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2020年春季アニメ序盤の感想(その3):本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部/乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

灰色のGW

 本日からゴールデンウィーク突入!というところなんですが、今年は新型コロナウイルスのせいで史上最も盛り上がりに欠けるGWではないでしょうか。まあ私はいつも引きこもり気味なんで個人的にはそんなに変わらないという気もしないでもないのですが、毎年恒例の飲み会→カラオケが出来ないのは残念です。

武蔵

 少しでもぱっとさせようと、「昭和の日」にちなんで「艦これ」唯一のガチャ要素である大型艦建造をやってみました。なんで「艦これ」が「昭和の日」と関係あるんだとツッコまれそうですが、登場する艦娘が大体昭和時代に就役・活躍・戦没している(一部に大正就役のお婆ちゃん艦娘もいますが)もので。で、まだ邂逅していない武蔵を狙って4スロット全部使って、出ると言われるレシピ(燃料4000・弾薬7000・鋼材7000・ボーキ2000に開発資材20)を回したところ、3スロ目で遂に武蔵登場。「フッ…随分待たせたようだな……」って、判ってるなあ。

武蔵参上

 これで戦艦はコンプリート。空母は葛城が残っていますが、この人は建造不可だし通常海域でドロップもしないので、次のイベントで出会うことを祈るばかりです。大和型戦艦はとにかく資源を大食らいするので、大和がいればもういいや…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
試製51㎝連装砲

 しかーし、武蔵は改二にすると試製51㎝連装砲という「艦これ」最強クラスの大砲が入手できるので、やはり所持したいなと思うようになりました。更に強い51㎝連装砲もありますが、過去のイベントクリア報酬なので現状入手不可です。

本好きの下剋上二部序盤感想

 ということで、個人的にちょっとだけアゲアゲな気持ちになったので、勢いで春季アニメ序盤の感想を終わらせてしまいましょう。まずは「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部」です。4話(通算18話)まで視聴しました。第一期は2019年秋アニメだったので、事実上分割2クールというやつですね。原作は五部構成で、今回は原作の第二部(神殿の巫女見習い)を描きます。ということは順調にいくと五部制作することになるんですね。原作は完結しているので後は円盤の売れ行き次第でしょうか。

二部の主要キャラ

 タイトルの長さと、現世の日本人が死んで異世界に転生するという出だしはまさに「なろう系」そのものですが、チート要素はあまりありません。異世界転生といっても厳密には死んだ直後の異世界の幼女の身体に入り込んだ形なので、異世界での記憶は全くありません。普通にしゃべれる辺りはチートといえばチートかも知れませんが、何しろ幼女だったので文字などは全く知らず。前世は二十歳過ぎの日本人女性なので、精神年齢的には異常に成熟した幼女になったはずなのですが、実際にはかなり素っ頓狂な性格になっています。身体年齢に引きずられているのでしょうか。

マインとフェルディナンド

 「なろう系」お約束の強い魔力を持っていますが、この世界では平民が魔力を持ってしまうのはハンデでしかなく、多くは短命に終わってしまうのですが、マインは魔力の高さが評価され、魔力を放出できる神殿の巫女に貴族待遇でなることが出来ました。今回は神殿での生活が描かれます。

悲惨な孤児院

 平民ながら貴族待遇の青色巫女見習いとなったマインは、神殿内部や貴族から敵意を受けることになりますが、まずは3人の側仕えの灰色神官と和解し、窮乏状態にある孤児院を救うために孤児院長に就任することに。第一部から次回予告で登場していた神官長フェルディナンドとは本作から本格的に絡んでいくようです。

フェルディナンド神官長

 フェルディナンドはまだ20代なのに実年齢より遥かに上に見えるというキャラですが、それはCV速水奨のせいではないでしょうか(笑)。もう40年近く前から美形主人公やライバルキャラを演じているベテラン声優ですが、今なお20代の役を演じるとは。流石「ホスト声」。

マインの側仕え

 主人公マインには次から次へと困難が押し寄せており、まるで「おしん」(古い!)のようなのですが、悲壮さとかをあんまり感じないのは、マインがかなり図々しい性格であることと、なんだかんだ周囲に必ず助力者がいるからでしょうか。魔力さえなければ、前世の記憶による菓子レシピや髪飾りなどファンシーグッズの制作でかなりの成功を収めて裕福な平民として暮らせたのではないかと思います。異世界では非常に稀少かつ貴重な本とはいえ、金さえあればなんとかなるでしょう。そういう意味では、通常「なろう系」ではチート能力を保障する高い魔力が却って本人の足かせになっているという異色作ですね。私は大阪での2年間の徒歩通勤のせいで、本を読まなくなってしまいましたが…本当の本好きではなかったんでしょうかね?もっとも現状では図書館も休館中ですが。

はめふら序盤

 最後に、今季最も楽しみにしている「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」です。4話まで視聴しました。やはりタイトルの長さで判るとおり「なろう系」ですが、本作は「なろう系」というハンディキャップ(笑)をものともしない良作です。新型コロナウイルス禍で閉塞する現在、本作を心の癒やしにしているという人は私だけではないはずです。

百合の花園

 「なろう系」では「悪役令嬢もの」は人気ジャンルになっていて、玉石混淆で様々な作品が乱立しているそうですが、本作は「悪役転生もの」のお勧め作品として必ずといっていいほど挙げられています。我が儘な放題な公爵令嬢カタリナは、8歳で頭を石畳に打ったことで前世の記憶を取り戻しますが、その時判明したのは
①前世では子供時代は野猿と言われ、思春期に乙女ゲームにはまり、女子高生で交通事故で死亡
②この世界は死亡直前にはまっていた乙女ゲーム(「FORTUNE LOVER」)の世界そのもの
③自分はそのゲームに登場した悪役令嬢で、将来的には破滅しかない(良くて国外追放、悪くすると死亡)
ということでした。前世で果たせなかった穏やかな人生を全うしたいという願いを叶えるため、カタリナは破滅エンド回避に奔走することに。

我が儘カタリナ

 ということで、覚醒後は顔つき以外は全く悪役令嬢ではなくなったカタリナですが、同時期放映の「なろう系」作品「八男って、それはないでしょう!」と比較すると、王都の名家で裕福な公爵家に一人娘として生まれているという点では比較にならないほど恵まれていますが、反面貴族の多くが持っているらしい魔力の方はからっきしです。

前世を思い出す
カタリナ破滅エンド

 公爵令嬢にして王子の婚約者であるカタリナには、冒険者にならなければならない要素はひとかけらもありませんが、魔力を持つ者は15歳になると魔法学園に入らなければならないそうで、まさに魔法学園での日々がゲームの内容ということになります。カタリナは完全に前世のJKの性格になっており、精神年齢も高くなった(肉体年齢8歳時点で精神年齢は17歳)ので、我が儘はすっかり消滅し、年齢不相応な気づかいや思いやりができるようになりましたが、反面、貴族社会の慣習や作法から外れた、貴族令嬢としては破天荒な態度・行動を取るようになります。

キース救済 

 そしてカタリナとしては破滅エンドを回避するために自分なりに色々考えて行動するのですが、どれもこれも素っ頓狂です。そう、前世もひっくるめてカタリナは結構おバカなのです。しかし、彼女の行動は周囲の人間、つまり「FORTUNE・LOVER」に登場する主要キャラに大きな影響を与えていきます。それは端的に言えば、本来ヒロインキャラが行うべき言動を先取りしてしまうものなのですが、それによってヒロインの攻略対象キャラ(♂)やライバルキャラ(♀)は、全員カタリナに好意を抱いてしまうことに。

メアリ救済

 転生者だからか、天性の人たらしになってしまったカタリナ。豊臣秀吉もびっくりですが、本人は破滅フラグ回避に必死なのと、ゲームの悪役であるカタリナが好かれるはずがないと思い込んでいるので、周囲からの男女を問わないラブラブ熱視線に全く気付いていません。

ソフィア救済

 3話までは幼少編ということで、8歳頃のカタリナの、ヒロインの攻略対象キャラやライバルキャラとの絡みが描かれますが、カタリナと触れあった誰も彼もが、それまでに抱えていた鬱屈とかコンプレックスから解放され、魂が救済される結果になります。その様子が見ていて気持ち良く、主人公が転生した甲斐があったなあという気になります。特に女性陣との絡みがいいですね。女性キャラはそれまで結構可哀想な境遇だったので、それを救うカタリナマジ天使という気持ちになります。百合展開も大好物ですし。

