描いて欲しいなと思います。それにしてもダンジョン内に蛙、蛇、蟷螂、蜂などがいるのはともかく、猿まで群れなしているという。猿なのに蟻か蜂のような群体性で、群れのためなら自ら命を投げ出しても目的を果たそうとする強敵でしたが、レベルアップに伴う完全復元に助けられたとはいえ、たった一人で全滅させた蜘蛛子は凄い。もしや異能生存体?蜘蛛子はキリコだったんだよ!な…なんだってー!?(MMRか)

隠しダンジョン序盤

 最期に「俺だけ入れる隠しダンジョン」。4話まで視聴。これも「なろう」系ですが、「蜘蛛」に比べるとかなりアイタタな出来で、「無職転生」とは比べるのも無作法というもの。レベル的には既に視聴を打ち切った「例えばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」(タイトル的にはどう見て「なろう」系だけど、実は違うという不思議。でも出来は悪い方の「なろう」系そのもの)に近く、ネットでは酷評が相次いでいるようです。なぜまだ見ているのは自分でも不思議。

ダンジョンのオリヴィア

 「なろう」系だけど異世界転生ではなく、異世界の貧乏貴族の三男坊ノルが、誰も知らない隠しダンジョンを見つけ、中で封印されていた伝説の冒険者・オリヴィアと出会い、彼女から超強力なユニークスキルを譲り受けてチートに無双していくであろう物語です。

大賢者スキル

 ノルは元々レアなユニークスキル「大賢者」を持っていましたが、これを使うと質問の難易度に比例した群発頭痛が襲い掛かり、ノルに言わせると「死んだ方がまし」というレベルの苦痛だそうで、事実上封印されていました。しかし幼なじみのエマが大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見(異性とキスすると軽減されるという何とも都合のいい方法)したため、大賢者を使って隠しダンジョンを発見しました。

エロいオリヴィア

 オリヴィアから貰ったスキルは創造、付与、編集、LP変換で、要するに新たなスキルを作り出したり、自他に与えたり、自他の既存のスキルを書き換えて強化したり弱点を解除したりするというもので、それをするために必要なのがLPという謎のポイントです。ゲームによくあるHPやMPだと上限がありますが、LPにはなさそうなことと、基本エッチなことをすると貯まるという不思議仕様なので、エマを始め周囲の異性とエロいことをしたりラッキースケベしたりすると自然に貯まっていくという。

巨乳の幼なじみエマ
これでただの幼なじみ

 しかもノルは幼なじみのエマや妹のアリスからモテモテであるほか、次々と美少女キャラと知り合っては好意を持たれていく様子。異世界転生していないというだけで、「なろう」王道のハーレム展開ですな。毎回喘いでいるようなエマのCVは富田美憂。まだ若いですが、「異世界レビュアーズ」で完全に吹っ切ったような。いいと思います。起用側から使い勝手が良いとキャスティングが増えそう。

ブラコンアリス

 ただ、内定していた司書の仕事を上級貴族に奪われる→就職に困らないとされる「英雄学校」入学を目指す→高額の入学金が必要→冒険者となって入学金を稼ぐ→晴れて入学という流れなんですが、駆け出しの冒険者になって高額の金を稼げるなら、もうそのまま冒険者をやっていればいいんじゃないかという素朴な疑問が。「英雄学校」へ行く意味は何なんでしょうか。それこそレベルアップやスキルアップは「隠しダンジョン」でやればいい訳だし。

モテモテのノル

 大体この英雄学校、卒業すれば就職先に困らないらしいですが、なぜか入学してくるのは貴族の子女ばっかり。ちゃんと入学試験があるのに平民が見当たらないのはどういう訳か。貧乏貴族の三男坊であるノルはともかく、上級貴族はそもそも就職とかする必要があるんかい?

無理矢理のようだが一応合意の上

 エマにディープなキスをズボズボにしているのにただの幼なじみと言い張るノル、ノルが将来有望な冒険者になり得るというだけで惚れまくるギルドの受付嬢ローラ(これが即堕ちというやつか…)、ノル以外の異性に全く興味を示さない妹のアリスなど、キャラ設定とか世界設定、ストーリー展開にもの凄い突っ込みどころがある作品なんですが、まだ見ているのは女性キャラがエロいからなんでしょうか(笑)。でも今後打ち切るかも知れません。

ギルド受付嬢ローラ
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2021年冬季アニメ序盤の感想(その2):転生したらスライムだった件 第2期/のんのんびより のんすとっぷ/Re:ゼロから始める異世界生活 第2期(後半)

白富士

 今日はウォーキングに出かけたら、真冬の青空の下、真っ白な富士山がくっきりと。筑波嶺なので筑波山は当然なんですが、白富士と紫峰が見られるというのもある意味贅沢な感じですね。ま、富士山のほうはほぼ冬期限定なんですが。それにしても関西から関東に移ってしみじみ思うのは、冬の北風の強さが全然違うということですね。関東はどうしてこう北風が強いのか。

転スラ2期序盤感想

 さて前回に引き続き冬季アニメ序盤の感想です。まずは「転生したらスライムだった件 第2期」。3話まで視聴しました。原作第4巻の「人魔交流編」に入っていて、リムルが建国したジュラ・テンペスト連邦は武装国家ドワルゴン(ドワーフの国)や獣王国ユーラザニア(魔王カリオンの国)と交流を開始し、国家としての地位を向上させつつあります。

異世界召喚された子供達
立ちはだかるらしいヒナタ

 同じ世界から来た子供達(リムルは転生だけど子供達は召喚)を短命の運命から救い、ここまでは順風満帆な感じですが、やはりかつて異世界に召喚されたシズ(リムルが最期を看取り、人間の姿に擬態するときはシズの姿を取る)の弟子ヒナタが、シズはリムルに殺害されたと思い込んでいることから、いずれ“復讐”をしに来るような気配があります。

擬態したリムル
スライムとシズの仮面

 なにしろ原作は17巻もあってなお継続中なので、原作に追いつく恐れはまずないのですが、むしろどこまでアニメ化されるのだろうかと思ってしまいます。これは原作が大長編な作品に共通のものですけどね。「オーバーロード」とか「リゼロ」とか。

エルフのお店
サキュバスのお店

 スライムには性別がないみたいですが、なぜかリムルは過去世を引きずっていて女好きのままで、ドワルゴンにあるエルフの「夜の店」に行くことを何よりも楽しみにしているという。性別がなくなっても楽しいんですかね?「オーバーロード」のモモンガは不死者になったら人間性を失っていましたが。「このすば」に登場したサキュバスのお店(リクエストした夢を見せてくれる)ならリムルも楽しい夢を見られそうですが、代償としてサキュバスが吸うべき精気がスライムにはなさそうなので、取引が成立しないかも知れませんね。「なろう」系ばかり見ていると各作品を比較する癖がついてしまったようです。

のんのんびより のんすとっぷ序盤感想

 続いて「のんのんびより のんすとっぷ」。3話まで視聴しました。シリーズの第3期に当たりますが、時間軸は毎回元に戻っているので、同じ一年を繰り返し見ていることに。毎回エピソードは全然違うので、「サザエさん時空」とも言えますが。

牛横断注意 

 小中学校が併設された分校、「牛横断注意」の標識がある道路、5時間に1本しか来ないバスなど、とてつもないど田舎の女の子達ののんびりした日常生活を描いた癒やし系作品で、今季は「ゆるキャン△ SEASON2」と共に「ごちうさ」難民の避難場所になっていると思われます。こういう作品を見ると、つくづく作品の面白さというのは奇抜な設定とかとは無関係なんだと思います。なのになぜ「なろう」系をチョイスしてしまうのか(笑)。

ど田舎ワールド

 ちょっと思ったのは、もしや「のんのんびより」ワールドは「惨劇が起きない雛見沢」なのではないかという疑惑。一年が経過するとまた元の4月に戻ってしまうと言う。もしそうだとすると、「ひぐらし」の古手梨花に相当する、時間を巻き戻している人物は誰なんだろうかという話になるのですが、個人的に想像するのは…

富士宮このみ

① 富士宮このみ説:高校生なので常連ではないけど、結構よく登場するキャラです。彼女は高校三年生ということで、翌年には卒業ということに。進学するのか就職するのかは定かではありませんが、いずれにせよこれまでとは生活が大きく変化すると思われます。今の「居心地の良さ」を失いたくないという動機が一番強そう。

越谷卓

② 越谷卓説:夏海、小鞠の兄で中三。分校メンバーであり唯一の男子生徒ですが、作中にセリフが全く無く存在感がありません。みんなからはほぼ無視されているかのような状況ですが、よく考えれば分校内は先生も含めて彼以外は全員女性という疑似ハーレム状態。翌年高校生になるともう分校には通えないので、時を巻き戻してハーレムの主であり続けようとしている。

宮内一穂

③ 宮内一穂説:いつも居眠りしている分校の先生。糸目男爵。小一のれんげの姉ですが、ここの三姉妹は一穂(24歳)、ひかげ(16歳)、れんげ(6歳)とやけに年が離れており、実はれんげのママンは一穂なんじゃないかとか、れんげは後妻の娘(つまり腹違いの妹)なんじゃないかという疑惑もあったりして。そして一番の謎は、農業をやっているはずの彼女らの両親が一切登場しないこと。この辺りに一穂が時間をまき戻している理由があるんじゃなかと(牽強付会)。

