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境界の彼方:京アニ放火事件追悼と激励の意を込めて一気見しました

ごろごろチキンのバターチキンカレー

 本日の昼食は松屋で「ごろごろチキンのバターチキンカレー」。チキンが二回も出てくるあたり洗練されてない感じですが、美味しかったです。7月に一部店舗にて限定販売をしていたところ、販売店舗拡大の強い要望を受けて8月に全国の店舗での発売が実現したそうです。辛いもの好きの人は「夏こそカレー」と言いますが、正直私は辛いものが苦手で、ただでさえ猛暑で汗をかくのに辛さで体の中からも発汗するのは御免こうむりたいのですが、これは辛くありません。風味豊かなバターの香りとトマトの旨味が広がってご飯がすすむので、夏バテ気味の人こそ食べた方がいいと思います。

境界の彼方感想

 京アニ放火事件から4週間近くが経過しましたが、現場近くの献花台には今なお追悼に訪れるファンが後を絶たないとか。私にできることなど何もありませんが、山の日で休日の今日、せめて京アニ作品でも見ようかと思い立ちました。これまでに視聴した京アニ作品としては「涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ」「らき☆すた」「けいおん!シリーズ」「氷菓」「中二病でも恋がしたい!シリーズ」「響け!ユーフォニアムシリーズ」「無彩限のファントム・ワールド」「小林さんちのメイドラゴン」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」があり、我ながら結構見ているなあと思いましたが、今回選んだのは未視聴だった「境界の彼方」です。

先輩と栗山さん

 「境界の彼方」は第2回京都アニメーション大賞奨励賞受賞作である鳥居なごむのライトノベルを原作とした作品で、2013年秋季アニメとして放映されました。同賞受賞作からは本作のほか、「中二病でも恋がしたい!」「Free!」「無彩限のファントム・ワールド」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「ツルネ -風舞高校弓道部-」がアニメ化されています。「妖夢」と呼ばれる異形の存在と「異界士」と呼ばれる特殊能力者の戦いが描かれるダークファンタジーです。

神原秋人

 主人公神原秋人は人間と妖夢のハーフで、見かけは人間そのものですが、不死身という特性を持っています。一方ヒロイン栗山未来は小柄で貧乳ながら眼鏡が似合い、変態クラスの眼鏡フェチである秋人のドストライクですが、実は妖夢を狩る異界士の一人で、自分の血を武器にしています。

栗山未来

 二人は出会って即、未来が秋人を妖夢と看破して血液の剣で刺しまくりますが、何しろ秋人は不死身なので痛いだけで全然死にません。異界士は妖夢を倒すことで得られる妖夢石を換金することで生計を立てているので、妖夢を倒せないと干上がってしまいます。秋人は他の妖夢を倒して生計を立て直すよう諭しますが、まだろくに妖夢を倒した経験がないという未来。惚れた弱みで妖夢退治に協力する秋人は、徐々に未来と親しくなっていきます。

未来の秋人襲撃

 秋人には半妖夢という普通の人には言えない秘密があり、また過去に暴走したこともあるため、異界士の名門である名瀬家の監視下に置かれることで見かけ上平穏な生活を送ってきました。一方、未来も血を使うことで他の異界士から「呪われた一族」として忌避されてきた過去があり、また妖夢に憑依された親友を殺してしまったという悔恨を持っています。

妖夢と戦う未来

 前半は未来の親友の仇である強大な妖夢「虚ろな影」の襲来、また未来を姉の仇と付け狙う親友の妹・桜の襲撃、さらには「虚ろな影」に憑依された秋人の暴走といった事件が頻発し、これを乗り越えることで一旦は小康状態となってコメディ回などを挟みつつ、後半は実は秋人の妖夢としての側面は、世界に壊滅的被害をもたらす恐れがあるとされる「境界の彼方」であることや、未来の本当の目的は「境界の彼方」である秋人を討伐することだったことが明らかになり、未来は自分の命と引き換えに秋人の体内から「境界の彼方」を取り除き、消滅してしまいます。

血刀を振るう栗山さん

 「境界の彼方」を失って普通の人間になった秋人ですが、実は未来はなお隔絶した空間で「境界の彼方」と戦い続けていることを知り、未来を助けに行くことを決意します。未来を倒して現世に戻ろうとして、各地の妖夢を取り込み続けて強化を続ける「境界の彼方」に、未来と秋人は勝利できるのか?

秋人を刺す未来

 0話も含め13話を見た感想を一言でいうなら…尺が足らなくて説明不足、ということに尽きるでしょう。妖夢というのはいわば妖怪なんですが、必ずしも人に危害を加えるものばかりではなく、人間と共存する妖夢に言わせれば「哺乳類」というくくりに近いのだとか。なので人間のように高度な知性を持ったものもいれば倒すしかない凶暴なものもいると。にしては登場する大半の妖夢は人間に危害を加えようとしているし、異界士達も妖夢と見れば積極的に殺そうとしているようにしか見えません。

雷禅

 秋人が半妖夢という話も、父が妖夢で母は異界士なんだそうですが、極めてレアなケースなんだそうで、どうしてそうなったのかについては全く語られていません。あれか、「幽遊白書」の雷禅のエピソードみたいな感じか。とするとハーフの息子を不死身にさせてしまうくらいなので、パパンも妖夢として相当凄い存在なのではないかと思われますが、言及が一切ないのでどこでどうしているのかも一切不明。絶体絶命のシチュエーションになってもパパンを呼んだら一気に解決できたりして。

メイド姿の未来

 また、未来についても、ろくに妖夢を討伐したことがなく、戦闘の際もためらいがちでなかなか止めをさせないでいましたが、それにしては秋人には毎日のように襲撃して刺突していたらしく、お前はなぜ化け物然とした妖夢は殺せないのに見た目普通人の秋人は殺せるんだとツッコミを入れたくなりました。まあこの理由は後半明らかになるのですが、後の未来の強さを見ると前半のへなちょこぶりは何だったんだと思います。秋人の前だからカマトトぶっていたのか?

藤真弥勒

 それと黒幕である藤真弥勒。異界士協会から派遣されてきたという触れ込みでしたら、桜をそそのかして未来を襲撃させたり、名門名瀬一族の頭領である泉と互角以上に戦ったりと、一体何者なのだと聞きたくなるのですが、正体は明かさないまま消息不明に。体内に妖夢を宿しているとか、「境界の彼方」による世界滅亡を目指しているかのような言動を取っていましたが、ラスボス感ばかり漂わせないで、もっとはっきりその正体についての示唆が欲しかったです。結局のところこいつがいなければ大事にはならなかったような。

種ちゃん近影

 ヒロイン未来のCVは私の好きな種田梨沙。ぶっちゃけ種ちゃんがヒロインなので本作を選びました(笑)。2012年に「新世界より」の渡辺早季でアニメ初主演してブレイクした翌年ということで、「きんいろモザイク」「ストライク・ザ・ブラッド」など多数の作品に出演してのりまくっている頃です。未来の声は地声とはかなり雰囲気が違いますが、はかなさとか天然ぶりとかをよく演じています。

頭をなでて
涙の別れ

 特に未来には「死ぬ前のさよなら」的演技が二回もあるのですが、「四月は君の嘘」の宮園かをりばりの名演技が聞けます。種ちゃんはこういう時の涙ぐみながらの演技が非常に上手いです。最終回、ドラクエⅣラストのシンシアのように唐突に復活することには物議がありそうですが、生きていて欲しかった宮園かをりが帰らぬ人になったことは非常にもの悲しかったので、これはこれでありかと思います。個人的にはあの未来は秋人の見た幻で、直後に消えて秋人がOrzになるという展開がいいのですが。

美月とヤキイモ
名瀬博臣
名瀬泉

 物語にしばしば絡む名瀬一族でも、同じ学校に通う博臣・美月兄妹はかなり重要な役回りなんですが、博臣の変態じみたシスコン以外はさほど目立たなかったように思えます。美月が飼っているヤキイモという小型妖夢は可愛いですが。眼鏡フェチ秋人とシスコン博臣の会話は結構面白いんですが、その変態ぶりってそこまで描く必要があったんでしょうかね。二期前提ならともかく。日常感を出そうという試みなのかも知れませんが、かつて殺し合った仲ということが判明してからは、お前らよくもまあ…と思ってしまいます。

二ノ宮雫
彩華と愛

 学校教師にして異界士の二ノ宮雫、正体は妖夢なのに姿は完璧人間で店を経営したり学校に通ったりしている新堂彩華と新堂愛(もっと活躍させて欲しかった)など、もっとキャラ立てして欲しいキャラもいたのですが、やはり尺が…。後に劇場版が制作されたということは、本当は二期をやりたかったけど円盤が予想より売れずにやむを得ずとうことなんでしょうか。

6話のオペラシーン

 なんか文句ばかりになってますが、最後まで一気見できたくらいなんで、全体としては悪くはないんです。ただ惜しい部分が目立ってしまい…。5話の日常回とか6話の完全コメディ回(「このすば!」かと思った)も、二クールやるならもっと入れて欲しかった。あと秋人は最後まで未来のことを「栗山さん」と呼んでいるんですが、それが恋愛に慣れていない非モテ系男子らしくて非常に好感が持てました。「栗山さん」「先輩」の初々しいやりとりがイイです。

新堂愛

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2019年夏季アニメ序盤の感想(その3):ありふれた職業で世界最強/可愛ければ変態でも好きになってくれますか?/ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ/通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

アツゥイ!

 梅雨が明けていきなりアツゥイ!日々がやって来ました。去年の猛暑に比べればそれでも…なんて思いますが、やはりアツゥイ!ものはアツゥイ!ですね。台風も来たりしていますが、近畿は台風の西側にあるせいか大したことはないようです。

購入したG-SHOCK

 余談ですがボーナスも出たので時計を買ってみました。カシオのG-SHOCKです。カシオはオシアナス、オシアナス・マンタと結構長く使っていたほか、かつてはプロトレック(多分初代)も持っていたのですが、G-SHOCKは初めてです。GAW-100B-1A2JFというスタンダードなものですが、休日用には良い感じです。アラームだストップウォッチだワールドタイムだと機能満載ですが、ソーラー充電と電波受信以外はほとんど使わないというのにそういう機種を選んでしまうのはもはや“業”なんでしょうか。もっともG-SHOCKにシンプルなタイプなんて昔から見当たらないですが。

ありふれ序盤感想

 さて私事都合で明日からちょっくらし更新をお休みしますので、夏季アニメ序盤の感想を終わらせてしまいましょう。今回はタイトルがやたら長いのばかりでキーを打ってるだけで嫌になってしまいますが、まずは一番短いタイトルの「ありふれた職業で世界最強」です。3話まで視聴しました。異世界召喚ものなので言うまでもなく「なろう」系です。

召喚されたクラスメート

 高校生のクラス(含む先生)ごと異世界に召喚されたようなのですが、そのあたりのいきさつはOPアニメで少し描かれるだけでいきなり冒頭からダンジョンで戦闘中。主人公南雲ハジメはいじめられっ子で、しかも得た力は非戦闘向けの「錬成師」という地味な能力でした。しかしなぜかヒロイン白崎香織に好かれているハジメ。それを面白く思わなかったあるクラスメイトが、強敵と戦闘中にいきなりフレンドリーファイアを仕掛けられてしまい、ダンジョンの奈落に落ちてしまいます。

ユエとハジメ

 強力な魔物達に襲われて絶体絶命のところ、偶然見つけた神結晶とそこから出てくる神水(エリクサーのような強力なにより辛くも生き延びたハジメは、魔物を仕留めて喰うことで魔物の能力を得て、錬成師のスキルで拳銃も作成、ダンジョンの深奥で吸血鬼の少女ユエと出会います。お互い裏切りによりひどい目に遭ったという共通点からシンパシーを持ち、共にダンジョン脱出を目指していきますが…

白崎香織

 生き延びるため、そして復讐のためダンジョン脱出を目指す異世界のエドモン・ダンテスとなったハジメですが、そもそも錬成師ってありふれた職業なんですか?他にそういう人いないみたんなんですが。確かに直接戦闘には向かないかも知れませんが、銃なんかが作れるのでガンナーとして後衛を務めるとか或いは後方で武器製造者になるとかすれば十分貢献できそうですが。

当初の南雲ハジメ
変わり果てたハジメ

 現状ユエと二人でダンジョンを彷徨っている状態なのでクラスメート達との再会とかその後のなんやかんやがどうなるか判りませんが、ハジメの場合戦闘向きじゃない錬成師なのにその職業を極めて強くなるというよりは、片っ端から強そうな魔物を喰ってその能力を獲得して強くなっているので、コンセプトとしては「転生したらスライムだった件」のリムルと同じのような気がします。

封印されていたユエ

 不老不死の吸血鬼の女王ユエを仲間にしたのでそれだけでも強いと思いますが、今後さらに仲間が増えてハーレムパーティー化する模様。うーん、さすが「なろう」系。それにしてもユエって、「カードキャプターさくら」を思い出しますね。選定者ユエ…。元いじめられっ子のハジメは、魔物の肉の猛毒と神水による復活の繰り返しにより地獄の苦しみを味わった結果、髪が真っ白になっただけでなく身長が伸びてマッチョになっているので、クラスメイトが見たら「誰?」になると思われ。寝込むほどハジメを思っている香織はその辺どうなんでしょうか。見た目だけならともかく性格も完全に変わり果ててますが。

変好き序盤感想

 次は「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」、略称「変好き」。3話まで視聴しました。タイトルは長いけど「なろう」系ではありません。やたら美少女に囲まれたリア充爆発しろ的主人公桐生慧輝が、パンツが添えられた名無しのラブレターの差出人の正体を探していきますが、可能性のある周辺の美少女達がことごとく特殊性癖(要するに変態)らしいです。

紗雪
唯花
真緒

 妹の瑞葉も含め4人いるハーレムパーティー(?)のうち、先輩の朱鷺原紗雪が「飼い犬」になることを望むドM、後輩の古賀唯花が調教したがるドS女王様であることが判明。見た目はいいので二人とも極めて残念美人と言わざるをえないのですが、この調子でいけば同級生の南条真緒、そして実妹の瑞葉すら何らかの変態である可能性が極めて高そうです。ツンデレくらいなら可愛いのですが、それじゃ“変態”にはほど遠い。

瑞葉

 今のところ贔屓は瑞葉。妹ですが、「青春ブタ野郎」のかえで以来、健気な妹に弱くて。本土楓が珍しく(?)清楚で控えめ、かつ家事全般を得意とする理想的な妹を演じていて好感度大です。これで実はド変態というのであれば極めて残念なんですが、唯一変態じゃないということならこの瑞葉一直線になってしまうからなあ…。なお慧輝には親友の秋山翔馬という男がおり、何でも相談できる間柄ですが、イケメンなのにロリコンなんだそうで、そもそも慧輝の周辺にはノンケがいなかったということに。そもそも慧輝にもシスコン疑惑があるので、お前も変態じゃねーかと突っ込んでみたり。

慧輝と翔馬

 ドSとドMのどっちがいい?とか言われたら究極の選択(懐かしい)ですね。ドSは勘弁して欲しいけど、ドMというのも色々工夫して虐めてやらなきゃならないらしいので面倒ですね。本当に飼い犬のように扱って欲しいというのなら、別に飼い犬を虐める飼い主ばかりじゃない(というか大半は虐めないでしょうが)ので、そんなに大変じゃないかも知れませんが。クールで言うことを聞かない“飼い猫”ぐらいなら…。女王様然とした猫もいますが、少なくともドSという訳ではないし。

