2017年冬季アニメ中盤の感想:小林さんちのメイドラゴン/けものフレンズ

226事件

 本日2月26日といえば二・二六事件(古い!!)。1936年ですから81年も前の話なんですね。受験の時は「ひどくさむいぞ二・二六」と覚えましたが、「ひど」が1なんてちょっと苦しいですね。ちなみに五・一五事件(1932年)は「いくさにつながる五・一五」で、こっちの方が語呂は良かったような。

翼も出したトール 

 さて序盤の感想はひととおりやりました2017年冬季アニメですが、その時点では未視聴だった作品が2本追加されましたので、これらについては語っておこうかと思います。今季はなんと10本も見てるんですが、空前の数ではなかろうか。杉田智和にそそのかされてつい。

小林さん 

 まずは「小林さんちのメイドラゴン」。普通のOL小林さんと超絶な能力を持つ異世界のドラゴン・トールの異種間コミュニケーションを描いた作品です。異種姦じゃなくて良かった(笑)。小林さんは女性ですが、ファッションがユニセックスなのであんまり女性を感じさせないですね。

ちょろゴン達の真の姿 

 酔っ払ってなぜか山中の森に迷い込み、勢いで巨大なドラゴンに刺さった剣を抜いた小林さん。そのドラゴン・トールはメイド好きだという小林さんのために人間のメイドに姿を変えて、小林さんの自宅に住み込んでお世話を始めます。そして、次第に様々なドラゴンが集まるようになってくるのでした。小林さんの住む朧塚は埼玉県越谷市がモデルになっているそうです。首都圏の人は聖地巡礼しやすそうです。

小林さんちのメイドラゴン トール 

 ハードワークにお疲れ気味の25歳の女性システムエンジニアである小林さん。勤めている会社は「地獄巡システムエンジニアリング」だそうですが、それは原作者クール教信者の別作品である「おじょじょじょ」のヒロイン・地獄巡春の実家が経営している末端企業なんでしょうか。

滝谷真 

 同僚で友人の滝谷真は結構イケメンで、おまえらつきあっちゃえYO!と言いたいところなのですが、その招待は隠れオタクで、これが発現するとなぜか出っ歯になり、ぐるぐる眼鏡で語尾に「ヤンス」が付きます。小林さんもあんまり女を感じさせませんが、滝谷もあんまり男を感じさせないという意味で同類のようです。CV中村悠一の無駄使いにも感じます。

オタクモード 

 トールはわりとスタンダードなドラゴンで、元の世界ではケイオスケイオスの混沌側の主力として人間達と戦っていたようです。基本人間は「劣等種」として蔑視しており、しばしば毒を吐きますが、表面上は愛想良くしているので近隣とは良好な関係を作っています。ファンタジー世界では強力な種族で知られるドラゴンですが、トールは炎のブレスの他に各種魔法も使える(竜語魔術?)ので、非常にオールマイティーです。これだけ凄ければ人間を劣等種と言うのも仕方ないような。

竜眼のトール 
原作メイドラゴン 

 可愛い容姿をしていますが、よく見ると目が竜眼。目だけみるとちょっとコワイです。なお原作のトールは下のような姿で、いかにもクール信者教のキャラなんですが、アニメ化にあたってのキャラデザインは正義かつ勝利ではないかと思います。

小林カンナ 

 そのトールを頼ってやって来たのが妹分のカンナカムイ。アイヌ神話に登場する雷神ですが、度重なるいたずらが災いして、故郷を追放されてしまったとか。その割りに小林さんちに居候するようになってからは特に大きな騒ぎも起こさず、小学校に通って周囲とも上手くやっています。反省したんでしょうか。

ルコアさん 

 ルコアことケツァルコアトルは、メガテンシリーズではおなじみの竜神で、アステカ神話の“羽毛ある蛇”ですが、温和で心優しく人付き合いの良い性格をしており、魔法使いの家系で悪魔の召喚を試みていた翔太を救うために自ら召喚されたことで、使い魔として翔太の家で暮らしています。ケツァルコアトルはメガテンならかなりレベルが高くないと仲魔にできないので、ラッキーといえばラッキーですが、巨乳なサキュバスだと誤解されているよう。

ファフニールさん 

 唯一の雄のドラゴンであるファフニールは人嫌いで無愛想ですが、なぜか気まぐれで人間界に住むことにし、トールから大山猛の名を与えられ、滝谷の部屋に居候することになりました。その後は滝谷の趣味に染まり、コミケに作品を出すまでになりました(全然売れなかったけど)。これはかなりのオタクでは。

出てこないエルマ 

 そしてED「イシュカン・コミュニケーション」を歌うちょろゴンずの一員であり、OPでは最初から登場しているエルマはなんと7話まで未登場。次回8話でようやく登場するようですが、番宣ラジオでもCV高田憂希がネタにされまくっていました。

ツノをつけたちょろゴンずの中の人達 

 基本癒やし系アニメなんですが、クール教信者原作らしくしばしば毒をぶっ込んできます。ドラゴン同士の遊び(じゃれあい)とかドッジボールは人間にとっては超絶戦闘になりますが、被害の完全復旧や記憶操作など、なんでも出来るのだったらもっと激しいバトルシーンも展開して欲しいですね。

怒りのトール 

 続いて一回見ると知力が1下がると思われる「けものフレンズ」。たーのしー!なんですが、ゲーム、マンガ、アニメとメディアミックスな展開をする中、主力であるはずのゲームがアニメが始まる前に終了してしまったという。すごーい!キミは間が悪いフレンズなんだね!アニメが大人気を読んでいますが、親会社はすでにオワコンと見なしていて、再開する意向はないようです。まあ私も存在すら知りませんでしたしね。

フレンズのみなさん 

 舞台は世界中の野生動物が集まる巨大な動物園でありジャパリパーク。現生種だけでなく絶滅種やUMAも存在しているという謎施設ですが、しばらく管理がなされておらず、崩壊しつつある模様です。動物達はサンドスターという謎のエネルギーによってフレンズ(アニマルガール)化しており、外見や生態に元の動物の特徴を残しつつも、姿はまるでコスプレしている女の子のようになっており、自然界における捕食・被捕食関係も失われています。

 サーバルちゃんかばんちゃん

 大きさはほぼ均一で人語も解しますが、人間の姿には慣れていないので声の出し方や手の使い方がぎこちないフレンズがいたり、文字が読めなかったり智恵が足りなかったりします。「ジャパリまん」という饅頭型の共通食料がどこからともなく出てきて皆それを食べていますが、野菜などからジャパリまんを作る設備がなお稼働しているようです。

持ってるのがジャパリまん 
じゃぱりとしょかん 

 記憶を失って「さばんなちほー」を彷徨っていた「かばん」(大きなかばんを持っていたことからサーバルちゃんが命名)は、自分の正体を知るべく、出会ったサーバルやラッキービーストと共に「じゃぱりとしょかん」を目指して旅をしました。7話でたどり着いた図書館で、アフリカオオコノハズク(博士)たちに自分の正体が「ヒト」であることを教えてもらいましたが、既にヒトは絶滅したと聞かされます。これからは生き残りのヒトを
探すべく、ヒトに適したちほーを探すことになります。

ジャパリバス

 これまで通過した場所としては、「さばんなちほー」のほか、「じゃんぐるちほー」「こうざん」「さばくちほー」「こはん」「へいげんちほー」、そしてじゃぱりとしょかんがある「しんりんちほー」がありますが、快適に住めそうなのは「こはん」かな。ビーバーとプレーリードッグに家を建てて貰えば結構快適に暮らせそうですが。

ラッキービースト 

 ラッキービーストはフレンズ達から「ボス」と呼ばれており、どうやらジャパリパークが正常に営業していた頃は観光客のガイドをやっていたようですが、かばん達と一緒のラッキービーストはアップデートがされていないらしく、データの現状が一致しないとしばしばフリーズするなど、頼りないところがあります。フレンズが話かけても一切応えず、かばんの声にしか反応しなのは、動物とヒトを見分けてのことのようですが、時折目を光らせて、電子音ではない声で喋り始める事があるなど、色々と謎を秘めています。

アライさん 
フェネック 

 それからアライグマとフェネックがなぜかかばんの後を追っているのですが、どうやらその理由も物語の根幹に関わるもののようです。番宣ラジオはサーバル、フェネック、アライグマでやっていますが、三人が出会うのは終盤なんでしょうか。

トキのハイライトのない目 ツチノコ
目のハイライトが消えかかったかばん 

 トキのような絶滅危惧種、ツチノコのようなUMAは目にハイライトがないという特徴がありますが、博士たちにヒトが絶滅したと聞かされたかばんの目からもハイライトが消えかかりました。これは何を意味しているのか…。実はヒトは完全に絶滅しており、代わりに動物達が一生懸命ヒトの真似をしているのがフレンズ、なんてことだと哀しすぎるんですが。それでもサーバルちゃんをはじめフレンズ達は明るく無邪気に生きて行くのかな?でもジャパリまんの供給システムもいつまで保つのか…

フレンズいろいろ 

 博士達が「合わないちほーでの暮らしは、寿命を縮めるのです」と言っていましたが、ヒトであるかばんとサーバルちゃんは明らかに居住に適切な「ちほー」が異なるので、これは別れのフラグなんでしょうか。サーバルちゃんの底抜けの明るさがなかったらかなりの鬱展開になっていた気がするだけに、別れは辛いなあ。

ライオン対ヘラジカ スナネコさん

2017年冬季アニメ序盤の感想(その2):elDLIVE/ACCA13区監察課/CHAOS;CHILD/クズの本懐

アパホテル

 アパホテルが、「南京大虐殺」に否定的な書籍を客室に置いているということで騒ぎになっていますね。数年前私が利用した時は田母神さんの本があったのを覚えています。人はそれぞれ様々な思想・信条を持っているものですし、それで全く構わないのですが、企業経営に露骨に持ち込むと色々不利益がありそうな気がします。ま、それを覚悟してやるんであれば、日本は自由の国ですから力尽くで阻止することはできないのですが、中国の発狂状態の抗議は見苦しいですね。「嫌なら泊まるな」と言ってやって下さいよフ○テレビ関係者(本当は言ってないそうですが)。中国人が泊まらないと経営に打撃のような気もしますが、中国人がいないなら泊まるよという人も結構いそうだからわかりませんね。海外のホテルには聖書が常備状態ですが、あれも見方によっては宗教の押しつけなのか。でも「嫌なら読むな」ですよね。私も田母神さんの著書は読みませんでした。

エルドライブ感想 

 それでは話はがらりと変わって2017年冬季アニメ序盤の感想の後半です。まずは「エルドライブ【elDLIVE】」。集英社が配信する「少年ジャンプ」のアプリケーション「少年ジャンプ+」で連載中のマンガが原作ですが、まさに少年マンガらしいというか、深夜アニメにする必然性があるのかという展開。

ドルー 

 中学生の九ノ瀬宙太が様々な宇宙人で構成される宇宙警察エルドライブに入り、地球に潜伏or来襲する宇宙犯罪者を捕らえることになりましたが、普通の中坊をいきなりスカウトするとはどんだけ人材難だエルドライブと思いきや、一応適性はチェックしていたという。それはSPH(スペース・フェロモン)という攻撃から防御まで様々な用途に使える生命の特殊な分泌物で、宙太の場合はドルーという奇妙な人工生命体が寄生していたためで、40億年以上前に繁栄して既に滅亡した宇宙人が作ったようです。

ドルーで攻撃 

 そのドルーの声を“傲嬌女王”(台湾ではツンデレを「傲嬌」と呼ぶらしい)釘宮理恵に演じさせるという無駄に贅沢な配役に驚きます。このドルーのデザインからして「子供向け」の感じがしてなりません。ま、3話にしてやっと単純な犯罪者ではない犯罪組織の影がちらついてきたので、一応視聴継続しようかな。

其方美鈴 

 本作を見る楽しみは、宙太をやけに敵視している同僚(にして同級生)の其方美鈴を演じるはやみんの数々の罵詈雑言の毒舌の嵐でしょうか。「跡形もなく~」がクセになりそう。中2なのにやけにプロポーションが良く、パンチラまでこなすお色気要員ですが、もしやパンチラがやりたくて深夜アニメにしたのか。

美鈴のパンチラ 

 戦闘時は天使のような姿に変身。ラブリーマイエンジェルはやみんですな。今後宙太にデレても良し、ツンのままでも良し。宇宙人との戦闘でエロい声を出してくれるとなお良し。

エンジェルモードの美鈴 

 次は「ACCA13区観察課」。ドーワー王国は13の国が統一されて成立した国ですが、征服した以外の旧国家(今では区となっています)は独立指向が強く、以前12の区が結束してクーデターが起きた際に、大幅な自治を認めるなどした経緯があります。その際に誕生したのがACCAです。

ACCAタイトル 

 ACCAは政府から切り離された民間組織で、警察局、消防局、医療局などを傘下に置いています。各区で独自運用されていますが、本部が各区のACCAをまとめ、ACCA支部の業務を監視するために監察課があります。主人公のジーンはこの監察課の副課長を務めています。

貰いタバコのジーン 

 高級マンションに住み、高額課税がなされるが故に金持ちしか楽しめないタバコを自由に行っているジーンですが、マンションには管理人として住んでおり、タバコはどこからともなく貰っているという、通称「貰いタバコのジーン」。

バカ王子 

 そのジーンには、視察で各地を飛び回って水面下で策動されているという新たなクーデターのパイプ役を担っている疑いが持たれており、様々な人々から注目されています。それを知ってか知らずかジーンは眠そうな顔で今日も各地に視察に赴くのでした。

ACCA5長官 

 ACCAの長官(5人もいる)はそれぞれ別の思惑を持っており、ジーンの友人のニーノは内務調査課の覆面職員で長官の一人の命により密かにジーンを調査中。王位継承権を持つ王子は専制政治を目論んでおり、即位の暁にはACCAを解体しようと考えています。「幼女戦記」ほどではないけどおっさん声優が多いですね。悠木碧が出演しているのも似ていますが、化け物扱いされる幼女を演じている「幼女戦記」とは違い、普通に可愛いジーンの妹のロッタを演じています。しかし王子に見初められたようなので今後どうなるやら。

モーヴ本部長 

 あとACCA本部長のモーヴを演じているのは田中敦子。実にいいですなあ。こういう大人な美女をどんどん演じて欲しいものです。様々な勢力の思惑や陰謀が渦巻いている中、本心を見せないジーンは一体何を考えているのか?作品全体の雰囲気もお洒落で大人っぽくて素敵です。あとやたらと食べ物が出てくる作品でもあります。

ロッタ ケーキとロッタ

 続いて「CHAOS;CHILD」。視聴打ち切り作品が出たときの「補欠」扱いでしたが、結局見てます。私が注目する声優の一人であるブリドカットセーラ恵美がメインキャラを演じているので。

来須乃々 

 そのブリちゃん、「ハルチカ」の穂村千夏とか「艦隊これ」の重巡熊野や軽巡夕張など、ちょっとポンコツが入ったキャラを演じると非常に嵌まるのですが、本作では生徒会長にして整った容姿と文武両道な立ち居振る舞いの“女帝”来須乃々を演じています。このキャラにはポンコツ感はないのですが、こういう正統派ヒロインもいいですね。

