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2024年冬季アニメの感想(その3):佐々木とピーちゃん/薬屋のひとりごと/僕の心のヤバイやつ 第2期

北上展勝地の桜

 桜の花がほころんで、枯木に緑が芽生えだしてきました。4月に入ってエアコンのスイッチを入れなくなり、電気代は助かっていますが、夕暮れ時になるとちょっと薄ら寒さを感じたり。春ですねえ。

佐々木とピーちゃん感想

 春季アニメも始まっているので、冬季アニメの感想はちゃっちゃと終わらせましょう。まずは「佐々木とピーちゃん」。杉田智和と悠木碧の共演です。杉田智和としては早見沙織と共演するほうが嬉しいかもですが、仕事的には悠木碧の方がかみ合うような気がします。変に私情が挟まらないせい?文鳥の鳴き声も悠木碧が出しているのだとしたら、「さすがこども先生!」と言いたいところです。

ピーちゃん

 転生して文鳥になった異世界の賢者が疲れた中年サラリーマンと出会うことから始まる本作は、タイトルこそあまり長くありませんが「小説家になろう」に連載されていた「なろう」系。大人の社会人が主人公というところが従来の「なろう」系とは異色な点かと思いきや、「なろう」系の集大成のような作品でした。

異世界で金儲け

 まずピーちゃんのおかげで魔法が使えるようになった佐々木、異世界往来も可能となり、貿易でウハウハ&異世界でスローライフという路線に進みます。ありがちではありますが、それはそれでいいかなと思いきや。

エルザ

 現世では異能力者がはびこり、これに対抗する政府機関まであって、佐々木の魔法も異能力の一種とみなされスカウトされることに。そしてなぜか異能力者を敵視する魔法少女もいたりして。異世界でも戦乱だの王国の後継者争いなどがあり、全然スローライフではなくなっていきます。

新展開

 あっちでもこっちでも大忙しの佐々木氏、異世界王国での悶着をとりあえず押さえ、現世でも襲撃してきた魔法少女を撃退して大物異能力者を仲間にし、一件落着となりましたが、今度はお隣さんの中学生が悪魔と接触することに。天使と悪魔のデスゲームというさらに新たな展開が?というところで1期は終了しました。

星崎さん

 本作には異能力者の先輩星崎さん、異世界王国の貴族の娘エルザなどヒロイン候補がいますが、一番可愛いのはお隣さんの中学生だと思いました。親にネグレクトされていて可哀想だし、ちょっとヤンデレ風味だし、CV鬼頭明里だし。

二人静

 一番パートナーとして頼りになるのはロリババア合法ロリの二人静という異能力者ですが、いずれにせよ佐々木氏は誰とも恋愛関係になる感じではないですね。もうピーちゃん好きのまま行って欲しい。

社会人佐々木

 ピーちゃんは魔法バリバリの賢者だけあって、問題の解決も魔法一発という「なろう」系らしい手法を選びがちですが、佐々木氏はまっとうな社会人だけあって穏健な解決法を選択しています。このあたり、若い「なろう」系好きの視聴者には物足りないかも知れませんが個人的には視聴を継続できる大きな要因でした。



 お隣さんについてはあまり多くの描写はなく、いつもドアの外で座り込んでいる感じでしたが、お隣さん視点のボイスコミックでは非常に悲惨な境遇にあることが判ります。これは冴えない中年の佐々木氏に依存してヤンデレ体質になってしまいますわ。「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」みたいに家に上げてやれば…とも思いますが、一応保護者(クズ母)と住んでいる訳だし、出来ないですよね。

マジカルピンク

 こちらもあまり描写は多くありませんでしたが、異能力者を激しく憎む魔法少女もホームレス生活をしているようなので、その背景とかが描かれたらかなり悲惨なのかも知れません。首に巻いているマフラーは自分を魔法少女にした妖精の毛皮だとか言っていましたが、その妖精とやらがキュゥべえのような輩なのだとしたらグッジョブと言いたいですね。

お隣さん

 これだけ詰め込んで破綻しなかったのはまあすごいのですが、個人的には第一部異世界編、第二部異能力編、第三部魔法少女編みたいになっていた方が良かったなあと思います。せっかく面白くなってきた展開がぶった切られて全く別の話になるというのを繰り返すのはどうもおじさんにはついて行きにくくて…

薬屋のひとりごと感想

 続いて「薬屋のひとりごと」。中華風帝国の後宮を舞台としたミステリー&ラブコメということになるのでしょうか。中国だとしてらどの時代辺りなのかとか気になりますが、中華料理が中国料理とイコールではないように、中華風帝国も中国の歴史的王朝とはイコールではないのでしょう。

本性の猫猫

 本作も原作は「小説家になろう」に連載されていた小説ですが、「なろう」系としては“玉”の部類ですね。主人公猫猫(マオマオ)のモノローグが多い作品ですが、またも悠木碧が大活躍。「蜘蛛ですが、なにか?」といい、モノローグ声優と呼びたくなります。すごいぞおいちゃん、さすがこども先生。

後宮の殺人事件

 リアルこども先生猫猫が、次々にまき起きる後宮での怪事件の真相を暴いていくという展開。かのシャーロック・ホームズは探偵に必要な資質として「観察力・推理力・知識」だと言っていた(不幸にしてどの作品で言っていたのか忘れました)のですが、猫猫の場合、知識は家業の薬屋に由来する薬害関係からですが、観察力と推理力は天性のものと言って良いでしょう。

養父と猫猫

 なんで一介の薬屋の娘が?と疑問に思うようになる頃、第2クールで猫猫の出生の秘密が明らかになっていきました。薬屋が養父だったので別に父親がいるとは思っていましたが、異能の軍師にして将軍の漢羅漢でした。

羅漢
鳳仙

 そして母は花街の妓女・鳳仙。今では梅毒で廃人状態になっています。終盤その経緯についても語られ、まあ猫猫がこういう資質を持った人物であることに説得力が出ましたね。

躑躅を吸う二人

 そして猫猫の相方(?)となる壬氏(ジンシ)。この人も上級宦官と思いきや、それどころではない高貴の生れで、何者で何のために宦官の振りをしているのかまでははっきり語られませんでしたが、皇帝の一族であることは間違いないでしょう。“P.S.元気です”の人が演じるはずでしたが、10年不倫のせいで交代。まあこの役はやらせられないでしょうな。後宮に数多いる美女に手を出しちゃいけないんだから(笑)。

後宮
花街の猫猫

 第2クールで毎回巻き起こる大小様々な事件は、一つ一つは何の関わりもないようでいて、実はある大きな目的(壬氏殺害)を目指していた…という展開は「なろう」系とは思えない出来映えでした。犯人は判っています(逃げたけど)が、黒幕につていは定かになっていません。新任の淑妃・楼蘭(ロウラン)妃の実家じゃないかという気がしますが。2期は絶対あるはずなので楽しみにしていましょう。そういえば「佐々木とピーちゃん」も2期決定らしいので、あおちゃんは左うちわですね。それも彼女の実力あってのことですが。

僕ヤバ2期感想

 最後に「僕の心のヤバイやつ 第2期」。「葬送のフリーレン」「弱キャラ友崎くん」「薬屋のひとりごと」と豊作だった冬季アニメのナンバーワンは本作ではないかと思います。第1期は2023年春季アニメで、あまり間を空けずに制作できたのも良かったですね。

僕の心のヤバイやつ2

 主人公が中学2年生のラブコメということで、1期はラブより完全にコメディ寄りでしたが、2期は完全にラブよりになりました。ストーリーといいキャラといい作画といい、非常に高クオリティだったので、世界的に評価されるのもむべなるかな、です。

僕の心のヤバイやつ3

 恋は人を変えると言いますが、陰キャでヘタレの市川京太郎がここまでイケメンムーブをするようになるとは。かつては陽キャでリア充の山田杏奈に殺意を抱いていて、それが心の“ヤバイやつ”なのかと思っていましたが、実は心の中の自分「イマジナリー京太郎」こそがヤバイやつだったという。

イマジナリー京太郎

 イマジナリー京太郎はやたらイケメンでCVも福山潤なので某ルルーシュみたいな雰囲気になっていましたが、彼との対話により、やたら行動派になる京太郎。そこまで変わったのならそりゃあ上手くいくわけですが、普通はそれが出来ないんだよなあ。

こういう頃が懐かしい色を知る年齢か

 ヒロイン山田杏奈も、1期ではみかけは大柄美少女なのにそれにそぐわない奇行の数々が面白い女の子でしたが、2期ではすっかり恋する乙女化して。もうちょっと奇行多めの方が良かったな、おじさん寂しいなとか思ってしまいましたが、これが“色を知る年齢”になったということなんでしょう。

半沢ユリネ

 3年生に進級してクラス替えがあって、当然のように同じクラスままの二人。新メンバーも登場してきたのでもっと活躍して欲しかったのですが…。特にCV上田麗奈の、半沢ユリネという美少女は、山田杏奈のライバル的存在になるのかそれとも意地悪とかするのかと思ったら、恋を知る前の山田杏奈的な幼さのある子でした。そこはさあ、せっかく上田麗奈なんだから狂乱させようよとか思わんでもないですが…ま、まあ清楚系もお手の物ですから。

山田母

 個人的に好きなのは山田母。なぜならCV皆口祐子だから。名前は「さなえ」らしいけど明示されていないのが悲しい。1期ではちょっとだけしか出ず、しかも教育ママ的な雰囲気だったのですが、2期では結構出てきてしかも優しい人だったので非常に嬉しかったです。皆口さんを起用してくれるならどんな役でもいいので、「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の色ボケ王妃レイナでも嬉しかったのですが、まっとうな人物であればなおさら。ま、レイナ王妃の喘ぎ声とか「ドエム~」というセリフもあれはあれで良かったんですけどね。速水奨と皆口裕子が絡むちょっとエッチなボイスドラマとかどうですかね。

水色のカチューシャ

 ぜひ新キャラも活躍させる第3期を作って欲しいですね。京太郎と杏奈、ちょっとラブラブ過ぎるので、いきなり監督に昔の新海誠を起用して「秒速5センチメートル」的展開にしてしまうというはどうでしょう。大人になってから踏切で杏奈とすれ違え京太郎!あるいは杏奈が芸能活動をしているので「水色のカチューシャ」(by小林千絵)のような展開とか。売れなかったけど、好きな歌だったんですよ。

チビ杏奈
チビ京太郎とお姉ちゃん

 本編と関係ないですが、EDのチビ杏奈が滅茶苦茶可愛いですね。両親に愛されて育ったんだろうなあ。京太郎もお姉ちゃんに溺愛されていたみたいで、それはそれで。というかこの二人、家族とか周囲はいい人ばかりで恵まれていますね。やたら杏奈に絡んでいた「ナンパイ」こと南条ハルヤも実はそんなに悪いやつではなかったし。

OPの二人

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2024年冬季アニメの感想(その2):弱キャラ友崎くん 2nd STAGE/異修羅/葬送のフリーレン/望まぬ不死の冒険者

夜桜

 すっかり春の陽気になりました。東京では桜も開花したそうで、桜前線が仙台を訪れるのも秒読みといった段階でしょう。新年度を目前に迎え、引っ越し業者の皆さんは大忙しのようです。引っ越しを伴う転勤の人達は慌ただしいことでしょう。私は今回残留なのでのんびりしたものですが。

弱キャラ友崎くん

 それでは2024年冬アニメの感想の続きを行ってみましょう。まずは「弱キャラ友崎くん 2nd STAGE」。人生をクソゲーだと思っていたオタク高校生が、リア充JKのスパルタ指導により変わっていく作品の2期です。主人公友崎自身は1期で見かけ上のリア充になっていますが、今期は周囲を変えていく感じになりました。

夫婦漫才

 友崎はスマブラがモデルとみられるアクション神ゲーム「アタファミ」で日本一の座をキープし続けていますが、毎回のサブタイトルはなぜかRPG的な傾向があります。友崎がゲーム全般を愛好しているのなら別になんとも思わないのですが、アタファミ以外をプレイしている場面はなかったので、アクションゲームに即したサブタイトルを付ければいいのにとか細かいことを思ったりしました。

いじめ、かっこ悪い

 2期は前半と後半で二分され、前半はクラス内のいじめ問題編、後半は文化祭編でした。いじめ問題編は、仲間と共にいじめ首謀者を攻撃すれば簡単に解決するようにも思えますが、いじめられる側のキャラ変とか、クラスの雰囲気の変化など、国際紛争の解決にも似た迂遠な手法が取られていました。いじめられる側にも問題がある、なんて安直に言うと叩かれるでしょうが、当人がそれを自覚していて自分を変えたいと思っているのであれば話は別です。

魔王葵

 友崎としてはクラスの世論を味方につけてなるべく穏便な形で解決しようと思っていましたが、リア充人生の“師匠”である日南葵が思いも掛けずいじめっ子を打ちのめすような形で一気に処理してしまいました。葵はいじめについてはかなり思うところがあるようですが、彼女が努力に努力を重ねてリア充JKとしてあり続ける理由もそこにあるような。かつては“妹達”だったのが今は“妹”という辺りにヒントがありそうです。が、今後葵の“魂の救済”といった話になるとしても今の友崎では無理な話なので、3期の制作を希望します。

負けヒロインみみみ

 後半の文化祭編は、同時に友崎の付き合う相手を決めるという話でもあり、“みみみ”こと七海みなみと菊池風香のどちらかに絞って最終的な選択というところまで行きました。友崎は自己肯定感が相変わらず低いのですが、これまでの行動から女性陣には結構好意を持たれており、望むのなら他の女の子でもいけそうだったかも知れませんが、展開的にこの二人に絞るのは妥当な所でしょう。

