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2021年春季アニメ序盤の感想(その3):異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/シャドーハウス

コロナウイルス変異型

 変異ウイルスの流行により、愛媛でまん延防止等重点措置(まん防)が適用されたり、徳島でもまん防適用を要請するの方針だったりと、四国もコロナ禍と無縁ではいられません。五月晴れとは裏腹にぱっとしないGWですが、マリンライナーに乗って岡山に遠征してきました。訪問先については今後紹介していきますが、行き先が本州であっても、私が四国に居住している限りはカテゴリは「どっきん四国」(笑)。

異世界魔王と召喚少女Ω序盤感想

 さて春季アニメ序盤の感想もそろそろ終わりにしなければ。まずは「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」。4話まで視聴しました。ラノベ原作ですが、主人公がゲームキャラとしての姿と能力で異世界に飛ばされているあたり、「なろう」系の「オーバーロード」や「魔王様、リトライ!」に似ていますが、両作品がなぜ異世界転移したのか不明なのに対し、本作は異世界の住人に召喚されたというところが異なります。

ディアブロ

 2018年夏季に一期が放映された作品の二期です。一期はテンプレのような設定ながら、結構上手くまとまっていて面白かったので期待したのですが、監督・アニメ制作会社をはじめ、制作サイドの陣容はかなり大幅に変わっています。そのせいか、主要登場人物3人以外の一期のキャラは一話のみの登場でほとんど排されてしまっています。

ルマキーナ

 変わって異世界の教会(枢教院)の最高権力者である大主神官のルマキーナ、冒険者のホルンが仲間に加わっています。ルマキーナは今回のヒロイン的立ち位置で、教会の頂点でありながら実質的な権限は持たず、教会の不正をただそうとして刺客を送られる始末。ちょいエロ要員としても大活躍します。

シェラ
レム

 自称“異世界の魔王”(実際そうなんだけど、いくら言ってもほぼ誰も信じてくれない)である主人公ディアブロは、ゲーム内で圧倒的強さを誇っていたステータスそのままに多数の魔術を操り、高レベルなので生半可な攻撃は一切通らず、こと魔術に対しては装備している「魔王の指輪」の効力で反射してしまうため、異世界でもほぼ無双状態ですが、現実世界の本当の自分は引きこもりのコミュ障なので、相次ぐラッキースケベに動揺しまくりながらも魔王キャラを演じることでどうにかやっているという状況です。

ルマキーナエロシーン

 ルマキーナはディアブロすら驚くほどの魔力を持ち、強力な治癒や浄化を使いこなす反面、自分自身には効果を及ぼせないという制約を持っており、いかにも保護してやらなければならないという都合の良い設定になっています。CVは今売れまくっている伊藤美来。本作では歌を歌わず、CVとして出演していない「戦闘員、派遣します!」で歌を歌っている不思議。

エロ要員ルマキーナその2

 しかしこの世界の教会は腐っていますね。聖騎士はろくでもないのばかりだし、ルマキーナが頼みの綱にしていたバドゥタ聖騎士長は、会ってみれば完全に腐敗していました。そのわりにディアブロをあと一歩まで追い詰めるほどの戦闘力を持っており、一期に登場したガルフォードといい、異世界の住人も決して弱くはないので、異世界魔王ディアブロといえども「オーバーロード」のアインズ程余裕をかましてはいられません。

エロ要員ルマキーナ

 取りあえずルマキーナに掛けられた呪いは解くとして、その後はどうするんでしょうか。教会改革まで手を貸すのか。魔族も暗躍しているようですが、ディアブロは魔王クレブスクルムを仲間にしているのに、大半の魔族は全然言うことを聞いてくれません。強くても記憶がない不完全な復活が「失敗」とみなされているようなので仕方がないのか。ちょいエロを楽しむ作品なので、あまり深く考えずにゆるーく見ているのが正しい鑑賞法なのでしょう。

スライム300年序盤感想

 次は「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」。4話まで視聴しました。このタイトルの長さ、貴様「なろう」系だな!「なろう」系に違いあるまい!はいそのとおり。現世で過労死したOL相沢梓が異世界に転生します。通り魔に殺されたリーマンは異世界転生してスライムになっていましたが、彼女の場合は女神様が同情してくれ、見た目17歳の不老不死の魔女にしてくれました。なぜに17歳。それは女神様のCVがお姉ちゃん(井上喜久子)だから(笑)。

女神様
魔法も強力に

 そしてとことんスローライフを満喫してなんと300年。生活費稼ぎのために毎日スライムを倒していたらレベルがMAXとなり、最強の魔女になってしまいました。300年の生活は一瞬だったので、300年もスローライフやってたらいい加減飽きるんじゃないかとか、300年間毎日律儀にスライムを倒しているあたりが過労死に繋がるんだよなとかツッコみどころは一杯ですが、緩い作品なのでスローライフな目線で見てやるのが吉でしょう。

スローライフで300年
賑やかになった高原

 通称「高原の魔女」アズサのCVは悠木碧。作風のせいか、それとも「蜘蛛ですが、なにか?」でほぼ毎回のように独演会を開催している疲労からか、かなり緩めに演じているような感じです。だがそれがいい。全体的に緩い雰囲気の中、共演者は何気に人気声優ばかりで豪華ですね。

ドラゴンのライカ
スライムの精霊

 一人ぼっちで300年暮らしてきて平気だったはずですが、ドラゴン少女やら精霊の双子姉妹(倒されたスライムの魂から誕生)、エルフが仲間に加わり、さらに魔族の大物ベルゼブブ(というかその名は魔王そのものじゃないか)とダチになるということで、アズサの周辺は一気に賑やかになっています。本人は相変わらずスローライフを続けたいらしいですが、300年も静かに暮らしてきたのなら、そろそろ弾けてもいいんじゃないですかねえ。

エルフ
ベルゼブブ

 今季は本作と「聖女の魔力は万能です」が女性主人公の「なろう」系作品。「なろう」系といえば、ちょっと前までは労せずして得たチート能力で「オレ強えー!」な主人公がハーレムを作るというのがテンプレ的展開でしたが、随分様変わりしてきたような気がします。

シャドーハウス

 最後に視聴予定になかった「シャドーハウス」。4話まで視聴しました。「週刊ヤングジャンプ」で連載中のソウマトウの漫画が原作です。巨大な洋館「シャドーハウス」に住む顔のない漆黒の「シャドー」一族と、それに仕え「顔」役を務める「生き人形」たちの不思議な物語です。

元気なエミリコ 

 主人公は「生き人形」のエミリコ。彼女が使える「お影様(シャドーの敬称)」がケイト。シャドーは貴族然として振る舞っていますが、資質を試される「お披露目」というイベントがあり、これに合格しないと一人前のシャドーと認められないらしいです。

シャドー一族
影絵少女

 「シャドー」って何だ、「生き人形」って何だという話ですが、シャドーの方は影絵のようにしか見えないので、もしや「少女革命ウテナ」に登場していた「影絵少女」なのでは。「かしら、かしら、ご存知かしら〜」。感情が高ぶると頭から煙のように煤を出したり、そもそも体中から煤が出て家具や調度類、衣服を汚すので頻繁に着替えや入浴が必要だったりしています。

影道一族

 それとも車田正美の「リングにかけろ」に登場した日本ボクシング界の影の存在、影道と何らかの関係が(ありません)。

夜叉八将軍
不知火瞬殺

 同じ車田作品の「風魔の小次郎」には敵対組織である夜叉一族でも最強とされる夜叉八将軍という戦士達が登場し、当初はシルエットで隠されていてまるでシャドー一族状態でした。後に全員顔が判明しますが、竜魔に瞬殺された不知火だけはシルエットのまま倒されて最後まで顔が判明しなかったので、もしかすると不知火だけはシャドーだったのかも(笑)。

掃除する生き人形達

 「生き人形」はシャドーの元締め「偉大なるおじい様」が命を吹き込んだ人形だとされていますが、こちらは明らかに普通の人間のようです。記憶を操作して人形だと思い込ませているようですが、食事が必要だったり、個体差が大きすぎたりで、人形とするには無理があります。

ケイト

 「お披露目」前のシャドーの幼生は相互にあまり交流がないようですが、各シャドーが必ず一体持っているお付きの「生き人形」の方は屋敷の掃除などで相互交流が盛んで、特にエミリコは好奇心が旺盛で明るく元気で前向きという主人公特性をてんこ盛りしたキャラとなっています。

ケイトとエミリコ

 一方その主のケイトの方は思慮深く読書好き。ものを知らないエミリコの教師役でもありますが、エミリコの明るさとやさしさに励まされてもいます。CV鬼頭明里なので多分美人だと思いますが、なにしろ真っ黒なので顔立ちは一切不明。

二人の出会い

 シャドー達がとにかく煤を出すので、「生き人形」達は掃除に忙殺されていますが、煤は単なる汚れではなく、一定以上集まると生物のように自律的に動き出し、「生き人形」を襲撃したりするようになります。煤を取り込んだ「生き人形」は錯乱状態となってしまい、死んでしまうこともあるようです。

篠原侑
黒岩部長

 様々な謎はこれから徐々に解明されていくと思いますが、主人公エミリコのCV篠原侑が良い仕事をしています。2016年頃から声優として活動していて、最近では「放課後ていぼう日誌」でていぼう部部長黒岩悠希を演じていますが、演技が全く違っていてとても同一人物とは思えません。

バービー

 同一人物とは思えないといえば、「生き人形」のリーダー格バービー。名前は可愛い人形風だけど本人は全然可愛くなく、口が悪く超攻撃的。CVはまさかの釘宮理恵。いつまでもツンデレだけじゃないとは思いますが、こんなキャラも演じるとは。リゼロに出てきた「虚飾の魔女」パンドラ役は美人だけに似つかわしく思えましたが。

パンドラ
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2021年春季アニメ序盤の感想(その2):聖女の魔力は万能です/究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら/スーパーカブ

雨の栗林公園

 GW突入第一日目の高松は結構な雨。全国的に雨模様のようですが、かつて地理で瀬戸内海沿岸は雨が少ない地域と習った記憶が。それにしては私が来て一月足らずの間に結構降っているような。これも温暖化のせいなのか!しかし、何でもかんでも地球温暖化のせいにするのは「ゴルゴムの仕業だ!」的ご都合主義なのかも知れませんな。

おさまけ 

 今回新装備した自転車で買い物に遠出しようかと思っていたのですが、出来ないのでブログの更新でもしましょう。もう25年くらい乗っていなかったので大丈夫かと少し心配でしたが、身体は覚えているものですね。それはさておきまずは視聴打ち切り作品から。「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」、3話まで視聴して打ち切りです。ちょうど3話できちんとオチがついて一区切りできているので、短編アニメだと解釈すればこれで終わりでいいかなと。

おさまけその2

 主人公(丸末晴)とその幼なじみ(志田黒羽)が「中の人」的に「ダンまち」そのものに感じるてしまうのと、平凡な高校生かと思われた主人公が元天才子役ということで、全然普通の人じゃないこと、マルスだのシーダだのと、登場人物達が妙に「ファイアーエムブレム」のキャラ的ネーミングなこと、そして何よりもどうにも作画が不安定であることなどが、今後の展開に期待させませんでした。あ、3話までに限って言えば結構面白かったです。

聖女序盤感想

 まずは「聖女の魔力は万能です」。バリバリの「なろう系」ですが、それにしてはタイトル短め。最近は非「なろう系」のラノベでもタイトルがやたら長い場合があるので、一見して判別するのは難しくなりつつありますね。4話まで視聴しました。

ブラック企業勤めの聖
完全放置の聖

 ワーカホリックな女性主人公(小鳥遊聖)が突然異世界に召喚されますが、場を仕切っていたらしい異世界の王子は同時に召喚されたもっと若くて可愛いJKらしい女の子の方を一方的に聖女呼ばわりして聖のことは完全放置。黒縁眼鏡で地味系だったのがいけないかったのか。なので異世界の研究所で働き始めたら、やたらに聖女的能力を発揮していき、イケメンの騎士団長から好意を寄せられ…という展開です。能力発揮の一環で視力も良くなって眼鏡が不要になりましたが、眼鏡を外した聖は普通に美人(いや、眼鏡してても美人ですが)なので、王子に見る目がないというかロリコンというか。

