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2020年秋季アニメ序盤の感想(その4):魔法科高校の劣等生 来訪者編/ご注文はうさぎですか? /無能なナナ

2020立冬

 本日立冬。所謂“暦の上ではもう冬”ということになるんでしょうが、個人的認識では11月は晩秋なので、いつものように12月になるまでは秋だと言い張っていきます。朝夕はめっきり肌寒くなりましたが、晴れの日は冷房の入らなくなったオフィスが案外暑くなって、扇風機を仕舞えない状況が続いています。自宅の扇風機はとっくに仕舞ったんですけどね。

来訪者編序盤感想

 さてこれが最後の秋季アニメの感想です。やはり14本は多いですね。しかも視聴打ち切りが出ていないという。あ、「呪術廻戦」は1話しか見ていませんが、これは視聴打ち切りではなくお試し視聴でしたので。ということでまずは「魔法科高校の劣等生 来訪者編」です。5話まで視聴しているのでもはや中盤に入っていますが。

司馬兄妹

 第一期が2クールで2014年の春夏アニメでしたから、なんと6年が経過してからの第二期です。こちらはもうおっさんなんで、特に大騒ぎすることもないのですが、小学一年生が中学一年生になるくらいの時間が経過していると考えると、子供達にはもの凄い時間経過だなと思います。昔、「宇宙戦艦ヤマト」がテレビ放送で人気が出ないままに3クールの予定が2クールで打ち切られ(裏番組が「アルプスの少女ハイジ」だったので仕方ないですが)、その後再放送で人気が出て2年後に再編集が中心の劇場版が制作されたのですが、当時は「え?今更?」と感じたものです。大人となったら「割と早い対応じゃん」なんて思いますが、この辺が大人と子供の時間感覚の差なんでしょう。

達也とリーナ

 閑話休題。司波達也・深雪兄妹が国立魔法大学付属第一高校に入学した時点からスタートした「魔法か高校の劣等生」ですが、様々な事件を描いた2クール放映後の「来訪者編」で、彼らはなお1年生のままです。どんだけ大事件が連続しているんだとツッコみたくなりますが、それを言ったら「某金田一少年」とか「某コナン」なんかも凄まじいばかりの凶悪事件の連続ですね。

振袖リーナ

 ということで卒業も入学もまだないままなので、主要登場人物は全員揃っていますが、北山雫が交換留学生として渡米(この世界ではUSNAという名称ですが)し、代わってアンジェリーナ・クドウ・シールズ(通称リーナ)が来日しました。日系人のはずですが、見た目は完全に金髪碧眼の白人です。実は交換留学生とは名目で、実はUSNA最強の魔法師としてある事件の追跡のために来たものです。その全米最強魔法師を相手に互角以上に戦う達也・深雪の恐ろしさよ。

リーナ登場

 「来訪者編」の来訪者とは、一面では来日したアンジェリーナのことでもありますが、実験によって異次元から来訪した「パラサイト」を指します。従来妖魔、悪霊、デーモンなどと呼ばれてきた存在で、精神生命体とか情報生命体とか推測されています。

深雪

 パラサイトが来訪する発端となった実験を行ったのがUSNAで、そこからパラサイトに憑依された「吸血鬼」が引き起こした一連の事件を追ってやって来たのがリーナですが、使命を明かしていないので、独自に吸血鬼事件を探索する達也達と衝突することに。

泉美・香澄姉妹
桜井水波

 リーナは、実は以前プレイしていた「魔法科高校の劣等生 LOST ZERO」というスマホゲームにはとっくに登場していたので、全く新顔感がありませんでした。ゲーム自体は収益が悪かったのか(すまぬ、無課金プレイヤーでした)、2019年10月24日に終了しましたが、5年以上続いたのでスマホゲームとしてはそんなに短命だったという訳でもないでしょう。七草泉美・香澄(真由美の双子の妹)、桜井水波(四葉家のメイドで、達也・深雪の従姉妹という体裁)、綿摘未九亜(劇場版「星を呼ぶ少女」登場のキャラ)も登場していましたが、彼女らは達也・深雪の後輩なので、2年生に進級しないと登場してこない=来訪者編では登場しないでしょう。結構良い味出していて好きだったんですけどね。

灼熱のハロウィン

 未知の戦略級魔法による「灼熱のハロウィン」事件により、世界が新たな戦略級魔法師の登場に震撼する中、最強国家USNAは特に危機感を募らせ、秘密裏に未知の戦略級魔法と、その魔法を使用した魔法師の正体を暴こうと躍起になっていました。まあここでいう未知の戦略級魔法とは、第一期ラストの「横浜騒乱編」で達也が使った「質量爆散(マテリアル・バースト)」のことなので、既にリーナは知らないままに目的を達しているようなものなんですが。

灼熱のハロウィンその2

 本作では通常兵器より魔法の方が戦力として優越しているので、魔法師の量と質が国力の重要なバロメーターとなっていますが、日本は魔法師集団「十師族」を擁し、列強各国に互した国家となっています。何しろ「十師族」の一つである四葉家だけで国を一つ事実上滅ぼしているので。相変わらず「さすおに」的無双を展開する達也ですが、第一期に比べると人間らしさが増してきたような気がします。一年足らずで大きく変わる、これが若さか。

ごちうさBLOOM序盤感想

 続いて「ご注文はうさぎですか? BLOOM」。4話まで視聴しました。第一期は2014年春アニメ、第二期は2015年秋アニメでしたが、第三期はなんと5年も経ってからということで、「魔法科高校の劣等生」に近いぐらい間隔が開いてしまっています。もっと頻繁にやってくれないと「ごちうさ難民」が路頭に迷いますよ。

かわいいが花盛り

 これぞ「きらら系」の王道と言うべき作品で、制作会社は変わっているものの、監督以下メインスタッフ・キャストは続投しているので安定の「ごちうさ」クオリティです。こちらも劇中時間は経過していますが、まだ1年半程度。主人公ココアが高校入学を機に引っ越してきたところからスタートした物語は、2年生の秋を迎えています。

オクトーバーフェス風4人組

 来年はチノが高校入学となり、ココアと同じ高校に通うことが予想されますが、そうなると一年上級生のリゼはJKを卒業してしまいますね。ラビットハウスでのアルバイトを継続するならば、JDになってもあんまり変わらないかもしれませんが。

ココアのクラスメート

 可愛い女の子達のきゃっきゃうふふを見て和むというのが本作の正しい鑑賞だと思うので、作風が変わらない以上はこれ以上あまり言うことはなくて、その調子で続けて行って欲しいの一言に尽きます。あともっと頻繁にやってと。

タカヒロ
ココアママン

 変化といえば、今回はココアの同級生らが大量に登場してきて、その中にはしれっと大西沙織とか日笠陽子といった「大物」も加わっていました。欲を言えば、速水奨演じるタカヒロ(チノのパパン)を、オチ以外の本編にもっと登場させて欲しいですね。あと皆口裕子演じるココアのママンも再登場させて下さい。OPに出ているので可能性はあると思いますが…

無能なナナ序盤感想

 最後に第一話ラストで今季最もインパクトを受けた「無能なナナ」。5話まで視聴しました。2015年夏季アニメ「がっこうぐらし!」以来のインパクトでしたね。原作は「月刊少年ガンガン」連載中の漫画作品なので、知っている人は知っていると思いますが、正直あまりメジャーじゃない(失礼)雑誌なので知らなかった人が多いのではないでしょうか。

人類の敵のイメージ

 “人類の敵”と呼ばれる怪物と戦うため、孤島の学園に集められた、様々な特殊能力を持った少年少女。そんな中、無能と呼ばれ孤立していたナナオの生活は、「心の声が聞こえる」能力を持つ柊ナナがやって来たことで大きく変わっていくことに。

ナナオ

 ナナオの能力は「能力の無効化」で、それを公表して一躍リーダーとして認められることになったナナオは、なぜか柊ナナに崖から突き落とされることに。主人公だと思っていたナナオは実は一話限りのゲストキャラで、本当の主人公は柊ナナだったのです。

ここからの
これ

 ナナは、能力を持っている振りをしているだけの無能力者で、その目的は「能力者たちの抹殺」でした。“人類の敵”とは、怪物などではなく、能力者達自身だったのです。ナナは、優れた洞察力と推理力を駆使して「心の声が聞こえる」能力を持っているように装いつつ、毎回能力者を殺戮していきますが、なぜそんな重大任務が彼女一人にに任せられているのかはまだ不明です。ただ、能力者に対する憎悪は本物なので、過去に何かあったと思われます。

大久保瑠美

 CV大久保瑠美の出演作品と私の視聴作品の相性が悪く、彼女のキャラとしては真っ先に「Fate/Apocrypha」の“黒のライダー”アストルフォ(FGOにも登場)が思い浮かぶのですが、明るく脳天気なアストルフォのようなナナの「表向きの顔」と、冷静かつ冷酷な「裏の顔」の使い分けが非常に上手く、さすが抜擢されるだけあるなと関心してしまいます。

委員会の命令

 ナナは能力者暗殺を命じた「委員会」(どういう委員会なんだ?)から、能力者たちの調査時の能力と推定殺害人数が記録された端末を支給されており、それによるとナナオは能力者の統率者となり得る最重要危険人物で、推定殺害人数は百万人以上でした。これまで「時間遡行者」「未来予知者」といった手強そうな相手を暗殺してきました。

疑惑のキョウヤ

 しかし、ナナに不審を抱く小野寺キョウヤという能力者が登場。まさに夜神月とLのような関係になっています。当然ナナはキョウヤ暗殺も試みましたが、まさかの「不老不死」能力に現状お手上げ状態です。ナナは彼の疑惑をかいくぐりつつ、他の能力者の暗殺を行うという流れになりつつあります。

ナナ登場
ナナ裏の顔

 「能力者」と「無能力者」の戦いというと、思い浮かぶのは「新世界より」。物語の前史として能力者と無能力者の戦いとその後の暗黒時代の存在が語られ、1000年を経て人間は能力者ばかりになっていましたが、無能力者がいなくなった訳ではなく、別の生物(バケネズミ)に変えられていたという衝撃の展開でした。

ミチルちゃん
ミチルに迫る影

 次の暗殺対象者は、ヒーリング能力を持つミチルか、という引きで5話が終了。根っから善人風のミチルを本当に殺ってしまうのか。しかしミチルのCV中原麻衣というのが若干気になります。突如「嘘だッ!!」と叫んだり狂気の笑いを発したり驚異的な戦闘力を発揮したりしないかと(笑)。

ナナの正体
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2020年秋季アニメ序盤の感想(その3):ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ/トニカクカワイイ/魔女の旅々

ハロウィンのイメージ

 今年も一番好きな11月がやってきました。昨日は毎年渋谷が大騒ぎになるハロウィンでしたが、今年は流石にかなり静かだったようですね。古代ケルトの祭が起源というハロウィンを、遙か遠い日本で盛大にやっているのというのは、ニューヨークあたりで「盆踊り」と称して若者達が狂ったように踊ったり暴れていたりしているかのごとき違和感を感じます。まあクリスマスすらほぼ宗教色を抜いて、ケーキやチキンを食べたりデートする日と捉えている日本人ですからね、ハロウィンぐらい赤子の手を捻るようなものなんでしょうか。

ダンまちⅢ序盤感想 

 それでは2020年秋季アニメ序盤の感想を続けましょう。まずは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」。5話まで視聴しました。神々が肉体を持って降臨し、眷属を率いてダンジョンを探索し、モンスターを討伐するというファンタジー物語の3期目です。原作でも第三部に相当する部分のアニメ化ですが、原作は第四部に入ってなお継続中なので、人気がある限りアニメ化も続けられそうです。

ダンジョンのベル一行

 3期目は、そもそもダンジョンから湧くように出現し、冒険者を襲うモンスターとは何者なのかという世界の根本に関わるような謎の解明が行われるようです。もっと言えばダンジョンって何だということでもあります。神々が人間を鍛えるために作った…といったものかと思っていましたが、全然違うようです。破壊されても自動的に修復され、モンスターを際限なく生み出すというその性質は、何者かの意志の介在を感じますが…。

異端児達

 倒すと魔石を残して消滅するという、ドラクエとかのRPGに登場するモンスター的な性質もよく考えれば謎ですが、今回は理性と知性を持った異端児と呼ばれるモンスターが登場しました。外伝の「ソード・オラトリア」には怪人という人間とモンスターの混合種が登場しましたが、あれとも違って自然発生的なようです。冒険者からは狩られ、モンスターからも敵視されて安住の地がない彼らですが、ギルドの主神であるウラノスが密かに庇護していました。

ウィーネ

 異端児の一人であるウィーネが主人公ベルと出会ったことから物語が始まりますが、モンスターは問答無用で倒すというのが冒険者の、いや神と人との“常識”である中、どのようにして受け入れられるようにするのか、という難題に取り組むことになりますが、ベルがそもそも只者ではなく、祖父はかつて最強を誇ったファミリアの主神であったゼウスらしいです。古今東西の神々が混在している本作ですが、やはりゼウスの名は…ねえ。

モンスター絶対殺すウーマン

 ベルの憧れの人であり、モンスター絶対殺すウーマンであるアイズとベルの絡みがどうなるのかが期待です。一度本気で殺し合うくらいがあってもいいと思いますが、アイズの闇墜ちとか悪落ちがあるならば、もっとワクワクします。

トニカクカワイイ序盤感想

 続いて「トニカクカワイイ」。5話まで視聴しました。サブタイトルは「FLY ME TO THE MOON」。畑健二郎の漫画が原作ですが、連載開始直前に声優の浅野真澄と結婚しているので、本人の惚気全開の話なのかと思ったり。主題歌「恋のうた(feat.由崎司)」がとっても面白い曲です。これをカラオケで歌うのは至難の業だと思いますが…

