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視聴予定の2020年春季アニメ:新型コロナウイルスの影響が懸念されますが…

沈黙の春

 三連休もあっという間に終わってしまいました。昔「沈黙の春」というレイチェル・カーソンの本があって、DDTを始めとする農薬が生態系を破壊する危険性をについて警告していました。プロ野球も高校野球もなく、大相撲も無観客で行われている今年の春は、別の意味で「沈黙の春」ですね。

2020年春アニメ一覧
2020年春アニメ一覧その2

 そろそろ冬季アニメも終わりを迎えつつありますので、本日は視聴する春季アニメを見繕ってみたいと思います。新型コロナウイルスは観光業など各方面に打撃を与えていますが、アニメ業界も影響を受けているとか。大丈夫なんでしょうか。

アルテ

 例によって五十音順で、まず「アルテ」。徳間書店の「月刊コミックゼノン」で2013年から連載中の大久保圭の漫画が原作です。単行本は既刊12巻。

アルテその2

 舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、中世ヒューマンドラマ。多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす…という作品だそうです。

イエスタディをうたって

 「イエスタデイをうたって」。集英社の「ビジネスジャンプ」や「グランドジャンプ」で連載された冬目景の漫画が原作です。単行本は全11巻で完結していますが、足かけ18年の連載という長期連載でした。

イエスタデイをうたってその2

 大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている“リクオ”。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女―“ハル”が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子”が東京に戻ってきたことを知る…という作品だそうです。。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」。山口悟のライトノベルが原作ですが、このタイトルの長さは「なろう系」ではないかと思ったら、やはりそうでした。コミカライズ版やスピンオフ漫画もあります。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…その2

 公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる…という作品だそうです。「なろう系」というか異世界転生ものはどうしても一本は入れてしまいます。

かくしごと

 「かくしごと」。講談社の「月刊少年マガジン」で2016年から連載中の久米田康治の漫画が原作です。久米田康治というと「かってに改蔵」「さよなら絶望先生」で有名ですね。単行本は既刊11巻。

かくしごとその2

 ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。一人娘の小学4 年生の姫。可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。それは……自分の仕事が『漫画家』であること。自分の“かくしごと”が知られたら娘に嫌われるのでは!?“愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場がはじまる――”という作品だそうです。「隠し事」が「描く仕事」という訳ですね。

攻殻機動隊 SAC_2045

 「攻殻機動隊 SAC_2045」。言わずと知れた士郎正宗の「攻殻機動隊」が原作ですが、SAC、つまり STAND ALONE COMPLEXシリーズは時代設定や主人公草薙素子を含む登場キャラクターの設定、ストーリーなどに多くの相違点があり、パラレルワールドものと考えた方が良さそうです。

攻殻機動隊 SAC_2045その2

  2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――という作品だそうです。

球詠

 「球詠」。「なろう系」があれば「きらら系」もなければ――という訳ではないのですが、マウンテンプクイチが芳文社の「まんがタイムきららフォワード」で2016年から連載している漫画が原作です。

球詠その2

 埼玉県、新越谷高校。この春入学した武田詠深(たけだ・よみ)は、そこで幼なじみの山崎珠姫(やまざき・たまき)に再会する。中学時代、受け止められるキャッチャーがいないために鋭く変化する「魔球」を投げられず、野球への気持ちをあきらめかけていた詠深。だが、強豪チームで実力を磨いていた珠姫は、詠深の変化球を受け止めることができた。幼い頃の約束を果たし、再びめぐり逢った二人は、クラスメイトの川口姉妹や仲間たちと共に停部中の野球部を復活させる。目指すは全国!新生・新越谷高校野球部の挑戦がここから始まる――という作品だそうです。女子硬式野球が女性らしいメジャーなスポーツとして認知されているという設定は、「咲-Saki-」とか「ガルパン」みたいですね。

八男って、それはないでしょう!

 「八男って、それはないでしょう!」。またでた異世界転生系。「なろう系」だろうと思ったらやはり「なろう系」でした。Y.A原作で単行本は既刊18巻。コミカライズもされています。

八男って、それはないでしょう!その2

 目が覚めると--貧乏貴族の八男になっていた!?異世界で下級貴族の末っ子、ヴェンデリンとなってしまったサラリーマン・一宮信吾は、先も見えない境遇の中、魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す!…という作品だそうです。

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません第二部

 「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」。2019年秋季アニメの続編ですが、二期というよりは分割2クールといった感じのような。前回も視聴したので今回も視聴します。

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません第二部その2

 現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された中世のような異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために奮闘する…という作品です。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。一期は2013年、二期は2015年で、完結編となるらしい今期は5年も経ってからということになりました。20歳そこそこだった早見沙織や東山奈央がアラサーになってしまいました。でも見る。「このライトノベルがすごい!」(宝島社)2014年、2015年、2016年と3年連続で作品部門1位、殿堂入りとなったほか、「SUGOI JAPAN」ラノベ部門1位にもなりました。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完その2

 リア充には「爆発しろ!」とつぶやき、将来の夢は「働かないこと」とのたまう。そんなひねくれ高校生・八幡が学校一の美少女・雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に入部して……。見た目ビッチの由比ヶ浜結衣や天使のような戸塚彩加にも囲まれて、どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、繰り広げられるのはまちがいだらけの青春!8巻からはあざとかわいい後輩キャラ「一色いろは」も加わり、雪乃、結衣、八幡の関係は変化を見せる……?という作品です。番宣ラジオが毎回楽しいのでそっちも楽しみです。

グレイプニル
ざしきわらしのタタミちゃん
放課後ていぼう日誌

 これで9本。視聴予定だった「Re:ゼロから始める異世界生活」の二期は、新型コロナウイルスによる制作への影響を受けて、7月に放送延期となってしまいました。補欠としては、巨大な災厄を引き起こす「コイン」を巡り、変身能力を持ったバケモノ同士の争奪戦に巻き込まれる「グレイプニル」、「ハイスコアガール」の押切蓮介原作のホラーギャグコメディ「ざしきわらしのタタミちゃん」、お気楽JK釣り作品「放課後ていぼう日誌」あたりを。なお2017年の一期は見た「つぐもも」ですが、あんまり面白くなかった記憶があるので、今季の二期「継つぐもも」は見ない方向です。

継つぐもも
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ブレンド・S:男が前面に出てくる異色の「きらら系」アニメ

春分の日

 うららかな春の日という感じの土曜日です。そういえば昨日は金曜だけど春分の日で休日だったんですね。すっかり土曜日と勘違いしていました。冬から春になるにつれ、気温だけでなく、夜明けや日暮れの時間もずいぶん変わっているんですが、ぼんやりしているとその変化の大きさにあっと驚きます。 

ブレンドS感想

 本日は先日見終わった「ブレンド・S」を紹介したいと思います。2017年の秋アニメなので2年以上遅れての視聴となりました。原作は中山幸が2013年から芳文社の「まんがタイムきららキャラット」に連載している四コマ漫画で、いわゆる「きらら系」作品ということになります。

きらら系作品

 以前も説明した気がしますが、「きらら系」とは、芳文社の「まんがタイムきらら」系(「まんがタイムきらら」「きららMAX」「きららフォワード」「きららミラク」「きららキャラット」の5誌。ただし「きららミラク」は2017年12月号で休刊)に連載された出身の作品を指し、基本的に少女たちの日常を描いた作品を指します。ほんわかしたゆるい作風の作品が多く、老若男女を問わず視聴できるのと、世知辛い現実の憂さを忘れさせてくれる癒やし成分が多いのが魅力かと思います。

ごちうさ

 2007年にアニメ化された「ひだまりスケッチ」を嚆矢として、2009年の「けいおん!」のヒットで周知されるようになり、最近は異世界転生ものを中心とする「なろう系」と共に一期に一作は入っている感があります。私も好きなんですが、毎回毎回見ているという訳でもなく、「けいおん!」は2010年の第二期も見ましたが、2014年の「ご注文はうさぎですか?」までは見ていませんでした。以降2015年作品のシャフトの飯テロ「幸腹グラフィティ」と1話で伝説級のインパクトを放った「がっこうぐらし!」、2016年作品の非日常なシチュを強引に日常に押し込む「あんハピ♪」、2018年作品のキャンプブームを巻き起こした「ゆるキャン△」と漫画家JKが寮で共同生活する「こみっくがーるず」、2019年作品の魔族と魔法少女がいちゃつく「まちカドまぞく」、2020年作品の現在視聴中の「恋する小惑星」あたりを視聴してきました。多分きらら系の半分も見ていませんね。

ディーノと秋月

 こうして見てみると一口に「きらら系」と言っても、本当に日常生活を描いたものもあれば、非日常の中になんとか日常を作り出そうとするものや、完全に我々の世界とは違う異世界の日常だったりと結構シチュエーションは千差万別です。「ブレンド・S」はごく日常的な世界を描いているのですが、これも異色作と言わざるを得ません。なぜなら、男が出てくるからです。

ヤバイディーノ

 いや、日常世界に男がいるのは当たり前なんですが、「きらら系」では背景とかモブ扱いに終始していたり、ストーリーには絡んでいても親兄弟といった肉親であったりして、少なくともメインキャラとの恋愛関係は描かれないのが原則となっているように思うのですが、「ブレンド・S」にそこに結構踏み込んでいるという。

恋愛ラボ

 日常系でも「恋愛ラボ」のように男女の恋愛に踏み込んでいる作品があるのは事実ですが、あれは実は「きらら系」ではないんです。連載誌は芳文社でも「まんがホーム」とか「まんがタイム」なので。

スタッフ勢揃い

 で「ブレンド・S」ですが、イタリア人のオーナー店長ディーノが経営する喫茶店「スティーレ」を舞台に、従業員らの交流を描いた日常系作品です。ウエイトレスが何らかの属性を演じて接客するというメイド喫茶のような店なので、客は圧倒的に男が多いのですが、ほとんどモブでストーリーに絡んでくることはありません。

海外ラブの苺香
ドS表情の苺香

 主人公・桜ノ宮苺香(まいか)は海外留学に憧れており、資金を貯めるためにアルバイトを探しています。基本真面目で礼儀正しい性格なのですが、不器用で人付き合いがやや苦手な故に、言動がぎこちなかったり目つきが悪くなったりすることで誤解を受けやすく、面接で不採用になってしまいます。しかし、黒髪ロングの苺香に一目惚れ状態になったディーがスカウトすることで、スティーレで働くことになります。

ビジネスツンデレ夏帆
妹キャラ麻冬

 スティーレのウエイトレスには、ツンデレ担当の日向夏帆、妹キャラ担当の星川麻冬がいて、苺香は目つきと言動を買われてドS担当となります。

美雨
男の娘ひでり

 その後お姉さんキャラ担当の天野美雨、アイドルキャラの神崎ひでりが加入して、キッチン担当二人(ディーノと秋月紅葉)、ホール担当5人の大所帯となりますが、問題はディーノです。

ディーノ店長

 美少女アニメやフィギュアが好きな重度のオタクで、深夜アニメを見るために夜更かしをしては仕事中に居眠りでさぼってばかりいるという。まあそこは別にいいのですが、スカウトした苺香にぞっこんラブで、鼻血を出しまくっています。イベントやら催しやらを色々企画するのですがその大半は店の経営のためではなく、苺香受けを狙ったものであるという。このディーノを容認できるかどうかでこの作品の評価は大きく変わると思います。

鉄拳制裁

 個人的にはディーノはかなりうざいなあと思っていましたが、これを除くとキャラは可愛いし結構面白かったと思います。ただ、他にも問題はありました。

普通の苺香
可愛い夏帆
素の麻冬

 ウエイトレスに役を振るというのは面白い試みだと思うのですが、大体本質とかけ離れていました。苺香は目つきとぎこちない言動のせいでドSキャラにされていますが、本人は全然ドSではありません。夏帆も明るく人懐こい性格で全然ツンデレではなく、麻冬に至っては大学生なのに見た目だけでロリキャラにされているという。

 うざいひでり

 俳優のようにビジネスとして演じているキャラなのだと思えば容認できますが、まずいのは神崎ひでり。こいつはいわるゆ「男の娘」なんですね。「男の娘」は「きらら系」にニーズがあるんでしょうかね。普通にアイドルぶりたい女の子ということで問題なかったような気がします。

