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2019年夏季アニメ序盤の感想(その3):ありふれた職業で世界最強/可愛ければ変態でも好きになってくれますか?/ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ/通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

アツゥイ!

 梅雨が明けていきなりアツゥイ!日々がやって来ました。去年の猛暑に比べればそれでも…なんて思いますが、やはりアツゥイ!ものはアツゥイ!ですね。台風も来たりしていますが、近畿は台風の西側にあるせいか大したことはないようです。

購入したG-SHOCK

 余談ですがボーナスも出たので時計を買ってみました。カシオのG-SHOCKです。カシオはオシアナス、オシアナス・マンタと結構長く使っていたほか、かつてはプロトレック(多分初代)も持っていたのですが、G-SHOCKは初めてです。GAW-100B-1A2JFというスタンダードなものですが、休日用には良い感じです。アラームだストップウォッチだワールドタイムだと機能満載ですが、ソーラー充電と電波受信以外はほとんど使わないというのにそういう機種を選んでしまうのはもはや“業”なんでしょうか。もっともG-SHOCKにシンプルなタイプなんて昔から見当たらないですが。

ありふれ序盤感想

 さて私事都合で明日からちょっくらし更新をお休みしますので、夏季アニメ序盤の感想を終わらせてしまいましょう。今回はタイトルがやたら長いのばかりでキーを打ってるだけで嫌になってしまいますが、まずは一番短いタイトルの「ありふれた職業で世界最強」です。3話まで視聴しました。異世界召喚ものなので言うまでもなく「なろう」系です。

召喚されたクラスメート

 高校生のクラス(含む先生)ごと異世界に召喚されたようなのですが、そのあたりのいきさつはOPアニメで少し描かれるだけでいきなり冒頭からダンジョンで戦闘中。主人公南雲ハジメはいじめられっ子で、しかも得た力は非戦闘向けの「錬成師」という地味な能力でした。しかしなぜかヒロイン白崎香織に好かれているハジメ。それを面白く思わなかったあるクラスメイトが、強敵と戦闘中にいきなりフレンドリーファイアを仕掛けられてしまい、ダンジョンの奈落に落ちてしまいます。

ユエとハジメ

 強力な魔物達に襲われて絶体絶命のところ、偶然見つけた神結晶とそこから出てくる神水(エリクサーのような強力なにより辛くも生き延びたハジメは、魔物を仕留めて喰うことで魔物の能力を得て、錬成師のスキルで拳銃も作成、ダンジョンの深奥で吸血鬼の少女ユエと出会います。お互い裏切りによりひどい目に遭ったという共通点からシンパシーを持ち、共にダンジョン脱出を目指していきますが…

白崎香織

 生き延びるため、そして復讐のためダンジョン脱出を目指す異世界のエドモン・ダンテスとなったハジメですが、そもそも錬成師ってありふれた職業なんですか?他にそういう人いないみたんなんですが。確かに直接戦闘には向かないかも知れませんが、銃なんかが作れるのでガンナーとして後衛を務めるとか或いは後方で武器製造者になるとかすれば十分貢献できそうですが。

当初の南雲ハジメ
変わり果てたハジメ

 現状ユエと二人でダンジョンを彷徨っている状態なのでクラスメート達との再会とかその後のなんやかんやがどうなるか判りませんが、ハジメの場合戦闘向きじゃない錬成師なのにその職業を極めて強くなるというよりは、片っ端から強そうな魔物を喰ってその能力を獲得して強くなっているので、コンセプトとしては「転生したらスライムだった件」のリムルと同じのような気がします。

封印されていたユエ

 不老不死の吸血鬼の女王ユエを仲間にしたのでそれだけでも強いと思いますが、今後さらに仲間が増えてハーレムパーティー化する模様。うーん、さすが「なろう」系。それにしてもユエって、「カードキャプターさくら」を思い出しますね。選定者ユエ…。元いじめられっ子のハジメは、魔物の肉の猛毒と神水による復活の繰り返しにより地獄の苦しみを味わった結果、髪が真っ白になっただけでなく身長が伸びてマッチョになっているので、クラスメイトが見たら「誰?」になると思われ。寝込むほどハジメを思っている香織はその辺どうなんでしょうか。見た目だけならともかく性格も完全に変わり果ててますが。

変好き序盤感想

 次は「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」、略称「変好き」。3話まで視聴しました。タイトルは長いけど「なろう」系ではありません。やたら美少女に囲まれたリア充爆発しろ的主人公桐生慧輝が、パンツが添えられた名無しのラブレターの差出人の正体を探していきますが、可能性のある周辺の美少女達がことごとく特殊性癖(要するに変態)らしいです。

紗雪
唯花
真緒

 妹の瑞葉も含め4人いるハーレムパーティー(?)のうち、先輩の朱鷺原紗雪が「飼い犬」になることを望むドM、後輩の古賀唯花が調教したがるドS女王様であることが判明。見た目はいいので二人とも極めて残念美人と言わざるをえないのですが、この調子でいけば同級生の南条真緒、そして実妹の瑞葉すら何らかの変態である可能性が極めて高そうです。ツンデレくらいなら可愛いのですが、それじゃ“変態”にはほど遠い。

瑞葉

 今のところ贔屓は瑞葉。妹ですが、「青春ブタ野郎」のかえで以来、健気な妹に弱くて。本土楓が珍しく(?)清楚で控えめ、かつ家事全般を得意とする理想的な妹を演じていて好感度大です。これで実はド変態というのであれば極めて残念なんですが、唯一変態じゃないということならこの瑞葉一直線になってしまうからなあ…。なお慧輝には親友の秋山翔馬という男がおり、何でも相談できる間柄ですが、イケメンなのにロリコンなんだそうで、そもそも慧輝の周辺にはノンケがいなかったということに。そもそも慧輝にもシスコン疑惑があるので、お前も変態じゃねーかと突っ込んでみたり。

慧輝と翔馬

 ドSとドMのどっちがいい?とか言われたら究極の選択(懐かしい)ですね。ドSは勘弁して欲しいけど、ドMというのも色々工夫して虐めてやらなきゃならないらしいので面倒ですね。本当に飼い犬のように扱って欲しいというのなら、別に飼い犬を虐める飼い主ばかりじゃない(というか大半は虐めないでしょうが)ので、そんなに大変じゃないかも知れませんが。クールで言うことを聞かない“飼い猫”ぐらいなら…。女王様然とした猫もいますが、少なくともドSという訳ではないし。

ダンまちⅡ序盤感想

 続いて「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ」。開始が遅かったのでまだ2話までしか見ていません。一期は評判だったので二期を早うと思っていましたが、まさか4年もかかるとは思いませんでした。原作の6巻からの再開となりますが、外伝(ソード・オラトリア)を作るくらいならなぜ二期をやらなかったし。

アポロン

 目覚ましい活躍で一気に注目の的となったベル・クラネルが神アポロンに目を付けられ、ベルを我が物にせんとするアポロンから戦争遊戯を仕掛けられることになりました。イシュタルみたいな女神が目を付けるならわかるんですが、なぜにアポロン。「ウホッ、いい冒険者!」的アレな性癖をお持ちか。

ヘスティアファミリア

 2話だと作品全体を語るには足らないのですが、一期の実績があるし、監督以外はほぼ同じ布陣なのでまず大丈夫でしょう。それにしても、主人公ベルの想い人であるアイズ・ヴァレンシュタインのキャラの立たなさはなんとかならないものか。強いのは判るんですが、それ以外の魅力が感じられません。剣の師としてはいいですが、恋の相手はヘスティアとかリリルカでいいんじゃないの?異種族はダメということなら「豊饒の女主人」のシルという人もいるぞ。この人、一期では一見普通の人のようでいて実は違うのではという雰囲気があったんですが、どうなんでしょう。実はイシュタルの化身なんじゃないかと思ってたのですが。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?序盤感想

 最後に「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」これも放映開始が遅かったので2話まで視聴。タイトル的にはバリバリの「なろう」系に見えますが、実は違うという。

真々子さん

 見た目若過ぎるお母さん真々子を持つ大好真人が、政府が開発中の「MMMMMORPG(仮)」のテスターとして強制参加させられてしまうことに。謎の技術によって異世界召喚のごとくファンタジーなゲーム世界へと連れてこられたことを喜んだ真人は、これから始まる冒険に胸を躍らせるますが、真々子も付いてきていました。実はこのゲーム、母子の仲直りを目的としたもので、母親同伴という条件がついていたのです。

天空の聖剣

 勇者となった真人は三本の聖剣の中から「天空の聖剣フィルマメント」を選びますが、真々子は残る二本「大地の聖剣テラディマドレ」と「大海の聖剣アルトゥーラ」を両方とも選択。フィルマメントが単体攻撃なのに対し、テラディマドレとアルトゥーラは全体攻撃で二本持っていることから二回攻撃が可能というチートぶりで、真々子がいないと冒険もままならないレベルです。

白瀬真澄

 いろんな形でしょっちゅう登場する内閣府政策統括官委託調査員の白瀬真澄(CV新井里美)が面白いです。見た目は知的でクールなんですが、図々しくて行き当たりばったりで。こういう妙なキャラをやらせると新井さんは最高に光りますね。

全体攻撃で二回攻撃

 ちなみに内閣府運営のオンランゲーム「MMMMMORPG(仮)」、「ママの 、ママによる、ママのための、ママと、息子がもしくは娘が、大いに仲良くなるためのRPG」の略なんだそうで、母親と子供を仲良くさせることを目的にしているそうです。

子離れしましょう
八坂頼子と真尋

 で、メインヒロインの真々子さんなんですが…異様に若作りなのは置いておくとしても、正直かなりキモい。息子溺愛キャラというのは他作品にもいて、例えば「這いよれ!ニャル子さん」の八坂頼子なんかそうでしたが、この人よりも断然キモい。八坂頼子は脇役であったこと、息子も好きだけど夫も好きなことなど、いくつかの差異もありますが、一番の差はCVなんじゃないかと。

もう真々子だけでいいんじゃないかなあ

 もう批判覚悟ではっきり言いますが、茅野愛衣はこういうキャラをやるにはまだ敷居が高かったのではないでしょうか。いや頑張っているとは思うのですが、私は絶対お姉ちゃんこと井上喜久子が演じるものだと思っていましたよ。オーディションの結果なのか世代交代を目論む黒幕の意思なのか知りませんが、どうしてきっこさんにお願いしなかったのか。オールドタイプのアニメファンの世迷い言と笑わば笑え。でもどうしても「違うんだよな~」という感じが抜けません。

違う意味で仲良く

 あとやたら真々子がセクシーな下着だったり服を溶かされたり(なぜか真々子の服だけ溶ける)とサービスシーンが多いのですが、視聴者的にはともかく、母と息子が仲良くなるという目的のために必要かこれ?違う意味(笑)で仲良くなっちゃうんじゃないだろうか。それは内閣府様の意図するところではないはず…(ですよね?)

EDがパタパタママ

 なおEDが「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃ママ」というタイトルなんですが、聞き覚えのあるメロディ。やや!これは「パタパタママ」じゃないか。懐かしいなあ、オイ。というか若いアニメファンは全然知らないんじゃなかろうか。これを懐かしがっているのは間違いなくおっさん達。もしやおっさん発見器?