マリア登場

 4話では遂に魔法学園に入学し、いよいよ「FORTUNE LOVER」本編スタートとなる訳ですが、早速ゲームの主人公にしてヒロインであるマリア・キャンベルまでたらし込みに掛かるカタリナ(笑)。マリアは平民出身ということで貴族の学生からいじめを受けているようですが、攻略対象キャラに代わって颯爽と救ってみせるカタリナの姿にはもはや悪役令嬢の片鱗すらありません。こんなん誰でも好きになってしまうわ。本来であれば率先してマリアをいじめ倒すキャラだったのですが。

カタリナファイブの脳内会議

 なお前世のカタリナは「FORTUNE LOVER」を全クリする前に死んでしまっているので、全てのルートを知っているわけではなく、隠しキャラも知らないようです。度々脳内ではカタリナ・ファイブ(議長カタリナ、強気カタリナ、弱気カタリナ、真面目カタリナ、ハッピーカタリナ)が会議を開いて今後の方針を決定するのですが、全員カタリナのCV内田真礼が演じているのが凄い。「慎重勇者」でのツッコミキャラぶりに豊崎愛生の新境地だと感じたのと同様、本作も内田真礼の新境地ではないかと思います。

こんなん惚れるわ 

 マリア役の早見沙織も、とびきりのお澄ましボイスで真ヒロインを演じています。登場する♂キャラに好かれまくるのが宿命である乙女ゲームの主人公らしく、美少女で、穏やかで謙虚な性格をしており、カタリナさえ惚れてしまう可愛さですが、こういうキャラを演じさせるとはやみんは実にはまりますね。しかし、そんな彼女にも密かなトラウマがあるらしく、きっとこれからカタリナが期せずして解消していくことになるのでしょう。

メイン百合ルート?

 もうカタリナ逆ハーレムエンドしか想像できない展開なんですが、今後どういう展開をするのか楽しみです。「なろう系」にはハーレムエンドになる作品は多数あると思いますが、チート能力以外はなんでそんなにモテモテになるのか理解不能な場合が多いのすが、カタリナの場合はモテモテになる理由が万人に納得できるように描かれており、知らぬは本人ばかりということになっています。願わくば、カタリナを含めて主要キャラ全員が幸せであり続けんことを。

カタリナのハーレム
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2020年春季アニメ序盤の感想(その2):イエスタデイをうたって/グレイプニル/八男って、それはないでしょう!

太陽とコロナウイルス

 昨日、今年は寒春ではないかと言ったのが聞こえたのか、今日は暖かいですね。GWも近い晩春の4月下旬となるとまあこんな感じが普通かも知れません。新型コロナウイルスは熱と湿気が弱点で、太陽光や紫外線に弱いなんて米国政府高官が言ったそうですが、ホントですかね?だとしたら日本の夏はコロナウイルスの天敵となるんでしょうけど。

イエスタデイ序盤感想

 さて昨日の続きで春季アニメ序盤の感想です。まずは「イエスタデイをうたって」。4話まで視聴しました。1998年から2015年までの断続的長期連載だったということですが、その間のテクノロジーの進歩は驚くほどなので、序盤と終盤はかなりギャップがあったんじゃないかなんて思ってしまいます。

イエスタデイをうたって序盤感想

 大学を卒業したもののしたい仕事がなかったということでフリーターをしている魚住陸生(リクオ)。そんな陸生になぜかモーションをかける野中晴(ハル)は、カラスを肩に乗せた妙な女の子です。高校を中退したということで、その高校で副担任をしていたのがリクオの想い人で大学の同級生の森ノ目榀子。金沢で非常勤講師をしていましたが、東京の高校に職を得て戻ってきたそうです。そして金沢から榀子を追うようにやってきた美大進学志望の高校生早川浪。浪は榀子の幼なじみであり、榀子の恋人(故人)の弟です。

榀子

 陸生は再会した榀子に告白しますが、故人を忘れられない榀子に振られます。榀子は浪のことも弟のようにしか思えません。まあ7歳も離れていたらねえ。という訳で男性陣、女性陣はそれぞれライバル関係なんですが、モテモテの榀子と相手にされない晴と女性陣は対照的、男性陣は両者片想いという図式になっています。面白いのかというと良く判らないんですが、不思議に説明しがたい雰囲気はあります。

陸生と晴

 まず陸生、就職する人というのは、「これをやりたい」「これが転職」と思って仕事を選択する人ももちろんいるんでしょうが、大方は生活のために何からの仕事を選択していると思うんですよね。就職活動をしたけど結果的にフリーターになってしまったのなら致し方ないと同情の余地もあるんですが、陸生はどうも就職活動自体をしなかったせいでフリーターになった模様。よくそれで高校教師という堅い仕事を持っている榀子に告白するなあと思います。ヒモにでもなるつもりなんだろうか。それとも付き合ってから「一緒に暮らそう!俺、正社員になる!」(byバイトルネクスト)をやるつもりだったのか。言っているのが岩田剛典でも「いや、まずに正社員になってから言えよ」とツッコまれまくっているというのに。

ハル
女子無駄のバカ

 晴は、YouTubeで「『女子高生の無駄づかい』のバカ(田中望)に似ている」と指摘している人がいました。ルックスはそこまで似ていないと思いますが、黒づくめの服装とかカラスを連れていたりするあたり、バカが妄想していた「面白れえ女」的ではあるなあと思います。残念だったのは陸生がそう思わなかったところですが。

榀子と浪

 そして榀子。女教師でCV花澤香菜というと、どうしても「言の葉の庭」を連想してしまいますね。今後浪と色々あるならばますます「言の葉の庭」になるわけですが、どうなんでしょうか。亡くなった恋人を忘れかねているということは、別に人ぞれぞれなので一概に悪いこととは思えません。「めぞん一刻」の響子さんだってそうでしたし。そのうち伊藤という体育教師が出てきて交際→破局で四国で行くのね(笑)。

バンドマン木ノ下

 陸生に信念のような何らかの確固とした想いがあってフリーターをやっているのなら(例えばコンビニの先輩の木ノ下さんバンド活動をしているのでフリーターも理解できます)、ブレッド&バターの名曲「あの頃のまま」をOPかEDに使うとさまになるようにも思えますが、そうでないならさっさと就職しろと思ってしまいます。フリーターで暮らすというのも責任がなくて気楽かも知れませんが、自分一人を養うのがやっとではないかと思うので、それなら告るなと言いたい。

グレイプニル序盤感想

 次は「グレイプニル」。3話まで視聴しました。いつの間にか着ぐるみ状の怪物に変身できるようになった高校生・加賀谷修一とその中に入る青木紅愛(くれあ)という女の子を中心とするのバトルラブコメです。補欠でしたが、「俺ガイル」が延期となったので視聴しています。

バケモノ対決

 謎のコインを集めている宇宙人と名乗る男にコインを持っていくことで変身能力が与えられるようですが、変身後の姿は個人差が非常に大きく、なぜ修一が着ぐるみになるのかは今のところ謎です。コインを持っていくといろいろな願いを叶えてくれるようなので、争奪戦が行われているようです。

悪役風の紅愛
着ぐるみの中

 紅愛は姉の江麗奈がバケモノになって両親を殺したと言っており、真実を知るべく修一を(ほぼ強引に)誘い込みました。当初は悪役の様に見えるキャラで、CV東山奈央としては異色でした。以前「悪役をやりたい」と言っていたので願いが叶ったかなと思いましたが、実は悪役ぽかっただけのようです。3話で登場した江麗奈はCV花澤香菜。「ブギーポップは笑わない」の水乃星透子役を演じた時も思ったのですが、はなざーさんは一見美人で実は怪物という役をやらせると非常にマッチしますね。

江麗奈
怪物江麗奈

 江麗奈によれば修一が着ぐるみのバケモノになった原因は自分にあるとのことなので、今後の展開が気になるところですが、本作の特徴としては妙にエロいシーンが多いことでしょう。やたらパンチラがあるほか、紅愛がやたらに脱ぎまくります。修一の着ぐるみに入るのにもなるべく衣類がない方がいいらしいのですが、男が変身した着ぐるみの中にor
全裸の女の子が入るというのも屈折したエロの極みと言えましょう。

グレイプニルパンチラ
グレイプニルパンツ脱がし
いきなり着替え

 なお、グレイプニルとは北欧神話に登場するドワーフが作った魔法の紐で、神々に災いをもたらすとされた狼の姿の巨大な怪物フェンリルを拘束するのに使われました。当然本作の内容と何らかの関係があるのでしょう。

