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記憶に残る一言(その112):うさぎさんのセリフ(ときめきメモリアル4)

雨の明石海峡大橋

 雨の土曜日です。氷雨というほど冷たくはないけれど、春雨というにはまだまだ冷たい、そんな雨が降っています。土曜日は全力洗濯の日であり、一週間で唯一運動らしい運動をするウォーキングデーでもあるので、雨は困りものです。家にいてみているだけなら風情もあるんですが。

うさぎさん

 本日は記憶に残る一言なんですが、なぜか突然思い出した「うさぎさん」のセリフを紹介したいと思います。うさぎさんは、「ときめきメモリアル4」に登場する女性キャラの一人、大倉都子の手作りマスコットなんですが、都子の心が傷つくと、遠隔自動操縦型のスタンドと化して主人公を襲ってくるのです。

大倉都子

 大倉都子についてはずいぶん昔に書いた記事(https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-512.html)を参照していただいてもいいのですが、ざっくり説明すると主人公の幼なじみで、女の子の情報を教えてくれる「1」での早乙女好雄、「2」での坂城匠のポジションのキャラです。本来は攻略対象ではないのですが、せっかく女性を起用しているのでもしやと思ったら、やはり隠しキャラでした。

誤解から闇墜ち

 さらにシリーズ初のヤンデレキャラ(「ときメモ5」が出る見込みがないので、シリーズ唯一の、というべきかも)でもあり、とあるイベントで回避不能で闇墜ちしてしまいます。

闇子状態の都子
ヤバイ感じの都子

 闇墜ちすると髪型が変わり、顔の上半分に影が入るほか、言動は不気味になるなど、明らかに異様な雰囲気になるのですが、どういう訳か主人公は「ちょっと雰囲気が変わったかな?」程度に受け流すという。この鈍感力、もはやスキルなのかも知れません。

闇弁当

 主人公には普通に両親がいるのですが、ゲームには一切登場せず、どういう訳かお小遣いは都子を通して渡してくるのですが、闇落ちした都子はお小遣いを渡してくれない(経済制裁?)ので金欠になります。お弁当も主人公の苦手なものの詰め合わせになったりと、地味に嫌がらせしてくるのですが、なんだかんだ言ってもちゃんと食べる主人公は凄いですね。

デレた都子

 その後さらに和解イベントが発生すると都子がデレるようになり、お小遣い渡してくれるようになるのですが、私以外の女の子の情報なんていらないでしょう?とばかりに情報提供の役割を完全に放棄するようになります。そもそも誰かに聞かなきゃ女の子の情報とか好感度が一切判らないというシステム自体、色々と無理があるんですが、ときメモの場合は主人公が異様に鈍感だから仕方がないのかも知れません。

都子とうさぎさん

 自分がヒロインになった以上、主人公が他の女の子とデートするのを嫌がるのは当然といえば当然ですが、ときメモ恒例の爆弾処理が困難になってしまうので、連鎖爆発の危機となります。ただし、どんなに爆弾が爆発しても、都子は一切影響を受けないので、都子を狙っているのであれば余計な邪魔が入らなくなって楽になるという考え方もできます。つまり都子は攻略する気がないならデートに誘ってはいけないと。

八重花桜梨

 似たようなキャラに「2」の八重花桜梨がいます。この人もちゃんと攻略する気もなく登場させてしまうと、途中で退学してしまうのと、元々は退学後の顛末として「自殺」が考えられていたということで、退学した場合の進路は「不明」という不穏なものになってしまうということがあるので、出すなら攻略しろ、攻略しないなら出すなというキャラになっています。しかし都子にしろ花桜梨にしろ、こういう厄介なキャラほど大人気になるというのが「ときメモ」の不思議なところです。私ですか?好きに決まってるじゃないですか(笑)。

明るくなった八重さん

 およそ2年間、ほとんど笑わず、デートもブッチされたりするのを耐えて構い続けると、3年目に劇的に変化する花桜梨。以後は実に楽しい1年を過ごせます。再び人を信じられるようになり、笑顔を見せるようになる花桜梨が実にキュートなんですよね。

都子と闇子

 うさぎさんは、先ほど述べたとおり、都子の遠隔自動操縦型のスタンドです。都子自身にはスタンドを操っているという認識は一切ないはず(もしあったとしたら、都子が恐すぎます)。闇墜ちした都子をほっぽり出して他の女性キャラと
デートをすると、鉄パイプを持って主人公に襲いかかってきます。その際のセリフが今回の記憶に残る一言です。

寂しいって言ってんだよセニョール

 「寂しいって言ってんだよ……セニョール!!」。うさぎは寂しいと死んじゃうなんていいますが、だからこそ都子の寂しい心がうさぎに投影されているのでしょうか。このほか「爆弾なんてさぁ…爆発させちまえってんだよ!メーン!」「いけないんだぁ…この裏切り者め!」など、都子の本音としか思えないセリフをぶちかましてきて強制バトルに突入します。もしうさぎさんを倒せれば、お金やアイテムが手に入るのですが、相当主人公を鍛えておかないと瞬殺されてしまうほどの強さを持っています。負けてもゲームオーバーということはありませんが、女性キャラとデートする度に襲撃されるとトラウマになってしまいます。剛の者は、あえてうさぎさんと戦って勝利して金品をゲットしてお小遣い代わりにするそうですが。

うさぎさんとバトル 

 うさぎさんは、都子がデレると主人公に感謝の言葉を言って一旦は浄化されるのですが、その後も主人公が他の女の子とデートするとやはり襲いかかってきます。いくらデレたと言っても都子的に主人公が他の女性と仲良くしているのを見るのは辛いという訳ですね。

