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true tears(その6):クリムゾン風に言えば「乃絵ハード」(涙)

東京オリンピック
 仲秋の三連休、いかがお過ごしでしょうか。今年は三連休が9回もあるんですね。まだ文化の日と天皇誕生日が残っています。勤労感謝の日は残念ながら土曜日。土曜日でも振り替えにしたらいいのにと思うのは私だけでしょうか?東京オリンピック開会式にちなんで体育の日となったそうですが、運動もせずにブログなんか書いているのはワイルドなのかなあ(もう古い?)。まあ日取りもずれているしいいか。

イラストでは仲がいい三人

 さて大映的泥沼恋愛アニメtrue tearsもいよいよ大詰めです。13話あるので、本日11話と12話を、そして明日13話を紹介していこうと思います。腹黒ヒロイン・比呂美が復活してくるのと裏腹に、私の純真ヒロイン・乃絵がどんどん沈んでいく展開が辛いのですが、なぜ眞一郎みたいな優柔不断野郎がこんなにモテモテなのか。

比呂美のアパートを訪ねる眞一郎

 それでは第11話「あなたが好きなのは私じゃない」です。前回ラストに「全部、ちゃんとするから」と比呂美に確約した眞一郎。比呂美からすればそれは「乃絵と別れて比呂美と添い遂げる」と言っているに等しいのですが、そんな決断力と実行力があったら眞一郎は今のような眞一郎ではありえないわけですが。取りあえず一人暮らしは予定通り実行した比呂美、一人暮らしのアパートから登校です。コートにマフラーで重装甲。麦端高校の女子の制服はやたら軽装なので、コートは厚めのものがオススメです。 

眼鏡の比呂美

 眞一郎はさっそく一人暮らしの女のアパートに転がり込んでいます。ここならママンの目もなくていちゃつき放題ですな。画工では眼鏡をしていませんが、プライベートでは眼鏡をしている比呂美。コンタクトレンズ使用なのかな?眼鏡黒髪ロング女子は個人的にかなりツボなんですが。

急に海に誘う比呂美

 窓の外を見ていたら、突如「私、雪の海って好き!海、行こう!」と言い出す比呂美。鬼姑の目がないということは、人をこんなにも変えるのか。新婚さんは親と同居しちゃあいけませんなあ。

半沢さん

 海岸でデート。海岸といえば乃絵のイメージなんですが、比呂美的には「倍返しだ!」というところでしょうか。乃絵的には比呂美を攻撃するつもりは一切なかったんですがね。

ズキュゥウウウン!

 そして突然きた、比呂美からのキス。眞一郎はいつも受け身ですね。ではお約束なので

カラーでズキュゥゥウン!

 今度はアニメ版のカラー画像にしてみました。もちろんショックで目を見開いているエリナが眞一郎ですよ。

お前は世界で2番目だ

 だがそこに快傑ズバットが!「残念だがお前は世界で2番目だ!」「1番目は誰だ!」と仰け反る比呂美(妄想)。1番目は愛子なんですね。比呂美は乃絵ばかり敵視しないで愛子もつぶしにいかにゃいかん。恋愛三国志か。

やり直そうとする愛子

 その「初めての女」(こういう表現するとちょっとアレですが)愛子は三代吉とお電話中。あれ?三代吉と別れたはずじゃないのか。前回眞一郎への想いを断ち切ることに成功したみたいですね。この辺りの割り切りが男には結構難しいのですが。友達からやり直そうという愛子。三代吉的には嬉しい誤算でしょう。

螢川とのバスケットの試合

 麦端高校女子バスケット部は螢川高校と対抗戦。男子バスケット部は純の活躍で蛍川の圧勝だったので、麦端も一矢報いたいところですが、純は螢川女子バスケット部でもアイドル的存在だったらしく、その純を横からかっさらった(ように見える)比呂美に対しては露骨なファールが繰り返されます。すると純がいきなりコートに乱入。螢川の女子部員を一喝します。これは比呂美へのアピールも兼ねているのでしょうが…

無駄無駄無駄無駄ァー!