フェンリルを縛るグレイプニル

 なお「神々の黄昏」ラグナロクではフェンリルは自由になって太陽と月を飲み込み、最高神オーディンさえも飲み込みますが、オーディンの息子ヴィーザルに倒されます。ちなみにフェンリルは北欧神話のトリックスター・ロキの子で、毒蛇ヨルムンガンド、冥界の支配者ヘルの兄にあたります。ラグナロクにおいてヨルムンガンドは雷神トールと相打ちになり、ヘルは冥界から死者の軍勢を送り込むそうで、ロキ自身も光の神ヘイムダルと戦って相打ちになっています。

八男って、それはないでしょう!序盤感想

 最後に「なろう系」の「八男って、それはないでしょう!」。4話まで視聴しました。同時期に放映している同じく「なろう系」の「はめふら」こと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」とは、①現代日本から転生 ②魔法のある世界 ③貴族の子女 といった共通点がありますが、性別が異なる以外にも①魔法の才能の有無 ②実家の財政 ③子供の数 ④住居の所在 などで大きく異なっています。一言で言うと「実家は王都にあって裕福で権勢もあるけど自分には才能がない」のが「はめふら」で、その逆が「八男」です。

うたた寝転生
ショタに転生

 激務のリーマンが深夜に帰宅して食事の準備をしている間に寝入ってしまい、起きたら異世界に転生していました。死んで異世界転生とかゲームの世界がそのまま異世界にといった導入は知っていますが、うたた寝したら異世界というのは斬新といえば斬新。うっかり居眠りもできませんね。

師匠との出会い

 貴族だから裕福だろうと思いきや、貴族と言っても最下級の騎士爵(英国のナイトが有名ですが、英国では世襲の貴族ではなく一代限りの準貴族です。ま、こちらは異世界なので別の制度があってもいいのですが)で、ど辺境の貧乏貴族でした。しかも八男。跡継ぎの長男と分家に婿入りした次男以外は家を出て自活の道を進まなければなりません。八男ヴェンデリンは前世の記憶覚醒時に5歳だったので当面は家に居られますが、「早急に自活する方法を見つけなければ人生詰む」と考えます。魔法の才能があることに気付き、師匠に見いだされて修行した結果、超強力な魔法使いとなり、12歳で冒険者予備校に特待生として入学することになります。

ルイーゼ
イーナ

 冒険者予備校では拳法師範の三女ルイーゼ、槍術師範の三女イーナらと知り合い、兄で五男のエーリッヒの結婚式に参加する為に王都に向かう途中で、骨竜(アンデッド・ドラゴン)を倒したことにより、王都で準男爵に叙爵され、竜の素材の売却で莫大な財を得ることに。このあたりのトントン拍子がいかにも「なろう系」です。それ以前に魔法の師匠(実はゾンビ化してなお弟子を求めていた。理性を失う前にヴェンデリンが浄化)の遺産の相続も認められて屋敷などを継承しているので、住むところにも財産にも困っていないという。ちなみに準男爵も英国では世襲称号ではあっても貴族ではなく平民なんですが…いや、別にいいんですが。

骨竜対ヴェンデリン
ヴェルの屋敷

 飯が炊けるのを待っている間に居眠りして異世界転生…というあたり、どうも「邯鄲の夢」的なオチがあるのではないかと疑ってしまいます。異世界で大冒険をして大成功をしてハーレムを作ったりして大往生を遂げ、はっと気付いたらまだ飯が炊ける前だった、みたいな。それでも一生分の楽しみを味わえるのであれば悪くはないとはいえ、夢オチだと視聴者とか読者が納得しないのでは。まあアニメでそこまで描かれるはずがないので杞憂でしょうけどね。

兄嫁アマーリエ

 長兄クルトはクズっぽい描写がありましたが、その嫁アマーリエはいい人っぽいので、ヴェンデリンがNTRしてしまえばいいのにと思いますが。業界(どこのだ)にはお姉さん×ショタの「おねショタ」というジャンルもあるそうですが、ヴェルデリン6歳時にアマーリエ18歳と一回りも年上なので無理でしょうかね。しかし業界(だからどこのだ(笑))にはより年齢差の広がった熟女×ショタの「おばショタ」というジャンルもあるらしいですぜ。

おねショタ
おばショタ? 

2020年春季アニメ序盤の感想(その1):放課後ていぼう日誌/球詠/かくしごと/アルテ

雷雨

 今日は良い天気ですが昨夜は雷雨。先週の土曜は嵐でしたが、この春はとにかく天候が不安定ですね。春雨というとシトシトと情緒のある降り方をするものだと思っていましたが、そういう認識は過去のものになってしまうのか。この前の冬は暖冬でしたが、この春はわりと寒いですよね。こうして日本の季節が夏と冬に二極化するなんてことがなければいいですが。どうせ二極化するなら春と秋がいいんですけどね。

ちはやふる3

 本日は春季アニメ序盤の感想なんですが、その前に「ちはやふる3」の感想を。秋から二クールで放映したのでうっかりしてました。

修学旅行の千早

 「ちはやふる2」が放映されたのが2013年。それから6年以上が経過しての「3」だった訳ですが、時系列的には「2」ラストの、千早と太一が強豪・富士崎高校に招かれて武者修行をするところから再開されているので、物語的には数分しか経過していないという。しかし、現実の時間の経過がこの作品の視聴にも影響を与えてしまったような気がします。

正気を失う千早
みちるちゃんが可哀想

 過去の記事を見て貰えばおわかり頂けると思うのですが、私は「ちはやふる」が大好きだったんですね。作品も、主人公の綾瀬千早も。しかし…6年を経て改めて続編を見たときに度々「あれ?」と思ってしまうことになりました。

太一対千早

 あれ?その①:千早の声。もちろん瀬戸麻沙美で変わっていないのですが、なんか昔と違うような。もちろん演技が下手になったとかはあり得ないのですが、千早の身上であるフレッシュさが失われたような。千早はせとちゃんのデビュー直後の初主演ということで「わざとらしさや、けれんみのない無垢な芝居が決め手になった」(byプロデューサー)とのことですが、現実の時間で経験を積んだことでちょっと変わってしまったのかも知れません。

猪熊対千早

 あれ?その②:千早の行動。千早は天然というか愛すべきおバカなキャラなのは周知の事実なんですが、今回はちょっとウザく感じてしまう場面が。例えばクイーン戦の予選と修学旅行の日程がバッティングしてしまい、千早は一生に一度だからと修学旅行を選択します。それはいいのですが、太一が抜け駆けして名人戦の予選に出たと知ると完全に上の空になってしまい、一緒に修学旅行に行けることを喜んだ友達の堀川みちるがあれこれ話しかけてもほぼガン無視。見ていてあんまりにも酷い態度だなと思ってしまいました。この人、競技かるたにのめり込む千早に気を使ってくれて、クジ引きで修学旅行委員に当たった千早に代わって自ら委員を引き受けてくれているんですよね。恩を仇で返すとはまさにこのこと。

千早は新が好き
ズキュウウン

 あれ?その③:千早の進路。今まで全く未定でしたが、高校の先生という志望が固まってきました。それは結構なんですが、その動機はかるた部の顧問になりたいというものでした。まあいいんですよ。富士崎高校の桜沢翠先生という立派なお手本がいることだし。ただ、先生というからには担当科目がある訳で、例えば百人一首の流れから国語科とか、運動が得意だから体育科とか。その辺りが全く白紙のままで「高校の先生になりたい!」だけでは進路指導の先生も言葉を失うというもの。

桜沢翠先生
ホゲーな千早

 ちなみに高校野球の監督には、様々な拘束が多い教員の身分を嫌って、あえて用務員扱いの待遇の職業監督を選んだ人もいますけど、流石に野球ほどメジャーではない(はっきり言えばマイナーです)競技かるたでは職業監督は無理でしょうな。小中学生ならともかく、高校二年生ともなればもうちょっと具体的な将来の構想があって欲しい…

名人戦
クイーン戦

 千早が絡まない名人戦やクイーン戦など、見応えはあったんですが、個人的には主人公にしてヒロインである千早への好感度が低下してしまったのが残念でした。ただ、物語は高校三年生になったばかりなので、まだまだ先は長いはずなので、完結させるために「4」とか「5」の制作は必至なはず。それでまた6~7年掛かってしまうとかだとちょっと厳しいですね。