また勝ったかやのん

 で、最終的に菊池さんを選んだ訳ですが、これも妥当でしょうかね。みみみもとっても良い子なんですが、菊池さんは友崎が根暗オタク時代から好意的だったし、相手が悪かったとしか。しかしみみみ、生徒会長選では葵に敗れ、恋のレースでも菊池さんに敗れ、典型的“負けヒロイン”化してしまった。友達としてはすごく良い子なんですけどねえ。まあ私でも(選べるのであれば)菊池さんでしょう。「無職転生」に続きまた勝ってしまったCV茅野愛衣は勝ちヒロイン声優。勝ったなガハハ。
 
泉優鈴

 中村と付き合いだした泉優鈴(「ゆず」と読む)をNTRという手も個人的には好きなんですが…ストーリー展開が無茶苦茶になってしまう(笑)。ただ、最終的に「実はお前が」とか言って葵を選ぶという展開は実はあるかもと思っていました。しかし二人の関係はあくまで師匠と弟子だったか。友崎にはもったいないほどの良い友人である水沢が葵のことを好きだと言っているので、これも選んでしまうと後々禍根を残しそうではありましたが。

水沢と友崎

 この水沢という存在が友崎リア充化に非常に大きい影響を与えていると思います。バイト先も一緒だし。葵師匠の指南はもちろんですが、水沢が友崎をなぜか(笑)高く評価してくれ、親しく付き合ってくれたというのが友崎のキャラ変成功の大きな要因となっていました。3期ではそんな水沢の恋の成就と、その前提となる葵の“心の解放”がテーマになる…なんてのは穿った見方でしょうか。

異修羅

 次は「異修羅」。世界の脅威だった魔王が何者かに倒された異世界。魔王を倒した勇者は不明ですが、異世界転移者を含む「修羅」と呼ばれる強者が多数残っていました。修羅達を戦わせて最終的に勝ち残った一人を勇者と認定すれば良い…

黄都の女王様
目が据わってる女王様

 実はこの方向性、最後の最後にCV石見舞菜香の王女様の言葉により実現に向かうことになったようで、異修羅同士の最大トーナメントは2期以降に開催される模様です。では1期では何をしていたのかというと、ほぼ異修羅達の“全選手入場”に費やされていた感じでした。特に前半はほぼそれでした。

星馳せアルス

 しかし2期から始まるであろうトーナメントを前に、今期でも異修羅同士の戦闘は発生しており、異修羅として紹介された中の4人が既に散ってしまっています。ワイバーンの異修羅同士の戦いは、やるんじゃないかと思ってたら本当にやりました。トーナメントのワイバーン枠は一つしかなかったのか(笑)。森久保祥太郎が福山潤に敗れてしまいました。

世界詞のキア

 普通に考えれば神のごとき存在である「世界詞のキア」(CV悠木碧)が最強だと思いますが、まだ幼くて自分の能力に関する自覚がないので、思わぬ不覚を取ってしまうのではないかと。

柳の葉のソウジロウ

 1話から登場し、相手の攻撃に絶対に先手を打てる「鵲のダカイ」を倒した「柳の剣のソウジロウ」(CV梶裕貴)も優勝候補に思えますが、途中で戦っていた「音斬りシャルク」という槍使いのスケルトンには結構苦戦していたので果たしてどうなるか。

ヒステリックユナ
怖いユノ

 この世界では異修羅に限らず人々は全員二つ名を持っていて、その人物の性質を端的に表しているようです。普通の女学生だったユノにも「遠い鉤爪のユノ」という名前があります。ユノはCV上田麗奈で、弱者を省みない強者(つまり異修羅)への強い憎悪を抱いていて、時折狂乱するのですが、上田麗奈の狂乱演技が実に良いので、ユノにはしばしば修羅場をぶつけてやって欲しいです。

葬送のフリーレン

 続いて「葬送のフリーレン」。2023年秋季からの連続2クールでした。物語はまだ終わっていないので、2期も早く制作して欲しいですね。

勇者ヒンメル一行

 勇者ヒンメル一行が魔王を倒しておよそ80年後。勇者一行に加わっていた魔法使いのエルフ“葬送のフリーレン”は魔法収集のための旅を続けていましたが、ヒンメルの死の際に、自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付き、人間を知るために諸国をめぐる旅に出ることに。今の目的地は死者の魂と対話できる場所・オレオールがあるという大陸北端の地・エンデです。

勇者ヒンメル

 大陸北部には魔王の城があり、今も残存する魔族と北方諸国が激しく戦っています。そのため通常の人間の通行は禁止されており、一級魔法使いの動向が必須とされています。物語は、北方に向かうフリーレン一行の結構のんびりした旅が描かれつつ、時折強力な魔族との戦闘があったり、一級魔法使いになるたけの試練を受けたりというイベントが発生します。

アウラ
首切り役人

 前半の山場は魔王直下の大魔族「七崩賢」の一人「断頭台のアウラ」とその配下との戦いでした。アウラも配下(首切り役人)も魔族としては整った顔立ちをしており、言葉巧みに人間側に和睦を申し入れて防護結界を解除させようとしていました。首切り役人はフェルンとシュタルクに倒され、アウラもフリーレンに倒されますが、その過程の描き方が非常に良かったですね。アウラなんか物語の展開的にはちょい役なのに、公式の第2回キャラクター人気投票でフリーレンを押さえて2位になっています。1位は勇者ヒンメルで既に故人ですが、しばしばフリーレンの回想に登場するのでまるで生きているかのよう。

フェルン
ユーベル

 3位はフェルンでこれもまあ…と思いますが、4位が人を殺すことを何とも思っていなさそうなユーベルなんですよね。フリーレンはまさかの5位。ユーベルのCVは長谷川育美で、「弱キャラ友崎くん」では“みみみ”こと七海みなみを演じていますが、まるで別人。

フリーレンチーム

 ともあれ、アウラはメ〇ガキのような容姿、CV竹達彩奈の演技、悲惨な末路など非常にキャラが立っていたので人気になるのもむべなるかな。「ヒンメルはもういないじゃない(だから実質私が1位)」「アウラ、(投票結果を)辞退しろ」など、名言迷言が飛び交いそうです。

フェルンチーム

 後半の大半は一級魔法使い選抜試験でした。シュタルクは遊んでいましたが、フリーレンとフェルンが試験に挑みます。一級魔法使いがいないとこれ以上北には行けないので、どちらかはどうしても合格しないといけません。

ゼーリエ

 フリーレンの実力は一級魔法使いを超えていますが、臨時にチームを組んだ人間の魔法使いを導いたりと、それなりに得るものはあったでしょう。でも大陸魔法協会のドンにしてフリーレンの師匠フランメの師匠であるぜーリエからは不合格にされていました。「師の師は我が師も同然」(by白鳥星座の氷河)なのにフリーレンに敬意がなかったからでしょうか。でもフェルンが合格したので旅は続けられます。フェルンからするとゼーリエは師の師の師になっちゃいますね。

ラント

 一級魔法使い選抜試験受験者は揃いもそろって変な連中ばかりでした。普通のキャラでは一級にはなれないのかも知れません。そういえば比較的まともな連中は大体不合格になっていましたっけ。分身の分身まで出して替え玉受験していたラントは特に妙。でも合格しているし(笑)。

フリーレンの旅

 2期は旅の続きになるんでしょうが、いつ制作されるか。原作が結構休載を繰り返しているとかいう話なので、しばらく待たないといけないのかもですね。ヒンメル一行の過去の旅とかでもいいんですが。

望まぬ不死の冒険者

 最後に「望まぬ不死の冒険者」。ミスリル級冒険者を目指して10余年。銅級でくすぶり続けるレントはお馴染みの迷宮で未開拓の隠し通路を発見します。喜んで探索していると、龍のような怪物に襲撃され、気がつけばスケルントンになっていました。

龍には見えないが

 スケルトンは不死(アンデッド)の魔物ですが、最弱クラス。飲食の必要はなく、寝なくてもいいでしょうし、毒とかは効かなそうですが、戦いに負ければ普通に死にます。そういう意味では不死というよりは死に損ないとでも言った方がいいような。絶望するレントですが、魔物は魔物を倒し続けると“存在進化”して上位の魔物になれるという話を思い出し、他のスケルトンを倒し続けていたら、グールになりました。

転生したらスケルトンだった件
グールに進化

 変装して旧知の魔法師の家に居候して別名義で冒険者となったレントは、さらに存在進化をして人間に戻ることに希望を託して依頼をこなしていきます。最終回では吸血鬼(レッサーヴァンパイア)になり、ほぼ人間の姿に戻りましたが、変装用の仮面が呪物だったせいで外せないままです。

ロレーヌ宅に居候
ロレーヌ

 冒険者としてはうがつの上がらなかったレントですが、実は新人教育や誰も受けない依頼の消化などを献身的に行ってきたことでギルドからの評価は高く、いなくなったことを非常に惜しまれていました。正体を明かした魔法師のロレーヌはもとより、ギルド職員のシェイラにも正体を感づかれ、顛末を明かすことに。

シェイラ
長谷川育美

 このシェイラ、生前のレントに好意以上のものを持っていた気配もあるのですが、CV長谷川育美なんですね。みみみ、ユーベル、シェイラと同時期に3人のキャラを演じ分けていたとは。そしてそれを全部見ていた私。「ぼっち・ざ・ろっく!」では陽キャの人気者喜多ちゃんを演じていたし、ブレイクするのでは。というか、もうブレイクしているのか。

はやみんボイスの美女
ラトゥール家当主

 「なろう」系作品ですが、そうは思えないほど丁寧な展開をしており、「俺ツエー」もないのでそこはいいのですが、丁寧すぎて謎が謎のままになってしまっています。レントをスケルトンにした龍のような怪物は何者なのか、ダンジョンの未踏破領域で出会ったCVはやみんの女性は何者なのか、膨大な魔導具を所有するラトゥール家とは何なのか。2期を制作してくれるなら現段階で全部秘密のままでもいいのですが、果たして2期は制作されるのかな。

リナとレント
リナ再登場

 序盤、あまり口が回らないグール状態のレントが出会った駆け出し冒険者のリナがその後どうなったのか、再登場しないのかと気になっていましたが、銅級昇格試験で一緒になってレントが導いたライズとローラと最終回で一緒に登場し、パーティーを組んでいるらしいことが明らかになって一安心でした。

ここまで戻ったレント

2024年冬季アニメの感想(その1):真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd /SYNDUALITY Noir 第2クール/姫様“拷問”の時間です

春の訪れ

 名残の雪と呼ぶには結構な大雪が降ったりしたので桜の開花が予報より遅れたりしましたが、今日の天気から察するにさすがにもう大丈夫でしょう。ミノフスキー粒子(スギ花粉)が戦闘濃度で散布されているので目がかゆくてくしゃみがでまくりですが。

武蔵邂逅

 そうそう、早春イベントは完遂した「艦これ」ですが、武蔵が欲しくて掘りを行おうかどうしようかと迷っていたところ、本日何年ぶりかで大量の資材を消費するため「艦これ」唯一のガチャ要素とも呼ばれる「大型艦建造」を行ったところ、2回目で待望の武蔵(2隻目)と邂逅することができました。「フッ、随分待たせたようだな……。」のセリフが泣かせます。これで大和も武蔵も2隻体制に。

コマンダンテスト

 通常海域の2-3でも、おフランスの水上機母艦Commandant Teste(2隻目)と邂逅できました。節分期間から継続している限定邂逅だったようですが、確率0.3%以下なので全く期待していなかったので驚きました。水上機母艦は空母を出撃させられない海域で制空権を取るときなどに重宝するのですが、コマちゃんは4スロで搭載機数が多いので大変ありがたいです。こうなると1隻しかいないAtlantaの2隻目がますます欲しくなりますね。Atlantaは建造不可なので、やはり掘るしか…

ダンジョン飯

 世間も春になり、冬季アニメは続々と最終回を迎えていますので、恒例の感想を行ってみましょう。なお、「ダンジョン飯」は連続2クールらしいのでもちろん視聴は継続しますが今回感想はパスで。2クールで完結するかどうかは判りませんが、少なくとも私が以前漫画喫茶で読んだあたりまでは行きそうです。原作は完結していますが、漫画喫茶へ行かなくなったので結末は知りません。話が進むにつれ飯要素は減っていった気がしますが。

真の仲間2nd

 まず「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd」。まさか2期が制作されるとは思っていませんでしたが、それ以上に視聴するとは思わなかったです(笑)。

ラベンダ
ヤランドララ

 1期では名ばかりの賢くないクズ賢者のせいで勇者パーティーが崩壊し、しまいには勇者が勇者を辞めてしまうというオチでしたが、魔王を倒した後ならともかく、“中退”してしまったので魔王とその軍勢の脅威はそのまま。一応スローライフをおくっている田舎町ゾルタンが襲われたら戦うという“専守防衛”的意識はあるようですが。

スローライフ中2

 勇者とか武闘家といった加護は至高神から与えられたものと考えられおり、加護を無視しようとすると加護が示した役割の通りに行動するように強い欲求(衝動)が生まれるそうですが、勇者であった主人公の妹ルーティーは1期でのあれやこれやで勇者の加護から完全に解放されたため、至高神としては座視できないだろうと思ったら、新たな勇者が出現しました。

サイコパス勇者ヴァン

 この新勇者ヴァンがやたらいけ好かないキャラなんですが、「なろう」系の勇者は大抵クズなので今更驚きません。こいつを叩き伏せるという展開かと思いきや、作品が主張する「スローライフ」のせいか、叩き伏せつつ教導するという展開になっていました。なんとなくヴァンには勇者として魔王軍と戦って貰おう、そして我々はスローライフを満喫しようという自己中的な意図をそこはかとなく感じたりして。