怒りの聖

 この異世界は魔物の大量発生に苦しんでおり、それを何とかするために救国の聖女を召喚したらしいのですが、そもそもスマホゲーで無料ガチャを引いているわけじゃあるまいし、ホイホイ召喚できるものではないと思うんですよ。それなりにコストとかかけて召喚して、二人来ちゃったから一人は放置しちゃうというのがどうにもこうにも意味不明。10連ガチャで星3(またはSSR)が二枚出たら、喜びこそすれ片方放置なんてありえないでしょう。

普通に美人の聖

 まあ主人公を放置したのは若さとルックスで選んだ馬鹿王子で、4話で王様が主人公に謝っていましたが、馬鹿王子の愚行を放置している周囲も周囲だ。というか重要な召喚なら馬鹿息子に仕切らせておくんじゃない。せめて王子の嫁候補の召喚だとかいうのならばともかく、聖女ってのは若さとかルックスで決まるものなのかい。どちらかは聖女じゃないということなら、鑑定してから選択しようよ。

騎士団長とラブラブ
乙女ゲーか

 研究所の一研究員のつもりでいる主人公ですが、周囲は全員異世界から召喚されてきた聖女(或いは聖女候補)だと知っているので、そりゃあ注目の的です。そこでいかにも聖女らしい能力を次々と発揮していくのだから、それで救われた人々が放っておくはずがありません。

いろんなイケメン

 瀕死の重傷を負ったイケメン騎士団長を救ったことから好意を寄せられる主人公。最近は「なろう」系も女性主人公ものが多くなってきましたが、本作は乙女ゲー的な雰囲気もあります。騎士団長×主人公でいいのですが、どういう訳か周囲の男達も結構なイケメンなので、ますますマルチエンドな乙女ゲー的です。いっそアダルトイケメンな王様とも…という展開だってあってもいいんじゃ。

聖女と決めつけられた子
沙優になる

 1話以降画面に登場しない聖女と決めつけられた若い子の方がちょっと心配。彼女の聖女としての能力を発揮していればいいのですが、もし「ハズレ」だったら悲惨なことに。「中の人」(市ノ瀬加那)的に、それでいたたまれずに逃げ出して「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」の世界に沙優として出現しているとかだったら笑えます。

究極進化序盤感想

 次は「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。こっちはいかにも「なろう」系的長さのタイトルですが、実は原作はラノベで「なろう」系ではないという。4話まで視聴しました。作者の土日月は「慎重勇者」の原作者であるということが期待感を持たせます。

極クエスト

 フルダイブ系のゲーム(VRMMO)の世界に入るという話は「SAO」とか「オーバーロード」とか「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」など沢山ありますが、本作の舞台となる「極・クエスト」は10年前のゲームということで、作中世界では古典的作品ということに。しかしリアルを極めすぎていて「めんどくさい」と言われた、いわゆるクソゲーだったのです。

美人店員に勧められる
色仕掛け店員

 美人店主に騙されてこのゲームを始めた主人公は、序盤でさっそくにっちもさっちもいかない状況に陥ります。“親友”を殺してしまったり、その妹に命を狙われたり、投獄されて異端審問官(はっきり言って拷問官)に四肢切断されそうになって漏らしてしまったり。

漏らす主人公
大会で漏らす
ウホッいい漏らし

 あ、漏らすといえば主人公のトラウマなんですね。陸上短距離のエースと目されていた主人公は、スカウトやメダリストも見ていた大会で転倒し、しかも漏らしてしまうと言う痛恨の“事件”のせいで現実から目を背けるようにゲームにのめり込んでいるのです。以前は良好だった妹(可愛い)との関係も険悪になっていて。

妹の着替えに遭遇

 クソゲーならやめちまえよと言いたい所なんですが、主人公は現実世界でも挫折したり大恥をかいたり不良に金をせびられたりとにっちもさっちもいかない状況。なのでゲームの苦境を打開することが現実世界での苦境を打開することにつながりそうな気もするんですが、どうなんでしょうか。

親友の幽霊
殺意の幼なじみ

 ちなみにこのゲーム、五感を含めほぼ全ての内容において現実世界と同一の感覚を味わうことが出来るリアリティの高さがウリでしたが、一度始めるとオートセーブでやり直しはできず、傷などの治療は現実同様の時間がかかったり、レベルアップという概念がないので、強くなりたければ現実世界で身体を鍛えなければならず、さらに戦闘中やイベント進行中はログアウトできないという非常に面倒臭い仕様で「最低最悪のクソゲー」と呼ばれていますが、ほぼ異世界転生と同じですね。強いて言えば「『死に戻り』のないリゼロ」といったところでしょうか。

拷問官
妖精化した美人店員

 主人公にゲームを勧めた美人がゲーム内でもサポートキャラの妖精となって出現しており、やたらにゲームを進行させたがっているので、その辺り何か深い事情があるような気もします。「慎重勇者」終盤のようなあっと驚く感動展開とかがあるといいですね。

スーパーカブ序盤感想

 今回最後は視聴予定に入っていなかった「スーパーカブ」。「小説家になろう」ではなく「カクヨム」という小説投稿サイトで掲載され、文庫化されたトネ・コーケン原作の小説が原作です。4話まで視聴しました。当初視聴予定はありませんでしたが、評判を聞きつけて(笑)。「ごちうさ」も「ゆるキャン△」もない今季の日常癒やし系作品ではないかと。

ぼっちな小熊

 女子高生に普通はあんまりやっていないであろう様々なことをさせるというのが昨今のアニメの流行ですが、本作では女子高生がスーパーカブに乗ります。バイクでもスクーターでもなくスーパーカブ。実に渋いですね。

このカブがなんと1万円

 親はいない、お金もない、趣味もない、友達も将来の目標もない、そんな「ないないづくし」のJK小熊(これって姓なの名なの?)が、通学に使っていたママチャリに限界を感じ、破格値のスーパーカブ(人を3人死なせているとかいう曰く付き)を手に入れたことから徐々に変わっていきます。

カブに乗った小熊

 親がいないのに高校に通っているとか、どういう生活環境だよとかツッコみたくなりますが、それは多分今後言及されていくでしょう。背景とかクラッシックを多用するBGMとかが非常に美しく、カブに乗った瞬間世界が鮮やかに色づくとか、劇的な描写が素晴らしいです。動画も安定していて安心して見ていられます。

無茶なカブ

 スーパーカブといえばホンダの作った世界的ベストセラーバイク。カブ(cub)は英語で熊などの子供を意味しており、そこから主人公の名が小熊になったと思われます。経済性と耐久性に極めて優れ、160ヵ国以上で販売されて累計生産台数は1億台を超えており、外国での話ですが5人乗りでも走るとか荷物200キロ積載でも走るとか10万キロ以上走るとか言われています。あまりの耐久性に「食用油でも走る」「水でも走る」「オイルがなくても走る」といった都市伝説まで生まれてたりして。あ、食用油で走るのは実験で実証されているようです。

カブマニア礼子

 ぼっちだった小熊は、カブに乗ったことを契機に、同じカブ好きのクラスメート・礼子と親しくなり、行動半径も広がっていきます。夏休みにはカブを使って高校と他校との書類運搬のバイトをしたり。礼子はクーリエだと言っていますが、その単語は本来外交伝書使のことなので、せめて国際宅配便とかに使ってくれ。クーリエ、懐かしいなあ。昔ちょっとやったんですよね…

コメリで買ったゴーグル

 舞台は山梨県北杜市で、背景描写が非常にリアルなことから、聖地巡礼がはかどりそうです。山梨といえば「ゆるキャン△」も山梨県身延町に住むJK達が周辺各地でキャンプしていましたが、山梨は静かなブームなんでしょうかね。

レインウェアの出費が痛い

 いくらリッター100キロとも言われる超燃費とはいえ、ガソリン代やらオイル代、さらにはゴーグルとかレインウエアといった周辺装備にもお金は掛かります。キャンプとかよりは経済的でしょうが、みなしご状態の小熊は財政的に大丈夫なのか。もっとバイトは積極的にやった方が…

自分でオイル交換

 あと小熊はご飯をタッパーに詰め、インスタントの親子丼の具などを持って学校に行き、お昼に冷たいまま掛けて食べています。せめて電子レンジで暖めたいところですが、クラスメートが使っているので断念。いや並んででも暖めろやとツッコむより先に、教室に電子レンガがあることに驚きました。最近の高校はそうなんですか? 

教室に電子レンジ

2021年春季アニメ序盤の感想(その1):戦闘員、派遣します!/ひげを剃る。そして女子高生を拾う。/転生したらスライムだった件 転スラ日記

WiMAX端末達

 WiMAX、通信量超過で速度制限のかかったままですが、何か問題があるかと言えば、それほどのことはありません。動画も普通に見られるし。多分オンラインゲームとか大容量ダウンロードとかしたら影響があるんでしょうが、そういうのは5月まで我慢で…といっても一週間もしたらもう5月なんですけどね。

緊急事態宣言下での影響

 明日から3度目の緊急事態宣言。GWの旅行とか帰省に大きな影響がありそうですね。私は感染者の少ない香川に留まる予定ですが、正月休みに帰れず、今度こそと思っている人はどうするんでしょうか。親兄弟から「帰らないで」と言われるのは切ないでしょうね。

ドラゴン、家を買う。打ち切り

 転勤やらネット環境復元やらでごたごたしている間に春季アニメも始まっていました。四国ネタをやりたいのですが、こちらも恒例なのでやらないわけにはいきません。序盤の感想ですが、まずは打ち切り作品から。「ドラゴン、家を買う。」と「やくならマグカップも」は視聴打ち切ります。そもそも両作品とも補欠だったのですが、ひょんなことから視聴してしまったところ…「ドラゴン」は1話切り。いくらダメドラゴンといってもダメの度合いがとんでもなさすぎ。火も吹けない、空も飛べないでは、そもそもドラゴンとしての最低線すら維持できていないので、幼少期に淘汰されてしかるべきだった思います。こんなに大きくなるまでなぜ放置したし。

マグカップも打ち切り

 「マグカップ」は2話切り。この作品、30分尺ですが後半は「中の人達」の陶芸体験とかの実写映像になっています。そういうのがダメとは思いませんが、フィフティ・フィフティというのはちょっと多過ぎ。そこまで「中の人達」を見たいわけではないので。日常系は好きなんですが、今回別に良い感じのを見つけたのでこれはもういいかなと。

戦闘員、派遣します序盤感想

 ということで視聴中の作品の感想です。まずは「戦闘員、派遣します!」。3話まで視聴しました。世界征服を目前にした秘密結社「キサラギ」は、征服完了後の戦闘員のリストラを回避するべく、他の惑星の侵略を計画します。尖兵に選ばれた古参の戦闘員六号は、アンドロイドのキサラギ=アリスを伴って地球に類似した惑星に赴きますが、そこでは人間が侵略を仕掛けてきた魔王軍と戦争の真っ最中でした…。

キサラギ最高幹部

 「なろう系」作品ですが、原作は暁なつめ。そう、傑作異世界コメディ「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者です。時系列的には「このすば」より前に投稿していた作品で、それを踏まえると各キャラに「このすば」キャラのプロトタイプ的な雰囲気をひしひしと感じます。

六号

 主人公の六号はクズっぷりが完全にカズマ。クズだけどもっととんでもない仲間に振り回されて相対的にまともそうに見えるあたりもカズマに似ています。キサラギの最古参メンバーで最高幹部らとほぼ同期であり、トップクラスの任務遂行率を誇るにも関わらず、卑屈でひねくれた性格のせいかヒラの戦闘員のままです。

