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銀河鉄道999:若さを羨んでしまう「銀河鉄道999」主題歌

羊ヶ丘展望台

 こんばんは。株価27年ぶりの10日連続の値上がりということで、15年ぶりの高値を更新しています。また円も124円台と12年ぶりの安値になっています。お金持ちはこの機に色々と資産を動かすんでしょうねえ。くっ、マネーが足りない!なのでこの話題はあっさり流して…

円安

 本日はなつアニソンです。先週の劇場版「銀河鉄道999」の挿入歌「テイキング・オフ!」に続いていよいよ真打ち、主題歌の「銀河鉄道999です。

銀河鉄道999ジャケット

 作詞は奈良橋陽子(英語詞担当)と山川啓介(日本語詞担当)、作曲はタケカワユキヒデ、編曲はミッキー吉野で「テイキング・オフ!」と同じです。

999と009

 シングル盤には、「銀河鉄道999」の挿入歌であるかおりくみこの「やさしくしないで」とインストゥルメンタル曲の「惑星メーテルのテーマ」をカップリングしたヴァージョンや、映画「サイボーグ009 超銀河伝説」の主題歌である町田義人の「10億光年の愛」「さらばとは言わない(We'll never say good-bye)」をカップリングしたヴァージョンも存在します。

機械伯爵とリューズ
時間城のリューズ

 かおりくみこは機械伯爵の愛人・リューズのCVも担当していました。リューズは原作同様時間を操り能力を持っていましたが、原作とテレビ版では男に捨てられて「重力の底」に孤独に暮らしていました。そのため劇場版のリューズの役割をレリューズという別のキャラが担当していましたが、リューズの姉という設定でした。

レリューズ

 「銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)」のプロデューサーの一人は、東映アニメーションが初めて手掛けた自主制作映画で、既に放映されていたテレビアニメ版とは全く違う作品であることを強調すべくゴダイゴが主題歌の担当に相応しいかどうか、わざわざコンサートへ足を運び、ライヴの熱気を肌で感じて「主題歌はゴダイゴしかない」と確信したそうです。

銀河鉄道999 チラシ

 英語詞担当の奈良橋陽子は、999号が飛んでいくような明るい感じにしようとタケカワユキヒデと打ち合わせをしており、作曲担当のタケカワは、従来のアニメソングの常識を変えようとやる気満々で、最初のフレーズを作った時には、良曲であることを確信したそうです。そして編曲のミッキー吉野は、当初スローバラードだった曲を、蒸気機関車が力強く走るようなアップテンポにし、日本語作詞担当の山川啓介は、そのスピード感のあるアレンジにより、多少情緒的な詞でもベタベタしないだろうと思ったそうです。そうした化学反応のような連鎖によってこの名曲は生まれたんですね。

銀河鉄道999 

 原作者の松本零士はクラシック指向で、当初はロックバンドのゴダイゴが主題歌を担当するに違和感を感じていたそうですが、メーテルと鉄郎が別れるラストシーンで、未来への希望に満ちたこの曲が流れることで、「鉄郎は大丈夫だ」と感じ、彼の将来を心配しなくなったそうです。

銀河鉄道999その2

 1979(昭和54)年8月4日の劇場版公開に先行して同年7月1日にリリースされた本曲は、オリコン最高位2位を記録し、「ザ・ベストテン」では1位にもなりました。当時のアニメ主題歌として歴代最高売上枚数を記録し、シングル売上は120万枚に達しました。

アルカディア号とエメラルダス号

 劇場版について、東映は当初、中高生を対象にして配給収入目標を10億円としていましたが、結果はそれを上回る16億5000万円を記録し、1979年度の邦画の第1位となりました。これはアニメ映画史上初の快挙でした。当時はまだ映画としてアニメ映画が評価されなかった時代でしたが、本作は異例の評価を受け、1980(昭和55)年の第3回日本アカデミー賞特別賞(話題賞)を受賞し、映画雑誌「キネマ旬報」のキネマ旬報ベストテンでは17位となりました。1970年代後半から1980年代前半に巻き起こったアニメブームを代表する作品の一つです。私ももちろん見に行きましたとも。 

ママンの死

 さあ行くんだ その顔をあげて
 新しい風に 心を洗おう
 古い夢は 置いて行くがいい
 ふたたび始まる ドラマのために
 あの人はもう 想い出だけど
 君を遠くで 見つめてる
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey to the stars

鉄郎とメーテル

 そうさ君は 気づいてしまった
 やすらぎよりも 素晴らしいものに
 地平線に 消える瞳には
 いつしかまぶしい 男の光
 あの人の目が うなずいていたよ
 別れも 愛のひとつだと
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey to the stars

別れの口づけ

 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 (A journey to the stars)
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey (to the stars)
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 (A journey to the stars)
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey to the stars
 (A journey to the stars)
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey to the stars…

別れの場面

 ラストの鉄郎とメーテルが別れるシーンは、収録の際、鉄郎役の野沢雅子とメーテル役の池田昌子が共に感極まって泣き出し、他のスタッフももらい泣きしてなかなか進まなかったそうです。

メーテル

 それでは聴いてみてください。劇場版のラストシーンでスタッフロールと共に流れたものです。とぼとぼと線路を歩いて行く鉄郎が走り出すあたりに希望を感じますね。その直前、風に飛ばされている紙片はキャプテンハーロックの手配書のようです。



 もっと別れのシーンをちゃんと見たいという方の為に。昔の身体に戻るとメーテルが言っていましたが、結局戻しませんでしたね(笑)。



 こちらは999の旅立ちをイメージしたMAD。999の走行音や汽笛がいいですね。ハーロックやエメラルダスも登場。



 EXILEがカバーしています。名曲なのでいろんなミュージシャンにカバーしてもらいたいですが、オリジナルはゴダイゴだって皆知っているのかな?



 最後に大きなお友達向け、メーテルのきわどい(?)画像をどうぞ。こういう人に色んな意味で大人にしてもらった鉄郎はうらやましいですね。このウサもあやかりたいもんですな(性的な意味で)。

メーテルシャワーシーンその2
メーテルシャワーシーン
剥かれるメーテル

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