女子高生の無駄づかい
先生まで混ざって

 とまあ感想はこんなところですが、今季のアニメ、今のところ推しはJKギャグ(?)が炸裂する「女子高生の無駄づかい」、筋トレコメディという新たなジャンルを開拓する「ダンベル何キロ持てる?」(ちょいちょい入る微エロカットが目の薬)、とにかくラティナが可愛い「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」(4話のレイプ目はヤバイ)、タイトルのインパクトとバリバリJKなのにガキから「ヘタクソ手品おばさん」呼ばわりがされるのが不憫な「手品先輩」(さらに助手からは「変態手品おばさん」呼ばわり)の4本でしょうかね。最終的な評価がどうなるかはまだわかりませんが。

絶望顔のラティナ
変態手品おばさん

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2019年夏季アニメ序盤の感想(その2):荒ぶる季節の乙女どもよ。/女子高生の無駄づかい/ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-/ダンベル何キロ持てる?

暑さでぐったり

 曇天ですが今日は暑い。熱帯夜から猛暑日という黄金パターンです。これでも昨年の災害級猛暑を生き延びた身からすると「まだまだ」と思えるのだから、改めて昨年の凄さを実感します。さて世間ではジャニーズ事務所やら吉本興業やらが色々物議を醸しているようです。芸能通ではないので深入りしたコメントはしませんが、これらの事務所に限らず、芸能界はまだまだ昭和のルールで動いているところがあるように思えます。もはや時代は平成を通り過ぎて令和。21世紀に入って既に20年近く経過しているので、そろそろ時代に適合する形に自ら変化していかなければならないのではないかと。これは各界でも同じようなことがあるかも知れないので、他山の石にしたいところですね。

荒ぶる季節の乙女どもよ。序盤感想

 さて2019年夏季アニメ序盤の感想の続きを行ってみましょう。まずは「荒ぶる季節の乙女どもよ。」です。3話まで視聴しました。漫画原作ですが、数々のアニメ作品の原作・脚本を担当している岡田麿里が原作で、アニメの脚本も担当しています。つまりはほぼ岡田麿里劇場。

文芸部長
部長以外の文芸部員

 共学校なのに女子ばかりの文芸部は部員たった5人の零細部活ですが、文芸における性的な描写ばかりを追究しているので学校中から爪弾き状態。主人公小野寺和紗は楽しく部活動をしてきましたが、他の部員同様性を意識したことで、幼なじみの典元泉への恋心を自覚していくことになりますが…。

セックスに代わる用語選定会議

 まず女性原作だけに女子高生の心理描写が秀逸だと思います。女子高生にも性欲があるんだ、セックス(生々しすぎるということで文芸部では“SE×(えすいーばつ)”と呼称することに)にも興味があるんだと言われればもうそうですかと言うしかありません。原作掲載誌の「別冊少年マガジン」は2013年1月時点で読者の男女比7対3、平均年齢約22歳、年齢分布のピークは17,18歳なんだそうで、女性にまだ詳しくないこの世代にとっては一種の啓蒙書的存在かも知れません。

幼なじみの泉

 一方、和紗の幼なじみである典元泉の描き方には女性らしい幻想が入っている感があります。リアルな男子高校生というものはもっとこう…いや、いいんですが。何にしても幼なじみに自慰を見られるとかおかずにしている痴漢もののAVを持って行かれて見られるとかどんだけ羞恥プレイされているんだと。よくそれで話かけられるなあ。家が隣同士で家族ぐるみの交流があるとはいえ、「ときめみメモリアル」の藤崎詩織とプレイヤーのように、幼少期はともかく中学生以降はほぼ没交渉になっているという方が現実味があるような気がします。

泉の趣味AV
み~た~な~

 「荒ぶる季節」というのは18世紀後半のドイツの文学運動シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)に由来しているのではないかと思いますが、理性に対して感情が優越する思春期にぴったりですね。ただ、そんな生々しい乙女どもを見るのが楽しいかと言われるとちょっと…。あるいはやるならもっと生々しいとろこまで行けよという気もします。自慰をするのは男ばかりじゃないだろう、とか。おっと、後は自主規制しときます。

菅原氏 

 とりあえず推しは“掃き溜めに鶴”の菅原新菜で。CV安済知佳。コメディも出来ますが、こういうミステリアスな美少女役とかとっても似合うと思います。部長の曾根崎り香もおしゃれを全然していないので現状はアレですが、CV上坂すみれである以上、いずれやってくれるはず。何を?何かを!

女子高生の無駄づかい序盤感想

 次は「女子高生の無駄づかい」。3話まで視聴しました。こちらも漫画原作で女子高生を主人公にしていますが、描写は全く異なります。コメディだからということもありますが、こっちの方がむしろリアリティがあるようにも感じたりして。個性が豊かすぎる女子高生達が、人生で一番きらめいている時代を無駄に浪費していきます。

再会して同じクラスの3人

 OP「輪!Moon!dass!cry!」が女子高生がスマホでコマ撮りした画像を繋げて作ったような映像で、いきなりおかしいです。なんだ「カレーが食べたくなるBGM」って。

バカ

 主人公は子供時代の夢が「すごい女子高生」になってすごくモテてすごいイケメンの彼氏とデートすることだったという田中望。それなのに女子高に入学するという。「さいのたま女子高等学校」という名前なのに、女子高だと思わなかったという天才に紙一重の感性。入試の時も寝てたので気づかなかったそうですが、なぜ受かった(笑)。Fラン大学というのは聞きますが、高校にもあるの?

ヲタ
ロボ

 この人がクラスメートに片っ端から妙なあだ名を付けていきます。小学校時代からの友人には、漫画家志望の菊池茜にはキモオタだからと「ヲタ」、無表情の鷺宮しおりには感情が死滅しているからと「ロボ」と付けたのを皮切りに、全クラスメートに命名。「大王イカ」とか「ドアノブ」というあだ名の人はぜひ一目見てみたい。クラスのモブキャラの皆さん、基本みんな可愛いんですが。

女子大生派のワセダ
ドン引く女生徒達

 ついでに入学初日に女子高生ではなく女子大生が好きだとのたまった担任には“っぽいから”とうだけで「ワセダ」というあだ名を進展。私は母校へのいわれのない風評被害に断固抗議します(笑)。でも女子高生より女子大生というのはわかるな(そういうとこだZO!)

あだ名一覧

 田中は自分もあだ名が欲しいと言ったらロボに「二頭身」と付けられ、面と向かって言われるとムカつくと文句を言ったら「ザコキャラ」に変わり、それも微妙にメンタル削られると主張したら「家族が裸族」に変わりました。それにしてもクラスメートが田中のあだ名の変更をいつもすんなり受け入れて普通に呼びかけてくるのが笑えます。いい人たちばっかじゃん。

バカに決定

 田中のあだ名はヲタにより最終的に「バカ」に決定。いやそれただの悪口だろ。本人は「おもしれぇ女」の方が良かったようですが。他にロボ推奨の「家が臭そう」「大気汚染」「ゴリラ」「歩く不協和音」というのもありましたが、やはりインパクトで「家族が裸族」には勝てない。そういう事実があるのかどうかは知らんけど。

ロリ
ヤマイ
マジメ

 他に小学生のようにちっちゃい「ロリ」(CV長縄まりあでドンピシャ)、中二病全開の「ヤマイ」、真面目な「マジメ」(まんまか)などがおり、「リリィ」「マジョ」「ノラ」「ヒメ」とかも登場する模様。全部バカのネーミングらしいですが、それにしてもどストレートすぎる「バカ」のインパクトよ。キャストは「バカ」の赤崎千夏以下、実績ある声優さんで固めているので安心して笑ってられます。ジャンルは全然違いますが、JKの生態と言う意味では「荒ぶる季節の乙女どもよ。」より本作の方が面白いです。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 序盤感想

 続いて「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」。3話まで視聴しました。こんなにブレイクすることになるとは思わなかったFateシリーズの一篇です。ダークな作風のシリーズの中でも屈指の悲劇ぶりで知られる「Fate/Zero」(なにしろ作者が虚淵玄だから)に登場したウェイバー・ベルベットの10年後を描いています。

ゼロの頃のウェイバー
10年後のウェイバー

 故あってロード・エルメロイⅡ世と呼ばれるようになったウェイバーが、本来の次期当主である義妹ライネス・エルメロイ・アーチゾルテから魔術絡みの厄介な相談をたびたび持ち込まれ、名探偵の如く解決していきます。エルメロイⅡ世は頭の切れは十分なんですが、魔術師としてはかなり能力不足なので、ぶっとんだ性格ながら魔術師としては優秀な資質を持つ弟子達の力を借りて、ですが。 

ライネス

 義妹ライネスはアニメだけ見ていると嫌なヤツにしか見えませんが、スマホゲーム「Fate/Grand Order」に登場した彼女を見ると大分評価が変わります。他に「Fate/stay night」に登場した遠坂凛のライバル・ルヴィアゼリッタや「Fate/Apocrypha」に登場したカウレス・フォルヴェッジも登場。

魔眼蒐集列車主要登場人物

 アニメは実はまだ「魔眼蒐集列車」のストーリーには入っておらず、オリジナル展開しています。オリジナルエピソードで世界観を構築する設定を見せて、ある程度の設定が揃ったところで「魔眼蒐集列車」を描くという構成にされているそうです。原作には5つの事件がある中で「魔眼蒐集列車」が選ばれた理由は、アクションや盛り上がる場面が多くて映像化に向いているためだそうです。

セイバークリソツのグレイ

 麗しの上田麗奈演じるグレイがヒロイン格ですが、常に顔を隠すようにフードを深くかぶっています。グレイはアーサー王の遠縁の子孫で、容貌が第四次聖杯戦争におけるセイバー(アルトリア)に酷似しているためだそうですが、その事実を知っている人はほとんど死んでしまったので大丈夫な気もしますが。さすがにCVを川澄綾子にはしなかったんですね。「Fate/Grand Order」では全体宝具を使えるアサシンとして登場し、私もよく使っています。

魔眼蒐集列車

 正直Fateシリーズを知らない人はまず見ないでしょう。世界観や設定が独特なので、シリーズを好きかどうかで評価も大分変わると思いますが、そこは「〈物語〉シリーズ」と同様でしょう。「Fate/Grand Order」がスマホゲームとしては世界的にヒットしているので、意外にファンは多そうな気もしますが。

ダンベル何キロ持てる?序盤感想

 最後に当初は見る予定がなかった「ダンベル何キロ持てる?」3話まで視聴しました。これも主人公が女子高生で、どんだけJKが好きなんだよと言われそうですが、筋トレコメディとでもいうべき新たなジャンルを切り開いているような。

シルバージム

 食べることが大好きな皇桜女学院の女子高生・紗倉ひびきは友人から最近太り気味だと指摘され、ダイエットのために近所に新しく出来たシルバーマンジムの見学に行きます。するとそこには同じ学校の優等生・奏流院朱美も見学に訪れており、二人はジムでのトレーニングを通じて親しくなっていきます。

沙倉ひびき
ファイルーズあい

 見た目完全にギャルな主人公紗倉ひびきのCVは ファイルーズあい。最近ハーフの声優さんが増えていますが、彼女はエジプト人の父と日本人の母をもつそうで、画像を見ると日本人離れしたルックスです。これでギャルっぽい演技をするのだからアフレコはインパクトがあるのではないでしょうか。それとももはや日常風景?

