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視聴予定の2020年秋季:来季は豊作の予感ですが、続編が多いようです

彼岸猫

 誰がどう見ても秋雨と言って良い雨が降る日曜日。降り方的には降ったり止んだりなので時雨と言いたくなりますが、時雨は晩秋のイメージですね。

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 そろそろ10月も近いので視聴する秋季アニメを見繕いたいと思います。アニメは予算が少ないとか労働環境が劣悪とかいろいろ噂を聞きますが、本数は全く減らないような気がします。薄利多売路線なんでしょうか。この秋は続編とかリメイクが多いみたいなので、新規を見る機会が減りそうな予感がします。

ゴールデンカムイ3

 ということでまずは続編&リメイク作品から。最初は「ゴールデンカムイ」です。第1期が2018年春アニメ、第2期が同年秋アニメで、ほぼ分割2クールという感じで放映されましたが、第3期はやや間が空きました。

ゴールデンカムイ3その2

 第2期までは北海道を舞台に冒険活劇が展開されましたが、今期の舞台は更に北の樺太になるようです。日露戦争直後のこの時代、ポーツマス条約により、樺太の北緯50度以南(南樺太)が日本領になっていたんですね。樺太島は面積76,400km2で北海道(78,073km2)よりやや小さい島ですが、やたら南北に長く、東西の幅は最大で約160kmなのに対し、南北は約948kmにも及んでいます。

北海道と樺太

 実は私、以前に一度だけ樺太に行ったことがあるのです。ユジノサハリンスク(旧豊原)とその周辺程度ですが、まあとんでもない所でした。南樺太は日本がサンフランシスコ講和条約で領有を放棄した後は法的には帰属未定地ですが、ソ連→ロシアが70年以上実効支配しており、日本も2001年にユジノサハリンスクに総領事館を開設しており、北方領土とは異なり積極的に領土返還要求を行っていないので、戻ってくる可能性は非常に小さいと言わざるを得ないでしょう。

ご注文はうさぎですか? BLOOM

 「ご注文はうさぎですか?BLOOM」。こちらも第3期になります。第1期が2014
年春アニメ、第2期が2015年秋アニメとして放映され、5年もの間が空いての第3期です。作中の時間は前作から経過していないとはいえ、中の人の方はどんどんBBA化して……あわわ。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

ご注文はうさぎですか? BLOOMその2

 ココアが木組みの街で過ごす二度目の夏ももうすぐ終わり、季節はイベント盛りだくさんの秋へと移り変わろうとしています。学校にもラビットハウスにも、楽しいことが今日もいっぱい! ココア、チノ、そしてみんなの未来へのわくわくが止まりません……!…ということで、ココア達は高校2年生、チノ達チマメ隊は中学2年生の秋を描くということですね。「ごちうさ」はあまたある「きらら系」作品の中でも白眉だと思うのですが、なぜ5年も空けてしまったのか。監督は一緒ですが、制作会社など他のスタッフががらっと変わっているとことに一抹の不安が。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll

 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」。こちらも第3期で、第1期が2015年春アニメ、第2期は2019年夏アニメとして放映されました。第2期からさほど間が空いていないのはいいですし、第1期と第2期の間には外伝(ソード・オラトリア)を放映していたので、大きな間隙があるという印象はありません。外伝より本編やれよという声はありましたが。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlllその2

 冒険者たちが未知へと挑み、神々が興奮に沸き返る、世界で最も熱き街――迷宮都市オラリオ。その中心に鎮座するは、都市に限りなき富と栄華をもたらし、数多の混沌が潜む大穴――『ダンジョン』。その深淵にて、生まれ落ちた一体の怪物。「……ここ……どこ……?」人語を話す竜の少女をめぐり、都市はかつてない異常イレ事態ギュラーに巻き込まれていく。人と怪物モンスター。漫然と存在する価値観、常識は破壊され、冒険者ベル・クラネルと、女神ヘスティアに、決断の時が――これは、少年が歩み、女神が記す、ダンジョンの謎に迫る【眷族の 物語(ファミリア・ミィス)】――ということです。

ひぐらしのなく頃に

 「ひぐらしのなく頃に」。第1期が2006年春に2クール、第2期が2007年夏にやはり2クール放映され、物語としては一応完結しています。このほかOVAとして第3期~第5期も制作されていますが、今回のアニメはリメイクになるようですね。主要キャストは過去作からの継続ですが、制作スタッフは一部を除いて一新されています。2021年冬季と併せて2クールの予定です。

ひぐらしのなく頃にその2

 ぱっと見でキャラデザインが変わっています。旧作のイメージが強いのでちょっと違和感を感じますが、CVが一緒なら慣れれば大丈夫なんでしょうか。旧作は猟奇的な場面も多くて結構インパクトがありましたが、その辺りはマイルドに改変したりするんでしょうか。

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 「魔法科高校の劣等生 来訪者編」。第1期は2014年春から2クール放映されました。2017年には劇場版が公開されているとはいえ、やはり6年も経過しての第2期というのはどういうことなんでしょう。本来夏季アニメとなる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で放送延期となりました。やはり制作会社が変わるのが若干気がかりです。

魔法科高校の劣等生 来訪者編その2

 2095年10月31日。未観測の戦略級魔法によって、一国の軍事都市と艦隊が消滅した。《灼熱のハロウィン》と呼ばれたこの日から、世界は新たな戦略級魔法師の登場に震撼することになる。中でも「世界最強の魔法部隊」であるスターズを擁する北アメリカ合衆国(USNA)は危機感を募らせ、秘密裏に未観測の戦略級魔法と、その魔法を使用した魔法師の正体を暴こうと躍起になっていた。それから約二ヶ月後の12月24日。街がクリスマスの飾りとイルミネーションで賑わっているなか、達也たちは交換留学でアメリカに行くという雫の送別会に集まっていた。雫がアメリカに行く期間は三ヶ月。雫によると、彼女に代わって第一高校に来るのは、同い歳の女の子だという。…ということですが、既に狩猟してしまったスマホゲーム「魔法科高校の劣等生 LOST ZERO」をプレイした私には判ります。ひよっちが来るんですね。

安達としまむら

 ここからは新作です。まずは「安達としまむら」。入間人間のライトノベルが原作で、漫画化もされています。ぱっとみ「きらら系」かと思いましたが、別にそんなことはなかったぜ。でも日常系で百合も入っているらしいです。百合はいいねえ。

安達としまむらその2

 体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。…という作品だそうです。

おちこぼれフルーツタルト

 「おちこぼれフルーツタルト」。浜弓場双の漫画が原作です。掲載誌は芳文社の「まんがタイムきららキャラット」ということで、「きらら系」ですね。「ごちうさ」があるのにさらに「きらら系」をぶっ込んで来る方も来る方ですが、それを見ようとする方もたいがいだ(笑)。

おちこぼれフルーツタルトその2

 アイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコやミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、 新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成!取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、 芸能界のおちこぼれ達がアイドル活動に七転び八起き!?…という話だそうです。

神達に拾われた男その1

 「神達に拾われた男」。Royのライトノベルが原作です。「小説家になろう」で2014年1月18日より連載開始という、いわゆる「なろう系」ですね。やはり「なろう系」が一本は入ってないといけません。

神達に拾われた男その2

 ブラック企業にシステムエンジニアとして勤めている39歳の独身サラリーマン竹林竜馬はひとりアパートであっけない最後を遂げる。天界に召された竜馬だったが、創造神、愛の女神、生命の神に協力を求められ、子どもの姿で異世界へ転生!?深い森で一人、のんびり暮らし始めた8歳のリョウマは、魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込みながら新しい人生を謳歌する。やさしい人たちに囲まれて毎日が楽しい、まったり異世界スローライフファンタジー!…ということです。

トニカクカワイイ

 「トニカクカワイイ」。畑健二郎が「少年サンデー」に連載している漫画が原作。畑健二郎といえば奥さんは声優の浅野真澄ですね。結婚前だけどアニメ化された「それが声優!」を共作していましたね。結婚後に夫婦を題材とした本作を連載開始したということは…

トニカクカワイイその2

 畑健二郎による愛と幸せの夫婦コメディーがついにアニメ化!! 謎の美少女・司に運命の一目惚れをした少年・由崎星空(ナサ)。 ナサの決死の告白に、彼女の返事は「結婚してくれたら、付き合ってあげる」!?ナサと司の愛に満ち溢れた、カワイイ&尊い新婚生活が始まる!!…ということです。

魔王城でおやすみ

 「魔王城でおやすみ」。熊之股鍵次が「少年サンデー」に連載している漫画が原作。おっとサンデー作品が被ってしまったぞ。かつては裕福家庭の子が「サンデー」、貧乏ヤンキー系が「マガジン」、普通の家の子が「ジャンプ」、少数の変わり者が「チャンピオン」を読んでいるなんて分類が、某「鬼の哭く街」A立区の一部地域で言われていましたが、果たしてそれは事実だったのか。

魔王城でおやすみその2

 かつて、人と魔が交わり、共に存在した時代。魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した──。囚われのスヤリス姫は、檻の中でつぶやく。「…寝る以外…することがない」牢をこっそり抜け出して、よりよい安眠を求め魔王城を…探索!?自由気ままな人質姫が魔物たちを巻き込んで好き勝手!!新感覚、睡眠ファンタジーコメディ!…という話だそうです。

魔女の旅々

 「魔女の旅々」。白石定規のライトノベルが原作ですが、非「なろう系」。中世に似た世界を舞台にし、魔女イレイナが様々な場所や人を訪れる連作短編集ということで、なんとなく「キノの旅」に似た雰囲気を感じます。

魔女の旅々その2

 あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけのーー「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

いわかける!神様になった日

 これで11本。もうお腹いっぱいですね。リザーバーとしてはスポーツクライミングを題材とした「いわかける!」、「泣きゲー」で知られるKeyとP.A.WORKSが組んだ「神様になった日」、「少年ジャンプ」連載作品「呪術廻戦」、空のガルパン?とも噂される「戦翼のシグルドリーヴァ」、“知略サスペンス”「無能なナナ」などがあります。これらも面白そうなので、来季はこれまでになく積極的に「三話切り」を発動させていくかも知れません。

呪術廻戦戦翼のシグルドリーヴァ無能なナナ

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2020年夏季アニメ序盤の感想(その2):ド級編隊エグゼロス/ピーター・グリルと賢者の時間/魔王学院の不適合者/モンスター娘のお医者さん

夏空

 梅雨が去り、いきなりやって来た夏。暑いことは暑いのですが、しかしまだまだ夏が本気を出していないような気がするのは気のせいなんでしょうか。それとも大阪の夏の厳しさに比べたら筑波嶺の夏はまだしもなんでしょうか。

ド級編隊エグゼロス序盤感想

 昨日に続いて2020年夏季アニメ序盤の感想です。今季は視聴作品が少ないので「その2」で終了してしまいます。まず「ド級編隊エグゼロス」。5話まで視聴。今季のお色気三作品のうちの一つです。「月刊少年ジャンプ」の後身である「ジャンプスクエア」連載作品。そういえば少年誌でも月刊誌って、昔はやたらお色気路線に走っていた頃がありました。

いけない!ルナ先生
やるっきゃ騎士

 特に「月刊少年マガジン」は凄かった。「いけない!ルナ先生」とか「Oh!透明人間」とか。これに対抗して「月刊少年ジャンプ」にも「やるっきゃ騎士」とか「瞳ダイアリー」なんかが連載されていましたが、そもそもは永井豪の「けっこう仮面」(「月光仮面」のパロディ)とか「まぼろしパンティ」(まぼろし探偵」のパロディ)を連載していた「月刊少年ジャンプ」の方が先鞭を付けていたのかも知れません。

サイタマ支部の皆さん

 そういう月刊誌のDNAを引き継いだのか、人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている侵略者・キセイ蟲と、これと戦うヒーロー集団「エグゼロス」の活躍を描いています。キセイ蟲の「キセイ」は「寄生」ではなくおそらく「規制」で、人類から性欲を消滅させて緩慢に滅亡させることを狙っているようです。

腕時計型エグゼロス

 エグゼロスとはどういう意味かと言えば、“HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできている”ということで、H×エロ、つまりH×EROS→HXEROSでエグゼロス。Hネルギーを増幅させ、使用者の肉体を強化する人体強化装置の名前で、これを使用することでキセイ蟲と同等以上に戦うことができます。

ハッコウ蟲

 基本キセイ蟲は人を殺戮したりはしないのですが、キセイ蟲にHネルギーを吸収されると生きる活力を失ってしまいます。主人公炎城烈人(えんじょう れっと)は、幼少期にキセイ蟲に襲撃され、一緒にいた星乃雲母(ほしの きらら)がHネルギーを吸収されて男性嫌悪症になってしまったという過去がありました。本来子供にはHネルギーは少ないので襲撃するメリットは少ないはずですが、やたらませていた雲母が呼び寄せてしまったような気がします。

おませだった雲母

 雲母はHネルギーを蓄えられる量が常人の数十倍という恵まれた素質(?)を持っているということで、既に烈人が所属していたエグゼロスに加入することになりますが、烈人以外は全員女の子というハーレム展開はお約束。なにしろエグゼロスを使うたびに着衣が破けて全裸になるので、男はいらないと言うほかありません(笑)。

アヘ顔ダブルピース雲母
事後みたいだ

 感想は…加隈さん、作品選ぼうよ(笑)。他の女性声優はいいのかとツッコまれそうですが、加隈亜衣演じる雲母がなんというか、凄いキャラなもんで。何しろ彼女のHネルギーを吸い取ろうとしたキセイ蟲が、あまりのHネルギー量のせいで吸収しきれずに爆死したりしますから。その前に吸収をストップ出来んのかい。