秋月と夏帆

 キッチン担当の秋月と夏帆は同時期に入ったということもあってちょっと意識し合っている様子もありますが、ごく淡いのでこれぐらいは全然問題ないです。やはり行動のほぼ全てが苺香ラブに起因するディーノがいかんですね。一応ヘタレだったり、恋愛感情を苺香に全然察して貰えないなどで、恋愛関係は進展しないのですが、スタッフ全員がディーノの気持ちに気づいているというのが(笑)。オーナー店長とはいえ、店の商品に手を出してはいけんよ。

苺香の豪邸

 また、苺香が海外に憧れる理由が、実家が和のテイストが強いため、外国に魅了されたということになっていますが、もの凄い豪邸に住んでるお嬢様なので、留学するなら資金的には何の問題もなさそうです。むしろよくこんな金持ちの家が愛娘のアルバイトとか認めるなあという感じで。

もっときゃっきゃうふふしろ

 JKの苺香と夏帆はとにかく可愛いです。麻冬は外見と中身のギャップとかが「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の棘田恵那に似ていると思います。

ドSモードの苺香
ドMの客達

 苺香のドSキャラ演技にディーノはもとより客のモブ達もハートを打ち抜かれっぱなしなんですが、店の性格が性格だけにオタクっ気の多い客が大半というのはいいとして、オタク=ドMという訳ではないんですがそれは。

中の人達

 苺香のCVは和氣あず未、夏帆のCVは鬼頭明里ということで、今一番勢いのある若手声優二人が共演していたんですね。奇しくも二人ともアーティストデビューしていますが、そのせいかこの二人と麻冬役の春野杏が歌うOP「ぼなぺてぃーと♡S」は傑作だと思います。



 おっとりしていて恋愛に疎い苺香ですが、外国好きのせいかディーノのサラサラブロンドヘアに憧れており、次第に惹かれて行っているような気配はあるので、ディーノ大勝利の日も近いのかも知れません。しかし、仮に夏帆×秋月は許せても、ただしディーノ、テメーはダメだという人は多いかも知れません。

ブレンドA
何気に着替えシーンが多かったような
夏帆と麻冬

 苺香と夏帆のきゃっきゃうふふとか、本編にあった夏帆に勉強を教える麻冬の流れからの夏帆×麻冬など、百合色を強くしたら一層良かったんじゃないでしょうかね。実は成人向け作品を主体とする同人漫画家美雨も、人間ウオッチングに励んでいないで百合展開に絡んでいけば良かったのに。まあそうなってくるとやはり「男の娘」は一層いらない子になってしまうのですが、それはもう仕方がないですな。

逆壁ドン
ドS特訓の成果

2020年冬季アニメの感想(その1):理系が恋に落ちたので証明してみた。

晴れた土曜日
 
 久々に晴れた土曜日。予報では今日も雨でしたが、明日にずれ込んだ模様。土曜日はスーパー洗濯デーなので、雨は非常に困るんですよね。布団も干したいし。

トイレットペーパーがない

 それにしても新型コロナウイルスの影響がじわじわと広がってきて、何とも重苦しい日々が続いていますね。マスクどころかトイレットペーパーまでなくなって。トイレはウォシュレットなのでそんなにトイレットペーパーを使わないので困ってはいませんが、石油ショックの頃の映像を笑えませんね。人間って変わらないんだなあ。

リケオチ感想

 さて早くも視聴を終了した冬季アニメが出たのでもうレビューを始めて行きましょう。今回は「理系が恋に落ちたので証明してみた」です。テレビでは途中なんですが、Amazonプライム・ビデオでは1月中に全話一挙配信されていたので、見終わってしまいました。

理工学研究科のメンバー

 原作は山本アリフレッドがWeb漫画掲載サイト「COMICメテオ」で連載中のウェブ漫画です。互いに好意を抱いている主人公2人が、恋愛感情とは何かを理論的に解き明かそうとするラブコメディ作品…という触れ込みでしたが、美男美女が実験にかこつけていちゃついているようにしか見えませんでしたね。

氷室菖蒲

 理系の最高学府である国立彩玉大学理工学部研究科の大学院1年生・氷室菖蒲はある日、同期の研究メンバーの雪村心夜に想いを告げますが、根っから理系脳である2人は、恋愛感情を証明すべく、ほかの研究室のメンバーも巻き込んだ研究を開始してしまいます。最高学府が彩玉大学だ…と…。「女子高生の無駄づかい」のさいのたま女子高といい、“さいたま”がやけに脚光を浴びている気がします。これは魔夜峰央の「翔んで埼玉」のリバイバルヒットの影響なんでしょうかね。なお「さいのたま女子高」は東京の「東村山西高等学校」がモデルになっているそうですが、彩玉大学のモデルは埼玉大学なんでしょうか?名前的にはもうそれしか考えられないのですが。

雪村心夜

 美人から「好き」と告られたら付き合うしかないと思うのですが、超理系の雪村は明確に定義され、証明されないものを極端に嫌う性質で、「好き」を定義付け、証明しようとします。氷室も理系なんですが、どちらかというと雪村にひきづられて巻き込まれていくような感じに見えました。

ただのバカップルじゃないか
実験する雪村

 実験だと言って壁ドンやら顎クイやらを実践する二人。勝手にデレてろと言いたくなりますが、一応本人達は本気のようです。でも先に好きになった氷室のほうはどんどんメスの顔になっていくような。

池田教授

 二人の実験に巻き込まれた理工学研究科池田研究室のメンバーは総勢6人。指導教授は「ダンベル何キロ持てる?」に出た方がいいのではないかと思えるマッチョな池田教授。健全な身体にこそ健全な頭脳が宿るという、昔の「日本○○振興会」のCMのような持論の持ち主ですが、じゃあホーキンス博士とかはどうなるんだとかツッコミたくなりますな。

奏言葉

 学部4年生の奏言葉。本作は彼女視点で進行することが多く、最も普通の感性の人で、ツッコミ役です。普通の感性でこれだけ可愛ければカレシの一人もいて全然おかしくないのですが、なぜかその気配なし。JK時代の先生との淡い恋心の思い出しか出てきません。

可愛い言葉

 その先生への想いが彼女を理系に進ませたようですが、その一方で柔道の心得があるらしく、無自覚にセクハラする雪村をぶん投げたりしています。まだ若い彼女の過去に何があったのか…

言葉様

 “言葉(ことのは)”と言うとどうしても思い出すのが、史上屈指のヤンデレと言われるこのお方。過去に何があったにせよ、このお方ほどの壮絶な経験はないと思いますが、その名前で男共にドン引かれていたとしたら可哀想過ぎますね。

犬飼虎輔

 同じく学部4年生の犬飼虎輔。見た目ヤンキー風ですが、完全に二次元の住人で、美少女恋愛ゲーム愛好家です。勉強は全然しないので、この人のせいで彩玉大学が理系の最高学府と言われてもピンとこないという説が。

棘田

 最年長である大学院2年の棘田恵那。普段はいつもゲームで遊んでいたり、周囲にしょっちゅう茶々を入れたりと不真面目風ですが、実は天才肌。犬飼とは幼なじみで、昔は犬飼がかなり棘田を慕っていたようです。

合法ロリ棘田

 性格はやさぐれていますが、ぱっと見はロリそのものなので、演技をすると破壊力抜群です。まさに合法ロリ。

六畳間の侵略者のゆりか
大森日雅

 ちなみに演じている大森日雅はかつて「六畳間の侵略者!?」でずっこけ魔法少女虹野ゆりかを演じていました。これを見た当時は一気にブレイクして人気声優になるんじゃないかと思っていましたが…私の予想ほどはブレイクしなかったような気がします。今回の棘田はゆりかとは全く傾向が異なる役ですが、これはこれでいい演技をしていたんじゃないかと思います。まだまだこれから行けると思います。

山本亜梨華

 この他、後半に池田研究室の卒業生で漫画家をしている山本亜梨華が登場し、漫画のネタのためなら手段を選ばないという性格故に騒動を引き起こして悪役的な立ち位置になったりしますが、CVはなんと天使声優小倉唯。唯ちゃんも悪役をやるようになったか…。「アフリカのサラリーマン」ではゴリラもやっていたし、もちろん演技の幅を広げていくのはいいことなんですが、個人的には「ひなこのーと」の柊真雪や「ゴブリンスレイヤー」の女神官のような役が好きです。

綿密なデート計画

 遊園地での効率のいいデートのやり方など、理系の研究にかこつけて、役に立つような立たないような試行錯誤を行っていく氷室と雪村。明らかにラブラブなんですが、二人ともこれまで恋愛経験がないそうなのです。ぱっと見美男美女なのに。雪村は朴念仁ぶりが際立っているので、全く自覚がないままに女子達の好意を無にして可能性が高いですが、氷室のほうは何度も告られてその度に袖にしてきた模様。理系なんだから実験的に付き合ってみるとかいう発想はなかったんかい。

雪村と氷室

 氷室も雪村も全然気づいていないようですが、幼少期はダンゴムシの観察をする地味子で、周囲から虐められていた氷室が、現在のような凜とした美人に成長した切っ掛けは、やはり幼少期から超理系だった雪村の励ましのおかげなんですが、雪村はともかく、氷室が「あれはこの人だった!」と思い出さないのが超不思議です。話を聞いていた奏言葉はすぐ気づいたのに。お互い「あんな妙なキャラはこいつしかない」と思わないのが不思議です。

実写版リケ落ち

 なお実写ドラマとその続編の劇場版が先に制作されていて、浅川梨奈と西銘駿が主演を務めていました。氷室役に浅川梨奈を充てているという事実が、氷室=美女を証明していますね。もっと知性も出した方がいい気がしないでもないですが、まあ嵌まっています。

雌の顔になった氷室
どんどん可愛くなる氷室

 氷室の方は回を重ねるほどにメスの顔になっていくことが多くなり、どんどん理系から離れていった感じもしますが、雪村は最後まで超理系を貫いていました。この二人は結婚してからも最適な挿入角度(何の?)とか、最も快感が得られる体位(だから何の?)とかを延々と研究するのでしょうか。まあそれはそれで充実した結婚生活かも知れませんが。

内田雄馬
雨宮天

 雪村のCVは内田雄馬。氷室のCVは雨宮天で、中の人も美男美女。年齢も近いし、これを機会に付き合ってもいいんじゃないかと勝手に思ったりもします。

内田真礼

 問題は内田雄馬の姉が内田真礼だということで、雨宮天が小姑(真礼)と上手くやれるのかと、内田雄馬が姉よりも彼女が一番だと思えるのかがポイントとなるでしょう…などと勝手な妄想をしてしまったり。

恋愛経験ゼロの二人
デレ落ちする氷室

 美男美女の恋愛とか、勝手にやってろと思ってしまいがちですが、互いに恋愛超ビギナーというところが見ていて面白いところです。ヤリマン、ヤリチンだったらまあ、ねえ…。個人的には奏がいいですが、ロリを徹頭徹尾演じ続けてくれるのなら棘田でも。氷室は理系を貫いてくれるならそれでいいのですが、理系脳から恋愛脳に変わりそうな感じがするので、結構面倒臭い女になっちゃうかも知れません。

奏サービス画像
棘田ワキ画像 

2020年冬季アニメ序盤の感想(その3):異世界かるてっと2/ダーウィンズゲーム/虚構推理/異種族レビュアーズ

如月

 全国的に2月になりました。一月往ぬる二月逃げる三月去るなんて言いますが、年明けの3か月はすわなち年度末の3か月ということで、色々と慌ただしい訳ですね。受験生は大詰めということでやはり落ち着けない日々ということになるでしょう。ところで「如月」で画像検索したらこの人がやたら出てくる訳なんですが、「艦これ」はまだまだオワコンじゃないという解釈でよろしいでしょうかね。もちろん私は毎日楽しくプレイしていますが。