ダンまちⅡ序盤感想

 続いて「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ」。開始が遅かったのでまだ2話までしか見ていません。一期は評判だったので二期を早うと思っていましたが、まさか4年もかかるとは思いませんでした。原作の6巻からの再開となりますが、外伝(ソード・オラトリア)を作るくらいならなぜ二期をやらなかったし。

アポロン

 目覚ましい活躍で一気に注目の的となったベル・クラネルが神アポロンに目を付けられ、ベルを我が物にせんとするアポロンから戦争遊戯を仕掛けられることになりました。イシュタルみたいな女神が目を付けるならわかるんですが、なぜにアポロン。「ウホッ、いい冒険者!」的アレな性癖をお持ちか。

ヘスティアファミリア

 2話だと作品全体を語るには足らないのですが、一期の実績があるし、監督以外はほぼ同じ布陣なのでまず大丈夫でしょう。それにしても、主人公ベルの想い人であるアイズ・ヴァレンシュタインのキャラの立たなさはなんとかならないものか。強いのは判るんですが、それ以外の魅力が感じられません。剣の師としてはいいですが、恋の相手はヘスティアとかリリルカでいいんじゃないの?異種族はダメということなら「豊饒の女主人」のシルという人もいるぞ。この人、一期では一見普通の人のようでいて実は違うのではという雰囲気があったんですが、どうなんでしょう。実はイシュタルの化身なんじゃないかと思ってたのですが。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?序盤感想

 最後に「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」これも放映開始が遅かったので2話まで視聴。タイトル的にはバリバリの「なろう」系に見えますが、実は違うという。

真々子さん

 見た目若過ぎるお母さん真々子を持つ大好真人が、政府が開発中の「MMMMMORPG(仮)」のテスターとして強制参加させられてしまうことに。謎の技術によって異世界召喚のごとくファンタジーなゲーム世界へと連れてこられたことを喜んだ真人は、これから始まる冒険に胸を躍らせるますが、真々子も付いてきていました。実はこのゲーム、母子の仲直りを目的としたもので、母親同伴という条件がついていたのです。

天空の聖剣

 勇者となった真人は三本の聖剣の中から「天空の聖剣フィルマメント」を選びますが、真々子は残る二本「大地の聖剣テラディマドレ」と「大海の聖剣アルトゥーラ」を両方とも選択。フィルマメントが単体攻撃なのに対し、テラディマドレとアルトゥーラは全体攻撃で二本持っていることから二回攻撃が可能というチートぶりで、真々子がいないと冒険もままならないレベルです。

白瀬真澄

 いろんな形でしょっちゅう登場する内閣府政策統括官委託調査員の白瀬真澄(CV新井里美)が面白いです。見た目は知的でクールなんですが、図々しくて行き当たりばったりで。こういう妙なキャラをやらせると新井さんは最高に光りますね。

全体攻撃で二回攻撃

 ちなみに内閣府運営のオンランゲーム「MMMMMORPG(仮)」、「ママの 、ママによる、ママのための、ママと、息子がもしくは娘が、大いに仲良くなるためのRPG」の略なんだそうで、母親と子供を仲良くさせることを目的にしているそうです。

子離れしましょう
八坂頼子と真尋

 で、メインヒロインの真々子さんなんですが…異様に若作りなのは置いておくとしても、正直かなりキモい。息子溺愛キャラというのは他作品にもいて、例えば「這いよれ!ニャル子さん」の八坂頼子なんかそうでしたが、この人よりも断然キモい。八坂頼子は脇役であったこと、息子も好きだけど夫も好きなことなど、いくつかの差異もありますが、一番の差はCVなんじゃないかと。

もう真々子だけでいいんじゃないかなあ

 もう批判覚悟ではっきり言いますが、茅野愛衣はこういうキャラをやるにはまだ敷居が高かったのではないでしょうか。いや頑張っているとは思うのですが、私は絶対お姉ちゃんこと井上喜久子が演じるものだと思っていましたよ。オーディションの結果なのか世代交代を目論む黒幕の意思なのか知りませんが、どうしてきっこさんにお願いしなかったのか。オールドタイプのアニメファンの世迷い言と笑わば笑え。でもどうしても「違うんだよな~」という感じが抜けません。

違う意味で仲良く

 あとやたら真々子がセクシーな下着だったり服を溶かされたり(なぜか真々子の服だけ溶ける)とサービスシーンが多いのですが、視聴者的にはともかく、母と息子が仲良くなるという目的のために必要かこれ?違う意味(笑)で仲良くなっちゃうんじゃないだろうか。それは内閣府様の意図するところではないはず…(ですよね?)

EDがパタパタママ

 なおEDが「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃ママ」というタイトルなんですが、聞き覚えのあるメロディ。やや!これは「パタパタママ」じゃないか。懐かしいなあ、オイ。というか若いアニメファンは全然知らないんじゃなかろうか。これを懐かしがっているのは間違いなくおっさん達。もしやおっさん発見器?

女子高生の無駄づかい
先生まで混ざって

 とまあ感想はこんなところですが、今季のアニメ、今のところ推しはJKギャグ(?)が炸裂する「女子高生の無駄づかい」、筋トレコメディという新たなジャンルを開拓する「ダンベル何キロ持てる?」(ちょいちょい入る微エロカットが目の薬)、とにかくラティナが可愛い「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」(4話のレイプ目はヤバイ)、タイトルのインパクトとバリバリJKなのにガキから「ヘタクソ手品おばさん」呼ばわりがされるのが不憫な「手品先輩」(さらに助手からは「変態手品おばさん」呼ばわり)の4本でしょうかね。最終的な評価がどうなるかはまだわかりませんが。

絶望顔のラティナ
変態手品おばさん

2019年夏季アニメ序盤の感想(その2):荒ぶる季節の乙女どもよ。/女子高生の無駄づかい/ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-/ダンベル何キロ持てる?

暑さでぐったり

 曇天ですが今日は暑い。熱帯夜から猛暑日という黄金パターンです。これでも昨年の災害級猛暑を生き延びた身からすると「まだまだ」と思えるのだから、改めて昨年の凄さを実感します。さて世間ではジャニーズ事務所やら吉本興業やらが色々物議を醸しているようです。芸能通ではないので深入りしたコメントはしませんが、これらの事務所に限らず、芸能界はまだまだ昭和のルールで動いているところがあるように思えます。もはや時代は平成を通り過ぎて令和。21世紀に入って既に20年近く経過しているので、そろそろ時代に適合する形に自ら変化していかなければならないのではないかと。これは各界でも同じようなことがあるかも知れないので、他山の石にしたいところですね。

荒ぶる季節の乙女どもよ。序盤感想

 さて2019年夏季アニメ序盤の感想の続きを行ってみましょう。まずは「荒ぶる季節の乙女どもよ。」です。3話まで視聴しました。漫画原作ですが、数々のアニメ作品の原作・脚本を担当している岡田麿里が原作で、アニメの脚本も担当しています。つまりはほぼ岡田麿里劇場。

文芸部長
部長以外の文芸部員

 共学校なのに女子ばかりの文芸部は部員たった5人の零細部活ですが、文芸における性的な描写ばかりを追究しているので学校中から爪弾き状態。主人公小野寺和紗は楽しく部活動をしてきましたが、他の部員同様性を意識したことで、幼なじみの典元泉への恋心を自覚していくことになりますが…。

セックスに代わる用語選定会議

 まず女性原作だけに女子高生の心理描写が秀逸だと思います。女子高生にも性欲があるんだ、セックス(生々しすぎるということで文芸部では“SE×(えすいーばつ)”と呼称することに)にも興味があるんだと言われればもうそうですかと言うしかありません。原作掲載誌の「別冊少年マガジン」は2013年1月時点で読者の男女比7対3、平均年齢約22歳、年齢分布のピークは17,18歳なんだそうで、女性にまだ詳しくないこの世代にとっては一種の啓蒙書的存在かも知れません。

幼なじみの泉

 一方、和紗の幼なじみである典元泉の描き方には女性らしい幻想が入っている感があります。リアルな男子高校生というものはもっとこう…いや、いいんですが。何にしても幼なじみに自慰を見られるとかおかずにしている痴漢もののAVを持って行かれて見られるとかどんだけ羞恥プレイされているんだと。よくそれで話かけられるなあ。家が隣同士で家族ぐるみの交流があるとはいえ、「ときめみメモリアル」の藤崎詩織とプレイヤーのように、幼少期はともかく中学生以降はほぼ没交渉になっているという方が現実味があるような気がします。

泉の趣味AV
み~た~な~

 「荒ぶる季節」というのは18世紀後半のドイツの文学運動シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)に由来しているのではないかと思いますが、理性に対して感情が優越する思春期にぴったりですね。ただ、そんな生々しい乙女どもを見るのが楽しいかと言われるとちょっと…。あるいはやるならもっと生々しいとろこまで行けよという気もします。自慰をするのは男ばかりじゃないだろう、とか。おっと、後は自主規制しときます。

菅原氏 

 とりあえず推しは“掃き溜めに鶴”の菅原新菜で。CV安済知佳。コメディも出来ますが、こういうミステリアスな美少女役とかとっても似合うと思います。部長の曾根崎り香もおしゃれを全然していないので現状はアレですが、CV上坂すみれである以上、いずれやってくれるはず。何を?何かを!

女子高生の無駄づかい序盤感想

 次は「女子高生の無駄づかい」。3話まで視聴しました。こちらも漫画原作で女子高生を主人公にしていますが、描写は全く異なります。コメディだからということもありますが、こっちの方がむしろリアリティがあるようにも感じたりして。個性が豊かすぎる女子高生達が、人生で一番きらめいている時代を無駄に浪費していきます。

再会して同じクラスの3人

 OP「輪!Moon!dass!cry!」が女子高生がスマホでコマ撮りした画像を繋げて作ったような映像で、いきなりおかしいです。なんだ「カレーが食べたくなるBGM」って。

バカ

 主人公は子供時代の夢が「すごい女子高生」になってすごくモテてすごいイケメンの彼氏とデートすることだったという田中望。それなのに女子高に入学するという。「さいのたま女子高等学校」という名前なのに、女子高だと思わなかったという天才に紙一重の感性。入試の時も寝てたので気づかなかったそうですが、なぜ受かった(笑)。Fラン大学というのは聞きますが、高校にもあるの?

ヲタ
ロボ

 この人がクラスメートに片っ端から妙なあだ名を付けていきます。小学校時代からの友人には、漫画家志望の菊池茜にはキモオタだからと「ヲタ」、無表情の鷺宮しおりには感情が死滅しているからと「ロボ」と付けたのを皮切りに、全クラスメートに命名。「大王イカ」とか「ドアノブ」というあだ名の人はぜひ一目見てみたい。クラスのモブキャラの皆さん、基本みんな可愛いんですが。

女子大生派のワセダ
ドン引く女生徒達

 ついでに入学初日に女子高生ではなく女子大生が好きだとのたまった担任には“っぽいから”とうだけで「ワセダ」というあだ名を進展。私は母校へのいわれのない風評被害に断固抗議します(笑)。でも女子高生より女子大生というのはわかるな(そういうとこだZO!)

あだ名一覧

 田中は自分もあだ名が欲しいと言ったらロボに「二頭身」と付けられ、面と向かって言われるとムカつくと文句を言ったら「ザコキャラ」に変わり、それも微妙にメンタル削られると主張したら「家族が裸族」に変わりました。それにしてもクラスメートが田中のあだ名の変更をいつもすんなり受け入れて普通に呼びかけてくるのが笑えます。いい人たちばっかじゃん。

バカに決定

 田中のあだ名はヲタにより最終的に「バカ」に決定。いやそれただの悪口だろ。本人は「おもしれぇ女」の方が良かったようですが。他にロボ推奨の「家が臭そう」「大気汚染」「ゴリラ」「歩く不協和音」というのもありましたが、やはりインパクトで「家族が裸族」には勝てない。そういう事実があるのかどうかは知らんけど。

ロリ
ヤマイ
マジメ

 他に小学生のようにちっちゃい「ロリ」(CV長縄まりあでドンピシャ)、中二病全開の「ヤマイ」、真面目な「マジメ」(まんまか)などがおり、「リリィ」「マジョ」「ノラ」「ヒメ」とかも登場する模様。全部バカのネーミングらしいですが、それにしてもどストレートすぎる「バカ」のインパクトよ。キャストは「バカ」の赤崎千夏以下、実績ある声優さんで固めているので安心して笑ってられます。ジャンルは全然違いますが、JKの生態と言う意味では「荒ぶる季節の乙女どもよ。」より本作の方が面白いです。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 序盤感想

 続いて「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」。3話まで視聴しました。こんなにブレイクすることになるとは思わなかったFateシリーズの一篇です。ダークな作風のシリーズの中でも屈指の悲劇ぶりで知られる「Fate/Zero」(なにしろ作者が虚淵玄だから)に登場したウェイバー・ベルベットの10年後を描いています。

ゼロの頃のウェイバー
10年後のウェイバー

 故あってロード・エルメロイⅡ世と呼ばれるようになったウェイバーが、本来の次期当主である義妹ライネス・エルメロイ・アーチゾルテから魔術絡みの厄介な相談をたびたび持ち込まれ、名探偵の如く解決していきます。エルメロイⅡ世は頭の切れは十分なんですが、魔術師としてはかなり能力不足なので、ぶっとんだ性格ながら魔術師としては優秀な資質を持つ弟子達の力を借りて、ですが。 

ライネス

 義妹ライネスはアニメだけ見ていると嫌なヤツにしか見えませんが、スマホゲーム「Fate/Grand Order」に登場した彼女を見ると大分評価が変わります。他に「Fate/stay night」に登場した遠坂凛のライバル・ルヴィアゼリッタや「Fate/Apocrypha」に登場したカウレス・フォルヴェッジも登場。

魔眼蒐集列車主要登場人物

 アニメは実はまだ「魔眼蒐集列車」のストーリーには入っておらず、オリジナル展開しています。オリジナルエピソードで世界観を構築する設定を見せて、ある程度の設定が揃ったところで「魔眼蒐集列車」を描くという構成にされているそうです。原作には5つの事件がある中で「魔眼蒐集列車」が選ばれた理由は、アクションや盛り上がる場面が多くて映像化に向いているためだそうです。

セイバークリソツのグレイ

 麗しの上田麗奈演じるグレイがヒロイン格ですが、常に顔を隠すようにフードを深くかぶっています。グレイはアーサー王の遠縁の子孫で、容貌が第四次聖杯戦争におけるセイバー(アルトリア)に酷似しているためだそうですが、その事実を知っている人はほとんど死んでしまったので大丈夫な気もしますが。さすがにCVを川澄綾子にはしなかったんですね。「Fate/Grand Order」では全体宝具を使えるアサシンとして登場し、私もよく使っています。

魔眼蒐集列車

 正直Fateシリーズを知らない人はまず見ないでしょう。世界観や設定が独特なので、シリーズを好きかどうかで評価も大分変わると思いますが、そこは「〈物語〉シリーズ」と同様でしょう。「Fate/Grand Order」がスマホゲームとしては世界的にヒットしているので、意外にファンは多そうな気もしますが。

ダンベル何キロ持てる?序盤感想

 最後に当初は見る予定がなかった「ダンベル何キロ持てる?」3話まで視聴しました。これも主人公が女子高生で、どんだけJKが好きなんだよと言われそうですが、筋トレコメディとでもいうべき新たなジャンルを切り開いているような。

シルバージム

 食べることが大好きな皇桜女学院の女子高生・紗倉ひびきは友人から最近太り気味だと指摘され、ダイエットのために近所に新しく出来たシルバーマンジムの見学に行きます。するとそこには同じ学校の優等生・奏流院朱美も見学に訪れており、二人はジムでのトレーニングを通じて親しくなっていきます。

沙倉ひびき
ファイルーズあい

 見た目完全にギャルな主人公紗倉ひびきのCVは ファイルーズあい。最近ハーフの声優さんが増えていますが、彼女はエジプト人の父と日本人の母をもつそうで、画像を見ると日本人離れしたルックスです。これでギャルっぽい演技をするのだからアフレコはインパクトがあるのではないでしょうか。それとももはや日常風景?