エグゼロスを使うとこうなる
どういうアングルだ

 あとキセイ蟲の面々がやたらに豪華なキャスティングです。女王が井上喜久子であるほか、ほぼ一回限り登場の怪人格のキセイ蟲に伊藤静、名塚佳織、中原麻衣、川澄綾子、豊口めぐみなどなど。なんだこの面子は…たまげたなぁ。現在まで登場しているエグゼロスはサイタマ支部の5人だけですが、他にも支部はあるのでエグゼロスは沢山いるようです。やはり作品のコンセプト上、基本女性隊員が多いだろうと思います。キセイ蟲も雌型しか存在しないそうなので、収録スタジオは華やかで良い匂いがしてそうです。

ピーターグリルと賢者の時間序盤感想

 続いて「ピーター・グリルと賢者の時間」。4話まで視聴。賢者の時間って、賢者タイムか?と思ったらまさにそうでした。15分アニメで、お色気三作品の一角にして内容的に一番ハードコア(?)。通常版の他、性表現の規制を緩和した「大賢者ver.」、年齢制限付きの「超賢者ver.」があります。「異種族レビュアーズ」の影響の大きさたるや。

地上最強ピーター・グリル

 様々な亜人が存在する異世界で、ピーター・グリルは武闘祭を勝ち抜き、ついに最強の称号を手に入れました。これで意中の相手であるルヴェリア・サンクトゥスと結婚できると歓喜したピーターですが、「地上最強の男」の子種を求めて異種族の女達が積極的すぎるアプローチをしてくることになろうとは…。

ルヴェリア先輩
ルヴェリア先輩とラブラブ

 女騎士ルヴェリアとはいい感じなのですが、娘を溺愛するパパン(ギルドマスター)のせいで性の知識がほぼ欠如しています。なにしろ赤ちゃんはコウノトリが運んでくるものだと本気で思いこんでいます。そのため、交際して2年が経過しているにも関わらず、手をつなぐより先に進めていないという。

押しかけオーク姉妹
しっかり揉んでるピーター
朝チュンピーター
朝チュンの賢者タイム

 その間隙を突いて迫ってくるオーガ娘やエルフ娘。そして欲求不満のせいなのか、結局やっちゃうピーター(笑)。押しに弱いというか何というか。ただ亜人娘達は結婚とか恋愛を求めている訳ではなく、要は強い子供を産むために子種が欲しいだけなので、セフレと割り切ればそれはそれでとも。まあルヴェリアにばれたらどうなるかは別問題ですけど。

エルフも来た

 「異種族レビュアーズ」と違ってエッチシーンはほぼ描かれず、“事後”に終始。だから「賢者の時間」なのか。しかしピーターはオーガ姉妹と3Pとかやっているので、途中で賢者タイムが来そうなものなんですが…しっかり両方満足させてから朝チュンとは流石は地上最強の男。なお亜人とはいっても人間基準で見てかなりの美人ばかり来ているので、だからピーターもやっちゃうのかも知れません。

美少女オーク
ハーレムやんけ

 この先ビックリするぐらいの醜女でも登場すればピーターも賢者にならない気がしますが、次回登場のオークは、オーク族の基準ではとんでもない醜女とされているものの、人間基準では十分美少女なので、やはりピーターは朝チュン賢者タイムを迎えることでしょう。

魔王学院の不適合者序盤感想

 お次は「魔王学院の不適合者」。5話まで視聴。今季唯一の「なろう系」ですが、通常の異世界転生ものではありません。異世界の話ではありますが、異世界の魔王が2000年後の世界に転生するという話です。なので現世のパンピーがチート能力を授かって異世界でヒャッハーするというとは毛色が違います。

不敵なアノス

 2000年前、絶えることのない争いに嫌気がさした魔王アノス・ヴォルディゴードは、自らの命を贄にすることで人間界、魔界、精霊界、神界の4つを1千年は消えない壁で隔て、自らは2千年後に転生することにします。記憶の能力も保持したまま2000年後に人間の夫婦の元に生まれたアノスは、かつて魔王城デルゾゲードであった魔王学院に入学しますが、そこで何者かが色々と過去改竄を行っていることに気づきます。

アノスの両親

 アノスの転生後の体は人間のものですが、記憶以外にも知能、魔力、魔法技術、身体能力などは転生前と同様です。しかし入学試験での魔力測定において、規格外の魔力で魔力水晶が砕け散ったことで測定値が「0」になったことで、「不適合者」の烙印 を押されてしまいます。それでも入学できるというが何とも「?」なんですが、誰がどうみても強そうなアノスを見ても、学院首脳部が誰も魔王の転生と信じないあたりがもっと「?」です。ゼロと測定不能は同じではないぞ。スカウターの爆発を見て相手の戦闘力をゼロだと思うバカがいるかってことですよ。

ミーシャとアノス
ズキュウゥゥン

 「なろう系」らしくアノスは傲岸不遜にオレTSUEEEをやりまくっていますが、不快感がないのは実際に魔王だからでしょう。むしろ「暴虐の魔王」らしくもっと暴れてもいいくらいですが、かなり抑え気味。両親も大事にしているので、あんまり魔王らしくありませんが、元々そんなに乱暴な性格ではなかったようです。今後ニセ魔王との対決とかがあるんでしょうかね。原作は既刊8巻で連載継続中なので、“第一部・完”的フィニッシュになるんでしょうが。

モンスター娘のお医者さん序盤感想

 最後に「モンスター娘のお医者さん」。3話まで視聴。今季のお色気三作品の最後の一本ですが、内容的にお色気度は一番低いと思います。なにしろ主人公がエロくないので。

ラミアのサーフェ 

 長きに亘って人間と魔族が戦争をしていた世界。なお遺恨が残る世界の中、人間と魔族が共存できる街リンド・ヴルムで、魔族専門の医師として活躍する人間族のグレン。助手であるラミア族のサーフェと共に診療所を営む彼の下には連日異種族の患者がやって来て…。

診察バカグレン

 そもそも魔族専門の医師なので、「モンスター娘のお医者さん」というタイトルはちょっと題名詐欺ではないかと思います。基本女の子だけ診療するとかではないので。多分視聴者のニーズ的にモンスター娘ばかりが登場する訳ですが、仕事中毒で診察や治療に没頭するので、セクハラ的シチュになることはあっても、グレン本人は全くラッキースケベを認識していません。なのでむしろモンスター娘にはモテたりして。

患者さんたち

 一緒に診療所を営む幼なじみのサーフェはラミアで薬剤師。ラミアなので下半身は蛇ですが、なぜか尻尾を触手のように使っています。タコやイカ系モンスターならともかく、トカゲや蛇が尻尾で何かするというシーンは見たことがないので、違和感を感じますね。触手と尻尾は別モノ!

サーフェのお仕置き

 この世界がそうなのか、リンド・ヴルムという街が特別なのか判りませんが、異種姦というか異種婚があまり問題になっていないようなので、「異種族レビュアーズ」の世界に近いのかも知れません。異種婚があるなら混血もありそうですが、どんなのが生まれてくるんでしょうか。例えばラミア×人間だとどうなるのか興味津々(もっといえば夜の営みをどうやるのかも)なんですが、見た目はどっちかで、性格や特性などに一方の種族の色が出るとか、無難な感じになるんでしょうかね。

人魚とグレン

 しかしそれよりも問題は魔族間の交流の方かも知れません。やはりケンタウロスはケンタウロスと結婚しているみたいなので、異種婚が頻繁といった様子は見られないのですが、それにしては人間であるグレンはやけに狙われているみたいなのは一体どういうことなのか。やはりモンスター娘に囲まれるハーレム展開が待っているのか。 

異種族にモテモテのグレン

2020年夏季アニメ序盤の感想(その1):放課後ていぼう日誌/Re:ゼロから始める異世界生活第2期/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

梅雨明けの空

 関東地方、朝から良い天気で梅雨明けじゃないかと思ったら梅雨明けでした。梅雨明けが8月になるのは珍しいですね。もういい加減雨模様にうんざりしていたので、お天道様はありがたいですが、こうなると今度は猛暑が来るんでしょうね。

ヘレナ参上

 まずは艦これ「掘り」情報。誰得だよとツッコまれそうですが、完全に「俺得」です。時々ブログの艦これ記事を見返して感慨に浸っているもので(*^~^*)ゝ。E5で「掘り」を継続していたところ、水曜日に米セントルイス級軽巡洋艦2番艦ヘレナが来てくれました。正直「新・来ない四天王」メンバーになるかもと思っていました。これで「新・来ない四天王」は葛城、初月、迅鯨、ジャービスで決定(ただし現時点)。

ヘレナ

 米軽巡としてはアトランタに次ぐのですが、アトランタは防空巡洋艦という新艦種でカテゴライズされているので、純然たる軽巡洋艦としては米艦初となります。昼戦完全特化タイプで、昼の火力は重巡以上の火力を発揮する反面、夜戦は非常に弱くなっています。史実で魚雷を搭載しなかったことを反映しているのだと思いますが、1943年7月のクラ湾夜戦で涼風・谷風の雷撃を受けて轟沈したということも踏まえているのかも知れません。

松風参上

 なお、ヘレナが来る前にやって来てくれたのが神風型駆逐艦4番艦の松風。2017年冬イベントの海域突破報酬でしたが、当時はイベントに参加できる戦力ではなく…。

松風

 一人称が「ボク」のいわゆる「ボクっ娘」で、他の神風型同様大正ロマンなスタイルですが、特徴的なミニハットが異彩を放っています。容姿も言動も宝塚の男役みたいなので、女子校ではモテそうですが、こういう子をちゃんと女の子として扱ってあげるとデレるのかな?

神風型五姉妹

 これで神風型五姉妹が揃いました。いいな大正ロマン。CVがベテラン声優ばかりなので、ドラマCDとか作ったらどうでしょうか。なお有明が来る前にヘレナが来たので有明については次回以降の邂逅に期待しましょう。今回のイベントでは15隻もの艦娘が我が鎮守府にやって来たので、イベント期間はなお中旬くらいまで続くようですが、私はもう資源回復とレベリングに専念したいと思います。

レンタル彼女千鶴

 それでは本題の2020年夏季アニメ序盤の感想について。まずは視聴打ち切りから。「彼女、お借りします」は3話で視聴を打ち切ります。とにかく主人公の男子大学生がクズすぎ、ウザすぎです。もう画像でも見たくないので出しません。

元カノ麻美

 主人公がウザいというと「Re:ゼロから始める異世界生活」なんかもそうなんですが、こっちはそれに輪を掛けていますね。もしかするとリゼロのように今後挽回するのかも知れませんが、それまで我慢できそうにありません。

水着の千鶴

 ヒロインの「レンタル彼女」水原千鶴は可愛く、主人公の元カノ七海麻美はCV悠木碧ということもあって、「闇墜ちしたダークまどか」とでも言いたくなる雰囲気があり、どちらも存在感があって悪くないのですが、主人公を筆頭に登場する男共がどうにもこうにも。

ていぼう日誌4話

 続いて「放課後ていぼう日誌」。春季アニメとして3話まで放映された後、コロナ禍で放送延期となっていましたが、再開しました。4話まで視聴。3話までの感想は既に書いているので、あまり追加することはないのですが、きらら系とは違う地味なJK達がまったりと釣りをしています。

イカを締める

 ていぼう部では、釣果は即食べるのがポリシーらしく、「締める」という部分も描いており、3話では釣り初心者の主人公の陽渚(ひな)がヒーヒー言いながらやっていました(ていぼう部では釣った本人が締めるのが掟らしい)が、4話ではアオリイカを締めていたところ、魚よりイカの方が抵抗が少ない感じですね。やはり脊椎動物と無脊椎動物の差というか、人間からかけ離れるほど抵抗感が減るというか。しかしだからと言ってゴカイ・イソメ丼は勘弁ですけどNE!

リゼロ2期

 次は「Re:ゼロから始める異世界生活第2期」。第2期4話(通算29話)まで視聴しました。主人公ナツキスバルの鬱陶しさに耐えられなかった人も多いようですが、耐えた人には高評価の作品です。主人公がどん底から這い上がる系というと「盾の勇者の成り上がり」なんかもありますが、「盾の勇者」が序盤どん底に落ちて以後這い上がる過程を描いたのに対して、リゼロの場合は中盤でどん底に落ちるので、それまでの過程でスバルの醜さ、みっともなさなどがこれでもかと描かれるので、耐えられなかった人の気持ちも解ります。

スバル(笑)

 正直どん底から這い上がった後は見れる人物になったはずだったのですが、2期冒頭で「やっぱウザいな」と思ってしまいました。結構時間が経過して、スバルが這い上がった過程がうろ覚えになったからでしょうか?

ナツキ親子

 4話(29話)では唐突に異世界に飛ばされる前のスバルの日常が描かれ、スバルの両親とか生い立ちなんかが判ったのですが…これでスバルが理解できたかというと、「うーん」という感じですね。どうやらパパンが近隣の有名人で、幼少期は基礎力のみで活躍できて「さすが息子さん」とか思われていたけど、その後何ら努力をしなかったので、勉強でも運動でもどんどん追い抜かれて「あれ?」という展開。そこで努力する方向には行かず、突飛なことをして人を驚かせるという方向に行ってしまい、最終的に周囲からドン引かれてしまったという。

スバル全盛期

 こういう人、案外ヒキニートの中にはいるのかも知れないなあと思ったり。それでも最盛期が小学校低学年は流石に(笑)。せめて小学校時代は続いて欲しいですな。両親がいい人だということは良く判りましたが。

エミリアとスバル

 つい見てしまったWikipediaのあらすじで今後の展開が大体判ってしまいましたが、スバルをどんなにウザく描いてもおつりが来るくらいに苦難の連続なので、ここまで視聴出来た人は十分今後も視聴できるような気がします。というか、主人公を好人物にした場合、ここまで苦難を与えると非難が作者に向かうので、敢えて主人公をウザくしたのではないかと思ったり。

俺ガイル完序盤感想

 最後に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。4話まで視聴しました。人気シリーズの第三期にして完結編な訳ですが…5年の間隙はあまりに大きくはないかい?

