2016年秋季アニメの感想(その3):亜人 第2クール/ユーフォニアム2


 少し時期を逸した感がありますが、クリスマスを楽しむリアル明里ちゃん画像です。赤鼻のトナカイ帽子がよく似合いますが、“帽子”なんて通称が付いてしまうと亜人の佐藤さんになってしまうぞ(これで前振りOK)。

亜人最終話 

 それでは遅くなりましたが2016年秋季アニメの感想の最終回です。「響け!ユーフォニアム」が13回で、しかも年末まで引っ張ったせいなんですが、まずは「亜人」第2クールから。

佐藤さん無双 

 「佐藤さん、あんたのせいでメチャクチャだ」「佐藤さんは遊んでいるだけだ」など、全国の佐藤さんが風評被害を受けそうなセリフが連発されましたが、それだけ佐藤さんの無双ぶりと存在感が圧倒的な作品でした。一応主人公の永井とか戸崎(途中からフリスク食べなくなったな)の存在が霞むほどの強さと、明らかになった無目的ぶりが面白かったですね。

クズ主人公永井 

 基本善人と思える登場人物がおらず(厳密には一人いるけど後述するようにそいつも異常)、酷い目にあっても殺されてもあまり気にならないという、殺伐とした作品ながら視聴するにストレスがかからないという不思議な作品でもありました。

佐藤さんと相棒の田中さん 

 亜人を糾合して人間社会(というか日本)に対して超過激なテロ行為を継続し、亜人の権利を認めさせるのかと思いきや、実はひたすら戦いたかっただけの戦闘狂だったというオチに、従っていた亜人の多くは離脱してしまいましたが、非人道的な虐待実験を受けていたところを佐藤さんに助けられた田中さんだけは最後まで佐藤さんと行動を共にしていました。やはりこういう人が一人はいてくれないと。

中野のIBMなのか 

 逆に佐藤さんに助けて貰ったくせに刃向かい続ける永井の方が「人としてどうよ」(亜人だけど)という感じがしてしまったりして。まあこいつは性格がクズだから仕方ないか。佐藤さんい言わせると永井との差は、静かに暮らしたいか、遊んでいたいかというだけしかないそうですが。

永井のフラッド現象 

 麻酔銃で意識を失ってもIBM(黒い幽霊)を自律的に行動させ、自分を殺させてリセットするなど、本人もIBMも戦闘力が高くて手に負えない感があった佐藤さんですが、最後は永井の主人公属性が炸裂し、同時にIBMを多数出現させるという「フラッド現象」(前例はあるけど稀な現象)を発生させて佐藤さんと田中さんをKOし、米軍特殊部隊に引き渡しました。

拘束された佐藤さんと田中さん 

 佐藤さん達の与えたあまりのインパクトに、日本政府も亜人の権利を真剣に考え出し、これで永井に念願の平穏な生活が戻るのかと思いきや、佐藤さんたちはあっさり脱出し、再びゲームを始める構え。俺達の戦いはこれからだ!という打ち切れマンガ的なオチで終了してしまいました。これは続編とか劇場版への伏線なんでしょうかね。

輸送機爆破 

 殺したら復活してしまう亜人を無力化するには麻酔というのはまあいいんですが、強力な拘束衣を着せておけば目覚めても大丈夫だろうという米軍の措置はどういうことか?アメリカの方が研究が進んでいるはずなのに、なぜにIBM対策がないのでしょうか。最低IBMが出せないとかIBMの活動を阻害するといった措置を執らないと、亜人をいくら動けなくしてもあまり意味はないのでは。もっとも佐藤さんはIBMは使わず、体内に持っていた爆弾を爆発させたようですが、身体検査はちゃんとやろうよ米軍特殊部隊。

俺達の戦いはこれからだ 

 そもそもIBMは亜人が死から復活するための必須の物質のようですが、それをスタンドのように動かせる亜人と、出せない亜人がいるのはどういうことなんでしょうか。持って生まれたIBMの量の差なのか、技術的な問題なのか。オグラ博士は死んだ回数が多い方がいいという趣旨のことを言っていましたが。永井の相棒(永井的には勘弁してくれという表現でしょうが)の中野は最後の最後にようやくIBMを出したようですが、努力すれば亜人は全員IBMが出せるのかな?仮に亜人の天下となってもIBMを出せるか出せないかでまた差別が起きたりして。

異常な善人海斗 

 そうそう忘れてた。クズとか悪人ばかりに見える本作で唯一善人に見える永井の友人海斗ですが、この人の自己犠牲ぶりはむしろ不気味なほどで、何らかの精神疾患なんではないかと思えるレベルです。佐藤さんよりもむしろ海斗の心のありようの方が気味が悪かったですね。

まだやんのかよ 

 おまけ:こうだったら笑える① 佐藤さんの「殺すリスト」に掲載されていた要人全員、殺してみたら実は亜人

 こうだったら笑える② 植物状態の戸崎の婚約者、実は亜人で一度殺せば復活するのに誰も知らない

戸崎と下村 

 こうだったら笑える③ 亜人の復活回数には制限があり、頭の上に残り回数が表示される

 こうだったら笑える④ 事件事故では死なない亜人だが、老衰で死ぬ

 こうだったら笑える⑤ 亜人は不死だが不老ではなく、数十年後にはボケ亜人だらけの世界になる

響け!ユーフォニアム2 20161230 

 続いて最後の作品「響け!ユーフォニアム」です。原作の本編3巻に関し、第1期で1巻を、第2期で2巻と3巻をアニメ化しているようです。京都府大会で近称を取って関西大会進出を果たした北宇治高校吹奏楽部の関西大会、そして全国大会での活動が描かれています。