ひびきの弁当

 趣味は食べ歩きで1日6食の大食らい。普段の昼食に花見や運動会並みの重箱を持ってきて一人で食べるなどフードファイターになればいいのにと思うほどの食欲を持っています。おそらく3食普通に食べてればそれだけで痩せるのでは。

ブーメランフック一閃

 根気がなく運動も得意ではありませんが、サンドバッグを殴って吹っ飛ばせるほどのパワーを持っており、朱美によれば「たくさん食べられる」というのも才能で、筋肉道を極める金の卵として期待されていますが、本人はダイエットして異性からナンパされるようなスタイルを手に入れることが主目標です。

奏流院朱美

 その奏流院朱美は文武両道・才色兼備の優等生で、姉が皇桜女学院の理事長をしており、広大な豪邸に住むお嬢様です。超重度の筋肉フェチで、筋トレ初心者であるひびきに正しいトレーニング法や食事法を伝授しています。その割に自身はひびきが羨ましがるほどのセクシーボディで、筋トレ中のあえぐような息づかいがエロいです。

雨宮天近影

 CVは「このすば」で“コメディの申し子”として覚醒した雨宮天なので、さらにはっちゃけて欲しいです。というか美人なので本人出演で筋トレするのもありなんでは。本人も筋トレする気になってウエストと太腿-3センチのダイエットに成功したのだそうで、ぜひその筋トレシーンを朱美のコスで。

上原彩也香
コスプレイヤー立花先生

 ひびきの普通の友人に見えた上原彩也香が実は実家がボクシングジムで普段から門下生のトレーニングにつきあっていたり、ジムに通い始めた教師の立花里美が実は「百合亞リコ(ゆりあ リコ)」を名乗る有名コスプレイヤーだったりと、ひびき本人も含めて「実は…」な人が多いのが特徴ですね。

街雄鳴造
いきなりポージング

 あと忘れてはいけないのがジムのトレーナー街雄鳴造(マッチョになるぞ…)。見かけも性格も爽やかイケメンですが、首から下はゴリマッチョというクソコラのような体つきをしています。服を着ていると普通に見えますが、トレーニングの解説中にボディービルのポージングを取ると服が破り裂かれてマッチョな肉体を晒すことに。なぜパンツだけ平気なんだろう。

ケンシロウのコスプレ

 お前は「北斗の拳」のケンシロウかと突っ込んでいたら、3話で「北斗の拳」ならぬ「極度の筋」のコスプレをして登場。「筋王様」って(笑)。絵に描いたような人格者で、指導も親切かつ丁寧なので、マッチョボディを見せつけることだけ目をつぶれば私も指導を受けたいくらいです。

朱美のナイスバディ

 実は同時期にアニメ化されている「ケンガンアシュラ」と同一の世界観らしいのですが、そっちは見ていないので不明。補欠には入れていたんですが、なぜか想定外にこっちを見ることになってしまい(笑)。それとうのも本作を紹介する雨宮天のブログ「天模様」をなぜか表示した私のスマホが悪い。

朱美セクシーシーン

 筋トレシーンに加え、ちょいちょいちょいエロな絵が入ってくるサービス精神がいいですね。健康的なお色気ってやつでしょうか。

ちょいエロシーンその2

2019年夏季アニメ序盤の感想(その1):かつて神だった獣たちへ/手品先輩/魔王様、リトライ!/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

京アニ火災

 京アニ火災、傷ましいですね。現在の業界への影響が甚大なのもさることながら、亡くなった33人が生み出すはずだった「未来」が永遠に失われてしまったのが本当に残念でなりません。犯人も重態らしいですが、回復させて裁判を受けさせ、きっちり死刑判決を喰らわせてやりたいです。公判でもどうせ自分勝手な主張を続けて余計腹が立つことになるかもしれませんが。

かつて神だった獣たちへ序盤感想

 そんな中、夏季アニメの感想をつらつら書くのもいかがなものかとも思いますが、諸事情で今やっておかないと機会を失いそうなので推してやらせていただきます。まずは「かつて神だった獣たちへ」。3話まで視聴しました。

擬神兵たち

 泥沼の内戦終結の切り札として投入された擬神兵。神話の怪物達のような異形の姿の兵士達の活躍で平和がもたらされましたが、その圧倒的な力は次第に制御不能となり、擬神兵は人の心を失って、平和な世界を脅かす危険因子となってしまいました。擬神兵部隊の指揮官ハンクは、「人の心を無くした者は仲間の手で葬る」というかつての約束に従い、暴走する戦友たちを抹殺する「獣狩り」を始めます。

シャール
上月ルナ

 擬神兵だった父をハンクに殺されたシャールは、父の仇としてハンクを狙いますが、擬神兵が断罪されべき存在かどうかを見極めるべく、旅に同行することになります。なんとなく「新造人間キャシャーン」のキャシャーン(東鉄也)と上月ルナを彷彿とさせます。キャシャーンとルナは対立関係ではなかったけど、ロボットのみに作用するMF銃でキャシャーンを撃ったらどうなるのかと思い悩んでたシーンがありました。

ハンクとエレイン

 擬神兵を生み出したエレインとハンクはかつて恋仲でしたが、エレインは擬神兵が禁忌の存在であると考え、終戦後には自らの命を捨てて擬神兵と関連技術全てを葬ろうとしていました。しかし擬神兵舞台の副隊長にしてハンクの親友だったケインの裏切りによりハンクは一命を取り留め、エレインは連れ去られてしまいました。ハンクはケインを擬神兵が獣と恐れられ、蔑まれる状況を作ったと諸悪の根源と考えているようですが、ケインがいなかったらあんたとっくに死んでたんでは。

ラスボスのようなケイン

 擬神兵は、各地に散って怪物と恐れられる者の他、一定数はケインに付き従っていると思われます。なお擬神兵は一人として同じタイプの怪物はおらず、一人一種といっていい状況です。ハンクはウェアウルフ(狼男)、ケインはバンパイア。エレインは擬神兵ではないようですが、いっそサキュバスにでもしたらどうでしょうか。能登さんの色っぽい演技とか聞いてみたい。ケインを演じる中村悠一も喜ぶのでは。

最近加隈亜衣

 ヒロインのシャールを演じるのは加隈亜衣。素敵な声質なのに、ラジオ(大西沙織とやってる「キャン丁目キャン番地」)ではやけにやさぐれいているようなので、ぜひこういう正統派ヒロインを演じて欲しかった。まあ闇発言でも可愛いんですけどね。

手品先輩序盤感想

 続いて「手品先輩」。3話まで視聴しました。手品をテーマにしたショートギャグ漫画が原作のせいか、15分アニメなのに1話分がさら4~5話に細かく区切られています。主に登場する手品先輩と助手は氏名不詳。助手の担任教師は手品先輩の実姉ですが、手品先輩を「妹ちゃん」と呼ぶ謎仕様。先輩なのに年上感がないのは妹だからなんでしょうか。

ポンコツ先輩
メロンパン先輩

 手品先輩は手品をこよなく愛していますが、とんでもなくポンコツのため成功した試しがありません。成り行きで奇術部に入れさせられた助手の方が上手いくらい。おまけにコミュ障なので基本ボッチ。ルックスは可愛いしナイスバディなので男が放っておかないと思いますが…

お姉ちゃん先生
パンチラ先輩

 先輩の奇行を迷惑がりながらも助手が先輩に付き合っているのは、奇術の失敗でやたらラッキースケベが発生するから。先輩はナイスバディにもかかわらずそれに無頓着でガードが甘いので、まさに見放題。本人に自覚がないせいか、ラッキースケベシーンもあまり下品さはないような。一時期深夜アニメなのにパンチラすら見せないような傾向がありましたが、本作は普通にパンチラ(パンモロも)を見せてくれるので一安心です。いいじゃんねえ、パンチラくらい。

助手くん

 助手本人はクールで物静か、知的で爽やかと自称していますが、実際は先輩同様ボッチ気味なので、似たもの同士のような感じです。この人のツッコミで話が進んでいるような。3話でお姉ちゃん先生が登場しましたが、今後さらにキャラが増えていく様子。

魔王様、リトライ序盤感想

 お次は「魔王様、リトライ!」。3話まで視聴しました。バリバリの「なろう系」アニメで異世界召喚もの。ちょっと違うのは、異世界で自分の作成したゲームキャラに変身してしまっているあたりでしょうか。ラスボス設定キャラなのでステータスは異常に高く、まさに魔王に匹敵する力を持っています。

アク
九内とアク

 一般人大野晶はラスボスキャラ九内伯斗として異世界に召喚されてしまい、村で迫害されて悪魔の生け贄にされていたアクを助け、魔王と聞いて倒しにきた三聖女のルナを懲らしめて(笑)同行者にしています。

霧雨零

 また霧雨零という正義の暴走族(?)キャラに変身もできますが、自動操縦モードになってしまい、声まで代わってしまいます。

三聖女のルナ
ルナをお仕置き

 主演津田健次郎ということで期待していたんですが…どうもここまでさほど面白くないような。基本主人公が元の世界に帰ることばかり考えているせいでしょうか。早く冒険でも征服でもいいから異世界を堪能して欲しいものです。それにしても原作の既刊3巻というのはちょっとアニメ化には早すぎたんでは。

うちの娘序盤感想

 最後にタイトルがやたら長い「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」。3話まで視聴しました。このタイトルの長さで察しがつくでしょうが、本作もバリバリの「なろう系」です。原作は全8巻で完結しているところにはやや安心感。

ラティナとの出会い
ラティナを保護

 孤児になった魔人族のラティナを拾った冒険者デイルがロリの魅力にメロメロになってダメになる話で間違っていない気がします。時代は妹から娘なのでしょうか。アニメの「妹」は、そんなの現実にはいねーよと突っ込みつつ、こんな妹なら自分も欲しいと思うタイプが多いですが、ラティナも、こんな娘現実にはいないけど、もしいたら自分も欲しいと思わせるものがありますね。

店のアイドル

 当初は種族が違うのでコミュニケーションも困難でしたが、ラティナは非常に賢くあっという間に人間の言葉を覚えていきます。デイルのみならず、下宿する酒場「踊る虎猫亭」でも常連客のマスコットになって大人気。素直で健気なので、愛猫のように可愛がりたいです。

可愛いラティナその1

 性の多様性ということが話題になるようになり、同性愛とかにも広く理解や支持が広まっているような気がする昨今ですが、おそらくそれでも許されないのはロリコン、すなわちロリータ・コンプレックスというヤツでしょう。いや別に私はアニメだ漫画で楽しんでいる分にはいいと思うのですが、写真分野(いわゆる児童ポルノ)は壊滅しましたね。エロゲーでも明らかなロリキャラがいても“登場人物は全て18歳以上です”なんて但し書きが出たりして。

可愛いラティナその2

 しかしラティナを見た時に私やおそらく大方のおのこたちが思うのは、性の対象とかではなくて「とにかく守りたい、保護したい」という気持ちなんではないかと。笑顔で駆け寄ってきたら抱き上げて頬ずりしたいけど、それ以上どうこうっていうのはないですね。一緒に寝ても全然平気。ロリコンじゃないからなんですかね。

もうすぐ8歳

 4~5歳かと思っていたラティナ、実はもうすぐ8歳になる7歳なんだそうです。デイルは18歳ということで、父性に目覚めるにはちょっと早すぎる気もしますが、バリバリパパンモードになっています。なんというか、プリンセルメーカーをリアルで始めたような感じがしますね。あれも確か8歳からスタートだった気が。

デイルとラティナ
可愛くて仕方がない

 そのプリメ、ラティナ同様血の繋がらない娘を育成するゲームでしたが、私はあんまり興味なかったんですが、「娘と結婚」というエンディングもありました。ロリコンの念願成就という感じですが、デイルとラティナの場合、年の歳10-11歳ということになりますよね。昔ものの本で読んだところでは、ロリコンは一回り以上年の差がある場合に言う言葉だというのがありまして、それが正しければ、デイルがもし将来ラティナを嫁にしたとしてもギリギリロリコンではないという。今はラティナが幼女なのでそんなことは考えられないですが、ラティナ18歳時でデイルは28,9歳なので、それだと結婚だなんだという話になってもそんなに違和感ありませんね。

大きくなったラティナ

 本作の監督は「ラティナが可愛ければいい!」と言ったそうなので、今後もそういう路線で行くんでしょう。こういう娘が欲しいなあと思いつつ、私もラティナを愛でていきたいです。

高尾奏音

 なおラティナ役の高尾奏音(かのん)は「魔王様、リトライ!」でアクの役を演じているまだ16歳の声優さんですが、声優としては4年前から活動しているんですね。個人的には「艦これ」の軽空母神鷹、海防艦八丈の中の人だなと。異色の艦種である軽(航空)巡洋艦Gotlandと海防艦石垣も演じていますが、それらはまだ未入手で。「艦これ」声優とあらば応援せねばなりますまい。

ダメになるデイル

2019年春季アニメの感想(その3):盾の勇者の成り上がり/機動戦士ガンダム THE ORIGIN  

京都の七夕

 七夕の本日、世間一般ではどうでもいい話ですが個人的には衝撃的な事実に気づいてしまいました。当ブログ、最多記事カテゴリはほぼ一貫して「本」だったのですが、昨日ついに「アニメ」が「本」を抜いて一位になってしまったのです。始めた当初は読書感想ブログでいいとさえ思っていたのですが…やはり大阪に転勤してから全然本を読まなくなったのが大きかったようです。というのも私にとって通勤時間=読書タイムだったので。札幌でも通勤時間が短かったのであまり本を読まなかったのですが、ここまで読まなくなることになるとは思いませんでした。これが諸行無常というヤツか…

盾の勇者の成り上がり感想

 気を取り直して本日も「アニメ」カテゴリを伸ばしていくことにしましょう。2019年春季アニメの感想も最終回です。まずは冬季から2クール続いた「盾の勇者の成り上がり」。「盾三郎」とか言われることもある「なろう系」作品ですが、主人公の苦労っぷりは系列作品の中でも屈指かも知れません。ただ、その苦労っぷりが理不尽過ぎるというかチートで苦労しているかのようというか。

尚文

 例によって異世界に召喚された大学生岩谷尚文。他に召喚された3人の大学生・高校生と共に四聖勇者と呼ばれ、次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという「波」から世界を守ることを求められます。実はこの召喚された4人、それぞれ別の世界から来ていることと、後にまた別の世界からの来訪者も出現しているので、少なくとも6つ以上の平行世界があるようです。

