2017年冬季アニメ序盤の感想(その1):風夏/セイレン/幼女戦記/亜人ちゃんは語りたい


またまた艦これ速報。最後の海域である中部海域の一面である6-1を何とか突破しました。現在6-2に突入していますが、それよりも勲章が欲しいので3-5の攻略を優先しているところです。でもこっちも結構大変ですねえ。

1-5と2-5はコンスタントに攻略できるようになったので、勲章は月に2個のペースで入手できるのですが、出来れば月に4個(=改装設計図1枚)のペースにしたいんですよね。五航戦姉妹、Bismarck、利根型姉妹など、改二のレベルに到達しているのに改装設計図がなくて改装できない艦娘が溜まっているもので。


設計図なしで改装できる艦娘は、金剛型四姉妹と妙高型四姉妹を改二に改装済みです。でも立て続けに改装したら資源が底を着いたりして。まあゆっくりプレイするしかないですね。

本日は2017年冬季アニメ序盤の感想です。まだ3話まで放映していない作品もあるのでその1ということで。まずは「風夏」。ジェットコースターのように展開が早いのが特徴。姉二人に妹に囲まれた主人公榛名優は内気でコミュ障気味でしたが、明るく元気な秋月風夏に振り回されている間にだんだん元気になってきたような。

売れっ子アイドル氷無小雪に憧れてバンドを組もうということになり、クラスメイトの三笠真琴(ウホッな人らしい)と3人で、楽器を買うために担任の友美先生に紹介された海の家でアルバイトをします。実は海の家のマスターや友美先生は、優や風夏が子供時代に憧れていた伝説のバンド「ヘッジホッグス」のメンバーだったことが発覚したり、なんかやたらご都合主義的です。バンドって素人がそんな簡単に組めるものなのか。でも絵が綺麗だから許す。


しかも、アイドル小雪は優の幼馴染みで、引っ越しにより離れ離れになったのがTwitterで再会を果たすという、秒速患者的には許せん展開(笑)。風夏は「いちご100%」で例えるなら(なぜ例える)西野つかさ、小雪は東城綾という雰囲気なんですが、だとすると優はやはり風夏を選ぶのでしょうか。小雪を演じるはやみんが、「ラブプラス」の高嶺愛花以来の甘い声を炸裂させているので、個人的には小雪一択です。


実は…Wikipediaを見たら今後もの凄い展開になるらしいのですが、アニメはそこまで描くのか、それともその直前あたりで止めるのか。艦これやってるからピンと来たのですが、キャラの姓がやたら旧海軍の軍艦に由来しているような。榛名、秋月、三笠…他にも那智とか矢矧とか。

お次は「セイレン」。「アマガミ」の舞台となったと輝日東高校の9年後の世界らしいですが、「アマガミ」の時代設定が20世紀末くらいだったので、未来という感じはありません。「セイレン」でも10年くらい前かも。

「アマガミ」同様ヒロインは6人いるのですが、全12話のため、3人だけに焦点を当てているようで、現在「常木耀(ひかり)編」の3話まで放映。「アマガミSS」は6人×4話で24話、第2期の「アマガミSS+」は6人×2話で12話やりましたが、人気ゲームという背景があったアマガミに対してセイレンはオリジナルアニメなので1クールなのは仕方ないかも知れません。ぜひ2期もやって残りのヒロインにも脚光を当てて欲しいです。

で、トップバッターとなった常木耀なんですが…ルックスは確かにいい。いいのですが、品がないんですよねえ。CVの佐倉綾音も常木耀のキービジュアルを見た際「下品!」と思ったとラジオで言っておりました。「アマガミSS」のトップバッターだったラブリー(森島はるか)と比較すると、品格という点で比べものになりませんな。“清廉”の名が泣くぞ。

まあ品がない分、男の部屋に入り浸ったり、水着を着て男湯に入ったりと凄まじい萌え萌え展開を繰り出してきてますが。主人公の嘉味田正一が、アマガミの主人公橘純一と比べると変態紳士ぶりがまだまだ足りないので、女の子がこれくらい押してくる必要があるのかも知れません。


なおアマガミでは妹の美也を以外に隠しキャラ込みで7人ヒロインがいましたが、セイレンは姉の十萌も入れてヒロイン6人。これはあれか、姉も攻略対象なのか!?……私は一向に構わんッッ