モテモテヒッキー

 もうね、声優さんたちも年を取ったけど、視聴者も年を取ってしまいましたよ。いろんな事情があるんでしょうけど。「ちはやふる」でも感じましたが、間隔が空きすぎると色々変わってしまうんですよね。あれほど好きだった作品、キャラへの気持ちまでも。

結衣と八幡

 ヒッキーこと比企谷八幡を巡る雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣(今更だけど二人ともアマンダラ・カマンダラ的な名前ですな)の三角関係にも何らかの決着が付きそうですが、やっぱり結衣が負けちゃうのかな的な展開になっています。何となくだけど東山奈央は負けヒロインを演じるケースが多いような。けなげなんですけどねえ。

眼鏡の雪乃

 一方はやみん演じる雪ノ下雪乃にも「お家の事情」があり、八幡といちゃつく暇もないみたいですが、2期終盤に見せたそれまでと全然違うダメダメな感じは払拭し、一回り大きくなったような気がします。流石5年経過しただけある(笑)。しかし物語の時系列では2期ラスト長後から始まっているので、ここまで精神的成長を遂げる暇がなかったような気も。

涙の結衣

 まあラストに向けて青春の切なさとかやるせなさをこれでもかとぶっ込んできそうな気がしますが、そもそもがそういう作品なので、悔いの無いように後腐れ無くぶっ込みまくって欲しいものです。

母と姉

 何気に思ったのですが、雪ノ下一族、はやみんの他、ママンのCVが井上喜久子、姉のCVが中原麻衣ってどんだけ豪華メンバーなんだ。これでまだ見ぬパパンのCVが速水奨あたりだったらシビれまくりですな。ちなみに由比ヶ浜ママンも大原さやかなのでこれも素晴らしい。雪ノ下パパンと由比ヶ浜パパン、どっちになるのがいいか悩みますが、キャラの性格的には由比ヶ浜家の方がいいかな。いくら17才ボイスでも雪ノ下ママンの「女帝」キャラはちと厳しいです。美人は美人なんですけどね。

雪ノ下ママン
由比ヶ浜ママン

 あんなに慕ってくれるんだから結衣でいいじゃんとおじさんは思ってしまいますがね。雪乃がダメというわけじゃないですが、漏れなくあの姉と母がついてくるんじゃなあ…。人生にまで干渉してきそう。間(?)を取っていろはにするとかね。個人的には前生徒会長の城廻めぐりが好きでした。

一色いろは
城廻めぐり

2020年春季アニメの感想(その3):イエスタデイをうたって/グレイプニル/プリンセスコネクト!Re:Dive

夜の街

 7月に入りまして今年も早くも後半戦に突入。今年は新型コロナウイルスのせいで慌てふためいているうちに半分終わってしまった感じがします。しかもここに来て再流行の兆し。いくら規制解除されたとはいえ、いきなり夜の街に繰り出して濃厚接触の挙げ句感染するとは、若い人は元気ですねえ。そんな風に思うと言うことは「俺もロートルって事か…」(byサウス・バニング)

サウス・バニング

 それでは最後の春季アニメの感想です。まずはもっと早くやれば良かったんですが、まさかこれで終わっているとは思わなかった「イエスタデイをうたって」。てっきりもう1話やると思ったのですが…本当にこれで終わりなの?

イエスタデイをうたって感想

 いわゆる「なろう系」の対極にある作品で、「快力乱神」は一切語らないというスタイルです。孔子か。奇跡も魔法もないんだよ。なのでどこにでもいそうな人々のどこにでもありそうな話が展開されていきます。主人公や2人のヒロインが、日常的な問題に直面し、一進一退を繰り返しながら、じぶんたちの未来を少しずつ手探りしてゆく人間ドラマです。

リクオとハル

 “ここではないどこか”や“見たことのないなにか”が見たくて「なろう系」を見るわけですが、さすがに「なろう系」ばかりを見ていると食傷気味になるので、こういうお漬物系というかお茶系の作品も見たくなるわけですね。しかし…登場人物達にどれも共感できなかったという。

リクオ

 せめて主人公リクオくらいは感情移入したいのですが、就職活動もせずに大学を卒業してフリーターとして特に目標もないまま過ごしているあたりがもうダメ。

あの頃のまま

 ブレッド&バターの名曲「あの頃のまま」みたいですが、青春時代を引きずってバンドをやってる「木ノ下さん」ならそれでいいのですが、目標が何もないあたりがもうね。働かなきゃ食っていけなかったこちとらからすればふざけんなよという感じです。

上手くいくかと思われたが

 それでもカメラが好きだったということで、写真スタジオに正社員として就職することになりましたが、だったらカメラが好きで云々という話が最初から欲しかったですね。何か唐突というかとってつけたようにこの話が展開されたのがどうにも。おそらく原作はかなり長いのに無理矢理1クールに押し込んだせいなんでしょうが、展開的には昔から片想いしている森ノ目榀子(しなこ)が高校教師なので、バランスを取るために「俺、正社員になる!」をやったかのような印象です。

烏を連れたハル

 そんなリクオにどういう訳が好意を寄せるハル。カラスを連れた不思議少女で、「女子高生の無駄づかい」のバカあたりが妄想する「面白れえ女」が具現化したような感じです。でも恋愛的には一途で健気で、そのギャップが良いと言えば良い、悪いといえば悪い。恋愛観もぶっ飛んでた方が面白かった気がします。

面倒くせえ女

 そしてリクオの想い人・榀子。美人だし料理上手だしいかにも良妻賢母風なんですが…こいつは面倒くせぇッー!

こいつは面倒くせえッー!

 こんな面倒くせえ女には出会ったことがねえほどなァーッ!過去の恋愛で面倒くさくなっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての面倒くせえ女だッ!

リクオとシナコ

 だがわかる。ある種の男達はこういう面倒臭い女にどうしようもなく惹かれてしまうのです。「重力に魂を縛られた人々」のように。作中ではリクオと早川浪(榀子の元カレの弟)がまさにそう。声も花澤香菜だしね、気持ちは解ります。無自覚の魔性の女、それが榀子。恋愛版「チフスのメアリー」とでも言うべきか。

言の葉の庭の先生

 そういえばハナザーさん、今をときめく新海監督作品「言の葉の庭」でも先生を演じてましたね。きっと榀子はこの先体育教師と恋愛して振られて学校で生徒からいじめを受けて飲んだくれて四国に行くんだ。

浪

 最後に早川浪。こいつについてはあまり言うことはありません。一番嫌いなガキです。CV花江夏樹はもったいないと思うほどに。「かくしごと」の十丸院五月はぶん殴りたくなるウザさに演技力を感じさせて貰いましたが、こいつは演技がどうとかいう問題ではなく、キャラがひたすら好きになれませんでした。なんか兄貴が死ななかったとしても榀子をNTRしようとしたんじゃないかと。

面白れえ女ハル

 後半リクオと榀子がどんどん接近していって(リクオが正社員になったのが大きいとしか思えませんが)、ハルの出番がなくなってしまい、このままじゃ三角関係の一角としてあんまりじゃないかと思いきや、ラストで大逆転。といってもハルがサヨナラホームランを打ったとかではなく、榀子とじゃうまくいかないことに気づいたリクオがよりを戻しに来たという。自分でも言っていたけど「あっちがダメだからこっち」的な二股かけた男のずるさみたいなものを思いっきり出していましたが、惚れた弱みか怒りながらも受け入れてしまうハル。それでいいのか…

木ノ下さん

 つーことはリクオ×ハル、榀子×浪ということになるんですかねえ。本人達が良ければ他人が口を出すことではないんでしょうが…だったら最初からそうしろと言いたくなりますが、試行錯誤してあちこちぶつかって自分も他人も傷ついて挙げ句にやっと解る…それが若さなのかも知れません。

リクオの友人夫妻
同僚女教師
女マスター

 リクオと榀子の大学時代の同級生とその妻、榀子の同僚の女性教師、ハルのバイト先の女性マスターなど、周囲を固めているサブキャラの方が魅力的な感じがしました。

しなこと浪

 なお、榀子は恋愛関係ではければいい人だと思いますが、恋愛関係になるととにかく面倒臭そうなので、浪は振り回され続けることでしょう。だがそれも自己責任。

グレイプニル感想

 続いて「グレイプニル」。やけにエロい雰囲気を醸し出していた作品ですが、尻上がりに面白くなっていきました。なぜか着ぐるみ状のバケモノに変身するようになった主人公と焼身自殺を図ったところを主人公に助けられたヒロインが話の中心になっていて、OPの歌詞のように「二人で一つ」になっていきます。

修一

 主人公修一のCVは花江夏樹。本当に出まくるなこの人。主人公の演技は皆が連想する花江夏樹的なものでした。そしてヒロインの紅愛(くれあ)CVは東山奈央。

悪女風紅愛

 かつて「アニゲラ」出演時に悪女を演じてみたいと言っていましたが、まさにこのヒロインは悪女風です。特に序盤は悪女そのものといった感じで、次第に悪女ではないことが判ってくるのですが、敵対者には容赦がなく、人道から外れた行為であっても迷わず実行するあたりはやはり悪女風か。

着ぐるみ修一

 修一が変身する着ぐるみに紅愛が入るのがパターンで、なんとも言えないエロティシズムを醸し出していました。基本紅愛は作品のエロ要員なので、東山奈央のキャラがエロ要員というのも珍しい感じです。

修一の中の紅愛

 ほぼ全ての謎が明らかになる「まどマギ」10話のような展開が12話にあり、なぜ修一が着ぐるみに変身するようになったのかとかが示唆されていましたが、まどマギほどすっきりしていないのと、最終話の描写で、一見普通の少年と思われた修一の不気味さ、奇妙さが恐かったですね。まるで「未来日記」の由乃風。

コインを集める宇宙人

 あと明らかなになった「過去」の話が、突き詰めると“間違って殺してしまって病みました”というもので、ちょっとスケール感の小ささにがっかりでした。やはり連載中の原作を1クールでやると色々無理があるんでしょうかね。

吉岡さん

 個人的に好きなキャラは吉岡さん。修一と紅愛が接近したチームの一員で、能力的には大したことがないのですが、状況的に修一の着ぐるみの中に入ることになり、しかも紅愛でさえしていなかった全裸で入ったことで、心も体も、記憶さえも完全に一つとなりました。

全裸で入る吉岡さん

 紅愛的にはNTR的感覚を抱いて吉岡さんを睨み付けていましたが、これは良いキャラでした。多分普通の状況なら修一は紅愛より吉岡さんと親しくなったんじゃないかと思われます。吉岡さんのCV市ノ瀬加那は「好きな声優さん」で取り上げたいのですが、もうちょっとキャラを見たいところ。

ヤバイ感じのエレナ

 ちなみに本作にもハナザーさんが出演していて、やはり花江夏樹演じる修一と過去に色々といきさつがある模様。花澤キャラ×花江キャラ、つまり花花カップルは最近のトレンドなのか。榀子とはまた違う方向でヤバイキャラを演じていますねハナザーさん。もはや老舗の味。

三船さん
二人で一つ

 ちなみに修一の“日常”を象徴するようなキャラとして三船さん(CV伊藤美来)という子がいたのですが、あまりに活躍の場がなく、紅愛の対抗馬という地位も吉岡さんに喰われてしまったのが可哀想でした。まあ伊藤美来にはコッコロがあるから。

プリコネR感想

 最後に視聴予定になかった「プリンセスコネクト!Re:Dive」。スマホゲームが原作です。スマホゲー由来のアニメは往々にして厳しい評価を受けるのですが、本作はひと味違っていました。一言で言うと「キャラが立ちまくっている」のです。

前作メインキャラ
怪作グラスリップ

 実は昔「プリンセスコネクト!」ってスマホで遊んでいたのです。でも一年ちょい位で終了してしまって。三人のメインキャラを種田梨沙・東山奈央・早見沙織が演じるという豪華キャストだったのですが、可愛いけどイマイチキャラが立っていなかったかなという記憶があります。そういえばこの三人が揃ったアニメで思い出すのは世紀の怪作「グラスリップ」だ(笑)。いや、他にもいろんな作品で共演しているとは思うのですが。

前キャラと新キャラ

 短命で終了した「プリンセスコネクト!」ですが、なんと私の知らないうちに2018年2月から続編「プリンセスコネクト!Re:Dive」が配信されていたんですね。そしてGooglePlayのセールスランキング(7/4付)では3位と大人気作となっていました。

要介護者騎士君

 スマホゲームが原作のアニメは、キャラが多すぎる、展開が急過ぎる、斜め上過ぎるなど、プレイしている人ならついて行けるけど、未プレイ者には敷居が高い作品が多いという指摘がありますが、本作でも登場キャラが多い点は確かにありますが、わりと把握しやすい形で登場させているのと、とにかくキャラが立ちまくっているので、「あれは誰?」ということが割と少ないです。

恐怖の虫料理

 特に主人公格のペコリーヌ(本名ではなく仇名を気に入って使い続けている)、コッコロ、キャルはキャラが立っていますね。このあたり、「プリンセスコネクト!」の弱点を本気で改善しようとした感じがうかがわれます。反面プレイヤーキャラクターの「騎士君」は記憶喪失状態ということもあって要介護者みたいになっています。