四聖勇者

 剣、槍、弓と攻撃的な勇者が揃う中、尚文は攻撃力のない盾の勇者でした。セイバー、ランサー、アーチャーといえばFateシリーズでも強豪サーヴァントですが、シールダーは異色かつ極めて稀なサーヴァントです。まあゲームでもタンクと呼ばれる守りに特化したキャラがパーティー内に一人いることは大変ありがたい訳ですが、なぜか尚文とパーティーを組んでくれる人は皆無。当初から国王以下異世界の人々に嫌われている雰囲気があり、挙げ句に罠にかけられて冤罪を着せられて勇者としての名声・信用、金銭すら失って、ほとんど追放されるように孤独に旅立つことを余儀なくされます。

貶められる尚文

 人間不信になって異世界に絶望した尚文ですが、とにかく元の世界に戻りたければ「波」を乗り越えなければならないということで、奴隷商人から亜人の少女を買ったり、魔物の卵くじ(まるでガチャ)で買った卵から孵った鳥型の魔物を育てたりして戦力化していきます。

ラフタリアとフィーロ
尚文一行

 25話中20話はほぼ苦労エピソード。他の勇者の不始末の尻拭いまでしていてすっかり苦労人が板についた尚文ですが、終盤近くまでなぜこんなに尚文が虐待されるのか理由がわからず、見ていてフラストレーションが貯まりました。どうなら昔召喚された盾の勇者が亜人に肩入れしたせいで、亜人からは神の如く崇拝される反面、亜人嫌いの人間の中には嫌う人々がいて、特に国王がそうだったことが大きかったようです。

三勇教の狂信者達
教皇対ラフタリア

 また四聖勇者から盾の勇者を除いた3人を神格化する「三勇教」という宗教もあり、これが国王と結託して尚文迫害を行っていたようです。三勇教の教皇はそれに飽き足らず、信仰対象であるはずの残りの三勇者に対しても思い通りに動かないというだけで偽勇者呼ばわりして手にかけようとしていました。勇者を一掃したら「波」はどうするのかとう問題がありますが…信仰の前には世界滅亡も些細な問題なんでしょうか。これだから狂信者という奴は。

クズ王

 で、一番訳が判らないのがマインことマルティ。第一王女にして槍の勇者のパーティーの一員なんですが、積極的に尚文を迫害してきます。一時期はこの人が出てくるだけで気分が悪くなるくらいでした。パパンである国王には過去になにやら因縁があって盾の勇者を嫌っているらしいことが示されていますが、この人が尚文を迫害する明確な理由が全くありませんでした。

サイコパスマイン
メルティ

  第一王女のくせに王位継承順位は妹のメルティより下なので、メルティが尚文一行に加わってからは、自分が女王になるために邪魔なメルティとそれを助ける尚文を一緒に亡き者にしてやろうという明確な動機が生まれたので、その是非はともかく(悪いに決まってますが)行動理由は納得がいくようになるのですが、こいつの場合は冒頭から理由もなく尚文を罠にはめて貶めていたので、“パパンがあいつを嫌っているから何をやっても大丈夫そう”→“よーし、やっちゃえ♥”と思ったとしか考えられません。おそらくものすごいサイコパスなんでしょう。

ジャギ兄さん
 女王からは全く信頼されておらず、故に長女なのに関わらず王位継承権が妹のメルティより下にされています。そうなるまでには「北斗の拳」のジャギのように過去に色々あったんじゃないかと思われますが、そうした中で「姉より優れた妹など存在しねえ!」と精神を歪ませたのかも知れません。

ビッチに改名

 明快すぎる悪役なので、CVブリドカットセーラ恵美は吹っ切れた演技をしていてそれはそれで楽しそうでしたが、彼女が演じた「ハルチカ」の穂村千夏が大好きな私としては、千夏ちゃんが悪墜ちしたみたいな感じがして非常に複雑な心境でした。

裁かれる二人

 21話で国王(といっても女王不在時の代理)が“クズ”、マルティが“ビッチ”“アバズレ”と改名させられて溜飲が下がりましたが、どうして英明な女王からこういうのが生まれてくるのか。トンビが鷹を生むなんて言いますが、鷹がバカを生むとは。

役立たずの三勇者

 バカといえば尚文以外の3勇者もバカばっか。とにかく人の話を聞かない。こういう、主人公の有能っぷりを際立たせるために他のキャラを殊の外バカとして描くのも「なろう」系の特色なのかも知れませんが、本当にバカです。元の世界では高校生なり大学生なりだったので人生経験そのものが足りないということもあるでしょうが、きっと元の世界でもろくなもんじゃなかったんだろうなと。まあ異世界転生する主人公にはそういう傾向ありますよね。「このすば」とか「」リゼロ」とか。

ロリタリア
ママタリア
水着ラフタリア

 一方仲間は使える人ばかり。尚文が奴隷商人から買った幼女亜人のラフタリアは、亜人にはレベル上昇に合わせて急成長するという(実に都合の良い)特徴があるのでたちまち18歳くらいの美少女に育ち、しかも剣も魔法を使える優秀な前衛に育つという。ご都合主義の極地でさすが「なろう」系と言いたくなりますが、本編中ではなにしろ尚文がいわれなく迫害されているのであまり目立ちませんでした。しかも女性不信になった尚文からは異性として見られることもない(せいぜい娘扱い)という。

鳥フィーロ
水着フィーロ

 ガチャで当てた鳥の魔物フィーロも上位種のフィロリアル・クイーンになるという。もっともこっちはご都合主義というよりは、勇者が育てたから必然的にそうなったそうですが。巨大鳥モードと金髪幼女(天使?)モードを任意に使い分け、戦闘力も魔力も高くてこちらも大当たり。

グラス
ラルクとテリス

 中盤に登場して圧倒的な力を見せつけたさらに別の異世界の勇者グラスは、終盤登場した気さくな兄ちゃんラルクやテリスと同じ世界の住人だったようで、やはり「波」の脅威にさらされており、自分たちの世界を救うためにこっちの世界を犠牲にしようとしているようでした。詳細が判る前に終了してしまったので、全貌が判るのは二期以降と言うことになるでしょう。

番宣ラジオ

 番宣Webラジオ「普通にラジオをお届けしたいラフタリアとフィーロ」が、瀬戸麻沙美と日高里菜の掛け合いが素晴らしく面白くて毎回楽しみにしていましたが、こちらももう終了してしまいますね。ラジオ再開のためにも二期制作をして貰わねば。二人とも早見沙織ファンなので、はやみんが演じたテリスの登場は嬉しかったに違いない。

ガンダムtheorigin感想 

 最後に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。NHK放送版ではなく、OVA版全6話を見ました。だからテレビ未放映部分も全部見た上での感想になりますので、未見の方は気をつけて下さい。ファーストガンダムで描かれた一年戦争の前夜(ジオン・ズム・ダイクン死亡前後から)と冒頭部分(一週間戦争およびルウム戦役)が描かれましたが、OVAの原作になる安彦良和の漫画版は一年戦争全てを描ききっているので、ファーストガンダムの補完作品というよりはリメイクという方が正解でしょう。

ルウム会戦その1
ルウム会戦その2

 なのでファーストガンダムとは整合性がとれていない部分もありますが、それはそれ。私もファーストガンダムをリアルに視聴した世代なんで「ファースト信者」の一員なのかも知れませんが、狂信者でも原理主義者でもないので「私は一向に構わんッ!」と思います。でもまあファーストを前提に突っ込んでしまうのは仕方がありません。

ジャブローのシャア

 まず本作で感じるのはシャアの悪辣さ。悪辣は言い過ぎかも知れませんが、目的のためには手段を選ばないという。そこはファーストでもガルマ謀殺シーンなどに表れていましたが、あの時突然ああなったのではなく、ずっと前からそうだったということが判明しました。それにしても…やはり悪辣(笑)。

友達だったのに
シャア二人

 悪辣その1:本物のシャア・アズナブルをほぼ謀殺(実際に手を下したのはキシリア配下だけど、そうなるとを判っててやってるので「未必の故意」と言わざるを得ない)して本人に成りすましす。北朝鮮工作員かお前は。シャア・アズナブルの名は自分で考えた訳ではなく、実在の人物の名を奪ったものだったとは。なお本物のシャアは見かけはキャスバルそっくりでしたが、性格的には軽薄で思慮が足りない感じでした。

シャアとリノ

 悪辣その2:本物のシャア・アズナブルのハイスクール時代の友人のリノ・フェルナンデスも謀殺。リノは士官学校で性格・能力が急変したシャアを怪しんでその正体を探り当てます。しかしリノはザビ家独裁に不満を抱き、キャスバルを救国の英雄として協力を申し出ていました。しかしキシリアに何度も殺されかけたキャスバルは、同士を得るよりも秘密漏洩を恐れ、連邦軍との乱戦の中で謀殺します。自ら殺害した訳ではありませんが、ほぼガルマ謀殺のプロトタイプはここにありました。

ララァとシャア

 悪辣その3:ララァ、ゲットだぜ!に至る経緯。なぜかジャブロー建設工事に従事していたシャア。ギャンブラー二雇われ、ニュータイプとしての能力でルーレットの出目を予想していたララァを救い出したのはいいのですが、その過程で人を殺しまくり。いくらギャング団だとは言っても、戦場という訳でもないのに…。「ギャングを殺して平気なの?」とか言いたくなります。それにしてもジャブローって、一年戦争直前まで工事中だったのね(笑)。

土方でGO
土方でGOその2

 続いてザビ家の人達への印象の変化。シャアが悪の一族と断じたとしてもまあそれは理解できるのですが、客観的に見たザビ家評も大きく変わりました。

ジオンに兵なし
デギン公王

 デギン公王:ガルマ溺愛ぶりは変わりませんが、一貫した非戦主義者でした。ルウム戦役で捕虜としたレビル将軍と密かに会見し、和平への道を模索して連邦の「レビル奪還」に一役買ったかに見えましたが、それは実はキシリアら戦争継続派の手の内で、レビルの「ジオンに兵無し」演説を見て「裏切り」と感じて激怒していました。ファーストガンダムではジオン暗殺の首謀者として描かれていましたが、こちらでは誰が殺したのか不明のままでした。ただし、ジオン公国の要職を一族で固めているあたり、やはり独裁者と断じられても仕方ないかなと。

ギレン総帥

 ギレン総帥:相変わらずの銀河万丈の演技にしびれます。それはいいんですが、。IQ240の天才という設定はどこに行ったのかと思う杜撰さが目立ちました。キシリアが弟サロスを暗殺したのを判っていながら放置したいたり、ジオンの遺児(要するにシャアとセイラ)など眼中になかったり。おそらく一介のコロニー群に過ぎないジオン公国に、曲がりなりにも連邦と戦争するだけの軍備を整えたりすることに全力を傾注していたのでしょう。実はジオンがやりたくてやれなかったことを代わって実行しているようなところがあり、デギンは「あれは鬼になった。ダイクンの無念が悪魔に変じて憑いた」と言っています。ジオンの後継者はシャアではなくギレンだったのか。

ドズル

 ドズル:見かけ通り脳みそ筋肉的な猪突猛進型の武将のようだったファーストに比べ、はるかにまともな武人として描かれています。ザビ家の対抗勢力であったラル家出身のランバ・ラルさえもドズルだけは評価していました。またモビルスーツ開発計画もドズルが主導して行われており、ルウム戦役ではレビル・ティアンムを手玉に取って大勝利を挙げるなど、この人がいなかったらジオンはまともに戦争できたか疑問なほどの大活躍を見せています。

ドズルのワルキューレ
グレート・デギン
ファルメル

 なお、ルウム戦役ではムサイ(かなり改造していますが)に乗っていますが、ゲームなど過去に描かれたものではグワジン級戦艦に乗っていました。本作ではルウム時点でグワジン級は公王専用のグレート・デギンしかなかったことになっているのでグワジン級は座乗は無理としても、それにしてもせめてチベ級に乗れよと思います。が、どうやらチベ級は一年戦争時に新造された艦ということに設定変更されたようですが、ファーストではアニメ誌がデザイン的にムサイより古い艦であろうと考察し、それが公式設定化されていました。またシャアのファルメル(昔は「シャア専用ムサイ」と呼ばれていました)についても、ドズルないしキシリアの乗艦をシャアに与えた(戦果への褒美ないし手なづけるため)のではないかという考察がありましたが、本作ではドズルが完全新造艦を褒美として与えています。

キシリア

 キシリア:様々な陰謀に手を染めるザビ家の雌狐。ギレンに取って代わる野心は早くから持っていたらしく、デギンの信頼を得ていたのも本当にパパンが好きだったからではなく目的のための手段だったようです。ギレンを暗殺する以前にサスロを謀殺しており、むしろそういう前例があったのにキシリアの危険性を認識していなかったギレンが滑稽に映ってしまいます。

デギンを操るキシリア

 シャア(キャスバル)を過度に危険視し、何度も謀殺を図りますが、詰めが甘くて逃してしまいます。あそこまでやっておいて後にシャアを部下として使うというのがいろんな意味で凄いです。シャアに頭を吹き飛ばされるのもむべなるかな。ファーストでは謀略好きの反面、モビルスーツの有用性をいち早く理解したりと慧眼の持ち主とされていましたが、本作ではこの人が政治的策略を好き過ぎたことがジオン公国の命運を左右したように映ります。

ガルマとシャア
親友ではなくライバル

 ガルマ:まさに「坊やだからさ」を体現してしまいました。ファーストでも坊やなところはありましたが、本作ではそれ以上に坊や。シャアとの関係は親友という感じからライバルという感じに変わっており、シャアに徹底的に利用されていることに気づかず、シャアの活躍に嫉妬していたりします。これじゃあイセリナさんが惚れないんじゃなかろうか。

ランバ・ラル
グフのそっくりさんブグ

 その他の人々ですが、ランバ・ラルは万年大尉かと思いきや実は一度は中佐になっていました。高価すぎて採用を見送られたグフそっくりさんのブグに搭乗し、シャアや黒い三連星と共に「スミス海の戦い」で、一年戦争前に量産されていたガンキャノン部隊を壊滅させていますが、この時点でジオンの超エース達に結集されたらガンダムだって勝てなかったことでしょう。この戦いの指揮官として中佐に昇進したのに、ブリティッシュ作戦を拒否して大尉に逆戻り。

強いハモン

 なおランバ・ラル隊の主要メンバーは皆戦争前から旧知の仲だったということになりました。特にハモンさんは峰不二子ばりに大活躍を見せていたので、早々にMSに乗せて出撃させたらホワイトベース隊を破れたかも知れません。


黒い三連星

 黒い三連星はランバ・ラルに言わせれば「兵隊ヤクザ」で弟分的存在でした。レビルを捕虜にする武勲を立てたのになぜかシャアほど昇進できなかったのは見た目と素行のせいではないかと(笑)。あ、ガイアはまともでしたけどNE。

赤い彗星
青い巨星と黒い三連星

 まあ言い出すとキリがないので後は目に付いた部分を箇条書きで。

ゴップ

① ゲームなどでは無能の象徴とされるゴップが有能な将官に大変身。これは妥当な設定変更だと思います。

マ・クベ

② マ・クベが大佐から中将に昇進して地球方面軍総司令官に。これも妥当ですが、キシリアより上官になったのでキシリアにおもねることはなくなりました。

不良少年カイ

③ ファーストと同じ声優(古川登志夫)が演じる数少ないキャラであるカイ・シデンがなんとアムロの同級生。ガンダム開発を行っている開発区に侵入するなど、何か意図があるのかと思わせる行動をしますが、単に不良らしい暴走だった模様。

ワッケイン少将

④ ルナツー司令ワッケインが少佐から少将に昇進。ファーストの頃からいくらなんでも少佐はないだろうと突っ込まれていたので妥当な変更かと。少将になっても「お偉方が集まれば私などあっという間に下っ端だ」状態は同じだろうと思います。というか少佐では下っ端すぐる。

ゼナ登場

⑤ ドズルの嫁でミネバのママンであるゼナはシャア、ガルマと士官学校の同級生。小説版などではハマーン・カーンはパパンが高官であっただけでなく、姉がドズルの側室で、ザビ家との関わりの深さからミネバの摂政のような立場になってアクシズを掌握するという設定がありますが、本作のドズルの性格では愛人とか側室はなさそうな気がします。逆にジオン士官になっていてもおかしくなかったゼナはファーストのような蒲柳の質とは思えず、もしアクシズに脱出したらミネバの母としてアクシズを掌握しそう。ハマーンを顎で使ったりして。 

ルウムのシャア

 OVAは南極条約締結までで終わっていますが、これは地球侵攻作戦からア・バオア・クー戦までリメイクするしかないと思います。既に原作の漫画版は完結しているから円盤の売り上げさえあれば可能かと。あんまりにも安彦絵の顔つきになるのがナニですが。

2019年春季アニメの感想(その2):賢者の孫/文豪ストレイドッグス3/ぼくたちは勉強ができない

和菓子水無月

 今年もあっという間に折り返し点を過ぎてしまいました。昨年は地震だの豪雨だのが続いた近畿、今年は比較的おとなしめですが、このまま猛暑にもならず超強力な台風も来ずに平穏に過ぎていって欲しいものです(南九州の方々はお気の毒です)。京都では夏越祓(なごしのはらえ)が行われる6月30日に水無月という和菓子(ういろうの上に小豆をのせて三角に切ったもの)を食べるそうで、そういう雅でおいしそうな風習はぜひ真似したかったのですが、例によって逃してしまいました。明日は七夕なんですが、何か食べるってありましたっけか?