女性キャラに化けるうさぎさん

 しかしそうはいっても、都子以外の全女性キャラに嫌われてしまうと、将来の同窓会などに参加しにくいことは請け合いですし、なるべく円満な形で卒業したいし、そもそも先方から誘ってくることもあるので、他の女性キャラとデートしないという訳にもなかなかいかない訳ですが、うさぎさんは都子の理性の外側にいるらしいので、判ってくれません。

ロビーくん

 なお、うさぎさんのモデルはホラーゲーム「サイレントヒル3」に登場するうさぎの着ぐるみ・ロビー君です。キャラクターデザイン担当者が「サイレントヒル」の大ファンだったことで、うさぎさんのデザインは「サイレントヒル」の開発スタッフがロビー君のデザインをアレンジしたものが使用されているそうです。どちらもコナミだったので、交渉はしやすかったんでしょうね。

サイレントヒル3のロビーくん
ロビーくんその2

 「サイレントヒル3」では着ぐるみと人形が登場し、着ぐるみは血まみれであちこちに転がっています。「中の人」がいるようですが、襲ってくることはないので、不気味なオブジェといった感じです。その後の作品では危害を加えに来るクリーチャーに変わっていったようです。

手作りうさぎさん

 普段は都子の鞄のマスコットとなっている都子手作りのうさぎさんですが、都子の傷心度によってその姿を変化させます。通常時はこれですが…

包帯を巻き始めたうさぎさん

 都子の心が傷つくと包帯姿に。

包帯まみれのうさぎさん

 さらに都子の心が傷つくと前身包帯巻きに。この姿だけでかなり恐いです。「魁!!男塾」なら王大人が中国医療の秘術を尽くした後といった感じなので、どんな大怪我でも一ヶ月でなりそうですが。

女性キャラに化けるうさぎさんその2

 なお、うさぎさんがスタンドだとすると、その姿が見える主人公もスタンド使いということになりますが、素質を持っているだけでスタンド能力が未発現なのか、あの異常なほどの鈍感力がそもそもなんらかのスタンド能力なのかは不明です。むしろ生霊なのかな…

女性キャラに化けたうさぎさんその3

 そうえいば「ときメモ4」には従来なかった特技というシステムがあり、様々な効果を発揮しますが、中にはスタンド的というか超能力的なのものも。変な噂の原因がわかるようになる「黒幕」、女性キャラの下校時の立ち絵を水着にする「妄想具現化」、女性キャラのスリーサイズがわかるようになる「Yの魔眼」なんて、まさに異能。ちなみに「Y」というのは好雄のことなんでしょうね、きっと。

福圓美里

 うさぎさんのCVは都子も演じている福圓美里。都子は普通・闇墜ち・ときめきで全て演技が違うため、実質一人四役をこなしている状態ですが、見事に演じきっています。都子の設定を知って、どうしてもやりたいと思ったそうですが、熱演の甲斐あって都子はメインヒロインの星川真希、藤崎詩織の再来である皐月優を抑えてダントツの人気を誇りました。

都子と闇子その2

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好きなアニメキャラ(その112):シドゥリ(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-)

ダイヤモンドプリンセス

 季節外れの妙に暖かい日が続いたり、新型コロナウィルスが流行したりと、世情が落ち着かないですね。冬は冬らしく、夏は夏らしくというのがいいんでしょうけど、約46億年と言われる地球の年齢の中で、デフォルトの気候というのはどういうものなんでしょうかね。人間にとっては比較的都合がいいのでしょうけども、現在の氷河時代(正確に言うと氷期と氷期の間の断続的な温暖期である間氷期)を地球の通常の気候と考えていいものかどうか。地球にとってはまるっきり氷河がない時代の方が長かったんではないでしょうか。それにしても豪華客船…一度はクルーズなるものを経験してみたいと思っていましたが、こういう事件があるとちょっと恐いですね。

麗しのシドゥリさん

 本日は「好きなアニメキャラ」なんですが、まだ終了していない年をまたいだ2クールアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」からシドゥリさんを紹介したいと思います。これまで原則的に視聴を終えた作品から選んでいるのですが、シドゥリさんについては原作のスマホゲーでその生涯を知っていたのと、アニメでももう出番が終わっているということで…

絶対魔獣戦線バビロニアのイメージ

 「Fate/Grand Order」(略称FGO)は、人類滅亡を防ぐため、時間遡行を行って過去の事象に介入することで人類滅亡の原因(特異点)を特定・排除していくという壮大なスケールの物語で、TYPE-MOON特有の古今東西の英雄達からなるサーヴァント達が縦横無尽に活躍します。「絶対魔獣戦線バビロニア」は、第7章に該当し、これまで6つの特異点の破壊に成功してきた人理継続保障機関「カルデア」にとって、同時にプレイヤーの分身である主人公(藤丸立香)にとって最大規模の試練となっています。

生き返ったギルを見て

 SF的なガジェットとしては過去改変を目論む時間犯罪者とタイムパトロールの死闘に似ていますが、これまでの第1章~第6章の戦いがあった末の第7章なのに、ここだけアニメ化して大丈夫なのか、視聴者がついてこれるのかと心配しましたが、おそらくスマホゲーのプレイヤーだけを相手にしても大丈夫という目算があったのでしょう。

絶対魔獣戦線バビロニア 

 時代は紀元前2655年の中東メソポタミア。まだ神代は終わっておらず、人と神が共存する最後の時代です。ギルガメッシュ王が統治するウルクは、人類は滅ぼそうとする「三女神同盟」とその配下の魔獣による猛攻に晒されていました。魔獣の猛攻を食い止める要塞都市・絶対魔獣戦線は、まさに人と神が袂を分かとうとする運命の象徴。