ペコリーヌ

 ペコリーヌはいつも腹ぺこで大食らい、コッコロは11歳にしてバブみに満ち満ちていて、キャルはツッコミ役&ギャグ要員で、秘密も抱えていて苦悩しまくるという演者的においしいポジション。

コッコロ

 コッコロはやばいなあ。全国百万人の「バブみを感じてオギャり」たいオノコ達を惹き付けて止まないのではないでしょうか。きっとシャアあたりは「コッコロは私の母になってくれる女性だ」と言い切るでしょう。コッコロのバブみはララァなど比較になりませんし。

コッコロにバブみを感じるシャア

 ボーヴォワールの「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と記していますが、バブみというのも後天的なものなんでしょうか。それにしても11歳にしてもバブみに満ちる環境とは一体…。弟妹が一杯とか?やはりバブみとは、先天的に持っている資質なんじゃないかという気もするのですが…

コッコロ役の伊藤美来

 コッコロのCVは伊藤美来。「グレイプニル」では目立ちませんでしたが本作ではバリバリ目立っています。声優ユニット「StylipS」のメンバーですが、最近は活動していないようですね。この人も「好きな声優さん」で取り上げたいのですが、出演数がまだまだ足りなくて。特に私の視聴する作品に出ていないんですよね…

キャル

 そして「このすば」のカズマ並に酷い目に遭い続ける不幸キャラ・キャル。“ムシ料理”が蒸し料理かと思いきや思い切り「虫料理」で、ペコリーヌに無理矢理食べさせられたり、仲間のために犠牲になって怪しい病院の治療を受けたり。主人公の「騎士君」がほぼ役立たずなので、キャルがいないと物語が回らなくっています。

キャル役の立花里香

 CV立花里香は私は本作で初めて知りました。昨年プロ野球選手と結婚していますが、声優としての経歴は短いけど年齢は結構いっているんですね。

ペコリーヌの涙

 「このすば」風ドタバタコメディ風で展開していった本作ですが、終盤シリアス展開となり、ペコリーヌの正体などが判明しますが、普段脳天気なキャラがシリアスになると落差が大きいですね。普段明るく陽気なキャラが涙を流すとインパクトがあります。

コスプレをする中の人達

 往年の「8時だョ!全員集合」前半コントでのいかりや長介の挨拶「おいっす!」を多用する(お前、年はいつくだ)ほか、「やばいですね」が口癖のペコリーヌは、食べるだけでなく、料理も得意というのがいいですね。CVはM・A・O。本当に売れっ子だなこの人。


正妻ユイ 

 他のキャラの人気と言うこともあるんでしょうが、この3人のキャラが立ちまくっているのがヒットの要因なのかも知れません。でも騎士君の正妻はユイ(CV種田梨沙)だと思うのですけどね。ペコリーヌやキャルは彼に恋愛感情を持っているように見えないし、コッコロは完全に“母”なので愛情一辺倒。

虫料理地獄
虫を食わされるキャル
キャルは犠牲になったのだ

 終わり方が「俺たちの戦いはこれからだ!」的なのは、ゲームが継続中である以上仕方ないですが、ゲーム未プレイの視聴者をして「プレイしてみようかな」と思わせるものがありました。現に、私が始めてしまいましたから(笑)。ま、無課金路線ですけどね。

2020年春季アニメの感想(その2):アルテ/本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません第二部/乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

夏至を過ぎて

 うっかり忘れていましたが、この前の日曜日は夏至でした。しばらくは短夜が続く訳ですが、昔は平安歌人でもあるまいに、なぜか日が長いのが嫌いでしたね。早く暮れる秋冬が好きでした。今ではすっかり暗くなるのが早いのが嫌いになったので、暑さはともかく、日の長さは年中これくらいでもいいなと思ったり。冬に日が長ければ洗濯物の乾きが良くていいですよ。

アルテ感想

 さて続々と終了する春季アニメの感想を続けていきます。まずは「アルテ」。ルネサンス期のフィレンツェを舞台に、貧乏貴族の娘アルテが画家を志して悪戦苦闘する物語です。最初は女というだけで差別的に取り扱われて見ているこちらも胸くそ悪くなりましたが、はやり昔苦労して親方になったレオに拾われて以降は、本人の努力と根性もあって徐々に理解者を増やしていきました。

アルテとカタリナとユーリ

 坂本真綾のOP「クローバ-」といい、安野希世乃のED「晴れ模様」といい、頑張る女の子への応援歌という感じでしたが、頑張る女の子の姿というのは見ていて気持ちが良いですね。それだけにあんまりにも障害が多いとみていて滅入ってしまうのですが、本作は序盤だけだったのでそれほどストレスを感じずに済みました。

アルテとレオ

 レオ親方に恋心?的展開もあって、いやいやいっぱしになるまでは仕事に生きろよとツッコんだりしていたら、上手い具合にヴェネツィア行きの話が来て、大貴族の娘の家庭教師になりました。貧乏貴族の出身であること、女であることはハンデキャップだと考え、負けるものかと根性を出してきたアルテですが、ベネチアでは、貴族出だから教養を持っていて、女性画家は独特の感性があり、珍しいから需要があるという新たな視点を持つことに。

ロリカタリーナ

 家庭教師をしていたカタリーナというちびっ子は、何人もの家庭教師に暇を取らせてきた問題児でしたが、アルテ同様生まれ育ちと関係なくなりたいもの(料理人)があることが判明してからは似たもの同士として急速に親しくなりました。カタリーナのCVはM・A・Oですが、ここ数年一番売れている声優じゃないかと思えるほどいろいろな作品に出まくっています。お姉さんからロリ、知性派から天然まで自由自在にこなすので売れるのも当然といえば当然なんですが、今季視聴した作品でも4作品に登場していました。

髪を切るアルテ

 このままヴェネツィアに残って大貴族の庇護下で画家としてやっていくという手もありましたが、案の定最終回にはフィレンツェに戻ったアルテ。再びレオの下で修行するようですが、明るい未来が開けてそうというところで終了しました。原作は続いていますが、一期で終わったとしてまあキリがいいところなので、二期がなくてもこれはこれでいいかと思います。

高級娼婦ヴェロニカ

 フィレンツェではレオの顧客である高級娼婦ヴェロニカ(CV大原さやか)と知り合い、その教養を尊敬する反面、「女」を武器に男を翻弄する様子に反発も感じていたアルテでしたが、ヴェネツィアで図らずも画家としても「女」が武器になることを学んだので、これからはまた違う見方ができるようになったのかも知れません。でも枕営業とかは違うからな(笑)。

まるで親子じゃないか

 余談ですが、カタリーナは金髪だけど、両親は黒髪なんですよね。どういう訳かカタリーナを溺愛する叔父(パパンの弟)のユーリは金髪。これはもしや…。この時代なら「おや、誰か来たようだ」となるレベルの秘密かも知れません。

本好きの下剋上二部感想

 次に「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません第二部」。第一部の続きで、まさに原作の第二部をアニメ化しています。原作は全5部で完結しているので、もしかすると完結までアニメを制作してくれるのでしょうか。そうなると少なくとも5クール必要という昨今の深夜アニメでは異例の大作ということになりますが。でも今回も二部全てをアニメ化した訳ではないようなので、実際にはもっと話数が必要になるかも。これは劇場版展開か。

マインと神官長

 魔力の大きさを買われて貴族待遇の見習い巫女として神殿に入ることになったマイン。この世界では貴族は魔力を持った支配階級で、魔力量に応じて上級、中級、下級の序列があるということで、魔力を基準にしたある意味実力社会ですね。まれに平民にも魔力を持った人間が生まれてきますが、その多くは魔力に身体が耐えられずに早世してしまいます。幸い、この時期は王族貴族の間で大きな争いがあったようで、貴族の数が激減しており、平民であっても魔力を持つ者が必要となっていたのでマインは生き延びることができました。

マインの側仕え

 平民なのに貴族扱いということで周囲の風当たりが強かったマインですが、次第に周囲を取り込んで味方を増やしていきます。冒頭から一貫して求めているのは本を読む、本を作るということで、年少者とはいっても前世では20歳超えだったので、それなりの知識・経験をがあるはずなのですが、そうは思えないほど頻繁にトラブルを引き起こします。後述の「はめふら」のカタリナがJKだった前世の精神年齢によって我が儘を言わないようになった(マナーとか食い意地とかは前世由来で×でしたが)のとは対照的で、マインの場合は肉体年齢に引きずられて幼児化してしまったかのような。

魔樹トロンベ
成長トロンベ

 魔力のある世界といいながら、平民の生活ではほぼ無縁のものでしたが、二部後半では貴族達が魔力の行使する様子を目の当たりにすることになります。魔力で石を変形させて乗り物とする騎獣とか、魔力を持った樹木・トロンベとか。トロンベは一部にも登場し、芽吹きの頃なら平民でも退治可能でしたが、成長しきったトロンベは騎士団が討伐しないとならないほど手強い敵でした。

騎獣に乗る

 剣と魔法の異世界ノリへどんどん突入!と言いたいところですが、本作のウリは異世界ものでありながら現代の文化・技術に立脚した発明や工夫なので、あんまり魔力が前面に出てくると色々と齟齬が出てきそうです。しょっちゅうマインを怒鳴りつけるギルベルタ商会のベンノと、マインの幼なじみのルッツにスポットを当てて、この世界での商売の話をやっても面白そうです。

はめふら感想

 本日最後は、今期最も期待していた「はめふら」こと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」。この作品を契機に「悪役令嬢」ものが「なろう系」で流行したそうですが、本作を超えるものはなかったようです。「なろう系」がすべからく本作並のクオリティだったら世間から嘲笑われることもなかったでしょうが。

カタリナ×マリア

 ソルシエ王国の大貴族であるクラエス公爵家の一人娘カタリナは、高慢で我が儘なとんでもないロリでしたが、石畳に額をぶつけたことで前世の記憶が甦ります。私に言わせれば「本好きの下剋上」のように、この時本来のカタリナは死んで、代わりに「野猿」の魂が入り込んでカタリナの記憶を継承したのではないかと思います。

キュウリを咥えて登校
前世の野猿
前世での暮らし

 「野猿」というのはJKで死んだ前世のことで、本名は不明。兄二人の下で野生児のように育ちましたが、中学生の時に「あっちゃん」こと敦子と出会ったことで、恋愛小説やゲームなどにも興味を持つようになりました。あっちゃんに勧められて始めた乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」にドはまりし、』をプレイし、寝不足で遅刻しそうになって慌てて学校へ向かう途中で交通事故に遭って死亡してしまいました。

あっちゃん

 不慮の死に神が同情して異世界に転生…という展開は「なろう系」お約束ですが、本作では特にそういう展開はなくいきなり転生していました。この世界が「FORTUNE・LOVER」そっくりということと、自分がそのゲームでろくな最後を迎えない悪役令嬢であることに気づいたカタリナは、破滅フラグを回避し、今度こそ全うな生涯を送るべく悪戦苦闘することになります。

パジャマパーティー

 将来に破滅しかない悪役令嬢になってしまったという点は同情しますが、それ以外は羨ましい限り。名家の一人娘で財産も身分も不自由なく、周囲が超美人なせいで目立たないけど本人だって実は結構美人です。そして単に前世を思い出したのではなく、魂そのものが入れ替わったのでは亡いかと思うのは、その後の行動が全く異なるからです。

アンも落とす

 本作は8歳頃の幼少編と、15歳になって魔法学校に入ってからの青春編に別れますが、序盤の幼少編がとにかく楽しいです。破滅フラグを回避するための行動が、図らずも周囲のキャラを救済することになっているという無自覚の救世主カタリナ(笑)。自分に向けられる他者の好意には極めて鈍感ですが、周囲の人間に分け隔て無く接して、気遣いや思い遣りの態度を取れるようになりました。この辺はJKの精神年齢が加わったからということなんでしょう。

マリアを守るカタリナ

 公爵令嬢としてはマナーがなっておらず、貴族社会の常識から掛け離れた行動を取るので、しばしば周囲を困惑させますが、本気で嫌がられている訳ではなく、「困ったお嬢様だ」くらいの好意的な捉えられ方をしているようです。ママンからは厳しく叱責されますが、ママンにしてもカタリナのおかげで夫との不和が解消されており、コミュ障気味のメイド長や庭師までもカタリナにぞっこんラブになっています。

アンも落とす

 カタリナ付きメイドのアンはカタリナの奇行にいつもため息をついていたのであきれかえっているのかと思いきや、やはり自分を道具として扱わないカタリナに最後まで尽くしたいと思っているという。その勢いのまま、「FORTUNE・LOVER」の攻略対象キャラ(♂)・ライバルキャラ(♀)をことごとく落として回るカタリナ。結果、ゲームの主要キャラは全員カタリナラブになってしまいました。

全員カタリナの味方だった

 青春編でも「FORTUNE・LOVER」のプレイヤーキャラ(主人公)であるマリアを落とし、ついでにマリアのママンさえも落としてしまう無双ぶり。それこそ、実は「全員仲良しエンド」という、恋愛ゲームとしてはどうかと思うけどカタリナとしてはこれ以上無い結末への布石なのでした。

ラスボスをもたらすカタリナ

 ゲームの隠しキャラだった生徒会長がラスボスとして登場し、あっちゃんは前世で「とても難しくてバッドエンドは全員死亡」と語っていましたが、野猿はそこまでプレイしていなかったので、正体も素性の攻略法も知らないままにラストバトルに突入してしまいましたが、やはり自然体のカタリナに落とされて浄化。カタリナお嬢様の「たらし」は世界を覆い尽くすほどなのでした。