キサラギ=アリス

 相棒の高性能アンドロイド・キサラギ=アリスは、外観は年端もいかない美少女ですが、口調は大人っぽく、六号に対してはしばしば辛辣な発言を行います。めぐみんに近い感じでしょうかね。CV富田美憂はまだ21歳なのに最近主要キャラを演じることが多く、若手のホープですね。個人的には「異世界レビュアーズ」でクリムを演じたことが高ポイントなので、いずれ「好きな声優さん」で紹介したいと思います。

金の亡者スノウ
ロゼ
グリム

 その他出世欲が異常に強い騎士団隊長スノウ、中二病の戦闘用キメラのロゼ、婚期を逃して自暴自棄になった結果、邪教の大司教になったグリムが一行に加わっており、一見ハーレム状態だけど内実は全然違うといったあたりも「このすば」に似ています。ということで、「このすば」的な面白い展開を期待しているのですが、「けものみち」という期待外れの作品もあったので、過度の期待は危険かも知れません。

髭を剃る序盤感想

 次は「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」。3話まで視聴しました。ラノベ原作で、20代中盤のサラリーマンと、家出した女子高生がひょんなことから出会い、共同生活を送るさまを描いています。

身体を売っていた沙優

 北海道から家出してきた荻原沙優は、これまでセックスと引き換えに男達から仮の宿を提供されるという生活をしてきました(せめて避妊だけはしっかりしているといいのですが)。

吉田 

 追い出されて駅でうずくまっていた沙優を、失恋して酔っ払った勢いで“お持ち帰り”してしまった吉田は、これまでの男達とは違ってセックスを拒否し、働くことを条件に居候させることに。沙優のCVは道産子声優市ノ瀬加那。「ブギーポップは笑わない」で演じていた機織綺(おりはた あや)も、交配実験でいろんな人とセックスさせられていたキャラでしたが、本当に好意を抱いた相手とはストイックだったり、ビッチ感がないといったあたりが似ているような気も。

荻原沙優

 やりたくて仕方が無い“カラミザカリ”な時期は過ぎたとはいえ、20代中盤ならまだまだ“ガンガンいこうぜ”状態だと思いますが、優しくて筋が通った性格の吉田はやせ我慢して沙優に手を出しません。「巨乳で年上の女性」が好きと言うこともありますが、沙優もかなりの巨乳なので、無理しているのは明らか。でもストイックで私は好きですね。ただ、手を出さないで同じ部屋で同居となると、“はけ口”をどうするのかが結構大きな問題ではないか(笑)。

三島柚葉
年上巨乳

 吉田は後輩OLに慕われているほか、吉田の振った年上巨乳の上司も実は吉田のことを嫌いではない模様。じゃあなぜ振ったし。後輩OLはCV石原夏織、巨乳女子は金元寿子ということで、いいなあ、ウハウハだなというラインナップです。

沙優の笑顔

 沙優はなぜ家出して、身体を安売りするような境遇でも帰ろうとしなかったのかなど、謎はまだ改名されていません。それはともかく、本人は同意しているとはいえ、捜索願いが出ているかも知れない18歳未満と一緒に暮らすというのは法令に触れたりしないのかとか不安を感じたりします。吉田はいい人なのでそういうことにはなって欲しくはないのですが。

転スラ日記序盤感想 

 今回最後は「転生したらスライムだった件 転スラ日記」。「転スラ」第二期は分割2クールで、冬季に前半が放映され、後半は夏季放映の予定です。その間の箸休め的なのが「転スラ日記」になります。

日常系異世界

 原作は月刊少年シリウスで連載中の4コマ形式のスピンオフ漫画で、本編を超えない範囲の時系列で、魔国連邦テンペストでの日常がコミカルに描かれています。本編を見ていない人がこれだけ見ても面白くないと思いますが、ファンにとっては、まったりした日常とか、本編であまり触れられていないサブキャラの掘り下げがあったりして、興味深く見られるのではないかと思います。

リムルとシオン

 先ほど「やくならマグカップも」が30分尺なのに半分が“中の人達”の実写であることに不満を述べましたが、「転スラ日記」こそ15分尺くらいが適当だったんじゃないかという気もします。

岡咲美保

 主役のスライム・リムルのCVはこれが初主役となる岡咲美保ですが、2020年の第14回声優アワードで新人女優賞を受賞しています。出演作品は多いものの、主要キャラがまだまだ少ないので、リムルで獲ったという感じでしょうか。「はめふら」のメアリ・ハントははまり役だったので、今後もメインキャラを演じる機会が増えるといいですね。

メアリ

2021年冬季アニメの感想(その3):裏世界ピクニック/俺だけ入れる隠しダンジョン/のんのんびより のんすとっぷ/転生したらスライムだった件 第2期/Re:ゼロから始める異世界 第2期/回復術士のやりなおし/ゆるキャン△ SEASON2

ヤバイよヤバイよ

 快適無比と思われたWiMAXですが、早くも通信量超過に。うかつにハイスピードプラスエリアモードにしてしまったせいで、5月まで通信速度が128kbpsという低速に。オレンジ色のランプが恐ろしいです。来月からはハイスピードモード一本で行きます。

裏世界ピクニック感想

 四国生活も軌道に乗ってきて、早速先日行ってきた金刀比羅宮の話をしたいところなんですが、終了した冬季アニメの感想が沢山残っていることに気付いてしまいました。なまじ多く見たことが仇になってしまいました。もう春季アニメも始まっていることでもあるので、さくっと終わらせて行きましょう。まずは「裏世界ピクニック」。

裏世界の門

 ネットで噂される怪異が次々と出現する謎の「裏世界」を探索するJD二人組の冒険譚。序盤で怪異と接触した影響で一人の右目、もう一人の左手が裏世界化し、そのおかげで力を合わせると裏世界の怪異に対抗できるようになりました。まさに神林長平の名著「戦闘妖精・雪風」のエピグラフ「妖精を見るには、妖精の目がいる」なんですね。

八尺様の帽子

 しかしストーリー展開は…なんとも中途半端でした。裏世界とはそもそも何なのか、くねくねとか八尺様といった怪異の正体は何なのか、といった視聴者の抱く疑問への回答は一切なし。主人公の一人には裏世界で行方不明になった友人を探すという目的があるのですが、もう一人には特に目的はなく、わりと無責任な感じで引き込まれたような。怪異は基本物理(銃とか空手)で倒すというのも「ラストリベリオン」かよとツッコみたくなります。レベルを上げて物理で殴ればいい、なら裏世界はクソゲーということに。

米軍と遭遇 
銃で怪異に対抗

 中盤で裏世界に迷い込んだ米軍部隊に遭遇するのですが、彼らを救出するのは最終盤で、それまでの間はわりとどうでもいいエピソードを挟み込んでいました。なのでてっきり米軍の事は気にかけていないのかと思ったら、急に実はずっと気になってたとか言い出して。原作では米軍との遭遇と救出は一連の
エピソードなのに、アニメでは劇的な展開を企図してか、物語の順序を改変してしまったようですが。おかげで主人公らのメンタルが極めて謎になってしまいました。むしろ裏世界に何度も行くと精神にも変容が起きるといったことにすれば良かったかも。謎は一つも明らかになっていないので、第2期カモンと言いたいところですが、これは多分ないな。

隠しダンジョン感想

 続いて「俺だけ入れる隠しダンジョン」。同傾向の「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」は3話で切ってなぜ本作は最後まで見れたのか、実は自分でも謎です(笑)。多分「ラスダン」は制作側がちゃんとしているように見せかけようとしていたのに対し、「隠しダンジョン」は制作側が吹っ切って作っているようだったからかも。

謎のチューリップライオン
モテモテ主人公

 とはいえかなり馬鹿アニメですよこれは。頭にチューリップが生えたしゃべる黒いライオンの存在意義は一体なんなんだとか、就職先が奪われたので英雄学校に行くという展開ながら、その学費を払うために冒険者になっているのですが、学校を出なくても冒険者になれるなら、そのまま冒険者としてやっていけばいいんじゃないかとか。専用をダンジョンがある訳だし、学校に行く意味が全然ないような。

ハーレムパーティー
同意の上です

 女の子が可愛い、ちょいエロ満載、何気に声優が豪華…だから見ていたのかと言われても返す言葉がないような気がします。でもまあ、案外重要な要素だとは思うんですよ。視聴出来るアニメは一本だけということなら本作は絶対選びませんが、沢山見ている中にこういうのがあってもいいかな、という。ED「ネモフィラ」はおバカな本編にそぐわない名曲でした。

のんのんびより のんすとっぷ感想

 「のんのんびより のんすとっぷ」。第3期もこれまでと変わらず同じ1年を描いていましたが、東京の高校に行った宮内ひかげ(れんげの姉で一穂の妹)や、越谷姉妹の隣人である富士宮このみの登場が非常に多くなりました。このみなんて、第2期までプロフィール未掲載という不遇ぶりだったのに、ようやく日の目をみたかのような。

のんのんびより秋

 その他、れんげより年下のしおり(駐在さんの娘)やこのみの部活の後輩のあかねもしばしば登場。ど田舎の過疎地のはずなのに、それなりに人がいるのねといった感じになっていました。れんげと同年代ののマブダチ・ほのかも再登場していたので、これまでの集大成といった雰囲気もありました。

のんのんびより冬
新しい登校メンバー

 いつものようにのんびりしていて癒やし系アニメとしてはとてもいい出来の作品でしたが、一言もしゃべらない越谷姉妹の兄・卓の高校進学とこのみの大学進学、そしてしおりが新一年生となったところまでが描かれたので、もう同じ一年のループはないかなという感じです。これは原作最終話の展開でもあり、サザエさん時空が終わって時が動き始めたので、もう続編はないんじゃないかと。ちょっと寂しいですが。

転スラ第2期感想

 「転生したらスライムだった件 第2期」。序盤が冗長かつ平和的すぎて非常につまらなかったのですが、罠に掛かったリムルがヒナタに討たれ、テンペストも多重結界で戦力を削がれた後に襲撃されて多数の死傷者が出たという辺りから物語が動き始め、分身体を放って生き延びていたリムルが自身の甘さによる犠牲者の発生を嘆き、蘇生のために魔王に覚醒することを決意、2万の軍勢を生贄に魔王に進化(?)し、配下の蘇生にも成功しました。

死者の列

 「オバロ」のモモンガは、ゲームキャラであるアンデッドになった後は人間らしさを失っていましたが、リムルはスライムになっても人間に対する親近感を強く持っていました。しかし今回2万人もの魂を奪ったことで、立ち位置がモモンガに近くなったような。リーマンが人外に転生、チートに近い超絶的な能力、配下への過剰とも言える愛、そして自身は大して賢くないなど、共通点が非常に多いように思えます。

大虐殺
ヴェルドラ復活

 異世界におけるリムルの最初の友人である“暴風竜”ヴェルドラの解放にも成功し、さあここから大反撃だというところで分割2クールの前半が終了したので、夏季に始まる後半に期待しましょう。

リゼロ第二期後半感想

 「Re:ゼロから始まる異世界生活 第2期」。前半は昨年夏季アニメで、今回は後半。正直前半は失敗→死に戻りの連続でストレスが溜まるのですが、解決策が見えてくる後半はその分スカッとするのが本作の特徴。他の人はどう思っているのかわかりませんが、個人的には本作は主人公や主要登場人物に共感がないので、どんなに酷い目に遭っていても余裕で見ていられるという特徴があります。あえてそういうキャラ設定してるんじゃないかなんて。

ラム対ロズワール
エルザ対ガーフィール

 今回の厳しい試練の黒幕は、エミリアの庇護者であるはずのロズワールだったという展開や、ただの行商人だと思っていたオットーが意外な異能を持っていたりと、ジャンプあたりで連載している作品かとツッコみたくなる意外性が売りの本作。一番驚いたのは、第1期最大の敵であった魔女教大罪司教・怠惰のペテルギウスの過去の姿でしょうか。
 
