FC2ブログ

MOTHER:糸井重里が手がけた異色大作RPG

闇営業

 お笑い芸人が所属事務所を通さずに行う営業であるところの「闇営業」が話題になっています。我々リーマン的には会社の承諾なしに副業をやっていたらそれに近いんでしょうかね。「闇」というと犯罪的な雰囲気がありますが、あくまで「事務所を通さない」という意味で、相手が反社会的団体であるかどうかは関係ないようです。事務所の取り分がないので実入りが多いのが魅力なようですが、発覚すれば今回のように契約違反とみなされ契約解除に至ることがあります。それにしても今回の一件、解雇された芸人に誘われて参加したという芸人達はノーギャラだったと釈明してセーフみたいな流れになってますが、仮にもプロがノーギャラで出演なんてあるんでしょうかね?チャリティーならいざしらず。あ、某愛が地球を救うとかなんとかのたまっているチャリティー番組はギャラが出るらしいですね。ノーギャラじゃなきゃチャリティーにならないとは言いませんが、アメリカのチャリティー番組ではどんなに有名なスターであっても、すべてノーギャラが普通だと昔デーブ・スペクターが言ってました。

MOTHER.jpg

 さて話はガラッと変わって久々にレトロゲームの話題です。前回、といっても4月の話になってしまうのですが「ファイアーエムブレム」を取り上げました。これは1990(平成2)年4月20日発売の作品なんですが、うっかり大作RPGを抜かしていることに気づきました。ということで本日は「MOTHER」です。

糸井重里と徳川埋蔵金

 時系列的には紹介済みの「ファミコン探偵倶楽部PartⅡうしろに立つ少女」の後になる1989(平成元)年7月27日に発売されました。コピーライターの糸井重里が手がけた異色作で、発売元は任天堂。なんと任天堂にとっては本作が初のコマンド選択式RPGだったという。本作発売後の話になりますが、個人的には糸井重里といえば徳川埋蔵金というイメージが非常に強いです。結局出てこなかったようですが、埋蔵額はおよそ360万~400万両なんて言われているので、一発当てたら大きいといえば大きい。本気で宝くじを狙うよりは自力で一発という考え方をあるでしょうが、先行投資が馬鹿にならないので個人では限界がありますね。

MOTHER トップ画面

 閑話休題、RPGといえばドラクエのように中世ファンタジー風の「剣と魔法の世界」といった世界観が主流だった中、「MOTHER」は現代的な世界を舞台にした作品でした。アメリカにある架空の町に住む主人公の少年が、各地で発生する様々な怪奇現象の原因を探るべく、仲間と共に冒険する様子が描かれていました。北米への輸出を念頭にしてのことかと思ったら、日本国内のみの発売でした。たまげたなぁ。 

アブダクションされた人々

 発売当時放映されたテレビCMも話題になり、「エンディングまで、泣くんじゃない。」「名作保証」というキャッチコピーが用いられていました。糸井重里ならこんなのはお茶の子さいさいだろうと思ったら、前者は別のコピーライターが手がけたとか。

敗北画面

 この時代のRPGは、フィールド上にある町のシンボルに重なると町のマップに切り替わるというものが多かったのですが、本作では町とフィールドは同じ尺度で描写されていました。リアルといえばリアルなんですが、移動が大変といえば大変でした。金さえあれば鉄道を使えるんですが。

宇宙人登場

 ほぼ現代アメリカの話なので、剣・槍や盾・鎧などは入手するすべがなく、バット・フライパン・エアガン・ナイフなどを武器に、コイン・腕輪・ペンダントを防具に用いていました。当時、プレイしながらオイオイ、アメリカなんだからモノホンの銃器があるんじゃないかと突っ込んでいましたが、子供には持たせられないんでしょう。また、魔法の代わりに超能力を会得でき、これを攻撃・回復などに用いていました。魔法は中世的で超能力は現代的なのかと、そこも突っ込みどころではありましたが。

主人公、ロイド、アナ

 1900年代の初頭、アメリカの田舎町・マザーズデイで、ジョージ・マリア夫妻が行方不明になりました。2年程してジョージだけが町に戻ってきますが、マリアが戻ってくることはなく、ジョージは自らの身に起きたことについて一切語らずに不思議な研究に没頭し続けました。時は流れ1988年、マザーズデイでは、ジョージとマリアの子孫である少年が暮らしていましたが、ある日、家具や人形がひとりでに動き出し少年に襲い掛かりました。事態を切り抜けた少年が単身赴任中の父と電話で話すと、その現象はジョージの研究と関係しているのではないかということでした。少年は身支度を整え、怪奇現象の謎を探るべく旅に出ることにしますが… 

主人公

 主人公は12歳の少年で主力武器はバット。HPと攻撃力と防御力、スピード等のステータスが全体的に高めで、超能力(PSI)は戦闘補助系や回復系を多数会得します。喘息の持病があり、戦闘時に一部の敵が使う排気ガス攻撃を受けると発作が起きて一切の行動が取れなくなるという弱点があります。

ロイド

 友人はロイド。頭はいいけど虚弱な感じで、主力武器はエアガンなどの銃で、超能力は使えませんが、様々な専用の特殊アイテムを使用できます。HPや攻撃、防御力は控えめで、特にスピードは全キャラで一番低くなっています。ドラクエⅡのサマルトリアの王子を連想させました。

アナ

 女の子はアナ。アンナじゃないの?変な名前だなあと当時思いましたが、後に働くことになった欧州某国に言ったら本当にアナという女性がいました。「恩恵」などを意味するヘブライ語の女性名カンナハがギリシア語化したもので、ハンナ、アンヌ、アンネ、アンなども同じ由来だそうです。聖母マリアの母もアンナですね。

とびきりのフライパン

 主力武器はフライパン。いわゆる魔法使い系で、多くの種類の超能力(PSI)を覚え、様々な攻撃PSIを得意としますが、反面HPや攻撃、防御力は全キャラ中最低で打たれ弱く、スピードも控えめです。 

テディ

 もう一人、ともだちとなるテディがいますが、3人パーティーなのでテディ加入時にはロイドがパーティーから外れます。不良集団「ブラックブラッド(ブラブラ)団」のボスで、主力武器はナイフです。超能力は使えませんが、その他のステータスの成長率は全キャラ中最高となっています。

ギーグ

 ラスボスは地球征服を企む宇宙人ギーグ。細長い人型に尻尾が生えた体を持ち、液体で満たされた球体の中に入っています。なぜか主人公には敬語で話しかけてきて、あなた一人なら助けてもよいとまで言います。なお一応撃退には成功する訳ですが、1994年発売の「MOTHER2」のサブタイトルが「ギーグの逆襲」なので再びやってくることは確定です。「2」はキムタクが出演するCMが非常に印象的でしたが、プレイした記憶が全くないので多分買わなかったのでしょう。世間の評価は高かったのですが、個人的にはあまり…。剣と魔法の中世世界が好きだったんでしょうか。「なろう系」の申し子や!(笑)

主人公の家

 敵はエイリアンや架空の怪物の他、現代ものらしく侵略者の影響を受けて狂暴化した動物や一般人なども登場します。敵がロボットや物や架空の怪物の場合、勝利メッセージは「破壊された」「倒した」「もう動かない」などと表示されますが、動物や人間の場合は「我に返った」「おとなしくなった」など「相手を正気に立ち返らせたこと」を示す表現になりました。「桃太郎伝説」の「こらしめた」を彷彿とさせます。 

敵キャラタイタニアン

 印象に残っているのは、敵の攻撃の「なにかあやしいことをした」です。さあ何をした?と大喜利を始めたくなりますね。キャロラインとかタイタニアンといった敵が使っていましたが、これを喰らうと惑わされてしまうという。

マザーのフィールド1

 なんだかんだとNPCが教えてくれるドラクエと違い、基本的に説明が少ない感じがしました。そのせいでゲーム進行が淡々としているという印象があり、盛り上がりに欠ける部分がありました。また、謎解きやイベントに関するヒントもほとんどないため、マップ上で迷ったり攻略に詰まってしまいやすいという欠点もありました。

マザーのフィールド2

 また敵からの入手経験値が全体的に少なくてレベル上げが大変な反面、ラストダンジョンに入ると突如敵が強くなってしまいます。初回プレイだと平均レベルが20後半~30前半で突入するのに、まともに戦って進むなら平均レベル50は無いと心許ないという。レベル調整を省いてしまったらしいのですが、こういうところもドラクエⅡを思わせるんですよね。 

ロボットイヴ

 容量不足のせいなんでしょうが、ラスボスであるギーグを倒すと、ギーグが退散した画面のまま、主人公達の背後にスタッフロールが流れてエンディングとなってしまうという淡泊さがなんとも味気なかったですね。「エンディングまで、泣くんじゃない。」というコピーですが、肝心のエンディングがこれでは泣きたくても泣けない。終わりよければすべてよしと言いますが、やはり最後は盛り上げて欲しいものです。

フライングマン

 ただ、全然感動がないのかといえばそうではなく、「主人公の力になる。そのために生まれてきた」というフライングマン5兄弟(NPCとして戦闘に参加しますが、命令や回復ができず、HPが尽きると死にます)や、主人公を守る使命を持つイヴというロボットなど、その献身ぶりには心を揺さぶられずにはいられません。悲しいというより切ないという感じですが。この人(?)達の存在には、あらすじに登場するご先祖であるジョージとマリアが大きく関与していることが判明しますが、納得はするけど切ないものは切ないです。ところで、全員死ぬまで酷使はしなかったと思うフライングマンですが、最後のフライングマンにも墓がありますね。一体誰が作ったんでしょう。生前に用意しておいたとか?

フライングマンの墓

 肝心なギーグとのラストバトルですが…攻略法は他に類を見ない独特のものとされていますが、知っている人はぶっちゃけ「マクロスかよ!」と思ってしまいます。ミンメイにやらせず自分たちにでやるとことになるんですけど。

歌でダメージ
スポンサーサイト

艦隊これくしょん-艦これ-(その15):2019年春イベント完遂しました

梅雨入り

 昨日は久々に「通勤したくね~」と思うくらいの大雨でした。東海、関東甲信、北陸、東北南部が次々と梅雨入りとなりましたが…なんと近畿は梅雨入りせず。他にも九州北部、中国、四国もまだのようですが、飛ばされてしまいましたね。桜前線と同じく南から(あるいは西から)順々になっていくものかと思っていたのですが。確かに一週間予報をみると曇りがちだけど雨は降らないようで…雨も湿気も好きではないですが、いきなり酷暑はもっとキツいので、やはり順番にお手柔らかにお願いしたいです。

発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」

 本日は久しぶりに「艦これ」の話題。2019年春季イベント(5月下旬に開始して春季イベントとはこれいかに)「発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」」を完遂しました。前回の冬イベントは小規模作戦だったこともあって単独記事を作らなかったので、今回はしっかりやりましょう。

第二次ハワイ攻略作戦完遂

 前回に続き今回も行けるとこまで難易度乙で行こうということでトライしたのですが、E3の「敵戦力牽制! 第二次AL作戦」で沼ってしまい、日和って難易度丙に落としてしまいました。それでもなかなか突破できず、もう次で駄目なら難易度丁(最低レベル)だと決意したところでようやくクリアしました。ここに比べればE4もE5も大したことなかったですね(もちろん丙ですけど)。

北方棲妹

 E3のラスボス北方棲妹がなあ…北方棲姫というのは前からいましたが、その妹ということで「棲妹」なんでしょうかね。この人もとにかく堅かったんですが、護衛部隊がやたら回避性能が高くて。特にPT小鬼群、テメーはダメだ。お前ら全員死刑に処したい。

福江

 それでは今回の戦果というか、邂逅できた新規艦娘の紹介に行きたいのですが、まずは択捉型海防艦の10番艦福江。「ふかえ」と読むそうですが、この人はイベント前に通常海域で不意に出会いました。確か2-3「東部オリョール海」だったと思います。幼い容姿に似合わず言うことが武骨で勇ましいのが意外です。現状「艦これ」では択捉型の末っ子なので、もっと甘えん坊になってもいいんやで?