マリアとママン

 途中原作にないゲームオリジナル展開が挟まれ、はっきりクオリティの低下が感じられましたが、原作部分は非常に面白く、また見ていてストレスが全くないので週末のストレス解消にもってこいの作品でした。二期制作も決定と言うことで喜ばしい限りです。

もう一人の私

 なお前世で親しかった「あっちゃん」は王国宰相を務めるアスカルト伯爵家のソフィアとして転生していますが、カタリナと違って前世の記憶は取り戻しておらず、カタリナの危機に際してスタンドのように「あっちゃん」が出現するようです。まさか彼女も早世してしまったのか…?ソフィア自身もカタリナもこのことには気づいていまぜんが、ソフィアの言動の端々に前世を思い出したりしています。「ソフィアっちゃん」であることに気づいてしまうと、カタリナから見て他のキャラと別格扱いになってしまうので、ここは気づかないままの方がいいんでしょうね。

お澄ましマリア

 個人的にはカタリナ×マリアの百合エンドを期待します。平民なのに特に稀少な光の魔力(多分聖属性で治癒系)を持っており、成績も優秀なのをやっかまれて貴族令嬢達に陰湿ないじめに遭っていましたが、カタリナが助けた上に努力も認めてくれたので、他の男は眼中にない様子。本来であれば彼女が男性キャラのいずれかと恋愛関係になり、カタリナが悪役令嬢として立ちはだかるのですが、カタリナが助けてくれて友人になってくれる上に、男性キャラが全員カタリナにぞっこんラブなので、これで恋愛関係など築ける訳が(笑)。でもマリアもカタリナラブなので、これでいいんでしょう。マリアのCVは早見沙織ですが、こういうお澄ましボイスのはやみんは久々のような気がします。これだ、この声で私ははやみんが好きになったんですよ。

もはや聖カタリナ

 「八男って、それはないでしょう!」と共に今季の「なろう系」アニメだった「はめふら」ですが、内容は対照的。方や貧乏貴族の八男、方や大貴族の一人娘。方や膨大な魔力、方や「土ボコ」。方やハーレム、方や全員仲良し。そして作品の出来は「はめふら」が圧勝。「八男」も「はめふら」がなければ普通の「なろう系」と評されたと思うのですが、相手が悪かったですね。

祝二期制作

2020年春季アニメの感想(その1):球詠/かくしごと/八男って、それはないでしょう!

梅雨と紫陽花

 無観客ながらプロ野球が始まり、Jリーグも再開予定ということで、次第に日常が戻ってきています。それは電車のラッシュの再来とかも意味している訳で、いいことばかりという訳ではないのですが、やはり日常がいいですよね。せめてインフルエンザ対策くらいで済むようになって貰いたいものです。

球詠感想

 6月も下旬に入り、春季アニメも続々終了しています。本日は終了作品の感想ということでを行ってみましょう。まずは「球詠」。

球詠原作

 原作は芳文社の「まんがタイムきららフォワード」で連載中ということで、いわゆる「きらら系」ということなりますが、良くも悪くも「きらら系」の雰囲気が希薄でした。

詠と球

 「きらら系」とは、基本的にはゆるい少女たちの日常を描いた作品の総称で、特にストーリー性がない作品も多く、ほんわかしたゆるい作風が特徴です。もちろん各作品毎に多少の差異はあるのですが、男がいない(少ない)、美少女がいっぱい、水着回や温泉回がある、百合的描写があるなんてのも特徴でしょうか。「球詠」の場合、基本女の子ばかりという意味では「きらら系」の王道のようなんですが、思いのほか真面目に野球に取り組んでいます。

ギリギリ9人の野球部

 なので百合描写のようなものもないではないのですが、基本百合そっちのけでとにかく野球をやっています。練習試合で負けて、本戦で勝つなんて「ガールズ&パンツァー」的な展開もあります。てっきりゆるーく野球をやりながら百合展開かと思っていたら全然違っていました。特に終盤は3話使って強豪校との激闘をしっかりと描いており、まるでありし日の「ドカベン」を彷彿とさせてくれました。

新越谷高校

 展開的にはこういうスポーツに真摯に取り組んでいる姿も悪くはないのですが、気になる部分もあったので、いつくは取り上げてみましょう。

作画崩壊寸前
作画崩壊…しちゃったね

その1:作画
 原作の絵柄は「きらら系」だけあってかなり可愛いのですが、アニメのキャラはなんというか…古くさいキャラデザインというか作画崩壊一歩手前でかろうじて踏ん張っている的な感じでした。「きらら系」は一にも二にもキャラの可愛さが命だと思うので、これは「きらら系」としてはかなりヤバイです。もっともストーリー展開的にはあまり「きらら系」を感じさせないので、むしろそれでかろうじて保ったという気もします。

監督するマネージャー

その2:マネージャーが采配を振るう
 ある意味今までなかった斬新な発想とも言えますが、監督がちゃんといるのにマネージャーが采配を振るっています。このマネージャー、双子の姉は初心者ながら選手をやっており、妹である彼女はずっと野球に造詣が深くて、各チームのデータや選手の能力を詳細かつマニアックに把握しているのですが、なぜか自身でプレイしようとしないのが謎です。怪我などでプレイできなくなった的なエピソードでもあれば特に問題なかったのでしょうが…

実はOGの監督

その3:でしゃばらない監督
 マネージャーが作戦指揮を執っているのでやることがない監督。いや、なり手がなくてずぶの素人を連れてきたとかならいいんです。そういう作品もありますし。しかしこの監督、実はこの野球部が埼玉県屈指の強豪だった頃のOGなんです。練習では鬼コーチぶりを発揮しているし。なのになぜ采配を振るわないのか。もちろん高校野球では監督はダッグアウトから出ることはありませんが、伝令を使って色々作戦指揮を執っているのは高校野球でもおなじみですよね。

そこはかとない百合

 結論を言うと、「きらら系」的展開を期待して視聴するとあてが外れますが、野球に真面目に取り組んでいる姿は好感が持てます。作画がしっかりしていたらかなり良作だったと思われますが、残念ながらあの作画では円盤の売り上げは…という作品でした。

かくしごと感想

 続いて「かくしごと」。原作はまだ連載中なのにアニメでオチまでやってしまいました。アニメオリジナルなのかも知れませんが、いやもうこれしかないだろうという形ではまっていましたので、もうあれでいいんじゃないでしょうか。

可久士と姫

 「現在編」と「未来編」の二本立てで、「現在編」は「風のタイツ」という下ネタギャグゴルフ漫画を連載している後藤可久士が、小学生の一人娘の姫に漫画家であることがばれないようにあの手この手を使ってごまかしている姿を面白おかしく描いているいます。

未来編の姫

 「未来編」は終盤に登場し、そこでは姫は18歳になっており、それまで知らなかった真実を明らかにしていくというギャグがほとんどないパートでした。最終回は完全に未来編になっていて、この断絶の間に何があったのかが明らかになります。

作者による風のタイツ

 可久士はかつて「KTMCMC(きんたましまし)」という下ネタギャグ漫画でヒットを飛ばしていますが、今ではさほど売れておらず、妻の父(日本画の大家)とは険悪な関係です。妻(CV能登麻美子)は姫が幼い頃に海難事故で行方不明になっており、ほぼ死亡には確定的にも関わらず、可久士は漫画で得た収入を使って、10年以上捜索をしていました。そりゃあ能登さんなら捜しますな。

誕生日の記念写真

 そして可久士自身も歌舞伎役者と愛人の間の隠し子でしたが父とは疎遠で、妻を捜索していることが「美談」として週刊誌に載ったことで、「もう笑えない」という一部読者の心ない言葉に傷ついて漫画家を引退し、以後は肉体労働で姫との生活を支えましたが、作業中の事故で昏睡状態となってしまいます。1年後に意識が回復したときには、姫が10歳の頃から事故にあうまでの7年間の記憶が失われていました。

可久士のアシスタント達
ポンコツアシスタント

 「未来編」の展開だけ紹介するとシリアス一色ですが、実際には「現代編」のおバカな展開こそが持ち味なので、毎回面白く見ることができました。原作が久米田康治なのでキャラのネーミングや各話のサブタイトルがどれもこれも笑えます。

墨田羅砂

 可久士に振り回されつつもなんだかんだと楽しく仕事しているアシスタント達。女子大生で漫画家になるつもりが一切なく、いつも可久士にため口だった墨田羅砂(すみたらすな)が、未来編では看板作家になっていたのに笑いました。ゆるい雰囲気のわりに一番適切な意見を言うことが多く、作中一番好きなキャラでした。なにしろ可愛いし。「好きなアニメキャラ」でぜひ紹介したいと思います。

クズ中のクズ十丸院

 逆に一番嫌いなキャラは担当編集の十丸院五月(とまるいんさつき)。ギャグ作品であることを割り引いても本当にクズです。CVの花江夏樹は主人公キャラを演じることも多いのですが、こんなクズも演じられるとは。その演技力の高さは流石と言わざるを得ませんが…とりあえず「ガンジーが助走つけて殴るレベル」のクズです。

八男って、それはないでしょう!感想

 最後に「なろう系」の「八男って、それはないでしょう!」。二流商社に勤める主人公が夜食を作っている間に居眠りしていたら、異世界の貧乏貴族の家の八男坊になっていたという、理不尽の極みの出だしでしたが、タイトルはほぼ出落ちで、高い魔力を持ち、優秀な師匠がいたことでめきめき頭角を現していきます。

全員俺の嫁

 5歳児になったとは言え、大人だった知識や経験を駆使すれば色々と…と思うのですが、肉体年齢に魂が引きずられるのか、過去世の知識と経験は味噌醤油マヨネーズ製作程度にしか生きませんでした。「なろう系」が嫌われるのはこういうところなんでしょうね。なぜ異世界はまともな調味料がないところばかりなのか。単に作者のイマジネーションの欠如としか思えません。

狂気のクルト

 パパンの騎士爵(騎士は貴族じゃないんですが…普通に男爵とかじゃいかんかったの?)は子作りばかりが得意の凡庸でしたが、その後を継ぐ長男クルトはこれに輪を掛けた無能で、主人公に取って代わられるためとはいえ、あまりといえばあんまりな設定っぷりに失笑を禁じ得ませんでした。CV杉田智和はそれでもちゃんとこの無能を演じてくれましたが。救いは奥さんのアマーリエのCVが敬愛するゆかなだったことでしょうか。

結婚時のアマーリエ
アマーリエ

 このアマーリエ、登場時からやたら美人でいい人風だったのですが、アニメでは描かれていないものの、実は主人公の愛人の一人になるそうな。兄嫁NTRはまあエロ小説では定番かも知れませんが、主人公は既に正妻格のエリーゼ、側室格のルイーゼ、イーナ、ヴィルマがいるというのに、一体何人持てば気が済むんでしょう。こういうハーレム展開も「なろう系」のお約束ではあるんですが。

正妻エリーゼ

 クルトの自滅とその後の領地の“簒奪”と大規模開発に着手というところでアニメは終わりました。原作は当然その後もあるらしいのですが、二期はちょっと無理ではないかと。出だしが食事を作る合間に居眠りしたら異世界という展開だったので、異世界で面白おかしく過ごして一生を終え、はっと気づいたらまだ料理が完成していなかったという「邯鄲の夢」オチを期待していましたが、どうなんでしょうかね。

転生前の主人公

視聴予定の2020年夏季アニメ:再放送作、延期作がちらほらと

広域移動解禁

 昨日は大雨、今日は晴天と猫の目のように変わる天気に翻弄されてしまいますね。新型コロナウイルスが本当に紫外線や湿気に弱いのなら、このダブルコンボで大ダメージなんじゃないかと思いますが…どうなんでしょうかね。昨日から都道府県をまたぐ移動自粛が解禁になりましたが、4月から筑波嶺から東京に出勤していた私はこれを破っていたのでしょうか。いかん、自粛警察に捕まってしまう!あの手は何だ!窓に!窓に!…なんちゃって。クトゥルー系の自粛警察は恐すぎますね。

2020夏季アニメ一覧

 さて早いもので春アニメも終了し始めていますので、そろそろ夏季アニメを見繕わなければなりません。いつものように視聴予定作品をあいうえお順で哨戒していきましょう。

彼女、お借りします

 「彼女、お借りします」。週刊少年マガジン連載の宮島礼吏の漫画が原作です。NTRか?NTRなのか?と期待してしまうタイトルですが、流石に少年誌でそれはないでしょうな。

彼女、お借りしますその2

 20歳のダメダメ大学生・木ノ下和也。初めての彼女と一度だけキスをしたが、たった1ヶ月でフラれてしまった。「あぁ…やだ…もうなんか全部ヤダ…」やけっぱちになった和也は、“ある方法”を使って、女の子とデートをすることに。待ち合わせ場所に行くと、「君が和也君、だよね?」さらさらの黒髪を耳にかけながら、和也の顔を伺う美少女、水原千鶴は微笑みかけた──。たった一度のレンタルで、輝き出すリアルがある!ラブ×ドキMAXの無鉄砲ラブストーリー、開幕!…という話だそうです。

ド級編隊エグゼロス

 「ド級編隊エグゼロス」。ジャンプSQ連載のきただりょうまの漫画が原作です。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできている…ということは、エロい作品なんでしょうか?「異種族レビュアーズ」の再来を期待したいところですが…

ド級編隊エグゼロスその2

 謎の侵略者・キセイ蟲によってかつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに…という話だそうです。