賢者の孫感想

 さてもう夏季アニメも始まってしまっているので、春季アニメの感想をさくさく終わらせて行きたいと思います。まずは「なろう系」の典型とも言われる「賢者の孫」。私は未見なんですが「異世界はスマートフォンとともに」というなろう系アニメが、あまりに素晴らしい内容によりネット上で敬意を表して「スマホ太郎」と呼ばれたそうです。っしてその影響により,類似のなろう系作品も「〇〇〇〇郎」と名付けられているとか。「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」が「デスマ次郎」、「盾の勇者の成り上がり」が「盾三郎」、そして「賢者の孫」が「孫四郎」だとか。

天下無双のシン

 似たような傾向なので兄弟呼び、ということなら特に異論はないのですが、「スマホ太郎」は極めて批判的に言われることが多いようで、じゃあ兄弟作品もみんな出来が悪いのかといえば、必ずしもそうではないような。個人的には「デスマ次郎」はかなり好きでしたし、「盾三郎」は世間一般的に結構評価が高いのではないかと(感想は明日書きます)。では「孫四郎」こと本作はどうだという話ですが、まあ主人公のチートぶりが猛威を振るい、周囲の人物(敵さえも)賞賛を惜しまない有様は「スマホ太郎」の兄弟と言われても仕方がないかなと。

シン無双

 主人公シン=ウォルフォードは日本のリーマンでしたが交通事故で死んで異世界に転生しました。といっても他作品のようにいきなり青年とかで転生したのではなく「幼女戦記」のように新生児として転生しています。当初は他の嬰児と何ら変わりありませんでしたが、1歳の時に魔物に襲われて家族が全滅した際に前世の記憶が甦り、この世界では知らないものがいない偉大な賢者マーリンに拾われます。彼の前世の記憶というのは学校で習ったような知識ばかりで、自分の素性とかは思い出していないようですが、なぜかそうした知識が魔法の行使に極めて有利なようで、規格外の魔法や魔道具を日々生み出していきます。

またオレ何かやっちゃいました?

 有名な「またオレ何かやっちゃました?」が示すとおり、本人は大したことない、あるいはしょぼいと思っていることがこの世界では驚天動地な現象であるということの連続でちょっと食傷気味になるのですが、現世に疲れて主人公と自分を重ねるような見方をする人達にとっては極めて気持ちいいのかもしれません。シンの周囲には女の子が多数集まっており、一見ハーレムアニメにも見えますが、シン本人は相思相愛のヒロイン・シシリー一筋なのでそこはわりと好感が持てました。

賢者と導師
アルティメット・マジシャンズ

 「賢者の孫」といっても血は繋がっていませんが、幼少期から賢者やその周辺の凄い人々に知らず知らずのうちに鍛えられた+本人の持つこの世界にはない知識により天下無双の魔法使いになったシンは、同級生らにも魔法のコツを伝授することで圧倒的な戦力を持つ魔法戦闘部隊「アルティメット・マジシャンズ」を結成し、人類の脅威・魔人を討伐していきます。

シンとシシリー
いつもラブラブ

 シン役の小林祐介は「リゼロ」のスバルなどを演じているベテランですが、アルティメット・マジシャンズの大半のメンバーはまだ駆け出しの声優ばかりのようです。敵である魔人陣営の方が森川智之、大原さやか、津田健次郎、杉山紀彰と大物が揃っていて、むしろこちらの陣営に惹かれます。特に首魁のオリバー=シュトロームは魔人になった経緯が悲惨すぎるので、彼の方に共感してしまいます。大原さやか演じるミリアと、魔人が子を成せるかという実験を行っているようですが、果たしてどうなるやら。「寄生獣」でもパラサイト同士の子供はどうなるかという実験が行われていましたが、こちらでは普通の人間が生まれていましたね。

魔人陣営
魔人ベイビー実験

 二期制作ありありの終わり方をしていましたが、果たして円盤の売り上げはどうなるんでしょうか。主人公がとにかくやたらに強いのでどんな敵が出てきても全く緊迫感がないのですが、そこを安心して見てられると思うかつまらないと思うか。

ブンゴウストレイドッグス3期感想

 「文豪ストレイドッグス3」。早いもので三期目で、四期も絶対作る勢いです。文豪達がキャラクター化され、それぞれの執筆作品の名を冠した異能力を用いて戦うアクションアニメですが、女性受けしてるような気がします。一期では日本の文豪同士が二派に分かれて戦い、二期では北米の文豪との戦いとなり、三期ではロシアの文豪が登場してきました。次は欧州の文豪が登場してくるのかと思われますが、対ロシア戦が終わっていないのでそれはまだまだ先のようです。

ドストエフスキー
夏目漱石

 本編よりも二期の「黒の時代」編とか今期の「十五歳」編といった過去編がやたら面白いのが本作の特徴。もう過去編だけやってくれといいたくなります。これがなんでなのかと言うと、本編の登場人物があまり魅力的ではないからなんじゃないかと。主人公の中島敦がどうにもこうにも。太宰治も過去編の方が魅力的。というか、武装探偵社があんまり魅力的じゃないんですよね。悪そのもののポートマフィアの方が存在理由とか行動理由がはっきりしていてわかりやすくていいです。

福沢諭吉
森鴎外

 武装探偵社社長である福沢諭吉とポートマフィアの首領である森鴎外。その両者から「先生」と敬われる夏目漱石が
現在のヨコハマの「昼を軍警と特務課が、夜をポートマフィアが、そして夕刻を探偵社が取り仕切り町の均衡を保つ」という三刻構想を実現した(諸葛孔明かお前は)そうですが、千円札が一万円札の上に立つとはこれいかに。そもそも福沢諭吉は文豪というべき存在なのか。確かに著作はあるけど小説じゃないだろう、あれらは。慶應義塾大学の創設者として有名なので教育者というべきなんでは。

武装探偵社
ポートマフィア幹部

 ストーリーは面白いんですよ。面白いんですが、なぜか語るべきことがあまりないというのはどういうことなんでしょうか。迷わず見ろよ。見ればわかるさ…といったところでしょうか。おのおののキャラが文豪の名前と代表作にちなんだ異能力を持つと言うことを、各キャラはどう思っているんでしょうか。彼らとは別にそれら文豪達がちゃんと過去に存在していた世界なのか、文豪達の代わりに彼らが存在している世界なのか。もし文豪の代わりに彼らが存在しているのなら、「オレの異能力は○○!」とか見得を切っても、「ああなるほど!」と思うのは視聴者たる我々だけで、向こうの世界の人達は何で××というキャラが○○という異能を使うのか理由がさっぱりわけわかめ(多分本人にも)ということになりますね。

ぼくたちは勉強ができない感想

 最後に「ぼくたちは勉強ができない」。タイトルだけ見ると劣等生の話かと思いますが、基本みんなそれなりに勉強はできます。才能の方向性と希望する進路がミスマッチしているだけで。努力で人並み以上の成績を収めているものの突出した才能はない凡才の唯我成幸が、大学進学にかかる全ての費用を学校側が負担する特別VIP推薦をエサにされ、理系の天才なのに文系を目指す緒方理珠と文系の天才なのに理系を志望する古橋文乃の教育係になり、2人が志望する大学に合格させることになります。ついでにスポーツ特待生で勉強全般が苦手な武元うるかの面倒まで押しつけられたり。

パジャマ勉強会

 本気で打ち込みたいことが上手くいかない理珠と文乃の抱える苦しみに共感した成幸は、才能がなくても努力で成績を伸ばしてきたこれまでの自分の経験を生かして二人に勉強の仕方を教えていきます。もう全員高三なので今から間に合うのかよとも思いますが、勉強そのものよりもハーレム状態の成幸のお色気の混じったてんやわんやの日々が描かれていきます。ま、大学受験の勉強を本気で描いたらただの大学受験講座になってしまうし。

凡才成幸

 理珠とは図らずも成幸とキス、文乃とは図らずも成幸とホテルの一室に泊まり、うるかは中学時代から成幸に明確な恋愛感情を描いているというリア充爆発しろ的展開も、お約束で成幸がものすごく朴念仁なので完全に誰かをことを好きになるということには至っていません。

小美浪あすみ

 このほか、先輩の浪人生でメイド喫茶でアルバイトしている小美浪あすみ、冷徹な姿から「氷の女王」と呼ばれる教師の桐須真冬とも様々なカラミが。もう「なろう系」もびっくりのハーレム展開。

桐須先生と成幸
メイドもやる桐須先生

 連載誌でのキャラクター人気投票では意外にも第一位は桐須先生でした。初期は完全に悪役的な立ち回りだったのでなぜにと思いましたが、人となりが徐々に明らかになるとその人気もわかるようになりました。ギャップ萌えという奴ですね。私もギャルゲーに美人教師が登場すると落とさずにはいられないという性癖(?)の持ち主なので桐須先生推しは判ります。オノコたち全員の憧れ、しかして現実にはほとんど存在しない、それが美人教師!(キリッ)美しいものが嫌いな人がいるかしら?

すっげーいい匂い
ポニテの文乃
ゆうべはお楽しみでしたね

 次に好きなのはやはり人気投票2位の文乃ですかね。成幸どころかうるかからまですごく良い匂いがすると言われているのでラクトンの分泌量が多いのかも知れません。ルックスもモデル並ですが胸が小さいのが玉に瑕。私は一向に構わんッッ!ただ文系女王だけに他人の心の機微を読むことに長けており、理に理珠やうるかの成幸への気持ちにいち早く気づいてしまったので自身は引き気味です。一番お似合いカップルのような気がするのですが。

純情可憐なうるか
うるかの使用済み水着

 見た目ではあまり好きなタイプではないのですが、一途さなら中学生時代から成幸ラブのうるかでしょうか。成幸に本気で告白した唯一のキャラでもありますし。しかしそれまでの経緯で告白の練習だと思われてしまうという痛恨のミス。間違えて「使用済み水着」(言い方)を成幸に渡すなどラッキースケベに事欠かないキャラでもあります。

事故でキス
うどん屋店員理珠

 こうして見ると理珠は巨乳という事以外にインパクトに欠けますね。受験生なのに家業のうどん屋を手伝う良い子なんですが。やはり相手の感情が読めないとか他人への興味が薄いというのはヒロインとしては致命的か。

ブラコンの水希

 連載が終わっていないこともあり、夏休み中で終わってしまいましたが、恋も勉強も勝負は二学期。だが二兎を追う者一兎も得ずは世の理(笑)。大穴で妹の水希というのはどうでしょう。ラブコメ界隈では妹は大人気だし。二期を作るならとりあえず登場シーンはもっと増やして他の女性キャラとの絡み(小姑モード)を見せて欲しいですね。お兄ちゃん大好き妹というのは現実にはほぼ存在しないらしいですが、まあそこは創作なんだし。

人気投票ベスト5

2019年春季アニメの感想(その1):みだらな青ちゃんは勉強ができない/ワンパンマン2/異世界かるてっと

遅まきながら7周年

 カレンダーの関係で6月は10回更新が可能かと思っていたんですが、まさかの休日出勤とかがあってやはり一桁台にとどまってしまいました。人生と同じでなかなか思い通りにはならないものです。そうそう、全く関係ないですが当ブログも7周年を迎えてしまいました。1か月半以上前に(笑)。誕生日とか記念日関係に全く興味がないもので、いつもうっかり越えてしまいます。

みだらな青ちゃんは勉強ができない感想

 明日は7月ということで、終了ラッシュを迎えて春アニメの感想など行ってみましょう。完結順ということでまずは「みだらな青ちゃんは勉強ができない」。

木嶋拓海

 ルックス的にはとんでもない美少女で、どう見てもリア充一直線な堀江青(青ちゃん)ですが、パパンが官能小説家だったこと、そして自分の名前が「青姦」に由来していたというとんでもない事実に絶望し、家を離れて一人暮らしするために遠くの有名国立大学を目指して孤独に勉強の日々を送っていましたが、そこに現れたのはイケメン木嶋拓海。

青ちゃんの妄想その1

 やたら声をかけてくる拓海に、パパンの職業柄耳年増になっている青ちゃんは貞操の危機を感じて毛嫌いしていましたが、次第に拓海のことが頭から離れなくなっていきます。拓海は見た目に関わらず真面目な交際を求めていたのですが、青ちゃんの方はどんどん卑猥な妄想を爆発させていくようになるのが面白かったです。「やられる!」から「やれよ!」「やらんのか~い!」って変わりスギィ!