リゼロ第2期後半序盤感想

 最期に「Re:ゼロから始める異世界生活 第2期(後半)」。4話(通算42話)まで視聴しました。分割2クールの後半で、いよいよ問題をクリアして、停滞していた時間を進めることになりそうです。

エミリア幼少期

 4話でエミリアの過去が描かれ、封印されていた幼少期の記憶が甦っています。エミリアが叔母と暮らしているのはいいとして、生活の支援をしているのがなんと魔女教徒。みんな穏やかそうですが、来ている服が明らかに魔女教徒。

ジュース
ペテルギウス

 そしてジュースと呼ばれる魔女教徒のリーダーのCVは松岡禎丞。ということは、彼が後の怠惰の大罪司教ペテルギウスということに。こんな人格者風の人がああなってしまうとは。

レグルス襲来

 そして強欲の大罪司教レグルスが登場したところで終わっているので、5話で過去の「惨劇」が語られることになるのでしょう。レグルスは第2期冒頭で暴食の大罪司教バテンカイトスと共に登場し、レムを存在を忘れさられた眠り人にした元凶ですが、過去でもとんでもない悪さをしていたいようです。第1期の最大の打倒対象はペテルギウスでしたが、第2期のそれはレグルスということでしょうか。なぜに大罪司教は星の名を冠しているのか。

ガーフィールとスバル
オットーいきなり覚醒

 正直第2期は中断期間を置かずに一気に放映して欲しかったですね。だんだん物語が複雑になってきて、設定とか忘れてしまうんですよね。あと普通の行商人だったオットーが、突如異能の持ち主であることをカミングアウトし、圧倒的な強さを持つガーフィールを足止め出来るくらいの強さを見せましたが、てっきり巻き込まれ系モブだと思っていたのでちょっと唖然としました。足止めするのまあはいいとして、この人には異能とかなしで、智恵と機転だけでやって欲しかった。伏線もなく一見普通の人だけど実は…というのをやっちゃうなら、他のキャラでもやりたい放題になっちゃいそう。

プリコネRのエミリア

 メインヒロイン・エミリアの面倒くささとかがかなり鼻についてくるようになりました。リゼロは人気作なので、私がプレイしている「プリコネR」や「オバマス」といったゲームともコラボしており、リゼロキャラが登場するのですが、どちらでもエミリアがガチャで当たっています。レムの方が好きなんですが、レムはどちらにも登場せず。なぜだなぜなんだ(笑)。

オバマスのエミリア

 そういえば「オバマス(OVER LORD MASS FOR THE DEAD)」についてはブログで全く触れてきませんでした。他にもプレイしているけど触れていないゲームは何本かあるのですが…「オバマス」についてはいずれ触れようかしらん。もうすぐ2周年なんですが、セルランはどうなってるんでしょうか。

エルザさん

 閑話休題、リゼロは主要登場人物が酷い目に遭いまくるので、キャラが好きになると視聴が辛いかも知れません。なので嫌いな方が気楽に見られるような気もします。だからスバルやエミリアが好きになれないというのは却っていいことなのかも。一番のお気に入りが暗殺者のエルザだという(笑)。しかし今季でおそらくお亡くなりになりそうな予感。悲しいですね。

2021年冬季アニメ序盤の感想(その1):裏世界ピクニック/ゆるキャン△ SEASON2/天地創造デザイン部

冬の夕暮れ

 今日も雨&曇天。布団を干したいという欲求はどこに向けたらいいのでしょうか。布団乾燥機を買うという方向へですか?経済を回すためにはそれもありなんでしょうが。そういえば年末ジャンボ宝くじ、正規のとミニを30枚ずつ買ったんですが、結果は1万8000円払ってリターンは1万4800円。いつになくリターンは多かったのですが、宝くじに望んでいるのはそういう微妙な損得じゃない。

ラストダンジョン

 今回から冬アニメ序盤の感想を綴っていきたいと思いますが、まずは打ち切り作品から。「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」、3話まで見ましたがもう見ません。打ち切ります。

またなんかやっちゃいました?

 タイトルの長さ的にはどう見ても「なろう」系ですが、ライトノベルが原作だという。もはや「なろう」とライトノベルはボーダーレスなのか。内容的にも「なろう」的だったんですが、主人公がイキり倒すのは評判が悪いから純真無垢系にしとこうといった「工夫の跡」はないでもないのですが、やはりやってることは「俺、またなんかやっちゃいました?」なんですよね。あと演出のせいなのか、展開が冗長だしサブキャラに魅力を感じないし。だいたい「序盤の町」なら、町中に巨大モンスターが頻繁に出現しちゃダメでしょう。あと3話終盤に登場した魔王を主人公が倒すと思われますが、いくら「ラストダンジョン前の村」に住んでたって、一般住民が魔王を倒せるもんじゃないでしょう(それなら勇者は不要)。

裏世界ピクニック序盤その1

 ではまず「裏世界ピクニック」。3話まで視聴しました。紙越空魚(そらを)と仁科鳥子の異世界探索行です。ストルガツキー兄弟の「ストーカー」を意識した作品ということで、人知を超える異世界での財宝探索を行っています。

裏世界ピクニック序盤 

 ただ、「ストーカー」が異星人が短期間滞在したエリア(ゾーンと呼ばれる)の探索がテーマとなっており、原題「路傍のピクニック」が示すとおり、人間が野宿をしてゴミ類をそのまま放置して去って行った跡というのは、そこを訪れた昆虫にとって、エサもあるけど、死の危険もある場所(空き缶に入って出られなくなるとか)であるのと同様の場所だということを示しているのですが、本作の裏世界は完全に日本のネット怪談がベースになっています。

くねくね
裏世界のお宝

 これまでに登場した異形は、くねくね、八尺様、巨頭ォで、全部日本発。日本から入る裏世界はやっぱり日本ということなんでしょうか。もっとも外国発の未知の異形が登場すると見ている我々がさっぱり判らないということなるから仕方ないのかな。

八尺様

 「くねくね」との接触により、空魚は裏世界の存在を見る目を、鳥子は裏世界の存在をつかめる手を手に入れます。“妖精を見るには、妖精の目がいる”ということですね。空魚は登場時、このまま裏世界で死んでもいいという雰囲気でしたが、鳥子には裏世界で行方不明になった冴月(元家庭教師)を捜すという目的があり、これに引きずられる形で空魚も裏世界行に付き合うことに。

巨頭ォ

 裏世界には他にも出入りしている人間がいるらしく、入る方法も複数あるようです。裏世界にはなぜか銃器類が落ちていて、空魚や鳥子はそれを使って異形と戦いますが、なぜかことごとくソ連製。裏世界の研究者がいたりして、裏世界はそれなりに「知る人ぞ知る」場所のようです。しかし登場する異形が今のところインターネット出現後のものばかりなので、昔からあったかどうかは不明です。何気に空魚と鳥子の主人公コンビは、「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」の主人公ロイドとマリーと「中の人」が完全に同じ(花守みゆり&茅野愛衣)でした。

ゆるキャン△season2

 続いて「ゆるキャン△ SEASON2」。3話まで視聴しました。きらら系の、JKが一人や仲間とキャンプをする様子を緩く描く作品です。緩いこととつまらないということとは全く別の問題で、毎週楽しみにしています。これも主人公の各務原なでしこのCVは花守みゆり。今季は花守祭りか。

富士の裾野で

 第1期は2018年冬季アニメだったということで、3年前だったんですね。今時だとそんなに長い時間が経過したわけではのでしょうが、続編制作を楽しみにしていたので長く感じましたね。番外編の5分アニメ「へやキャン△」はありましたが、やはり本編こそ至高。「ごちうさ難民」達も本作と「のんのんびより」のおかげで一息つけているのではないでしょうか。

富士五湖と野クル

 時間軸は第1期直後から再開されていて、クリスマスキャンプを皆で楽しんだ後、リンは再びソロキャンに戻って年末年始を静岡で過ごし、なでしこら「野外活動サークル」(略称「野クル」)はアルバイトにいそしみつつ、なでしこは浜松でリンと合流したり、千明とあおいは鳥羽先生とご来光を見に行くなど、それぞれに楽しい年末年始を過ごしています。

ゆるキャン△その3

 確か第1期冒頭でリンは冬キャンをしていましたが、あれが多分11月頃で、まだ2ヶ月くらいしか経っていないということに。女の子が冬に一人でキャンプするなんて、もの凄い変わり者のように思ってしまうところですが、本作を見ると楽しそうなんでやってみたくなるんですよね。でも自分だとスマホいじりに終始してしまいそう。

ゆるキャン△その4

 一人で過ごしていても、SNSで繋がっていて、しばしば連絡し合ったり画像を送り合ったりしているので、孤独感はないかも知れませんね。一人でベーコンでも炙りながら火を見つめる…なんて孤高なキャンプはリンの祖父あたりの“昭和なキャンプ”だけなのかも知れません。

中学時代のなでしこ

 しかし現代風キャンプ、全然悪くないです。独りでキャンプしていたリンが、野クルメンバーと交流することで、常に一緒に行動してキャンプをするようになるといったベタな展開ではなく、リンはソロキャンを愛し続けつつ、たまには皆一緒でにぎやかにキャンプするのも悪くはないなという程度に変わったというあたりが、それぞれの価値観を尊重している感じでいいなと思います。

天地創造デザイン部

 最後は「天地創造デザイン部」。3話まで視聴しました。全知全能の神が天地を創造し、生物たちを産み出そうというところで面倒になり、下請けに丸投げしたという。丸投げされた「天地創造社」は、文字通り「お客様は神様」(笑)。デザイナー達が原案を作り、エンジニアが試作して問題点などを洗い出し、神が採用の可否を出してきます。

天デ部原作その1天デ部原作その2

 「天地創造社」の社員達は一見ただの人間のようですが、人間が作られる以前のはずなので只の人間とは思えません。まあ名字は普通の人間にしか思えませんが。でも連絡係の天使を見て「来たな天使ども」と言っているので、天使でもないのか。孫がいるデザイナーもいるので、子孫を作れるみたいですが、一体何者なんでしょうか。名字が惑星名に由来しているような気もしますが、もしかするとセーラー戦士なのか。「冥戸」さんのの冥王星は今では準惑星になっちゃってますがNE!