バキ 大擂台賽編

 「バキ 大擂台賽編」。「最凶死刑囚編」は2年前の放映だったんですね。そんなに経過していたとは。「大擂台賽編」はその直後から続く話ですから、例の烈海王の「復ッ活ッ 範馬刃牙復活ッッ」が聞けるわけですね。小山力也さん頑張って。

バキ 大擂台賽編その2

 中国武術界最強の「海皇」を決める大会を舞台とした物語です。烈海王もそうですが、バキ世界においては「海王」は中国武術の高位の者たちに与えられる名誉称号でなんだそうです。そして100年に一度開催される中国武術界最強の座をめぐるトーナメントである大擂台賽の優勝者が「海皇」となります。前回優勝者の郭海皇が146歳で再度出場するという。本来は「海王」だけが出場するのですが、今回は刃牙のほか、「地上最強の生物」範馬勇次郎、「地上最自由」ビスケット・オリバ、「神の子」マホメド・アライJr.が出場。いつの間にか「中国チーム」VS「日米合同チーム」による5対5のチーム戦が始まってしまうという。「リングにかけろ!」みたい。

ハナヤマタ

 「ハナヤマタ」。2014年夏季アニメが再放送となります。私が演技力を高く評価している憑依系声優“うえしゃま”こと上田麗奈の初主演作ということで、気になっていました。

ハナヤマタその2

 容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたけれど、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」突然の出来事に戸惑うなるだけど、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――という話だそうです。

ピーター・グリルと賢者の時間

 「ピーター・グリルと賢者の時間」。月刊漫画アクション連載中の檜山大輔の漫画が原作です。賢者の時間って早い話が「賢者タイム」のことでは?やはり「異種族レビュアーズ」的展開を期待してしまう…

ピーター・グリルと賢者の時間その2

 ここは、剣と魔法の世界――ヤケッパチ戦士ギルド所属のピーター・グリルは、見事に武闘祭を勝ち抜き、地上最強の男の称号を手に入れた! これで、恋人ルヴェリアとの結婚も認めてもらえるだろう。しかし、大いなる力には大いなる代償がともなう…。オーガ。エルフ。オーク。地上最強の遺伝子を狙う様々な異種族の女たちが、ピーターの子種を狙い、今まさに蠢きだそうとしていた。なぜ人は、事が終わってからこんなにも冷静になるのだろうか。かつて誰も見た事がない、地上最強の賢者タイムがやってくる!…という話だそうです。

放課後ていぼう日誌

 「放課後ていぼう日誌」。春季アニメのはずでしたが、コロナ禍により3話で放送中断となってしまいました。1話から放送し直すようです。

放課後ていぼう日誌その2

 原作は秋田書店の「ヤングチャンピオン烈」連載の小坂泰之の漫画で、「きらら系」ではないのでキャラはそこまで可愛くなし、百合展開もないですが、JKが釣りするなんてなかなか見られないですね。

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

 「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」。このタイトルの異様な長さでおわかりのとおり、「なろう系」です。ありすぎてもうざいですが、全然ないのも寂しいのが「なろう系」。やはり一本くらいはないとね。

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~その2

 二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!?人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する“魔王学院”に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」…という話だそうです。

モンスター娘のお医者さん

 「モンスター娘のお医者さん」。折口良乃のライトノベルが原作で、人間と魔族が共存できる街リンド・ヴルムで魔族専門の医師として活躍する人間族のグレンと助手であるラミア族のサーフェの物語です。やはりちょっと「異種族レビュアーズ」の気配が。

モンスター娘のお医者さんその2

 新米医師のグレン先生、今日もキワドイ診察中――!?マーメイドのエラを奥まで診察したり、フレッシュゴーレムの太ももを縫合したり、ハーピーの産卵をお手伝いしたり、ドラゴンの鱗を隅々まで触診したり。見た目も構造も性質も異なる彼女達を救うため、全力で診察しているだけなのに、なぜかいつもアブナイ♡雰囲気に……?でも大丈夫、100%医療行為だから問題なし!ラミア族の助手・サーフェの尻尾の締め付けに窒息しかける時もあるけれど、今日も診療所は開かれる!史上初!モンスター娘の生態に迫る、メディカルファンタジー開幕!!…という話だそうです。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。「俺ガイル」も放送延期になっていたのが満を持して放映です。一期と二期の間隔は2年でしたが、二期と三期の間隔はなんと5年。はやみんや東山奈央がアラサーになってしまいましたよ。まだJKは演じられるのか?

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完その2

 リア充には「爆発しろ!」とつぶやき、将来の夢は「働かないこと」とのたまう。そんなひねくれ高校生・八幡が学校一の美少女・雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に入部して……。見た目ビッチの由比ヶ浜結衣や天使のような戸塚彩加にも囲まれて、どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、繰り広げられるのはまちがいだらけの青春!あざとかわいい後輩キャラ「一色いろは」も加わり、雪乃、結衣、八幡の関係は変化を見せる……?という話だそうです。正直3年前くらいまでに放映すべきだったんじゃないかと思いますが、完結編だからはやり見なければ。

ゼロから始める異世界生活 第2期

 「Re:ゼロから始める異世界生活 第2期」。「なろう系」ですが、「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」などと並ぶ成功作と評価されている作品です。第一期は2016年4月から9月まで2クール放映でしたが、第二期は分割2クールで、後半は来年1月からになる模様です。

ゼロから始める異世界生活 第2期その2

 一期は三大魔獣の一角・白鯨を倒し、魔女教の大罪司教の一人「怠惰」のペテルギウスを死闘の末に破ったところで終了していました。その間山あり谷ありで、主人公スバルは文字通りどん底まで落ちたりしましたが、これからも波瀾万丈の活躍をするのでしょう。一期は原作の3章途中までで、現在6章まで発表されていますが、なおも連載中なので二期でも完結しないのでは(オリジナルエンドを迎える可能性もありますが)。

日本沈没2020

 これで10作品。一応補欠として「日本沈没2020」をエントリーしておきます。言わずと知れた小松左京のSF小説が原作です。

日本沈没2020その2

 2020年、東京オリンピックという大きな国家事業を終えたばかりの日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく武藤家の面々を追い詰めていく。極限状態で突きつけられる、生と死、出会いと別れの選択。途方もない現実と向き合う中、武藤家の姉弟、歩と剛は、未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく…という話ですが、もう既にオリンピックが開催されていないという齟齬が(笑)。

2020年春季アニメ序盤の感想(その3):本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部/乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

灰色のGW

 本日からゴールデンウィーク突入!というところなんですが、今年は新型コロナウイルスのせいで史上最も盛り上がりに欠けるGWではないでしょうか。まあ私はいつも引きこもり気味なんで個人的にはそんなに変わらないという気もしないでもないのですが、毎年恒例の飲み会→カラオケが出来ないのは残念です。

武蔵

 少しでもぱっとさせようと、「昭和の日」にちなんで「艦これ」唯一のガチャ要素である大型艦建造をやってみました。なんで「艦これ」が「昭和の日」と関係あるんだとツッコまれそうですが、登場する艦娘が大体昭和時代に就役・活躍・戦没している(一部に大正就役のお婆ちゃん艦娘もいますが)もので。で、まだ邂逅していない武蔵を狙って4スロット全部使って、出ると言われるレシピ(燃料4000・弾薬7000・鋼材7000・ボーキ2000に開発資材20)を回したところ、3スロ目で遂に武蔵登場。「フッ…随分待たせたようだな……」って、判ってるなあ。

武蔵参上

 これで戦艦はコンプリート。空母は葛城が残っていますが、この人は建造不可だし通常海域でドロップもしないので、次のイベントで出会うことを祈るばかりです。大和型戦艦はとにかく資源を大食らいするので、大和がいればもういいや…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
試製51㎝連装砲

 しかーし、武蔵は改二にすると試製51㎝連装砲という「艦これ」最強クラスの大砲が入手できるので、やはり所持したいなと思うようになりました。更に強い51㎝連装砲もありますが、過去のイベントクリア報酬なので現状入手不可です。

本好きの下剋上二部序盤感想

 ということで、個人的にちょっとだけアゲアゲな気持ちになったので、勢いで春季アニメ序盤の感想を終わらせてしまいましょう。まずは「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部」です。4話(通算18話)まで視聴しました。第一期は2019年秋アニメだったので、事実上分割2クールというやつですね。原作は五部構成で、今回は原作の第二部(神殿の巫女見習い)を描きます。ということは順調にいくと五部制作することになるんですね。原作は完結しているので後は円盤の売れ行き次第でしょうか。

二部の主要キャラ

 タイトルの長さと、現世の日本人が死んで異世界に転生するという出だしはまさに「なろう系」そのものですが、チート要素はあまりありません。異世界転生といっても厳密には死んだ直後の異世界の幼女の身体に入り込んだ形なので、異世界での記憶は全くありません。普通にしゃべれる辺りはチートといえばチートかも知れませんが、何しろ幼女だったので文字などは全く知らず。前世は二十歳過ぎの日本人女性なので、精神年齢的には異常に成熟した幼女になったはずなのですが、実際にはかなり素っ頓狂な性格になっています。身体年齢に引きずられているのでしょうか。

マインとフェルディナンド

 「なろう系」お約束の強い魔力を持っていますが、この世界では平民が魔力を持ってしまうのはハンデでしかなく、多くは短命に終わってしまうのですが、マインは魔力の高さが評価され、魔力を放出できる神殿の巫女に貴族待遇でなることが出来ました。今回は神殿での生活が描かれます。

悲惨な孤児院

 平民ながら貴族待遇の青色巫女見習いとなったマインは、神殿内部や貴族から敵意を受けることになりますが、まずは3人の側仕えの灰色神官と和解し、窮乏状態にある孤児院を救うために孤児院長に就任することに。第一部から次回予告で登場していた神官長フェルディナンドとは本作から本格的に絡んでいくようです。

フェルディナンド神官長

 フェルディナンドはまだ20代なのに実年齢より遥かに上に見えるというキャラですが、それはCV速水奨のせいではないでしょうか(笑)。もう40年近く前から美形主人公やライバルキャラを演じているベテラン声優ですが、今なお20代の役を演じるとは。流石「ホスト声」。

マインの側仕え

 主人公マインには次から次へと困難が押し寄せており、まるで「おしん」(古い!)のようなのですが、悲壮さとかをあんまり感じないのは、マインがかなり図々しい性格であることと、なんだかんだ周囲に必ず助力者がいるからでしょうか。魔力さえなければ、前世の記憶による菓子レシピや髪飾りなどファンシーグッズの制作でかなりの成功を収めて裕福な平民として暮らせたのではないかと思います。異世界では非常に稀少かつ貴重な本とはいえ、金さえあればなんとかなるでしょう。そういう意味では、通常「なろう系」ではチート能力を保障する高い魔力が却って本人の足かせになっているという異色作ですね。私は大阪での2年間の徒歩通勤のせいで、本を読まなくなってしまいましたが…本当の本好きではなかったんでしょうかね?もっとも現状では図書館も休館中ですが。

はめふら序盤

 最後に、今季最も楽しみにしている「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」です。4話まで視聴しました。やはりタイトルの長さで判るとおり「なろう系」ですが、本作は「なろう系」というハンディキャップ(笑)をものともしない良作です。新型コロナウイルス禍で閉塞する現在、本作を心の癒やしにしているという人は私だけではないはずです。

百合の花園

 「なろう系」では「悪役令嬢もの」は人気ジャンルになっていて、玉石混淆で様々な作品が乱立しているそうですが、本作は「悪役転生もの」のお勧め作品として必ずといっていいほど挙げられています。我が儘な放題な公爵令嬢カタリナは、8歳で頭を石畳に打ったことで前世の記憶を取り戻しますが、その時判明したのは
①前世では子供時代は野猿と言われ、思春期に乙女ゲームにはまり、女子高生で交通事故で死亡
②この世界は死亡直前にはまっていた乙女ゲーム(「FORTUNE LOVER」)の世界そのもの
③自分はそのゲームに登場した悪役令嬢で、将来的には破滅しかない(良くて国外追放、悪くすると死亡)
ということでした。前世で果たせなかった穏やかな人生を全うしたいという願いを叶えるため、カタリナは破滅エンド回避に奔走することに。

我が儘カタリナ

 ということで、覚醒後は顔つき以外は全く悪役令嬢ではなくなったカタリナですが、同時期放映の「なろう系」作品「八男って、それはないでしょう!」と比較すると、王都の名家で裕福な公爵家に一人娘として生まれているという点では比較にならないほど恵まれていますが、反面貴族の多くが持っているらしい魔力の方はからっきしです。

前世を思い出す
カタリナ破滅エンド

 公爵令嬢にして王子の婚約者であるカタリナには、冒険者にならなければならない要素はひとかけらもありませんが、魔力を持つ者は15歳になると魔法学園に入らなければならないそうで、まさに魔法学園での日々がゲームの内容ということになります。カタリナは完全に前世のJKの性格になっており、精神年齢も高くなった(肉体年齢8歳時点で精神年齢は17歳)ので、我が儘はすっかり消滅し、年齢不相応な気づかいや思いやりができるようになりましたが、反面、貴族社会の慣習や作法から外れた、貴族令嬢としては破天荒な態度・行動を取るようになります。

キース救済 

 そしてカタリナとしては破滅エンドを回避するために自分なりに色々考えて行動するのですが、どれもこれも素っ頓狂です。そう、前世もひっくるめてカタリナは結構おバカなのです。しかし、彼女の行動は周囲の人間、つまり「FORTUNE・LOVER」に登場する主要キャラに大きな影響を与えていきます。それは端的に言えば、本来ヒロインキャラが行うべき言動を先取りしてしまうものなのですが、それによってヒロインの攻略対象キャラ(♂)やライバルキャラ(♀)は、全員カタリナに好意を抱いてしまうことに。