司に一目惚れのナサ

 高校受験を控えた由崎星空(ナサ)は、トラックに轢かれた際に自らを犠牲にして助けてくれた月読司に告白したところ、なんと司は「結婚してくれるなら付き合う」と。ナサは即答で承諾し、直後に気を失います。司との再会を夢見て過ごした3年後、司は約束通りナサのもとに現れ、二人は結婚。それから新婚生活という名のお付き合いが始まっていきます。

月と司

 司はナサの代わりにトラックとぶつかってもほぼ無傷だったことや、ナサが司にかぐや姫を重ねていること、結婚前まで司が暮らしていた鍵ノ寺家にNASAから借りている月の石が保管されていること、旧姓が「月読」であること、サブタイトルの「FLY ME TO THE MOON」などから、只者ではないというか、地球の人間ではない感が漂います。

 やってきた司

 司は16才ということになっていますが、ずっと前から容姿が変わっていないらしく、実際ナサと出会った時と3年後で全く姿が変わっていません。CVは今一番売れっ子の鬼頭明里で、自然体で演技しているような雰囲気を強く感じます。

 ひたすらラブラブ

 ナサの方は、「星空」と書いて「ナサ」と読むキラキラネームへのコンプレックスから、NASAよりすごい人間(良く判りませんが)になろうと勉強に打ち込み、「NASAより早く光速になる男(意味不明)」を口癖としてきましたが、学力以外の知識が絶望的なため「勉強はできる子なのに」と周囲から残念がられてきた変人です。

これが初夜
これも初夜

 1話が「結婚」で実際結婚し、2話が「初夜」だったので、「NASAより早く光速になる男」だけに早速「やる」のかと思いきや流石にそういう展開はありませんでした。そもそも今季のエロ枠じゃないですしね。司には色々謎めいた部分があるものの、知識とかは常識的で、ナサの変人ぶりの方が目につきますが、司が初々しくていいので、大事にしてくれるならいいかなとも。

サブヒロインの皆さん 
やるときはやるナサ

 ナサが何かにつけて主張するように司はかわいい。けど、ナサの中学時代の同級生の有栖川綾がCV江坂すみれ、その妹の要がCV芹澤優、司を「姉様」と呼んで慕うナサのライバル(?)鍵ノ寺千歳がCV小原好美と「揃えてきてる」感を強く感じます。ちなみに原作者の嫁浅野真澄もナサのママンとして出演。これはきっとオーディションじゃないんでしょうね(笑)。

魔女の旅々序盤感想

 最後に「魔女の旅々」。5話まで視聴しました。魔法が普通に存在する世界で、若くして最高位の「魔女」となった18才のイレイナが、世界を旅する物語です。この世界では魔道士→魔女見習い→魔女の順で偉いらしいので、「男の魔女」というのがいるのか、魔女はすべからく女性なのか興味がありますね。魔女じゃなくてもほうきに乗って空を飛ぶくらいは結構沢山の人ができるようです。

魔女と旅に憧れるチビイレイナ

 子供の頃から「ニケの冒険譚」を読み、魔女になって旅をする夢を抱いていたイレイナは、「星屑の魔女」フランの下で修業して魔女となり、念願の旅を始めます。二つ名は「灰の魔女」。フラン命名ですが、髪の色が灰色だかららしいです。「灰色の魔女」だと「ロードス島戦記」になっちゃうところでした。

イレイナのママンとパパン

 どう考えてもニケ=イレイナのママンで、ニケ→フラン→イレイナという師匠-弟子関係なのですが、他のことではやたら勘の鋭いイレイナなのに、何故かこれには気がつかないという不思議。これが「傍目八目」ということなんでしょうか。

イレイナとフラン

 物語の展開は「キノの旅」そっくりで、イレイナが旅の途中で訪れた様々な国や人々のことが描かれていきます。イレイナは好奇心が強く、噂や評判を聞いては次に訪れる国を極めたりしていますが、どこでも自分が「旅人」であるという意識から、直接自分が関わっている事以外については強く干渉することはなく、悪い状況を目にしても手出しせずに去るなど冷淡とも解されるような対応をすることが多いです。

クマ娘ユナ

 このあたり、「くまクマ熊ベアー」の主人公である異世界転移者のユナがかなりお人好しで、小さな子を中心に積極的に弱者を救おうとしてるのと好対照ですが、ユナが冒険には行くけど、基本クリモニアの街にとどまって暮らしている定住者であるのに対し、イレイナは「旅人」で定住していないこと、ママンや師匠から自身の身を守ることを最優先するよう言われていることが影響しているのではないかと。イレイナはユナほどのチート能力は持っていないことや、ユナの能力が全面的に付与されたものなのに対し、イレイナの能力(魔法)は自得したものだということも関係あるのかも知れません。良くも悪くもイレイナは木枯らし紋次郎的な感じがします。

彼女は実は…
ニノ見殺し?

 二編が詰め込まれた3話がいずれも結構ダークな話で、前編「花のように可憐な彼女」はイレイナが街に訪れる災厄を知りながら放置して去ったようにも見えること、後編「瓶詰めの幸せ」もイレイナが近い将来に訪れるらしい悲劇を傍観して去ったように見えることから、一部の視聴者からは「クズ」呼ばわりされていますが、行く先々で必要以上に干渉しないのが旅人というものなんじゃないでしょうかね。もしするのならばそこに定住する覚悟で、というのが旅人の「無責任」ないし「責任」なのかなあ、なんて。木枯らし紋次郎の決めセリフは「あっしには関わりのないことでござんす」でした。

リテラチュラ

 上田麗奈が歌うOP「リテラチュラ」がとても素敵です。イレイナを演じる本渡楓も絶賛していましたが、本業は声優なのになぜ本編に出演していないのだ(笑)。

自称絶世の美少女イレイナ

2020年秋季アニメ序盤の感想(その2):おちこぼれフルーツタルト/土下座で頼んでみた/ひぐらしのなく頃に業/安達としまむら

ピーカンの青空

 ピーカンの青空。こういう秋を待っていたッ。そしたら晩秋になっちゃったけど。ちなみにここで言われるピーカンとは、北アメリカ大陸中南部原産の、クルミ科の落葉高木…のことではなく、煙草のピースの50本入り缶(缶ピース)の濃紺色のパッケージの色を快晴の空の青さに例えたことに由来しています。

缶入りピース

 ……と今まで思っていたんですが、ピースの販売は戦後であるところ、芸能界では戦前からピーカンという言葉が使われていたそうで、諸説の一つに過ぎないらしいですね。日本語俗語辞書によると、“ピーカンの語源は快晴の空がタバコのピース缶の色に似ていたという説、快晴の日はカメラのピント合わせが多少曖昧でも完全に合うことから『ピントが完全』を略したとする説、単純に太陽の光が「ピーンと届いてカンカン照り」を略したという説など様々だが正確なことはわかっていない。”とのことです。

ゴロワーズジタンも青い

 煙草のパッケージという意味では、フランス製のゴロワーズ(Gauliuses)やジタン(Gitanes)もいかにも青空という感じの色のようです。フランスでは“ゴロワーズのような晴天”とか“ジタンのような青空”と言うんでしょうか?

おちこぼれフルーツタルト序盤感想

 それでは2020年秋季アニメ序盤の感想を続けていきましょう。まずは「おちこぼれフルーツタルト」。3話まで視聴しました。いわゆる「きらら系」ですが、今季は「ごちうさ」もあるのと、1話があんまりぱっとしなかったので、1話切りしようかとも思ったのですが…。

フルーツタルトの面々

 「おちこぼれフルーツタルト」をググると、なぜか「やばい」という言葉が一緒に出てくるんですよ。「性癖キチガイ百合作品」だとか、「主人公はアイドルとキャッキャッウフフするために芸能界入り」「女×女×女の三角関係(ヤンデレ含む)」「お互いで性癖を満たすロリ少女×高身長少女」など、出るわ出るわ。けしからん!それは見ねばなるまいッ!わたしは一向にかまわんッッ!!

アイドル活動

 中小芸能プロダクション所属の売れないタレント4人が、住んでいる寮の取り壊し回避のため、急遽アイドルユニット「フルーツタルト」を結成し、1億円の借金を返済することを目指して活動を始めます。主人公でアイドル志望の衣乃、芸歴10年の元子役のロコ、売れないロッカーのはゆ、モデルなのに恥ずかしがり屋の仁菜の4人をマネージャーの穂歩が仕切っています。

なるほど百合

 どうやらもう一人、大手プロダクション所属の中学生・へもが加わってきそうです。全員妙な名前だなあと思ったら、どうやら“いろはにほへ”と並んでいる模様。他のキャラも加えると、“とちりぬるを(お)”まで続いています。なんだこれは…たまげたなあ。

オイオイオイ

 「マリア様がみてる」を見て以来、百合は好物なんです。だからと言ってガチなレズまで好きというわけではないのですが、じゃあレズと百合の違いって何だと言われるとこれが結構難しくて。当事者同士の関係性がレズ、第三者視点から見た関係性が百合なんでしょうかね。同性愛でなくても、女の子同士が仲良くキャッキャウフフしているのを見たら、“ああ、百合だな”と思ってしまうという。だから「ごちうさ」も百合アニメになるのかな、なんて。ま、あくまで個人の見解ですけどね。

アイドル活動その2 

 これまでのところ、仕方なくアイドルをやることにしたメンバーも漸くアイドルに目覚めてきたというところです。なのでこれからでしょう、本格的に百合になるのもヤバくなるのも。“汚いラブライブ!”ってどういう意味なんでしょう?「ラブライブ!」を見ていないのでよくわかりません。

土下座で頼んでみた序盤感想

 続いて「土下座で頼んでみた」。視聴予定には入っていなかった作品です。Twitterで不定期発表されていたふなつかずきの漫画が原作で、KADOKAWAから単行本が出ているほか、美少女文庫(フランス書院)からノベライズ版が発売され、アダルトビデオ化もされているそうですが、AVとはいえいわゆる「本番」は一切なしで、パンツかおっぱいを見せてもらうだけの作品だそうです。

AV版土下座で頼んでみた

 テレビアニメは5分のショートアニメで、3話まで視聴。主人公土下座(どげ すわる:CV杉田智和)が、女の子の色んなものが見たくなると、ひたすら土下座で頼み込むというストーリーもへったくれもない作品です。驚き、恥じらい、困惑しながらも、最終的には見せてくれるという展開なので、土下座は最強なのかも知れません。

一話のみのり

 しかし、今のところ土下座していたのは1話だけで、2話では先生の出す難問をバンバン解いたら見せてくれ、3話では土下座するまでもなくメスガキ風の先輩が挑発的に迫ってきてました。1話の下級生が小倉唯、2話の先生が長妻樹里、3話の先輩が富田美憂。天使声優・小倉唯がついにこういう作品に登場したか…。しかしいうても唯ちゃんももう25才だもんな。このブログを始めた頃は17才だったんですがね。

2話の先生
3話のメスガキ

 長妻樹里はさておき、富田美憂はなんと弱冠20才。ですが、既に超怪作「異種族レビュアーズ」(大好き)で“いきなり堕天使”クリムを演じているという強者です。こういう肝が据わってる若手は好感が持てますね。

崖下みのり

 お色気系アニメといえばその通りなのですが、もちろん画面的には見せてくれません。杉田智和は、ぜひアニゲラに小倉唯や富田美憂を呼んで欲しいですな。多分多少の下ネタは大丈夫なので。

ひぐらし業序盤感想

 「ひぐらしのなく頃に業」。5話まで視聴。当初タイトルは「ひぐらしのなく頃に」で、リメイクなのかと思われましたが、2話で突如「業」という文字が加わって、新作であることを明らかにしてきました。「鬼隠し編」じゃなく「鬼騙し編」だし。5話からは「綿流し編」ならぬ「綿騙し編」が始まっています。

完全新作でした

 キャラデザインが変わったので、正直前作の方が良かったなあと思いますが、キャストは全員変わっていないので、安心の「ひぐらし世界」のままです。いや、「ひぐらし世界」は全然安心できないんですが(笑)。

旧作嘘だッ
新作嘘だッ

 これまで“雛見沢症候群”の発症者は一編に一人で、「鬼隠し編」では圭一が発症してレナと魅音を金属バットで撲殺してしまうという惨劇が発生しましたが、「鬼騙し編」では圭一が自ら発症を抑え込んだかと思いきや、「罪滅ぼし編」のようにレナも発症していてやはり惨劇が発生してしまうという。しかしレナの包丁にデジタル置き時計で対抗して勝つ圭一というのはどういうことだオイ。

レナ発症
包丁対ゴルフクラブ
レナ狂乱

 おそらく「綿騙し編」も「綿流し編」的展開から大きく変化を見せていくのでしょう。「目明かし編」が混ざってくるのでしょうか。それとも本来の発症者は詩音で、魅音に成りすましていましたが、魅音自身が初の発症とかもあるんでしょうか?姉妹がダブルで発症したら超こわいですね。

安達としまむら序盤感想

 最後に「安達としまむら」。4話まで視聴。授業をサボってばかりの安達としまむら、二人の女子高生のゆるい日常を描く…という作品かと思いましたが、日常系と呼ぶにはちょっと日常ではないような。現在女性声優人気No.1と言っても過言ではない鬼頭明里と「プリコネR」のコッコロのインパクトが半端ない伊藤美来が安達としまむらを演じます。

安達

 安達はほとんど授業に出ず、何しに学校に来ているのか良く判りません。母子家庭だけど親子の仲は冷え切っているようです。ママンは「娘が何を考えているのか判らない」と嘆いていて、それを聞いたしまむらは憤っていましたが、ママンからしたらそりゃそうだろうなと思ってしまいます。人見知り、人嫌い、いろいろあるんでしょうが、逃げすぎなんじゃないのか安達は。

美少女しまむら

 一方しまむらもサボり癖があって、それで安達と親しくなりましたが、ちゃんと他にも友人がいて妹の面倒も見てと、コミュ力は安達より遙かに上。飄々とした性格で、正直なんで授業を受けないのか良く判りません。出席を取らないこともある大学の授業なら、試験だけ通れば単位を取れるということもありますが、高校は試験もさることながら、授業をちゃんと受けないと進級できないんじゃなかったっけか?