お客様は神様です

 主人公格の下田とその上司の上田は天使で、あからさまな翼はありませんが、服の襟などに翼をモチーフにしたデザインがあるので見分けられます。神の意志が直接伝えられるらしく、神がデザインを気に入った場合、「天啓」と叫んで採用を決定します。

デザイナー6人衆

 基本世界中にいる奇抜な生物を、こういう経緯でデザインして採用されたと紹介するような展開で、ドラゴンとかペガサスのような没作品や、なぜ不採用なのかといった理由についても説明されています。3話では安易な生物の多重合体でクトゥルフを産み出してしまい、封印処分とされてしまいましたが、そうか、旧支配者達はこういうことで封じられているのか(笑)。

天啓です

 神は面倒くさがりのわりに、天地創造社への注文は結構面倒な物も多く(例えば「翼がなくても飛べる生物」とか)、まあどこの世界でもクライアントは面倒臭い物なのかも知れませんね。

アニメ化を喜ぶ天デ部

 なかなか面白い作品ですが、デザイン部の他は虫部しかなくて、それで古代生物を含む全生物をデザインするというのも中々にハードな職場のような。デザイン部のデザイナーは6人しかいないので、かなりブラックな職場かもしれません。締め切りとかノルマがなさそうなのはいいですが、採用数で優劣とかついちゃうんですかね。

邪神誕生 

記憶に残る一言(その133):長谷川昴のセリフ(ロウきゅーぶ!)

氷雨降る

 氷雨降る土曜日。貴重な休日は布団を干したいというのに。しかし考えてみれば札幌時代は冬に布団を干すなんてそもそも考えられなかったし、雪じゃないだけましなのかも知れませんね。雪への認識は札幌居住体験の前と後で全く変わってしまいました。昔は雪を見るとついウキウキしていたのですが、今ではげんなりするばかりです。

ロウきゅーぶ!

 さて本日は久々に「記憶に残る一言」ですが、バスケットボールアニメ「ロウきゅーぶ!」からバスケ好き高校生長谷川昴のセリフを紹介しましょう。

小学生はいいぞ

 「ロウきゅーぶ!」は、蒼山サグの同名ライトノベルを原作としており、アニメは2011年に第1期、2013年に第2期がそれぞれ12話ずつ制作されました。所属していたバスケ部が休部となってしまった高校生・長谷川昴が、小学校の女子バスケ部でコーチをすることになり、部員である美少女小学生達との交流や成長が描かれます。タイトルは、バスケットボールの和名「籠球」(ろうきゅう)と「休部」(きゅーぶ)がかけられています。

ロウきゅーぶ!中の人達

 小学生達は美少女揃いの他、CVは花澤香菜、井口裕香、小倉唯、日高里菜とあざとい配役で固めています。それも10年前の彼女らですから。あ、日笠陽子も入っていますが、この人は演技力には文句の付け様はないんですが、“中の人”で萌えるかと言われれば、例え10年前でもそれはないかと(爆)。

長谷川昴

 かつてバスケ選手として活躍した父親の母校に進学したバスケ馬鹿・長谷川昴でしたが、不祥事のため1年間の活動停止処分に。モチベーションを失って自暴自棄になっていたところ、小学校の教師をしている叔母から強引に誘われ、小学校から大学までエスカレータ式の私立慧心学園初等部女子バスケ部コーチを引き受けることになりました。当初は一週間だけという約束でしたが、部の存続危機や部員達の強い絆とバスケへの情熱に触れたことでバスケへの情熱を取り戻し、献身的に指導することになります。



 ここで本日の、全国100万人ロリコン狂喜の記憶に残る一言です。長谷川昴は3話で、「まったく、小学生は最高だぜ!!」と叫びます。これは女バス部員達の吸収力の高さや健気に頑張る姿に感銘を受けて思わず発した言葉で、正確には「この短期間でここまでシュートやパスの精度が上げられる吸収力。まったく、小学生は最高だぜ!!」なのですが、本来の意図や爽やかな笑顔とは裏腹に、そのセリフの汎用性の高さやロリコン紳士的な響きから、文字どおりの意味もしくはネタ的な意味で用いられたりするようになっています。

コミック版の小学生って最高だな

  原作ライトノベルやコミカライズ版では「小学生って最高だな・」と言っているので、アニメでパワーアップした感がありますね。

ロリにモテモテ

 この、傍から見たらロリコンが幼女を見てハアハア言っているようにしか思えないセリフですが、長谷川昴は高一で15~16歳。小学生ヒロインズは6年生で11~12歳なので、実際にはそれほど年が離れている訳ではないので、彼をロリコン呼ばわりするのは違うような気がします。年の差3~4歳程度なら全然おかしい組み合わせではありませんから。もちろん相手が小学生なので不純異性交遊は避けてもらいたいところではありますが。

制服のJS達

 しかしこのセリフ自体が既に一人歩きしており、ロリ好きなアニメファン共は、小学生の可愛い女の子が登場したり活躍する場面を見ると「まったく、小学生は最高だぜ!!」とコメントしまくるとか。もちろん他作品でも使われることがあります。



 「りゅうおうのおしごと!」では、16歳のプロ棋士にして竜王位を持つ九頭竜八一が、5話で内弟子の雛鶴あい(小3で9歳)に「子供はタケノコのようにすくすく育つ!まったく、小学生は最高だぜ!!」と(心の中で)言い放っています。この二人だと年の差は7歳…ちょっとヤバい気配もありますね。

俺はロリコンなんだ
ビビる円

 「異能バトルは日常系のなかで」では、主人公の安藤寿来(高2)が小四の九鬼円に向かって「実はね…俺はロリコンなんだ!(中略)まったく、小学生は最高だぜ!!」と言い放ってドン引かせています。これは異能を持つ仲間の小学生姫木千冬が友達の九鬼円と喧嘩してしまったというので、その仲を取り持つために敢えて言った嘘なんですが、なぜ小学生の千冬が高校生とつるんでいるのかというその理由を説明するためにとんでもないこと言っているという。

仲直り 

 私はこの作品、結構好きだったんですが、第2期はないんでしょうかね。円盤の売り上げは“爆死”だったみたいなので仕方がないか…。はやみん演じる櫛川鳩子の激昂シーンやヤンデレシーンなど、見所はあったんですが。


 他にも「這いよれ!ニャル子さん」でも使われており、詰め合わせ動画がこちら。

袴田ひなた

 なお、「ロウきゅーぶ!」には他に「ヒナニー事件」という、「ロウきゅーぶ!」第5話を放映した際にニコニコ動画運営が放った驚愕コメントに関する騒ぎもありますが、これは内容があまりにえげつないので詳しくは取り上げません。興味がある人はググるとすぐ見つかると思います。

好きなアニメキャラ(その124):島村抱月(安達としまむら)

寒々しい風景

 天気予報のとおり、春のようだった昨日から一転して真冬の寒さ。日差しがないから余計寒々しいですし、布団が干せないのは辛い。ラブソングを探して交差点を横切るのにふさわしい日なのかも知れません。

島村抱月その1

 本日は「好きなアニメキャラ」。2020年秋季アニメ「安達としまむら」から“しまむら”こと島村抱月です。美少女同士の百合アニメなんですが、しまむらは女子全般からモテモテなのに安達は全くモテないんですよね。

島村抱月

 一般的に島村抱月というとこのおっさんのことです。明治時代の自然主義文学運動の旗手で、劇作家、文芸評論家、演出家、小説家、詩人として知られています。松井須磨子とのスキャンダルでも有名で、今の新型コロナウイルスのように、大正時代に全世界で大流行したスペイン風邪で急死すると、松井須磨子も後を追って自殺したという。

笑顔の島村

 なぜに彼女がこのおっさんと同姓同名なのか。ママンは普通の人のようなのですが…。もしや劇中未登場のパパンのせいなのか。安達家は母子家庭で、しまむら家もママンと妹しか出てこなかったのでこちらも母子家庭のような気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!

牡羊座の島村

 4月10日生まれの牡羊座。なので新学年になるやいなや一つ年を取るという。あだ名は平仮名で「しまむら」で、作中でも平仮名で「しまむら」と表記されています。

自転車二人乗り

 なお彼女自身は、「島村」という自分の苗字が、他人に呼ばれると平仮名の「しまむら」に聞こえるのが不満だと思っています。「ファッションセンターしまむら」の影響でしょうか。で、名字は「島崎」とかが良かったようなのですが、名前の「抱月」については特に何の感想も漏らしていません。他の人物も一切名前についてはツッコんでこないのですが……これはタブーなのか?闇なのか?

安達の姉?