ペテルギウス
ジュース

 原作は既刊36巻のところ、第二期終了までで15巻までは使われているので、原作ストック的には引き続き第3期も制作できそうですが、丁寧に作っているのでしばらくはないかと思われます。一番好きだったエルザが死んでしまったようなのが残念ですが、その妹分の魔獣使いのメィリィは生き延びてたようなので、今後頑張って貰いましょう。

回復術士のやり直し感想

 「回復術士のやりなおし」。アニメは「テレビ放送ver.」「やり直しver.」「完全≪回復≫ver.」の3つがあり、どれを見たかで評価がだいぶ変わると思います。何が違うのかと言えば、ほぼほぼエロシーンの描写度の違いでしょう。

こんなエロシーンも

 「完全≪回復≫ver.」はほぼR18のエロアニメ化していますが、これを見ないとしょうもない静止画を延々見せられるので、見るならこれしかないと思います。「ちょいエロ」を完全に逸脱していますが、個人的にはまあこれはこれでいいんじゃないかと。

アンナさん…
レイプ目アンナさん

 主人公の性格もストーリー展開もかなり歪んでいて、主人公ケヤル/ケヤルガは復讐が原動力ですが、逆に言うと復讐するべき動機がないと行動に移れないという奇妙な性癖(?)が出来ており、本来なら助けられたように見える育ての親(姉)アンナを結果的に見殺しにして、その仇を殺したり、攻撃されることが確実な町でわざわざ友人を作って、それが殺されたことを持って復讐を始めたりと、多分に歪んだ行動原理を持っています。

ケヤルガ一行
ハーレム自主規制

 元々癒やしの勇者で、類いまれな回復能力を持っていましたが、今では【変化】・【模倣】・【改良】・【改悪】・【略奪】といった能力も獲得しています。しかしどれも呪文は回復の時と同じ「ヒール」なので、「ヒール(万能)」と言いたくなります。

アッー!

 仇である第一王女フレア、第二ノルンの記憶を改竄して仲間にし、獣人のセツナはその復讐心に共感したことで仲間とし、剣聖クレハには恋愛感情を植え付け、魔王候補イヴを庇護し、5人の美女に囲まれたハーレムを作っています。イヴ以外は性奴隷的側面もあって、毎回濡れ場が登場しますが、声優さん頑張るなあという感じで。

浄化ED

 もう最強じゃないかという感じのケヤルですが、なお国王(フレア、ノルンのパパン)や砲の勇者ブレット(「ウホッ」な性癖を持ち、一周目の世界では散々「アッー!!」なことをされた復讐対象)は強敵として警戒しており、王国最強といわれる三英傑もまだ二人残っているはずなので、第二期を制作したとしてそれなりに見せ場はあると思いますが、なによりも見せ場は濡れ場という。ED「夢で世界を変えるなら」は浄化EDとして良い感じの歌でした。

伊豆で勢揃い

 最後に「ゆるキャン△ SEASON2」。のんのんびよりと並ぶ今季の癒やし系。相変わらずゆるキャンに旬は冬のようで、なでしこがソロキャンに目覚めたり、野クルが山中湖畔で遭難しかけたりとエピソードは満載。「山のススメ」の登山もそうですが、キャンプは装備類に金がかかるのでJKには荷が重そうですが、全員何らかのバイトをして資金を稼いでいました。今って、高校生がバイトするのって普通なんですかね?私の頃は例外的という感じでしたが…。長い長い不況のせいなのか。

なでしこソロキャン

 終盤4話を連ねた伊豆キャンのエピソードは実に良かったですね。関東出身者としては伊豆は非常にポピュラーな観光地で、実際何度も行っているのですが、彼らのようなジオスポット巡りという視点がなかったため、行ったことのないところを多く紹介していて目からウロコでした。特に西伊豆は車がないとね…
。堂ヶ島、大室山、シャボテン公園には行きましたが。

伊豆キャン
トンボロ現象

 旅が楽しければ楽しいほど、終わったときの寂しさは格別。その淋しさまで描いたあたりが本作のいいところです。また行けばいいと言えばそれはそのとおりなんですが、同じ旅は二度とは出来ないという。人生に楽しいときというのはそんなにないですが、たまにある楽しい時も終わると寂しさに包まれてしまいます。最終回のなでしことリンのやりとりの「楽しいも寂しい」「寂しいも楽しい」それが人生の本質なのかも知れません。深いなあ「ゆるキャン△」。とりあえず第3期を早う。

たのしいも、さみしいさみしいも、たのしい

 以上、駆け足でしたが冬季アニメの感想はこれにて終了。すぐに春季アニメ序盤の感想に入らなければなりませんが、今季は本数が少ないから楽かも知れません。

これからも、わたしだ

2021年冬季アニメの感想(その2):無職転生 ~異世界行ったら本気だす~/天地創造デザイン部/弱キャラ友崎くん/怪物事変

シャトーの桜1

 関東で今年初の夏日となったということで、3月とは思えない、GW明けのような陽気です。これくらいなら特に問題はないのですが、この調子で気温が上がっていくと考えると夏はえらいことになりそうな。最近は毎年猛暑のような気がしますが、日本はそのうち常夏の国になってしまうのでしょうか。

無職転生感想

 さて今日は転出届けなどもろもろで会社をずる休みしたので、引っ越し前の最後の更新をしてしまいましょう。ただし、荷造りなど作業がまだ山積なのでごく手短に。まずは「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~。「なろう系」の最終兵器との呼び声も高い本作、とりあえず第一期は11話で終了しましたが、いずれ第二期以降が制作されるのでしょう。

転生者ルディ

 絵といい動きと良い非常に良く、それに応えるように声優さん達も熱演していて、こういうのを好循環というのでしょうか。ただ、場面転換がいつも唐突なんですよね。

前世のオッサンモード

 ロキシー登場と退場、シルフィと知り合って唐突の別れ、エリスの暴力に曝されてようやく良い関係になったら妙なところに吹っ飛ばされて。無職のおっさんが事故死して異世界転生したのも入れたらたった11話の間に4回も場面の大転換が行われています。次々に女を乗り換えているようにも見えますが、これは不可抗力ですね。

ロキシー

 最初はロキシーが一番いいと思っていましたが、今ではエリスが良い味だしています。ほとんど再登場しないシルフィの影が薄い。初期はかなり濃厚だったちょいエロ路線がだんだん影を潜めてきたのは残念と言えば残念ですが、今季に関して言えば「俺だけ入れる隠しダンジョン」とか「回復術士のやり直し」など、他にもちょいエロ路線の作品があったのでまあこれはいいかなと(「回復術士」はちょいどことじゃないエロ路線ですが)。

凶暴エリス
エリスの暴力
ここまで可愛くなった

 圧倒的な魔力を持つ主人公ルディが無双するのかと思っていましたが、この世界では剣術はほぼ魔法に匹敵する強さなので、強敵相手だと協力しないと敵を倒せないようですね。チートスキルを持ちながら「オレまたなんかやっちゃいました?」にならない作品というのは「なろう系」では結構珍しいような。

魔大陸編パーティー

 ただ、なんで魔大陸に飛ばされたのか今のところ全然説明がないので、第2期以降でちゃんと説明して欲しいところです。それにしてもエリス…貴族の娘なのに「狼に育てられた少女」ばりの超凶暴な野生児ぶりにも驚きましたが、よくぞ「頭の良くない乱暴な女の子」レベルに変えられたものです。CV加隈亜衣が非常にマッチしていますが、素で演じているかのような印象も(笑)。しゃべっていないときでも色々動いているのが楽しいです。

天地創造デザイン部感想

 続いて「天地創造デザイン部」。天地創造を行った神様が様々な生物を生み出すのが面倒臭くなって外注したという話で、実在する奇妙な生物の紹介とか、こういう生物はなぜいないかといった説明が面白楽しくされているのですが、面倒だから外注したというわりにオーダーでは無茶ぶりばかりする神様のせいで、「こういう無茶なオーダーを具現化したらこうなりました」という展開が本当のように見えてきます。

人間なのか?デザイナー達
採用

 ただ、そんなに面倒ならそもそも天地創造とかやるなよと、抜本的な疑問を持ってしまうんですよね。だいたい聖書的には人間は最後に産み出されたはずなのに、デザイナー達は思い切り人間形なんですよね。最初から疑問なんですが、この人達は何者なんでしょう。孫がいる人とかもいるし。“天使に丸投げした”というならわからんでもないのですが、天使も登場するけどデザイナーは明らかに別モノなんですよね。

エイリアンとお風呂

 あと現存する生き物を産み出すエピソードがメインですが、三葉虫とかアンモナイトといった過去に絶滅した生物については誰がデザインしたんでしょうか。神様が頑張って中生代までは生物をデザインしてきたけど、満足の出来でなくて新生代から外注に出したとか、いろいろ上手くいかなくなって面倒臭くなってリセットしたのが大量絶滅だとかいうことにしたらどうでしょうかね。外注作品でもやはり神様がうんざりしてきたら「リセット」があるかも。「最近ちょっと人間がうざすぎるな」なんて…

弱キャラ友崎くん感想

 お次は「弱キャラ友崎くん」。ゲームにしか関心がなく、人生を無理ゲーだと思って無気力に生きていた男子高校生が、人生は神ゲーだと主張する女子高生によって変わっていく物語です。

キモオタ風友崎

 日々ミッションや課題を出されてそれをクリアしていくというのはそもそもゲームみたいなので、人生を攻略すべきゲームとして捉えるというのも一つのやり方なのかと素直に感心してしまいました。

イケてきた友崎くん

 しかし、それもこれも主人公友崎が弱キャラとか言いつつも潜在的なポテンシャルを持っていたり、これだけは誰にも負けないというものを持っていたりしたからなので、主人公が「無職転生」のおっさんだったとして、同じ事が出来るのかと言えばそれは…。人生は「神ゲー」と呼べる人もいる、程度の認識が正しいのではないでしょうか。

完璧超人葵

 多分メインヒロインの完璧超人日南葵はあんまり人気なくて、明るく元気な「みみみ」こと七海みなみや天使のような文学少女菊池風香の方が人気あるんでしょうが、私は葵がかなり好き。CV金元寿子がとてもマッチしているということもありますが、何事にも突出した才能を見せるくせに「本当にやりたいことなどない」と断言するあたりに闇を感じます。才能がありすぎるせいなんでしょうか。

みみみ
天使の菊池さん

 しかし「本当にやりたいこと」に出会った人の方が少ないんじゃないでしょうかね。私なんかは「そういうものはあるのかも知れないが、それを探している余力はないので、今の形で何とか口を糊してます」といった感じてここまで来てしまいました。ニートは「本当にやりたいこと」に出会っていないのでしょうが、「本当にやりたいこと」に出会った人だけが働いているということではないんですよね。

良い感じのシーン

 なので、友崎の言っていることの方が綺麗事過ぎて、おじさんちょっと辟易という感じもします。女の子は闇というか秘密を持っているくらいの方が魅力的だし、あそこまで指導してくれるというのは普通できないし。原作は完結していませんが、最後は「葵END」なんじゃないかな、なんて。

怪物事変感想

 最後に「怪物事変」。第1期はプロローグに過ぎず、本筋は第2期以降始まるという感じで終了しました。そんなに期待していなかったのですが、これは面白かったです。特に主人公夏羽(かばね)があまり人間らしくない性格をしていて、感情を排して合理的な手段を取りがちなところが、半妖らしさを出していたような。しかし他の半妖や怪物はそういう性格ではなく、もっと人間くさいので、これは半妖だからとかではなく、彼自身の個性のせいなのか。

探偵事務所ちびっ子トリオ

 怪物(けもの)に関わる事件を扱う探偵事務所に集まった怪物や半妖(怪物と人間のハーフ)の物語ですが、怪物と半妖の差って結局なんなんでしょう?“♪中にイコール書いてちょっぷりオトナさ”という感じにしか見えないのですが。

