北海道名物!(その19):世界一旨いかも知れないサッポロクラシック

今日は昨日より3℃も高くて、最低気温-8℃……って、全然暖かくないですよ。ある横断歩道が滅茶苦茶滑りやすくなってて、ペンギンのようによちよち歩いて突破したのですが、その直後、チャラい感じで颯爽と歩く若者と擦れ違いました。おいおいそんな歩き方で大丈夫かよと思ったら、案の定柔道で足払いを食らったかの如く足が横に滑って転倒していました。凍結路面をなめたらいかん!画像は地元テレビ局のアイドル女子アナの転倒シーンです。パンチラはギリセーフ。

本日は北海道名物。宣伝になっちゃうかもですが、サッポロクラシックです。私はビールはあまり好きではないのですが、これは実に旨いです。

サッポロクラシックは、サッポロビールが北海道地区限定で販売している麦芽100%のビールで、恵庭市所在の北海道工場で生産されています。

高温短時間仕込による「ホッホクルツ製法」を採用しています。「ホッホ」はドイツ語で高温、「クルツ」は短いという意味だそうで、ドイツ古来のビール醸造法のひとつで、短い時間で高温処理し、麦芽本来の旨みを活かすのが特徴です。ホップは特に品質の良いアロマホップである「ファインアロマホップ」を100%使用しています。

サッポロクラシックは1985年に発売が開始され、地域限定ビールの先駆けとなりました。当初は地味な存在でしたが、徐々に人気が高まり、2001年から2014年まで14年連続売上アップ(前年比100%超)を達成しています。現在では北海道以外の地域でも名が知れているブランドとなっています。

サッポロクラシックの商品ラインナップは、樽生、大ビン(633ml)、中ビン(500ml)、缶(500ml)、缶(350ml)で、北海道内の約190の飲食店では樽生で提供しています。また、道内のほとんどのスーパーやコンビニで販売されています。

北海道に来た際に飲んでその味が忘れられないという人も多く、そのため日本各地で開催される北海道物産展等のイベントで販売されることが多く、またインターネット通販等で取り扱っている店舗も多くあり、北海道限定といいつつ道外でも比較的容易に入手することが可能となっています。でもやはり北海道に来て飲むのが一番おいしいと思うんですよね。

昨秋、私の会社の本店の偉い人が出張でやってきたので一席設けたのですが、偉い人は「ビールは最初の一杯であとは焼酎のお湯割り」とのたまっていたのです。もちろんそれで結構ですが、せっかくだからビールはサッポロクラシックをお試し下さいということでサッポロクラシックの中ジョッキを飲んでいただいたのですが…

一息でぐっと明けて、「もう一杯」ということになりました。別に私はサッポロビール関係者じゃないし、道産子でもないのですが、サッポロクラシックの旨さはよく分かっていたので、内心「やったぜ」と思ってしまいました。

昔20歳になった頃、キリンドラフトが苦くて飲めず、ビール嫌いだった私がビールを飲める切っ掛けになったのは、アサヒスーパードライでした。なので「美味しんぼ」の山岡一味が何を言おうと私はスーパードライを支持しているのですが、サッポロクラシックは久々にスーパードライを超える旨さだなと思わせるビールです。

世界でということだと、10数年前にチェコの地元料理のレストランの中庭で、爽やかな夏の日差しを浴びながら飲んだビール(ブドヴァイゼル・ブドヴァル)が、本当に風のように一気にいけて驚くほど美味しかったのですが、あれは地元のビールを地元で、良い季節に旨い地元料理と一緒に飲んだからなんじゃないかと思います。その後別の場所で同じ銘柄のチェコビールを飲みましたが、それほどの感動は起きませんでしたから。

サッポロクラシックも、北海道で地元食材と一緒に飲むのが一番美味しいと思います。基本北海道は何を食べても旨いのですが、その北海道の食材との相性も抜群だと思います。お酒がいける口の方は、ビール党でなくても、とりあえず一杯は飲んでいただきたいと思います。

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