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2017年夏季アニメの感想(その1):異世界食堂/アホガール/捏造トラップ/サクラクエスト

ひよっこ終わる

 朝の連続ドラマ「ひよっこ」終わっちゃいましたね。立志伝的な女性の半生記が多い中、「ひよっこ」はごくごく普通の女の子の4年間の青春を描くという作品で、そういうのは「まれ」以来かなと思いますが、「まれ」でも子供時代から子供を産んで以降まで描いていたので、半年かけて4年間だけを描くというのはかなり従来と毛色が違う作品だった気がします。個人的には非常に面白く、珍しくほとんど視聴していました。奇人変人はたくさんいても悪人はいないという「カードキャプターさくら」的な世界でした。「ひよっこ」ロスになっちゃうかも。

異世界食堂感想1 

 話は変わって2017年夏季アニメの感想です。今回はちゃっちゃとやります。まずは飯テロアニメ「異世界食堂」。毎週土曜日だけ異世界につながる不思議な洋食屋「ねこや」と、訪れる異世界の客達の物語でした。

賑わうねこや 

 異世界からは人間、亜人、魔族、妖精、ドラゴンと様々な種族がやってきますが、いろんな世界というわけではなくそれら全てを包括する一つの異世界からやってきているようです。異世界はいわゆる「剣と魔法」のファンタジー色の強い世界ですが、食文化は実に貧弱貧弱ゥで、誰もが「ねこや」の提供する各種料理や酒にうなり、再現を試みるもなかなかうまくいっていないようです。

ビーフシチュー 
豚汁 

 毎回繰り出されるビーフシチューやらメンチカツやらの美味そうな料理を見て、それを食べて感激する異世界の住人の感想を聞いているしかないという(笑)。異世界の客はそれぞれにこだわりの一品があって、ほぼそれだけを食べているようですが、支払いに使っている異世界の金貨や銀貨を店がどうやって日本のお金に換金しているのかは謎。

ねこやのスタッフ 

 どうして異世界に扉が開くのかについては、実は異世界の英雄がこちらの世界に流され、剣も魔法も不要な世界で料理を覚えて「ねこや」の扉と元いた異世界をつながる魔法をかけたようです。「赤の女王」と呼ばれる強力な炎の竜の庇護を受けているほか、「黒」と呼ばれるやはり強力な闇の竜がウェイトレスをしているので、強力な戦士や魔法使いがどれだけ集まってきても絶対に騒ぎは起こせないという。

赤の女王 

 料理とそれを愛する異世界の客の人となりを紹介するだけ終わってしまった感もあるので、異世界における各キャラクターの絡みとか、異世界そのものの様子とかがもっと知りたいと思いましたが、それをやっちゃうと「ねこや」の出番がなくなってしまうし難しいところですね。

アホの極致の花畑よしこ 

 続いて「アホガール」。15分尺のギャグアニメで、最初は短いんじゃないかと思いましたが、すぐに適正な時間だと思い直しました。30分尺だともたれるし、花畑よしこ役の悠木碧の頭の血管が切れてしまうんじゃないかと心配になります。

裏拳一発 

 とてつもないアホの子花畑よしこと優等生だけどコミュ障気味の阿久津明(あっくん)の恋模様(ただしよしこ→明の一方通行)で、よしこが周囲の人物をトラブルに巻き込んではあっくんからちょっと女の子にやるには酷すぎないかと思うほどの厳しい制裁を下される物語です。最終回で明らかになった幼年期の出会いの頃は、明はよしこの異様な身体能力にまったく対抗できないでいましたが、その後相当に巧夫を積んだのでしょう。今では的確によしこを捉えて「リングにかけろ!」並みのスーパーブローやスープレックスをかませるようになっています。

ウィニングザレインボー あっくんジャーマン

 よしこの悪影響で容姿端麗で巨乳の風紀委員長(氏名不詳)はあっくんのストーカーと化し、担任の先生はよしこに洗脳され、よしこが化けたよしおに恋をするという「ごらんの有様だよ」的展開。よしこをバカにしまくっていたギャル三人組もいつの間にか感化されたりして。

ギャルトリオ 
よしこのアホぶりに苦悩する二人だったが 

 しかし、一番の問題人物は、よしこのママン、よしえだと思います。よしこのアホぶりに辟易している悩み多き母かと思いきや、よしこはあんたの娘だからあんななんだよとツッコミたくなる変態ぶりを見せてきます。CV日笠陽子の面目躍如だ。