三女神同盟

 ストーリーを紹介し出すと長くなるのでこのくらいにして、今回の本題であるシドゥリさんはギルガメッシュ王の最側近にしてウルクの祭司長を務めています。ギルガメッシュ王と謁見した主人公達一行は、シドゥリさんに処遇を一任され、その結果元酒屋だった建物の提供を受け、「カルデア大使館」との名前とは裏腹に、ウルク市内で起きている様々な仕事を手伝う「何でも屋」をすることになります。これはギルガメッシュ王の、どうしても自分の役に立ちたければ下働きから始めろという裁定に基づくものです。

まんま遠坂凜なイシュタル

 ウルクを支配し、守護する都市神は、愛と美の女神にして、戦・豊穣・金星・王権など多くの神性を司るイシュタル。本来メソポタミアの神々の中でも非常に神格の高い女神ですが、本作では波長の合う遠坂凛を依代とした疑似サーヴァントとして顕現しており、好き放題に暴れています。「三女神同盟」の一角ではないかと目されていましたが、実際には違っていました。

エルキドゥの死

 メソポタミア神話ではイシュタルはギルガメッシュ王に求婚するもあっさり拒絶されており、その報復としてギルガメッシュ王の唯一無二の親友エルキドゥが死亡する原因を作っているので、お互い凄まじく嫌い合っています。

FGOのシドゥリ

 ウルクの祭司長ということは、シドゥリさんはイシュタル仕えていることになるのですが、その言動をかなり強い調子で窘めています。また、イシュタルもシドゥリさんがウルクで一番信心深い人物であることを知っているので、強い態度に出られないでいます。要するに癖の強すぎるこの両者の仲立ちができるのはシドゥリさんだけという。

笑顔のシドゥリさん

 シドゥリさんは聡明かつ清楚、淑女然とした立ち振る舞いと芯の強さを持っており、ウルクで最も信心深く、模範的な祭祀です。ギルガメッシュ王を始めウルクの高官達からの信頼も厚いものがありますが、シドゥリさんはギルガメッシュ王に忠誠を誓いつつも、臆することなく諫言を発するなど、豪胆な一面を持ち合わせています。

料理も出来るシドゥリさん

 おまけに祭司長という要職にあるにも関わらず、世話好きだったり料理が上手だったり。嫁に欲しい!ギルガメッシュが妃に迎えるとかいう話はなかったんでしょうかね。まあイシュタルの巫女がイシュタルを振った男に嫁いだらそれはそれで問題か。

偽ティアマトのゴルゴーン
本物のティアマト

 物語後半、なんだかんだあって「三女神同盟」を崩壊させた藤丸一行は、三女神同盟の首魁といえるティアマトと戦い、多くの犠牲を払いながらかろうじて撃破します。しかし、それはティアマトの神性を取り込んだゴルゴーンだったのでした。ゴルゴーンの死によって覚醒した本物のティアマトは、眷属として新しい人類「ラフム」を生み出し、本格的に人類滅亡を図ります。

ラフムの群れ

 このラフム、紫色の甲殻類のような姿に、縦になった歯を剥き出しにした巨大な口という生理的嫌悪感を催させる姿をした異形なんですが、性格も見た目に似つかわしい醜悪さで、捕食や生殖の必要がないにも関わらず楽しいからというだけで人を虐殺していきます。要するに人類の醜悪で残酷な側面ばかりを反映する形で生まれた「人類の名を騙る化け物」ですね。

私が行きます

 シドゥリさんは、ラフムの群れがウルクを攻撃してきた際に、市民を守るために自ら避難誘導しに行き、そのままラフムに連れ去られて消息を絶ってしまいます。自分が行こうと申し出た際、ギルガメッシュ王は常にない口調で「それはならん!シドゥリ!」と制止しました。

最後の微笑み

 千里眼を持つギルガメッシュ王には結果が見えていたようなのですが、ギルガメッシュ王に依怙贔屓をさせないために決して思いとどまらないシドゥリさん。この微笑みを見たギルガメッシュ王は許さざるを得ませんでした。

奇妙なラフム

 シドゥリ救出に向かった藤丸達は、奇妙なラフムと遭遇します。攻撃してくる訳ではなく、妙な動きを見せるラフム。それを見た藤丸は、過去のシドゥリを思い出します。序盤、イシュタルとギルガメッシュ王が小競り合いをした際、イシュタルはシドゥリさんに「ギルガメッシュが死んだらウルクを助けてあげないこともないから白旗を用意しておきなさい」と言ったのですが、その際のイシュタルの仕草をシドゥリさんは真似ていたのでした。

白旗を振れ
かつてのシドゥリ

 なので、通常白旗というのは降伏の証なのですが、この場合はシドゥリさんは「私を攻撃しないで」と言っているのではなく、「ウルクを助けて」と言っているのではないかと思います。そう考えると余計に悲しいですね。

殺戮を楽しむラフム

 ラフムは、ティアマトにより無から生み出されたもののほか、ウルク人を捕らえて遺伝子・細胞単位で作り替えて生み出した現人類の再利用品が多数含まれているようです。つまりシドゥリさんも…。しかし、通常はラフムに作り直されるにあたって元の人格は消滅し、人間の面影などまるで残らないはずなのですが、シドゥリさんだけは人間であった頃の人格と記憶を残していたようです。流石だシドゥリさん。

若い頃のシドゥリ

 その後、シドゥリラフムが身を挺してエルキドゥ(の遺体で再構成したキングゥ)を救ったことが、物語の一大転機となるのですが、最後まで、それこそ変わり果てた姿になってまでの献身ぶりは悲しくも美しいです。