ひびきの弁当

 趣味は食べ歩きで1日6食の大食らい。普段の昼食に花見や運動会並みの重箱を持ってきて一人で食べるなどフードファイターになればいいのにと思うほどの食欲を持っています。おそらく3食普通に食べてればそれだけで痩せるのでは。

ブーメランフック一閃

 根気がなく運動も得意ではありませんが、サンドバッグを殴って吹っ飛ばせるほどのパワーを持っており、朱美によれば「たくさん食べられる」というのも才能で、筋肉道を極める金の卵として期待されていますが、本人はダイエットして異性からナンパされるようなスタイルを手に入れることが主目標です。

奏流院朱美

 その奏流院朱美は文武両道・才色兼備の優等生で、姉が皇桜女学院の理事長をしており、広大な豪邸に住むお嬢様です。超重度の筋肉フェチで、筋トレ初心者であるひびきに正しいトレーニング法や食事法を伝授しています。その割に自身はひびきが羨ましがるほどのセクシーボディで、筋トレ中のあえぐような息づかいがエロいです。

雨宮天近影

 CVは「このすば」で“コメディの申し子”として覚醒した雨宮天なので、さらにはっちゃけて欲しいです。というか美人なので本人出演で筋トレするのもありなんでは。本人も筋トレする気になってウエストと太腿-3センチのダイエットに成功したのだそうで、ぜひその筋トレシーンを朱美のコスで。

上原彩也香
コスプレイヤー立花先生

 ひびきの普通の友人に見えた上原彩也香が実は実家がボクシングジムで普段から門下生のトレーニングにつきあっていたり、ジムに通い始めた教師の立花里美が実は「百合亞リコ(ゆりあ リコ)」を名乗る有名コスプレイヤーだったりと、ひびき本人も含めて「実は…」な人が多いのが特徴ですね。

街雄鳴造
いきなりポージング

 あと忘れてはいけないのがジムのトレーナー街雄鳴造(マッチョになるぞ…)。見かけも性格も爽やかイケメンですが、首から下はゴリマッチョというクソコラのような体つきをしています。服を着ていると普通に見えますが、トレーニングの解説中にボディービルのポージングを取ると服が破り裂かれてマッチョな肉体を晒すことに。なぜパンツだけ平気なんだろう。

ケンシロウのコスプレ

 お前は「北斗の拳」のケンシロウかと突っ込んでいたら、3話で「北斗の拳」ならぬ「極度の筋」のコスプレをして登場。「筋王様」って(笑)。絵に描いたような人格者で、指導も親切かつ丁寧なので、マッチョボディを見せつけることだけ目をつぶれば私も指導を受けたいくらいです。

朱美のナイスバディ

 実は同時期にアニメ化されている「ケンガンアシュラ」と同一の世界観らしいのですが、そっちは見ていないので不明。補欠には入れていたんですが、なぜか想定外にこっちを見ることになってしまい(笑)。それとうのも本作を紹介する雨宮天のブログ「天模様」をなぜか表示した私のスマホが悪い。

朱美セクシーシーン

 筋トレシーンに加え、ちょいちょいちょいエロな絵が入ってくるサービス精神がいいですね。健康的なお色気ってやつでしょうか。

ちょいエロシーンその2

2019年夏季アニメ序盤の感想(その1):かつて神だった獣たちへ/手品先輩/魔王様、リトライ!/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

京アニ火災

 京アニ火災、傷ましいですね。現在の業界への影響が甚大なのもさることながら、亡くなった33人が生み出すはずだった「未来」が永遠に失われてしまったのが本当に残念でなりません。犯人も重態らしいですが、回復させて裁判を受けさせ、きっちり死刑判決を喰らわせてやりたいです。公判でもどうせ自分勝手な主張を続けて余計腹が立つことになるかもしれませんが。

かつて神だった獣たちへ序盤感想

 そんな中、夏季アニメの感想をつらつら書くのもいかがなものかとも思いますが、諸事情で今やっておかないと機会を失いそうなので推してやらせていただきます。まずは「かつて神だった獣たちへ」。3話まで視聴しました。

擬神兵たち

 泥沼の内戦終結の切り札として投入された擬神兵。神話の怪物達のような異形の姿の兵士達の活躍で平和がもたらされましたが、その圧倒的な力は次第に制御不能となり、擬神兵は人の心を失って、平和な世界を脅かす危険因子となってしまいました。擬神兵部隊の指揮官ハンクは、「人の心を無くした者は仲間の手で葬る」というかつての約束に従い、暴走する戦友たちを抹殺する「獣狩り」を始めます。

シャール
上月ルナ

 擬神兵だった父をハンクに殺されたシャールは、父の仇としてハンクを狙いますが、擬神兵が断罪されべき存在かどうかを見極めるべく、旅に同行することになります。なんとなく「新造人間キャシャーン」のキャシャーン(東鉄也)と上月ルナを彷彿とさせます。キャシャーンとルナは対立関係ではなかったけど、ロボットのみに作用するMF銃でキャシャーンを撃ったらどうなるのかと思い悩んでたシーンがありました。

ハンクとエレイン

 擬神兵を生み出したエレインとハンクはかつて恋仲でしたが、エレインは擬神兵が禁忌の存在であると考え、終戦後には自らの命を捨てて擬神兵と関連技術全てを葬ろうとしていました。しかし擬神兵舞台の副隊長にしてハンクの親友だったケインの裏切りによりハンクは一命を取り留め、エレインは連れ去られてしまいました。ハンクはケインを擬神兵が獣と恐れられ、蔑まれる状況を作ったと諸悪の根源と考えているようですが、ケインがいなかったらあんたとっくに死んでたんでは。

ラスボスのようなケイン

 擬神兵は、各地に散って怪物と恐れられる者の他、一定数はケインに付き従っていると思われます。なお擬神兵は一人として同じタイプの怪物はおらず、一人一種といっていい状況です。ハンクはウェアウルフ(狼男)、ケインはバンパイア。エレインは擬神兵ではないようですが、いっそサキュバスにでもしたらどうでしょうか。能登さんの色っぽい演技とか聞いてみたい。ケインを演じる中村悠一も喜ぶのでは。

最近加隈亜衣

 ヒロインのシャールを演じるのは加隈亜衣。素敵な声質なのに、ラジオ(大西沙織とやってる「キャン丁目キャン番地」)ではやけにやさぐれいているようなので、ぜひこういう正統派ヒロインを演じて欲しかった。まあ闇発言でも可愛いんですけどね。

手品先輩序盤感想

 続いて「手品先輩」。3話まで視聴しました。手品をテーマにしたショートギャグ漫画が原作のせいか、15分アニメなのに1話分がさら4~5話に細かく区切られています。主に登場する手品先輩と助手は氏名不詳。助手の担任教師は手品先輩の実姉ですが、手品先輩を「妹ちゃん」と呼ぶ謎仕様。先輩なのに年上感がないのは妹だからなんでしょうか。

ポンコツ先輩
メロンパン先輩

 手品先輩は手品をこよなく愛していますが、とんでもなくポンコツのため成功した試しがありません。成り行きで奇術部に入れさせられた助手の方が上手いくらい。おまけにコミュ障なので基本ボッチ。ルックスは可愛いしナイスバディなので男が放っておかないと思いますが…

お姉ちゃん先生
パンチラ先輩

 先輩の奇行を迷惑がりながらも助手が先輩に付き合っているのは、奇術の失敗でやたらラッキースケベが発生するから。先輩はナイスバディにもかかわらずそれに無頓着でガードが甘いので、まさに見放題。本人に自覚がないせいか、ラッキースケベシーンもあまり下品さはないような。一時期深夜アニメなのにパンチラすら見せないような傾向がありましたが、本作は普通にパンチラ(パンモロも)を見せてくれるので一安心です。いいじゃんねえ、パンチラくらい。

助手くん

 助手本人はクールで物静か、知的で爽やかと自称していますが、実際は先輩同様ボッチ気味なので、似たもの同士のような感じです。この人のツッコミで話が進んでいるような。3話でお姉ちゃん先生が登場しましたが、今後さらにキャラが増えていく様子。

魔王様、リトライ序盤感想

 お次は「魔王様、リトライ!」。3話まで視聴しました。バリバリの「なろう系」アニメで異世界召喚もの。ちょっと違うのは、異世界で自分の作成したゲームキャラに変身してしまっているあたりでしょうか。ラスボス設定キャラなのでステータスは異常に高く、まさに魔王に匹敵する力を持っています。

アク
九内とアク

 一般人大野晶はラスボスキャラ九内伯斗として異世界に召喚されてしまい、村で迫害されて悪魔の生け贄にされていたアクを助け、魔王と聞いて倒しにきた三聖女のルナを懲らしめて(笑)同行者にしています。

霧雨零

 また霧雨零という正義の暴走族(?)キャラに変身もできますが、自動操縦モードになってしまい、声まで代わってしまいます。

三聖女のルナ
ルナをお仕置き

 主演津田健次郎ということで期待していたんですが…どうもここまでさほど面白くないような。基本主人公が元の世界に帰ることばかり考えているせいでしょうか。早く冒険でも征服でもいいから異世界を堪能して欲しいものです。それにしても原作の既刊3巻というのはちょっとアニメ化には早すぎたんでは。

うちの娘序盤感想

 最後にタイトルがやたら長い「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」。3話まで視聴しました。このタイトルの長さで察しがつくでしょうが、本作もバリバリの「なろう系」です。原作は全8巻で完結しているところにはやや安心感。

ラティナとの出会い
ラティナを保護

 孤児になった魔人族のラティナを拾った冒険者デイルがロリの魅力にメロメロになってダメになる話で間違っていない気がします。時代は妹から娘なのでしょうか。アニメの「妹」は、そんなの現実にはいねーよと突っ込みつつ、こんな妹なら自分も欲しいと思うタイプが多いですが、ラティナも、こんな娘現実にはいないけど、もしいたら自分も欲しいと思わせるものがありますね。

店のアイドル

 当初は種族が違うのでコミュニケーションも困難でしたが、ラティナは非常に賢くあっという間に人間の言葉を覚えていきます。デイルのみならず、下宿する酒場「踊る虎猫亭」でも常連客のマスコットになって大人気。素直で健気なので、愛猫のように可愛がりたいです。

可愛いラティナその1

 性の多様性ということが話題になるようになり、同性愛とかにも広く理解や支持が広まっているような気がする昨今ですが、おそらくそれでも許されないのはロリコン、すなわちロリータ・コンプレックスというヤツでしょう。いや別に私はアニメだ漫画で楽しんでいる分にはいいと思うのですが、写真分野(いわゆる児童ポルノ)は壊滅しましたね。エロゲーでも明らかなロリキャラがいても“登場人物は全て18歳以上です”なんて但し書きが出たりして。

