記憶に残る一言(その109):國母和宏のセリフ(バンクーバー五輪の記者会見)

本日、ついに正規空母雲龍が推参しました。「艦これ」を始めて3年5ヶ月。長らく「来ない四天王」→「来ない龍虎」→「来ないラスボス」と異称は変わりつつも「欲しいけど来ない艦娘」の女王として君臨してきた雲龍ですが、ゲット可能とされている6-3(グアノ環礁沖海域)を200回くらい周回してようやく来てくれました。

同時期に7-1(ブルネイ泊地沖)で駆逐艦嵐、1-6(鎮守府近海航路)で海防艦石垣も狙って周回していたのですが、一番来なさそうな雲龍が最初に来てくれたのは嬉しい誤算でした。こうなってくると嵐と石垣には必須の任務があるわけでもなく、単純にコレクション要素しかないので、当面は無理にゲットしようとは思わず、今月末にもあるらしい秋イベントに備えようかと思います。


なお、「来ない四天王」は晴れてクリアしましたが、今後は大型艦で来ていない戦艦武蔵と正規空母葛城、潜水空母伊401あたりを狙っていこうかと思います。「来ない三面拳」とでも呼ぼうかしらん。あと、我が鎮守府においては潜水艦の選手層が非常に薄いのですが、建造も通常海域でのドロップもない子が多いので、イベントでの邂逅に期待しています。武蔵と伊401は大型艦建造で建造可能なんですが、あっという間に資源が消えてしまうので挑戦を躊躇っています。


さて話は変わって今日の本題で、2ヶ月ぶりに「記憶に残る一言」です。11月6日、トリノ及びバンクーバー五輪のスノーボード・ハーフパイプ日本代表だった國母和宏容疑者が、大麻を密輸したとして厚生労働省麻薬取締部に逮捕されました。厚生労働省麻薬取締部によると、國母容疑者は、去年12月、アメリカから大麻およそ57グラムを国際郵便で日本に送り、営利目的で密輸したとして、大麻取締法違反の疑いがもたれています。

同日にはタレントの田代まさしも覚醒剤所持容疑で5回目の逮捕との報道がありました。この人はもしや清水健太郎と逮捕歴を競っているのでしょうか。「最も逮捕された回数が多い芸能人」みたいな項目がギネスブックにあったりして。この人にも「ミニにタコ」という印象的なセリフがあるんですが、今回はやはり國母のセリフの方が強かった。

今回の大麻密輸容疑については捜査の推移を見守るとして、久々にこの人の名前を聞いて思い出したのは2010年のバンクーバー五輪の際のセリフです。同年1月9日、日本出発時とカナダ入国時に、公式ウエアのズボンを下げる(いわゆる腰パン)などの服装に乱れがあったとして、日本オリンピック委員会(JOC)や日本スキー連盟に複数の抗議がありました。

モップのような髪型といい、アスリートという感じは全くなく、アーティストとかラッパーといった雰囲気です。

國母は10日の日本選手団入村式への参加を自粛し、同日行われた記者会見に出席しました。その際、記者の「(服装の乱れについて)指摘されたことはある程度納得されて受け入れたということ?」との質問に、萩原監督に促されて「反省してま~す」と答えました。

さらに、この直前には「チッ、うっせーよ」(「チッ、うっせーな」とも)という迷言も。マイクに入らないように小声で発したつもりだったようですが、残念ながら高性能だったマイクに「入ってま~す」ということに。

これにより「反省してま~す」がどう見ても「反省してませ~ん。サーセンwww」といったニュアンスになってしまいました。そもそも記者会見に臨む態度自体もとても良いとは言えないものだったので、こう解されしまったのは仕方がないことでしょう。全く気持ちがこもっていない言葉は、全く信用されないということですね。

後日、本人はインタビューで「(批判されたことを)えーって思うほどバカじゃない。学校でも制服を着崩していたら注意されるじゃないですか。ただ、日本代表じゃなくて、オレはプロスノーボーダーの國母和宏として行ってたから。そこを変える気はなかった」と語っており、やはり全く反省していなかったようです。

なお競技そのものについては「五輪だからといって特別な意識はない」と強気でしたが、結果は8位。トリノでは予選敗退だったので大躍進とも言えるのですが、ビッグマウスが許されるのは最低メダルを取れ時ぐらいでしょうね。

以後ネットでは「チッ、うっせーよ」と「反省してま~す」は煽りレスとして多用されることになりました。今回の事件においても、釈放後などの記者会見で「反省してま~す」と言ってくれたら、ある意味プロ意識を感じずにはいられませんね。その際は必ず小声で「チッ、うっせーよ」も忘れずに。
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