ブリドカットセーラ恵美と力士シール 
 

 2話ラストでいきなり暴漢に刺されて安否が心配されましたが、なんとか生きていました。けどパジャマが血で染まっているぞ。傷口が開いちゃってるんじゃないか心配。入院しなくていいのか?ブリちゃんの弱々しい声の演技がまたいいんだけど。

刺された乃々 

 名作「STEINS;GATE」も属する「科学アドベンチャーシリーズ」の一作で、第1作「CHAOS;HEAD」の直系作品で
す。ですが…未見なんです(笑)。そんな私のような情弱野郎のためにか、初回放送は1時間スペシャルで、前半の第0話は「CHAOS;HEAD」のダイジェストとなっていました。

パジャマの来須乃々 

 「CHAOS;HEAD」から6年後の2015年、当時発生していた不可解かつ凄惨な連続猟奇事件「ニュージェネレーションの狂気」の再来とされる連続猟奇事件が発生します。新聞部長宮代拓留は「ニュージェネレーションの狂気の再来」に強い興味を抱き、新聞部員達と共に事件の謎を追いますが、彼の周囲には次々と奇怪な事件が発生し、事件を追っていたはずが、逆に事件に迫られているような状況になってきています。

こっちみんな事件 
 

 とにかく発生する事件がエグイです。ネットで「未来が見える」と豪語して話題になっていた動画サイトのユーザーが、生放送中に自身の右腕を食べて失血死する「こっちみんな」、人気ヴォーカリストが、趣味のストリートライブ中に歌いながら死亡するが、死因はなんと自身の腹部にスピーカーを入れた事による失血死という「音漏れたん」とか。

音漏れたん事件
 
 
 拓留が遭遇した「回転DEAD」事件は、ラブホテルの一室の回転ベッドの上で、男性がロープにより絞殺されていたもので、文化祭で対談予定だったカリスマネット記者は、舞台上で突然大量の「力士シール」を嘔吐して死亡します。これは「ごっつぁんデス」と呼ばれ、被害者の胃の中にはおびただしい数のシールが詰め込まれていました。

力士シール 

 この「力士シール」という力士の顔のように見える不気味なデザインのシールは、事件現場周辺で必ず発見されるので、何らかの関係があると思われますが、その意味などは一切不明です。今後も起きるんだろうな猟奇的事件。

宮代拓留 
 
 拓留は情報強者を自称していてリア充を気取っていますが、親しくない人物の前では挙動不審になる小心者で、ネットで仕入れた知識をひけらかしては情報通ぶっているだけのようです。乃々とは姉弟のような間柄ですが、今では家を出て一人暮らしをしています。

回転DEAD事件ごっつぁんデス事件

 乃々がしきりに拓留に事件に首を突っ込まないでと懇願していますが、何かを知っている気配がありますね。でももう引き返せないところまで踏み込んでしまった様子。乃々以外にも可愛い女の子がいっぱい出てくるので、被害が及ばないかおじさんは心配。なるべく女の子は殺さないで欲しいですが。

クズの本懐タイトル 

 最後に「クズの本懐」。「舟を編む」に続くノイタミナ枠ですが、作品の傾向が違い過ぎて笑います。「舟を編む」が好きな人が続けて見たらぶっ飛ぶんじゃないかと。私はまあ平気ですけどね。

エロいシーン続出 

 なぜ深夜アニメに?と言いたくなる「エルドライブ」に対し、これぞ深夜アニメと言いたくなる本作は、微エロの嵐です。18禁ではないのだけれど、雰囲気がやたらいやらしい。もの凄くエロいアニメを見ているような気分になるんです。

夢使い1巻 

 これは何かに似ているなと思ったら…ああわかった!!植芝理一の「夢使い」だ(マンガの方)。あれは18禁でも何でもない一般向けマンガでしたが、内容はロリ&エロといった感じでした。独特の表現もあいまって、「亜人ちゃんは語りたい」的に言えばサキュバスの佐藤先生にぶつかるくらいにエロかったなあ。

こういう独自表現  

 安楽岡花火と粟屋麦は一見理想の高校生カップルですが、実は2人とも他に好きな人がいます。花火は幼い頃からお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きなのですが、二人とも花火たちの高校の新任教師になり、しかも鳴海と茜は惹かれ合っている様子。指をくわえてその様子を見ているしかない花火と麦は、お互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになります。

茜と鳴海 

 花火には唯一といっていい友人である絵鳩早苗がいますが、彼女は花火に恋愛感情を持っていて、百合上等状態。また麦には幼馴染みの鴎端(かもめばた)のり子(自称“最も可愛い”の略であるモカ)がいて、麦に好意を寄せています。この二人は、花火と麦の関係に疑問を抱いています。「誰かの代わりなら私でもいいじゃん」が早苗、「なんで麦じゃなきゃいけなかったわけ!?盗らないでよ!私には麦しかいないんだよ!」がモカ。

花火と早苗の百合シーン 
モカの叫び 

 マンガ原作ですが、まるでマンガのようなコマ割りを入れたりと独特な表現をしています。が、そんなことはどうでもいいんだ。

マンガ的コマ割りシーン 

 とにかく花火と麦の濡れ場(あえて言おう)がエロい雰囲気満載です。本番までは行っていないのだけど、むしろそれが故にいやらしい感じが。リアル明里パパンは、花火役が花澤香菜だと思ったそうですが、違います。多分ハナザーさんはこういう役は受けないんじゃないかな。

安済知佳 

 花火役は安済知佳。「クオリディア・コード」で千葉都市首席の千種明日葉を演じていた人です。明日葉役は終始けだるそうな不機嫌そうな声色で演じていたのでわかりませんでしたが、本当はとっても綺麗な声の人声優さんですね。

色を知る歳かッ 
続々エロシーン 中坊時代の不純異性交遊

 声優さんは、自分の出演した作品は当然視聴するんでしょうが、こういう場合は見ててかなり恥ずかしいんじゃないでしょうか。「ガーリッシュナンバー」では共演の声優と一緒に見るという場面がありましたが、本作でこれをやったらどんな羞恥プレイかと。範馬勇次郎じゃないけど「色を知る年齢か!」と言いたくなる。

色を知る歳か! 

 花火視点で物語が進んでいるせいで、花火の毒舌がぶちかまされています。特に鳴海を奪った茜に対して強烈に。“長い髪…ダッサイベージュのカーディガン…わざとらしいくらいのシャンプーの香り…控えめのナチュラルメーク”“(…迂闊だった!!まさか、あんなぽっと出の冴えない芋っぽい年増女にぃぃ…!!”等々。

茜先生 

 花火にとっての仇役の皆川茜先生ですが、女子アナ風清楚ファッションはそりゃあ男子全員大好物ですがな。中身も外見のままだったら花火に勝ち目は全くないのですが…

他の男と現れた茜 

 夜のファミレスに男連れで現れた茜と出くわします。“えっ…何こいつ…男連れ!?こんな時間に!?しかも何か若くない!?”と、「麦と一緒なお前が言うな」と突っ込みたくなるモノローグをぶちかます花火。麦は自分と同じ家庭教師時代の教え子だと言いますが、それにしてはイチャコラしてました。

んなワケあるかーい 

 “何か深夜呼び出されて、相談にでも乗ってたんだろ”と何故かポジティブな麦に対し、「んなワケあるかーい!!」な表情の花火。恋は盲目か麦。むしろNTRを憂慮すべきところだろうが。

先生と直談判 
火花散る女の戦い 

 意を決して茜と直接対決に臨む花火。「昨日一緒にいた人、先生の彼氏?」「えぇ?やだぁ。友達です」とすっとぼけられますが、花火だけに火花散る女の戦いがドロドロしててよろしい。昨日と同じ服で、微かにタバコの匂いがする茜。その友達ってえのはもしやセフレって奴なんですかい?

そしてこの表情である 

 そして別れ際のこの表情である。残念、茜はビッチケテーイ!!なんだよクソビッチだったのかよ茜先生。清楚な女子アナ風の雰囲気が素敵だったのに。裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!!こうなってくると花火的には鳴海の目を覚まさせようとする行動に端っていくんでしょうかね。でも案外鳴海にもクズ要素が顕現したりして。実は花火ママンとできているとかね…

モカが一番まともだったりして 

 センスとか色々とアレですが、モカが一番まともだったりして。ただ、花火と別れても麦がモカを振り向いてくれるかといえば…。何しろ中坊の頃から不純異性交遊まっしぐらでしたからなあ。

2017年冬季アニメ序盤の感想(その1):風夏/セイレン/幼女戦記/亜人ちゃんは語りたい

マップ6-1
マップ6-2 

 またまた艦これ速報。最後の海域である中部海域の一面である6-1を何とか突破しました。現在6-2に突入していますが、それよりも勲章が欲しいので3-5の攻略を優先しているところです。でもこっちも結構大変ですねえ。

マップ3-5 

 1-5と2-5はコンスタントに攻略できるようになったので、勲章は月に2個のペースで入手できるのですが、出来れば月に4個(=改装設計図1枚)のペースにしたいんですよね。五航戦姉妹、Bismarck、利根型姉妹など、改二のレベルに到達しているのに改装設計図がなくて改装できない艦娘が溜まっているもので。

金剛型四姉妹改二 妙高型四姉妹改二

 設計図なしで改装できる艦娘は、金剛型四姉妹と妙高型四姉妹を改二に改装済みです。でも立て続けに改装したら資源が底を着いたりして。まあゆっくりプレイするしかないですね。

風夏タイトル 

 本日は2017年冬季アニメ序盤の感想です。まだ3話まで放映していない作品もあるのでその1ということで。まずは「風夏」。ジェットコースターのように展開が早いのが特徴。姉二人に妹に囲まれた主人公榛名優は内気でコミュ障気味でしたが、明るく元気な秋月風夏に振り回されている間にだんだん元気になってきたような。

主人公の優 

 売れっ子アイドル氷無小雪に憧れてバンドを組もうということになり、クラスメイトの三笠真琴(ウホッな人らしい)と3人で、楽器を買うために担任の友美先生に紹介された海の家でアルバイトをします。実は海の家のマスターや友美先生は、優や風夏が子供時代に憧れていた伝説のバンド「ヘッジホッグス」のメンバーだったことが発覚したり、なんかやたらご都合主義的です。バンドって素人がそんな簡単に組めるものなのか。でも絵が綺麗だから許す。

小雪 
東城綾 

 しかも、アイドル小雪は優の幼馴染みで、引っ越しにより離れ離れになったのがTwitterで再会を果たすという、秒速患者的には許せん展開(笑)。風夏は「いちご100%」で例えるなら(なぜ例える)西野つかさ、小雪は東城綾という雰囲気なんですが、だとすると優はやはり風夏を選ぶのでしょうか。小雪を演じるはやみんが、「ラブプラス」の高嶺愛花以来の甘い声を炸裂させているので、個人的には小雪一択です。

風夏 
西野つかさ 

 実は…Wikipediaを見たら今後もの凄い展開になるらしいのですが、アニメはそこまで描くのか、それともその直前あたりで止めるのか。艦これやってるからピンと来たのですが、キャラの姓がやたら旧海軍の軍艦に由来しているような。榛名、秋月、三笠…他にも那智とか矢矧とか。

風夏と小雪 

 お次は「セイレン」。「アマガミ」の舞台となったと輝日東高校の9年後の世界らしいですが、「アマガミ」の時代設定が20世紀末くらいだったので、未来という感じはありません。「セイレン」でも10年くらい前かも。

セイレンタイトル 

 「アマガミ」同様ヒロインは6人いるのですが、全12話のため、3人だけに焦点を当てているようで、現在「常木耀(ひかり)編」の3話まで放映。「アマガミSS」は6人×4話で24話、第2期の「アマガミSS+」は6人×2話で12話やりましたが、人気ゲームという背景があったアマガミに対してセイレンはオリジナルアニメなので1クールなのは仕方ないかも知れません。ぜひ2期もやって残りのヒロインにも脚光を当てて欲しいです。

アマガミヒロインズ 

 で、トップバッターとなった常木耀なんですが…ルックスは確かにいい。いいのですが、品がないんですよねえ。CVの佐倉綾音も常木耀のキービジュアルを見た際「下品!」と思ったとラジオで言っておりました。「アマガミSS」のトップバッターだったラブリー(森島はるか)と比較すると、品格という点で比べものになりませんな。“清廉”の名が泣くぞ。

常木耀のキービジュアル 

 まあ品がない分、男の部屋に入り浸ったり、水着を着て男湯に入ったりと凄まじい萌え萌え展開を繰り出してきてますが。主人公の嘉味田正一が、アマガミの主人公橘純一と比べると変態紳士ぶりがまだまだ足りないので、女の子がこれくらい押してくる必要があるのかも知れません。
男の部屋に夜這い 男湯に入ります

 なおアマガミでは妹の美也を以外に隠しキャラ込みで7人ヒロインがいましたが、セイレンは姉の十萌も入れてヒロイン6人。これはあれか、姉も攻略対象なのか!?……私は一向に構わんッッ

十萌お姉ちゃん 

 続いて「幼女戦記」。何気に悠木碧と早見沙織の「あおい・さおりの新番組」コンビですな。第二次大戦の欧州戦線に魔導士が登場という展開は、前季の「終末のイゼッタ」に似ていますが、こちらでは魔導士はもっと普遍的な存在で沢山おり、航空機の代わりに魔導士が編隊を組んで飛んでいます。

ターニャ少尉 

 1話はいきなり戦闘状態からスタートし、2話が事実上のプロローグでした。やけに世知辛い幼女主人公のターニャは、実は日本のサラリーマンで、元同僚の逆恨みにより命を落としたところ、神を名乗る存在(ターニャは「存在X」と呼ぶ)から、信仰心がないことを批判され、苦境の中で反省しろと異世界で孤児の幼女へ転生させられたのでした。

幼女の前世 

 幼女になってもリーマンの記憶を保持し続けており、自身のキャリアのために出世し、後方で安全な勤務をすることを望んでいますが、「存在X」の悪意により、前線にばかり送られることになってしまいます。

士官学校に幼女 
レルゲンとターニャ 

 サラリーマン時代同様、どんな過酷な内容でも仕事と割り切って着実に実行し、自己保身のために努力を厭わず、軍法や国際法令などの抜け道に精通し、部下は道具とみなして使えれば権限を与えて活用するが、無能であれば躊躇なく捨て駒にすると、合理主義に徹しています。その姿に参謀将校のレルゲンには「化け物」と畏怖されていますが、そりゃあ見てくれは幼女だけど中身はおっさんだから(笑)。何気にレルゲンとサラリーマン時代の幼女は似ていますな。

少佐時代のレルゲン 

 軍のお偉いさん役にはビッグネームのおっさん声優が並んでおり、悠木碧と早見沙織が紅二点状態ですが、楽しくアフレコやれてんのでしょうか。悠木碧のおっさん的演技は凄いですね。さすが「こども先生」(命名杉田智和)。絵は非常にあくがありますが、ミリタリー物は結構好きなところ、良い感じに描写しています。
山のようにおっさんの群 
魔導士空中戦 

 神を自称する「存在X」ですが、信仰を強要したり案外露骨に正解に介入したりと結構無茶苦茶やってます。新約聖書の神ではなく、旧約聖書の神的な存在のようですが…愚劣な下級神ヤルダバオートなのでしょうか。