ラブラブな二人
リットと婚約指輪

 勇者と言ってもパーティーは必要だし、ゾルタンには元勇者をはじめ元勇者パーティーが死んだ賢者以外は揃っているので、いっそ同行してやれよと思ってしまいます。魔王を倒してからスローライフするというのじゃいけないのだろうか。まあ私のご贔屓声優の一人高尾奏音が演じるヒロインリットが可愛いのと、最近出演作品を見る機会が増えているのはいい傾向だなと思います。昔からいる声優さんのようでいて、まだ21歳なんですよね。

ティセ

 お気に入りキャラはルーティの相棒格のティセ。アサシンの加護を持ちますが常識人な暗殺者。「うげうげさん」という名の蜘蛛(こいつもただ者じゃない)を使役しています。ツンデレ抜きの釘宮理恵がやたら可愛い声で演じていて、とってもキュートです。彼女を仲間に加えたのは、ダメ賢者唯一の功績。

SYNDUALITY Noir 第2クール

 次は「SYNDUALITY Noir 第2クール」。メディアミックス作品で、メインはゲームだと思われますが、まだ完成していないようですね。作画崩壊もなく、キャラデザインやメカデザインも悪くなく、どこといって欠点はないんですが、なぜか物語世界に没入できないという不思議な作品でした。ながら見するにはいいのですが。

分離したノワールとミステル
デイジーオーガアルター

 科学文明が一度崩壊して再建の途上にある世界で、人間と“人類の良き隣人”とされる人間そっくりなアンドロイド・メイガス(某キャラ曰く“計算人形”)が、崩壊後の世界に跋扈するエンダーズと呼ばれる異形と戦い続けています。メイガスを従え、クレイドルコフィンというロボットを操り、エンダーズと戦うドリフターは人類世界再建の希望的存在ですが、「ファイブスター物語」の騎士とファティマ、そしてモーターヘッド(今はゴティックメード)を思わせます。

クレイドルコフィン戦

 メイガスはドリフター以外でも所有可能なようですし、パートナーのいないメイガスもいます。また歌手をやっているメイガスもいますが、その真価はクレイドルコフィンの操縦にあるみたいです。ま、ファティマに比べるとやたら人間臭い印象ですが、こんな精巧なアンドロイドを作る技術が残っているのに、衛星軌道までロケットを打ち上げることは出来ないというのがなんとも。

ヴァイスハイト
シエル

 ストーリーは結構ありがちな展開で、メイガスなき世界を作ろうとするラスボス・ヴァイスハイトとの戦いで決着を迎えますが、なぜ彼がメイガスをとことん嫌っていたのかの理由が不明のままでした。過去にメイガスが反乱を起こしたせいで文明が崩壊したとか、説得力のある理由があれば良かったのですが。実はヴァイスハイト自身が特殊なメイガスで、他のメイガスを排除して自身が人類を支配しようとしていた…なんてどうでしょうか。

コクピット内

 クレイドルコフィンはGTMやモビルスーツほど巨大ではなく、装甲騎兵(AT)か、それよりやや大きい程度で、ドリフターとメイガス二人乗りには小さすぎる気もしますが、メイガスがやっていることは完全にファティマと同じで、乗り込む場所は別ながら、操縦時はコクピットのドリフターのそばに寄り添うように姿が投影されるので、GTMより楽しいというか心強いかも知れません。ただし美少女型・美女型なら、ですが。おっさん型とかだとあんまり嬉しくない(笑)。

イストワール

 主人公カナタが親子二代で目指した夢の楽園イストワールがただの人工衛星だったのがちょっとがっかり。せめて月にある都市とかであって欲しかった。まあこの世界が地球の未来の姿なのかどうか不明だし、月のような衛星があるのかもわかりませんが。

姫様ウソ絵捕まった姫様

 今回最後は「姫様“拷問”の時間です」。王女にして国王軍第三騎士団長の姫は、その肩書きに違わず驚異的な戦闘能力の持ち主で意思を宿した伝説の聖剣エクスの所有者でもありますが、なぜか魔王軍の虜になってしまいます。

拷問される姫様
屈する姫

 そして囚われの姫に日々繰り返し行われる凄まじい“拷問”の数々。…というと18禁作品とかなら色々いけない展開(主に性的な)を想像をしてしまいますが、本作では美味しい料理だったりモフモフ小動物だったり面白そうなゲームだったりで、国王軍の秘密を話すと楽しみ放題。

トーストパーティー
拷問の真相

 毎回“拷問”に屈して国王軍の秘密を話しまくる姫。そして“拷問”を心ゆくまで堪能してしまいます。が、せっかく入手した秘密は無駄知識で全然役に立たなかったり、有益な情報の場合も魔王があれこれ難癖付けて利用しなかったりで役立った実績なし。

聖剣エクス
捕虜とはいったい

 そもそも姫様、聖剣はいつもそばにあるし、軟禁みたいな状況なのでその気になればいくらでも逃げ出せるはず。そもそも遊園地に遊びに行ったり運動会を見物に行ったりと外出もあまり制限ないし。でも厳しい教育を受けていた王女時代や死線を潜る日々だった国王軍時代よりも今の方が絶対楽しいので、積極的に帰る気はない模様。次の“拷問”は何だろうと心待ちにしている様子。聖剣エクスもそんな姫にツッコミを入れているばかりでなく、自身が“拷問”と称してメンテされて秘密を話したりして。

拷問官
魔王

 魔王軍側も拷問官がトーチャー以下全員いい人ばかりで、事実上全員姫様の友達。魔王もかつて国王軍最高戦力である「勇者」の攻撃を全て耐え抜き、退けたという実績があるので強さは本物のはずですが、別に人間を憎んでいる訳でも本気で滅ぼそうとしている訳でもない様子。なんで戦っているだろう?

姫様“拷問”の時間です

 原作は「少年ジャンプ+」で連載中で、無料公開もされているのでまったり楽しむことができます。100%優しい世界なので、最初はこの調子で1クール保つのか、飽きちゃうんじゃないかとも思いましたが、“拷問”にもいろいろバリエーションがあって飽きないもんですね。魔王を“拷問”するとか訳の分からない展開もありましたし。拷問とはなんぞやと独眼鉄先輩のように問い詰めたくなりますが。

独眼鉄先輩

 この人も鎮守直廊三人衆の中では一番まともそうだったのですが、話が進むにつれヤバイキャラ化していき、天挑五輪を経て鎮守直廊三人衆最弱に堕ちて行きました。まあ鎮守直廊三人衆は全員大したことないんですが。邪鬼と死天王はともかくとして、他に人材はいなかったんかい男塾三号生。

鎮守直廊三人衆


視聴予定の2024年春季アニメ:やたら第3期作品が集中してしまいました

卒服

 ミノフスキー粒子(スギ花粉)降り注ぐ春の日。巷は卒業シーズンですが、小学校を卒業する女の子の“卒服”なるものがあるそうです。私の頃は中学校の制服一色だったんですが、変われば変わるものです。考えてみれば小学校の卒業式に中学校の制服を着ていく義務はない訳ですが…そもそも中学・高校ではその学校の制服のまま卒業式に出てましたしね。別途式服を用意する余裕がなかったということも理由かも知れませんが、気に入った卒服を着て思い出にするというのもいいのかも知れませんね。

春季アニメ一覧

 3月も中旬ということで、そろそろ来季のアニメを見繕っていきましょう。続編が多い傾向は続いているようですが…。例によって原則五十音順です。

怪獣8号

 「怪獣8号」。原作は松本直也が集英社の配信サイト「少年ジャンプ+」で連載中の漫画です。「少年ジャンプ+」からは私が大好きだった「サマータイムレンダ」をはじめ多数の作品がアニメ化されていますが、「怪獣8号」は「SPY×FAMILY」と並ぶ看板作品のようです。

怪獣8号その2

 日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた日比野カフカは、いつしかその夢を諦め、怪獣専門清掃業で働いていた。「二人で怪獣を全滅させよう」 かつてそう誓い合った幼馴染の第3部隊隊長・亜白ミナの活躍と、防衛隊を目指す後輩・市川レノとの出会いをきっかけに再び夢を追い始めるカフカ。しかしその矢先、謎の小型怪獣によって強大な力をもつ“怪獣に変身”してしまう!「怪獣8号」と名付けられ日本中から追われる存在になったカフカは、それでも防衛隊員への夢を諦めず、怪獣災害に立ち向かうのだった――という作品だそうです。

このすば3

 「この素晴らしい世界に祝福を!3」。「なろう」系の傑作コメディの第3期です。劇場版「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」も見ましたが、スピンオフははっきり言って面白くなかったので1話切りしてしまいました。余談ですが、クズとポンコツばかりの本作キャラで、私が好きなのはゆんゆんです。2期は2017年冬季だったので、ずいぶんと間が空きましたね。

このすば3その2

 交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍幹部を討伐したり、たまに死んだり……。そんなある日、紅魔の里から帰還したカズマたちのもとに、手紙が届く。その内容は、王女アイリスが、魔王軍幹部を倒したカズマ達の冒険譚を聞きたいというもの。護衛兼教育係のクレアとレインを伴い、アクセルの街を訪れた王女アイリスは、カズマ達パーティとの対面を穏やかに終えたと思いきや――― 「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!?カズマが目を開けると、そこはなんと王都!アイリスに乞われて滞在するうちに、王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。しかし、ちょうど同じころ、王都では義賊が暗躍する事件が起きていて――!?…という作品だそうです。ほぼストーリーが判ってしまった(笑)。

転スラ3期

 「転生したらスライムだった件 第3期」。こちらも「なろう」系の名作。石多めの玉石混交の「なろう」系ですが、見限れないのは本作のような“玉”がたまにあるためです。2期は分割2クールで2021年冬季と夏季に放映されました。

転スラ3期その2

 クレイマンを倒し、正式に魔王となったリムル。魔王たちの宴(ワルプルギス)を経て、リムルの支配地域はジュラの大森林全体に広がった。その影響で各種族の代表が挨拶しに殺到することが予想されならばいっそのこと魔王リムルのお披露目と、テンペストの新規住民獲得も兼ねた「開国祭」の開催を思いつく。一方、魔物を敵視するルミナス教の総本山・神聖法皇国ルベリオスでは、聖騎士団長・ヒナタがリムルのメッセージを受け取る。しかしそれは、何者かによって改竄された宣戦布告だった。テンペストにヒナタが向かっていると報告を受けたリムルの決断はーー。真の敵と味方を見極め「人魔共栄圏」という理想を追い求める、リムルの新たな挑戦が始まる…という展開だそうです。

ユーフォニアム3

 「響け!ユーフォニアム3」。原作は武田綾乃が宝島社から刊行している小説です。第2期は2016年秋季放映だったので、こちらは「このすば」以上に間が空きました。8年経ったら高校生達はみんな20代半ばだぞ。

ユーフォニアム3その2

 高校3年生になり、部員90人超となった北宇治高校吹奏楽部の部長に就任した、黄前久美子。久美子たち3年生にとっては最後となる吹奏楽コンクールを控え、練習にも熱が入る。悲願の「全国大会金賞」は達成できるのか?部長として踏み出した久美子、高校生活最後の熱い青春を描く!…という展開だそうです。もう先輩達はいないのか。となるとファイナルシーズンでしょうかね。

変人のサラダボウル

 「変人のサラダボウル」。原作は平坂読が小学館ガガガ文庫から刊行するライトノベルで、コミカライズもされています。ジャンルは群像喜劇だそうです。

変人のサラダボウルその2

 貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢ったのは、魔術を操る異世界の皇女サラだった。なし崩し的にサラとの同居生活を始める惣助だが、サラはあっという間に現代日本に馴染んでいく。一方、サラに続いて転移してきた女騎士リヴィアは、ホームレスに身をやつしながらも意外と楽しい日々を送る。前向きにたくましく生きる二人の異世界人の姿は、惣助のほか、鬼畜弁護士、別れさせ工作員、宗教家といったこの地に生きる変わり者達にも影響を与えていき――という展開だそうです。異世界からこの世界に転移してくる話のようです。

魔法科高校3

 「魔法科高校の劣等生 第3シーズン」。2期の「来訪者編」は2020年秋季アニメでした。2021年末の「追憶編」も2期の範疇だったのでしょうか。

魔法科高校の劣等生3その2

 魔法。それが現実の技術として確立されてから約一世紀が過ぎていた。国立魔法大学附属第一高校、通称“第一高校”にとある兄妹が入学する。魔法師として致命的な欠陥を抱える劣等生の兄・達也。すべてが完全無欠な優等生の妹・深雪。二人の学生生活は激動に次ぐ激動の日々だった。政治結社《ブランシュ》の襲撃。九校戦への香港系国際犯罪シンジケート《無頭( ノー・ヘッド・)竜(ドラゴン)》の介入。大亜連合軍の横浜への侵攻。人の精神に取り憑いて変質させる魔物パラサイトの出現。そしてUSNA軍魔法師部隊スターズ総隊長アンジー・シリウスことアンジェリーナ=クドウ=シールズの来訪。波乱に満ちた一年が終わり、二年生になった二人の生活も少しずつ変化する。四葉家から使わされた桜井水波が達也たちと同居することになり、達也は新設された魔法工学科、通称《魔工科》に転科する。 深雪と共に平穏な学園生活を送るはずだったが それを世界が許すはずもなく…。そして、──波乱の日々が、再び幕開く…という展開だそうです。1期2期のあらすじまで乙。