青ちゃんの妄想その2

 事後とかいろいろなシーンが登場しますが、大半は青ちゃんの妄想の産物。お前は「ポゼッション」のアンナか!…とってもわかりにくい突っ込みで恐縮です。この頃のイザベル・アジャーニの美しさは格別ですな。

急接近の二人

 青ちゃんの妄想とは関わりなくキスエンドという高校生らしい終わり方をしていましたが、模試の成績は下げ止まらず、受験はどうなるんだろうかと人ごとながら心配。まあ拓海と交際するなら家を出なくてもいいような気もしますが。パパンも応援しているし。

和氣あず未さん

 巨乳美少女青ちゃん役は和氣あず未。見た目にはみんなやりたがる役なんですが、エロい妄想を大爆発させなければならないのでアイドル声優とかはNGかも。個人的には20歳越えたらどんな役でもやれよと言いたいですけどね。和氣あず未はぱっと見清純派なのでよく受けたなと思いますが、本人曰くよく妄想するところは似ているそうです。

和服の青ちゃん

 ママンが不在で家事はほぼ全てこなしている青ちゃんは、自宅では和服で過ごしており、どうみても良妻賢母風なのですが、てっきりママンはお星様にでもなってしまったのかと思いきや、実は生きているらしいです。ママン登場は大学生編になってからのようですが、果たしてアニメの二期はあるのかどうか。やったら見ますが。

ワンパンマン2感想

 続いて「ワンパンマン2」。一期と制作会社が変わっており、アクションシーンの描写が異なりますが、ストーリーは踏襲されています。個人的には一期のまま続けて欲しかったのですが…

災害レベル竜以上のボロス

 一期終盤、宇宙からやってきた暗黒盗賊団ダークマターとその頭目ボロス。ボロスはサイタマに「強いわ、おまえ」と言わしめたワンパンマン史上最強の敵でした。普通の怪人はそれこそワンパンで撃破されるのに、ボロスはサイタマの攻撃を何発も耐え、ワンパンマンの名前を返上しなければならないのかと思いきや、本気の時のみ使う「マジ殴り」を使用することでやはりワンパンで撃破してしまいました。サイタマに本気を出させただけで凄いという評価を受ける世界…

怪人王オロチ

 二期は一貫してヒーロー協会の向こうを張る「怪人協会」と、「人間の怪人」を名乗るガロウが敵として登場します。例によってサイタマと遭遇するとどんな敵でもワンパンで撃破されてしまうので、怪人協会の怪人達が同時多発的に出現して各地でヒーロー達とバトルを展開しているのを尻目に、サイタマ自身は異種格闘技大会に出場していたり。それも強くなるためとかではなく、武術とは何なのかちょっと興味があって、くらいのノリで。

怪人細胞
強くなりたくば喰らえ

 怪人協会は災害レベル至上主義で、ヒーローで言えばS級に相当する災害レベル竜が「幹部」として扱われるようです。首領は怪人王オロチですが、強さはまだ不明。怪人協会の怪人は食べた人間を怪人化させる「怪人細胞」を持ち込んで、「強くなりたくば喰らえ!!!」と範馬勇次郎ばりに勧めるのですが、容易に怪人化できる反面、元々その個体が持つ才能に準拠した変化しか起きないようです。「CRAYMORE」で妖魔に覚醒したクレイモアがそれ以前の戦闘力を反映しているようなものですね。喰うときは「おれは人間をやめるぞ!」とか言って欲しかった。

ガロウ

 一方ガロウは流水岩砕拳の使い手であるS級3位のヒーロー・シルバーファング(バング)の元弟子で、幼少時にヒーローごっこの怪人役を強要された経験から、怪人がヒーローに勝てないという理不尽さに憤っており、自ら最強の怪人になってヒーローを倒すことを目標としています。「ヒーロー狩り」と称してヒーローを襲う一方、一般人に攻撃をしかけることはほとんどありません。バングの一番弟子だけあって格闘の天才で、戦った相手の戦闘技術をすぐに自分の技術に組み込むことができます。バングと対峙して師弟対決開始というところで二期が終わってしまったので早く三期をと言いたいところです。

ワンパンならぬワンチョップ

 ガロウは今後災害レベル竜以上というボロス並の怪人になるようですが、これまで二度ほどサイタマに遭遇してそれぞれ一撃喰らってK.O.されていますが、なぜかサイタマにやられたという自覚は全くない様子。サイタマの方も怪人とは思っていなかったので、対人用の弱攻撃だったのでしょうが、それにしてもサイタマは認識阻害のスキルでも持っているんでしょうかね。強者は強者を知るといいますが、作中登場する大半の強者がサイタマを強者と認識できていません。スカウターなら即爆発するレベルなのに。

ジェノス対ガロウ

 サイタマ唯一の弟子(押しかけ弟子)ジェノスは相変わらずイケメンかつハードボイルドでかなり強いはずなんですが、作中では敗北を繰り返しています。その度に博士の改造でパワーアップしているはずなんですが、それでも負けるんですよね。自分の力を過信しすぎて詰めが甘いのか。今回はガロウ戦をバングに横取りされたので敗北はしませんでしたが、あのまま続けていたらやはり負けたのか。

武術大会に出たサイタマ

 なおサイタマは3年間毎日腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10キロメートルを行い、毎日三食欠かさず食べ、夏冬問わずエアコンの使用厳禁の末に無双の力を手に入れましたが、それで誰もがあそこまで強くなれるというのなら、天性で強過ぎる肉体を与えられたが故に鍛錬を捨てたという花山薫もトレーニングに励み出すレベルでしょう。

異世界かるてっと感想 

 今回最後は「異世界かるてっと」。「オーバーロード」「幼女戦記」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」の登場人物がさらなる異世界に飛ばされた上にプチキャラ化して一堂に会するというクロスオーバー作品です。基本的にクロスオーバーものはあんまり好きではないのですが、全作品を視聴していたので珍しく見ました。

主役と相方?

 各作品とも、主人公が異世界転生しているということで共通しているのですが、彼らがさらなる異世界に転移し、学園生活を送ることになるという妙な展開に。アインズとターニャは以前は日本のリーマンだっということで共感が芽生える一方で、カズマとスバルは以前は高校生のヒキニート(高校生だったらヒキニートのはずはないのに)だったということで共感というより「お前の方がオレよりまし」という嫉妬が生まれるという。やはりヒキニートにはコミュ力がないのか(笑)。

仲良くなったターニャとアインズ
近親憎悪?

 それにしても元の世界に戻る必然性がない人達ばかりのような気もしますが、「こんしんかい」「りんかいがっこう」「たいいくさい」と矢継ぎ早の学園イベントの連続で半ば無理やり仲良くさせられたという感じですが、各作品が持っている設定を破壊しないように気をつけてやってるなあという印象でした。

教室の一同

 「幼女戦記」を除いては小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた、いわゆる「なろう系」作品なのですが、「幼女戦記」も別の小説投稿サイト「Arcadia」で連載されていたので広義の「なろう系」にはなるのでしょう。4作ともKADOKAWAが出版したライトノベルなのでKADOKAWA系と呼ぶべきかも。

ひどい仕打ち
りんかいがっこう

 最終回でそれぞれの世界に戻るような気がしていましたが、別にそんなことはなかったぜ!ということでまさかの二期制作明示。円盤の売り上げも判らないうちから大胆だなあとも思いますが、多分本作自体が各作品の小説や円盤売り上げ促進のために存在しているからなのでしょう。

機動要塞デストロイヤー

 「このすば」の機動要塞デストロイヤーが登場していたので、二期制作なら「幼女戦記」の「存在X」とかリゼロの魔女、オバロのドラゴンといった強者(?)も登場させて欲しいですね。これらについて他作品のキャラがどういう風に思うのか興味深いです。特に「存在X」や魔女をアインズやアクアがどう思うのかとか。

アクアのターンアンデッド
アインズに効く

 一応女神でありアンデッドには滅法強いアクアの神聖属性攻撃「ゴッドブロー」「ゴッドレクイエム」はアインズに効くのか(ターンアンデッドはかなり効いていた)とか、スバルの心臓に伸びてくる謎の黒い手に他作品のキャラは対処できるのか(アインズは覚知したようですが)とか、いろいろ興味深い展開は考えられるのですが、物語の本質に迫るようなことはクロスオーバーものでは無理かな。

揃った一堂

視聴予定の2019年夏季アニメ:“異世界““なろう系“の山。なんだこれは…たまげたなぁ

雷雨だ

 雨はそこそこ降ってる気もするんですが、なお梅雨入りしていない関西地方。猛暑も困りますが渇水も困ります。何事も極端はいかんです。普通がいいんですがねえ。最近は「普通って何?」と突っ込むのが流行なのかしらん。言っている間にも雷雨になりましたよ。

2019_summer_matome_1.jpg

 梅雨は来ないものの6月も後半に入ったということで、恒例の夏季アニメの見繕いを行いましょう。しかし今季は何というか…。いや、ま、とりあえず行ってみましょう。例によってあいうえお順です。

荒ぶる季節の乙女どもよ。その1

 「荒ぶる季節の乙女どもよ。」。講談社の月刊誌「別冊少年マガジン」で連載される岡田麿里原作・絵本奈央作画の漫画が原作です。岡田麿里は「true tears」「花咲くいろは」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる人ですね。自伝「学校へ行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」によれば高校まで不登校・引きこもりを続けたそうですが、それで高校を卒業できるのはいろんな意味で凄いですね。

荒ぶる季節の乙女どもよ。その2

 あなたの“はじめて”を、わたしにください――。高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める…ということです。



 「みだらな青ちゃんは勉強ができない」が面白かったので、類似の方向性の作品かと期待して。

ありふれた職業で世界最強 その1

 「ありふれた職業で世界最強」。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている白米良のライトノベルが原作です。文庫版の発行部数は累計200万部を突破しているそうです。

ありふれた職業で世界最強 その2

 “いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強”を超える…とのことです。 



 いじめられっ子が異世界転生しても最弱とか救いがないですが、「転成したらスライムだった件」とか「盾の勇者の成り上がり」のようにどん底から這い上がっていくのが最近の流行のようです。昔ファミコンで出てた「ウルティマ 恐怖のエクソダス」というゲームでは、住民や兵士など、誰に対しても戦いを挑めるのですが、序盤で街の中で住民を虐殺したり強盗を働くと守衛に囲まれ、あっという間に全滅させられました。こんなに強いんなら守衛が世界を救えよとか突っ込みましたが、ありふれた職業が弱いなんて誰が決めたという話しですよね。

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない その1

 「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」。タイトルの長さで想像が付くとおり、やはり「小説家になろう」連載のCHIROLUのライトノベルが原作です。 

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない その2 

 若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出会う。片角を折られ罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になることを決意したデイルだったが――「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」――気づけばすっかり親バカ全開に!?…とのことです。



 素直で優しくとても賢いというラティナ。何よりとっても可愛いですね。これは父性愛とやらを覚醒させざるを得ない。実際の子育ては楽しいばかりではないはずですが、そこはまあ「なろう系」だから苦労はオミットでしょうな。リアル「プリンセスメーカー」といったところでしょうか。そんなに良い子なら私も育てたいですね。

かつて神だった獣たちへ その1

 「かつて神だった獣たちへ」。「荒ぶる季節の乙女どもよ。」同様、「別冊少年マガジン」連載のめいびいの漫画が原作です。

かつて神だった獣たちへ その2

 パトリア大陸に生まれた民主主義国家【パトリア】。経済的不一致から【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】に分裂したこの国では、長きに渡る内戦が続いていた。劣勢に追い込まれた北部は、南部打倒のため、遂に禁忌の技術を用いてしまう。人間を異形の兵士へと造りかえるその術は、人の姿と引き換えに、神にも喩えられる力を得るというもの。その力により長き戦乱は、和平へと導かれる事となった。 【擬神兵】、それは【神】と称えられた救国の英雄。 時は経ち、戦争が過去へと移り変わる今。人の姿と引き換えに【擬神兵】となった者たちは、その過ぎた、大森藤ノによる日本のライトノベルる力故、人々からただ【獣】と称ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。 元擬神兵部隊の隊長・【ハンク】は、【獣】に身を堕としたかつての戦友でもある【擬神兵】を殺す者【獣狩り】として旅を続けていた。擬神兵だった父の仇を探す少女【シャール】はハンクと出会い、父の死の意味を知る為、共に旅することを決意する。やがて知る、戦い続けなければならない本当の理由。そしてハンクが探す【獣を解き放った男】の存在。 仲間殺しの罪を一身に背負い続けていく【ハンク】の旅路の行き着く先とは? …とのことです。な、長え。あと謎の【】濫用。あらすじまで中二病?



 ヒロインが加隈亜衣というのが個人的にナイスです。能登さんもひよっちもいてイベントとか楽しそう。杉田智和やはやみんも擬神兵として出演するようです。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか? その1

 「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」花間燈のライトノベルが原作です。既刊7巻でコミカライズ版も連載中です。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか? その2

 彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!? 果たして“パンツを落としたシンデレラ”は誰なのか?謎がKADOKAWAの社内ブランド・富士見書房が毎年主催している長編小説を対象とした日本の文学賞である謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!! …とのことです。


 
 たまにはラブコメもいいのですが、普通の設定ではもうダメなんでしょうかね。黒髪と金髪以外は区別がつくのかちょっと心配ですな。

女子高生の無駄づかい その1

 「女子高生の無駄づかい」。KADOKAWAの月刊誌「コミックNewtype」で連載中のビーノの漫画が原作です。元は「ニコニコ静画」に投稿していた作品だそうです。

女子高生の無駄づかい その2

 ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校。だいぶ偏差値が足りない田中(通称バカ)と、BLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、ひたすら冷静で無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)、彼女達の周りに生息する色とりどりの仲間たちが、今しか生きられない “女子高生”を無駄に浪費する、日常学園コメディ…とのことです。 



 赤﨑千夏主演というのが個人的にツボ。ニックネームが「バカ」って(笑)。声優陣がわりと豪華。私も佐渡先生同様女子大生派です。

ダンまちⅡ その1

 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか Ⅱ」。待ってました。外伝「ソードオラトリオ」はあったとはいえ、一期は2015年春季アニメだったので、4年ぶり以上です。大森藤ノのライトノベルが原作。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか II  その2

 その街には多くの神々が住まい、 その街の中心には地中奥深く――深淵へと至る『ダンジョン』が存在する。 その街の名は迷宮都市オラリオ。 女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルは、 相も変わらず主神とたったひとりの眷族という最小構成。 だが、世界最速のランクアップという偉業を成し遂げたベルには、 これまでにないほどの視線が注がれ始めていた―― 迷宮・出逢い、そして冒険――これは再び綴られ始めた、 ――少年が歩み、女神が記す【眷族の物語】―― とのことです。



 一期で原作の5巻まで消化しているので、6巻からスタートということになりますね。アポロンファミリアとの戦争遊戯が序盤の山場でしょうか。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? その1

 「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」。井中だちまのライトノベルが原作で、富士見書房が毎年主催している長編小説を対象とした文学賞・ファンタジア大賞の第29回大賞受賞作です。このタイトルの長さは絶対「なろう系」と思いましたが、そういうことはなかったぜ。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? その2

 「マー君。これからお母さんと一緒にたくさん冒険しましょうね」夢にまでみたゲーム世界に転送された高校生、大好真人だが、なぜか真人を溺愛する母親の真々子も付いてきて!? 母親同伴の新感覚冒険コメディ開幕!…とのことです。



 昔、一時期“お母さん漫画”と呼ばれた新谷かおるの「ふたり鷹」という漫画があってだな…いや、いいんだ(遠い目)。それにしてもCV茅野愛衣のこのお母さん、若すぎだ。「這いよれ!ニャル子さん」の八坂頼子と良い勝負。こんなん母子で“間違い”が起きたとしても仕方がないと誰もが思うに違いないレベル。しかし通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃って、特殊攻撃ならどうなるんでしょうか?どんなパーティーからも歓迎されそうなステータスですね。

魔王様、リトライ その1

 「魔王様、リトライ!」。やはり「小説家になろう」連載の神埼黒音のライトノベルが原作です。

魔王様、リトライ! その2

 大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…! …とのことです。



 主役・九内伯斗のCVが津田健次郎というのが期待大。これまでライバルキャラとか悪役とか渋い脇役が多いというイメージがありましたが。本人も「面白い設定のキャラクターで、今までにやった事の無いタイプの役なので演じるのがとても楽しみです。早く収録したいなぁ。」と言っています。なお相方になるアクのCVは「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」のラティナも演じる高尾奏音(かのん)ですが、なんと16歳。「艦これ」でも軽空母神鷹、海防艦八丈なんかを演じていますが、そんなに若い子だったとは。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 その1

 「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」。原作は三田誠のライトノベルで、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」シリーズのスピンアウト小説です。虚淵玄によるスピンオフ小説でアニメ化された「Fate/Zero」に登場したウェイバー・ベルベットが「ロード・エルメロイⅡ世」として再登場します。FGOにも強キャラとして名高い疑似サーヴァント諸葛孔明として登場します。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 その2

 「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベット。時を経て少年はロード・エルメロイの名を受け継ぎ、「ロード・エルメロイII世」として、魔術師たちの総本山・時計塔で魔術と神秘に満ちた様々な事件に立ち向かう―――。…ということです。



 上田麗奈演じるグレイはFGOのイベントに登場したので私も宝具レベル5で持っています。Fateシリーズはアニメ化する度にだいたい見ているので今回も一応。 

手品先輩

 ということで視聴予定は10本なんですが、「なろう系」というか中二病系というかが一杯。異世界ものも一本ぐらいはないと寂しいのですが、こんなにあると精神バランスに問題が生じそうですが…ま、夏だしいいかなと。なお、補欠としては「出会ってしまった…、カワイイけど“ヘンな”先輩に♡♡面白くっていろいろあやうい手品ショートGAG!文化部系最終兵器ヒロイン誕生!!!! …という「手品先輩」(15分アニメなので打ち切りがなくても見るかも)と、

ソウナンですか?