よしえVS風紀委員長その2  よしえVS風紀委員長

 よしこの子分志願のヤンキーを「こわっぱが!」と一蹴し、風紀委員長(CV上坂すみれ)をよしこの強敵とみなして妙な死闘を展開したりしますが、ひよっちVSすみぺは作品の白眉で、よしこの存在が霞むほど面白かったです。続編に期待したいですね。

捏造トラップ 

 「捏造トラップ-NTR-」。NTRだとッ!!と勝手に色めき立ちましたが、捏造トラップの略のようですね。これも10分尺の短いアニメでしたが、密度は高かったかと。原作が「コミック百合姫」連載だけあって、見事な百合展開でした。彼女を女性に奪われる武田の不幸っぷりには全米が泣きましたが、いいやつなのでそのうちきっといいことあるさ。

翻弄される由真 

 主人公由真が幼馴染みの蛍に翻弄され、セクハラされまくる中で自分の本当の気持ちや蛍の気持ちに気付いていくというストーリーですが、由真役の加隈亜衣のエロい声の演技が実に素晴らしかったです。この人の声質は丹下桜に近くてとてもいいですね。

百合シーン続々 
ポッキーゲーム 

 百合ものなので、由真×蛍という落着はハッピーエンドなんでしょうね。蛍が男性遍歴を重ねていたのは由真への“叶わぬ思い”を振り切るためだったようですが、百合カップル的には相方の男性経験はあまり気にならないのでしょうか。

町おこしガールズ 

 最後に「サクラクエスト」。春季から2クール続いたP.A.WORKSの「お仕事シリーズ」第3弾です。アニメ制作会社で奮闘する女の子達を描いた「SHIROBAKO」同様、5人の女性が富山県の架空の町・間野山の町おこしのために奮闘しました。

町おこしガールズその2 

 アニメファンも非常に興味のあるアニメ制作をめぐるあれこれを描いた「SHIROBAKO」と違って、必ずしも興味を持っていないであろう地方の町おこしを題材にしていたので、盛り上がるかなあという心配はあったのですが、タイトルのとおり毎回RPG風のサブタイトルを付けており、女の子達の冒険と成長の物語として描いていました。
 放熱山脈に出演

 試行錯誤を繰り返し、失敗したり町の人とぶつかったりする中で、本当に町の人々のためになる町おこしとは何かを解き明かしていきつつ、自分自身は今後どうなりたいのかという将来も見据えていくという展開は、確かにRPG的ではありましたね。自分達も変わりながら、その奮闘ぶりを見る周囲の人々の心も次第に変わっていく。それはほんの些細な変化だったかも知れないけど確実に残り続けるものだったという、そこが大事なのかと。

アンジェリカ 
ドク

 脇役も面白くて、私は浮き世離れした占いおばさんアンジェリカさんとか珍妙な発明が得意な「毒島製作所」主人のドクが好きでしたね。5人娘の中では断然四ノ宮しおり。ダイナマイトバディ…はさておき、優しくおっとりした性格でありながら、やるときはやる芯の強さを持っていました。

髪を下ろしたしおり  

 家族仲が非常に良く、公務員みたいな堅い職業で、休日は家業であるの農業を手伝ってくれる人がタイプだそうです。目標が低いようでいて案外高いような。姉のさゆりは看護師で、しかもCV能登麻美子。これはスゴイ裏ドラではないでしょうか(もう彼氏いるけどね)。CV上田麗奈の声の愛らしさが非常に良いです。この人は「好きなアニメキャラ」で紹介したいのですが、「好きな声優さん」で上田麗奈を紹介したいという思いもあってどっちにするか迷っています。絵に描いたような清純派声優なのに、この人のエピソードは面白すぎるので。

しおりとさゆり 

 個人的には充分面白かったのですが、「SHIROBAKO」に比べると円盤(DVD)はどうかなあ…。アニメファンの琴線に触れるかどうかという点において町おこしは弱かったかなあと思います。作品の評価は円盤の売れ行きとは関係ないッ!!まさにそのとおりなんですが、営業サイドからすれば売り上げが評価の全てでしょうしね。何か外部から賞でも貰えればいいのですが。

夜桜に乾杯 
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万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ:凜田莉子、おフランスでも活躍す