無職転生Ⅱ第2クール

 「無職転生Ⅱ~異世界行ったら本気だす~第2クール」。「なろう」系の星、「無職転生」の第2期後半クールです。第1期も分割2クールでしたね。2期の前半クールは2023年夏季放映でした。季節を二つ空けてくるのがお約束みたいですが、クオリティ維持のためにはそれくらい必要なのかも知れませんね。

無職転生Ⅱ第2クールその2

 2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー…って、今季のあらすじは全くないぞこれ(笑)。

ゆるキャンseason3

 「ゆるキャン△ SEASON3」。これも3期。今季はやたら3期目の作品が目に付きます。本作など芳文社の漫画雑誌連載作品のアニメ化は、「きらら」系と呼ばれて一世を風靡しましたが、最近は勢いを失っているような。第2期は2021年冬季アニメだったので、3年ぶりですね。後半は伊豆キャンを続けていましたっけ。

ゆるキャンseason3その2

 伊豆でグループキャンプを楽しんだ、なでしこ、リン、千明、あおい、恵那。その後もキャンプ熱が高いままの五人は、山梨や静岡で、それぞれのアウトドアを楽しんでいく。
リンは、なでしこの幼なじみ・土岐綾乃と大井川周辺をツーリングキャンプ。なでしこは、ツーリング中のリンたちと合流するために、電車で一人旅。千明、あおい、恵那は、突発で山梨北部へバスキャンプに出かけていく。五人は各地でこれまでの経験を活かしながら、時にはノリと勢いでピンチを乗り越えて、思い思いのキャンプを満喫。そんな「たのしい、更新中」の、なでしこたちが紡ぐ、アウトドア系ガールズストーリーの新しい幕が上がる…とのことです。本作はとにかくのんびりまったり楽しんでてくれれば。

ワンルーム、日当たり普通、天使つき。

 「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」。原作はmatobaがスクウェア・エニックスの「月刊少年ガンガン」で連載中の漫画です。単行本6巻だと1クールギリギリな感じもしますが。

ワンルームその2

 高校1年生になり、一人暮らしを始めた徳光森太郎。ある日、ベランダを覗くと清楚で可憐な女の子「とわ」が眠っていた。どこか天然だけど、間違いなくいい子な彼女。その正体は――「天使」だった。行くあてもないとわと始める、とっても甘くて、とってもピュアなワンルーム生活。森太郎は、無垢な天使と少しずつ心を通わせていくけれど……。さらなるワケあり少女が次々と現れて!? 天使と高1男子が織りなす癒やされ同居ラブコメ、開幕!…ということです。これはハーレム展開な予感。

超豪華なリザーバー

 これで9作品。ちょっと少なめな感じもありますが、評判を聞きつけて見始める作品もあるかも知れません。最後に例によって“超豪華なリザーバー”を4本。これの元ネタは「グラップラー刃牙」の「最大トーナメント編」冒頭の全選手入場シーンのアナウンスなんですが、もう30年位前なんですね。

Unnamed Memory 

 「Unnamed Memory」。タイトルは短いですが「なろう」系作品です。絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代に、魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女の出会いが“魔女の時代”に変革をもたらし、やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになるそうです。やはり魔女が登場する「はめつのおうこく」があんまりにもあんまりだったので、ちょっと魔女ものにアレルギー。

THE NEW GATE

 「THE NEW GATE」。これも短いタイトルの「なろう」系作品。オンラインゲームに閉じ込められてデスゲームという展開は「ソードアート・オンライン」みたいですが、その後ゲーム世界が現実になったような異世界に飛ばされるそうです。

終末トレインどこへいく?

  「終末トレインどこへいく?」。水島努監督のオリジナル作品です。タイトル的には「少女終末旅行」を連想しますが、さてどうなんでしょうか。水島監督は傑作「ガルパン」や「SHIROBAKO」などを手がけていますが、それで期待していたら「迷家-マヨイガ-」なんて迷作もぶちかましてくるからなあ。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 

 「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」。タイトルの長さ的にどう見ても「なろう」系なんですが、実は非「なろう」系のライトノベル。以前コミカライズ版をちらっと呼んだ記憶がありますが、最近はラノベのタイトルが長くなって、「なろう」系のタイトルが短くなる傾向でもあるんでしょうかね。

2024年冬季アニメ序盤の感想(その3):SYNDUALITY Noir 第2クール/望まぬ不死の冒険者/異修羅/佐々木とピーちゃん

節分猫

 本日節分。明日は立春なので、暦の上では冬は今日までということになりますが…寒いですね。関東では降雪なんかはむしろ2月が本番という感じでしたが、東北はどうなんでしょうか。春は春で花粉症なんてやっかいなものがあるので、雪さえ降らなきゃ冬のままでも…なんて思ったりもしますが、個人がどう思っていようが、地球の公転は止まることを知らないのでした。

SYNDUALITY Noir 第2クール序盤感想

 冬季アニメ序盤の感想も最終回。まずは分割2クールの後半である「SYNDUALITY Noir 第2クール」。4話(通算16話)まで見ました。第1クールは2023年夏季アニメでした。

カナタとノワール

 主人公カナタが探し求める夢の楽園「イストワール」はどうやら宇宙にあるということが判明し、物語は佳境に入ってきました。決してつまらなくはないんですが、のめり込むこともないという不思議な作品です。

クレイドルコフィン デイジーオーガ

 以前から設定が「ファイブスター物語(FSS)」に似ているなと感じていて、ドリフターは騎士、パートナーのメイガスはファティマ、クレイドルコフィンはゴティックメード(モーターヘッドにはもう戻らないのでしょうね)に当てはまると思います。

ミステル

 カナタの相棒であるノワールは第1クール最終版でミステルという別人格に変貌。ミステルに言わせるとノワールはセーフモードだそうですが、このあたり、ファティマ・エストのシークモードだったバーシャに似ているなと。ではカナタはヨーンなのかといえば、ミステルになってカナタに毒づきながらも相棒を辞める気配はないので、そうはならない模様。

黒仮面

 ただ、ノワール/ミステルは重要な鍵を握るメイガスらしく、黒仮面の男(が属する謎の組織)から引き渡しを迫られているので、黒仮面=黒騎士、謎の組織=バッハトマといった構図もあったりして。ということで、なんちゃってFSSとして視聴しているのですが、そんな物好きは私だけかも知れませんね。作風は全然FSSと違うし。

ノワールを消せない

 4話で完全にミステルの人格がノワールと入れ替わるという流れになって、ノワール消滅の泣かせにかかる演出がありましたが、結局のところ消えませんでした(笑)。もう通常時ノワール、戦闘時ミステルで使い分けろカナタ。どっちもCV古賀葵だし。
 
望まぬ不死の冒険者序盤感想

 「望まぬ不死の冒険者」。序盤感想は書いたものの、「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」を3話で視聴打ち切りにした(4話を見る気にならなくなった)ので、リザーバーから昇格しました。3話まで視聴。

主人公レント
天使のようなドラゴン

 神銀(ミスリル)級冒険者を目指して苦節10年、未だ銅(ブロンズ)級冒険者のレントは、それでもめげずにダンジョン探索。捜索し尽くされたはずのダンジョンに未発見の通路を発見し、勇んで向かったところ、ドラゴンのような怪物に遭遇、あっさり瞬殺されてしまいます。が、なぜかアンデッドモンスターのスケルトンとして復活。

スケルトンになってしまった
スライムも倒す

 生きている魔物が弱肉強食状態にあるのは、まあ自然の摂理かと思いますが、アンデッドはものを喰う必要がないので、仲間同士相争う必要はないはず。しかし、この世界ではなぜかアンデッド同士も闘争島倉千代子です。この世界では魔物は別の魔物を倒すことで進化するらしく、それはアンデッドも例外ではないとか。他のスケルトンを倒しまくったレントは、グールに進化。一応肉体を持てたことでマトラの街に戻って旧知の学者ロレーヌを頼ることに。

グールに進化
ロレーヌとレント

 転生したらスライムになったり剣になったり、「なろう」系作品では様々なものに転生していますが、異世界転生ではなく同じ世界に違う姿で蘇ったという点が異色です。そのままアンデッドモンスターとして進化を続けて、いずれはヴァンパイアとかリッチといった高位モンスターを目指すのでしょうか。死の支配者(オーバーロード)になってアインズ様とか呼ばれたりして。

ここまで進化すれば

 しかしモンスターとして進化し続けても人間には戻れないような。やはりレントをスケルトンにした竜のような怪物(見かけはあまり竜っぽくない)と再び出会って倒すなり降伏させるなりしないといけないように思えますが、アンデッドになってからの方が強くなっているらしいので、正体を隠しつつアンデッドを続けた方が神銀級冒険者になれたりして。

異修羅序盤感想

 「異修羅」。「月刊モー想科学」を1話切りしたのでリザーバーから昇格。4話まで視聴しました。タイトルはとても短いですが「なろう」系です。

バトル会場

 魔王が倒された世界。しかし魔王を倒した勇者は誰か不明。ポスト魔王世界で黄都とリチア新公国という人間同士の対立が深まる中、「修羅」と呼ばれる強者達の殺し合いが行われ、最終勝者が勇者になるそうです。今のところ「グラップラー刃牙」の「最大トーナメント編」の“全選手入場”が描かれているところなんですが、まさか全選手入場で1クール終わったりしないでしょうね。

ユノさん

 本作の特徴としては、登場キャラに二つ名があることが挙げられると思います。「客人」と呼ばれる異世界転移者が多いと思われる「修羅」に二つ名があるのは、圧倒的強者なのでまあわかりますが、たいしたことないキャラでも二つ名を持っているようです。上田麗奈演じる女学生ユノにも“遠い鉤爪”という二つ名がありました。

ゴーレム
迷宮ゴーレム
百合世界かと思ったら
狂乱ユノさん
狂乱ユノさんその2

 1話でサクラ大戦の光武みたいな形の金属製ゴーレムが多数出現し、人間を殺戮しまくり、遂にはダンジョンそのものが巨大なゴーレムとなって立ち上がり都市を崩壊させます。そんな中百合っぽくなってた友達を惨殺されて発狂寸前のユノの狂乱演技を上田麗奈が見事にやってのけ、それで視聴を決定したのですが、その時現われて巨大ゴーレムを瞬殺してみせた“柳の剣のソウジロウ”。柳生新影流剣士のようで、もう彼が勇者でいいんじゃないかと思いましたが、その後次から次へと強者が登場するので、まさに“全選手入場”状態なんですよね。

柳の刃のソウジロウ
世界詞のキア

 今のところ4話に登場した“世界詞のキア”の言葉で世界の理を自在に操る力がまさに神のごときで最強なんじゃないかと思いますが、こういうキャラが往々にして一回戦で負けたりするのがトーナメントのお約束。早くトーナメントを開催して欲しいのですが、このペースだと全選手紹介が終了することに終盤が来てしまうような。大丈夫なのでしょうか?

徳川のみっちゃん

 地上最強の男(本作だと男とは限りませんが)が見たい徳川のみっちゃんが待ちきれないですよ。

忙しい佐々木

 最後に「佐々木とピーちゃん」。4話まで視聴しました。冴えない中年リーマンが癒やしを求めた買った文鳥。しかしピーちゃんと名付けた文鳥は実は異世界転生者で高位の賢者でした。ピーちゃんから魔法を習って異世界で商売を始める佐々木。

可愛いピーちゃん

 しかしそれだけに留まらず、しがないリーマンを続ける現世でも異能力者やそれを取り締まる政府機関「内閣府超常現象対策局」の戦いに巻き込まれ、対策局に転職させられるはめになる佐々木。

ドア前のお隣さん
お隣さんを餌付け
ヤンデレの瞳

 もう異世界だけでお腹いっぱいなのに、異能力者が出たり、さらに魔法少女も出たり。隣の部屋に住むJCはいつも部屋の外に放り出されているし。この子、放置子というやつなのか、非常に可哀想なんですが、佐々木がいつもパンやお菓子をあげるのでヤンデレ化している模様。佐々木には全く下心がないので「髭を剃る。そして女子高生を拾う。」的展開はないと思いますが…ヤンデレJCのCVは鬼頭明里なのでこのままでは済まなそうな気が。

異能力者
魔法少女

 ということで「なろう」系要素をぶち込みまくっていて収拾つくのかちょっと心配なんですが、杉田智和演じる佐々木がちゃんとした社会人なのと、悠木碧演じるピーちゃんが可愛い(肉が大好きで嘴でついばみまくる)ので見ます。杉田智和は大好きな早見沙織と共演するより、“こども先生”とう妙なあだ名をつけて対立関係(笑)にある悠木碧と共演する方が合ってる感じがしますね。

ピーちゃん

 余談ですが杉田智和は共演した女性声優によくあだ名をつける人で、悠木碧の“こども先生”の他、同期の高橋美佳子には“ミカコング先輩”、後藤邑子には“ゴットゥーザ様”、今井麻美には“イマジン”などと付けています。そして本人の好むと好まざるとに関わらず定着しやすいという。しかし近藤佳奈子の“コンドム”はやばい気がします。何がどうヤバいのかと問い詰められるとそれはそれで困るんですが。

杉田智和命名声優

2024年冬季アニメ序盤の感想(その2):僕の心のヤバイやつ 第2期/真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd/姫様“拷問”の時間です

大雪のネコ

 今秋はこの冬最強と言われる寒波が襲来。仙台は一貫して晴天のはずでしたが、押し寄せる雪雲が奥羽山脈を突破したらしく、水曜夜から木曜未明にかけて降雪があり、朝起きたら積雪に驚きました。東北なんだから積雪の2回や3回…とは思いますが、札幌勤務の時と違って雪への備えが全然ないんですよ。まあ結構消えるのが早いのでなんとかなっていますが。凍結路面は怖いですねえ。

