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2019年冬季アニメ序盤の感想(その2):賭ケグルイ××/盾の勇者の成り上がり/魔法少女特殊戦あすか

寒中その2

 今日も最高気温が一桁の大阪ですが、日差しがある分昨日よりは遙かにましに感じます。そうだ、ふとんカバーを洗おうと思い立ったはいいですが、もうお昼。朝からなら問題なく乾いたと思いますが、夕方までに乾くかな…

また泣くアクア様 

 それはさておき昨日に引き続き視聴している2019年冬季アニメの序盤の感想です。アクア様、今日はようやく自分が紹介されるものと思ってたでしょうけど、残念でした。

賭ケグルイ××序盤感想 

 まずは第2期にあたる「駆ケグルイ××」。3話まで視聴しましあ。第1期は2017年7月~9月に放映されました。深夜アニメとしては高い視聴率だったそうですが、円盤の売れ行きが良くなかったので心配していましたが、テレビドラマ化、実写映画化、ゲーム化と積極的にメディア展開を繰り広げており、晴れて2期制作となりました。

綺羅莉と夢子 

 原作の生徒会長選挙編を描くそうですが、原作既刊10巻中1期で描いた生徒会役員編で既に6巻ぐらいまで消化しているので、原作に追いついちゃいそうな。ま、1期同様ラストはオリジナル展開するのかも知れませんが。

指ギロチン 

 上流階級・政財界の子女が数多く通う名門・私立百華王学園は、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・桃喰綺羅莉により、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されています。この学園を支配するということは、ひいては日本を支配することなんだそうで、生徒会長の座は権力亡者にとっては垂涎なんですが、綺羅莉は突如生徒会を解散し、生徒会長選挙の実施を宣言します。

恒例の顔芸その1
恒例の顔芸その2 

 といってもそこはギャンブル学園である百華王学園、単純な投票制ではなく、ギャンブルによる票のやり取りの結果、最も多くの票を獲得した者が生徒会長となるというシステムです。この選挙は同時に綺羅莉の桃喰家を本家とする百喰(ももばみ)一族(○喰と、必ず「喰」の字が入る)の当主を決める争いでもあり、分家の候補者達が続々と転校してきました。実は主人公の蛇喰夢子の「蛇喰」も百喰一族の分家の一つだそうです。

夢子通常時 
ガンギマリの夢子 

 通常はお淑やかな物腰で丁寧な口をきく夢子ですが、リスキーなギャンブルを異常なまでに好む、破滅的思考の狂ったギャンブル中毒者です。通常時は育ちの良い早見沙織が地で演じている気もしますが、ギャンブル時はしばしば別人格(?)「マダムさおり」が降臨しているような。ラジオ番組でしばしば演じる「マダムさおり」を聞いたスタッフがキャスティングしたのでは?というのは穿ち過ぎた見方でしょうかね。

蟲喰恵利美 
恐怖におののく恵利美 

 既にやって来た百喰一族のうち、竹達彩奈演じる蟲喰(むしばみ)恵利美と最初に対決しました。蟲喰家は代々拷問を稼業にしているとかで、常に持ち歩いている拷問器具を用いた「指切りギロチン」での勝負となりました。1本だけギロチンに繋がっている20本のロープを次々と切っていくというもので、実は安全用の鉄板を仕込んでいるため、恵利美だけは余裕綽々なんですが、勝負の途中の夢子のセリフから、実はその鉄板が外されているのではという疑心暗鬼に陥り、意地は見せたものの敗北しました。相手がガチのギャンブルジャンキーである夢子とマジモンの破滅主義者である生志摩妄(いきしま みだり)だったのが運の尽きでした。

陰喰陽喰姉妹 
勝てばよかろうなのだァ 

 現在は陰喰三欲(いんばみ みよ)と陽喰三理(ようばみ みり)の二人とギャンブル中です。この二人の家は製薬を稼業としているそうで、本来は陰喰家の実の姉妹ですが、三理は子供のいなかった陽喰家に養子に行ったそうです。製薬という稼業を利用し、対戦相手に毒を盛ることで勝負を支配するというただの反則やんけという戦法で生徒会役員の西洞院百合子を破り、夢子をも毒に倒れさせました。

毒に倒れる夢子
芽亜里参戦 

 これから、夢子の相方だった鈴井涼太と、救援にやってきた早乙女芽亜里を相手に戦うことになります。「勝てばよかろうなのだ!」じゃカーズ様みたいですな。

綺羅莉と百喰一族 

 その他、やって来た百喰一族には等々喰定楽乃(ととばみ てらの)、和楽喰淑光(わらくばみ すみか)、和楽喰淑光(わらくばみ すみか)、骨喰(ほねばみ)ミラスラーヴァ、尾喰凛(おばみ りん)らがおり、勝負には参加しないようですが、×喰零(ばつばみ れい)という男装の麗人もいます。夢子はこれらの怪人達全員と勝負するのか、それとも芽亜里の他、1期で夢子と戦った夢見弖ユメミとか皇伊月といった連中が戦うのか。チームバトルみたいになるとそれはそれで面白いですが、週刊ジャンプ的な展開とも言えてしまいますね。

盾の勇者の成り上がり序盤感想 

 続いて「盾の勇者の成り上がり」。3話まで視聴しました。2クール放映予定の上、1話は1時間スペシャルと力が入っています。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の同名ライトノベルが原作ということで、いわゆる「なろう系」の一つということに。

実際の四聖勇者 

 「なろう系」は、、初心者の習作や好きな作品の模倣などから、似通った設定・展開の作品が流行りを形成することが多く、これを「テンプレ」と呼んでいます。「ニコニコ大百科」によるその定型的な例は…
 ①主人公が何らかの理由で異世界へ転生・転移する
 ②序盤で主人公がチートと呼ばれるほどの力を得る。努力を必要としないことが多い。
 ③ありふれた知識、能力でも異世界では英雄に等しい活躍ができる
 ④ゆく先々でヒロインを助けてモテてハーレム作り
 ⑤とにかく作品名が長く、作品名だけで内容がわかってしまうことが多いなどだそうです。

全然人気がない尚文 

 本作は、平凡な大学生岩谷尚文が異世界に召喚されるところから始まっているので①は間違いないとことですが、序盤は「お?」と思える展開でした。というのも…
 ①他に召喚された三人と共に「四聖勇者」とされているのに、なぜか盾の勇者である尚文だけ異世界の人々に邪険にされる
 ②異世界の戦士らが各勇者のお供につく中、尚文にはゼロ
 ③そんな中唯一お供に来てくれたマインはとんでもない悪女で、尚史は濡れ衣を着せられ名声も金銭も失う
 ④盾の勇者である尚文は防御力は高いが攻撃力がほぼゼロなので、単独ではレベル上げも困難


冤罪 
そしてこの顔である 

 ということでのっけからとんでもなく悲惨な境遇になる尚文。「なろう系」では主人公が苦労したり困難に直面することが少ないと言われる(読者が主人公を自分と同一視しがちなため、そういうのが好かれないとか)のですが、異例の展開です。

闇堕ち尚文 

 憧れの異世界(?)に来たのにうち続く災難にすっかり人間不信に陥り、味覚すらなくしてしまった尚文ですが、その後マリー・アントワネットばりに仲間がいないなら命令に絶対服従の奴隷を持てばいいじゃないとばかりに奴隷の亜人少女ラフタリアをお買い上げし、攻撃力として活用します。

奴隷商人 
奴隷少女ラフタリア 

 攻撃力が欲しいといいながら年端のいかない幼女を買うという鬼畜ぶり(持ち金で買えるのがそれくらいだったという事情もありますが)。しかし亜人はLv上昇に合わせて急成長するという、いかにも「なろう系」的な便利な設定のため、3話ではすっかり大きくなっています。そのあたりチートといえばチートなんですが。

買われておののくラフタリア 

 ただ尚文、極度の人間不信に陥りながらもラフタリアを虐待することはなく、きちんと食事や薬を与えられ、過去のトラウマ(両親が怪物に殺され、奴隷になった後も虐待される)を尚文の激励で克服したことで、一緒に戦い続ける決意を固めます。いくらなんでも普通の(亜人だけど)女の子がそうそう剣技に秀でるはずがないので、信頼の絆だけではない何かがありそうな気もしますが。

尚文の恩 

 ラフタリアのCVは瀬戸麻沙美。瀬戸ちゃんのロリ少女役というのは珍しいなというのが第一印象でした。「Tari Tari」の宮本来夏は小柄でロリっぽかったけど、年齢的には他のキャラと同年代だったし。しかしたった1話で大きくなったので、大人ラフタリアが本命だったのかと納得。1話ぐらいならロリキャラを演じる腕はあるでしょうし。

大きくなったラフタリア 

 ラフタリアが大きくなって美少女化していることにも全く気付かない尚文ですが、これからは他の仲間も出来る模様です。しかも女の子キャラばかり。このあたり「なろう系」テンプレ“④ゆく先々でヒロインを助けてモテてハーレム作り”に該当するといえば該当しますが、「この素晴らしい世界に祝福を!」のカズマ同様、その境遇が楽しめるのかどうかは不明です。カズマの場合はパーティーメンバーがルックスはともかくその他がダメダメなせい(カズマ本人もダメダメなのでお似合いのパーティーといえばそれまで)ですが、尚文の場合はパーティーメンバーを女性として見れないのではないかとも。

黙っていると美人なマイン 

 なお尚文を陥れたマインは実は王国の第一王女でした。そういう高貴な身分にもかかわらず、人を騙して陥れることが好きで、しかも騙した相手に真実を告げて嘲笑うというとんでもない性格なんだそうです。そのせいで女王から全く信頼されておらず、第二王女の方が王位継承権が上なんだとか。CVはブリドカットセーラ恵美。なぜだブリちゃん!(笑)。

ブリちゃん近影 

 いや、声優だからどんな役でもキャスティングされたら演じるのは当然なんですが、私史上屈指の好きキャラである「ハルチカ」の穂村千夏を演じたブリちゃんがこんなクズキャラをと思うと涙がちょちょぎれます。とはいえ「CHAOS;CHILD」の来栖乃々以降あまり大きな役が来ていないようなので、えり好みしている場合ではありませんね。せめてとんでもないクソビッチぶりを演じてください。

魔法少女特殊戦あすか序盤感想 

 最後は「魔法特殊戦あすか」。3話まで視聴しました。異世界「地冥界(ディスアス)」の侵攻に遭い、風前の灯火となった人間界に、「精霊界(フェアト)」の支援で誕生した魔法少女達。その戦いを描くのかと思いきや、既に終わっていて「それからの魔法少女」を描く作品です。

ディスアスの侵攻 
マジカルファイブ 

 地冥界を撃退した大戦「ディストニア戦争」では多くの魔法少女、魔女、魔術師が生まれ、また斃れていきましたが、主人公大鳥居あすかは「ディストニア戦争」の決着を付けた伝説の魔法少女5人組(マジカル・ファイブ)のリーダーでした。3年前は。