秋月

 続いて秋月型防空駆逐艦のネームシップ秋月。E1のボス戦でゲットしました。秋月型は対空要員の代名詞で、多くの提督に愛用されていますが、我が鎮守府には2番艦照月、3番艦涼月しかいませんでした。お姉ちゃんが来て二人も喜んでいるに違いありません。あとは4番艦「初月」が来れば四姉妹勢揃いとなるんですが。

八丈

 占守型海防艦の3番艦八丈。E2の突破報酬です。小学校低学年か下手をすれば幼稚園児のような容姿が多い海防艦ですが、わりとギャルっぽい姿をしています。ロリ系エロゲーに出てきそうとの声も。名前は当然八丈島から来ており、八丈島に伝わる草木染めの絹織物「黄八丈」がマストに結ばれています。

八丈中波絵

 中大破した時の絵は痛々しくて可哀想なのが多いところ、八丈のは一風変わっていて面白いですね。可愛いしあまり痛々しくないので気に入りました。ただでさえいたいけな女の子達を死地に向かわせていることに罪悪感のようなものを感じているので、ダメージ表現もこういうのでいいんだよと思ってしまいます。

ガングート

 ガングート級戦艦のネームシップ・ガングート。正式な表記はキリル文字でГангут。そう初のロシア艦です。帝政ロシアとか旧ソ連というと陸軍国というイメージが強いのですが、当然ながら海軍だってちゃんとあります。日露戦争で事実上壊滅していたロシア艦隊の再建をかけて建造された弩級戦艦です。金剛以上に古いお婆ちゃん艦で、主砲も三連装とはいえ30.5センチしかありません。実は今回のイベントでは特効艦だったのですが、流石に入手直後では使えませんでした。

ガリバルディ

 ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ(長い!)級軽巡洋艦の2番艦ジュゼッペ・ガリバルディ。略称ガリバルディです。クリアできずに泥沼化してしまったE3の突破報酬です。ということは、北方棲妹はお前だったのか!?グラマラスボディを持つイタリア娘ですが、口調は天龍や摩耶を彷彿とさせる男勝りなものです。やたらに最新鋭であることを強調してきますが、摩耶はともかく天龍に似ると「口だけ番長」ということに。なおイタリア艦娘は我が鎮守府7隻目ということで、アメリカ艦娘(6隻)、ドイツ艦娘(5隻)を凌ぎ、何気に外国艦娘としては最多グループになっています。

ガルバルディβ

 艦名の元ネタとなったジュゼッペ・ガリバルディはイタリア統一運動を推進しイタリア王国成立に貢献した人物で、イタリアの国民的英雄です。どこかで聞いたことがあるような名前だと思ったら、ZガンダムにガルバルディβというMSが登場していました。ゲルググとギャンの特徴を兼ね備えた機体ということですが、これも綴りは違いますが、名前の由来はジュゼッペ・ガリバルディのようです。

コロラド

 コロラド級戦艦のネームシップ・コロラド。最終海域E5の突破報酬です。おそらくラスボスであった太平洋深海棲姫が浄化されたものなのでしょう。

太平洋深海棲姫

 ワシントン海軍軍縮条約下で保有された、16インチ(41cm)砲搭載の日・英・米の戦艦7隻をビッグ7とか世界7大戦艦と呼びますが、コロラドもその一角です。「艦これ」では長門、武蔵、ネルソンに続く4隻目。ビッグ7には特殊攻撃が設定されていますが、コロラドにもあるそうです。

鹿島

 腋と横乳が印象的なトランジスターグラマーといった感じですが、つり目の具合が鹿島に似ているという声があり、「アメリ鹿島」というあだ名も。

戦艦鹿島

 早速コロラドと鹿島を入れ替えたクソコラも作られていますが…確かに違和感ないですね。鹿島は可愛いので愛用したいのですが所詮練習巡洋艦。戦力としては期待できないのですが、戦艦鹿島なら。しかしそれ以上に練習巡洋艦コロラドの似合いぷりといったらないですね。

練習巡洋艦コロラド

 ということで今回は5隻。なおイベント期間は続いているので余裕があったら「掘り」もしたいのですが、連合艦隊&支援艦隊の濫用により、燃料と弾薬が非常に心許ない状況になっており…。「ぜひ欲しいのに来てくれない四天王」改め「ぜひ欲しいのに来てくれない双璧」となった大淀と雲龍はまたもお預けかも知れません。うぅっ…!

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣:CMどおり手強いシミュレーションRPG

花散らしの雨

 花散らしの雨となった大阪。今年は長く楽しめた桜ですが、いよいよお終いでしょう。ちょっと寂しいですが、これから初夏にかけてはいろんな花が咲き乱れるので、今度はそっちを楽しみにしましょう。

ファイアーエムブレムパッケージ 

 レトロゲームを語る日曜日、本日は「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」です。本作は1990(平成2)年4月20日発売。現在もシリーズ作品が発売され続けている人気シミュレーションRPGシリーズの記念すべき第1作目にして、我々コンシューマー機ゲーマーにシミュレーションRPGのなんたるかを教えてくれた記念碑的作品です。「ファミコンウォーズ」で知ったウォー・シミュレーションとドラクエやFFのようなファンタジーRPGの要素を融和しながら、独自要素を多数有していました。



 ファイアーエムブレムというと思い出すのはこのCMです。うぉお…あれから29年も経っているのか。本物のオペラチームにコスプレさせて、本物の馬まで舞台に上げるという本格派ですが、CMだけ見てもゲームの内容は一切伝わらないという(笑)。

ファイアーエムブレムトップ絵 

 ただし、歌詞の ♪ファイアーエムブレム 手強いシミュレーション 勝って来るぞと勇ましく 危なくなったなら スタコラ逃げろ おごれるものは ドツボにはまる♪ は、プレイしてみるとしみじみ感じるところがあるフレーズですね。

ファイアーエムブレムチラシ 

 ファミコンウォーズではただの駒に過ぎなかったユニットに命と個性が付き、生きている存在とプレイヤーに感じさせ、感情移入を高めることに成功しています。反面、戦いで死んだら生き返らないというシビアなシステムとなっていました。一応終盤一人だけは復活させられるのですが、基本は誰も死なせないことを目標にプレイしていくことになります。死んでしまうとクリア後に見られる後日談が見られない(「○○にて倒れる」だけになってしまう)だけでなく、その後の戦闘自体が一層シビアになってしまいます。主人公は死んだらゲームオーバーですが、主力ユニットが死んだ場合は自主的にゲームオーバーにせざるを得ないという。何度やり直しをしたことやら。これが本当の「死に戻り」。

ファイアーエムブレムカセット 

 ストーリーは、ファンタジーの王道です。地竜王メディウスと勇者アンリとの戦いから100年後、突如復活したメディウスにより、アカネイア大陸は戦乱の時を迎えます。アンリが建国したアリティア王国も、メディウス率いるドルーア帝国と傘下の連合軍によって滅ぼされてしまいました。王子であるマルスは姉のエリスの助けによって辺境の国のタリス王国へと亡命するも、エリスはドルーア帝国に味方する魔道士ガーネフによってさらわれてしまいます。2年後、マルス達アリティアの戦士たちは、タリス城への海賊襲撃をきっかけにドルーア帝国を打破するべく、そして愛する姉を取り戻すべく立ち上がるのでした。

ファイアーエムブレムチラシその2 

 ということで、亡国の王子マルスは、配下の一党と、タリス王国の戦士達とともに戦いに挑むことになります。タリスは自国防衛以上の義理はないような気がしますが、王女のシーダがすっかりマルスにホの字なので。当初の目的は、アカネイア大陸の宗主国であるアカネイア王国の唯一の生き残りであるニーナ王女との合流、続いてアカネイア王城の奪還、さらにアリティア王国への帰還、姉エリス救出と神剣ファルシオンの奪回と続き、暗黒竜メディウスのドルーア城に攻め込みます。

美麗マルス王子 

 戦いの中で様々なユニットが仲間に加わります。原則死んだユニットは生き返らないシステムなので、仲間が増えることは結構なことなのですが、自動で仲間になってくれるユニットはまれで、大半はユニットのいる村を訪問したり、当初は敵として出てくるユニットに味方ユニットを接近させて説得する必要があります。村の場合は盗賊が狙ってる場合があり、盗賊に先を越させると仲間にできなくなり、敵ユニットの場合は不用意に近づくと先制攻撃を受けてしまったりといろいろ厄介です。また説得は誰でもいいという訳ではなく、マルス王子ないし兄弟など特定のユニットのみという制限がある場合が多いです。

シーダ王女 

 説得といって真っ先に思い出すのがタリスの王女シーダ。大半の地形で影響を受けないペガサスナイトである彼女は、可憐な容姿と心優しい性格で人々を惹きつける不思議な魅力を持っているというというこで、敵ユニットを寝返らせる能力に突出していました。私は“ナンパ師シーダ”と呼んでいました。初期メンバーであるタリス王国の傭兵オグマが生きる意味そのものを与えてくれた存在として心服しているほか、主従関係を持とうとしないナバールからも命を懸ける価値ある人物と見られており、剣士にモテモテ。しかし本人はマルス以外眼中にないという。

 暗黒竜メディウス

 以下、シーダがナンパしたユニット達です。
①カシム:クラスはハンターで、母の治療費に困って海賊に雇われていましたが、シーダから薬代を貰って寝返ります。ただしハンターの弓はペガサスナイトの天敵なので、接近は慎重に。

ナンパ師シーダ

②ナバール:盗賊団に雇われていた凄腕の剣士で、クラスは傭兵。シーダの「私をその剣で好きなようにして…」と言われて「女を斬る剣は持っていない」の台詞と仲間になります。その後はオグマ隊長と並ぶ主力となります。ま、シーダがナンパせずにいると女子供でも平気で手にかける外道として散っていくんですけどNE!なおリメイクでは全ユニットが全般的にグラフィックが向上するのですが、ナバールの変貌ぶりは特にものすごいです。もはや耽美派美形。

ナバールの変遷 

③ロジャー:クラスはアーマーナイト。元々戦争嫌いな性格を見抜いたシーダが、戦争の虚しさを説いてナンパします。相手を注意深く観察して弱点を突いていくシーダ…恐ろしい子!

オグマ隊長 オグマも格好よくなった

④ジェイク:クラスはシューター。アンナという地元女性と交際していますが、シーダからアンナが「この国の人たちのために戦ってくれるならどこまでも付いて行く」と伝えて欲しいと言われた、と誇張を交えた説得を受けて仲間になります。いや、そこまでは言っていなかった気もしますが…

エリス救出 

⑤ロレンス:クラスはジェネラル。シーダのパパンであるタリス王とは旧友の間柄ということで、力を貸して欲しいとシーダに説得さるとホイホイ仲間になります。コネって大事ですね。

ミネルバ王女 
ファミコン時代のパオラ ファミコン時代のカチュア

 あと印象的なのはペガサスナイト三姉妹。マケドニア白騎士団所属で、マケドニア王国はドルーア帝国側の連合国の一角となっています。白騎士団団長であるミネルバ王女は、妹マリアが人質になっているのやむなく従っているという状態なので、マリアを救出することで味方になります。

スーファミ版のペガサス三姉妹 

 パオラ・カチュア・エストの三姉妹は、敵ユニットを取り囲むことにより必殺の一撃(暗黒竜・紋章においては通常の3倍ダメージ)であるトライアングルアタックを繰り出すことが可能です。マケドニアの白い三連星と言われているとか言われていないとか(言われていません)。でもジェットストリームアタックというかトリプラーというか。

ペガサス三姉妹 
後作のペガサス三姉妹 

 この三姉妹もリメイクでは美形になっていますが、オリジナルはかなりしょぼかったです。ファミコンの貧弱なグラフィックでは仕方ないといえば仕方ないんですが、そもそも当時はそんなに美形揃いにしようと思っていなかった節があります。なお長姉パオラと末妹エストはアリティア騎士団の“黒豹”アベルを好きになりますが、アベルはエストと相思相愛になり…。次姉カチュアはマルス王子に好意を持ちますが、こちらはシーダがいるので最初から実らぬ想いということになります。なおカチュアの想いは死亡時のみ判明するので、知らないままエンディングを迎えるのが正しいプレイスタイルではないかと。なおエストも一度はアベルと結ばれますが、パメラの想いをを察してか後に突如としてアベルに別れを告げ、姿を消すことに。悲恋ばかりか三姉妹。