僕ヤバ2期序盤感想

 さて冬季アニメ序盤の感想の2回目です。まずは「僕の心のヤバイやつ 第2期」。3話まで視聴しました。そういえば市川君も冬休みの1期終盤で雪で滑って転んで骨折していましたね。2期に入って3学期に突入。

わざとらしく見つける

 見かけは大人びた美人の山田杏奈、しかし中身は天真爛漫かつ天然で美少女らしからぬ行動を繰り出しまくっていてギャップ萌をおびき寄せるタイプ。1期はそんな二人のぎこちない接近ぶりが描かれていましたが、2期ではやたらと急接近。

秋田犬マスコット

 市川が買ってきた秋田のお土産(秋田犬キーホルダー)に“秋田犬太郎”と名付け(“犬次郎”は市川が持ってる)たり、なくして探し回って泣いちゃったりして。

泣く杏奈
もう付き合ってるだろ

 見かけと違ってまだ子供っぽさがある杏奈。市川も一緒に探して発見しますが、杏奈のその喜びようたるや。もうそれは完全に恋ですね。

お風呂タイム

 風邪引いちゃうからと杏奈の家に招かれ、入浴までしちゃう市川。“山田の匂いが充満している”とかヤバイこと考え出しますが、それは多分シャンプーとかボディーソープの匂いだから。

ラッキースケベ

 ついでに昼ご飯に鍋までごちそうになって、その上ラッキースケベもあったりして。このまま二人きりなら急接近モードに突入なんですが、二人はまだ中学生。それはまだ早いって。

山田ママ

 山田ママご帰宅。杏奈の部屋に隠れる市川。山田ママは1期でも三者面談の際に登場しましたが、なんか怖い感じでした。CV皆口裕子なので、ヒステリックでもなんでもいいから再登場して欲しいと思っていましたが、願いが叶って早くも登場。

必死にごまかす杏奈

 部屋に突入してきたママを必死にごまかす杏奈。市川は杏奈のベッドに入って女の子のふり。こっちこそ“山田の匂いが充満している”だろう。山田ママ、自宅では全然厳しくなくて良かった。皆口ボイスはやはり優しい方がいいです。

山田パパ

 ついでに山田パパも初登場。いやこの見てくれは不審者というかなんというか。着替えに杏奈の体操着(山田のゼッケン付き)を着ているのをばっちり見られてしまった市川。

義理チョコ作り

 さらにバレンタインデー前に山田一派と義理チョコ作りに参加することになる市川。山田ママは中学生男子の出現に興味津々ですが、萌子の彼氏とかごまかします。が、そのごまかし方は杏奈に効く。

山田両親と正面から

 ついでに自宅にいた山田パパも登場。山田両親と正面から向き合うことになる市川。結婚の挨拶か。杏奈の背の高さはパパ似だったんですね。

なんだこの絵面は

 ゲーム対戦相手を欲していた山田パパ。しかしなんだこの絵面は。たまげたなあ。止めてくれ山田ファミリー。このフォーメーションは市川に効く。

顔はママン似
実はイケメンパパ 

 杏奈、背はパパ似、顔はママ似かと思いましたが、髪を上げたらパパも結構イケメン。おまけにCV細谷佳正。山ほどアニメキャラを演じていますが、私としては「刀語」の鑢七花や「ゴールデンカムイ」の谷垣ニシパが印象的ですね。ゴールデンカムイでは能登麻美子(のキャラ)と契り、本作では皆口さんと夫婦。羨ましい限り。

素敵な皆口ボイス

 声優だからいろんな役やるのは当然だし、「陰の実力者になりたくて!」のレイナ王妃みたいなおバカ+エロい演技もいいのですが、やはり皆口裕子には山田ママのようなちゃんとしたお母さん役の方がいいですね。とにかく2~3話で皆口ボイスをたくさん効かせてくれただけで私は本作を評価しますよ。この後パパとママの“夜の営み”を見てしまう杏奈なんて展開は…ないでしょうねえ(私は一向に構わんッッ)。

真の仲間2序盤

 「僕ヤバ」は面白すぎて力が入ってしまいましたが、続いて「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd」。3話まで視聴しました。私の好きな高尾奏音がヒロイン・リットとして登場しています。高尾奏音も地力はあるのにいまいち人気作にはまれず…という人なので、ここらでブレイクして欲しいもの。

リット

 タイトル長過ぎですが、「真の仲間じゃない」と言っていたのは賢者アレスだけで、他のメンバーは誰もそうは思っていなかったという。本作の世界では加護という名の神から与えられた天性のスキルを持っており、大半は職業を補正する程度ですが、主人公レッドの妹ルーティーに与えられた「勇者」の加護などはすさまじく強力な反面、人間性を喪失することになり、加護というより呪詛のようになっています。

ラブラブな二人

 賢者アレスにしても「賢者」という加護を与えられただけで、第三者視点では全然賢くなく、承認欲求の塊みたいな存在に堕していました。ルーティーは悪魔の加護の影響で生まれた第三の加護の影響により「勇者」の加護から解放され、兄レッドやリットと一緒に平穏に暮らせるようになりました。しかし第二夫人の座を狙っていたりとちょっと不穏。

第二の勇者
スローライフぽい

 魔王を倒さぬままに勇者がいなくなってもいいのかと思っていたら、第二の勇者ヴァンが登場。なんとなくルーティーと遭遇する展開のようですが、今後どうなるのか。スローライフを自称しながらスローライフにならない展開は1期と同様なんでしょうか。一応3話は村祭りだったのでスローライフっぽかったですが。

ヤランドララ

 1期では顔見せ程度だった旧勇者パーティー一行のハイエルフ・ヤランドララが本格的に登場。武闘家のダナン、アサシンのティセもいて、クルセイダーのテオドラはヴァンのそばにいるので、旧勇者パーティーは死んだ賢者以外全員揃った感じです。それだけいればなんとかなりそうですが、何はともあれ魔王が健在なので、スローライフのためには抜本的問題を解決しないといけない気がします。

拷問の時間です序盤感想

 今回最後は「姫様“拷問”の時間です」。3話まで視聴しました。王国の姫にして国王軍第三騎士団長という肩書きは、いわゆる姫騎士というやつですね。エロゲーでは敵(主にオーク)に捕まってあれやこれやと性的な意味で酷い目に遭う展開がお約束ですが…

くっ殺せ

 シチュ的にはこんな感じですかね。姫騎士や女騎士の当初のセリフは「くっ殺せ!」がお約束。略して「くっころ」。「この素晴らしい世界に祝福を!」でダクネスが叫んでいたのには笑いました。あの人はドエム(ケツハットではない)なのでガチ拷問(含む性的)どんとこいでしょうが。

栄光の姫様1
栄光の姫様2
囚われの姫様

 本作では魔王軍に捕まってしまった姫様、国王軍の秘密を話すよう、“拷問”を受けることになってしまいます。常識外れの身体能力や戦闘技術を有し、その気高さと強固な意志で騎士団を率い、幾多の戦場を駆け死線を潜ってきたという姫様。果たしてどんな苛烈な拷問を受けることになるのか。

拷問タイム
姫様は屈しない

 アツアツのトーストにバター。たこ焼き。こってりラーメン。食い物ばっかかと思いきや、友達とゲーム、もふもふなペット、バブみを感じてオギャりたくなる母性の抱擁、そしていたいけな幼女。次から次へと繰り出される数々の恐ろしい“拷問”に屈しまくる姫様。

バタートースト
たこ焼き
ラーメン
モフモフで遊ぶ
バブみを感じてオギャる姫様

 国王軍の「秘密」をしゃべった後は楽しいパーティータイム。もう敵も味方もなくどんちゃん騒ぎです。どんちゃん騒ぎで「どんちゃ、どんちゃ」というオノマトペを使うのは初めて見た(笑)。

トーストパーティー
ゲームでノリノリ

 ……ということで、“拷問”という名の誘惑にあっという間に堕ちていく自堕落でおバカな姫様を生暖かい目で見守る作品です。姫様のCVは白石晴香。一緒に牢にいる伝説の聖剣エクス(主にツッコミ役)のCVは小林親弘。このコンビといえば、北海道や樺太の荒野をさすらっていた「ゴールデンカムイ」のアシリパと杉元ですね。

姫様とエクス

 あの二人がこんなにポンコツになって。姫様のみならずエクスもツッコミしかしないし剣のくせに寝るし。しかしあの強い姫様をよく捉えたな魔王軍。想い重りのついた足かせをさせていますが、自分で外せるし、外出もさせて貰える姫様。なんとなれば聖剣がそばにあるのでいくらでも暴れられそうですが、多分魔王城で“拷問”を受けている方が幸せなような気がします。

姫様は話した

 “拷問”に使われる食べ物がまたリアルに描かれているので、視聴者の方が深夜の飯テロという拷問を受けているという気もしますが、本作があるせいで魔物料理を繰り出す「ダンジョン飯」が飯テロアニメと言われずに済んでいる(のか?)ような気も。ラーメンや小籠包があるということは中華系世界なのだろうか。しかしたこ焼きも某夢の国もあるようなので、日本系世界というべきか。

 ネットで無料で見られる原作も見てみましたが、姫様は拷問官と言う名の友達とキャッキャウフフと遊んでいるだけじゃないか。白石晴香がとびっきりの汚い声(すいません)を出す本作、誰もがまったりと見られる良作なんですが、そもそも魔王軍と国王軍はなんで戦っているのでしょうかね。いくら姫様が秘密を漏らしても全然活用できない魔王軍の弱さからして、国王軍が勝つのは時間の問題のような。

2024年冬季アニメ序盤の感想(その1):異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。/弱キャラ友崎くん 2nd STAGE/ダンジョン飯

雨の猫

 朝から雨が降りしきる仙台。まさに「暗い日曜日」です。買い物に行くのも大変でしたが、雪でなくて本当に良かった。この降水量で雪だったら翌日はえらいことです。眺めているぶんには雪も悪くないのですが、生活していくには雪は大敵。

月刊モー想科学

 今年も早3週間が経過。のんびり放映するのかと思っていた冬季アニメも早々から放映開始されましたので、序盤の感想を初めて行こうかと思います。まずは視聴打ち切りから。「月刊モー想科学」は1話で打ち切りました。一言で言えば「思ってたのと違う!」作品でした。登場するキャラが全員うざいのも珍しい。あとリザーバー枠ですが「魔都精兵のスレイブ」も1話で視聴打ち切り。

異修羅

 代わって「異修羅」がリザーバー枠から昇格。まだ2話までしか見ていないので感想は後日にしまずが、1話での上田麗奈のイカレた演技が良かったです、上田麗奈は清楚可憐な役もいいのですが、ヤバいキャラを演じたときのはじけっぷりもいいです。まあ今回はキャラがヤバいというよりはシチュエーションがヤバかったんでしょうけど。目の前で友達が手足を引きちぎられて殺されるなんて…。

望まぬ不死の冒険者

 あとやはりリザーバー枠の「望まぬ不死の冒険者」も2話まで視聴しています。これは何でかと言うと、「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」がちょっと怪しいからです。27歳で過労死した女性が異世界の貴族の娘に転生します。これは「なろう」系では実にありがちな展開です。3話まで視聴しました。

過労死する女主人公
恒例の神様

 転生の際、神様から異世界の人間を滅ぼすべきかどうか判断して貰いたいという無茶な要求をされた主人公。代わりに「可愛い動物をもふもふなでなでしたい」という望みを「人間以外の生物に好かれる」という能力を貰いました。

異世界転生

 ロリ幼女を加隈亜衣が演じているのを楽しく見る、という作品なのかも知れませんが、27歳女性の精神を持っているはずなのに、やたら幼女なリアクションをしているのは、肉体に引きずられているからなのでしょうか。面白いのかと聞かれたらちょっと悩みますね。

モフモフ王国

 かなり手を抜いた感じの作風で、制作会社を調べたら過去に「くまクマ熊ベアー」とか3話で視聴を打ち切った「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」とかを制作しており、ああそういう作風ねと今後の展開にあまり期待が持てなくなりました。まあぼけっと見ていられるようなら視聴を継続しますが。

友崎くん序盤感想

 「弱キャラ友崎くん 2nd STAGE」。3話まで視聴しました。「神ゲー」と呼ぶ対戦型アクションゲームでは最強プレイヤーながら現実では全く冴えない少年だった友崎文也が、リア充の極地のようなクラスメイトの日南葵が彼に次ぐ強さのゲームプレイヤーであることを知り、彼女から人生も「神ゲー」だと言われ、「人生というゲーム」を攻略するべく奮闘していきます。

ヒロイン達

 自称“弱キャラ”な友崎ですが、“天然強キャラ”だと思っていた葵が見えないところでどれほど努力を重ねていたのかを知り、彼女のスパルタな指導で徐々に変わっていきます。1期では陰キャを脱してクラスメイトともかなり溶け込みましたが、今季なその後が描かれています。

女王様
花火

 今のところクラスの女王様キャラによるいじめが問題になっており、1期で友崎が親しくなった七海みなみ(愛称「みみみ」)の友達の夏林花火がターゲットになっています。人生をゲームに例える本作なので、問題解決もゲームに即した発想で行うのが本作の特徴。で、個人的にはこういうスタイルは面白いなと思います。いろいろな人から話を聞いて解決策を編み出すあたり、村人達との会話からヒントを得ていくRPGみたいです。