黄前久美子2期 

 が、関西大会での演奏についてはしっかり描かれた一方、全国大会では事前と事後の絵のみで演奏シーンは一切ありませんでした。これはあれか?所詮銅賞だったので描いてもあまり意味がなかったということなのか?でも関西大会より技術は向上していたという話だったので、聞かせてくれても良かったのに。

 本作は演奏シーンに高い評価がなされているようですが、むしろ描かれているのはそれ以外の部員の軋轢。第1期ではいい具合にドロドロしていて、この方向でドロドロしまくって欲しかったのですが、第2期のドロドロはあまり私にとってはまりいい具合ではありませんでした。

なぜ緑輝をもっと出さない 

 私は「好きなアニメキャラ」でも取り上げた川島緑輝(さふぁいあ)のほか、トランペットリーダーの中世古香織とか途中で退部した斉藤葵が好きなんですが、第2期では彼女らの登場シーンが非常に少なかった。これが不満のその1。緑輝はもっと活躍して欲しかったし、香織と葵は(色んな意味で)堕ちて欲しかったんですが…

久美子とあすか 

 中心となって描かれていたのは主人公黄前久美子と副部長田中あすか。鎧塚みぞれと傘木希美のエピソードもあったけど、それも結局はこの二人というより久美子とあすかを描くための狂言回しだったような気がします。そして二人とも家庭問題に振り回されると。

黄前麻美子 

 久美子の方は、親の言うがままに楽器を捨てて大学を受験した姉の麻美子が、やっぱり美容師になりたいと大学中退したいと言いだして親と揉める話に振り回されていました。これについては親が言うとおりとりあえず大学を卒業してからでもいいんじゃないかと思いましたが…。麻美子は今じゃなきゃダメだとはいうものの、なぜダメなのかを説明してなかったのでどうしても親の肩を持ちたくなりました。私の年もずっとそっちに近いせいですかね。

吠えろあすかママン 

 そしてあすかの方はちょっとキジルシ気味なママンが受験のために退部させたいと。十分成績はいいのになぜかと言えば、あすかが別れた夫(あすかのパパン)と同じユーフォニアムを演奏し続けることが不愉快だった様子。なぜ別れたのかとか詳細不明ですが、あすか的には離れ離れになったパパンへの思慕があったことは確実でしょう。

塚本にはこういう顔をする久美子 

 で、この二人がどうにも好きになれなくて。まず久美子ですが、学校で友人達といるとき(ソト)と、家で家族に接したり、幼馴染みの塚本秀一に接するとき(ウチ)のギャップが激しすぎです。というか、「ウチ」における態度が悪すぎて正直ドン引きしました。もっと普通の態度が取れないものか。それともこっちが素で、「ソト」での態度は演技なのか?とにかく久美子の「ウチ」における声とテンションの低さが嫌でした。

エゴだよそれは 

 そしてあすかの方は、誰に対しても自分は何でも知っているという感じの上から目線バリバリのわりに、自分のママンすら上手に御せないというギャップが。あすかの人を食ったような態度や、他人の事情を一切顧慮せずに演奏のことだけしか考えていないところは、結局のところ自分の演奏をパパンに認めて貰いたいという欲求に由来していたものだったという。

アムロもう一つのセリフ 

 ついでにこのアムロのセリフを贈りたくなりますな。これは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でシャアに対して放ったセリフですが、ついでにこのセリフをあすかに贈りたい。

鎧塚みぞれ 
傘木希美 
問題解決後の鎧塚みぞれ 

 鎧塚みぞれと傘木希美の一件もそうですが、何でも知っているような態度でいたあすかですが、本当の問題点がどこにあったのかは承知していませんでした。まあ一介のJKにそこまで洞察しろと言うのも無理な話ではあるのですが、あのまま二人の問題が解決しなかったとしたら、唯一のオーボエ奏者である鎧塚みぞれは本領を発揮できず、北宇治高校吹奏楽部は全国大会に出場できなかった可能性があります。とすれは結果論ですが、あすかの態度は「吹奏楽部のため」といいながら実は吹奏楽部のためにはなっていなかったという。これに関し、全てが解決した後、あすか自身はどのように考えたのかは一切描かれていませんが、正直ちょっと反省したくらいの描写があるべきだったと思います。

ドヤ顔のあすか 

 そしてママンとの一件。これも成績的には部活を辞める必然性がないのに、仕事で忙しい中わざわざ高校までやってきて学校側と直談判に及んだ理由は、あすかの態度にあったのではないかと。つまり、あすかがパパンを偲んでユーフォニアムを練習するのはいいとして、ママンの目の前とか、聞こえるところやりはしなかったのか。完全にママンの感知しないところで練習し、成績もキープしていたとしたら、あそこまでママンが感情的になることはなかったと思われます。