ラプチャーあすか 

 地冥界を退けた戦後の人間界は平和になったかというえば実はそうではなく、異世界との接触により生まれた新たな魔法的な軍事バランスが生じており、その最たる者であるマジカル・ファイブの面々も母国の軍隊に所属するなどしています。しかし戦争で精神的に極度に疲弊したあすかだけは戦後は隠遁状態となっており、自衛隊の勧誘にもかかわらず、平凡な女子高生として暮らしたいと願っています。しかし現実はそれを許すことなく…

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました 
精霊犯罪者の登場 

 米ソ冷戦構造が終了すれば世界は平和になる…そんな風に単純に考えていた人達がこの世界にもいました。今となっては極めて脳天気なことですが、現実の世界は全く違いますね。そういう世知辛い現実を「魔法少女もの」に持ち込んだような作品です。

ウォーナースくるみ 

 既にあすかが接触した「ウォーナース☆くるみ」こと夢源くるみは陸上自衛隊研究本部総合研究部第2研究課所属の魔法戦研究官として活動していました。かつて戦うことに尻込みしていたくるみをあすかが口説き落としたという経緯があるので、あすかには後ろめたい想いがあるようですが、魔法少女となったことでディスアスに両親を惨殺されているという過去があるのであすかを一方的には責められません。

くるみを勧誘するあすか 
引退しても訓練は続けているあすか 

 ちなみにあすかは「ラプチャー☆あすか」として戦っていましたが、マジカル・ファイブのリーダーらしく圧倒的な近接戦闘能力を持ちながら精神面は脆かったようですが、身近な人々がテロに巻き込まれる事態になってきており、これはもう再び魔法少女として立つしかないようです。

アメリカの魔法少女 

 マジカル・ファイブの他の面々も、米ロ中でそれぞれ軍や政府に所属して非合法活動を行っているようです。ちなみに魔法少女としての活動に制約があるような描写は今のところはないようで、その気になれば「新世界より」の能力者のように王朝の君主として君臨できそうな感じですが…やはり年齢的な制約とかはあるんでしょうか。魔法少女だけに「少女」を名乗れる間までとか。

自衛隊の勧誘 
テロリストと戦うあすか 

 「魔法少女まどか☆マギカ」以来、従来の構造を覆した「魔法少女もの」が百花繚乱となっていますが、本作もその一つといえましょう。魔法少女となった理由である「大戦」を描かず、「その後」に焦点を当てたとろこは目の付け所が違うなあと思います。「火車」とかの宮部みゆきの小説的というか。

悪の魔法少女か 
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2019年冬季アニメ序盤の感想(その1):ブギーポップは笑わない/エガオノダイカ/グリムノーツ

寒中ですぜ

 今日は寒い!さすが寒中。大阪も日差しがなくて一桁台の気温です。風花がちらついていたような気がします。札幌勤務経験者だろ、近畿あたりの寒さでガタガタぬかすなとは自分でも思うのですが、それでも寒いモノは寒いです。次の日曜日は節分、翌日の月曜日は立春ということで、ここさ寒さの底なんでしょうか。夏の場合は立秋過ぎてからもいよいよ暑いですけどNE!

2019年冬季アニメ一覧 

 さて冬季アニメも順調に放映されているようで、続々と3話を超えているようなので序盤の感想をつらつら書いていきましょう。なぜ3話でなのかと言えば、視聴打ち切りの目安として3話まで見て判断しようと考えたからです。これが正しいのかどうかは人によって判断が分かれると思いますが、昔「魔法少女まどか☆マギカ」を見た時、3話ラストで衝撃的な事件が発生し、以降の展開がそれまでと全く変わったということがあったので、個人的には外したかなと思ってもとりあえず3話までは見ようと思うようになりました。…そうはいっても1話で切っちゃったことがないわけではないですけどね。人間誰しも我慢の限界というものが。

ブギーポップは笑わない序盤感想 

 まずは「ブギーポップは笑わない」。原作は20年以上前の刊行で、現在のライトノベルに大きな影響を与えたとされる作品です。4話まで視聴。多分原作がそうなんでしょうけど、各登場人物の視点からの物語を重ね、全部見て事件の全体像が分かる構成になっていますが、それは視聴者(読者)にとってだけで、登場人物的には消化不良この上ないだろうなあと思われます。なにしろ校舎の屋上でブギーポップと会話するだけだったキャラとかいますから。

ブギーポップ 

 ブギーポップとは直訳すると“不気味な泡”。自らを水底から水面へ浮かび上がる泡に喩えたもので、「世界の危機」をきっかけに無意識下から自動的に現れる存在です。本来は普通の女子高生である宮下藤花の別人格といえますが、藤花自身はそんな人格の存在すら気付いていません。

宮下藤花 

 「世界の危機」とは何かといえば、この世界の持つ可能性を閉ざしてしまう危険を秘めた「世界の敵」が現れることだそうで、なぜか藤花が通う深陽学園にやたら出現するという。死者行方不明者多数なので学園の存立が危機的なんじゃないかと思われますが、金田一少年などが通う学校同様なぜか皆平然としています。

屋上で会話するだけ 

 行ってみればブギーポップは世界が危機的状況になると現れて世界の敵を排除するという、世界そのものが持っている免疫機構のようなもののようで、Fateシリーズの「人類悪」と戦って人類存続を守るグランドクラスの英霊に似た存在といえます。というかFateシリーズの方がこちらにインスパイアされたんでしょうが。

マンティコアさん 
マンティコアの最期 

 3話で原作1巻「ブギーポップは笑わない」が終了し、4話からは原作2巻「VSイマジネーター」が始まっています。高校生が「世界の敵」になるあたり、後発作品に比べるとスケールの小ささがちょっと気になりますが、当時のラノベってそういうものだったんでしょうかね。

炎の魔女 

 高い戦闘力を持ち、「炎の魔女」と呼ばれる霧間凪という女子高生がいて、“正義の味方”を目指し、そのためなら自身が停学になることも厭わないという彼女の存在は、やはりFateシリーズの衛宮士郎に影響を与えているようです。もしや「炎の魔女」って、「超人ロック」の「炎の虎」と「魔女の世紀」から採られてませんか?あまりにうがった見方かな。

世界の敵早乙女 世界の敵水乃星

 そのほかにも一見普通の高校生に見えるけど実は…というキャラがいるようで、「世界の敵」も含めてそういう特異な高校生が深陽学園に一堂に集まっていること自体“見えざる神の手”のような何らかの作用が働いているような気がします。Fateに限らず他の作品群にも影響を与えているのでしょうが、他はよく知らないもので。

新刻敬
末真和子 

 展開が非常に独特で、言ってみれば癖があるのですが、もっと癖がすごい西尾維新(この人も大きな影響を受けたそうです)の作品などを視聴した後となってみればどうということもありません。なにかの作品に似ているなと感じることが結構あるかも知れませんが、あくまでこちらの方が先行作品であるということを忘れないようにしましょう。

エガオノダイカ序盤感想 

 お次は「エガオノダイカ」。3話まで視聴。タツノコプロ創立55周年記念作品でオリジナルアニメなので展開は全く読めませんが、人類が宇宙に進出して植民したある惑星が舞台のようです。

ユウナ王女 

 その惑星ではソレイユ王国とグランディーガ帝国が資源などを巡って戦争状態にあり、モビルスーツのような人型ロボット兵器やそれを搭載する陸上空母など現代を凌ぐテクノロジーがあるようなのですが、特殊な動力源を使用しているせいで航空戦力が全くないという極めて偏った兵器構成となっています。別の惑星だから資源も地球とは違うのかも知れません。王国・帝国のほか、辺境伯とかがいて、政治・社会構造はまるで中世みたい。

はやみんのステラ 

 ソレイユ王国の王女ユウキとグランディーガ帝国の軍人ステラがダブル主人公のようで、ユウキは12歳。唯一残った王族ですが、幼いので側近らには「真実の現状」をほとんど教えられていませんでした。ステラにしても17歳で、軍務に就くには若すぎるような気がしますが、それだけ人的資源が枯渇しているのか。

陸上空母 
ロボット戦闘 
帝国軍ロボ 

 まだまだキャスティングが終了したという段階なので、展開はこれからというところでしょうか。敵国同士の王女と一軍人が一体どのようにして交わるのか。ダブルキャストとはいえ久々の主演であるはやみんに期待しましょう。

グリムノーツ序盤感想 

 続いて「グリムノーツ The Animation」。3話まで視聴。スクウェア・エニックスによるゲームアプリ「グリムノーツ」のアニメ化です。ゲームの方はやったことがありません。

エクス 

 神の如き存在であるストーリーテラーが、昔話や童話をベースに作った「運命の書」を与えられた人々が、そこに書かれた役割のとおりに生きている世界で、なぜか空白の運命の書を持っていた少年エクスが、世界崩壊の危機に仲間達と共に立ち向かう話です。

エクスとシンデレラ 

 この物語での世界は想区と呼ばれ、例えばエクスは「シンデレラ想区」の出身でした。混沌をもたらす謎の敵「カオステラー」とその走狗であるヴィランと呼ばれる怪物達は、想区の崩壊を画策しているようで、エクス達は各想区を巡ってこれを防ごうとしています。

空白の運命の書 
導きの栞 

 エクス達空白の運命の書の持ち主は、「導きの栞」と呼ばれる不思議な栞を空白の書に挟むことで一時的にヒーローと一体化することができます。エクスはアリスに変身し、仲間であるレイナはシンデレラ、シェインはロビンフッド、タオはゴリアテに変身していますが、他のヒーローへの変身も可能なようで、エクスは2話で、1話で助けた赤ずきんに変身しています。しかしこの人、女体化変身が好きですね。今後は助けた想区のメインキャラを取り込んでいくとしても、おっさんのドンキホーテとかは変身したくなさそう。

レイナ、タオ、シェイン 

 3話は(おそらく4話も)過去編で、エクスが旅立つ前の話が描かれています。シンデレラはエクスの友達でしたが、それがなぜレイナの変身体になることになったのかが明かされることでしょう。そもそもなんでエクスはアリスに変身することになったのかもいずれ描かれるのか。

コネクト  

 想区の中で、己に与えられた役割に何の疑問も持たずに生きている人々は、まるでゲームの中のNPCみたいですね。多くの想区は一定の周期で運命がループし、延々と同じ物語を繰り返し続けるそうですが、例えばシンデレラ想区では、シンデラレが王子様と結婚したらそこからリセットされるんでしょうかね。それとも「いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ」の部分が描かれ、例えばシンデレラが死ぬまで続いてそこからリセットされるのか。

赤ずきん

 「赤ずきん」なんか、赤ずきんが狼に喰われて助けられるまででリセットされるんでしょうかね。おばあさんの運命の書はラストは「狼に喰われて死ぬ」になってるんでしょうか。そんな運命の書を持たされたら運命に反逆したくなる気もしますが。シンデレラの継母や義姉なんか、前もってシンデレラを亡き者にしてしまいそう。