葵

 「いじめられる方にも問題が」とか言うと昨今では袋だたきに遭ってしまうかもですが、本作ではいじめっ子を絶対悪のように捉えず、クリアするべき「壁」とか「中ボス」のように捉えて攻略法を編み出そうという手法を取っています。その際、いじめられている花火自身が様々な場所と人とぶつかりがちな自分を変えたいと思っていたことから、彼女の性格的な問題点も俎上に載せられ、改善点を探っていきます。

弱キャラ友崎くん 序盤感想

 しかし、こうした友崎の手法に葵は反対のようで、「花火は変わるべきではない」と主張します。花火自身の望みと知り、介入はしませんでしたが、人生をゲームと考えている葵にしては普段と異なる意見を述べているので、彼女の過去と何か関係あるのかも知れません。いずれにせよヒロインしている金元ボイスを聞けるのは耳が幸せです。

ダンジョン飯序盤感想

 「ダンジョン飯」。3話まで視聴しました。原作は全14巻で完結していますが、私はどこまで読んだのか忘れてしまいました。〇〇が××したあたりとか具体的に言ってしまうとネタバレになってしまうし。多分半分くらいは読んだのだろうと思います。

喰われるファリン

 ダンジョン内でパーティーメンバーを救った代わりにドラゴンに喰われてしまった妹を救出するため、再びダンジョンに潜る剣戦士ライオス。ハーフエルフの魔術師マルシルとハーフフットの鍵師チルチャックが同行しますが、資金的問題から食糧を調達できませんでした。ライオスは現地調達、つまりモンスターを食べることを提案。マルシルは激しく拒否しますが、通りかかったドワーフの斧戦士センシがモンスター料理に造詣が深く、同志が出来たことに喜んで仲間に加わります。かくしてモンスターを料理しつつダンジョンを踏破していく4人組。

こいつらを喰う
魔物食は嫌

 モンスター料理に心躍らせるライオスと激しく拒否るマルシルの構図。どこかで見たことあるなあと思ったら、「プリンセスコネクト!Re:DIVE」のペコリーヌとキャルのやりとりそのものでした。プリコネでは魔物料理と呼んでいましたが、ペコリーヌも見慣れないモンスターと遭遇すると食べられるんじゃないかと期待するタイプで、料理の腕もあるのでセンシが合わさっているような。そして全力で拒否るものの美味しいので結局食べてしまうキャルはマルシルそのものです。悔しい…こんな魔物なんか…でも食べちゃう!(ビクンビクン)



 ペコリーヌは「ムシ料理」と称して虫も食べていたので、悪食ぶりはライオスを凌ぐかも。「蒸し料理」かと思ったキャルも絶叫。でも無理矢理食べさせられるという地獄絵図。でも美味しいそうです。

ダンジョン内部構造

 なおこのダンジョン、魂を肉体に縛り付ける強力な不死の術がかけられているらしく、死亡してもダンジョン内なら比較的容易に生き返る事が出来るようになっています。死体が損損傷していると難易度が上がるそうですが、ドラゴンに喰われた人間の蘇生は可能なのでしょうか。みじん切りの死体が蘇生された前例はあるそうですが…。しかしパーティー一行、そこに誰もツッコミを入れていないので、いけるんでしょうきっと。

うわあ…
おいしい!

 魔物への興味と食欲はあっても料理に関する知識も腕もなかったライオスだけなら地獄のような食事になったでしょうが、造詣の深いセンシがコックを買って出たことで、見た目も味もおいしそうな料理になったのが救いです。危うく魔物食でメシテロアニメになるところでしたが、真正メシテロアニメの「姫様“拷問”の時間です」があったせいで逃れたような。

初期組3人
センシ

 ライオスはどんな危機的状況でも魔物食のことを考えたりするサイコパスだし、全体的に危機感とか切迫感がないパーティーなんですよね。でもそののんびり感がいい味を出していると思います。ドラゴンに喰われたライオスの妹ファリンのCVは早見沙織で、出番は1話だけかよと思ったら、ライオスの回想シーンで登場するので今後もしばしば出演しそうです。それに…まあいずれは。

魔物料理その1
魔物料理その2

2023年秋季アニメの感想(その4):最果てのパラディン 鉄錆の山の王/ひきこまり吸血姫の悶々/SPY×FAMILY Season2

成人式

 正月気分抜けやらぬ中の三連休、いいですね。やはり日常への復帰は徐々に行かないと。明日は成人の日ですが、今日式典を行う自治体も多数のようです。夜にハジけたりすることを考えると、明日もお休みというタイミングの方が確かにいいかもですね。

ダンジョン飯

 冬季アニメは「ダンジョン飯」と「佐々木とピーちゃん」(初回1時間)を見ましたが、なかなかいいですね。詳しい感想は序盤感想の時に改めて書きますが、「ダンジョン飯」は原作もそうだけど、真剣なはずなのにやたらとぼけた味を出しまくる主人公のサイコパスぶりがなんとも緊迫感を損なうという。

魔物料理

 だがそれがいい。魔物料理に興味津々ということでは「プリコネR」のペコリーヌと気が合いそう。

佐々木とピーちゃん

 「佐々木とピーちゃん」は異世界・異能バトル・転職・金儲けと色々詰め込みすぎだけど、杉田智和×悠木碧は実にいいですね。おいちゃんに「こども先生」というあだ名を定着させた張本人は彼。高橋美佳子を「みかコング先輩」と呼んだりもしていましたね。妙に上手いんですよね。

放置子お隣さん
ヤンデレなお隣さん

 いつも外に締め出されているお隣りさんの女の子が可哀想すぎるけど、独身のおっさんがうかつに構うと色々問題にされそうで怖いですね。一緒に異世界に行って居場所を探すとか…でもちょっとヤンデレの気配があるんですよね。あとキャストを見たらモブにやたら佐々木さんをキャスティングしてて地味に笑いました。リザーバーの「魔都精兵のスレイブ」も見ましたが、こっちはもういいかな。

鉄錆の山の王感想

 と、冬アニメを語る前にやっておかなければならないのが秋アニメの感想。今回で終わりです。まずは「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」。「なろう」系ですが、「なろう」系らしからぬ正統派のダークファンタジーです。「なろう」系らしさは主人公ウィルが転生者ということですが、正直その要素全くいらないし実際何の役にも立っていません。

成長したウィル

 1期で旅立ちとパラディンとして認められて灯火の河港(トーチ・ポート)の領主となったウィル。日夜発展に尽力していますが、かつて悪魔の王に与し、ドワーフの国を滅ぼした邪竜ヴァラキアカが活発化する気配が。ウィルは故郷奪回を目指すドワーフの王子を仲間に加え、ヴァラキアカ討伐に挑むことに。

ヴァラキアカ
ヴァラキアカ2

 竜というのはだいたいファンタジー世界でも最強格の存在であることが多いですが、本作の竜も神々とタメを張る強さで、善神と悪神の戦いには傭兵となって参戦したりしていた模様。ウィルが信奉する灯火の神グレイスフィールからも戦闘を避けるよう言われたものの、あえて立ち向かうことに。

野郎パーティー2
エルフ娘登場

 その一行は野郎ばかりの男臭いパーティーで、これは主人公以外は女の子で固めがちな「なろう」系パーティーとしては異例中の異例ですね。あんまりにも花がないためか、途中でエルフの女性を助けたりしましたが、やはり仲間には加えず突き進む野郎共。

可愛いヴィ

 死闘の末勝利を収めて凱旋する一行。おそらく討伐行についてはビィに語って武勇譚を歌わせることになるのでしょう。ビィは好きなキャラなので、出来れば同行して貰いたかったのですが、生還の見込みのない危険すぎる旅だったので無理な相談でしょう。ビィも付いて行くそぶりも見せなかったし。

灯火の女神
スタグネイト

 その勇敢さから、かつて分体を倒した不死神スタグネイトからも気に入られてしまうウィル。実はグレイスフィールの姉にあたる女神だったそうで、CVが大久保瑠美になっていました。大久保瑠美というと「なろう」系作品ではギルドの受付嬢ばかり演じているという印象がありましたが、なんと神様に昇格。本作はやはり異色作だ。ウィルには振られてましたが。

ひきこまり吸血姫の悶々感想

 続いて「ひきこまり吸血姫の悶々」。かつては一世を風靡したものの、今や「なろう」系に駆逐されてしまったかのようなラノベ原作作品です。ラノベですがかなり「なろう」系の影響を受けている感じがあり、もはやボーダーレスなのかも知れません。

お目覚めテラコマリ
殺戮の覇者

 六つの種族が国を持ち、常に相争う世界。殺戮は日常のようになっていますが、死んでも確実に蘇生するので、戦争がエンターテイメントになっています。そんな世界で、吸血鬼の国・ムルナイト帝国でも名家の令嬢であるテラコマリが主人公。吸血鬼のくせに血が飲めず、小説家を夢見て引きこもり生活を送っていましたが、ある日突然帝国の将軍七紅天に任命されることに。メイドのヴィルのサポートを受け、はったりばかりで七紅天の仕事に臨みますが、ヴィルの計略や運の良さ、周囲の勘違いが重なって、部下や世間からは「殺戮の覇者」として認識されることに。

コマリ暴走

 テラコマリの周囲からの持ち上げられ方は、昨日取り上げた「ティアムーン帝国物語」のミーア姫に近いものがありますが、大きく異なる部分は、実はテラコマリは血を飲むと暴走状態になって恐ろしく強くなり、文字通り「殺戮の覇者」になってしまうことです。幼少期に暴走を繰り返したため、パパンの催眠誘導により血が嫌いになるように仕向けられていたという。しかしひよっち演じるカレン皇帝は当然この経緯を知っていたので、あえて七紅天に任命したという。

七紅天

 テラコマリの七紅天就任に異議を唱える将軍達との「七紅天闘争」(成績最下位は解任)、この際に暴走したテラコマリの攻撃により緊張状態になったムルナイト帝国とゲラ=アルカ共和国の紛争に端を発した「六国大戦」までが描かれましたが、正直後半になると種族名とかキャラ名とかが入り乱れて何がなんだかわからなくなりました。というか、基本本作、色々設定に凝りまくっているために聞き慣れない固有名詞が多くて理解が追いつかなくなるんですよね。

皇帝カレン
ヴィルヘイズ

 なので基本、可愛い女の子と百合風味作品と理解せざるを得ないのですが、実際カレン皇帝はテレコマリにセクハラしまくってくるし、メイドのヴィルは完全にテラコマリラブなガチ百合。さらに新任七紅天サクナ・メモワールは多種のコマリグッズを所持するガチストーカー。他種族からもコマリに絡んでくる女性キャラが登場するので、いろんなキャラが集うコマリの部下達が中盤以降はすっかり霞んでしまいました。

サクナ

 百合アニメとして見ると楽しいし、おそらく2期制作を目指すのでしょうが、作中で行われていることはボケッと見ていると「何が何だか」状態。序盤コマリの引きこもりの原因となり、ヴィルを掠ったりと完全に悪役を引き受けていた雨宮天演じるミリセントがいつの間にかしれっと七紅天の新将軍に就任してたりしますが、キャスティング的に完全な悪役はないだろうというのは読めますよね。

悪役ミリセント

 作中に本当の死を目指すという「逆さ月」というテロ組織が登場し、ミリセントが構成員だったほか、七紅天にも2人のメンバーが加わっていたというほどの食い込みぶりを見せていましたが、当然他の国でもかなりの上層部に食い込んでいることが予想されます。そんなに多くの人を傘下に加える力がある組織のわりに、ミリセントやサクナはあっさり脱けていたりしているので、主義主張に魅力があるという訳でもなさそうで、よく解らない組織でした。解らないといえばムルナイト帝国と戦闘の矢面に立っていたゲラ=アルカ共和国以外の四国もよく解らないまま。多分1期に詰め込みすぎたのだと思います。七紅天闘争をもっとちゃんと描いて闘争終了で1期を終わらせておけば良かったんではないかと。

SPY×FAMILYシーズン2

 最後に「SPY×FAMILY Season2」。1期は2クールでしたが今期は1クールでした。キャラ造形の安定ぶりは「ちびまる子ちゃん」とか「クレヨンしんちゃん」あたりの後継を狙っているのかと思うほどです。

仮初めの家族

 しかし本作の設定的にそれは無理な相談ではないかと思ってしまいます。ロイドに扮する黄昏にとって、仮初めの家族は冷戦構造が緊張の度合いを高めつつある東西対立の中、西側が東側要人の意向を確認するための作戦の手段として存在しているのであって、それは何年も悠長にやっていて良いものではないのではないかと。

アーニャさん

 暗殺者のヨル、超能力者のアーニャにとっても仮初めの家族は意味のあるもので、彼女達にとっては家族関係が長続きしてもさして問題はないようですが、黄昏、テメーは駄目だろう。ということで、スパイの側面を深く考えると、可及的速やかに作戦は実行されなければならないので、長寿作品とは相性が非常に悪そうに思います。

豪華客船

 ま、緊迫しつつある世界情勢というものを単なる舞台装置にして、小家族のゆるい日常を描くというのもありといえばありなのかも知れませんが、任務とか作戦とかいったものを小道具にしてしまうと、仮初めの家族の意味すらよく解らなくなってしまいので、いっそロイドとヨルはちゃんと結婚して本物の家族になったらどうかという気もします。それはもちろん長寿作品とするならば、という話ですが。個人的にはジャンプ系作品だからと某ドラゴンボールのようにだらだら続けるよりは、「鬼滅の刃」のようにちゃんと完結させる方がいいように思いますが。

