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夏季アニメ総括:2本しか取り上げていませんが…

七体の薔薇乙女(薔薇水晶はニセ者です)
 
 いや~10月になりましたね。ことしもあと三ヶ月ですよ。矢どころか銃弾よりも早いんじゃないでしょうか、光陰というやつは。しかし台風の影響かだんだん気温が上がり気味。もういいっちゅうねん。

人形達

 さて夏季アニメも終わりましたので恒例の総括を。ただし、春季と違って三本しか見ていない上、物語シリーズセカンドシーズンは2クールやるのでまだ終わっていないということで、たったの二本ですが。しめしめ、楽ができるぞなんて夢にも思ってませんが。

ローゼンメイデン

 ではまず「ローゼンメイデン」。旧アニメ版第一期と第二期、及び特別編と見てきたので見ないわけにはいかなかったのですが、正直あまり期待はしていませんでした。

真紅

 原作が突然終了して掲載誌を変えて改めて連載を開始したのに合わせ、アニメも旧版とは別の世界(平行世界)を舞台としています。「まきますか まきませんか」という怪しいダイレクトメートに対し、引きこもりの内弁慶中学生ジュンが「まきます」に○を付けたのが旧版の世界で、「まきません」に○をつけたのが三流大学生のジュンがいる新版の世界です。

巻いたジュン

 旧版では、真紅に関わることで薔薇乙女達の争いに巻き込まれ、時に命の危険にもさらされながらも様々なドール達やその関係者達と出会い、様々な体験をすることによって心を成長させていくことになりました。

巻かなかったジュン

 では真紅と出会わなかったジュンはどうしようもないヒキニートのままだったのかといえば、そうではなく、時間はかかったものの自らの意志で外に出ることを決意し、高校には行かず大検に合格しています。しかし、せっかく進学した三流大学にもなじめずにぼっち状態で、大学にもかずバイト三昧。しかもバイト先の本屋でも高卒の店長から軽蔑されて嫌がらせを受け続けているというさえない日々です。お姉ちゃんからは離れて家を出てアパートで一人暮らしをしています。

水銀灯

 ある日バイトの最中に見つけた謎の「週刊 少女のつくり方」を持ち帰って以来、何故か直接自室に雑誌が届く様になり、付録パーツを集めて「ローゼンメイデン 真紅」を作ることに夢中になっていくジュンでしたが、途中で雑誌は休刊になってしまいます。呆然としていると、なんと中学時代の自分から助けを求めるメールが届き、自力で真紅を完成させるよう依頼されますが…。

蒼星石と翠星石

 旧版ではラストにちらりとしか登場しなかった雪華綺晶が、今回は「まいた世界」を席巻しており、真紅が活動停止となって危機状態に陥ったジュンが、雪華綺晶の支配から逃れるために別の世界である「まかなかった世界」の自分自身に助けを求めるといことになっていますが、平行にしても時間的には5~6年はずれてしまっていて、「まいた世界」のジュンは中二のまま、「まかなかった世界」のジュンはおそらく20歳を超えています。

雪華綺晶フィギュア

 おそらく「まかなかった世界」のジュンはそれくらいの年齢になっていないと役に立たないからなのでしょうが、だったら30歳とか40歳のジュンでは駄目なのかなあなんて思ってしまいちょっとこの時間のずれにはご都合主義を感じざるを得ませんね。

雪華綺晶バストアップ

 旧版第一期では水銀灯が、第二期では薔薇水晶がラスボス的存在でしたが、今回は末妹こと第7ドール雪華綺晶がその役目を担っています。冷酷非情風でドS風の水銀灯、寡黙で無表情な戦闘マシーン風の薔薇水晶に対し、雪華綺晶はヤンデレ風というか狂気を秘めた笑顔が不気味です。

雪華綺晶全身

 雪華綺晶は「物質世界に存在を縛られること自体がアリスとなるための枷となってしまうのではないか」というローゼンの考えから創られた為、実体が無いアストラル体のドールで、今までは器が無い為に現実世界に出ることやアリスゲームに参加することが出来なかったのだそうです。しかし、「まかなかった世界」のジュンに蒼星石のパーツを送って組み立てさせて自身の実体としようとしていましたが、それ以前に白い茨の茎を無数に操ったりして凄まじい威力を発揮していましたが、あれだけの力があるなら実体なんかいらないんでは?

舞台衣装の斉藤さん

 「まいた世界」と「まかなかった世界」に分岐というのは面白い展開だと思います。しかし選択によって世界が分岐するのであれば、その後も無数の選択による無数の世界が広がっているはずです。たとえば頑張って高校に進学した世界とか、そこでお節介な教師に出会って奉仕部に入れさせられて色々な活動をする世界とか。なぜ冴えない三流大学生のジュンが選ばれたのでしょうか?あまりに引きこもりでも助けにはならないし、あまりにリア充だと助けてくれそうにないということですかね。

ジュンと斉藤さん

 雪華綺晶を撃退して雛苺以外のドールは復活し、元の「まいた世界」に戻っていき、「まかなかった世界」のジュンも真紅達の思い出を胸に、自ら作り上げた人との繋がりや生きていく気力を獲得し、めでたしめでたしといった感じでしたが、雪華綺晶は滅んではおらず、今度は「まいた世界」のジュンが危機に瀕し、真紅達が「まかなかった世界」のジュンに助けを求めるというところで物語は終わっており、新版第二期を匂わせています。