放課後ていぼう日誌 

 それでは改めて今季アニメ序盤の感想です。まずは「放課後ていぼう日誌」。3話まで視聴しました。「放課後~」というと“恋愛クラブ”と言いたくなるのはぐっと抑えるとしても、2019年秋季アニメで「放課後さいころ倶楽部」というアニメを放映していたので、そちの方を連想してしまいます。とりあえずマイナーな部活や趣味でも、可愛いJKにやらせればブームに火が付くんじゃないかという不純な動機でもあるんでしょうか?本作ではJKが「ていぼう部」で活躍します。

ていぼう部の仲間

 何なんだその「ていぼう部」というのは?という話ですが、早い話が釣りの部活です。高校入学時に九州に引っ越しして来た鶴木陽渚は、得意な手芸部に入ろうと思っていましたが、うっかり(笑)「ていぼう部」の部長に遭遇してしまったことから流されるままに入部することに。九州は熊本が舞台で、陽渚のパパンの故郷のようですが、「ていぼう部」はパパンの学生時代から存在していたらしいです。わざわざ「ていぼう部」と言っている以上、川釣りとか砂浜からの投げ釣りとかはしないんでしょうかね。

フナムシこんにちは
フナムシが

 陽渚は生き物全般が苦手で、フナムシが手や足に触れただけで激しく取り乱すほか、蛸や魚の内臓を見て失神するなど、かなり蒲柳の質ですが、手芸で鍛えた手先の器用さ、絡まった釣り糸ほどきなどで役立っています。帆高夏海という幼なじみが部員となっているのですが、これは陽渚が昔この地に住んでいて、関東に引っ越していたのが戻ってきたということなんでしょうか?なら熊本時代の野生の本能(笑)を取り戻せばいるんじゃないかと思えますが…。実は私も釣り餌のゴカイとかキモくて苦手で。椎名誠が以前絶対食べたくないものとしてゴカイ・イソメ丼というとんでもないモノを妄想していましたが、20××年、世界の動物性タンパク質はゴカイとイソメだけになった…!!なんてことになったら、ベジタリアンになるしかありませんな。ただしヴィーガニズムとかは何やら食性だけにとどまらず、思想的な要素を含んでいるようなので、これにはならない気がします。

手芸部に入りたかった
失神する陽渚

 陽渚のCVは弱冠17歳のリアルJK声優高尾奏音。「うちの娘」のラティナ役を好演したほか、最近「艦これ」で彼女が演じるGotlandを入手したこともあって現在絶賛注目中です。それはいいのですが、新型コロナウイルスの影響で4話以降が放送延期ということに。スタッフ・キャストの安全への配慮は必須なので仕方がありませんが、残念です。

球詠序盤感想

 次は「球詠」。4話まで視聴しました。女の子ばかり登場する「きらら系」アニメですが、珍しく野球を題材にしています。「ガルパン」の世界では戦車道が女子のたしなみとなっていましたが、この世界では野球が女性らしいメジャーなスポーツとして普及しているようです。まあ戦車道よりは遙かに現実的ですね(笑)。しかしホットパンツで野球するのはスライディング時など大変危険では。

そのユニフォームは危ない

 中学時代に魔球を編み出したものの、キャッチャーが捕球できなかったために女子野球の道を諦めて可愛い制服目当てで高校に進学した武田詠深(よみ)。しかし偶然、幼いころに野球で遊ぶ間柄だった山崎珠姫と再会し、しかも珠姫は強豪チームで実力を磨いていたので詠深の魔球を捕れることが判明。キャッチボールで遊べればいいやと思って不祥事で活動中止中の野球部に入部したところ、実力や経験がばらばらなメンバーが集まってきて、新生野球部として活動できるようになりました。

魔球を投げる
うなれ魔球

 4話で強豪校柳川大附属川越高校と練習試合をし、健闘したものの敗北してしまいます。このあたりやはり「ガルパン」で、親善試合で強豪校(聖グロリアーナ女学院)に善戦するも敗れた大洗女子学園という展開を彷彿とさせます。チームメイトが揃ってライバルが登場して、ということで、次回以降は公式戦へと突入するのでしょうか。なんとなくキャラデザインがギャルゲーというかエロゲー的な感じを受けてたりもするのですが、なにしろ男が全く登場しないので、百合はあってもエロはなさそうです。

強豪柳大川越
 とりあえず中学時代に詠深が開発した魔球が何とも凄いです。ビーンボールのようなコースから首を切り落とすように鋭く曲がってストライクゾーンへと落ちるという、「巨人の星」の魔送球というか「アストロ球団」の三段ドロップというか。ただ、ストレートの球威がたいしたことがないのと、流石に全球魔球というわけにはいかないようなので、魔球で止めを刺すまでにどうやってカウントを稼ぐかが課題です。

メンバー揃う

 やはりあれか、電動ドリルを握って手のひらに傷をつけての七色の変化球とか。あと打線も頑張って欲しいのでとりあえずジャコビニ流星打法か殺人X打法あたりを習得して欲しいですね。全然百合じゃなくなっちゃうけど。

かくしごと序盤感想

 続いて「かくしごと」。4話まで視聴しました。娘にマンガ家であることを隠し通そうとするマンガ家と、ちょっと天然な娘の日常を描いたハートフルコメディですが、実は二階建て構造になっていて、娘が小学生で、まさに隠し事をしている「現代編」に、娘が18歳になって父の隠し事に気付いていく「未来編」が挿入されています。コメディ要素は現代編のみで、今のところ未来編はシリアス一色なんですが、大丈夫なんでしょうか。

未来編の姫
シリアスな未来編

 そこそこ稼いでいるものの、娘に自慢できる作風ではないことからマンガ家であることを隠し、リーマンであることにしている後藤可久士とその娘である姫(9歳)のドタバタ系日常ギャグ。可久士はわりとイケメンなのですが娘ラブ。消息不明の妻(死亡?)のCVが能登麻美子なので他の女性は眼中にないのかも知れませんが、「娘には母親が必要」とか口走るので周囲の女性達(担任の先生、料理教室の講師、花屋の店員など)からは気があると勘違いされたりしています。

かわいい羅砂
誤解する女性陣
三角関係
ナデイラさん

 原作が久米田康治なのでとにかくネタに走りがちで、キャラ名などはその最たるものですね。チーフアシの「志治仰(しじあおぐ)」はともかく、担当編集の「十丸院五月(とまるいんさつき)」は縁起でもない(笑)。私は可愛いアシの墨田羅砂(すみたらすな)とCV原由実のせいで声が色っぽい花屋の店員城路久美(じょうろくみ)が好きです。謎のインドネシア人家政婦家ナデイラさんもいいですね。とりあえずCV能登さんなので消えた奥さんは回想でいいからもっと出して欲しいです。

ロンバケ持ってる

 EDの大滝詠一の「君は天然色」は懐かしすぎて死にます。「A LONG V・A・C・A・T・I・O・N」は永遠の傑作ですな。「EACH TIME」もいいぞ!

アルテ序盤感想

 最後に「アルテ」。3話まで視聴しました。今回紹介の作品はみんなタイトルが短めでいいですね。ルネサンス期(16世紀初頭)のイタリア・フィレンツェを舞台に、画家志望の貴族の娘アルテの活躍が描かれます。

画家志望のアルテ

 貴族なのに貧乏で仕事を見つけるという意味では「八男って、それはないでしょう!」に近いものがありますが、こちらはタイトルの短さでわかるとおり「なろう系」ではないので、異世界転生でもなければ魔法もありません。

髪を切るアルテ

 アルテのCV小松未可子が「今自分が女性であることに胸を張っていられるのは、きっとアルテのような女性達が立ち上がり、世間と、そして自分自身と戦ってきたからこそなのだと感じました。」と語っているとおり、とにかく序盤は女性差別の嵐です。私は男ですが、それでも酷いと感じるレベルで、現実世界の過去のフィレンツェではそうだったんだと言われれば仕方がありませんが、それにしてもなあ…と見ているのが辛くなるほどです。それでも諦めないアルテの前向きな姿を描こうという演出意図なのかも知れませんが、ひょっとすると「なろう系」の“主人公以外全員バカ”に通じるのではないかというくらいに“主人公以外全員女性差別”となっていました。そこまでだったのかなあ…

無愛想なレオ

 弟子入りをことごとく門前払いされたアルテを拾ってくれたのは、レオという無愛想な一人親方でしたが、彼にしても貴族娘の気まぐれとと思っていて、本気で弟子にするつもりはなく、無理な課題を命じて諦めさせようとしましたが、課題を仕上げたアルテにレオは画家になろうとする動機を尋ねます。「自分自身で生きる道筋をみつけたい」というアルテの答えに、レオは自身の過去(物乞い出身で、自分の力で生きていくために画家を目指した)を思いだし、弟子入りを認めることに。