隠神所長

 そもそも怪物は殺せず、首をもいで行動不能にするしかない的な説明が序盤にあったはずなんですが、中盤以降は普通に倒していたような。逆に半妖のはずの夏羽がほぼ不死身なのがちょっと理屈に合わないような。

アラクネさん
基本人間形のアラクネさん

 そういう細かい疑問はあるのですが、全般的なストーリー展開は非常に面白かったです。母が“蜘蛛(アラクネ)”という半妖の蓼丸識というキャラがいますが、識の人間の叔父(父の弟)が、母を利用しておぞましい生体実験を行っていたという話が、少年漫画にこれはヤバイだろう的なエグさで凄かったですね。

人工授精用カテーテル
おぞましい実験

 まあ“蜘蛛(アラクネ)”は人間じゃないから、という理屈はわからんではないのですが、見かけは普通の人間なんでよくやるよなあと思います。「蜘蛛ですが、なにか?」の蜘蛛子であれば、外見はただの蜘蛛の怪物なので、いろいろ実験するとしてもわからなくはないのですが。

実験で誕生した半妖

 日本の昔話とか民話には、妖怪・魔物と人間が子をなすという話は結構あるので、日本ではそんなに珍しいことではないと思われていたんですかね?それともあれか!ヨーロッパで女子修道院なのに修道女が妊娠・出産すると「夢魔のせいだ」ということにしていたように、日本では未婚の子や不義の子が出来た時に「妖怪のせいなのねそうなのね」ということにしていたんでしょうか。

蓼丸綾
飯生さん

 まだ視聴アニメはあるんですが、なお未完だったり見ていなかったりしているので、また引っ越してネットが開通したらやりたいと思います。みなさんお元気で。またお会いしましょう。

シャトーの桜2

2021年冬季アニメの感想(その1):はたらく細胞!!/はたらく細胞BLACK/ひぐらしのなく頃に業

木蓮

 春の嵐の日曜日。雨と風が一緒はキツいですね。土曜日じゃなくて良かったけど、雨の日曜日というのは憂鬱なものです。布団は干せないし洗濯物は乾かないし。

女帝エアグルーヴ

 今日もウマ娘の記事を書きたくなりましたが、冬アニメが終わりつつあるのでそろそろ感想も書かねばなりません。なのでちょっとだけウマ娘の話をすると、手持ちのウマ娘は一通り育成したので、新しい面子が欲しいなと10連ガチャを2回引いてきたのがSRのグラスワンダーとエアグルーヴ。残念ながらSSRは来ませんでした。

エアグルーヴ勝利

 しかしこのエアグルーヴ、なんとURAファイナル(中距離)まで勝ち進み、サクラバクシンオーに続くファイナル突破を果たしました。だけでなく、トリプルティアラを含むG16冠を達成。女帝の異名を取るだけあって、態度がでかくてプライドも無茶高かったけど、それに負けない成果を叩き出してくれました。

トリプルティアラ

 ちなみにトリプルティアラとは、桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞で勝利すること。本来は牝馬しか参加できませんが、ウマ娘は全員女の子なので元が牡馬でも参加可能。しかしエアグルーヴは元が牝馬なので、戴冠によりふさわしいウマ娘だと思えます。

はたらく細胞!!感想

 それでは完結した冬アニメの感想をば。まずは「はたらく細胞!!」。なんとたった8話で終了。これは当初からの予定だったのか、新型コロナ禍の影響なのか。新型コロナウイルスも題材になりそうですが、取り扱われることはありませんでしたね。まだちょっと生々しすぎるからか。

がん細胞再び

 今回はラスボスとして第一期にも登場したがん細胞が復活して再登場、はやみん演じる制御性T細胞がなぜかがん細胞に味方し、がん細胞を倒そうとする好中球、NK細胞、キラーT細胞の前に立ち塞がりました。ヤンデレ演技に定評のあるはやみんだけに、悪堕ちか闇堕ちかとワクワクしましたが、あくまで免疫細胞としての特徴から来るものでした。

がん細胞を守る制御性T細胞

 制御性T細胞を傀儡とし、腸内の悪玉菌コロニーが生成した毒素で得た圧倒的なパワーにより免疫細胞を滅ぼそうとするがん細胞。しかし体内組織を破壊したことで制御性T細胞が離反し、中盤から登場していた乳酸菌ら善玉細胞の活躍で腸内バランスが変わり、結局は再び滅ぼされることに。

乳酸菌たち

 第一期では主人公格だったはなざーさん演じる赤血球は完全に脇役になり、一般細胞と彼が助けた乳酸菌が主人公格に昇格していました。しかし、体中を廻るのが仕事の血球達と違い、一般細胞が持ち場を離れて体内のいろいろな所に赴くというのは科学的・医学的にいかがなものか。

はたらく細胞BLACK感想

 続いてスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」。こちらは13話でしたが、途中なぜかペースUPしていたのでやはり早めに完結。ブラック企業で働いているらしい人間の体内はやはりブラック企業のようになっているというアイロニー色が強い作品でした。

破滅的事態

 ストレスから摂取しまくっているらしい喫煙・飲酒・カフェインが体内にもたらす悪影響のほか、円形脱毛症・水虫・淋病・胃潰瘍・痛風・心筋梗塞などに次々と襲われます。これはもう人間はおっさんとしか思えませんが、病気のデパート化していますね。ブラック企業で働いているわりに淋病に罹る余地はあったんかい。忙中閑ありというやつでしょうか(笑)。

真面目な主人公

 主人公はやる気のある新人赤血球で、生真面目で仕事熱心なため、最優秀新人賞を獲得するなどしています。「BLACK」では赤血球にかなりの個性があり、やさぐれ不良系、さぼり系もいます。やはりブラックな環境のせいなのか。しかし仲間の赤血球を殺しにかかったりするのはいくらなんでもやり過ぎな。

淋菌対白血球

 ブラックな体内環境は血管系以外にも悪影響を与えており、だいたいどこに行ってもろくなことになっていません。一般細胞は文句ばかり言うおばさんだったり(これは体内環境悪化のせいではないかも知れませんが)。

キャバクラのような肝臓

 一方、本編よりアダルトというか踏み込んだ描写があり、肝臓が血中アルコールを処理する働きは、キャバクラとキャバ嬢として描かれ、赤血球達はここに行くことを楽しみにしていました。

腎臓の糸球体

 また腎臓の糸球体は湯女のような感じで汚れた赤血球などをシャワーで洗っていました。本編にはこういう「大人の社交場」的な描写は全くなかったので、働くのは大変だけど息抜きの場もあるあたり、ブラックはブラックなりに何とかやっていけるようにしているのね、と感心したり。

ロボット型抗生物質

 ラストは心筋梗塞で死を迎えることになりましたが、心臓マッサージやAEDで蘇生し、以後は養生しているのか、体内環境は好転していったようです。というかブラック企業で寝る暇もなく働いているわりに、淋病や痛風に罹ると即座に医学的治療を受けており、それは細胞達から見ると様々な形のロボットに見え、なんだあれはと大騒ぎになるのですが、結局は自分たちの敵を倒してくれるならなんでもいいやという方向に落ち着くという。

友の死

 主人公の友人が死亡するなど、ダークな描写も目立ちましたが、最後まで諦めない主人公と、医学的治療のおかげで一段落。やれやれ、今後は体内環境の維持に努めてくれよ…で終わるのかと思いきや、いきなり出現した針から吸い込まれ、異世界転生してしまう主人公達。

異世界転生?

 どうやら輸血によって別の身体に移されたようなのですが、そこはこれまでの身体以上に悪い体内環境でした。こんな異世界転生はいやだなあというところで物語は終わり、好評だったら第二期制作しますよ的結末を迎えました。ここで終わってもブラックな結末でタイトルに似つかわしくて良いとも思います。

業感想

 最後に「ひぐらしのなく頃に業」。100年もの試行錯誤の末、「解」でついに死の運命から逃れたはずの梨花。しかし、なぜか数年後、お嬢様学校で学園生活を謳歌していたはずが、いつのまにかまた雛見沢に戻っていた理不尽。一体何がどうなったのか。

希望の相違

 昨年秋季から2クール放映で、前半はこれまで起きなかったタイプの惨劇が連続して発生し、視聴しているこちらも何がどうなっているのかと思っていました。今年に入って回答編に入り、なんとリセットして繰り返している主体が梨花ではなく沙都子だったという衝撃の事実が判明。

聖ルチーアでの表情の落差

 一緒に勉強して一緒に合格した聖ルチーア学院。梨花にとっては憧れの世界でしたが、沙都子はそこでは全く幸せになれませんでした。実はこの学校、表面上優等生として振る舞える詩音がかつて入学していましたが、彼女をして脱走の道を選ばせたという曰く付きの学校なので、なんで梨花がこの学校に執着しているのか謎。100年の試行錯誤の中でここに行くことが妄執と化してしまったのか。

聖ルチーアになじむ梨花

 しかし無理して頑張って入ったものの、既に燃え尽きていた沙都子はここでは劣等生&問題生で、一方梨花は完全になじみ周囲から羨望のまなざしで見られるほどの存在に。これまで共に手を携えてきた二人がここでは対照的な存在になってしまいます。

JC梨花

 とにかく雛見沢を離れて聖ルチーア学院に行きたい梨花とずっと雛見沢で暮らしたい沙都子。死の運命を乗り越えた先にも難関がありました。そしてこの難関を突破しようとしていたのは梨花ではなく、沙都子の方でした。

JC沙都子

 これまで常に脇役ポジションだった沙都子が主役兼黒幕だったというびっくり展開。しかもキャラの性格の相違のせいか、梨花より効率的にリセットを行っています。というより寸前に戻って何度でもやり直すというスキルはチートすぎる。

力を失う羽入

 沙都子は何というか知りませんが、見ている範囲で言えるのは、梨花のパートナーのオヤシロさま(羽入)はかなりへっぽこだったのに対し、沙都子のパートナーの新オヤシロ様(エウア)は圧倒的に有力かつ有能で、沙都子の奮闘を面白がって見ています。沙都子のチートスキルはエウアのおかげと行っていいでしょう。

エウア

 梨花の100年の妄執をへし折って雛見沢で一緒に暮らし続けようとする沙都子。それが上手くいくのかどうかは、次回作「ひぐらしのなく頃に卒」で描かれるのでしょう。それぞれ相手への執着を諦めて、別の道を進むことを決意することが最適解だと思いますが。「秒速5センチメートル」を見ろ沙都子。

改心した鉄平

 沙都子がリセットの主体となってから、各キャラが繰り返される過去の悲惨な運命を覚えていることが普通になり(梨花時代は奇跡と呼ばれていましたが)、あのどうしようもない鉄平さえも改心するという。まあ何度も悲惨な最期を遂げ、それを覚えているとなるとそうなるかな。

ひぐらしのなく頃に卒

 しかし、梨花以外のキャラもリセットが可能と言うことなら、これを乗り越えても、その先で主要キャラの誰かが不幸になると、またリセット現象が発生することになるのでは。全員が幸せにならないと終わらないということだと、どんだけ難易度の高いゲームなんだということになりますが…

視聴予定の2021年春季アニメ:来季はちょっと少なめで

春爛漫

 昨日の荒天から一転、晴れて気温も上がっている筑波嶺です。春と言うより初夏の気配すら漂うような陽気に、各家庭では昨日できなかった洗濯をガンガン行ったことでしょう。

春季アニメ一覧 

 もう3月も中旬ということで、そろそろ春季アニメも見繕わなければなりません。ということで本日は視聴予定の2021年春季アニメの紹介です。2クールの「蜘蛛ですが、なにか?」は当然継続視聴です。「無職転生」と「転生したらスライムだった件」は分割2クールなので夏季に期待。

異世界魔王その1

 では例によってあいうえお順で、まずは「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」。第1期は2018年夏アニメで、およそ3年ぶりの第2期となります。ゲームキャラとして異世界転移という点では「オーバーロード」に似ています。むらさきゆきやのラノベが原作ですが、ほぼ「なろう」系と見なしていい作品です。テンプレ的作品に見えて、第1期の出来は予想外に良かったので、今回も期待しています。