 1話時点で高校一年生の二学期始めといったあたりで、実は彼女は髪を染めています。もの凄いサボり魔の安達ほどではありませんが、彼女もちょいちょい授業をサボっているので不良扱いされていますが、顔立ち的には不良の要素がまるでありません。まあ安達も不良的な顔ではないですが。 

島村、日野、永藤

 なおしまむら以外は友達らしい友達もおらずぼっちの安達に対し、しまむらには高校入学後に知り合った日野と永藤という友人がいます。この二人は幼なじみなのでしまむら自身は自分は距離感が違うと思っていますが…

女子にモテる島村

 しまむらは二年生になっても初めて一緒のクラスになった女子三人組から声を掛けられており、基本モテモテというか、“仲良くなりたい”と思わせるタイプのようです。これに関してしまむらは、適当に相づちを打っているものの、ほぼ会話内容については記憶にないと薄情な感想を述べていますが。

樽見と島村
樽見に迫られる島村

 小学生時代には樽見という友人がいましたが、中学が別になったことで疎遠になっていました。別に喧嘩したとかではないようですが、よくあることですね。しかし高一の2月に偶然再会したことで、まるで告白のように友人関係のリスタートを申し出られます。まあ友人なら何人居たって別に構わないようなものですが、安達はしまむらを独り占めしたいらしいので、三角関係ドロドロとかいう展開になってしまったり。私は一向に構わんッなんのですが、百合的にそれはどうなんでしょう。

島村姉妹

 しまむらには小学生の妹がいて、この子は安達ばりに人見知りの激しいお姉ちゃん子ですが、自称「異星人」の知我麻社と親しくなって以降はよく二人で遊んでいます。そして二人してしまむらが大好きということで、やたら女子にはモテまくるしまむらなのでした。

水着の島村

 一方、しまむら自身は他者への関心が薄く、他者からも人や物に執着しない性格と評されています。来る者は拒まず、去る者は追わずといった感じでしょうか。そういう性格が“自分に振り向いて欲しい”という執着を生むのかもしれません。しまむらは他者との関わりは自分をすり減らすけど、孤独の退屈はそれ以上に苦痛なのでやむなくといった形で関わっているらしいです。

島村本来の髪色

 2年生進級時に髪色を地毛のままに戻しましたが、はっきり言えば染めてる頃の方が可愛かったような気も。それにしても髪を染めることに文句を言わない良い学校ですね。なんかサボりも容認されているし。生活指導の先生に呼び出されたりしないんでしょうか。それともそういう描写は一切カットしているだけなのか。

お風呂の島村
島村運動中

 しまむら自身は、自分より安達の方が美人だと思っているようで、安達に容姿を褒められてもお世辞としか思っていません。自意識過剰に陥りやすい思春期真っ盛りだというのに、鏡を見て「私は結構美少女だ」とか全く思わないんでしょうかね。なお自意識過剰の反対語は無意識過剰だそうですが、辞書によれば“おのれの言動や周囲の状況などについてあまりにも無頓着であるさまを指す言い回し。「自意識過剰」をもじった表現であり、自意識過剰の対極に位置するというニュアンスを多分に含む。”だそうです。うん、しまむらはこっちなのかも知れませんね。

島村膝枕
安達が抱きつく

 実際に妹がいるなど、基本“姉”属性なのか、安達にも姉の様に接することがしばしば。これは安達が甘えてくるせいもありますが、安達の方がわりと早く恋愛的感情をしまむらに抱いていて、それを自覚しているのに対し、しまむらの方は受け身というか安達に恋愛感情は抱いていないので、手を握られたり抱きつかれたりして当惑しています。可愛い女の子同士のそれは見ている側からすると「良きかな」と思えるんですが。



 しまむらのキャラクターPVです。安達に猫っぽいと言われたそうですが、猫だとすると野良だけど人になでられたりするのは全く嫌がらないタイプの猫なんじゃないですかね。私はそういう猫が大好きですが。一方安達は自身は犬っぽいと評していますが、だとすると日本犬のような他人に懐かないタイプの犬ですな。

伊藤美来

 CVは伊藤美来。ここに来て一気にブレイクしてきた声優さんで、「好きな声優さん」で取り上げることも考えたのですが、知っているキャラがイマイチ少なかったのでとりあえずはこちらでということに。

足須姉妹

 2014年の「マンガ家さんとアシスタントさんと」で、はやみん演じるヒロイン足須沙穂都の妹・沙穂乃として登場したのが初めて知るきっかけだったと思います。当時は高校生だったのね。

浅見景

 「ガールフレンド(仮)」ではバレー部のエース浅見景を演じています。クラスでは委員長も勤める優等生で、周囲からの信望も厚く、優しく面倒見が良くてハートウォーミングな映画を好むという良妻賢母的な雰囲気があります。なおこのキャラは当初最低レアリティのNしかありませんでしたが、徐々に人気が出てレアカードが作られ、全登場ガールで唯一、N~UR全てのレアリティを制覇したキャラとなっています。村上文緒、椎名心実、朝比奈桃子といった当初から本命的な扱いを受けている人気キャラにはNカードなんてないし、今後も出るとは思えません。

伊藤美来と浅見景

 なお以前の人気投票では30位以下になることが多かったのですが、2016年の人気投票で10位に入って以降、10位(17年)→11位(18年)→10位(19年)→7位(20年)と安定した強さを見せています。140人近いキャラがいる中でのこの人気は列強の一角と言って良いでしょう。この躍進に伊藤美来の声と演技が寄与しているのは間違いのないところ。

コッコロのコスプレをする伊藤美来

 昨年アニメ化された「プリンセスコネクト!Re:Dive」で演じるコッコロも、11歳にしてやたら母性を感じさせるキャラでした。実生活で弟が二人いて溺愛しているそうなので、伊藤美来自身がバブみを感じさせるタイプなのかも知れません。

歌う伊藤美来

 まだ24歳ですが、10代から声優活動を始めているので結構ベテランです。音楽活動も同時期から行っているので、既にシングル7枚、アルバム3枚を出しているという。ぜひはやみんとアニメでも歌でも共演して欲しいです。
 

好きな声優さん第7期(その1):市ノ瀬加那~期待の道産子声優

ストーブ教

 寒い日々が続いていましたが、今日は一転して春のような暖かさ。最高気温は筑波嶺で17度、東京では19度だそうです。身体が緩むというか、力が抜けるというか。暑いのも厳しいですが、寒いのも結構辛いですね。しかし明日はまた寒いらしいので、つかの間の春ということでしょうか。

市ノ瀬加那その4

 本日は「好きな声優さん」です。第6期が終了して今回から第7期。既に78人も紹介していて、今後もなお増えていくという。声優って、一体何人ぐらいいるんでしょうかね。本日紹介するのは期待の若手、市ノ瀬加那です。

市ノ瀬加那その1

 市ノ瀬加那は北海道札幌市出身。生年は非公開の12月20日生まれ。帯広工業高等学校建築科出身ということで、リケジョ声優ということになるんでしょうか。危険物取扱者丙種、プレゼンテーション作成検定3級、日本語ワープロ検定3級、情報処理技能検定2級、パソコンスピード認定3級と、多数の資格を持っていますが、高校時代に取得したもののようです。

市ノ瀬加那その2

 趣味は一人旅、スカイウォッチング、映画鑑賞。また小・中学生時代にバスケットボールをやっており、現在も特技としているそうですが、身長は148センチとかなり小柄なので、スピードタイプなんでしょうか。私も最近一人旅が好きなんですが、同好の士だからと「じゃあ今度一緒に行きましょう」とならないのが一人旅(笑)。

市ノ瀬加那その3

 幼い頃からアニメをよく見ていたため、声優という職業は自然と意識しており、高校時代に訪れた札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校のオープンキャンパスで地声を褒められてからレッスンに通うようになり、そのまま同校へ進学したそうです。声優活動は2016年からで、初のメインキャストは2018年冬季アニメの「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のイチゴ役。私も同作を見て、イチゴの若さと幼さが混じった、または不安とけなげさが入り交じったような演技に惹かれたのですが、本人的にも初の大役だったんですね。

市ノ瀬加那その5

 以後19~20年と多数の作品に出演しており、順調にキャリアを積んでいるようですが、私の視聴する作品との相性が悪かったのか、紹介したいなと思いながらもあまり遭遇することができないでいました。メインじゃない役が多いということもあったかも知れません。しかしWikipediaの記事をみたら「あ、あれも知っているこれも知っている」状態だったので、第7期の劈頭をお願いすることにしました。

イチゴ

 それでは私の知っている市ノ瀬加那の演じたキャラです。例によってだいたい年代順です。まずは先ほども述べた「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のイチゴ。本作では名前がなくて番号だけが与えられているのですが、「Code:015」であることから主人公のヒロ(「Code:016」)からイチゴと名付けられました。

イチゴとゴロー

 男女一組で操縦するフランクスにはゴロー(「Code:056」)をパートナーにしていますが、幼なじみのヒロに恋心を抱いていました。このフランクス、コクピット内での操縦体勢がなんともセクシャルな雰囲気なので、パートナー以外と組むとか、パートナーが好きな相手でないと、やたらNTR感があったりして。