リフ登場 
リフが傷薬に

 僧侶リフ。ただのGGEなんですが、序盤は役に立ちます。しかし女性僧侶レナが加わると即座にリザーブに落ちて使われなくなります。リメイクでは容量不足のせいか登場せず、リフ登場の場面で代わりに傷薬を貰えるということでネタキャラになってしまいました。傷薬などの回復アイテム、もしくは回復行為そのものの事を指す「リフる」という言葉が出来たりして。異常な人気からか、その後のリメイクではまた復活しています。

老将ジェイガン 

 ジェイガン。アリティア騎士団長で序盤唯一の上級職であるパラディンで、序盤は非常に強力なユニットですが、老体ゆえかレベルアップしてもステータスがほとんど伸びません。なので他のユニットを使って苦労した方が後々自分のためになり、安易にジェイガンに頼っていると痛い目を見ることに。「今回のジェイガンは~」と、序盤のお助けユニットを通称ジェイガンと呼ぶことは、もはやコンピューターゲームの専門用語の1つにもなっているとか。

黒騎士カミュ 

 黒騎士カミュ。ドルーア帝国傘下の連合国の一角であるグルニア王国の精鋭・黒騎士団団長にして、アカネイア大陸最強の騎士と評され、三種の神器の一つ、神槍グラディウスを操ります。アカネイア王国のニーナ王女が処刑を免れたのはカミュに匿われたおかげであり、二人は相思相愛の仲になりますが、それぞれの立場により敵同士に引き裂かれてしまいます。その後もカミュへの想いを忘れられなかったことが悲劇を生むことになりますが、それはまた別のお話。マルス軍との壮絶な戦いの中で散華したと思われていましたが…

カミュとニーナ 
カミュとニーナその2

 美形かつ話せば解りそうなルックスから、説得を試みたプレイヤーは多数と言われます。難関マップに登場ということもあり、もし説得出来たら一気に難易度は急降下するところなんですが、残念ながら仲間にはなりません。この「戦いたくない敵」「仲間になりそうでならない敵」は、シリーズ恒例となってしまいました。

マチスー、前、前 
レナの説得 

 マチス。ソシアルナイトで、比較的序盤で仲間になってリフのポジションを奪うレナの兄でマケドニア王国の貴族です。能力が低いので特に仲間にしなくても問題はないのですが、登場早々に厭戦派で「レナに会いたい…」などと言っているので、レナが説得すれば仲間になるのが見え見えのユニットです。しかし、会いたいと言った口の渇かぬうちから、説得しようと接近してくるレナに平気で攻撃しかけてくるというド外道でもあります。

紋章の謎での後日談 

 その図抜けた間抜けさから「バカ兄貴」の愛称がつけられたほか、顔が解っているはずの相手に攻撃するという理不尽なシステムは完全にネタ扱いとなり、後のシリーズにも“仕様”として採用されるなど、半ば伝統・恒例となってしまいました。

魔道士ガーネフ  

 本作はシミュレーションRPGの様式を確立したと評され、後に多数のフォロワー作品・続編・リメイクを生み出し、ゲーム業界に新風を巻き起こしたと言える作品です。しかし発売当初の評価は芳しくなく、売れ行きが悪くて値崩れを起こしたほどだそうですが、一部のファンから根強い支持を得て、口コミにより評価が高まりました。名作は埋もれないということですかね。しかし初代だけあってシステム周辺が面倒・不便な点も多々ありました。また全体的な難易度も高く、プレイのハードルは高かったのですが、詰め将棋のようなストイックさがまた一部に熱狂的に支持されたりして。

小学館の公式ガイドブック 

 小学館から発売された公式ガイドブックは、学者・プロ棋士、そして漫画家のしりあがり寿がコラムを執筆しているほど濃い内容でした。特にしりあがり寿のコラムはイラスト付きなのでインパクトがありました。「弓矢くらい根性で耐えろパオラ」とかは笑いましたね。

デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ:RPGの衝撃的パラダイムシフト

桜の蕾

 今日は天気が安定しなくて困ります。晴れたり降ったり。冬が最後の抵抗を試みているのでしょうか。しかし時の移ろいを止めることは叶わないでしょう。ソメイヨシノの開花予想、大阪では3月24日ということで、あと一週間です。東京は21日ということで、大阪の方がやや遅いんですね。

メガテン2パケ絵 

 かつてプレイしたゲームを紹介する日曜日。本日は1990年4月6日にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売された「デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ」を紹介しましょう。この年は2月にドラクエⅣが出て、一週間後の4月20日にはファイアーエムブレム、そして2週間後の4月27日にはファイナルファンタジーⅢと立て続けに大作がリリースされています。ウハウハですがその後はぱっとしなくなるので、この4本で1年間を凌いでいたのでしょうかね。

旧約女神転生 

 後に「旧約・女神転生」(1995年)のタイトルでⅠと合わせてスーパーファミコン用ソフトとしてリメイクされました。なんで「旧約」なのかと言うと、スーファミ用に「真・女神転生」シリーズがリリースされていたからですが、「電脳悪魔絵師」金子一馬のデビュー作であり、その後のメガテンシリーズの流れを決めたという意味で画期的な作品でした。「Ⅰ」にも悪魔合体という背徳的な要素はあったんですが、個人的には「Ⅱ」で生まれて初めてアレと戦うという稀有な体験をしたことが未だに忘れられません。しかしアレを登場させたことに、どこからもクレームが来なかったんでしょうかね。

核の炎に包まれた 

 199X年、世界は核の炎に包まれた…という「北斗の拳」のような展開の後、2036年の荒廃しきった東京が舞台です。街は廃墟も同然で、さらに新型爆弾により生じた次元の裂け目から悪魔達が出現してきます。そんな現実に背を向けるように、とある地下シェルターで体感RPG「デビルバスター」(「メガテンⅠ」そっくり)に興じていた主人公とその親友は、ゲーム内に封印されていた「神の使い」パズスにより、「この世界の救世主」に選ばれることになりますが…

神の使者パズス 
胡散臭い説明 
ゴッドサイダーでのパズス 

 もうね、かつて「エクソシスト」に登場し、週刊少年ジャンプで連載されていた「ゴッドサイダー」で猛威を振るった“古代バビロニアの食人魔王”パズスですよ。こんなのが「神の使者」を名乗ってもキュゥべえ以上に胡散臭いことこの上ありません。パズスが言うには東京を支配する魔王バエルによってPC内に閉じ込められていたそうで、「悪魔召喚プログラム」を授けてくれますが、その後東京各地を移動していくことになります。

代わりに戦う魔女さん 
東京タワーの魔女 

 東京タワーには魔女がいますが、ゲーム開始時の名前設定で「ヒロイン」にした名前で登場。つまり魔女がヒロイン。彼女が言うには「パズスは敵対している魔王バエルを倒す為に主人公たちを利用しているに過ぎず、パズスとは手を切るべきだ」と。言われんでもパズスなんか信用できない訳ですが、なぜか親友はパズスを信じ、魔女が自分たちを騙そうとしていると主張します。魔女を信じた主人公に失望した親友は去って行ってしまい、以後は魔女がパートナーになります。

核戦争後の東京 

 東京各地を旅する中で、悪魔を倒したり仲魔にしたり、さらには主人公は腕を引きちぎられて義腕になったりと波瀾万丈。中ボスと化していたパズスも倒します。その後私が当時住んでいた場所に近い西新井大師も登場(核戦争に耐えるとは)し、試練を受けたりして。

魔王バエル 
カエルになるバエル 

 最終目的地は魔王バエルの城。なんと夢の島にあります。決戦直前、親友が登場し、自分が間違っていたことを認め、単身でバエルに立ち向かって行ってしまいます。バエルの下に向かってみると親友は既に瀕死の状態。このバエルを倒すとカエルに変身します(ダジャレかよ!)。このカエルについて「殺すor連れて行く」の二択が出てくるのですが、どちらを選んだかでエンディングが大きく変化します。まあ無力なカエルでも後で利用価値があるかもなと取っておいたのですが、これが大正解。

魔王モロク 

 爆心地から魔界に突入することになりますが、魔界だけあって魔王がゴロゴロ。「Ⅰ」で大いに関わりがあったイザナミとイザナギがさらわれてたり、魔女がされわれてしまったり。アスモダイ、ベリアル、モロク、エキドナ、アスタロートといった名だたる魔王達を撃破しつつようやく辿り着くのが魔王ベルゼブブの待つ「ハエ穴」です。

魔王ベルゼバブ 
わが分身よ 

 ベルゼブブとの会見で大きな分岐が発生します。バエルのカエルを殺していた場合は、ベルゼブブ、ルシファー、そしてサタンと倒していき、唯一神から労いの言葉を受けて「千年王国」へと迎えられることになります。「悪意のはびこる世界は消え去った…ぼくたちは神になるのか…」

ノーマルエンド? 

 カエルを持っていると、ベルゼブブは言います。元はバアルという神であったのを、唯一神によって「バエル」と「ベルゼブブ」という悪魔に引き裂かれたと。合体を承認すると魔神バアルが出現し、仲魔になります。一緒にルシファーの下に向かうことに。

ルシファー登場 
ルシファーの誘い 

 ルシファーは「かつて人間はさらなる知恵を求め、神よりも私を崇めた。それに怒った神は人間を滅ぼそうとした。私は最後まで闘ったが、ついには魔界へと堕とされた…。私とともに神を倒してくれるか?人の子よ…」と衝撃的な発言をします。ここまで来て拒否はないので承諾するとなんと「Ⅰ」のラスボス・ルシファーが仲間に。

サタン登場 

 途中邪神アシュラを魔神アフラマズダとして仲魔に加えつつサタンの下に向かいます。「おや、誰かと思えばルシファー陛下!人間の奴隷とは、堕ちるところまで堕ちましたな!もう、あんたでは俺に恐怖を与えることはできない…」なんて言って仲魔になる気配はないのでやっつけます。サタンとルシファーは同一説と別人説がありますが、本作では別人になっています。

神と対峙することに 
 
 そして真のラスボスY・H・V・Hと対峙する主人公。「呪われよ!地獄にて、世界の終わりまで!永遠の業火に焼かれるのだ!」と言われますが…おい!Y・H・V・Hって…!!ユダヤ教における唯一神の名を現すヘブライ語「יהוה」の4文字を、「י(ユッド)」をY、「ה(ヘイ)」をH、「ו(ワーウ)」をVとしてラテンアルファベットに転訳したものがY・H・V・Hです。子音ばかりなので本来の読み方は不明なのですが、通常ヤハウェとかエホバと呼ばれるあの唯一神ですね。最近の研究では古代ヘブライ語ではVよりWに近い発音をされていたとされ、YHWHと記載される場合の方が多いようですが。

メガテンⅡチラシ 

 え?戦っちゃっていいの?とドキドキしましたが、旧約聖書においては言っていることが前後で矛盾していたり、苛烈な思想・言動もあったりして、宗教学的には唯一神となる以前はかなり性質の異なる別系統の神々だったものが混同されるようなったのではないかとされています。以後女神転生シリーズでは「法の神」と呼ばれ「LAWの根本原理」として扱われます。メガテンで神や天使などもまとめて悪魔呼ばわりしているのは、法の神にあらず、人間にあらざる者を全て「悪魔」と呼称しているからで、ここでの「悪」とは「悪い」という意味よりは「強い」という意味合いが強く、「魔」も「唯一神ならず人間ならざる者」というニュアンスが強いと思われます。

メガテン2スタート画面 

 Y.H.V.H.を倒したときのエンディングは「人の運命は人自身が決める。困難は多いがあきらめずに力を合わせればきっと…」という前向きで希望に満ちたものになっており、まさに真のエンディングと言える内容です。「神が必ずしも正しいとは限らない」という提示や、「神の代行者になるか、己の意思を示すか」という流れはそれまでの光(善)と闇(悪)という縦軸に、LAW(秩序)とCHAOS(混沌)という横軸を足すことなり、どちらでもないNEUTRAL(中立)とともに、「真・女神転生」シリーズ以降に大きな影響を与えています。