 もはや比呂美の心は眞一郎一直線みたいですから。

じべた散る

 しかしそんな比呂美の心が判らない眞一郎、それなりに純のポーズに衝撃を受けます。その心のままに書き上げた絵本は、何と雷轟丸に先んじてじべたが崖を飛び降り、墜落して死にますが、空に挑んだ最初のニワトリとして名を残し、雷轟丸はその他大勢のニワトリの一羽となってしまったというバッドエンドでした。乃絵による雷轟丸=眞一郎説からすると、飛ぶんだ飛ぶんだと大騒ぎしたわりにただのパンピーだったというエンディングは、眞一郎の自己評価でしょうか。次話で明らかになるのですが、じべたが何を象徴しているのかを知ると、この絵本のエンディングはかなり衝撃的です。

エロス要員比呂美

 自宅の比呂美。またお風呂上がり。こういうシーンは一手に比呂美が担っています。おっと干してあるブラは白ですね。「ティーンは白」という前回の私の思い込みに対応してくれたのか。

なぜブラを足で取るのか

 そしてなぜか足でブラを取る比呂美。なに訳のわからんことをやってんすか。画面には見えませんが、全裸でこれやってるんですよね。

こいつ…誘ってやがる

 こいつ…誘ってやがる!眞一郎悩殺のエチュードなのでしょうか。

冬のアイスも格別ですな

 お風呂上がりのアイスをかじりながら親友・朋与と電話でおしゃべり。自由って素敵。一人暮らし万歳。「男も引っ張り込み放題だしね?」「うん!」「えぇっ?」これも女子トークなのか。

眞一郎の部屋で絵本発見

 一人暮らしを始めたといっても折々仲上家に顔を出す比呂美。経理の仕事もあるしね。和解を果たした姑・眞一郎ママン(この人ここまで名前不詳です。バカボンのママみたい)に頼まれて眞一郎の洗濯物を持っていきます。そこで観たものは完成した絵本「雷轟丸とじべたの物語」。一瞬比呂美は雷轟丸って知っているのかと思いましたが、お墓のイベントで知らないはずがないですね。

パターン青!

 「パターン青!乃絵です!!」比呂美に心に乃絵警報。なおも眞一郎に取り憑くか、乃絵!比呂美の心の中に嫉妬の黒い炎が。

純と別れ話

 そして純との別れ話に向かう比呂美。これまでの比呂美だと、自棄になってわざと眞一郎を傷付けるような行動を取っていましたが…。比呂美の心を屈折させる最大の原因であった「眞一郎と比呂美は異母兄妹」という疑惑が解消した今、どんなに嫉妬が心を焼いても、比呂美の心は眞一郎一直線です。純に頬を撫でられながらタイトルのセリフ「あなたが好きなのはわたしじゃない」を炸裂させる比呂美。

私はあなたの人形じゃない

 ちょっと綾波レイを連想しちゃいました。衝撃を受ける純。これまで自分自身を欺いてきた本心が露わにされる。「あなたには、あの子以外のことは、どうでもいいのよ。なぜ分からないの?」“あの子”はもちろん……

乃絵が帰らない…

 その夜、純から電話が。迷惑そうに電話に出る比呂美。

ちっ、うっせーな
画像付きアドレス

 内心「ちっ、うっせーな」とか言ってそう。どっかのセンス抜群なスノーボーダー(笑)みたですな。しかし内容は乃絵が帰ってこないというものでした。眞一郎なら知っているのではないか、連絡とってみてくれないかという兄の頼み。乃絵と聞くと嫉妬の炎が燃え上がる比呂美ですが、さすがにここでは人としての道は外れませんでした。

鶏小屋の乃絵

 連絡を受けるやいなや押っ取り刀で飛び出す眞一郎。居場所といえば真っ先に浮かぶのはあそこでしょう。そう、麦端高校の鶏小屋。いましたよ乃絵は。じべたに夜這いか。「やっぱりお前の気持ちはわからないわ」とじべたに話しかける乃絵。

じべたと海岸へ

 じべたを連れて海岸に向かう乃絵。なんかやばい感じです。ヤンデレ化してしまったのか、乃絵?

