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艦隊これくしょん-艦これ-(その19):春イベント「桃の節句!沖に立つ波」完遂しました

桜がほころぶ

 今年は暖冬だったせいか、もう桜の花がほころびはじめていて、来週末あたりは花見に良い感じになっていますが、皆さん今年はどうするんでしょうかね。純粋花見(花を見ながらそぞろ歩きする)はいいですが、車座になって宴会というのは新型コロナウイルスのせいで躊躇われそうな。野外なら換気がどうこういう問題はないので、大丈夫なんでしょうかね。

桃の節句作戦
桃の節句作戦マップ

 さておよそ3ヶ月ぶりに「艦これ」の話題です。ここのところは大体イベントがある度に記事にしていますが、今回も3日のひな祭りから「桃の節句!沖に立つ波」が開催されており、先日クリアしました。前回のイベントが12月下旬まで行われたにもかかわらず“秋イベント”と呼ばれたので、そうなると今回は順番的に“冬イベント”になるのですが、さすがに3月開始で冬イベントと言うのは無理があるような気がします。

ラスボス
作戦完遂

 今回は小規模作戦ということで、海域はE-1マニラ沖のみ。しかしトリプルゲージで、難易度は通常イベントの後半レベルでした。小規模ということで、初の甲作戦クリアを目指し、最終局面まで行ったのですが、友軍艦隊の支援を受けてもラスボスを倒すことが出来ず、心が折れて乙作戦に落としてしまいました。するとわりとあっさりとラスボスを撃破できたので、甲と乙の間には超えられない壁があるような気がします。まだまだ弱小司令部ですね。

連装砲D型改三疾風

 乙でも今回初実装の12.7cm連装砲D型改三がゲット出来たほか、二機目となる四式戦疾風も手に入れられたので、まずはよしとしましょう。丙以下だとどちらも入手できないんですよね…。

浜波見参

 で、いつものように新規邂逅艦娘の紹介となるところなんですが、今回はなんとたった一隻。小規模作戦ということもあって、そもそも未邂逅の艦娘が三隻しかいなかったということで仕方がないといえば仕方ないんですが。で、出会えたのは夕雲型駆逐艦の13番艦、浜波。

浜波

 2018年の冬イベントで実装された比較的新しい艦娘ですが、強気で勇ましい性格の艦娘が多い駆逐艦としては、珍しく怖がりな性格で、早口でぼそぼそと喋ります。いわゆる「陰キャ」なのでしょうか。前髪で眼がほぼ完全に隠れてしまっていて、顔が良く判りません。ヘアスタイルや眼帯などの装飾品によって目が隠れているキャラクターのことを「メカクレ」と言うそうで、艦娘にも結構いますが、ここまで素顔が見えない艦娘は初めてではないでしょうか。

浜波美少女説

 実は前髪を上げると美少女説があって、こんなイラストも描かれています。改二が設定されたらぜひ前髪を上げて欲しいものです。

ゴトランド平戸

 他にゲットできる未邂逅艦娘としては、軽巡ゴトランドと海防艦平戸がいますが、平戸と出会えるのは海域の奥底のみで、行くだけでも大変ということで、残された時間はゴトランド掘りでもしようかなと思います。しかし、未邂逅艦に戦艦とか空母といった大型艦がいないとイマイチ盛り上がりませんね。

菱餅
菱餅交換 

 今回は桃の節句の名に違わず、何かと言うと菱餅が手に入るのですが、資源などに交換できるほか、特別任務にも必要となるので、使いどころが難しいです。

特別任務

 イベント期間が過ぎるとなくなってしまうらしいのですが、今回のイベント名「沖に立つ波」にちなんでか、夕雲型駆逐艦の14番艦沖波がフィーチャーされています。沖波を菱餅などを使って改装してやるといいことがあるんですが、うちの沖波は既に改修MAXになっていて改装の余地が(笑)。故に新規に一隻ゲットするか、改二にするしかないのですが、どちらにしても間に合うかどうか。イベントに間に合うかどうかはさておき、改二が設定された以上は必ず改二にしますが。
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艦隊これくしょん -艦これ-(その18):2019年秋季イベントの“戦果”紹介

大阪イルミネーション

 平成時代は天皇誕生日ということで祝日だった本日ですが、令和時代にはなんと平日に。いつもの調子で休んでいたら電話がかかってきたなんて間抜けなリーマンはいないでしょうね?個人的には上皇誕生日ということで引き続き祝日にしてもらっても一向に構わないのですが、歴代天皇の誕生日を全て祝日にするとえらいことになるでしょうから仕方ないかもですね。

艦これ2019秋イベント

 さて週末ブロガーが月曜から何やっているんだという話なんですが、私事都合により年末年始にブログ更新ができないので、今のうちに今年のやり残しを消化していきたいと思いまして。ということでその第一弾、「艦これ」の話です。2019年秋イベントを完遂したという話は既にしておりますが、イベントで邂逅した艦娘の紹介も半分だけだったので、残りの邂逅艦娘と、その後継続した“掘り”の成果である新規艦娘を紹介したいと思います。

早波見参

 まずは夕雲型駆逐艦の12番艦、早波。昨年末に開始された2019年冬イベント「邀撃!ブイン防衛作戦」のE2ドロップ艦として実装された比較的新しい艦娘です。

早波

 竣工日が同日の11番艦藤波を姉として強く慕うお姉ちゃん子です。藤波とは髪の色、リボンなどがお揃いです。セリフの端々に「お姉ちゃん」が登場します。一方藤波のセリフには特に早波への言及はなく…その片思いぶりに全米が泣きます。

岸浪見参

 続いてやはり夕雲型駆逐艦の15番艦岸波。2018年の初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」の前段作戦ドロップ艦として実装されました。こちらも実装後1年ちょいなので新しめの艦娘ですね。

岸浪

 CVは今一番売れっ子とも言える鬼頭明里。この子はルックス的に非常に好みなので出会えて嬉しかったです。早波と岸波はE6最深部で最終ボス攻略中にドロップしました。もう一人、やはり同型13番艦浜波や、今回新規実装の18番艦秋霜もドロップするのですが、残念ながら出会えませんでした。大規模作戦だった今回のイベントの後段作戦であるE5とE6は攻略に骨が折れるので、ちょっと“掘り”をする気になれません。また次回以降のイベントに期待です。

アトランタ見参

 米防空巡洋艦アトランタ(Atlanta)。本イベントの最終海域であるE6(激闘!第三次ソロモン海戦)の突破報酬です。防空巡洋艦というのは新艦種です。ただ、装備や扱いはほぼ軽巡洋艦に準じており、雷巡や練巡のように軽巡と完全に別物扱いされるような艦種ではないようです。防空が得意な艦娘としては秋月型駆逐艦四姉妹や「対空番長」の異名を持つ重巡摩耶がいますが、カードにはっきり「防空巡」と記載されたのは初めて。恐らくは彼女らを超える防空力を持っているのでしょう。

アトランタ
桐須先生に似ている?

 なんとなく「僕は勉強ができない」の桐須先生がツン状態の時の目つきに似ているような気がしますが…そう思うのは私だけ?レイプ目と言われればそういう感じもしますね。神州丸もそうでしたが、なぜ本イベントに登場する艦娘は目が死んでいる場合が多いのか。

石垣見参

 ここからは“掘り”の成果です。まずはE2で掘った占守型海防艦4番艦の石垣。本年春イベント「発動!友軍救援『第二次ハワイ作戦』」のE2及びE3のドロップ艦として実装されていましたが未入手でした。その後秋刀魚祭りの際には通常海域1-6でドロップするとされましたが、こちらも何度トライしても邂逅できず…やはりイベントの方が会いやすいようです。

石垣

 CVは「うちの娘」でラティナを演じた高尾奏音。さぞや可愛く演じているのかと思いきや、予想外のダウナー声でした。改装したら少しはデレてくれるといいんですが。このルックスでラティナ声を出されたら戦闘に出せなくなっちゃいそうですが。 

デ・ロイテル見参

 続いてE3で掘ったデ・ロイテル。艦これ初のオランダ艦娘です。艦種は軽巡洋艦で同型艦はありません。先般豪軽巡洋艦パースもゲットしましたが、だんだんと多国籍化が進んでいる「艦これ」です。英米独伊仏露に続いて瑞(スウェーデン)豪蘭と9カ国になりました。瑞のゴトランドは未入手で早く欲しいのですが、未だ会えず。

デ・ロイテル

 性能的には特筆する点のない平凡な軽巡ですが、「やっばーい」が口癖の少々ギャルっぽい艦娘です。小悪魔風の伊駆逐艦グレカーレあたりと相性がいいかも知れません。ちなみに艦名は17世紀後半の英蘭戦争で活躍したミヒール・デ・ロイテル(Michiel de Ruyter)提督に因むそうです。

クリスマスコスのデ・ロイテル

 12月20日のオンメンテで期間限定グラフィック「クリスマスmode」が実装されており、昨日(22日)のゲットだったため、私はこちらの姿で邂逅することになりました。これまでイベントの新規艦がイベント終了と同時に期間限定グラフィックを得る事は多々ありましたが、イベント期間中に期間限定グラフィックが実装されたのはこれが初めてだそうです。めっちゃ可愛いので、苦労してゲットした甲斐があったというものです。 

ヒューストン見参

 最後は本日E4で掘った米ノーザンプトン級重巡洋艦の5番艦ヒューストン(Houston)。「艦これ」では米艦娘として初の重巡になります。これで米艦娘は10隻となり、伊艦娘の11隻に次ぐ大勢力になっています。ただし私が所有するのは8隻のみ。駆逐艦のジョンストンとフレッチャーには未だ会えていません。

ヒューストン

 本イベントでの新規邂逅は比較的小さめの艦娘が多かったので、9000トンクラスの重巡が出てきてほっとしました。揚陸艦のあきつ丸や神州丸も決して小さくはないのですが、彼女達は戦闘向きではない艦種なのでちょっと“大物感”が足りません。

初月フレッチャー

 この他未入手の秋月型駆逐艦の4番艦初月、米フレッチャー級駆逐艦のネームシップフレッチャーにもぜひ出会いたかったのですが、ドロップ確率がかなり低いのと、そろそろ資源(特に弾薬)が心許なくなってきたこともあるので、ヒューストンのゲットでとりあえず満足ということにしたいと思います。そして、これから育成という名のレベリンングの長い道のりが待っています。