大人イチゴ

 しかしイチゴの好意はヒロには届かず、ヒロはゼロツー(「Code:002」)にぞっこんラブ(古い)でした。以後ヒロへの恋心を振り切り、ゴローと結ばれることに。「中の人」的にはゴローのCVはイケメン声優で有名な梅原裕一郎なので、ゴローの方が良かったんじゃないかと思ったりもしますが。私は特にイケメンに興味は無いのですが、それでも梅原裕一郎のイケメンぶりは目に付いたのと、彼が主演を務めた「ゴブリンスレイヤー」とか「慎重勇者」はとても面白かったので、いずれ取り上げたいと思います。

風野あさぎ

 「色づく世界の明日から」の風野あさぎ。魔法が普通にある世界で、祖母によりで60年前に飛ばされたJK月白瞳美の物語です。風野あさぎはマジカルステイ(笑)として編入された高校での瞳美のクラスメイトで、写真美術部所属。

カメラを持つあさぎ 

 実家は写真館を営んでいて、部長の山吹将とは幼馴染の関係で、彼に恋心を抱いていますが、将の方はあさぎの好意に全く気付いていませんでした。イチゴといいあさぎといい、「負けヒロイン属性」なんでしょうか。

織機綺

 「ブギーポップは笑わない」の機織綺(おりはた あや)。作品世界を裏で操っていると言われる「統和機構」が作った合成人間(人工的に造られた特殊能力をもつ生体兵器)ですが、特殊能力がないことから「失敗作」と呼ばれ、合成人間と普通人の交配実験に使われていました。当初は感情の起伏がない無口無表情キャラでしたが、主要キャラの一人である谷口正樹(作中屈指の戦闘力を持つ“炎の魔女”霧間凪の義弟)と出会うことで普通の少女らしくなっていきました。

織機綺その2

 原作ではその後も度々登場しますが、2019年版アニメでは登場エピソード中「VSイマジネーター」しか制作されませんでした。続編制作なら登場することもあるでしょうが…

ミリエリア

 「かつて神だった獣たちへ」のミリエリア。主人公ハンクが追うケインが連れ歩く少女。ハンクとケインは「強化兵士計画」に則って造り出された改造兵士「擬神兵」部隊の隊長と副隊長で、これを生み出す契機となったのがハンクの恋人エレインでした。

ケインに懐くミリエリア

 エレインはケインの裏切りにより銃撃され、昏睡状態のまま拘束され続けていますが、ミリエリアはエレインが身籠っていた子供でした。ということは父親はハンクのはずですが、経緯を知らない本人はケインに懐いています。本格的な活躍前に物語が終わってしまったので第二期が制作されれば活躍すると思われますが…

玲奈

 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の玲奈。主人公えりぴよらと共に地下アイドルグループ「ChamJam」の熱狂的ファンである基(もとい)の妹で、本人も「ChamJam」のファンです。

玲奈と空音

 基は「ChamJam」ナンバーツーの空音のファンで、推しとの交際や結婚を真剣に夢見ている「リア恋勢」と呼ばれるタイプなのですが、玲奈は空音に似た顔立ちなんですよね。ということは…。玲奈自身は一番人気のない舞菜のファンですが、“舞菜トップオタ”のえりぴよが熱狂的すぎるため、他の人間をドン引かせてしまって舞菜にファンが定着しないという状況になっています。そんな中、玲奈は稀少な女性ファンということで舞菜からはとても喜ばれています。

吉岡千尋

 「グレイプニル」の吉岡千尋。着ぐるみに変身する能力を持つ主人公加賀谷修一が共闘することになる能力者グループの一員で、動物の言葉が聞きたいと願った動物を愛する少女です。

全裸で着ぐるみの中に

 修一の着ぐるみには通常相方の紅愛(くれあ)が入るのですが、千尋は紅愛を差し置いて全裸で修一の着ぐるみに入ったことで、心も体も、記憶さえも完全に一つとなりました。紅愛は水着とか着ていたのでそこまでには至っていなかったので、これはNTR案件(笑)。取られたり負けたりするばかりだった市ノ瀬キャラの逆襲が始まった。

エノノカ

 「ゴールデンカムイ」のエノノカ。第三期に登場した樺太アイヌの少女で、名前は「コケモモ(フレップ)」を指すアイヌ語です。由来は、フレップをたくさん食べてすべて吐いたことだそうですが、アイヌでは子供の名前は病魔除けとして汚い言葉で命名することが多いようです。エノノカは由来はさておき名前自体はそれほどおかしくなくていいですね。

エノノカその2

 杉元一行と同行してきた北海道アイヌの少年チカパシとほぼ同年齢で、しっかり者で物怖じしない性格をしており、日本語も達者な上、そろばんも使えました。チカパシと仲良くなり、よく行動を共にするようになりました。本作のメインヒロインはアシㇼパなんですが、エノノカの方が大人になったら美人になりそうな。



 篤志家が作ってくれた動画です。短いのが残念。画像検索するとデビュー直後くらいの“上京したばかりの田舎の小娘”風のものばかり出てくるのですが、最近ではかなり垢抜けてきている様子。ちょっと類のない声質なのでその独自性を武器に頑張って欲しいです。

初期の市ノ瀬加那

2020年秋季アニメの感想(その4):安達としまむら/ご注文はうさぎですか?BLOOM/無能なナナ

冷凍バイク

 今日も寒いですね。寒い早朝、いつものように起きなくていいい日曜日のまったり感といのはなかなかに良いですが、ベッドの中で布団から腕を出してスマホを見たり本を読んだりとするには寒すぎます。なにしろ部屋の中は4度ですから。暑さも寒さも極端なのはいかんですね。

絶望の梨花ちゃま

 「ひぐらしのなく頃に 業」は2クール目を引き続き放映中なので、これを除いての秋季アニメの感想ということになります。感想じゃないですが、「ひぐらし」最新話(14話、猫騙し編其の壱)を見たら、06~07年の放送時のアニメで苦労して大団円を迎えたはずなのに、どういう訳か再び惨劇の舞台に引き戻されたということらしいですね。これは梨花ちゃまもやってられないでしょうが、「中の人達」的には何度も演じられてウマーなんでしょうか。プロデューサーという名の神の意志…なんてメタなネタではないでしょうが。

安達としまむら感想

 まずは「安達としまむら」。不良少女が百合に目覚めていくまでを描いた作品ということなんでしょうか。高校入学直後から授業をサボりまくっている安達はやべー奴に思えますが、何よりよく2年生に進級できたな。試験成績もさることながら、欠席が多いと進級できないんじゃなかったっけか?

チャイナ安達

 安達、見た目は普通に美少女なんですが、メンタル的には陰キャな非モテ男子高校生に近いんですよね。もしやそういうキャラが異世界転生してきた姿なのか。それだけのルックスを持っていたら、かなりのリア充人生を送れそうなんですが。バイトでチャイナドレスを着たりしているあたり、自分に全然自信がないという訳でもないようなんですが。

可愛い島村

 一方しまむら。普通に「島村」なんですが、なぜかひらがな表記される不思議。何より名前が「抱月」らしいのですが、なぜ文学史に出てくる文学者(しかも♂)の名前なんでしょうか。ママンは普通の人っぽいのに。そういや二人ともママンは登場するけどパパンは全く姿を見せませんね。どちらのママンもバツイチなんでしょうか。

ピンポンフレンド
百合な二人

 展開的には安達×しまむらのほか、しまむらの友人の日野×永藤も結構百合っぽい展開で、しまむらには小学校時代の親友樽見の最接近があって、三角関係も予想されるところなんですが、そこまでは描かれませんでしたね。正直ちょっと鬱陶しい制作の安達よりも樽見の方が良かったりしないか、なんて思ったりもしましたが。友人だったら何人居ても不思議ではないんですが、安達はほぼしまむらに恋愛的アプローチしているので、樽見の存在を覚知したらだだでは済まないでしょう。

二人の距離感
これも百合

 しまむらは可愛いですね。この人は「好きなアニメキャラ」で取り上げようと思っていますが、普通にモテるJKでしょう。女子校だから女子にモテてるけど、共学だったら男共が放っておかないはずです。ルックスといいひょうひょうとした性格といい、寒さに弱い辺りもチャームポイントじゃないかと。妹とも仲がいいし。

宇宙人と妹

 百合がガチレズに至る道を描いている(?)中、当初から登場する謎の自称異星人、知我麻社は何者なんでしょうか。いや、個人的には異星人でいいと思うのですが、存在する意味とか必然性が良く判りません。意味がなきゃ登場しちゃいけないという訳ではないんですが、もっとしまむらや安達に絡んでくるのかと思ってたら、別にそうでもなかったし。しまむら妹と三組目の百合関係ということでしょうか?