悪魔の群れ 

 マッピングが辛くて攻略本必携であること(なしでクリアできたら本当に偉いと思います)、ゲームバランスの悪さ、使える仲魔とそうでない仲魔の激しい格差、COMP(ゲーム中で使用するコンピューター)の性能の悪さなど、欠点も多いのでマゾ向けとか言われもしましたが、マニアックかつストイックとも言え、ドラクエやFFとの差別化に成功したとも言えます。

恐怖のギリメカラ 

 「剣攻撃を跳ね返す」属性を持つ悪魔(鬼女ボルボ、タマモノマエ、ランダ、幽鬼ギリメカラ)が登場し、オート戦闘しているとあっという間に全滅することも。これがトラウマとなって以後の作品でこいつら(特にギリメカラ)が出てくると「うわぁ!」と思うようになりました。大っ嫌いだ一つ目のゾウ。「ギリメカラ=物理反射」はもはやメガテンプレイヤーの常識。ま、魔法攻撃であっさり倒せるんですが。

ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち:「天空シリーズ」第一弾は悲しみがいっぱい

インドカレー屋のカレー

 前にも書きましたが、これまで外食でカレーというとCoCo壱番屋一辺倒だったんですが、最近インドカレー屋に行くことを覚えまして。別にココイチが嫌いになった訳ではないんですが、ナンやタンドリーチキン、ラッシーと一緒に食するカレーというのもなかなかいいですね。デフォルトのカレーはココイチの普通より辛くない位ですが、ナンは大きくて熱くて、口も指もアツゥイ!ということに。ナンはおかわりもくれるので、トータルではココイチより安上がりでお腹いっぱいになります。

DQ4パッケージ 

 昔、“ギャルゲーの日曜日”“懐ゲーの日曜日”と銘打って、大昔にプレイしたゲームソフトを紹介していたんですが、いつしか途絶えてしまいました。それをこの2月から急に復活させた(思い出したとも言う)訳ですが、昭和から平成に変わったあたりからプレイのペースが落ちていることが判明しました。まあ理由もわかってるのですが、要するに金も暇も無尽蔵ではないということですよね。ということで(どういうことだ)、本日紹介しますは大作「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」です。

DQ4ロゴ 

 「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」(以下「DQⅣ」)は」1990年2月11日にエニックス(現スクウェア・エニックス)が発売したファミコン用RPGです。「ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(後編)」から半年以上もゲームを買っていなかったんですね。「蒼き狼と白き牝鹿」でも繰り返しプレイしたりしていたんでしょうか。どうも30年前の話なので記憶が…

DQ4取説 

 DQⅢが発売日に大騒ぎを引き起こしたことを教訓に、DQⅣは日曜日に発売されました。そうでなくても「建国記念の日」なので休みですが、ということは翌日の月曜日も振替休日になっていた訳ですね。これは発売日にゲットできたら腰を据えてプレイできたことでしょう。ファミコンでのDQシリーズはこれが最後で、DQⅤからはハードをスーファミに移すわけですが、DQⅠ~DQⅢのいわゆる「ロトシリーズ」と離れて、新たに「天空シリーズ」が開始されることになります。終わりにして始まり…なかなか複雑な特徴を持っていますね。PS版やDS版でリメイクされていますが、実は私、ファミコン版しかプレイしていません。DQⅤなんかスーファミ版から始まってPS2版も3DS版もやっているんですけどねえ。

勇者ご一行 

 DQⅣは5章立てとなっており、勇者と一緒に旅をする7人については1章~4章でそれぞれの経緯が描かれ、5章で勇者の旅立ちと仲間との出会い、そして冒険という展開になっています。AIによる戦闘システムや、パーティーメンバーが以外が待機している馬車システムは本作で初めて導入されました。馬車で仲間の戦いを見ているだけでEXPが貯まるというのはなんかズルい気がしなくもないですが、そうしないと育成が面倒なんでこれはこれで良い発想だったんではないかと。きっと勇者の仲間たる者、みんな北斗神拳奥義「水影心」か虚刀流奥義「見稽古」を習得しているんですよ。
 
天空の勇者 

 また本作では、これまでプレイヤーが漠然と抱いていた疑問「どうして魔族たちは勇者が魔王を倒しに来るのを座視していたのだろう?」に対する回答を示したことでも知られています。5章冒頭、まだ勇者として覚醒していない主人公を魔族の軍勢が殺しにやって来ます。人間側もそれを阻止すべく勇者を隠れ里のような山奥の村で隠蔽しながら育成していたのですが、情報が漏洩してしまったのですね。しかし危機管理術は人間側は一歩上を行っていて、囮を出すことで多大な犠牲を払いながらも勇者だけは守り抜きます。

 シンシアのイメージ

シンシアのはねぼうし

 その囮になるのが勇者の幼なじみのシンシア。勇者のことは恋人(勇者が男の場合)ないし姉妹(勇者が女の場合)のように思っており、魔物軍団の襲撃の際は勇者を隠してモシャスの呪文で勇者に化け、身代わりとなって殺害されてしまうのです。魔物軍団が引き揚げて静まりかえった山奥の村の廃墟にぽつんと取り残される勇者。シンシアのものと思われる羽帽子が落ちているのを見つけた時の気持ちは…そりゃあもう復讐の鬼と化して魔物退治にいそしみましたよ。

最後に現れるシンシア 

 実はシンシア、エンディングのラスト、全てが終わって廃墟となった山奥の村に帰ってきた勇者の前に姿を現すのですが、このシーンについては「マスタードラゴンが生き返らせた」「実は死んでいなかった」「勇者が見たただの幻だった」など幾つかの解釈に分かれています。ハッピーエンド希求派だとやはり生き返ったないし生きていたがいいんでしょうが、現実はシビア派だと幻ということになるんでしょうかね。私も現実はシビア派に近いんですが、散々苦労した挙げ句なんで、勇者にも少しぐらいご褒美があってもいいんじゃないかとも思います。「プレイヤー各自の想像にお任せします」はDQシリーズの十八番なので、それぞれが好きなように解釈していいのでしょう。

ライアンとホイミン アリーナ姫一行

 1章「王宮の戦士たち」は戦士ライアン一人+NPC(ホイミスライム)でDQⅠっぽく。なおこれが以後のシリーズでお約束になる「仲間になるモンスター」の嚆矢のようです。2章「おてんば姫の冒険」は武闘家、僧侶、魔法使いの3人パーティーでDQⅡっぽく。可愛くて強くて「会心の一撃」を連発するアリーナは人気キャラになりました。3章「武器屋トルネコ」 はDQⅢっぽいのかと思いきやお金儲けが主軸の異色編でした。一人で行動するもよし、NPCを雇うもよし。戦闘をNPCに任せるとレベル1でもクリアできますが、後々のことを考えるとちゃんと育成しておいた方がいいでしょう。なおトルネコは旅する商人というキャラクター性を見込まれ、スピンオフ作品「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」シリーズの主役を張ることになります。 

 武器屋トルネコモンバーバラの姉妹

 4章「モンバーバラの姉妹」はNPCを加えると3人パーティーになりますが、それまでの2人旅は魔法使い系の踊り子と僧侶系の占い師なのでバランスが悪くて戦闘が難しかった記憶があります。戦闘では強いマーニャですが、妹ミネアに稼がせておいて自分はひたすらカジノにハマっていたあたりのダメさ加減はその後よくネタにされることに。失意のラスト、旅の吟遊詩人の「人々の色々な思いを乗せて、船は出てゆきます。娘さん。この国で何があったのかは知らないが、元気をお出しなさい。生きてさえいれば、きっといい事もあるでしょうから……」というセリフが胸を打ちます。

冒険の裏での出来事 

 この4章ラストと5章冒頭の打ちのめされ感で、DQⅣにはそれまでになかった「暗さ」があったように思います。そりゃあDQⅡだってムーンブルクの王女は王国を滅ぼされてたり、DQⅢだってパパン行方不明とかありましたが、事件の過程をはっきり描いているだけにDQⅣの暗さは格別です。この暗さはDQⅤの「奴隷10年石10年」という苦行に続く流れではないかと思います。

ピサロ 

 まあ魔族側にもですね、人間を憎む理由は描かれているんですよ。有名な魔族の長ピサロとロザリーの一件です。愛するロザリーが人間に殺されたことがピサロを狂気に走らせるのですが、救われないのは、それが魔族側の幹部であるエビルプリーストの策略だったという点です。これはピサロを真に魔族の王たらしめようとするためで、ピサロに対する忠誠心ゆえの行動であったようですが、リメイク版では自身が王者となるためにピサロには面従腹背していたということで、完全に裏切り者となっています。

ロザリー虐待 
ロザリーとピサロ 

 なおリメイク版ではロザリーを復活させることが可能で、これによりデスピサロと化したピサロに理性を取り戻させることができ、ピサロを仲間にできるようです。ロザリーを生き返らせることが出来るならシンシアだって…と思うので、リメイク版ではシンシアが本当に生き返ると解釈していいと思いますね。逆にロザリーが生き返らないファミコン版ではシンシアも…(涙)。

エビルプリースト 
エビルプリーストの謀略

 AI戦闘はDQⅣで導入され、以後シリーズに踏襲されていきますが、第一弾だけあって問題も山積していました。一番有名なのは「クリフトが通用しない相手にザラキを連発」でしょう。AIは戦闘を重ねるごとに敵の弱点や行動パターンなどを学習するように設定されているはずなんですが…まだまだ生まれたてのせいかおマヌケでした。この反省を踏まえて、以後のシリーズでは「めいれいさせろ」が追加されるようになりました。アリーナやライアンといった呪文や余計な特殊行動を持たない戦闘バカキャラの場合は、倒した敵への二重攻撃を回避するなどAIならではの有利な特徴が活用され、また余計な補助呪文を持っていない攻撃魔法バカマーニャも比較的有利な行動をとってくれるのですが。

言うことを聞かないクリフト 

 実は「戦うたびに賢くなるAI」との触れ込みでしたが、これは正確ではなく、段階が4つあり、一定確率で上の段階に移行するといった学習をするのだそうです。つまり運が悪いといつまでも段階が上がらずおバカなままだという。しかもラスボスなど何段階かに形態変化する敵の場合、AIは各形態ごとに別モンスターと認識してしまい、それぞれ1戦しないと学習しなかったんだそうです。そうか、だからクリフトは馬鹿の一つ覚えでザラキを。 

ザラキ連発 

 AIはザキ系を「味方の被害を減らすためにもっとも効果的な行動」として選択するのですが、プレイヤー側はクリフトを回復役の要と考えているため、ボス戦でザキ系を唱えてターンを無駄にする、道中でザコに連発しすぎてMPが足りなくなるなど、回復役であることを放棄したかのようなクリフトの行動はありがた迷惑以外の何物でもありませんでした。「じゅもんを使うな」で封印可能ですが、それをすると今度は回復魔法まで使わなくなってしまいます。あまりのザラキ魔ぶりは半公式設定になってしまい、リメイク版でも優先してザラキを唱えるようにわざわざ調整されていたり、外伝作品でも得意呪文がザキ系になっているそうです。突き抜けるとギャグになる訳ですね。 

クリフトへのおちょくり 

 あと7人いる仲間ですが、役割がかぶっているキャラがいて、レギュラーが固定されがちになります。勇者は別格として、もう一人の前衛はアリーナとなりがちです。ライアンは加入が遅く、その頃にはアリーナの装備が充実しているせいです。僧侶系のミネアとクリフトでは、キアリー、ザオリク、ベホマラーを覚えないミネアは辛いです。しかもステータスの伸びが悪く特にHPの成長が極端に悪いのも大きな弱点でしょう。まあクリフトがレギュラー化するので「ザラキ馬鹿クリフト」の定評が確固たるものになっているという面もありますが。

クリフトへのおちょくりその2 

 魔法使い系ではブライとマーニャがかぶります。一応ブライが補助呪文重視型、マーニャが攻撃呪文重視型という棲み分けがあるのですが、ブライは補助呪文を的確に使ってくれないことが多かったように思います。ステータス・装備品でマーニャが上回り、またマーニャのほうが仲間になるのが先なため、こちらはマーニャ一択となりがちです。そもそも色っぽいお姉さんとむさい爺では考える余地もない気がしますが。

勇者出生の秘密 

 主人公は人間の男(木こり)と、天空から舞い降りた天空人の娘との間に恋が芽生え、その間に生まれた混血児という設定になっています。しかし、天空人と人間は夫婦になれぬのが定めで、そのため父は裁きの雷に打たれて死に、母は天空に連れ戻されたとされています。天空シリーズには世界を統治する竜の神マスタードラゴンが登場しますが、もしや裁きの雷は彼が撃ったのでは?小説版では、主人公の父親を殺したのは故意ではなく、地上にふと向けた視線が雷となって父親を打ってしまったからだとされています。ただの視線が雷撃と化すとは…「今のはライデインではない…視線だ」ってか(笑)。

この天空人がママン? 