エルキドゥとシドゥリ

 シドゥリさんにとって、エルキドゥは孤高の王(ギルガメッシュ)に人生と道を与えた存在であり、その死を嘆かなかった者はおらず、その死を忘れる者はいなかったのだそうです。

王の死に動揺するシドゥリ
ギル対エルキドゥ
美しい過去

 メソポタミア神話によると、ギルガメッシュは3分の2が神、3分の1が人間という半神半人でしたが、強き英雄であると同時に、暴君として民たちに怖れられていました。神々は、増長するギルガメッシュを諫めるため、彼と同等の力を持つエルキドゥを作ります。神々の思惑通りにギルガメッシュとエルキドゥは激しく戦いましたが、死力を尽くした熱戦の末に決着がつかなかったため、互いの力を認め抱き合い無二の親友となります。以後はギルガメッシュはエルキドゥと行動の全てを共にするようになり、穏やかになったギルガメッシュシュは民から愛される王となったそうです。

出会い

 ギルガメッシュに求婚を断られたイシュタルは、腹いせに聖牛グガランナをウルクに送り込み、多くの死者を出しますが、ギルガメッシュとエルキドゥは協力してグガランナを倒します。これを見た神々は、二人が力をあわせれば神に等しい力を持つということを知って恐怖し、エルキドゥに死を与えたのでした。エルキドゥが死ぬと、ギルガメッシュは悲しみのあまり気が触れたようになり、エルキドゥの体が腐り始めるまで彼の側を離れなかったそうです。

可愛いシドゥリ

 なおシドゥリもメソポタミア神話に登場していますが、そちらでは酒屋の女将として描かれています(ああ、だから元酒屋の建物がカルデア大使館に!)。エルキドゥの死によって死を恐れるようになったギルガメッシュは、不死を求めて旅立ちます。その途中に出会ったシドゥリはギルガメッシュに旅の目的を尋ね、「求める生命をあなたが見つけることは出来ないでしょう」と言い、人間はいずれ死ぬものだから生を楽しみなさいと、人生のあり方を示されました。それでもギルガメッシュは考えを変えずに旅を続けましたが、結局不死を手に入れることはできずに帰還し、その後ウルクを建設したということです。つまり本編のギルガメッシュ王はエルキドゥ死後の旅の後のギルガメッシュということで、見かけは若いですが晩年の彼ということになるでしょう。

在りし日の三人

 シドゥリさん登場最後の回となった16話のEDは特殊EDとなっており、ギルガメッシュとエルキドゥの戦いや親友になっていからの日々が描かれていました。シドゥリさんはギルガメッシュ王の友達にはなれませんでしたが、唯一友達になって、王を良い方向に変えてくれたエルキドゥには深い感謝を持っていたのでした。

一番嬉しそうなシドゥリ

 若く見えますが本当な何歳なんだと突っ込みたくなるシドゥリさんですが、ギルガメッシュ王も認めるその滅私奉公ぶりは、どうしても「さん」を付けたくなりほど見事でした。なお、原作でのスマホゲーでも無抵抗なラフムは登場しており、プレイヤーから「ラフム化したシドゥリではないか」と推測されていましたが、アニメではその辺りがよりはっきり描写されました。ゲームではこれに気づいても「倒したくないけど倒さないと進まない」という非情な現実がありました。この辺りは気づいたイシュタルが攻撃を止めるように言ったアニメの方がまだましですね。

内山夕実

 CVは内山夕実。私が知っているキャラとしては「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」のキリシマ、「魔法科高校の劣等生」の千葉エリカ、「オーバーロード」のマーレ、「魔法少女育成計画」のトップスピード、「RE:ゼロから始める異世界生活」の精霊パック、「刀使ノ巫女」の獅童真希などを演じています。凜々しい男勝りなキャラが得意という印象でしたが、聡明清楚なシドゥリの役も見事に演じていました。

東京ラフストーリー

 私のご贔屓声優の一人、種田梨沙と仲が良く、かつて「夕実&梨沙の東京ラフストーリー」というラジオを一緒にやっていました。種ちゃんの病気療養で終了してしまいましたが、復活させて欲しいものです。

石森章太郎のギルガメッシュ 

 なお、私がギルガメッシュの事を知ったのは、石森章太郎の「ギルガメッシュ」が初でした。この作品ではギルガメッシュは宇宙人(神)と人間の混血で、ミイラとなっていたものをクローン技術で甦らせていました。主人公の円達也が円鬼堂(エンキドウ→エンキドゥ→エルキドゥ)を名乗ることになります。TYPEMOON版とはキャラデザインも内容も大違いでしたが、これはこれでとても面白かったです。でも、さあこれからというところで終わってしまうんですよねえ…

三人の後ろ姿

記憶に残る一言(その111):ショウ・タッカーのセリフ(鋼の錬金術師)

明日は節分

 明日は節分、明後日は立春ということで、俳句の季語的には“冬尽く”という時候でしょうか。今日はいい天気で布団を干したり敷物を洗ったりと活用させていただきました。あの梅雨が来たかのような先週の予報は何だったんでしょうかね。とはいえまだまだ寒い日もあるでしょうから、新型コロナウィルスやインフルエンザへの警戒を緩めずに行きましょう。案外立春以降寒かったりして。

鋼の錬金術師

 本日は久々に「記憶に残る一言」です。今回は「鋼の錬金術師」からショウ・タッカーのセリフを紹介しましょう。有名作品ですが、実は読んだことがないので作品の紹介がてらで。

エドとアル

 「鋼の錬金術師」(略称ハガレン)は、荒川弘が「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2001年8月号から2010年7月号まで連載した漫画作品です。全27巻の累計売上部数は全世界で7000万部を突破しており、スクウェア・エニックス発行のコミックスとしては最高記録となっています。