艦隊これくしょん-艦これ-(その17):2019年秋イベント攻略中です

12月の高層夜景

 今日は昨日よりは暖かい…のですが、日差しが陰るとやはり寒いです。冬なんだから当たり前と言えば当たり前なんですが。しかし、明日以降は暖かくなっていくみたいなので、やはり暖冬傾向に変わりはなさそうです。

進撃!第二次作戦「南方作戦」

 現在「艦これ」は2019年秋イベント“進撃!第二次作戦「南方作戦」”が開催中です。12月なのに秋イベントとはこれいかに?と突っ込みたくなりますが、開始が11月中だからかろうじて秋イベントであるという理屈なんでしょう。それにしてもメンテナンス&アップデートが予想通り遅くなってしまい、開始されたのは11月30日とまさにギリギリでした。

前段攻略成功

 昨日夜からは後段作戦も実施されています。全6海域という、まさに令和元年の掉尾を飾る大規模イベントですね。現在私は前段作戦(E1~E4)を終了させ、後段作戦を攻略中です。今のところは結構良いペースなんですが、今後どうなることやら。

難易度甲でクリア
前段最終戦は難易度乙

 今回、E1(バリ島沖海戦)、E2(第二次ジャワ沖海戦)、E3(スラバヤ沖海戦)は難易度甲で突破しました。3連続で難易度甲なんて初めてじゃないかと思います。その勢いで前段最後のE4(バタビア沖海戦)も難易度甲で突入しましたが、いつもお世話になっている「艦これwiki」に“甲と乙以下で非常に難易度の差が激しいMAP。甲は強烈な空襲、ボスの異常染みた装甲もあり難易度はかなり高め。乙以下ではそれらの壁となる要素が大幅に緩和され、劇的に難易度が下がる。(中略)甲は拘りのある人以外は無理に挑む必要は無いだろう。”との記載があったのと、事実初回に猛烈な空襲を受けて怖じ気づいてしまったので、難易度乙に落としたところ、記載通りわりとあっさりと突破することができました。

後段作戦

 後段作戦のE5(ダバオ沖哨戒線)もとりあえず難易度乙で攻略中。イベント完遂が最優先目標なので、もう今後はいつでも難易度丙に落とす覚悟ができていますが、我が鎮守府も結構強くなっているはずなので、できれば難易度乙でフィニッシュと行きたいところです。

伊26

 それではここまでの戦果、というか新規参入艦娘を紹介したいと思います。今回は割と妙なのばかり出てくる様な気がします。まずは伊15型潜水艦7番艦の伊26。通常建造もドロップもない、イベント限定の艦娘です。正確には巡潜乙型といい、20隻が建造されたそうです。艦これに登場する艦娘としては、伊19が同型の3番艦でお姉さんにあたります。航続力が大きいために、東はアメリカ西海岸、西はアフリカ東岸までを活動範囲とし、日本の潜水艦の中でも特に活躍した形式とされています。ドイツに派遣された姉妹もいましたが、いずれも途中で撃沈されてしまい、帰ってくることが出来ませんでした。

本物の伊26

 伊26は開戦後始めてアメリカ船を撃沈した潜水艦で、米空母サラトガに魚雷を命中させて行動不能に追い込んだほか、オーストラリア近海、インド洋を中心に通商破壊戦で大暴れし、商船9隻+軽巡1隻、総トン数56,226トンを撃沈しました。我が鎮守府は潜水艦が手薄で4隻(戦力として考えたくない「まるゆ」を入れても5隻)しかなかったので、ありがたい着任ですね。CVは天使声優小倉唯だし。もう一隻入ってくれれば潜水艦だけで艦隊が編制できるようになるのですが…

パース

 Perth級軽巡洋艦1番艦のPerth(パース)。E3突破報酬で、「艦これ」初のオーストラリア艦娘です。イギリスで建造され、旧艦名は「アイフィオン」でしたが、オーストラリアが海軍強化のために購入し、西オーストラリア州の州都であるパースにちなんで改名しました。

本物のパース

 史実ではバタビア沖海戦で日本艦隊と戦闘して沈みましたが、「艦これ」ではなぜかスラバヤ沖海戦勝利の報酬となっています。CVは欧米艦娘を得意とする内田秀ですが、オーストラリア出身ということでまさにうってつけですね。

神州丸 

 陸軍特殊船神州丸。陸軍が計画した上陸作戦用の特殊船で、現代の強襲揚陸艦の原点とも言うべき艦です。E4突破報酬で、「艦これ」では揚陸艦に分類されています。レイプ目をしているような感じがしますが、微弱ながら一応目に光(ハイライト)は入っています。陸軍船舶としては既にまるゆ(三式潜航輸送艇)を持っていましたが、海上船舶も来てしまったか。

本物の神州丸 

 大量の上陸用舟艇(大発)とこれを支援する航空戦力を用い、空海一体の連携で大戦力を一気に揚陸するという、今日でも充分通用する着想を陸軍が持っていたということに驚きです。当時の海軍は戦闘艦の整備に傾注し、揚陸艦といった支援・補助艦艇の開発には極めて消極的で、上陸戦や遠隔地への軍隊輸送・海上護衛(船団護衛)に理解が無く、揚陸艦のみならず上陸用舟艇・上陸支援艇の開発・保有は必然的に陸軍が行う必要があったのだそうで、同時期のアメリカ陸軍も独自の船舶部隊を保有していました。

あきつ丸

 ほぼ同時にやってきた陸軍特殊船丙型あきつ丸。2013年実装で古くからいる艦娘ですが、大型艦建造でないと建造できないので今まで持っていませんでした。こちらも揚陸艦ですが、グレー一色の服装が一種異様です。神州丸が出たので先を越されまいと慌ててやってきたという感じがしますが、形式としては神州丸の発展型です。

本物のあきつ丸

 実物の写真を見ると全通飛行甲板を持っているのでほぼ空母のように見えます。神州丸にしてもあきつ丸にしても、なぜか日本全体を表す名前を使っています。「あきつ」とは秋津、つまりトンボのことで、日本神話で神武天皇が国土を一望してトンボのようだと言ったことが由来とされています。水上機母艦に秋津洲という艦娘がいるので、間違えてしまいそうです。

大淀天城
天津風

 ご新規さんは今のところこの4名だけでちょっと寂しいのですが、この他既に持ってはいますが軽巡大淀、正規空母天城、駆逐艦天津風がドロップしました。いずれも中々出てこない珍しい艦娘なのと、育てて「改」にするといい装備を持ってくるので、育成していきたいと思います。ある装備目当てで特定の艦娘を大量に育成することを「牧場」と言うそうですが、上記三艦娘はいずれも滅多に出てこないのでとても「牧場」なんて無理でしょう。それにしてもいくら珍しいとは言え、二隻目の天城が来るくらいなら、まだ見ぬ妹の葛城にこそ来て欲しかったものです。

ファイナルファンタジーⅢ:シリーズ繁栄の礎となる名作だが、全てを凌駕するラストダンジョンの恐怖

アツゥイ猫

 敬老の日の本日も30度越えということで、全然年寄りに優しくない気候が続き大阪ですが、それでもまあ残暑も峠を越えたかなという感じがあります。空の色、影の長さ、日暮れの時間なんかのせいでしょうかね。早く本格的な秋になって欲しいものです。

FF3パケ絵

 本日は3ヶ月ぶりにレトロゲー紹介。今回はファイナルファンタジーⅢ(FFⅢ)です。FFⅢは1990年4月27日にファミコン版が発売され、約140万本が販売されました。その後2006年にリメイクされてDS版が発売されているほか、スマホ版やWii版も出ています。

飛空挺

 かつてFFシリーズは奇数番がシステム重視、偶数番がストーリー重視と言われていました。偶数番のストーリー重視の傾向はFFⅡで既に見られましたが、奇数番のシステム重視は本作で確立されたと思います。主人公キャラ達は孤児4人組というだけで個々の個性や生い立ちなどには触れられることはなく、名前もプレイヤーが自由に付けられました。リメイク版では女の子が入ったりだいぶ違うみたいですが。

リメイク版の主人公キャラ

 一方、FFIのジョブ(職業)システムが進化し、数が増えただけでなく、移動中ならいつでもジョブチェンジが可能となりました。作中には特定のジョブでなければ攻略が極めて困難な場面があり、状況に合わせて臨機応変にジョブチェンジを行うことによってゲームを有利に進められました。

ジョブ一覧

 初期のジョブは全員たまねぎ剣士という弱い、魔法が使えない、装備できる武器防具が少ない、成長性が低いというしょもないものですが、そこから戦士、モンク、白魔道師、黒魔道師といったFFⅠでおなじみのジョブにチェンジして冒険を続けていきます。さらに本作初登場のジョブが登場していきます。例えば敵の弱点やステータスを知ることができる学者、地形を利用した攻撃を行う風水師、歌で攻撃や支援を行う吟遊詩人、召喚魔法が使える幻術師など。

暗黒の洞窟での戦い
賢者と忍者
最強職業タマネギ剣士

 個人的に好きだったのは魔剣士。負の力で鍛えられた武器防具を装備する暗黒属性の戦士で、途中暗黒属性以外で攻撃すると増殖するモンスターが登場する場所があり、そこをクリアするには必須のジョブでした。でも最終的には全魔法を扱うことができる魔法系の最強ジョブである賢者と、ほぼ全ての武器・防具を装備することができる物理攻撃系の最強ジョブである忍者になってしまうという。実はしょうもないジョブと思われていたたまねぎ剣士はレベル90を超えると著しい成長を見せ、レベル99になると全能力値が最大になるのですが、そこまでやり込みはしなかったですね。

ラスボス暗闇の雲
やみの4戦士

 世界を大地震が襲い、光のクリスタルが地中に呑まれて闇の魔物が徘徊するようになる中、度胸試しで洞窟探検をしていた4人組は世界を覆う闇を振り払う「光の戦士」に選ばれることになります。また光と闇の戦いの話かと思いますが、実は光と闇のバランスが大事らしく、過去には「光の氾濫」と呼ばれる事件が起きて世界は滅亡を危機を迎え、闇の戦士がこれを鎮めたことがあるそうです。

灰色の魔女カーラ

 ラスボスの「闇の雲」はこの闇の世界にするのではなく、闇の世界も光の世界も全てを無に帰そうとする存在なので、光と闇の双方にとって敵となります。光と闇の均衡が大事という設定は、「ロードス島戦記」に登場する「灰色の魔女」カーラが大喜びしそうです。