異世界かるてっと2序盤感想

 さて2020年冬季アニメ序盤の感想もそろそろ最終回としましょう。ということで今日は一気に4本行くぞ。まずは「異世界かるてっと2」。3話まで視聴しました。昨年春季に1期が放送されましたが、一年足らずで2期ということに。いわゆる異世界転生もの4作品の主要登場人物が一堂に会したクロスオーバーのコメディです。一部“中の人”が被っていたりもしますが、2役分のギャラは貰えるんでしょうかね?多分この業界的には貰えなさそうな気がします。

盾の勇者も登場

 アニメで人気を博した異世界転生4作品は、同時にKADOKAWA発で、「なろう系」でもあり(正確には「幼女戦記」は「小説家になろう」ではありませんが、別の小説投稿サイトに連載されていたので当たらずといえど遠からず)、今回はさらに「盾の勇者の成り上がり」の主要キャラもゲスト出演しています。これもやはり異世界転生にして「なろう系」。

主人公達とヒロイン達?
CHAOSな教室

 4つの世界の異世界転移者達がいきなり集められた学校の様なさらなる異世界。ここを脱出して元の世界に戻るには協力し合うしかないということで、超個性的な面々が学園生活を送ります。各作品の主人公達は全員異世界転生ないし転移した日本人という共通点があるのですが、スバルとカズマはその名前から思い切り推測できますし、アインズとターニャは理知的なので会話の中で互いに認識できた様子です。しかし他のキャラにはそもそも転移OR転生者であることを秘密にしている場合もあるのであからさまにはしていません。もともと異世界転移を仕事としていた女神アクアあたりはうっかりばらしても不思議ではないのですが。

夢のオールスター戦

 各作品の世界観を尊重した作りになっているので、それぞれのファンも文句はないのかなと思います。なんとなく昔あった「プロレス夢のオールスター戦」を思い出します。当時日本にあった3団体(新日、全日、国際)のレスラー達が一同に顔を揃えたという。その分、各団体のメンツを潰さないよういろいろ忖度・配慮があったようです。前座・中堅あたりは勝ち負けがあっても別にいいのですが、エース級になるといろいろとね。ファンが見たかったのは当然馬場対猪木だった訳ですが、実現させられるはずもなく、タッグを組ませるのが精一杯。

アクアのターンアンデッド
アインズに効いている

 同様に、アンデッドの頂点であるアインズとアンデッドに圧倒的に強いアクアがガチで戦ったらどうなるか、なんて非常に興味深いのですが、アクアがギャグ混じりでターンアンデッドを使い、アインズが痛みを感じる程度という小競り合いで終わりました。コメディ作品だからそもそもガチのやり合いにはなり得ないのでそしょうが、「○○と××が戦ったらどっちが強い?」というテーマはファンを揉めさせますからね。議論や考察が楽しいという意識の高い人はいいのですが、かなり低レベルな脊髄反射な悪罵の応酬に終始する人達もいますから。

カナメとシュカ

 続いて「ダーウィンズゲーム」。4話まで視聴しました。5話のはずが4.5話(つまり総集編)になってしまったのは凶兆でなければいいのですが。「ダーウィンズゲーム」は進化とか関係あるのかと思いきや、スマホのソシャゲの名前ですが、ポイントを他の参加者と奪い合うゲームで、1ポイント10万円で換金できるという。ただ辞めることができず、全ポイントを失うと死亡するというデスゲームでもあります。

ゲーム強制参加
敗者の末路

 主人公カナメは訳も分からずゲームに参加することになりました。参加者にはそれぞれシギルと呼ばれる異能が与えられるのですが、自分で選ぶことはできず、変更もできません。感覚拡張系とか念動系といったいくつかの系統があるようですが、それとは別に強力さの度合いで神話級とか超人級といったランクがあるようです。

カナメのシギル

 ゲーム参加者は自分に与えられたシギルの使い方は自然に理解できるそうですが、カナメはなぜか自分のシギルを中々理解できませんでした。どうやら武器類を自由に生成することができる能力のようですが、序盤で新人狩りの襲撃を返り討ちにし、49連勝中の「無敗の女王」シュカを破って仲間にしました。他にも今後仲間になりそうなキャラが登場しているので、いずれ自身のクラン(ギルドのようなもの)を作りそうです。

新人狩り
シュカに勝利

 図らずも入ってしまったデスゲームですが、結局のところ“俺TSUEEE!”的異能を持っているので、「なろう系」に近いかも知れませんが、デスゲームはゲーム内世界とかではなく現実世界で行われており、非参加者もとばっちりを食う可能性が高いなど、非常にはた迷惑なものとなっています。当然誰が何のためにこんなゲームを制作して始めたのかという根本的な謎が気になるところですが、原作が未完だし、おそらくアニメではそこまで描けず、自分のクラン結成と敵対クランとの抗争あたりで終わりそうです。

狂気を感じるシュカ

 今のところは命のやりとりを極度に嫌っているカナメですが、いずれいわゆる“殺意の波動”に目覚めていくんでしょうか。ヒロインのシュカは可愛いですが、CVがせっかく上田麗奈なので、ぜひ狂気とか闇とかいったヤバい側面を見せて欲しいものです。

虚構推理序盤感想

 お次は「虚構推理」。3話まで視聴しました。怪異が多数登場し、怪異とのバトルとなることも多いですが、ミステリー色が強く、原作は2012年に第12回本格ミステリ大賞の小説部門を受賞しているということですので、ミステリーとして面白いものになることを期待しています。

怪異と琴子
一眼一足になった琴子

 幼い頃に怪異達に知恵の神となること要請され、これを承諾したために片目と片足を失った岩永琴子は、社会の秩序を守るため、怪異に関するトラブルの解決に尽力しています。

とっくの昔に義眼じゃよ

 そのうち怪異に眼底砕きを喰らっても平然として「とっくの昔に義眼じゃよ」とか言って欲しいですね。渋川先生は左目だったけど。

不死身の九郎

 その琴子が一目惚れしたのは、不死身の身体を持ち、怪異達から化け物のように恐れられている桜川九郎。九郎には結婚を視野に入れていた女性がいましたが、怪異から恐れられる姿を見て恐怖から破局してしまいました。尋常でない男には尋常でない女が似つかわしいということでしょうか。

ヌシを納得させる

 タイトルが「虚構推理」なのは、真実よりも依頼者(主に怪異)をいかに納得させるかに重点を置いているからで、実際2~3話で扱われた殺人事件に関する顛末の推理は真相とはほど遠かったのですが、依頼者である池の主(大蛇)を納得させるために琴子がでっち上げたものでした。

七瀬対琴子

 3話後半から始まった「鋼人七瀬」が原作の第一作にあたるそうで、とりあえずバトルになっていましたが、九郎はともかく、琴子には特段の戦闘力はないので、今後事件を解決するために琴子が虚構の推理を展開していくのではないかと思われます。

鋼人七瀬
無敵鋼人ダイターン3

 鋼人七瀬と無敵鋼人ダイターン3との関係はいかに…って何の関係もないか。しかし普通鉄人とは言うけど鋼人という言い方はあんまりしないですよね。原作者がダイターン3を見ていたとかあるんではなかろうか。やはり必殺技は「日輪の力を借りて、今、必殺の、サンアタック!」なんでしょうか。

鬼頭明里

 片目片足の少女というと痛々しく思われますが、琴子の場合は精巧な義眼と義足のおかげで一見ちょっと足が不自由なだけの美少女のお嬢様に見えます。CVは今売れに売れている鬼頭明里。そろそろ声優アワードで新人女優賞を受賞してもおかしくないと思いますが、個人的に明里という名前だけで贔屓にせざるを得ないものがあります。小原好美、和氣あず未と共に「好きな声優さん」で取り上げる有力候補です。

岩永琴子

 キャラデザインは良好。声優の演技も問題なし。これまでミステリーものと銘打っているので期待して見たらダメだった作品が結構あったので、頼む、ミステリーとしてちゃんとしてくれとそればかりを祈っています。正直怪異とかは西野維新に任せておけばいいんじゃないか、なんて。

異種族レビュアーズ

 最後に私の今季最大のお楽しみである「異種族レビュアーズ」。3話まで視聴しました。人間やエルフ、妖精、獣人などあらゆる種族が共生する異世界を舞台に、主人公である人間のスタンク、エルフのゼルらが、様々な異種族が働く風俗店で受けたサービスをクロスレビューで評価していくという作品です。

ファミコン通信のクロスレビュー

 クロスレビューといえば思い出すのは「ファミコン通信」。今も「ファミ通」という名称で継続しているらしいですが、読まなくなって久しいですね。かつては他誌になかったクロスレビューがソフト購入時にとっても参考になりました。片山まさゆきの漫画「大トロ倶楽部」も面白かった。

森下万里子

 それにしても女性レビュアー森下万里子が架空の存在だったことには驚きを禁じ得ませんでしたな。なんだあのイラストは(怒)。

サキュ嬢とレビュアーズ

 それはともかく、この世界では風俗嬢はサキュバス嬢(略称サキュ嬢)と呼ばれており、サキュバスとかインキュバスは淫魔なのでそういう活動は必然と見なされており、その他の種族も、サキュバスとかインキュバスとのハーフであるとう建前で風俗店で勤務をしているようです。何しろあらゆる種族が揃って共存している世界なので、家系を遡ればサキュバス・インキュバスの血が入っていない者はいないそうなので、真っ赤なウソという訳でもありません。

ミツエさんへの反応
500歳エルフと50歳人間

 そんな中、腕利きの冒険者スタンクは、贔屓にしている500歳超のエルフのサキュ嬢を巡って相棒のゼルと口論になります。若くて綺麗だというスタンクに対して、ゼルはマナ(魔素)が老化していると主張。獣人のブルーズも腐葉土のような加齢臭がすると評します。一方スタンクは、ゼルが贔屓にしている50歳の人間族サキュ嬢の方が信じられません。種族によって他種族サキュ嬢への評価が大きく異なることに気づいたスタンクは、いろんな種族の風俗店に行ってそのサービスをクロスレビューしていくことになります。

大人気レビュー
異種族クロスレビュー

 レビューは冒険者達が根城にする酒場「食酒亭」に貼り出されますが、これが様々な種族の冒険者達に大人気で、みんな奪い合うようにコピーを買い求めるため、スタンク達にとっては結構な稼ぎになる副業となっています。レビューで得た金でまた別の風俗店に行くというサイクルが確立されているので、もう冒険者やらなくてもいいような。

ピンチのクリム
スタンクとゼル

 レビュアーは他にもハーフリング、悪魔、ラミアなどがいますが、異色なのはスタンク達が窮地を救った天使のクリムヴェール(通称クリム)。見た目少女のような風貌ですが、実は両性具有で、スタンク達の前では男で通しています。天使の輪が欠けて天界に戻れないので、直るまで食酒亭でアルバイトすることになりましたが、スタンク達に半ば無理矢理風俗店に連れて行かれてレビュアーになってしまいました。可哀想な境遇と思いきや、なんだかんだ言っても結構サキュ嬢にはまっているようです。CVはまだ20歳の若手声優富田美優ということで、いいのだろうかと思いきや、番宣ラジオ出演の際、全然OKだと言っていました。プロ根性あるなあ。アフレコの際はスタッフやキャストはウハウハだったんでしょうかね。

嫌そうだが実は

 番組のタイトルは今時としては短めですが、その分毎回のサブタイトルがやたらに長く、例えば1話は「エルフの熟女と人間の熟女についての議論が沸騰し、天使はニャンニャン天国で昇天し、有翼人は総排泄孔で感度も抜群!」。毎回この調子で行くようで、ほぼあらすじ状態ですな。

女体化
百合プレイ

 3話「女体化してのプレイは選べる嬢が少ないし、結構痛いが、女の子の気持ちがわかるようになるから、一度ぐらいは経験しておくのはいいかもしれないぞ!」は、番宣ラジオで「序盤の山場」と言われており、本当に放映できるのかとキャストやスタッフも心配していたとか。内容はサブタイトルの通りで、スタンクらが魔道士の作った性転換薬で女体化してレズプレイに興じました。さすがに精神が男のままだと男のインキュバスボーイ(通称「淫棒」)と遊ぶ気にはならないようで、それは個人的に良く判る。いくら女体化してもいきなり「ウホッ!いい男」にはならんよね。

ひーちゃん頑張る
ひーちゃん事後

 女体化したスタンク(美女剣士メスタンク)はCV赤崎千夏、女体化したゼル(巨乳エルフゼルゼル)はCV金元寿子でしたが、特にスライムのサキュ嬢に責められる金元さんの喘ぎ声は必聴でしょう。十分18禁のエロゲーに出演できますな。噂によるとエロゲー専門声優の他、別名義で出演している声優さんが結構いるとかいないとか。

有翼人サキュ嬢
ダゴンサキュ嬢

 ただし本作、放送局によってかなり規制が入っていて、3話なんて「音声のみでお楽しみください」になっている部分もあったりして。見るならR+15指定となっているAT-Xしかありません。なぜAT-X版を使わないんだAmazonプライム~!!