可愛いラティナその2

 しかしラティナを見た時に私やおそらく大方のおのこたちが思うのは、性の対象とかではなくて「とにかく守りたい、保護したい」という気持ちなんではないかと。笑顔で駆け寄ってきたら抱き上げて頬ずりしたいけど、それ以上どうこうっていうのはないですね。一緒に寝ても全然平気。ロリコンじゃないからなんですかね。

もうすぐ8歳

 4~5歳かと思っていたラティナ、実はもうすぐ8歳になる7歳なんだそうです。デイルは18歳ということで、父性に目覚めるにはちょっと早すぎる気もしますが、バリバリパパンモードになっています。なんというか、プリンセルメーカーをリアルで始めたような感じがしますね。あれも確か8歳からスタートだった気が。

デイルとラティナ
可愛くて仕方がない

 そのプリメ、ラティナ同様血の繋がらない娘を育成するゲームでしたが、私はあんまり興味なかったんですが、「娘と結婚」というエンディングもありました。ロリコンの念願成就という感じですが、デイルとラティナの場合、年の歳10-11歳ということになりますよね。昔ものの本で読んだところでは、ロリコンは一回り以上年の差がある場合に言う言葉だというのがありまして、それが正しければ、デイルがもし将来ラティナを嫁にしたとしてもギリギリロリコンではないという。今はラティナが幼女なのでそんなことは考えられないですが、ラティナ18歳時でデイルは28,9歳なので、それだと結婚だなんだという話になってもそんなに違和感ありませんね。

大きくなったラティナ

 本作の監督は「ラティナが可愛ければいい!」と言ったそうなので、今後もそういう路線で行くんでしょう。こういう娘が欲しいなあと思いつつ、私もラティナを愛でていきたいです。

高尾奏音

 なおラティナ役の高尾奏音(かのん)は「魔王様、リトライ!」でアクの役を演じているまだ16歳の声優さんですが、声優としては4年前から活動しているんですね。個人的には「艦これ」の軽空母神鷹、海防艦八丈の中の人だなと。異色の艦種である軽(航空)巡洋艦Gotlandと海防艦石垣も演じていますが、それらはまだ未入手で。「艦これ」声優とあらば応援せねばなりますまい。

ダメになるデイル

ニートな午後3時:ニートの応援歌?3年ぶりに音楽ネタです

海の日

 「海の日」ということで久々の三連休、ハッピーマンデーというヤツなんですが、月曜日が休みなのはいったいいつぶりかと思ったら、なんとゴールデンウィークの5月6日以来。日本は比較的祝日の多い国とされますが、昔はGW明けから9月の敬老の日までの約4ヶ月間祝日が全くありませんでした。今でこそ海の日とか山の日とかありますが、それでも2ヶ月以上、9週間の空白があるんですね。6月にもぜひ祝日が欲しいところです。時の記念日とかどうでしょうかね。

とある権利の集金団体

 という、やたら時間の観念に触れる前振りをしておいて始めるのは、なんと3年ぶりに音楽ネタ。音楽関係は権利団体がうるさくなってきて非常にやりにくいのですが、合法ラインで進めたいと思います。実は「記憶に残る一言」でやろうかとも悩んだのですが、同じカテゴリーが続くのもどうかと思いまして。

ニートな午後3時ジャケット

 本日は松原みきの「ニートな午後3時」を紹介したいと思います。「ニートな午後3時」は1981年2月5日発売の5thシングルで、資生堂の「'81春のキャンペーンソング」になっています。作詞は三浦徳子、作曲は小田裕一郎、編曲は大村雅朗。化粧品会社のCMソングはかつて資生堂・カネボウ・ポーラ・コーセーといった各社が華麗にバトルを展開していたという記憶がありますが、資生堂は1977年に尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」、78年に南沙織の「春の予感 -I've been mellow-」(これも尾崎亜美作品)、80年に竹内まりやの「不思議なピーチパイ」とヒットさせてきて松原みきの「ニートな午後3時」につなげています。

春咲小紅

 同時期にカネボウは矢野顕子の「春咲小紅」を繰り出してきました。当時は矢野顕子がサポートメンバーとして参加していたかの伝説の音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が大人気ということもあってか、売り上げでは「春咲小紅」が圧倒的勝利を収めていました。矢野顕子はそもそもシングルヒットとは殆ど無縁なミュージシャンでしたが、これは売れたんですよね。「ニートな午後3時」もそこそこ売れたのですが、キャンペーンソングとしては残念な結果に。

松原みきその1

 一方今回の主役の松原みきですが、1959年11月28日生まれで大阪府岸和田市出身。ママンがジャズシンガーということもあって3歳からピアノを習い、中学生時代からロックに興味を持ち、高3で歌手デビューのため転校して単身東京へ赴きました。

松原みきその2

 20歳になる直前の1979年11月5日に「真夜中のドア〜Stay With Me」でデビューしました。以後1991年1月21日までにシングル17枚、ベスト盤を含むアルバム15枚を発表し、全国各地で演奏活動を展開しました。以降は結婚などもあって歌手としての活動を休止し、CMソングやアニメソングなどを中心とした作曲家として活動しました。2001年にがんと診断されて闘病生活を送りましたが、2004年10月7日に子宮頸癌のため44歳で亡くなりました。美人薄命とは言うけれど、早すぎる死でした。

松原みきその3

 歌詞の内容やメロディとは全く無関係に、“ニート ニート Everyday”とか“She's just ニート!”というフレーズに思わず笑ってしまうのは私だけでしょうか。現代巷間で「ニート」と言えば即座に連想されるのは“NEET”、つまり“Not in Education, Employment or Training”のことですよね。この単語が初登場したのは1999年のイギリス政府機関・社会的排除防止局が作成した調査報告書「Bridging the Gap」の中の表記だそうなので、この歌は18年も先行していたことに。

有名ニート

 すごいや、三浦徳子は予言者なのか?しかしニートが活動するなら午後3時より午前3時の方が適当なような、なんて無粋なツッコミも浮かんできますが、もちろんここでの“ニート”はNEETではありません。では何だといえば“NEAT”なんですね。小綺麗なとか、素敵なといったニュアンスでしょうか。

ニートのお仕事

 歌詞の意味は浮気者の男と別れた冬が去り、きらめく春が来たので自由かつ華麗に前向きに生きていきましょうといった感じなのですが、“Neat, Neat Everyday 自由になれるわ”という歌詞が“NEAT”を“NEET”に置き換えてもそれなりにはまってしまうというところがなんとも。“She's just Neat!”は“She”を“He”に置き換えて“He's just NEET!”とした方がさらにはまっている感じもしますが、まあ女性のNEETだっているでしょうから“She”のままでも特に不適切ということもなりでしょう。 


 
 「毎日NEETだ」とか「彼女はまさしくNEET」なんて、まるで30年以上未来の日本を予測したかのようで、MMRのキバヤシが冷や汗ダラダラで大騒ぎしないのが不思議なほどですが、肝心のNEETな人達はこの歌のことを知っているのかどうか。

ダムド

 イギリスのロックバンドThe Damnedも1977年2月18日リリースのファーストアルバム「地獄に墜ちた野郎ども」の1曲目にに「ニート・ニート・ニート」という歌を収録しています。もちろんこちらのニートも“NEAT”なんですが、タイトルどおり機関銃のように「ニート・ニート・ニート」と連呼するあたりがなんとも。



 ちなみに本来のNEETは20歳未満を指していましたが、日本では対象年齢が15〜34歳になってます。もういっそ年金受給前まで広げてしまったらいいんじゃないかとも思いますが、就職していないのに十分な収入を手に入れているネオニートいう存在もいるそうです。

ニートののび太

 夏目漱石なんかの小説を読むと、明治から昭和初期にかけて、大学等の高等教育機関を卒業しながら、経済的に不自由がないため労働に従事することなく読書などをして過ごしている人のことを“高等遊民”と読んだそうですが、現代の高等遊民がネオニートになるんでしょうか。ニートにせよネオニートや高等遊民にせよ、働かなくても生きていけるというのであればなんともうらやましいことです。こちとらしがないリーマン生活を続けていかないとすぐに顎が干上がってしまうというのに。

現代の高等遊民?

 古代ギリシャでは労働は自然に支配され、身体を酷使し、人間の生理的な欲求を満たすだけの目的であることから軽蔑され、奴隷の仕事とされていました。その頃の弁論家・教育家はソフィストと呼ばれましたが、「智が働くようにしてくれる人」「教えてくれる人」といった意味を持つにもかかわらず、富裕層を相手に金銭と引き換えに商売しているということで、大衆からは否定的な見方をされていたとか。

高等遊民なの?

 生活用具を作る職人やそれを売買する商人さえも否定的に見られていたということで、ニートが異世界転生するなら古代ギリシャの都市国家のような世界がいいのかも知れませんね。誰か「なろう系」で連載してみてはどうでしょうか。ただしもし奴隷になったなら…

ソフィストの一人ゴルギアス

記憶に残る一言(その106):京極万太郎のセリフ(美味しんぼ)

大阪湾の梅雨空

 去年の今頃は梅雨が明けていきなりの猛暑にマイッチングだった訳で、今年はまだ梅雨が明けていません。梅雨入りが遅かったので当然といえば当然ですが、開けても去年みたいな猛暑は勘弁です。普通の夏がいいんですが、その普通の夏ってやつが昔と今では大違いですね。私の子供の頃は30度を越えたら猛暑という感じだったんですが、今ではその程度夏なら当然という感じですよね。一年中春と秋なんて国はないものか。晩春から初秋になって、晩秋から早春になって、それぞれの聞かんが二倍になるという。この場合一番暑いのは初秋(立秋以後)、一番寒いのは早春(立春以後)ということになりますが、それでもなお結構暑い日寒い日が残っている気がします。

士郎と雄山

 ま、そういう妄想はさておき、本日は「記憶に残る一言」です。今回はいろんな意味でネタの宝庫である「美味しんぼ」からまたサルベージしてみました。

地上最強の親子喧嘩

 「美味しんぼ」を刃牙シリーズに例えるならば(なぜそれで例えるし)、山岡士郎は範馬刃牙、海原雄山は範馬勇次郎であり、「究極のメニューVS至高のメニュー」は「範馬刃牙」での地上最強の親子喧嘩に相当するのではないかと思います。順番は前後しますが、完全に対立関係だった士郎と雄山は、士郎が栗田ゆう子と結婚してから協力関係になることが増え、孫の誕生などを経て和解を果たすに至りますが、刃牙と勇次郎の関係も、刃牙と梢絵が結ばれたところへ勇次郎が現れて祝福したあたりで大きく変化したように思われます。孫は生まれていませんが、代わりに飯食って喧嘩して関係が強まったような。そうか、ヤると良くなるのか!(短絡)

京極万太郎

 今回の主役、京極万太郎は士郎と雄山が繰り広げる「究極のメニューVS至高のメニュー」の審査委員の一人です。審査委員は6名いるのですが、名前が判明しているのは委員長の中前田貞治(東都大学総長)、唐山陶人(人間国宝の陶芸家にして雄山の陶芸の師匠。かつ北大路魯山人の弟子)と京極の3人だけです。