はやみんのヴィーシャ 
おっさんだけどロリ 

 最後に「亜人ちゃんは語りたい」。前季の「亜人」のイメージを引き摺りますが、こちらは「亜人」と書いて「デミ」と読みます。ヴァンパイヤ、デュラハーン、雪女、サキュウバスと、伝説の怪物・妖怪とされた存在が、実はちょっと特徴のある人間だったという世界です。

亜人ちゃんは語りたいタイトル 

 かつては迫害されたりしたこともありましたが、今では個性として認められ一般社会に溶け込んでいます。実は亜人は社会的な弱者である場合が多いので、特徴に沿った生活保障がなされ、若者たちには亜人のことを「デミ」と可愛く呼称するまでになっています。

高橋先生 

 主人公の高橋先生は大学生の頃から亜人に興味をもっていましたが、亜人は稀少な存在なので実際に出会ったことはありませんでした。ところが新学期に、いきなり四人もの亜人と遭遇することになりました。亜人の体質は遺伝より突然変異によって生じることが多いようで、双子でも一方が亜人、もう一方が普通の人間といった例も存在します。

亜人三人娘 

 キャラがとにかく可愛いですね。高橋先生だけはごついですが、心優しいので亜人(全員女性)から好意を持たれている天然タラシです。「ガーリッシュナンバー」で聞いた本渡楓の声が気に入って、また聞きたくて視聴を始めたのですが、結構面白い学園コメディーだと思います。日曜日の癒し。

ヴァンパイヤの小鳥遊ひかり 
デュラハーンの京子 

 亜人ちゃんたちは皆可愛いですが、ヴァンパイヤのひかりは貧血になりやすく日射や暑さに弱く、デュラハーンの京子は分離した頭を持たなければならないので色々面倒。雪女の雪は4話で本格的に紹介されるようなので後回しにします。

雪女の雪 佐藤さん入浴中

 サキュバスの佐藤先生は24歳の妙齢の美人ながらとにかく相手を催淫させてしまうため、人里離れた一軒家(借家)から朝夕のラッシュを避けて始発終電で通勤するなど非常に不便な生活を送っています。佐藤さんは「亜人」にも登場しましたが、あっちの佐藤さんは不死の亜人であることを堪能していましたが、こっちの佐藤さんは無茶苦茶苦労しています。というか、先生という職業選択は正しかったのか?せめて女子校なら…

亜人ちゃんは祝いたいより 

 高橋先生役の諏訪部順一は、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」以来のハーレム王状態ですが、若い女性声優さん絡みにくかったりしないんでしょうかね。佐藤先生役の日笠陽子が救いかも。そういえばひよっち、「風夏」では友美先生やってるし、なんか先生づいてますね。

視聴予定の2017年冬季アニメ:今季は手探り気味ですが…

2017年元旦

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。それにしても一年が経過するのは本当に早いですね。以前は大晦日といえば「行く年来る年」まではしっかり起きていたのですが、最近は大晦日の10時過ぎには寝てしまうようになってしまいまして、年を取ったなと実感します。元旦も酒飲んでだらだらしていたらあっという間に一日経過してしまいました。この分じゃぼーっとしているうちにまた一年が経過してしまいそうです。

2017年冬季アニメ一覧 

 年が明けると始まるのが冬季アニメですね。ぼーっとしているとあっという間に始まって、あっという間に終わってしまうので、本日は視聴予定の作品を決めておきましょう。順番はあいうえお順です。

 ① ACCA 13区監察課

ACCA.jpg 

 スクウェア・エニックスの「ビッグガンガン」で連載中のオノ・ナツメのマンガを原作とした作品です。13の自治区に分かれた王国、その平和を守る巨大統一組織“ACCA”を舞台に、「もらいタバコのジーン」の異名をもつ主人公ジーン・オータスら食わせ物ぞろいの男達がみせる粋様(いきざま)を描く。おっさん成分の多さがいいですね。萌えキャラもいいけど、こういうのも押さえておきたいなと。

 ② エルドライブ【elDRIVE】

エルドライブ 

 「少年ジャンプ+」に連載中の天野明のマンガを原作とした作品です。不思議な声が聞こえるために周囲から変わり者扱いされてきた主人公・九ノ瀬宙太が宇宙警察・エルドライブにスカウトされ、未知なる世界に挑む姿を描きます。何となく80年代中盤のB級SF映画「スター・ファイター」を彷彿とさせる気がします。ヒロインに早見沙織が起用されているので「はやみん枠」でもあります。

 ③ クズの本懐

クズの本懐 

 ノイタミナ枠。前作「舟を編む」が面白かったので継続視聴します。これも「ビッグガンガン」で連載中の横槍メンゴのマンガを原作としています。誰もが羨む評判の高校生カップル、安楽岡花火と粟屋麦が抱いている、誰にもいえない秘密を描く“あまりにも純粋で歪んだ恋愛ストーリー”。

 ④ セイレン

セイレン 

 一目絵を見て「これは…『アマガミ』!!」と視聴決定してしまいました。海のリハク並の目の私にしては正解で、「キミキス」「アマガミ」のゲームデザイナー高山箕犀による初のオリジナルTVアニメ作品です。しかも「アマガミ」と同じ「輝日東高校」を舞台としており、「アマガミ」キャラの妹や弟が登場するらしいです。個人的に「アマガミ」は最後のギャルゲーなので、思い入れもひとしおなんですが、相変わらずキャラの造詣が現実に近い感じでいいですね。ちなみにセイレンは漢字変換すると「清廉」だそうです。“心が清くて私欲がなく、後ろ暗いところのないこと”を意味しますが、それでは今回の主人公は変態紳士ではないのでしょうか?
 
 ⑤ 亜人ちゃんは語りたい

亜人ちゃんは語りたい 

 「亜人」のパロディものかと思いきや、全然違っていて、「ヤングマガジンサード」で連載中のペトスのマンガを原作とした作品です。バンパイアやデュラハンといった人間とちょっとだけ違う「亜人(デミ)」ちゃんたちと、彼女たちに興味津々な高校教師・高橋鉄男が繰り広げる学園コメディ作品です。

 ⑥ 風夏

風夏 

 「週刊少年マガジン」で連載中の瀬尾公治のマンガを原作とした作品です。内気で人付き合いが苦手な高校生・榛名優と、不思議な魅力をもつ少女・秋月風夏の出会いから始まる青春ストーリーです。早見沙織がメインキャラの一人で、主人公の幼馴染み役を演じるので、これも「はやみん」枠です。

 ⑦ 幼女戦記

幼女戦記 

 カルロ・ゼンの同名小説を原作とした作品です。魔導と銃火器が存在する異世界を舞台に、帝国軍の航空魔導師士官である金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフが地位と権力を得るために戦う姿を描きます。タイトルと、キャッチコピー「其れは、幼女の皮をかぶった化け物-。」のインパクトに惹かれました。

CHAOS CHILD 

 これで7本。もう充分なんですが、視聴打ち切り作品が出る可能性もあるので、補欠として「CHAOS;CHILD」。Xbox One用ゲームが原作で、「STEINS:GATE」も含まれる「科学アドベンチャーシリーズ」の一作です。ジャンルはSF+サスペンスホラーだそうです。2015年、渋谷。6年前に起きた大災害「渋谷地震」から復興した街に新設された私立高校「碧朋学園」に通う少年、宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として「ニュージェネレーションの狂気の再来」と称される連続殺人事件を追っていた…ということで、中二病枠に相応しい感じです。

2016年アニメベスト10:本年視聴した作品から(本年放映とは言ってない)です

5-3マップ
大損害の末5-3攻略成功 
5-4への道が開く
 
 たまにやってる艦これ速報ですが、先日遂に難関だったマップ5-3を突破しました。クリア直後の艦隊の惨状を見て下さい。よくぞこれでボス艦隊を倒せたものです。というか、これくらいの犠牲を払わなければならない強敵だということなんですが、それを5回繰り返さないとならないんですよね。

5-4map.png 5-4攻略あっさり成功
 

 その後のマップ5-4は“天国”と呼ばれています。戦場に天国ってなんだよと思いましたが、プレイしてみたら確かに天国でした。5-3はいきなり夜戦の連続、でもボスとは昼戦、さらに空母を入れるとボスに辿り着けないというハンデキャップばかりでしたが、5-4はそういう制約が一切ないので我が精鋭艦隊を思う存分投入できました

中部海域への道が開ける

 そういう訳であっさり5-4は突破し、6面「中部海域」に突入しました。でもなあ…いきなりマップ6-1は潜水艦しか使用できず、またまた難関マップなんですよ。我が艦隊の潜水艦は4隻(戦力として期待できない「まるゆ」を除く)しかなく、をここを突破出来るのはいつの日か。

2016年冬アニメダイジェスト 

 本日の本題ですが、2016年視聴アニメのベスト10というのをやってみたいと思います。当ブログで大晦日を迎えるのは5回目なんですが、これまでなぜこの企画に気づかなかったし。それぞれの作品の感想などについては既に過去記事で書いておりますので、今回はあっさり紹介のみで。

クロムクロ20161231 

 ベスト10に入る前に次点から。その1は「クロムクロ」。P.A.WORKS初のロボットアニメにして2クールものでした。現地調達式というユニークな侵略方法を取る異星人との戦いを描いていました。効率的といえば効率的ですが、これって本星の異星人は既に滅んでいて、AIと機械だけがその意思を継いでいるのかな、なんて思ったりして。

クオリディアコード20161231 

 次点その2「クオリディアコード」。これも侵略ものですが、別世界(別次元?平行世界?)からの侵略者と戦う少年少女…しかしその実相は!というセンスオブワンダーな展開は良かったです。が、話が面白かっただけに作画が非常に残念でした。これがベスト10入りを逃した理由。

ふらいんぐうぃっち20161231 

 それではベスト10。10位は「ふらいんぐうぃっち」。青森を舞台にした魔女と親戚一家のお話。ひたすらのどかでゆったりとして、癒される展開が個人的に好きでした。青森に行ったら普通に魔女とか住んでそうな気になります。

亜人20161231
 
 9位「亜人」分割2クールでした。いわゆる正義の味方のようなキャラがおらず、クズや悪人ばかり出てくるという感じでした。善人はいるけどこの人も異様でとても共感は出来ないという。そんな中、吹っ切れた悪人ぶりを見せた佐藤さんには声援を送りたくなってしまいました。遊んでるだけなんですけどね。

GATE20161231.jpg 

 8位「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」。2016年に放映されたのはは分割2クールの後半(炎龍編)でしたが、2015年に放映された前半(接触編)も込みの評価です。原作はまだ続きがあるので、ぜひ新シリーズを制作して欲しいのですが、主要キャラの一人である亜神(亜人にあらず)ロゥリィ役の種田梨沙が病気療養中なので…。早く快癒するといいのですが。

魔法少女育成計画20161231 
 
 7位「魔法少女育成計画」。「魔法少女まどか☆マギカ」以来のパンチ力を持っていた魔法少女もの。完成度はまどマギの方が上ですが、こちらは幼女すら殺す凄惨な描写がインパクト大でした。今回のは言わば「魔法少女スノーホワイト誕生編」とでも言うべきエピソードで、これからが本格的活躍となりそうなので、続編を強く期待します。何もしなかった(できなかった)スノホワちゃんは、後には“魔法少女狩り”の異名を持つそうですが、そこまで強くなるのか。

ガーリッシュナンバー20161231 

 6位「ガーリッシュナンバー」。マジか!?と思われそうですが、通して見たらこれ結構面白いですよ。主人公烏丸千歳は確かにクズですが、それなりに一本筋の通ったクズになったし、他の声優さんは悩みはそれぞれ持ってはいても、クズどころかむしろいい人ばっかりだし。OPとFDも良かったです。

ネトゲの嫁20161231 

 5位「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」。オタク趣味+ハーレム展開の中二病まっしぐらな作品でしたが、これは面白かった。現実にはありえないでしょうが、いいなあ、こういう高校生活送りたかったなあと思いました。日高里菜のキンキン声が苦手だったんですが、亜子役はすごく嵌まっていて実に良かった。

ハルチカ20161231 

 4位「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」。何かと「響け!ユーフォニアム」と比較されがちな吹奏楽部ものですが、こちらはミステリー色が加わっています。私がミステリーが好きだということもありますが、ブリドカットセーラ恵美演じるチカちゃんこと穂村千夏の魅力に完全にやられました。私史上最高のヒロインの一人だと思います。続編を激しく期待しています。

のんのんびより20161231 

 3位「のんのんびより」。第2期の「のんのんびより りぴーと」も含めます。2013年と2015年放映ですが、視聴したのは今年なのです。田舎の女の子達の日常生活を描いていますが、どことなく懐かしい郷愁を感じさせる作品です。やたらハイテンションな声優という印象しかなった村川梨衣がちゃんとした声優(失礼)だということを初めて知った作品でもありました。

蒼き鋼のアルペジオ20161231 

 2位「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」。これも2013年作品ですが、視聴したのは今年なもんで。「艦これ」きっかけに視聴したのですが、以前「艦これ」ともコラボしていたのですね。それには間に合いませんでしたが(涙)。余勢を駆って「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC」と「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」も見ちゃいました。海戦ものは最高ですね。

SHIROBAKO20161231.png 

 1位「SHIROBAKO」。2014年から2015年にかけて放映された作品ですが、やはり視聴したのは今年。「それが声優!」とか「ガーリッシュナンバー」のようなアニメ業界ものであり、かつP.A.WORKSとしては「花咲くいろは」に続く働く女の子ものです。メインキャラ可愛すぎとか、業界にいい人ばかりといった演出上仕方が無い誇張はありますが、とにかく面白く見ることができました。

2016年アニメダイジェストその2 
 
 ということで、2016年アニメベスト10のベスト3は本年の作品ではなかったという結果になってしまいましたが、順位はさほど問題じゃないです。今年も面白いアニメを見させてくれて有難うございました。来年もよろしくお願いします。

沼倉愛美20161231

 余談ですが、今後「好きな声優さん第5期」で紹介していきたい声優さんが何人か浮上しましたので、近日公開ということで名前だけ挙げておきます。まずは沼倉愛美。最近まで「恋愛ラボ」の倉橋莉子しか知らなかったのですが、重巡洋艦タカオを始め遠藤サヤとかリップルなど、今年視聴した作品に登場していました。

速水奨20161231 

 続いて速水奨。80年代から活躍するベテランですが、今なお大活躍中という息の長声優さんです。「ホスト声」「声で孕む」などと称される美声で知られます。

杉田智和20161231 

 最後に杉田智和。売れっ子ながら、他の声優に変な仇名を付けるとか、はやみんが大好きだとかいう、妙なことで知られる声優ですが、最近聞き始めた「アニゲラ!ディドゥーーン!!!」が無茶苦茶面白いのでこれは取り上げるしかないなと。オタ知識が豊富で、やけに古いものに詳しいんですよね。あと物真似がやたら上手い。

2016年秋季アニメの感想(その3):亜人 第2クール/ユーフォニアム2


 少し時期を逸した感がありますが、クリスマスを楽しむリアル明里ちゃん画像です。赤鼻のトナカイ帽子がよく似合いますが、“帽子”なんて通称が付いてしまうと亜人の佐藤さんになってしまうぞ(これで前振りOK)。