このすばのサキュバスの店

 まあ好き嫌いは大きく分かれる作品かも知れません。私は、深夜アニメなんだからこれくらいぶっ飛んだ作品でいいと思っていますし、毎回楽しみにしています。「この素晴らしい世界に祝福を!」でもサキュバス達が店を開いていていて男性冒険者に大人気でしたが、こちらは安価で客の要望に添った夢を見せる代わりに日常生活の支障にならない程度に精気を摂取するという共存共栄路線でした。荒くれの冒険者も多いアクセルの街の治安が驚くほど良いのは、サキュバスの店があるおかげではないかと思いますが、この手のお店は必要悪なんだと思います。借金のカタで無理矢理働かされているとかの一昔前の遊郭みたいなヤツだとそりゃあいろいろ問題もあるんでしょうが、自発的にやっているものは職業選択の自由の範疇ではないかと。

異種族風俗街

 作中のサキュ嬢の店は、避妊及び病気予防の魔法陣が布かれており、妊娠や性病の心配が全くないんだそうです。実に素晴らしい。同じサキュ店をレビューしても、レビュアーの種族によって大きく評価が分かれるのがこの作品のキモなんですが、サキュ嬢側も種族特有の感覚が客側とずれていることがあり、そういうギャップも作品の特徴となっています。

食酒亭ラジオ

 なおスタンク役の間島淳司とゼル役の小林裕介の番宣Webラジオ「異種族レビュアーズ 食酒亭ラジオ」は無茶苦茶面白いですね。視聴者の投稿がまた(笑)。女性キャストは来たがらないのかと思いきや、普通にゲストで富田美憂が来ていましたし、今後も女性声優がゲスト出演するらしいです。個人的にはスタンク達のレビューを毛嫌いしている食酒亭のウエイトレス・メイドリー役の美人声優M・A・Oが来ないかなーと思っていますが、多分本作への出演を承諾している時点でもう問題はないんじゃないかと。金元寿子もいいぞ!日笠陽子は…まあ出てきても何の驚きもありませんな。

受け専のクリム

2020年冬季アニメ序盤の感想(その2):痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/推しが武道館いってくれたら死ぬ/恋する小惑星

樹氷にならない

 昨日梅雨かと突っ込んだせいか、天気予報はだいぶましになりました。やはり立春が夏への扉になってはいかんですよね。それでも明日から3日間くらいは雨予報になってますが。インフルエンザは湿気が多いと流行しなくなるといいますが、中国発の新型肺炎についてはどうなんでしょうか。

痛いのは嫌なので序盤感想

 昨日に引き続き冬季アニメ序盤の感想です。まずは「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」。3話まで視聴しました。このタイトルの長さ、貴様ローディスト「なろう系」だな!「なろう系」に違いあるまい!と思ったら、やはり「小説家になろう」発でした。ただし異世界転生ものではなく、ゲーム内の話です。

ネトゲの嫁
現実世界のメイプルとサリー

 今のゲームより進化しているVRMMO「NewWorld Online」を舞台にしています。ゲームプレイを題材にしたアニメというと「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」を思い出しますが、ゲームシステムは「ソードアート・オンライン」に近い感じです。ただしログアウトできないとかゲーム内で死亡したら本当に死ぬとかいったことはなさそう。余談ですが、SAOって2022年の話という設定でしたが、とても2年以内にあれほどのゲームが作れるとは思えませんね。

防御力に極振り
防御に極振り

 友人に強く勧められてNWO(と略すとプロレスを思い出してしまいますが)をプレイすることになったゲーム初心者の本条楓(キャラ名はメイプル)が、「痛いのが嫌だ」という理由で武装を「大盾」にし、初期ステータスポイントも全て防御力に振って、初心者らしいへっぽこプレイを展開しますが、偶然が重なった結果様々なレアスキルやレア装備を獲得し、ゲーム運営スタッフが予期していなかった無敵の防御力を誇るキャラになってしまいました。

移動速度問題の解決法
メイプルとサリー

 その後楓にNWOを勧めた白峯理沙(サリー)も合流します。サリーはかなりのゲーマーですが、メイプルの防御特化に対して回避特化を選択し、回避と見切りでノーダメージという 異色タッグを結成します。自分たちの知らないところで様々なプレイヤー及び運営スタッフたちから注目されながら、二人はNWOのプレイを楽しんでいきます。 

ヒドラを喰うメイプル
ノビたメイプル

 メイプルこと本条楓のCVが本渡楓というのにまず笑いますが、これはえーでちゃんありきで付けた名前なんでしょうかね。むしろこれだけ似た名前でえーでちゃん以外の声優がキャスティングされたらその方が驚きですが、原作の連載開始が2016年5月、えーでちゃんは2015年から声優活動を始めているので、ギリギリ間に合ってるといえばいえますが。

不穏さがないゲーム世界
NWOの世界

 ゲームがここまで進化したら、ぜひ私もやってみたいですが、ゲーム内の1時間は現実の1分くらいになっていないと、寝不足で現実生活が破綻してしまいそうです。「慎重勇者」の統一神界の時間(現実世界のの100/1)だとなおいいですが。モンスターと戦うだけでなく、イベントではプレイヤー同士の戦いもありですが、あくまでゲーム内なのでデスゲームにはならなさそうというところも平和でいいですね。

推し武道館序盤感想

 続いて「推しが武道館いってくれたら死ぬ」。3話まで視聴しました。岡山県が舞台となっていて、地下アイドルグループの活動と、彼女らを応援するアイドルオタクたちの様子を描いたコメディ作品です。アイドルグループは女性で、主人公のオタクも女性というのは、視聴者が男ばかりであろうことへの配慮とも取れますが、女性アイドル好きの女性というのも現実に結構いて、そんなに珍しいものではないようです。

だから私は推しました

 見てはいないのですが、昨年夏頃にNHKで「だから私は推しました」というドラマを放映していて、これも地下アイドルと出会ってオタクにハマっていくアラサーOLを描いたもののようでした。見ていないのにどうして知っているのかと言えば、日中仕事場でつけっぱなしになっているNHKで結構宣伝していたので。

Cham Jam
可愛い舞菜

 7人組の地下アイドルグループ「ChamJam」、その中でも人気最下位の市井舞菜を熱狂的に推す「えりぴよ」ことえり。彼女は20歳のフリーターですが、ある日偶然見たChamJamの野外ライブで熱狂的な舞菜オタとなり、収入の全てをファン活動に充てるようになります。舞菜ファンは事実上えりぴよ一人で、ほぼ常に学生時代の赤いジャージ姿で現れますが、これはファン活動費を工面するために私服を全て売り払ったためだそうです。20歳の女の子がそこまでして…

舞菜推しのえりぴよ
おたくの交流
ドルオタ活動

 えりぴよが現場で一緒になるのは「ChamJam」リーダーで不動のセンター五十嵐れおを推す「くまさ」やクールでしっかり者の松山空音を推す「基」。くまさは見た目もろにアイドルオタという感じで結構年もいっていますが、れおが別のグループに所属していた頃からのれお推しで、言っていることや考えていることはかなり常識的です。基は推している空音との交際や結婚を真剣に夢見ている「ガチ恋勢」と呼ばれるタイプのファンで、妹の玲奈は空音に似ています。お前、もしや…!その玲奈は舞菜ファンということで、えりぴよ以外に唯一の舞菜ファンかも知れません。

いかにもオタクのくまささん
基と空音
舞菜ファンの玲奈

 それにしても「ChamJam」、アニメだからだといえばそれまですが、美人揃い過ぎます。これでどうして地下アイドルのままなのか謎。東京に出てくれば一気に売れるんじゃないでしょうかね。人気最下位といわれる舞菜にしてもやたら可愛いので、なぜ不人気なのか謎です。

ずっと ChamJam
れおのお返事

 地下アイドルを推すというのは、今はまだ売れていないけどいいなと思ったグラドルを推すのと似ているかも知れません。人気出ろと思いつつ、本当に出ると寂しい気持ちになったりして。しかし地下アイドルってファンレターの返事とかくれるんですかね。それなら推したい気持ちもわかりますが…

えりぴよ
すれ違う心

 舞菜はえりぴよを数少ないファンとしても大事にしてくれるのかと言えば…これがものすごい塩対応。そのせいでえりぴよは舞菜に嫌われているのではないかと悩んでいますが、実際のところは嫌っているわけではなく、むしろ親しくなりたいと思っているようです。同性なんだからもっと打ち解けても…と思いますが、押しが強すぎるえりぴよと不器用な舞菜では上手くコミュニケーションが取れず。アイドルとファンの関係は難しいのですかね。こんなにも好きなのに届かない想い…

舞菜とえりぴよ
舞菜グッズ

 私の知っている昭和のアイドルと今のアイドルは、存在のありようが全然違うみたいですね。それは「ゾンビランドサガ」でも、昭和のアイドル紺野純子と平成のアイドル水野愛の意見対立として描かれていましたが、正直秋元商法ともいわれるAKB以降のアイドルの推し方というのは私にはよく判りません。握手にしても会話にしても、掛けた金額に比例するというのはわかりやすいと言えばわかりやすいのかもしれないけど、あまりにあざとくて。基の「リア恋勢」というのは理解できます。無理だろうとは思うけど(笑)。

えりぴよのコスプレするファイルーズあい

 えりぴよのCVは「ダンベル何キロ持てる?」で脚光を浴びたファイルーズあい。もともと筋トレ好きだったということで、まさにうってつけの役だった訳ですが、これからブレイクしそうな予感がします。EDで懐かしの「♡桃色片想い♡」も歌っています。♡なんて付いてたっけか。

二人の出会い

 一方「ChamJam」メンバーのCVは知らない声優さんが多く、知っているのはれお役の本渡楓と水守ゆめ莉役の石原夏織のみ。えーでちゃんは相変わらず売れていますね。「ゾンビランドサガ」のフランシュシュに続いてのアイドル役か。

地学部の面々

 最後に「恋する小惑星(アステロイド)」。4話まで視聴しました。略称「恋アス」。いわゆる「きらら系」で、原作は芳文社の四コマ漫画誌「まんがタイムきららキャラット」で連載中です。「なろう系」とともに有名な「きらら系」ですが、萌え系少女達のゆるい日常を描いた作品の総称みたいになっていますが、「ゆるキャン△」や「ご注文はうさぎですか?」のように全くそのとおりの作品の他、「がっこうぐらし」のように実は全然ゆるくない作品もあるので侮れません。

 辛く厳しい現実をしばし忘れさせてくれるという意味では、「なろう系」とも共通点はありますね。ベクトルは全然違いますが、基本は癒やしを与えてくれる作品なので私は「きらら系」も大好物です。本作は、高校の地学部を舞台に、小惑星を見つけたいという夢を持った主人公と、その周囲の地学系女子(ジオジョ)による青春物語です。

幼い頃の思い出

 当初幼年期の思い出として、主人公木ノ幡みらと「アオ」の新しい小惑星を発見しようと約束するエピソードが綴られます。「アオ」は一見男の子なので、「きらら系」なのに野郎が出るだと!?と驚きましたが、実はボーイッシュだっただけで、星咲高校で再会した真中あおは女の子でした。

高校で再会

 昔の約束を果たすために天文部を探すみらですが、なんと天文部は人数不足のため地質研究会と合併して「地学部」となっていました。しかしそこであおと再会し、先輩達との部活動がスタートしていきます。地学部はみらとあおを加えてもたった5人で、天文班3人、地質班2人。天文班の方が多いですが、もしみらとあおが入らなければ部長一人だけだったという。なお前年には天文部はバニーガールの格好をして客引きをして(上坂すみれ演じるモンロー部長)学校側に怒られており、地質研究会の方は地味過ぎて人が寄りつきませんでした。それにしても共学校なのに女子しか集まらない不思議。

