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南野陽子の歌で妄想する「秒速5センチメートル」(その4):水野理紗の「復活」を願って

ニュータイプ5月号
 
 今日は暑いほどの陽気でした。4月なのにすっかり新緑も出そろって。5月はどこに行ったのでしょうか。ところで、本屋に寄って本を買ったんですよ。そうしたら通りかかった雑誌コーナーにこれが。

 普通はヒモで立ち読みできないようになっているのですが、こいつにはヒモがありませんでした。おそらく「見本」扱いだったのでしょう。それでついつい立ち読みをしてしまったんですが……

なんじゃこりゃあー!!

 なんじゃこりゃー!!

在りし日の黒騎士

 バッシュ・ザ・ブラックナイト、あの黒騎士が…

黒騎士が…

 こんなことに!

A・トールBS

 A・トール(画像はスバース隊のA・トールBSですが実際はスキーン隊のA・トールSKS)が…

A・トールが…

 こ・れ・は……!!今後は……

わたしは一向にかまわんッッ

 といえる人のみが楽しめるのでしょうか?……まあ永野センセ、とりあえずは13巻を出せや。絶対買うから。話はそれからだ。

gauche.jpg

 ということで本件はとりあえず判断保留として、本日の記事です。またもや妄想「秒速5センチメートル」。南野陽子の歌には妄想要素が多分にあっていいですね。

 映像版では「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」との名言の残しながらもそれは、貴樹のモノローグであり、出番は極端に少なかった水野さん。コミック版では理紗という都会っぽい名前を与えられて出番も大幅に増えたものの、貴樹に岩舟で置き去りにされるという、貴樹のとてつもない「放置プレイ」に遭遇した不幸のどん底の水野さん。

 私の“妄想秒速シリーズ”でも、斉藤由貴の「ひまわり」では親友の明里を裏切り(4月10日)、同じく「morn~透明な壁~」では貴樹との間に立ちふさがる絶望的な「透明な壁」に気付いて別れを想ったりと、ろくな妄想をされていません。誰が悪いといえば、無論私が悪いわけですが、今回は贖罪の意味を込めて「立ち直る理紗」を描きたいと思います。

gaucheの宣伝

 楽曲は1989年7月リリースの7thアルバム「GAUCHE」に収録された「さよならGirl」です。「GAUCHE」というアルバムは、アイドル・南野陽子としては最後の良作アルバムだろうと思います。オリコン1位も最後です。当時、女性週刊誌などで理不尽ともいえるなバッシングに遭い、90年代以降は歌手活動は休息に停滞・終了していくことになるのです。

 “GAUCHE”とは「不器用」という意味で、既に周囲で起きていたバッシングに対するナンノなりの答えなのかも知れません。どうも事務所独立が円満に行かなかったことが原因のようなのですが、女優・南野陽子としてはともかく、私の愛した歌手・南野陽子としては、事務所独立はいい結果を生みませんでした。

 アルバムに収録されている「月夜のくしゃみ」という歌と、同時期に発売された同名のエッセイでは、当時のナンノの心境が綴られていますが、これもいずれ“妄想秒速”で……

月夜のくしゃみ

 それはさておき、「秒速」の本編でもだいたいそうと知れますが、コミック版でははっきりと冬に終わったことがわかる貴樹と理紗の恋。年が明けて春に偶然駅のホーム越しに再会した際にも、理紗の瞳は哀しみで一杯でした。

 しかし時間は最高の傷薬というわけで、深く大きな心の傷も徐々に癒えていき、季節はもう初夏です。元気を出して今日も会社に出勤する理紗でした。ホント、結婚焦って退職しなくて良かったです。

 混んだ朝のエスカレーター

 すべる人波が ほどける地下鉄

 くらむ陽射しにに 目を細め 一人歩き出す
 
 もうあなたのいない夏の街に


 理紗は回想します。貴樹との出会いと交際、そして別れを。お互い不器用なまま手探りで愛を深めようとして、結果的に傷つけ合ってしまった苦い記憶。

 ちがう道を選んだ あの時の二人

 愛し方も知らずに

 求めあい 傷つけた

 まぶしい 風のシーズン


 しかし、もう立ち直らなければなりません。前を向いて歩いて行くためにも過去に決別を告げなければなりません。

 Girl さよならって さぁ 告げるのよ

 哀しみにたたずむ きのうの私に

 Girl まだ夢は ああ 遠いけど

 輝いていたいの あなたに負けないくらい


 引っ込み思案で内気な理紗でしたが、失恋という経験は、痛みだけではなく、理紗の心の成長も促したようです。今の理紗に必要なのは、彼氏よりは信頼できる女友達のような気がします。

 今年 知りあったばかりの

 友だちがくれた おはようの笑顔が うれしかった


 元気を出そうとしてもフラッシュバックのように甦る貴樹への想い。しかし、もう振り向いてはいけません。

 懐かしいよそ風が ふと髪をゆらし

 私を追い越しても

 もう二度と 振りむいて

 あなたを探さない


 貴樹も、決して故意に理紗を傷つけようとした訳ではなかったのです。そもそもが明里との記憶に縛られていた貴樹が、積極的に理紗を誘惑した訳でも有りません。貴樹のような優しくて影のあるイケメンに、ある種の女性は強く惹きつけられてしまうようで、不幸にして理紗もその一人だったのです。貴樹も理紗のことを心配していたことは事実です。

 Girl 平気よって さぁ 告げるのよ

 心配してくれた あの日のあなたに


 “陽のあたる坂道を昇る その前に また何処かで会えるといいな その時は笑って”というミスチルの「innocent world」の歌詞が、本編ラストの踏切から遠ざかる際の貴樹の想いであるとすれば、これのフレーズはそれに対応した理紗の想いであるといえないでしょうか。

 Girl まだ胸は ああ 痛むけど  

 いつかこの都会で 笑ってすれちがいたい


 この歌、歌詞の健気さもいいですが、メロディも非常にポップで前向きでいいのです。ぜひ理紗にはかくあって欲しいです。それでは聞いて下さい。

 フルHD。桜の花びらが散っていて秒速にぴったりです。歌詞的には季節は初夏という感じなのですが…

さよならGirl

 http://www.youtube.com/watch?v=nNnL8pNqQTY

 本人出演のカラオケ版。若き日のナンノが可愛い!

本人出演カラオケ版
 
 http://www.youtube.com/watch?v=OMQyX0Nn900
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