 なお天空城でただ一人主人公の事を知っている女性が主人公の母親ではないかと思われ、EDでは世界に平和が訪れた事を喜ぶ天空人達の中で、この女性だけが主人公の仲間達に主人公といつまでも仲良くしてくれるように願い、まるで主人公との別れを惜しむかのように泣いています。さらにDQ6の「ゼニスの城」(後の天空城)には、DQ4で彼女がいる場所と同じ所で下界に興味を抱いている女性がいますが…後の彼女なのかも知れません。DQⅥはDQⅣの数百年前の物語ですが、天空人は人間より遙かに長命らしいです。
 
天空人ルーシア 

 世界に平和を取り戻したあと、その血筋は遥か未来である続編「V」の「天空の花嫁」(ビアンカ、フローラないしデボラ)とその子どもたちに受け継がれようです。それじゃあ天空人としての血がちょっと薄いような気もしますが。なおDQⅥはロトシリーズと同じくシリーズの発端であり、一番過去の物語となっています。ちなみにロトシリーズは三部作で完結していますが、天空シリーズは三部作とはアナウンスされておらず、今後続編が登場する可能性もあります。

人気の高いアリーナ 

 カジノの登場、「小さなメダル」とメダル王の登場など、以後定番となる要素もDQⅣから始まっており、いろいろ画期的要素に満ちていた本作ですが、どうも「AIが死ぬほどバカ」「抱き合わせ販売」といった負の部分に目がいきがちになってしまいます。「ファミコン通信」の読者投票による「1990年ベストヒットゲーム大賞」では「ファイナルファンタジーⅢ」を僅差で抑えて1位に輝いているのですが。

マスタードラゴン 

ファミコン探偵倶楽部PartⅡうしろに立つ少女:ホラーテイスト満載のミステリーアドベンチャー

雛祭り

 本日は全国的に雛祭りな訳ですが、昨今はきちんと年中行事としてやっているんでしょうかね。カラフルなひなあられはともかく、ちらし寿司とか蛤のお吸い物というのはちと地味な感じがしますね。菱餅はそのままでは食べないし、白酒はアルコールが入っているから女の子に飲ませる訳にはいかないし。それでひなケーキなんてものが登場してきたのか。

ひなケーキ 

 ケーキはいつ食べてもおいしいですからね。こどもの日とかにも出したらいいんじゃないでしょうか。…と思ったら、なんと!

こどもの日ケーキ 

 ちゃんとあるんですね、こどもの日ケーキ。兜や鯉のぼりをかたどったりして努力賞ものです。それならいっそお彼岸にもケーキを出したらどうでしょう。正月には鏡餅の代わりに三段ケーキとか。

うしろに立つ少女前編 

 本日のゲーム昔語りは名作「ファミコン探偵倶楽部PartⅡ うしろに立つ少女」です。ファミコンのディスクシステム用アドベンチャーゲームとして、1989年5月23日に前編が、同年6月30日に後編が発売されました。前年に発売された「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」が好評を博しての続編ということになりますが、時系列的には「消えた後継者」の3年前の物語ということになっています。

うしろに立つ少女後編

 主人公が空木探偵事務所で助手として働くことになったいきさつや、同じく助手の橘あゆみとの出会いなどが描かれています。ファミコン探偵倶楽部は事件と怪談が結びつけられているのが特徴で、「消えた後継者」でも死人の蘇り伝説が登場しましたが、今回は女子高生殺人事件に、古くから学校で噂されてきた怪談「血染めの少女の霊」の話が結びつけられています。

うしろに立つ少女のトップ画面 

 個人的には横溝正史的なホラーミステリーは大好物でしたし、「消えた後継者」も「うしろに立つ少女」の出来が良かったので続編を大いに期待していたのですが、サテラビューというスーパーファミコン周辺機器(BSアナログ放送で実施されたスーパーファミコン向け衛星データ放送サービスを受信するためのデータ放送受信端末)用に第三弾となる「BS探偵倶楽部 雪に消えた過去」が発売されて以降は途絶えてしまいました。サテラビューなんて誰も手を出していないもので発売してしまったのが運の尽きだったんでしょうか。「雪に消えた過去」では橘あゆみはCV皆口裕子、空木俊介はCV速水奨という豪華なキャスティングがされていたので、ぜひプレイしてみたいんですが…

雪に消えた過去 

 「うしろに立つ少女」はシリーズ10周年を記念して、1998年4月1日にスーパーファミコンのニンテンドウパワー専用ソフトとしてリメイクされ、書き換え専用ソフトとして発売されました。当然とはいえ、スーファミなのでグラフィックが大幅に強化されていますが、女の子が可愛くなったのが何よりですね。実はこちらは未プレイなんですが、98年だとさすがにメイン機がプレステやサターンに変わっていて、スーファミはお蔵入りしていました。その後はゲームボーイ、wii、3DSなどにも移植されています。

うしろに立つ少女トップ画面 

 殺害された女子高生の遺体が河原で発見され、空木探偵事務所にも調査の依頼が来ましたが、空木探偵は手がけていた時効寸前の「金田源治郎殺害事件」の捜査に専念するため、主人公に事件調査を託すことに。警察が私立探偵に調査の依頼をするとか現実にはちょっと考えられませんが、そこは金田一シリーズとか少年探偵団のノリで多目に見ましょう。

空木探偵との出会い 
恐怖の幕開け 

 殺された小島洋子の親友が橘あゆみで、二人は丑美津学校で「探偵クラブ」というサークルを起ち上げていて、高校に古くから伝わる怪談話「うしろの少女」の噂を調べていたのでした。丑美津高校では15年前に浅川しのぶという女生徒が行方不明になるという事件が起きており、怪談の噂はその頃から語り始められたようですが…

女生徒の死体 
リメイク版の死体 

 あゆみは以前、洋子から丑美津高校の廊下の突き当たりにある大鏡の前で「うしろの少女は、本当にあなたのうしろに立っているかもしれない」と言われたことがあり、また丑美津高校OBでもある葉山教諭からは「うしろの少女」を初めて目撃したのが葉山自身であることを知らされます。葉山は、「金田源治郎殺害事件」の発生した15年前の11月10日に学校で「うしろの少女」を目撃したのです。

オリジナルのあゆみちゃん 
リメイクのあゆみちゃん 

 そこで空木が手がける「金田源治郎殺害事件」がクローズアップされてくる訳ですが、殺害された金田はスナック経営の傍らで違法な高利貸しや詐欺行為を行っており、恨む人間は数知れず。最有力容疑者とされた内田輝彦は事件発生直後に自殺体として発見され、その後も容疑者は特定できず、凶器も発見されていませんでした。金田には一人息子の五郎がおり、地元の不良仲間とスナックに入り浸っていましたが、その時に金田の自宅で五郎の帰りを待っていたのが浅川しのぶであったといいます。

学校の怪談 
あゆみ登場 

 金田五郎は源治郎の遺産を食いつぶしている遊び人でしたが、最近なぜか金回りが良くなったとされますが、主人公が彼に話を聞こうとした矢先、何者かに刺殺されてしまいます。源治郎から多額の借金をしていた用務員の田崎、なぜか主人公に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませるあゆみ、そして犯行を自供する遺書を残して突如自殺する校長の浦辺など、謎は謎を呼ぶ展開の末、真犯人が判明します。

真犯人登場 
殺してやる 

 もう古い作品なのでネタバレしても差し支えないと思いますが、犯人は小島洋子の担任の日比野でした。日比野は本当は内田輝彦の息子で、15年前に自殺直前に最期の電話をしてきたことで源治郎に恨みを抱きいて彼を殺害し、犯行を目撃したしのぶは逃げようとした矢先に駆けつけた浦部の車に轢かれてしまいました。

しのぶの肖像画 
浅川しのぶ

 浦部はまだ息のあったしのぶと日比野を車に乗せ学校へと向かいましたが、しのぶは息を吹き返し、窓の外にいた葉山に助けを求めようとしたため、日比野は教室にあった花瓶でしのぶの頭部を殴打し殺害しました。また、最近になって事件の真相を知った洋子から問い詰められた日比野は洋子の首を絞め絞殺、さらに浦部が事件に関与していた事を知った五郎が脅迫していることを知って、五郎をも刺殺したのでした。

恐怖シーン 
リメイク版だとこうなる 

 すべてを告白した日比野は主人公とあゆみを廊下の行き止まり、大鏡の前に追い詰める。二人に襲い掛かった日比野のナイフが大鏡に突き刺さると、鏡にヒビが入り砕け散り、中からセーラー服を着た白骨死体のしのぶが飛び出し、日比野に覆い被さりました。錯乱した日比野は駆けつけた警察官に取り押さえられ、事件は解決します。

後ろに立っているかも 
洋子の思わせぶりなセリフ 

 しかし後日談として、しのぶの白骨死体の頭部には殴打された痕跡がなく、車ではねられた際にすでに死亡していた事が判明します。それでは、葉山が見た血染めの少女は一体…?またあゆみによれば、洋子はまるでしのぶに取り憑かれたかのように事件について知りすぎていたそうです。美術室に残されたしのぶの肖像画を見ると、洋子によく似ていますが、実は洋子としのぶは親戚だったとか。この辺はファミコンではどうにもなりませんが、リメイク版だと説得力があるような。

モブまで可愛い 
綺麗になったあゆみちゃん 

 それにしても描写力の貧弱さに定評があるファミコンであっても、真犯人登場から白骨ドサーまでの怒濤の展開の怖かったことといったらなかったですね。しかしリメイク版の画像はそれはそれは美しい。想像力で補っていたといはえ、やはり画像はいい方がいいに違いありません。

アドベンチャーゲーム総選挙の4位から20位 

 なお、2017年にファミ通.com上で行われたゲームのジャンル別ランキング作成企画の際、アドベンチャーゲーム総選挙では18位に本作が入っていました。ちなみに1位は「シュタインズ・ゲート」。私のプレイした作品では、「かまいたちの夜」が6位、「Ever17 -the out of infinity-」が9位、「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」が12位、「スナッチャー」が13位、「ポートピア連続殺人事件」が15位、「イヴ・バーストエラー」が17位に入っていました。

あなたのうしろに恐怖が立っている 

 うーむ、いずれも名作ですね。今から思えばかなりしょぼい「ポートピア」にはコンシューマー機におけるアドベンチャーゲームの嚆矢という記念碑的な位置付けがありますが、ランキングにおいてはそれに次いで古いのが本作です。やはりおどろおどろしいホラーは雰囲気とラストの衝撃的展開が記憶に残っているのでしょう。

恐怖直撃 

蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン:「オルド」で有名な“光栄歴史三部作”第三弾


 今日は2月とは思えない暖かさだったので、日差しに誘われて大阪城公園の梅林まで行ってきました。しかし、梅の方は満開にはまだちょっと早かったようです。

DSC_0153.jpg 

 西日本随一の規模を誇る梅林で、その数は約100種1,270本にも及びます。人出は結構あったんですが、花の方が…。記事一本稼ぐには足りませんでした。来週あたりいい感じかも知れません。

DSC_0155.jpg 

 これだけは盛大に咲いていた枝垂れ梅。ただし梅林の外、市民の森にありました。

ジンギスカンパッケージ 

 ということで本日は昔のゲーム語り。今回は「蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン」(略称「ジンギスカン」)です。ジンギスカンは1987年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)からPC-8801、PC-9801向けに発売された歴史シミュレーションゲームで、ファミコン版は1989年4月20日に発売されました。やっと昭和に別れを告げ、平成に突入です。実は1985年に「蒼き狼と白き牝鹿」というタイトルでカセットテープ版で発売されたいるので、本作は2作目ということになるのですが、いつの間にか第1作のような扱いを受けるようになりました。