バハムート戦

 後にすっかりレギュラーとなる召喚獣バハムート、リバイアサンらが初登場し、何種類もの飛空挺(船になったり潜水艦になったりするものの)を乗り回すなど、格段に広くなった世界を縦横無尽に移動でき、テンポも非常に良くなってサクサクと進んでいく印象があり、FFⅡに比べると非常に遊びやすかった記憶があります。しかし…

ドラクエ二度と行きたくないダンジョン

 本作で一番印象深いのはラストダンジョンです。ドラクエで最も苦労したのはドラクエⅡ終盤のロンダルキアに向かう洞窟ですが、本作のラストダンジョンはこれに匹敵すると思います。ラストダンジョンは「クリスタルタワー」と「闇の世界」の二部構成となっているのですが、途中にセーブポイントも回復ポイントもない上に脱出不可能という鬼畜仕様で、一気に攻略しなければなりません。時間的にも最低2時間はかかるという長さで、たとえ全滅しても経験値だけ残るドラクエシリーズと違い、FFでは時間を巻き戻して最後のセーブポイントに戻ることになるので、プレイヤーの記憶以外は全てが水の泡になってしまいます。

クリスタルタワー

 実は開発中にはセーブポイントも回復ポイントも設置してあったらしいのですが、当時のデバッカーが「最後にしては楽勝っすね(笑)」と煽ったのにキレたプロデューサーが消したらしいです。なんてことするんだ。ドラクエなら何度もチャレンジしているうちにレベルが上がって突破可能になるんですが、本作だとチャレンジ前にレベルを上げないといけないのがしち面倒くさくて。

ラストダンジョン

 この他、ジョブ格差(使えるジョブと使えないジョブがかなりはっきりしている)やゲームバランスを激変させてしまうバグの存在など、問題点も多々ありましたが、本作はFFシリーズをドラクエシリーズに並ぶ国民的タイトルのRPGに押し上げた名作です。ファミコンではほぼ限界に挑戦した高水準のグラフィック、壮大なスケールのシナリオで、プラットフォームをスーパーファミコンに移した「Ⅳ」以降のシリーズの基礎もほぼ本作にて確立され、シリーズのマイルストーンとなったといえるでしょう。

艦隊これくしょん-艦これ-(その16):2019年夏イベント完遂しました

いつまで暑いんや

 白露も過ぎたというのに今週は暑かったですね。昨日はほっと一息つけましたが、明日はまた猛暑日だとか。もしや日本史上屈指の暑い9月なんじゃないでしょうか。本当にもういいかげんにせいや夏将軍!日差しも日暮れもすっかり秋モードだぞ。

シングル作戦

 私が唯一課金をためらわないでプレイしている(といっても月平均1000~1500円程度)オンラインゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」ですが、先日夏イベント「欧州方面反撃作戦 発動!『シングル作戦』」をクリアしました。8月31日開始ということで、え?この時期に夏イベントですと…?とは思いましたが、気候の方が「艦これ」に合わせてくれるという。そう、この気温はまさに夏。

シングル作戦終了

 海域はE1「ブレスト防衛作戦」、E2「ジブラルタルを越えて」、E3「発動!『シングル作戦』」の3つということで、一週間程度で突破できました。といっても胸を張ってのものではありません。E1こそ難易度甲で突破しましたが、E2は難易度乙→丙で日和り、E3は最初から難易度丙でしたから。でも丙提督が偉そうに言うことではないのですが、沼ることもなく、わりとあっさりクリアできたなという印象です。今週はE2とE1でいわゆる「掘り」をやっていました。春イベント以降資源備蓄に励んでいたせいで、珍しく資源不足に悩むことのないイベントでした。

朝風

 それでは例によって新たにお迎えした艦娘達を紹介しましょう。まずは神風型駆逐艦二番艦の朝風。2016年11月実装で、実は夏イベント前にゲットしました。7月中旬頃から鎮守府海域「南西諸島防衛線」(1-4)のボス海域で夏季限定で邂逅しやすくなっていました。

朝風その2

 神風型は「艦これ」では一番古い駆逐艦で、大正時代の建造なので衣装も大正ロマンのいわゆる「はいからさん」スタイルです。CVは「俺の嫁」声優伊藤静。神風型はわりとベテラン声優が起用されているんですが、やはり艦齢的なものが影響しているんでしょうか。神風型はあと四番艦松風が来ればコンプリートなんですが、今回は出会いのチャンスがありませんでした。

グレカーレ 

 イタリア駆逐艦マエストラーレ級二番艦グレカーレ(Grecale)。今イベントで実装されたバリバリのフレッシュ艦です。イベントの舞台が地中海からイタリアなので欧州艦の出番が多かったのですが、ドロップも欧州艦が多かったようです。マエストラーレとリベッチオは明るく元気な女の子という印象ですが、グレカーレはちょっとギャルが入っていて小悪魔感がありますね。

グレカーレその2

 姉のマエストラーレ、妹のリベッチオは既にゲットしていたので、三姉妹揃い踏み。未登場の末妹シロッコが出てくれば全員揃うのですが。ちなみに姉妹は全員風の名前で、マエストラーレは北西の風「ミストラル」、グレカーレは北東の風「ギリシャの強風」、リベッチオは南西の風「リビアの風」、シロッコは南東の風「アフリカからの暑い南風」です。

藤波

 夕雲型駆逐艦の11番艦藤波。2017年2月実装。夕雲型は現在までに13隻が登場していますが、私が持っているのは8隻だけでした。9隻目としてやって来てくれました。

藤波その2

 藤波と言ったら辰巳だろうというのはプロレスファンのお約束ですが、この藤波もその影響を受けているようです。というのは、前髪が不自然に切りそろえられているでしょう?これはいわゆる「飛龍革命」で藤波が髪を切り出したアレを示しているんじゃないでしょうか。さんざん流血試合を平然と行ってきたくせに、藤波がいきなり髪を切り出したくらいで狼狽する猪木が面白かったですね。「まてまてまて」。そのうち「艦これ」のBGMに禁断の「マッチョドラゴン」が入ってきたりして。

アブルッツィ

 ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦一番艦のルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ。名前がやたら長いので略称「アブルッツィ」。アブルッツィ公爵サヴォイア家のルイージという意味だそうで、本イベントE2クリア報酬です。今年の春イベントのE3クリア報酬だったジュゼッペ・ガリバルディ(略称「ガリバルディ」)の姉になります。

深海地中海棲姫

 実はE2のラスボスである深海地中海棲姫が、艦娘としての姿を取り戻したのがアブルッツィになるようです。敵であった時の戦闘力がそのまま残っていれば…まあそんな訳にはいかないでしょうが。

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ

 正統派の美人で、性格もお嬢様風。元の艦が退役後に映画に登場していたので、“女優として映画にも出演した”と言っています。女優ということでこの美貌か。攻撃されて損傷すると、顔に傷がつくことを嫌がるのも女優魂か。顔はヤバいよ、ボディやんなボディを!それはともかく、これで所有するイタリア艦は9隻。海外艦一の大所帯です。実装されている艦は11隻もあるのでコンプリートしたいのですが…

駆逐艦ジェ-ナス

 イギリス駆逐艦J級5番艦のジェーナス。「艦これ」では一番艦ジャーヴィスに続いて二隻目の登場です。本イベントE3クリア報酬です。J級の艦名は全てJから始まっていますが、ジェーナスはローマ神話の出入り口と扉の守護神ヤーヌスの英語読みです。ヤーヌスは前と後に反対向きの2つの顔を持つのが特徴なんですが、昔「ヤヌスの鏡」ってドラマがありましたね(遠い目)。

アンツィオ沖棲姫

 E3ラスボスであるアンツィオ沖棲姫でした。高耐久高火力に高雷撃まで備えた恐ろしい敵でした。ジェーナスはシングル作戦で戦没した艦なので、まさに怨念で闇墜ちして登場していたんですね。

ジェーナスその2

 素のジェーナスはやたら元気なお転婆娘という感じです。口元がドラクエのスライムに似ているとの指摘もあって…確かに似ていますね。よし、今日からホイミンに改名しよう(笑)。

大淀

 大淀型軽巡洋艦一番艦大淀。最後の連合艦隊旗艦です。2014年8月実装の古参艦で、かつて私の中では水無月、磯風、雲龍と共に「出ない四天王」に名を連ね、最近では雲龍と共に「出ない竜虎」でしたが、遂に、遂にお迎えすることができました。イベントクリア後、出るとされるE2海域で「掘り」をしまくった挙げ句のことで、邂逅時には驚喜するよりため息が出てしまいましたよ。この日が来るのは長かった…。私が「艦これ」をプレイし始めた2016年6月から3年3か月ですからね。

艦隊司令部施設
遊撃部隊艦隊司令部

 大淀がいないと達成できない任務があるほか、改造後に持ってくる「艦隊司令部施設」が、連合艦隊でのイベント攻略難易度を劇的に変える装備であるとされているのです。2017年秋イベントで入手できたのですが、同イベントではミッション遂行的に「遊撃部隊艦隊司令部」に変換せざるを得ませんでした。

大淀その2

 また、かつては軽巡洋艦で4スロット持ちは大淀と夕張のみだったので、その点でも貴重でした。大体攻略サイトの編成例では当然のように大淀が配置されていて、持っていない身としてはそれを見るだけでキレそうになったものでしたよ。仕方なく夕張で代用…でもイマイチ耐久力がなくて。もっとも今ではイタリアのアブルッツィとガリバルディの姉妹が4スロ軽巡として登場してきているので、希少価値は減少しました。

出ないラスボス雲龍 

 「出ない四天王」も残るは正規空母雲龍のみ。四天王最強は雲龍だった訳ですね。これからは「出ないラスボス」と呼びましょう。「出ない四天王」のCVは水無月の日高里菜を除いて全て川澄綾子でした。なぜ川澄さんはなかなか来てくれないのか。そういやFGOでもセイバーは来てくれないのですが、凜や桜の方が好きだからだろうか(爆)。残念ながら本イベントでは雲龍はドロップしないらしいのでまた次回に期待です。

コマンダン・テスト

 大淀が出たことで「掘り」は終了しても良かったのですが、今回イマイチ大型艦が登場していないのが寂しくてE1で掘っていたら出てくれたのがフランスの水上機母艦Commandante Teste。2016年11月実装で通称コマちゃん。なんか「のんのんびより」に出てきそうな名前です。フランス艦は二隻しか登場しておらず、長らく戦艦リシュリューには寂しい思いをさせていましたが、ついに相方がやって来ましたよ。

のんのんびよりのこまちゃん

 Commandant Teste(コマンダン・テスト)は「テスト司令官」の意味で、フランス初の空母飛行隊設立に関わったポール・テスト(Paul Marcel Teste)海軍少佐にちなんだ命名です。事故で亡くなった直後の命名ということで、当時相当有名な軍人だったことがうかがわれます。

コマンダン・テストその2

 日進が登場するまでは貴重な4スロ水母として名を馳せ、やはり攻略サイトで水母が必要な編成では当たり前のようにコマちゃんが登用されていました。これからレベルを上げて当然のように編成し倒しちゃるわ!