亜人最終話 

 それでは遅くなりましたが2016年秋季アニメの感想の最終回です。「響け!ユーフォニアム」が13回で、しかも年末まで引っ張ったせいなんですが、まずは「亜人」第2クールから。

佐藤さん無双 

 「佐藤さん、あんたのせいでメチャクチャだ」「佐藤さんは遊んでいるだけだ」など、全国の佐藤さんが風評被害を受けそうなセリフが連発されましたが、それだけ佐藤さんの無双ぶりと存在感が圧倒的な作品でした。一応主人公の永井とか戸崎(途中からフリスク食べなくなったな)の存在が霞むほどの強さと、明らかになった無目的ぶりが面白かったですね。

クズ主人公永井 

 基本善人と思える登場人物がおらず(厳密には一人いるけど後述するようにそいつも異常)、酷い目にあっても殺されてもあまり気にならないという、殺伐とした作品ながら視聴するにストレスがかからないという不思議な作品でもありました。

佐藤さんと相棒の田中さん 

 亜人を糾合して人間社会(というか日本)に対して超過激なテロ行為を継続し、亜人の権利を認めさせるのかと思いきや、実はひたすら戦いたかっただけの戦闘狂だったというオチに、従っていた亜人の多くは離脱してしまいましたが、非人道的な虐待実験を受けていたところを佐藤さんに助けられた田中さんだけは最後まで佐藤さんと行動を共にしていました。やはりこういう人が一人はいてくれないと。

中野のIBMなのか 

 逆に佐藤さんに助けて貰ったくせに刃向かい続ける永井の方が「人としてどうよ」(亜人だけど)という感じがしてしまったりして。まあこいつは性格がクズだから仕方ないか。佐藤さんい言わせると永井との差は、静かに暮らしたいか、遊んでいたいかというだけしかないそうですが。

永井のフラッド現象 

 麻酔銃で意識を失ってもIBM(黒い幽霊)を自律的に行動させ、自分を殺させてリセットするなど、本人もIBMも戦闘力が高くて手に負えない感があった佐藤さんですが、最後は永井の主人公属性が炸裂し、同時にIBMを多数出現させるという「フラッド現象」(前例はあるけど稀な現象)を発生させて佐藤さんと田中さんをKOし、米軍特殊部隊に引き渡しました。

拘束された佐藤さんと田中さん 

 佐藤さん達の与えたあまりのインパクトに、日本政府も亜人の権利を真剣に考え出し、これで永井に念願の平穏な生活が戻るのかと思いきや、佐藤さんたちはあっさり脱出し、再びゲームを始める構え。俺達の戦いはこれからだ!という打ち切れマンガ的なオチで終了してしまいました。これは続編とか劇場版への伏線なんでしょうかね。

輸送機爆破 

 殺したら復活してしまう亜人を無力化するには麻酔というのはまあいいんですが、強力な拘束衣を着せておけば目覚めても大丈夫だろうという米軍の措置はどういうことか?アメリカの方が研究が進んでいるはずなのに、なぜにIBM対策がないのでしょうか。最低IBMが出せないとかIBMの活動を阻害するといった措置を執らないと、亜人をいくら動けなくしてもあまり意味はないのでは。もっとも佐藤さんはIBMは使わず、体内に持っていた爆弾を爆発させたようですが、身体検査はちゃんとやろうよ米軍特殊部隊。

俺達の戦いはこれからだ 

 そもそもIBMは亜人が死から復活するための必須の物質のようですが、それをスタンドのように動かせる亜人と、出せない亜人がいるのはどういうことなんでしょうか。持って生まれたIBMの量の差なのか、技術的な問題なのか。オグラ博士は死んだ回数が多い方がいいという趣旨のことを言っていましたが。永井の相棒(永井的には勘弁してくれという表現でしょうが)の中野は最後の最後にようやくIBMを出したようですが、努力すれば亜人は全員IBMが出せるのかな?仮に亜人の天下となってもIBMを出せるか出せないかでまた差別が起きたりして。

異常な善人海斗 

 そうそう忘れてた。クズとか悪人ばかりに見える本作で唯一善人に見える永井の友人海斗ですが、この人の自己犠牲ぶりはむしろ不気味なほどで、何らかの精神疾患なんではないかと思えるレベルです。佐藤さんよりもむしろ海斗の心のありようの方が気味が悪かったですね。

まだやんのかよ 

 おまけ:こうだったら笑える① 佐藤さんの「殺すリスト」に掲載されていた要人全員、殺してみたら実は亜人

 こうだったら笑える② 植物状態の戸崎の婚約者、実は亜人で一度殺せば復活するのに誰も知らない

戸崎と下村 

 こうだったら笑える③ 亜人の復活回数には制限があり、頭の上に残り回数が表示される

 こうだったら笑える④ 事件事故では死なない亜人だが、老衰で死ぬ

 こうだったら笑える⑤ 亜人は不死だが不老ではなく、数十年後にはボケ亜人だらけの世界になる

響け!ユーフォニアム2 20161230 

 続いて最後の作品「響け!ユーフォニアム」です。原作の本編3巻に関し、第1期で1巻を、第2期で2巻と3巻をアニメ化しているようです。京都府大会で近称を取って関西大会進出を果たした北宇治高校吹奏楽部の関西大会、そして全国大会での活動が描かれています。

黄前久美子2期 

 が、関西大会での演奏についてはしっかり描かれた一方、全国大会では事前と事後の絵のみで演奏シーンは一切ありませんでした。これはあれか?所詮銅賞だったので描いてもあまり意味がなかったということなのか?でも関西大会より技術は向上していたという話だったので、聞かせてくれても良かったのに。

 本作は演奏シーンに高い評価がなされているようですが、むしろ描かれているのはそれ以外の部員の軋轢。第1期ではいい具合にドロドロしていて、この方向でドロドロしまくって欲しかったのですが、第2期のドロドロはあまり私にとってはまりいい具合ではありませんでした。

なぜ緑輝をもっと出さない 

 私は「好きなアニメキャラ」でも取り上げた川島緑輝(さふぁいあ)のほか、トランペットリーダーの中世古香織とか途中で退部した斉藤葵が好きなんですが、第2期では彼女らの登場シーンが非常に少なかった。これが不満のその1。緑輝はもっと活躍して欲しかったし、香織と葵は(色んな意味で)堕ちて欲しかったんですが…

久美子とあすか 

 中心となって描かれていたのは主人公黄前久美子と副部長田中あすか。鎧塚みぞれと傘木希美のエピソードもあったけど、それも結局はこの二人というより久美子とあすかを描くための狂言回しだったような気がします。そして二人とも家庭問題に振り回されると。

黄前麻美子 

 久美子の方は、親の言うがままに楽器を捨てて大学を受験した姉の麻美子が、やっぱり美容師になりたいと大学中退したいと言いだして親と揉める話に振り回されていました。これについては親が言うとおりとりあえず大学を卒業してからでもいいんじゃないかと思いましたが…。麻美子は今じゃなきゃダメだとはいうものの、なぜダメなのかを説明してなかったのでどうしても親の肩を持ちたくなりました。私の年もずっとそっちに近いせいですかね。

吠えろあすかママン 

 そしてあすかの方はちょっとキジルシ気味なママンが受験のために退部させたいと。十分成績はいいのになぜかと言えば、あすかが別れた夫(あすかのパパン)と同じユーフォニアムを演奏し続けることが不愉快だった様子。なぜ別れたのかとか詳細不明ですが、あすか的には離れ離れになったパパンへの思慕があったことは確実でしょう。

塚本にはこういう顔をする久美子 

 で、この二人がどうにも好きになれなくて。まず久美子ですが、学校で友人達といるとき(ソト)と、家で家族に接したり、幼馴染みの塚本秀一に接するとき(ウチ)のギャップが激しすぎです。というか、「ウチ」における態度が悪すぎて正直ドン引きしました。もっと普通の態度が取れないものか。それともこっちが素で、「ソト」での態度は演技なのか?とにかく久美子の「ウチ」における声とテンションの低さが嫌でした。

エゴだよそれは 

 そしてあすかの方は、誰に対しても自分は何でも知っているという感じの上から目線バリバリのわりに、自分のママンすら上手に御せないというギャップが。あすかの人を食ったような態度や、他人の事情を一切顧慮せずに演奏のことだけしか考えていないところは、結局のところ自分の演奏をパパンに認めて貰いたいという欲求に由来していたものだったという。

アムロもう一つのセリフ 

 ついでにこのアムロのセリフを贈りたくなりますな。これは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でシャアに対して放ったセリフですが、ついでにこのセリフをあすかに贈りたい。

鎧塚みぞれ 
傘木希美 
問題解決後の鎧塚みぞれ 

 鎧塚みぞれと傘木希美の一件もそうですが、何でも知っているような態度でいたあすかですが、本当の問題点がどこにあったのかは承知していませんでした。まあ一介のJKにそこまで洞察しろと言うのも無理な話ではあるのですが、あのまま二人の問題が解決しなかったとしたら、唯一のオーボエ奏者である鎧塚みぞれは本領を発揮できず、北宇治高校吹奏楽部は全国大会に出場できなかった可能性があります。とすれは結果論ですが、あすかの態度は「吹奏楽部のため」といいながら実は吹奏楽部のためにはなっていなかったという。これに関し、全てが解決した後、あすか自身はどのように考えたのかは一切描かれていませんが、正直ちょっと反省したくらいの描写があるべきだったと思います。

ドヤ顔のあすか 

 そしてママンとの一件。これも成績的には部活を辞める必然性がないのに、仕事で忙しい中わざわざ高校までやってきて学校側と直談判に及んだ理由は、あすかの態度にあったのではないかと。つまり、あすかがパパンを偲んでユーフォニアムを練習するのはいいとして、ママンの目の前とか、聞こえるところやりはしなかったのか。完全にママンの感知しないところで練習し、成績もキープしていたとしたら、あそこまでママンが感情的になることはなかったと思われます。

叩かれるあすか 

 つまりこの子は頭でっかちで、他者への配慮とか共感といった部分がかなり欠如しているように思います。まだまだ人間的に未完成な高校生だから当然と言ってもいいのですが、だったらその上から目線を何とかしろと思いたくなります。まあ同級生とか下級生から見たら凄い人に見えるのでしょうが、おっさん視点からは見てて恥ずかしくなるんですよねえ、この子。でもあすかのような態度で、年下の人々を煙に巻いたり魅了したりする人は世の中に結構居ます。そう、インテリとか権威筋とか言われる人々の中にです。この子もそういう胡散臭い大人になってしまうのかな。いっそ闇堕ちして欲しかったんですが。

闇を抱えるあすか 

 後は恒例(?)、久美子と麗奈の百合ップルですが、こちらは後半影を潜めてしまいましたね。もっと百合して欲しかったんですが、基本麗奈は滝先生一本槍だからなあ。麗奈はトランペットの技術は一流なんですが、それ以外は先輩の香織に全く敵わない子ですね。基本自分の事しか考えない自己中なので、2年生になって人望というものを身につけていけるかどうか。

百合というか同衾シーン 迫る麗奈

 批判みたいになっちゃいましたが、最後まで見ましたからダメな作品という訳ではないのです。単に私の望む方向に行かなかったというだけで。でもそれは原作がそうなっていたら仕方のないことなんでしょうね。世間一般的には吹奏楽部を題材とした「響け!ユーフォニアム」と「ハルチカ」を比べると、圧倒的に前者が支持されるのだと思いますが、私は「主人公の魅力」という観点だけでも圧倒的に「ハルチカ」が好きです。穂村千夏と黄前久美子では比較することすら烏滸がましいです。

アホ可愛いチカちゃん 
 
 あと、作品とは直接関係ないんですが、吹奏楽コンクールの表彰の仕方というのも素人目には違和感がありますね。金賞銀賞銅賞があるというのはいいとして、参加すれば必ず銅賞を貰い、金賞を受賞しても上位大会に出られない場合がある(いわゆる「ダメ金」)というあたりが特に。

ダメ金で泣く麗奈

 金賞=金メダル、銀賞=銀メダル、銅賞=銅メダルと解釈すれば、上位3校に金銀銅賞を与えて上位大会に行かせればいいのにとか、上位大会に行ける学校のみに金賞を与えればいいのにとか思うのですが点。吹奏楽の演奏というのはスポーツと違ってはっきり優劣とか勝敗を付けにくいものだとは思いますが、もっと判りやすい仕組みにすればいいのにと思ってしまいます。ま、素人考えなのでこんなところでぼやいていても何も変わらないでしょうけど、積極的に変えたいわけでもないので別にいいんです。

ダメ金久美子 

2016年秋季アニメの感想(その2):舟を編む/ガーリッシュナンバー

クリスマスイブイブでんがな

 クリスマスイブイブだというのになんだかとっても暖かくて。「クリスマス寒波」という話は聞きますが、暖かいのは何というのでしょうか。「熱波」はさすがにそこまでではないし、「暖波」という単語はないし。ああ、言葉の海で迷いそうです。

打ち切っちゃったよ、てへ 

 ということで、珍しく前振りも出来たことなので2016年秋季アニメの感想その2を行ってみましょう。その前に視聴打ち切りアニメについて。「SHOW BY ROCK!!#」については3話で視聴を打ち切ったといつか書いた覚えがあるのですが、実は「3月のライオン」も7話で視聴を打ち切っております(てへ)。

君嘘は哀しい 

 理由はですね…なんかどうしても「四月は君の嘘」がちらつくんですよね、この作品を見ていると。特殊な才能に恵まれた主人公が家族的には極めて不幸、でも支えてくれる人がいる…なんてところが。「全然ちげーよ!」とファンには怒られそうですけど。中二病的作品なら極端な設定は別に気にならないのですが、そうでない作品だと、面白いかどうは別に、もうこういう設定はお腹いっぱいだなあと思ってしまって。1クールならなんとか耐えられたと思いますが、2クールとなるとちょっと。

舟を編む感想 

 それではまず「舟を編む」から。三浦しをんの同名人気作が原作ということもあり、大変面白く見ることができました。ノイタミナ枠としては、「僕だけがいない町」「すべてがFになる」がなんというか…私のセンスと異なる作品だったので、視聴作品としては久々の傑作ではないかと思いました。

馬締と西岡 

 登場人物が全員大人で、おっさんおばさん率が高いのに、面白く視聴できるのというのは、自分もおっさんだから…ということもありますが、非常に現実世界に近い場所を描いていたからだと思います。奇跡もなく超能力も魔法もなくてもこれだけ面白い作品になるというのは、描いている「辞書作り」という仕事自体が面白いからなのでしょう。

真面目な馬締 

 主人公の馬締光也は当初玄武書房の営業部にいましたが、コミュ障気味で明らかに不向きでしたが、辞書編集部に引っ張られてからは浮き世離れした性格とは裏腹の言語感覚の鋭さや粘り強さ、集中力の高さがハマってまさにここに配属されるべく入社した人材という感じでした。

