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京都小旅行:札幌ラーメンを食べに京都へ

抜錨!連合艦隊、西へ!

 9日に始まった「艦隊これくしょん -艦これ-」の2018年初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」、E5「全力出撃!新ライン演習作戦」の第2ゲージを本日突破しました。第2ゲージは歴代イベントでも最高難易度を誇ると言われており、丙にもかかわらずまあ大変でした。ギレンの野望風に言えば「もちろん、これで全てが終わる訳ではない。ただ、この一戦の勝敗が、今次イベントにおいて大きな意味を持っていたことだけは確かである」といったところでしょうか。正直燃料が尽きかけました。まさに敗色濃厚時の連合艦隊状態。虎の子の装甲空母群や戦艦群を投入し続けていれば、まあそうなるな。しかし、あと一歩、なんとか今週中に…!

最終作戦海域 

 本日、札幌ラーメンを食べに京都に行ってきました。と言ったら…

オイオイオイ 

 まあ皆さんちょっと聞いてくださいよ。京都駅の駅ビル10Fに「京都拉麺小路」というのがあってですね、“北は札幌から南は博多まで、全国各地の名代ラーメン店が京都駅ビルに集結!”という触れ込みで、北は北海道札幌から南は九州博多まで、日本各地の名店9店が出店しているのですよ。そして、私が愛して止まない札幌から出店しているのは、やはり私が溺愛する白樺山荘ッッ!!

京都拉麺小路 

 大阪のラーメンが侮りがたいことは「ラーメン大好き小泉さん」を見て知っています。京都のラーメンは、「天下一品」の全国展開を見てとおり今や一大勢力を築いています。しかし!しかし、私の心を揺さぶるのは、冬の夜、粉雪の降る中立ちん坊で待ち続けてありついたラーメン横丁の白樺山荘の味噌ラーメンなんです。真夏の京都なんてクソ暑くて遊びに行くところじゃありませんが、暑さも一段落した今、「時はきた!それだけだ」

三十三間堂 

 しかし、せっかく京都まで行って札幌ラーメンだけ食べて変えるのではさすがに芸がありませんので、ちょっぴり観光もしましょう。という訳で、最初に向かったのは三十三間堂。正式名称は蓮華王院本堂。拝観料は600円。本尊の千手観音坐像を中心に、両翼に500体ずつ、本尊背後に1体の合わせて1001体の千手観音立像を安置しています。

千手観音像軍団 

 ここに来るのも4回目位になりますが…まあ何回来ても千手観音立像の数に圧倒されますね。まさに「戦いは数だよ兄貴!」しかし、本尊の座像こそ国宝ですが、立像は重要文化財止まり。一方警備員的存在の雷神・風神像や二十八部衆立像はことごとく国宝という。まあ千手観音立像も本年内に国宝に指定される予定だそうですが、1001体まとめてですから、数え役満的な感じは否めません。

二十八部衆さんたち 

 実は本年7月末に、風神・雷神像と二十八部衆像の配置換えがあり、創建当時の配置に近づけたと報じられたので一度行って見たかったのですが、所詮素人、そんなに覚えている訳もなく、それ以前の配置との差は正直よくわかりませんでした。それにしても二十八部衆…千手観音の眷属の事だそうですが、そんなに考えるのは大変だろうと思ったら、ウィキペディアによると“典拠となる経典は『千手観音造次第法儀軌』(善無畏 637年-735年訳)であるが(中略)経典の作者がかなりいい加減に「二十八部」を作り上げていたことがわかる。”と解説されてました(笑)。梵天、帝釈天、四天王とか八部衆くらいまでは行けますが、さすがに28は大変だったんでしょう。「魁!!男塾」の天挑五輪大武會編の「16○○」ですら考えあぐねて十把一絡げになってましたからね。「金大王」とか「満仙王」とかはかなりいい加減な名前のような気がします。

豊国神社 

 続いて近くにある豊国神社へ。豊臣秀吉を祀った神社です。神社なので入場無料。豊臣家滅亡とともに徳川家の命により廃絶となりましたが、明治時代になって明治天皇の勅命により再興されました。

豊国神社の唐門 

 国宝に指定されている唐門は元は南禅寺塔頭金地院にあったもので、豊国神社再建にあたって金地院から移築されたそうですが、それ以前は二条城の唐門で、さらにそれ以前は伏見城のものだったと伝えられています。やはり伏見城から移築されたとされる西本願寺の唐門、聚楽第から移築されたとされる大徳寺の唐門と並び、国宝三唐門と呼ばれています。