異世界魔王その2

 ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人とゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王を演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚”、再び!…という作品だそうです。

おさまけその1

 「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」。二丸修一のラノベが原作で、略称「おさまけ」。2021年3月時点でシリーズ累計発行部数80万部を突破しており、2020年に宝島社が発表した「このライトノベルがすごい!2020」において、文庫部門総合5位、新作2位を獲得しています。来季のラブコメ枠。

おさまけその2

 彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家!しかも美少女!普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ……「復讐しよう」初恋の恨みは海より深い―― けど決して暗くない! ドロドロしない!初恋復讐が動き出す!…という作品だそうです。水瀬いのり・佐倉綾音・大西沙織と仲良し人気声優トリオを揃えているあたりがあざとい(笑)。

究極進化その1  

 「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。土日月原作のラノベが原作ですが、タイトルの長さ的にはどう見ても「なろう」系。最近はラノベが「なろう」に寄っているのでしょうか。キャラデザがちょっとアレなんで視聴が継続できるか不明ですが…

究極進化その2

 冴えない高校生・結城宏がひょんなことから入手したフルダイブRPG『極クエスト』。技術の粋を集めて作られたこのゲームは「リアルを極めた」という謳い文句に違わず、グラフィック、NPCの挙動、草木の香りや肌をなでる風、すべてが究極の出来映えであった――リアル過ぎて、クリア不可能なほど「めんどくさい」ゲームである、ということ以外は。「フラグ数10,000,000,000,000,000以上!? 身体能力も現実そのままかよ!!」「ええ。殴られれば痛いし、斬られれば数日は傷が治らない。史上最高にリアルなゲームよ!」報酬は達成感のみ。軽い気持ちで遊べない、史上最もストレスフルなゲームを攻略せよ!…という作品だそうです。

スライム倒して300年その1

 「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」。森田季節が「小説家になろう」に連載していたものが書籍化されたということで、正真正銘の「なろう」系。別に「なろう」系をありがたがっている訳ではありませんが、タイトルが長いのに「なろう」系じゃないと「あれ?」という気になってしまいます。以前コミカライズの1巻が無料で読めたので読んだことがあります。

スライム倒して300年その2

 ごく普通のOL・相沢梓は働き過ぎが原因で過労死し、不老不死の魔女アズサとして異世界に転生した。前世での反省から、辺境の高原でのんびりスローライフを始めた彼女。スライムを倒して小銭を稼ぎ、魔女らしく薬を作って麓の村のお世話をする。あとはとくに何もしない。そんな暮らしを続けるうち彼女は「高原の魔女さま」と親しまれるようになっていた――。ところが300年後。スライムを倒し続けた経験値で、いつの間にやらレベル99=世界最強となってしまっていたアズサ。その噂は広まり、腕に自信のある冒険者はもちろん、決闘を挑んでくるドラゴン娘や、アズサを母と呼ぶ謎のモンスター娘まで押し掛けて来るようになってしまい――!?…という作品だそうです。「なろう」系も女性主人公が多くなってきましたね。

聖女の魔力その1

 「聖女の魔力は万能です」。橘由華が「小説家になろう」に連載していたものが書籍化されたもので、タイトルは短いけどこれも「なろう」系。しかも女性が主人公ということで「スライム倒して300年」と共通点が多いような。同時期に放映となると色々比べられそうです。

聖女の魔力その2

 ちょっと仕事中毒な20代会社員・セイは、残業を終えて帰宅した夜、突然光に包まれ異世界に「聖女」として召喚されてしまった。しかも召喚されたのは二人!?現れた王子はもう一人の女子高生にかかりきりで、セイのことは完全スルー。それならこっちも自由にやっていいでしょう?と、セイは王宮を飛び出し、元々の植物好きを活かして、薬用植物研究所で一般人として働くことになった。所長のヨハン、教育係のジュードに支えられ、ポーション作りや魔力の使い方を学んでいくセイ。だが、作ったものはすべて効能が5割増しで、思いがけず「聖女」としての能力を発揮することになる。そんなとき、セイのポーションが瀕死状態だった騎士団長・アルベルトの命を救い、次第に、セイこそが本物の「聖女」ではないかという噂が囁かれはじめるのだった……!?…という作品だそうです。

戦闘員、派遣その1

 「戦闘員、派遣します!」。暁なつめのラノベが原作ですが、「小説家になろう」に連載していたもののリメイクだそうで、やはり「なろう」系になろうかと。暁なつめは「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者のでそこはかなく期待しています。しかし「けものみち」はなあ…

戦闘員、派遣その2

 秘密結社キサラギ。今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。そして地球によく似た環境の惑星へ、「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、現地の人々は“魔王軍”の侵略を受けていて——。…という作品だそうです。

ひげを剃るその1

 「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」。しめさばのラノベが原作ですが、そもそもは小説投稿サイト「カクヨム」に投稿されたものだそうです。ということは広義の「なろう」系と言えるんでしょうか?
2021年2月時点でシリーズ累計発行部数は150万部を突破しているそうで、「おさまけ」の約2倍。

ひげを剃るその2

 片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。…という作品だそうです。JKを拾うことより、味噌汁が作れるJKの方が珍しかったりして。

 ドラゴン、家を買う

 ということで7作。「蜘蛛ですが、なにか?」を足しても8作。最近視聴作二桁が多かったので、とても少なく感じますが、来季は特に序盤がごたつくのではないかと思うので、これで十分かと。補欠としては、“ドラゴンと魔王による新感覚ファンタジー”「ドラゴン、家を買う」と“陶芸に魅せられた女子高生たちによる、ゆるかわ陶芸ストーリー!”「やくならマグカップも」あたり。「マグカップ」は一見「きらら」系にも見えますが、別にそんなことはなかったぜ!

やくならマグカップも

2021年冬季アニメ序盤の感想(その5):怪物事変/無職転生〜異世界行ったら本気だす〜

ぺこーら

 昨今何かと世間を騒がせているYouTuberの中に、2DCGや3DCGで描画されたキャラクター(アバター)を使って動画投稿や生放送を行う配信者達がいます。バーチャルYouTuber、とかVTuberとか言われています。YouTuberにしてもバーチャルYouTuberにしても、ずっと「ほ~ん」としか思っていなかったのですが、最近「兎田ぺこら」(愛称ぺこーら)というバーチャルYouTuberにどハマリしてしまいました。

兎田ぺこら

 きっかけは「プリコネR」で、正月ネネカ(通称ニュネカ)をわずか20連で引き当てたので、他の人はどうなんだろうとYouTubeを見ていたところ、兎田ぺこらが大騒ぎしながらガチャを引いている動画に行き着いたことでした。アバターは見ての通り可愛い系ですが、“ファファファファ”という個性的な笑い方やしばしば過呼吸気味な息づかいになるところ、そして調子がいいとイキリ倒し、調子が悪くなると毒づいたり泣き叫んだりするあたり、生粋の天才リアクション芸人を見るかのようで。基本何しても可愛いんですよね。視聴者などからも楽しくいじられまくってますが、それに対するリアクションもまた上手くて。天性のエンターティナーでしょうか。杉田智和も彼女の動画を見ているそうですが、もうすぐ終わっちゃう「アニゲラ」に呼んだらいいのに。そういえば先輩格のバーチャルYouTuberは以前呼んでましたね。

怪物事変序盤感想

 さて冬季アニメ序盤の感想もやっと最終回。まずは「怪物事変」。4話まで視聴しました。こう書いて「けものじへん」と読みます。月刊誌「ジャンプスクエア」連載の藍本松の漫画が原作。古来この世の影に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きる“怪物(けもの)”という存在がいて、多くは人間界に適応し、社会に交じり生活していますが、中には必要以上に人と深く関わろうとするケースが出てきたということで、やはり“怪物”達で構成される隠神(いぬがみ)怪物相談事務所は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件に対処しています。

隠神

 同事務所にいるのは所長で“化け狸”の隠神、母親が“蜘蛛(アラクネ)”である半妖の織(しき)、“雪男子(ユキオノコ)”という怪物である晶、そして新たに加わった父親が“屍鬼(クーラー)”である半妖の夏羽(かばね)です。彼らが怪物が関わる事件を解決していくという展開です。生粋の怪物とハーフの半妖で何か違いがあるのかというと、見たところ全くなくて、ほぼ半妖も怪物。怪物は基本不死ですが、首を刎ねかもぎ取ると動きを止めるので封印できるらしいです。

織と晶
夏羽

 怪物がらみの事件だと警察からも頼りにされていたりするなど、“知る人ぞ知る”事務所ですが、警察をほぼ牛耳っている狐の怪物もいたりして、“必要以上に人と深く関わろうとするケース”ってのはほぼほぼお前らなんじゃないかとが思ったり。屍鬼の半妖のせいなのか、これまでの虐待に近い境遇のせいなのか、世間の常識を知らず感情がほとんどないような夏羽が、徐々に人間らしくなっていくという展開になるんでしょうか。首だけにされても口がきけたり、なんとなれば身体を生やせる夏羽は、怪物の中でも殊の外強い存在のようですが、今後全員で立ち向かわないとならないような強敵とかも出てくるんでしょうか。

飯生

 案件によっては怪物を倒すのではなく、人間と上手くいかせることも。例えば風俗嬢に化けている猫又と彼女に恋した人間の場合、猫又が飼い猫となって人間と暮らすことでWin-Winの関係に。人間より猫の方が良かったんかい(笑)。でも分からんでもない。

猫又と一緒

 夏羽が親から渡されたらしい「命結石」は、夏羽を暴走させないという機能がある他、他の怪物にとっても何らかの魅力的な能力だか価値があるようです。これを巡っての争いとかもありそうです。

無職転生序盤感想

 最後は今季一番楽しみにしている「無職転生〜異世界行ったら本気だす〜」です。交通事故で死んで異世界転生というベタベタな「なろう」系ですが、2012年9月に連載開始したという古い作品で、むしろ我々の知る「なろう」系というものの潮流を作り上げた作品なのかも知れません。一説には「『なろう』の最終兵器」だとか。

生前のヒキニート
赤ちゃんに転生

 20年近く自宅に引きこもる34歳ニートのおっさんが、両親が死去したのに葬儀にも出席しなかったことで兄弟や親戚達にも見限られ、家を追い出された直後、トラックに轢かれかけた高校生を助けようとして事故死してしまいます。その後気づいたら異世界で若夫婦の赤ちゃん(ルーデウス)に転生しており、おっさんの意識や記憶を保ったまま、今度はまっとうに生きていくことを決意します。

ルディと杖

 ショタとしてのリアルの声は内山夕実が務めていますが、34歳ヒキニートおっさんのままの意識が発するモノローグは杉田智和。これが実にいい仕事をしています。歩けない新生児の頃からおっさんの意識を持っていたので、通常の赤ちゃんと違って非常に育てやすかったそうですが、反面赤ちゃんとは思えないドスケベな面も見せており、メイドさんをおびえさせていました。

いじめ
いじめその2
いじめその3

 現世での34歳ヒキニートの姿はとても気持ち悪いのですが、断片的に描かれた彼がどうして引きこもりになったかというエピソードを見たら、鬼の哭く街・A立区だってそこまでのいじめはないぞいうレベル。こんなことされたら誰だって引きこもります。

ロキシーとルディ

 そのトラウマは異世界転生してもなお健在で、引きこもりを継続していたルーデウスですが、魔法の才能に着目した両親が呼んだ家庭教師ロキシーのおかげでトラウマは解消されることに。ルーデウスは女神のごとく彼女を崇拝することになりますが、ご神体はパンティ(笑)。やはりキモオタおっさんの意識は抜けないのでした。

ご神体

 作画も物語展開も実に丁寧で、玉石混淆で“石”の方がはるかに多い「なろう」系の中ではかなりの“玉”になりそうです。なにより杉田智和のモノローグがいい味出しています。ネタもぶっこんでいるあたり、かなりアドリブを駆使しているようですが、音響監督が気づかずにOK出しているんじゃないかと。