男も惚れる西岡 

 その馬締を引っ張ってきた西岡正志は、反対に辞書編集部には似つかわしくないチャラ男に見えましたが、この人が実に有能でした。社交的で対人折衝能力が非常に高く、「金食い虫」と呼ばれる辞書編集部の中型国語辞典「大渡海」刊行計画が中止させられそうになっていることにいち早く気付き、阻止のために奔走し、結果的に我が身を犠牲にして「大渡海」に日の目を見せることになりました。

西岡と麗美 

 馬締と西岡の関係はお互いにないものを補完しあうとても良い関係で、このままこの名コンビで辞書作りをやっていくのかと思いきや、「大渡海」刊行計画続行の代償として西岡は宣伝部に引っ張られてしまったのでした。それはとても残念でしたが、馬締が一目惚れした林香具矢(下宿の大家の孫)との仲を取り持ったり、13年後(!)に辞書編集部に配属される岸辺みどりのフォローを行ったりと八面六臂の活躍。私はチャラ男は基本大嫌いなんですが、西岡には影のMVPを差し上げたいです。

娘達にモテモテの西岡 

 社内恋愛なの?セフレなの?といった関係に見えた麗美ともちゃんと結婚して、娘二人にモテモテで、幸せそうな西岡ですが、まあ西岡ならいいかなと思ってしまいます。

月と香具矢 

 そうそうマドンナ香具矢は板前の道を突き進む一途な女性で、馬締と良く似ている生き方をする人でした。見た目きつそうですがそういうことはなかったぜ。13年後は自分の店を持つまでになっていましたが、結構BBA化が進んでいましたね。馬締や西岡は全然変わらないように見えるのに…。二人の間に子供はいないみたいですが、まあ二人が幸せなら別に問題ないですね。

老けた二人 

 そう、この作品は途中(8話)で一気に何の前触れもなく13年後に突入してしまうのです。別にタイムスリップとか超常現象ではなく、その間ずっと辞書編集が続いていたということなんですが、辞書作りってそんなに時間がかかるものなんですね。その間にも新語や流行語は沢山生まれるでしょうし、かといってあっさり消えて行く単語は入れるわけにも行かないでしょうし…第二版第三版と改訂がされることを考えると辞書作りに終わりはないですね。

松本先生 

 西岡と共に好きなのは松本先生。「大渡海」監修の国語学者で、定年前に大学の教授職を辞し、辞書の編纂に人生を捧げてきたという情熱家ですが、実に温厚かつ人格者で、原稿を依頼した他の先生が性格的にアレだったりしていたのとは対象的でした。

松本先生… 

 まさに誰もが自然に「先生」と呼びたくなる感じの人でしたが、13年の時の流れは残酷なもので、食道癌を患ってしまい「大渡海」の刊行寸前に亡くなってしまいました。人の生き死にはどうにもならないこの世の理ですが、泣きそうになってしまいました。

荒木さん 
佐々木さん

 その他、退職後も嘱託として編集に携わる荒木とか、契約社員として事務作業を一手に引き受けている佐々木さんとか、辞書編集部は実に消臭精鋭でした。新人である岸辺みどりは、ファッション雑誌を手掛けていたかったのに辞書編集部に異動となり、当初はギャップに戸惑っていましたが、やはり言語感覚に鋭さがあり、西岡らのフォローもあって次第に辞書に情熱を持ち始めていきました。出入りしていた製紙会社の営業社員とはどうなったんでしょうか?

岸辺みどり 
舟を編むエンドカード 

 もちろん子供も見られるのですが、久々に大人のための作品を見たなという気がしました。こういう「自分の一生の仕事だ」というものに巡り会えるのって、本当は実に幸せなことなんでしょうね。2013年公開の実写映画版も日本アカデミー章の最優秀作品賞のほか、数々の映画賞を受賞しており、傑作となるのは「約束された勝利」だったかも知れませんが、よくぞいいアニメを作った。全11話はちょっと短すぎな気もしますけどね。

ガーリッシュナンバー感想 

 続いて「ガーリッシュナンバー」。「舟を編む」が持っていた真摯さ、情熱といった方向とは真逆な作品でしたが、これも面白く見てしまいました。みんな違ってみんないい?

勝ったなガハハ 

 大した才能もなく、何の努力もしないのに若くて見てくれがそこそこいいというだけでメインヒロインに抜擢された新人声優烏丸千歳の世の中を舐めきった態度はもはやお見それしましたと言いたくなるレベルでした。

クソアニメクースレ 

 そのラノベを原作としたアニメ作品「九龍覇王と千年皇女(クーロンはおうとミレニアムスレイブ)」(通称「クースレ」)は、キャラデザインや脚本が勝手に変更されて原作側と対立するなど、「SHIROBAKO」でもあった展開の末、千歳が絶句するほどの作画崩壊状態で放映され、売り上げは大赤字に。

昔の写真 

 千歳のテンプレ演技やファンへの塩対応はネットで叩かれまくり、兄でマネージャーの悟浄(元声優)に「何もしていないのになぜ叩かれるの」と文句を言っていましたが、まさに「お前だけが何もしていないから叩かれるんだ」でした。

九頭P 

 その名も九頭のプロデューサーはまさに絵に描いたようなチャラ男で、西岡とは全く違う無能かつクズな男ですが、かつてはバリバリ働く事で有名だったらしいです。この人と声優事務所の難波社長の「勝ったなガハハ」に千歳が無思慮に乗っかる場面こそ、本作を象徴していると言えるでしょう。

シリアスな難波社長 

 それにしても九頭…。難波社長はなんだかんだ言っても経営者としての凄みを見せてくれましたが、アニメファンから「戦犯」呼ばわりされるとは。監督とか脚本が叩かれることは良くあることのようですが、プロデューサーまで叩かれるとはどんだけだ(笑)。

戦犯のクズ 

 肝っ玉だけは人一倍というか数十倍に太い千歳ですが、しかし、高校生の新人声優が脚光を浴びたり、共演した声優達が他作品でも役を取ってくる中、自分だけモブ程度しか仕事がない状態にさすがに焦り始め、兄の悟浄のように主役1本だけで消えるのかと苦悩するようになります。いいですねえ、闇堕ち。

闇堕ち千歳 

 調子に乗って天狗になっていた身の程知らずの若手声優がまさに自業自得なシビアな現実に直面し、どのようにして乗り越えていくのか…と行ってしまうとちょっと大袈裟ですかね。千歳の本質は最後まで変わりませんでしたが、その傍若無人ぶりが実は結構共演声優達にも(なぜかいい方向に)インパクトを与えていたりして。

苑生百花 
柴崎万葉 

 業界の大物を両親に持つ高校生アイドル声優苑生百花は、実は親の七光りありのキャスティングに複雑は思いを持っていたり、役者志望の意識高い系声優柴崎万葉は仕事はこなすものの、プロモーションやイベントに拒否感を持っていたりします。順調にキャリアアップしているかに見えるこの二人が密かに抱えていた悩みとか不満が、千歳の傍若無人な振る舞いによって表面化し、しかしそれによって図らずも問題解決に至るというのが面白かったですね。なのでど新人ながら妙な存在感を出す千歳を無視出来なくなるという。

久我山八重 

 千歳と同期の久我山八重は、小柄なのに巨乳で、かつ天然であざといとして一部(おそらく女性層)に嫌われていますが、野郎共には大人気。腹黒だとしばしば千歳から責められていますが、多分素でこういう人なんだと思います。私も野郎のはしくれだから好きですがな。でも演じていた本渡楓すらあざとすぎると感じていたほどなので、もの凄い天然なんでしょうが。この人好きだ!近日「好きなアニメキャラ」で改めて紹介しましょう。

片倉京 

 そして実は悟浄と同期だった先輩声優の片倉京。売れてないのでバイトを掛け持ちし(「それが声優!」や「SHIROBAKO」でも見た光景)、アラサーということでこの先仕事が取れなければ実家へ帰って婚活しようかと考えていたり。26歳なのでアラサーというには早すぎる気がしますが…。CV石川由依は27歳なので、京のセリフはいちいち自分の心に刺さったんじゃないかと(笑)。まあ石川由依は「進撃の巨人」のミカサ役でブレイクしているし女優業もこなしているから境遇は大分違いますが。京も好きなキャラなので、近日「好きなアニメキャラ」で改めて紹介する予定です。

桜ヶ丘七海 

 千歳は「私が売れないのはどう考えても業界がおかしい」的な考えをしばしば吐露しますが、本作で描かれる業界を見ると、それもあながち間違いではないかなあと思ったりして。番宣ラジオによればここまでひどいことはないとのことですが、デフォルメではあっても結構近いことはあったりするんじゃないの?

天使のななみん 

 ちなみに終盤に登場して千歳を無邪気に闇堕ちさせた桜ヶ丘七海はHPでただ「天使」と。この人こそ言動が八重以上にあざとい感じがするのですが、現役JKだと全て許されるのか?それともCV佐藤亜美菜が元AKBだからか?

AKB時代の佐藤亜美菜 

 “仕事が来る”のが当たり前だと思っていたけど、ぶっちゃけ、代わりなんていくらでもいる。ではなぜ選ばれたか?それは単に暇でイベントに使い易いから。皆「誰でも良い」はずだったのに、気付いたら八重や京と差がついてたのはなぜか。誰でも良い仕事を、八重や京が「君に任せたい」と言って貰えるのは、頑張っていたから。自分の代わりなんていくらでもいる中で、いかに頑張るか。私が売れる為に、全力で頑張る。これが千歳の出した結論でしたが、「仕事だから何でもやる」とか、自分なりの意欲を貫いて演技にぶつけるって考え方自体は、ずっと百花や万葉が言ってきた事でもあるんですよね。ようやく声優としての心構えが追いついたのか(クズなりに)。

がんばらなくていいからと言われて 

 七海には「がんばらなくていいから。そこで私の生き様を目に焼き付けなさい」と。要は追いついてくるんじゃねえ!ということか。
 ガーリッシュナンバーキャラ紹介その1ガーリッシュナンバーキャラ紹介その2

 大赤字アニメの始末として、「円盤」などの販売促進イベントに水準より安いギャラで複数回出て欲しいという無理筋なリクエストが来ましたが、なぜか結束が強まった声優陣、八重や京はもとより、売れっ子の百花や万葉まで参加することに。

できらあ! 

 「かなりキツいが、できるか?」との悟浄の問いかけに「出来らぁ!」と即答した千歳。それはアレか、「スーパー食いしん坊」かッ!「記憶に残る一言」で元ネタを取り上げろということかッッ!!。よし、ビビビッときたから近日やっちゃるわ。

出来らぁ! 

 兄の悟浄曰く、性格がクズで声優にしか向いていないという千歳。でもまあ図らずもグループの中心に来るというのは「持ってる」ということなんでしょうかね。どす黒い心の声をまき散らしつつ頑張って貰いたいものです。いやいや、対象的な二作品でしたが、どちらも面白くて良かったです。

ガーリッシュナンバーラスト 

2016年秋季アニメの感想(その1):ストレイドッグ/イゼッタ/まほいく

怒り顔のスノホワちゃん

 毎週日曜日はスノホワちゃんの曇り顔で始まっていましたが、最終回にして曇ってばかりなのにキレたのか怒りの表情を見せてくれました。その可愛い顔が怒りに染まるのを見るのも快感よ~って、また独眼鉄先輩になってしまいました。

良く似た二人 

 ということで、終わり始めている秋季アニメ。終わった作品から感想を書いていきたいと思います。まずは「文豪ストレイドッグス」第2クール。

俺達の戦いはこれからだ的な 

 第1クールでは武装探偵社対ポートマフィアの戦いが描かれていましたが、第2クールは“黒船”組合(ギルド)が登場して三つ巴の戦いになりましたが、最終的には組合の目的がヨコハマ壊滅ということ判明したことで、それぞれヨコハマを拠点とする武装探偵社とポートマフィアが一時的に共闘することになりました。

メガトンパンチだ 

 序盤の太宰がポートマフィアに居た頃と、決別して武装探偵社に入る契機を描いた「過去編」がとってもクールで面白かったので、本編に戻ってからのテンションダウンを不安視していたのですが、結果的には面白く見ることができました。

ラブクラフトさん 

 組合側の数々の驚異的な異能力を、結局は「うおおおーー!!」と怒りと根性で何とかしてしまっている感が強く、もっと戦略とか機知で打ち破って欲しいなと思いましたが、原作が少年マンガだから仕方ないのかも知れません(“ジョジョ”は偉大だなあ)。あと太宰治の何もかも計算してました感がちょっとやり過ぎな気が。個人的にはラブクラフトが本当に旧支配者かその化身らしいというところが良かったですが、よく契約できたなあ。クトゥルー系に関わるとろくな事がないのですが、その通りになってしまったフィッツジェラルド。

宿命の相手なのか 

 主人公の中島敦とポートマフィアの芥川龍之介は第1クールでは宿敵関係で、第2クールでもそれは変わっていませんが、圧倒的な強さを見せた組合の団長フィッツジェラルドを倒すために共闘することになりました。太宰によれば中島敦は前衛、芥川龍之介は後衛で真価を発揮するということで、コンビを組めば強力ですが、立場上そして性格的にもなかなか相容れないので「共通の敵」が出現しないと共闘しないんでしょうね。

ドヤ顔太宰さん 

 仲が悪いのに共闘といえば太宰治とマフィアの中原中也も一時的に共闘していましたが、そういう「ケンカするほど仲がいい」関係が多いのか、武装探偵社とポートマフィア。それぞれの首領である福沢諭吉と森鴎外の共闘も見てみたいです。 

ドストエフスキー登場 

 団長が倒れたことで混乱状態になった組合ですが、代わって最終盤に登場したドフトエフスキー率いる集団が第3クールに登場するものと思われます。今度は欧州の文豪が出てくるのでしょうが、組合の一部も吸収されるようです。今後は中国の文豪集団とかノーベル文学賞軍団とかも登場させてはどうでしょうかね。それだと村上春樹は残念ながら登場できませんが(笑)。

終末のイゼッタ最終回 

 続いて「終末のイゼッタ」。類似の歴史を辿っている別世界の欧州の戦乱を描いた作品でした。悲劇的な結末の予感がしていましたが、それほどバッドエンドではありませんでした。

ゲルマニア驚異のテクノロジー 

 伝説の「白き魔女」ゾフィーがゲルマニアの驚異のクローン技術(ゲルマニアの科学力は世界一ィィイイ!!)で仮初めに甦り、自分を裏切ったエイルシュタットへの復讐に走るのを阻止する最後の魔女イゼッタという展開になりましたが、魔女が核兵器のような最終兵器になりかねないという各国の懸念の警戒に対し、魔法のない世界になったことでさらに我々の世界に近い状況になったような。

緊縛のイゼッタ 

 この世界の魔女は魔力の地脈「レイライン」を利用して魔法を行使するので、かレイラインから外れると魔法が使えないという弱点がありますが、赤い魔石を使うと周辺のレイラインから魔力を吸い上げて使うことができますが、濫用するとレイラインを枯渇させてしまいます。イゼッタはそれを狙って莫大な魔力を集め、ゾフィーも対抗上魔力を集めたせいで世界中の魔力が消滅してしまったとか。石油や石炭のような地下資源的なものであれば、魔力は枯渇したまま消えてしまうのでしょうが、回復するタイプの資源だとしてら、しばらく時間が経ったら甦ったりして。

空飛ぶゾフィー
 
 イゼッタとエイルシュタット公女(後に大公)フィーネへの百合関係を愛でるという側面もありましたが、ゾフィーからしたらイゼッタの「姫様愛」はうざかっただろうなと思います。それにしてもゾフィー…エイルシュタットを憎むのは道理なんですが、クローンなのにオリジナルの記憶がちゃんとあったのはなぜなんでしょう。魔石に記憶でも刻まれていたのかな?