謎の宇宙人
尋常じゃない社

 あと、自称宇宙人の知我麻 社(ちかま やしろ)というキャラがいて、最初の頃は宇宙服を着ていました。最近は素顔を晒していますが、水色の髪と瞳でどう見ても只者ではありません。このキャラの存在も日常系を否定しているような気がするんですよね。「ごちうさ」のしゃべるウサギ・ティッピーは日常系の範疇なんですが。

百合だなこれは
やはり百合か

 安達としまむらの関係は十分百合的なんですが、安達はしまむらに恋愛感情に近いものを抱いているようなので、レズっぽくなるのかも知れません。ただ、安達視点だけで物語が進んでいる訳ではなく、半分ぐらいはしまむら視点もあるので、正直どうなるのかは良く判りません。なっちゃうのか。恋愛関係。いや、いいんですけど。そういえば本作も男はほとんど登場しないので、そもそもそういう作品なのかも知れませんな。

しまむらの膝枕安達の夢

2020年秋季アニメ序盤の感想(その1):神達に拾われた男/ゴールデンカムイ第三期/魔王城でおやすみ/くまクマ熊ベアー

目に染みるような青空

 西城秀樹の「ブルースカイブルー」を思い起こすように目に染みる青空の日曜日。まさにこれがザ・秋だぜと感動しつつ、洗濯して布団を干して、新しくできたインドカレーやに行ったり(バターチキンカレーおいしい)、窓辺に飛んできたとてつもなく大きな雀蜂にびびったり(網戸があって本当に良かった)しておりました。

神達に拾われた男序盤感想

 さて豊作と噂される2020年秋季アニメ群ですが、私もなんと14本も見ています。さっそく序盤の感想をば綴っていきたいと思います。まずは「神達に拾われた男」。3話まで視聴しました。

異世界の神々
スライム使い

 初めてみるアニメなのになぜか序盤のストーリーが判っている不思議。どうやら以前コミック版の1巻を読んだ模様。無料で公開してた時期があったんでしょう。異世界転生ものの典型的「なろう系」アニメですが、そこここに従来から指摘されている異世界転生ものへの“ツッコミ”への説明が試みられています。

生前の主人公
転生の理由

 ブラック企業勤務で急死した中年リーマンが三柱の神の力でショタとなって異世界に転生するのですが、その理由は間違いとか可哀想だからとかではなく、異世界の神々が不足する魔力を補充するためにこの世界から使われていない魔力を抽出する際に、魂の転移が必要となるからだそうです。迷惑掛けるからということで若返りとか各種の優遇措置も取ってもくれるという。ちなみに異世界転生者は何人もいますが、数百年は隔てられているので遭遇することはありませんが、その子孫に出会ったりはします。

ショタに転生

 森の中で一人で3年暮らし、会話能力もおぼつかなくなってきた頃、困っている公爵一行を助けたことで知遇を得て、街に出ることになります。森に住む間にスライムを様々な用途に“進化”させて利用法を考案した他、魔物や盗賊を狩ってステータスを上昇させていました。

ロリヒロイン

 主人公は何かと言うと無双して、その度に周囲は全員驚くという例の黄金パターンは健在ですが、他作品ほど不快な感じは受けません。それは、①常識も良識もある中年リーマンだったため、異世界の常識には全く通じていなことを自覚している ②チート能力も、神々から与えられたものであることを自覚しており、決してドヤ顔をしない ③ショタなのでハーレムを作ったりしない などが理由だと思います。一応ヒロインはいますが、ヒロインもショタに相応してロリなので、微笑ましい限りです。

ママンははやみん

 はやみん(早見沙織)がロリのママン(公爵夫人)を演じていて、ちょっと前ならこれはお姉ちゃん(井上喜久子)の役どころだったのに、と時の流れを感じたりしました。ま、お姉ちゃんはお姉ちゃんで女神役を演じていて、こちらはいくつになっても凄いなと健在ぶりを見せていますけど。

お姉ちゃんは女神

 例によってギルドに登録して冒険者となったので、これからテンプレのような活躍をすることになるだろうと思いますが、原作者が主人公の好感度を下げないためにはどうすればいいのかを工夫しているようなので、「なろう系」初心者にもお勧めな作品なんじゃないかと思われます。

ゴールデンカムイ第三期序盤感想

 続いて「ゴールデンカムイ第三期」。3話(通算27話)まで視聴。杉元&アシリパ一派、第七師団鶴見一派、土方歳三一派がと三つ巴でアイヌの黄金を探し求める物語ですが、二期を経て舞台は樺太に移り、杉元とアシリパは離ればなれとなり、杉元は鶴見一派と一時的に共闘してアシリパの行方を追っているところです。

離ればなれのアシリパ

 基本はシリアスな話のはずなんですが、ゲストが怪人奇人のオンパレードなのと、しょっちゅうホモビデオ的な展開になるのが抱腹絶倒です。なんだこれは…たまげたなあ。

何なんだこの写真
ウホッ的展開
メジャーの実力たまげたなあ

 全然関係ない話題ですが、STEINS;GATE風の「タイムトラベラーTDN」というスレを見つけてしまい、「何度過去に戻っても監督がたまげてしまう…!」に大笑いしてしまいました。別スレでは「TDN『あんたさえ…あんたさえたまげなければ…』」というのもあって、どんなにあがいても世界線が収束してしまうようです。抜本的解決となるはずの「ビデオに出演しない」という選択をなぜしないのかTDN。それともリゼロの「死に戻り」のようにビデオ出演以前には戻れないのか。 

江渡貝くん
中身はじじいの家永カノ

 北海道編でも人を剥製にする男、快楽殺人鬼、女装の殺人医師(中身はGGE)など奇想天外なキャラが続出し、明治の北海道はパナイなあと思いましたが、樺太はそれに輪を掛けたようなCHAOSな地。♪CHAOS CHAOS I wanna CHAOS♪と旧支配者も出現してしまいそう。

三期のヤベー奴
バーニャの中

 殴ることが自己表現という訳の分からない格闘家が「全員同時に来て欲しい」「もっとォ」と叫んだり、ヒグマより恐ろしいと言われるクズリの襲撃を受けて逃げ込んだ先がロシア式サウナ「バーニャ」で「アツゥイ!」になったりと、どうにもゲイビデオ臭のある展開が多いんですよね。面白いからいいんですが。

チカパシ
エノノカ

 チカパシというアイヌの少年が杉元達に同行していますが、樺太アイヌのエノノカと出会って二人はまんざらでもない様子。エノノカは正直アシリパより可愛いんでないかい。子供達の冒険は微笑ましくていいですね。エノノカのCV市ノ瀬加那はかねて「好きな声優さん」で取り上げたいと思っていたのですが、そろそろ頃合いかも知れません。

魔王城でおやすみ序盤感想

 お次は「魔王城でおやすみ」。3話まで視聴。魔王にさらわれ、魔王城の囚われとなってしまったスヤリス姫が、寝ること以外することがないので、快適な安眠を求めて魔王城で好き勝手をする話です。

さらわれる姫

 姫の本名はオーロラ・栖夜・リース・カイミーンだそうで、人類統一国家カイミーン国の姫です。人質となっているものの、エロゲでありがちな虐待(性的な意味で)や拷問(やはり性的な意味で)は一切なく、衣食住はそれなりに満たされています。ひたすら暇を持て余しているところ、寝具や牢の環境が悪くて安眠できないということで、安眠のために様々なことを行う、それが毎回のミッションとなっています。

ブラシを叩くと
鍵を持ってくるでびあくま

 姫は安眠を得るためには手段を選ばず、魔物を倒して素材を剥ぎ取ったり、宝物庫からアイテムを盗み出したりと、次々と騒動を巻き起こして魔物達を困らせます。ぬいぐるみのクマのような「でびあくま」をブラッシングで手懐けて以来、姫がブラシで鉄格子を叩く(ブラッシングのサイン)→でびあくまが鍵を持ってくる→姫が脱獄というパターンが確立しており、事実上脱獄自在。

おばけふろしき
イキ顔で眠る姫
クエスト達成

 「おばけふろしき」「かいぶつふろしき」などの布系魔物は姫に寝具の材料として狩られ、不要な頭と手の部分が積み上げられ、定期的に魔王城幹部の「あくましゅうどうし」が回収して蘇生させています。そして姫に復讐しに行ってはまた狩られるのがお約束。

魔王タソガレ 
勇者アカツキ

 そもそも魔王タソガレがなぜかヘタレで、姫の数々の蛮行(笑)にほぼ無策。なぜさらったしとツッコミたくなりますが、どうやら姫救出のために立ち上がった勇者アカツキ一行との対決に向け、容易く辿り着けないようにしつつ、挫折することもないようにするというゲームなら制作者側が腐心する部分を自ら担当しているようです。お前は何がしたいんだ。

姫おだぶつ
姫蘇生

 なおナレーションははやみんが担当。「神達に拾われた男」のママン役といい、いつもとちょっと違う役柄を担当していますね。本格的にポストお姉ちゃんへの道を進み始めたのか。姫は魔王城徘徊中によく死にますが、「あくましゅうどうし」が蘇生させてくれます。そのせいか死の恐怖をあまり感じてない様子。

くまクマ熊ベアー序盤感想

 最後に「くまクマ熊ベアー」。3話まで視聴。当初は視聴する予定ではありませんでしたが、「なろう系」にして異世界ものです。主人公が女の子ということでは「私、能力は平均値でって言ったよね!」や「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」に近い感じですが、プレイしていたゲーム的世界に入ったということでは「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の方がより近いのか。

転生前の引きこもり
いい加減な神様

 15才にして財テクに大成功して悠々自適の引きこもり生活を送ってゲーム三昧だったユナは、神様の采配によりゲームの世界そっくりの異世界に飛ばされてしまいます。しかし、その際貰った装備アイテム「くまセット」(下着込み)が凄まじくチート性能である上、レベルカンストまでやりこんでいたゲーム世界そっくりだったせいで、苦労もなく異世界で暮らすことができるようになりました。

クマセットゲット
クマセットの機能
クマの下着

 「くまセット」は見た目完全にゆるい感じの熊の着ぐるみなので、「お前のような冒険者がいるか!」とツッコまれまくるのですが、極めて高性能で、絡んできた冒険者たちをフルボッコにしたのを皮切りに、強力な魔物を立て続けに狩り、くまセット付属の「クマの異次元ボックス」の能力で鮮度を保った血まみれ状態で持ってくるので、「ブラッディベアー」と呼ばれ恐れられるように。

くまセット

 「くまセット」はふざけたコスプレにしか見えないので、一見さんからは信用されませんが、ユナ本人も仕方ないなと思っています。しかし、「くまセット」のない状態だと魔法もスキルも使えず、引きこもり故に素の状態の能力はしょうもないので、脱ぐに脱げない状態です。着てると汚れないうえ、リバーシブルで裏返すとパジャマになるなど、ずっと着たままでも特に問題はないようです。

クマハウス

 「くまセット」の特性なのか、熊を強く思うと魔法の効果が上がるようで、土魔法の応用で家を建てた際も、熊の形にすると家の強度が増すため、「クマハウス」を建てることに。

クマ無双
クマ召喚獣無双

 「なろう系」は女の子を主人公にするとそもそもヘイトが貯まりにくいところ、ユナは困っている人(特に子供)を積極的に助けるタイプなので、不快感は全く感じられません。異世界で最初に出会ったのが幼い女の子ながら家計を支えて働くフィナだったことで、魔物から助けるだけでなく、様々に支援を行っています。

ゴブリン退治に行く二人
退治したゴブリンキング

 ゴブリン退治で同行した魔法使いもルリーナという女の子だったし、今後もなるべく女の子と絡んで百合っぽい展開をしてくれると個人的に大好物になります。それにしても「ゴブリンスレイヤー」以来、女の子がゴブリン退治に行くのは危険この上ないというのは常識になっているんですが…

くま召喚獣

 「くまセット」は両手も熊のパペットのようになっていますが、それぞれクマの召喚獣を呼べ、移動手段や戦闘に利用できますが、片方だけを構いすぎると、もう片方がすねてしまうため、平等に扱わないといけません。

フィナ
ウルフ解体

 なおこの異世界、魔物には魔石があり、肉や牙や毛皮などの素材も利用可能ですが、解体する必要があります。フィナは幼いながら解体を生業としており、冒険者も自分が狩った魔物を解体するのは常識のようですが、ユナは絶対にやろうとしません。「私倒す人、あなたばらす人」的な感じで同行者を扱いますが、どんな強敵でも倒すので、ギブアンドテイクは一応成立しているのかな。

銀嬢伝2

 ユナの本名は優奈。と聞くと、銀英伝ならぬ銀嬢伝「銀河お嬢様伝説ユナ」を思い出すのですが、今の若い人は知らないでしょうねえ。PCエンジンでプレイしたなあ(遠い目)。CV河瀬茉希も気になる声優なんですが、まだちょっと知っている役が少ないかな。なお、銀嬢伝について気になる方は当ブログの下記の記事をご覧下さい。うわ、7年以上前の記事だ…

https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-317.html  https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-324.html

