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記憶に残る一言(その124):ザンジバルのブリッジクルーのセリフ(機動戦士ガンダム)

ネコもぐったり

 昨夜から今朝まで一晩中エアコン付けっぱなしにしてしまいました。今日は昨日よりはましな気もしますが、厳しい暑さですね。引きこもりならずとも引きこもりになってしまいます。

バニラモナカジャンボ

 こう暑いとついつい手が伸びてしまうのが氷菓。井村屋のあずきバーは定番ですが、最近おいしいと思ったのは森永のバニラモナカジャンボ。有名なチョコモナカジャンボの姉妹品ですが、チョコモナカジャンボが“アイスミルク”なのに対し、バニラモナカジャンボは“アイスクリーム”。その差は何かと言えば、乳固形分と乳脂肪分で、バニラモナカジャンボの方が味わいが濃厚なんですね。もちろん好き好きですし、どっちもおいしいのですが、個人的にはバニラモナカジャンボの方が一層好きかな。

ブリティッシュ作戦

 さて本日は記憶に残る一言です。8月というと原爆やら“終戦(敗戦と言え)”やらで何かと太平洋戦争の話題が出てきますが、実際に経験していないのでガンダムの一年戦争の話題を。もちろんこれも実際に参加した訳ではありませんが、リアルタイムで視聴したという意味で思い入れがあるもので。

宇宙要塞ア・バオア・クー

 一年戦争は宇宙世紀0079年1月3日に始まり、0080年1月1日に終結しましたが、最期の戦いが連邦軍が「星一号作戦」と呼ぶ宇宙要塞ア・バオア・クー攻略戦でした。ア・バオア・クーは、月面のグラナダ基地とともにジオンの最終防衛線で、ここを抜かれるとジオン本国が危機にさらされます。本来はグラナダ攻略戦も描かれる予定でしたが、全52話(4クール)の予定が打ち切りになって43話に短縮されてしまった影響で、本編では連邦軍はグラナダを無視するという形になってしまいました。

ソーラ・レイ

 スペースコロニー自体を巨大なレーザー砲とするジオンの最終兵器ソーラ・レイにより、連邦宇宙艦隊はその三分の一が消滅し、最高指揮官レビル将軍も死亡しますが、なおも攻略作戦は強行されます。実はもっといい照準を選択すれば連邦艦隊の半数を消滅させることも可能だったようですが、ギレン総帥は自身に無断で和平交渉に赴いたデギン公王を亡き者にすることを優先したのでした。

ゲルググ
空母ドロス

 ジオン軍は、新型モビルスーツ・ゲルググや大型宇宙空母ドロスなどを投入します。ギレン総帥の的確な采配もあって、一時は連邦軍を圧倒したようで、この時ギレンは「圧倒的じゃないか、我が軍は」とイキっています。

圧倒的じゃないか、我が軍は

 しかし妹のキシリアが、戦闘の最中にも関わらず、父殺しを理由にギレンを射殺してしまいます。

ギレン殺害

 キシリアはギレンに取って代わって指揮を引き継いだものの、指揮系統に混乱を引き起こしてしまいます。この機に乗じた連邦軍はドロスを沈め、モビルスーツがア・バオア・クーにとりつき始めます。一気に敗色濃厚となるジオン軍。

エギーユ・デラーズ

 一時的な指揮系統の乱れがこうも影響するとは…後付けになりますが、「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」では、総帥直属艦隊司令を務めていたエギーユ・デラーズが、ギレン戦死の報を聞くや否やそれをキシリアによる暗殺と看破し、麾下艦隊を率いてSフィールドから戦場を離脱したということになっています。なるほどそういうことがあったのなら戦力がごそっと減って一気に敗勢になるのもむべなるかなとは思います。