可哀想なゾフィー 

 ゾフィーと共に死んだと思われたイゼッタですが、ラストシーンで車椅子に乗った姿が描かれ、実は生きていたことが判明しました。ストーリー的には死んでも良かったと思いますが、フィーネの心に深い傷を付けて、その後の人生に影を差す可能性があるので、フィーネ的には当然生きていた方がいいでしょう。ただ戦闘の負傷により魔力なしには満足に身体を動かせなくなっていたので、今度は裏切らずに一生面倒を見てあげて欲しいですね。魔力が回復可能なものであればいずれ立てるかも。

我が魔女を見よ 

 それにしても魔女はなぜ絶滅してしまったのか。「純潔のマリア」ではキリスト教が流布すると共に徐々に消えゆく“異端”のように描かれていましたが、イゼッタの世界でも人々の信仰とかと関係あるんでしょうかね。レイラインが復活し、イゼッタが子を産めば「魔女の系譜」は続く可能性はありますが、男は魔力を使えないのかな?

生きていたイゼッタ 

 なお、本来のレイラインは、古代の遺跡には直線的に並ぶよう建造されたものがあるという仮説のなかで、その遺跡群が描く直線をさすものです。イギリスのアルフレッド・ワトキンスが提唱したもので、丘陵が連なる地で丘の頂上をつなぐ小道同士が一直線につながっているように見えることに気付いたことから端を発しています

白のイゼッタ 

 不思議なエネルギーに満ちた聖なる地というニューエイジ的な視点がある一方、直線なんか確率論的に引けてしまうという懐疑派の主張もあります。そもそも時代の違う遺跡を線で結んでも意味があるのかと。

近畿の五芒星 

 真偽はともかく、日本でもレイラインがあるという主張はあり、有名なものは近畿地方の相互に関連するという聖地を結ぶと現われる五芒星でしょう。さらに平安京、平城京、熊野本宮が一直線で並んでいるのでオカルト好きにはたまらんものがあるようです。

特番やります。 

 駆け足な感があったので、13話までやればいいのにと思ったら、来週特番「エイルシュタットのクリスマス」をやるらしいのでこ、れは見ねばなるまいて。

まほいく最終話エンドカード 

 最後に「魔法少女育成計画」。今季一番楽しみに見ていた作品なので最後に紹介したかったのですが、いち早く終わってしまったので仕方がありません。

正しい魔法少女の在り方 

 清く正しい魔法少女になりたいと願い、夢が叶って魔法少女として困っている人々を助けられることに喜びを感じていたスノーホワイト(姫河小雪)ですが、現実の魔法少女達は夢とは全く違う様相を見せ、互いに殺し合いを続ける中、何もできないままに相棒(ラ・ピュセル、ハードゴア・アリス)を犠牲にするような形で生き残ってしまいました。

泣き伏す小雪その1 泣き伏す小雪その2

 スピードスターの復讐のためにスイムスイムと戦うことを決意するリップルを止めることもできず、心が折れまくる小雪ちゃん。もう魔法少女には変身しないことを決意しますが…

その曇り顔を見るのが快感よ

 それでは困るポンといけしゃあしゃあと出てくるファブ。嬉しそうに新たなマスターになって欲しいと、「魔法少女育成計画」の全貌を語り出します。ファブは魔法の国から派遣された人材発掘部の使い魔で、最も成績の良かった一名が選ばれて魔法の国の一員になり、魔法少女として活躍するか、マスターとして選抜試験を行うかするのだと。

ぬけぬけとファブ 
愕然とする小雪ちゃん 
 

 今回のマスターはクラムベリーでしたが、まさかのたまに殺され、3人生き残っている内、スイムスイムとリップルが共倒れになれば労せずしてスノーホワイトが本当の魔法少女になれるというファブ。スイムスイムもリップルも能力はともかく性格的にマスター向きではないので、あえて殺し合いを唆したとドヤ声。まさに外道。

おだやかな選抜方法 

 今回凄惨な殺し合いで選抜が行われたのはクラムベリーとファブの意向で、本来なら善行数が最も多い(=マジカルキャンディーが一番多い)魔法少女を選抜すればいいところ、戦闘狂のクラムベリーがねじ曲げてファブがそれを隠蔽していたと。通常なら落選魔法少女は記憶を消してサヨナラらしいのですが、生温い試験はつまらないとバトルロワイヤルモードに。

曇り顔から怒り顔に

 穏やかに終わるはずの選抜試験がこんなになったのは全てファヴとクラムベリーの策略で、結局は最後の1人になるまで殺し合わせるつもりだったと知って初めて怒り顔になる小雪。それにしてもファブはやたら可愛い声で自分の都合ばかり押しつけてくるなあ。それで人が動くと思っているのか。マジカルファンを壊して二人の元に向かうスノーホワイトですが。

殺し合いの二人 

 そうこうしている間にもスイムスイムとリップルのバトルは激しく展開中。戦闘能力では圧倒的なリップルですが、全ての攻撃を透過してしまうスイムスイム。そして「元気になるクスリ」と薙刀ルーラで戦闘能力も上位補正しています。

ボロボロのリップル 

 リップルもカラミティメアリから奪った袋の武器を使いますが、地面に潜ったり神出鬼没なスイムスイムのトリッキーな攻撃に左目と左腕を失います。

スタングレネードが スイムちゃんの本体登場

 しかし音と光に弱いというファブのアドバイスを思い出し、カラミティメアリの遺産であるスタングレネードを使用。クラムベリー戦の時に衝撃波を喰らった時のように気絶して変身が解除されてしまいます。小学一年生の幼女(坂凪綾名)登場。

このリップル容赦せん 

 クラムベリーはさすがにその姿に一瞬驚き、それがためにたまに不覚を取ったのですが、このリップル容赦せん!とばかりに幼児に刀を何度も突き刺すリップル。妊婦殺しに続いて幼女殺しか。PTAが黙ってなさそうな作品ですなあ。チームでの共同撃破を含めて6人もの魔法少女(ルーラ、ヴェス・ウィンタープリズン、ハードゴア・アリス、トップスピード、クラムベリー、たま)を葬ってきた“エース”のスイムスイムも遂に堕つ。

腕はちゃんとあるリップルの本体 

 しかしリップルも負傷があまりにも重くばったりと。共倒れならまさにファブの計画通りなんですが…リップルの本体(細波華乃)は切断されたはずの左腕がありますね。変身中の負傷は本体に影響を及ぼさないのか。

ORZなスノホワちゃん 
マスター用端末からこんにちは 

 また何も出来なかったと嘆くスノーホワイトに、マスター用端末から出てくるファブ。スノーホワイト唯一の魔法である「困っている人の心の声が聞こえるよ」で、「マスターになってくれなきゃ困る」「マスター用端末を壊されると困る」というファヴの心の声を聞き、マスターになることを全力で拒否して端末を破壊しようとするスノーホワイト。

お怒りスノホワちゃん 

 端末を殴る蹴る岩で潰すスノーホワイト。鹿目まどか同様穏やか系かと思いきや、言葉責めを受けながらも最後までキュゥべえに直接的な暴力は振るわなかったまどかに対し、激情を見せるスノーホワイト。そう、そういう表情が見たかった。

端末を殴るスノホワちゃん 

 しかし魔法の国純正の端末なので全然壊れる様子を見せない端末。ファブは涼しい顔をしています。自分なら何でも無理を押し通せると思っちゃうのが魔法少女の悪い癖だとディスりながら、ついでにラ・ピュセルやハードゴアアリスまでディスり始めます。端末よりファブを殴りたいけど、実体がないから殴れないのがツライです

黙れやファブ 

 しかーし、余勢を駆ってトップスピードまでディスってしまったファブ。「黙れ!」と死んだと思っていたリップルが怒りの復活を見せます。ハードゴアアリスの遺品となった「うさぎの尻尾」がもたらした奇跡なのか。変身するとまた隻眼隻腕になってしまうのね。

ファブを睨み付けるスノホワちゃん 

 状況の変化に狼狽して全部クラムベリーが悪いとやたら言い訳し始めるファブ。薙刀ルーラは魔法の国の武器なので、端末の破壊も可能なようです。そんなファブの心の声がスノーホワイトにはだだ漏れです。

ルーラぐさーっ
ファブざまあ 
ファブ爆散 

 リップルが端末にルーラぐさーっ。するとあっさり壊れる端末。ファブも爆散。ざまぁ!と快哉を叫ばずにはいられない瞬間でしたね。この日をどんなにか待ったことか。

JKになった小雪の友達 
消えたまほいくのサイト 

 そして2年後…。小雪の友達(ぼっち回避のための一種の“ビジネス友達”だったらしいですが)は高校生になっていますが小雪の姿がありません。書き置きを残していきなり家出したとか、高校デビューしてからワイルドになったとか噂しています。

手合わせその1 

 どうやらスノーホワイト、海外で「正義」を執行していたようです。そして帰国してリップルに手合いをお願いするスノーホワイト。小さな親切じゃ世界は変えられないと、スノーホワイトの心は確実に変化したようです

手合わせその2 

 ラ・ピュセルやハードゴアアリスたちの思いを無駄にはしまいと、本当の強さを持つ魔法少女たらんとするスノーホワイト。強いだけが魔法少女じゃないと言いながら付き合うリップル。隻眼隻腕になってもリップルは強いなあ。三人目の相棒は死なないといいですね。

凜々しい表情のスノホワちゃん 

 殺戮劇の黒幕は本編に全く登場していない「魔法の国」かとも思ったのですが、どうやらファブとクラムベリーの趣味嗜好で行われたというのが真相のようです。とんでもねーなーこいつら。人間であるクラムベリーは快楽殺人者だったということで理解できますが、電子妖精とかいう使い魔のファブがどうしてここまで狂ったのか?バグなのか、はたまたエラーなのか。

ムジカマギカ 

 いずれにせよ原作はこれ以降も続いているので、ぜひ第二期希望。でも生き残った二人以外は全部新顔になっちゃうのか。ファブもマスター用端末を破壊されることを怖れていたところを見ると復活はないようだし。しかし可愛らしい容姿とは裏腹なデスゲームは楽しかったな。アニメを制作した Lerche(ラルケ)は「がっこうぐらし!」や「暗殺教室」を手掛けているので、可愛いキャラの死闘というものが得意なのかも知れません。

三人目の相棒 
 

SHIROBAKO:見ると元気になるP.A.WORKSの「働く女の子」シリーズ第二弾

怯え顔のスノーホワイト
曇った小雪 

 相変わらず飛ばしまくっている「魔法少女育成計画」。6話以降主人公のスノーホワイト/姫河小雪の表情からすっかり笑顔が消えてしまいました。今後笑顔が見られる時が来るのでしょうか。
 
涙のスノーホワイト 悲しみのスノーホワイト

 「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかもそうだったけど、可愛い女の子の悲しみや脅えの表情はなんだかゾクゾクしますね。心の奥底に眠っていたドS魂が目覚めるというか。「その可愛い顔が曇るのを見るのは快感よぉ~」と、思わず独眼鉄先輩になってしまいます。もう6人も魔法少女が死んでいます。だが…まだ…足りませぬか?足りませぬな! 

SHIROBAKOトップ 

 「まほいく」の今後も気になりますが、それはさておき本日はようやく見終わった「SHIROBAKO」を紹介したいと思います。いや~いい作品でした。

 グラスリップ迷作迷家

 「SHIROBAKO」はP.A.WORKS制作で監督は水島努。2014年10月から2015年3月まで2クール24話が放映されました。定評あるアニメ制作会社とアニメ監督だから鉄板じゃないかと言いたいのですが、P.Aの前作はあの歴史的怪作「グラスリップ」であり、水島監督も今年「迷家-マヨイガ-」というまさしく迷作を作っているので、決して油断してはいけないのです。

SHIROBAKO5人娘

 が、「SHIROBAKO」は良かった。2011年の「花咲くいろは」(これも名作)に続く2クールの「働く女の子」シリーズで、「花咲くいろは」では女子校生達がアルバイトで仲居や板前見習をしていましたが、「SHIROBAKO」では20歳過ぎのアニメ業界で働く女の子達を中心に、アニメーション業界を描いています。

武蔵野アニメーション 

 第20回アニメーション神戸賞で作品賞を受賞し、第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門ではテレビアニメとして唯一審査委員会特別推薦作品に選ばれ、東京アニメアワードフェスティバル2016の「アニメ オブ ザ イヤー」部門ではテレビ部門でグランプリを受賞、読売新聞が主催した世界に紹介したい日本の作品を選ぶ、ポップカルチャーアワード「SUGOI JAPAN Award 2016」ではアニメ部門で「四月は君の嘘」に続く第2位になるなど、高い評価を受けています。

えくそだすっ!の白箱 

 キャッチコピーは「アニメーション業界の今が、ここにある。」で、題名の「SHIROBAKO」は、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープ(現在ではCDとかDVDといった光学ディスク)を指す業界用語「白箱」に由来しています。作品が完成した時に関係者が最初に手にする成果物のことで、販売時には綺麗なビジュアル等で美麗に仕上げることになるので、我々素人が目にすることはないシロモノです。

第三飛行少女隊の白箱 

 作品全体から感じられるのは、困難や逆境にくじけない「若さ」でしょうか。あおいたち主役の女の子達が若いのは当然として、おっさんもおばさんもおじいさんもスタッフに大勢いるにも関わらず、「若さ」を感じるというのは、全員の精神年齢が若いからなのかな、と思います。いっそ「幼い」と言いたくなる人達もいますが。

ドンドンドーナツその2 

 そして何かを作り上げる喜び。苦労は当然あって、それも生半可ではないのですが、苦労が大きければ大きいほど、やり遂げた後の喜びはひとしおという。そして打ち上げの時にドーパミンが大量に出るせいで、再び苦労多い作品制作に向かっていくことになるようです。「舟を編む」で辞書作りは業だと言っていましたが、アニメ制作もきっと業なんでしょう。そこに夢があり、やり甲斐があれば困難も貧乏も耐えていけると。

業界の闇を描いたKUROBAKO 

 ただ…作品を批判する気は全くないのですが、若干綺麗すぎるきらいも。巷間言われるアニメ業界の悲惨さというのは、いくら夢があっても限度があるような気がします。昨年10月~12月に放映された「ハッカドール THEあにめ~しょん」第7話の「KUROBAKO」は文字通り「SHIROBAKO」のパロディでした(ドーナツも登場した)が、業界の闇を描いていて、実はこっちの方が真相に近いんじゃないか、なんて思ったり。

セクハラされる絵麻もどき 

 制作進行になったハッカドール1号の悲惨さといったら。こりゃあ宮森あおいも一週間で平岡になっちまうぜという勢いでした。絵麻ちゃんらしき子がセクハラされてたりもしたし。まあどちらもある意味極端な気がするので、真実はその間にあるんでしょうが…「SHIROBAKO」寄りであることを祈るばかりです。