バニーガール先輩

 地学…高校生の頃好きでした。そういえば「めぞん一刻」のヒロイン、音無響子も高校時代は地学が好きでしたが、それは単に先生が好きだったからのような…。私は中学時代も理科では生物・地学を含む第二分野の方が物理・化学を含む第一分野より好きでしたね。地中の地質と宇宙の天文って、内容的に極端に離れすぎているんじゃないかと思ったりもしましたが、地球だって宇宙の中の一個の惑星には違いないのだからそうおかしい話でもないですね。

野外活動中

 そういう訳で地質にしても天文にしても好きなので、それを愛する少女達を見られるのはまさに我が喜びです。天文班と地質班は、元々別の部活だったこともあって、ギスギスというほどではありませんが、互いの活動に知識や関心がなく、気風も異なっていましたが、学校外での実地調査や屋上での天体観測、合宿などの行事を共にしていくことで互いの分野に興味を持つようになり、一体感が出てきて親しくなってきています。

地学部合宿の図

 その野外活動とか合宿といったイベントが、ゆるいながら癒やしがあっていいんですよね。こればかりは「きらら系」が好きでない人には理解されないかも知れませんが、女の子達がきゃっきゃうふふしているのを垣間見るのが大好きなんです。その中に入りたいというのではなく、ただ垣間見たいというあたりが理解を得にくいのかもしれませんが、いわゆる「観察者効果」(観察するという行為が観察される現象に与える変化)は、アニメでは考えなくていいというのが実にいいです。

猪瀬先輩と萌

 ちなみに本作では、昨年放映された「私に天使が舞い降りた!」に参加したスタッフが多数再集結しているとのことで、それだけで今後の展開に期待大です。キャストも、星野みやこ(みや姉)役だった上田麗奈や白咲花役だった指出毬亜という二人の主役が、それぞれみらの幼なじみの鈴矢萌と地学部の先輩猪瀬舞として再登場しています。萌がやたら百合百合しかったり、イノ先輩(猪瀬舞)可愛いと口走ったり、イノ先輩と急接近するあたり、“前世”の記憶が甦っているのかと笑ってしまいますな。でも確かにイノ先輩、花よりもずっと可愛い。作中一番可愛いキャラではないでしょうか。

イノ先輩の笑顔
前世はみやこの萌

 可愛い女の子が好きな地学を巡ってきゃっきゃうふふしているというのは実にいいです。もともと「きらら系」は好きなんですが、特にいい作品になる予感が。今後も楽しみに見ます。夏休みや秋の文化祭とかが描かれることでしょう。

恋アス

2020年冬季アニメ序盤の感想(その1):マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝/へやキャン△/理系が恋に落ちたので証明してみた

雪のないスキー場

 梅雨が来たの?と誤解しそうな週間天気予報にびっくりです。もしや立春の後来るのは春ではなく夏なんでしょうか。北国で雪不足が伝えられていますし、これが温暖化に伴う異常気象というやつなんでしょうか。豪雪地帯の生活は大変なんですが(札幌で実感)、降らなきゃ降らないで春以降の水不足が心配になるし、実に困ったものです。

マギアレコード

 まあこんなところで世を憂いていてもどうしようもないので、できることをやっていきましょう。ということで2020年冬季アニメ序盤の感想です。まずは「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」。3話まで視聴しました。

主人公たまき

 「まど☆マギ」が業界に与えた影響って、個人的には「新世紀エヴァンゲリオン」以来の大きさだったのではないかと思っています。本作以降、いわゆる“魔法少女もの”の構造自体が変化してしまったような。色々とツッコミどころが多いスマホゲー原作ということを差し引いても「見るしかない」と思ったのですが…

魔女登場

 キャラクターデザインは蒼樹うめ、魔女デザインは劇団イヌカレー、音楽は梶浦由記とこの辺りは本編同様なので、非常に懐かしい感じがします。何を願って魔法少女になったのかを忘れてしまった環いろはが、新興都市神浜市(モデルは横浜?)を訪れることで、頻繁に見る夢に出てくる少女が自分の妹で、彼女の病気を治すことを願ったことで魔法少女になったことを思い出します。その妹・ういは一体どこにいるのか?ういを探しはじめるたまきですが…という展開。

小さいキュゥべえ

 どうやらスマホゲームのストーリーをなぞっているようなので、「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」と同じでプレイヤーならよく知っている筋なのかも知れませんが、FGOと違ってマギアレコードはプレイしていないので展開は全く判りません。先ほど述べたとおり雰囲気はいかにもまど☆マギなんですが、登場する魔法少女は知らない子ばかりだし、どうもかなりつまらないことで揉めているんですよね。

少女の揉め事

 少女達の「コップの中の嵐」的なもめ事自体は嫌いではありません。「マリア様がみてる」なんか大好物でした。しかしまど☆マギシリーズなら魔女と戦うとか願いの反作用に苦しむとかそういう展開じゃないとな~と思ったのと、そもそも新顔の魔法少女達に感情移入できなかったので、正直3話で切ろうかと思ったのですが…

巴マミ登場

 なんと3話最終盤に巴マミ登場。本編では3話最終盤で“マミった”ことでインパクトを与えたマミさんが、今回は登場することでインパクトを与えてくれました。見知ったキャラが登場するならこれはもうちょっと見ないといけないと考えを改めました。

魔法少女グループ

 ところでこの世界は本編とはどういう関係になるんでしょうかね?とりあえずキュゥべえは現段階では本性を表していないし、小さいおっさんならぬ小さいキュゥべえという謎の存在も登場しています。魔女がいる以上まどかはアルティメット化していないと思われますが、魔法少女になっているのかいないのか。今後ほむらや杏子といった本編の魔法少女達も登場するのか。ゲームをやっている人は知っているんでしょうが、まど☆マギらしい虚淵玄的ダーク展開を期待しています。

へやキャン△序盤感想

 続いて「へやキャン△」。3話まで視聴しました。「ゆるキャン△」の第二期を作って欲しかったのですが、残念ながらショートアニメです。「へやキャン△」自体は本編の幕間の出来事を描いた番外編で、各話2ページの書き下ろしということでショートアニメに最適なのかも知れません。

いきなり飛び出す

 原作の「へやキャン△」はその名のとおり、放課後に部室に集まってキャンプに関するトリビアを披露したり、キャンプごっこや妄想上のキャンプの話題、荒唐無稽なホラ話に興じたり、半年後、10年後、60年後、1000年後の未来のキャンプを夢想したりといった、雑談に明け暮れるというものだそうですが、アニメでは1話でとっとと部室を飛び出してしまっています。

富士山を見る野クル 
河口湖サイクリング

 まだキャンプはしていないけど、野クルメンバーが富士山麓や河口湖で野外アクティビティーに興じており、全然「へやキャン△」じゃない(笑)。こちらとしても野外活動を見ている方がそれらしくていいのですが、ショートアニメなのですぐに終わってしまうのが残念。なでしこのお姉ちゃんとか飲んだくれ先生とかも登場して欲しいです。

理系が恋に落ちたから証明してみた

 それから視聴予定としては補欠だった「理系が恋に落ちたので証明してみた」。Amazonプライムでいきなり全話視聴可能になっていたので、うっかり見てしまいました。と言っても全話ではなく、今のところ5話まで。同名のウェブ漫画が原作で、互いに好意を抱いている主人公2人が、恋愛感情とは何かを論理的に解き明かそうとするラブコメディ作品です。

菖蒲の反証

 理系の最高学府・国立彩玉大学理工学部研究科の大学院1年生・氷室菖蒲はある日、同研究メンバーの雪村心夜に想いを告げる。しかし、理系である2人は恋愛感情を証明すべく、ほかの研究室のメンバーも巻き込んだ研究を開始する…という展開で、傍から見るとどこからどう見ても相思相愛なのでさっさと結婚しろと突っ込みたくなりますが、当人たちは明確に定義されない証明出来ないものが極端に嫌いらしくて。

壁ドン

 というか、ヒロイン菖蒲は実はそうでもないような気がしますね。心夜の方がとにかく朴念仁なのでそれに付き合っているという感じが。理系の研究室なのに女性の方が多くて実に素晴らしい環境です。

顎クイ
証明する実験

 幼少期から理系思考で周囲から浮いていていじめを受けていた菖蒲が、心夜に出会って理系マインドを貫くことを勧められたことで今の自分があるようなのですが、肝心の当人達がそれが互いのことだと判っていない様子。本作は学部四年生の奏言葉(かなで ことのは)の視点で描かれており、この人がほぼ一般人的感覚でツッコミ役に回っていることでコメディとしての面白さを出しています。

奏言葉
桂言葉

 それにしても言葉、なんでこんなに可愛いのに彼氏がいないのか。高校時代の先生との淡い思い出はそれはそれでいいとしてもしや、本当の名前は桂言葉というんじゃなかろうな?もしそうだとしたら、過去に重大なトラウマがあるとか、もう恋愛できないとかいうことがあっても良く判るのですが。「School Days」…とりあえず誠氏ね。

可愛い菖蒲

 心夜のCVが内田雄馬、菖蒲のCVが雨宮天ということで、中の人もお似合いな感じがするので、これを契機に中の人同士も結婚しちまえYO!なんて思ったりしますが、もしそうなると殺意の波動に目覚めた内田真礼がラスボスの如く天ちゃんの前に立ちはだかるのでしょうか(笑)。その修羅場は是非見てみたい。

理系デート計画
理系恋占い

 舞台となる彩玉大学、名前的にモデルは埼玉大学だと思うのですが、“理系の最高学府”ということになるとちょっと違うのでしょうか。「翔んで埼玉」のリバイバルヒット以来、妙に埼玉が脚光を浴びているような気がしますね。「女子高生の無駄づかい」のさいのたま女子高とか、「ワンパンマン」のサイタマとか。まさに「なぜか埼玉」。さいたまんぞうも急に売れ出したりして。


2019年秋季アニメの感想(その3):本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んではいられません~/放課後さいころ倶楽部/ハイスコアガールⅡ

成人式2020
 
 仕事始めの一週間は実に長く感じましたね。その疲れを癒やすかのようなまさに恵みの雨の三連休なわけですが、なんで休みなんだっけ?とかなりボケたことを思ってしまいました。成人の日なんですね。どうしても15日というイメージがあって、年だなあと改めて感じます。成人式は誰にでもあるものですが、私にとっては遙か昔の物語ですよ。

下剋上感想

 1月も中旬に入ったので、昨年の宿題を完結させてしまおうということで、一昨日、昨日に続いて秋季アニメの感想です。まずは「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」。異世界転生ものですが、昨日の「私、能力は平均値でって言ったよね?」同様女の子が主人公です。

幼女に転生

 念願だった図書館への就職が決まった日に亡くなってしまった本須麗乃(もとすうらの)は、気が付くと異世界の幼女マインとしての体を持っていました。魔法の力を持つ貴族に支配される中世然とした異世界には、厳格な身分制度がありました。もっと多くの本を読みたかったという未練を抱えたままの彼女は、本自体が稀少なこの世界で、なんとか本を手に入れようと奮闘していきます。

髪飾りを作る

 本作が異世界ものとして異質なのは、転生したのが女の子というだけでなく、特に何の能力も持っていない点です。一応生前の知識は一通り持っていて、それを活用して金儲けとかは行っているのですが、強大な魔力とかチート的能力は何もなし。

身食い

 実は魔力は備わっているのですが、それはマインの体質的な問題であり、さらに病弱で同年代の他の女の子が出来ることもなかなか出来ないでいます。実はマイン本体は既に死んでしまっており、そこに本須麗乃の魂が入り込んだという形のようです。マインが死んだ理由は「身食い」という病気のせいでした。これは本来貴族だけが持つ魔力を平民が持ってしまうと起きる病で、体内に溜まった魔力がキャパを超えると高熱となり、死亡率はほぼ百パーセント。生き延びるためには高価な魔術具が必要なので、美少女ならば貴族の妾になるとか、才能があれば僕になるとかいった手段を取らざるを得ません。