実写版鋼の錬金術師

 2003~2004年及び2009~2010年の二回に亘ってアニメ化されているほか、2017年12月には実写映画が公開されています。19世紀の産業革命期のヨーロッパ的世界にも関わらず、錬金術が存在するという架空の世界が舞台となったダーク・ファンタジーです。アメストリスの高名な錬金術師の息子であるエドワード(エド)とアルフォンス(アル)が、最愛の母の死を受け入れられず、錬金術で最大の禁忌とされる人体錬成で母を蘇らせようとしますが、失敗してエドは左脚を、アルは身体全てを失ってしまいます。エドは自身の右腕を代価に甲冑にアルの魂を定着させることに何とか成功します。エドは元の身体を取り戻すため、国家錬金術師の資格を取得し、「鋼」の二つ名を得て、絶大な力を持つという賢者の石に肉体を取り戻す可能性を求めて旅立ちます。そこで明らかになっていく真実は…

ショウ・タッカー

 今回のセリフの発言者であるショウ・タッカーはアメストリスの国家錬金術師であり、生体系錬金術の研究者です。二つ名は「綴命」。2年前に人語を話す合成獣(キメラ)の錬成で国家錬金術師の資格を得ており、巷では「合成獣の権威」と呼ばれています。エドとアルは、賢者の石の情報を集めるために彼を訪ねます。

最初の合成獣

 妻は2年前に逃げたとされ、一人娘のニーナと飼い犬・アレキサンダーと暮らしていました。しかし実際は、妻を2年前に制作した人語を話す合成獣の材料としており、その合成獣はたった一言「死にたい」と話し、その後餌も食べずに死んだそうです。

ニーナとアレキサンダー

 以後、研究成果が出ず、国家錬金術師の資格を失うことへの焦りから、今度はニーナとアレキサンダーを使って第2の「人語を話す合成獣」を錬成してしまいます。

キメラ紹介
おにいちゃんと呼ぶ合成獣

 この時、エドを見た合成獣が「おにいちゃ」と発言したことで、エドはタッカーと以下のような問答をします。
エド「タッカーさん…人語を理解するキメラの研究が認められて資格をとったのはいつだったっけ?」
タッカー「ええと、2年前だね」
エド「奥さんがいなくなったのは?」
タッカー「…2年前だね」

勘のいいガキは嫌いだよ

 そして最後に「「もうひとつ質問いいかな……ニーナとアレキサンダー どこに行った?」と質問したエドへのタッカーの回答が今回の記憶に残る一言です。2年前は妻、今度は娘と愛犬を使って合成獣を錬成したんですね…

アニメ版でのショウ・タッカー

 タッカーはエドにしばき倒されますが、笑いながらエドとアルが母親を人体錬成したことと同じだと指摘します。ショウ・タッカーは、それまでヒーローのように描かれていた錬金術師という存在の負の側面を読者に見せつける役割を担い、この一件はエルとアルにとって、自分たちの罪科と錬金術師の重責を再確認させる契機となりました。

実写版では大泉洋

 実写映画版では大泉洋がショウ・タッカーを演じました。大泉洋は、自身が出演する人気ローカル番組「水曜どうでしょう」で、以前から何度も「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」を披露していたそうです。「ぼかぁねえ、君のようなねぇ勘のいいガキは嫌いつってんでしょー」ってな感じで言っていたんですかね。

矢柴俊博

 ただ外見が似ているかどうかと言えば…。ネットでは外見的には矢柴俊博がショウ・タッカー似ているともっぱらの噂です。確かに激似ですね。なぜ起用しなかったし。


 アニメでのショウ・タッカーのCVは一期二期共に永井誠。鬱になると評判のシーンをどうぞ。



 こちらは実写映画版。直接このシーンではなく、それ以前の場面ですが、ニーナ役の女の子が可愛すぎる。この娘を生け贄に出来るタッカーさんマジパナイ。

赤ずきん版

 それではこのシーンのパロディをいくつか紹介しておきましょう。まず「赤ずきん」版。赤ずきんちゃんがおばあさんに化けた狼に迫りますがその表情が恐すぎる。質問以前におばあさんを一目見ればもう丸わかりじゃないか(笑)。

艦これ版

 続いて「艦これ」版。これはプレイヤー以外の人には若干説明が必要だろうと思います。軽巡五十鈴はレベル12まで育成して改装すると「21号対空電探」という装備を持ってきます。電探は装備すると命中・索敵を上昇させるのですが、対空電探はそれに加えて対空能力と優秀な全体防空ボーナスを持つ万能型の装備なのです。しかし、開発は結構困難なので、わりと簡単に入手できる五十鈴を育てて改装し、持って来た電探を引っ剥がす方が楽だということで、五十鈴を「育てて」「剥いで」「食べさせる」という一連の行動は「五十鈴牧場」と呼ばれました。

ジョジョ版五十鈴牧場

 最後の「食べさせる」というのは、他の艦娘の近代化改修の素材として利用することを指しており、改装した五十鈴は一番上げにくい対空値を+5も上げうる非常に優秀な素材なのです。ブラック鎮守府では日常的な光景と言われてきましたが…最近は21号対空電探より性能の良い電探の入手が容易になったことで、レベル12まで育てる労力が実益に見合わなくなってきたこともあり、五十鈴をかき集めてまで大規模酪農を行うメリットは減っているようです。

五十鈴改二

 なお五十鈴はその名のとおりレベル50まで育てると改二に出来、無条件で対潜先制爆雷攻撃が行える他、対空も高性能になるので、初心者にとっては即戦力として非常に魅力的な軽巡になります。胸まで育ってたりして…