叩かれるあすか 

 つまりこの子は頭でっかちで、他者への配慮とか共感といった部分がかなり欠如しているように思います。まだまだ人間的に未完成な高校生だから当然と言ってもいいのですが、だったらその上から目線を何とかしろと思いたくなります。まあ同級生とか下級生から見たら凄い人に見えるのでしょうが、おっさん視点からは見てて恥ずかしくなるんですよねえ、この子。でもあすかのような態度で、年下の人々を煙に巻いたり魅了したりする人は世の中に結構居ます。そう、インテリとか権威筋とか言われる人々の中にです。この子もそういう胡散臭い大人になってしまうのかな。いっそ闇堕ちして欲しかったんですが。

闇を抱えるあすか 

 後は恒例(?)、久美子と麗奈の百合ップルですが、こちらは後半影を潜めてしまいましたね。もっと百合して欲しかったんですが、基本麗奈は滝先生一本槍だからなあ。麗奈はトランペットの技術は一流なんですが、それ以外は先輩の香織に全く敵わない子ですね。基本自分の事しか考えない自己中なので、2年生になって人望というものを身につけていけるかどうか。

百合というか同衾シーン 迫る麗奈

 批判みたいになっちゃいましたが、最後まで見ましたからダメな作品という訳ではないのです。単に私の望む方向に行かなかったというだけで。でもそれは原作がそうなっていたら仕方のないことなんでしょうね。世間一般的には吹奏楽部を題材とした「響け!ユーフォニアム」と「ハルチカ」を比べると、圧倒的に前者が支持されるのだと思いますが、私は「主人公の魅力」という観点だけでも圧倒的に「ハルチカ」が好きです。穂村千夏と黄前久美子では比較することすら烏滸がましいです。

アホ可愛いチカちゃん 
 
 あと、作品とは直接関係ないんですが、吹奏楽コンクールの表彰の仕方というのも素人目には違和感がありますね。金賞銀賞銅賞があるというのはいいとして、参加すれば必ず銅賞を貰い、金賞を受賞しても上位大会に出られない場合がある(いわゆる「ダメ金」)というあたりが特に。

ダメ金で泣く麗奈

 金賞=金メダル、銀賞=銀メダル、銅賞=銅メダルと解釈すれば、上位3校に金銀銅賞を与えて上位大会に行かせればいいのにとか、上位大会に行ける学校のみに金賞を与えればいいのにとか思うのですが点。吹奏楽の演奏というのはスポーツと違ってはっきり優劣とか勝敗を付けにくいものだとは思いますが、もっと判りやすい仕組みにすればいいのにと思ってしまいます。ま、素人考えなのでこんなところでぼやいていても何も変わらないでしょうけど、積極的に変えたいわけでもないので別にいいんです。

ダメ金久美子 

2016年秋季アニメの感想(その2):舟を編む/ガーリッシュナンバー

クリスマスイブイブでんがな

 クリスマスイブイブだというのになんだかとっても暖かくて。「クリスマス寒波」という話は聞きますが、暖かいのは何というのでしょうか。「熱波」はさすがにそこまでではないし、「暖波」という単語はないし。ああ、言葉の海で迷いそうです。

打ち切っちゃったよ、てへ 

 ということで、珍しく前振りも出来たことなので2016年秋季アニメの感想その2を行ってみましょう。その前に視聴打ち切りアニメについて。「SHOW BY ROCK!!#」については3話で視聴を打ち切ったといつか書いた覚えがあるのですが、実は「3月のライオン」も7話で視聴を打ち切っております(てへ)。

君嘘は哀しい 

 理由はですね…なんかどうしても「四月は君の嘘」がちらつくんですよね、この作品を見ていると。特殊な才能に恵まれた主人公が家族的には極めて不幸、でも支えてくれる人がいる…なんてところが。「全然ちげーよ!」とファンには怒られそうですけど。中二病的作品なら極端な設定は別に気にならないのですが、そうでない作品だと、面白いかどうは別に、もうこういう設定はお腹いっぱいだなあと思ってしまって。1クールならなんとか耐えられたと思いますが、2クールとなるとちょっと。

舟を編む感想 

 それではまず「舟を編む」から。三浦しをんの同名人気作が原作ということもあり、大変面白く見ることができました。ノイタミナ枠としては、「僕だけがいない町」「すべてがFになる」がなんというか…私のセンスと異なる作品だったので、視聴作品としては久々の傑作ではないかと思いました。

馬締と西岡 

 登場人物が全員大人で、おっさんおばさん率が高いのに、面白く視聴できるのというのは、自分もおっさんだから…ということもありますが、非常に現実世界に近い場所を描いていたからだと思います。奇跡もなく超能力も魔法もなくてもこれだけ面白い作品になるというのは、描いている「辞書作り」という仕事自体が面白いからなのでしょう。

真面目な馬締 

 主人公の馬締光也は当初玄武書房の営業部にいましたが、コミュ障気味で明らかに不向きでしたが、辞書編集部に引っ張られてからは浮き世離れした性格とは裏腹の言語感覚の鋭さや粘り強さ、集中力の高さがハマってまさにここに配属されるべく入社した人材という感じでした。

男も惚れる西岡 

 その馬締を引っ張ってきた西岡正志は、反対に辞書編集部には似つかわしくないチャラ男に見えましたが、この人が実に有能でした。社交的で対人折衝能力が非常に高く、「金食い虫」と呼ばれる辞書編集部の中型国語辞典「大渡海」刊行計画が中止させられそうになっていることにいち早く気付き、阻止のために奔走し、結果的に我が身を犠牲にして「大渡海」に日の目を見せることになりました。