ルッツとマイン
紙作りにいそしむマイン

 病気の真相を知る前のマインは、とにかく本を読みたい一心で、なければ作ればいいんだとばかりにパピルス、粘土板、木簡作りにトライしては失敗した挙げ句、協力者を得て漸く紙作りに成功します。そこで「身食い」の真相を知ったマインは、すったもんだの挙げ句に魔力を放出できる神殿の巫女となることが許可される…というところで終了しました。原作の第一部にあたるようで、順調にいけばいずれ第二部に取りかかれるのでしょうが、原作は第5部まで刊行されていてしかもまだ完結していないので、先は長そうです。

商人道を教わる
神官長とマイン

 異世界というとほぼ必ず中世欧州的世界というのはいい加減なんとかならんのかとは思いますが、近代以降だと主人公が前世の記憶を発揮する余地がなくなり、古代以前だと文明レベル的にそれどころじゃないので仕方ないんですかね。私も本好きなのでマインの本への渇望はわからんではないのですが、大阪に来てほとんど本を読まなくなった現状からすると、なきゃないでなんとかならんかなとか思ってしまったり。まあネットやらスマホやらの本の代替物が全くない世界なので、仕方ないのでしょうが。

家族と一緒
添い寝

 マインの家族や周囲の人達は基本みんないい人達ばかりなので、当初はマインの自己中心ぶりが結構鼻について、転生前は大人だったんだからもうちょっとしっかりせいやと思いましたが、徐々に世界に適応していきました。この辺りも男だったらかなり嫌なヤツという印象になったんでしょうが、女の子だったのでまあ許せるかなという感じだったので、主役を女の子にするメリットはこういうところにあるのかとか思ったり。ま、女性視聴者がどう思うかは知りませんが。

リンスインシャンプー発明
お菓子作りを指導

 前世の知識によりリンスインシャンプーもどき、髪飾り、お菓子レシピなどを使ってお金を稼いでいたマインですが、異世界の方が現代日本よりメシマズなのはお約束なんでしょうか。異世界にない調味料を使うとかならともかく、入手できる素材だけで料理するならその世界なりの料理体系がちゃんとあってもおかしくないと思うのですが。

放課後さいころ倶楽部感想

 続いて「放課後さいころ倶楽部」。どうしても昔セガサターンでプレイした「放課後恋愛クラブ」を思い出してしまうタイトルですが、恋愛要素はほとんどなし。一応主要登場人物に恋心を持っているサブキャラもいますが、本筋とはあまり関係ないので特に進展しませんでした。

アナログゲームと出会う

 舞台は京都で、引っ込み思案で人見知りの主人公武笠美姫が、転校生の高屋敷綾と知り合ったことで「楽しいこと」を探すようになり、融通の利かない真面目な委員長だと思っていた大野翠が大のボードゲーム好きでボードゲームショップ「さいころ倶楽部」でアルバイトをしていることを知ってから、3人で様々なボードゲームをプレイして、その世界に魅了されていきます。

アナログゲームJK
四人になった

 途中からはボードゲームの本場ドイツからやってきたエミーリアも加わり、4人で様々なボードゲームをプレイする他、ゲームデザイナー志望の翠が作ったゲームをテストプレイするなどします。4人が2年生への進級を目前にして高校でアナログゲーム同好会「放課後さいころ倶楽部」を結成するというところで終了しましたが、原作では新入生の参加もあるようです。

さいころ倶楽部

 ファミコンの登場以来、私も日本もテレビゲーム一辺倒という感じになってしまっていますが、世界には様々なアナログゲームがあるんですね。昔遊んだ「人生ゲーム」や「億万長者ゲーム」もアナログゲームの一種なんでしょうが、そうしたゲームをテレビゲームでNPCとプレイするより、友人達とわいわい騒ぎながらプレイするほうが断然面白いですよね。ただ、大人になった今となっては友人達が集まること自体が難しいという。

水着回

 そういう意味でアニメ内でJK達が楽しくゲームしている様を見るのは微笑ましいというか羨ましいというか。登場したゲームの多くはテレビゲーム化が可能だと思いますが、NPCと画面上でプレイするのと、友人達と騒ぎながらプレイするのとどっちが楽しいかといえば…

ハイスコアガールⅡ感想

 最後に「ハイスコアガールⅡ」。第二期ですが、一年以上間隔が空いたものの事実上分割2クールもので、完結まで描かれました。主人公の無類のゲーム好き矢口春雄(ハルオ)とお嬢様なのに滅法凄まじいゲームテクを持つ大野晶の小学6年生から高校2年生まで、時代にして1991年から96年までが折々のゲーム事情と共に描かれます。

仲良しの二人

 懐かしいですね、90年代。ゲームセンターは70年末からインベーダーゲームが登場しており、家庭でも80年代中盤頃からファミコンが急速に普及していましたが、性能が大幅に上がってバリエーションが豊富になったのはやはり90年代でしょうかね。一時期UFOキャッチャーにはまった以外はゲーセンにはほとんど行きませんでしたが、登場する格闘ゲームの一部はテレビゲームでプレイしました。

渡米前の抱擁

 当初は自分より強い晶に敵愾心剥き出しだったハルオが、思春期になって徐々に関係を変え、しかし根っからのゲーム野郎なので色恋を全く意識しないままに高校生になって、ようやく晶に対する自分の気持ちに気づいていくという。ゲームを通して成長していくという、PTA的には目を剥きそうな展開ですが、そういう青春もありでしょう。

 ときメモをやらされるハルオ

 ハルオが好きな対戦格闘ゲームが中心ですが、登場流行していた他のゲームも話題になっており、ハルオは女心を知るためとして「ときめきメモリアル」をプレイさせられたりしていました。あれをオールクリアーしたところで女心はわかりませんけどNE!(体験者談)。 

きゃんきゃんバニープルミエール

 キャラの会話中だけでですが、「きゃんきゃんバニープルミエール」の話題が出た時は吹きました。「きゃる〜ん☆」「スワティラーラ!」…うう、懐かしい。下手すりゃクローゼットにCDソフトがまだ残ってるZE。サターンも残っているけど…20年近く触っていないので動くかどうか不明です。「こいつ…動くぞ!」なら嬉しいですけどね。

ジェラシー対決

 原作どおりなんでしょうが、すっきり完結しており、後味は悪くないのですが、それはハルオと晶に限っての話です。本作は日高小春というもう一人の女の子が登場しており、中学時代にクラスメイトになったハルオに恋心を抱くことになるのですが、これが噛ませ犬状態で本当に可哀想で。

修羅場発生

 事実上相思相愛状態のハルオと晶に関わるのが間違いといえばその通りなのですが、好きになっちゃったのなら仕方がありません。第三者視点だと小春の方が可愛いし一途さが健気なので絶対こっちを選びたくなるんですけどね。ハルオ好きが高じて一時期はハルオ以上のゲーマーになったりしていましたが、もしやヤンデレ体質?

同衾

 晶の実家は財閥らしく大金持ちなのですが、バブル崩壊とかその後のITバブル崩壊とかリーマンショックを乗り越えているんでしょうかね。両親は登場しませんが、子供に時代錯誤な方針を押しつける妙な家系なので、ハルオとの仲を考えればいっそ破産でもしていた方がいいような気もしますが。

ハイスコアガールDASH

 実は「ハイスコアガールDASH」というまるで「ストリートファイターⅡ」もどきの続編があり、そちらでは日高小春が主人公になっているそうです。本編から10年以上経過して、アラサーとなった小春は母校(中学校)の教師になっていますが、ハルオに振られて以降、年齢=彼氏ナシ状態だとか。ハルオの友人だった宮尾光太郎あたりとくっついたらどうですかね。ナイスガイだし。その後、「ハイスコアガールDASHターボ」「スーパーハイスコアガール」「スーパーハイスコアガールX」「ハイパーハイスコアガール」と続いていくんですね、わかります。もう生涯を描いちゃったりして。
 

2019年秋季アニメの感想(その2):ぼくたちは勉強ができない(第2期)/アフリカのサラリーマン/私、能力は平均値でって言ったよね!

私は、レバノンにいる

 旧聞に属する話で恐縮ですが、これは笑いました。某市で市民が自由に書き初めをするコーナーに掲示されていたようです。書き初めなんて中学校を卒業以来書いていないのですが、こういうのなら私もぜひしたいです。「想像を絶するだらしなさ」とか「ちっ、うっせーな」なんかもいいですね。隣の達筆「打倒実習」も、どういう意味なのかちょっと気になったりして。

ぶっ飛ばしてる異種族レビュアーズ

 昨日に続いて2019年秋季アニメの感想です。それにしても冬アニメ「異種族レビュアーズ」、1話からぶっ飛ばしてますね。深夜アニメらしいといえばらしのですが、物議を醸しそうな。私は嫌いじゃない…というか、ぶっちゃけ好きですけど、出演する男性声優はともかく、女性声優は平気なんでしょうか。

ぼく勉2期感想

 ではまず「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」。第2期といいつつ、実際には分割2クールという感じです。1期でキャラの関係性が確立されていたので、安定した面白さだったほか、1期のヒロインである3人娘に加え、先輩と先生まで加わって5人態勢になりました。

勉強シーン

 アンジャッシュのコントのようなすれ違い・勘違いギャグが多めだったり、受験勉強もののわりに勉強には本格的には切り込まないといった気になる部分もありましたが、ハーレム的展開ながら主人公に嫌味がなかったり、ヒロイン達の持つ苦悩を丁寧に描いていたりと全般的には良作だったと思います。

何と卒業してしまう

 1期が夏休みまで、2期が文化祭までということで、3期はいよいよ冬から受験本番かと思いきや、2期最終回の終盤数分で一気に受験・卒業までダイジェストで描いてしまうという荒技を見せました。これはもう3期はないということですかね。

うるかエンドを示唆

 一番問題なのは、こういう作品では必ず焦点となる「主人公は誰を選ぶのか?」問題に、原作が未完にもかかわらず回答を出してしまったことですね。アニメオリジナルだとか原作の了解を得たとか色々言い訳はできるでしょうが、原作が終わっていないのだからそこまであえて描く必要はなかったんじゃないでしょうか。それぞれのヒロインにファンがいるので荒れるのは必至なのに、それでも敢行した意味はなんなんでしょうか。

先生無双
対抗文乃っち

 ちなみに原作の人気投票では2回とも先生が勝利しており、私は同級生から選ぶのが定石であるところ、ファンの声に押されてまさかの先生エンドもありなのかと思っていました。私はギャルゲー・エロゲーでヒロインに先生がいたら落とさずにはいられなかったんですが。もちろん他のキャラも落としますけどNE!本作では、競馬風に言えば本命:先生-対抗:文乃で予想していたんですが、大外しとなりました。

アフリカのサラリーマン感想

 続いて「アフリカのサラリーマン」。大塚明夫、津田健次郎、下野紘と芸達者を揃えて、男性声優は基本年齢高めの渋いキャスティングでした。そんな中に小倉唯とか喜多村英梨がいる不思議。

いつものトリオ 

 もしアフリカに日本の会社があったら…という感じで展開するのかと思いきや、中身は日本のブラック企業そのままで、動物が社員という以外はあんまりアフリカ感がなかったような。アフリカだから問題は弱肉強食でけりを付けるとか、ぶっ飛んだ展開を期待していたのですが。

クズのオオハシ
やばい鳥類 

 時事ネタとかも展開していましたが、基本オオハシとかミツオシエ、ツルあたりが酷すぎる。会社にいられないレベルというか、もはや社会人失格レベル。こんなの雇用していたら会社が持たない。そうか、鳥類は会社組織に向かないんだ(違う)。

猛獣対決
プレゼントリオ

 終盤のプレゼン勝負の話だけはちょっと良かったですかね。大塚明夫ライオンに遺恨を持つ大塚芳忠トラと速水奨ヒョウのバトルはベテラン声優の風格を存分に見せてくれた感じです。オオハシがちゃんと働いていた(らしい)のはこの時だけだったような。遺恨の理由がプリンを食べてしまったというしょぼいものなのはまあ笑いどころなのでいいんですが。