京極万太郎

 京極さんは物語序盤の一巻から登場する京都の大富豪で、味覚のみで米の品種や産地まで的中させるほどの食通です。士郎や雄山とはかねて顔見知りで、二人の確執に心を痛めていました。高知県の四万十川上流の「三つ又村」(架空)の貧家出身で、幼少のころから米問屋に丁稚奉公し、苦労をして財を成しましたが、故郷には長年帰っていないようです。

京極さん退院

 8巻収録の「鮎のふるさと」では、入院した京極さんを士郎達が見舞うところから始まります。美食家の京極さんには病院食が口に合わないようで(大抵の人には合わない気もしますが)、士郎に旨い鮎の天ぷらをごちそうしてくれるようおねだりします。

雄山も見舞いに

 そこへやはり見舞いにやってきた雄山と鉢合わせ。士郎と雄山がバチバチ真っ盛りの頃ですから、刃牙だったら空気がぐにゃりと歪むところです。この場で乱闘かという一触即発な雰囲気に。

見舞いに来てなんだこれは

 慌てて取りなす京極さんですが、仮にも病人の眼前で何やってるんだお前ら。良くなるものも良くならんわ。

鮎の天ぷら勝負

 しかし雄山も鮎の天ぷらをごちそうするという話になったので、悪いことばかりではありません。

先攻山岡

 後日、無事退院した京極さんの退院祝いを兼ねて鮎の天ぷら対決が始まります。先攻は士郎。一番川の状態が良かった保津川から、天ぷらに最適な大きさの鮎を調達してきました。

余裕の雄山

 京極さんのみならず、唐山陶人にも大好評。勝負はもうついてしまったのではとまで言う陶人先生。しかし慌てず騒がず余裕の雄山。

雄山の天ぷら

 てっきり手下(?)の料理人でも連れてくるかと思いきや、なんと雄山自ら天ぷらを揚げて一同に供します。一流の食通は調理も一流でなければならんのでしょうか。

京極さんの様子がおかしい

 あんなことを言った舌の根も乾かぬうちに「これは引き分けかな」とほざく陶人先生。雄山の師匠のわりに軽いですね。しかしゆう子達も互角だと言っていますから感想に間違いはない様子。肝心の京極さんはどうかと言えば、陶人先生が驚くリアクションを見せてくれたようです。

逝っちゃった京極さん

 鮎を口に入れたままほぼ逝きかけてる京極さん。岩本虎眼先生のように曖昧な状態になってしまったのか。もっとも虎眼先生は生きた鯉を丸かじりでしたけどね。さらに目からは滂沱の涙です。

アニメのなんちゅうもんを  

 こちらはアニメ版の京極さん。さすがにあの顔は放送的に規制がかかったのか(?)ややマイルドになっていますね。漫画版の方がインパクトがあっていいと思います。

今回の名言

 他の人が引き分けでも、今回の主賓である京極さんの圧倒的支持を得たら雄山の完全勝利でしょう。唖然とする士郎を尻目に京極が今回の記憶に残る一言を放ちます。「なんちゅうもんを食わせてくれたんや…なんちゅうもんを…」

カスや

 さらに感動のあまり雄山の鮎を絶賛する京極さん。返す刀でさっきまで旨い旨いと言っていた士郎の鮎をカス呼ばわり。いくら何でもそれは言い過ぎでしょう。せめて「月とすっぽんや」くらいで…

種明かし

 そしてドヤ顔で種明かしをする雄山。雄山の鮎は京極さんの故郷を流れる四万十川の産だったのです。故郷の味というものは、何十年経っても忘れられないものなんでしょうか。個人的には鬼の哭く街・A立区の味なんか全く覚えていませんけどNE!そもそもA立区の味ってなんだ(笑)。

ドヤ顔雄山

 さらに追撃する雄山。なにしろ勝利が決定しているので言いたい放題。魯迅の「水に落ちた犬は打て(打落水狗)」をまさに地で行くかのようです。士郎は犬なのか。

鬼の首を取ったような雄山

 笑わせるなと雄山。いや怒りまくってまんがなあんた。そこは勇次郎ばりに笑って欲しかった。

気の毒すぎてとても突っ込めねえよ

 そう、こんな感じで。まあ昔の勇次郎はやはり尖ってて怒りまくってましたからねえ。100巻を越える長期連載「美味しんぼ」の8巻となれば初期も初期。雄山もまだまだ丸くなってないということでしょう。

ぐぬぬ…

 言われ放題でも返す言葉もなく「ぐぬぬ…」状態の士郎。ゆう子は心配そうに見ているし、陶人先生も思案顔ですが、そんなの関係ねえ!とばかりに天ぷらをがっつく京極さん。こいつらには付き合ってられんわ、うまいもん賞味するのに専念したろ!といったところでしょうか。故郷の味、恐るべし。

京極皿

 なお、今年のワンダーフェスティバル2019(冬)に、全く食事に集中できなくなりそうなビジュアルの皿が登場しました。空いた口に料理をぶっ刺して使うとのことですが…価格は2万円だそうですが、販売数は1個だけだったので、今後転売で値上がりするかも知れませんね。個人的には全然いらないけど。なんちゅう皿を作ってくれたんや… 

好きなアニメキャラ(その105):青羽ここな(ヤマノススメ)

ユニクロとドンキ

 最近、夏物衣料やらスポーツウェアなどをユニクロとドンキで調達しています。今までなんとはなしに敬遠していたんですが、劣化とかサイズが合わないなどの理由で止むにやまれず。というか近くに他に適当な店がないということでもあったんですが…行ってみれば、なぜ今まで敬遠したいたしと思うほど良い感じですね。安くて高機能なんて最高かよ。昨年はニトリで寝具類を調達したので、今年はユニクロとドンキで衣類調達だ。

青羽ここな

 本日は好きなアニメキャラです。今まで取り上げるのを忘れていた、「ヤマノススメ」からスーパーJC・青羽ここなを紹介します。「ヤマノススメ」は「ゆるふわアウトドア」作品とされサードシーズンまでアニメ化されていますが、見かけは「ゆるふわ」を体現するようなキャラですが、その実態は…。

初登場時のここな

 初登場はファーストシーズン9話(九合目)「森の中で森ガール!」。「モモンガがいると聞いて探してきた」と高尾山に登ってきたところで主人公であるあおいとひなたい出会いました。その姿はまさに「森ガール」。靴の裏が剥がれて困っていたところをあおい達に助けられたことで山友達として親しくなりました。

ここなを中心に森ガールここな

 あおい達と同じく埼玉県飯能市在住で中学2年生。あおい達の2歳年下になります。明るい茶色のウェーブのかかった髪で、前髪の一部を三つ編みで結んでいます。モモンガに限らずかわいいものや動物全般が好きで、特に馬には目がなく、実際の馬以外にも飯能市のイメージキャラである「夢馬(むーま)くん」や群馬県のマスコットキャラである「ぐんまちゃん」といった馬をモチーフとしたゆるキャラが大好きです。

可愛いここな

 一人っ子で両親が共働きのため、家で一人きりのことが多いようで、家事全般をこなしているようです。特に料理には詳しく、登山の先達である斉藤楓も含めた4人組の中でも最も女子力が高く、手先も器用です。何しろ浴衣を自作するくらいなので。

制服のここな

 身長144cm、体重38kgと華奢な体格ですが、驚くほど体力と運動神経があり、あおいが富士山で高山病になったり、ひなたが金峰山で膝を痛めたりとトラブルを起こす中、全く面倒ごとを起こしたりお荷物になるという描写がありません。

浴衣のここな

 時おり妄想にふける癖があるものの、学業成績も良く、JCなのにあおい達JKを圧倒するハイスペックぶりを発揮するここなは、完璧超人とも噂されていますが、実は泣き所がないでもありません。もっともこれは彼女の責任ではないのですが…

成績優秀

 それはズバリ「貧乏」。ここなに責められる理由は何もありませんが、3人のJK達がどういうわけかびっくりするくらい裕福な家庭の出身なので、格差社会を体現しているかのようです。その貧乏ぶりを見てみましょう。

 貧乏その1:住居

ここなの家

 ここなが暮らす家は、木造2階建てのアパート。レ○パ○スかも知れません。その外観、そして首都圏でも郊外の飯能市という点を考慮すれば、家賃もさほど高額ではなさそうです。

JK達の豪邸

 なお他の3人の家がこちら。上からあおい、ひなた、楓の家です。このブルジョワどもがッ!立てよ同志、革命だッッ!と思わず決起したくなりますね。ここなが少女革命家となるならば1万円くらいカンパしたい。

 貧乏その2:電話

未だに黒電話

 いまどきのJCはスマホを持っていても全然おかしくないのですが、ここなはスマホなし。まあそれくらいならどうこう言うまでもありませんが、家の電話がまさかの黒電話なのにはびっくりです。21世紀に黒電話を使い続ける家があったとは。

 貧乏その3:テレビ

昔のテレビ

 ここなとママンの家での様子。ちゃぶ台に座布団という昭和のようなインテリアもさることながら、部屋の片隅にあるテレビに要注目です。これはどうみてもブラウン管のテレビですよね。地デジチューナーも見当たらないようなので、実際にはテレビが映らない可能性が高いです。もしやインテリア?N○Kも青羽家から受信料を徴収したいなら、地デジチューナーを支給するかアナログ放送を再開するしかないと思われます。

 貧乏その4:風呂

ここなの風呂

 家賃数万円と思われるここなのアパートには一応浴室もあるのですが、ここなの裸体に奪われそうなところ、ぐっと我慢してその奥に視線を移してくだしゃんせ。なんとバランス型風呂釜という風呂釜を使っています。

バランス釜

 これは1965年に開発され、公団住宅を中心に全国的に普及していきましたが、その後屋外壁掛け式の給湯器が主流となったために衰退し、1990年代以降に建築された住宅ではほとんど見られません。ということはこのアパートは80年代以前の建築なのでしょうか。となると築30年前後ということに。私も10年以上前に鬼の哭く街・枚方市に住まされた時のアパートがこれでした。点火操作が面倒でね…。もっとも鬼の哭く街・A立区に住んでいた子供時代はそもそもアパートに風呂がなく銭湯通いでしたが。それにしても私は「鬼の哭く街」ばかりに住んでることだなあ(詠嘆)。

JK達の風呂

 なおブルジョア3人娘の家の風呂がこちら。まあ家がでかけりゃ風呂もでかいわけですな。むしろ楓の風呂がやたらこじんまりしているような感じに見えますが、もしやこれは楓専用の風呂なのかも。

 貧乏その5:ケーキ

誕生日にコンビニケーキ

 ここなの誕生日に例によって遅く帰って来たママンが買ってきたのが売れ残りのモンブラン一個。仕事が大変なのは仕方ありませんが、誕生日にケーキ一個というのはあまりに…。でもこの後、ここなは喜んでケーキを食べるんですよ。そのいじらしさ、健気さに全米が泣いた。もしやここなには家が貧乏という自覚がないのか…