斉藤さん

 新キャラとして登場した斉藤さん(名前が不詳なので仮名は支靜加)さいとう)はいいキャラでした。ジュンのアルバイト先での同僚で、役者の卵で、ジュンとは対照的に明るく社交的な性格でした。しかもかなり可愛いし。優れた服飾デザインの素質を持つジュンに興味を示し、所属している劇団の活動へ彼を勧誘し、これによってジュンの世界を広げてくれるのですが、それだけでなく個人的にもジュンに好意を持っているような。書店の正社員への勧誘もあったし、一気にリア充化しそうな展開に、私もドールを組み立てたくなりましたよ。

薔薇水晶

 続いて「恋愛ラボ」。「ラブラボ」と読みます。研究室がラボなら、かつての人工衛星「スカイラブ」も「スカイラボ」と呼ぶべきだったのでは?かつて私が「鬼の哭く街」に住んでいた頃、近所に「スカイラブ」というラブホテルがあったのですが、ここなんか完全に「sky love」だと勘違いしていたのでしょうね。私もそう思っていましたよ。「スカイラボ」なら間違えなかったでしょうに。史上最強野球漫画「アストロ球団」でも「スカイラブ投法」という魔球が登場していましたが、「スカイラボ投法」だと様になりませんね。

恋愛ラボ

 余談ばかりになってしまいました。これはさる人から勧められて見たのですが、さほど期待しないで見たら予想外に面白かったアニメでした。お嬢様学校である「私立藤崎女子中学」(藤女)の生徒会執行部は、生徒会長の意向により「恋愛を研究する」場でもあり、「恋愛ラボ」と呼ばれるようになります。「恋に恋する乙女たち」の恋愛研究とその実践ぶりがコミカルに描かれています。

原作の絵

 原作は芳文社の四コマ漫画で、当初は「商業高校の部活動を舞台に『恋愛研究』をする作品」を予定していましたが、当時似たような設定漫画があったため、アイディアを練り直して「世間から隔離されたお嬢様学校で妄想が飛躍していた方がギャグ漫画として面白い」という理由で現在の形となったそうです。

夏緒壁紙

 女子ばかり登場するアニメといえば色々ありますが、「恋愛ラボ」はギャグ漫画原作でありながら「けいおん!」とか「らき☆すた」ほどまったりしている訳でもなく、ギャグはてんこ盛りながら、むしろ「マリア様がみてる」的に毎回事件が起こって波瀾万丈なストーリー展開をしていました。

恋愛ラボ(生徒会)一同

 恋愛ビギナーのくせに恋愛の達人と偽ってしまった主人公のリコ(倉橋莉子)は、通称「ワイルドの君」(略称ワキ)として人気がありましたが、生徒会長のマキ(真木夏緒)に「モテモテで恋愛経験豊富」なところを買われて指南役として生徒会執行部入りを求められて、「『会長補佐』という名目だけで何もしなくていい」という条件付きで生徒会役員に加えられます。

恋愛研究がんばるぞ

 実際には男勝りな性格が災いしてか、失恋の連続で恋愛経験がないということは会計のサヨ(水嶋沙依理)に見破られており、早く訂正して謝った方がいいと忠告されていますが、負けず嫌いや意外にヘタレな性格が悪い方向に作用してなかなか真実が言えませんでした。

藤姫様の異名を持つ夏緒

 一方生徒会長のマキは学業優秀で教師からの信頼も厚く、清楚な容姿と立ち振る舞いから「藤姫様」と呼ばれて尊敬されていましたが、今まで恋愛経験がないばかりか異性との関わりがほとんどなかった為に、特に恋愛に対する妄想が激しく、かなりの天然ボケキャラでした。

赤崎千夏

 このマキのCVは赤崎千夏ですが、演技の達者振りには参りました。これほどの人が、なぜつい最近まで鳴かず飛ばずだったのか。2008年デビューでまだ若いとは思いますが、メインキャラを張るようになったのは2012年からです。今後はきっと存在感を増していくはずなので、要注目だと思います。「好きなアニメキャラ」では既に彼女が演じた「中二病でも恋がしたい!」の丹生谷森夏(モリサマー)を紹介していますが、真木夏緒もぜひとも紹介せねばなるまいて。黒髪ロングが好きじゃてのう。

涙ぐむ夏緒

 実は「人の頼り方を知らない」ため、なんでも一人でやってしまう性格で、リコ加入以前の生徒会活動は事実上彼女一人で行なっており、また小学校時代から他人との友人関係を構築することもあまり得意ではありませんでした。ということで、周囲の尊敬を集めながらもその実敬遠され気味だったマキが、リコや他の生徒会メンバーと交流することで友情に目覚めていくと言う点もこのアニメのキモの一つでした。

その手を重ねて

 終盤、マキに嘘をついていることを後ろめたく思うリコと、リコは本当は嫌々自分と友達付き合いしているのではないかと疑うマキの心のすれ違いぶりが、ギャグアニメにしてはかなりシリアスで、手を取り合って号泣するシーンは結構感動ものでした。このアニメは思わぬ拾い物でしたよ。

リコと抱き合う夏緒

 ただし、女の子が花園でキャッキャウフフしているアニメが好きな人は注意しなければいけないのは、このアニメ男が出来てます。そしておそらくリコとマキには絡んできます。もし二期をやったら確実に今以上に関係が深くなると思われるので、百合アニメを期待している人はがっかりしてしまうかも知れません。

笑顔の夏緒

 私はどんなにボケようがあほらしい恋愛研究しようがマキが可愛くて仕方がないので、例え男といちゃつこうが血の涙を流しながら見ますともさ。

夏緒プリクラ

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