西岡と麗美 

 馬締と西岡の関係はお互いにないものを補完しあうとても良い関係で、このままこの名コンビで辞書作りをやっていくのかと思いきや、「大渡海」刊行計画続行の代償として西岡は宣伝部に引っ張られてしまったのでした。それはとても残念でしたが、馬締が一目惚れした林香具矢(下宿の大家の孫)との仲を取り持ったり、13年後(!)に辞書編集部に配属される岸辺みどりのフォローを行ったりと八面六臂の活躍。私はチャラ男は基本大嫌いなんですが、西岡には影のMVPを差し上げたいです。

娘達にモテモテの西岡 

 社内恋愛なの?セフレなの?といった関係に見えた麗美ともちゃんと結婚して、娘二人にモテモテで、幸せそうな西岡ですが、まあ西岡ならいいかなと思ってしまいます。

月と香具矢 

 そうそうマドンナ香具矢は板前の道を突き進む一途な女性で、馬締と良く似ている生き方をする人でした。見た目きつそうですがそういうことはなかったぜ。13年後は自分の店を持つまでになっていましたが、結構BBA化が進んでいましたね。馬締や西岡は全然変わらないように見えるのに…。二人の間に子供はいないみたいですが、まあ二人が幸せなら別に問題ないですね。

老けた二人 

 そう、この作品は途中(8話)で一気に何の前触れもなく13年後に突入してしまうのです。別にタイムスリップとか超常現象ではなく、その間ずっと辞書編集が続いていたということなんですが、辞書作りってそんなに時間がかかるものなんですね。その間にも新語や流行語は沢山生まれるでしょうし、かといってあっさり消えて行く単語は入れるわけにも行かないでしょうし…第二版第三版と改訂がされることを考えると辞書作りに終わりはないですね。

松本先生 

 西岡と共に好きなのは松本先生。「大渡海」監修の国語学者で、定年前に大学の教授職を辞し、辞書の編纂に人生を捧げてきたという情熱家ですが、実に温厚かつ人格者で、原稿を依頼した他の先生が性格的にアレだったりしていたのとは対象的でした。

松本先生… 

 まさに誰もが自然に「先生」と呼びたくなる感じの人でしたが、13年の時の流れは残酷なもので、食道癌を患ってしまい「大渡海」の刊行寸前に亡くなってしまいました。人の生き死にはどうにもならないこの世の理ですが、泣きそうになってしまいました。

荒木さん 
佐々木さん

 その他、退職後も嘱託として編集に携わる荒木とか、契約社員として事務作業を一手に引き受けている佐々木さんとか、辞書編集部は実に消臭精鋭でした。新人である岸辺みどりは、ファッション雑誌を手掛けていたかったのに辞書編集部に異動となり、当初はギャップに戸惑っていましたが、やはり言語感覚に鋭さがあり、西岡らのフォローもあって次第に辞書に情熱を持ち始めていきました。出入りしていた製紙会社の営業社員とはどうなったんでしょうか?

岸辺みどり 
舟を編むエンドカード 

 もちろん子供も見られるのですが、久々に大人のための作品を見たなという気がしました。こういう「自分の一生の仕事だ」というものに巡り会えるのって、本当は実に幸せなことなんでしょうね。2013年公開の実写映画版も日本アカデミー章の最優秀作品賞のほか、数々の映画賞を受賞しており、傑作となるのは「約束された勝利」だったかも知れませんが、よくぞいいアニメを作った。全11話はちょっと短すぎな気もしますけどね。

ガーリッシュナンバー感想 

 続いて「ガーリッシュナンバー」。「舟を編む」が持っていた真摯さ、情熱といった方向とは真逆な作品でしたが、これも面白く見てしまいました。みんな違ってみんないい?

勝ったなガハハ 

 大した才能もなく、何の努力もしないのに若くて見てくれがそこそこいいというだけでメインヒロインに抜擢された新人声優烏丸千歳の世の中を舐めきった態度はもはやお見それしましたと言いたくなるレベルでした。

クソアニメクースレ 

 そのラノベを原作としたアニメ作品「九龍覇王と千年皇女(クーロンはおうとミレニアムスレイブ)」(通称「クースレ」)は、キャラデザインや脚本が勝手に変更されて原作側と対立するなど、「SHIROBAKO」でもあった展開の末、千歳が絶句するほどの作画崩壊状態で放映され、売り上げは大赤字に。

昔の写真 

 千歳のテンプレ演技やファンへの塩対応はネットで叩かれまくり、兄でマネージャーの悟浄(元声優)に「何もしていないのになぜ叩かれるの」と文句を言っていましたが、まさに「お前だけが何もしていないから叩かれるんだ」でした。

九頭P 

 その名も九頭のプロデューサーはまさに絵に描いたようなチャラ男で、西岡とは全く違う無能かつクズな男ですが、かつてはバリバリ働く事で有名だったらしいです。この人と声優事務所の難波社長の「勝ったなガハハ」に千歳が無思慮に乗っかる場面こそ、本作を象徴していると言えるでしょう。

シリアスな難波社長 

 それにしても九頭…。難波社長はなんだかんだ言っても経営者としての凄みを見せてくれましたが、アニメファンから「戦犯」呼ばわりされるとは。監督とか脚本が叩かれることは良くあることのようですが、プロデューサーまで叩かれるとはどんだけだ(笑)。