難行苦行のアルテ

 今後はアルテの日々の努力とか前向きで明るい性格などで、周囲の理解を得ていくのではないかと思われますが、やっぱり冒頭の演出が「なろう系」っぽいのはどうも。アンジェロという女性ばかりの家庭で育ったことで女性に親切な少年も登場しましたが、彼にして「女性はか弱いから、男性が手助けしなくてはならない」という意識で、無自覚に女性を一段低く見ていたため、アルテから親切を拒否されていました。

わかってないアンジェロ

 アルテの生き様は確かに格好いい。しかし、アンジェロのありようがもうちょっとましならなお良かったんですが。今後のアルテの奮闘ぶりに、なるべく「なろう系」的演出がないことを期待したいですね。

根性見せるアルテ

2020年冬季アニメの感想(その4):ダーウィンズゲーム/虚構推理/異種族レビュアーズ

強風わんこ

 昨日とは一転して良い天気の日曜日。しかーし、我が家では昨日の大風で物干し場が損壊してしまっていたという事実に今日になって気付きました。ミニ台風みたいな天候だったので、物干し竿とか物干しハンガーとかを予めしまっておけば良かったのですが、うっかりしていました。

ダーウィンズゲーム感想

 そういう訳で天気とは裏腹に凹んでいるのですが、気を取り直して冬季アニメの感想を終わらせてしまいましょう。まずは「ダーウィンズゲーム」。漫画原作で、平凡な高校生がデスゲームに巻き込まれるというよくある展開です。そして実は全然平凡ではなかったというのもお約束。

ゲームスタート

 冒頭は主人公の「平凡」さを強調しようとしたのか、ゲームの概要を知らなかったとはいえやけにテンポが悪くて、「こいつ頭悪いなあ」という感じになっていましたが、その後実は凡人ではないポテンシャルを発揮し始めてからは尻上がりにテンポが良くなって行きました。

カナメとシュカ

 スマホを使って行う「ダーウィンズゲーム」の参加者には漏れなく異能(シギル)が付与されますが、その内容は千差万別であるほか、辞めることが出来ず、他のプレイヤーと命懸けで戦わなければなりません。ゲームオーバーになるとプレイヤーは消滅するので死体は残りませんが、プレイヤー以外を殺したりすれば当然死体は残ります。このゲームが恐ろしいというか無茶なのは、バトルがプレイヤー同士意外にも波及し得ることで、ゲームマスターはなるべく隠密裡に行いたいらしいですが、おかしな事件が頻発していること自体は警察にも把握されている様子です。

プレイヤーバトル

 与えられる異能には系統があるほか、能力の大きさによりランク付けもされており、当たり外れが極めて大きくなっています。当たりとされる念動系で、しかも最大ランクの神話級なんていうとコンマ以下のパーセンテージしかいない確率になっていますが、当然主人公須藤要はこれを得ています。

サンセットレーベンズ

 「無敗の女王」と呼ばれ、死闘の末に破ったシュカを相方にしてクラン(プレイヤーギルド)のサンセットレーベンズを結成し、個性的な異能持ちを仲間にすることでより強力になっていき、シブヤを拠点とする邪悪極まりないクラン「エイス」を死闘の末に壊滅させてシブヤを占拠しました。少数だけど精鋭なところは「防振り」の「楓の木」みたいですね。

恐いシュカ

 美人だけど狂気を秘めたシュカのCV上田麗奈がいい味を出しています。普通じゃないキャラをやらせるとこの人は非常に良い味を出しますね。

レイン

 あと情報収集能力に長けた参謀格のレインのCVが大森日雅。この人は2014年に「六畳間の侵略者!?」で魔法少女虹野ゆりかを好演した時は当然ブレイクするだろうと思っていたのですが、予想ほどではなくて「あれ?」と思っていたのですが、今年は「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の棘田恵那とかこの役でバイプレイヤーとして良い味を出しています。

エイスの王
敗北プレイヤーの末路

 物語としてはエイスとの死闘という山場を超えて良い感じのことろで終わらせているので、一期のみで終了したとしても区切りは一応ついていますが、原作でいえば単行本8巻までといったところで、既に20巻まで刊行されているので二期制作は十分に可能でしょう。円盤の売れ行き次第といったところなんでしょうかね。

虚構推理感想

 続いて「虚構推理」。ミステリー小説が原作ですが、普通のミステリーではなく、怪異が頻繁に登場するほか、推理も真実を探るというものではなく、虚構でももっともらしい説明を行って納得させれば勝ちという異色作になっています。

岩永琴子
智恵の神になって下さい
オプションを外した琴子

 主人公は幼少期に怪異たちから知恵の神になって欲しいと懇願されて契約を交わした岩永琴子。契約の際に片目片足を失っているので義眼と義足を使っていますがぱっと目には目立ちません。お嬢様風の容姿をしていますが、実際お金持ちの家の娘のようです。ただ、大学生になっても中学生に間違われる小柄で童顔が本人的には気に入っていない様子。

琴子役の鬼頭明里
琴子と怪異

 CVは今一番売れっ子と思われる鬼頭明里。ミステリーにおける探偵役なのでやたらセリフが多く、大変だったと思いますが上手くこなしていました。

桜川九郎

 その相方にして恋人が桜川九郎。この人は幼少期に人魚と件(くだん)の肉を食べたせいで不死身の身体と未来を決定する能力を持っているという、怪異から非常に恐れられている存在です。件の予言能力に由来するらしい、未来を決定する能力を使う場合は必ず死ななければなりませんが、人魚の能力で甦ってきます。しかし日本の人魚伝説では肉を食べると長寿(800歳)になるとか不老になるという話はあるけど、死んでも生き返るというのは流石にないような。

琴子対鋼人七瀬
九郎対鋼人七瀬

 序盤は琴子と九郎の出会いや、虚構推理というもののやり方を描いて、その後「鋼人七瀬」という怪異への対処を描いていました。鋼人七瀬は事故死したアイドル・七瀬かりんが、顔は黒く塗り潰されて鉄骨を持った姿で出現し、人間を襲うというものですが、正体はネットのまとめサイトを駆使することで生み出された虚構の怪物でした。虚構でも人々が存在を信じれば実在になるということで、逆に虚構でも人々が納得できる説明を行えば、「鋼人七瀬」は存在しないことになります。この辺り、琴子のやっていることは推理と言うよりは情報戦という感じもしますね。

鋼人七瀬まとめサイト

 なお、「鋼人七瀬」出現を誘導したのは九郎の従姉妹の桜川六花で、彼女も人魚と件の肉を食べているので不老不死なのですが、普通の人間に戻ることを欲しており、人間の想像力が怪異を生み出すということに注目し、自分を普通の人間に戻す能力を持つ怪異を生み出そうと考えています。「鋼人七瀬」はその目的のためのワンステップだった訳ですね。

六花

 アニメの方は「鋼人七瀬」編で終了しているのですが、原作が六花との虚構推理合戦をメインにしているのか、それ以外の怪異の依頼をこなしていくのか良く判りませんが、琴子は怪異の智恵の神である以上、様々な依頼が舞い込むはずなので、通常の探偵物同様いろんな事件を扱っていくだろうと思いますが、六花の能力は特筆的なので、いずれは再戦とか何度も戦うとかあってしかるべきでしょう。しかし生き返るとは言っても死ぬのは痛いだろうから、「リゼロ」の死に戻り同様、あんまり羨ましくない異能ですね。

七瀬かりん

 「鋼人七瀬」の素である七瀬かりんは、巨乳アイドルにして一流大学に合格する頭の良さも併せ持っており、なんかCV上坂すみれをベースにしたようなキャラでしたが、わざわざ劇中歌「火炎放射器とわたし」が製作されるなど、キャラが立っていました。もったいないので、虚構の怪異「鋼人七瀬」は消滅しても、普通に幽霊とかで出てきて仲間に加わって欲しいほどですが、それだと琴子が喰われちゃいますかねえ。



 このPVを見ると魔法少女に変身するのに火炎放射器で戦っています。「まどマギ」の暁美ほむら系の魔法少女なんでしょうか。上記動画は期間限定公開らしいので、見れなくなっていたらすいません。

異種族レビュアーズ感想

 最後に個人的に冬季アニメ最大の問題作だったと思う「異種族レビュアーズ」。内容が内容だけに開始当初から「地上波チキンレース」と呼ばれていましたが、案の定放送中止が相次ぎましたが、逆に途中から放映し出す局もあったりして、いろんな形で話題を提供してくれました。