 「今日から青春、無人島っ……。あたしたち、けっこう元気です! 修学旅行の途中、飛行機が墜落――。気が付くとそこは無人島だった! 」…という「ソウナンですか?」と、

ケンガンアシュラ

 「家庭は崩壊、仕事はできない56歳のダメリーマン、山下一夫(ヤマシタカズオ)が会社の会長から突然呼び出された!弱気なおっさん・山下一夫は、日本経済の「裏」を知る――企業が巨額の利益を賭けて、雇った闘技者の殴り合いでビジネスを決める格闘試合の存在。…その名も「拳願仕合(ケンガンジアイ)」!!!!そして一夫に命じられた任務は――自社の闘技者、暴力を体現したような若者・十鬼蛇王馬(トキタオウマ)の世話係!!!果たして、ダメリーマン・山下一夫の運命は…!!??暴力×企業×人間ドラマ。男たちは「なぜ」闘い、拳で「何」をつかむのか?「究極」の格闘エンターテインメントが今、始まるッ!!!!」というバキシリーズみたいな「ケンガンアシュラ」をエントリーしています。

神無月の巫女:百合とNTRに巨大ロボまで詰め込んで

豪快唐揚げ合盛りすた丼

 本日、伝説のすた丼屋に行って「豪快唐揚げ合盛りすた丼」を食べてきました。看板メニューであるニンニク醤油ダレを絡めた豚バラ肉をご飯にのせた「すた丼」に、「すたみな唐揚げ」3個を合わせています。「すたみな唐揚げ」は「すた丼」に続く定番メニューとなっていて、日本唐揚協会主催の「第10回からあげグランプリ 東日本しょうゆダレ部門」で平成最後の金賞を受賞したそうで、それを記念したメニューだそうです。昭和から続く「すた丼」と、平成の定番「すたみな唐揚げ」を令和に食べるという。確かに美味しいしボリュームも満点なんですが、肉と唐揚げを無理矢理丼に載せているのでちょっと食べにくいです。同じ分量で別皿にしてくれたら食べやすいのですが。

神無月の巫女感想

 本日は4月からちょこちょこ見ていた「神無月の巫女」を紹介しましょう。原作は角川書店の「月刊少年エース」に2004年から2005年まで連載されていた介錯の漫画作品です。アニメは原作終了前の2004年10月から同年12月に放送されました。なんと15年も前の作品。

神無月の巫女

 まほろば村にある乙橘学園に通う来栖川姫子はおとなしく引っ込み思案な性格ですが、学園のアイドルで「宮様」と呼ばれる姫宮千歌音と親友の関係にありました。また、幼なじみで女子からの人気が高く「ジン様」の愛称で呼ばれる大神ソウマは、文武両道同士ということで千歌音と接触が多く、学園内では「ゴールデンカップル」と噂されていますが、実は姫子に恋心を抱いています。

姫子と千歌音

 姫子と千歌音の16歳の誕生日の日、不気味な日食が世界を覆います。それは太古の時代に封印された邪神ヤマタノオロチの復活の前兆でした。オロチと配下のオロチ衆は、かつて自分を封印した巫女の生まれ変わりである姫子と千歌音の命を狙い始め、ソウマもオロチ衆の一人であることが判明しますが、ソウマは姫子への想いによりオロチ衆に叛いて
巫女側に就き、オロチ衆と戦っていきます。

大神ソウマ

 姫子とソウマは相思相愛の関係となり、千歌音もそれを祝福しているように見えましたが、実は千歌音は姫子に恋愛感情を持っており、巫女としての前世を思い出したことから、オロチ衆に墜ちていきます。オロチを倒すにはアメノムラクモを復活させなければなりませんが、宿命的に巫女の一人を生け贄にする必要があり、前世では千歌音が姫子を殺していたのでした。千歌音は、今度は自分が姫子に自分が殺されようと、あえて嫌われるように仕向けていくのですが…

百合その1

 端的に言うと女2人と男1人の三角関係の果て、女2人が結ばれるというまさかの展開。ソウマは千歌音に姫子を奪われてしまいます。文字通り身も心も。NTRだNTR。百合とNTRでだいたいおなか一杯なんですが、さらに巨大ロボまで出てきてしまいます。まあ邪神八岐大蛇と剣神天群雲剣が巨大ロボめくのは仕方ないかなと思うのですが、オロチ衆までそれぞれ専用の巨大ロボを持っているという。ソウマがオロチ衆に叛いたことでソウマ専用ロボが巫女側についたから良かったものの、そうでなければ巫女側は一方的にオロチ衆の巨大ロボに蹂躙されてしまうところでした。

来栖川姫子

 来栖川姫子は陽の巫女。幼少時に両親を亡くした後、養女に貰われますが、養父からは虐待気味に扱われていました。千歌音が学園のスターなので隠れるように交際しており、それでも親しさが周囲に発覚するたびに意地悪をされていました。女性受けは悪かったようですが男受けは良く、ソウマの他敵であるギロチにも懸想されていました。

姫子役の下屋則子

 CVは下谷則子。アニメとしては初主演作になっていると思われます。声と良い演技といいFateシリーズの間桐桜を彷彿とさせます。男受けはするけど女受けをしないのも仕方ないかなという。

姫宮千歌音

 姫宮千歌音は月の巫女。大富豪の娘で才色兼備。学園のスターですが、圧倒的に女性受けしていたようです。巨乳でスタイルは姫子以上なのですが、なぜか男受けは良くなく、ギロチも興味を示しませんでした。親友として姫子に接しながら実は心から彼女を愛しており、ソウマには嫉妬していました。後にオロチ衆に墜ちて他のオロチ衆を全滅させ、ただ一人のオロチ衆として姫子に対峙することに。

千歌音役の川澄綾子

 CVは川澄綾子。Fateシリーズのセイバーことアルトリアですね。この人は20世紀からヒロインを多数演じてきている人気声優です。セイバー×桜というのはFateシリーズ的にはちょっと異色の組み合わせです。しかもセイバーの方が闇墜ちしているという。

三角関係

 オロチ衆は8人いますが、「七の首」であるソウマが叛き、「八の首」は最初から最後まで姿を見せませんでした。なので残り6人のことなんですが、それほど悪くなさそうな感じでした。それぞれ宿命的なオロチの血みたいなことではなく、理由があってオロチ衆になっています。

一の首ツバサ

 一の首ツバサ。ソウマの実兄で事実上のリーダー。過去、ソウマを虐待する父親を刺殺し、その後の転落人生の中で闇墜ちしてオロチ衆になりました。ソウマの平穏な人生を願っていたはずなのに、闇墜ちした反動のせいか、ソウマをオロチ衆に引き戻すことに執着していました。百合展開の狭間に咲く兄弟対決。残念ながらウホッな展開はありませんでしたが、千歌音との対決に敗北後はソウマを支えるかのようになります。

二の首ミヤコ
千歌音を誘惑するミヤコ

 二の首ミヤコ。乙橘学園のシスターですが、戦争で人が死ぬのを見すぎたことで、神に裏切られたと思い込んだことからオロチ衆になりました。オロチ衆の参謀格で、ツバサに恋心を持っていた模様。精神攻撃で千歌音を闇墜ちさせることに成功しますが、逆に壊滅させられる憂き目に。

三の首ギロチ

 三の首ギロチ。ミヤコの実弟で番長キャラ。戦争で元の家族が死亡したことでオロチ衆になりました。姫子のことを「姫ちゃん」と呼ぶほど気にいり、恋心を抱きますが、千歌音には最初から嫌悪感を示していました。そのため、千歌音がオロチ衆になったときも最初に挑発し、結果最初に倒されることに。

四の首コロナ

 四の首コロナ。イマイチ売れないアイドル歌手(最高順位68位)で、枕営業に手を染めてしまったことによりオロチ衆になりました。レーコとはケンカばかりしています。CVは植田佳奈で、Fateシリーズでは遠阪凛なんですが、残念ながら姫子や千歌音とは特にカラミがありませんでした。

五の首レーコ

 五の首レーコ。売れっ子漫画家で、ヒット作の「あたしのブレーメンラブ」は姫子も大ファンでした。漫画家として成功したがために、自分の好きなように描けなくなったジレンマを抱えたことでオロチ衆になりました。CVは麗しの能登麻美子ですが、あんまりしゃべらないのが非常に残念。

六の首ネココ

 六の首ネココ。猫耳と尻尾を生やしているナース少女です。生体実験の被検体だったらしく、それがオロチ化に繋がっているそうですが、正体は半獣?ちょっと出自が謎のキャラでした。

邪神八岐大蛇

 オロチ衆にはそれぞれ「墜ちる」きっかけとなる心の闇を抱えているのですが、ソウマのみ七の首とされながらも特にオロチ衆になる理由が明示されておらず、彼のみそれが宿命のような言われ方をしていました。

剣神天群雲剣

 この世界はオロチ衆となった千歌音に滅ぼされ、その後姫子に戦いを挑んだ千歌音は、望み通り姫子の剣に貫かれます。そして剣神天群雲剣が邪神八岐大蛇を倒した後、世界の再生のための生け贄になります。前回はそれが姫子だったので今回はぜひ自分にということですね。

百合その2

 再生後の世界では姫子は千歌音の記憶を失っていましたが、彼女への想いだけは失うことがなく、ソウマからの告白も断り、エピローグでついに千歌音と再会を果たします。前の世界でも再生後の世界でも想いが届かないソウマが可哀想ですが、イケメンだからなんとかなるでしょう。姫宮家のメイド長の乙羽さんなんかどうですか?

百合百合しいアニメ

 なお再生後の世界ではオロチ衆の面々も幸せに暮らしているようですが、ツバサのみなぜかソウマと同居しておらず、なんとなくひねくれたままの様でした。一クール12話にずいぶん詰め込んだなという展開でしたが、破綻せずに終わったのは何より。巨大ロボはなくても良かったと思いますが、原作に出てくるから仕方なかったのでしょう(笑)。

ズキュゥウウン

 なお私が本作に興味を持ったのは、ヤンデレが登場するアニメ作品を紹介する動画の中に千歌音と姫子の剣戟シーンがあり、姫子に愛をささやきながら本気で斬りかかったり、負傷した手をつかんで流血させたりしている様は確かにヤンデレ的ではあったのですが、全部見て千歌音の本当の気持ちを理解してみると、単にヤンデレ風に振る舞っていただけではないかと思われます。私が認定するヤンデレヒロイン双璧の我妻由乃や桂言葉にはとても及ばないでしょう。

姫子を襲う千歌音

 ヤンデレを装うことで姫子に嫌われて憎まれて本気で殺しにきて貰いたかったのですが、守られるだけの存在かと思われていた姫子が、逆に千歌音の気持ちを全て包み込めるほどに成長していたことで、晴れて両思いとなったのでした。

メイド長乙羽さん 

 個人的に百合ものは大好きなので、NTRされたソウマを悔しいのうww悔しいのうwwと笑いながらもこの結末は非常に満足しましたが、欲を言えばやはり千歌音に好意を抱いていたメイド長の乙羽さんとかももっと描いて欲しかった。姫子に千歌音を取られたことでオロチに墜ちるのもまたよし。金髪縦ロールが巴マミを思わせます。

いじわる三人組

 それに千歌音の大ファンの3人組(イズミ、ミサキ、キョウコ)も千歌音と親しい姫子に嫉妬して嫌がらせをしていましたが、もっとハードに姫子を追い詰めて欲しかった。「ミサキ!キョウコ!姫子にジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!」的な勢いで。姫子はいじめられて輝くタイプなんですよ(笑)。それにいじめられればいじめられるほど千歌音やソウマからの愛が高まるという。

千歌音がタチ、姫子がネコ

 8話で千歌音が姫子を襲い、ソウマが駆けつけた時には「事後」みたいになっていましたが、あれは具体的にどういうことになっていたのかを小一時間問い詰めたい。原作では純潔を奪ったということですが、アニメでもそういうことでいいんですか?女性同士でもやりようによってはいろんな手段はあるでしょうし…まあ18禁ブログじゃないので深くは追究しませんが。

事後切り取り

2019年春季アニメの感想(その3):機動戦士ガンダム THE ORIGIN

淀川の城北ワンド

 沖縄・奄美地方は梅雨入りしたということです。本日の曇天は、大阪に梅雨前線が近づいているような気配を感じさせますが、あんまり暑くなくて個人的には快適です。来週前半までぐずつくみたいですが、流石に梅雨突入にはまだ早いでしょうかね。画像は城北ワンドです。土曜日にいつも歩く淀川にあって、河川工事の副産物としてできた川岸二連なる池のような部分なんですが、釣りに良いスポットらしいです。今日は釣りにも向いてる日でしょうね。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 序盤乾燥

 さて本日は春季アニメの感想第三弾。満を持して「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」です。3話まで見ましたが、実は放映されているのは2015~2018年に制作されたOVA全6話を再編集したもので、私はOVA版の方を3話まで見ているので、テレビ版では6話分相当ということになっています。ネタバレになってしまうといかんので、テレビ版3話(OVAの2話の前半)までを紹介したいと思います。

マチルダ救出作戦

 そうかOVAか。どうりで長いと思ったら1話約1時間ありましたよ。私もこう見えてファーストガンダム世代。ガンダム界(?)では一番面倒くさくてうるさいと思われている世代かも知れませんが、実は本放送時は部分的にしか見ていないのであんまりいばれなんです。放送部の先輩達が騒いでいたので見てみたのが23話「マチルダ救出作戦」。Gファイター登場という回だったんですが、いきなり中盤を見ても何がなんだかでした。それからしばらく放置して、再び見たのがキワモノMAザクレロが登場する32話「強行突破作戦」でした。この頃同時間隊に全日本プロレス中継をやっていて、どっちを見るか悩ましいところだったんですよね。

ソロモン攻略戦

 35話「ソロモン攻略戦」のスピーディーかつ大規模な宇宙戦に魅せられて、そこから最終回まで一気でしたが、「宇宙戦艦ヤマト」同様、人気に火がついたのは再放送からでした。再放送の際には1話から全部見ましたよ。本放送時に見たアムロは戦闘マシーン化していたので、序盤のぐちぐち面倒くさいアムロには驚きましたが、今考えると素人をいきなり軍人にしているんだから当たり前というか、あんなもんじゃ済まないだろうとか思います。