戦犯のクズ 

 肝っ玉だけは人一倍というか数十倍に太い千歳ですが、しかし、高校生の新人声優が脚光を浴びたり、共演した声優達が他作品でも役を取ってくる中、自分だけモブ程度しか仕事がない状態にさすがに焦り始め、兄の悟浄のように主役1本だけで消えるのかと苦悩するようになります。いいですねえ、闇堕ち。

闇堕ち千歳 

 調子に乗って天狗になっていた身の程知らずの若手声優がまさに自業自得なシビアな現実に直面し、どのようにして乗り越えていくのか…と行ってしまうとちょっと大袈裟ですかね。千歳の本質は最後まで変わりませんでしたが、その傍若無人ぶりが実は結構共演声優達にも(なぜかいい方向に)インパクトを与えていたりして。

苑生百花 
柴崎万葉 

 業界の大物を両親に持つ高校生アイドル声優苑生百花は、実は親の七光りありのキャスティングに複雑は思いを持っていたり、役者志望の意識高い系声優柴崎万葉は仕事はこなすものの、プロモーションやイベントに拒否感を持っていたりします。順調にキャリアアップしているかに見えるこの二人が密かに抱えていた悩みとか不満が、千歳の傍若無人な振る舞いによって表面化し、しかしそれによって図らずも問題解決に至るというのが面白かったですね。なのでど新人ながら妙な存在感を出す千歳を無視出来なくなるという。

久我山八重 

 千歳と同期の久我山八重は、小柄なのに巨乳で、かつ天然であざといとして一部(おそらく女性層)に嫌われていますが、野郎共には大人気。腹黒だとしばしば千歳から責められていますが、多分素でこういう人なんだと思います。私も野郎のはしくれだから好きですがな。でも演じていた本渡楓すらあざとすぎると感じていたほどなので、もの凄い天然なんでしょうが。この人好きだ!近日「好きなアニメキャラ」で改めて紹介しましょう。

片倉京 

 そして実は悟浄と同期だった先輩声優の片倉京。売れてないのでバイトを掛け持ちし(「それが声優!」や「SHIROBAKO」でも見た光景)、アラサーということでこの先仕事が取れなければ実家へ帰って婚活しようかと考えていたり。26歳なのでアラサーというには早すぎる気がしますが…。CV石川由依は27歳なので、京のセリフはいちいち自分の心に刺さったんじゃないかと(笑)。まあ石川由依は「進撃の巨人」のミカサ役でブレイクしているし女優業もこなしているから境遇は大分違いますが。京も好きなキャラなので、近日「好きなアニメキャラ」で改めて紹介する予定です。

桜ヶ丘七海 

 千歳は「私が売れないのはどう考えても業界がおかしい」的な考えをしばしば吐露しますが、本作で描かれる業界を見ると、それもあながち間違いではないかなあと思ったりして。番宣ラジオによればここまでひどいことはないとのことですが、デフォルメではあっても結構近いことはあったりするんじゃないの?

天使のななみん 

 ちなみに終盤に登場して千歳を無邪気に闇堕ちさせた桜ヶ丘七海はHPでただ「天使」と。この人こそ言動が八重以上にあざとい感じがするのですが、現役JKだと全て許されるのか?それともCV佐藤亜美菜が元AKBだからか?

AKB時代の佐藤亜美菜 

 “仕事が来る”のが当たり前だと思っていたけど、ぶっちゃけ、代わりなんていくらでもいる。ではなぜ選ばれたか?それは単に暇でイベントに使い易いから。皆「誰でも良い」はずだったのに、気付いたら八重や京と差がついてたのはなぜか。誰でも良い仕事を、八重や京が「君に任せたい」と言って貰えるのは、頑張っていたから。自分の代わりなんていくらでもいる中で、いかに頑張るか。私が売れる為に、全力で頑張る。これが千歳の出した結論でしたが、「仕事だから何でもやる」とか、自分なりの意欲を貫いて演技にぶつけるって考え方自体は、ずっと百花や万葉が言ってきた事でもあるんですよね。ようやく声優としての心構えが追いついたのか(クズなりに)。

がんばらなくていいからと言われて 

 七海には「がんばらなくていいから。そこで私の生き様を目に焼き付けなさい」と。要は追いついてくるんじゃねえ!ということか。
 ガーリッシュナンバーキャラ紹介その1ガーリッシュナンバーキャラ紹介その2

 大赤字アニメの始末として、「円盤」などの販売促進イベントに水準より安いギャラで複数回出て欲しいという無理筋なリクエストが来ましたが、なぜか結束が強まった声優陣、八重や京はもとより、売れっ子の百花や万葉まで参加することに。

できらあ! 

 「かなりキツいが、できるか?」との悟浄の問いかけに「出来らぁ!」と即答した千歳。それはアレか、「スーパー食いしん坊」かッ!「記憶に残る一言」で元ネタを取り上げろということかッッ!!。よし、ビビビッときたから近日やっちゃるわ。

出来らぁ! 