キミのとなりで
鬼頭明里と伊藤美来

 安達としまむらが二人で歌うOP「君に会えた日」もいいですが、安達の「中の人」鬼頭明里が歌うED「キミのとなりで」は更にいいです。鬼頭明里はもう3枚目のシングルなんですね。歌声が地声より高いのが鬼頭明里の特徴。既に鬼頭明里は人気声優として確立された感がありますが、しまむら役の伊藤美来も「プリコネR」のコッコロといい、2020年で大いにブレイクしてきたのではないでしょうか。

ケンシロウ百合はいいぞ

 かのアミバ様もこう言っている(言ってません)ほど、私も百合が好きなんですが、見た目は完全に女子であるにも関わらず、安達のメンタルが非モテ陰キャ男に近いあたりが若干引っかかるんですよね。しまむらは見た目も内面も女の子そのものなので、これは安達がタチになるということなんでしょうか。百合はいいのですが、ガチレズにまで至るとちょっとついて行けなくなりますが…

ごちうさBLOOM感想

 続いて「ご注文はうさぎですか?BLOOM」。シリーズ第三期に当たる「きらら系」横綱の登場。「ごちうさ難民」なんて言葉が生まれるほど癒やしを求めるオノコ共に愛される作品です。アニメ制作会社が変わったと言うことで若干不安はありましたが、放映されてみればいつもの「ごちうさ」でした。

青春の日々
高二トリオ

 本作についてはもはや言うことはないというか、黙って見て和むのが一番だと思うのです。しかし癒やし系とは言っても「ごちうさ」は「サザエさん」時空ではないので、少しずつ時間は経過しており、第三期終了時点で作中時間はほぼ2年が経過したことになります。リゼが女子大生になり、ちまめ隊が女子高生になってもあまり変わらず物語は続いていきそうですが、ココア達が高校を卒業する辺りが大きな転機になりそうな予感。

チマメ隊にも別れが
レイプ目トリオ

 第二期から第三期まで5年も経過していたということが唯一の不満(原作ストックの問題?)で、引き続き第四期もオナシャス。しかしにぎやかしだった「チマメ隊」トリオもチノはココアと千夜の高校へ、マヤとメグはリゼとシャロの「お嬢様学校」に通うことになりそうなので、リゼの高校卒業と共に変化の要素になりそうですね。シャロ、マヤ、メグで「シマメ隊」を結成するんでしょうか。

ココアとチノのママンズ
チノママン

 ゆるくほんわかした日常を描いている作品ではあるんですが、チノのママンは故人だったりと、シビアな側面がないわけではありません。チノのママンとココアのママンが学生時代に親友だったという。

親世代の青春

 そういえば男がほとんど登場しない本作ですが、ココア、千夜、シャロは両親が健在なようです。ココアは、姉のモカとママンしか登場しませんが、パパンの他兄も2人いるという。シャロなんか一人で極貧生活をしているようにしか見えないのですが、両親とも陶器職人をしているそうです。なぜ娘を捨てたかのようにしているのか。

人間ナイアガラ
お風呂シーン

 ということは、片親なのはママンがいないのチノとリゼの二人だけということに。今回チノママンについては幽霊(?)が登場していたほか、サキという名前も判明していますが、リゼのママンについては一切言及がありません。もしや本件は「ごちうさの闇」なんでしょうか。

無能なナナ感想

 最後に個人的今季最大の問題作「無能なナナ」。“人類の敵”と呼ばれる怪物と戦うために孤島の学園に集められた能力者の少年少女。そこに新たに加わった柊ナナは、「心の声が聞こえる」という触れ込みでしたが、実際には異能力を持たない無能力者で、能力者達の抹殺を任務としていました。

ナナ表の顔
ナナ裏の顔

 次々にクラスメートを殺していくナナ。しかし能力者は次から次へと想像を絶する能力を見せていき、遂には不老不死なんてのまで出てくる始末。ありとあらゆる困難に、知恵と勇気と機転で立ち向かうナナ。彼女は“委員会”から能力者達こそが“人類の敵”そのものであると吹き込まれていましたが…

迷探偵キョウヤ
キョウヤとナナ

 基本は荒木飛呂彦の描く頭脳戦のような展開で、時間遡行とか未来予知、死体操作(ネクロマンシー)、瞬間移動といったとてつもない異能を持つクラスメートをいかに抹殺するかということの他、ナナに疑いを持ったキョウヤの追及をどうかわしていくかという側面もあります。ナナからすればキョウヤを抹殺できれば一番いいのですが、何しろ彼の異能は不老不死なので手を出しようがないという。

ジン

 このほか、孤島の学園の先輩にあたるジンが登場。彼によれば、能力者同士の殺し合いが発生して彼を残して全滅したということですが、あらゆるものに変身可能で、その能力までもコピーできるという彼の異能は、キョウヤと並んでナナの脅威となっています。ジンはナナの素性とか“委員会”に興味があるようですが、第一期終了までに委員会の詳細は明かされませんでした。キョウヤの妹がかつて孤島の学園に行ってそのまま行方不明になっているそうなので、ジンの世代のデスゲームに巻き込まれたのかも知れませんが、キョウヤは何しろ不老不死なので、本当の年齢は不明です。

未来予知

 人見知りしない明るい表の顔と、思慮深く冷酷な裏の顔を持つナナを大久保瑠美が好演していました。モノローグでも毒を吐きまくるナナですが、終盤漸く本当の友達が出来たのもつかのま、ナナを助けて命を落としてしまいました。ミチルちゃん、CV中原麻衣のせいで本当は裏の顔があるんじゃないかと、ナナのみならずずっと疑っていましたが、本当に純真な人だったんですね。一時「裏の顔」を出してきたかという展開がありましたが、実はジンが化けた偽物でした。

ミチルとナナ

 本作は毎回終盤の“引き”が強く、次回一体どうなるんだろうと思わせる展開を続けてきましたが、ミチルちゃんが亡くなってしまったことでナナが今後どうなるのか全く判らない状況となっています。原作の進行次第かも知れませんが、早く第二期を制作して欲しいですね。第一期だけだと謎がほぼ未解明のままなので。終始原作に沿った展開がアニメ化されており、アニメオリジナルの展開はなかったそうなので、いけると思うのですが。

絶望END

 しかし能力者といっても十人十色というか、一人として同種の能力を持っている人がいないので、“人類の敵”となりうる能力もあるでしょうが、団結とかは難しそうな気がします。唯一無二の能力ばかりという点は、スタンド能力者にも似ていますね。 

2020年秋季アニメの感想(その3):魔法科高校の劣等生 来訪者編/おちこぼれフルーツタルト/くまクマ熊ベアー

寒波来る

 小寒を過ぎると本格的な冬の寒さが身に沁みます。やはり筑波嶺は大阪より寒い。ウォーキングから戻ってシャワーを浴びようとしたら、出てきませんでした。どうやら軽く凍ってたようで、すぐにお湯が出てきましたが、当初は出が悪かったです。流石寒中、最低気温は-7度だったようです。

水道管凍結

 年も明けて仕事も始まって、いきなりの5連勤。いつものこととは言え、仕事始めからはキツかったですね。木曜日あたりが仕事始めだといいんですが。昔は仕事始めって、実質仕事を始めなかったんですよね。晴れ着を着てくるOLさんがいたり、新年の挨拶して軽く飲んで昼で帰ったり。そんな20世紀の風俗は昔話になってしまいました。バブルの頃まではあったんですけどね。

来訪者編感想

 さて2021年冬季アニメも始まっているのでさっさと去年のやり残しを終わらせて行きましょう。2020年秋季アニメの感想、まずは「魔法科高校の劣等生 来訪者編」。お兄様と深雪が1年生の3学期から2年生に進級する頃までが描かれました。原作だとここまでは1年生の部で、以後2年生の部、3年生の部がたっぷりあるようですが、アニメだと第一期と第二期の間に6年も経過しているので、第三期はいつのことやら。

パラサイトに寄生されると
パラサイト本体

 代わりに深雪が主人公となるスピンオフ作品「魔法科高校の優等生」が本年放送予定だそうで、それはそれでいいですね。それはさておき「来訪者」とは、二つの意味があって、過去に妖魔や悪霊、デーモンなどと呼ばれてきた存在で、本作では多次元から来た情報生命体と解釈されています。USNAで行われたマイクロブラックホールの生成・蒸発実験により次元の壁が揺らぎ、この世界に入り込み、次々と人間に寄生して騒ぎを引き起こしました。

フィラデルフィア実験

 オカルト界隈で囁かれる「フィラデルフィア実験」といい、無茶をする国と認識されていますね、かの国は。そしてパラサイトに寄生されて逃亡した軍人達を追ってやって来たのがアンジェリーナ(通称リーナ)。少佐の階級を持つUSNA最強の魔法師であり、日本魔法界の長老と呼ばれる九島烈は大伯父にあたります。

ずっこけリーナ

 プライベートはかなりへっぽこなのはご愛敬として、はるばる日本まで来てみれば一介の高校生である深雪にタメを張られ、お兄様には遅れを取るという惨状に直面することに。まあこの兄妹を一介の高校生なんて認識するのが間違いなんですが。

ピクシー

 第一期から登場するロボット・ピクシーになぜか東山奈央が声を充てていて、どうしてこんな大物をと思っていたら、なんとパラサイトが寄生して自我を持つことに。東山さんは「負けヒロイン」役も非常にいいですが、何気にロボット役もいいと思います。BEATLESSのレイシアとかね。声が綺麗だからでしょうかね。

深雪対リーナ
達也とリーナ

 パラサイト騒動の他、終盤は過激な魔法主義者・進人類フロントによる超高層ビル破壊テロとその阻止が描かれました。第一期ではブランシュという魔法師排斥運動を行う反魔法組織がテロ活動を行いましたが、逆の立場の組織もあったんですね。魔法を持つ者と持たざる者が存在する以上、対立は不可避のような気がしますが…下手をすると「新世界より」の歴史のようになったりして。

黒羽姉弟
桜井水波

 一連の事件に、黒羽亜夜子が四葉家のエージェントとして暗躍した他、進人類フロント編では双子の弟である文弥も登場。さらに深雪付きとして育てられてきた桜井水波も登場。リーナも入れてこの4人は既に終了してしまったスマホゲーム「魔法科高校の劣等生 LOST ZERO」(2014~2019)に登場していました。第二期があと一年早ければ終了しないで済んだかも知れませんが…