ジンギスカントップ絵 

 当時の光栄は「信長の野望」「三國志」とともにジンギスカンを「歴史三部作」として大々的に打ち出しており、私もこの順にプレーしていった訳ですが、スケールが大きくなるに従ってコマンドがどんどんおおざっぱになっていったなあという印象があります。まあユーラシア大陸相手に「信長の野望」と同じようにちまちま命令していては過労死で死んでしまうでしょうが。

井上靖の蒼き狼 

 「蒼き狼」とは、モンゴル人の祖とされる伝説上の獣で、本作ではジンギスカンを指しています。中世モンゴルの歴史書である「元朝秘史」の「上天より命ありて生まれたる蒼き狼ありき」のくだりに由来しています。井上靖の「蒼き狼」など、ジンギスカンを扱った作品のタイトルにしばしば用いられています。

バーチャロンテムジン 

 シナリオは「モンゴル編」と「世界編」の二つで、ジンギスカンは「モンゴル編」ではテムジンとして登場します。誰だバーチャロンとか言ったのは。 ジンギスカンの旧名ですよ。モンゴル編は1175年春から開始され、1205年冬までにクリアすると、金・食料・住民・特産品総数の10分の1と将軍候補5人、子供5人、全ての后を持ち越して世界編をプレイすることができるようになります。この場合はもちろんジンギスカンとしてプレイ続行となります。

モンゴル編の地図 

 1205年冬スタートの世界編をはじめから選択することも可能で、この場合はジンギスカン(モンゴル帝国)の他、源頼朝(日本)、アレクシオス(ビザンツ帝国)、リチャード1世(イングランド)の4人から選択することになります。史実では、1205年の段階で源頼朝とリチャード1世はすでに死亡しており、アレクシオスは存命であるものビザンツ帝国は第四回十字軍にコンスタンチノープルを攻略されて滅亡しており、亡命政権となっています。しかもこのアレクシオス(3世)、無能にして暗愚な暴君というとんでもない人物で、英雄ジンギスカンはもとより、初の武家政権を開始した頼朝や獅子心王(Lionheart)と呼ばれて勇猛さを称えられたリチャード1世と並べるのはいかがなものかと…

世界編のプレイヤー選択 

 本作では、1年は春夏秋冬の4ターンです。ね、おおざっぱでしょ。しかも本拠地では3回のコマンドを連続で実行できますが、直轄地に指定している国では1回しかコマンドを実行できません。コマンドを実行するたびに統率力・判断力・説得力・企画力・体力・武力といった、国王の各能力値を消費することになるので、配下の将軍に国を委任統治させる必要が出てきますが…

オルドに入れよう 

 舞台が世界で、配下の将軍もインターナショナルに。それはいいのですが、血縁がない将軍は必ず裏切る可能性を持っているという極悪設定になっています。お前ら全員呂布か!いやあ世界は世知辛い。一方、王子・兄弟・婿は決して裏切りません。ということで、いかに血縁者を増やしていくかが重要になってくるのです。

オルドのシーン 

 ジンギスカンの最大の特徴は「オルド」システム。要するに后との子作りです。オルドとは本来「宮殿」程度の意味でしたが、本作によってオルド=後宮ないしハーレム、果てはエッチという誤解が生まれることとなりました。 オルドに4回成功すると次の春に后は出産します。男の子が生まれたら将軍に、女の子が生まれたら将軍の嫁にすることで血縁者将軍を増やすことが出来ます。 

日本からは北条政子 

 一国を攻略すると后候補の女性が送られてきます。例えば日本を攻略すると北条政子がやって来ます。この人達を口説いて同衾し、子を儲けることになりますが、これがなかなかに難しい。なにしろオルドコマンドを4回成功させなければならないので。もう恋愛の段階じゃないっちゅーのに、覇王を目前にして拒否とかどういうことやねん。「愛を語る」「強引に口説く」「金で歓心を買う」などのコマンドがあるものの、コマンドを実行するだけでほぼOKの人物がいる反面、必ず何らかの交渉が必要な者や、果ては絶対NGのキャラまで存在するというトンデモ仕様になっています。おい高麗のヨンスン!お前のことだぞ!オルドに入って絶対NGってどういうことやねん。

絶対なびかないヨンスン 

 なお、なにしろ世界を相手の長期戦なので、覇道の途中で主人公が逝ってしまうこともあります。この場合、将軍候補にしていない王子はプレイヤー国王の後継者にすることができるので、そういう意味でも血縁者は大事です。が、将軍候補にしてしまうともう王子でも後継者には出来ません。王子は10歳で将軍候補にでき、姫は8歳で将軍候補と結婚できるのですが、こういうゲームをやっていると子供達の自由意志なんか微塵も認められなくなってしまいます。なにぃ!芸術家になりたいだとぅ!お前は将軍になるんだぁー!なあにぃ!好きな男がいるぅ!?お前は××の嫁になることが生まれる前から決まっているのじゃあああ!みたいに。あな恐ろしや。

どうやって口説くか 

 なお、王子と姫、どっちが欲しいかといえば断然姫です。王子は本人が将軍になりますが、ステータスが(涙)。仮にもジンギスカンの息子なんだからしっかりしろと言いたいのですが、史実になり架空の王子はどうにも駄目です。他方、優秀な器量を持った人材は世界にはゴロゴロしているので、こちらを婿にした方が手っ取り早いです。なので嫁に送り出せる姫は貴重。ルックスがどうといかいう話はゲーム中には一切出てきませんが、あの姫じゃ嫌だとかいう話は一切出てこないのでまあそんなに悪くはないんじゃないでしょうか。しかし親としての情愛はどこかに放り出して、子供のモノのようにしか見れなくなるという恐ろしいゲームですな。権力者はこういう心境になっているのでしょうか。

モンゴル帝国勝利エンド 

 なお、三国志では武将に統治を委任した国は内政に専念してくれますが、ジンギスカンでは統治委任国が独断で敵国に攻め込むことがあり、これを事前に防ぐことは出来ません。ま、勝ってくれればいいのですが、往々にして負けるんですよね。事前に立てていた戦略が狂うので困ってしまいますが、それもスケールが大きいせいなのか。

モンゴル勝利 

 後に文化・気候の概念の導入や兵種の細分化、オルドの強化がなされた「蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史」(1992年)、箱庭内政が取り入れられた「チンギス・ハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV」(1998年)が発売されていますが、10以上のシリーズが出た「信長の野望」や「三国志」ほどの展開がなかったことは、スケールが壮大すぎたためなのか、はたまた日本人が信長や劉備に比べてジンギスカンにそれほど親近感を持っていなかったせいなのか。 

オルドの后達 

ファイナルファンタジーⅡ:“攻め”の姿勢を貫いたシリーズ第二作

寒い曇天

 立春を過ぎて早春賦の季節です。♪春は名のみの風の寒さや~と歌われる季節なのに、やたら暖かい日が続いてもう花粉の心配をしなければならないのかと思っていました。しかーし、本日は寒い!関東は雪だそうですね。大阪は雪こそ降らないけど底冷えする曇天で、大川が寒々しいです。

FF2パケ絵 

 さて、本日はなんと本当に久しぶりにレトロゲームの紹介をしてみたいと思います。かつてもっと更新が頻繁だった頃は“レトロゲームの日曜日”なんてほざいていましたが、自分がプレイしたゲームを時系列に古い順に紹介していくという。どこまでやったっけかとマイブログをひもとくと、2016年6月5日に1988年10月22日発売の「ウルトラマン倶楽部」を紹介したのが最後でした。さ、3年前…しかもまだ昭和ですよ。もうすぐ新元号に移行するというのにこれはいかんですね。本日は大作「ファイナルファンタジーⅡ」を紹介しましょう。

ファイナルファンタジー2パケ絵 

 「ファイナルファンタジーⅡ」は1988年12月17日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフトです。一作目の1年後の発売で、ドラクエⅢの約10ヶ月後。ジャンルはもちろんRPG。ファイナルファンタジーシリーズには偶数シリーズと奇数シリーズがあるとされ、偶数シリーズはストーリー重視、奇数シリーズはシステムと自由度重視なんて言われていました。その伝でいくとストーリー重視の流れを作った作品ということに。

FF2ワールドマップ 

 しかし、本作についてはシナリオのみならずシステムにも大幅な新機軸が盛り込まれた意欲作でした。傑作として社会現象にまでなったドラクエⅢへの対抗心ありありという感じですが、それが成功したかとうかと言えば…。販売本数は約76万本で、ドラクエⅢの約380万本と比較したら五分の一といったところです。

パーティー全滅 

 パラメキア帝国の皇帝は地獄の底から魔物たちを呼びよせ、全世界に総攻撃を仕掛けた。各国は抵抗するも帝国の圧倒的な戦力の前に敗退を重ね、フィン王国に住むフリオニール・マリア・ガイ・レオンハルトの4人の若者たちも故郷を奪われ、迫り来る帝国の魔の手から逃亡を続けていましたが、追っ手の追撃に倒れます。フィン王国王女が指揮する反乱軍に救われたフリオニールらは、反乱軍への参加を志願し、行方不明となったマリアの兄・レオンハルトの捜索を胸に誓います。

 VS鉄巨人

 従来の牧歌的なファンタジー世界とは異なり、「圧倒的力を持つ帝国に反乱軍が立ち向かう」というスターウォーズを連想させるようなファンタジー戦記風の世界観となり、「キャラクターが入れ替わり壮大なドラマを展開する」という、表現力に限界のあったファミコンながら、今日では当たり前になったストーリー手法を初めてコンシューマRPGに本格的に取り入れた歴史的作品と評価されています。

VSソーサラー 

 仲間の入れ替わりに際しては悲劇的な展開となることが多く、視覚的な表現力以外にもシナリオ面で「悲愴感漂う暗い世界観」を作り出すのに貢献しています。また物語も単純な勧善懲悪ではなく、限られたイベントの中で無常観を強く表現していました。街の様子も、イベント進行により住民のセリフが変わったり、住民が死んでしまったり、果ては街そのものが壊滅してしまうなど、大きな変化が見られるようになりました。ストーリー・劇中演出に重点を据えたこの作風は、SFCにプラットフォームを移したFF4において大きく花開くことになり、偶数シリーズはシナリオと呼ばれる作風の源流になったと言えるでしょう。

フリオニール 

 しかしそれよりも私の印象に強く残っているのは、キャラクターの育成システムでした。当時のRPGの主流であった「経験値を稼いでレベルを上げてキャラを強化する」のではなく、「戦闘中の行動に応じて能力が成長する」方式を採用したのです。戦闘中に「たたかう」を主に選択していけば戦士タイプとなり、「まほう」を主に選択していけば魔法使いタイプのステータスになるように自然と成長していく仕組みとなっていて、武器や魔法は全ての種類を全ての仲間キャラに自由に装備させることが可能で、同じ種類の武器・魔法を使い続けることで、それぞれのレベル(熟練度)が上がり、効果が増していきます。

マリア 

 これは発売当時、家庭用ゲーム機のRPGでは他に類を見ない非常に珍しいシステムで、キャラクターをプレイヤー好みに成長させられる自由度の高さもセールスポイントでしたが、重くて強い武器を持つと魔法の効果が下がるという「魔法干渉」の存在(しかも説明なし)し、また防御力の高い重装備には回避率低下、状態異常耐性なし、「すばやさ」の成長に対する悪影響などデメリットがありすぎました。

ガイ 

 このため、「いくら熟練度を上げても効果がイマイチ=魔法そのものの威力が弱い」と勘違いされ、「回復魔法だけ覚えて物理攻撃メインでいけばいい」という選択を取りがちになり、重装備は忌避されて軽装備による「回避率至上主義」という攻略法ができあがっていきました。実際私のパーティーは全員パラディンみたいになっていました。これは魔法を使うのが面倒くさいので物理に流れやすいという個人的性向のせいもありましたが。