E3海域

 本イベントでは他にもE3で米駆逐艦ジョンストン、英駆逐艦ジャーヴィス、瑞軽巡洋艦ゴトランド、伊戦艦リットリオといった、まだ持っていない垂涎の海外艦がドロップしているらしいのですが、攻略のためには連合艦隊編成しないといけないので、資源を浪費しない程度にゆるーくやってみることにします。

MOTHER:糸井重里が手がけた異色大作RPG

闇営業

 お笑い芸人が所属事務所を通さずに行う営業であるところの「闇営業」が話題になっています。我々リーマン的には会社の承諾なしに副業をやっていたらそれに近いんでしょうかね。「闇」というと犯罪的な雰囲気がありますが、あくまで「事務所を通さない」という意味で、相手が反社会的団体であるかどうかは関係ないようです。事務所の取り分がないので実入りが多いのが魅力なようですが、発覚すれば今回のように契約違反とみなされ契約解除に至ることがあります。それにしても今回の一件、解雇された芸人に誘われて参加したという芸人達はノーギャラだったと釈明してセーフみたいな流れになってますが、仮にもプロがノーギャラで出演なんてあるんでしょうかね?チャリティーならいざしらず。あ、某愛が地球を救うとかなんとかのたまっているチャリティー番組はギャラが出るらしいですね。ノーギャラじゃなきゃチャリティーにならないとは言いませんが、アメリカのチャリティー番組ではどんなに有名なスターであっても、すべてノーギャラが普通だと昔デーブ・スペクターが言ってました。

MOTHER.jpg

 さて話はガラッと変わって久々にレトロゲームの話題です。前回、といっても4月の話になってしまうのですが「ファイアーエムブレム」を取り上げました。これは1990(平成2)年4月20日発売の作品なんですが、うっかり大作RPGを抜かしていることに気づきました。ということで本日は「MOTHER」です。

糸井重里と徳川埋蔵金

 時系列的には紹介済みの「ファミコン探偵倶楽部PartⅡうしろに立つ少女」の後になる1989(平成元)年7月27日に発売されました。コピーライターの糸井重里が手がけた異色作で、発売元は任天堂。なんと任天堂にとっては本作が初のコマンド選択式RPGだったという。本作発売後の話になりますが、個人的には糸井重里といえば徳川埋蔵金というイメージが非常に強いです。結局出てこなかったようですが、埋蔵額はおよそ360万~400万両なんて言われているので、一発当てたら大きいといえば大きい。本気で宝くじを狙うよりは自力で一発という考え方をあるでしょうが、先行投資が馬鹿にならないので個人では限界がありますね。

MOTHER トップ画面

 閑話休題、RPGといえばドラクエのように中世ファンタジー風の「剣と魔法の世界」といった世界観が主流だった中、「MOTHER」は現代的な世界を舞台にした作品でした。アメリカにある架空の町に住む主人公の少年が、各地で発生する様々な怪奇現象の原因を探るべく、仲間と共に冒険する様子が描かれていました。北米への輸出を念頭にしてのことかと思ったら、日本国内のみの発売でした。たまげたなぁ。 

アブダクションされた人々

 発売当時放映されたテレビCMも話題になり、「エンディングまで、泣くんじゃない。」「名作保証」というキャッチコピーが用いられていました。糸井重里ならこんなのはお茶の子さいさいだろうと思ったら、前者は別のコピーライターが手がけたとか。

敗北画面

 この時代のRPGは、フィールド上にある町のシンボルに重なると町のマップに切り替わるというものが多かったのですが、本作では町とフィールドは同じ尺度で描写されていました。リアルといえばリアルなんですが、移動が大変といえば大変でした。金さえあれば鉄道を使えるんですが。

宇宙人登場

 ほぼ現代アメリカの話なので、剣・槍や盾・鎧などは入手するすべがなく、バット・フライパン・エアガン・ナイフなどを武器に、コイン・腕輪・ペンダントを防具に用いていました。当時、プレイしながらオイオイ、アメリカなんだからモノホンの銃器があるんじゃないかと突っ込んでいましたが、子供には持たせられないんでしょう。また、魔法の代わりに超能力を会得でき、これを攻撃・回復などに用いていました。魔法は中世的で超能力は現代的なのかと、そこも突っ込みどころではありましたが。

主人公、ロイド、アナ

 1900年代の初頭、アメリカの田舎町・マザーズデイで、ジョージ・マリア夫妻が行方不明になりました。2年程してジョージだけが町に戻ってきますが、マリアが戻ってくることはなく、ジョージは自らの身に起きたことについて一切語らずに不思議な研究に没頭し続けました。時は流れ1988年、マザーズデイでは、ジョージとマリアの子孫である少年が暮らしていましたが、ある日、家具や人形がひとりでに動き出し少年に襲い掛かりました。事態を切り抜けた少年が単身赴任中の父と電話で話すと、その現象はジョージの研究と関係しているのではないかということでした。少年は身支度を整え、怪奇現象の謎を探るべく旅に出ることにしますが… 

主人公

 主人公は12歳の少年で主力武器はバット。HPと攻撃力と防御力、スピード等のステータスが全体的に高めで、超能力(PSI)は戦闘補助系や回復系を多数会得します。喘息の持病があり、戦闘時に一部の敵が使う排気ガス攻撃を受けると発作が起きて一切の行動が取れなくなるという弱点があります。

ロイド

 友人はロイド。頭はいいけど虚弱な感じで、主力武器はエアガンなどの銃で、超能力は使えませんが、様々な専用の特殊アイテムを使用できます。HPや攻撃、防御力は控えめで、特にスピードは全キャラで一番低くなっています。ドラクエⅡのサマルトリアの王子を連想させました。

アナ

 女の子はアナ。アンナじゃないの?変な名前だなあと当時思いましたが、後に働くことになった欧州某国に言ったら本当にアナという女性がいました。「恩恵」などを意味するヘブライ語の女性名カンナハがギリシア語化したもので、ハンナ、アンヌ、アンネ、アンなども同じ由来だそうです。聖母マリアの母もアンナですね。

とびきりのフライパン

 主力武器はフライパン。いわゆる魔法使い系で、多くの種類の超能力(PSI)を覚え、様々な攻撃PSIを得意としますが、反面HPや攻撃、防御力は全キャラ中最低で打たれ弱く、スピードも控えめです。 

テディ

 もう一人、ともだちとなるテディがいますが、3人パーティーなのでテディ加入時にはロイドがパーティーから外れます。不良集団「ブラックブラッド(ブラブラ)団」のボスで、主力武器はナイフです。超能力は使えませんが、その他のステータスの成長率は全キャラ中最高となっています。

ギーグ

 ラスボスは地球征服を企む宇宙人ギーグ。細長い人型に尻尾が生えた体を持ち、液体で満たされた球体の中に入っています。なぜか主人公には敬語で話しかけてきて、あなた一人なら助けてもよいとまで言います。なお一応撃退には成功する訳ですが、1994年発売の「MOTHER2」のサブタイトルが「ギーグの逆襲」なので再びやってくることは確定です。「2」はキムタクが出演するCMが非常に印象的でしたが、プレイした記憶が全くないので多分買わなかったのでしょう。世間の評価は高かったのですが、個人的にはあまり…。剣と魔法の中世世界が好きだったんでしょうか。「なろう系」の申し子や!(笑)

主人公の家

 敵はエイリアンや架空の怪物の他、現代ものらしく侵略者の影響を受けて狂暴化した動物や一般人なども登場します。敵がロボットや物や架空の怪物の場合、勝利メッセージは「破壊された」「倒した」「もう動かない」などと表示されますが、動物や人間の場合は「我に返った」「おとなしくなった」など「相手を正気に立ち返らせたこと」を示す表現になりました。「桃太郎伝説」の「こらしめた」を彷彿とさせます。 

敵キャラタイタニアン

 印象に残っているのは、敵の攻撃の「なにかあやしいことをした」です。さあ何をした?と大喜利を始めたくなりますね。キャロラインとかタイタニアンといった敵が使っていましたが、これを喰らうと惑わされてしまうという。

マザーのフィールド1

 なんだかんだとNPCが教えてくれるドラクエと違い、基本的に説明が少ない感じがしました。そのせいでゲーム進行が淡々としているという印象があり、盛り上がりに欠ける部分がありました。また、謎解きやイベントに関するヒントもほとんどないため、マップ上で迷ったり攻略に詰まってしまいやすいという欠点もありました。

マザーのフィールド2

 また敵からの入手経験値が全体的に少なくてレベル上げが大変な反面、ラストダンジョンに入ると突如敵が強くなってしまいます。初回プレイだと平均レベルが20後半~30前半で突入するのに、まともに戦って進むなら平均レベル50は無いと心許ないという。レベル調整を省いてしまったらしいのですが、こういうところもドラクエⅡを思わせるんですよね。 

ロボットイヴ

 容量不足のせいなんでしょうが、ラスボスであるギーグを倒すと、ギーグが退散した画面のまま、主人公達の背後にスタッフロールが流れてエンディングとなってしまうという淡泊さがなんとも味気なかったですね。「エンディングまで、泣くんじゃない。」というコピーですが、肝心のエンディングがこれでは泣きたくても泣けない。終わりよければすべてよしと言いますが、やはり最後は盛り上げて欲しいものです。

フライングマン

 ただ、全然感動がないのかといえばそうではなく、「主人公の力になる。そのために生まれてきた」というフライングマン5兄弟(NPCとして戦闘に参加しますが、命令や回復ができず、HPが尽きると死にます)や、主人公を守る使命を持つイヴというロボットなど、その献身ぶりには心を揺さぶられずにはいられません。悲しいというより切ないという感じですが。この人(?)達の存在には、あらすじに登場するご先祖であるジョージとマリアが大きく関与していることが判明しますが、納得はするけど切ないものは切ないです。ところで、全員死ぬまで酷使はしなかったと思うフライングマンですが、最後のフライングマンにも墓がありますね。一体誰が作ったんでしょう。生前に用意しておいたとか?