闇堕ち赤ずきん 

 種田梨沙がロリキャラ赤ずきんを演じていたのは新鮮でした。こういう役は珍しいのでは。出演した「ゾンビランドサガ」のヒットは大変良かったですが、やはり休養前に比べるとまだまだ活躍の度合いがなあ。ぜひ完全復活して欲しいものです。今回のロリ&闇堕ち展開はなかなか良かったですぜ。

変身後のグリムノーツ 

 レイナ役は上田麗奈なんですが、名前でキャスティングした訳ではないでしょうが…(笑)。ちなみに変身後はCVも変わりますが、レイナだけはシンデレラに変身してもやはりCV上田麗奈。お得というかなんというか。

シンデレラのヒーリング 

好きなアニメキャラ(その97):ゆんゆん(「この素晴らしい世界に祝福を!」シリーズ)  

本日大寒

 本日は大寒。寒さが最も厳しくなるころです。大阪は雨模様で、雪じゃないから暖かかろうと思はいますが、日差しがないので風景は寒々しいです。大寒の朝の水は一年間腐らないなんて言われているそうですが、どこかの勇者がこの水を保管し続けて大暑の頃にグビッと飲んでみてくれないですかね?命の保証はできませんけど。

当然私が一番 

 さて昨日紹介した「この素晴らしい世界に祝福を!2」ですが、本日は「このすば」から好きなキャラを紹介していきたいと思います。と言うと、水の女神アクア様がウォーミングアップを始めているようです。確かに存在感といいルックスといい(それと裏腹の)性格といい、シリーズに不可欠の最重要キャラであることは間違いなく、私も大好きなんですが…本日はパス。

くやしいのう、くやしいのう 

 だってアクア様はこの泣きわめく姿こそが至高ですから。基本女性キャラの泣くシーンはあまり好きではありませんし、泣かせたいとも思わないのですが、アクア様だけは別。ドSという訳でもなく、なぜか積極的に泣き喚かせたい。なにしろその方が面白いから。

ゆんゆん 

 ということで主役級のアクア様を差し置いて私が紹介したいのはゆんゆん。よく「電波ゆんゆん」なんて言い方がありますが、支離滅裂な事やつじつまの合わない事、妄想や訳の分からない事を云う人を 「電波系」なんて言います。「電波ゆんゆん」 は、そうした 「電波系」の人でもとりわけその度合いが甚だしい人に対して使う、一種の罵倒語です。語源は福島県立清陵情報高等学校の校歌「宇宙の奥の宇宙まで」の歌詞の一節“若い稲妻 ゆんゆん”“発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん 発信ゆんゆん” に由来するとか。うわぁ…すごい歌詞ですね。

ゆんゆん設定画 

 ゆんゆんは紅魔族と族長の娘で、カズマ一行のめぐみんの同級生です。紅魔族は人間ですが、生まれつき魔力と知力が非常に高くて魔法使いに高い適性を持っており、ほぼ全員が上級魔法使いであるアークウィザードです。瞳が紅く、黒いローブやマントを好みます。それってどこの中二病だよと思ったあなた。あなたは鋭い。

仮面ライダーになるのか? 

 紅魔族は一族全体が中二病的な性格で、極めて特徴的な名付けを行う傾向があります。「めぐみん」もそうですが、これなんて「めぐみ」の愛称程度でかなりましな方です。めぐみんのママンは「ゆいゆい」、パパンは「ひょいざぶろー」、妹は「こめっこ」だそうで…。「ゆんゆん」も族長の娘ということでとりわけ電波な名前を付けられてしまったのでしょう。
 しかし名前とは裏腹に、変わり者ばかりの紅魔族の中では常識的な性格の持ち主で、自分の名前もかなり変である自覚を持っています。なので中二病全開の一族独特の名乗り(「我が名はゆんゆん。アークウィザードにして上級魔法を操る者。やがて紅魔族の長となる者……!」)も恥ずかしがっています。めぐみんは喜々としてことあるごとに「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手にして爆裂魔法を操る者……!」と叫んでますが。

永遠のライバルらしい 

 普通の場所に生まれていれば何の問題もなかったのでしょうが、出身地はなにしろ変人揃いで有名な紅魔の里のまっただ中。普通の性格のゆんゆんは、周りから「変わり者」扱いされてしまうことになり、友達ができずぼっちロード一直線。“友達”と称する同級生に金銭をたかられ、つなぎ止めるためにアルバイトにいそしんでいたり、自分より成績の良かっためぐみんをライバル視して毎日のように勝負を持ちかけてはお弁当を巻き上げられたり。

アークウィザードゆんゆん

 学校での成績はめぐみんの方が良かったそうですが、大威力ながら一日一発限りの爆裂魔法一択で、他の魔法は一切使えないし覚える気もないめぐみんに対し、ゆんゆんは中級魔法と上級魔法をバランス良く使え、体術もある程度こなせる文武両道の優秀な魔法使いとなっています。「蒼き稲妻を背負う者」「雷鳴轟く者」の通り名(これも中二病的ですが)に違わず、上級魔法の光の剣で何でも切り裂く「ライト・オブ・セイバー」を得意としています。アクアの天敵であるジャイアントトードなどものともしません。

ロックの光の剣 

 この「ライト・オブ・セイバー」、近接戦用かと思いきや、投げつけて使用していたので、まるで「超人ロック」シリーズに登場する「光の剣(サイコスピア)」みたい。命中すると爆発するあたり特に。もっとも光の剣が爆発するのではなく、命中した対象が爆発していますが。

目が死んでるゆんゆん 

 アクセルの街でも何かにつけてめぐみんに勝負を挑みますが、ライバル心を抱くとともに友人でもあると思っており、めぐみんに素っ気ない態度をとられると、慌てながらすがりついています。それを見越してわざと素っ気ない態度を取るめぐみん…。

対ゆんゆん勝負手帳 
勝利に喜ぶめぐみん 

 しかしその実、勝負の結果は手帳にしっかりメモしており、勝つたびにドヤっていました。実は結構こだわっていたという。そのあたりが実に中二病患者です。

水晶対決 

 ウィズの店の商品「仲良くなる水晶」は、熟達した魔法使いでないと使いこなせないそうですが、めぐみんと並んでゆんゆんも使いこなしていました。ただしこの水晶、使用者の恥ずかしい過去を投影し合い、それによりお互いの理解や情が深まるというとんでもない仕組みのアイテムでした。この結果判明したゆんゆんの過去は…

ゆんゆんのお誕生会 
ゆんゆんのお誕生会その2 

 誕生日は一人ぼっち。「巨人の星」のトンデモエピソード「星飛雄馬のクリぼっち」を彷彿とさせます。

星飛雄馬のクリスマス 

 友情はさておき、ケーキやごちそうにありつけるなら、めぐみんなら飛んできそうなのに。

ゆんゆんの一人チェス 

 一人チェス。一手打つごとに席を変わって「そうきたか~」的なセリフを。

花に逃げられるゆんゆん 

 犬はおろか、花(水仙?)まで近づくと逃げていく。根の代わりに足がありますが、マンドラゴラの一種なんでしょうか。しかし自走式のマンドラゴラは珍しい(いや、そういう問題じゃない)。

悪魔を友達にしようとするゆんゆん 

 「もう、悪魔が友達でもいいかな」と呟いて悪魔を召喚しようとする。悪魔は来てくれたんでしょうか。まさかゆんゆんを見て魔界に戻っちゃったりして。

全米が泣いた 

 恥ずかしいぼっちエピソードのオンパレードに涙目になってしまったゆんゆん。これは辛い。全米が泣いた。傍で見ていた人もこのとおり。しかし同時並行的に明らかになっためぐみんの過去だって相当なものでしたよ。パンの耳を盗んでむさぼり食ったり、野菜泥棒したり、ザリガニや蝉を料理して食ってたり。めぐみんのエピソードが食方面に偏っているのは、ひとえに実家が貧乏だったからの模様。

 恥をさらしすぎて涙目のゆんゆん

 ゆんゆんもめぐみんも14歳位だそうですが、貧乳でカズマから「ロリっ娘」呼ばわりされるめぐみんに対し、ゆんゆんは背も高く全体的にスラリと整った体型をしており、発育も実に良い美少女です。何でも凄腕の魔法使いほど巨乳の傾向があるそうなので、ルックスだけで言えばゆんゆんの方が凄腕魔法使いということに。
手土産持参のゆんゆん 
ブタの丸焼き持参のゆんゆん 

 めぐみんを訪ねにカズマ達の屋敷を訪れた際も、手土産として「フルーツの盛り合わせ」や「豚の丸焼き」を持っていくなど、常識的というより世間一般よりも律儀な一面を見せていて、どう考えていい子にしか見えません。しかも二回共めぐみん(それ以外の住人も)不在だったという不憫さよ。

照れるゆんゆん

 魔法使いなのになまじ体術もこなせる万能ぶりでパーティーを組む必然性がなかったことに加え、生来のぼっち気質のせいで未だにパーティーを組んでいませんが、アクセルの街に来てからは素の性格のままで友人が増え、それなりに楽しい日々を過ごしており、紅魔の里には帰らずにアクセルに住み続けています。

バニーガールゆんゆん 
カズマに尽くすゆんゆん 

 初登場は「このすば2」2話「この紅魔の娘に友人を!」ですが、実は一期11話(OVA)「この素晴らしいチョーカーに祝福を!」に登場しています。ゆんゆんを見たカズマは「胸元しか見ていない」と発言し、カズマの首にかかった呪いのチョーカーを外すために、パーティー一行と共になぜかゆんゆんもセクハラの餌食にされてしまいました。バニーガールのコスプレをさせられたり、風呂で身体を洗わされたり。どこの風俗店だそれ。

普通に可愛いゆんゆん 

 しかしなぜカズマが自分のパーティーに誘わないのか謎ですね。めぐみんの爆裂魔法は確かに強力ですが、一日一発限りだしダンジョンのような狭い場所ではそもそも放てませんし。TPOに応じて魔法を使い分けられるゆんゆんの方が絶対使い勝手がいいと思いますが。登場キャラとしては、クリスやウィズと並んで常識人な性格の部類のキャラですが、それがネックなんんでしょうか。非常識キャラばかりのパーティーだから常識人は入れないとか。私なら絶対仲間にしますが。

紅魔族ガールズ 

 ちなみにこれが紅魔族ガールズ。左の「ふにふら」と「どどんこ」がゆんゆんに「友達」と称して金銭をたかっていました。その他「あるえ」「ねりまき」「こめっこ」…妙な名前のオンパレード。これで感性もアレならそりゃあゆんゆんがぼっちになるのも仕方がない。

ミセス豊崎愛生 

 CVは豊崎愛生。背が高いことで知られる早見沙織(164㎝)、瀬戸麻沙美(167㎝)をしのぐ169㎝の大型声優です。最近だと「クズの本懐」で、実に清楚でお淑やか風のルックスを持ちながら、男から好意を寄せられることや他人のものを奪うことに快感を覚え、誰とでも関係を持ってしまうウルトラビッチの皆川茜先生の演技が特筆ものでしたが、出世作である「けいおん!」の平沢唯のようなほっこりした役や、「花咲くいろは」の押水菜子や「ゆるキャン△」の犬山あおいのような高身長巨乳キャラがはまり役のような。