希望の党ですってよ奥様

 ほとんど政治的な案件には触れないノンポリ野郎である当ブログですが、昨今の「希望の党」とやらをめぐる一連の騒動の展開ぶりには驚きますね。ジリ貧極まれりの民進党ですが、まさか解党して合流とは。20数年前の「日本新党」の騒ぎを思い出します。実現したら、それって名前が変わっただけで事実上ほぼ民進党なんじゃないかなんて思ってしまいますが、自分の議席を守るためには綺麗事は言ってられないということでしょうか。しかし、そうはいっても綺麗に見せないと…あんまり露骨なのはどうなんでしょうか。

万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ 

 それはさておき、本日は松岡圭祐の「万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ」を紹介しましょう。凜田莉子がヒロインを務める「Qシリーズ」は全12巻なんですが、なんと筑波嶺の図書館には本巻までしかない模様。何回書棚を見てもⅥ以降が見当たりません。なので好きなシリーズなんですが今回で紹介は終わりなのかも知れません。まずは例によって文庫版裏表紙の内容紹介をどうぞ。

パリですがな 

 お盆休みにパリ旅行を計画した凜田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。天然キャラで劣等生だった教え子を心配した高校時代の恩師・喜屋武先生が旅に同行するというのだ! さらにフランスで2人を出迎えたのは、かつて莉子がデートした同級生の楚辺だった。一流レストランに勤める彼は2人を招待するが、そこでは不可解な事件が起きていた。莉子は友のためにパリを駆け、真相を追う! 書き下ろし「Qシリーズ」第5弾!

花畑よしこ 

 「アルジャーノンに花束を」で言えば手術後のチャーリー状態(しかも元に戻ることなし)の莉子ですが、波照間島に住んで石垣島の高校に通っていた時代は「アホガール」の花畑よしこに匹敵するお馬鹿な女子校生でした。いや、まあさすがによしこよりはましだったとは思いますが、体育・音楽・美術以外はオール1の万年最下位学生だったので…ってそれでよく卒業できたなオイ。

 あれから5年。上京してスーパーインテリとなった莉子はもはやフランス語をある程度話すほどになっていますが、両親からすればまだまだ子供。自分達の元を去った後の成長はなかなか実感が掴めないのはわからないでもありません。ましてや散々手を焼かされた担任教師においてはなおさら。

 ということで、莉子がパリ一人旅なんてとんでもない!と無理矢理同行することになった高校の恩師喜屋武先生。まだ卒業を認めていないとかなんとか牽強付会な理屈をこねてますが、そんなもん傍から見たら美女につきまとうストーカーだぜよ。

 莉子もややうんざり気味なんですが、そこは万能鑑定士。喜屋武の強引さの裏に潜む何かに感づいたようで、無理矢理振り切ったりはしません。感受性がとても豊かで美貌と比例するくらいに心が綺麗なのは今も昔も変わらない莉子なので、先生の立場を忖度するわけです(何か今では良くない言葉にされているきらいがありますが、本来は悪い意味ではありません)。

 しかしまあ喜屋武先生からすれば、体育・音楽・美術以外オール1の莉子を卒業させるにあたっては、校長先生に「自分が責任をとる」と申し出てなんとかしたといういきさつがあるので、既に成人したとはいっても莉子のことを他の卒業生以上に気に掛けるのは仕方ないかなとも思えます。

 先生が強引に決めた寄宿先は、やはり教え子で、パリで料理人の修行をしている楚辺のアパートでした。この人は莉子の同級生で、かつては清いデートをしたこともあるという仲。いわば莉子の淡い恋の相手です。別に「桜花抄」のようなことはなかったので、あれから5年、もう淡い恋心は思い出に変わっているようですが。

 楚辺は自分が勤める一流レストランに2人を招待しますが、そこで巻き起こる不可解な食中毒事件。店は営業停止となり、“犯人”と思われるフォアグラの製造業者まで徹底的に調べられることになります。失業の危機に直面した楚辺を救うべく、莉子はパリを、いなフランスを駆けて真相を追うことになります。 

フォアグラ 

 例によって意外な人物が意外な動機で犯行を行っていたということになるのですが、そこはまあお読みいただくとして、折々登場するいけすかないフォアグラ業者の社長が、「これを売れば大金が入る」と豪語するアンティークを、繰り返し一目で偽者と見破ってその根拠もきっぱりと述べる莉子が素敵すぎます。ここは笑いを取る場面なのですが、「なんでも鑑定団」は莉子一人で鑑定させれば人件費が浮くんじゃないかと思ったり。