レオンハルト 

 またこのゲームでは最大HP及びMPが上昇する条件は「戦闘開始時よりHP(MP)が減っている」だけであり、「誰に、どのような方法でHP(MP)を減らされた・減ったのか」は参照されなかったため、仲間同士で攻撃し遭うというパーティーアタックで簡単にHPやMPが上がりました。シナリオ重視を謳ったその傍らで、仲間同士がどつき合っているというのは実にシュールな光景でした。しかし、本作で重要なのは「回避率、魔法防御」といった回避ステータスなのでした。

ミンウ 

 しかも、いくらHPを上げても終盤は状態変化攻撃や割合ダメージを使ってくる敵が次々と登場するため、当時は「裏技を使ってHPを滅茶苦茶上げたのにクリアできない。敵の攻撃が強すぎて回復が追いつかない」と泣きを見たぷれいやーが続出したようです。ネットのなかった当時は、攻略本の説明を鵜呑みにする場合が多く、そのため「目先のHPと防御力に囚われた重装備スタイル、魔法と回避率を度外視した歪んだ熟練度稼ぎ」を選択して泣きを見て、「FF2=ハードルが高く難しい」という印象につながってしまいました。

リチャード 

 このほか、使い道のない魔法(「死に魔法」)が多く、「究極の攻撃魔法」という触れ込みのアルテマでさえ、どんなに熟練度を上げても威力が低いままのガッカリ魔法でした。アルテマ入手の際にはストーリー面での盛り上げがあり、仲間が命を落とすことになるのですが、それに全く見合わない威力により、無駄死にになってしまっています。というかアルテマいらないからミンウを返せ。

レイラ 

 消息不明のレオンハルトですが、もう古いゲームだからネタバレしても差し支えないでしょうが、帝国側に寝返り、ダークナイトとして何度も姿を見せます。終盤にはパラメキア皇帝に即位するまでになりますが、地獄から甦った先代の皇帝によって野望を阻まれ、妹のマリアに説得されて再び仲間になるのですが、最終決戦後は「俺たちはいろんなことを知りすぎた…。もう昔には帰れない…」と言って去って行きます。

ヨーゼフ 

 FF2は、前作のブラッシュアップという安全策ではなく、大々的なシステム変更で攻めの姿勢に出た意欲作でしたが、異色の存在というイメージは現在も強いものの、システム上の説明不足からくる難易度面の誤解が大きく影響したせいで、高評価とはなりませんでした。また、本作同様のシステムは以後採用されることはありませんでした。次作「ファイナルファンタジーⅢ」の大ヒットにより、FFはDQと双璧をなす有名RPGシリーズにまで成長しましたが、売り上げ面で前作以上のヒットを達成し、FFⅢにつなげたという意味で、発展途上のシリーズ初期作品として十分に意義はあったと思われます。

パンデモニウム皇帝 

 なおラスボスであるパラメキア帝国の皇帝は凄まじい魔力の持ち主で、一度はフリオニールらによって倒されるも地獄の力を身につけて地獄の城であるパンデモニウムを支配して悪魔のような姿になって甦り、今度は世界征服に目もくれず現世の全てを滅ぼそうと暴走します。

ウボァー 
PS版ウボァー 
PSP版ウボァー 

 倒された際に出す断末魔の叫び「ウボァー」(リメイク版では「ウボァー!」と勢いが付いています)は、皇帝の最期にしてはあまりにマヌケでインパクトがあったため、多くのプレイヤーの心に残り、ネタにされることとなりました。以後FFシリーズでは「変な断末魔の叫び」がお約束のようになってしまい、FF4のゼロムス「グ…ズ…ギャァァァァム!」、FF5のエクスデス「うごごご!」、FF8サイファー「ぎにゃぁぁぁぁ!!」」などが登場しました。「北斗の拳」の向こうを張っていたのでしょうか?

とある皇帝のウボァー 

艦隊これくしょん-艦これ-(その15):真の航空戦艦・伊勢改二登場

晩秋の大阪城

 勤労感謝の日にこんばんは。晩秋だし小雪も過ぎたし当然なのかも知れませんが、寒くなってきましたね。災害レベルといわしめたあの猛暑の記憶も薄れてしまう今日この頃です。今日は京都も奈良もいかず、近辺での用足しに専念しました。日曜日に乞うご期待(誰も期待してないか)。

豚菜麺 

 ところで今日はお昼に「得得」の豚菜麺セット(ミニ親子丼付き)を食べたんですが、豚菜麺がやたらおいしかったです。ゴマを加えた味噌スープに豚肉と野菜たっぷりのうどんなんですが、スープが絶品。白樺山荘の味噌ラーメンを思い起こさせるような味で、余さず飲み干してしまいました。これは既存のうどんのイメージを抜本的に変えてしまうような。うどんがこんなに美味しいんじゃ、大阪でラーメンが発展しないわけだなあと改めて納得しました(「ラーメン大好き小泉さん」によれば大阪ラーメンも今ではあなどれないそうですけど)。

伊勢改二になりました 

 本日は2ヶ月ぶりに「艦これ」の話題です。冬イベントもまだなのに何があるんだと言われそうですが、伊勢改二を手に入れたんです。これがまあ強いというか多用途汎用というか、とにかく使い勝手が良い艦娘なんですよ。

試製甲板用カタパルト 

 実は本年6月13日のアップデートで実装されていたんですが、改装するためには、レベル8・弾薬x4800・鋼材x7200・開発資材x80・改装設計図x2・戦闘詳報x1・試製甲板カタパルトx1が必要でした。これは実にヘビーです。私はこの時点で改装設計図x1と試製甲板カタパルトが不足していました。初秋イベントでどちらも手に入ったのですが、いつものことながらうっかり試製甲板カタパルトを大鷹を改二にするのに使ってしまいまして。

大鷹改二 

 大鷹は軽空母としては高い対潜火力を持っているので、1-5で海防艦と共に大活躍してくれる艦娘なんですが、対潜水艦なら「改」のままでも十分で、「改二」にする必然性はなかったのですが…いつもうつろな表情している彼女が「改二」になってようやくかすかに微笑んでくれるんですよ。彼女を笑顔にするためなら、貴重な貴重な試製甲板カタパルトも惜しくはない!…と言い切りたかったのですが、伊勢改二のことを忘れてただけで、その後後悔島倉千代子でした。

6-4海域マップ 

 一方その傍らで、8月に二期になって一新された(同時にリセットもされた)海域マップをせっせと攻略していく中で、一期の時と同様6-4に辿り着いたのです。このマップは大型艦に編成制限がかけられていて、非常に難易度が高いのですが、攻略サイトによれば基地航空隊を使用可能で、これを使用するか否かで難易度が大幅に変化するんだそうです。それなら使うしかないじゃないかと思ったら、なぜか使用不能。

中部海域「基地航空隊」展開! 

 イベントでは普通に使えていたので気付かなかったのですが、基地航空隊を開放するための任務が未達成でした。その任務とは「中部海域 基地航空隊 展開!」。じゃあそれをこなせばいいじゃないかと思いますが、そんな任務、任務一覧のどこを探してもありません。実はこの任務を出現させるには「陸攻隊の増勢」「強襲上陸作戦用戦力を増強せよ」という二つの任務をクリアすることが必要なんです。

いつものリハクさん 

 じゃあそれをこなせよという話なんですが、やはり任務一覧にそんな任務はない!この2つの任務を出現させるには、もの凄い長さの一連の任務を順にこなさなければならなかったのです。いつものことですがリハクになった瞬間でした。2年半近く「艦これ」をやっていて全然気付かなかった…

あ号作戦 
い号作戦 

 もちろんこなしている任務もたくさんあったのですが、ネックなのは「あ号作戦」「い号作戦」「ろ号作戦」といったウィークリー任務でした。特に「あ号作戦」は36回出撃・S勝利6回・ボスマス到達24回・ボスマス勝利12回を満たさなければならないという超面倒くさい任務で、しかもウィークリー任務なので一週間経過するとチャラになってしまうという。おまけに輸送船50隻撃破という「ろ号作戦」もかなり面倒くさく、この二つの任務を一週間以内にやりきらないと次の任務にいけなかったんです。

試作艤装の準備 

 しかし悪いことばかりではなく、苦労はしましたが今まで知らなかった任務が次々と展開され、こなしまくっていたら「試作艤装の準備」という任務が出現し、達成報酬として「試製甲板カタパルト」を入手できました。

魔改造の伊勢改二 

 これによって遂に実装から5ヶ月遅れで伊勢改二を入手することが出来ました。この日が来るのは長かった…。で、この伊勢改二、別名「戦闘航空母艦」で、従来の航空戦艦とは完全に一線を画していました。通常の航空戦艦、航空巡洋艦は水上機しか運用できないのですが、伊勢改二は改装するやいきなり彗星二二型(六三四空)を持ってきます。そう、伊勢改二は普通の空母が運用する艦載機のうち艦爆、艦戦、艦偵を装備することができるのです。つまり全通式の航空甲板を持っているということに。

彗星二二型(六三四空) 

 にも関わらず主砲も二門装備可。それも従来の連装35.6㎝砲から三連装41㎝砲にパワーアップ。全通式の甲板のどこにそんなものを置けるんだ?と思いきや、運営が発表した図面がこれです。……どう見ても「ぼくがかんがえたさいきょうのぐんかん」です、本当にありがとうございました。これで主砲を斉射したら甲板がめくれ上がりそう。というか艦橋はどこ?もしや軽空母・龍驤のように艦橋が飛行甲板最前部直下に設置されているんでしょうか?だとすると主砲の真後ろということで、飛行甲板以上に艦橋がヤバい。

伊勢改二ステータス 

 ゼロから設計したというのならばともかく、完成してる戦艦をここまで魔改造するなんて、コスパが悪いことこの上ありませんね。どうりでいろいろと要求された訳だ。多分戦争が史実より長引いたとしてもここまでの改装は考えられなかったことでしょう。伊勢改二の半分は浪漫で出来ているんでしょう。

巨大航空戦艦 

 PS2でプレイしまくった「鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー」ではいろいろな軍艦を設計・運用でき、もちろん全通飛行甲板持ちの航空戦艦も作れました。これは性能評価が非常に高くなるのですが、実際に運用すると問題ありまくりで、総花的な性能を欠点のない艦よりも、短所を持ちつつも突き抜けた長所を持った艦の方が運用しやすいということを身を以て知ったものでした。波動砲に光子魚雷を満載したスーパー大和級双胴戦艦よりも超音速魚雷を満載した超高速重雷装艦の方が強かったし。それにしても「鋼鉄の咆哮」シリーズはバカゲー(褒め言葉)だったことよ。

伊勢改と伊勢改二 

 実は改二になっても、普通は改から改二になると大幅に上昇する攻撃力・防御力のステータスは僅かにしか上がっていません。さらに燃費も悪くなっています。改装コストがかかりすぎることも加えて、長所ばかりではないのですが、それでも搭載機の数・種類の著しい増加やスロットの追加など、機能面での大幅な強化は美味しいと言わざるを得ませんね。スロットが5つもあると装備選択の幅が非常に広くなり、構成次第でガラリと性格が変わってくると思われます。提督の創意工夫力が試されるところなんですが…多分私は攻略wikiに頼り切ることでしょう。なにしろ目がリハクなもので、余計なことを考えるよりその方がましという。

一式陸攻二二型甲 

 ついでに任務をこなす中で一式陸攻二二型甲も入手しました。ありがたやありがたや。イベント突破報酬で入手している提督も多いのでしょうが、「丙提督」である私は持っていませんでした。

伊勢改二全身図 

 さあそれでは基地航空隊は展開したのかという話ですが、実はその直前の「強襲上陸作戦用戦力を増強せよ」が出たところなので、これからです。が、これは単発任務、つまり一週間経過しようが一ヶ月経過しようがリセットされることはないので、ここまで来ればもう大丈夫。

磯風乙改 

 なおこの間、初秋イベントで入手した磯風を乙改にしました。なぜ改二でないのか謎ですが、ステータスは改二に引けを取らない上昇ぶりを見せています。「乙」は乙女だからという訳ではなく(それじゃあ艦娘が全員乙になってしまう)、乙型駆逐艦、つまり秋月型防空駆逐艦に性能を近づけたという意味合いがあるようです。