フライングマンの墓

 肝心なギーグとのラストバトルですが…攻略法は他に類を見ない独特のものとされていますが、知っている人はぶっちゃけ「マクロスかよ!」と思ってしまいます。ミンメイにやらせず自分たちにでやるとことになるんですけど。

歌でダメージ

艦隊これくしょん-艦これ-(その15):2019年春イベント完遂しました

梅雨入り

 昨日は久々に「通勤したくね~」と思うくらいの大雨でした。東海、関東甲信、北陸、東北南部が次々と梅雨入りとなりましたが…なんと近畿は梅雨入りせず。他にも九州北部、中国、四国もまだのようですが、飛ばされてしまいましたね。桜前線と同じく南から(あるいは西から)順々になっていくものかと思っていたのですが。確かに一週間予報をみると曇りがちだけど雨は降らないようで…雨も湿気も好きではないですが、いきなり酷暑はもっとキツいので、やはり順番にお手柔らかにお願いしたいです。

発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」

 本日は久しぶりに「艦これ」の話題。2019年春季イベント(5月下旬に開始して春季イベントとはこれいかに)「発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」」を完遂しました。前回の冬イベントは小規模作戦だったこともあって単独記事を作らなかったので、今回はしっかりやりましょう。

第二次ハワイ攻略作戦完遂

 前回に続き今回も行けるとこまで難易度乙で行こうということでトライしたのですが、E3の「敵戦力牽制! 第二次AL作戦」で沼ってしまい、日和って難易度丙に落としてしまいました。それでもなかなか突破できず、もう次で駄目なら難易度丁(最低レベル)だと決意したところでようやくクリアしました。ここに比べればE4もE5も大したことなかったですね(もちろん丙ですけど)。

北方棲妹

 E3のラスボス北方棲妹がなあ…北方棲姫というのは前からいましたが、その妹ということで「棲妹」なんでしょうかね。この人もとにかく堅かったんですが、護衛部隊がやたら回避性能が高くて。特にPT小鬼群、テメーはダメだ。お前ら全員死刑に処したい。

福江

 それでは今回の戦果というか、邂逅できた新規艦娘の紹介に行きたいのですが、まずは択捉型海防艦の10番艦福江。「ふかえ」と読むそうですが、この人はイベント前に通常海域で不意に出会いました。確か2-3「東部オリョール海」だったと思います。幼い容姿に似合わず言うことが武骨で勇ましいのが意外です。現状「艦これ」では択捉型の末っ子なので、もっと甘えん坊になってもいいんやで?

秋月

 続いて秋月型防空駆逐艦のネームシップ秋月。E1のボス戦でゲットしました。秋月型は対空要員の代名詞で、多くの提督に愛用されていますが、我が鎮守府には2番艦照月、3番艦涼月しかいませんでした。お姉ちゃんが来て二人も喜んでいるに違いありません。あとは4番艦「初月」が来れば四姉妹勢揃いとなるんですが。

八丈

 占守型海防艦の3番艦八丈。E2の突破報酬です。小学校低学年か下手をすれば幼稚園児のような容姿が多い海防艦ですが、わりとギャルっぽい姿をしています。ロリ系エロゲーに出てきそうとの声も。名前は当然八丈島から来ており、八丈島に伝わる草木染めの絹織物「黄八丈」がマストに結ばれています。

八丈中波絵

 中大破した時の絵は痛々しくて可哀想なのが多いところ、八丈のは一風変わっていて面白いですね。可愛いしあまり痛々しくないので気に入りました。ただでさえいたいけな女の子達を死地に向かわせていることに罪悪感のようなものを感じているので、ダメージ表現もこういうのでいいんだよと思ってしまいます。

ガングート

 ガングート級戦艦のネームシップ・ガングート。正式な表記はキリル文字でГангут。そう初のロシア艦です。帝政ロシアとか旧ソ連というと陸軍国というイメージが強いのですが、当然ながら海軍だってちゃんとあります。日露戦争で事実上壊滅していたロシア艦隊の再建をかけて建造された弩級戦艦です。金剛以上に古いお婆ちゃん艦で、主砲も三連装とはいえ30.5センチしかありません。実は今回のイベントでは特効艦だったのですが、流石に入手直後では使えませんでした。

ガリバルディ

 ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ(長い!)級軽巡洋艦の2番艦ジュゼッペ・ガリバルディ。略称ガリバルディです。クリアできずに泥沼化してしまったE3の突破報酬です。ということは、北方棲妹はお前だったのか!?グラマラスボディを持つイタリア娘ですが、口調は天龍や摩耶を彷彿とさせる男勝りなものです。やたらに最新鋭であることを強調してきますが、摩耶はともかく天龍に似ると「口だけ番長」ということに。なおイタリア艦娘は我が鎮守府7隻目ということで、アメリカ艦娘(6隻)、ドイツ艦娘(5隻)を凌ぎ、何気に外国艦娘としては最多グループになっています。

ガルバルディβ

 艦名の元ネタとなったジュゼッペ・ガリバルディはイタリア統一運動を推進しイタリア王国成立に貢献した人物で、イタリアの国民的英雄です。どこかで聞いたことがあるような名前だと思ったら、ZガンダムにガルバルディβというMSが登場していました。ゲルググとギャンの特徴を兼ね備えた機体ということですが、これも綴りは違いますが、名前の由来はジュゼッペ・ガリバルディのようです。

コロラド

 コロラド級戦艦のネームシップ・コロラド。最終海域E5の突破報酬です。おそらくラスボスであった太平洋深海棲姫が浄化されたものなのでしょう。

太平洋深海棲姫

 ワシントン海軍軍縮条約下で保有された、16インチ(41cm)砲搭載の日・英・米の戦艦7隻をビッグ7とか世界7大戦艦と呼びますが、コロラドもその一角です。「艦これ」では長門、武蔵、ネルソンに続く4隻目。ビッグ7には特殊攻撃が設定されていますが、コロラドにもあるそうです。

鹿島

 腋と横乳が印象的なトランジスターグラマーといった感じですが、つり目の具合が鹿島に似ているという声があり、「アメリ鹿島」というあだ名も。

戦艦鹿島

 早速コロラドと鹿島を入れ替えたクソコラも作られていますが…確かに違和感ないですね。鹿島は可愛いので愛用したいのですが所詮練習巡洋艦。戦力としては期待できないのですが、戦艦鹿島なら。しかしそれ以上に練習巡洋艦コロラドの似合いぷりといったらないですね。

練習巡洋艦コロラド

 ということで今回は5隻。なおイベント期間は続いているので余裕があったら「掘り」もしたいのですが、連合艦隊&支援艦隊の濫用により、燃料と弾薬が非常に心許ない状況になっており…。「ぜひ欲しいのに来てくれない四天王」改め「ぜひ欲しいのに来てくれない双璧」となった大淀と雲龍はまたもお預けかも知れません。うぅっ…!

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣:CMどおり手強いシミュレーションRPG

花散らしの雨

 花散らしの雨となった大阪。今年は長く楽しめた桜ですが、いよいよお終いでしょう。ちょっと寂しいですが、これから初夏にかけてはいろんな花が咲き乱れるので、今度はそっちを楽しみにしましょう。

ファイアーエムブレムパッケージ 

 レトロゲームを語る日曜日、本日は「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」です。本作は1990(平成2)年4月20日発売。現在もシリーズ作品が発売され続けている人気シミュレーションRPGシリーズの記念すべき第1作目にして、我々コンシューマー機ゲーマーにシミュレーションRPGのなんたるかを教えてくれた記念碑的作品です。「ファミコンウォーズ」で知ったウォー・シミュレーションとドラクエやFFのようなファンタジーRPGの要素を融和しながら、独自要素を多数有していました。



 ファイアーエムブレムというと思い出すのはこのCMです。うぉお…あれから29年も経っているのか。本物のオペラチームにコスプレさせて、本物の馬まで舞台に上げるという本格派ですが、CMだけ見てもゲームの内容は一切伝わらないという(笑)。

ファイアーエムブレムトップ絵 

 ただし、歌詞の ♪ファイアーエムブレム 手強いシミュレーション 勝って来るぞと勇ましく 危なくなったなら スタコラ逃げろ おごれるものは ドツボにはまる♪ は、プレイしてみるとしみじみ感じるところがあるフレーズですね。

ファイアーエムブレムチラシ 

 ファミコンウォーズではただの駒に過ぎなかったユニットに命と個性が付き、生きている存在とプレイヤーに感じさせ、感情移入を高めることに成功しています。反面、戦いで死んだら生き返らないというシビアなシステムとなっていました。一応終盤一人だけは復活させられるのですが、基本は誰も死なせないことを目標にプレイしていくことになります。死んでしまうとクリア後に見られる後日談が見られない(「○○にて倒れる」だけになってしまう)だけでなく、その後の戦闘自体が一層シビアになってしまいます。主人公は死んだらゲームオーバーですが、主力ユニットが死んだ場合は自主的にゲームオーバーにせざるを得ないという。何度やり直しをしたことやら。これが本当の「死に戻り」。

ファイアーエムブレムカセット 

 ストーリーは、ファンタジーの王道です。地竜王メディウスと勇者アンリとの戦いから100年後、突如復活したメディウスにより、アカネイア大陸は戦乱の時を迎えます。アンリが建国したアリティア王国も、メディウス率いるドルーア帝国と傘下の連合軍によって滅ぼされてしまいました。王子であるマルスは姉のエリスの助けによって辺境の国のタリス王国へと亡命するも、エリスはドルーア帝国に味方する魔道士ガーネフによってさらわれてしまいます。2年後、マルス達アリティアの戦士たちは、タリス城への海賊襲撃をきっかけにドルーア帝国を打破するべく、そして愛する姉を取り戻すべく立ち上がるのでした。

ファイアーエムブレムチラシその2 

 ということで、亡国の王子マルスは、配下の一党と、タリス王国の戦士達とともに戦いに挑むことになります。タリスは自国防衛以上の義理はないような気がしますが、王女のシーダがすっかりマルスにホの字なので。当初の目的は、アカネイア大陸の宗主国であるアカネイア王国の唯一の生き残りであるニーナ王女との合流、続いてアカネイア王城の奪還、さらにアリティア王国への帰還、姉エリス救出と神剣ファルシオンの奪回と続き、暗黒竜メディウスのドルーア城に攻め込みます。