強制給餌 

 ところでフォアグラ。世界三大珍味の一角として有名ですが、ガチョウやアヒルなどに沢山の餌を与えることにより、肝臓を肥大させて作ります。その給餌のやり方は強制というか無理矢理で、動物虐待じゃないかという声もあり、EUでは生産・販売を禁止する動きもありますが、生産地を抱えるフランスは生産者保護に動いています。確かに酷いなあとは思うのですが、食べればやっぱりうまいからなあ(笑)。もちろん普段はお目にかかりませんが、たまに食べるとやはり旨いと言わざるを得ません。

キャビア 

 トリュフとキャビアは稀少ではあってもフォアグラのような無理矢理感はないので特に文句はつけられないようですが、基本が魚卵は苦手な私が美味しく食べられるのがキャビアで、基本キノコ類が得意でない私がその香りを楽しめるのがトリュフです。そしてレバー系もなるべき敬遠したい私がお喜んで食べるのがフォアグラ。……みんな旨いのがいけんのじゃ。フォアグラ味のレバーを作ってくれたらいくらでも食べるんですけどね。

トリュフ各種 

 ところで万能鑑定士Qの経営なんですが、依頼客で賑わっているのは結構なんですが、大抵鑑定でお金を取らないのはいかがなものか。莉子的には一目で偽者とわかった場合はお金を取りづらいらしいのですが、事務所の家賃だって払わなければならない訳だし、一目見るだけであっても一鑑定千円とか決めておけばいいのになあと思ったりして。まあ欲のなさが莉子のいいところではあるんですが。

モナリザの瞳 

 ちなみに2014年公開の映画版「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」は本作が原作ではありませんが、やはりパリに飛んでいます。

映画版の莉子と小笠原 

 キャストは莉子が綾瀬はるかで相方的存在の「週刊角川」の小笠原が松坂桃李。それはまあいいのですが、喜屋武先生はなんとアンジャッシュの大島一哉(児島だよッ!!)。どうなんでしょうその配役は。本作では莉子がすごすぎるせいでポンコツ気味に描かれていますが、本来は莉子の探偵的技能の最初の師匠ともいえる人なんですよね。中島さんじゃ(児島だよッ!!)ポンコツ過ぎやしないでしょうかね。

児島だよッ 

艦隊これくしょん-艦これ-(その9):外国籍の艦娘が増えました

紅葉するハナミズキ

 ハナミズキの木が一足早く紅葉をはじめて、秋も深まってきたなあと思います。桜とかハナミズキはそれほど綺麗な紅葉ではないのですが、楓とかより早いのでそれなりに風情を感じさせてくれますね。

2017イベントバナー 

 今日はおよそ3か月ぶりに艦これの話です。この間に「夏イベント2017:期間限定海域【西方再打通!欧州救援作戦】」という大規模イベントがあって、六つまでクリアしましたが最後のE-7はクリアできませんでした。原因は実力不足とかも当然ありますが、最大の要因は燃料不足でした。まるで旧帝国海軍そっくりなんですが、最終局面に足を踏み入れたのは今回が初めてだったので、今後はもっといけるんじゃないかと思っています。アークロイヤルは欲しかったな…

アークロイヤル 

 で、イベント参加の成果として結構な数の新加入艦娘に出会いました。また、平行して個人的に行っていた改二改装キャンペーンの成果も合わせて紹介していきたいと思います。まずは新加入艦娘達です。

瑞鳳 

 軽空母瑞鳳。ゲーム開始初期に入手していた祥鳳の姉妹艦ですが、ドロップ海域の難易度の高さやドロップ率の低さから、通常入手が可能な軽空母としてはトップクラスの入手難易度を誇っています。大して強くなくてもレアな艦娘を入手するのは嬉しいものです。 

瑞鳳改 

 料理好きな艦娘のようで、玉子焼きが得意なようです。何かと作ってくれるのですが、その時の「たべる?」が舌っ足らずなせいか「たべりゅ?」と聞こえます。あざといなあとは思いますが、陥落して「たべりゅううううぅ!」となってしまう提督が後を絶たないとか。個人的には彼女の艦載機論評「九九艦爆は、脚が可愛いのよ、脚が」「彗星は彗星で悪くないんだけれど、整備大変なのよー、整備が」が好きです。

龍鳳 

 軽空母龍鳳。潜水母艦大鯨を改造して出来る軽空母ですが、大鯨がとんでもなくレアな艦娘なせいで、二隻目がなかなか出てこないので今まで改造できないでいました。ようやく二隻目の大鯨を入手できたので満を持して改造はしたものの、まだまだ勲章はいくつあっても足りないという状態なので、勲章4つと引き替えの改装設計図を必要とするというのも痛かったです。