谷風
谷風改二

 そして谷風も改から丁改に改装。こちらも大幅な性能向上を果たしたほか、小僧感満々だったグラフィックが変わって女の子らしくなりました。「乙」が対空能力向上を重視しているのに対し、「丁」は対潜能力向上に特化しているようで、先制爆雷攻撃がしやすくなっています。

谷風中破絵 
谷風改二 中波絵 

 それにしても谷風の中破絵…。以前から性犯罪被害者のようだと言われていましたが、丁改になったらなったでまたあられもない姿を…。中破するとセクシーな姿をさらしてしまう艦娘が多くいますが、ここまではしたない姿は谷風をおいて他にいないような気がします。姿が女の子らしくなったのだから挙措も女の子らしくなって欲しいものです。
 
 第十七駆逐隊

 これで「第十七駆逐隊」(浜風、谷風、浦風、磯風)は全て乙改ないし丁改になりました。なりましたというか、しないとこなせない任務があるので必死こいて改装したのが真相なんですが、その甲斐あってか任務達成時に全員がフルボイスで掛け合いを始めて驚かされました。「精強」の名に恥じないカルテットとなりました。駆逐艦にしては結構胸があるような気がしますな、谷風を除いては。谷風はオチ要員というかお笑い担当なのかも知れません。

ポーズを決める第十七駆 

艦隊これくしょん-艦これ-(その14):2018年初秋イベント完遂しました

祝ご結婚

 もう旧聞に属する話ですが、人気声優の能登麻美子さんが結婚と妊娠を発表しました。デキ婚という訳ではなく、結婚を公表していなかったところ、妊娠したので併せて発表した模様。結婚は仕事にさほど影響はないかも知れませんが、妊娠・出産・育児となるとお休みも必要で仕事に影響待ったなしでしょうからね。それにしても能登さんがママンになる子はなんとも羨ましい。あの声で育てて貰えるなんて。能登さんが童謡を歌うとすごく恐ろしく聞こえるという話が以前ネタになっていましたが、子守歌はどうなんでしょうかね。魂が冥界に誘われなければいいですが。

初秋イベントE1 

 さて本日は「艦これ」のお話。前回も触れましたが初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」を攻略しておりましたが、水曜日にクリアしました。前回の冬イベントから難易度丁というのが出現して攻略しやすくなりましたが、今回は5段の作戦のうちE2のみ乙、他は丙で攻略しました。難易度乙挑戦は初めてでしたが何とか成功しました。報酬の試製甲板カタパルトが欲しかったんじゃ。これで大鷹を改二にすることができました。薄幸そうな表情の大鷹ですが、改二にしたら口元に笑みが。

大鷹改二 

 当初は使えなさそうな軽空母だなんて思っていましたが、鬼のような対潜攻撃力を持っていることが判ってからは海防艦と共に1-5攻略専門部隊となっています。「艦これ」世界では多用途汎用よりも一芸に秀でている方が活躍できたりして。

神鷹 

 それではイベント攻略に伴い我が鎮守府に参加することになった新規加入艦娘達をご紹介しましょう。まずは神鷹。E3「西方作戦海域方面 セイロン島南西沖」のクリア報酬です。日本名のわりにプラチナブロンドに青い瞳なのは、元々ドイツの貨客船「シャルンホルスト」(同名の巡洋戦艦がありますがあっちとは別物)で、太平洋航路に就役してブレーメン~横浜間を結んでいましたが、ドイツへの帰路で第二次世界大戦勃発を知らされて日本に戻り、帰れぬままに3年間神戸で過ごした挙げ句、日本海軍に徴用されることになりました。ミッドウェー海戦で4隻もの正規空母を失ったことで空母に改装され、「神鷹」に。デザイン的には大鷹と似通っていますが、改装経緯が似ていることによるもので、艦形自体は全く異なります。空母としては小型低速だったため、前線では使用されず船団護衛任務を行っていました。

マエストラーレ

 続いてイタリア駆逐艦マエストラーレ。E4「欧州作戦海域方面 地中海マルタ島沖」のクリア報酬です。イタリア駆逐艦としてはマエストラーレ級3番艦のリベッチオが登場していましたが、満を持してネームシップが登場。イタリア駆逐艦は明るく元気で健康的でいいですね。まるでからっと晴れた空のようなイメージで、真夏でもプールや高原で元気にはしゃいでそう。これでイタリア艦娘は4人となり、いっそう賑やかに。

ネルソン 

 そして英戦艦ネルソン。E5「欧州作戦海域方面 北海/北大西洋海域」のクリア報酬です。ネルソン級戦艦のネームシップで、長門・陸奥らと並び称された「ビッグ7」の一角です。AKBでいえば「神7」みたいなもの?他にはネルソン級2番艦ロドニー、米コロラド級戦艦1番艦コロラド、同2番艦メリーランド、同3番艦ウエストバージニアがいます。英海軍最大の英雄であるトラファルガー海戦の立役者であるホレイショ・ネルソンの名前を頂いています。そのせいか一人称はなんと「余」。

ネルソンタッチ 

 トラファルガー海戦においてネルソンが大勝利を挙げた「ネルソン・タッチ」が特定の条件下で発動し、専用カットイン特殊攻撃と専用グラフィックが展開されるのですが…はっきり言ってくそダサイです。ナンダコレハ。16インチ砲3連装3基9門を前方に集中配置するという特異な姿はやはり運用上問題があったらしく、結局日米では採用されませんでした。ともあれ英艦娘はこれまでウォースパイト一人だけで淋しそうだったので、相棒がやって来てくれて良かった良かった。

親潮 

 続いてイベント海域でドロップしたレア艦娘達。まずは陽炎型駆逐艦4番艦「親潮」。登場以来通常海域ではドロップしませんでしたが、「艦これ」は本年8月に第一期(Flash版)が終了し、第二期(HTML5版)が始まったことに伴って新実装された7-1「ブルネイ泊地沖」で待望の通常海域ドロップとなりました。私はイベント海域E3でゲットしました。

親潮ゲット時 

 CVはえーでちゃんこと本渡楓で、現状彼女が演じる唯一の艦娘です。おそらくは2年前、20歳の頃に収録したものと思われますが、この人はやはり演技が上手い。最近のアニメ作品で引っ張りだこになっているのもむべなるかな。生真面目な性格と裏腹に下着は上下とも黒という、これがギャップ萌えというやつか(笑)。

プリンツ・オイゲン 

 独重巡洋艦プリンツ・オイゲン。通常海域ではドロップせず、建造もできないイベント限定艦娘です。アドミラル・ヒッパー級重巡の3番艦で、史実ではビスマルクと共に「ライン演習作戦」に参加しました。今回のE5のタイトルが「全力出撃!新ライン演習作戦」だったので出現することを期待していたのですが、案の定ドロップして大喜びでした。

ビスマルクとプリンツ・オイゲン 

 史実の「ライン演習作戦」は、本来戦艦ビスマルク・同ティルピッツ、巡洋戦艦シャルンホルスト・同グナイゼナウ、そして重巡プリンツ・オイゲンという錚々たるメンバーで実行する計画だったのですが、実際にはビスマルクとプリンツ・オイゲンの2隻のみで敢行することとなってしまいました。その憂さを晴らすかのように、今回の「新ライン演習作戦」はまさに連合艦隊全力出撃状態で実施されることとなり、我が鎮守府では虎の子の装甲空母4隻(翔鶴、瑞鶴、大鳳、サラトガ)が揃い踏みして出撃しました。かのドメル艦隊もびっくり。その分資源の消費も無茶苦茶激しいものがありましたが。

プリンツ・オイゲン登場シーン 

 プリンツ・オイゲンの登場により、我が鎮守府の独艦娘は5隻(他は戦艦ビスマルク、空母グラーフ・ツェッペリン、駆逐艦Z1、同Z3)となりました。アメリカ艦娘(戦艦アイオワ、空母サラトガ、同イントレピッド、軽空母ガンビア・ベイ、駆逐艦サミュエル・B・ロバーツ)と並んで量的には最大派閥ですが、質的にはアメリカに一歩譲るようです。戦艦1、空母3とこられてはねえ。

アークロイヤル 

 英正規空母アークロイヤル。冬イベントでは来てくれませんでしたが今回改めてE5でゲットしました。プリンツ・オイゲン同様通常海域ではドロップせず、建造も不可です。ネルソンが来てウォースパイトがひとりぼっちじゃなくなったと思ったら、アー様も来て一気にトリオになりました。前回はアー様とサラトガとを比べるとサラの方が実用性が高いと判断しましたし、それは今でも間違っていないと思ってますが、今回のイベントは舞台が欧州方面ということで、欧州艦娘には特効が付いていました。なのでアー様もイベントで大活躍できたはずなんですが、プリンツ・オイゲン共々新規参入したばかりでは、レベルが低すぎてとても投入できませんでした。

イタリア正規空母アクィラ 

 代わりに「正規空母なのに軽空母並の性能」とディスられまくっていた(しかし事実)イタリア空母アクィラが大活躍。育てておいて本当に良かった。アクィラのCVは赤﨑千夏(結婚おめでとうございます)ですが、まるで皆口裕子のような口調が非常に可愛いらしいです。「敵艦隊発見ね~、よしよし。艦載機を上げましょう、艦首を風上に、やりま~す♪」となんとものんびりしていますが、特効のおかげで連合艦隊旗艦を務め、大戦果を上げてくれました。もしかすると一世一代の晴れ姿かも。

磯風 

 磯風。陽炎型駆逐艦の12番艦です。これまで何度も言及してきた、「ぜひ欲しいのに来てくれない四天王」の一角でしたが、遂に来てくれました。ちなみに他の四天王は、正規空母雲龍、軽巡大淀、駆逐艦水無月でしたが、このうち水無月を除いてCVはどれも川澄綾子。つまり川澄さんに嫌われまくっていたということですが、そういえば「FGO」でもアルトリアが来ないですなあ。

セイバー磯風 

 しかーし、決して取り入ろうとした訳ではありませんが、先日「好きな声優さん」で川澄綾子を取り上げたせいか、ようやくのご登場となってくれました。通常海域でドロップせずに建造も不可という典型的レア艦娘です。それなのに磯風を必要とする任務を設定してくる運営の鬼畜ぶりには泣かされます。口調もアルトリアっぽいので、いざとなったら“約束された勝利の砲”とか出してくれそう。

磯波 

 名前がよく似た艦娘に通常海域でよくドロップする磯波がいますが、せっかく磯風をゲットしたのに、磯波と間違えてうっかり誤解体してしまったという血涙を振り絞るような報告をした提督もいたとか。磯風を解体するくらいなら磯波にロックをかけて後生大事にしていた方がはるかにましですね。

手つなぎカルテット 

 なお姉妹艦の浜風、谷風、磯風、浦風は手をつないでいるように見えるという噂が。なるほど並べてみるとそう見えますね。4隻に共通するのは絵師が同じ(パセリ)ということ。そういう遊び心、他の艦娘でもあるのかも知れませんね。

水無月 

 最後に水無月。睦月型駆逐艦の6番艦です。先ほど言及した「ぜひ欲しいのに来てくれない四天王」の一角です。「磯風がドロップしたようだな…」「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」「あんな提督ごときにドロップするとは艦娘の面汚しよ…」という会話があったとかなかったとか(ありません)ですが、磯風につられたのかようやくやって来てくれました。CVは日高里菜。睦月型なので性能はたいしたことはない(失礼)のですが、やはり水無月が必須の任務が設定されてるんですよね。だから通常海域でドロップせず建造不可の艦娘を必須の任務を作るのはやめれとあれほど。

水無月ゲット 

 イベントをクリアしたので、燃料不足に悩みつつちょこちょこE2で“掘り”をしていたら出てくれました。今回雲龍は出たという話がないので仕方ありませんが、可能であれば大淀もぜひ出したいものです。まあ雲龍と大淀では通常海域でもドロップするはずなのですが、確率が低すぎます。イベント海域で狙いのが現実的かと。
プロフィール

ユースフ

Author:ユースフ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
ブロとも一覧

秒速5センチメートル・・・桜花抄の軌跡を追ってみた

心理兵器:秒速5センチメートル
カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
日記
70位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
会社員・OL
12位
アクセスランキングを見る>>
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
検索フォーム
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