 兄の悟浄曰く、性格がクズで声優にしか向いていないという千歳。でもまあ図らずもグループの中心に来るというのは「持ってる」ということなんでしょうかね。どす黒い心の声をまき散らしつつ頑張って貰いたいものです。いやいや、対象的な二作品でしたが、どちらも面白くて良かったです。

ガーリッシュナンバーラスト 

2016年秋季アニメの感想(その1):ストレイドッグ/イゼッタ/まほいく

怒り顔のスノホワちゃん

 毎週日曜日はスノホワちゃんの曇り顔で始まっていましたが、最終回にして曇ってばかりなのにキレたのか怒りの表情を見せてくれました。その可愛い顔が怒りに染まるのを見るのも快感よ~って、また独眼鉄先輩になってしまいました。

良く似た二人 

 ということで、終わり始めている秋季アニメ。終わった作品から感想を書いていきたいと思います。まずは「文豪ストレイドッグス」第2クール。

俺達の戦いはこれからだ的な 

 第1クールでは武装探偵社対ポートマフィアの戦いが描かれていましたが、第2クールは“黒船”組合(ギルド)が登場して三つ巴の戦いになりましたが、最終的には組合の目的がヨコハマ壊滅ということ判明したことで、それぞれヨコハマを拠点とする武装探偵社とポートマフィアが一時的に共闘することになりました。

メガトンパンチだ 

 序盤の太宰がポートマフィアに居た頃と、決別して武装探偵社に入る契機を描いた「過去編」がとってもクールで面白かったので、本編に戻ってからのテンションダウンを不安視していたのですが、結果的には面白く見ることができました。

ラブクラフトさん 

 組合側の数々の驚異的な異能力を、結局は「うおおおーー!!」と怒りと根性で何とかしてしまっている感が強く、もっと戦略とか機知で打ち破って欲しいなと思いましたが、原作が少年マンガだから仕方ないのかも知れません(“ジョジョ”は偉大だなあ)。あと太宰治の何もかも計算してました感がちょっとやり過ぎな気が。個人的にはラブクラフトが本当に旧支配者かその化身らしいというところが良かったですが、よく契約できたなあ。クトゥルー系に関わるとろくな事がないのですが、その通りになってしまったフィッツジェラルド。

宿命の相手なのか 

 主人公の中島敦とポートマフィアの芥川龍之介は第1クールでは宿敵関係で、第2クールでもそれは変わっていませんが、圧倒的な強さを見せた組合の団長フィッツジェラルドを倒すために共闘することになりました。太宰によれば中島敦は前衛、芥川龍之介は後衛で真価を発揮するということで、コンビを組めば強力ですが、立場上そして性格的にもなかなか相容れないので「共通の敵」が出現しないと共闘しないんでしょうね。

ドヤ顔太宰さん 

 仲が悪いのに共闘といえば太宰治とマフィアの中原中也も一時的に共闘していましたが、そういう「ケンカするほど仲がいい」関係が多いのか、武装探偵社とポートマフィア。それぞれの首領である福沢諭吉と森鴎外の共闘も見てみたいです。 

ドストエフスキー登場 

 団長が倒れたことで混乱状態になった組合ですが、代わって最終盤に登場したドフトエフスキー率いる集団が第3クールに登場するものと思われます。今度は欧州の文豪が出てくるのでしょうが、組合の一部も吸収されるようです。今後は中国の文豪集団とかノーベル文学賞軍団とかも登場させてはどうでしょうかね。それだと村上春樹は残念ながら登場できませんが(笑)。

終末のイゼッタ最終回 

 続いて「終末のイゼッタ」。類似の歴史を辿っている別世界の欧州の戦乱を描いた作品でした。悲劇的な結末の予感がしていましたが、それほどバッドエンドではありませんでした。

ゲルマニア驚異のテクノロジー 

 伝説の「白き魔女」ゾフィーがゲルマニアの驚異のクローン技術(ゲルマニアの科学力は世界一ィィイイ!!)で仮初めに甦り、自分を裏切ったエイルシュタットへの復讐に走るのを阻止する最後の魔女イゼッタという展開になりましたが、魔女が核兵器のような最終兵器になりかねないという各国の懸念の警戒に対し、魔法のない世界になったことでさらに我々の世界に近い状況になったような。

緊縛のイゼッタ 

 この世界の魔女は魔力の地脈「レイライン」を利用して魔法を行使するので、かレイラインから外れると魔法が使えないという弱点がありますが、赤い魔石を使うと周辺のレイラインから魔力を吸い上げて使うことができますが、濫用するとレイラインを枯渇させてしまいます。イゼッタはそれを狙って莫大な魔力を集め、ゾフィーも対抗上魔力を集めたせいで世界中の魔力が消滅してしまったとか。石油や石炭のような地下資源的なものであれば、魔力は枯渇したまま消えてしまうのでしょうが、回復するタイプの資源だとしてら、しばらく時間が経ったら甦ったりして。

空飛ぶゾフィー
 
 イゼッタとエイルシュタット公女(後に大公)フィーネへの百合関係を愛でるという側面もありましたが、ゾフィーからしたらイゼッタの「姫様愛」はうざかっただろうなと思います。それにしてもゾフィー…エイルシュタットを憎むのは道理なんですが、クローンなのにオリジナルの記憶がちゃんとあったのはなぜなんでしょう。魔石に記憶でも刻まれていたのかな?