変態仮面か

 なお、今季は「俺だけは入れる隠しダンジョン」とか「回復術士のやり直し」など、ちょいエロな「なろう」系が複数放映されている(「回復術士」は“ちょい”ではないという説もありますが)のですが、実は本作のちょいエロ系。だがそれがいい。

いつもこれだ

 なにしろルーデウスの両親は若いので、実にお盛ん(性的な意味で)。家中に響き渡るママン・ゼニスの喘ぎ声。CV金元寿子が熱演しています。「異世界レビュアーズ」出演で吹っ切れたんでしょうか。私はいいと思います。精神的にはドスケベながら、子供の身体はまだまだ付いてこないルーデウス、冷やかしに行ったろうかと悪い顔をして部屋を出ますが…

ロキシーの様子が
喘ぐロキシー

 なんと先客が。ロキシー先生が夫婦の部屋の前で喘いでいます。モノローグでシグルイネタを披露しつつ、気づかれないようにそっと戻るルーデウスは大人だ。こんな思春期まっさかりの少女まで発情させるとは…恐るべし金元ボイス。しかし実はロキシーは37歳なんだそうです。合法ロリか!でも種族がエルフのように長命らしいので、少女扱いで正解なんじゃないかと思います。

リーリャもムラムラ
リーリャもムラムラその2

 さらにメイドさん(リーリァ)も影響を受けていて、パパン・パウロと浮気をして妊娠することに。ゼニスが妊娠してエッチが出来ず、欲求不満になったパウロがリーリャを欲望のはけ口に…みたいな展開だと鬼畜過ぎますが、実はリーリャも夫婦の営みにモロに影響を受けており、パウロを“誘い受け”していたのでした。

ガールフレンドシルフィ

 本来なら大事になるところですが、ルーデウスの大人な対応(なにしろ精神年齢は両親より上だし)により、パウロを徹底的にクズ扱いにしたことで事なきを得ました。いや、実際パウロはクズですが盛り盛りのマシマシにしたと。その後杉田智和モノローグがさらっと語っていましたが、パウロとリーリャはかつて同じ道場で剣を習っており、リーリャの寝込みを襲って純血を散らしたんだとか。つまり元カノをメイドとして一つ屋根の下で暮らしていたという。やはりクズ過ぎるぞコイツ。しかしはしたなくも毎晩大声出してやりまくっていたのがいかんだから、ゼニスにも責任の一端はあると言えるでしょう。

妹二人 

 ルーデウスの機転で結果的に妹が二人も出来、家族が増えるよ!やったねルディちゃん!な展開となりました。ロキシー師匠は去って行きましたが、ルーデウスには新たにシルフィエット(シルフィ)というエルフの血を引くガールフレンドが出来ました。ハーレム展開は「なろう」の王道ですが、それにしてはまだまだ慎ましい限り。ヒロインは今後さらに増えていくんでしょうか?

こんなんも登場

2021年冬季アニメ序盤の感想(その4):回復術士のやり直し/はたらく細胞!!/はたらく細胞BLACK

春一番吹く
 
 立春を過ぎたらいきなり春一番。そして今日の筑波嶺の最高気温は15度。早春の光が降り注ぎ、風もないので部屋の温度は暖房なしで20度。本当に春が来たんじゃないでしょうか。この冬は結構寒い日も多かったので、ありがたいです。

回復術士のやりなおし序盤感想

 なおも続く冬アニメ序盤の感想ですが、実は明日まで続きます。本日はまず「回復術士のやり直し」。4話まで視聴しました。タイトルは短めですが「なろう」系です。残酷描写や異常性癖の描写が多い成人向けな内容はアカウント削除の遠因となるということで、「小説家になろう」からは削除されていますが、書籍版は角川スニーカー文庫(KADOKAWA)から刊行されており、コミカライズもされています。

ケヤル

 【癒】の勇者ケヤルは、単なる回復ではなく、欠損した腕などを元通りにするという、通常は不可能とされる能力を持っていましたが、相手の痛みや恐怖といった経験をまともに受け止めなければならないというデメリットがありました。そのため能力の発揮を拒否するケヤルに対し、ジオラル王国の第一王女にして【術】の勇者でもあるフレアや他の勇者は、ケヤルを麻薬漬けにして廃人同様にし、回復のための「道具」として扱いました。

フレイア

 しかしケヤルは、薬漬けの果てに薬物耐性のスキルを獲得して正気に戻り、魔王との最終決戦の際に叛逆に出て、魔王を倒して手に入れた「賢者の石」を使って時間を巻き戻し、前世の記憶を元に人生のやり直しと復讐しての旅に向かうことに。ケヤルはケヤルガと名前を変え、フレアは記憶を改竄して従者フレイアとして共に旅立ちます。

フレアのクスリ漬け

 普通時間を巻き戻してやり直すというと、「ああいうことが起きないようにこうしよう」という展開が多いのですが、本作ではなぜか判っているのに一周目と同じコースに乗って同じ目に遭うという。もちろん薬物耐性は作に身につけておいて正気を保ちつつ廃人のふりをするのですが、むしろその方が大変じゃなかろうか。ケヤルはさらっとモノローグで流していましたが、廃人状態でかなり「ウホッ」「アッー」な目に遭っている(この世界にはやけに多いらしい)のですが、ノンケにして正気ならむしろこれで改めて心が壊れたりしないでしょうか。

ウホッ

 あと名前。ケヤルとかケヤルガとか、FFシリーズかよと。ホイミ・ベホイミ並に安直なネーミングです。彼の使う魔法は【回復】(ヒール)一辺倒なんですが、相手の技能をコピーする【模倣】、相手の能力や記憶を奪う【略奪】、対象の肉体や能力を望んだ形にする【改良】、壊れた形に癒す【改悪】など、様々な能力を発揮するものの、全て名称は「ヒール」。ヒール(万能)ということでいいんでしょうか。

ウホッパート2

 そもそも一周目の世界でも土壇場で裏切った辺りで復讐は済んでいるような気もしますが、ケヤルは執拗に復讐を続行します。一応、二周目の世界でも相手から手を出してきてから復讐するというスタイルは取っていますが、相手に凶行をさせないというやり方はなかったのか。なお内容的にかなりアダルトというか18Rで、そのせいで不自然なアングルの止め絵などがしばしばあります。おそらく放映版と別に無修正のDVD版なんかがあるんでしょうが、最初からR18アニメで作っても良かったような。

恐怖の拷問

 フレイとフレイアの性格の豹変ぶりがケヤルも驚くほどなんですが、元からとんでもない人間だったのではなく、それまでの人生とか境遇なんかでああなってしまっていたのか。それなら復讐対象に復讐するよりも、クズな性格の原因をそれこそヒールしてやって別人に変えた方が建設的な気もしますが。【癒】の勇者であるならばそうするべきだとは思うのですが、もう一周目で彼の心は不可逆的に壊れてしまったのかも知れません。原作者が過去に陰湿ないじめとかを経験していて、その恨み辛みを込めて書いたのが本作なのか、とか思ってしまいますが、それだけにくせが強くて視聴者を選ぶ作品でしょう。

はたらく細胞!!序盤感想

 続いて「はたらく細胞!!」4話まで視聴しました。「はたらく細胞」の第2期で、「!!」が付きました。基本第1期とキャラは同じで、同じように人間の体内で働いています。起きる症状とか怪我が1期とは違うのですが、たんこぶを作るとか命に関わるようなものでなくても、体内では大騒ぎになっているというあたり、なるべく怪我や病気をしないようにしようと思ってしまいますね。血小板がことごとく幼女キャラなので、彼女らに面倒をかけてはいかんなとか。

ウイルスに感染した細胞

 これまで登場してきた細菌類は、身体に有害で白血球ほか免疫機構が殲滅に当たるような連中ばかりでしたが、4話で善玉菌が登場。マトリョーシカのような形をしていて、「にゅー、にゅー」と鳴きます。鳴き声どおり乳酸菌なんですが、流されているところを見た一般細胞が助けて匿っていたという。

乳酸菌

 本作の一般細胞って、集合住宅に住み、赤血球から酸素と栄養素を受け取り、室内で培養槽を用いて自身のコピーを製造・育成することを仕事としている存在なんですが、今回は白血球と共に体内を旅に出かけることに。白血球と同じ血球で、血管の中を動き回るのが仕事の赤血球ならともかく、一般細胞が持ち場を離れるというのはありなんでしょうか。

血小板幼女

 本作は体内の細胞を擬人化しているところが面白いのですが、擬人化もいきすぎると誤った認識を持たれたりしないかちょっと心配です。まあ血小板が全員可愛い幼女として描かれているあたりで既にもうダメなのかも知れませんが(笑)。自分の身体の中に可愛い幼女がたくさんいると思ったら、ロリコンも大満足?

ピロリ菌
膿

 ところで細胞達が働いているこの身体の持ち主はどういう人なんでしょうね。擦り傷やたんこぶ程度は誰でも経験あるものでしょうが、第1期では食中毒になったり熱中症になったり、出血性ショックで命の危機に陥ったりしていました。これはもう子供ではないようですが…第2期でニキビがネタになっていたので、もしかするとまだ若い人なんでしょうか。

はたらく細胞BLACK序盤感想

 本日最後は「はたらく細胞BLACK」。4話まで視聴。タイトルどおり「はたらく細胞」のスピンオフ漫画が原作です。細胞達が働く劣悪な環境をブラック企業に喩え、「はたらく細胞」よりもアダルトでダークな内容が取り上げられています。例えば飲酒とかセックスとか淋病。なので身体の持ち主は成人男性で、かつ本人自身もブラック企業で働いているのかも。ブラック企業で働くと体内もブラック企業のようになるのか。

hatarakusaibo_black_tokubetsu.png
やさぐれ血小板

 全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気があり、赤血球は全員男、白血球は全員女など、役職により性別が分かれていたりします。血小板は幼女だけど、すれっからし感があり、マクロファージも「はたらく細胞」同様エプロンドレスの女性ながら、雰囲気はヤバイ感じで、全般的にこちらの細胞群はあまり体内にいて欲しくないような。不摂生か?不摂生がみんな悪いのか?