機動巡洋艦ザンジバル

 そこでキシリアはア・バオア・クー脱出を企図、機動巡洋艦ザンジバルの用意をさせます。ザンジバルはジオンの新鋭艦で、連邦軍のホワイトベース(ペガサス級強襲揚陸艦)に対応するような艦種だったと思われますが、連邦軍艦艇が迫ってくる中、脱出自体が容易なことではありません。そんな中、てんやわんやで脱出準備をするザンジバルのブリッジクルーのセリフが今回の記憶に残る一言です。

ザンジバルに乗るキシリア

ジオン兵G:「外には敵がうようよいるんだ」
ジオン兵H:「ドム中隊をまわせ。いくらなんでもザンジバル1隻じゃあ」
ジオン兵I:「冗談じゃないよ、死にに行く訳じゃないんだ。護衛機をまわせ。ザクでいいザクで!

キシリアさん 

 おそらくア・バオア・クーの司令部との会話でしょう。キシリアの脱出は他の兵に気づかれないように密かに進められたようですが、流石に護衛機なしではヤバすぎたのでしょう。

リック・ドム

 性能なら新鋭機のゲルググが一番高いのですが、パイロットが学徒動員だったせいか期待したほどの戦果を上げられませんでした。ドム(リック・ドム)はこの頃ジオンのモビルスーツの中核となっていたようで、直前にホワイトベースを擱座させています。

ザクでいいザクで

 しかし戦局が切羽詰まる中、理由の判らない艦の出撃に戦力を回す余裕はない訳で…それをよく承知している故に発せられたのが「ザクでいいザクで!」なんでしょう。昔結構使いましたね「コーラをくれ」「ドクターペッパーでいいドクターペッパーで!」とかね。

終盤のザク

 一年戦争緒戦で新兵器として華々しく登場し、連邦軍を圧倒したザクですが、この頃にはすっかり旧式化しており、まるで太平洋戦争における零戦を思わせます。太平洋戦争は3年半以上続いたので、零戦が旧式化するのも当然なんですが、一年足らずで旧式化してしまうザク(涙)。終盤はもっぱら画面の景気づけにあちこちで爆発していたようなイメージがあります。

ザンジバルにバズーカを構えるシャア
私の手向けだ
バズーカ発射
バズーカで首チョンパ

 キシリアはア・バオア・クーから離陸直後にシャアに撃たれて首チョンパ(古い)して死亡。シャアはドムの主兵装であるジャイアント・バズによく似た武器を使っていますが、ビーム兵器のような輝きを放っています。

出向するザンジバル
連邦艦に砲撃される

 ブリッジが大破したもののそのまま脱出を続けるザンジバル。しかし上空には既に蓮歩軍艦艇が押し寄せており、指揮系統を失ったザンジバルをあっさり撃破されて墜落・爆沈してしまいました。ザクなりドムなりの護衛機が来ていた様子がないので、待ちきれずに単艦発進を強行したのかも知れません。この状態だと、シャアが攻撃していなくても生き残れなかった可能性大ですね。

もろくも爆沈するザンジバル

 それにしてもザンジバル…シャア指揮下ではワッケイン座乗のマゼランと撃ち合って勝利したこともあるというのに。もっとも、巡洋艦のくせに戦艦に打ち勝ったこっちの方が問題だという声もありますが。

最終決戦仕様

 この戦いでガンダムは大破することになりますが、出撃にあたってはハイパーバズーカ2丁持ちで出撃しました。ビームライフルやシールドは背中に背負っており、アムロは戦いが長丁場になることを想定してなるべくエネルギーを温存しようとしたのだろうと思います。アムロの腕ならバズーカでモビルスーツを墜とせるでしょうし。後に最終決戦仕様と呼ばれるようになり、後発作品では、次の戦いを考えなくていい最終決戦において、全ての武器・装備をてんこ盛りにして出撃するというパターンが生まれました。どんどんド派手になっていった後発作品の演出に比べれば、ガンダムの最終決戦仕様はごくごくおとなしいと思います。
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