眞一郎の心の底に…湯浅比呂美

 あぶらむしの歌を歌う乃絵。しかし「眞一郎の心の底に……湯浅…比呂美…」ともはや歌ではなくつぶやきになっています。大好きな眞一郎だから、その心の奥底も判ってしまうのか。こんな時だけに発動する「真心の想像力」が憎い。

飛べじべた

 ますますやばくなってい乃絵を見てられない思いになりますが、続いて第12話「何も見ていない私の瞳から…」です。じべたを降ろして飛びなさいという乃絵。しかし一向に飛ぼうとしないじべた。持ち上げて無理矢理飛ばそうとする乃絵。それを見た眞一郎は思わず「やめろ!」と叫びます。飛びたいと願いながら飛べない眞一郎は、雷轟丸よりじべたに感情移入しているのでしょうか。自発的ならいいが、強制はいかんですばい。

飛ばないのも選択

 しかしそこは乃絵も無茶な子ではありません。わかっていました。「自分で決めなきゃ楽しくないの…嬉しくないの…笑えないのね」乃絵は自分に言い聞かせるために敢えてやったのでしょう。じべたは飛ぼうとしないのではなく、飛ばないという選択をしていたのだ。そしてそれは眞一郎にも伝わりました。なぜ麦端踊りに熱心になれないのか?それは昔踊ったパパンと較べられるのが怖いから。なぜ絵本がなかなk完成しないのか?それは自分の才能の限界を知るのが怖いから。

朝帰りの乃絵
 
 乃絵は朝帰り。眞一郎から比呂美経由で乃絵は大丈夫だという連絡を受けていた純は、朝食の準備をして待っていました。何も聞かずに優しく「腹減っただろ?」という純。何度も「ありがと」といいながら抱きつく乃絵。乃絵にとって純は大好きなお兄ちゃんなのですが、純にとって乃絵は……その気持ちにはまだ気付かない乃絵でした。

新たな嫁姑関係

 翌日は麦端祭当日です。その前夜に徹夜とか大丈夫か眞一郎。大丈夫じゃないらしくなかなか用意してこない眞一郎に、ママンは比呂美を派遣します。ママンと比呂美、すっかり雪解けムードですね。あの嫁姑戦争はどこに行ったのか。普通の嫁姑関係になっています。ママンは比呂美を嫁と認定したのでしょうか。

着物の比呂美に照れる眞一郎

 眞一郎の下に向かう比呂美。和服が似合っています。口紅のせいかいつもより艶やかな感じです。寝不足でうつらうつらしていた眞一郎も驚いて照れる美しさです。まあ三ヒロイン随一の美貌ではあるでしょうね。

全然ちゃんとしていない眞一郎

 奉納踊りを一番良い処で見たいと言う比呂美に、乃絵も同じ事を言っていたことを思い出して、「…無理に見に来ること無いよ」と言う眞一郎。お前、どこがちゃんとしているんだ。この口先男めが。変わろうとしながらなかなか変われない、この凡夫の苦悩こそがtrue tearsのテーマなんでしょうか?

3ヒロイン初遭遇

 眞一郎の準備も終わり、祭りが始まりました。裏方として待機所の片付けをしている比呂美のところへ、遅刻して愛子が到着。二人は顔見知りのようです。愛子は眞一郎の幼なじみなので当然といえば当然ですが。そしてそこに姿を見せる乃絵。比呂美を目が合うと逃げ出してしまいます。眞一郎の意中の人、どうあがいても勝てない相手と判ってしまったのでいたたまれなかったのでしょう。愛子は乃絵が眞一郎の彼女だと思っているので、乃絵を見て「彼女かぁ…」と呟きます。自分がなれなかったものに羨望の瞳です。しかしそれに対して「彼女は私です!(キリッ)」と言い残して乃絵を追いかけていく比呂美。判ったな?変な起こすんじゃないぞという愛子への牽制すら読み取るのは曲解でしょうか。

ハラワタをブチ撒けろ!

 乃絵を追撃した比呂美・和服なのにバスケットで鍛えた脚力で乃絵を捕捉。遂に本心を乃絵にぶちまけます。比呂美の心は斗貴子のバルキリースカートに切り裂かれたのか?

乃絵に本心を告げる比呂美

 「眞一郎君、言ってくれたの。全部…全部ちゃんとするからって」「私はずっと、眞一郎くんのことが好きだった。きっと眞一郎くんも私のこと…ごめんなさい…」「私たち、やっとわかり合えたの、やっと素直になれたの、もう…ごめんなさい…そっとしておいて」

比呂美の涙

 勝手な言い分なのですが、本心であることは間違いありません。比呂美の目からは自然に涙が流れ落ちます。恋する女の涙は美しいですね。

「綺麗よ…貴方の涙」

 乃絵にも比呂美の心は伝わったようです。「綺麗よ…貴方の涙」という乃絵。個人的には「ひ…退かぬ!!媚びぬ!!顧みぬ!!帝王に敗走はないのだー!!」とでも言って特攻して欲しかったのですが、そうしないのが乃絵のいいところであり、悲しいところ。立場が逆なら比呂美は絶対サウザー化していることでしょう。