2020年夏季アニメの感想(その2):魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~/Re:ゼロから始める異世界生活第2期/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

早い夕暮れ

 秋は一年で一番好きな季節なんですが、日が暮れるのが早いというのが玉に瑕ですね。日曜日なんかちょっとぼーっとしてるとあっという間に暗くなってしまって。秋の夕暮れは風情がありますが、時間が短すぎですね。なかなか暮れない春の夕暮れくらいの時間があれば。

魔王学院の不適合者感想

 それでは昨日の続きで2020年夏季アニメの感想です。最初は「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」。タイトルの長さでおわかりでしょうが「なろう系」です。「なろう系」は多すぎるとうんざりしますが、なきゃないで寂しいので毎季1本は欲しいところ。まあ何本あっても1本だけ見てればいいようなものですが。

主人公アノス

 「なろう系」主人公によく見られる特徴として、「とにかく作品名が長い」の他、「序盤で主人公がチートと呼ばれるほどの力を得る」「女性キャラにモテモテでハーレムを作る」があります。他にもいくつかありますが、本作はとりあえず上記三つの特徴を兼ね備えています。作品名の長さはともかく、残り二つの特徴は、作者の願望ないし読者が求めていると考えているものじゃないかと思えたりもしますが、批判を受ける際に最もやり玉にあげられる部分でもあります。個人的には主人公の能力がチートであってもギャルにモテモテであってもいいのですが、読者を納得させられる理由が描けるかどうかがキモなんではないかと思います。

アノスと両親
 本作の場合、転生ものではあるんですが、2000年前の魔王が同じ世界の未来に転生しているということで、読者からすると異世界の物語なんですが、主人公にとっては異世界転生ではありません。魔王が2000年前の記憶と能力を持ったまま転生したということで、チート能力保有の理由もはっきりしています。魔族の寿命がよくわからないので2000年という時の流れが長いのか短いのか判然としませんが、転生した魔王がが驚いたのは、魔法レベルがひどく低下していたことと、魔王の伝説が歪められていたことです。魔法レベルの方は平和だったからとして、なぜ魔王の伝説が別人のものになっていたのか。世界の謎を探るべく魔王は活動を開始します。

かませ犬の皇族

 なにしろ主人公アノスは“人、精霊、神さえも滅ぼし暴虐の魔王と恐れられた魔王の始祖”なので強いのなんの。そしてその強さにも十分説得力がありますが、むしろ不思議なのはこれだけの強さを見せつけられていて、なお「不適合者」呼ばわりして差別的に扱う周囲の魔族達です。まるでスカウターが爆発しているのに「故障」と思い込んでるようなものです。

七魔皇老の一人

 アノスは過去に七魔皇老という側近を持っていましたが、ことごとく洗脳されて偽魔王の記憶を受け付けられていました。ということ偽魔王もそれなりの強者であることは確実で、一体誰で何を目的にしているのかを探る…という展開ですが、なにしろアノスは魔王なので次々に現れる障害とか敵をことごとく粉砕しながら進んでいくのである意味ストレスフリーです。

 アノスファンクラブ

 真相は終盤明らかになって結構「へえ~」と思いますし、ラスボス(偽魔王にあらず)も「世界の法則」を自称していましたが、よくわからないままアノスらに倒されてしまいました。“円環の理”となったアルティメットまどかと戦うようなもので、無茶じゃないかとも思えましたが、まあ「叛逆の物語」での悪魔ほむらという先例もありますから。

サーシャとミーシャ
ミサ

 個人的にはダブルヒロインはあまり魅力的ではなかったので、アノス派ではあるけどアノスのハーレムには入らないであろうミサがお気に入り。原作ではもっと重要な役割があったようですが、1クールで物語を収束させるために改編されてしまったようです。

リゼロ2期前半感想

 続いて「Re:ゼロから始める異世界生活第2期」。通称リゼロ。これも「なろう系」作品ですが、「なろう系」としては最も物語世界=異世界をしっかり構築している作品だと思います。というか、異世界転生ものではあるけれど、本作を「なろう系」でくくるのはもはや正しい認識ではないとさえ思います。

スバル泣き顔

 主人公ナツキ・スバルは目つきの悪さや性格的な面からヘイトを集めやすいキャラですが、彼が辿る道のりの過酷さを考えると、好感を持たれたり共感しやすいキャラだと読者の精神が保たない可能性があるので、あえてああいうキャラを設定したのではないかと思います。「盾の勇者の成り上がり」も序盤は主人公がやたら酷い目に遭いますが、スバルの場合は序盤だけでなく延々酷い目に遭い続けますから。

ベアトリスとスバル
大兎の攻撃

 今回は2期で、1期で何度も死んで自殺したり発狂したりするほどの酷い目に遭いつつも、何とか当面の目標をクリアしたスバル。その過程で異世界の人々とも繋がりを作り、これからはもう少し楽にやっていけるのかと思いきや、1期以上に八方塞がりな状況になっています。1期は2クール連続でしたが、2期は分割2クールで後半は来年冬季から。待ち遠しいですね。

揉めるスバル
ヤバいロズワール

 ニートの主人公がいきなり異世界に放り出されるという展開は、「なろう系」の王道ですが、スバルにはチート能力は特になく、ゲームで言えばセーブポイントに戻るかのような「死に戻り」だけが与えられています。しかしこの能力のことは誰にも言えず(言おうとすると激痛が襲うほか、それでも言うと聞いた相手が死ぬ)、死に戻りに回数制限があるのかとか、スバルに不本意な展開でもセーブポイントが移動してしまうことがあるのかなど、解明できない謎がいっぱいです。

大罪の魔女達
大罪司教

 異世界転移(転生ではない)の理由も、異世界の「嫉妬の魔女」に愛されたからのようですが、なぜ一介のニートだったスバルが選ばれたのかは依然不明。魔女は7人登場していますが、いわゆる「七つの大罪」に相当しているようで、性格も能力も人間を逸脱した理解しがたい存在です。「嫉妬の魔女」以外の6人もなぜかスバルを気に入っている様子。この世界には「嫉妬の魔女」を信奉して忌み嫌われる「魔女教」という狂信者集団が存在し、やはり「七つの大罪」に相当する大罪司教という幹部が率いていますが、魔女が直接彼らに関与しているような描写は今のところありません。

スバルと両親

 女性メインキャラに好かれ、魔女達に好かれている状況は一見ハーレムなんですが、スバルの場合はあんまり羨ましくないし、そもそもその状況を楽しめるような状態でもないという。2期で原作の第四章までが終了すると思われますが、原作は現在第六章ということで、今後3期4期の制作もありえるでしょう。

エルザ

 お気に入りキャラは悪役ですが暗殺者のエルザ・グランヒルテ。なんとV能登さんなのに悪役。悪役を演じる場合、それまでとは全然違う声色で演技をするケースが多い(「お姉ちゃん」こと井上喜久子など)ですが、エルザの場合、いつもの能登キャラとあまり変わらない声色のまま残虐行為をするのが逆に怖さを増幅させています。実は能登さんもあんな虫も殺さないような顔のまま極悪なことをしているんじゃないか…なんて妄想をかき立ててみたり。「剣聖」ラインハルトや精霊のパックやベアトリスの攻撃でも倒れない超人的戦闘力を持っているのに、容姿は妖艶な雰囲気の美女というのがいいですね。

俺ガイル完感想

 最後に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。アニメ第3期にして完結編。第1期放映が2013年で第2期放映が2015年。このペースで2017年あたりに制作していればもっと盛り上がった気がしますが、第2期から5年が経過してしまうと作品自体の人気がもはや(涙)。しかし原因は完結しなかった原作のせいでしょう。

ヒッキーハーレム

 実は主人公比企谷八幡達の高校2年生の1年間を描いただけなんですが、作品内でもの凄く時間が経過しているような印象です。それだけ序盤と終盤でキャラの性格が激変している印象なんですよね。

勝者雪乃 

 話の展開的を端的にはしょると、結局のところヒッキーは雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣の二大ヒロインのどっちを選ぶの?ということなんですが、当初の予想通りヒッキーは雪乃を選びました。しかし結衣どころか第三のヒロイン一色いろはもヒッキーを諦めていない様子が伺われます。

一色いろは

 客観的に見ると雪乃はCVはやみんとはいえ面倒臭いと思います。性格だけでなく、家庭環境とかも。さらに姉(CV中原麻衣)とママン(CV井上喜久子)が輪を掛けて面倒臭いので、キン肉マンソルジャー(アタル兄さん)はキン肉マンに「キン肉王家三つの心得」のその一として、「おだやかな道とイバラの道の二通りの道があるとすればイバラの道を進め」と言いましたが、まさにヒッキーもイバラの道を進むのか。

キン肉王家心得
雪乃ママ
結衣ママ

 一方結衣の方はママンのCV大原さやか。井上喜久子と大原さやかなら互角とも言えますが、作中のキャラとしてなら圧倒的に結衣ママンの方が素敵。絶対結衣と付き合った方が「おだやかな道」なんですが…ヒッキーはキン肉王家の出身なのか。9才で家出したアタルがなぜ「キン肉王家三つの心得」を知っているのかは謎ですが(だって“ゆで”だから…)。

平塚先生

 今回転勤が決まった平塚先生まではヒッキーに恋愛感情に近い好意を示していました。もうこれは♂だけど見た目も性格も乙女の戸塚や妹の小町も併せてヒッキーハーレム完成ではないか。

敗者結衣

 今回は結衣が涙する切ない場面が多かったせいでどうしても結衣びいきになってしまいます。CV東山奈央キャラは「負けヒロイン」になることが多いようですが、社交的なのはいいけど空気を読みすぎるせいかな。ヒッキー的には友人としては楽しいけど、憧れの対象にはなり得ないのかも知れませんが、結衣と結婚したら楽しい人生を送れそうな気が。作品は完結してしまったけど、数年後には色々あって案外ヒッキー×結衣になっているかも知れません。まあそんなことを言ったらヒッキー×いろはだってありですが。

城廻めぐりっしゅ

 今回は本来春季に放映するはずが、コロナ禍で延期になったという経緯がありましたが、その分作画は一番良かったように思います。この作画で私のお気に入りの城廻めぐりをもっと登場させて欲しかったですが、もう卒業という時期だったのでまあ仕方ないですね。雪乃の姉の陽乃すら今後の展開によってはヒッキーハーレム入りの可能性がある(いや、下手をすれば雪乃ママンさえも)ところ、めぐり先輩はその心配がなさそうで一安心です。

小町とヒッキー
百合でええやん

2020年夏季アニメの感想(その1):ド級編隊エグゼロス/ピーター・グリルと賢者の時間/モンスター娘のお医者さん/放課後ていぼう日誌

日が短くなってきました

 あっという間に10月。コロナ禍でも時間だけは過ぎ去って行きますね。Go To トラベルキャンペーンにに東京発着が追加され、Go To イートキャンペーンも始まったせいか、街は賑わいを取り戻しつつあるような。美しい秋を楽しく過ごしたいものです。

ルイージ・トレッリ

 いきなりですが「艦これ」新規艦娘情報。南西海域7-3-P(第二ボス)で伊潜水艦Luigi Torelli(ルイージ・トレッリ)と期間限定で邂逅出来ると聞いて、周回を重ねてお迎えしました。Guglielmo Marconi(グリエルモ・マルコーニ)級潜水艦の4番艦。伊→独→日と所属の変転を重ね、最後は伊504になるというユニークな経歴を持つ艦です。これでイタリア艦11隻をコンプリート。やはりコンプリートしているアメリカ艦娘13隻に次ぐ大所帯です。CVは生田目仁美。神風型駆逐艦5番艦旗風も演じていますが、おしとやかな旗風に比べて圧倒的なロリボイス。40過ぎてこの声を出すとは…ベテラン恐るべし。

エグゼロス感想

 さて9月で夏季アニメも終了したので今日明日はその感想を。今季は視聴本数が7本と少なめでしたが、こんなもんでもいいような気がしました。まずはお色気トリオ第一弾「ド級編隊エグゼロス」。「ジャンプスクエア」連載中の漫画が原作。月刊の少年誌って、かつてはやたらお色気路線に走っていた時期がありましたが、最近はどうなんでしょうか。

エグゼロス変身前

 コメディタッチのお色気アクション作品とでも言えばいいんでしょうか。人間のエロスの源“Hネルギー”を吸収する宇宙からの侵略者・キセイ蟲と、“Hネルギー”を使って地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」戦いを描いています。

キセイ蟲の女王

 エグゼロスはHネルギーを増幅させて戦闘力を強化しますが、着衣はHネルギーに耐えられず破けるので、必然的に毎回戦うと全裸になってしまうという。しかもHネルギーはエッチな嗜好(傾向には個人差あり)で蓄積されるので、必然的にちょっとラッキースケベなイベントが多発します。中学生あたりに喜ばれる作品なんでしょうかね。

キセイ蟲達

 キセイ蟲は女王を頂点とする蜂か蟻のような種族で、雌しか存在しません。そんなに沢山いる訳ではないのと、直接命を奪うわけではないせいか、人間側にはそれほど危機感がないような。女王キセイ蟲がお姉ちゃん(井上喜久子)であるほか、仮面ライダーの怪人敵にゲストで登場する各種キセイ蟲が、やたらビッグネームな女性声優揃いでした。伊藤静、柚木涼香、名塚佳織、中原麻衣、川澄綾子、能登麻美子、下屋則子、生田目仁美、浅川悠などなど。なんかTYPE-MOONの作品が始まりそうなキャスティングですね。