龍鳳改 

 改になるとガラリと衣装が変わります。しかし大鯨以来の天使声優・小倉唯の「て・い・と・く❤」は健在。ほとんど戦闘力がなかった潜水母艦から軽空母にクラスチェンジしたのが嬉しいらしく、「空母龍鳳の本当の力、お見せしたいと思います!」「艦載機があれば、私だって!」など、威勢のいいセリフがありますが、小倉唯の声でこれをやられるとひたすら愛らしく聞こえてしまいます。

鹿島 

 練習巡洋艦鹿島。建造不可でドロップは6-5のみという超レア艦娘ですが、夏イベントのおかげで入手できました。練習巡洋艦はその名のとおり教育訓練用なので戦力としはかなりしょぼいのですが、鹿島はとにかくルックスがいいので、「薄い本」方面で大人気です。性格も素直で可愛らしく、提督に好意的なセリフが多いので、「艦これ」の追加キャラクター組としてはとしては最も人気を爆発させた艦娘と言われています。ローソンとコラボしたりもしています。

ローソン鹿島 

 正直、私もこの娘を秘書艦にしておきたいので、「艦これ」運営サイドには、ぜひ第一艦隊旗艦と秘書艦の分離をお願いしたい次第です。 

旗風 

 駆逐艦旗風。神風型駆逐艦の5番艦です。「艦これ」の駆逐艦娘としては最古の世代で、大正時代就役のせいか、「はいからさんが通る」というか「サクラ大戦」というか、袴+ブーツのいわゆる大正ロマンスタイルです。

袴にブーツの大正ロマンスタイル 

 古い駆逐艦なので性能はお察しなんですが、改造レベルが50とやたらに高いのが特徴。

旗風改 

 マイルールで我が艦隊の艦娘は必ず改装することになっているところ、普通の駆逐艦はレベル30くらいで改造可能なので、我が艦隊にはレベル40に満たない駆逐艦娘がゴロゴロしているのですが、新参者が先輩達をごぼう抜きしてしまうという。ま、艦齢的には大先輩なんで許してちょ。

天城 

 正規空母天城。雲竜型空母の二番艦です。戦時急造計画であるマル急計画により、建造された新型空母ですが、戦時急造のため新規設計の時間が無く、実質的には飛龍型の小規模改装に留まっています。それでも、当時の日本の貧弱貧弱ゥな工業力で三隻も完成させたのはよくやったと言わざるを得ません。

天城中破 

 あんた本当にそれで戦いに行くのかとツッコミたくなる振袖姿に驚きます。さらに中破姿もぶっ倒れているという斬新かつびっくり仰天なものでした。改造するとまとも(?)な姿になるそうですが、とっくに改造レベル(50)は超えているのですが、改装設計図が必要なので改造できていません。改二ならともかく第一改造で改装設計図を要求してくるとは…

朝霜 

 駆逐艦朝霜。夕雲型駆逐艦の16番艦です。おっとりおしとやかな役が似合う茅野愛衣が演じているのにガキ大将のような口調です。

朝霜改 

 改造レベルは45とかなり高めでした。右目を髪で隠していますが、もしや中二病? 

速吸 

 補給艦速吸。艦隊随伴型の給油艦で、「艦これ」初の出撃可能な「補給」艦種です。補給艦なので戦闘力はお察しですが、レベル25と比較的低レベルで改造できるのが救いです。ルックスが運動部のマネージャー風なのは、補給という要素からでしょうか。

速吸改 

 改造すると流星を装備可能に。特徴は「洋上補給」で、作戦途中で燃料弾薬を艦隊に補給することができますが、当然のことながら使用すると消滅してしまうので、ここ一番以外ではなかなか使用する気になりません。

高波 

 駆逐艦高波。夕雲型駆逐艦の6番艦です。「出撃かも!です」とか「うれしいかも!です」など、やけにあやふやな口調が特徴的です。お前は「朝だよ!貝社員」のカモ貝かとツッコミたくなります。