皆川茜もやっていた 

 人気声優ユニット「スフィア」の一員で、メンバー中最も早く2017年10月に結婚していますが、今月戸松遙も結婚を発表しています。戸松遙は身長165㎝。もしやスフィアは背の順で結婚していくのか。だとすると…いや何でもない何でもない(汗)。2017年から活動を休止しており、今年活動再開の予定としていましたが、さてどうなるのか。ま、声優活動は皆さんもれなく継続しているようですが。

スフィアの面々

この素晴らしい世界に祝福を!2:今年は映画化もされる人気シリーズ

稀勢の里最後の栄光

 筑波嶺の英雄・史上最弱の横綱と揶揄される稀勢の里が引退しました。まああの体たらくでは仕方がないかなと思いますが、横綱として確かにアレでしたが、あの人の真価はそれ以前にあったと言っていいでしょう。横綱になるにしても、大関になるにしても、とにかくこの人は難航しました。もっと言うと関脇になるのにさえ。小結で好成績を残しても、当時の関脇が二人とも勝ち越していたという場所が何場所もあった記憶があります。大長期休場&大不調の原因となった日馬富士との一戦が返す返すも悔やまれます。日馬富士ももっと早く貴ノ岩をリモコンで殴っていれば…(爆)。とはいえお疲れ様でした。引退後の新たな人生が充実したものであるといいですね。

このすば2 

 さて本日は「この素晴らしい世界に祝福を!2」の感想を。昨年中に視聴していたんですが、他に優先する記事があって遅くなりました。え?もっと更新頻度を上げろ?それがなかなかねぇ…憂き世は世知辛いものです(遠い目)。「この素晴らしい世界に祝福を!2」は第一期の一年後、2017年1月より3月まで放映されました。物語は完全に第一期最終回を継承していて、登場人物は一年という時間の経過を一切感じさせない(物語中は全然時間が経過していないから当然ですが)クズっぷりを再び見せてくれたのでした。

多脚砲台のようなデストロイヤー 

 アクセルの街に迫った暴走する機動要塞デストロイヤーを撃破して、英雄となったかと思われたカズマ一行ですが、動力源である宝珠コロナタイトを自爆させようとしたのを阻止するため、行き先ランダムのテレポートを使ったところ、アクセルの街の領主(悪徳貴族)の屋敷に瞬間移動して爆発したということで、裁判にかけられます。

カズマ裁判 
処刑台付き裁判所 

 死刑になりかかったカズマですが、ダクネスが名門貴族ダスティネス家の令嬢であることをカミングアウトするや、悪徳貴族は自分の息子とダクネスの見合いを持ちかけます。ダクネスはドMとはいえ見てくれはいいし、なにより名門貴族の一人娘。結婚がもたらすメリットは計り知れませんね。

悪徳貴族 ダクネスのお見合い相手
お見合いモードのダクネス

 見合いの相手は意外にも好人物。しかしダクネス自身は冒険者を続けたいということでカズマ達は縁談壊しの片棒を担がされます。クズばかりのパーティーから一人でも円満に寿退職してくれればと思っていたカズマですが、結局のところ縁談はなかったことになりました。

地獄の公爵バニル 
カズマに商談を持ちかけるバニル 

 その後、魔王軍幹部の一人で地獄の公爵・バニルと戦い、ずっこけた激闘ながらこれを撃破。しかし実際には、バニルもウィズと同様、魔王城の結界維持のためだけに協力している「なんちゃって幹部」で、前々から魔王軍を辞めたがっていたということで、カズマ達に倒されたということにして復活しました。バニルにとっては残機が一つ減った程度のダメージということですが、お前の残機はいくつあるんだ。以後はかねて親しかったウィズの店で働いていますが、ウィズに経営能力が全くないので実質バニルが取り仕切っているようです。

セレブ化したカズマとアクア 

 バニルから持ちかけられた商談に乗って金持ちになったカズマ、もはや魔王を倒す気が全くなくなり、金で冒険者をたくさん雇って数の力で魔王を倒せばいいとのたまいだす始末。やはり悪魔は人を堕落させるんだ。爆裂魔法を使いたくて仕方がないめぐみんは、温泉街への旅を提案します。

リザードランナーの群れ 
アクアの宴会芸 
亡者の群れ 

 旅の途中にもいろいろとアクシデントがありましたが、いずれもカズマ一行の名声を高める結果に。その実原因は例によってアクアの駄女神ぶりにあったということで、賞賛も賞金も受け取りを辞退するカズマ。それでさらに声望が高まったりして。そうか、クズのカズマにも羞恥心とか罪悪感があったんだね。もっともこれらもなくしてしまうと全く共感できない本当のクズになってしまいますからね。

アルカンレティア 

 旅の行き先は水と温泉の都アルカンレティア。女神アクアを崇めるアクシズ教の総本山ということでご機嫌なアクアですが…。アクシズって聞くとどうしても例の小惑星を思い出してしまうのですが、その神ということならハマーン様みたいなのが適任のような。

小惑星アクシズ 
女神みたいなハマーン様 

 異世界にあっては圧倒的にメジャーなエリス教に対し、マイナーでカルト宗教的なアクシズ教。数的格差はイスラム教のスンニ派とシーア派以上ではないかと思われますが、その分信者たちは奇人変人揃いのようです。なにしろあのアクアがご神体なので、教義も「欲望のままに生きろ」といったいい加減なもので、その割にやたら勧誘活動が執拗で、エリス教徒に対しては異様な敵意を見せるので、せっかくの温泉街なのに観光どころじゃなくなるという。カズマとめぐみんはトラウマになる程に憔悴していました。ドMのダクネスだけはにその対応に“感じて”気に入っていましたが。

カルト集団の勧誘 
エリス教徒への仕打ち 
魔女狩りの夜

 アクア自身も女神を僭称する不届き者としか思われず、挙げ句の果てには魔女狩りされるところにまで至りましたが、ちょうど源泉に毒を混ぜるなどの破壊工作を行っていた魔王軍幹部のハンスと出くわしたことでバトルとなりました。ハンスの正体はデッドリーポイズンスライムという変異種スライムで、スライムといえば雑魚だと思っていたカズマ(=ドラクエなどで植え付けられた日本人の先入観)とは裏腹に、強敵でした。打撃も斬撃も効かず、大量の猛毒を分泌して触れるだけで即死させられるという凶悪性能。しかもCVは津田健次郎でやたら格好いいという。

人に化けていたハンス
デッドリーポイズンスライムのハンス

 しかし、ウィズが魔王軍に協力する条件に「冒険者や騎士など、戦闘に携わる者以外の人間を殺さない事」を掲げていたにも関わらず、ハンスが一般人を殺害(捕食)していたことが発覚したことでウィズの怒りを買い、めぐみんの爆裂魔法、ウィズの冷凍魔法を受けて弱ったところをアクアのゴッドブローとゴッドレクイエムの二連発で倒されました。ジャイアントトードには全く効かなかったゴッドブローとゴッドレクイエムですが、アクシズ教徒の信仰心で威力が増幅していたとはいえ、魔王軍幹部を倒すとは。女神と魔族という相性もあったんでしょうね。

ウィズ怒りの一撃 
アクアのゴッドブロー 

 それならアルカンレティアでも英雄になったかと思いきや、余波でその場にいたウィズを弱らせたのは仕方がないとはいえ、アルカンレティアの源泉まで浄化してしまい、温泉をただのお湯にしてしまい、アルカンレティアの価値そのもののを消滅させてしまうという。自分の総本山になにしてんだアンタ(笑)。 

紅伝説 

 第三期をはようと思っていたら、劇場版を公開予定だそうです。タイトルは「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」。カズマ、アクア、ダクネスらが赤い稲妻のとどろく集落に向かって歩みを進めるなか、“紅魔族”である、めぐみんとゆんゆんがこちらを振り返っていますが、めぐみんがやたらしけた顔をしているのが気になります。キャッチコピーは「あの里に、行ってはいけない」なので、おそらくめぐみん・ゆんゆん達紅魔族が住む「紅魔の里」が舞台なのでしょう。周囲は強力なモンスターで溢れかえる危険地帯だそうですが、住民全員が上級魔法を使えるアークウィザードなので、魔王軍に攻め込まれても平然と追い帰しているそうです。

邪神ウォルバク 

 魔王軍には八大幹部がいるという話だったところ、ウィズとバニルは離脱、ベルディアとハンスは撃破され、いつの間にか幹部が半分になってしまいました。魔王打倒なんていったいいつ出来る話だよと思っていましたが、意外にすっとこどっこい生活の日々の中で進展させていたんですね。明日は好きなキャラを紹介することにしましょう。

京都小旅行(その6):初詣は京都で怨霊くくり

ブイン防衛作戦成功

 「艦隊これくしょん-艦これ-」の今回のイベント「邀撃!ブイン防衛作戦」を無事攻略することができました。年末年始はPCが使えず、スマホでもプレイできるとはいえいろいろと不便なので攻略できるか心配でしたが、前段作戦2海域、後段(拡張)作戦1海域という小規模作戦だったおかげで。とはいえ連合艦隊+航空隊3隊出撃+支援艦隊×2が必要とかなり経済的にはかなり厳しい作戦で、未所持艦娘との邂逅を企図するいわゆる「掘り」は資源の減少が半端ないので断念せざるを得ないかなと。

E1E2は乙で攻略 

 今回はちょっと突っ張って、前段作戦は難易度乙で挑んで成功させました。難易度甲の方がそりゃあ撃破ボーナスが豪華なんですが、まだちょっと自信が。

E3はいつものように丙 

 そして後段作戦は例によって安定の難易度乙。成功が最優先なのでどうしても日和ってしまいます。

峯雲 

 今回の新規艦娘です。まずはE1(ブラケット水道/クラ湾沖)突破報酬で入手できる朝潮型駆逐艦の八番艦峯雲。キュートですが、朝潮型は皆小学生高学年といった感じなところ、この子はちょっと発育が良くて中学生位に見えますね。これで朝潮型駆逐艦は全10隻中9隻が登場し、残す七番艦「夏雲」のみです。峯雲がセリフで「なっちゃん」と呼んでいるのは夏雲のことなのか?