メアリ救済

 転生者だからか、天性の人たらしになってしまったカタリナ。豊臣秀吉もびっくりですが、本人は破滅フラグ回避に必死なのと、ゲームの悪役であるカタリナが好かれるはずがないと思い込んでいるので、周囲からの男女を問わないラブラブ熱視線に全く気付いていません。

ソフィア救済

 3話までは幼少編ということで、8歳頃のカタリナの、ヒロインの攻略対象キャラやライバルキャラとの絡みが描かれますが、カタリナと触れあった誰も彼もが、それまでに抱えていた鬱屈とかコンプレックスから解放され、魂が救済される結果になります。その様子が見ていて気持ち良く、主人公が転生した甲斐があったなあという気になります。特に女性陣との絡みがいいですね。女性キャラはそれまで結構可哀想な境遇だったので、それを救うカタリナマジ天使という気持ちになります。百合展開も大好物ですし。

マリア登場

 4話では遂に魔法学園に入学し、いよいよ「FORTUNE LOVER」本編スタートとなる訳ですが、早速ゲームの主人公にしてヒロインであるマリア・キャンベルまでたらし込みに掛かるカタリナ(笑)。マリアは平民出身ということで貴族の学生からいじめを受けているようですが、攻略対象キャラに代わって颯爽と救ってみせるカタリナの姿にはもはや悪役令嬢の片鱗すらありません。こんなん誰でも好きになってしまうわ。本来であれば率先してマリアをいじめ倒すキャラだったのですが。

カタリナファイブの脳内会議

 なお前世のカタリナは「FORTUNE LOVER」を全クリする前に死んでしまっているので、全てのルートを知っているわけではなく、隠しキャラも知らないようです。度々脳内ではカタリナ・ファイブ(議長カタリナ、強気カタリナ、弱気カタリナ、真面目カタリナ、ハッピーカタリナ)が会議を開いて今後の方針を決定するのですが、全員カタリナのCV内田真礼が演じているのが凄い。「慎重勇者」でのツッコミキャラぶりに豊崎愛生の新境地だと感じたのと同様、本作も内田真礼の新境地ではないかと思います。

こんなん惚れるわ 

 マリア役の早見沙織も、とびきりのお澄ましボイスで真ヒロインを演じています。登場する♂キャラに好かれまくるのが宿命である乙女ゲームの主人公らしく、美少女で、穏やかで謙虚な性格をしており、カタリナさえ惚れてしまう可愛さですが、こういうキャラを演じさせるとはやみんは実にはまりますね。しかし、そんな彼女にも密かなトラウマがあるらしく、きっとこれからカタリナが期せずして解消していくことになるのでしょう。

メイン百合ルート?

 もうカタリナ逆ハーレムエンドしか想像できない展開なんですが、今後どういう展開をするのか楽しみです。「なろう系」にはハーレムエンドになる作品は多数あると思いますが、チート能力以外はなんでそんなにモテモテになるのか理解不能な場合が多いのすが、カタリナの場合はモテモテになる理由が万人に納得できるように描かれており、知らぬは本人ばかりということになっています。願わくば、カタリナを含めて主要キャラ全員が幸せであり続けんことを。

カタリナのハーレム

2020年春季アニメ序盤の感想(その2):イエスタデイをうたって/グレイプニル/八男って、それはないでしょう!

太陽とコロナウイルス

 昨日、今年は寒春ではないかと言ったのが聞こえたのか、今日は暖かいですね。GWも近い晩春の4月下旬となるとまあこんな感じが普通かも知れません。新型コロナウイルスは熱と湿気が弱点で、太陽光や紫外線に弱いなんて米国政府高官が言ったそうですが、ホントですかね?だとしたら日本の夏はコロナウイルスの天敵となるんでしょうけど。

イエスタデイ序盤感想

 さて昨日の続きで春季アニメ序盤の感想です。まずは「イエスタデイをうたって」。4話まで視聴しました。1998年から2015年までの断続的長期連載だったということですが、その間のテクノロジーの進歩は驚くほどなので、序盤と終盤はかなりギャップがあったんじゃないかなんて思ってしまいます。

イエスタデイをうたって序盤感想

 大学を卒業したもののしたい仕事がなかったということでフリーターをしている魚住陸生(リクオ)。そんな陸生になぜかモーションをかける野中晴(ハル)は、カラスを肩に乗せた妙な女の子です。高校を中退したということで、その高校で副担任をしていたのがリクオの想い人で大学の同級生の森ノ目榀子。金沢で非常勤講師をしていましたが、東京の高校に職を得て戻ってきたそうです。そして金沢から榀子を追うようにやってきた美大進学志望の高校生早川浪。浪は榀子の幼なじみであり、榀子の恋人(故人)の弟です。

榀子

 陸生は再会した榀子に告白しますが、故人を忘れられない榀子に振られます。榀子は浪のことも弟のようにしか思えません。まあ7歳も離れていたらねえ。という訳で男性陣、女性陣はそれぞれライバル関係なんですが、モテモテの榀子と相手にされない晴と女性陣は対照的、男性陣は両者片想いという図式になっています。面白いのかというと良く判らないんですが、不思議に説明しがたい雰囲気はあります。

陸生と晴

 まず陸生、就職する人というのは、「これをやりたい」「これが転職」と思って仕事を選択する人ももちろんいるんでしょうが、大方は生活のために何からの仕事を選択していると思うんですよね。就職活動をしたけど結果的にフリーターになってしまったのなら致し方ないと同情の余地もあるんですが、陸生はどうも就職活動自体をしなかったせいでフリーターになった模様。よくそれで高校教師という堅い仕事を持っている榀子に告白するなあと思います。ヒモにでもなるつもりなんだろうか。それとも付き合ってから「一緒に暮らそう!俺、正社員になる!」(byバイトルネクスト)をやるつもりだったのか。言っているのが岩田剛典でも「いや、まずに正社員になってから言えよ」とツッコまれまくっているというのに。

ハル
女子無駄のバカ

 晴は、YouTubeで「『女子高生の無駄づかい』のバカ(田中望)に似ている」と指摘している人がいました。ルックスはそこまで似ていないと思いますが、黒づくめの服装とかカラスを連れていたりするあたり、バカが妄想していた「面白れえ女」的ではあるなあと思います。残念だったのは陸生がそう思わなかったところですが。

榀子と浪

 そして榀子。女教師でCV花澤香菜というと、どうしても「言の葉の庭」を連想してしまいますね。今後浪と色々あるならばますます「言の葉の庭」になるわけですが、どうなんでしょうか。亡くなった恋人を忘れかねているということは、別に人ぞれぞれなので一概に悪いこととは思えません。「めぞん一刻」の響子さんだってそうでしたし。そのうち伊藤という体育教師が出てきて交際→破局で四国で行くのね(笑)。

バンドマン木ノ下

 陸生に信念のような何らかの確固とした想いがあってフリーターをやっているのなら(例えばコンビニの先輩の木ノ下さんバンド活動をしているのでフリーターも理解できます)、ブレッド&バターの名曲「あの頃のまま」をOPかEDに使うとさまになるようにも思えますが、そうでないならさっさと就職しろと思ってしまいます。フリーターで暮らすというのも責任がなくて気楽かも知れませんが、自分一人を養うのがやっとではないかと思うので、それなら告るなと言いたい。

グレイプニル序盤感想

 次は「グレイプニル」。3話まで視聴しました。いつの間にか着ぐるみ状の怪物に変身できるようになった高校生・加賀谷修一とその中に入る青木紅愛(くれあ)という女の子を中心とするのバトルラブコメです。補欠でしたが、「俺ガイル」が延期となったので視聴しています。

バケモノ対決

 謎のコインを集めている宇宙人と名乗る男にコインを持っていくことで変身能力が与えられるようですが、変身後の姿は個人差が非常に大きく、なぜ修一が着ぐるみになるのかは今のところ謎です。コインを持っていくといろいろな願いを叶えてくれるようなので、争奪戦が行われているようです。

悪役風の紅愛
着ぐるみの中

 紅愛は姉の江麗奈がバケモノになって両親を殺したと言っており、真実を知るべく修一を(ほぼ強引に)誘い込みました。当初は悪役の様に見えるキャラで、CV東山奈央としては異色でした。以前「悪役をやりたい」と言っていたので願いが叶ったかなと思いましたが、実は悪役ぽかっただけのようです。3話で登場した江麗奈はCV花澤香菜。「ブギーポップは笑わない」の水乃星透子役を演じた時も思ったのですが、はなざーさんは一見美人で実は怪物という役をやらせると非常にマッチしますね。

江麗奈
怪物江麗奈

 江麗奈によれば修一が着ぐるみのバケモノになった原因は自分にあるとのことなので、今後の展開が気になるところですが、本作の特徴としては妙にエロいシーンが多いことでしょう。やたらパンチラがあるほか、紅愛がやたらに脱ぎまくります。修一の着ぐるみに入るのにもなるべく衣類がない方がいいらしいのですが、男が変身した着ぐるみの中にor
全裸の女の子が入るというのも屈折したエロの極みと言えましょう。

グレイプニルパンチラ
グレイプニルパンツ脱がし
いきなり着替え

 なお、グレイプニルとは北欧神話に登場するドワーフが作った魔法の紐で、神々に災いをもたらすとされた狼の姿の巨大な怪物フェンリルを拘束するのに使われました。当然本作の内容と何らかの関係があるのでしょう。

フェンリルを縛るグレイプニル

 なお「神々の黄昏」ラグナロクではフェンリルは自由になって太陽と月を飲み込み、最高神オーディンさえも飲み込みますが、オーディンの息子ヴィーザルに倒されます。ちなみにフェンリルは北欧神話のトリックスター・ロキの子で、毒蛇ヨルムンガンド、冥界の支配者ヘルの兄にあたります。ラグナロクにおいてヨルムンガンドは雷神トールと相打ちになり、ヘルは冥界から死者の軍勢を送り込むそうで、ロキ自身も光の神ヘイムダルと戦って相打ちになっています。

八男って、それはないでしょう!序盤感想

 最後に「なろう系」の「八男って、それはないでしょう!」。4話まで視聴しました。同時期に放映している同じく「なろう系」の「はめふら」こと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」とは、①現代日本から転生 ②魔法のある世界 ③貴族の子女 といった共通点がありますが、性別が異なる以外にも①魔法の才能の有無 ②実家の財政 ③子供の数 ④住居の所在 などで大きく異なっています。一言で言うと「実家は王都にあって裕福で権勢もあるけど自分には才能がない」のが「はめふら」で、その逆が「八男」です。

うたた寝転生
ショタに転生

 激務のリーマンが深夜に帰宅して食事の準備をしている間に寝入ってしまい、起きたら異世界に転生していました。死んで異世界転生とかゲームの世界がそのまま異世界にといった導入は知っていますが、うたた寝したら異世界というのは斬新といえば斬新。うっかり居眠りもできませんね。

師匠との出会い

 貴族だから裕福だろうと思いきや、貴族と言っても最下級の騎士爵(英国のナイトが有名ですが、英国では世襲の貴族ではなく一代限りの準貴族です。ま、こちらは異世界なので別の制度があってもいいのですが)で、ど辺境の貧乏貴族でした。しかも八男。跡継ぎの長男と分家に婿入りした次男以外は家を出て自活の道を進まなければなりません。八男ヴェンデリンは前世の記憶覚醒時に5歳だったので当面は家に居られますが、「早急に自活する方法を見つけなければ人生詰む」と考えます。魔法の才能があることに気付き、師匠に見いだされて修行した結果、超強力な魔法使いとなり、12歳で冒険者予備校に特待生として入学することになります。

ルイーゼ
イーナ

 冒険者予備校では拳法師範の三女ルイーゼ、槍術師範の三女イーナらと知り合い、兄で五男のエーリッヒの結婚式に参加する為に王都に向かう途中で、骨竜(アンデッド・ドラゴン)を倒したことにより、王都で準男爵に叙爵され、竜の素材の売却で莫大な財を得ることに。このあたりのトントン拍子がいかにも「なろう系」です。それ以前に魔法の師匠(実はゾンビ化してなお弟子を求めていた。理性を失う前にヴェンデリンが浄化)の遺産の相続も認められて屋敷などを継承しているので、住むところにも財産にも困っていないという。ちなみに準男爵も英国では世襲称号ではあっても貴族ではなく平民なんですが…いや、別にいいんですが。

骨竜対ヴェンデリン
ヴェルの屋敷

 飯が炊けるのを待っている間に居眠りして異世界転生…というあたり、どうも「邯鄲の夢」的なオチがあるのではないかと疑ってしまいます。異世界で大冒険をして大成功をしてハーレムを作ったりして大往生を遂げ、はっと気付いたらまだ飯が炊ける前だった、みたいな。それでも一生分の楽しみを味わえるのであれば悪くはないとはいえ、夢オチだと視聴者とか読者が納得しないのでは。まあアニメでそこまで描かれるはずがないので杞憂でしょうけどね。

兄嫁アマーリエ

 長兄クルトはクズっぽい描写がありましたが、その嫁アマーリエはいい人っぽいので、ヴェンデリンがNTRしてしまえばいいのにと思いますが。業界(どこのだ)にはお姉さん×ショタの「おねショタ」というジャンルもあるそうですが、ヴェルデリン6歳時にアマーリエ18歳と一回りも年上なので無理でしょうかね。しかし業界(だからどこのだ(笑))にはより年齢差の広がった熟女×ショタの「おばショタ」というジャンルもあるらしいですぜ。

おねショタ
おばショタ? 