可哀想なゾフィー 

 ゾフィーと共に死んだと思われたイゼッタですが、ラストシーンで車椅子に乗った姿が描かれ、実は生きていたことが判明しました。ストーリー的には死んでも良かったと思いますが、フィーネの心に深い傷を付けて、その後の人生に影を差す可能性があるので、フィーネ的には当然生きていた方がいいでしょう。ただ戦闘の負傷により魔力なしには満足に身体を動かせなくなっていたので、今度は裏切らずに一生面倒を見てあげて欲しいですね。魔力が回復可能なものであればいずれ立てるかも。

我が魔女を見よ 

 それにしても魔女はなぜ絶滅してしまったのか。「純潔のマリア」ではキリスト教が流布すると共に徐々に消えゆく“異端”のように描かれていましたが、イゼッタの世界でも人々の信仰とかと関係あるんでしょうかね。レイラインが復活し、イゼッタが子を産めば「魔女の系譜」は続く可能性はありますが、男は魔力を使えないのかな?

生きていたイゼッタ 

 なお、本来のレイラインは、古代の遺跡には直線的に並ぶよう建造されたものがあるという仮説のなかで、その遺跡群が描く直線をさすものです。イギリスのアルフレッド・ワトキンスが提唱したもので、丘陵が連なる地で丘の頂上をつなぐ小道同士が一直線につながっているように見えることに気付いたことから端を発しています

白のイゼッタ 

 不思議なエネルギーに満ちた聖なる地というニューエイジ的な視点がある一方、直線なんか確率論的に引けてしまうという懐疑派の主張もあります。そもそも時代の違う遺跡を線で結んでも意味があるのかと。

近畿の五芒星 

 真偽はともかく、日本でもレイラインがあるという主張はあり、有名なものは近畿地方の相互に関連するという聖地を結ぶと現われる五芒星でしょう。さらに平安京、平城京、熊野本宮が一直線で並んでいるのでオカルト好きにはたまらんものがあるようです。

特番やります。 

 駆け足な感があったので、13話までやればいいのにと思ったら、来週特番「エイルシュタットのクリスマス」をやるらしいのでこ、れは見ねばなるまいて。

まほいく最終話エンドカード 

 最後に「魔法少女育成計画」。今季一番楽しみに見ていた作品なので最後に紹介したかったのですが、いち早く終わってしまったので仕方がありません。

正しい魔法少女の在り方 

 清く正しい魔法少女になりたいと願い、夢が叶って魔法少女として困っている人々を助けられることに喜びを感じていたスノーホワイト(姫河小雪)ですが、現実の魔法少女達は夢とは全く違う様相を見せ、互いに殺し合いを続ける中、何もできないままに相棒(ラ・ピュセル、ハードゴア・アリス)を犠牲にするような形で生き残ってしまいました。

泣き伏す小雪その1 泣き伏す小雪その2

 スピードスターの復讐のためにスイムスイムと戦うことを決意するリップルを止めることもできず、心が折れまくる小雪ちゃん。もう魔法少女には変身しないことを決意しますが…

その曇り顔を見るのが快感よ

 それでは困るポンといけしゃあしゃあと出てくるファブ。嬉しそうに新たなマスターになって欲しいと、「魔法少女育成計画」の全貌を語り出します。ファブは魔法の国から派遣された人材発掘部の使い魔で、最も成績の良かった一名が選ばれて魔法の国の一員になり、魔法少女として活躍するか、マスターとして選抜試験を行うかするのだと。

ぬけぬけとファブ 
愕然とする小雪ちゃん 
 

 今回のマスターはクラムベリーでしたが、まさかのたまに殺され、3人生き残っている内、スイムスイムとリップルが共倒れになれば労せずしてスノーホワイトが本当の魔法少女になれるというファブ。スイムスイムもリップルも能力はともかく性格的にマスター向きではないので、あえて殺し合いを唆したとドヤ声。まさに外道。

おだやかな選抜方法 

 今回凄惨な殺し合いで選抜が行われたのはクラムベリーとファブの意向で、本来なら善行数が最も多い(=マジカルキャンディーが一番多い)魔法少女を選抜すればいいところ、戦闘狂のクラムベリーがねじ曲げてファブがそれを隠蔽していたと。通常なら落選魔法少女は記憶を消してサヨナラらしいのですが、生温い試験はつまらないとバトルロワイヤルモードに。

曇り顔から怒り顔に

 穏やかに終わるはずの選抜試験がこんなになったのは全てファヴとクラムベリーの策略で、結局は最後の1人になるまで殺し合わせるつもりだったと知って初めて怒り顔になる小雪。それにしてもファブはやたら可愛い声で自分の都合ばかり押しつけてくるなあ。それで人が動くと思っているのか。マジカルファンを壊して二人の元に向かうスノーホワイトですが。

殺し合いの二人 

 そうこうしている間にもスイムスイムとリップルのバトルは激しく展開中。戦闘能力では圧倒的なリップルですが、全ての攻撃を透過してしまうスイムスイム。そして「元気になるクスリ」と薙刀ルーラで戦闘能力も上位補正しています。

ボロボロのリップル 

 リップルもカラミティメアリから奪った袋の武器を使いますが、地面に潜ったり神出鬼没なスイムスイムのトリッキーな攻撃に左目と左腕を失います。

スタングレネードが スイムちゃんの本体登場

 しかし音と光に弱いというファブのアドバイスを思い出し、カラミティメアリの遺産であるスタングレネードを使用。クラムベリー戦の時に衝撃波を喰らった時のように気絶して変身が解除されてしまいます。小学一年生の幼女(坂凪綾名)登場。