シシ村とゴリ美その2
シシ村とゴリ美

 シシ村とゴリ美のJKコンビは毎回ラストで必ず登場していましたが、小倉唯にゴリラを演じさせているという以上にそれほど面白さはなかったという。ちなみにキタエリ演じるシシ村、それって名字では?ということはライオン先輩の本名はシシ村ライオンとか言うことになるんでしょうかね。

殺傷ハムスター

 いつも両手に包丁を持っていた殺傷ハムスターは一体なんだったんでしょうか。社員のようでいて実はそうでもなさそうな感じで。

平均値感想

 最後に「私、能力は平均値でって言ったよね!」。女性が主人公の異世界転生ものです。優等生だったけど窮屈な生き方をしていた栗原海里が、少女を助けて死亡したことで異世界転生することになり、今度は平凡に生きたいと能力を「平均値」にするように願い、異世界に貴族の娘アデルとして転生します。

アデル改めマイル

 しかし、平均値にと願った能力は、「古竜種や神を含む全存在のなかで、その分野ごとの最低値と最大値の平均」であり、一人間としては破格のものでした。アデルは「普通の女の子」として生きたい一心で家出をし、Cランクハンター「マイル」として力を隠しつつ生活することにしましたが…

赤き誓い

 異世界転生のみならず、その世界でも別人となって生きようとするというややこしことをする主人公ですが、なんだかんだと実力を見せてしまうので、お約束かも知れませんが全然普通には生きられません。「またアタシ何かやっちゃいました?」の嵐。ただ主人公が女の子というだけでこんなにも見てる側の反発が弱まるものか。結局可愛い女の子がやることは大抵許せるということですね(笑)。

ヤマトギャグ

 本作の特徴としては、異様なレトロギャグが挙げられます。主要視聴者を一体どの辺りに据えているのか大いに疑問なんですが、バブル世代あたりを狙っているとしか思えません。アニメを含む70年代ギャグは個人的には好きでしたが、平成世代はおいてけぼりだったんでは。これは原作由来なのか制作サイドの趣味なのか。

過去文明の遺物か
謎の創造主

 終盤、過去の核戦争を暗示するような遺跡とか、異世界最強種のはずの古竜種がさらなる力を求めているなど、異世界にも何やら不穏な気配が蔓延しているというところで終わってしまいましたが、これは2期への布石なんでしょうか。「平均値」の解釈の誤解も、実は「『天国』のようなもの」に存在する「『神』に相当する立ち位置」の存在を自称する創造主の曲解であり、そこには何らかの理由があるようです。

ワンダースリー

 異世界転生ものにありがちなベタな展開といえば確かにそうなのですが、女の子が主人公になるだけでかなり好感度に相違が出てくる不思議。本作なら2期を制作するならぜひ視聴したいと思います。現在のパーティーである「赤き誓い」のほか、かつての仲間の「ワンダースリー(これもネタや)」も活躍させて欲しいです。

2019年秋季アニメの感想(その1):ぬるぺた/慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~/旗揚!けものみち

謹賀新年2020

 ずいぶん遅くなりましたが明けましておめでとうございます。8年目に入る今年も当ブログをよろしくお願いします。お暇な時にたまに見に来て下されば。

ロストベルト5

 新年早々からなんですがゲームの小ネタをば。まず最近全然取り上げていないけど実はなお細々と続けている「Fate/Grand Order」。2部第5章「神代巨神海洋アトランティス」“神を撃ち落とす日”を年末年始にゆっくり攻略しました。なんと5章は初の前後編みたいですね。人類史を守るためには7つある「異聞帯(ロストベルト)」を剪定して回らなければならないところ、異聞帯の1つは敵が敵側の都合で自主的に剪定するとか言っていたので、残りは1つだけらしいです。なので意地の悪い見方をすればストーリーの引き延ばしにかかったとも言えますが、ストーリーは読み応えがあったので許しましょう。ところで普段は無課金でプレイしているのですが、新年のお年玉福袋ガチャだけは必ず星5サーヴァントが当たるので例外的に課金しているのですが、今回は星5がいまだないライダーを狙って見ました。

イスカンダル来た

 やってきたのはこの人、イスカンダル。要はアレキサンダー大王ことアレクサンドロス3世なわけですが、私あたりにはイスカンダルというとどうしても宇宙戦艦ヤマトがちらついてしまいます。火力集中型で非常にわかりやすいキャラとなっていて個人的には好きだったので良かったです。今まではフレンドから借りてばかりでしたが、これからは私がお貸ししましょう。

艦これ新年任務

 続いて「艦これ」。イベントの話ではなく、新年になってイベント以外に新年任務が発生したのでこれをこなしていたら、いきなりルートが開いたジェット機入手ルート。演習の時に他の提督が持っているのを見て「いいな~。どうやったら手に入るのかな~」と指を咥えて見ていたのですが、遂にゲット。

橘花改噴式景雲改

 橘花改と噴式景雲改。共に戦闘爆撃機ですが、橘花改は戦闘機寄り、景雲改は爆撃機寄りの性能となっています。両機を持っていると、通常の航空戦の前に噴式機のみで行う航空攻撃(噴式強襲)が発生するようになりますが、搭載母艦が極めて限られていて、翔鶴と瑞鶴の改二甲のみという。大鳳とかサラトガも装甲空母にしてあるんですが、こちらには積めません。翔鶴型の改二甲のみ装備可能なのは、飛行甲板を耐熱装甲化したという設定のためだそうですが、烈風だの流星だのと貴重な期待を生け贄にして散々苦労した挙げ句に入手したのに使い勝手が悪すぎです。基地航空隊でも使えますが、航続距離が…。橘花改は秋水とかコメートと一緒に防空戦で活躍しそうですが、景雲改はどうしたものか。

ぬるぺた感想

 さてそれでは昨年の課題消化と行きましょう。2019年秋季アニメの感想です。昨年の話だと思うとモチベーションが下がりますが、いやいや先月の話なので。全般的に秋季アニメは低調だったという感じがするのすが、そんな中個人的ナンバーワンはなんと5分アニメの「ぬるぺた」です。

ぬる
ぺたロボ

 ぬるはnull、つまりゼロで、ぺたはpeta、つまり10の15乗(=千兆倍)を意味していると思われます。二人は姉妹で、ぬるは小学生、ぺたは高校生のようでしたが、ぺたが交通事故で不慮の死を遂げた後、ぬるはぺたをロボットとして甦らせます。ぬるとぺたロボのやりとりが中心のちょっと変わった日常系かと思っていたのですが…

ぺた姉

 生前のぺたは「ガールフレンド(仮)」に登場してもおかしくないほどの美少女(“絶対王者”村上文緒に似ている気がします)でしたが、ぺたロボはほとんどベイマックスで声だけが一緒。ぬるによれば性格は変わらないそうですが、地獄の暗黒チャーハンを完全食だと言って食べさせようとしたり、ぬるをとにかく学校に行かせようとしたりとお節介焼きです。

ベイマックスじゃねーよ
宇宙にも行くぬるぺた

 天才少女であるが故に学校になじめないぬると、なんとかして学校に行かせようとするペたロボの攻防をシュールに描いていくのかと思いきや、途中からぬるが衛星軌道に飛ばされたり、学校が異形の生物に占拠されたりと日常系の枠を超えるような事件が頻発してきます。遂にはぺたロボが消えてしまい、どうもこの世界はおかしいのではないかと思い始めたぬるは唐突に思い出します。交通事故に遭ったのはぺたではなく自分自身であったことを。

巨大化した異形生物
名物暗黒チャーハン

 そして意識を取り戻すぬる。病室で目覚めたぬるの前にはずっと付き添っていたらしいぺたの姿が。ぺたの筋金入りの優しくお節介焼きな性格が、医者にもさじを投げられていたらしいぬるを遂に目覚めさせたのでした。

交通事故のトラウマ
現実に戻ったぬる

 本作はぬるが現実とは?世界とは?そして姉(ぺた)とは?、さらには自分とは?を問い直していくという哲学的な内容を含んだ作品で、こんな内容をよく5分アニメでやれたなとあきれるばかりです。オリジナルアニメなので中盤以降のパラダイムシフトな展開が全然予想できないかったところも評価ポイント。5分1クールでこういう作品を作られると、他作品も1クールしかないから完結できないとかいう言い訳が難しくなってしまいますね。

慎重勇者感想

 続いて「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」。今期2番目の作品だと思っています。内容は好みなんですが、本編が2回も飛んでしまったあたりが…。制作陣まで慎重になってどないすんねん(笑)。

新米女神リスタ
竜宮院聖哉
スライムに全力

 女神デビューしてたった100年の新米女神リスタルテが、救済難度S級レベルの世界「ゲアブランデ」を救済することになり、チート級のスキルを持った勇者・竜宮院聖哉を召喚しますが、聖哉はその強さに反して慎重過ぎるほど慎重な性格をしていた…というタイトルどおりの出だしの物語でした。ゲアブランデに出かける前に神界で延々筋トレを続けてレベルアップを図ったり、出かけたら出かけたで最弱モンスターのスライム相手に灰になっても攻撃魔法を使い続けて完全滅却するなど、聖哉の慎重ぶりは度を超えており、これに対するリスタルテのツッコミと顔芸がお約束でした。

豊崎愛生

 女神リスタルテはCV豊崎愛生。「けいおん!」でボケ担当だった平沢唯役の彼女がツッコミ役というところに時の流れを感じますね。「女子高生の無駄づかい」でほとんど感情がなく抑揚のない話し方をする鷺宮しおり(ロボ)を演じていた反動が一気に来たかのような弾けっぷりでした。正直そんな好きという印象がなかった彼女ですが、ここに来て一気に好感度爆上がりです。よし、「好きな声優さん」で紹介しましょう。彼女がやっていた番宣ラジオも面白かったです。聖哉の技「光鳥変化自動追撃(トランスフォーム・オートマティックガルーダ)」を番組専用で「鳥になって戻ってきてボン!」とわざわざ聖哉に言わせているのが笑えました。

梅原裕一郎

 竜宮院聖哉はCV梅原裕一郎。イケメン声ですが、本人も俳優もやったらどうかというほどのイケメン若手声優です。印象的なのはゴブリンスレイヤー。聖哉も敵がゴブリンだと目の色を変えて襲いかかるんじゃないかとか思っていました。ルックスが二枚目かどうかは私が声優を評価する場合のポイントではないのですが、声がイケメンなのはいいですね。この人も
「好きな声優さん」で紹介するかも。

アリアドア

 女神になって数千年、これまで300もの世界を救ってきた大女神であるアリアドアが、新米女神のリスタルテに親友のように接していること、彼女に唯一救済を失敗した世界があること、聖哉を見て激しく動揺していたことなどから、その過去についてはおおよそ予想が付きましたが、わかりやすい伏線の張り方は良かったんじゃないかと思います。実際終盤にリスタルテと聖哉、そしてアリアドアが関わった過去の事件をはっきり描いていましたが、なるほど、聖哉が慎重になるのも判ります。

リスタの顔芸

 この物語では、召喚された勇者や女神が異世界で殺された場合も、魂までは滅ぶことはなく元の世界に戻れるという設定になっていますが、記憶は失われてしまうそうですが、聖哉の失敗はトラウマとして魂に刻み込まれていた模様です。リスタルテもツッコミスキルとか聖哉にやたら惹かれるところは、生前の延長だったんですね。女神に転生したのはアリアドアの推薦と生前の善行故だったという。

セルセウスフルボッコ
ヤンデレアデネラ
ミティス
リスタにセクハラするヴァルキュレ
ヘスティカ

 それにしても統一神界、無数にある地上世界を救済しているのはいいのですが、ロクな女神がいなかった印象。ケーキ作りに逃げるようになる剣の神セルセウスを筆頭に、ヤンデレのアゲネラとかニンフォマニアのミティスとかセクハラ魔女のヴァルキュレとか。いや、面白いからいいんですが、リスタルテもあんまりまともとは言えない気がするので、頼みの綱はアリアドアだけか。あ、ちょっとだけ出てきたヘスティカもまともそうでしたね。神様の名前がちょいちょいどこかで聞いたことがあるような気がするのは、多分原作者がわざとやっているんでしょう。