2020年春季アニメ序盤の感想(その1):放課後ていぼう日誌/球詠/かくしごと/アルテ

雷雨

 今日は良い天気ですが昨夜は雷雨。先週の土曜は嵐でしたが、この春はとにかく天候が不安定ですね。春雨というとシトシトと情緒のある降り方をするものだと思っていましたが、そういう認識は過去のものになってしまうのか。この前の冬は暖冬でしたが、この春はわりと寒いですよね。こうして日本の季節が夏と冬に二極化するなんてことがなければいいですが。どうせ二極化するなら春と秋がいいんですけどね。

ちはやふる3

 本日は春季アニメ序盤の感想なんですが、その前に「ちはやふる3」の感想を。秋から二クールで放映したのでうっかりしてました。

修学旅行の千早

 「ちはやふる2」が放映されたのが2013年。それから6年以上が経過しての「3」だった訳ですが、時系列的には「2」ラストの、千早と太一が強豪・富士崎高校に招かれて武者修行をするところから再開されているので、物語的には数分しか経過していないという。しかし、現実の時間の経過がこの作品の視聴にも影響を与えてしまったような気がします。

正気を失う千早
みちるちゃんが可哀想

 過去の記事を見て貰えばおわかり頂けると思うのですが、私は「ちはやふる」が大好きだったんですね。作品も、主人公の綾瀬千早も。しかし…6年を経て改めて続編を見たときに度々「あれ?」と思ってしまうことになりました。

太一対千早

 あれ?その①:千早の声。もちろん瀬戸麻沙美で変わっていないのですが、なんか昔と違うような。もちろん演技が下手になったとかはあり得ないのですが、千早の身上であるフレッシュさが失われたような。千早はせとちゃんのデビュー直後の初主演ということで「わざとらしさや、けれんみのない無垢な芝居が決め手になった」(byプロデューサー)とのことですが、現実の時間で経験を積んだことでちょっと変わってしまったのかも知れません。

猪熊対千早

 あれ?その②:千早の行動。千早は天然というか愛すべきおバカなキャラなのは周知の事実なんですが、今回はちょっとウザく感じてしまう場面が。例えばクイーン戦の予選と修学旅行の日程がバッティングしてしまい、千早は一生に一度だからと修学旅行を選択します。それはいいのですが、太一が抜け駆けして名人戦の予選に出たと知ると完全に上の空になってしまい、一緒に修学旅行に行けることを喜んだ友達の堀川みちるがあれこれ話しかけてもほぼガン無視。見ていてあんまりにも酷い態度だなと思ってしまいました。この人、競技かるたにのめり込む千早に気を使ってくれて、クジ引きで修学旅行委員に当たった千早に代わって自ら委員を引き受けてくれているんですよね。恩を仇で返すとはまさにこのこと。

千早は新が好き
ズキュウウン

 あれ?その③:千早の進路。今まで全く未定でしたが、高校の先生という志望が固まってきました。それは結構なんですが、その動機はかるた部の顧問になりたいというものでした。まあいいんですよ。富士崎高校の桜沢翠先生という立派なお手本がいることだし。ただ、先生というからには担当科目がある訳で、例えば百人一首の流れから国語科とか、運動が得意だから体育科とか。その辺りが全く白紙のままで「高校の先生になりたい!」だけでは進路指導の先生も言葉を失うというもの。

桜沢翠先生
ホゲーな千早

 ちなみに高校野球の監督には、様々な拘束が多い教員の身分を嫌って、あえて用務員扱いの待遇の職業監督を選んだ人もいますけど、流石に野球ほどメジャーではない(はっきり言えばマイナーです)競技かるたでは職業監督は無理でしょうな。小中学生ならともかく、高校二年生ともなればもうちょっと具体的な将来の構想があって欲しい…

名人戦
クイーン戦

 千早が絡まない名人戦やクイーン戦など、見応えはあったんですが、個人的には主人公にしてヒロインである千早への好感度が低下してしまったのが残念でした。ただ、物語は高校三年生になったばかりなので、まだまだ先は長いはずなので、完結させるために「4」とか「5」の制作は必至なはず。それでまた6~7年掛かってしまうとかだとちょっと厳しいですね。

放課後ていぼう日誌 

 それでは改めて今季アニメ序盤の感想です。まずは「放課後ていぼう日誌」。3話まで視聴しました。「放課後~」というと“恋愛クラブ”と言いたくなるのはぐっと抑えるとしても、2019年秋季アニメで「放課後さいころ倶楽部」というアニメを放映していたので、そちの方を連想してしまいます。とりあえずマイナーな部活や趣味でも、可愛いJKにやらせればブームに火が付くんじゃないかという不純な動機でもあるんでしょうか?本作ではJKが「ていぼう部」で活躍します。

ていぼう部の仲間

 何なんだその「ていぼう部」というのは?という話ですが、早い話が釣りの部活です。高校入学時に九州に引っ越しして来た鶴木陽渚は、得意な手芸部に入ろうと思っていましたが、うっかり(笑)「ていぼう部」の部長に遭遇してしまったことから流されるままに入部することに。九州は熊本が舞台で、陽渚のパパンの故郷のようですが、「ていぼう部」はパパンの学生時代から存在していたらしいです。わざわざ「ていぼう部」と言っている以上、川釣りとか砂浜からの投げ釣りとかはしないんでしょうかね。

フナムシこんにちは
フナムシが

 陽渚は生き物全般が苦手で、フナムシが手や足に触れただけで激しく取り乱すほか、蛸や魚の内臓を見て失神するなど、かなり蒲柳の質ですが、手芸で鍛えた手先の器用さ、絡まった釣り糸ほどきなどで役立っています。帆高夏海という幼なじみが部員となっているのですが、これは陽渚が昔この地に住んでいて、関東に引っ越していたのが戻ってきたということなんでしょうか?なら熊本時代の野生の本能(笑)を取り戻せばいるんじゃないかと思えますが…。実は私も釣り餌のゴカイとかキモくて苦手で。椎名誠が以前絶対食べたくないものとしてゴカイ・イソメ丼というとんでもないモノを妄想していましたが、20××年、世界の動物性タンパク質はゴカイとイソメだけになった…!!なんてことになったら、ベジタリアンになるしかありませんな。ただしヴィーガニズムとかは何やら食性だけにとどまらず、思想的な要素を含んでいるようなので、これにはならない気がします。

手芸部に入りたかった
失神する陽渚

 陽渚のCVは弱冠17歳のリアルJK声優高尾奏音。「うちの娘」のラティナ役を好演したほか、最近「艦これ」で彼女が演じるGotlandを入手したこともあって現在絶賛注目中です。それはいいのですが、新型コロナウイルスの影響で4話以降が放送延期ということに。スタッフ・キャストの安全への配慮は必須なので仕方がありませんが、残念です。

球詠序盤感想

 次は「球詠」。4話まで視聴しました。女の子ばかり登場する「きらら系」アニメですが、珍しく野球を題材にしています。「ガルパン」の世界では戦車道が女子のたしなみとなっていましたが、この世界では野球が女性らしいメジャーなスポーツとして普及しているようです。まあ戦車道よりは遙かに現実的ですね(笑)。しかしホットパンツで野球するのはスライディング時など大変危険では。

そのユニフォームは危ない

 中学時代に魔球を編み出したものの、キャッチャーが捕球できなかったために女子野球の道を諦めて可愛い制服目当てで高校に進学した武田詠深(よみ)。しかし偶然、幼いころに野球で遊ぶ間柄だった山崎珠姫と再会し、しかも珠姫は強豪チームで実力を磨いていたので詠深の魔球を捕れることが判明。キャッチボールで遊べればいいやと思って不祥事で活動中止中の野球部に入部したところ、実力や経験がばらばらなメンバーが集まってきて、新生野球部として活動できるようになりました。

魔球を投げる
うなれ魔球

 4話で強豪校柳川大附属川越高校と練習試合をし、健闘したものの敗北してしまいます。このあたりやはり「ガルパン」で、親善試合で強豪校(聖グロリアーナ女学院)に善戦するも敗れた大洗女子学園という展開を彷彿とさせます。チームメイトが揃ってライバルが登場して、ということで、次回以降は公式戦へと突入するのでしょうか。なんとなくキャラデザインがギャルゲーというかエロゲー的な感じを受けてたりもするのですが、なにしろ男が全く登場しないので、百合はあってもエロはなさそうです。

強豪柳大川越
 とりあえず中学時代に詠深が開発した魔球が何とも凄いです。ビーンボールのようなコースから首を切り落とすように鋭く曲がってストライクゾーンへと落ちるという、「巨人の星」の魔送球というか「アストロ球団」の三段ドロップというか。ただ、ストレートの球威がたいしたことがないのと、流石に全球魔球というわけにはいかないようなので、魔球で止めを刺すまでにどうやってカウントを稼ぐかが課題です。

メンバー揃う

 やはりあれか、電動ドリルを握って手のひらに傷をつけての七色の変化球とか。あと打線も頑張って欲しいのでとりあえずジャコビニ流星打法か殺人X打法あたりを習得して欲しいですね。全然百合じゃなくなっちゃうけど。

かくしごと序盤感想

 続いて「かくしごと」。4話まで視聴しました。娘にマンガ家であることを隠し通そうとするマンガ家と、ちょっと天然な娘の日常を描いたハートフルコメディですが、実は二階建て構造になっていて、娘が小学生で、まさに隠し事をしている「現代編」に、娘が18歳になって父の隠し事に気付いていく「未来編」が挿入されています。コメディ要素は現代編のみで、今のところ未来編はシリアス一色なんですが、大丈夫なんでしょうか。

未来編の姫
シリアスな未来編

 そこそこ稼いでいるものの、娘に自慢できる作風ではないことからマンガ家であることを隠し、リーマンであることにしている後藤可久士とその娘である姫(9歳)のドタバタ系日常ギャグ。可久士はわりとイケメンなのですが娘ラブ。消息不明の妻(死亡?)のCVが能登麻美子なので他の女性は眼中にないのかも知れませんが、「娘には母親が必要」とか口走るので周囲の女性達(担任の先生、料理教室の講師、花屋の店員など)からは気があると勘違いされたりしています。

かわいい羅砂
誤解する女性陣
三角関係
ナデイラさん

 原作が久米田康治なのでとにかくネタに走りがちで、キャラ名などはその最たるものですね。チーフアシの「志治仰(しじあおぐ)」はともかく、担当編集の「十丸院五月(とまるいんさつき)」は縁起でもない(笑)。私は可愛いアシの墨田羅砂(すみたらすな)とCV原由実のせいで声が色っぽい花屋の店員城路久美(じょうろくみ)が好きです。謎のインドネシア人家政婦家ナデイラさんもいいですね。とりあえずCV能登さんなので消えた奥さんは回想でいいからもっと出して欲しいです。

ロンバケ持ってる

 EDの大滝詠一の「君は天然色」は懐かしすぎて死にます。「A LONG V・A・C・A・T・I・O・N」は永遠の傑作ですな。「EACH TIME」もいいぞ!

アルテ序盤感想

 最後に「アルテ」。3話まで視聴しました。今回紹介の作品はみんなタイトルが短めでいいですね。ルネサンス期(16世紀初頭)のイタリア・フィレンツェを舞台に、画家志望の貴族の娘アルテの活躍が描かれます。

画家志望のアルテ

 貴族なのに貧乏で仕事を見つけるという意味では「八男って、それはないでしょう!」に近いものがありますが、こちらはタイトルの短さでわかるとおり「なろう系」ではないので、異世界転生でもなければ魔法もありません。

髪を切るアルテ

 アルテのCV小松未可子が「今自分が女性であることに胸を張っていられるのは、きっとアルテのような女性達が立ち上がり、世間と、そして自分自身と戦ってきたからこそなのだと感じました。」と語っているとおり、とにかく序盤は女性差別の嵐です。私は男ですが、それでも酷いと感じるレベルで、現実世界の過去のフィレンツェではそうだったんだと言われれば仕方がありませんが、それにしてもなあ…と見ているのが辛くなるほどです。それでも諦めないアルテの前向きな姿を描こうという演出意図なのかも知れませんが、ひょっとすると「なろう系」の“主人公以外全員バカ”に通じるのではないかというくらいに“主人公以外全員女性差別”となっていました。そこまでだったのかなあ…

無愛想なレオ

 弟子入りをことごとく門前払いされたアルテを拾ってくれたのは、レオという無愛想な一人親方でしたが、彼にしても貴族娘の気まぐれとと思っていて、本気で弟子にするつもりはなく、無理な課題を命じて諦めさせようとしましたが、課題を仕上げたアルテにレオは画家になろうとする動機を尋ねます。「自分自身で生きる道筋をみつけたい」というアルテの答えに、レオは自身の過去(物乞い出身で、自分の力で生きていくために画家を目指した)を思いだし、弟子入りを認めることに。

難行苦行のアルテ

 今後はアルテの日々の努力とか前向きで明るい性格などで、周囲の理解を得ていくのではないかと思われますが、やっぱり冒頭の演出が「なろう系」っぽいのはどうも。アンジェロという女性ばかりの家庭で育ったことで女性に親切な少年も登場しましたが、彼にして「女性はか弱いから、男性が手助けしなくてはならない」という意識で、無自覚に女性を一段低く見ていたため、アルテから親切を拒否されていました。

わかってないアンジェロ

 アルテの生き様は確かに格好いい。しかし、アンジェロのありようがもうちょっとましならなお良かったんですが。今後のアルテの奮闘ぶりに、なるべく「なろう系」的演出がないことを期待したいですね。

根性見せるアルテ
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