簡素な食事

 なお“中の人”小倉唯(後述)は、「私は、お母さんとのエピソードがすごく好きで、格差社会に負けずお母さんがここなにケーキを買ってきてくれるんです。『え、ここなのお家でもケーキ食べられるんだ!』っていう。嬉しかったです。」と言っています。演者である小倉唯自身は“ここな=貧乏”と強く認識していることがわかりますね。

 貧乏その6:カメラ

カメラにも格差

 「写ルンです」を持ってるここな。ちなみに隣にいるほのかが持ってるのは10万越のデジカメらしいです。レンズ付きフィルムも確かに今でも生産されているそうですが、2010年代以降はほぼ見かけなくなりましたね。やはりデジカメとかスマホの普及によるんでしょう。もしや貧乏なせいというよりは、宗教上の理由その他で断固デジタル化を拒否しているからなのかも知れません。

写ルンですを愛用するここな

 登場する家族は毎日夜遅くまで働いているママンだけ。実はパパンもいるらしいのですが、単身赴任かなんかで不在にしている模様。しかし共働きならもう少し生活水準が高くても、と思ってしまいますよね。単身赴任って、もしや“長いお務め、ご苦労様でした”な所なのか?そうであれば貧乏な理由も明快ですが…

貧乏に負けないここな

 まあそんな境遇に負けず元気に育っているここな。もはや貧乏を楽しんでるふうでもありますね。トム・ソーヤー効果であおい達が「私も貧乏暮らししたい!」とか言い出したりして。代わってやろう、ただし永続的にな!なんて。

重装備ここな

 なおそんなに貧乏なのに登山という地味に金のかかる趣味に興じていていいのかという疑問が湧いてくるのですが、私のように衣料品や消耗品をユニクロとドンキで調達すれば案外いけるのかも。あとは持ち前の体力があればあおいやひなた程度(失礼)と互していくのはさほど困難ではないかも知れません。楓からガチ登山を誘われたら逃げよう(笑)。

ここな役の小倉唯

 CVは前述のとおり小倉唯。ふんわり感のあるここなにぴったりのキャスティングだと思いますが、本人が言うにはビジュアルイメージと性格が違うのだそうで、サバサバしていて男っぽい性格なんだそうです。

ここな役の小倉唯その2

 ただ、ここなも見た目がふわふわしていて口調もとても柔らかいですが、年下なのにしっかり者だったり、みんなを陰ながら支えていたりするので、やはり似ているのかも知れません。なお、群馬出身なので“思い出の山”谷川岳やぐんまちゃんなど群馬ネタが頻繁に登場するのは嬉しかったそうです。

みどり市観光大使 

 かつて「美人が多い都道府県は?」というアンケートで群馬が最下位だったそうですが、個人的には美人が多いという印象だったんで意外でした。出身地である群馬県みどり市の観光大使も務める美人声優小倉唯の他、井森美幸とか乃木坂46の白石麻衣とかもいますし、決してブス県ではないと思います。

みどり市観光PRポスター

 群馬の女性は働き者で、昔から「男性に代わって家計を助ける」と言われており、美人不美人が話題になること自体があまりないそうですが、働き者で美人だったらこれはもう三顧の礼で迎えるしかないでしょう。

お姫様のようなここな
 

2019年春季アニメの感想(その3):盾の勇者の成り上がり/機動戦士ガンダム THE ORIGIN  

京都の七夕

 七夕の本日、世間一般ではどうでもいい話ですが個人的には衝撃的な事実に気づいてしまいました。当ブログ、最多記事カテゴリはほぼ一貫して「本」だったのですが、昨日ついに「アニメ」が「本」を抜いて一位になってしまったのです。始めた当初は読書感想ブログでいいとさえ思っていたのですが…やはり大阪に転勤してから全然本を読まなくなったのが大きかったようです。というのも私にとって通勤時間=読書タイムだったので。札幌でも通勤時間が短かったのであまり本を読まなかったのですが、ここまで読まなくなることになるとは思いませんでした。これが諸行無常というヤツか…

盾の勇者の成り上がり感想

 気を取り直して本日も「アニメ」カテゴリを伸ばしていくことにしましょう。2019年春季アニメの感想も最終回です。まずは冬季から2クール続いた「盾の勇者の成り上がり」。「盾三郎」とか言われることもある「なろう系」作品ですが、主人公の苦労っぷりは系列作品の中でも屈指かも知れません。ただ、その苦労っぷりが理不尽過ぎるというかチートで苦労しているかのようというか。

尚文

 例によって異世界に召喚された大学生岩谷尚文。他に召喚された3人の大学生・高校生と共に四聖勇者と呼ばれ、次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという「波」から世界を守ることを求められます。実はこの召喚された4人、それぞれ別の世界から来ていることと、後にまた別の世界からの来訪者も出現しているので、少なくとも6つ以上の平行世界があるようです。

四聖勇者

 剣、槍、弓と攻撃的な勇者が揃う中、尚文は攻撃力のない盾の勇者でした。セイバー、ランサー、アーチャーといえばFateシリーズでも強豪サーヴァントですが、シールダーは異色かつ極めて稀なサーヴァントです。まあゲームでもタンクと呼ばれる守りに特化したキャラがパーティー内に一人いることは大変ありがたい訳ですが、なぜか尚文とパーティーを組んでくれる人は皆無。当初から国王以下異世界の人々に嫌われている雰囲気があり、挙げ句に罠にかけられて冤罪を着せられて勇者としての名声・信用、金銭すら失って、ほとんど追放されるように孤独に旅立つことを余儀なくされます。

貶められる尚文

 人間不信になって異世界に絶望した尚文ですが、とにかく元の世界に戻りたければ「波」を乗り越えなければならないということで、奴隷商人から亜人の少女を買ったり、魔物の卵くじ(まるでガチャ)で買った卵から孵った鳥型の魔物を育てたりして戦力化していきます。

ラフタリアとフィーロ
尚文一行

 25話中20話はほぼ苦労エピソード。他の勇者の不始末の尻拭いまでしていてすっかり苦労人が板についた尚文ですが、終盤近くまでなぜこんなに尚文が虐待されるのか理由がわからず、見ていてフラストレーションが貯まりました。どうなら昔召喚された盾の勇者が亜人に肩入れしたせいで、亜人からは神の如く崇拝される反面、亜人嫌いの人間の中には嫌う人々がいて、特に国王がそうだったことが大きかったようです。

三勇教の狂信者達
教皇対ラフタリア

 また四聖勇者から盾の勇者を除いた3人を神格化する「三勇教」という宗教もあり、これが国王と結託して尚文迫害を行っていたようです。三勇教の教皇はそれに飽き足らず、信仰対象であるはずの残りの三勇者に対しても思い通りに動かないというだけで偽勇者呼ばわりして手にかけようとしていました。勇者を一掃したら「波」はどうするのかとう問題がありますが…信仰の前には世界滅亡も些細な問題なんでしょうか。これだから狂信者という奴は。

クズ王

 で、一番訳が判らないのがマインことマルティ。第一王女にして槍の勇者のパーティーの一員なんですが、積極的に尚文を迫害してきます。一時期はこの人が出てくるだけで気分が悪くなるくらいでした。パパンである国王には過去になにやら因縁があって盾の勇者を嫌っているらしいことが示されていますが、この人が尚文を迫害する明確な理由が全くありませんでした。

サイコパスマイン
メルティ

  第一王女のくせに王位継承順位は妹のメルティより下なので、メルティが尚文一行に加わってからは、自分が女王になるために邪魔なメルティとそれを助ける尚文を一緒に亡き者にしてやろうという明確な動機が生まれたので、その是非はともかく(悪いに決まってますが)行動理由は納得がいくようになるのですが、こいつの場合は冒頭から理由もなく尚文を罠にはめて貶めていたので、“パパンがあいつを嫌っているから何をやっても大丈夫そう”→“よーし、やっちゃえ♥”と思ったとしか考えられません。おそらくものすごいサイコパスなんでしょう。

ジャギ兄さん
 女王からは全く信頼されておらず、故に長女なのに関わらず王位継承権が妹のメルティより下にされています。そうなるまでには「北斗の拳」のジャギのように過去に色々あったんじゃないかと思われますが、そうした中で「姉より優れた妹など存在しねえ!」と精神を歪ませたのかも知れません。

ビッチに改名

 明快すぎる悪役なので、CVブリドカットセーラ恵美は吹っ切れた演技をしていてそれはそれで楽しそうでしたが、彼女が演じた「ハルチカ」の穂村千夏が大好きな私としては、千夏ちゃんが悪墜ちしたみたいな感じがして非常に複雑な心境でした。

裁かれる二人

 21話で国王(といっても女王不在時の代理)が“クズ”、マルティが“ビッチ”“アバズレ”と改名させられて溜飲が下がりましたが、どうして英明な女王からこういうのが生まれてくるのか。トンビが鷹を生むなんて言いますが、鷹がバカを生むとは。

役立たずの三勇者

 バカといえば尚文以外の3勇者もバカばっか。とにかく人の話を聞かない。こういう、主人公の有能っぷりを際立たせるために他のキャラを殊の外バカとして描くのも「なろう」系の特色なのかも知れませんが、本当にバカです。元の世界では高校生なり大学生なりだったので人生経験そのものが足りないということもあるでしょうが、きっと元の世界でもろくなもんじゃなかったんだろうなと。まあ異世界転生する主人公にはそういう傾向ありますよね。「このすば」とか「」リゼロ」とか。

ロリタリア
ママタリア
水着ラフタリア

 一方仲間は使える人ばかり。尚文が奴隷商人から買った幼女亜人のラフタリアは、亜人にはレベル上昇に合わせて急成長するという(実に都合の良い)特徴があるのでたちまち18歳くらいの美少女に育ち、しかも剣も魔法を使える優秀な前衛に育つという。ご都合主義の極地でさすが「なろう」系と言いたくなりますが、本編中ではなにしろ尚文がいわれなく迫害されているのであまり目立ちませんでした。しかも女性不信になった尚文からは異性として見られることもない(せいぜい娘扱い)という。

鳥フィーロ
水着フィーロ

 ガチャで当てた鳥の魔物フィーロも上位種のフィロリアル・クイーンになるという。もっともこっちはご都合主義というよりは、勇者が育てたから必然的にそうなったそうですが。巨大鳥モードと金髪幼女(天使?)モードを任意に使い分け、戦闘力も魔力も高くてこちらも大当たり。

グラス
ラルクとテリス

 中盤に登場して圧倒的な力を見せつけたさらに別の異世界の勇者グラスは、終盤登場した気さくな兄ちゃんラルクやテリスと同じ世界の住人だったようで、やはり「波」の脅威にさらされており、自分たちの世界を救うためにこっちの世界を犠牲にしようとしているようでした。詳細が判る前に終了してしまったので、全貌が判るのは二期以降と言うことになるでしょう。