高波改 

 レベル30で改造というのは平凡ですが、熟練見張員を持ってくるほか、電探も二つ(対空と対水上)も持ってくるのが珍しいですね。

リシュリュー 

 戦艦リシュリュー。綴りはRichelieuで、我が艦隊初のおフランス戦艦です。名前はルイ13世時代に宰相を務めたリシュリューから取られています。「三銃士」では三銃士やダルタニャンの敵役として登場していたので悪役として知られているのかと思いきや、冷徹なマキャヴェリストであった反面、まれにみる無私の人であり、為政者として広い度量を兼ね備えており、ブルボン朝の発展と繁栄に尽力し、近代フランスの礎を築いた大政治家と評価されているようです。ルーヴル美術館にもリシュリュー翼ってのがありましたね。

リシュリュー改 

 改造レベルは45。最大の特徴は38センチ四連装砲を2基前甲板に配備していることで、高速戦艦でもあるのでビスマルクや金剛型四姉妹と互換性のある便利な戦艦といった印象があります。セリフにやたらおフランス語を挟み込んできます。

リベッチオ 

 駆逐艦リベッチオ。綴りはLibeccioでイタリアのマエストラーレ級駆逐艦の三番艦です。見た目どおり明るく元気なイタリア娘です。

リベッチオ改 

 改造レベルは30と平均的。対空・対潜性能の高さが目立ちます。リベッチオとは、地中海性の湿った南西から吹く風のことで、「リビアの(風)」の意味だそうです。

松輪 

 海防艦松輪。♪わたし松輪…いやなんでもありません。択捉型海防艦の2番艦です。駆逐艦娘もロリだロリだと騒がれますが、この娘は完全にロリ。幼い容姿と気弱な性格から、父性愛を刺激される提督も多いとか。でも過酷な戦場に思いっきり送り出してしまうんだよなあ。

松輪改 

 レベル37で改造できます。戦争なんかさせないでおぶったり肩車したりしたくなりますが、対潜性能はとても高いので、国後と並んで1-5攻略要員となりました。

酒匂 

 軽巡洋艦酒匂。阿賀野型軽巡洋艦の4番艦です。建造不可でドロップは6-2のボスのみという激レア艦娘ですが、イベントでゲットできました。おかげで阿賀野型四姉妹を揃えることができました。まさにイベント様様ですね。

酒匂改 

 しかし四姉妹とはいえ、酒匂就役時にはレイテ沖海戦も終わっており、既に阿賀野と能代は沈んでいました。なので金剛型四姉妹のように四姉妹勢揃いという場面は一度もありませんでした。せめて「艦これ」では実現させてやって欲しいという願いからか、とても仲の良い四姉妹として描かれることが多いです。

阿賀野型四姉妹 

 高性能かつ大型だった阿賀野型なので、姉たちはグラマラスに描かれているのですが、なぜか末っ子の酒匂だけは…。でも提督にはストレートな好意をぶつけてくるセリフが多く、ついつい可愛がりたくなっちゃいますね。
 
ローマ 

 戦艦ローマ。イタリア艦で、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦の4番艦です。珍しい眼鏡っ娘です。プリエーゼ式水中防御隔壁という増設バルジの一種を最初から装備しているのが特徴。効果があったなかったと評価が分かれていますが、「艦これ」では装甲+7、回避-1となり、増設バルジの装甲+9、回避-3よりバランス重視となっています。改造レベルは35と低いのですが、改装設計図が必要なのでまだ未改造です。

アクィラ 

 正規空母アクィラ。イタリア空母で綴りはAquila。建造不可でイベントでしか入手できない海外空母です。れっきとした正規空母ですが、ステータスは耐久、火力、燃費のいずれもが軽空母並みというショボイものになっています。 

アクィラ改 

 改造レベルは45。もちろん改造済みですが、相変わらずステータスは軽空母並み。燃費も軽空母並みでそこはいいんですが。正規空母ながら商船改装という由歴が祟ったのでしょうか。むしろ軽空母として扱われた方が良かったのかも。
 
沖波 

 駆逐艦沖波。夕雲型駆逐艦の14番艦です。眼鏡っ娘は珍しいと書きましたがこの娘も眼鏡っ娘ですね。イベント以外では6-5でしかドロップしない“お高い”娘ですが、ルックス的にはそれほど欲しいという気にならないような。

沖波改 

 改造レベルは30です。見た目強気っぽいですが、真面目でオドオドした性格のようです。ちなみに中破絵がやばいという噂ですが…

沖波中破絵 

 こ・れ・は!確かにまるで性犯罪の被害にあったみたいですね。駆逐艦娘は幼い娘が多いのであんまり扇情的なのはいかがなものか。

暁改二 

 続いて改二にした艦娘達です。まずは暁改二。かねてから一人前のレディー扱いを求めてくる艦娘ですが、改二になってレディーっぽくなりました。右手のポーズがまさにお嬢様です。ドヤ顔が可愛いですね。