潔癖雲母

 ヒロイン星乃雲母は小学生時代はいわゆる“メスガキ”でしたが、キセイ蟲に“Hネルギー”を吸収された後は潔癖症&男性嫌悪症になりました。Hネルギーの貯蔵可能量が常人の数十倍を超えるという(要するにエロいということらしい)特徴は残っていたのでエグゼロスに勧誘されました。エグゼロス加入後も性格はさほど変わらないままでしたが、メスガキ時代の姿をした別人格“黒雲母”が出現するようになり、雲母の精神を乗っ取ったりするようになりました。

黒雲母その1
黒雲母その2

 CV加隈亜衣の魅力はこの黒雲母でこそ全開になっていたなあと思います。もっと出て欲しかった。小学生の姿で黒のレオタードに黒いコウモリ状の羽を生やし、赤いランドセルを背負っているという、ある種の嗜好の方にはドストライクな姿でした。しかしランドセルから羽が生えているんだよな。なんだこれは…たまげたなあ。

アヘ顔ダブルピース雲母

 エグゼロスは地球防衛隊に所属しており、各地に支部があるようですが、県知事が条例を改正したら壊滅状態になるなど、どういう機構になっているのか非常に謎でした。ウルトラマンシリーズでも、地球防衛組織は「解散MAT、謹慎TAC、脱出ZAT、全滅MAC」なんて言われ、上層部から事在る毎に「解散」の圧力を掛けられるMAT(帰ってきたウルトラマン)、血気盛んで猪突猛進な性格の主人公北斗星司が他の隊員達としばしば対立し、その度に隊長から「謹慎」処分を受けたTAC(ウルトラマンエース)、戦闘中に搭乗機が被害を受けて「脱出」するシーンの多かったZAT(ウルトラマンタロウ)、そして全隊員が「全滅」したとされていたMAC(ウルトラマンレオ)の性格を一言で表していましたが、エグゼロスは権限が余り無く、事ある毎に解散命令を突きつけられる展開が多かったMATに近い組織なのかも。

パンツ全開

 お色気コメディ作品なのに、作風はやたら熱血ヒーローもの風になっており、仮面ライダーシリーズのような特撮作品も一度こういう傾向で」やってみたらどうだろうと思ったりもしますが…日曜朝とかには絶対やれなくなりますな(笑)。それにしても一時期は下着すら描かれなくなっていたアニメが、堂々と描くようになってきたのは結構なことです。あれは忖度だんたんでしょうか?

ピーターグリルと賢者の時間感想

 次はお色気トリオ第二弾「ピーター・グリルと賢者の時間」。晴れて「地上最強の男」となり、意中の相手であるルヴェリア先輩と結ばれると思いきや、先輩は性知識が皆無でした。その間隙を縫うかのように「最強の子種」を求めてアプローチしてくる異種族の女達。耐えるんだピーター!負けるなピーター!しかしいつも朝チュンの中満足そうに眠る異種族女性の傍らで呆然とするピーターの事後の姿が。

朝チュンピーター

 お色気路線といっても、実際の“行為”は全く描かれず、とにかく朝チュン事後なので、本当にお色気作品なのか疑いたくなります。「異種族レビュアーズ」の後ではあれを超える異種姦ものは無理なのかも知れません。

強くなりたくば喰らえ

 地上最強の男というと真っ先に思い出すのは範馬勇次郎。「強くなりたくば喰らえ!!!」という名言がありますが、ピーターの場合は地上最強になってから「喰らって」いるのですが(笑)。

勇次郎名言その2

 勇次郎さんはこうも言っているので、いいんじゃないですかね、異種族を喰らいまくっても。相手が嫌がっているならともかく、全員ウエルカム状態だし。本人はやめたいのに、エヴァンゲリオンの暴走のように気づけばやってしまっているピーター。かつて古舘伊知郎は高田延彦のキックに「聞き分けのない膝小僧」という面白いけど良く判らないフレーズを放っていましたが、それに習えばピーターは“聞き分けのない下半身”を持っているということか。

相思相愛だが

 「キサマが女と戯れる日々に…もの知らぬ浅はかな者たちがあれこれ世話を焼きたがることだろう。毒にも薬にもならぬ駄菓子の如き助言。いらぬ世話をッッッ」「朝も昼もなく喰らえッッッ食前食後にその肉を喰らえッッッ飽くまで喰らえッッッ飽き果てるまで喰らえッッッ喰らって喰らって喰らい尽くせッッッ」勇次郎語録はパねえですね。ということでピーターも喰らいまくればいいんじゃないですかね(性的な意味で)。ルヴェリア先輩に見つかっても、性知識ゼロだから大丈夫(?)。

いつもこのパターン

 あ、内容はヤマなしオチなし意味なしという、「やおい」の極致のような作品でした。ピーターはそれなりに苦悩している風なんですが、「やられる」エロ漫画やエロゲーのヒロインなら共感できるのですが、ピーターの場合はなんだかんだ言っても「やってる」側なので、「貞操帯(男性用もあるらしいです)でも付けたら?」とか思ってしまいますね。

ピグリット

 ちなみに私はオークのピグリットがイチオシです。オーク族の美的価値観では究極の醜女に分類されるということで自己肯定感が低いですが、人間の視点からは美少女だし、奥ゆかしく尽くしてくれそう。ハーフオークというのはファンタジー系作品でも登場しますし。

モンスター娘のお医者さん感想

 続いてお色気トリオ第三弾「モンスター娘のお医者さん」。患者が異種族の若い女性ばかりなのと、診察や治療中にエロい声を出すという意味ではお色気作品なんですが、お色気作品としてはかなりソフトというかなんというか。主人公の医者は診察や治療に没頭すると他のことに完全に無頓着になるので、ラッキースケベにも全く気づかないという。

モテモテグレン

 主人公は助手でラミアのサーフェ、ケンタウロスのティサリア、アラクネのアラーニャ、火竜のスカディらに好かれており、婿に望まれていますが、その…できるんでしょうかね(性的な意味で)。昔話や伝説には異種婚の話は沢山ありますが、だいたい相手が人間の姿に化けることで「やって」ますよね。でも作中の異種族達にはそんな能力はなさそうで。

スカディ

 プラトニックなら何の問題もありませんが、どうもそういう感じでもないような。しかし、作中魔族と人間のハーフの姿は全くなく、魔族も同一種族同士で結婚している様子でした。サーフェにしてもティサリアにしても、上半身はいいんですがね…。一番可能性が高いのはほぼ人間形のスカディではないかと。尻尾ぐらいはノープロブレムでしょう。問題は子孫ができるかどうかですが。

ラッキースケベに気づかない

 問題が一段落した形で1クールが終了していますが、原作は続いているので円盤の売り上げが良ければ続編もありえると思いますが…売れるかなあ。主人公の異種族からのモテっぷりがどうにも不可解で。それまで医者がいなかったから?あと産婦人科医じゃなんだから、次から次へと若い女性ばかりがやってくるという展開も??なんですよね。確かにこちらとしても野郎の治療シーンとかは見たくないんですが、男女比半々の街で開業したらそういうわけにもいかないでしょう。

上半身だけなら美女のサーフェ
ケンタウロス調教
アラクネ

 それにしても異種族の女の子達を「モンスター娘」と呼ぶのはいかがなものか。過去には敵対して戦争していたとはいえ、今では和睦して共存しているのだし、知性も理性も備えているのだから、異種族娘程度でいいんじゃないですかね。

放課後ていぼう日誌感想

 最後に「放課後ていぼう日誌」。本来春季アニメでしたがコロナ禍で制作が遅れて1/4しか放映できず、夏季に残りを放映しました。

あんまり可愛くないJK4人組

 JK4人組の「ていぼう部」がゆるく釣りをするという、きらら系でもおかしくない設定ですが、原作は「ヤングチャンピオン烈」なので非きらら系。そのせいかキャラはそんなに可愛くなく、ある意味リアリティのあるJKといった感じです。

無理矢理入部

 主人公鶴木陽渚(つるぎ ひな)は釣りビギナーで、手芸を趣味として自室には自作のぬいぐるみが大量に並べられているという女の子らしい女の子ですが、強引に入部させられたていぼう部で釣りの楽しさに目覚めていきます。

陽渚の顔

 フナムシに取り乱し、蛸の内臓やマゴチの姿料理を見て失神し、ゴカイ・イソメは絶対触れないという、およそ釣りには不向き(だけど女の子らしいといえば女の子らしい)な陽渚がいかにして釣りに親しんでいくか、という展開ですが、ガンガン慣れてゴカイもイソメも手でむしる、といった感じではなく、疑似餌を使用したり、鰺の下ごしらえはぬいぐるみだと思い込む事で放心状態になってこなしていくなど、無理なく自然な流れになっていて一層リアリティがあったように思います。

針が外せない

 私も釣りが苦手なのは、主にエサとか釣った後の料理とかのせいなので、そういう子でも釣りに親しんでいくという展開はいいと思います。原作に対しては、釣り雑誌「つり人」も「のほほんとしたタイトルや女子高生が主人公であることから釣りがメインではないのかと思いきやそうではなく、釣具の描写がリアルで魚もきちんと描かれていながら可愛さもある絶妙な加減」と、好意的に評しています。

アオサギ回

 水産庁がテレビアニメ版とタイアップし、本作のキャラクターが登場する「遊漁のルールとマナー」の啓発パンフレットを制作して各地の釣具店等で配布しているそうです。作中でも釣り糸が絡まって指を欠損したアオサギの脚から釣り糸を取るエピソードがありましたが、どんな趣味でも心ない人というのはいるんだなあと思います。自然に還る釣り糸とかが開発されるといいですけどね。

高尾奏音

 こういう基本はしっかり押さえてのんびりまったりと展開する作品は気楽に見られて好きなんですが、二期はどうでしょう。イマイチキャラが可愛くないという致命的欠点がなあ(笑)。主人公陽渚のCVはラティナやゴトランドでおなじみの高尾奏音なので、中の人並みに可愛くすれば、もっと言えばきらら系キャラデザインにすれば更に人気がでそうな気がするのですが。

視聴予定の2020年秋季:来季は豊作の予感ですが、続編が多いようです

彼岸猫

 誰がどう見ても秋雨と言って良い雨が降る日曜日。降り方的には降ったり止んだりなので時雨と言いたくなりますが、時雨は晩秋のイメージですね。

2020-automns.jpg

 そろそろ10月も近いので視聴する秋季アニメを見繕いたいと思います。アニメは予算が少ないとか労働環境が劣悪とかいろいろ噂を聞きますが、本数は全く減らないような気がします。薄利多売路線なんでしょうか。この秋は続編とかリメイクが多いみたいなので、新規を見る機会が減りそうな予感がします。

ゴールデンカムイ3

 ということでまずは続編&リメイク作品から。最初は「ゴールデンカムイ」です。第1期が2018年春アニメ、第2期が同年秋アニメで、ほぼ分割2クールという感じで放映されましたが、第3期はやや間が空きました。

ゴールデンカムイ3その2

 第2期までは北海道を舞台に冒険活劇が展開されましたが、今期の舞台は更に北の樺太になるようです。日露戦争直後のこの時代、ポーツマス条約により、樺太の北緯50度以南(南樺太)が日本領になっていたんですね。樺太島は面積76,400km2で北海道(78,073km2)よりやや小さい島ですが、やたら南北に長く、東西の幅は最大で約160kmなのに対し、南北は約948kmにも及んでいます。

北海道と樺太

 実は私、以前に一度だけ樺太に行ったことがあるのです。ユジノサハリンスク(旧豊原)とその周辺程度ですが、まあとんでもない所でした。南樺太は日本がサンフランシスコ講和条約で領有を放棄した後は法的には帰属未定地ですが、ソ連→ロシアが70年以上実効支配しており、日本も2001年にユジノサハリンスクに総領事館を開設しており、北方領土とは異なり積極的に領土返還要求を行っていないので、戻ってくる可能性は非常に小さいと言わざるを得ないでしょう。

ご注文はうさぎですか? BLOOM

 「ご注文はうさぎですか?BLOOM」。こちらも第3期になります。第1期が2014
年春アニメ、第2期が2015年秋アニメとして放映され、5年もの間が空いての第3期です。作中の時間は前作から経過していないとはいえ、中の人の方はどんどんBBA化して……あわわ。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

ご注文はうさぎですか? BLOOMその2

 ココアが木組みの街で過ごす二度目の夏ももうすぐ終わり、季節はイベント盛りだくさんの秋へと移り変わろうとしています。学校にもラビットハウスにも、楽しいことが今日もいっぱい! ココア、チノ、そしてみんなの未来へのわくわくが止まりません……!…ということで、ココア達は高校2年生、チノ達チマメ隊は中学2年生の秋を描くということですね。「ごちうさ」はあまたある「きらら系」作品の中でも白眉だと思うのですが、なぜ5年も空けてしまったのか。監督は一緒ですが、制作会社など他のスタッフががらっと変わっているとことに一抹の不安が。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll

 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」。こちらも第3期で、第1期が2015年春アニメ、第2期は2019年夏アニメとして放映されました。第2期からさほど間が空いていないのはいいですし、第1期と第2期の間には外伝(ソード・オラトリア)を放映していたので、大きな間隙があるという印象はありません。外伝より本編やれよという声はありましたが。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlllその2

