好きなアニメキャラ(その79):星宮瀬奈(ビッグオーダー)

本日は永六輔とかザ・ピーナッツの伊藤ユミ(双子の妹の方)の訃報が報じられました。永六輔の方はさておき、伊藤ユミさんの方は5月に亡くなっていたそうですが、1959年にデビューしhて1975年に引退ということで、20世紀の、いやさ完全に昭和の歌手なんですが、発売したシングル、LPの累計売上は1000万枚以上に達しているという大歌手なのです。

私の歌以外のザ・ピーナッツの印象は、「おとっつぁんお粥ができたわよ」「いつもすまねぇな~」というシャボン玉ホリデーのコントとか、モスラシリーズに出てくる「小美人」ですね。「モスラの歌」は今度取り上げましょう。あと余談ながらお姉さんの伊藤エミの方は沢田研二と結婚していたという話もありますが。

本日は久しぶりに「好きなアニメキャラ」です。2016年春季アニメ「ビッグオーダー」からこんな妹ぜひ欲しいという、人をロリコンとシスコンに陥れる危険な少女・星宮瀬奈です。

星宮瀬奈は、10年前に世界をほぼ滅ぼしかけた主人公・星宮エイジの妹で、おそらくまだ13歳の中学生です。瀬奈はエイジの父・星宮源内の再婚相手の連れ子であるため、エイジとは血の繋がりはありません。


これは「みゆき」の流れじゃないかと誰もが思いますが、星宮兄妹はどちらも血が繋がっていないという事実を最初から知っているところが大違い。兄妹中は非常に仲睦まじいのですが、瀬奈ほ方はむしろ兄というより恋人に対する恋愛感情に近いものを持っているようです。

世界にも数例で治療成功例が皆無という珍しいタイプの白血病にかかっていて、エイジの伯父が経営する星宮総合病院に入院していました。余命は物語開始時点で半年と宣告されていました。当然本人にはこのことは伏せられていましたが、瀬奈はそれとなく知っていたようです。

エイジの能力である「拘束する支配者(バインドドミネーター)」は、実は瀬奈の能力で、実は10年前に世界を滅ぼしかけたのは瀬奈なのでした。その際、瀬奈を救うことを願ったエイジは、能力「記憶の盗掘者(イリーガルディガー)」を発動させました。これはエイジ自身と瀬奈のみを対象とし、記憶と能力を奪うもので、これによって瀬奈の記憶と能力は封印され、エイジのものとなっていたのでした。

か弱い病弱の女の子と思いきや、ピンチを乗り越える強い意志と行動力を持っており、“願うのではなく勝ち取る”と言い切って紅鈴やフランといった年長者を手玉に取っていました。

エイジは赤の他人に「俺には瀬奈が全てなんだ!」と言い切るほどの筋金入りのロリコン&シスコンな訳ですが、瀬奈にもその自覚はしっかりあって「お兄ちゃんなら多分私の為に喜んで死ぬ。きっと死んでもお兄ちゃんは本望」と断言しています。こ、これがシスコンか…

結末は連載中の漫画本編とアニメでは異なっていますが、アニメ版では星宮源内の能力「MINDSET(マインドセット)」によって心を支配されたことで「記憶の盗掘者(イリーガルディガー)」が除去されて記憶を取り戻しました。そして源内の唆しに乗って再びゲートを開こうとします。


瀬奈の願いは「お父さんとお母さんとお兄ちゃんとずっと一緒に居られるように世界を支配したい!」というものでしたが、素直で純粋な願いだったがゆえに強力な能力を生んでしまい、幼い瀬奈がそれを制御できなかったために大破壊が起きたのでした。


最後は源内とエイジのどっちの願いが叶ってもあまり結果は変わらないんじゃないかというバトルの後、開かれたゲートからやってきた識(オーダーの力の源)との戦いとなり、エイジの「瀬奈が幸せな世界になれ!」というオーダーで識を撃退し、世界はエイジが願った通りになったのでした。しかしこの妹第一主義の願い、ひでーと言えばもう実にひでーですね。


この世界は全て妹の、瀬奈のために作られたというとんでもないものですが、ま、その世界で瀬奈はすっかり元気みたいなんで、おじさんも満足ですよ。

CVは久野美咲。1993年1月19日生まれで東京都出身。子役として舞台に立っていましたが、2003年に声優デビューしました。主に外国映画の吹き替えで活躍していましたが、2010年以降はアニメやゲーム作品への出演が増えています。

声質は「幼い子のリアルな声」「独特の存在感のある声」と評されています。私が知っているキャラでは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」に登場したイギリス人コスプレイヤーのブリジッド・エヴァンスとか「無彩限のファントムワールド」に登場した熊枕久瑠美なんかがいます。いやぁ、実にロリキャラですね。23歳だから合法ロリですな。


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