好きなアニメキャラ(その117):墨田羅砂(かくしごと)

「艦これ」で2020年の梅雨&夏イベント「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」が始まっています。主作戦(前段作戦)で4海域、拡張作戦(後段作戦)で3海域の大規模作戦ですが、過去最大級ではないかという噂もあります。フレッチャー掘りが難産だったせいで資源の蓄積が十分ではない我が鎮守府、E1から沼ったせいで難易度乙を選択してしまいました。このところはイベント前半は難易度甲で突っ張っていたんですが、今回はとにかく完走第一で行きます。新規登場艦娘も多いので、余力があれば掘りを行いたいところですが…資源が足りるかどうか。

本日は「好きなアニメキャラ」です。今回は2020年春季アニメ「かくしごと」から癒やし系美人アシスタント墨田羅砂です。

主人公の漫画家・後藤可久士の「G-PRO」(ゴトープロダクション)で働くアシスタントの一人で、現代編(姫10歳編)では女子大生をしています。「G-PRO」のアシスタント達は、チーフの志治仰(しじ あおぐ)、消しゴムかけ担当の芥子駆(けし かける)、仕上げと服飾担当の筧亜美(かけい あみ)、そして墨田羅砂(すみた らすな)の4人です。名前は「墨垂らすな!」に由来しているので、ベタ担当なのかも知れません。

可久士は漫画家であることを一人娘の姫にひた隠しにしており、目黒区中目黒の平屋建ての家で暮らしながら、仕事場として渋谷区のマンションを借りています。羅砂は「代官山の職場でクリエイティブな仕事」につられてアシスタントになりましたが、漫画家になる気はまったくないと発言しています。

ちなみに同窓会に出席した際には、週刊漫画のアシスタントをしているというだけで「なんかすっごくチヤホヤされた」そうで、「もう頂点極めちゃった感じ?」と言っています。

一見華やかで緩い雰囲気があり、ちょっと天然でおバカキャラのような立ち位置にいます。可愛いから採用しているんじゃないかという疑惑も。

しかし見かけによらず現実的でしっかりした面もあり、さり気ない気遣いや心配りが出来る人物です。なぜかアシスタントの中で唯一可久士にため口をきいていますが、可久士も含め誰も咎めることがありません。これは彼女が一番しっかりしているせいなのか。

5話でせっかく完成した原稿が編集部の校了(内容や表現の確認)を通らず、後半8ページを描か直さなければならなくなるというハプニングがありました。本来は担当編集が事前にチェックするのですが、何しろ担当が超無責任野郎の十丸院なので(笑)。それで可久士はホテルにカンヅメになるのですが、アシスタント達を招集しようとしても誰も電話に出ません。仕事が終わったばかりなので爆睡中なのでしょう。

そんな中、いち早くホテルのバスルームでシャワーを浴びていたのが羅砂。というより可久士より先にホテルに到着していたんかい。

本人曰く「家帰る途中に十丸院くんに会って、ホテルのカードキー渡されたんだよ」とのころで、仕事場にも寄って、道具も持ってきたそうです。気が利くなあ。

そしてバスローブ姿で仕事をする羅砂。「だって今治だよ?」とのことですが、やはりシャワー後はくつろいだ姿がいいんでしょうか。


心配性の可久士は、発覚したら“アシ食った恥ずかしいパターンとして世間に知れ渡り、姫に嫌われてしまう!”とびびります。羅砂のルックスは、可久士にそういう下心があったとしか思えないのですが…実際可久士は結構モテるタイプのようですが、本人はひたすらに娘&妻一筋でした。可久士の言動を誤解してときめいていた周囲の女性達、ご愁傷様でした。

本編唯一のお色気担当として水着にもなっています。現役女子大生とはいえ、ルックス的には読者モデルとか出来そうなレベル。漫画家のアシスタントよりもそっち方面の方が成功したんじゃないでしょうか。

しかーし、未来編(姫18歳編)では、なんと週刊少年マンガジンの看板作家となっていたのでした。8年の間に何があったのか。しかしそれよりも驚いたのは十丸院がまだ編集者をやっているところ。このサイコパス野郎は職場に置いておくと有害無益だろうと思うのですが。やはり可久士が推測したように巨大なコネでも持っているのか。

なおアニメ版では、漫画業界を説明する際のナレーションも担当していました。そんなに漫画業界に詳しそうな感じでもないのですが、他のアシスタントには無理そうということで消去法で選ばれたのか。

前述のとおり可久士は漫画家であることを姫にひた隠しにしていますが、姫について何かとアドバイスしていたのは羅砂。しかも的確だったので大抵可久士も羅砂の意見に従っていました。可久士が仕事をしやすいように環境を作っていた影の功労者は羅砂だったのかも知れません。

未来編において、姫は可久士が漫画家だったという事実に気づきますが(それまで気づかなかったというのがまた)、「真実の場所」に案内したのは羅砂でした。可久士が羅砂に姫を案内してほしいと託していたのですが、そういう点からも、漫画家としての能力はさておき、羅砂は人間として可久士に信頼されていたのでしょう。その漫画家としての潜在能力も実は一番だった訳で、「バクマン!」の蒼樹紅ばりの美人漫画家爆誕です。

CVは安野希世乃。1989年7月9日生まれで宮城県出身。9歳の頃に「怪盗セイント・テール」のアフレコ密着映像を見て、アニメの裏側で活躍している声優の存在を知り、この職業に就きたいと感じたそうです。

高校生の頃、エイベックス・アーティストアカデミー声優タレントコースに特待生として入学しており、声優としては2009年にデビュー。当初は目澤希世乃という芸名でした。2017年にはアーティストデビューもしています。

柔らかな声質で、温厚なおっとりキャラが得意(羅砂もそのタイプ)ですが、大人っぽいクールなイケメンボイスや元気少女タイプもカバーしています。

歌唱も得意で、「カードキャプターさくら クリアカード編」の後期OP「ロケットビート」、「アルテ」のED「晴れ模様」などを歌っています。そういえばクリアカード編って2クールやったけどでまだ途中ですよね。後半はいつやるんでしょうか。

「異世界食堂」では上坂すみれとラジオをやっていました。この人も「好きな声優さん」で紹介したいのですが、やはり私の視聴作品と出演作品の相性が悪くて…ま、まあ候補者が多いことは良いことなんでしょう、きっと。
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