続いて「幼女戦記」。何気に悠木碧と早見沙織の「あおい・さおりの新番組」コンビですな。第二次大戦の欧州戦線に魔導士が登場という展開は、前季の「終末のイゼッタ」に似ていますが、こちらでは魔導士はもっと普遍的な存在で沢山おり、航空機の代わりに魔導士が編隊を組んで飛んでいます。

1話はいきなり戦闘状態からスタートし、2話が事実上のプロローグでした。やけに世知辛い幼女主人公のターニャは、実は日本のサラリーマンで、元同僚の逆恨みにより命を落としたところ、神を名乗る存在(ターニャは「存在X」と呼ぶ)から、信仰心がないことを批判され、苦境の中で反省しろと異世界で孤児の幼女へ転生させられたのでした。

幼女になってもリーマンの記憶を保持し続けており、自身のキャリアのために出世し、後方で安全な勤務をすることを望んでいますが、「存在X」の悪意により、前線にばかり送られることになってしまいます。


サラリーマン時代同様、どんな過酷な内容でも仕事と割り切って着実に実行し、自己保身のために努力を厭わず、軍法や国際法令などの抜け道に精通し、部下は道具とみなして使えれば権限を与えて活用するが、無能であれば躊躇なく捨て駒にすると、合理主義に徹しています。その姿に参謀将校のレルゲンには「化け物」と畏怖されていますが、そりゃあ見てくれは幼女だけど中身はおっさんだから(笑)。何気にレルゲンとサラリーマン時代の幼女は似ていますな。

軍のお偉いさん役にはビッグネームのおっさん声優が並んでおり、悠木碧と早見沙織が紅二点状態ですが、楽しくアフレコやれてんのでしょうか。悠木碧のおっさん的演技は凄いですね。さすが「こども先生」(命名杉田智和)。絵は非常にあくがありますが、ミリタリー物は結構好きなところ、良い感じに描写しています。


神を自称する「存在X」ですが、信仰を強要したり案外露骨に正解に介入したりと結構無茶苦茶やってます。新約聖書の神ではなく、旧約聖書の神的な存在のようですが…愚劣な下級神ヤルダバオートなのでしょうか。


最後に「亜人ちゃんは語りたい」。前季の「亜人」のイメージを引き摺りますが、こちらは「亜人」と書いて「デミ」と読みます。ヴァンパイヤ、デュラハーン、雪女、サキュウバスと、伝説の怪物・妖怪とされた存在が、実はちょっと特徴のある人間だったという世界です。

かつては迫害されたりしたこともありましたが、今では個性として認められ一般社会に溶け込んでいます。実は亜人は社会的な弱者である場合が多いので、特徴に沿った生活保障がなされ、若者たちには亜人のことを「デミ」と可愛く呼称するまでになっています。

主人公の高橋先生は大学生の頃から亜人に興味をもっていましたが、亜人は稀少な存在なので実際に出会ったことはありませんでした。ところが新学期に、いきなり四人もの亜人と遭遇することになりました。亜人の体質は遺伝より突然変異によって生じることが多いようで、双子でも一方が亜人、もう一方が普通の人間といった例も存在します。

キャラがとにかく可愛いですね。高橋先生だけはごついですが、心優しいので亜人(全員女性)から好意を持たれている天然タラシです。「ガーリッシュナンバー」で聞いた本渡楓の声が気に入って、また聞きたくて視聴を始めたのですが、結構面白い学園コメディーだと思います。日曜日の癒し。


亜人ちゃんたちは皆可愛いですが、ヴァンパイヤのひかりは貧血になりやすく日射や暑さに弱く、デュラハーンの京子は分離した頭を持たなければならないので色々面倒。雪女の雪は4話で本格的に紹介されるようなので後回しにします。


サキュバスの佐藤先生は24歳の妙齢の美人ながらとにかく相手を催淫させてしまうため、人里離れた一軒家(借家)から朝夕のラッシュを避けて始発終電で通勤するなど非常に不便な生活を送っています。佐藤さんは「亜人」にも登場しましたが、あっちの佐藤さんは不死の亜人であることを堪能していましたが、こっちの佐藤さんは無茶苦茶苦労しています。というか、先生という職業選択は正しかったのか?せめて女子校なら…

高橋先生役の諏訪部順一は、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」以来のハーレム王状態ですが、若い女性声優さん絡みにくかったりしないんでしょうかね。佐藤先生役の日笠陽子が救いかも。そういえばひよっち、「風夏」では友美先生やってるし、なんか先生づいてますね。
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