 冒険者たちが未知へと挑み、神々が興奮に沸き返る、世界で最も熱き街――迷宮都市オラリオ。その中心に鎮座するは、都市に限りなき富と栄華をもたらし、数多の混沌が潜む大穴――『ダンジョン』。その深淵にて、生まれ落ちた一体の怪物。「……ここ……どこ……?」人語を話す竜の少女をめぐり、都市はかつてない異常イレ事態ギュラーに巻き込まれていく。人と怪物モンスター。漫然と存在する価値観、常識は破壊され、冒険者ベル・クラネルと、女神ヘスティアに、決断の時が――これは、少年が歩み、女神が記す、ダンジョンの謎に迫る【眷族の 物語(ファミリア・ミィス)】――ということです。

ひぐらしのなく頃に

 「ひぐらしのなく頃に」。第1期が2006年春に2クール、第2期が2007年夏にやはり2クール放映され、物語としては一応完結しています。このほかOVAとして第3期~第5期も制作されていますが、今回のアニメはリメイクになるようですね。主要キャストは過去作からの継続ですが、制作スタッフは一部を除いて一新されています。2021年冬季と併せて2クールの予定です。

ひぐらしのなく頃にその2

 ぱっと見でキャラデザインが変わっています。旧作のイメージが強いのでちょっと違和感を感じますが、CVが一緒なら慣れれば大丈夫なんでしょうか。旧作は猟奇的な場面も多くて結構インパクトがありましたが、その辺りはマイルドに改変したりするんでしょうか。

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 「魔法科高校の劣等生 来訪者編」。第1期は2014年春から2クール放映されました。2017年には劇場版が公開されているとはいえ、やはり6年も経過しての第2期というのはどういうことなんでしょう。本来夏季アニメとなる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で放送延期となりました。やはり制作会社が変わるのが若干気がかりです。

魔法科高校の劣等生 来訪者編その2

 2095年10月31日。未観測の戦略級魔法によって、一国の軍事都市と艦隊が消滅した。《灼熱のハロウィン》と呼ばれたこの日から、世界は新たな戦略級魔法師の登場に震撼することになる。中でも「世界最強の魔法部隊」であるスターズを擁する北アメリカ合衆国(USNA)は危機感を募らせ、秘密裏に未観測の戦略級魔法と、その魔法を使用した魔法師の正体を暴こうと躍起になっていた。それから約二ヶ月後の12月24日。街がクリスマスの飾りとイルミネーションで賑わっているなか、達也たちは交換留学でアメリカに行くという雫の送別会に集まっていた。雫がアメリカに行く期間は三ヶ月。雫によると、彼女に代わって第一高校に来るのは、同い歳の女の子だという。…ということですが、既に狩猟してしまったスマホゲーム「魔法科高校の劣等生 LOST ZERO」をプレイした私には判ります。ひよっちが来るんですね。

安達としまむら

 ここからは新作です。まずは「安達としまむら」。入間人間のライトノベルが原作で、漫画化もされています。ぱっとみ「きらら系」かと思いましたが、別にそんなことはなかったぜ。でも日常系で百合も入っているらしいです。百合はいいねえ。

安達としまむらその2

 体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。…という作品だそうです。

おちこぼれフルーツタルト

 「おちこぼれフルーツタルト」。浜弓場双の漫画が原作です。掲載誌は芳文社の「まんがタイムきららキャラット」ということで、「きらら系」ですね。「ごちうさ」があるのにさらに「きらら系」をぶっ込んで来る方も来る方ですが、それを見ようとする方もたいがいだ(笑)。

おちこぼれフルーツタルトその2

 アイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコやミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、 新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成!取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、 芸能界のおちこぼれ達がアイドル活動に七転び八起き!?…という話だそうです。

神達に拾われた男その1

 「神達に拾われた男」。Royのライトノベルが原作です。「小説家になろう」で2014年1月18日より連載開始という、いわゆる「なろう系」ですね。やはり「なろう系」が一本は入ってないといけません。

神達に拾われた男その2

 ブラック企業にシステムエンジニアとして勤めている39歳の独身サラリーマン竹林竜馬はひとりアパートであっけない最後を遂げる。天界に召された竜馬だったが、創造神、愛の女神、生命の神に協力を求められ、子どもの姿で異世界へ転生!?深い森で一人、のんびり暮らし始めた8歳のリョウマは、魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込みながら新しい人生を謳歌する。やさしい人たちに囲まれて毎日が楽しい、まったり異世界スローライフファンタジー!…ということです。

トニカクカワイイ

 「トニカクカワイイ」。畑健二郎が「少年サンデー」に連載している漫画が原作。畑健二郎といえば奥さんは声優の浅野真澄ですね。結婚前だけどアニメ化された「それが声優!」を共作していましたね。結婚後に夫婦を題材とした本作を連載開始したということは…

トニカクカワイイその2

 畑健二郎による愛と幸せの夫婦コメディーがついにアニメ化!! 謎の美少女・司に運命の一目惚れをした少年・由崎星空(ナサ)。 ナサの決死の告白に、彼女の返事は「結婚してくれたら、付き合ってあげる」!?ナサと司の愛に満ち溢れた、カワイイ&尊い新婚生活が始まる!!…ということです。

魔王城でおやすみ

 「魔王城でおやすみ」。熊之股鍵次が「少年サンデー」に連載している漫画が原作。おっとサンデー作品が被ってしまったぞ。かつては裕福家庭の子が「サンデー」、貧乏ヤンキー系が「マガジン」、普通の家の子が「ジャンプ」、少数の変わり者が「チャンピオン」を読んでいるなんて分類が、某「鬼の哭く街」A立区の一部地域で言われていましたが、果たしてそれは事実だったのか。

魔王城でおやすみその2

 かつて、人と魔が交わり、共に存在した時代。魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した──。囚われのスヤリス姫は、檻の中でつぶやく。「…寝る以外…することがない」牢をこっそり抜け出して、よりよい安眠を求め魔王城を…探索!?自由気ままな人質姫が魔物たちを巻き込んで好き勝手!!新感覚、睡眠ファンタジーコメディ!…という話だそうです。

魔女の旅々

 「魔女の旅々」。白石定規のライトノベルが原作ですが、非「なろう系」。中世に似た世界を舞台にし、魔女イレイナが様々な場所や人を訪れる連作短編集ということで、なんとなく「キノの旅」に似た雰囲気を感じます。

魔女の旅々その2

 あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけのーー「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

いわかける!神様になった日

 これで11本。もうお腹いっぱいですね。リザーバーとしてはスポーツクライミングを題材とした「いわかける!」、「泣きゲー」で知られるKeyとP.A.WORKSが組んだ「神様になった日」、「少年ジャンプ」連載作品「呪術廻戦」、空のガルパン?とも噂される「戦翼のシグルドリーヴァ」、“知略サスペンス”「無能なナナ」などがあります。これらも面白そうなので、来季はこれまでになく積極的に「三話切り」を発動させていくかも知れません。

呪術廻戦戦翼のシグルドリーヴァ無能なナナ

2020年夏季アニメ序盤の感想(その2):ド級編隊エグゼロス/ピーター・グリルと賢者の時間/魔王学院の不適合者/モンスター娘のお医者さん

夏空

 梅雨が去り、いきなりやって来た夏。暑いことは暑いのですが、しかしまだまだ夏が本気を出していないような気がするのは気のせいなんでしょうか。それとも大阪の夏の厳しさに比べたら筑波嶺の夏はまだしもなんでしょうか。

ド級編隊エグゼロス序盤感想

 昨日に続いて2020年夏季アニメ序盤の感想です。今季は視聴作品が少ないので「その2」で終了してしまいます。まず「ド級編隊エグゼロス」。5話まで視聴。今季のお色気三作品のうちの一つです。「月刊少年ジャンプ」の後身である「ジャンプスクエア」連載作品。そういえば少年誌でも月刊誌って、昔はやたらお色気路線に走っていた頃がありました。

いけない!ルナ先生
やるっきゃ騎士

 特に「月刊少年マガジン」は凄かった。「いけない!ルナ先生」とか「Oh!透明人間」とか。これに対抗して「月刊少年ジャンプ」にも「やるっきゃ騎士」とか「瞳ダイアリー」なんかが連載されていましたが、そもそもは永井豪の「けっこう仮面」(「月光仮面」のパロディ)とか「まぼろしパンティ」(まぼろし探偵」のパロディ)を連載していた「月刊少年ジャンプ」の方が先鞭を付けていたのかも知れません。

サイタマ支部の皆さん

 そういう月刊誌のDNAを引き継いだのか、人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている侵略者・キセイ蟲と、これと戦うヒーロー集団「エグゼロス」の活躍を描いています。キセイ蟲の「キセイ」は「寄生」ではなくおそらく「規制」で、人類から性欲を消滅させて緩慢に滅亡させることを狙っているようです。

腕時計型エグゼロス

 エグゼロスとはどういう意味かと言えば、“HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできている”ということで、H×エロ、つまりH×EROS→HXEROSでエグゼロス。Hネルギーを増幅させ、使用者の肉体を強化する人体強化装置の名前で、これを使用することでキセイ蟲と同等以上に戦うことができます。

ハッコウ蟲

 基本キセイ蟲は人を殺戮したりはしないのですが、キセイ蟲にHネルギーを吸収されると生きる活力を失ってしまいます。主人公炎城烈人(えんじょう れっと)は、幼少期にキセイ蟲に襲撃され、一緒にいた星乃雲母(ほしの きらら)がHネルギーを吸収されて男性嫌悪症になってしまったという過去がありました。本来子供にはHネルギーは少ないので襲撃するメリットは少ないはずですが、やたらませていた雲母が呼び寄せてしまったような気がします。

おませだった雲母

 雲母はHネルギーを蓄えられる量が常人の数十倍という恵まれた素質(?)を持っているということで、既に烈人が所属していたエグゼロスに加入することになりますが、烈人以外は全員女の子というハーレム展開はお約束。なにしろエグゼロスを使うたびに着衣が破けて全裸になるので、男はいらないと言うほかありません(笑)。

アヘ顔ダブルピース雲母
事後みたいだ

 感想は…加隈さん、作品選ぼうよ(笑)。他の女性声優はいいのかとツッコまれそうですが、加隈亜衣演じる雲母がなんというか、凄いキャラなもんで。何しろ彼女のHネルギーを吸い取ろうとしたキセイ蟲が、あまりのHネルギー量のせいで吸収しきれずに爆死したりしますから。その前に吸収をストップ出来んのかい。

エグゼロスを使うとこうなる
どういうアングルだ

 あとキセイ蟲の面々がやたらに豪華なキャスティングです。女王が井上喜久子であるほか、ほぼ一回限り登場の怪人格のキセイ蟲に伊藤静、名塚佳織、中原麻衣、川澄綾子、豊口めぐみなどなど。なんだこの面子は…たまげたなぁ。現在まで登場しているエグゼロスはサイタマ支部の5人だけですが、他にも支部はあるのでエグゼロスは沢山いるようです。やはり作品のコンセプト上、基本女性隊員が多いだろうと思います。キセイ蟲も雌型しか存在しないそうなので、収録スタジオは華やかで良い匂いがしてそうです。

ピーターグリルと賢者の時間序盤感想

 続いて「ピーター・グリルと賢者の時間」。4話まで視聴。賢者の時間って、賢者タイムか?と思ったらまさにそうでした。15分アニメで、お色気三作品の一角にして内容的に一番ハードコア(?)。通常版の他、性表現の規制を緩和した「大賢者ver.」、年齢制限付きの「超賢者ver.」があります。「異種族レビュアーズ」の影響の大きさたるや。

地上最強ピーター・グリル

 様々な亜人が存在する異世界で、ピーター・グリルは武闘祭を勝ち抜き、ついに最強の称号を手に入れました。これで意中の相手であるルヴェリア・サンクトゥスと結婚できると歓喜したピーターですが、「地上最強の男」の子種を求めて異種族の女達が積極的すぎるアプローチをしてくることになろうとは…。

ルヴェリア先輩
ルヴェリア先輩とラブラブ

 女騎士ルヴェリアとはいい感じなのですが、娘を溺愛するパパン(ギルドマスター)のせいで性の知識がほぼ欠如しています。なにしろ赤ちゃんはコウノトリが運んでくるものだと本気で思いこんでいます。そのため、交際して2年が経過しているにも関わらず、手をつなぐより先に進めていないという。

押しかけオーク姉妹
しっかり揉んでるピーター
朝チュンピーター
朝チュンの賢者タイム

 その間隙を突いて迫ってくるオーガ娘やエルフ娘。そして欲求不満のせいなのか、結局やっちゃうピーター(笑)。押しに弱いというか何というか。ただ亜人娘達は結婚とか恋愛を求めている訳ではなく、要は強い子供を産むために子種が欲しいだけなので、セフレと割り切ればそれはそれでとも。まあルヴェリアにばれたらどうなるかは別問題ですけど。

エルフも来た

 「異種族レビュアーズ」と違ってエッチシーンはほぼ描かれず、“事後”に終始。だから「賢者の時間」なのか。しかしピーターはオーガ姉妹と3Pとかやっているので、途中で賢者タイムが来そうなものなんですが…しっかり両方満足させてから朝チュンとは流石は地上最強の男。なお亜人とはいっても人間基準で見てかなりの美人ばかり来ているので、だからピーターもやっちゃうのかも知れません。

美少女オーク
ハーレムやんけ

 この先ビックリするぐらいの醜女でも登場すればピーターも賢者にならない気がしますが、次回登場のオークは、オーク族の基準ではとんでもない醜女とされているものの、人間基準では十分美少女なので、やはりピーターは朝チュン賢者タイムを迎えることでしょう。