日進 

 続いてE3(中部ソロモン海域ブーゲンビル島沖)突破報酬で入手できる(というかラスボスが改心したらしい)水上機母艦日進。神社の神官みたいな服装ですが、個人的には「うしろの百太郎」のコスプレかと思ってしまいました。広島・呉出身のせいか広島弁。浦風と仲良くなりそうです。

神風 

 そして幸運にもドロップで入手した神風型駆逐艦の一番艦神風。大正時代の建造で駆逐艦娘としては最古の形式。大正時代を意識してか大正ロマン女学生スタイル。一番旧式のせいで駆逐艦としては最弱ですが、本人は「旧型ですって? 馬鹿ね。駆逐艦の実力は、スペックじゃないのよ?」と意気軒昂。神風型は通常では建造もドロップもないのでイベントでゲットするしかありません。戦力としてではなくコレクション的に価値があります。

神威 

 最後にやはりドロップ入手の補給艦神威。速吸以来二隻目の補給艦です。大型艦建造で建造可能ですが、莫大な資源を浪費する恐れがわりに、神風同様戦力的勝ちは高くないのでイベント入手が基本かと。「かむい」と読みたくなりますが、実は「かもい」。北海道は積丹半島にある神威岬が由来ですが、こちらは「かむい」と読む不思議。装甲空母にもなる大型正規空母サラトガを大型艦建造で建造する場合は、神威かアイオワが旗艦である必要があるそうです。幸いサラは入手済みなので「私は一向に構わんッッ」(ドヤ顔)

ジョンストンブラダマンテ 

 ということで今回はたった4隻としょぼい結果ですが、前回の初秋イベントでゲットした艦娘達も十分に育ちきっていないので、育成を優先して資源を温存しつつまた次回のイベントに備えようかと思います。今回のご新規ジョンストンはルックス的にぜひ出会いたかったのですが、7回も十連ガチャを回して全然駄目だったFGOのブラダマンテに何となく似ているので、多分頑張っても出会えまいと(諦観)。

出町柳駅 

 行楽に良い秋もとうに過ぎて冬のまっただ中。おとなしく冬ごもりしているのが無難だと思っていましたが、今日はやけに暖かいのでついふらふらと京都に行ってしまいました。私、奈良派を名乗っていますが別に京都が嫌いという訳ではありません。行けば行ったでやはり京都は京都でいいですね。今回は京阪で終点出町柳まで行きました。

上御霊神社 

 そのまま叡山電車に乗り換えて比叡山というのも十分ありなチョイスなんですが、今回は年始めの初京都ということもあり、コンセプトは「初詣」。ちょっとマニアックな神社をせめてみます。まずは上御霊神社へ。先月秋篠寺に行った時、そばに八所御霊神社があってですね。怨霊として祟り、恐れられた御霊を祀るというコンセプトにちょっと惹かれました。祀っているのは崇道天皇(早良親王。光仁天皇皇子)、井上大皇后(光仁天皇皇后)、他戸親王(光仁天皇皇子)、藤原大夫人(藤原吉子、桓武天皇皇子伊予親王の母)、橘大夫(橘逸勢)、文大夫(文屋宮田麿)、火雷神(菅原道真)、吉備聖霊(吉備真備)。前回も突っ込みましたが、吉備真備を除いては祟る理由があるのは理解できるのですが、なぜに祟る要素がなさそうな吉備真備が入っているのか。実は火雷神は上記六柱の荒魂、吉備聖霊は吉備内親王(元明天皇皇女で長屋王妃。長屋王の変で自殺に追い込まれる)という説もあるそうです。

 平安京を造営した桓武天皇の時代に各地で疫病が流行し、これが御霊(怨霊)の祟りであるとして、貞観5(863)年に平安京の神泉苑で御霊会が催されたのが上御霊神社の創祀だそうです。「上」があるなら「下」もあるのか?そうなんです。続きは後ほど。

応仁の乱発祥の地の石碑 

 なお、室町時代の文正2(1467)年1月、失脚した管領の畠山政長と畠山義就との私闘がこの神社境内の森で行われ、世に御霊合戦と呼ばれています。この戦いが応仁の乱の契機となったことから、上御霊神社は応仁の乱発祥の地とされ、石碑が建っています。

相国寺法堂 

 神社一辺倒ではいかんかなと勝手に神仏習合して(単に通り道にあったというだけですが)相国寺を訪れます。臨済宗相国寺派大本山の寺で、創立者は足利義満、開山は夢窓疎石です。京都五山では天龍寺に次ぐ第二位で、義満健在の頃は一位になっていました。金閣寺も銀閣寺も相国寺の塔頭(境内の外にあるので山外塔頭)なんですね。

瑞春院 

 かつては義満の「花の御所」に隣接しており、現在は同志社大学に隣接しています。南には京都御所。火災や兵火で伽藍の多くが焼失し、境内も縮小しています。現在も多数の塔頭を抱えていますが、ほぼ非公開。まあ参観料を取られず良かったとも思えますが。豊臣秀頼が再建した法堂(重文)が堂々と建っています。

瑞春院の看板 
雁の寺(映画版) 

 山内塔頭の一つに瑞春院という寺があり、看板に作家水上勉が少年時代に暮らし「雁の寺」のモデルになった旨が記されています。「雁の寺」は直木賞受賞作ですが、堕落した禅寺の様子を描いており、これは瑞春院時代の自身の経験に基づいているそうです。つまり寺にとっては恥なんじゃないかと思われるのですが、堂々と看板に掲げているあたりはむしろ京都の懐の深さというか凄味を感じますね。

白峯神宮 

 続いて白峯神宮へ。保元の乱に破れて讃岐に流された崇徳院はその地で死去しますが、その後天変地異が相次いだことで崇徳院の祟りとされ、葬られた白峯陵の前に御影堂が建立されましたが、幕末の動乱期に孝明天皇は崇徳院の霊を慰めるために京都に移すことを企図。子の明治天皇がその意を継ぎ、現在地に社殿を造営し、慶応4(1868)年、御影堂の神像を移して神体とし白峯宮を創建しました。 1873(明治6)年には、藤原仲麻呂の乱に巻き込まれて淡路に配流されて、その地で死去した淳仁天皇(淡路廃帝)の神霊を淡路から迎えて合祀しています。敷地はごく狭いのですが、後に官幣大社に昇格したことで「神宮」の号を許され白峯神宮となりました。

闇堕ち崇徳院 

 白峯と聞くと思い出すのが上田秋成の「雨月物語」中の一編「白峯」。西行が白峯を訪れて旧主である崇徳院の怨霊に出会う話ですが、作中崇徳院は三百以上の魔物を率いる大魔王になったと称しており、菅原道真、平将門と並んで日本三大怨霊の一角とみなされるようになりました。怨霊の慰めて鎮めることでその強力なパワーを利用しようという御霊信仰、あざといと言えばあざといのですが、賢いといえば賢い。

奉納された球々 
叶う輪 

 しかしこの神宮、境内が蹴鞠の宗家であった公家の飛鳥井家の屋敷跡ということで、現在ではサッカーのほか、球技全般およびスポーツの守護神とされるようになっています。それ崇徳院と全然関係ないやんという突っ込みもむなしく、社殿前にはサッカーやバレーボールの日本代表チームや、Jリーグに所属する選手などから奉納されたボールなどが置かれています。神宮側もスポーツにちなんだお守りが「叶う輪(かなうわ)」を売り出していたりして。

崇徳院歌碑 

 境内には崇徳院の百人一首に選ばれた「瀬をはやみ岩にせかるる瀧川のわれても末にあはむとぞ思ふ」の歌碑がありました。そういえばこの和歌を題材にした落語「崇徳院」という演目もありましたね。

 平安時代の内裏と京都御所の位置

 そして京都御所のある京都御苑へ。本来の御所と言える平安京遷都当時の内裏はもっと西にあり、現在の京都御所は、里内裏(内裏が火災で焼失した場合などに設けられた臨時の内裏)の一つであった土御門東洞院殿の地に当たります。しかし南北朝時代の14世紀半ばからは内裏として定着しているので、もはやこちらが内裏であった時代の方が長いことになりますね。

京都御所朔平門 

 御所周辺の京都御苑は皇居外苑・東御苑(休園日あり)・北の丸公園同様国民公園となっており、誰でも行くことができます。京都御所の他、京都迎賓館、仙洞御所(上皇・法皇の御所)、京都大宮御所(皇太后の御所)があってこちらは当然ながら通常非公開。せっかく仙洞御所があるのだから、平成天皇が譲位したらこちらに住んだらいいのにとか思ってしまいますが、現在の仙洞御所には庭園以外にろくな建物がないようです。

京都御所建春門

 京都大宮御所は天皇、皇后、皇太子、および皇太子妃の行幸啓の際の宿泊に使用され、かつては京都を訪問する国賓の宿泊施設としても使用されていた実績があるので使えないでもなさそうですが。敷地は実に広いですが、一般人の別荘のように「ちょっと行って何日か滞在してくるわ」と気軽に使える訳でもないので、皇室に生まれるというのも実に窮屈そうですね。

下御霊神社 

 そして京都御苑を縦断して向かうは本日最後の訪問地・下御霊神社。上賀茂神社と下鴨神社があるように、京都では上下がワンセットになっているのでしょうか。東西でセットにすると上手くいかない(東大寺と凋落した西大寺、東寺と消滅した西寺のように)ので南北にしたのか。こちらも「八所御霊」を祀っていますが、崇道天皇、伊予親王(桓武天皇皇子)、藤原大夫人、藤大夫(藤原広嗣)、橘大夫、文大夫、火雷天神、吉備聖霊となっており、上御霊神社と若干メンバーが異なります。伊予親王と藤大夫がインして井上大皇后と他戸親王がアウト。また神社側は火雷天神は菅原道真ではなく六柱の御霊の荒魂、吉備聖霊は吉備真備ではなくやはり六柱の御霊の和魂と解釈しているようです。

下御霊神社本殿 

 荒魂(あらみたま)は神の荒々しい側面、荒ぶる魂で、和魂(にぎみたま)は神の優しく平和的な側面とされ、同一の神であっても別の神に見えるほどの強い個性の表れとされ、実際別の神名が与えられたり、別に祀られていたりすることもあります。

メガテンシリーズの四魂 
一霊四魂図 

 和魂はさらに人に幸を与える働きを持つ幸魂(さきみたま)と、知識才略・学問・技術を表す奇魂(くしみたま)に分けられ、神道の一部(本田霊学)では、人の魂は天と繋がる一霊「直霊」(なおひ)と4つの魂(荒魂・和魂・幸魂・奇魂)から成り立つという一霊四魂説が唱えられていますが、明治以降の比較的新しい考え方のようです。そもそも神も人と同じ構造なのかどうか判りませんが、日本では人が死後に神に昇格されるケース(豊国大明神とか東照大権現とか)が結構あるので、人と神(あくまで日本の)で魂の構造はあんまり変わらないという解釈もありなのかも。

神泉苑 

 上御霊神社と同じく平安京の神泉苑で催された御霊会が創祀と伝えられています。昔は上御霊神社の南にあったことから下御霊神社と呼ばれるようになったそうですが、豊臣秀吉の都市整備などにより現在ではだいぶ引き離れています。でも上下(南北)関係は変わらないし、上賀茂神社と下鴨神社はもっと離れているから特に違和感はないような。むしろ京都御所の南北にあってちょうどいい感じすら。