ブラック赤血球
ブラック職場

 新米赤血球が主人公で、同期の新米がやたら有給休暇くれとか騒ぐのですが、体内環境の善し悪しにかかわらず、はたらく細胞に休みを与えると身体が死ぬぞ(笑)。血球とかは交代で休めたらとか思わんでもないですが、心臓とか脳は休んだら駄目すぎる。

肝細胞

 唯一、肝臓だキャバクラ、肝細胞がキャバクラ嬢のように描かれていて、ここだけはちょっといいなという感じでしたが、このキャバクラ、赤血球に酒を飲ませるのではなく、アルコールを含んでしまった赤血球からアルコールを抜くのが仕事。アルコールを分解したアセトアルデヒドの毒素に蝕まれて健康を害しつつありますが、客である赤血球たちの前では笑顔を絶やさないあたり、「沈黙の臓器」の面も面目躍如です。私の肝細胞もここで描かれたような美人キャバ嬢だといいですね。近年は酒は控えているのでお茶を引いているかも知れませんが、その分健康を害するようなことはないかも。

射精

 3話でセックスの際の赤血球達の活動が描かれ、無事に射精も行われたようですが、4話で淋菌が侵入してきたところから、相手は妻や恋人ではなく、風俗業系だったのだろうと予想されます。それでもちゃんとコンドームをしてたらこういうことにはならないと思われますが、要はナマでやったのね。

淋菌

 本編では抗生物質の援軍によりかろうじて淋菌を殲滅・勝利していましたが、実際免疫系だけでは勝利は困難なんでしょうか。抗生物質も乱用されたことで高い耐性を持つ耐性菌が蔓延しつつあるとか。恐いですね。

絶体絶命
 
 

2021年冬季アニメ序盤の感想(その3):弱キャラ友崎くん/蜘蛛ですが、なにか?/俺だけ入れる隠しダンジョン

2月の雪国

 この週末は天気が良く、布団干しや洗濯がはかどります。やはり週末はこうあって欲しいですね。1月も今日で終わり。2月になると立春が来て寒が明け、春はもうすぐという気にもなりますが、花粉症の足音も近づいてきたりして。

弱キャラ友崎くん序盤感想

 昨日に続いて冬季アニメ序盤の感想です。まずは「弱キャラ友崎くん」。4話まで視聴しました。ライトノベルが原作で、コミカライズもされています。人生を「クソゲー」と呪う陰キャの友崎文也は、「神ゲー」と呼ぶ“アタファミ”こと「アタックファミリーズ」に人生のほとんど全てをかけてのめり込んでいます。その成果は日本1位をキープし続けるほどで、どんな分野であれ日本1にはなかなかなれません。

友崎と葵

 そして日本2位の好敵手からオフ会で会うことを提案され、行ってみたらなんとそれは同じクラスの「学園のパーフェクトヒロイン」日南葵でした。葵は尊敬するプレイヤーがクラスの陰キャだったことにがっかりして辛辣な言葉を投げますが、「人生はクソゲー」と主張する友崎に対し、葵は人生はアタファミ同様の「神ゲー」であり、様々な努力によって全てを変えていくことができると言い張ります。

主要女性キャラ

 自分が心血を注ぐアタファミを持ち出されると逃げるに逃げられず、葵のアドバイスに基づいて「人生」という「ゲーム」に本気で向き合うことになった友崎。「リア充」になることを目標に、葵から与えられる小さな目標や課題を日々こなしていくことになります。

強キャラ葵

 葵は「学園のパーフェクトキャラ」にして、アタファミまで友崎に迫る日本2位なんだから、アタファミに全振りで日本1位の友崎としては「キャラ差」という名の初期性能差を持ち出すしかないのですが、葵によればそれは全て努力の賜物であるという。あらゆることでトップを目指し、勉強やスポーツで日々地味な努力を積み重ね、さらに見た目の印象を良くするために表情や姿勢に至るまで努力を怠らないという。こうまでしなければ人生というゲームでは「強キャラ」になれないというのなら、私なんかはもう弱キャラのままでいいやと思ってしまいますが。

陰キャの友崎

 葵による見た目を変え、姿勢を正し、積極的に女の子に話しかける陰キャにはハードな修行も、例えにアタファミを持ち出されるとホイホイ乗ってしまう友崎。実は友崎もアタファミにおいては恐ろしいほどの努力を積み重ねてきた人間だったので、ゲームに例えられるとついつい納得してしまうという。

七海みなみ

 「弱キャラ」が発想の転換と努力により「強キャラ」となり、人生という名のゲームを楽しくプレイしていく…展開的には非常に前向きでいいのですが、いわゆる「陰キャ」には、友崎のように努力すれば抜け出せるタイプとそうはいかないタイプがいるので、後者には怒りと恨みを買ってしまう作品かも知れません。

葵のスパルタ指導

 個人的には自分が高校生時代に戻っても「強キャラ」にはなれないだろうなと思いますが、作品自体は面白く見ています。金元寿子演じる葵がいい人過ぎるので、もう彼女と付き合ったら良いんじゃないかと思いますが、他の女の子も可愛い子ばかりなので、ギャルゲーなら目移りしちゃうところですね。ゲームなら片っ端から攻略していけばいいのですが、人生というゲームはセーブデータをロードしてコンティニューという訳にはいきませんから。

友崎くん相関図

 なおアタファミはスマブラこと「大乱闘スマッシュブラザーズ」がモデルになっていると思われます。私はやったことがないのですが、そこまでのめり込めるものなんでしょうか。格闘ゲームは昔から苦手で、「ストⅡ」で昇龍拳を出すのも大変だった私は、ザンギエフのスクリューパイルドライバーなんか一生出せないだろうと思っていました。ま、そこまで時代を遡ると「ハイスコアガール」の世界になっちゃいますが。

村上文緒似の菊池風香

 葵から攻略対象に指定(?)された菊池風香は、誤解からとはいえ最初から友崎に好意的だったし、女の子らしくて可愛いのでもう彼女でいいんじゃないかと思ってしまいますが。奥手で読書好きなあたり、「ガールフレンド(仮)」の絶対女王・村上文緒に似ている感じがします。CV茅野愛衣は反則だよなあ…

みみみのセクハラ

 個人的には“みみみ”こと七海みなみが明るくて気さくなので好きですね。葵や花火との“百合”シーンを横から見てるのもなかなか…

蜘蛛ですが序盤

 続いて「蜘蛛ですが、なにか?」。4話まで視聴しました。タイトルは短めですが、「なろう」系です。一言で言えば「ありふれた職業で世界最強」と「転生したらスライムだった件」を足して二で割ったような内容と言えましょうか。

蜘蛛に転生して孵化
転生前と後の蜘蛛子

 ある高校の先生を含むクラス全員がなぜか異世界に転生。全員が前世の記憶を持ったままで、大半は人間に転生しますが、性別が変わる者や魔族になる者も出ます。そして人でも魔族でもなく、本来なら知性を持たないはずの「魔物」に転生してしまった者も数人…。主人公はダンジョンの中で蜘蛛の魔物に転生してしまい、卵から孵化するという最弱の状況から物語が始まります。

蜘蛛として生きる

 主人公の通称「蜘蛛子」はCV悠木碧。彼女の視点とモノローグで綴られる蜘蛛サイドと、人間に転生したクラスメートらの人間サイドが描かれますが、正直人間サイドはどうでもいいので、蜘蛛サイドをやって欲しいです。実際原作でも序盤は蜘蛛サイドが大半なんだそうだし、コミカライズ版では蜘蛛サイドオンリーだそうなので、ぜひコミカライズ版準拠でお願いしたい。

人間サイド

 蜘蛛サイドは蜘蛛子とダンジョンの怪物達の“生存競争”が展開されているので、基本悠木碧劇場で、たまに間の手的にお姉ちゃんの“天の声”(レベルアップやスキルアップ、クラスチェンジの案内など)が入る程度なんですが、悠木碧は芸達者なので全然問題ありません(本人は疲れるでしょうが)。

人間に追われる蜘蛛子

 クラス全員で異世界転生というあたりが「ありふれた職業で世界最強」、主人公が最弱クラスの魔物に転生というあたりが「転生したらスライムだった件」に近い感じです。「なろう」系には、主人公に状況を説明してくれる「転スラ」で言うところの“大賢者”スキルが付与されていることがよくあり、「転スラ」ではなぜそのスキルを持っているのかがちゃんと説明されていましたが、他作品では理由もなく付与されている不思議。異世界じゃなく、現世で欲しいな大賢者スキル。完全犯罪でカンニング島倉千代子ですよ。

トカゲ対蜘蛛子

 ただし蜘蛛子の持つ“天の声”は、最弱モンスターというステータスに比例してか性能が良くなく、わからないことが非常に多く説明も少ないので、それなりにしか蜘蛛子を支援してくれません。それにしても蜘蛛子のまずいまずいとゲロを吐きながら獲物をむさぼるバイタリティーはどこに由来するものなのか。現世ではいじめられっ子の陰キャだったようなんですが。

蜂に襲われる蜘蛛子 
猿対蜘蛛子

 エルロー大迷宮という名の広大なダンジョン内でひたすら生き残るための戦いを続ける蜘蛛子と、人間に転生してしかも王族貴族という恵まれた身分を手に入れているクラスメート達。対比としては対照的でいいのですが、この二つの線が出会うのは相当先なんじゃないかと思われるので、先ほど述べたとおり、蜘蛛子の戦いを中心に描いて欲しいなと思います。それにしてもダンジョン内に蛙、蛇、蟷螂、蜂などがいるのはともかく、猿まで群れなしているという。猿なのに蟻か蜂のような群体性で、群れのためなら自ら命を投げ出しても目的を果たそうとする強敵でしたが、レベルアップに伴う完全復元に助けられたとはいえ、たった一人で全滅させた蜘蛛子は凄い。もしや異能生存体?蜘蛛子はキリコだったんだよ!な…なんだってー!?(MMRか)

隠しダンジョン序盤

 最期に「俺だけ入れる隠しダンジョン」。4話まで視聴。これも「なろう」系ですが、「蜘蛛」に比べるとかなりアイタタな出来で、「無職転生」とは比べるのも無作法というもの。レベル的には既に視聴を打ち切った「例えばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」(タイトル的にはどう見て「なろう」系だけど、実は違うという不思議。でも出来は悪い方の「なろう」系そのもの)に近く、ネットでは酷評が相次いでいるようです。なぜまだ見ているのは自分でも不思議。

ダンジョンのオリヴィア

 「なろう」系だけど異世界転生ではなく、異世界の貧乏貴族の三男坊ノルが、誰も知らない隠しダンジョンを見つけ、中で封印されていた伝説の冒険者・オリヴィアと出会い、彼女から超強力なユニークスキルを譲り受けてチートに無双していくであろう物語です。

大賢者スキル

 ノルは元々レアなユニークスキル「大賢者」を持っていましたが、これを使うと質問の難易度に比例した群発頭痛が襲い掛かり、ノルに言わせると「死んだ方がまし」というレベルの苦痛だそうで、事実上封印されていました。しかし幼なじみのエマが大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見(異性とキスすると軽減されるという何とも都合のいい方法)したため、大賢者を使って隠しダンジョンを発見しました。

エロいオリヴィア

 オリヴィアから貰ったスキルは創造、付与、編集、LP変換で、要するに新たなスキルを作り出したり、自他に与えたり、自他の既存のスキルを書き換えて強化したり弱点を解除したりするというもので、それをするために必要なのがLPという謎のポイントです。ゲームによくあるHPやMPだと上限がありますが、LPにはなさそうなことと、基本エッチなことをすると貯まるという不思議仕様なので、エマを始め周囲の異性とエロいことをしたりラッキースケベしたりすると自然に貯まっていくという。

巨乳の幼なじみエマ
これでただの幼なじみ

 しかもノルは幼なじみのエマや妹のアリスからモテモテであるほか、次々と美少女キャラと知り合っては好意を持たれていく様子。異世界転生していないというだけで、「なろう」王道のハーレム展開ですな。毎回喘いでいるようなエマのCVは富田美憂。まだ若いですが、「異世界レビュアーズ」で完全に吹っ切ったような。いいと思います。起用側から使い勝手が良いとキャスティングが増えそう。

ブラコンアリス

 ただ、内定していた司書の仕事を上級貴族に奪われる→就職に困らないとされる「英雄学校」入学を目指す→高額の入学金が必要→冒険者となって入学金を稼ぐ→晴れて入学という流れなんですが、駆け出しの冒険者になって高額の金を稼げるなら、もうそのまま冒険者をやっていればいいんじゃないかという素朴な疑問が。「英雄学校」へ行く意味は何なんでしょうか。それこそレベルアップやスキルアップは「隠しダンジョン」でやればいい訳だし。

モテモテのノル

 大体この英雄学校、卒業すれば就職先に困らないらしいですが、なぜか入学してくるのは貴族の子女ばっかり。ちゃんと入学試験があるのに平民が見当たらないのはどういう訳か。貧乏貴族の三男坊であるノルはともかく、上級貴族はそもそも就職とかする必要があるんかい?

無理矢理のようだが一応合意の上

 エマにディープなキスをズボズボにしているのにただの幼なじみと言い張るノル、ノルが将来有望な冒険者になり得るというだけで惚れまくるギルドの受付嬢ローラ(これが即堕ちというやつか…)、ノル以外の異性に全く興味を示さない妹のアリスなど、キャラ設定とか世界設定、ストーリー展開にもの凄い突っ込みどころがある作品なんですが、まだ見ているのは女性キャラがエロいからなんでしょうか(笑)。でも今後打ち切るかも知れません。

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