レビュアーズ 
冒険者兼レビュアー

 あらゆる亜人族が共存共栄するという異世界を舞台に、人間やエルフなどのレビュアーたちが、エルフや妖精などが働く風俗店で受けたサービスをクロスレビューで評価していくという、風俗界のファミ通のような物語でした。作品内では、風俗店とか風俗嬢とか歓楽街といった単語は使われず、サキュバス店、サキュ嬢、サキュバス街といった架空の単語に置き換えてられていましたが、まあ要するにそういうことでした(笑)。内容が内容だけに人を選ぶ作品であることは間違いありませんでしたが、個人的には大好きでした。

サキュバス街

 作中の世界では建前上売春は禁止されているらしいのですが、淫魔であるサキュバスやインキュバスにとっては生存活動そのものなのでこれらに限っては営業活動が許されているところ、他種族もサキュバスやインキュバスとのハーフであると称して営業活動を行っています。つまり事実上完全容認状態。家系を遡ればサキュバスの血が入っていない者はいないらしいので、あながちウソでもないのですが。

サイクロプスサキュ嬢
ダゴンサキュ嬢

 本作のサキュバス街のいいところ(?)は、魔法によって妊娠や性病が完全に予防されているところで、作中のキャラが異世界(我々の世界)のサキュバス街事情を聞き知って戦慄するというシーンもありました。なおサキュ嬢も多種多様な種族である上、レビュアーの種族も多種多様なので、当然相性のようなものが発生してしまい、レビュアーによって大きく評価が異なることが発生します。作中では犬獣人ブルーズのレビューがかなり渋めでした。

スケルトンサキュ嬢
サラマンダー焼肉

 このほか大きな特徴としては、一話のタイトルが「なろう系」もびっくりするほど長いということが挙げられます。例えば4話のタイトルは「低級淫魔は、もう出ないといっているのにもかかわらず、さらに搾り取ろうとしてきてもはや拷問の域。サラマンダーちゃんは身も心もサラもマンもダーも、とてもホットだがホットすぎてホットんど逝っちゃいそうになる!!」です。レビューの内容がそのままタイトルになっているというか、タイトルを見れば内容がほぼ判るというか。

クロスレビューの一例

 前半の山場はレビュアー達が女体化する3話(「女体化してのプレイは選べる嬢が少ないし、結構痛いが、女の子の気持ちがわかるようになるから、一度ぐらいは経験しておくのはいいかもしれないぞ!」)とされていましたが、後半の山場は10話(「ついに明かされるオール40点満点の謎!新妻で淫乱家庭教師で雌豚で恋人気分!出ます出します引き取ります!無限解放!大満足の3日間!お汁もたっぷり!みんなお幸せになっちゃええええっ!」だったかと思います。別途宿代とか飲食費は必要ですが。5万G払って魔法都市に一ヶ月くらい逗留したいですね。

ネコ獣人サキュ嬢

 昨今は声優も沢山いて、需要と供給のバランスも怪しいなんて言われています。声優だけで食っていける人は一握りで、残りはアルバイトをしながらアルバイトの収入メインで声優を続けているとか。そういう人達にとっては、本作のサキュ嬢役で出演してあんあん喘ぐことも「私は一向に構わんッ!」(by烈海王)なんだろうと思いますが、結構有名な人もサキュ嬢役で登場しているのが驚きです。役者である以上どんな役だってこなすべきだとは思いますが、アイドル声優とかだと流石にキツいかと思ったりもしますが、井沢詩織、高森奈津美、桑原由気、深川芹亜、山村響…etc.みんなプロ根性あるなあ。

即堕ち天使クリム
クリムとエルザ

 中でもサキュ嬢ではなく天使のレビュアー・クリムを演じた富田美憂は弱冠20歳というのに凄い。番宣ラジオでも言われていましたが、肝が据わっているというか吹っ切れてるというか。演者としては非常に素晴らしいことだと思います。両性具有の天使という役でしたが、後半になるに従って喘ぎまくっていたような気が。また、やはりレビュアーだった湯浅かえでも凄い。この人はあんまり喘ぎませんでしたが、番宣動画番組にもセンターで登場したりしてました。

ひよっちのアロエ

 日笠陽子もサキュ嬢ならぬ遣手婆(店長兼受付)で登場していましたが、ひよっちの場合はまあ全然驚かんな(笑)。この人がゲストの時の番宣ラジオは無茶苦茶面白かったですが。

メイドリー
メイドリー人形

 あとサキュ嬢役ではないけど、有翼人ウエイトレス・メイドリー役でM・A・Oが出演。スケベなレビュアーに度々制裁を加えていましたが、それだけでなく、彼女を模したゴーレム(メイドリー人形)が登場した際にはその役で喘いだり、卵を産んだりもしていました。こんな美人に何をやらせるんだ!いいぞ、もっとやれ!

悪魔族サキュ嬢
イメクラサキュ嬢

 あんまりにも出演者が豪華なので、番宣ラジオでは「スタッフに家族を人質に取られていて泣く泣く出演している」とういう設定が出てきたりしてましたが、制作サイドは誰も来なかったどうしようという思いが先に立ってオーディションをせずにオファーを出したとかいう話ですが、こういう作品でも出演してくれる声優さんが多いということは良いことだなと思います。オーディションをやったとしても相当数集まったんじゃないでしょうか。

デミアのデコイ人形
新婚プレイ
事後

 世界最高位と評される女魔道士デミア(CV山村響)が非常に有能かつやり手です。自身のコピーである超高性能デコイ人形を大量に使ったり、性転換の宿屋やローション魔法専門店をプロデュースするなど、サキュバス店で研究費を稼いでいるようです。研究の果てに何を目指しているのか不明ですが、デコイ人形のキャラも本人の性格をコピーしたものなのであれば、かなりいい人だという気が。

レビュアーズ番宣ラジオ

 なおメインのレビュアーであり番宣ラジオのパーソナリティーも担当していたのは間島淳司と小林裕介。番宣ラジオに視聴者から送られてくるメールもやたら濃いのが多かったですが、本編もラジオも楽しそうにやっていて非常に良かったです。間島淳司演じるスタンクは人間族なので、視聴者的にその嗜好は良く判るのですが、小林裕介演じるゼルは長命種のエルフで、外見上の差異は小さいものの、サキュ嬢の嗜好は全然異なっていて、50歳の人間族ミツエを愛好して止まないという。

どっちがお好き?
ミツエさん
エルマに対するスタンクの反応
エルマに対するゼルの反応

 エルフは500歳を超えても見かけは若いままなのでスタンクは「エルフは若くて可愛くて最高!」と言っていますが、ゼルに言わせると「マナが腐っている」「おかんより年上」ということで完全NGだそうです。人間にはわからないのですが、多種族も「加齢臭がする」とか言っていて、高齢エルフが愛好されるのは人間族だけらしいです。そういう種族による嗜好の差異に本人達が興味を持ったのがクロスレビューの始まりとなっていますが、他の冒険者達も絶大な関心を持っているのが笑えます。まさにファミコンソフトを買う前の小学生がファミ通のクロスレビューを熟読しているかのような。本来の職業は冒険者なので、もっと冒険しているはずなんですが、作中では大半食酒亭で飲み食いしているかサキュバス店に入っているかでしたね。だがそれがいい。

オール満点レビュー

2020年冬季アニメの感想(その3):推しが武道館いってくれたら死ぬ/恋する小惑星/異世界かるてっと2

大雨です

 台風かと思うような激しい風雨。自粛要請がなくたって誰も好き好んで外出しないだろう今日の荒天ですが、それでもウォーキングに行ってきました。私の土曜日は良くも悪くもこれがないと始まりません。運動のための外出なので「不要不急」にはならないと思いますが、さすがに今日は外にほとんど人がいませんでした。それでも車は結構走っていて…物流とか買い物とかは大事ですからね。お疲れ様です。

推し武道感想

 今更感は非常に強いのですが、けじめなので冬季アニメの感想を続けます。まずは「推しが武道館いってくれたら死ぬ」。岡山県のローカルアイドル「ChamJam」とこれをそのメンバーをこよなく愛するファンの姿を描いた、ドキュメンタリー的な作品でした。

トップオタ達
トップオタの活動

 「~推し」という言葉はよく聞きますが、「好き」の度合いは人それぞれ。私も若い頃はアイドル好きでしたが、ファンクラブに入る訳でもなく、CDを買うわけでもなく(レンタルしてました)、テレビで歌っているのを録画したりしているだけだったので、事務所サイドから見たら売り上げに一銭も貢献しないたちの悪いファンだったかも知れません。