鴨川の散歩道 

 ということで子供の頃「恐怖新聞」とか「うしろの百太郎」に始まって、心霊的な本・番組が大好きだった事を思いだして新年早々京都の怨霊信仰を訪ねて回ってしまいました。え、今は?ですか。小説・ゲーム・映画などのストーリーとしてはもちろん嫌いではないんですが、子供の頃に心霊に留まらずUFOとかUMAといったオカルト(含陰謀論)にどっぷりと浸かりまくっていたせいか、今ではすっかりスケプティックになってしまいまして…

2018年秋季アニメの感想(その3):青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない/ゴブリンスレイヤー

十日戎

 昨日は一日中曇天で、気温も上がらず洗濯物も乾かずというどんよりした日でしたが、今日はすっきり晴天。布団の干し甲斐がありました。秋の間は日曜というと外出していたんですが、もう寒いので春までは冬ごもりしようかなとか怠惰に考えております。

風が強く吹いている2期へ 

 さてまだ残っていた秋季アニメの感想を終わらせましょう。その前に冬季に2クール目に突入している作品についてもひとくさり。まず「風が強く吹いている」。箱根駅伝直前に終わらせておくとインパクト大だったような気もしますが、リアル箱根駅伝が終わっても箱根を目指しています。

カケルとハイジ 

 原作を読んでいるので大筋は知っているのですが、主人公蔵原走の性格が原作以上に鬱陶しくなっている気がします。若いんだから大した量もない過去のことなんかあんまり引きずらないで欲しいものです。あと過去のいきさつから走につっかかりまくる榊浩介もかなりウザイ。上級生ばかりずらりといる他大学の連中がいるところに一人で向かっていくなんてちょっと無理があるような。体育会の一年生なんてそれどころじゃないと思いますけどね。二人ともスーパー4年生ハイジを見習って前だけ見て走れといいたいです。

転スラ二期へ 

 もう一本「転生したらスライムだった件」。2クールものとは知らず、序盤がかなり冗長だなあと思っていましたが、2クールあるなら適当だったかと思います。だいぶ実力者の側近も揃ってきたので、さあこれからという展開ですが、原作はもっと長いので2クールやっても途中までということになるでしょう。二期制作となればいいんですが。

仲間が増えたスライム一行 

 生前はおっさんだったのが転生したら女性声になっているあたりに違和感がありましたが、もう見ている方が生前おっさんだった事実を忘れかけているのでこれもま、いいかという感じになっています。転生してからは生前とうって変わって女性キャラにモテモテとなっていますが、異種族でも嬉しいんでしょうかね。もっとも今では性別すら定かでないスライムだから、人間じゃなきゃといった執着はなくなっているのかも。雌ドラゴンとかでもOKなのか。

青ブタ感想 

 それでは個人的今季の双璧作品の感想をつらつらと書いていきましょう。まずは「青ブタ」こと「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」。放映中、「いもいも」こと「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」の直後に見ていたので、その落差もあってか、「青ブタ」はもの凄い傑作ではないかと思いました。原作者的にもこれぐらい丁寧に作画をしてくれれば文句はなかったことでしょう。

咲太とヒロインズ

 原作既刊9巻中、5巻までが使われており、各ヒロインごとの1巻につき2~3話を使っていました。まだ全ての伏線が回収されていないのでぜひ二期を制作して欲しいところです。それはさておき、本作を見ていて感じたのは、「化物語」をはじめとする「〈物語〉シリーズ」に構造が似ているなあということです。

思春期症候群患者達 
 
 各ヒロイン毎に生じる、作中で「思春期症候群」と呼ばれる不可思議な現象は、「〈物語〉シリーズ」における「怪異」を別の言い方で表現したものとも言えると思います。京極夏彦はその作品の中で「妖怪とは現象である」と言っていますが、まさに主人公梓川咲太が目の当たりにしている不思議な現象を、妖怪の仕業と解釈すれば怪異に、量子論や相対論的に解釈すれば思春期症候群になるのではないかと。

桜島麻衣201901 

 ヒロインにしてもメインヒロイン桜島麻衣は戦場ヶ原ひたぎに似ているような気がします。最初のつっけんどんぶりとか、ロングヘアのところとか、Sっ気があるところとか、一件落着後に主人公と恋仲になるところとか。だからと言って「青ブタ」が「〈物語〉シリーズ」のパクリだとか言うつもりは私には全くなく、むしろ冗長化してちょっとうんざり感があったり、ヒロインの性格があまりにも極端だったりすることでリアリティーを失っているような気がする(そもそもリアリティーなんか求めてないと言われればそれまでですが)「〈物語〉シリーズ」よりも、「青ブタ」の方に青春グラフィティとしてはリアル感を強く感じるように思います。

桜島麻衣201901その3 
桜島麻衣201901その2 

 桜島麻衣にも人気女優だったりバニーガールのコスプレをしたりといった浮き世離れした要素はあるものの、普通の女の子らしさがちゃんと描かれており、Sっ気があるといっても足を踏んづけるくらいなので、戦場ヶ原ひたぎの言動に痛感する常人には“手に負えない”感はありません。というか「どっちを彼女にしたい?」と聞かれたら絶対麻衣さんでしょう。

古賀朋絵201901その2 

 4-6話担当で原作2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」のヒロインである古賀朋絵に対しては、咲太は極めてぞんざいな扱いをしています。もうちょっと優しくしてやれよと言いたくなりますが、朋絵の願いが咲太と恋仲になることなので、既に麻衣がいる咲太としては受け入れる訳には行かなかったんでしょうが。

古賀朋絵201901その3 
古賀朋絵201901 

 ルックスも性格も悪くないので、時期が悪かったとしか言いようがないですが、転居のせいで友人が少なく孤独になることを極端に恐れるイマドキJK的な性格は、そういうものを全く頓着しない咲太的には受け入れ難かったかも知れません。CVは東山奈央ですが、こういうちょっとビッチっぽいけど実は純情可憐というキャラを演じさせると「なおぼう」は最高ですね。登場ヒロイン中一番現実にいそうなJKらしいキャラだったと思いますし、番宣で東山奈央も「(朋絵は)デビルじゃない」と強調していました。

双葉理央201901 

 7-8話担当で原作3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」のヒロイン双葉理央は、純粋な友人関係ということもあってか咲太もかなり肩入れします。まあいつもお世話になっているということもあるんでしょうが。理系人間で、自分の事すら客観的に分析する科学者気質ですが、咲太と共通の友人である国見佑真に好意を抱いており、国見を前するとただの恋する乙女になってしまいます。

双葉理央201901その2 
双葉理央201901その3 

 国見はナイスガイとして描かれていますが、既に彼女持ち。それはいいのですが、彼女である上里沙希は、作中描かれている限りにおいては「どうして彼女にしたし?」と言いたくなる性格の悪さで、そんな女と交際を続けていること自体が思春期症候群じゃないかと。私も含めて視聴者の大半は理央を彼女にするべきだと思ったと思いますが、作中の上里は、彼女に極端に嫌われている咲太の視点から描かれているのでバイアスがかかっているのかも知れません。客観的に見れば国見の言うとおり「「彼女は彼女でいいところがある」のかも知れません。そこが描かれることがあるのかどうかは判りませんが。

豊浜のどか201901 

 9-10話担当で原作4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」のヒロイン豊浜のどかは麻衣の異母姉妹でアイドルをやっています。ほぼ登場直後から思春期症候群により麻衣とのどかが入れ替わっているので、のどかのCV内田真礼はほぼ初見で「姿がのどかになってしまった麻衣」を演じなければならなかった訳で、プロといえどこれはかなり難しかったのではないかと。同じ事は「姿が麻衣になってしまったのどか」を演じる麻衣のCV瀬戸麻沙美にも言えますが、まだ初回から出演している分ましだったかと。

豊浜のどか201901その2 
豊浜のどか201901その3 

 のどかがシスコン故に咲太に好意を持っていないこともあり、咲太の方もかなりクールに扱っていましたが、結局は一肌も二肌も脱ぐことに。のどかは金髪でギャルっぽい外見ですが、本来の性格は悪くないので、やはり麻衣より先に出会っていたら彼女になったかも知れません。ちなみに咲太は好意を持たないか、持ってはいけないと思っている相手は名字で呼ぶので、朋絵のことは「古賀」、のどかのことは「豊浜」と呼び続けています。現実世界でも名字呼びをするのが普通だと思いますが、逆にアニメとかでは名前呼びが普通なので、女の子に対して名字呼びをするのはなぜかドキッとしてしまいます。

かえで201901 

 11-13話担当で原作5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」のヒロイン梓川かえでは咲太の実妹。こういう作品では妹は避けて通れない存在なのか(笑)。最初からやたらお兄ちゃんラブな感じで、「いもいも」とかを見慣れていると特に違和感はなかったものの、現実にいたらドン引くレベルでしたね。でも実はいじめが原因で解離性同一性障害を発症してしまった梓川花楓(本当の妹。読みは同じく「かえで」)が産み出した別の人格でした。

かえで201901その2 
花楓

 「花楓」は別人格が生じていることの他に、いじめによる心の傷が身体に本当の切り傷を作り出すという思春期症候群を患っていましたが、あまりに可愛かった「かえで」に比べると「花楓」はリアルっぽいといえばリアルっぽいのですがあんまり可愛くない感じが。「かえで」の消滅と「花楓」の復帰に対して咲太の受けた凄まじいショックは、やはり「かえで」の方が可愛かったからじゃないかと邪推したりして。「かえで」は性格も声色もとにかく可愛いかったので、あれだけ好意を寄せられて良く咲太は「あやまち」を犯さなかったものだなと感心したりして。

 
咲太大ショック

 「青春ブタ野郎」とは、主人公梓川咲太に対する各ヒロインの罵倒(?)のセリフなんですが、「ブタ野郎」ってなんなんでしょう?罵倒であることは理解できますが意味がいまひとつ判りません。チキン野郎なら意気地がないとかいう意味なんでしょうけど。体型的な意味ということでは咲太の場合は当てはまらないし。青春的な物事に貪欲とか?