美麗マルス王子 

 戦いの中で様々なユニットが仲間に加わります。原則死んだユニットは生き返らないシステムなので、仲間が増えることは結構なことなのですが、自動で仲間になってくれるユニットはまれで、大半はユニットのいる村を訪問したり、当初は敵として出てくるユニットに味方ユニットを接近させて説得する必要があります。村の場合は盗賊が狙ってる場合があり、盗賊に先を越させると仲間にできなくなり、敵ユニットの場合は不用意に近づくと先制攻撃を受けてしまったりといろいろ厄介です。また説得は誰でもいいという訳ではなく、マルス王子ないし兄弟など特定のユニットのみという制限がある場合が多いです。

シーダ王女 

 説得といって真っ先に思い出すのがタリスの王女シーダ。大半の地形で影響を受けないペガサスナイトである彼女は、可憐な容姿と心優しい性格で人々を惹きつける不思議な魅力を持っているというというこで、敵ユニットを寝返らせる能力に突出していました。私は“ナンパ師シーダ”と呼んでいました。初期メンバーであるタリス王国の傭兵オグマが生きる意味そのものを与えてくれた存在として心服しているほか、主従関係を持とうとしないナバールからも命を懸ける価値ある人物と見られており、剣士にモテモテ。しかし本人はマルス以外眼中にないという。

 暗黒竜メディウス

 以下、シーダがナンパしたユニット達です。
①カシム:クラスはハンターで、母の治療費に困って海賊に雇われていましたが、シーダから薬代を貰って寝返ります。ただしハンターの弓はペガサスナイトの天敵なので、接近は慎重に。

ナンパ師シーダ

②ナバール:盗賊団に雇われていた凄腕の剣士で、クラスは傭兵。シーダの「私をその剣で好きなようにして…」と言われて「女を斬る剣は持っていない」の台詞と仲間になります。その後はオグマ隊長と並ぶ主力となります。ま、シーダがナンパせずにいると女子供でも平気で手にかける外道として散っていくんですけどNE!なおリメイクでは全ユニットが全般的にグラフィックが向上するのですが、ナバールの変貌ぶりは特にものすごいです。もはや耽美派美形。

ナバールの変遷 

③ロジャー:クラスはアーマーナイト。元々戦争嫌いな性格を見抜いたシーダが、戦争の虚しさを説いてナンパします。相手を注意深く観察して弱点を突いていくシーダ…恐ろしい子!

オグマ隊長 オグマも格好よくなった

④ジェイク:クラスはシューター。アンナという地元女性と交際していますが、シーダからアンナが「この国の人たちのために戦ってくれるならどこまでも付いて行く」と伝えて欲しいと言われた、と誇張を交えた説得を受けて仲間になります。いや、そこまでは言っていなかった気もしますが…

エリス救出 

⑤ロレンス:クラスはジェネラル。シーダのパパンであるタリス王とは旧友の間柄ということで、力を貸して欲しいとシーダに説得さるとホイホイ仲間になります。コネって大事ですね。

ミネルバ王女 
ファミコン時代のパオラ ファミコン時代のカチュア

 あと印象的なのはペガサスナイト三姉妹。マケドニア白騎士団所属で、マケドニア王国はドルーア帝国側の連合国の一角となっています。白騎士団団長であるミネルバ王女は、妹マリアが人質になっているのやむなく従っているという状態なので、マリアを救出することで味方になります。

スーファミ版のペガサス三姉妹 

 パオラ・カチュア・エストの三姉妹は、敵ユニットを取り囲むことにより必殺の一撃(暗黒竜・紋章においては通常の3倍ダメージ)であるトライアングルアタックを繰り出すことが可能です。マケドニアの白い三連星と言われているとか言われていないとか(言われていません)。でもジェットストリームアタックというかトリプラーというか。

ペガサス三姉妹 
後作のペガサス三姉妹 

 この三姉妹もリメイクでは美形になっていますが、オリジナルはかなりしょぼかったです。ファミコンの貧弱なグラフィックでは仕方ないといえば仕方ないんですが、そもそも当時はそんなに美形揃いにしようと思っていなかった節があります。なお長姉パオラと末妹エストはアリティア騎士団の“黒豹”アベルを好きになりますが、アベルはエストと相思相愛になり…。次姉カチュアはマルス王子に好意を持ちますが、こちらはシーダがいるので最初から実らぬ想いということになります。なおカチュアの想いは死亡時のみ判明するので、知らないままエンディングを迎えるのが正しいプレイスタイルではないかと。なおエストも一度はアベルと結ばれますが、パメラの想いをを察してか後に突如としてアベルに別れを告げ、姿を消すことに。悲恋ばかりか三姉妹。

リフ登場 
リフが傷薬に

 僧侶リフ。ただのGGEなんですが、序盤は役に立ちます。しかし女性僧侶レナが加わると即座にリザーブに落ちて使われなくなります。リメイクでは容量不足のせいか登場せず、リフ登場の場面で代わりに傷薬を貰えるということでネタキャラになってしまいました。傷薬などの回復アイテム、もしくは回復行為そのものの事を指す「リフる」という言葉が出来たりして。異常な人気からか、その後のリメイクではまた復活しています。

老将ジェイガン 

 ジェイガン。アリティア騎士団長で序盤唯一の上級職であるパラディンで、序盤は非常に強力なユニットですが、老体ゆえかレベルアップしてもステータスがほとんど伸びません。なので他のユニットを使って苦労した方が後々自分のためになり、安易にジェイガンに頼っていると痛い目を見ることに。「今回のジェイガンは~」と、序盤のお助けユニットを通称ジェイガンと呼ぶことは、もはやコンピューターゲームの専門用語の1つにもなっているとか。

黒騎士カミュ 

 黒騎士カミュ。ドルーア帝国傘下の連合国の一角であるグルニア王国の精鋭・黒騎士団団長にして、アカネイア大陸最強の騎士と評され、三種の神器の一つ、神槍グラディウスを操ります。アカネイア王国のニーナ王女が処刑を免れたのはカミュに匿われたおかげであり、二人は相思相愛の仲になりますが、それぞれの立場により敵同士に引き裂かれてしまいます。その後もカミュへの想いを忘れられなかったことが悲劇を生むことになりますが、それはまた別のお話。マルス軍との壮絶な戦いの中で散華したと思われていましたが…

カミュとニーナ 
カミュとニーナその2

 美形かつ話せば解りそうなルックスから、説得を試みたプレイヤーは多数と言われます。難関マップに登場ということもあり、もし説得出来たら一気に難易度は急降下するところなんですが、残念ながら仲間にはなりません。この「戦いたくない敵」「仲間になりそうでならない敵」は、シリーズ恒例となってしまいました。

マチスー、前、前 
レナの説得 

 マチス。ソシアルナイトで、比較的序盤で仲間になってリフのポジションを奪うレナの兄でマケドニア王国の貴族です。能力が低いので特に仲間にしなくても問題はないのですが、登場早々に厭戦派で「レナに会いたい…」などと言っているので、レナが説得すれば仲間になるのが見え見えのユニットです。しかし、会いたいと言った口の渇かぬうちから、説得しようと接近してくるレナに平気で攻撃しかけてくるというド外道でもあります。

紋章の謎での後日談 

 その図抜けた間抜けさから「バカ兄貴」の愛称がつけられたほか、顔が解っているはずの相手に攻撃するという理不尽なシステムは完全にネタ扱いとなり、後のシリーズにも“仕様”として採用されるなど、半ば伝統・恒例となってしまいました。

魔道士ガーネフ  

 本作はシミュレーションRPGの様式を確立したと評され、後に多数のフォロワー作品・続編・リメイクを生み出し、ゲーム業界に新風を巻き起こしたと言える作品です。しかし発売当初の評価は芳しくなく、売れ行きが悪くて値崩れを起こしたほどだそうですが、一部のファンから根強い支持を得て、口コミにより評価が高まりました。名作は埋もれないということですかね。しかし初代だけあってシステム周辺が面倒・不便な点も多々ありました。また全体的な難易度も高く、プレイのハードルは高かったのですが、詰め将棋のようなストイックさがまた一部に熱狂的に支持されたりして。

小学館の公式ガイドブック 

 小学館から発売された公式ガイドブックは、学者・プロ棋士、そして漫画家のしりあがり寿がコラムを執筆しているほど濃い内容でした。特にしりあがり寿のコラムはイラスト付きなのでインパクトがありました。「弓矢くらい根性で耐えろパオラ」とかは笑いましたね。

デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ:RPGの衝撃的パラダイムシフト

桜の蕾

 今日は天気が安定しなくて困ります。晴れたり降ったり。冬が最後の抵抗を試みているのでしょうか。しかし時の移ろいを止めることは叶わないでしょう。ソメイヨシノの開花予想、大阪では3月24日ということで、あと一週間です。東京は21日ということで、大阪の方がやや遅いんですね。

メガテン2パケ絵 

 かつてプレイしたゲームを紹介する日曜日。本日は1990年4月6日にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売された「デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ」を紹介しましょう。この年は2月にドラクエⅣが出て、一週間後の4月20日にはファイアーエムブレム、そして2週間後の4月27日にはファイナルファンタジーⅢと立て続けに大作がリリースされています。ウハウハですがその後はぱっとしなくなるので、この4本で1年間を凌いでいたのでしょうかね。

旧約女神転生 

 後に「旧約・女神転生」(1995年)のタイトルでⅠと合わせてスーパーファミコン用ソフトとしてリメイクされました。なんで「旧約」なのかと言うと、スーファミ用に「真・女神転生」シリーズがリリースされていたからですが、「電脳悪魔絵師」金子一馬のデビュー作であり、その後のメガテンシリーズの流れを決めたという意味で画期的な作品でした。「Ⅰ」にも悪魔合体という背徳的な要素はあったんですが、個人的には「Ⅱ」で生まれて初めてアレと戦うという稀有な体験をしたことが未だに忘れられません。しかしアレを登場させたことに、どこからもクレームが来なかったんでしょうかね。

核の炎に包まれた 

 199X年、世界は核の炎に包まれた…という「北斗の拳」のような展開の後、2036年の荒廃しきった東京が舞台です。街は廃墟も同然で、さらに新型爆弾により生じた次元の裂け目から悪魔達が出現してきます。そんな現実に背を向けるように、とある地下シェルターで体感RPG「デビルバスター」(「メガテンⅠ」そっくり)に興じていた主人公とその親友は、ゲーム内に封印されていた「神の使い」パズスにより、「この世界の救世主」に選ばれることになりますが…