護衛任務

 そんなことを思うのは、2期の中核となった豪華客船編がかなりアレな感じだったので。亡くなったマフィアのボスの娘が密かに他国に亡命するのを護衛することになった暗殺組織“ガーデン”はヨルを護衛役に任命し、迫り来る暗殺者に対処させることに…という暗殺者が暗殺を防ぐという筋立ては皮肉でもありますが、まあかのゴルゴ13も護衛役を引き受けたことがあるのでよしとしましょう。しかし豪華客船に潜入した暗殺者多過ぎィ!どんだけバレバレだったんだ亡命計画。もういっそ、「オリエント急行殺人事件」にしちゃえよと思いました。

バトルシーン

 あとヨルが途中で暗殺者としてあり続けることに疑問を持ち始めるくだりがありますが、ガーデンって「辞めます」であっさり辞められる組織なんでしょうかね?なんか「カムイ外伝」的世界にならざるを得ない気がしますが。幼い弟を養うためという理由で始めたらしいので、ガーデンの存在意義とか主義主張(あるかどうか解りませんが)とかには興味ないようですが、生業としての暗殺者であるならば、やはりその道の大家であるゴルゴ13のように、依頼人の主義主張に関わらず引き受けるものなんじゃないかと。

ガーデンの暗殺者コンビ

 黄昏は生業としてのスパイに誇りも意義も持っており、生業というのとは違うけどアーニャの超能力も持って生まれた才能なので死ぬまで共存せざるを得ない中、ヨルだけ立ち位置がちょっと中途半端な感じです。そこから破局に向けて物語が進んでいくというのなら、それはそれでありだと思いますが、やはりコメディ路線で行くんでしょうかね。その場合、いわゆる「サザエさん時空」とは相性の悪い設定としか思えません。無理に長期作品に向けてごり押しすると今度は読者が離れて行きそう。

暗殺者ヨル

2023年秋季アニメの感想(その3):ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~/16bitセンセーション ANOTHER LAYER/はめつのおうこく

2024賀正

 謹賀新年。しかし正月早々大地震に飛行機事故と大事件連発で、おめでとうと言っていいのか躊躇してしまいます。元日のまったりした夕方に鳴り響いたスマホの緊急地震速報には参りましたね。幸い東北では大被害はありませんでしたが、被災地の方々が一日も早く日常を取り戻せることを祈念します。

小寒

 本日は小寒。つまり寒の入りということで、冬の寒さもこれからが本番ということですが、年末以降あんまり寒くない仙台です。さすが東北、厳しい寒さだぜ…なんて展開はないんでしょうか?ないならそれはそれでいいんですが、油断したところにガーッと来るのは簡便ですよ。特に雪。

ティアムーン帝国物語感想

 正月だからのんびり始まるんじゃないかと思ったら、もう冬季アニメが続々と始まっているので、早いところ昨季のアニメの感想を終わらせていきましょう。視聴作品が多いとなかなかはかどりませんが。まずはリザーバーでもなかったのに評判を聞きつけて急遽見始めた「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」。タイトルの長さからもうおわかりの通り「なろう」系です。

ギロチンの未来改変
ギロちん

 もう「なろう」系はお腹一杯と思いつつ、ついつい見てしまうのは、制作本数がもの凄い数になっているというだけでなく、やはり私の心のどこかに「ここじゃないどこか」「別の自分」を求める気持ちがあるのでしょう。まあ多くは期待して見てがっかりするのですが、本作は良品だったと思います。いわゆる異世界転生ものではなく、自分の人生をやりなおすという形なので、「僕だけがいない街」とか「サマータイムレンダ」といった死に戻り系に近いかもしれません。ただ、何度もリピートできるかは不明。

処刑前ミーア姫
死に戻りするミーア
血染めの日記

 革命により、若干20歳で断頭台の露と消えてしまったティアムーン帝国の皇女ミーア。しかし次の瞬間、時間は12歳の少女時代に戻っていました。夢かと思ったものの、傍らには血染めの日記と処刑までの記憶が。ミーア姫のなんとかギロチン処刑の運命を改変しようとやり直しの日々が始まります。

姫プのミーア
追いかけてくるギロちん

 基本わがままで自己中なミーア姫。目的は民の幸福とか帝国の繁栄とかではなく、とにかくギロチン回避なんですが、処刑の原因は革命の勃発であるため、これを防ぐにはどうすればいいかを考えなければなりません。ミーア姫は12歳の身体に20歳の心と、某コナンに近い状況にあるのですが、もともと頭は良くないのであまりアドバンテージになっていません。しかし忠実だった人や優秀だった人の記憶はあるので、信頼できる人を側近にし、問題を丸投げにするという作戦に(笑)。

ミーア顔芸
ミーア顔芸集

 ミーア姫は自己中ですが邪悪さはなく、恩に報いるという気持ちはしっかりあるのと、「オーバーロード」や「陰の実力者になりたくて!」のように彼女の言動が周囲から過大に評価されてしまう“結果オーライ”現象とでも言うべき状況に恵まれ続けることで、いつしか“帝国の叡知”の二つ名を持つことに。

踊るミーア

 革命の旗印となった貴族の娘、革命を支援した隣国の王子、ギロチン処刑を執行した軍人など、ミーア姫としては極力関わりたくない人々が次から次へと現われますが、前回とは全く違い対応をしたことで彼らからの評価も爆上がりで、ミーア姫はビビりつつも彼らと交わっていくことに。

ショタを誘惑

 本作はとにかくミーア姫が可愛いですね。百面相のような顔芸とか本音ダダ漏れなところとかも可愛くて、私はロリコンではないんですが、ちょっとロリに目覚めてしまうかもと思いました。まあミーアの内面は20歳なんで、ロリと言って良いのかちょっと疑問ですが。

ロリに目覚めそう

 8話ラストで血染めの日記が消える=ギロチン処刑の運命回避に成功というあたりがクライマックスだったかなと思います。ティアムーン帝国での革命の機運は消えましたが、代わりに隣国で危機が。自己中なら放置してもいいのですが、その国の王子はミーアとは恋仲。脳内20歳なのに少年に本気に恋心を持つ当り、オネショタの性癖があるのかも知れませんが、ともあれ自分だけ幸せなら後はどうでもいいとは考えなくなったところはさすが一度ギロチンにかかった女と言わざるを得ません。

ハッピーエンドプリンセス

 自分の幸せは周囲を犠牲にしてつかみ取るものではなく、基本Win-Winでなければならないのだということをぼんやりと理解したミーア姫。隣国での危機も見事に回避してめでたしめでたしというところで綺麗に1クールは終了しました。他作品では2期制作を前提にしているかのように投げっぱなしエンドが目立ちましたが、本作は2期カモンだけど出来なくても一応完結している作りになっているので、構成は見事だったと思います。なによりもミーア姫がお気に入りになりましたが、この辺りは近日「好きなアニメキャラ」で改めて語りたいと思います。

16bitセンセーション感想
90年代ギャルゲー画面

 次は「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」。原作は90年代にゲーム開発会社「アルコールソフト」に加わって美少女ゲーム開発に携わった女性を主人公とした同人漫画ですが、本作では新キャラが2023年からタイムスリップして「アルコールソフト」にやってくるという新規ストーリーになっています。

アルコールソフトメンバー

 美少女と美少女ゲームが大好きな秋里コノハはゲーム会社「ブルーベル」に入社しましたが、既に美少女ゲームは斜陽産業。楽しくない仕事ばかりにうんざりしていたコノハは、秋葉原の裏道で寂れたゲーム店を発見。店主のおばあさんから美少女ゲームを何本も貰ったコノハは、パッケージを開ける度にそのゲームが開発された時代にタイムスリップすることになります。

同級生だ
コノハのコレクション

 出てくる美少女ゲーム(エロゲーの婉曲な表現)のタイトルが懐かしいです。何本かは私もプレイしたし。私がPCを持つ前の作品が多かったですが、PCエンジンやセガサターンでも発売されていたんですよ。「同級生」「下級生」とか「To Heart」とかね。「戦国ランス」も入ってたけどこれは2009年でかなり新しかった。私も遊び倒しましたが、アリスソフトの地域制圧型シミュレーションはエロ抜きで面白かったですね。「大悪事」とか「大番長」とか。

なかなか作れないコノハ
昔のゲーム開発

 コノハはスマホとかタブレットとか持っていったので、未来の技術力で描かれた美麗イラストで周囲をあっと言わせるのかと思いきや、バッテリーがなくなっていて駄目。逆に当時のローテク技術によるイラスト作成には悪戦苦闘していました。30年のギャップはでかいですね。しかし3度目のタイムスリップで99年に来た時には遂に実力を披露することに成功し、それを契機に時代を驚愕させるゲーム「ラスト・ワルツ」を制作することに。まあもっと未来のいろんなゲームのおいしいところをいいとこ取りしたような作品のようですが、それらのゲームは結果登場しなくなってしまうという。

ランス風
下級生風

 そうして変わり果てた2023年は現代と全く違う世界に。美少女ゲームの本場はアメリカになり、秋葉原は火が消えたよう。“萌え”の代わりに“キュー”(多分cuteの省略形)が連発される世界で、コノハは“キュー”の根源となった「ラスト・ワルツ」の伝説の制作者“オリジナル・キュー”と呼ばれていました。クリエイターをAIに接続してゲームを作るという鬼畜な手法が取られる世界に取り残されたコノハの運命は?という作品でした。

原作メインキャラ達と

 正直後半の展開は賛否があると思います。もっと美少女ゲームとか開発風景を見せろとは私も思いましたが、まあこれはこれでありかなと。アルコールソフトでのコノハの相方的存在である“PC-98信者”六田守が中盤でさらに過去の1985年にタイムスリップするというエピソードがあり、PC-98全盛期ということもあってコノハ同様帰りたくないとさえ思ったりしますが、ここで出会った「エコー」を名乗る奇妙な人々(男女と犬)が終盤に大転換を生み出します。

エコー達
エコーズ

 「エコー」は何者だったのかは全く明かされませんでしたが、思うに未来のAIが「想像力」とは何かを知るために時を遡って調査していたのかな?結局最後の2023年は元の美少女ゲームが斜陽化した秋葉原ではなく、終盤登場した完全に別の街になりつつある秋葉原でもなく、その中間のような秋葉原になっていましたが、コノハとしては元の世界もうんざりしていたし、新世界もごめんだったので、一番居心地の良い世界なのかも知れません。「STEINS;GATE」で言えばα世界線ではなくβ世界線の中でも変動率1.048596の“世界線Steins;Gate”に至ったということか。

コノハ号泣

 主人公秋里コノハのキャラが良かったですね。喜怒哀楽が激しく、特に泣きわめき方が非常に可愛くて。CV古賀葵は「かぐや様は告らせたい」の四宮かぐやとか「古見さんは、コミュ症です。」の古見硝子を演じていた人ですが、こういうロリっぽいキャラも得意だったのか。この人も「好きなアニメキャラ」で取り上げたいです。

はめつのおうこく感想

 最後に「はめつのおうこく」。復讐をテーマにした作品で、原作は漫画。玉石混交な今季作品の中でも最も「やっちまったな~」(byクールポコ)的作品だったように思います。特に終盤の展開は目を覆いたくなるほどで、最終回直前の11話で切ろうかとも思いましたが、あと1話だったので我慢して視聴しきりました。自分で自分を褒めたい(笑)。

魔女達
崇拝する人々
魔女狩り

 魔女と人間が共存共栄していた世界で、魔法に変わる科学文明を得た帝国が魔女を不要として一転魔女狩りを実行。人間ながら魔女に育てられ魔法を使える主人公アドニスは、最愛の魔女クロエを目前で殺されたことで復讐を誓うことに。まあその筋はいいとして、なぜ帝国がアドニスを殺さないで10年以上幽閉していたのかがそもそも謎です。

いきなり死ぬドロカ

 そして重要人物と目される人々が次々と死んでいきます。インパクトがあるっちゃあるんですが、あまりに立て続けだと逆に飽きてしまいます。ヒロイン・ドロカを3話にして殺しちゃうし。

シロウサギ

 どうなるかと思ったらあっさり生き返るドロカ。そしてその後は必殺の状況でも殺されないドロカ。殺害命令が出ているのに目を潰すだけの国家情報局長シロウサギは何を考えているのか。このシロウサギVSアドニス戦も酷かった。科学技術の精華であるサイボーグのシロウサギが物理法則ガン無視はいかんでしょう。それともあれか、“十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない”というクラークの第三法則を地で行ったのか。

アドニス

 魔女というのも妙な連中で、「十二国記」の人間のように木に成って生まれるんですよね。しかもいきなり成人として。まあそういう種族ならそれでもいいのですが、じゃあこの人達が“女”である意味ってなんなんでしょうか。性別なんかいらないように思えますが。さらに彼女達の行使する魔法も非常に限定的で、個々で極めて特化した魔法しか使えない模様。この汎用性のなさではまあ駆逐されてしまうでしょうなあ。

ドロテーア

 皇帝の妃にして新皇帝になったドロテーアがドロカと同じ顔・同じ声で、自称“多重奏宇宙を駆ける未知の魔女”であり、アドニスにそっくりの男を探し求めているらしいのですが、何もかもよくわからないままに1期は終了しました。明らかに2期作るぞ的な終わり方でしたが、多分作られないんじゃないかと。万が一制作となっても私は見ません。1話でドロテがかましたギャグ(形態模写)が面白くて、そういうシーンが折々入り込むようならまだ見所があったかも知れませんが。

音声認識ギャグ
 

2023年秋季アニメの感想(その2):ダークギャザリング/Helck/ウマ娘プリティダービーSeason3/冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

小晦日

 12月30日は小晦日(こつごもり)。一年の最終日である12月31日は言わずと知れた大晦日(おおつごもり)で、その前日なので「小」と付けたのでしょうか。しかし、毎月の月末を晦日(つごもり)と呼ぶので、それよりも小さいみたいな印象を受けますね。しかしこれはあれか、ファイブスター物語での小天位と天位の関係のようなものか。小天位とは、大天位(剣聖)と比較しての「小」であって、並の天位よりは上位という。つまり大天位>(強天位)>小天位>天位なので、暦のほうも大晦日>小晦日>晦日という関係になるのかも知れません。ただし大晦日は「おおみそか」、晦日は「みそか」とも読みますが、小晦日は「こみそか」「しょうみそか」とは読まないようです。しかし…私が使っているATOKは「しょうみそか」で小晦日と変換してしまいます。これは一体…?