プチSの麻衣 
蹴りをくらう作太 
胸ぐらをつかまれる咲太 

 各ヒロイン皆魅力的なんですが、咲太が麻衣を選択したことはむべなるかなと。時系列が異なっていたら朋絵とかのどかということもあり得たと思いますが。一歩間違えたら「かえで」ということも十分あり得たと思いますが…

タブー中のタブーに触れやがった  

 やはりそれをやっちゃうとあまりにインパクトが大きすぎて他の物語が霞んでしまうので物語の構造自体が保たないでしょうね。あと「花楓」が戻ってきた後はどうすればいいのかと。作画が良く、テンポが良く、OPED共に良く、実にいい仕上がりだったと思います。咲太自身が抱える思春期症候群(胸の傷)の解決のためにも二期をぜひ。

ゴブリンスレイヤー感想 

 最後に「ゴブリンスレイヤー」。一話のインパクトが実に大きかったので、今季一番の話題作になるかと思いましたが…その後は描写の自主規制もあってかそういうことはなかったぜ!でも個人的には面白く見ました。

ゴブスレさんと辺境の冒険者達 

 RPGなどではザコモンスター扱いされがちなゴブリンを実に脅威的な存在として描き、それを専門的に狩るゴブリンスレイヤーの活躍を描いていました。ずっと独りぼっちで戦ってきた彼にも次第に仲間が生まれていきましたが、全員固有名詞がありません。終始受付嬢とか女神官とかいった一般名詞だけでキャラが構成されていました。同様のキャラが複数出てきたらどうするのかという問題は、名前を呼ばれることもないモブ以外にそれがなかったことで回避(笑)。

ゴブリンから見たゴブスレさん 

 故郷の村をゴブリンに滅ぼされ、姉を惨殺された少年が修行の末にゴブリンスレイヤーになって復讐するというのが発端のようですが、今では害虫駆除業者のような態のゴブスレさん。誰よりもゴブリンの生態・性格に知悉しており、愛憎はまさに表裏一体といった感じです。

ゴブリンシャーマン 
ゴブリンライダー 

 「オーバーロード」シリーズは「転生したらスライムだった件」ではゴブリンは人間ではないけどコミュニケーション可能で共存もできる存在として描かれていましたが、この世界のゴブリンは過小評価がおかしいほどに脅威的な存在です。コミュニケーション不可だし♂しかおらず、繁殖は他の種族に依存するという寄生体質が最大のネックですね。

ゴブリンチャンピオン 
ゴブリンロード

 つまりこの世界のゴブリンは人間やエルフなどのデミヒューマンの♀の借り腹として繁殖する必要があるのです。この場合普通は両者の形質を備えるハーフが生まれるか、形質が違いすぎたらそもそも繁殖することもできないのですが、この世界のゴブリンの場合は相手が人間だろうとエルフだろうとそれとは無関係に100%ゴブリンそのもののゴブリンが生まれるようです。かつて女性を「子供を産む機械」呼ばわりして大批判を受けたという一件がありましたが、ゴブリンにとってはまさにこれ。なので種族繁栄のためにはどうしても「孕み袋」(ゴブリンの人間やデミヒューマンの♀の呼称)を入手する必要があり、これが棲み分けとか共存共栄が出来ない大きな要因となっています。

 お楽しみ中のゴブリンさん達

 さらにゴブリンには「略奪する」という発想しかなく、自分たち自身で新たなものを作り出すことができないようです。武器や道具は使いますが、人間その他の種族の見よう見まねのデッドコピーか劣化コピーのようです。が、ゴブスレさんが「「奴らは馬鹿だが、間抜けじゃない」と指摘するように、暗闇で罠を仕掛けるといった小ずるい

女冒険者は当然こうなる 

 こんな危険な種族ならもっと本格的に対処するべきなのですが、世界は折悪しく魔王とその尖兵の脅威に曝されており、国家や有力な冒険者はそちらに対応せざるを得ないという状況もあります。冒険者ギルドに退治の依頼は来ていますが、報酬が少ない、名声が得られないといった理由から熟練の冒険者は依頼を受けず、依頼を受けた新米の冒険者は知識不足、経験不足などで返り討ちに遭ってしまいがちです。……そういうことなら、やはりもっと脅威度が高くてもおかしくないのですが。

女冒険者は当然こうなるその2 

 特に男の冒険者は敗れた場合殺されるだけ(その前にさんざん拷問されるかも知れませんが)ですが、女性冒険者は敗れるとさんざん陵辱された上に「孕み袋」にされてしまうという悲惨な将来が待っています。これが判っているならゴブリン退治に女性冒険者を向かわせるなよとツッコミたくなりますが。

肉の盾 
救出後の女性 

 ゴブリンも年を経て経験や知識を得ると、魔法が使えるゴブリンシャーマンとか最上位の冒険者に相当する戦闘力を持つゴブリンチャンピオン、高い知性と統率力を持ち、シャーマンやチャンピオンを配下に置く大規模な群れを作るゴブリンロードといった更に剣呑な個体に進化していきます。

獣の列島3巻 

 昔「獣の列島」という漫画作品があって、ワームと呼ばれる怪物は好んで女性を犯して孕ませていました。妊娠期間は短期間で、腹を食い破って生まれ出てくるので女性は必ず死んでそのまま餌になっていましたが、この場合生まれた個体は人間の知性を備えており、他のワームを率いる能力を持っていました。ゴブリンの場合はゴブリンしか産ませることができないようですが、やはり妊娠期間は短いらしく、さらに“量産”が利くので、1つの巣に3~4人の「孕み袋」がいれば、短期間のうちに軍勢ができるとか。

剣の乙女 
剣の乙女の素顔その2 

 「孕み袋」にされてしまった女性は、救出されない限りはゴブリン量産のために酷使され、死んだら餌になる運命ですが、幸運にも救出されても多大なトラウマを抱え、世を儚んで修道院に「出家」したりするとか。社会復帰出来たとしても、例えば作中に登場したかつて魔神王を倒した英雄の一人である「剣の乙女」は、駆け出しの頃にゴブリンに破れて陵辱されるという過去があり、それがトラウマとなっていてゴブリン相手では恐怖で戦えない上、毎晩ゴブリンの悪夢に苦しんでいました。

剣の乙女の素顔 
剣の乙女のトラウマ 

 剣の乙女さんに絶対直接聞けないゲスの極みの質問「ゴブリン何匹産んだんですか?」

中盤のパーティー 

 こんなに恐るべき生態を持つゴブリンを専門に狩っているゴブスレさんの冒険者達からの評価は極めて低いモノと思われていました。冒険者としては銀等級という高位ランクを持っているゴブスレさんですが、他の銀等級冒険者には「弱いゴブリンだけを相手にして、質ではなく数でなった」と思っている者もいた模様。だからゴブリンの脅威に対する認識がいろいろおかしいと(ry

ゴブリン退治を依頼するゴブスレさん 
会戦後その1 
会戦後その2

 終盤には、ゴブスレさんが厄介になっている幼馴染の牛飼娘の牧場がゴブリンの軍勢の標的となっていることが判明し、ダメもとでいつも利用している辺境の街の冒険者ギルドに救援を依頼したところ、ゴブスレさんの予期とはうらはらに冒険者達がこぞって応じ、一大決戦となりました。ゴブリン側はゴブリンロードは率い、ゴブリンチャンピオンを複数抱え、ゴブリンライダー(狼に乗ったゴブリン騎兵)の一隊さえ有する大軍勢。しかも「孕み袋」を「生きた盾」として全面に押し立てる悪辣さ。

聖壁サンドイッチ 
勝利の宴会 

 しかし頭数さえ揃えることができれば、ゴブスレさんの知識と経験が生きます。ゴブリンの姑息な戦法は全て読まれてしまい会戦はゴブリンの惨敗。ゴブリンロードは一人本拠に逃げますが、それも読んでいたゴブスレさんに先回りされ、最後は女神官ちゃんの「聖壁」に挟まれてゴブスレさんにとどめをさされました。

神々が振るサイコロ 

 なおOPなどでやたらにダイスが登場しますが、この世界は「神々の骰子(さいころ)遊びの盤」、人々やモンスターはその上の「駒」であるという考えの上に物語は成り立っていて、登場人物達もしばしば「行動の結果は神々が振る骰子の出目次第」と考えています。ただしゴブスレさんだけは偶然を徹底的に排除して理詰めかつ手段を選ばずに確実にゴブリンを仕留めるため、「神々に骰子を振らせようとしない」キャラとして神々にも知られているようです。

梅原裕一郎恐怖のゴブリンスレイヤー

 ゴブスレさんのCVは梅原裕一郎。昨年病気療養のために休業していましたが、2ヶ月と比較的短期で復帰しました。私が視聴した作品では、「十二大戦」の最強戦士失井、「クジラの子らは砂上に歌う」の異端児オウニ、「キノの旅」のシズ、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のゴロー、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のジークフリード・キルヒアイスなどを演じていますが、とにかく二枚目声ですが、実物も二枚目だ。同じく二枚目声の中村悠一が酒飲みで剽軽なドワーフの「鉱人道士」を演じていたあたり、世代交代かな?なんて。

小倉唯20190113 
女神官ちゃん

 個人的にはメインヒロインじゃないかと思っている女神官ちゃんのCVは天使声優小倉唯。「いもいも」の氷室舞はいろんな意味で残念なキャスティングだと思いましたが、こちらはジャストフィット。矢で射られたり噛みつかれたり失禁したりと演技的にもかなり過酷な冒険者人生でしたがよく演じたと思います。
 
受付嬢と牛飼娘

 その他のヒロイン(候補)にも牛飼娘に井口裕香、受付嬢に内田真礼、妖精弓手に東山奈央と豪華キャストを揃えていました。日笠陽子の魔女というのもいた(笑)。ひよっちは「グランクレスト戦記」でも魔女をやってて、それはそれは悪い魔女でしたが、こっちの魔女はいい魔女。というか魔法使いの女性という意味ですね。

遠藤綾20190113全身エロエロな剣の乙女
 
 特筆すべきは「剣の乙女」役の遠藤綾。清純なキャラから妖艶なキャラまでこなしますが、フェロモンの塊のような「剣の乙女役」では実に光る演技だったと思います。井上喜久子の領域に届いたような。

兜は脱いでも顔は見せないゴブスレさん 
ゴブスレさんの素顔 

 第二期を制作するような告知があったので激しく期待しています。原作の方はまだ先があるようなので十分制作できるでしょう。ゴブスレさんも駆除業者から冒険者にクラスチェンジしたいらしいので、ぜひ冒険させてやってください。惜しむらくは深夜アニメとはいえいろいろうるさいからでしょうが、ゴブリンの“狼藉ぶり”の描写が抑制気味だったこと。ここはもっと前面に押し出して欲しかったんですが…やっぱ無理ですか?深夜アニメに文句をつける連中は本当に鬱陶しいですね。昔なんか真っ昼間でもなあ…(ry

二期予告? 