番宣ラジオ

 番宣Webラジオ「普通にラジオをお届けしたいラフタリアとフィーロ」が、瀬戸麻沙美と日高里菜の掛け合いが素晴らしく面白くて毎回楽しみにしていましたが、こちらももう終了してしまいますね。ラジオ再開のためにも二期制作をして貰わねば。二人とも早見沙織ファンなので、はやみんが演じたテリスの登場は嬉しかったに違いない。

ガンダムtheorigin感想 

 最後に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。NHK放送版ではなく、OVA版全6話を見ました。だからテレビ未放映部分も全部見た上での感想になりますので、未見の方は気をつけて下さい。ファーストガンダムで描かれた一年戦争の前夜(ジオン・ズム・ダイクン死亡前後から)と冒頭部分(一週間戦争およびルウム戦役)が描かれましたが、OVAの原作になる安彦良和の漫画版は一年戦争全てを描ききっているので、ファーストガンダムの補完作品というよりはリメイクという方が正解でしょう。

ルウム会戦その1
ルウム会戦その2

 なのでファーストガンダムとは整合性がとれていない部分もありますが、それはそれ。私もファーストガンダムをリアルに視聴した世代なんで「ファースト信者」の一員なのかも知れませんが、狂信者でも原理主義者でもないので「私は一向に構わんッ!」と思います。でもまあファーストを前提に突っ込んでしまうのは仕方がありません。

ジャブローのシャア

 まず本作で感じるのはシャアの悪辣さ。悪辣は言い過ぎかも知れませんが、目的のためには手段を選ばないという。そこはファーストでもガルマ謀殺シーンなどに表れていましたが、あの時突然ああなったのではなく、ずっと前からそうだったということが判明しました。それにしても…やはり悪辣(笑)。

友達だったのに
シャア二人

 悪辣その1:本物のシャア・アズナブルをほぼ謀殺(実際に手を下したのはキシリア配下だけど、そうなるとを判っててやってるので「未必の故意」と言わざるを得ない)して本人に成りすましす。北朝鮮工作員かお前は。シャア・アズナブルの名は自分で考えた訳ではなく、実在の人物の名を奪ったものだったとは。なお本物のシャアは見かけはキャスバルそっくりでしたが、性格的には軽薄で思慮が足りない感じでした。

シャアとリノ

 悪辣その2:本物のシャア・アズナブルのハイスクール時代の友人のリノ・フェルナンデスも謀殺。リノは士官学校で性格・能力が急変したシャアを怪しんでその正体を探り当てます。しかしリノはザビ家独裁に不満を抱き、キャスバルを救国の英雄として協力を申し出ていました。しかしキシリアに何度も殺されかけたキャスバルは、同士を得るよりも秘密漏洩を恐れ、連邦軍との乱戦の中で謀殺します。自ら殺害した訳ではありませんが、ほぼガルマ謀殺のプロトタイプはここにありました。

ララァとシャア

 悪辣その3:ララァ、ゲットだぜ!に至る経緯。なぜかジャブロー建設工事に従事していたシャア。ギャンブラー二雇われ、ニュータイプとしての能力でルーレットの出目を予想していたララァを救い出したのはいいのですが、その過程で人を殺しまくり。いくらギャング団だとは言っても、戦場という訳でもないのに…。「ギャングを殺して平気なの?」とか言いたくなります。それにしてもジャブローって、一年戦争直前まで工事中だったのね(笑)。

土方でGO
土方でGOその2

 続いてザビ家の人達への印象の変化。シャアが悪の一族と断じたとしてもまあそれは理解できるのですが、客観的に見たザビ家評も大きく変わりました。

ジオンに兵なし
デギン公王

 デギン公王:ガルマ溺愛ぶりは変わりませんが、一貫した非戦主義者でした。ルウム戦役で捕虜としたレビル将軍と密かに会見し、和平への道を模索して連邦の「レビル奪還」に一役買ったかに見えましたが、それは実はキシリアら戦争継続派の手の内で、レビルの「ジオンに兵無し」演説を見て「裏切り」と感じて激怒していました。ファーストガンダムではジオン暗殺の首謀者として描かれていましたが、こちらでは誰が殺したのか不明のままでした。ただし、ジオン公国の要職を一族で固めているあたり、やはり独裁者と断じられても仕方ないかなと。

ギレン総帥

 ギレン総帥:相変わらずの銀河万丈の演技にしびれます。それはいいんですが、。IQ240の天才という設定はどこに行ったのかと思う杜撰さが目立ちました。キシリアが弟サロスを暗殺したのを判っていながら放置したいたり、ジオンの遺児(要するにシャアとセイラ)など眼中になかったり。おそらく一介のコロニー群に過ぎないジオン公国に、曲がりなりにも連邦と戦争するだけの軍備を整えたりすることに全力を傾注していたのでしょう。実はジオンがやりたくてやれなかったことを代わって実行しているようなところがあり、デギンは「あれは鬼になった。ダイクンの無念が悪魔に変じて憑いた」と言っています。ジオンの後継者はシャアではなくギレンだったのか。

ドズル

 ドズル:見かけ通り脳みそ筋肉的な猪突猛進型の武将のようだったファーストに比べ、はるかにまともな武人として描かれています。ザビ家の対抗勢力であったラル家出身のランバ・ラルさえもドズルだけは評価していました。またモビルスーツ開発計画もドズルが主導して行われており、ルウム戦役ではレビル・ティアンムを手玉に取って大勝利を挙げるなど、この人がいなかったらジオンはまともに戦争できたか疑問なほどの大活躍を見せています。

ドズルのワルキューレ
グレート・デギン
ファルメル

 なお、ルウム戦役ではムサイ(かなり改造していますが)に乗っていますが、ゲームなど過去に描かれたものではグワジン級戦艦に乗っていました。本作ではルウム時点でグワジン級は公王専用のグレート・デギンしかなかったことになっているのでグワジン級は座乗は無理としても、それにしてもせめてチベ級に乗れよと思います。が、どうやらチベ級は一年戦争時に新造された艦ということに設定変更されたようですが、ファーストではアニメ誌がデザイン的にムサイより古い艦であろうと考察し、それが公式設定化されていました。またシャアのファルメル(昔は「シャア専用ムサイ」と呼ばれていました)についても、ドズルないしキシリアの乗艦をシャアに与えた(戦果への褒美ないし手なづけるため)のではないかという考察がありましたが、本作ではドズルが完全新造艦を褒美として与えています。

キシリア

 キシリア:様々な陰謀に手を染めるザビ家の雌狐。ギレンに取って代わる野心は早くから持っていたらしく、デギンの信頼を得ていたのも本当にパパンが好きだったからではなく目的のための手段だったようです。ギレンを暗殺する以前にサスロを謀殺しており、むしろそういう前例があったのにキシリアの危険性を認識していなかったギレンが滑稽に映ってしまいます。

デギンを操るキシリア

 シャア(キャスバル)を過度に危険視し、何度も謀殺を図りますが、詰めが甘くて逃してしまいます。あそこまでやっておいて後にシャアを部下として使うというのがいろんな意味で凄いです。シャアに頭を吹き飛ばされるのもむべなるかな。ファーストでは謀略好きの反面、モビルスーツの有用性をいち早く理解したりと慧眼の持ち主とされていましたが、本作ではこの人が政治的策略を好き過ぎたことがジオン公国の命運を左右したように映ります。

ガルマとシャア
親友ではなくライバル

 ガルマ:まさに「坊やだからさ」を体現してしまいました。ファーストでも坊やなところはありましたが、本作ではそれ以上に坊や。シャアとの関係は親友という感じからライバルという感じに変わっており、シャアに徹底的に利用されていることに気づかず、シャアの活躍に嫉妬していたりします。これじゃあイセリナさんが惚れないんじゃなかろうか。

ランバ・ラル
グフのそっくりさんブグ

 その他の人々ですが、ランバ・ラルは万年大尉かと思いきや実は一度は中佐になっていました。高価すぎて採用を見送られたグフそっくりさんのブグに搭乗し、シャアや黒い三連星と共に「スミス海の戦い」で、一年戦争前に量産されていたガンキャノン部隊を壊滅させていますが、この時点でジオンの超エース達に結集されたらガンダムだって勝てなかったことでしょう。この戦いの指揮官として中佐に昇進したのに、ブリティッシュ作戦を拒否して大尉に逆戻り。

強いハモン

 なおランバ・ラル隊の主要メンバーは皆戦争前から旧知の仲だったということになりました。特にハモンさんは峰不二子ばりに大活躍を見せていたので、早々にMSに乗せて出撃させたらホワイトベース隊を破れたかも知れません。


黒い三連星

 黒い三連星はランバ・ラルに言わせれば「兵隊ヤクザ」で弟分的存在でした。レビルを捕虜にする武勲を立てたのになぜかシャアほど昇進できなかったのは見た目と素行のせいではないかと(笑)。あ、ガイアはまともでしたけどNE。

赤い彗星
青い巨星と黒い三連星

 まあ言い出すとキリがないので後は目に付いた部分を箇条書きで。

ゴップ

① ゲームなどでは無能の象徴とされるゴップが有能な将官に大変身。これは妥当な設定変更だと思います。

マ・クベ

② マ・クベが大佐から中将に昇進して地球方面軍総司令官に。これも妥当ですが、キシリアより上官になったのでキシリアにおもねることはなくなりました。

不良少年カイ

③ ファーストと同じ声優(古川登志夫)が演じる数少ないキャラであるカイ・シデンがなんとアムロの同級生。ガンダム開発を行っている開発区に侵入するなど、何か意図があるのかと思わせる行動をしますが、単に不良らしい暴走だった模様。

ワッケイン少将

④ ルナツー司令ワッケインが少佐から少将に昇進。ファーストの頃からいくらなんでも少佐はないだろうと突っ込まれていたので妥当な変更かと。少将になっても「お偉方が集まれば私などあっという間に下っ端だ」状態は同じだろうと思います。というか少佐では下っ端すぐる。

ゼナ登場

⑤ ドズルの嫁でミネバのママンであるゼナはシャア、ガルマと士官学校の同級生。小説版などではハマーン・カーンはパパンが高官であっただけでなく、姉がドズルの側室で、ザビ家との関わりの深さからミネバの摂政のような立場になってアクシズを掌握するという設定がありますが、本作のドズルの性格では愛人とか側室はなさそうな気がします。逆にジオン士官になっていてもおかしくなかったゼナはファーストのような蒲柳の質とは思えず、もしアクシズに脱出したらミネバの母としてアクシズを掌握しそう。ハマーンを顎で使ったりして。 

ルウムのシャア

 OVAは南極条約締結までで終わっていますが、これは地球侵攻作戦からア・バオア・クー戦までリメイクするしかないと思います。既に原作の漫画版は完結しているから円盤の売り上げさえあれば可能かと。あんまりにも安彦絵の顔つきになるのがナニですが。

2019年春季アニメの感想(その2):賢者の孫/文豪ストレイドッグス3/ぼくたちは勉強ができない

和菓子水無月

 今年もあっという間に折り返し点を過ぎてしまいました。昨年は地震だの豪雨だのが続いた近畿、今年は比較的おとなしめですが、このまま猛暑にもならず超強力な台風も来ずに平穏に過ぎていって欲しいものです(南九州の方々はお気の毒です)。京都では夏越祓(なごしのはらえ)が行われる6月30日に水無月という和菓子(ういろうの上に小豆をのせて三角に切ったもの)を食べるそうで、そういう雅でおいしそうな風習はぜひ真似したかったのですが、例によって逃してしまいました。明日は七夕なんですが、何か食べるってありましたっけか?