高校生時代の5人娘 
上級生トリオ 

 「SHIROBAKO」は群像劇なので、アニメーション制作に関わる多数の人々が登場しますが、主要人物は山形県の女子校である県立上山高校でアニメーション同好会を作っていた誤認です。文化祭で「神仏混淆 七福陣」という妙なアニメを上映しており、同じメンバーで一緒にアニメーション作品を作ることを目指して上京してきました


宮森あおい 

 主人公はアニメ同好会の会長だった宮森あおい。愛称は「おいちゃん」。短大卒業に就職した「武蔵野アニメーション」(略称ムサニ)で制作進行を担当しています。ムサニでは1クール目にオリジナル作品「えくそだすっ!」を、2クール目に漫画が原作の「第三飛行少女隊」を制作します。1クール目は入社1年目らしく制作進行の下っ端としてコマネズミのように走り回っていましたが、2クール目に入るとベテランスタッフの離脱などにより、まとめ役である制作デスクに抜擢されます。

デスクになったあおい 

 私は主役キャラより脇役キャラが好きになる傾向が強いのですが、おいちゃんについては主役だけで非常に好きなので、いずれ「好きなアニメキャラ」で取り上げたいと思います。

安原絵麻 

 アニメーターの安原絵麻。宮森あおいと同学年で、動画担当から原画担当に、そして作画監督補佐へと抜擢されていきます。真面目ですが内向的で、独り相撲をとりがちて前半の“闇堕ち”候補一号でした。

闇堕ちしそうな絵麻
 
 アニメ業界は薄給かつハードワークと言われますが、それを一番体現しているのが絵麻。なぜか愛称もなく、「絵麻」とだけ呼ばれています。最初から二文字しかないから?実は一番好きなキャラなので、当然「好きなアニメキャラ」で取り上げます。

絵麻のエロ同人 

 なのでここではごく簡単にしか触れませんが、貧乏が蔓延しているらしい業界においても最も貧しい暮らしをしている様子が描かれていました。風呂なし、トイレ共同風の四畳半一間のボロアパートには全米が泣いた。ゆえにエロ同人誌でも貧乏をネタする援助交際といった展開が多いです。性的なのはさておき、薄幸そうなので面倒見たくなるキャラではあります。

坂木しずか 

 声優の坂木しずか。愛称は「ずかちゃん」。あおいと同学年で、養成所を経て赤鬼プロダクションに所属していますが、声優業だけでは生活できず、居酒屋でアルバイトをしています。それでも絵麻よりはましな暮らしをしているとことがなんとも。声優達には一番身につまされるキャラだったようです。

闇堕ち寸前のずかちゃん 闇堕ちずかちゃんその2

 「第三飛行少女隊」のオーディション時には一定の評価を受け、木下監督から起用の声も上がりましたが、役を獲得するには至りませんでした。後半はメインキャラがそれぞれ活躍する展開の中、一人置き去り状態となって“闇堕ち”候補二号となりましたが、最終盤にムサニを恐慌状態に追い込んだ“ちゃぶだい返し”のおかげで端役ながら役を得ることができました。

ようやく役を得たずかちゃん 涙するおいちゃん

 突然の役にもかかわらずしっかり演技したしずかを見て思わず貰い泣きするあおいに、やっぱりいい子だなあと改めて思いました。

ドンドンドーナツ 

 「第三飛行少女隊」では結果的にアニメ同好会の5人が結集することになり、5人でアニメを作ろうという誓いを新たにするのですが、一人だけ仲間外れだったら“闇堕ち”したかも知れませんね。チッ残念(笑)。

藤堂美沙
 
 3GCDクリエイターの藤堂美沙。上記3人の1年後輩で、愛称は「みーちゃん」。この人も名前は二文字なのにちゃんと愛称を付けているのに、どうして絵麻には愛称を付けないんだあおい!?

今日もタイヤを作る日々 

 高校時代はアニメーター志望でしたが、絵麻の絵を見て彼女のほうが上手だと感じ、3DCGの世界を目指すようになりました。給与も福利厚生も良い会社に入りましたが、自動車のホイールのモデリングばかりを任され、将来的にも仕事は自動車関係のみという状況と、自分が作りたいもののギャップに悩み、退職してしまいます。あおいに紹介された会社に移籍後は、「第三飛行少女隊」の制作に関わることになります。主要キャラ5人の中では一番影が薄いキャラだったような。

今井みどり 

 大学生の今井みどり。藤堂美沙の1年後輩で、愛称は「みーちゃん」が既に取られていたせいで「りーちゃん」。脚本家志望で、まだ学生で他の4人と違ってアニメに全くタッチしていないことに負い目とか焦りのようなものを感じていました。

明るいりーちゃん 

 「えくそだすっ!」終盤であおいの調べ物を手伝ったことを契機にムサニスタッフに気に入られ、「第三飛行少女隊」では設定制作としてアルバイト採用されました。脚本家を目指しており、脚本家の舞茸の押しかけ弟子状態となっています。

飛び立った5人 

 全員同じ女子校出身ということで、他のスタッフからは女子校幻想を持たれますが、ファンタジー性はないと全否定のあおいでした。しかし、これだけ可愛い子ばかりだったら幻想を持つなと言う方が無理でしょう。先輩後輩はありますが、全員仲良しで和気藹々としているし(裏ではいろいろあったとあおいは示唆していますが)

矢野エリカ 

 ムサニスタッフで私のお気に入りはあおいの先輩矢野エリカ。良き先輩としてあおいを導いていましたが、途中でパパンの入院により戦線離脱。その間にあおいは制作デスクとなり、窮地に追い込まれますが、ここぞという時に復帰して再びあおいを支えました。

井口祐未 

 お気に入りその2は井口祐未。美人ではありませんが実力派アニメーターで絵麻にとっても矢野えりか的存在です。「第三飛行少女隊」ではキャラクターデザインに抜擢され、原作サイドのクレームに試行錯誤を余儀なくされましたが、キレたり八つ当たりすることもなく仕事に専念して人間力の高さを見せてくれました。この人は将来大成しそうです。

高梨太郎 

 あおい達の悪戦苦闘ぶりを強調するためか、端的にクズキャラが登場しているのも「SHIROBAKO」の特徴で、「えくそだすっ!」編では先輩(といっても1か月早く入社しただけ)の高梨太郎(愛称タロー)でした。根拠のない自信と責任感の欠如が特徴で、無自覚に周囲に迷惑をかけるタイプです。札付きのトラブルメーカーでしたが、「第三飛行少女隊」編では新たなトラブルメーカーとして平岡が登場したため若干落ち着いた印象になりました。といっても新人制作進行からは全く信頼されず、突っ込まれまくっていましたが、もはやそれも愛嬌という感じで。

平岡大輔 

 クズキャラ2号平岡大輔。ベテランが抜けて戦力不足となったため、「第三飛行少女隊」編から補充された中途採用者です。矢野エリカとは専門学校で同期で、当時は真面目なリーダータイプでしたが、これまで就職した会社で上司や同僚に全く恵まれず、情熱を失ってやる気のない冷めた態度に終始する仕事ぶりとなりました。

和気藹々となる二人 

 過去の経緯は終盤にならないと判明せず、単に嫌なヤツという感じで他のセクションとトラブルを起こしたりしていましたが、あおいが見捨てなかったことと、タローが妙に懐いてきてつい吐露した夢が認められて以降、前向きな姿勢を取り戻しつつあるようです。

茶沢信輔 

 そして何のフォローもなく終始ひたすらにただのクズだったのが茶沢信輔。「第三飛行少女隊」の原作版元である夜鷹書房の編集者で、原作者の野亀武蔵の担当者ですが、なぜうか「第三飛行少女隊」のアニメ化については非協力的で、自分のプライベートばかりを優先していました。それだけならともかく、原作者の野亀とムサニの間に立つ身でありながら、報告・連絡・相談を「面倒臭いから」と怠ったり握り潰して適当に流していたため、双方の要望・意向がまるでかみ合わず、製作スケジュールは非常に逼迫する事態となりました。

野亀武蔵

 「変な話」を冒頭につけるのが口癖ですが、マンガ業界を描いた「バクマン。」では、編集者というのはマンガ家と二人三脚状態で作品を作っていく重要な存在として描かれていたのに、まさかこんな奴はいないだろうと思いましたが…実は類似の事案があったようです。
しろくまカフェ 

 ヒガアロハの「しろくまカフェ」というマンガは、2012年から2013年にかけてアニメ化されましたが、原作者がアニメ化に全く意見を言うことができず、それどころか原作者と制作側との間で正式な契約のないまま企画がスタートして、原作者に1円も入ってこないのにアニメ関連グッズのデザイン修正依頼が届き、〆切前で多忙なのに対応しなければならなかったりしたとか。後に編集部側が全面的に非を認め謝罪し、アニメ制作会社との間に入っていた編集が原作者の確認なしに進めていたことを明らかにしたそうです。……あるんですね、そういうことって。 

野亀の一喝
吹っ飛ぶ茶沢

 「第三飛行少女隊」の原作者である野亀武蔵も、以
前「セーラー服とF3」という作品をアニメ化された際に、設定やストーリーをアニメ製作者に大幅に改変された上に、アニメの質も低かったために野亀自身もバッシングされたという過去があったそうで、今回のアニメ化に際して色々物を言いたくなる背景というものがありましたが、仲介者の性格とか能力って本当に大事ですね。タローも平沢もそれでトラブル起こしていたけど、茶沢だけは何のフォローもなく完全な悪役になっていました。野亀に一喝されて編集長や編成局長にバレた時は実にスカッとしました。

アンデスチャッキー 

 作中、過去の作品がちょっと名前を変えてたくさん登場しました。私の心にヒットしたものだけをさらっと紹介します。まずあおいがアニメ制作を意識する契機となった「山はりねずみアンデスチャック」。若い子がよくそんな古い作品知っているなと思ったら、再放送で見たそうです。元ネタは「山ねずみロッキーチャック」。

ロッキーチャック 

 私も見ていましたが、もう良く覚えていません。かけすのサミーの「ニュースだよ!ニュースだよ!」は印象的だったけど。

伝説巨神イデオン 

 「伝説巨大ロボット イデポン」。無限のエネルギーを巡って、凄惨な戦争が繰り広げられる物語ということで、これは完全に「伝説巨神イデオン」ですね。劇中「発動編」とか言っているのは劇場版の方です。楽しく観ていました(人が死にまくるのでこの表現はちょっとという気もします)が、最終回がヱヴァンゲリオンもびっくりのぶっとび展開だったのが印象的。これがあったからエヴァもあんな最終回をやったんじゃないかと思えるほどです。

マジダス 

 「超飛空要艦マジダス」。「北野サーカス」なる表現手法を用いたSFロボットアニメということで、これは元ネタは「超時空要塞マクロス」。飛び交う機動兵器やミサイルの軌道がメカニック作画監督として参加した板野一郎のおかげで「板野サーカス」と呼ばれました。確か「伝説巨神イデオン」でも「板野サーカス」は見られたが…と思ったら、やはり作画で入っていましたね。

庵野もどき 

 「新世代アヴァンギャルドン(AVA)」。これは誰がどう見ても「新世紀エヴァンゲリオン」が元ネタですね。劇中、監督を務めた菅野光明(元ネタは当然庵野秀明)に、切羽詰まったあおいがこれほどのビッグネームとは全然気づかないままに原画を依頼に行きました。依頼は断ったものの、この人のアドバイスにより窮地を脱したのでした。

オネアミスの翼 
 「朝立宇宙軍」。“あさだち”と読んではいけません。これはエヴァ以前のガイナックスが制作したアニメ映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が元ネタでしょう。それなりに評価はされましたが興行的には大失敗で、赤字を抱えたガイナックスは「トップをねらえ!」を赤字補填のために制作することになりました。私は実はこの作品面白くなくて好きじゃないんですが、「トップをねらえ!」制作の契機となったという意味ではその存在には意味があると言わざるを得ない(笑)。

宮森あおい 

 その他、いろんなアニメ作品とか声優、関係者のパロディが横溢している本作ですが、元ネタが全部分かったら相当なアニメ通でしょうね。私なんぞはまだまだで。

記念写真 

 そういえば「えくそだすっ!」も「第三飛行少女隊」も1話だけ見ることができるんですよね。どっちかというとSF作品の「第三少女飛行隊」の方が好みですが、「えくそだすっ!」も豪華声優を起用していて捨てがたいかも。29歳のアイドルとか笑えますね。

えくそだすっ! 第三飛行少女隊

2016年秋季アニメ序盤の感想(その2):面白い作品が多くて嬉しいです

ファイターズ優勝おめでとう

 ファイターズが日本シリーズを制しました。特に野球に強い興味があるわけではなのですが、札幌で2年ほど暮らしたので、広島対日ハムとなれば当然ファイターズを応援するしかないでしょう。HTBの「イチオシ!ファイターズ」はまだやってるんでしょうかね

亜人第2クール 

 さてお待たせしました(え?別に待ってない?そんなー)。本日は2016年秋季アニメの感想の続編です。まずは「亜人 第2クール」。言わずと知れた「亜人」の二期です。4話(17話)まで視聴しました。

佐藤さんの殺すリスト 

 第2ウェーブ――“浄化”が始まった。石丸、桜井、岸、甲斐、李……リストの順番通りに殺されていく要人たち。だが、日本政府は断固としてテロリストには屈しない姿勢を貫く。水面下で動く、警察、対亜特選群、自衛隊、米国国防総省、そして、亜人管理委員会役人・戸崎と高校生亜人・永井圭。「第2ウェーブの終了とともに、我々は次のウェーブへとコマを進める。第3――それが、最終ウェーブだ」圭は、亜人である佐藤を無力化するための策を練るが、彼の気付かぬところで計画は綻びを見せ始めていた……。
 ついに動き出した、亜人過激派集団。史上最悪最凶のテロリスト・佐藤の真の狙いとは――?佐藤を止めるのは、誰だ。

永井と中野 

 ということで、佐藤さん一派は順調にテロ活動を続行中。主人公の永井圭は逃亡生活を送っていましたが、二期では執拗に追跡してきた仇敵とも言える亜人管理委員会の戸崎と手を組むことになりました。佐藤一派には5人の亜人がいますが、永井・戸崎連合にも永井のほか、佐藤一派から逃げてきた中野攻、戸崎が従前から“飼って”いた下村泉と亜人が3人となりました。他に佐藤の行動に反対してどこかに監禁されていると思われる秋山と、永井の親友で逃亡幇助により少年院に送られた海斗が出会った琴吹武という亜人がいるので、仮に全員仲間にすると5対5ということになりますが。

琴吹の黒い幽霊 

 琴吹の「黒い幽霊(IBM)」は腕の代わりに翼を持つという、非常にユニークな形状をしており、実際人を抱えて飛ぶことが可能なようです。IBMは通常見えませんが、物質なので歩けば足音がしたり足跡はできたりするのですが、飛行タイプなら野外においてはほぼ完璧な奇襲が可能になるでしょう。