方広寺の鐘 

 ほぼ同じ敷地内(というか境目がはっきりしない)には、方広寺があります。こちらも無料。例の大坂冬の陣・夏の陣を招いた「方広寺鐘銘事件」で有名なあの方広寺です。元々は東大寺をしのぐ大きさの大仏がありましたが、何度も大破・焼失し、今ではありませんが、「国家安康」「君臣豊楽」の文字が刻まれた梵鐘は現存しています。問題視したわりに破却しなかったんですね。この一件はかつては豊臣家攻撃の口実とするため、家康があえて問題化させたとされていましたが、最近の研究では問題となって然るべきものと考えられているそうです。

渉成園 

 続いて鴨川を渡って渉成園へ。入園料500円。ここは国の名勝に指定された庭園ですが、真宗本廟、通称東本願寺の飛地境内です。平安時代には左大臣源融が奥州・塩釜の風景を模して作庭した六条河原院があったとされています。徳川家光が東本願寺に寄進し、以後、近世・近代を通じて東本願寺門首の隠居所や外賓の接遇所として用いられるなどしてきたそうです。

侵雪橋の向こうに京都タワー 

 200メートル四方でそんなに広いとはいえない庭園ですが、様々な殿舎が点在し、大きな池(印月池)があり、年間を通じて一般に公開されており、東本願寺で行われる諸行事等の際には、種々の催しの会場として用いられています。紅葉の時期に来たら一段と良さげな庭園です。

東本願寺 

 飛地を訪れたらご本家も無視もできんなということで東本願寺にも行きました。本願寺は無料で入れていいですな。西本願寺は以前訪れたことがあったんですが、お東は初めてでした。靴を脱いで御影堂と阿弥陀堂を見てきましたが、江戸時代に4回も焼失していて、現在あるのは明治時代の再建となっており、同じように壮大でも国宝に指定されている西本願寺のものとは年期が違います。

御影堂門 

 しかし、入り口の御影堂門は南禅寺の三門、知恩院の三門と並び京都三大門の一つとされています。もっとも歌舞伎でおなじみかつ重文指定の南禅寺の三門と国宝の知恩院の三門は鉄板なんですが、三つめは東本願寺の他に東福寺の三門とか仁和寺の二王門が候補となっていて決定的ではない模様。スケールでいえば東本願寺は決して負けてはいないのですが、東福寺の三門は国宝、仁和寺の二王門は重文指定なのに対し、登録有形文化財に留まっているのが辛いところ。みんな火事がいけんのや!

京都駅大階段 

 とまあがっつり観光しているように見えますが、実は割と京都駅の近場を回っているだけという。それでは締めで拉麺小路に行きましょう。京都駅ビルの大階段はいつ見てもスケールが大きいですなあ。伊勢丹の10階に拉麺小路があります。

拉麺小路出店一覧 

 東京の大勝軒、喜多方の坂内食堂、博多の一幸舎と、各地の名店がずらりと揃い、行列もずらっと揃っていますが、2時近かったのでそれでも少なめになっている様子。

坂内食堂のチャーシュー麺 

 正直坂内食堂の麺が見えないチャーシュー麺にはかなりそそられましたが、やはりここは初志貫徹ということで白樺山荘に。かつてはやはり札幌の名店「すみれ」が出店していたようです。

白樺山荘の食券販売機 

 自販機で食券を買ってから並ぶシステムです。実は札幌の店でも味噌だけでなく塩も醤油もあるんですが、味噌ラーメンしか食べたことがありません。今回も当然味噌ラーメン一択な訳ですが、久々の再会を祝して大盛りにしちゃいます。ラーメン横丁では見なかったバターコーンというトッピングもありました。コレを入れると私の大好きな味噌バターコーンになるわけですね。でも白樺山荘は味噌ラーメンだけで十分美味しいのでまた今度ということに。

味噌ラーメン大盛り 

 再会した味噌ラーメンは変わらずのおいしさ。ゆで卵食べ放題のシステムも健在でした。二個は食べちゃうんですよね。狭い狭いラーメン横丁店との違いは
①広い(当たり前ですが)
②ニンニクペーストがある(思わず二杯入れちゃいました)
③辛口なるものの存在(今では本家にもあるのかも知れませんが)

白樺山荘のラーメンプロフィール 

 もちろんおいしいんですが…やはり味噌ラーメンには冬が似合いますね。他の季節ではダメという訳ではないのですが、味噌ラーメン自体、寒い北海道の冬に対抗するために独自の発展を遂げ、熱さを逃がさないように工夫されているという感じがするもので。本当のところは知りませんが、雪降る宵に震えながら入店を待っているとそんな気がするんですよね。白樺山荘は新千歳空港内のラーメン道場、札幌駅ビルのラーメン共和国にも出店しているので、食べたことがある人は結構多いと思います。ここの味噌ラーメンが札幌味噌ラーメンの最高峰とは思いませんが(多分四天王最弱レベル)、札幌時代一番よく食べたので私は溺愛しているんです。

拉麺小路の白樺山荘 
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