賢者の孫感想

 さてもう夏季アニメも始まってしまっているので、春季アニメの感想をさくさく終わらせて行きたいと思います。まずは「なろう系」の典型とも言われる「賢者の孫」。私は未見なんですが「異世界はスマートフォンとともに」というなろう系アニメが、あまりに素晴らしい内容によりネット上で敬意を表して「スマホ太郎」と呼ばれたそうです。っしてその影響により,類似のなろう系作品も「〇〇〇〇郎」と名付けられているとか。「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」が「デスマ次郎」、「盾の勇者の成り上がり」が「盾三郎」、そして「賢者の孫」が「孫四郎」だとか。

天下無双のシン

 似たような傾向なので兄弟呼び、ということなら特に異論はないのですが、「スマホ太郎」は極めて批判的に言われることが多いようで、じゃあ兄弟作品もみんな出来が悪いのかといえば、必ずしもそうではないような。個人的には「デスマ次郎」はかなり好きでしたし、「盾三郎」は世間一般的に結構評価が高いのではないかと(感想は明日書きます)。では「孫四郎」こと本作はどうだという話ですが、まあ主人公のチートぶりが猛威を振るい、周囲の人物(敵さえも)賞賛を惜しまない有様は「スマホ太郎」の兄弟と言われても仕方がないかなと。

シン無双

 主人公シン=ウォルフォードは日本のリーマンでしたが交通事故で死んで異世界に転生しました。といっても他作品のようにいきなり青年とかで転生したのではなく「幼女戦記」のように新生児として転生しています。当初は他の嬰児と何ら変わりありませんでしたが、1歳の時に魔物に襲われて家族が全滅した際に前世の記憶が甦り、この世界では知らないものがいない偉大な賢者マーリンに拾われます。彼の前世の記憶というのは学校で習ったような知識ばかりで、自分の素性とかは思い出していないようですが、なぜかそうした知識が魔法の行使に極めて有利なようで、規格外の魔法や魔道具を日々生み出していきます。

またオレ何かやっちゃいました?

 有名な「またオレ何かやっちゃました?」が示すとおり、本人は大したことない、あるいはしょぼいと思っていることがこの世界では驚天動地な現象であるということの連続でちょっと食傷気味になるのですが、現世に疲れて主人公と自分を重ねるような見方をする人達にとっては極めて気持ちいいのかもしれません。シンの周囲には女の子が多数集まっており、一見ハーレムアニメにも見えますが、シン本人は相思相愛のヒロイン・シシリー一筋なのでそこはわりと好感が持てました。

賢者と導師
アルティメット・マジシャンズ

 「賢者の孫」といっても血は繋がっていませんが、幼少期から賢者やその周辺の凄い人々に知らず知らずのうちに鍛えられた+本人の持つこの世界にはない知識により天下無双の魔法使いになったシンは、同級生らにも魔法のコツを伝授することで圧倒的な戦力を持つ魔法戦闘部隊「アルティメット・マジシャンズ」を結成し、人類の脅威・魔人を討伐していきます。

シンとシシリー
いつもラブラブ

 シン役の小林祐介は「リゼロ」のスバルなどを演じているベテランですが、アルティメット・マジシャンズの大半のメンバーはまだ駆け出しの声優ばかりのようです。敵である魔人陣営の方が森川智之、大原さやか、津田健次郎、杉山紀彰と大物が揃っていて、むしろこちらの陣営に惹かれます。特に首魁のオリバー=シュトロームは魔人になった経緯が悲惨すぎるので、彼の方に共感してしまいます。大原さやか演じるミリアと、魔人が子を成せるかという実験を行っているようですが、果たしてどうなるやら。「寄生獣」でもパラサイト同士の子供はどうなるかという実験が行われていましたが、こちらでは普通の人間が生まれていましたね。

魔人陣営
魔人ベイビー実験

 二期制作ありありの終わり方をしていましたが、果たして円盤の売り上げはどうなるんでしょうか。主人公がとにかくやたらに強いのでどんな敵が出てきても全く緊迫感がないのですが、そこを安心して見てられると思うかつまらないと思うか。

ブンゴウストレイドッグス3期感想

 「文豪ストレイドッグス3」。早いもので三期目で、四期も絶対作る勢いです。文豪達がキャラクター化され、それぞれの執筆作品の名を冠した異能力を用いて戦うアクションアニメですが、女性受けしてるような気がします。一期では日本の文豪同士が二派に分かれて戦い、二期では北米の文豪との戦いとなり、三期ではロシアの文豪が登場してきました。次は欧州の文豪が登場してくるのかと思われますが、対ロシア戦が終わっていないのでそれはまだまだ先のようです。

ドストエフスキー
夏目漱石

 本編よりも二期の「黒の時代」編とか今期の「十五歳」編といった過去編がやたら面白いのが本作の特徴。もう過去編だけやってくれといいたくなります。これがなんでなのかと言うと、本編の登場人物があまり魅力的ではないからなんじゃないかと。主人公の中島敦がどうにもこうにも。太宰治も過去編の方が魅力的。というか、武装探偵社があんまり魅力的じゃないんですよね。悪そのもののポートマフィアの方が存在理由とか行動理由がはっきりしていてわかりやすくていいです。

福沢諭吉
森鴎外

 武装探偵社社長である福沢諭吉とポートマフィアの首領である森鴎外。その両者から「先生」と敬われる夏目漱石が
現在のヨコハマの「昼を軍警と特務課が、夜をポートマフィアが、そして夕刻を探偵社が取り仕切り町の均衡を保つ」という三刻構想を実現した(諸葛孔明かお前は)そうですが、千円札が一万円札の上に立つとはこれいかに。そもそも福沢諭吉は文豪というべき存在なのか。確かに著作はあるけど小説じゃないだろう、あれらは。慶應義塾大学の創設者として有名なので教育者というべきなんでは。

武装探偵社
ポートマフィア幹部

 ストーリーは面白いんですよ。面白いんですが、なぜか語るべきことがあまりないというのはどういうことなんでしょうか。迷わず見ろよ。見ればわかるさ…といったところでしょうか。おのおののキャラが文豪の名前と代表作にちなんだ異能力を持つと言うことを、各キャラはどう思っているんでしょうか。彼らとは別にそれら文豪達がちゃんと過去に存在していた世界なのか、文豪達の代わりに彼らが存在している世界なのか。もし文豪の代わりに彼らが存在しているのなら、「オレの異能力は○○!」とか見得を切っても、「ああなるほど!」と思うのは視聴者たる我々だけで、向こうの世界の人達は何で××というキャラが○○という異能を使うのか理由がさっぱりわけわかめ(多分本人にも)ということになりますね。

ぼくたちは勉強ができない感想

 最後に「ぼくたちは勉強ができない」。タイトルだけ見ると劣等生の話かと思いますが、基本みんなそれなりに勉強はできます。才能の方向性と希望する進路がミスマッチしているだけで。努力で人並み以上の成績を収めているものの突出した才能はない凡才の唯我成幸が、大学進学にかかる全ての費用を学校側が負担する特別VIP推薦をエサにされ、理系の天才なのに文系を目指す緒方理珠と文系の天才なのに理系を志望する古橋文乃の教育係になり、2人が志望する大学に合格させることになります。ついでにスポーツ特待生で勉強全般が苦手な武元うるかの面倒まで押しつけられたり。

パジャマ勉強会

 本気で打ち込みたいことが上手くいかない理珠と文乃の抱える苦しみに共感した成幸は、才能がなくても努力で成績を伸ばしてきたこれまでの自分の経験を生かして二人に勉強の仕方を教えていきます。もう全員高三なので今から間に合うのかよとも思いますが、勉強そのものよりもハーレム状態の成幸のお色気の混じったてんやわんやの日々が描かれていきます。ま、大学受験の勉強を本気で描いたらただの大学受験講座になってしまうし。

凡才成幸

 理珠とは図らずも成幸とキス、文乃とは図らずも成幸とホテルの一室に泊まり、うるかは中学時代から成幸に明確な恋愛感情を描いているというリア充爆発しろ的展開も、お約束で成幸がものすごく朴念仁なので完全に誰かをことを好きになるということには至っていません。

小美浪あすみ

 このほか、先輩の浪人生でメイド喫茶でアルバイトしている小美浪あすみ、冷徹な姿から「氷の女王」と呼ばれる教師の桐須真冬とも様々なカラミが。もう「なろう系」もびっくりのハーレム展開。

桐須先生と成幸
メイドもやる桐須先生

 連載誌でのキャラクター人気投票では意外にも第一位は桐須先生でした。初期は完全に悪役的な立ち回りだったのでなぜにと思いましたが、人となりが徐々に明らかになるとその人気もわかるようになりました。ギャップ萌えという奴ですね。私もギャルゲーに美人教師が登場すると落とさずにはいられないという性癖(?)の持ち主なので桐須先生推しは判ります。オノコたち全員の憧れ、しかして現実にはほとんど存在しない、それが美人教師!(キリッ)美しいものが嫌いな人がいるかしら?

すっげーいい匂い
ポニテの文乃
ゆうべはお楽しみでしたね

 次に好きなのはやはり人気投票2位の文乃ですかね。成幸どころかうるかからまですごく良い匂いがすると言われているのでラクトンの分泌量が多いのかも知れません。ルックスもモデル並ですが胸が小さいのが玉に瑕。私は一向に構わんッッ!ただ文系女王だけに他人の心の機微を読むことに長けており、理に理珠やうるかの成幸への気持ちにいち早く気づいてしまったので自身は引き気味です。一番お似合いカップルのような気がするのですが。

純情可憐なうるか
うるかの使用済み水着

 見た目ではあまり好きなタイプではないのですが、一途さなら中学生時代から成幸ラブのうるかでしょうか。成幸に本気で告白した唯一のキャラでもありますし。しかしそれまでの経緯で告白の練習だと思われてしまうという痛恨のミス。間違えて「使用済み水着」(言い方)を成幸に渡すなどラッキースケベに事欠かないキャラでもあります。

事故でキス
うどん屋店員理珠

 こうして見ると理珠は巨乳という事以外にインパクトに欠けますね。受験生なのに家業のうどん屋を手伝う良い子なんですが。やはり相手の感情が読めないとか他人への興味が薄いというのはヒロインとしては致命的か。

ブラコンの水希

 連載が終わっていないこともあり、夏休み中で終わってしまいましたが、恋も勉強も勝負は二学期。だが二兎を追う者一兎も得ずは世の理(笑)。大穴で妹の水希というのはどうでしょう。ラブコメ界隈では妹は大人気だし。二期を作るならとりあえず登場シーンはもっと増やして他の女性キャラとの絡み(小姑モード)を見せて欲しいですね。お兄ちゃん大好き妹というのは現実にはほぼ存在しないらしいですが、まあそこは創作なんだし。

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