頭の中は舞菜でいっぱい
えりぴよの勇姿

 本作の主人公「えりぴよ」はトップオタと言われるアイドルファンの中でも極北的存在で、生活のほぼ全てを自分が推す舞菜に捧げています。えりぴよが日常的に交流している他のトップオタも似たような生活ぶりで、ファン活動に時間を割くためにリーマンを辞めてフリーターをしていたり。確かにリーマンやってると残業だの休日出勤だの出張だのとあって、どんなにアイドル好きでも如何ともしがたい場面もあるでしょう。しかし、だから辞めちゃうという選択、普通は中々出来ないと思うんですよね。自分の将来とか考えたら特に。そういう諸々の煩悩を振り払ってアイドル推しをしているという意味では、トップアスリート並みに突き抜けていますね、トップオタというのは。

オタクには金がない

 時間的余裕という意味ではニートが一番いいんじゃないかとも思えますが、それだと物販に貢献できない訳で。結局スケジュール変更が容易なフリーターという選択になってしまうようです。CDとかたくさん買って貢献した時はバイトを重ねたりして。

元リーマンくまさ
ガチ恋勢基

 本作のトップオタ達は、アイドル側(+事務所)から見たら理想的なオタクで、物販は買いまくってくれてイベントは盛り上げてくれ、かといって直接アイドルに手を出したりしないので、「よく調教されたファン」とでも言いたくなるのですが、こういう人達なら社会人としても不適格とは言えないかなと。しかしアイドルだって人間である以上年を取るし、世の中は諸行無常なので、いつまでそんな生活を続けられるの?と心配してしまうのですが…まあ人の自分の人生を生きていくものなので、他人が傍からとやかく言う筋合いではないのかも知れません。家族とかに居たらとか思うとちょっとぞっとしちゃうのですが、莫大な遺産を相続したとか不労所得がたくさんあるとかなら、こういう生き方も良いかなと思ったりもします。

クオリティー高いChamJam

 展開としてはトップオタとかマイナーなローカルアイドルの生態を描いていて興味深いく、かつ面白かったですが、タイトルのように武道館に行くという展開にまでは至っていません。武道館でライブするということが漸く意識に上ってきたというあたりで1クール終了。続編があればさらに武道館を視野に入れたChamJamの活動状況やトップオタの応援ぶりが描かれるのかも知れません。面白かったからぜひ続編制作に期待したいですが。

舞菜とえりぴよ

 ChamJamのようなマスメディアには登場せず、ライブ等を中心に活動するアイドルのことを地下アイドルとも呼称するそうですが、別にマスメディアが取り上げることを敢えて拒否しているわけではなく、単にマイナーだから取り上げられていないだけで、マスメディアが取り上げてくれたら大喜びでメジャー化の道を走っていくんでしょうね。このクオリティーでずっと地下アイドルというのも不思議な感じですが、そこはまあアニメなので。

百合ップル

 アイドルグループの内情というのは、表面的な仲の良さとは裏腹にドロドロしてそうな気がしますが、ChamJamは全然そういうことがないのでちょっと拍子抜けです。ま、ドロドロをリアルに描くと夢を抱けなくなっちゃうので作品の趣旨に反してしまうからなのかも知れません。メンバーには百合カップルもいますが、ソフトなので許容範囲なんでしょうね。というかファン的にも男がいるのはアウトだけど百合なら許せるのかも知れません。

武道館に行けるのか

 ChamJamメンバーのCVは本渡楓と石原夏織を除くと多分若手で有名ではない声優さん達のようですが、今後業界内に自分のポジションを作れるかどうかという辺りでChamJamメンバーと同じ気持ちだったりして。えりぴよのCVファイルーズあいも売り出したばかりのバリバリ若手声優のはずなのですが、本作と「ダンベル何キロ持てる?」のせいですっかり大物感が(笑)。

恋アス感想

 続いて「恋する小惑星」。“小惑星”と書いて“アステロイド”と読むので略称は「恋アス」。地学部というマイナーな部活に所属する女の子達の青春物語です。地学部というより地学という科目自体が非常にマイナーですよね。物理・化学・生物・地学とある中で一番人気がないというか、受験の際の選択科目として選ばれてない感が。

夜の地学部

 個人的には高校時代、地学は理科系科目で一番好きでした。地球化学の略称で、地球の地質とか歴史とかを取り扱うだけでなく、天文学まで含有するというスケールの大きさが魅力です。そういえば「めぞん一刻」のヒロイン・音無響子の亡夫である音無惣一郎は地学の先生でした。彼に一目惚れしたJK響子さんは地学が好きだと称して度々質問に行ったんですよね。まあ生物の先生とか化学の先生だったとしてもあんまり変わらなかったかもですが。

幼少期のみらとあお

 そんな私は好きだけど世間的にはマイナーな地学を愛するというJKが登場する本作、見ないわけには行きません。もともと天文部と地質研究会として別個のグループだったものを、部員不足ということで統合したことで誕生した地学部。やはり中では地質班と天文班に別れており、抗争というほどではないものの、小競り合い的なものはあったものの、主人公
木ノ幡みらの脳天気さと、一緒に行動することで互いの分野に興味を持ち始めたことで次第に融和して行きます。

みらとあおの百合ップル

 アニメでは主人公みらと相方(百合ップル)の真中あおの高校入学から始まり、2年生の夏までが描かれました。なので3年生の部長・副部長は途中で卒業し、新1年生が加入しています。

百合好きな萌

 その他部活には参加していませんが、しばしば登場するみらの幼馴染の鈴矢萌がいて、みらに悪い虫(男)がつかないようチェックする反面、みらとあおが仲良くしているのを見るのは好きという百合好きで、まさに「きらら系」らしいキャラでした。いつも笑顔でいるけれど本心は他人に見せないという屈折的な一面を持って、みらの姉のみさにガチで恋愛感情を持っていたらしいので、CV上田麗奈はまさに適役。

みやこと花
前世の記憶が?

 上田麗奈といえば、「私に天使が舞い降りた!」でガチに女子小学生に恋する女子大生星野みやこを演じていましたが、その恋の相手だったJS白咲花のCV指出毬亜が、地学部2年生→部長の猪瀬舞(イノ先輩)としています。本作中一番可愛いんじゃないかというイノ先輩と鈴矢萌がやたら親しくしている場面があったりして、これは前世(?)の記憶が甦っているのかとか思えて面白かったです。ちなみに私は白咲花は可愛いと思えず全然興味がなかったんですが、イノ先輩は可愛くて良かったですね。

私服の地学部

 一応みらとあおには、幼少期に誓った「二人で新しい小惑星を発見し、その星にあおの名前をつける(「ミラ」という星はあるので)」という約束が合って、その実現のために色々チャレンジしているのですが、元地学好きの私としてはそんなことより可愛い地学女子がきゃっきゃうふふしているのを見るのが尊いのです。地学はとにかく裾野が広いので合宿とかでもやれることがたくさんあっていいですね。昼は石拾いと化石掘り、夜は天体観測と二毛作で活動できます。

異世界かるてっと2感想

 最後に「異世界かるてっと2」。アニメ化もされた「なろう系」及びライトノベルの「幼女戦記」「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」の4作品の登場人物がぷちキャラ化し、一堂に会するクロスオーバー作品です。

盾の勇者参戦
慎重勇者コンビ

 基本緩いギャグ作品ですが、それぞれの作品のキャラ立てや設定は尊重されており、ファンが見ても反感は抱かないようになっていると思います。「2」では「盾の勇者の成り上がり」の登場キャラが出演したほか、11話では「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」の聖哉とリスタも登場しました。慎重すぎて門前で帰ってしまいましたが。それにしても豪華キャストだなあ。

奇妙な学園生活

 個性的過ぎるメンバー達の緩い学園生活の日々が描かれています。元の世界に戻るためにはこの妙な世界でミッションをこなさなければならない云々と言われていますが、正直本気で帰りたがっているキャラがいるのかどうか。「オーバーロード」の守護者達とかはアインズのための世界征服を再開したいと思っているかも知れませんが、「このすば」とか「幼女戦記」の面々は戻ったってろくな世界ではないのでこっちの方がいいとか思ってそう。

こんな生徒は嫌だ

 大体主要キャラが様々な形(隣のクラスとか教職員とか)でこぞって転移してきているので、もう戻る必然性がなかったりして。後欲しいのは「このすば」のサキュバスの館くらいですが、これが来ると色々問題がありそうですね。いっそ「異種族レビュアーズ」を入れて、各作品世界をクロスレビューして貰ったりして。しかしレビュアーズはエロがないと動いてくれないかな(笑)。