ヴェルーヌイ

 ヴェルーヌイ。綴りはВерныйでロシア語で「信頼できる」の意です。元は響なんですが、改二で名前まで大きく変わってしまいました。終戦まで生き残りましたが、賠償艦としてソ連に引き渡されてしまったのでした。

霞改二 

 霞改二。大人っぽくなりましたが相変わらず口は悪いまま。レベル88でさらに改二乙になりますが、まだまだ道は遠い…

文月改二 

 文月改二。改造レベル77は無茶苦茶な高さでした。文月=7月ということで7にこだわったんでしょうか。対空と対潜に特化し、見かけは大きく大人びました。小学生が中学生になったみたい。

江風改二 

 江風改二。これも改造レベル75と高かったですな。こちらは中学生をすっとばして高校生になったかのようなルックスになっています。もともとが小学生には見えなかったので、駆逐艦娘としては年長さんだったのかも。

初霜改二 

 初霜改二。改造レベルは70。なんか女応援団員みたいな感じになっています。ゲームのアップデートの際にしばしば能力が上方修正されています。

叢雲改二 

 叢雲改二。改造レベルは70。最初から大人っぽかったので、大人びたという感じはしませんが、やたら髪の量が増えたような。絵師のこだわりなのか、なんとなく未来的なデザインです。

初春改二 

 初春改二。改造レベルは65。「~じゃ」と昔言葉を使う初春さんは、改二になってもやはり古風ですが、首からぶらさげている物が気になります。もしや黒笛の探窟家?

鬼怒改二 

 鬼怒改二。駆逐艦娘はレベルを上げるだけで改二になる娘が多いのですが、軽巡娘以降はどうしても改装設計図を要求されるのでなかなか改二にできません。改造レベルは75。防空巡洋艦という性格が強くなりました。

翔鶴改二甲 

 翔鶴改二甲。改二にするにはレベル80で改装設計図に試製甲板カタパルトまで要求してくる超お高い娘ですが、さらにレベル88で改二甲になります。そう、大鳳に続く装甲空母の誕生です。艦載機搭載数は減りますが、やはり中破攻撃可能は喉から手が出ます。瑞鶴と迷いましたが、瑞鶴はきっと「翔鶴姉を先に」と言うはずなので翔鶴を先に改造しました。来月瑞鶴も装甲空母化して三隻体制としたいと思います。

朝潮改二丁 

 朝潮改二丁。改造レベルは85。改二に比べて火力や雷装は大幅に減少しましたが、代わりに対空や対潜が大幅に増加し、耐久や装甲も少し増えました。レベル93まで育てると先制爆雷と夜間連撃が両立できるということで、そこまで育てたいのですが、他にも育てなければならない艦娘が山ほどいて…。白いボレロのような肩掛けを羽織ったので、さらにいいとこの私立小学校に通っている風になりました。
 

視聴予定の2017年秋季アニメ:来季は8本を視聴予定です。

秋分2017

 皆さん大変お久しぶりです。一身上の都合でまるで夏休みみたいに休んでおりましたが、巷の大学生達も二学期が始まったようなので、恥ずかしながら戻って参りました。気が付けば秋分の日ですよ。夏の暑さは大嫌いなんですが、去ってしまうとそれはそれでなんとなく寂しいという。

2017年秋アニメカタログ 

 夏季アニメも次々と終わっているので、本日は押っ取り刀で視聴予定の秋季アニメを紹介していきたいと思います。

アニメガタリズ 

 まず「アニメガタリズ」。ひょんなことからアニメ研究部を発足させることになった高校1年生の主人公・阿佐ヶ谷未乃愛と個性豊かなキャラクターたちの日常を描くコメディ作品で、アニメの魅力を熱く語るそうです。

アニメガタリズその2 

 実は2015~2016年に一部映画館で放映されていた幕間短編アニメ「アニメガタリ」の1年前を描くオリジナルTVアニメだそうですが、「アニメガタリ」は見たことがありません。アニメ研究部員がアニメの魅力についてマシンガントークで熱く語る内容だそうです。主演は「えーでちゃん」こと本渡楓。彼女の声質は好きなんですよ。