魔王学院の不適合者序盤感想

 お次は「魔王学院の不適合者」。5話まで視聴。今季唯一の「なろう系」ですが、通常の異世界転生ものではありません。異世界の話ではありますが、異世界の魔王が2000年後の世界に転生するという話です。なので現世のパンピーがチート能力を授かって異世界でヒャッハーするというとは毛色が違います。

不敵なアノス

 2000年前、絶えることのない争いに嫌気がさした魔王アノス・ヴォルディゴードは、自らの命を贄にすることで人間界、魔界、精霊界、神界の4つを1千年は消えない壁で隔て、自らは2千年後に転生することにします。記憶の能力も保持したまま2000年後に人間の夫婦の元に生まれたアノスは、かつて魔王城デルゾゲードであった魔王学院に入学しますが、そこで何者かが色々と過去改竄を行っていることに気づきます。

アノスの両親

 アノスの転生後の体は人間のものですが、記憶以外にも知能、魔力、魔法技術、身体能力などは転生前と同様です。しかし入学試験での魔力測定において、規格外の魔力で魔力水晶が砕け散ったことで測定値が「0」になったことで、「不適合者」の烙印 を押されてしまいます。それでも入学できるというが何とも「?」なんですが、誰がどうみても強そうなアノスを見ても、学院首脳部が誰も魔王の転生と信じないあたりがもっと「?」です。ゼロと測定不能は同じではないぞ。スカウターの爆発を見て相手の戦闘力をゼロだと思うバカがいるかってことですよ。

ミーシャとアノス
ズキュウゥゥン

 「なろう系」らしくアノスは傲岸不遜にオレTSUEEEをやりまくっていますが、不快感がないのは実際に魔王だからでしょう。むしろ「暴虐の魔王」らしくもっと暴れてもいいくらいですが、かなり抑え気味。両親も大事にしているので、あんまり魔王らしくありませんが、元々そんなに乱暴な性格ではなかったようです。今後ニセ魔王との対決とかがあるんでしょうかね。原作は既刊8巻で連載継続中なので、“第一部・完”的フィニッシュになるんでしょうが。

モンスター娘のお医者さん序盤感想

 最後に「モンスター娘のお医者さん」。3話まで視聴。今季のお色気三作品の最後の一本ですが、内容的にお色気度は一番低いと思います。なにしろ主人公がエロくないので。

ラミアのサーフェ 

 長きに亘って人間と魔族が戦争をしていた世界。なお遺恨が残る世界の中、人間と魔族が共存できる街リンド・ヴルムで、魔族専門の医師として活躍する人間族のグレン。助手であるラミア族のサーフェと共に診療所を営む彼の下には連日異種族の患者がやって来て…。

診察バカグレン

 そもそも魔族専門の医師なので、「モンスター娘のお医者さん」というタイトルはちょっと題名詐欺ではないかと思います。基本女の子だけ診療するとかではないので。多分視聴者のニーズ的にモンスター娘ばかりが登場する訳ですが、仕事中毒で診察や治療に没頭するので、セクハラ的シチュになることはあっても、グレン本人は全くラッキースケベを認識していません。なのでむしろモンスター娘にはモテたりして。

患者さんたち

 一緒に診療所を営む幼なじみのサーフェはラミアで薬剤師。ラミアなので下半身は蛇ですが、なぜか尻尾を触手のように使っています。タコやイカ系モンスターならともかく、トカゲや蛇が尻尾で何かするというシーンは見たことがないので、違和感を感じますね。触手と尻尾は別モノ!

サーフェのお仕置き

 この世界がそうなのか、リンド・ヴルムという街が特別なのか判りませんが、異種姦というか異種婚があまり問題になっていないようなので、「異種族レビュアーズ」の世界に近いのかも知れません。異種婚があるなら混血もありそうですが、どんなのが生まれてくるんでしょうか。例えばラミア×人間だとどうなるのか興味津々(もっといえば夜の営みをどうやるのかも)なんですが、見た目はどっちかで、性格や特性などに一方の種族の色が出るとか、無難な感じになるんでしょうかね。

人魚とグレン

 しかしそれよりも問題は魔族間の交流の方かも知れません。やはりケンタウロスはケンタウロスと結婚しているみたいなので、異種婚が頻繁といった様子は見られないのですが、それにしては人間であるグレンはやけに狙われているみたいなのは一体どういうことなのか。やはりモンスター娘に囲まれるハーレム展開が待っているのか。 

異種族にモテモテのグレン

2020年夏季アニメ序盤の感想(その1):放課後ていぼう日誌/Re:ゼロから始める異世界生活第2期/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

梅雨明けの空

 関東地方、朝から良い天気で梅雨明けじゃないかと思ったら梅雨明けでした。梅雨明けが8月になるのは珍しいですね。もういい加減雨模様にうんざりしていたので、お天道様はありがたいですが、こうなると今度は猛暑が来るんでしょうね。

ヘレナ参上

 まずは艦これ「掘り」情報。誰得だよとツッコまれそうですが、完全に「俺得」です。時々ブログの艦これ記事を見返して感慨に浸っているもので(*^~^*)ゝ。E5で「掘り」を継続していたところ、水曜日に米セントルイス級軽巡洋艦2番艦ヘレナが来てくれました。正直「新・来ない四天王」メンバーになるかもと思っていました。これで「新・来ない四天王」は葛城、初月、迅鯨、ジャービスで決定(ただし現時点)。

ヘレナ

 米軽巡としてはアトランタに次ぐのですが、アトランタは防空巡洋艦という新艦種でカテゴライズされているので、純然たる軽巡洋艦としては米艦初となります。昼戦完全特化タイプで、昼の火力は重巡以上の火力を発揮する反面、夜戦は非常に弱くなっています。史実で魚雷を搭載しなかったことを反映しているのだと思いますが、1943年7月のクラ湾夜戦で涼風・谷風の雷撃を受けて轟沈したということも踏まえているのかも知れません。

松風参上

 なお、ヘレナが来る前にやって来てくれたのが神風型駆逐艦4番艦の松風。2017年冬イベントの海域突破報酬でしたが、当時はイベントに参加できる戦力ではなく…。

松風

 一人称が「ボク」のいわゆる「ボクっ娘」で、他の神風型同様大正ロマンなスタイルですが、特徴的なミニハットが異彩を放っています。容姿も言動も宝塚の男役みたいなので、女子校ではモテそうですが、こういう子をちゃんと女の子として扱ってあげるとデレるのかな?

神風型五姉妹

 これで神風型五姉妹が揃いました。いいな大正ロマン。CVがベテラン声優ばかりなので、ドラマCDとか作ったらどうでしょうか。なお有明が来る前にヘレナが来たので有明については次回以降の邂逅に期待しましょう。今回のイベントでは15隻もの艦娘が我が鎮守府にやって来たので、イベント期間はなお中旬くらいまで続くようですが、私はもう資源回復とレベリングに専念したいと思います。

レンタル彼女千鶴

 それでは本題の2020年夏季アニメ序盤の感想について。まずは視聴打ち切りから。「彼女、お借りします」は3話で視聴を打ち切ります。とにかく主人公の男子大学生がクズすぎ、ウザすぎです。もう画像でも見たくないので出しません。

元カノ麻美

 主人公がウザいというと「Re:ゼロから始める異世界生活」なんかもそうなんですが、こっちはそれに輪を掛けていますね。もしかするとリゼロのように今後挽回するのかも知れませんが、それまで我慢できそうにありません。

水着の千鶴

 ヒロインの「レンタル彼女」水原千鶴は可愛く、主人公の元カノ七海麻美はCV悠木碧ということもあって、「闇墜ちしたダークまどか」とでも言いたくなる雰囲気があり、どちらも存在感があって悪くないのですが、主人公を筆頭に登場する男共がどうにもこうにも。

ていぼう日誌4話

 続いて「放課後ていぼう日誌」。春季アニメとして3話まで放映された後、コロナ禍で放送延期となっていましたが、再開しました。4話まで視聴。3話までの感想は既に書いているので、あまり追加することはないのですが、きらら系とは違う地味なJK達がまったりと釣りをしています。

イカを締める

 ていぼう部では、釣果は即食べるのがポリシーらしく、「締める」という部分も描いており、3話では釣り初心者の主人公の陽渚(ひな)がヒーヒー言いながらやっていました(ていぼう部では釣った本人が締めるのが掟らしい)が、4話ではアオリイカを締めていたところ、魚よりイカの方が抵抗が少ない感じですね。やはり脊椎動物と無脊椎動物の差というか、人間からかけ離れるほど抵抗感が減るというか。しかしだからと言ってゴカイ・イソメ丼は勘弁ですけどNE!

リゼロ2期

 次は「Re:ゼロから始める異世界生活第2期」。第2期4話(通算29話)まで視聴しました。主人公ナツキスバルの鬱陶しさに耐えられなかった人も多いようですが、耐えた人には高評価の作品です。主人公がどん底から這い上がる系というと「盾の勇者の成り上がり」なんかもありますが、「盾の勇者」が序盤どん底に落ちて以後這い上がる過程を描いたのに対して、リゼロの場合は中盤でどん底に落ちるので、それまでの過程でスバルの醜さ、みっともなさなどがこれでもかと描かれるので、耐えられなかった人の気持ちも解ります。

スバル(笑)

 正直どん底から這い上がった後は見れる人物になったはずだったのですが、2期冒頭で「やっぱウザいな」と思ってしまいました。結構時間が経過して、スバルが這い上がった過程がうろ覚えになったからでしょうか?

ナツキ親子

 4話(29話)では唐突に異世界に飛ばされる前のスバルの日常が描かれ、スバルの両親とか生い立ちなんかが判ったのですが…これでスバルが理解できたかというと、「うーん」という感じですね。どうやらパパンが近隣の有名人で、幼少期は基礎力のみで活躍できて「さすが息子さん」とか思われていたけど、その後何ら努力をしなかったので、勉強でも運動でもどんどん追い抜かれて「あれ?」という展開。そこで努力する方向には行かず、突飛なことをして人を驚かせるという方向に行ってしまい、最終的に周囲からドン引かれてしまったという。

スバル全盛期

 こういう人、案外ヒキニートの中にはいるのかも知れないなあと思ったり。それでも最盛期が小学校低学年は流石に(笑)。せめて小学校時代は続いて欲しいですな。両親がいい人だということは良く判りましたが。

エミリアとスバル

 つい見てしまったWikipediaのあらすじで今後の展開が大体判ってしまいましたが、スバルをどんなにウザく描いてもおつりが来るくらいに苦難の連続なので、ここまで視聴出来た人は十分今後も視聴できるような気がします。というか、主人公を好人物にした場合、ここまで苦難を与えると非難が作者に向かうので、敢えて主人公をウザくしたのではないかと思ったり。

俺ガイル完序盤感想

 最後に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。4話まで視聴しました。人気シリーズの第三期にして完結編な訳ですが…5年の間隙はあまりに大きくはないかい?

モテモテヒッキー

 もうね、声優さんたちも年を取ったけど、視聴者も年を取ってしまいましたよ。いろんな事情があるんでしょうけど。「ちはやふる」でも感じましたが、間隔が空きすぎると色々変わってしまうんですよね。あれほど好きだった作品、キャラへの気持ちまでも。

結衣と八幡

 ヒッキーこと比企谷八幡を巡る雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣(今更だけど二人ともアマンダラ・カマンダラ的な名前ですな)の三角関係にも何らかの決着が付きそうですが、やっぱり結衣が負けちゃうのかな的な展開になっています。何となくだけど東山奈央は負けヒロインを演じるケースが多いような。けなげなんですけどねえ。

眼鏡の雪乃

 一方はやみん演じる雪ノ下雪乃にも「お家の事情」があり、八幡といちゃつく暇もないみたいですが、2期終盤に見せたそれまでと全然違うダメダメな感じは払拭し、一回り大きくなったような気がします。流石5年経過しただけある(笑)。しかし物語の時系列では2期ラスト長後から始まっているので、ここまで精神的成長を遂げる暇がなかったような気も。

涙の結衣

 まあラストに向けて青春の切なさとかやるせなさをこれでもかとぶっ込んできそうな気がしますが、そもそもがそういう作品なので、悔いの無いように後腐れ無くぶっ込みまくって欲しいものです。

母と姉

 何気に思ったのですが、雪ノ下一族、はやみんの他、ママンのCVが井上喜久子、姉のCVが中原麻衣ってどんだけ豪華メンバーなんだ。これでまだ見ぬパパンのCVが速水奨あたりだったらシビれまくりですな。ちなみに由比ヶ浜ママンも大原さやかなのでこれも素晴らしい。雪ノ下パパンと由比ヶ浜パパン、どっちになるのがいいか悩みますが、キャラの性格的には由比ヶ浜家の方がいいかな。いくら17才ボイスでも雪ノ下ママンの「女帝」キャラはちと厳しいです。美人は美人なんですけどね。

雪ノ下ママン
由比ヶ浜ママン

 あんなに慕ってくれるんだから結衣でいいじゃんとおじさんは思ってしまいますがね。雪乃がダメというわけじゃないですが、漏れなくあの姉と母がついてくるんじゃなあ…。人生にまで干渉してきそう。間(?)を取っていろはにするとかね。個人的には前生徒会長の城廻めぐりが好きでした。

一色いろは
城廻めぐり

2020年春季アニメの感想(その3):イエスタデイをうたって/グレイプニル/プリンセスコネクト!Re:Dive

夜の街

 7月に入りまして今年も早くも後半戦に突入。今年は新型コロナウイルスのせいで慌てふためいているうちに半分終わってしまった感じがします。しかもここに来て再流行の兆し。いくら規制解除されたとはいえ、いきなり夜の街に繰り出して濃厚接触の挙げ句感染するとは、若い人は元気ですねえ。そんな風に思うと言うことは「俺もロートルって事か…」(byサウス・バニング)

サウス・バニング

 それでは最後の春季アニメの感想です。まずはもっと早くやれば良かったんですが、まさかこれで終わっているとは思わなかった「イエスタデイをうたって」。てっきりもう1話やると思ったのですが…本当にこれで終わりなの?