真由美の妹達

 最終盤に七草真由美らが卒業し、代わって妹である七草泉美、香澄の双子が入学。この二人もやはりゲームではおなじみでしたが、顔見せ程度の登場だったので、本格的な活躍は第三期に持ち越される模様です。全体的に「さすおに」路線は継続しており、通常の魔法の才能はないとされてますが、そんなんウソやんと言いたくなるほどの無双ぶりは健在です。まあお兄様は決してドヤらないので、他の「なろう系」主人公の様に鼻につくことはないのですが。

艶姿深雪

 はやみんの深雪の演技はとても良い声を出してくれる(声優だからボーイッシュな役とか武闘派的な役とか狂的な役とは色々演じるのは当然ですが、個人的にはお嬢様風の演技が大好きです)ので、これが聞きたいこともあって第三期希望ですが、それなら「優等生」でもいいか(笑)。

おちこぼれフルーツタルト感想

 続いて「おちこぼれフルーツタルト」。芸能プロの売れないタレントをかき集めたアイドルユニット「フルーツタルト」が、彼女らの住む寮(通称「ネズミ荘」)の取り壊しを防ぐべく、1億円の借金を返済することを目指して活動を始めます。

ネズミ荘内部

 登場人物の名前を「いろは歌」に無理矢理当てはめているので、主要登場人物は揃いも揃って変な名前です。衣乃(いの)や仁菜(にな)はまだしも、ロコ、はゆ、へも、穂歩(ほほ)って…。さらにはライバルグループ(と呼ぶのは悪いほど圧倒的に売れてますが)「クリームあんみつ」のメンバーもチコ、ぬあ、るあですからね。なんだこのこだわりは…たまげたなぁ。

アイドル活動

 四人組時代はイマイチピンと来ない感じでしたが、ガチレズJC・へもの参加で5人ユニットとなってからはかなり面白くなりました。原作者の浜弓場双の作品は、「ハナヤマタ」もアニメ化されており、「きらら系」で複数の作品がアニメ化されたのは初めてだとか。

やばいへも
ガチレズへも

 時折紙人形並に大胆なデフォルメをすることがありますが、作画崩壊という訳ではなく、アイドルであることも忘れるくらいに日常とか下ネタ(トイレが登場することがやけに多い)も多いですが、まあ楽しく見られました。「きらら系」としては横綱級の「ごちうさ」が同時期に放送されていたので、どうしても比較されてしまうのが残念といえば残念なことでした。当初は夏季アニメの予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となったそうなので不可抗力ですが。

いのはゆ
仁菜ロコ

 メインキャラにはまだブレイクしていない若手声優(白石晴香を除く)を起用していますが、脇を日笠陽子とか堀江由衣といったベテランで固めているせいか不安定感はありませんでした。ひよっちは「魔女の旅々」や「魔法科高校の劣等生」にも主要キャストで出演しており、改めてスゲーなこの人は思わざるを得ません。どんな役でもこなすもんなあ。

敏腕プロデューサー?

 百合ありレズあり三角関係ありというと、どんだけドロドロしてるんだこのグループはと思ってしまいますが、実はそれほどでもありません。商店会など地元には受けていますが、全国的にはドマイナーなグルーなものの、ロコの妹のチコが人気グループ「クリームあんみつ」のリーダーであり、かつ姉のロコを溺愛している(見かけ上はチコが姉でロコが妹にしか見えません)ので、「クリームあんみつ」の人気に徹底的に便乗(「クリームあんみつ」の番組の直後にミニ番組を放映したり、ライブで同時出演するなど)しており、コバンザメのように片利共生しています。この先、恩返しすることができるんでしょうか。

右が姉
クリームあんみつ

 なお所属プロダクションが違うのに「フルーツタルト」が「クリームあんみつ」に片利共生できるのは、ロコとチコが姉妹であることの他、「クリームあんみつ」のプロデューサーであるリリが幼なじみの穂歩にほぼ恋愛に近い好意を抱いていることや、「クリームあんみつ」の所属するキャットプロのスポンサーが「フルーツタルト」のメンバーであるはゆのママンだったりするためです。

可愛いはゆ

 はゆ、ロックシンガー志望の割に下着に穴が空いていたり子供用の下着をはき続けていたりとことさらに貧乏エピソードがあったのですが、実は大金持ちの家の娘だったという。狙うならこの子でしょう(笑)。

くまクマ熊ベアー感想

 最後に「なろう系」の「くまクマ熊ベアー」。そのタイトルどおりどういう訳かとにかくクマに拘っています。「三毛別事件」とか「石狩沼田幌新事件」、「福岡大学ワンダーフォーゲル部事件」を知ってそれでもなおクマ推しになれるでしょうか…いや、いいんですけどね。

三毛別事件のクマ

 2020年冬季アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(略称「防振り」)」や春季アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(略称「はめふら」)」など、最近の「なろう系」には女の子が主人公となる作品が増えており、従来の主人公がやたらにドヤる「なろう系」に比べると反発が弱いというか好意的に見られるという特徴があるようです。まあ「はめふら」はそもそもドヤることがありませんでしたが。

実は美少女のユナ

 で、本作は典型的異世界転生もので、引きこもりでゲーム三昧生活のユナが、お気に入りのゲームにロゴインしたら、特に理由もなく異世界に飛ばされてしまいます。ユナは引きこもりながら、デイトレーダーとして億単位の金を稼いでおり、自前で購入したマンションで一人暮らししており、大きな会社を経営している祖父からはその才能を後継者として見込まれており、決して現世でダメだったとは言えない人なのですが、異世界転生とは通り魔のようなものなのか。

クマセット
自称神様のメール

 異世界に飛ばされる前、自称「神様」からレア装備「くまセット」を貰っており、これを装備した状態でしたが、これがあまりにもチート性能である反面、外すと普通以下の体力しかなく、魔法もスキルも使用できなくなるので、常時装備していないといられないことになっています。その姿はほぼ着ぐるみのクマ。

クマハウス

 ユナは様々な魔法やスキルを行使できますが、基本クマをイメージすると威力が上がるという不思議な性質があり、「クマ魔法」と呼んでいます。そのため、土属性の魔法を使って家を作ることもできますが、巨大かつ高性能の家を作ろうとすると必然的に熊の形の「クマハウス」になってしまいます。召喚獣も呼べますが、当然クマ。ただのクマでもそれなりに強いと思いますが、召喚獣なので並の魔物はユナが何もしなくても片付けてくれるほどの強さを持っています。

フィナとユナ

 このチート性能を武器に異世界で無双する…という展開かと思いきや、序盤はやりましたがその後は基本異世界の可愛い女の子たちとキャッキャうふふするという展開に。ユナが特に百合系という訳ではないのですが、やたらクマに食いついてくるのが女の子ばかりだという。この辺は「なろう系」読者の嗜好に合わせているとしか思えませんが。

くまさんの憩いの家
くまさんの憩いの家その2

 そして孤児院を自立経営させるための「くまさんの憩いの店」経営や、魚や和食を食べたいがための「くまさん食堂」開店など、冒険というよりは日常系的な流れもあったりして、スライムを使ってクリーニング店を経営する「神達に拾われた男」に近い展開にも思えましたが、終盤は海沿いの町ミリーラを苦しめる強敵クラーケン討伐に乗り出しました。

くまの召喚獣

 ユナは基本困った人を見捨てることのできないお人好しで、またこの異世界ではやたらクマが小さな女の子に受けるらしくて女の子ばかりが寄ってくるところ、ユナがまた女の子に弱いせいで一肌脱ぐというのがパターンとなっています。一応異世界でもクマは恐い動物という認識はあるようなのですが…

クマ好きちびっ子たち

 異世界で一番最初に出会ったフィナを始め、妹のシュリ、貴族の娘のノアール、王女のフローラなど、10歳以下ぐらいの女の子に絶大な人気のユナ。ユナが女の子だからいいようなものの、もし男主人公だったら完全に「へんたいふしんしゃさん」ですね。

フィナとユナその2

 一応12話で丸く収まっているのでこれで終わってもそれはそれでという感じなんですが、既に第二期制作が発表されています。円盤発売前だというのにいいのでしょうか。まあ円盤の売り上げは続編制作の大きな要因ですが、原作の売り上げとかそれ以外の要因もあるそうですが。

異世界料理を絶賛

 「なろう系」ではよくあることですが、プリンやピザ、ハンバーグなどを作ると異世界では絶賛されます。ユナが料理好きなのはいいのですが、なぜに「なろう系」の異世界は常に料理が貧弱貧弱ぅなのか。もちろん現世の料理がなくて高評価を得ると言うこともあるでしょうが、逆に異世界オリジナル料理の味に転生者が驚くということだってあるでしょうに。おそらく作者に現世に存在しなくて美味い料理というものを創造する力がないせいでしょうが、それがあったら小説ではなく料理研究家として大成できちゃうでしょうね。

プリンセスコネクト!Re:Dive(その3):プリンセスフェスで☆3キャラ続々登場

初日の出

 新年明けましておめでとうございます。穏やかな年明け…と言いたいところですが、大晦日に東京で1337人の新型コロナ感染が確認され、ついに四桁になってしまいました。再び発令されるんでしょうか、緊急事態宣言。明後日はもう仕事始めなんですが、どうなるんでしょう。