ダークギャザリング感想

 年の暮れにしょうもないことで悩んでいないでとっとと本題の秋季アニメの感想に行きましょう。まずは「ダークギャザリング」。本作は夏季からの連続2クール作品でした。1クール目は夜宵さんの誘う様々な心霊スポット巡りにビビりまくる怖がりの螢多朗という印象が強く、ヒロイン詠子さえも怖がっているという印象でした。まあ詠子はサイコで実際怖かったですが。

悪霊対決

 2クール目は完全にポケモンバトル化し、本作ならではの“野生の悪霊を手持ちの悪霊で倒して手駒に加える”というタイトルどおりのダークギャザリングを実行していきます。登場する悪霊達のエグいことエグいこと。「見える子ちゃん」に登場した霊もヤバイ姿が多かったですが、物理的干渉はほとんどしなかったのに対し、本作の悪霊は普通に物理的干渉をしてきます。逆に人間側からの攻撃は清めの塩とか限定的にしかできないので、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのスタンドバトルに近いかも知れません。スタンドにはスタンドでしか攻撃できないように、悪霊には悪霊でしか対抗できないという。

鬼軍曹
千魂華厳自刃童子召喚

 ポケモンなら基本使用者(トレーナー)の言うことを聞きますが、悪霊は使用後再回収するのも困難で、隙あらば使役者も殺そうとしてくるので厄介極まりありません。特にひよっち演じる魄啜繚乱弟切花魁は明確に夜宵さんに殺意を示していました。強力だけど本来悪霊ではない殉国禁獄鬼軍曹とか千魂華厳自刃童子はありがたい存在。特にはやみん演じる千魂華厳自刃童子は容易に呼び出せて言うことを聞いてくれるので使い勝手がいいですね。

過渡期の御霊

 あと夜宵さんがいつも持ち歩く宇宙人人形の中に入っている過渡期の御霊。力と記憶を失っていましたが、どうやら平将門の霊らしく、夜宵さんのボディガードとして様々な悪霊を喰らっているうちに徐々に力を取り戻している様子。本当に平将門なら日本三大怨霊の一角なので、強いはずです。

地獄すら生ぬるい

 毎回地獄のポケモンバトルのような展開で、実に面白かったです。野生の悪霊達も、悪霊になった経緯を知ると同情の余地がある場合が多いのですが、中には猟奇殺人鬼が死んでなお殺戮を繰り返しているというとんでもない例もあります。被害者が死後も苦しみ続けているのはあんまりなんですが、夜宵さんと遭遇したのが運の尽きに。きさまには地獄すらなまぬるい!!

ヤバい悪霊

 それにしても夜宵さん。小学生なのに独学で身につけた心霊知識は極めて優秀で、しかもどんな窮地にあっても取り乱すことなく、適切な行動を取り、適切な指示を送り続けています。このメンタルの強さは幼女先輩と呼ぶしかない。螢多朗、詠子の大学生コンビは完全に夜宵さんの指揮下です。

なんという冷静で的確な判断力なんだ

 と思っているに違いない二人です。あと二人メンバーを加えて超人血盟軍を結成しましょう。夜宵さんはルックスは全然違うけど、強靱なメンタルの持ち主という点では「中の人」篠原侑が演じるウマ娘「カレンチャン」にも似ていますね。

委員長危うし

 終盤、夜宵さんは実は小学生だという事実を明確にするように学校編が描かれましたが、そこでも教師の悪霊を相手に無双しまくっていました。クラスメートの命が危険にさらされましたが、全員無事生還。しかし、クラス委員長が恐怖に晒されることに快感を覚えてしまい、詠子に同志と認められることになってしまうという。

詠子の同士宣言
堕ちた委員長

 この目が怖い(笑)。血盟軍のメンバーが一人見つかってしまった。あとはヤバい神様に魅入られている神代愛依を救えればメンバーが揃うぞ。女の子ばっかりだけど。

ドロシー

 本作の特徴としては、悪霊が人間の肉体を乗っ取るという「なり代わり」がいることで、どうやら徒党を組んで暗躍しているようです。乗っ取られた本来の魂はどこに行っているんだ。小学生の「なり代わり」ドロシーは持っている西洋人形の中に封じ込めていると言っていますが。

神様霊

 ドロシーもいい味出していますね。瞳孔開きまくりでただ者じゃない感満載。なおなり代わると元の肉体の影響を強く受けるらしく、知識や霊能力などを引き継げるだけでなく、小学生だと子供っぽくなったりするようです。

空亡

 2クールやってもいよいよこれから戦いが本格化していくぞという段階。夜宵さんの目標はママンの霊を取り戻すことですが、ママンの霊は「なり代わり」陣営が育成しているらしい空亡の母胎にされているので、「なり代わり」陣営との全面戦争待ったなし。しかしその前に現時点で空亡より遥かに強い愛依に取り憑いた神様霊を倒さなければなりません。まさに「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドでしたが、続編が制作されることを待ちましょう。

Helck.jpg

 やはり夏季から連続2クール放映の「Helck」。こちらも実は「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドでしたが、2クール目に入ってヘルクの過去編が描かれたことで、なぜヘルクが「人間滅ぼそう」と言うようになったのかが明らかになり、俄然面白くなりました。

ヘルク過去編

 過去のヘルクの仲間達は良いやつばかりで、特にアリシアは明確にヘルクに恋心を抱いていたのに、惨劇が全てを変えてしまったという。

アリシア
変わり果てたアリシア

 ヘルクはせめて自分が殺してやろうと思っていましたが、旅の中で信頼関係が芽生えた魔族の「運営のアン」こと帝国四天王の一人、赤のヴァミリオから「人間を救おう」と言われたことで新たな段階に向かうことに。原作は完結しているので、次回完結編を制作してくれることを期待します。

シャルアミ
赤のヴァミリオ
謎の魔女

 変わり果てた姿でなお生きている勇者クレス(ヘルクの弟)、なぜか変貌していないヘルク・クレスの幼なじみシャルアミの謎、生きているのか死んでいるのかよくわからない人間の王様、ヴァミリオそっくりの謎の魔女、そもそも謎の存在である新世界生物など、数々の謎が明らかになることを期待します。完結している原作読めば明らかなんでしょうけど。アリシアには元の姿に戻して欲しいですが、その場合ヘルクを巡ってヴァミリオとアリシアの三角関係が発生しそうな。

ウマ娘Season3

 「ウマ娘プリティダービーSeason3」。今回はキタサンブラックと幼なじみのサトノダイヤモンドを中心とした物語が展開します。

チビウマ娘時代の二人

 この二人はSeason2でもチビウマ娘として登場していましたが、突如急成長してトレセン学園に入学。ウマ娘にはよくあることのようです。しかし、同級生のようだった二人ですが、実はキタサンブラックの方が先にデビューしており、サトノダイヤモンドは一年遅れでデビュー。これは史実がそうなので仕方ないのでしょうが、同級生が一緒にトレセン学園に入学しているのになぜ、と思ってしまいます。

負けても泣かないダイヤ
ジンクスを破るダイヤ
勝って大泣き

 なので直接対決もわずかにありましたが、基本二人は別のルートで戦っています。サトノダイヤモンドにはGⅠがどうしても取れず、「サトノ家の呪い」とまで言われたジンクスを打破しようという強い意志があり、皐月賞、ダービーに敗れても毅然としていましたが、クラシック三冠最後の菊花賞を遂に勝ち取ったことで号泣するという6話「ダイヤモンド」が白眉でした。

サバサバしてないキタサン

 これに比べるとキタサンブラックの物語はどうもぱっとしなかったような。キタサンはぱっと見サバサバ系なんですが、実はかなりウジウジ悩むタイプで、主人公としてどうかなこの性格と思いました。

ドゥラメンテ

 Season2のトウカイテイオーの骨折とか、メジロマックイーンの繋靭帯炎とか、ウマ娘の心が折れる理由が明確なら理解できるのですが、キタサンの場合はよくわからないんですよね。身体は頑健そのものだし。前半のライバルであるドゥラメンテに勝てなかったのは純粋に実力差だったとしか。

シュバルグラン
サトノクラウン

 そしてキタサンのライバルとして立ち塞がったのは、サトノクラウンとかシュバルグランという同期のウマ娘でした。一年後輩になるサトノダイヤモンドとも確かに有馬記念や天皇賞(春)で戦いましたが、もっと多くのレースでしのぎを削ったはずの二人との絡みがあんまりなかったのも「あれ?」でしたね。特にサトノクラウンは、ダイヤ共々「サトノ家の呪い」打破のために尽力していたはずなので、もうちょっと内面を描いてやって欲しかった。

ピークを過ぎたんだよ

 大きな怪我もなく、GⅠを勝ちまくったキタサンに訪れたのは「ピークを過ぎた」という怪現象。それでトゥインクルシリーズ引退を決意する訳ですが、その前兆として、ゴールドシップのトゥインクルシーズ引退が描かれていました。

お前らなにしてんの?

 しかし、そうなるとチーム「スピカ」の仲間であるSeason1の主役スペシャルウィークとサイレンススズカ、Season2の主役トウカイテイオーとメジロマックイーンといった連中の立ち位置がどうなっているのかという問題が。作中ではひたすらキタサンを応援したり心配したりするばかりでしたが、もしや全員引退済みなのか?であればどうしてトレセン学園に居続けているのでしょうか。もし現役バリバリであれば、逆にどうしてレースに出ていないのかという疑問が。

有馬対決

 明らかに世代も違うので、キタサン達の世代が活躍する時代は彼女らが去ったトレセン学園にした方がよかったように思われます。もっともゲームではもっと古い世代のシンボリルドルフとかもトレセン学園の生徒のままで全員一堂に会しているので、勝手に卒業とかはさせられなかったんでしょうが。ゲームではプレイ次第でそれこそトウカイテイオー対キタサンブラックといった夢の対決もばんばん実現できるので、全員現役でないと逆におかしい訳ですが、アニメはアニメと割り切って世代交代を強行するか、なぜか前の主役達は全く登場させず、今どうしているかについては言及しないという方針のあったのではないかと。まあ、そうしたとしても批判は免れないでしょうが。

キタサン

 個人的にはサトノダイヤモンドを主人公にして、菊花賞で「サトノの呪い」を打破し、有馬記念でライバルキタサンブラックを差し切って勝つという劇的な展開で締めたらちょうどいいように思いました。ただ、サトノダイヤモンドはその後がね…。キタサンブラックは引退レースとなった有馬記念で激勝し、「これが漢の引き際だ!」という名実況を生み出したラストの展開が見事なんで、これをどうしても入れたかったんでしょうね。でも「ピークを過ぎた」問題は尾を引きそうな気がします。チーム「スピカ」の連中、というか登場するけど走る場面のないウマ娘達はどうなんだ?と。

冒険者になりたいと感想

 最後に「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」。タイトルの長さでおわかりのとおり「なろう」系です。既に完結している作品ですが、1クールでは終了せず、やはり続編ありきという終わり方をしました。

パパ大好き

 最低ランクであるEランクで冒険者を引退したベルグリフが拾って育てた娘アンジェリンが「黒髪の戦乙女」の異名を持つSランク冒険者になりましたが、パパン大好きっ子のアンジェリンが思うのはベルグリフと再会することばかり。しかしいろいろ邪魔が入って里帰りができず…という序盤の展開は、もしやずっと二人は会えないのか?と思わせました。

パパ大好き

 しかし魔王を倒した功績で長期休暇が認められ、ベルグリフと会うことは出来ました。その後貴族同士の諍いに親子して巻き込まれたりしましたが、やがて二人はまた離ればなれに暮らすことに。

ベルグリフ

 主人公はパパンのベルグリフの方で、元Eランク冒険者なのにAAランクの冒険者をあっさり倒したり、Sランクのアンジェリンを圧倒したりと実力は凄まじく、片足を失ったことで引退したのが惜しまれるほどです。烈海王のように片足義足でも活躍できたんじゃないでしょうか。

人望あるベルグリフ
皆で和気藹々

 この諏訪部順一演じるベルグリフのキャラがすごく良くて、人当たりがよく優しいのでエルフのおてんば姫やそれを探しに来た老エルフを家に泊めて親しくなったり、洞窟にいた魔王の力を宿すミトを拾って育てたりしています。この人に育てられたらそりゃあパパっ子になるわな。

ミト

 多分アンジェリンもミトのような出自がありそうで、本来は魔族サイドのキャラのようです。実際シュバイツという「死んだはず」とされる男や皇太子に化けた謎の男が暗躍しており、続編が作られるなら彼らの目的とかアンジェリンの正体などが明らかになるんでしょうが、なんとなるベルグリフのパパパワーでなんとかしそうな気がします。

リュグナー

 諏訪部順一は暖かい好人物のベルグリフを演じる傍ら、同時期に「葬送のフリーレン」では冷酷非情の魔族の「首切り役人」リュグナーを演じており、この二人を同一人物が演じ分けているのが信じられないほどの差異を見せつけてくれています。来年早々に健康上の理由で休養に入ると発表されていますが、今の声優界にはなくてはならない人なので、早く元気に復帰して欲しいものです。
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