神の使者パズス 
胡散臭い説明 
ゴッドサイダーでのパズス 

 もうね、かつて「エクソシスト」に登場し、週刊少年ジャンプで連載されていた「ゴッドサイダー」で猛威を振るった“古代バビロニアの食人魔王”パズスですよ。こんなのが「神の使者」を名乗ってもキュゥべえ以上に胡散臭いことこの上ありません。パズスが言うには東京を支配する魔王バエルによってPC内に閉じ込められていたそうで、「悪魔召喚プログラム」を授けてくれますが、その後東京各地を移動していくことになります。

代わりに戦う魔女さん 
東京タワーの魔女 

 東京タワーには魔女がいますが、ゲーム開始時の名前設定で「ヒロイン」にした名前で登場。つまり魔女がヒロイン。彼女が言うには「パズスは敵対している魔王バエルを倒す為に主人公たちを利用しているに過ぎず、パズスとは手を切るべきだ」と。言われんでもパズスなんか信用できない訳ですが、なぜか親友はパズスを信じ、魔女が自分たちを騙そうとしていると主張します。魔女を信じた主人公に失望した親友は去って行ってしまい、以後は魔女がパートナーになります。

核戦争後の東京 

 東京各地を旅する中で、悪魔を倒したり仲魔にしたり、さらには主人公は腕を引きちぎられて義腕になったりと波瀾万丈。中ボスと化していたパズスも倒します。その後私が当時住んでいた場所に近い西新井大師も登場(核戦争に耐えるとは)し、試練を受けたりして。

魔王バエル 
カエルになるバエル 

 最終目的地は魔王バエルの城。なんと夢の島にあります。決戦直前、親友が登場し、自分が間違っていたことを認め、単身でバエルに立ち向かって行ってしまいます。バエルの下に向かってみると親友は既に瀕死の状態。このバエルを倒すとカエルに変身します(ダジャレかよ!)。このカエルについて「殺すor連れて行く」の二択が出てくるのですが、どちらを選んだかでエンディングが大きく変化します。まあ無力なカエルでも後で利用価値があるかもなと取っておいたのですが、これが大正解。

魔王モロク 

 爆心地から魔界に突入することになりますが、魔界だけあって魔王がゴロゴロ。「Ⅰ」で大いに関わりがあったイザナミとイザナギがさらわれてたり、魔女がされわれてしまったり。アスモダイ、ベリアル、モロク、エキドナ、アスタロートといった名だたる魔王達を撃破しつつようやく辿り着くのが魔王ベルゼブブの待つ「ハエ穴」です。

魔王ベルゼバブ 
わが分身よ 

 ベルゼブブとの会見で大きな分岐が発生します。バエルのカエルを殺していた場合は、ベルゼブブ、ルシファー、そしてサタンと倒していき、唯一神から労いの言葉を受けて「千年王国」へと迎えられることになります。「悪意のはびこる世界は消え去った…ぼくたちは神になるのか…」

ノーマルエンド? 

 カエルを持っていると、ベルゼブブは言います。元はバアルという神であったのを、唯一神によって「バエル」と「ベルゼブブ」という悪魔に引き裂かれたと。合体を承認すると魔神バアルが出現し、仲魔になります。一緒にルシファーの下に向かうことに。

ルシファー登場 
ルシファーの誘い 

 ルシファーは「かつて人間はさらなる知恵を求め、神よりも私を崇めた。それに怒った神は人間を滅ぼそうとした。私は最後まで闘ったが、ついには魔界へと堕とされた…。私とともに神を倒してくれるか?人の子よ…」と衝撃的な発言をします。ここまで来て拒否はないので承諾するとなんと「Ⅰ」のラスボス・ルシファーが仲間に。

サタン登場 

 途中邪神アシュラを魔神アフラマズダとして仲魔に加えつつサタンの下に向かいます。「おや、誰かと思えばルシファー陛下!人間の奴隷とは、堕ちるところまで堕ちましたな!もう、あんたでは俺に恐怖を与えることはできない…」なんて言って仲魔になる気配はないのでやっつけます。サタンとルシファーは同一説と別人説がありますが、本作では別人になっています。

神と対峙することに 
 
 そして真のラスボスY・H・V・Hと対峙する主人公。「呪われよ!地獄にて、世界の終わりまで!永遠の業火に焼かれるのだ!」と言われますが…おい!Y・H・V・Hって…!!ユダヤ教における唯一神の名を現すヘブライ語「יהוה」の4文字を、「י(ユッド)」をY、「ה(ヘイ)」をH、「ו(ワーウ)」をVとしてラテンアルファベットに転訳したものがY・H・V・Hです。子音ばかりなので本来の読み方は不明なのですが、通常ヤハウェとかエホバと呼ばれるあの唯一神ですね。最近の研究では古代ヘブライ語ではVよりWに近い発音をされていたとされ、YHWHと記載される場合の方が多いようですが。

メガテンⅡチラシ 

 え?戦っちゃっていいの?とドキドキしましたが、旧約聖書においては言っていることが前後で矛盾していたり、苛烈な思想・言動もあったりして、宗教学的には唯一神となる以前はかなり性質の異なる別系統の神々だったものが混同されるようなったのではないかとされています。以後女神転生シリーズでは「法の神」と呼ばれ「LAWの根本原理」として扱われます。メガテンで神や天使などもまとめて悪魔呼ばわりしているのは、法の神にあらず、人間にあらざる者を全て「悪魔」と呼称しているからで、ここでの「悪」とは「悪い」という意味よりは「強い」という意味合いが強く、「魔」も「唯一神ならず人間ならざる者」というニュアンスが強いと思われます。

メガテン2スタート画面 

 Y.H.V.H.を倒したときのエンディングは「人の運命は人自身が決める。困難は多いがあきらめずに力を合わせればきっと…」という前向きで希望に満ちたものになっており、まさに真のエンディングと言える内容です。「神が必ずしも正しいとは限らない」という提示や、「神の代行者になるか、己の意思を示すか」という流れはそれまでの光(善)と闇(悪)という縦軸に、LAW(秩序)とCHAOS(混沌)という横軸を足すことなり、どちらでもないNEUTRAL(中立)とともに、「真・女神転生」シリーズ以降に大きな影響を与えています。

悪魔の群れ 

 マッピングが辛くて攻略本必携であること(なしでクリアできたら本当に偉いと思います)、ゲームバランスの悪さ、使える仲魔とそうでない仲魔の激しい格差、COMP(ゲーム中で使用するコンピューター)の性能の悪さなど、欠点も多いのでマゾ向けとか言われもしましたが、マニアックかつストイックとも言え、ドラクエやFFとの差別化に成功したとも言えます。

恐怖のギリメカラ 

 「剣攻撃を跳ね返す」属性を持つ悪魔(鬼女ボルボ、タマモノマエ、ランダ、幽鬼ギリメカラ)が登場し、オート戦闘しているとあっという間に全滅することも。これがトラウマとなって以後の作品でこいつら(特にギリメカラ)が出てくると「うわぁ!」と思うようになりました。大っ嫌いだ一つ目のゾウ。「ギリメカラ=物理反射」はもはやメガテンプレイヤーの常識。ま、魔法攻撃であっさり倒せるんですが。

ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち:「天空シリーズ」第一弾は悲しみがいっぱい

インドカレー屋のカレー

 前にも書きましたが、これまで外食でカレーというとCoCo壱番屋一辺倒だったんですが、最近インドカレー屋に行くことを覚えまして。別にココイチが嫌いになった訳ではないんですが、ナンやタンドリーチキン、ラッシーと一緒に食するカレーというのもなかなかいいですね。デフォルトのカレーはココイチの普通より辛くない位ですが、ナンは大きくて熱くて、口も指もアツゥイ!ということに。ナンはおかわりもくれるので、トータルではココイチより安上がりでお腹いっぱいになります。

DQ4パッケージ 

 昔、“ギャルゲーの日曜日”“懐ゲーの日曜日”と銘打って、大昔にプレイしたゲームソフトを紹介していたんですが、いつしか途絶えてしまいました。それをこの2月から急に復活させた(思い出したとも言う)訳ですが、昭和から平成に変わったあたりからプレイのペースが落ちていることが判明しました。まあ理由もわかってるのですが、要するに金も暇も無尽蔵ではないということですよね。ということで(どういうことだ)、本日紹介しますは大作「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」です。

DQ4ロゴ 

 「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」(以下「DQⅣ」)は」1990年2月11日にエニックス(現スクウェア・エニックス)が発売したファミコン用RPGです。「ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(後編)」から半年以上もゲームを買っていなかったんですね。「蒼き狼と白き牝鹿」でも繰り返しプレイしたりしていたんでしょうか。どうも30年前の話なので記憶が…

DQ4取説 

 DQⅢが発売日に大騒ぎを引き起こしたことを教訓に、DQⅣは日曜日に発売されました。そうでなくても「建国記念の日」なので休みですが、ということは翌日の月曜日も振替休日になっていた訳ですね。これは発売日にゲットできたら腰を据えてプレイできたことでしょう。ファミコンでのDQシリーズはこれが最後で、DQⅤからはハードをスーファミに移すわけですが、DQⅠ~DQⅢのいわゆる「ロトシリーズ」と離れて、新たに「天空シリーズ」が開始されることになります。終わりにして始まり…なかなか複雑な特徴を持っていますね。PS版やDS版でリメイクされていますが、実は私、ファミコン版しかプレイしていません。DQⅤなんかスーファミ版から始まってPS2版も3DS版もやっているんですけどねえ。

勇者ご一行 

 DQⅣは5章立てとなっており、勇者と一緒に旅をする7人については1章~4章でそれぞれの経緯が描かれ、5章で勇者の旅立ちと仲間との出会い、そして冒険という展開になっています。AIによる戦闘システムや、パーティーメンバーが以外が待機している馬車システムは本作で初めて導入されました。馬車で仲間の戦いを見ているだけでEXPが貯まるというのはなんかズルい気がしなくもないですが、そうしないと育成が面倒なんでこれはこれで良い発想だったんではないかと。きっと勇者の仲間たる者、みんな北斗神拳奥義「水影心」か虚刀流奥義「見稽古」を習得しているんですよ。
 