2018年秋季アニメの感想(その2):バキ/ゴールデンカムイ/色づく世界の明日から

2019年謹賀新年

 今更ですが新年明けましておめでとうございます。年末年始はいろいろとイベントがあるもので、三週間近く間が開いてしまいました。もうすっかり正月気分も抜けて通常モードという感じなんですが、ここで三連休というのは実にありがたいものですね。

 バキ感想

 昨年の仕事は年内に終わらせたかったのですが、なかなかそうも行かないのが世の定め。ということで昨年のし残し、秋アニメの感想を終わらせましょう。まずは「バキ」。第一期は2001年にほぼ一年間かけて放映されて、幼年編、地下闘技場編、最大トーナメント編までが描かれましたが、今回の第二期は二クールかけて最凶死刑囚編が描かれました。

最大トーナメント選手達 

 現実世界では第一期から17年経過しているのですが、作品の中ではせいぜい数ヶ月程度しか経過していないという。それにしては範馬勇次郎の変わりっぷりが凄まじいのですが、そこはやはり現実世界の時間の経過が大きく影響を(笑)。

最凶死刑囚 

 バキで世間にあまり知られていない知識を得て、ドヤ顔で周囲に披露して恥ずかしい目に遭ったという“自分自身の若さ故の過ち”エピソードを持っている人は結構いるかも知れませんが、いきなり出てくるのがシンクロニシティ。乃木坂46の歌…ではなく、心理学者のユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、複数の出来事が意味的関連を呈しながら非因果的に同時に起きることとされています。例えば花瓶が突然割れ、居合わせた人々が不吉に思っていたところ、花瓶の作者である肉親がちょうどその時亡くなっていたというようなケースですね。もちろん花瓶が割れたことと肉親が亡くなったことには因果関係がない必要があります(花瓶が高いところから落ちてそれが肉親の頭にぶつかって死んだという場合、花瓶が割れたと同時に肉親が死んでますけどこれは因果関係がはっきりしているのでシンクロニシティとは言いません)。

対峙する両軍 

 バキ世界では、刃牙が最大トーナメントで優勝した直後、世界各地の死刑囚5人が続々と脱獄して東京に集結したことをシンクロニシティと呼んでいますが、どうなんだろうこれは。“強者”の出現をなんとはなしに察知した強者にして凶者である死刑囚達が刃牙と戦うために東京にやってきたということか。しかし、結果的に全員が全員刃牙と戦った訳ではないしなあ。強者が集った最大トーナメントの開催自体が死刑囚を呼び寄せることになったんでしょうかね。

用務員風柳 

 ともあれ、最大トーナメントに出場した刃牙以下の地下闘技場戦士と、世界各地から集まった5人の死刑囚たちが、武器の使用やステージや人数など戦い方も限定しない完全ノールールで戦います。死刑囚側に共通したキーワードは「敗北を知りたい」。つまり死刑囚達はまだ敗北したことがないということなんですが、ではなぜに監獄に捕らわれていたし。逮捕されて死刑判決を受けたことは敗北じゃないんでしょうか。単にどれだけ負けても「負けてない」と主張すれば気持ちの上でだけは負けていないというただの負けず嫌いのような気がしてきます。

花山対スペック 

 まあ最初の頃は良かったんですよ。最大トーナメント戦士をボコボコにして強さよ見せつける死刑囚達とか、花山対スペックの壮絶な名勝負とか、刃牙&渋川の最強タッグを相手に完勝してみせた柳とか、神心会という世界最大の空手団体を向こうに回して互角以上に戦ったドリアンとか、見せ場たっぷり。

ドリアン対独歩 

 しかし、そのドリアンが独歩との勝負では完敗し、泣きじゃくりながら敗北を認めておきながら、実はそれは演技で、運ばれた病院から脱走して愚地邸を襲撃して帰宅した独歩を爆弾で吹き飛ばしたあたりからおかしなことに。どんなにぼろ負けしても、後から「あれは演技だ」と言えば敗北じゃないということが認められるのなら、もう殺すことでしか決着はつかんのじゃなかろうか。実際ドリアンは烈海王に本当の意味で勝ったことは一度もないと指摘されて、事実上言葉責めで負けて精神崩壊してしまいます。

烈対ドイル 
ガイア対シコル 

 後はなんというか…ドイルは武器を使用した烈に惨敗するわ、シコルスキーは柳と最凶タッグを組んだのにも関わらず“大人になった(笑)”バキに一蹴され、さらにジャック・ハンマーとガイアにも惨敗して心の底から敗北を認め崩れ落ちるわ。これも後から「あれは演技だ」と言えば覆るんかい。

強そうだった本部さん 

 そして最強かと目された柳も、最大トーナメント一回戦負けの本部以蔵にまさかの惨敗。渋川>本部、柳>渋川という図式が成立していたところに本部>柳の図式が出来てしまったことで三すくみ状態に。お前らはじゃんけんか。この本部さんも、本来は愚地独歩と並ぶ「生きる伝説」であり、打倒範馬勇次郎の最右翼的なキャラだったんですが、作中一度も勝利したことがなく、反面他者の戦いの解説には定評があったことから「本部流解説術」「史上最高の解説者」と呼ばれていたんですが、まさかの復活。

人が変わった本部 

 日本刀や鎖分銅などの武器を駆使して柳を圧倒した上に、「磨いた五体以外の何ものかに頼みを置く……そんな性根が技を腐らせる」とドヤ顔で指摘。お前が使っているのは五体以外の何ものかに他ならないじゃねーかという視聴者の総ツッコミもガン無視して事実上完勝します。ちなみに連載中のこの場面後の作者のコメントは「本部が強くて何が悪い」でした。その後の本部の躍進ぶりは恐ろしいほどなんですが、まあそれはアニメ外での話。

SAGA(弱) 

 いろいろ文句を言っているようですが、筋を全部知っているにもかかわらず楽しく視聴しました。「SAGA」はもっともっと濃厚にやって、雨宮天を大いに泣かせて欲しかったとかはありますけど、まあ無理か。

二人がかりでも完敗 毒にやられた刃牙

 ラストは柳の毒手が遅まきながら効いてきて死を待つばかりの状態となった刃牙が、中国で開催される「大擂台賽」に出場するというところで終了。つまり第三期は中国大擂台賽編と神の子激突編辺りを描くのでしょう。

最強の男

 それにしても死刑囚達、本当に「敗北を知りたい」のなら、どうして地上最強の生物・範馬勇次郎のところに行かなかったのかが最大の不思議です。きっと5人がかりでも敗北を教えてくれただろうに。

 ゴールデンカムイ二期感想

 続いてゴールデンカムイ(第二期)。北海道を舞台としたアイヌの金塊を巡るサバイバルバトルの続編です。北鎮部隊と恐れられる第七師団(の一部)や土方を中心とする新撰組残党と、時に協力して時に争う杉元とアシリパ一行の物語が展開されます。

のっぺら坊 
アシリパの夢 

 第七師団の鶴見中尉は日露戦争で活躍しながら報われなかった師団員のため北海道征服を目論み、土方はかつて夢見た蝦夷共和国の再興を目指していますが、杉元の動機は幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るためということで、かなりスケールに違いが。しかしパートナーのアシリパの、金塊を巡って殺されたはずの父が実は金塊強奪犯なのではないかという疑惑を解明したいという動機が切実なので、ほぼそのために動いているような状態になっています。

江渡貝くん ヤバい江渡貝

 メインストーリーはシリアスなんですが、絶対に笑いを忘れないのが本作の良いところで、土方以外のメインキャラはほぼギャグをぶちかましています。ヤバイ剥製を作りまくっている江渡貝くんのエピソードとか、アイヌの伝承では煮える匂いが欲情を刺激するというラッコ鍋を作って、全員が「ウホッ」「アッー」な世界に嵌まってしまうエピソードとかはもう最高。

ウホッな杉元と白石 ウホッな杉元とキロランケ

 序盤は土方勢と杉元一行が協力して第七師団と対峙する構図でしたが、杉元一行にいたキロランケが、実はロシアからの分離独立を企図している(?)勢力ということが判明し、ドタバタ騒ぎの中で今や四勢力となっている金塊探索勢です。一連の騒動の中で杉元と引き離されたアシリパがキロランケと行動を共にする中、杉元は第七師団と手を組んでそれを追う形となっていますが、今後も各勢力の離合集散・合従連衡が続くことになりそうです。

ドキッ男だらけの温泉 
いつもシリアスな土方 

 不死身の異名をとる杉元ですが、今回は頭を銃撃されて脳の一部を失うはめになっています。それで同じ脳欠損仲間として鶴見中尉からは親近感を持たれたようですが、協力関係といっても互いに利用し合っているのが実態なので、再び敵として相まみえることもあることでしょう。土方一味は永倉新八もいて接近戦最強ですが、ついでに斉藤一も呼び寄せたらどうなんでしょうか。牙突…いやいや(笑)。

色づく世界の明日から感想 

 最後に「色づく世界の明日から」。良作を世に出し続けるP.A.WORKS制作…なのですが、かつて「グラスリップ」という屈指の怪作を世に問うた会社でもあるので、楽しみ半分、怖さ半分で見ていました。魔法が普通にある世界で、祖母の大魔法により60年前(=現代)に飛ばされたJKの物語です。

ヒロイン瞳美 

 結果的には「グラスリップ化」はなく良作として終了したと思います。主人公の月白瞳美が美人なのにかなり鬱陶しい性格なのを、物語が面白くなくなる要素ではないかと危惧していたのですが、なぜこうなったのかが次第に明かされていくのと同時に、周囲と良好な関係を築いていったのは何よりでした。

おばあちゃんの琥珀 

 その大きな助けになったのが祖母であり過去の世界では同級生となる琥珀。当然未来の祖母はこの頃のエピソードを記憶している訳なんですが、それにしては瞳美を過去に飛ばすまでは、知っていたはずなのに彼女の苦しみ・悲しみを事実上放置していた訳ですが…この世界は「シュタインズ・ゲート」のような過去改変はできない構造なんでしょうかね。だとすれば大魔法使いといえども"So it goes."とつぶやくしかないのでしょうか。

淡い恋の終わり 

 60年前の世界でそれまで知らなかった恋や友情を経験し、色が見えないという色覚異常も克服することになる瞳美。60年後というと、琥珀がおばあちゃんとして健在なのと同様、恋の相手である葵唯翔や、その他の写真美術部の仲間達も健在である可能性が高いと思われますが、今はどうなっているのでしょうか。再会することが必ずしも幸せとは限らないと思いますが、瞳美としては生きているなら会いたいと思うような気がします。

誰の墓? 
なないろのペンギン 

 最終盤、過去から戻って墓参りして泣いている瞳美が気になります。もしや唯翔は既に…?まあ生きていたとして恋愛対象になるのは無理でしょうけど。「なないろのペンギン」という絵本を残して彼は去ってしまったのか

未来に戻ってきた瞳美 

 この世界の魔法は、開運とかアロマ的なものが主のようですが、人を絵の中に入れたり時間遡行を起こしたりと種類も効果もまちまちで、系統立てがよくわかりません。魔法を使える人が一定数いるということを最初から計算に入れている世界だと、「幼女戦記」とか「終末のイゼッタ」のように兵器として使われるようになるのがオチという気がするのですが、この世界はあくまで平和。攻撃的な魔法が存在しないのでしょうか?でも応用次第で兵器として使えそうなものはありそうですが…

明るくなった瞳美 

 母子家庭出身である唯翔にも抱えているものを魔法で知り、それに触れて瞳美が怒られる場面がありましたが、その後それがどうなったかは明かされなかったのは残念。回収し損ねた伏線だったのかも。誰もが持つモノだと言えばそうなのかも知れませんが。
 
石原夏織と本渡楓 

 瞳美役は石原夏織。ショタとか元気な女の子役という印象がありましたが、こういう感情表現が苦手な美少女役というのもなかなかオツなものでした。本人も美人だからかなあ。そして琥珀役は今や引っ張りだこの人気若手声優本渡楓。若いのに達者だから起用されるのも無理はないのですが、ちょっと出過ぎな感も。倒れたりしなきゃいいですけどね。OPとEDもなかなかに良く、絵も綺麗なので、こういう作品こそぜひ円盤が売れて欲しいのですが…
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