ケロッグ編

 最後に「ケロッグ版」。トニー・ザ・タイガーに迫るココ。これも説明が必要になりますね。

ココくんのチョコワ昔のチョコワ

 現在ケロッグのシリアル「チョコワ」のキャラはココとなっていますが、以前は長らく象のメルビンだったのです。

共存時代のチョコワ

 2004年にメルビンに加えてジャングルの仲間達と一緒にココがパッケージに登場し、2010年代には遂にココだけになって、商品名も「ココくんのチョコワ」になってしまったという。

ケロッグのシリアル

 こういう経緯からすると、むしろトニー・ザ・タイガーがココに迫る方が正しいような気がします。チョコワを乗っ取ったのはお前やんけ(笑)。ちなみにケロッグの子供向けシリアル、今はコーンフロスティとチョコワ、チョコクリスピーの3種類しかないんですね。昔はシュガーポンとかコンボとか色々あったのに。でも実はそんなに食べたことないんですよね…あっ、それが理由なのか!

2020年冬季アニメ序盤の感想(その3):異世界かるてっと2/ダーウィンズゲーム/虚構推理/異種族レビュアーズ

如月

 全国的に2月になりました。一月往ぬる二月逃げる三月去るなんて言いますが、年明けの3か月はすわなち年度末の3か月ということで、色々と慌ただしい訳ですね。受験生は大詰めということでやはり落ち着けない日々ということになるでしょう。ところで「如月」で画像検索したらこの人がやたら出てくる訳なんですが、「艦これ」はまだまだオワコンじゃないという解釈でよろしいでしょうかね。もちろん私は毎日楽しくプレイしていますが。

異世界かるてっと2序盤感想

 さて2020年冬季アニメ序盤の感想もそろそろ最終回としましょう。ということで今日は一気に4本行くぞ。まずは「異世界かるてっと2」。3話まで視聴しました。昨年春季に1期が放送されましたが、一年足らずで2期ということに。いわゆる異世界転生もの4作品の主要登場人物が一堂に会したクロスオーバーのコメディです。一部“中の人”が被っていたりもしますが、2役分のギャラは貰えるんでしょうかね?多分この業界的には貰えなさそうな気がします。

盾の勇者も登場

 アニメで人気を博した異世界転生4作品は、同時にKADOKAWA発で、「なろう系」でもあり(正確には「幼女戦記」は「小説家になろう」ではありませんが、別の小説投稿サイトに連載されていたので当たらずといえど遠からず)、今回はさらに「盾の勇者の成り上がり」の主要キャラもゲスト出演しています。これもやはり異世界転生にして「なろう系」。

主人公達とヒロイン達?
CHAOSな教室

 4つの世界の異世界転移者達がいきなり集められた学校の様なさらなる異世界。ここを脱出して元の世界に戻るには協力し合うしかないということで、超個性的な面々が学園生活を送ります。各作品の主人公達は全員異世界転生ないし転移した日本人という共通点があるのですが、スバルとカズマはその名前から思い切り推測できますし、アインズとターニャは理知的なので会話の中で互いに認識できた様子です。しかし他のキャラにはそもそも転移OR転生者であることを秘密にしている場合もあるのであからさまにはしていません。もともと異世界転移を仕事としていた女神アクアあたりはうっかりばらしても不思議ではないのですが。

夢のオールスター戦

 各作品の世界観を尊重した作りになっているので、それぞれのファンも文句はないのかなと思います。なんとなく昔あった「プロレス夢のオールスター戦」を思い出します。当時日本にあった3団体(新日、全日、国際)のレスラー達が一同に顔を揃えたという。その分、各団体のメンツを潰さないよういろいろ忖度・配慮があったようです。前座・中堅あたりは勝ち負けがあっても別にいいのですが、エース級になるといろいろとね。ファンが見たかったのは当然馬場対猪木だった訳ですが、実現させられるはずもなく、タッグを組ませるのが精一杯。

アクアのターンアンデッド
アインズに効いている

 同様に、アンデッドの頂点であるアインズとアンデッドに圧倒的に強いアクアがガチで戦ったらどうなるか、なんて非常に興味深いのですが、アクアがギャグ混じりでターンアンデッドを使い、アインズが痛みを感じる程度という小競り合いで終わりました。コメディ作品だからそもそもガチのやり合いにはなり得ないのでそしょうが、「○○と××が戦ったらどっちが強い?」というテーマはファンを揉めさせますからね。議論や考察が楽しいという意識の高い人はいいのですが、かなり低レベルな脊髄反射な悪罵の応酬に終始する人達もいますから。

カナメとシュカ

 続いて「ダーウィンズゲーム」。4話まで視聴しました。5話のはずが4.5話(つまり総集編)になってしまったのは凶兆でなければいいのですが。「ダーウィンズゲーム」は進化とか関係あるのかと思いきや、スマホのソシャゲの名前ですが、ポイントを他の参加者と奪い合うゲームで、1ポイント10万円で換金できるという。ただ辞めることができず、全ポイントを失うと死亡するというデスゲームでもあります。

ゲーム強制参加
敗者の末路

 主人公カナメは訳も分からずゲームに参加することになりました。参加者にはそれぞれシギルと呼ばれる異能が与えられるのですが、自分で選ぶことはできず、変更もできません。感覚拡張系とか念動系といったいくつかの系統があるようですが、それとは別に強力さの度合いで神話級とか超人級といったランクがあるようです。