スーパーロボットっぽいガンダム

 それはそうとリアルロボットアニメの嚆矢とされるガンダムですが、今考えるとかなりスーパーロボットの尻尾を引きずっていました。バンクシステム(あわわ…)はさておくとして、主題歌の歌詞とかね。またモビルスーツは量産兵器なんですが、ガンダム自体はコスト度外視でふんだんに新機軸を投入された試作機という設定で、単機大気圏突入も可能など、他のMSとは一線を画した性能を持っていました。であればこそ素人のアムロはニュータイプ覚醒まで生き延びることができたとも言えますが。

ダンバインとビルバイン

 本作以後のサンライズのリアルロボット系アニメ作品の主役メカは、より量産兵器の色彩を強くしていった気がします。反面、量産兵器であるが故に、序盤はともかく中盤以降は敵の新型機に対抗することが難しくなり、途中で主役メカが交代するという現象が起きるようになりました(例:ザブングル→ギャリア、ダンバイン→ビルバイン、エルガイム→エルガイムMk-Ⅱ)。このタイトルと主役メカが異なる「看板に偽りあり」状況をなんとかしようとしたのか、「機動戦士Zガンダム」では主役メカのZガンダムが中盤から投入されるという手段が取られましたが、それはそれで序盤の主役メカを務めたガンダムMk-Ⅱ時代がやはり「看板に偽りあり」状態でしたな(笑)。

ガンダム THE ORIGIN 原作漫画

 ともあれ、ガンダムは作中で描かれなかった部分が多々あり、それは番組冒頭のナレーションで一応の説明はされたほか、後発作品やゲームなので一部映像化されるなどしてさらに詳しく描写されましたが、それでもシャアの幼少期とかまでは描かれていなかったので、ガンダムシリーズ専門漫画雑誌「ガンダムエース」に、創刊号(2001年6月発売)から連載された安彦良和の漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は興味深い作品でした。これをアニメ化したのが本作ですが、原作自体、ファーストガンダムをベースにしていたものの、設定の見直しや外伝的エピソードの追加など独自のアレンジが施されていたので、ファーストガンダムを完全に補完するというよりは、辻褄が合わないとか非現実的だという部分を手直ししたリメイク版という色彩が強いかも知れません。漫画版はファーストガンダム自体をリメイクしているのですが、OVAの方はファーストガンダム前史であるルウム戦役を描いた6話で終了しています。その辺り、完全リメイクしている「宇宙戦艦ヤマト」と異なりますね。

宇宙戦艦ヤマト2199

 「宇宙戦艦ヤマト」こそ、本放送時に全話視聴したんですが、じゃあリメイク版「宇宙戦艦ヤマト2199」を見たかと言われれば、全く見ていませんし、見る気もありません。別にリメイク版を見た人・見たいい人にどうこう言う気はありませんが、私自身は矛盾は突っ込みどころは多々あれど、ヤマトはあれはあれで完結しているんじゃないかという想いがあって、矛盾点などについてもどう解釈すれば辻褄があうかを考えた方が楽しいとか思ってしまいます。ファーストガンダムはヤマト以上に思い入れが強い人がいる気がするので、アニメでフルリメイクするとなると必ずしも歓迎されないかも知れませんね。

やばいジオン

 何はともあれファーストガンダム前史である「THE ORIGIN」です。必ずしもファーストを補完する作品ではないということを念頭に感想など行ってみましょう。まずは第1話「ジオンの子」。これまで断片的に知られていた以上にパパンのジオンが感情的というか情動的です。簡単に言うとヤバイ感じ。しかもママンのアストライアは実は妻ではない、つまりは愛人とか愛妾という立場であるという。「人の革新」を唱える割にそいういうところは極めて旧態依然としているのがガンダム世界なんですが、ニュータイプと色恋は別物だということなんでしょうかね。宇宙世紀も不倫は文化か。

本妻ローゼルシア

 ジオンの本妻はこの人、ブル連隊長ローゼルシア。独立運動の理論家として活躍したジオンの古くからの同志であり、資産家として財政面で彼を支えたパトロンでもあったようです。残念ながら子供は授からなかったということですが、それは愛人作って子供を産ませていい理由にはなりませんな。シャア達が住んでいたダイクン邸も元々彼女のものだそうで、それじゃあシャア達が塔に追いやられても仕方がない。ローゼルシアは本気でジオンを愛していたかも知れませんが、ジオンの方はローゼルシアの金目当てで結婚したんじゃないかという気もしてきます。

ダイクン一家
幽閉用の塔

 そんな訳でアストライア達に冷たく当たり、セイラに意地悪おばさんと言われるアストライアですが、大人の目から見ればそれも仕方ないよなと思ってしまいます。シャアとセイラは本来「非嫡出子」ということになりますが、ローゼルシアに子がないためジオンの直系はこの二人しかいないという。もしローゼルシアに子供いたらジオン亡き後の情勢は大分変わっていたかも知れません。

デギン・ザビ

 ファーストではジオンを暗殺したのはデギン・ザビである気配が濃厚でしたが、本作では誰が殺したのは不明。民衆は連邦説だと思ってたり。ザビ派と対立するジンバ・ラルは完全にデギン犯行説ですが、証拠は特にありません。

ジンバ・ラルもやばい

 で、このジンバ・ラル。ファーストの印象では幼いシャアとセイラを守り抜いたジオンの忠臣といった印象だったんですが、本作ではザビ派と対立するラル派の領袖といったところで、ジオンの遺族を匿ったのにもこの人なりの欲得とか打算がある様子。人間らしいといえばそうですが、ジオン・ダイクンといいジンバ・ラルという、非常に俗物の気配が。

若いランバ・ラル

 ジンバ・ラルの息子ランバ・ラル登場。ファーストの10年前なので当然ですが若い。既に大尉の階級を持っていますが、10年経ってもなお大尉だったということはまさに万年大尉ですね。まあザビ家が覇権を取った後のサイド3に残っていたら、対立派閥のラル家の息子なんて生きていられるだけでもありがたいかも。

歌姫ハモン

 そして当時からラルと恋仲らしいハモンさん。なんかキャッツアイ風ですね。クラブの歌姫らしいですが、ファーストより色っぽい。CV沢城みゆきのせいか、峰不二子っぽいという感じもしますが、能力的に本当に峰不二子っぽいことは後に判明します。

ザビ家の兄弟
激おこのサロス

 こちらはザビ家の兄弟。ガルマはさっきデギンの後ろにいました。一人知らない人がいると思ったら次男のサスロでした。この次男についてはファースト当時からザビ派によるジオン暗殺の報復としてダイクン派に暗殺されたとされていましたが、実物を見るのは初めてです。長男ギレンと三男ドズルでは容姿があまりにも違いすぎると思っていましたが、その間をつなぐミッシングリングのような姿ですね。ガウォークというあだ名を捧げたい。

サスロ暗殺その2
サロス暗殺

 そして爆破により暗殺されるサスロ。物語の描写的にやったのは明らかにキシリアのようなんですが、ラル派の犯行ということに世論操作され、ラル派は失墜します。ギレンもキシリアの犯行と知っていて状況だけうまく利用したような感じです。後にギレンを殺害するキシリアですが、兄を二人も手にかけるとは。ギレンもサスロ暗殺を知っていたならもっと警戒しておけよと突っ込みたくなります。
ジオン紙報道その1
ジオン紙報道その2
同乗していたのに生きてるドズル

 サスロ暗殺時、爆破された自動車に同乗していたドズルは負傷しながらも生存。顔の傷はこの時できた模様ですが、すぐ隣に座っていたのにこの程度で済むとは。もしラル派の報復テロであるならば、ドズルに斟酌する必要などなく、自動車ごと派手に爆破して二人もろともに殺害してもなんら不思議ではないのですが、あえてサスロのみをターゲットにした様であるあたり、やはりドズルには特に遺恨がないキシリアの犯行であるというのが有力な気がします。

キャスバルと単独会見するキシリア
シャアとキシリア

 そしてシャアと単独会見するキシリア。匿われているラル家から出てダイクン邸に戻るように説得しますが、パパンを殺したのはザビ家だと疑っているシャアは納得しません。

迫るキシリア
キシリアの手錠プレイ

 怒ったふりのキシリアはまさかの手錠プレイ。「お姉さんが“変な性癖”を教えてあ・げ・る」的な。ファーストガンダム第41話「光る宇宙」で、シャアがキシリアから正体がキャスバルであることが露見していることを知らされる場面で「私は4歳ごろのキャスバル坊やと遊んであげたことがあるんだよ。お忘れか?」と言っていますが、こんなことをあったんならそれどころじゃない(笑)。「私は11歳ごろのキャスバル坊やと手錠で遊んであげたことがあるんだよ。お忘れか?」になる。忘れてませんとも。しかし屈しないシャアでした。しかしキシリアにシャア侮り難しの印象を与えたことで情勢はさらに悪く。

愁嘆場

 第2話「母との約束」。ランバ・ラルは、情勢の悪化によりパパンのジンバ・ラルをシャア・セイラと共に地球に脱出させる作戦を立てます。アストライアとの別れに号泣するセイラに対し、無言のシャア。既に状況は理解出来ているようですが、しかしこのシャア、パパンについては何も思っていない様子。後にロリコンとかマザコンとか言われまくるシャア(私も散々言っています)ですが、アストライアがママンでは仕方がないかも。

連邦軍人に化けたハモン

 ガンタンクで迎えに来たのは連邦軍士官に化けたハモン。マチルダさんかと思ったZE。ど、どうやって調達したんだろう?後に軍属でもないのにランバ・ラル隊に同行し、ラル不在時は指揮も執り、部下達からも尊敬され、ラル亡き後はマゼラトップを操縦してアムロをあわやというところまで追い込んだハモンさんですが、それにしてもこの頃から有能すぎるだろうハモンさん。昔は一体何をやっていたんだとか詮索したくなります。

戦争前からあるガンタンク

 そしてガンタンクがザク以前に存在していたという驚きの解釈変更。ガンタンクを純粋な装甲戦闘車両として再設計したとされるガンタンクⅡに似ています。当然コアブロックとかはなし。主力戦車扱いらしいですが、61式戦車との役割分担はどうなっているのやら。そもそもミノフスキー粒子登場前のこの車高の高さは戦車としてどうなんでしょうか。

砲撃するシャア

 前に立ち塞がるガンタンク部隊に対し、シャアが砲撃。いきなりガンダムを操縦したアムロほどではないにせよ、初めて乗った戦車で試射もなしで砲撃して敵を撃破するシャアもすごい。そして爆煙に紛れて脱出して首尾良くランバ・ラルと合流、地球に向かうコンテナに忍び込みます。

テアボロ・マス

 そして第3話「エドワウとセイラ」。シャアとセイラはテアボロ・マスの子として地球で新たな生活を始めます。シャアはエドワウという名前になりますが、シャアの名前の中でも一番マイナーなのでは。テアボロ・マスはジンバ・ラルとは旧知の実業家だそうで、妻に先立たれて商売一筋に生きていましたが、2人を実子同然に可愛がるようになりました。テアボロさんは本当に良い人で、ジンバ・ラル抜きでここでの生活が続いていたら、シャアにも違う未来があったかも知れません。それから3年…

セイラ10歳

 セイラ10歳。見た感じほぼ完成形ですね。

シャア14歳

 シャアは14歳。声が田中真弓から池田秀一に変わってこちらも完成されてきたような。

老いの妄執にとらわれるジンバ・ラル

 ジンバ・ラルはすっかり老いました。しかし老いの妄執に囚われたジンバ・ラル、アナハイム社と密かに接触してザビ家打倒を計画します。それは常に監視していたであろうザビ家に即座に知られるところとなり、視角がやってきます。なんだこの「さまようよろい」は(笑)。横溝正史ミステリーじゃあるまいし、なんで宇宙世紀に鎧姿?

さまよう鎧
ジンバ・ラル殺害

 テアボロは重傷を負ったものの生存しましたが、メインターゲットであるジンバ・ラルはあっさり刺殺。その魔手はシャアとセイラにも迫ります。

鎧を倒すシャア

 セイラを守って剣を振るうシャア、なんと鎧の隙間から刺突して倒してしまいます。ファースト最終回ではアムロに同じ事をされますが、ヘルメットとマスクのおかげで九死に一生を得ましたね。

ミライさん登場

 テアボロ・マスを見舞う友人のシュウ・ヤシマ。娘はミライ。そう、あのミライ・ヤシマです。相変わらず地味ですな。シュウにサイド5のテキサス・コロニーへの移住を勧められるテアボロ。月を挟んでサイド3に近いサイド5なら監視が容易で、ザビ家に恭順の意を表すことになるので反抗などするはずがないと思わせられると。

ラルファイトクラブ

 サイド3ではあれからくすぶってるランバ・ラル。連邦兵相手に喧嘩三昧ですが、そこへやってきたのはドズル・ザビ。モビルスーツの前身であるモビルワーカーの実験を手伝えという依頼でした。ドズルは見かけはフランケンシュタインっぽいですが、ザビ家では一番まともな性格です。だからこそランバ・ラルもドズルの配下になったんでしょう。

ガイアと出会うラル

 行った先にはガイア、オルテガ、マッシュが。後の黒い三連星である。ランバ・ラルとは旧知の仲だったんですね。

モビルワーカー

 これがモビルワーカー。ガンタンクを圧倒して有用性を見せつけます。ファーストではジオンの宇宙軍はドズルの宇宙攻撃軍、キシリアの突撃機動軍に大別されており、突撃機動軍の方がMSの運用に積極的という感じがありましたが、本作ではドズルが開発から積極的に関わっていたことになっています。政争や謀略好きのキシリアよりは生粋の武人気質のドズルの方が確かに適当かも知れません。それにしても黒い三連星はいつからキシリア配下になってしまったのか。

幼いアムロ
アムロ登場

 そしてアムロも登場。まだ酸素欠乏症になっていない有能エンジニアのテム父さんと共に宇宙に向かうようです。持っているのハロが入った箱。私は、ハロはてっきりアムロがサイド7時代に自作したロボットだと思っていましたが、まさかの市販品だったんですね。後にアムロは誕生日プレゼントとしてフラウ・ボゥに渡していますが、いくら朴念仁のアムロでも、まさか中古の市販品をそのまま渡すとは思えないので、きっと中身は魔改造しているに違いありません。

ジト目のセイラ

 その様子を見ていたセイラ。ちょっとジト目風ですね。「それでも男ですか!?」とか思ってそう。セイラはミライ、アムロと計らずもこの頃に出会っていたんですね。それにしてもセイラがセーラー(笑)。

テキサスコロニー

 セイラが、サイド7に移る前にテキサス・コロニーにシャアと共に住んでいたというのは意外でしたね。テキサスはシュウ・ヤシマの所有で、バブル期にテーマパークとして作られたのを買い取ったんだそうですが、宇宙世紀にもバブル期があったんだ。一体どれほどの建設費用か想像もつかないコロニーをまるまるテーマパークにするなんて、よっぽどのバブル景気だったんでしょうね。しかしそういう経緯があったにしては、ファーストでホワイトベースとザンジバルがテキサスを訪れた際、シャアもセイラも何のリアクションもありませんでしたな。ミライも「ここはパパのコロニー」とか呟いてもよかったんですが。
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