合体魔法

 これはこれとしていいのですが、出来れば各作品とも本編の続編制作の方に全力投球して欲しいと思うのは私だけでしょうか。ショートアニメとはいえキャスティングが豪華すぎるので結構金かかってそうなんですが、その金を続編制作に回すという訳にはいかないものか。

2020年冬季アニメの感想(その2):マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝/へやキャン△/痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

俺ガイル完延期

 4月に入って春季アニメが放映開始となっています。引っ越しなどのドタバタで視聴できていなかったので慌ててこの週末に見ましたが、新型コロナウイルスの影響はアニメ界にも及んでいて、「俺ガイル」こと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」が放送延期になってしまいました。他にも「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」「Re:ゼロから始める異世界生活」の第二期なども放送延期となっています。劇場版アニメの軒並み公開延期となっていますが、こちらは完成していないというより、劇場での感染防止の方がメインなんでしょう。

マギアレコード感想

 2020年冬季アニメもとっくに終わっていて、本来ならば3月下旬頃から感想を綴っていきたかったのですが、諸般の事情で出来なかったので、ごく短くやっていきたいと思います。まずは「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」。

新主人公いろは

 「まどマギ」の世界観そのままに新キャラが物語を展開していきます。新キャラになじみがなかったり、いかにもと言っては失礼ながら、女子中学生らしいうじうじした展開も鬱陶しかったので、正直3話切りしようと思ったのですが、マミや杏子といったおなじみのキャラが登場してきたので、結局最後まで視聴することに。

まどかは出てこない…

 慣れてくるとつまらないことはないのですが、「まどマギ」にはキュゥべえの真の目的というのが存在するので、魔法少女は魔法少女のまま居続けることはできないというシステムがあるので、そのあたりをどうするのかと思ったら、なんと女子中学生がその辺りの問題に気付いただけでなく、クリアするための試みを行っているという。どれだけ天才なんだろうと思いますが、アルティメットまどかが出現したことで宇宙そのもののあり方が変わってさえ、飽くことなく調査を続けていたキュゥべえを本当に出し抜けるのかどうか。キュゥべえは舐めちゃいけないと思うのですよね。

相変わらずの豆腐メンタル

 物語自体はこれからというところで終わっていて、後はスマホゲームをやってねという感じですが、収穫は相変わらずの豆腐メンタルを見せてくれたマミさんですかね(笑)。あとやはりClariSの歌声は「まどマギ」シリーズに合ってるなあと。Trysailも悪くはないのだけど、やはりClariS。

へやキャン△感想

 続いて「へやキャン△」。「ゆるキャン△」の続編というか番外編のショートアニメです。原作ではタイトルどおり部室に集まって雑談やらホラに興じているものだそうですが、アニメではタイトルとは裏腹に、キャンプこそしないものの、山梨の名所めぐりをしていてアウトドア全開でした。

部室を飛び出す
山梨名所巡り

 ゆるさが身上の作品なのでこれはこれで悪くはなかったのですが、やはりキャンプしてくれた方がいいですね。第二期も制作予定ということなので期待しましょう。

痛いのは嫌なので感想

 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」。タイトルの長さからおわかりの通り「なろう系」作品なのですが、本作は毛色が違っていて、普通の女子高生がゲームに興じているだけであって、異世界転生している訳でもゲームの世界から戻れなくなっている訳でもありません。

魔物を食べるメイプル

 ギルドを作ってイベント参加したりして奮闘しますが、主人公達が正義という訳でもなければ他のギルドが悪という訳でもなく、スポーツ競技の大会のようなものでした。ただ、主人公がチートスキルを山盛りに持つことになるあたり、「なろう系」だなという感じはします。基本的に主人公のメイプルはゲームの素人なので、ゲーム管理者側が予想もしなかった行動をしまくった結果、悪ふざけ的な隠し要素をどんどん獲得してしまうという。防御力に極振りということになっていますが、むしろ幸運に極振りしていたような気もします。

楽しくゲーム
チート性能のメイプル

 「なろう系」らしい主人公の“俺TSUEEE!”は炸裂しまくっていますが、主人公が女の子なのと、単にゲームの中での話しなのと、特段ズルをしている訳でもないので嫌味はありません。しかしメイプルのCV本渡楓の演技は、ちょっと“天然感”を過剰に出し過ぎていたような気がしないでもありません。同時期の「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」の五十嵐れおの演技くらいが好きですね。

乙女破滅

 まだまだ本調子ではないので今回はこのあたりで。なお春季アニメではやはり「なろう系」の「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が非常に面白いですね。

百合堕ちも誘うカタリナ

 こちらはゲーム世界に転生してしまっているので異世界転生そのものですが、良くて追放、悪くすると死亡しかないという「破滅フラグ」という名の運命から逃れようとしてあがきまくる結果、男女を問わずいろんなキャラに優しく接することで好感度を爆上げしているので、悪役令嬢が非常に魅力的なキャラに変貌しているあたりがとても楽しいですね。

カタリナ脳内会議

 主人公カタリナは確かに顔立ちはきつい感じで悪役っぽいけど、こういうキャラになったのなら誰もが好意を抱くでしょう。しばしば開催する「カタリナ脳内会議」が面白いです。CV内田真礼の新たな魅力発揮となっているんじゃないでしょうか。

筑波嶺に帰還しました:新型コロナウイルスで未曾有の状況ですね

筑波嶺

 皆さんお久しぶりです。2年ぶりに筑波嶺に戻って参りました。慣れ親しんだ街なので、未知の街に引っ越したのとはだいぶ違うのですが、それでも引っ越しは本当に面倒ですね。世には引っ越し魔というか、趣味のように引っ越しを繰り返す人もいるそうですが、そのバイタリティーは一体どこから生じているのでしょうか。股旅のように旅から旅の人生というならそれはそれでという気もしますけどね。

新型コロナウイルス

 さてネットも開通したので早速冬アニメの感想でも綴っていこうかというところなのですが、それよりも何よりも新型コロナウイルス感染症問題ですよ。今週遂に緊急事態宣言が発せられましたが、これまで生きてきてこういう事態には初めて遭遇するように思います。これまでもインフルエンザの蔓延なんていう話はよくありましたが、全然違うレベルとなっていますね。

緊急事態宣言七都府県
マスクがない

 筑波嶺がある茨城県は緊急事態宣言が発せられた7都府県には入っていないのですが、首都圏の近辺ということで休業する店もちらほらと。スーパーやコンビニが通常営業しているのはありがたいのですが、マスクが手に入らず難渋しています。

小池都知事
通勤電車

 小池都知事が「レベルが違う」というほど新型コロナが蔓延している東京へ通勤しなければならないのも困りものなのですが、こういう時期だというのに予定どおり大阪から東京へ異動させる会社も会社だと思いますね。そりゃあまだ緊急事態宣言は出ていなかったけど、「社畜残酷物語」なんて本を出したらエピソードの一つに挿入して貰いたいものです。

アンドロメダ病原体復活の日

 こういう未知のウイルスの脅威というと、海外SFだとマイケル・クライトンの「アンドロメダ病原体」、国内SFだと小松左京の「復活の日」を思い出します。前者もやばいのですが、後者はマジパナイ。なにしろ人類ほぼ絶滅ですから。「アンドロメダ病原体」の「アンドロメダ菌株」は宇宙空間というか地球の大気上層から回収された未知の病原体でしたが、「復活の日」の新型ウイルス「MM-88」もやはり人工衛星が宇宙空間から持ち帰った微生物をベースに、生物兵器として改造されたものでした。今回の新型コロナウイルスも生物兵器じゃないかなんて主張が一部にはあるようですが、根拠がはっきりしない中で伝播することは避けたいですね。

ウイルスの炎に包まれた

 202×年…世界は新型ウイルスに包まれた!(中略)だが…人類は死滅していなかった!(中略)世は家から一歩も出ることもなかった引きこもりニート達が支配する時代になっていた!なんてことになったりして(笑)。そういう状況になればヒキニート達も外に出てくるんでしょうかね。もっともそれでも出てこないと餓死するしかないわけですが。ヒキニートによる新たな文明はどのようなものになるんでしょう。互いに接触を避け合うので、ヒャッハー的世紀末とは全く異なる平和的なものになったりして。

緊急事態宣言

 ではでは、今日のところはブログ再開のお知らせと生存確認いうことでこの辺で。

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