カナメのシギル

 ゲーム参加者は自分に与えられたシギルの使い方は自然に理解できるそうですが、カナメはなぜか自分のシギルを中々理解できませんでした。どうやら武器類を自由に生成することができる能力のようですが、序盤で新人狩りの襲撃を返り討ちにし、49連勝中の「無敗の女王」シュカを破って仲間にしました。他にも今後仲間になりそうなキャラが登場しているので、いずれ自身のクラン(ギルドのようなもの)を作りそうです。

新人狩り
シュカに勝利

 図らずも入ってしまったデスゲームですが、結局のところ“俺TSUEEE!”的異能を持っているので、「なろう系」に近いかも知れませんが、デスゲームはゲーム内世界とかではなく現実世界で行われており、非参加者もとばっちりを食う可能性が高いなど、非常にはた迷惑なものとなっています。当然誰が何のためにこんなゲームを制作して始めたのかという根本的な謎が気になるところですが、原作が未完だし、おそらくアニメではそこまで描けず、自分のクラン結成と敵対クランとの抗争あたりで終わりそうです。

狂気を感じるシュカ

 今のところは命のやりとりを極度に嫌っているカナメですが、いずれいわゆる“殺意の波動”に目覚めていくんでしょうか。ヒロインのシュカは可愛いですが、CVがせっかく上田麗奈なので、ぜひ狂気とか闇とかいったヤバい側面を見せて欲しいものです。

虚構推理序盤感想

 お次は「虚構推理」。3話まで視聴しました。怪異が多数登場し、怪異とのバトルとなることも多いですが、ミステリー色が強く、原作は2012年に第12回本格ミステリ大賞の小説部門を受賞しているということですので、ミステリーとして面白いものになることを期待しています。

怪異と琴子
一眼一足になった琴子

 幼い頃に怪異達に知恵の神となること要請され、これを承諾したために片目と片足を失った岩永琴子は、社会の秩序を守るため、怪異に関するトラブルの解決に尽力しています。

とっくの昔に義眼じゃよ

 そのうち怪異に眼底砕きを喰らっても平然として「とっくの昔に義眼じゃよ」とか言って欲しいですね。渋川先生は左目だったけど。

不死身の九郎

 その琴子が一目惚れしたのは、不死身の身体を持ち、怪異達から化け物のように恐れられている桜川九郎。九郎には結婚を視野に入れていた女性がいましたが、怪異から恐れられる姿を見て恐怖から破局してしまいました。尋常でない男には尋常でない女が似つかわしいということでしょうか。

ヌシを納得させる

 タイトルが「虚構推理」なのは、真実よりも依頼者(主に怪異)をいかに納得させるかに重点を置いているからで、実際2~3話で扱われた殺人事件に関する顛末の推理は真相とはほど遠かったのですが、依頼者である池の主(大蛇)を納得させるために琴子がでっち上げたものでした。

七瀬対琴子

 3話後半から始まった「鋼人七瀬」が原作の第一作にあたるそうで、とりあえずバトルになっていましたが、九郎はともかく、琴子には特段の戦闘力はないので、今後事件を解決するために琴子が虚構の推理を展開していくのではないかと思われます。

鋼人七瀬
無敵鋼人ダイターン3

 鋼人七瀬と無敵鋼人ダイターン3との関係はいかに…って何の関係もないか。しかし普通鉄人とは言うけど鋼人という言い方はあんまりしないですよね。原作者がダイターン3を見ていたとかあるんではなかろうか。やはり必殺技は「日輪の力を借りて、今、必殺の、サンアタック!」なんでしょうか。

鬼頭明里

 片目片足の少女というと痛々しく思われますが、琴子の場合は精巧な義眼と義足のおかげで一見ちょっと足が不自由なだけの美少女のお嬢様に見えます。CVは今売れに売れている鬼頭明里。そろそろ声優アワードで新人女優賞を受賞してもおかしくないと思いますが、個人的に明里という名前だけで贔屓にせざるを得ないものがあります。小原好美、和氣あず未と共に「好きな声優さん」で取り上げる有力候補です。

岩永琴子

 キャラデザインは良好。声優の演技も問題なし。これまでミステリーものと銘打っているので期待して見たらダメだった作品が結構あったので、頼む、ミステリーとしてちゃんとしてくれとそればかりを祈っています。正直怪異とかは西野維新に任せておけばいいんじゃないか、なんて。

異種族レビュアーズ

 最後に私の今季最大のお楽しみである「異種族レビュアーズ」。3話まで視聴しました。人間やエルフ、妖精、獣人などあらゆる種族が共生する異世界を舞台に、主人公である人間のスタンク、エルフのゼルらが、様々な異種族が働く風俗店で受けたサービスをクロスレビューで評価していくという作品です。

ファミコン通信のクロスレビュー

 クロスレビューといえば思い出すのは「ファミコン通信」。今も「ファミ通」という名称で継続しているらしいですが、読まなくなって久しいですね。かつては他誌になかったクロスレビューがソフト購入時にとっても参考になりました。片山まさゆきの漫画「大トロ倶楽部」も面白かった。

森下万里子

 それにしても女性レビュアー森下万里子が架空の存在だったことには驚きを禁じ得ませんでしたな。なんだあのイラストは(怒)。

サキュ嬢とレビュアーズ

 それはともかく、この世界では風俗嬢はサキュバス嬢(略称サキュ嬢)と呼ばれており、サキュバスとかインキュバスは淫魔なのでそういう活動は必然と見なされており、その他の種族も、サキュバスとかインキュバスとのハーフであるとう建前で風俗店で勤務をしているようです。何しろあらゆる種族が揃って共存している世界なので、家系を遡ればサキュバス・インキュバスの血が入っていない者はいないそうなので、真っ赤なウソという訳でもありません。