妹さえいればいい。 

 「妹さえいればいい。」。今季の萌えアニメ枠です。そんな枠あったんかい!?と自分でも思いますが、「エロマンガ先生」とか、なんだかんだと結構見てきたのでもう諦めて認めてしまおうとか。

妹さえいればいい。その2 

 妹バカの小説家である主人公・羽島伊月の周囲には、愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多や、恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京、鬼畜税金セーバー・大野アシュリー、天才イラストレーター・ぷりけつといった、個性的な連中が集まっている。それぞれ迷いや悩みを抱えながらもにぎやかな毎日を繰り広げる伊月たちと、そんな彼らを温かく見守る大きな秘密を抱えた完璧超人の弟・千尋の物語を描く青春ラブコメ…だそうです。

キノの旅 

 「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」。原作は時雨沢恵一のラノベで、シリーズ累計800万部超の名作「キノの旅 -the Beautiful World-」。2003年にアニメ化されていますが、未見でした。これを機に見て見たいと。

飛葉も使用するウッズマン

 少年に見えるけれど実は少女の旅人キノが、相棒でモトラド(二輪車)のエルメスとともに、いろいろな国をめぐる。目的のある旅ではなく、物語は、価値観も風習もまったく異なる国々の出来事をつなぐ、連作短編。1つひとつが、独立した寓話のよう。人間の欲が、感情が引き起こすダークな物語を、淡々と拾い上げ、描き出していく…そうです。
 
マッチターゲット6インチ 

 キノは主力武器として「カノン」、補助武器として「森の人」を使うそうですが、「森の人」って明らかにモデルはコルト・ウッズマンですな。ウッズマンといえば「ワイルド7」の飛葉大陸やヘボピーも使った名銃ですが、私は中でもマッチターゲットが好きですな。

Code Realize 

 「Code:Realize ~創世の姫君~」。今季のはやみん枠です。オトメイトから2014年11月に発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲームを原作としているそうですが…おっさんが見ても面白いのかな?

Code Realizeその2 

 全身に猛毒を宿しているため怪物と呼ばれる少女・カルディアは、ある夜出会った泥棒紳士アルセーヌ・ルパンによって【機鋼都市ロンドン】へ導かれる…。機鋼都市ロンドンで、さまざまな人々との出会いや次々と織り成される謎と物語がカルディアを待ち受ける。

少女終末旅行 

 「少女終末旅行」。「週末旅行」ならなんてことないですが、「終末旅行」とはなんぞ?水瀬いのり主演ということで、「がっこうぐらし!」を彷彿とさせるような気も。

少女終末旅行その2 

 繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動き…だそうです。文明が崩壊した終末世界を生きる少女2人の、どこかほのぼのとした日常を描いた作品ということなので、「人類は衰退しました」の方のテイストに近いのかも知れませんね。

ネト充のススメ 

 「ネト充のススメ」。漫画アプリで連載される恋愛漫画が原作です。能登麻美子主演ということでチョイスしましたが、「はやみん枠」に続いて「能登枠」も作ろうかしらん。

ネト充のススメその2 

 「世の中クソだな」脱サラニートとなった”盛岡森子(もりおかもりこ)”は、充実した生活を求めてネットの世界へと旅立った!たどり着いた場所は、ネットゲーム----通称“ネトゲ”。ネトゲ世界では、サラサラヘアーの爽やかイケメン”林(はやし)”として新たな生活をはじめるが…だそうです。

宝石の国 

 「宝石の国」。原作は「アフタヌーン」(講談社)連載中の人気コミックです。人気女性声優がずらりと揃う中、最後に中田譲治の名前があってとんだハーレムです。が、中田さんならいいかな。

宝石の国その2 

 今から遠い未来、かつて存在した生物が不死の身体をもつ「宝石」になった世界で、月から飛来する謎の敵“月人”と宝石たちとの激しい戦いを描くアクションファンタジー…だそうです。

継続視聴のFate Apocrypha 

 これに夏季から2クール目に突入する「Fate/Apocrypha」も継続視聴するので合計8作品ということに。セイバー、ランサー、バーサーカーが脱落してアサシンも事実上参戦していない黒の陣営は既に総崩れの様相ですが、このまま赤の陣営が勝利するというものでもないんでしょうね。誰も幸せになれないFateシリーズらしい悲惨な結末を期待したいです。ジャンヌ惨殺とかぞくぞくしますが。やたらグラマーなので、火あぶりより磔にしよう(笑)。

グラマージャンヌ 
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