サウザー様の名言

 比呂美の気持ちを汲んで、麦端祭は見まいとする乃絵。眞一郎の踊りを見に行きたいのに見に行けない苦悩に苛まれる乃絵。そこへ東京から電話が。それは純の進路に関するものでした。

純の就職を知る乃絵
 
 就職して東京に行くという純に、話が違うと言う乃絵。専門学校に進学するって言っていたのに。覚悟を決めた純は乃絵に告げます。「お前のことが好きだった」。乃絵も「純が好きよ」と言いますが、「もう少し好きだったんだ」という純。乃絵が「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を見ていたら。

純の夢?

 純=京介、乃絵=桐乃だとすれば、桐乃より乃絵の方が100倍いいのですが、エロゲーで鍛えられた桐乃の精神的経験値に対し、年上なのに乃絵の精神は純情可憐なまま。そんな乃絵を傷つけたくなかった純ですが。

純の気持ちを知らずにいた乃絵

 「キスしていいか?」と訊かれてOKする乃絵。おでこ、頬ときて、唇を狙う純にはっと気づいて驚愕する乃絵。純は多分乃絵に理解させようとしてやっていましたね。

まさに「俺妹」状態だった純
 
 「お兄ちゃん?」漸く純の気持ちを知った乃絵。「もう一緒に居るのが辛いから、東京に就職することに決めた」と言い去る純。一番親しい人の気持ちを一番理解できなった乃絵の衝撃たるや。

バックベアード先生

 一応純にはバックベアード先生から突っ込んでおいて貰いましょう。

それでも泣けない乃絵

 比呂美の涙、純の涙を見て打ちのめされる乃絵。何も気付かずに、何も知らずにいた乃絵。眞一郎を含め、自分の周囲の人間の本心を知って、それまでの自分の世界・価値観がまさにゲシュタルト崩壊状態。放心状態で、それでも泣けない乃絵は、ここでタイトルのセリフ「何も見ていない私の瞳から…本当に涙なんか流れるのかしら…?」見てられない、助けてあげたい。だが、少なくとも眞一郎には乃絵は救えない。比呂美は救えても乃絵は救えない。

眞一郎の麦端踊りを見つめる比呂美

 乃絵を排除して、眞一郎の麦端踊りをかぶりつきで見る比呂美。悔しいが綺麗ですね。もはや眞一郎の嫁気取りも堂に入っています。

乃絵に驚く比呂美

 しかしパージしたはずの乃絵が踊りを見ているのをみて驚く比呂美。あのアマ、あれだけ言っておいたのに!いいじゃないか見るくらい。減るもんじゃなし。比呂美がどんどん眞一郎ママンに近づいていきます。

乃絵に会いに行く眞一郎

 踊りが終わった眞一郎に、乃絵に痛恨の一撃を放ったと言う比呂美。適当な言い訳で乃絵を探しに行く眞一郎。「ちゃんとする」ためには、乃絵との関係を清算しなければならないのですが、乃絵と眞一郎の関係は単純に別れろ切れろというものではありません。芸術家とパトロンというか、無名作家と熱心なファンの関係というか。眞一郎が変わったのだとしたら、そのきっかけを作ってくれたのは間違いなく乃絵なのです。いわば恩人。眞一郎としては礼を尽くして絵本を見せるべき人です。

置いていかないで…

 しかし、眞一郎と乃絵のそんな関係を窺い知れない比呂美は、単純に色恋沙汰だと思っています。乃絵の下に向かう眞一郎に「置いてかないで……」と呟く比呂美。まるで幼い日のお祭りの夜のようです。勝利は確定しているのに、その勝利を認識できない比呂美の苦しむはなお続きます。

木に登る乃絵

 一方、乃絵は突如木に登り出します。雪降っているのに危ないなあ。乃絵のいる場所はすぐに探知する眞一郎、あっさり乃絵を居場所を発見しますが、その行動には驚愕。何をする気だ?

宙へ飛ぶ乃絵

 高い枝から宙に舞う乃絵。もちろん重力は正常なので身軽な乃絵といえでも即落下です。大丈夫なのか?雪があるから大丈夫だよね?バリュート・システムは装備していたのか?まさか乃絵死亡なんて最終回はないでしょうね。必見の最終回に続きます。

バリュート・システム
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