ミツエさんへの反応
500歳エルフと50歳人間

 そんな中、腕利きの冒険者スタンクは、贔屓にしている500歳超のエルフのサキュ嬢を巡って相棒のゼルと口論になります。若くて綺麗だというスタンクに対して、ゼルはマナ(魔素)が老化していると主張。獣人のブルーズも腐葉土のような加齢臭がすると評します。一方スタンクは、ゼルが贔屓にしている50歳の人間族サキュ嬢の方が信じられません。種族によって他種族サキュ嬢への評価が大きく異なることに気づいたスタンクは、いろんな種族の風俗店に行ってそのサービスをクロスレビューしていくことになります。

大人気レビュー
異種族クロスレビュー

 レビューは冒険者達が根城にする酒場「食酒亭」に貼り出されますが、これが様々な種族の冒険者達に大人気で、みんな奪い合うようにコピーを買い求めるため、スタンク達にとっては結構な稼ぎになる副業となっています。レビューで得た金でまた別の風俗店に行くというサイクルが確立されているので、もう冒険者やらなくてもいいような。

ピンチのクリム
スタンクとゼル

 レビュアーは他にもハーフリング、悪魔、ラミアなどがいますが、異色なのはスタンク達が窮地を救った天使のクリムヴェール(通称クリム)。見た目少女のような風貌ですが、実は両性具有で、スタンク達の前では男で通しています。天使の輪が欠けて天界に戻れないので、直るまで食酒亭でアルバイトすることになりましたが、スタンク達に半ば無理矢理風俗店に連れて行かれてレビュアーになってしまいました。可哀想な境遇と思いきや、なんだかんだ言っても結構サキュ嬢にはまっているようです。CVはまだ20歳の若手声優富田美優ということで、いいのだろうかと思いきや、番宣ラジオ出演の際、全然OKだと言っていました。プロ根性あるなあ。アフレコの際はスタッフやキャストはウハウハだったんでしょうかね。

嫌そうだが実は

 番組のタイトルは今時としては短めですが、その分毎回のサブタイトルがやたらに長く、例えば1話は「エルフの熟女と人間の熟女についての議論が沸騰し、天使はニャンニャン天国で昇天し、有翼人は総排泄孔で感度も抜群!」。毎回この調子で行くようで、ほぼあらすじ状態ですな。

女体化
百合プレイ

 3話「女体化してのプレイは選べる嬢が少ないし、結構痛いが、女の子の気持ちがわかるようになるから、一度ぐらいは経験しておくのはいいかもしれないぞ!」は、番宣ラジオで「序盤の山場」と言われており、本当に放映できるのかとキャストやスタッフも心配していたとか。内容はサブタイトルの通りで、スタンクらが魔道士の作った性転換薬で女体化してレズプレイに興じました。さすがに精神が男のままだと男のインキュバスボーイ(通称「淫棒」)と遊ぶ気にはならないようで、それは個人的に良く判る。いくら女体化してもいきなり「ウホッ!いい男」にはならんよね。

ひーちゃん頑張る
ひーちゃん事後

 女体化したスタンク(美女剣士メスタンク)はCV赤崎千夏、女体化したゼル(巨乳エルフゼルゼル)はCV金元寿子でしたが、特にスライムのサキュ嬢に責められる金元さんの喘ぎ声は必聴でしょう。十分18禁のエロゲーに出演できますな。噂によるとエロゲー専門声優の他、別名義で出演している声優さんが結構いるとかいないとか。

有翼人サキュ嬢
ダゴンサキュ嬢

 ただし本作、放送局によってかなり規制が入っていて、3話なんて「音声のみでお楽しみください」になっている部分もあったりして。見るならR+15指定となっているAT-Xしかありません。なぜAT-X版を使わないんだAmazonプライム~!!

このすばのサキュバスの店

 まあ好き嫌いは大きく分かれる作品かも知れません。私は、深夜アニメなんだからこれくらいぶっ飛んだ作品でいいと思っていますし、毎回楽しみにしています。「この素晴らしい世界に祝福を!」でもサキュバス達が店を開いていていて男性冒険者に大人気でしたが、こちらは安価で客の要望に添った夢を見せる代わりに日常生活の支障にならない程度に精気を摂取するという共存共栄路線でした。荒くれの冒険者も多いアクセルの街の治安が驚くほど良いのは、サキュバスの店があるおかげではないかと思いますが、この手のお店は必要悪なんだと思います。借金のカタで無理矢理働かされているとかの一昔前の遊郭みたいなヤツだとそりゃあいろいろ問題もあるんでしょうが、自発的にやっているものは職業選択の自由の範疇ではないかと。

異種族風俗街

 作中のサキュ嬢の店は、避妊及び病気予防の魔法陣が布かれており、妊娠や性病の心配が全くないんだそうです。実に素晴らしい。同じサキュ店をレビューしても、レビュアーの種族によって大きく評価が分かれるのがこの作品のキモなんですが、サキュ嬢側も種族特有の感覚が客側とずれていることがあり、そういうギャップも作品の特徴となっています。

食酒亭ラジオ

 なおスタンク役の間島淳司とゼル役の小林裕介の番宣Webラジオ「異種族レビュアーズ 食酒亭ラジオ」は無茶苦茶面白いですね。視聴者の投稿がまた(笑)。女性キャストは来たがらないのかと思いきや、普通にゲストで富田美憂が来ていましたし、今後も女性声優がゲスト出演するらしいです。個人的にはスタンク達のレビューを毛嫌いしている食酒亭のウエイトレス・メイドリー役の美人声優M・A・Oが来ないかなーと思っていますが、多分本作への出演を承諾している時点でもう問題はないんじゃないかと。金元寿子もいいぞ!日笠陽子は…まあ出てきても何の驚きもありませんな。

受け専のクリム
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