イエスタデイをうたって感想

 いわゆる「なろう系」の対極にある作品で、「快力乱神」は一切語らないというスタイルです。孔子か。奇跡も魔法もないんだよ。なのでどこにでもいそうな人々のどこにでもありそうな話が展開されていきます。主人公や2人のヒロインが、日常的な問題に直面し、一進一退を繰り返しながら、じぶんたちの未来を少しずつ手探りしてゆく人間ドラマです。

リクオとハル

 “ここではないどこか”や“見たことのないなにか”が見たくて「なろう系」を見るわけですが、さすがに「なろう系」ばかりを見ていると食傷気味になるので、こういうお漬物系というかお茶系の作品も見たくなるわけですね。しかし…登場人物達にどれも共感できなかったという。

リクオ

 せめて主人公リクオくらいは感情移入したいのですが、就職活動もせずに大学を卒業してフリーターとして特に目標もないまま過ごしているあたりがもうダメ。

あの頃のまま

 ブレッド&バターの名曲「あの頃のまま」みたいですが、青春時代を引きずってバンドをやってる「木ノ下さん」ならそれでいいのですが、目標が何もないあたりがもうね。働かなきゃ食っていけなかったこちとらからすればふざけんなよという感じです。

上手くいくかと思われたが

 それでもカメラが好きだったということで、写真スタジオに正社員として就職することになりましたが、だったらカメラが好きで云々という話が最初から欲しかったですね。何か唐突というかとってつけたようにこの話が展開されたのがどうにも。おそらく原作はかなり長いのに無理矢理1クールに押し込んだせいなんでしょうが、展開的には昔から片想いしている森ノ目榀子(しなこ)が高校教師なので、バランスを取るために「俺、正社員になる!」をやったかのような印象です。

烏を連れたハル

 そんなリクオにどういう訳が好意を寄せるハル。カラスを連れた不思議少女で、「女子高生の無駄づかい」のバカあたりが妄想する「面白れえ女」が具現化したような感じです。でも恋愛的には一途で健気で、そのギャップが良いと言えば良い、悪いといえば悪い。恋愛観もぶっ飛んでた方が面白かった気がします。

面倒くせえ女

 そしてリクオの想い人・榀子。美人だし料理上手だしいかにも良妻賢母風なんですが…こいつは面倒くせぇッー!

こいつは面倒くせえッー!

 こんな面倒くせえ女には出会ったことがねえほどなァーッ!過去の恋愛で面倒くさくなっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての面倒くせえ女だッ!

リクオとシナコ

 だがわかる。ある種の男達はこういう面倒臭い女にどうしようもなく惹かれてしまうのです。「重力に魂を縛られた人々」のように。作中ではリクオと早川浪(榀子の元カレの弟)がまさにそう。声も花澤香菜だしね、気持ちは解ります。無自覚の魔性の女、それが榀子。恋愛版「チフスのメアリー」とでも言うべきか。

言の葉の庭の先生

 そういえばハナザーさん、今をときめく新海監督作品「言の葉の庭」でも先生を演じてましたね。きっと榀子はこの先体育教師と恋愛して振られて学校で生徒からいじめを受けて飲んだくれて四国に行くんだ。

浪

 最後に早川浪。こいつについてはあまり言うことはありません。一番嫌いなガキです。CV花江夏樹はもったいないと思うほどに。「かくしごと」の十丸院五月はぶん殴りたくなるウザさに演技力を感じさせて貰いましたが、こいつは演技がどうとかいう問題ではなく、キャラがひたすら好きになれませんでした。なんか兄貴が死ななかったとしても榀子をNTRしようとしたんじゃないかと。

面白れえ女ハル

 後半リクオと榀子がどんどん接近していって(リクオが正社員になったのが大きいとしか思えませんが)、ハルの出番がなくなってしまい、このままじゃ三角関係の一角としてあんまりじゃないかと思いきや、ラストで大逆転。といってもハルがサヨナラホームランを打ったとかではなく、榀子とじゃうまくいかないことに気づいたリクオがよりを戻しに来たという。自分でも言っていたけど「あっちがダメだからこっち」的な二股かけた男のずるさみたいなものを思いっきり出していましたが、惚れた弱みか怒りながらも受け入れてしまうハル。それでいいのか…

木ノ下さん

 つーことはリクオ×ハル、榀子×浪ということになるんですかねえ。本人達が良ければ他人が口を出すことではないんでしょうが…だったら最初からそうしろと言いたくなりますが、試行錯誤してあちこちぶつかって自分も他人も傷ついて挙げ句にやっと解る…それが若さなのかも知れません。

リクオの友人夫妻
同僚女教師
女マスター

 リクオと榀子の大学時代の同級生とその妻、榀子の同僚の女性教師、ハルのバイト先の女性マスターなど、周囲を固めているサブキャラの方が魅力的な感じがしました。

しなこと浪

 なお、榀子は恋愛関係ではければいい人だと思いますが、恋愛関係になるととにかく面倒臭そうなので、浪は振り回され続けることでしょう。だがそれも自己責任。

グレイプニル感想

 続いて「グレイプニル」。やけにエロい雰囲気を醸し出していた作品ですが、尻上がりに面白くなっていきました。なぜか着ぐるみ状のバケモノに変身するようになった主人公と焼身自殺を図ったところを主人公に助けられたヒロインが話の中心になっていて、OPの歌詞のように「二人で一つ」になっていきます。

修一

 主人公修一のCVは花江夏樹。本当に出まくるなこの人。主人公の演技は皆が連想する花江夏樹的なものでした。そしてヒロインの紅愛(くれあ)CVは東山奈央。

悪女風紅愛

 かつて「アニゲラ」出演時に悪女を演じてみたいと言っていましたが、まさにこのヒロインは悪女風です。特に序盤は悪女そのものといった感じで、次第に悪女ではないことが判ってくるのですが、敵対者には容赦がなく、人道から外れた行為であっても迷わず実行するあたりはやはり悪女風か。

着ぐるみ修一

 修一が変身する着ぐるみに紅愛が入るのがパターンで、なんとも言えないエロティシズムを醸し出していました。基本紅愛は作品のエロ要員なので、東山奈央のキャラがエロ要員というのも珍しい感じです。

修一の中の紅愛

 ほぼ全ての謎が明らかになる「まどマギ」10話のような展開が12話にあり、なぜ修一が着ぐるみに変身するようになったのかとかが示唆されていましたが、まどマギほどすっきりしていないのと、最終話の描写で、一見普通の少年と思われた修一の不気味さ、奇妙さが恐かったですね。まるで「未来日記」の由乃風。

コインを集める宇宙人

 あと明らかなになった「過去」の話が、突き詰めると“間違って殺してしまって病みました”というもので、ちょっとスケール感の小ささにがっかりでした。やはり連載中の原作を1クールでやると色々無理があるんでしょうかね。

吉岡さん

 個人的に好きなキャラは吉岡さん。修一と紅愛が接近したチームの一員で、能力的には大したことがないのですが、状況的に修一の着ぐるみの中に入ることになり、しかも紅愛でさえしていなかった全裸で入ったことで、心も体も、記憶さえも完全に一つとなりました。

全裸で入る吉岡さん

 紅愛的にはNTR的感覚を抱いて吉岡さんを睨み付けていましたが、これは良いキャラでした。多分普通の状況なら修一は紅愛より吉岡さんと親しくなったんじゃないかと思われます。吉岡さんのCV市ノ瀬加那は「好きな声優さん」で取り上げたいのですが、もうちょっとキャラを見たいところ。

ヤバイ感じのエレナ

 ちなみに本作にもハナザーさんが出演していて、やはり花江夏樹演じる修一と過去に色々といきさつがある模様。花澤キャラ×花江キャラ、つまり花花カップルは最近のトレンドなのか。榀子とはまた違う方向でヤバイキャラを演じていますねハナザーさん。もはや老舗の味。

三船さん
二人で一つ

 ちなみに修一の“日常”を象徴するようなキャラとして三船さん(CV伊藤美来)という子がいたのですが、あまりに活躍の場がなく、紅愛の対抗馬という地位も吉岡さんに喰われてしまったのが可哀想でした。まあ伊藤美来にはコッコロがあるから。

プリコネR感想

 最後に視聴予定になかった「プリンセスコネクト!Re:Dive」。スマホゲームが原作です。スマホゲー由来のアニメは往々にして厳しい評価を受けるのですが、本作はひと味違っていました。一言で言うと「キャラが立ちまくっている」のです。

前作メインキャラ
怪作グラスリップ

 実は昔「プリンセスコネクト!」ってスマホで遊んでいたのです。でも一年ちょい位で終了してしまって。三人のメインキャラを種田梨沙・東山奈央・早見沙織が演じるという豪華キャストだったのですが、可愛いけどイマイチキャラが立っていなかったかなという記憶があります。そういえばこの三人が揃ったアニメで思い出すのは世紀の怪作「グラスリップ」だ(笑)。いや、他にもいろんな作品で共演しているとは思うのですが。

前キャラと新キャラ

 短命で終了した「プリンセスコネクト!」ですが、なんと私の知らないうちに2018年2月から続編「プリンセスコネクト!Re:Dive」が配信されていたんですね。そしてGooglePlayのセールスランキング(7/4付)では3位と大人気作となっていました。

要介護者騎士君

 スマホゲームが原作のアニメは、キャラが多すぎる、展開が急過ぎる、斜め上過ぎるなど、プレイしている人ならついて行けるけど、未プレイ者には敷居が高い作品が多いという指摘がありますが、本作でも登場キャラが多い点は確かにありますが、わりと把握しやすい形で登場させているのと、とにかくキャラが立ちまくっているので、「あれは誰?」ということが割と少ないです。

恐怖の虫料理

 特に主人公格のペコリーヌ(本名ではなく仇名を気に入って使い続けている)、コッコロ、キャルはキャラが立っていますね。このあたり、「プリンセスコネクト!」の弱点を本気で改善しようとした感じがうかがわれます。反面プレイヤーキャラクターの「騎士君」は記憶喪失状態ということもあって要介護者みたいになっています。

ペコリーヌ

 ペコリーヌはいつも腹ぺこで大食らい、コッコロは11歳にしてバブみに満ち満ちていて、キャルはツッコミ役&ギャグ要員で、秘密も抱えていて苦悩しまくるという演者的においしいポジション。

コッコロ

 コッコロはやばいなあ。全国百万人の「バブみを感じてオギャり」たいオノコ達を惹き付けて止まないのではないでしょうか。きっとシャアあたりは「コッコロは私の母になってくれる女性だ」と言い切るでしょう。コッコロのバブみはララァなど比較になりませんし。

コッコロにバブみを感じるシャア

 ボーヴォワールの「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と記していますが、バブみというのも後天的なものなんでしょうか。それにしても11歳にしてもバブみに満ちる環境とは一体…。弟妹が一杯とか?やはりバブみとは、先天的に持っている資質なんじゃないかという気もするのですが…

コッコロ役の伊藤美来

 コッコロのCVは伊藤美来。「グレイプニル」では目立ちませんでしたが本作ではバリバリ目立っています。声優ユニット「StylipS」のメンバーですが、最近は活動していないようですね。この人も「好きな声優さん」で取り上げたいのですが、出演数がまだまだ足りなくて。特に私の視聴する作品に出ていないんですよね…

キャル

 そして「このすば」のカズマ並に酷い目に遭い続ける不幸キャラ・キャル。“ムシ料理”が蒸し料理かと思いきや思い切り「虫料理」で、ペコリーヌに無理矢理食べさせられたり、仲間のために犠牲になって怪しい病院の治療を受けたり。主人公の「騎士君」がほぼ役立たずなので、キャルがいないと物語が回らなくっています。

キャル役の立花里香

 CV立花里香は私は本作で初めて知りました。昨年プロ野球選手と結婚していますが、声優としての経歴は短いけど年齢は結構いっているんですね。

ペコリーヌの涙

 「このすば」風ドタバタコメディ風で展開していった本作ですが、終盤シリアス展開となり、ペコリーヌの正体などが判明しますが、普段脳天気なキャラがシリアスになると落差が大きいですね。普段明るく陽気なキャラが涙を流すとインパクトがあります。

コスプレをする中の人達

 往年の「8時だョ!全員集合」前半コントでのいかりや長介の挨拶「おいっす!」を多用する(お前、年はいつくだ)ほか、「やばいですね」が口癖のペコリーヌは、食べるだけでなく、料理も得意というのがいいですね。CVはM・A・O。本当に売れっ子だなこの人。


正妻ユイ 

 他のキャラの人気と言うこともあるんでしょうが、この3人のキャラが立ちまくっているのがヒットの要因なのかも知れません。でも騎士君の正妻はユイ(CV種田梨沙)だと思うのですけどね。ペコリーヌやキャルは彼に恋愛感情を持っているように見えないし、コッコロは完全に“母”なので愛情一辺倒。

虫料理地獄
虫を食わされるキャル
キャルは犠牲になったのだ

 終わり方が「俺たちの戦いはこれからだ!」的なのは、ゲームが継続中である以上仕方ないですが、ゲーム未プレイの視聴者をして「プレイしてみようかな」と思わせるものがありました。現に、私が始めてしまいましたから(笑)。ま、無課金路線ですけどね。
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