プリコネReDive

 それはさておき、年が明けると様々なイベントが開催されるのがソシャゲのお約束。私が一番やりこんでいる「艦これ」では年始任務の設定とちょっとしたアイテム配布程度で、イベントを引き続き開催していますが。私がプレイしているゲームの中で一番太っ腹だったのは「プリコネR」でした。

プリコネRその2

 年末から無料10連ガチャを行っている上、大晦日午後からはプリンセスフェス開催。しかも無償の石(ジュエル)を入手出来る機会がなんだかんだと多い上、運営がよくわからない理由で大量に石を配布してくれるので、貯まりやすいんですよね。「お中元」とか「お歳暮」というのはまだわからなくもないのですが、「プリコネの秋」には笑った。いっそ季節が変わるごとに「プリコネの○」で配って下さい。

日頃の感謝で配布
プリコネの秋

 貯まった石を使ってガチャリたかったのですが、プリンセスフェスに備えて備蓄しておき、年明けに一気に放出。なぜプリンセスフェスを待ったかというと、ここでしかゲット出来ないキャラがいるからです。しかも強力で。

プリンセスフェス

 去年の夏に始めた時もプリンセスフェスをやっていて、そこで今でも主力のプリンセスペコリーヌやムイミをゲットしたのですが、その頃はあまり石を持っておらず、また開催期間の終盤に始めたので十分な引きができませんでした。なので今回は万全を期してエネルギー充填。150連ガチャが可能なくらい溜め込みました。無課金でこれだけ貯められると言うことが素晴らしい。

アンナ

 限定ガチャというのはそれでもなかなか当たらないのですが、ガチャを引いたら今まで来なかったキャラが続々登場したので、ご紹介していきたいと思います。まずはアンナ。自称「疾風の冥姫」という中二病患者で、眼帯はしてないけど目の色は左右で変わっています。

アンナその2

 キャラ説明によると“中衛から圧倒的な魔力で攻撃する、疾風の冥姫。ユニオンバーストで敵全体に大ダメージを与えるが、高すぎる魔力の為、自分自身にも相応のリスクが生じる。”いかにも中二病な設定ですが、実年齢は17歳らしいです。いつまで引っ張る中二病。

カスミ

 続いてカスミ。魔法少女化したミスティカスミは持っていましたが、本体の方も来てくれました。見えそうで見えないスカートが悩ましい(笑)。魔法少女化すると「魔法探偵」という訳の分からない役職を名乗りますが、デフォルトでは自称名探偵。

カスミその2

 キャラ説明は“後衛で、相手の行動妨害に特化した名探偵。束縛や混乱を付与するスキルで相手の行動を妨害し、魔法防御力ダウンのフィールドを展開して王手をかける。”実年齢は15歳で趣味は読書と推理だそうです。推理が趣味って…

イオ

 “俺の嫁声優”伊藤静がCVを務めるイオ。イヨはまだ16だけど、イオは23だ。ルーセント学院の先生ですが、新米教師とはいえやけに色っぽいうえ、ドジっ子属性らしいので、18禁エロ漫画とかでは生徒とか校長の餌食になってそうな雰囲気。あ、用務員のおっさんの餌食もいいぞ!

イオその2

 キャラ説明は“後衛で、敵全体を誘惑するセクシー先生。敵のTPを奪うスキルでユニオンバースト発動を遅らせ、誘惑のユニオンバーストを放ち、戦場を大混乱に陥れる。”魔力ではなくフェロモンで戦っているのか先生。しかし敵も味方も大半のキャラが女の子なのでそれは有効な戦法なのかどうか。百合が多ければいけると思いますが。

ジータ

 「グランブルーファンタジー」の主人公であるジータ。同じCygames提供のゲームということでコラボしているんですね。実は前作「プリコネ」からいるらしいですが、ようやく会えました。CV金元寿子の声は相変わらず可愛いですね。

ジータその2

 キャラ説明は“前衛で、先手必勝の大技を繰り出す騎空士。スキルによるTP回復は、ユニオンバーストの発動を早めバトルの序盤から敵前衛に大ダメージを与える。”専用装備を持たせるとかなり強いらしいです。

アリサ

 やはりCygames提供のゲーム「Shadowverse」の主要キャラ・アリサ。この人のスカートも見えそうで見えない。もうちょっと正面に回り込めば…。それはさておき、周囲を妖精みたいなのが飛び回っていますね。

アリサその2

 キャラ説明は“後衛の、長期戦に優れた、森の守護者見習い。TP回復によるユニオンバーストの速攻が可能。さらに使用後はスキル効果が上昇するため高い殲滅力を誇る。”趣味はキレイな葉っぱを集めることなんだそうで、お付き合いするとしたらとっても安上がりで済みそうです。
 
クリスマスサレン

 クリスマスサレン。クリスマス時期に実装され、ガチャを引きたかったのですが、プリンセスフェスに備えて涙を呑んで見送っていました。主人公らが居候する「サレンディア救護院」(孤児院)の経営者で、通称「サレンママ」。その優しさで遅ればせながら駆けつけてくれたのか。ノーマルサレンは我が軍の主力の一人です。

クリスマスサレンその2

 キャラ説明は“前衛で、光を操り味方を守る聖夜のサレンママ。敵の攻撃を防ぎ、ダメージを与えるユニオンバーストや、ダメージを与えつつ回復するスキルで、攻守双方を担う。”クリスマスバージョンながら期間限定ではなく恒常キャラ。ママと呼ばれてもまだ17歳。しかしプリコネRにはコッコロママン(11歳)というのもいるのです。

ママ四天王

 ちなみにプリコネRには「ママ四天王」というのがいるそうで、サレンとコッコロの他、ミサト(21歳)とネネカ(24歳)の四人だそうです。どんだけママに飢えているんだ。まあ私も“みんなの先生”ミサトの母性のあふれっぷりには負けますが。

クリスティーナ

 やっと来たプリンセスフェス限定キャラのクリスティーナ。こいつは強い!限定キャラの面目躍如です。ちなみにプリンセスフェス限定キャラは、プリンセス○○のほか、「七冠(セブンクラウンズ)」と呼ばれるゲーム世界の開発者達なのですが、クリスティーナは「七冠」の一人で「誓約女君(レジーナゲッシュ)」の異名を持っています。

クリスティーナその2

 キャラ説明は“前衛で、絶対的な制圧力を誇る『誓約女君』。攻防一体かつ超大な破壊力を誇るユニオンバーストと、その発動を加速するTP上昇アップスキルを併せ持つ。”もう説明が頼もしいです。なお、年齢不詳キャラを除くと、27歳という最年長キャラの一人です。プリコネRは最年少が8歳など、低年齢キャラが多いので、アラサーは「おばさん」呼ばわりされることも多々。

プリンセスヒヨリ

 プリンセスヒヨリ。今回のプリンセスフェスで実装された最新キャラ。昨日引くことができて“こいつぁ春から縁起がいいわぇ”。本作の主要トリオがプリンセス化したのに続いて、前作の主要トリオもプリンセス化させれているようです。次はプリンセスレイが登場するのか。星6ヒヨリがやたら強いので、星2からしこしこ才能開花させていたのですが、このキャラの登場によりもういいかなと思っています。

プリンセスヒヨリその2

 キャラ説明は“前衛で炎翼を背に敵を粉砕する、陽気な元気娘。戦いが続く程に自身の攻撃能力を強めるスキルを操り、高めた力で放つ超爆の一撃は、あらゆる敵を塵と化す。”これも説明が頼もしいかぎり。「艦これ」で最近ゲットした英駆逐艦ジャービスと同じくCV東山奈央ですが、ジャービス同様ヒヨリもちょっと幼い感じの演技をしています。ヒヨリは16歳なのでプリコネRのキャラの中では決して幼い方ではないんですが… 

ネネカ

 そして本日の無料10連ガチャで引けたネネカ。なんて良い子だと思ったら、合法ロリ。「七冠」の一人で「変貌大妃(メタモルレグナント)」の異名を持ち、なおかつ「ママ四天王」最後の一人でもあります。公式サイトにプロフィールが載っていないので年齢不詳とされてきましたが、公式攻略ファンブックには24歳と記載されているそうです。

ネネカその2

 キャラ説明は“後衛で、分身生成し敵を圧倒する『変貌大妃』。分身はネネカ自身と同じスキルを繰り出し敵を攻撃する。その攻撃密度と制圧力の高さは他の追随を許さない。”「オーバーロード」に登場するシャルティアの「エインヘリヤル」みたいですね。アリーナで相手がネネカを出してくると大抵負けるので、ずっと欲しかったんですよ。

FGO2021新年福袋ガチャ

 なお、FGOでも新年恒例の福袋ガチャが開催されており、3000円弱を払って引きました。プリコネRと違って絶対有料なんですが、そもそもシブいFGOのガチャでは例外的に必ず星5キャラが当たるので、この時ばかりは課金してしまいます。

今回のシステム
紅EX1

 今回は男女、そしてクラスで九種類に分類してその一つを選ぶというスタイルでした。私は女性エクストラクラスサーヴァントの「紅EXTRA壱」のガチャを選びました。メルトリリス以外は持ってないキャラばかりだったもので。

卑弥呼

 そして来たのは昨年10月に新実装されたルーラーの卑弥呼。なぜか腋を見せつけるポーズですが、邪馬台国にムダ毛を剃る習慣はあったのか?一説には紀元前4000年頃からムダ毛処理が行われていたとかいいますが…

卑弥呼召喚時
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