永井のIBM 

 IBMは亜人によってかなり形状が異なっており、永井の限りなく人型に近いIBMはむしろ珍しいのかも知れません。亜人だからといって全員がIBMを出せるわけではないようで、作中でも中野や佐藤一派のゲン(はだしではない)はIBMを出せません。オグラ博士によると亜人は死んで再生する際にIBMを構成する物質を出すそうで、繰り返し死ぬことでIBMを発現させられるそうですが、亜人といってもIBMを出せるかどうかはかなりの差があるので、もし亜人の世界ができたとしても、IBMの有無で階級格差ができたりして。

下村泉 

 公式には日本に3人しか発見されていないとされる亜人ですが、ここまでで既に10人も存在しており、佐藤が厚生労働省前でパフォーマンスを行った際には、もっと多くのIBMが確認されています。100や200はいるのかも知れません。

IBMがうようよ 

 なお永井のIBMはひねくれもので、永井の命令の反対の行動ばかりしていましたが、オグラ博士によれば「長いことほったらかしにしていた」せいだとか。確かに永井は幼少期に自身のIBMを見ているので、10年以上放置していたと言えますが…

戸崎 

 私は亜人って普段は自分でも亜人であるという自覚はなくて、死んで生き返った時に初めて亜人であることが判明する、すなわち亜人として覚醒するのだと思っていたのですが、そういう訳でもないんでしょうかね。もしIBMを出すことができれば一度死ななくても自分が亜人だと自覚できるのかも知れませんが、死んで初めて亜人であることが判明する亜人は少数派なんでしょうか。

オグラ博士 

 亜人にはいろいろな謎があって興味が尽きません。亜人は誕生と同時に亜人なのか、それとも何らかの契機で亜人として覚醒するのか。亜人は死んでも再生しますが再生回数に制限はあるのか。佐藤みたいにおっさんの亜人もいますが、老化は普通の人間のようにするのか。その場合老衰で死ぬことはあるのか。10人登場した亜人のうち、女性は下村泉一人だけで男女比は9対1となっていますが、亜人の男女比には極端な差があるのか、などなど。

カッケエ佐藤さん 

 例えば20歳とか成長が止まった段階で亜人の年齢が固定され、死んでも全盛期の姿で甦るのならいいのですが、80歳とかになってよぼよぼになった亜人が死んで甦ってもやっぱり80歳のよぼよぼではあまりメリットはありませんね。生まれつき足の悪い亜人は甦っても足が治ることはないようですが、ガンとかで死んだ亜人はガンが消えるんでしょうかね。ガンのままだと完全に袋小路になってしまいますが。

3月のライオン原作絵 

 「3月のライオン」。4話まで見ました。タイトルに月が入っていることもありますが、雰囲気も「四月は君の嘘」に似ている気がします。主人公が天才だけど孤独だったりするあたりが特に。ルックスも似てるし。

桐山零と有馬公生  

 主人公・桐山零は、幼い頃、事故で家族を失い、心に深い孤独を背負う17歳のプロ将棋棋士。東京の下町に1人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく。これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語――。

寝起きの桐山零 

 ……ということなんですが、原作を知っている人は承知のことなのかも知れませんが、アニメだけ見ているとここまで桐山の身の上が断片的にしか語られていないのでよくわかりません。

川本三姉妹

 桐山と関わる川本家の三姉妹も、長女のあかりが棋士の先輩に酒を飲まされて潰れていた桐山を介抱したのがきっかけで知り合っただけで、別に血縁でもなんでもないのですね。桐山にも両親がいませんが、川本家もお祖父さんは出てくるけど両親が不在のようです。ママンはわりと最近亡くなったようですが、パパンは?女作って出て行ったとかだったりして。

あかりホステスモード 

 それにしても川本三姉妹、10歳ずつくらい年が離れているというのはすごいですね。見た目長女のあかりは三女のモモのママンですよ。磯野家のサザエとワカメ以上の年の差ですが、本当に同母姉妹なんでしょうか。それはさておき、茅野愛衣(長女あかり)、花澤香菜(次女ひなた)、久野美咲(三女モモ)って、なんて素晴らしいラインナップなんでしょう。ぜひこの家に出入りしたいですな。あとこの家のネコ達はなぜか三姉妹の声で人語をしゃべる(笑)。

川本家のネコ 

 自称終生のライバル・二海堂もキャラが立っていていいですね。執事がいるという裕福な家庭の子らしいですが、将棋では桐山に苦杯を舐めさせられ続けてますな。でもモモちゃんには、「ボドロ」(となりの…)に似ているということで大受けしていました。

トトロ似の二階堂 
となりのボドロ 
 それどころかあかりさんまでもが二海堂を見て「雌の顔」になってしまうという(笑)。川本家キラーだ、二海堂。でもそのボドロ体型は幼い頃から腎臓を患っている影響らしく、肉とか脂とかピザとかを食べまくったせいではないようです。

雌の顔になりおって 

 全22話予定なので、桐山の境遇とか二海堂ほかの将棋で関わる棋士達とか、高校生活などについてはこれから本格的に描かれることでしょう。

終末のイゼッタ扉絵 

 「終末のイゼッタ」。5話まで視聴しました。はやみんが凜々しく美しいお姫様を演じていますが、こういう気品のある女性役はの本当にはまりますね。

対戦車ライフルに乗った魔女 

 1939年、ゲルマニア帝国は欧州の支配を目論み隣国リヴォニアに侵攻を開始、その戦火は瞬く間に欧州全域に広がった。翌1940年、侵略の矛先はアルプスの小国エイルシュタット公国にも向けられようとしていた。公国の公女・フィーネは極秘のうちに隣国のヴェストリアに移動し、ゲルマニアと敵対するブリタニア王国の要人と会談。同盟を前提とした同国王子との政略結婚に応じようとしていたが、その交渉の最中にゲルマニアがエイルシュタットに侵攻を開始、フィーネもゲルマニアの親衛隊に捕まり、飛行機で連行される。連行の最中、機内にあった謎のカプセルが突然開き、中にいた少女・イゼッタが目を覚ますと彼女から発した粒子が飛行機を破壊、フィーネを救い出すことに成功する。

フィーネ姫 

 どうみてもゲルマニアはドイツ、エイルシュタットは公国ということではモデルはリヒテンシュタインかとも思いますが、人口4万人以下ではドイツ相手に戦争にもならないので、オーストリアのチロル地方あたりが加わった感じでしょうか。オーストリア自体は第二次世界大戦開始前にドイツに併合されてしまったのでモデルにはなりませんな。

子供の頃のイゼッタとフィーネ 

 イゼッタは最後の魔女で、子供の頃に迫害を受けて殺されそうになっていたところをエイルシュタット公国のフィーネ姫に救われたことがあり、フィーネのために戦うことを誓います。

レイラインの地図 

 戦闘機・爆撃機や戦車隊すらも壊滅させる恐るべき魔力を振るうイゼッタですが、魔力は大地の地下に走る魔力の流れ「レイライン」を利用して行使するもので、レイラインが薄かったり無かったりすれば無力な女の子になってしまいます。かつてこれは魔女達の最高機密で、知った者は魔女の手で抹殺されるほどのものでしたが、もはや魔女はイゼッタただ一人になってしまったので秘密にする意味はなくなったとか。

魔女の急降下爆撃 

 そうはいっても戦争中なので、敵国ゲルマニアに知られる訳にはいかない国家機密には違いありません。でも情報漏洩しそうな雰囲気がプンプンしてきます。

弾も撃てます 

 エイルシュタットには、存亡の危機に陥った際に「白き魔女」が現れ、民を率いて国を救うという伝承があるそうで、今回それを大々的に喧伝することにしましたが、イゼッタの祖母は生前、「白き魔女」を「裏切りの魔女」と呼び、彼女のようにはなるなとイゼッタに忠告していました。伝承は本当にあって、でも真相は全く異なるのかも知れませんね。

悲劇を暗示するEDの絵 

 というより、物語のラストは悲劇的という予感がひしひしとするのですが。イゼッタとフィーネが笑顔で手を取り合ってめでたしめでたしというハッピーエンドは全く浮かんできません。天国で手を取り合ったりして。

シモノフ対戦車ライフル 

 箒の代わりに対戦車ライフルに乗って空を飛ぶ最後の魔女イゼッタ。飛ぶだけじゃなく武器にもなるので有能ですな。ゲルマニア帝国工廠の詞作品だと言っていましたが、見た目はまさしくシモノフPTRS1941。「カリオストロの城」で次元大介も使った由緒ある(?)逸品です。日本にも九七式自動砲という対戦車ライフルがありました。

マウザー1918 

 ドイツは世界で初めて対戦車ライフル(マウザー1918)を製造した国ですが、いち早くパンツァーシュレックとかパンツァーファウストといった成形炸薬弾頭を使用する対戦車兵器の開発・製造を進めました。アメリカも有名なバズーカを開発しましたが、ソ連では対戦車ライフルに代わる有効な対戦車兵器が実用化されず、終戦まで対戦車ライフルを使用し続けました。後期のドイツ戦車の重装甲は抜けませんが、覗き孔の防弾ガラス部分を狙ったそうです。

魔法少女育成計画扉絵 

 最後に「魔法少女育成計画」。5話まで視聴しました。今季の中二病枠ですが、それとは別腹で「堕ちる美少女」は大好物です。

16人の魔法少女 

 人気ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」には、プレイヤーの数万人に一人を常人離れした身体能力と可憐な容姿、人間にはない特殊能力を持つ「魔法少女」にする力があった。しかし、とある地区で16人もの「魔法少女」が密集したことにより、魔力の問題から運営側が「魔法少女」を半分の8人まで削減を行おうとする。当初は、「魔法少女」が手にする「マジカルキャンディー」の数を競い合う競争だったはずが、ルールが何者かによって歪められ、争いは魔法少女同士の殺し合いへとシフトしていく。

殴りたいファブ 

 タイトルとは裏腹に魔法少女達が騙し合い、戦い合い、殺し合うという「魔法少女まどか☆マギカ」以来のダークファンタジーな魔法少女です。既に2人死亡していて残り14人。

スノーホワイト 

 鹿目まどかを彷彿とさせる主人公のスノーホワイトを東山奈央が好演しています。周りが魔法少女を卒業していく中、ひたすら魔法少女を信じ続ける中学2年生ということですが、中2ならそんなにおかしくないんじゃないの?

ラ・ピュセルとスノーホワイト 

 魔法少女といっても本体は必ずしも少女とは限らず、相方のラ・ピュセルはスノーホワイトの幼馴染みの岸辺 颯太という中2の少年です。まさに中二病まっさかり。男が魔法少女に憧れるというのは珍しいですが、趣味嗜好は人それぞれですからね。

削除は死 

 魔法少女は困った人を助ける事を使命とし、助けた内容によりマジカルキャンディーを多く取得しますが、集めたマジカルキャンディーの数が一番少ない魔法少女から、週に一人ずつ脱落していきます。魔法少女は一人一つだけのオリジナルな特別な能力のほか、非常識なまでの身体能力を持ちますが、その反動で魔法少女を辞め止めさせられることは死を意味するということに。

ねむりん 

 最初に脱落したのはねむりん。本体がニートで魔法少女になっても夢の中でばかり活動していたため、実戦活動でしかマジカルキャンディーを集められないという仕様のせいで最初の犠牲者となってしまいました。

ルーラの魔法発動 

 次はお姫様姿のルーラ。「目の前の相手になんでも命令できる」という強力な魔法を持っており、4人の魔法少女を従えたリーダーでした。本体は有能なOLでしたが、協調性とか空気を読むという能力が欠如していたせいで会社では冷遇され左遷させられたりしていました。IQは高くてもEQは高くなかったのか…

裏切りのルーラ一味 

 家来には不満を持つ魔法少女もいて、一見裏切りにあって脱落したようですが、実際には「ルーラのようなお姫様になりたい」→「ルーラになりたい」→「ルーラがいたらルーラになれない」→「ルーラを消してルーラになろう」という病んだ思考に陥った信奉者のスイムスイムの計略にかかってしまったのでした。
やばいスイムスイム 
ルーラの本体の遺体 

 ねむりんが死んだ時は心不全で外傷はありませんでしたが、ルーラはなぜか血まみれ。リタイヤが決定しても12時までは魔法少女のままなのですが、その間に何かあったんでしょうか?かなりルーラを憎んでいたピーキーエンジェルズにフルボッコにされたとか。

ミナエルとユナエル 

 ルーラ一派では片翼の双子の天使ミナエルとユナエル(二人合わせてピーキーエンジェルズ)がいい味を出しています。可愛いけど腹黒すぐる。翼は一つしかなくても単独で飛べるので便利ですね。

シスターナナ 

 そして魔法少女同士の争いを本気で止めたいと願うシスターナナ。はやみんが演じています。善人にみせて実はとんでもない腹黒であることを期待していましたが…だめだこの人本気で真っ白だ。でもそれが故にデスゲームの邪魔なので、早めにお亡くなりになりそう。

カラミティ・メアリ 

 悪い魔法少女としては、お姉ちゃんこと井上喜久子演じるカラミティ・メアリが最右翼でしょう。暴力団に雇われて敵対組織を襲撃するという「人助け」をしています。人助けは善悪を問わないので、それでもマジカルキャンデーが集まるようです。無茶苦茶強いのですが、強いがゆえに退場しそうな気がします。昔や女神とか天使とか真っ白キャラばかりだったお姉ちゃんですが、最近はやたらダークな役が来てますね。たまには可憐な役もやって欲しいですが。
クランベリー襲撃 

 5話で本格的に活動を開始した「森の音楽家クラムベリー」は、とにかく強者と戦いたいと主張していて、シスターナナの相棒であるヴェス・ウィンタープリズンと交戦しh、スノーホワイトの相棒であるラ・ピュセルにも戦いを挑んでいるところですが、CVはなんと緒方恵美。セーラーウラヌスを連想してしまいますが、本編ではもっと女性らしい声を出しています。

一話冒頭のシーン 

 1話冒頭、血まみれの魔法少女の屍累々の中、魔物と戦っていたのはこの人のようですが、あれは終盤の絵なんでしょうかね。

ファブとクラムベリー

 この地区で最古参の魔法少女にして、本編でキュゥべえに相当するマスコットキャラのファブ(運営)と結託しているようなので、運営サイドなのかも知れません。

マジカロイド44 
 
 あと新井里美が怪演いや好演するマジカロイド44。未来の魔法少女型ロボットという設定らしいですが、シスターナナを騙して金を稼いだり、カラミティ・メアリに追従したりと怪しい動きをしています。でも怪しいだけに生き残れなさそうな気がします。

スノーホワイト

 スノーホワイトがその名に違わず真っ白キャラなので、ぜひまどかのように言葉責めで苦しめられて欲しいですね。闇堕ちするもまたよし。ダークな内容なのにサブタイトルは毎回ハッピーな感じなのもいいですね。
1話「夢と魔法の世界へようこそ!」
2話「マジカルキャンディーを集めよう!」
3話「バージョンアップのお知らせ!」
4話「フレンドを増やそう!」
5話「新キャラを追加しました!」
このままタイトルは夢一杯で、内容は死体一杯でよろしくお願いします。主人公スノーホワイトの相方ラ・ピュセルともう一人の主人公格のリップルの相方のトップスピードのリタイヤは不可避のような気がしますが、どうなんでしょうかダークシナリオの権威・虚淵センセ?

まどかを思い出させるスノーホワイト 
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