天空の勇者 

 また本作では、これまでプレイヤーが漠然と抱いていた疑問「どうして魔族たちは勇者が魔王を倒しに来るのを座視していたのだろう?」に対する回答を示したことでも知られています。5章冒頭、まだ勇者として覚醒していない主人公を魔族の軍勢が殺しにやって来ます。人間側もそれを阻止すべく勇者を隠れ里のような山奥の村で隠蔽しながら育成していたのですが、情報が漏洩してしまったのですね。しかし危機管理術は人間側は一歩上を行っていて、囮を出すことで多大な犠牲を払いながらも勇者だけは守り抜きます。

 シンシアのイメージ

シンシアのはねぼうし

 その囮になるのが勇者の幼なじみのシンシア。勇者のことは恋人(勇者が男の場合)ないし姉妹(勇者が女の場合)のように思っており、魔物軍団の襲撃の際は勇者を隠してモシャスの呪文で勇者に化け、身代わりとなって殺害されてしまうのです。魔物軍団が引き揚げて静まりかえった山奥の村の廃墟にぽつんと取り残される勇者。シンシアのものと思われる羽帽子が落ちているのを見つけた時の気持ちは…そりゃあもう復讐の鬼と化して魔物退治にいそしみましたよ。

最後に現れるシンシア 

 実はシンシア、エンディングのラスト、全てが終わって廃墟となった山奥の村に帰ってきた勇者の前に姿を現すのですが、このシーンについては「マスタードラゴンが生き返らせた」「実は死んでいなかった」「勇者が見たただの幻だった」など幾つかの解釈に分かれています。ハッピーエンド希求派だとやはり生き返ったないし生きていたがいいんでしょうが、現実はシビア派だと幻ということになるんでしょうかね。私も現実はシビア派に近いんですが、散々苦労した挙げ句なんで、勇者にも少しぐらいご褒美があってもいいんじゃないかとも思います。「プレイヤー各自の想像にお任せします」はDQシリーズの十八番なので、それぞれが好きなように解釈していいのでしょう。

ライアンとホイミン アリーナ姫一行

 1章「王宮の戦士たち」は戦士ライアン一人+NPC(ホイミスライム)でDQⅠっぽく。なおこれが以後のシリーズでお約束になる「仲間になるモンスター」の嚆矢のようです。2章「おてんば姫の冒険」は武闘家、僧侶、魔法使いの3人パーティーでDQⅡっぽく。可愛くて強くて「会心の一撃」を連発するアリーナは人気キャラになりました。3章「武器屋トルネコ」 はDQⅢっぽいのかと思いきやお金儲けが主軸の異色編でした。一人で行動するもよし、NPCを雇うもよし。戦闘をNPCに任せるとレベル1でもクリアできますが、後々のことを考えるとちゃんと育成しておいた方がいいでしょう。なおトルネコは旅する商人というキャラクター性を見込まれ、スピンオフ作品「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」シリーズの主役を張ることになります。 

 武器屋トルネコモンバーバラの姉妹

 4章「モンバーバラの姉妹」はNPCを加えると3人パーティーになりますが、それまでの2人旅は魔法使い系の踊り子と僧侶系の占い師なのでバランスが悪くて戦闘が難しかった記憶があります。戦闘では強いマーニャですが、妹ミネアに稼がせておいて自分はひたすらカジノにハマっていたあたりのダメさ加減はその後よくネタにされることに。失意のラスト、旅の吟遊詩人の「人々の色々な思いを乗せて、船は出てゆきます。娘さん。この国で何があったのかは知らないが、元気をお出しなさい。生きてさえいれば、きっといい事もあるでしょうから……」というセリフが胸を打ちます。

冒険の裏での出来事 

 この4章ラストと5章冒頭の打ちのめされ感で、DQⅣにはそれまでになかった「暗さ」があったように思います。そりゃあDQⅡだってムーンブルクの王女は王国を滅ぼされてたり、DQⅢだってパパン行方不明とかありましたが、事件の過程をはっきり描いているだけにDQⅣの暗さは格別です。この暗さはDQⅤの「奴隷10年石10年」という苦行に続く流れではないかと思います。

ピサロ 

 まあ魔族側にもですね、人間を憎む理由は描かれているんですよ。有名な魔族の長ピサロとロザリーの一件です。愛するロザリーが人間に殺されたことがピサロを狂気に走らせるのですが、救われないのは、それが魔族側の幹部であるエビルプリーストの策略だったという点です。これはピサロを真に魔族の王たらしめようとするためで、ピサロに対する忠誠心ゆえの行動であったようですが、リメイク版では自身が王者となるためにピサロには面従腹背していたということで、完全に裏切り者となっています。

ロザリー虐待 
ロザリーとピサロ 

 なおリメイク版ではロザリーを復活させることが可能で、これによりデスピサロと化したピサロに理性を取り戻させることができ、ピサロを仲間にできるようです。ロザリーを生き返らせることが出来るならシンシアだって…と思うので、リメイク版ではシンシアが本当に生き返ると解釈していいと思いますね。逆にロザリーが生き返らないファミコン版ではシンシアも…(涙)。

エビルプリースト 
エビルプリーストの謀略

 AI戦闘はDQⅣで導入され、以後シリーズに踏襲されていきますが、第一弾だけあって問題も山積していました。一番有名なのは「クリフトが通用しない相手にザラキを連発」でしょう。AIは戦闘を重ねるごとに敵の弱点や行動パターンなどを学習するように設定されているはずなんですが…まだまだ生まれたてのせいかおマヌケでした。この反省を踏まえて、以後のシリーズでは「めいれいさせろ」が追加されるようになりました。アリーナやライアンといった呪文や余計な特殊行動を持たない戦闘バカキャラの場合は、倒した敵への二重攻撃を回避するなどAIならではの有利な特徴が活用され、また余計な補助呪文を持っていない攻撃魔法バカマーニャも比較的有利な行動をとってくれるのですが。

言うことを聞かないクリフト 

 実は「戦うたびに賢くなるAI」との触れ込みでしたが、これは正確ではなく、段階が4つあり、一定確率で上の段階に移行するといった学習をするのだそうです。つまり運が悪いといつまでも段階が上がらずおバカなままだという。しかもラスボスなど何段階かに形態変化する敵の場合、AIは各形態ごとに別モンスターと認識してしまい、それぞれ1戦しないと学習しなかったんだそうです。そうか、だからクリフトは馬鹿の一つ覚えでザラキを。 

ザラキ連発 

 AIはザキ系を「味方の被害を減らすためにもっとも効果的な行動」として選択するのですが、プレイヤー側はクリフトを回復役の要と考えているため、ボス戦でザキ系を唱えてターンを無駄にする、道中でザコに連発しすぎてMPが足りなくなるなど、回復役であることを放棄したかのようなクリフトの行動はありがた迷惑以外の何物でもありませんでした。「じゅもんを使うな」で封印可能ですが、それをすると今度は回復魔法まで使わなくなってしまいます。あまりのザラキ魔ぶりは半公式設定になってしまい、リメイク版でも優先してザラキを唱えるようにわざわざ調整されていたり、外伝作品でも得意呪文がザキ系になっているそうです。突き抜けるとギャグになる訳ですね。 

クリフトへのおちょくり 

 あと7人いる仲間ですが、役割がかぶっているキャラがいて、レギュラーが固定されがちになります。勇者は別格として、もう一人の前衛はアリーナとなりがちです。ライアンは加入が遅く、その頃にはアリーナの装備が充実しているせいです。僧侶系のミネアとクリフトでは、キアリー、ザオリク、ベホマラーを覚えないミネアは辛いです。しかもステータスの伸びが悪く特にHPの成長が極端に悪いのも大きな弱点でしょう。まあクリフトがレギュラー化するので「ザラキ馬鹿クリフト」の定評が確固たるものになっているという面もありますが。

クリフトへのおちょくりその2 

 魔法使い系ではブライとマーニャがかぶります。一応ブライが補助呪文重視型、マーニャが攻撃呪文重視型という棲み分けがあるのですが、ブライは補助呪文を的確に使ってくれないことが多かったように思います。ステータス・装備品でマーニャが上回り、またマーニャのほうが仲間になるのが先なため、こちらはマーニャ一択となりがちです。そもそも色っぽいお姉さんとむさい爺では考える余地もない気がしますが。

勇者出生の秘密 

 主人公は人間の男(木こり)と、天空から舞い降りた天空人の娘との間に恋が芽生え、その間に生まれた混血児という設定になっています。しかし、天空人と人間は夫婦になれぬのが定めで、そのため父は裁きの雷に打たれて死に、母は天空に連れ戻されたとされています。天空シリーズには世界を統治する竜の神マスタードラゴンが登場しますが、もしや裁きの雷は彼が撃ったのでは?小説版では、主人公の父親を殺したのは故意ではなく、地上にふと向けた視線が雷となって父親を打ってしまったからだとされています。ただの視線が雷撃と化すとは…「今のはライデインではない…視線だ」ってか(笑)。

この天空人がママン? 

 なお天空城でただ一人主人公の事を知っている女性が主人公の母親ではないかと思われ、EDでは世界に平和が訪れた事を喜ぶ天空人達の中で、この女性だけが主人公の仲間達に主人公といつまでも仲良くしてくれるように願い、まるで主人公との別れを惜しむかのように泣いています。さらにDQ6の「ゼニスの城」(後の天空城)には、DQ4で彼女がいる場所と同じ所で下界に興味を抱いている女性がいますが…後の彼女なのかも知れません。DQⅥはDQⅣの数百年前の物語ですが、天空人は人間より遙かに長命らしいです。
 
天空人ルーシア 

 世界に平和を取り戻したあと、その血筋は遥か未来である続編「V」の「天空の花嫁」(ビアンカ、フローラないしデボラ)とその子どもたちに受け継がれようです。それじゃあ天空人としての血がちょっと薄いような気もしますが。なおDQⅥはロトシリーズと同じくシリーズの発端であり、一番過去の物語となっています。ちなみにロトシリーズは三部作で完結していますが、天空シリーズは三部作とはアナウンスされておらず、今後続編が登場する可能性もあります。

人気の高いアリーナ 

 カジノの登場、「小さなメダル」とメダル王の登場など、以後定番となる要素もDQⅣから始まっており、いろいろ画期的要素に満ちていた本作ですが、どうも「AIが死ぬほどバカ」「抱き合わせ販売」といった負の部分に目がいきがちになってしまいます。「ファミコン通信」の読者投票による「1990年ベストヒットゲーム大賞」では「ファイナルファンタジーⅢ」を僅差で抑えて1位に輝いているのですが。

マスタードラゴン 
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