前世の二人
敗北勇者

 一応綺麗に終わっているのでこれで終了でも構わないのですが、原作の方はまだまだ続きがあるようなので、人気なら二期制作もいいんじゃないでしょうか。制作サイドが慎重にならなければ、ですが。しかし、かの「ガールズ&パンツァー」も本放送時には2回も飛ばしをやっているので、作品の評価と飛ばしはあんまり関係ないかもです。「Ready Perfectly」が一番ですけどNE。

けものみち感想

 最後に「旗揚!けものみち」。異世界に召喚されたケモナーの覆面レスラー"ケモナーマスク"こと柴田源蔵が、異世界の魔獣をケモノと認めて愛しはじめ、レスラー時代からの念願であったペットショップを開店しようする物語です。

姫巫女アルテナ
尻姫ジャーマン

 原作者が「この素晴らしい世界に祝福を!」の暁なつめであること、私もプロレス好きであることなどから当初の期待が高く、1話で姫巫女アルテナにジャーマンスープレックスをかましたあたりはかなり良かったのですが、まさかそれが「出落ち」になってしまうとは。

昼メロ風コボルト妻
尻姫ジャーマンその2

 まあ評価できる点もあるんですよ。源蔵は魔獣のみならず獣人・半獣人もケモナーとして愛しているので、源蔵にやたらケモノぶりを賞賛されるコボルト妻がすっかり誤解してよろめき昼ドラ的心境になっているところとか、何度もプロレス技をかけられてはその度に尻を晒してしまい、すっかり「尻姫様」と認識されてしまったアルテナとか。

プロレスむつごろう
魔獣集めてるだけ

 しかしそれ以外がな~。まず主人公源蔵がかなりウザい。ケモナーなのは良いとして、物語を全く転がそうとしません。ペットショップというのはケモノを売買するところだから、蒐集するだけなら経営が成り立たないと思うのですが、そのあたりはしっかり考えていて当然のはずが全然考えていなかったあたり、商売というものを舐めているとしか思えません。「このすば」のカズマも結構なクズでしたが、周囲が彼以上にクズなため、往々にして自身がツッコミ役&進行役になっていたのと対照的。当初の期待が高かっただけにそのがっかり落差はまさにエベレストジャーマン状態ですよ。

愛犬ひろゆき

 プロレスとケモナー属性の相性が良くなかったということもありますね。1クールなんだからどっちからに絞った方が良かったかも知れません。異世界にプロレスの魅力を広めるとかいう方向もあったんじゃないかと思います。あとギャグがかなりワンパターンでした。シグレの武器拾いギャグなんて、何回やりゃあ気が済むんだろうと思うレベルでした。

イオアナ対リンダブレア
さらにクズなカーミラ

 そもそも魔王が世界(或いは人類)を滅ぼそうとしているという極めて危機的な状況があるからこそ、勇者として源蔵を召喚したはずなのに、終始特にそういう状況はなかったというのが不思議です。魔王配下の四大公爵家の一つであるファフニール家の長女リンダブレア(仮名は「花子」)は、源蔵が勇者であると認識しており、ボケをかましつつ監視しているということになっていますが、魔王サイドに侵攻とかいった動きが全くないので、なぜ召喚したしという疑問しか残りません。あったのは四大公爵家同士の諍い(リンダブレアとイオアナ)だけだったような。せめて進行役がいたら良かったのですが、シグレは力不足、花子は基本食べてるだけ、カーミラは源蔵以上のクズという体たらくで。蟻人間ジークが一番頼りになりそうでしたが、何しろしゃべれないのが痛い。

花子とひろゆき

 なお、源蔵がプロレス技をかけまくる尻姫様アルテナと源蔵が愛して止まない雑種犬ひろゆきが同じ声優さんというところに闇というか何らかの意図を感じざるを得ないのですが、その意図は一体何なのかと言うと全然判りません。尻姫アルテナは図らずも公衆の面前で尻を見せまくった結果、最後には露出狂みたいになっていましたが、隠されていた性癖が露わになっただけなのか、源蔵に“開発”されてしまっということなのか。

視聴予定の2020年冬季アニメ:押っ取り刀で選んだ9本です

旧支配者のキャロルです
 
 クリスマス・イブにこんばんは。こんな夜にわざわざしょううもないブログを更新することもないよなーと思いつつ、「艦これ」も一段落付いたし他にやることもないので、年末年始にブログを更新出来ない分、今やってしまいましょうかと。「旧支配者のキャロル」を歌ってメリーユールもいいのですが、ちょっと飽きちゃったような。

旧支配者のキャロル

 そうそう、こんな作品を見つけてしまいました。例のキャロルは使っているようですが、クトゥルーものじゃないみたいですね。「旧支配者のキャロル」は、メロディーは「鐘のキャロル」というれっきとしたクリスマスソングなんですけどね。Amazonの評価が激低で笑います。

延期ばかりの慎重勇者

 それでは本題。視聴予定の2020年冬季アニメについてです。秋季の感想もまだですが、全般的に低調だったなという感じがします。私が一番好きだったのは「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」なんですが、制作サイドまで慎重になってしまったらしく1クールに2回も放送延期に。スタッフが筋トレでもしていたんでしょうかね。なんとか最終回まで見届けたいですが。今や名作の誉れも高い「ガールズ&パンツァー」だって本放送時には2回もやらかしているので、最終的に出来が良ければいいんですよ、きっと。

異種族レビュアーズ

 あいうえお順でまずは「異種族レビュアーズ」。原作・天原、作画・mashaでニコニコ静画内の「ドラドラしゃーぷ#(旧ドラドラドラゴンエイジ)」で連載中で、KADOKAWAのドラゴンコミックスエイジから刊行されている同名の漫画が原作となっています。いわゆる“異種姦”を扱っているようですが、深夜アニメとはいえ大丈夫なんでしょうか。絵柄的には大丈夫そうな気がするし、おそらくそんなにエロい展開はないんでしょうが。

異種族レビュアーズその2

 ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は……嬢のレビュー!?あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち”情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……という話だそうです。

異世界かるてっと2

 続いて「異世界かるてっと2」。人気の異世界もの作品「オーバーロード」「この素晴らし世界に祝福を」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」のクロスオーバー作品として2019年4月から6月まで放映された第一期の続編です。今回からは「盾の勇者の成り上がり」も加わるようです。

異世界かるてっと2その2

 ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転移してしまう!! そこには他世界から転移したキャラクターたちも大集合していて…!?という展開で始まった一期。ラストは転校生が来たというところで終わっていたので、転校生が盾の勇者一行ということになるのでしょう。シリーズが続くと「慎重勇者」とかも加わっていくのでしょうか。

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」このタイトルの長さでお気づきでしょうが、「なろう系」です。原作は夕蜜柑。2019年12月時点でシリーズ累計は70万部を突破しているそうです。それにしても我ながら「なろう系」が好きだなあ。「なろう系」だけど異世界転生ものではないんですね。

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。その2

 本条楓は、友人の白峯理沙に勧められたゲームをメイプルという名前でプレイを始めますが、「痛いのが嫌だ」という理由でステータスポイントを全て防御力に振ってしまいます。「極振り」のせいで悪戦苦闘するものの、偶然が重なって様々なスキルを獲得していきます。レベルアップで得たステータスポイントをまたすべて防御力に極振りすることを繰り返した結果、無敵の防御力を誇るようになり、第一回イベントで好成績を収めたことから一躍注目の的となっていきます…という話だそうです。 本条楓って、本渡楓に似ている名前だなあと思ったら、本当にCV本渡楓でした(笑)。

推しが武道館いってくれたら死ぬ 

 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」。徳間書店の「月刊COMICリュウ」で連載中の平尾アウリの漫画が原作です。女性地下アイドルグループの活躍と、彼女らを応援するアイドルオタクたちを描いたコメディ作品で、2017年に「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位などを受賞しています。たまにはアイドルものも見てみましょうか。

推しが武道館いってくれたら死ぬその2

 岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル「ChamJam」のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。「いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら...死んでもいい!」そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く...!という話だそうです。女性アイドルを女性ファンが推すんですね。

虚構推理

 「虚構推理」。城平京のミステリ小説が原作で、講談社から既刊3刊のほか、同社の「少年マガジンR」で片瀬茶柴作画によるコミカライズもされています。ミステリも好きなので入れてみましたが、ちょっと普通のミステリではないようです。

虚構推理その2

 “怪異”たちの知恵の神となり、日々“怪異”たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?そんな普通ではない2人が、“怪異”たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?…という話だそうです。

恋する小惑星

 「恋する小惑星(アステロイド)」。絵柄でおわかりのとおり「きらら系」です。やはり日常系は外せませんね。芳文社の「まんがタイムきららキャラット」で連載されているQuroの漫画が原作です。略称「恋アス」。

恋する小惑星その2

 天文・地質っておもしろい…!!幼い頃キャンプ場で出会った男の子と“小惑星を見つける"という約束をしたみら。高校では天文部へ入部しようとしたが、今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」に!?あの日約束した小惑星を一緒に探しに行きましょう。…という話だそうです。そういえば私、高校時代地学が好きでした。

ダーウィンズ・ゲーム

 「ダーウィンズゲーム」。秋田書店の「別冊少年チャンピオン」で連載されているFLIPFLOPsの漫画が原作です。2019年12月時点での累計発行部数は360万部だとか。デスバトル系のようです。

ダーウィンズ・ゲームその2

 平凡な高校生である須藤要のもとに見知らぬアプリ「ダーウィンズゲーム」の招待メールが届く。アプリを起動させてしまったカナメは、プレイヤー同士が異能を駆使して戦うゲームに巻き込まれてしまう。わけもわからぬまま、襲い来る強力なプレイヤーとのバトルを切り抜け、カナメは生き残ることが出来るのか!?…という話だそうです。ヒロイン上田麗奈に期待大です。

へやキャン△

 「へやキャン△」。一大キャンプブームを巻き起こした「ゆるキャン△」の番外編のショートアニメです。本年を言えばさっさと本編の第二期を制作して貰いたいところですが…

へやキャン△その2

 野クル、旅に出る!野外活動サークル、略して野クル。部員はたったの3人。山梨県の片隅に校舎を構える本栖高校、さらにその隅にある部室棟の、「うなぎのねどこ」みたいな一角を部室として使用するゆるーいアウトドアサークル。今日も今日とて各務原なでしこが狭い部室で暇を潰していたところ、大垣千明と犬山あおいが突然「今から旅に出るぞ!」と告げる。おろおろするなでしこを連れ回し、野クルメンバーたちが山梨中を東奔西走。各地の名物を味わい尽くして繰り広げる女子高生の珍道中、旅のゴールはどこだ!?…という話だそうです。

マギアレコード

 「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」。まどマギだと?それは見ないわけにはいかんだろうッ!と興奮したのですが、スマホゲームのアニメ化らしいです。ゲーム、やってないんですよね…

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 その2

 願いの成就とひきかえに、人知れず戦い続ける魔法少女たち。しかし環いろはは、自分の願いを忘れてしまっていた。「魔法少女になった時、私は何を願ったんだっけ?」日常の中にぽっかりと空いた穴。失われてしまった大切ななにか。理由もわからないまま、戦いつづける毎日……。そんなとき、魔法少女たちの間で噂が流れはじめる。「神浜に行けば、魔法少女は救われる」魔法少女とウワサの集まる街、神浜市。失われた願いを求める、環いろはの物語がはじまる――。…という話だそうです。キャストに悠木碧とかの名前がないということは…そういうことなんでしょうか?とりあえず見てみます。

バビロニア
ちはやふる3

 以上9本。これに2クールものの秋季アニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」と「ちはやふる3」を加えて11本。一応補欠として、「人類は衰退しました」的な「ソマリと森の神様」、宝石をめぐるミステリの「宝石商リチャード氏の謎鑑定」、そして理系ラブコメの「理系が恋に落ちたので証明してみた。」をエントリーしていますが、相変わらず鑑識眼が海のリハクなので、評判になった作品が出てきたらとっとと乗り換えるかも知れません。

ソマリと森の神様
宝石商リチャード氏の謎鑑定
理系が恋に落ちたので証明してみた。
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