このリップル容赦せん 

 クラムベリーはさすがにその姿に一瞬驚き、それがためにたまに不覚を取ったのですが、このリップル容赦せん!とばかりに幼児に刀を何度も突き刺すリップル。妊婦殺しに続いて幼女殺しか。PTAが黙ってなさそうな作品ですなあ。チームでの共同撃破を含めて6人もの魔法少女(ルーラ、ヴェス・ウィンタープリズン、ハードゴア・アリス、トップスピード、クラムベリー、たま)を葬ってきた“エース”のスイムスイムも遂に堕つ。

腕はちゃんとあるリップルの本体 

 しかしリップルも負傷があまりにも重くばったりと。共倒れならまさにファブの計画通りなんですが…リップルの本体(細波華乃)は切断されたはずの左腕がありますね。変身中の負傷は本体に影響を及ぼさないのか。

ORZなスノホワちゃん 
マスター用端末からこんにちは 

 また何も出来なかったと嘆くスノーホワイトに、マスター用端末から出てくるファブ。スノーホワイト唯一の魔法である「困っている人の心の声が聞こえるよ」で、「マスターになってくれなきゃ困る」「マスター用端末を壊されると困る」というファヴの心の声を聞き、マスターになることを全力で拒否して端末を破壊しようとするスノーホワイト。

お怒りスノホワちゃん 

 端末を殴る蹴る岩で潰すスノーホワイト。鹿目まどか同様穏やか系かと思いきや、言葉責めを受けながらも最後までキュゥべえに直接的な暴力は振るわなかったまどかに対し、激情を見せるスノーホワイト。そう、そういう表情が見たかった。

端末を殴るスノホワちゃん 

 しかし魔法の国純正の端末なので全然壊れる様子を見せない端末。ファブは涼しい顔をしています。自分なら何でも無理を押し通せると思っちゃうのが魔法少女の悪い癖だとディスりながら、ついでにラ・ピュセルやハードゴアアリスまでディスり始めます。端末よりファブを殴りたいけど、実体がないから殴れないのがツライです

黙れやファブ 

 しかーし、余勢を駆ってトップスピードまでディスってしまったファブ。「黙れ!」と死んだと思っていたリップルが怒りの復活を見せます。ハードゴアアリスの遺品となった「うさぎの尻尾」がもたらした奇跡なのか。変身するとまた隻眼隻腕になってしまうのね。

ファブを睨み付けるスノホワちゃん 

 状況の変化に狼狽して全部クラムベリーが悪いとやたら言い訳し始めるファブ。薙刀ルーラは魔法の国の武器なので、端末の破壊も可能なようです。そんなファブの心の声がスノーホワイトにはだだ漏れです。

ルーラぐさーっ
ファブざまあ 
ファブ爆散 

 リップルが端末にルーラぐさーっ。するとあっさり壊れる端末。ファブも爆散。ざまぁ!と快哉を叫ばずにはいられない瞬間でしたね。この日をどんなにか待ったことか。

JKになった小雪の友達 
消えたまほいくのサイト 

 そして2年後…。小雪の友達(ぼっち回避のための一種の“ビジネス友達”だったらしいですが)は高校生になっていますが小雪の姿がありません。書き置きを残していきなり家出したとか、高校デビューしてからワイルドになったとか噂しています。

手合わせその1 

 どうやらスノーホワイト、海外で「正義」を執行していたようです。そして帰国してリップルに手合いをお願いするスノーホワイト。小さな親切じゃ世界は変えられないと、スノーホワイトの心は確実に変化したようです

手合わせその2 

 ラ・ピュセルやハードゴアアリスたちの思いを無駄にはしまいと、本当の強さを持つ魔法少女たらんとするスノーホワイト。強いだけが魔法少女じゃないと言いながら付き合うリップル。隻眼隻腕になってもリップルは強いなあ。三人目の相棒は死なないといいですね。

凜々しい表情のスノホワちゃん 

 殺戮劇の黒幕は本編に全く登場していない「魔法の国」かとも思ったのですが、どうやらファブとクラムベリーの趣味嗜好で行われたというのが真相のようです。とんでもねーなーこいつら。人間であるクラムベリーは快楽殺人者だったということで理解できますが、電子妖精とかいう使い魔のファブがどうしてここまで狂ったのか?バグなのか、はたまたエラーなのか。

ムジカマギカ 

 いずれにせよ原作はこれ以降も続いているので、ぜひ第二期希望。でも生き残った二人以外は全部新顔になっちゃうのか。ファブもマスター用端末を破壊されることを怖れていたところを見ると復活はないようだし。しかし可愛らしい容姿とは裏腹なデスゲームは楽しかったな。アニメを制作した Lerche(ラルケ)は「がっこうぐらし!」や「暗殺教室」を手掛けているので、可愛いキャラの死闘というものが得意なのかも知れません。

三人目の相棒 
 

SHIROBAKO:見ると元気になるP.A.WORKSの「働く女の子」シリーズ第二弾

怯え顔のスノーホワイト
曇った小雪 

 相変わらず飛ばしまくっている「魔法少女育成計画」。6話以降主人公のスノーホワイト/姫河小雪の表情からすっかり笑顔が消えてしまいました。今後笑顔が見られる時が来るのでしょうか。
 
涙のスノーホワイト 悲しみのスノーホワイト

 「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかもそうだったけど、可愛い女の子の悲しみや脅えの表情はなんだかゾクゾクしますね。心の奥底に眠っていたドS魂が目覚めるというか。「その可愛い顔が曇るのを見るのは快感よぉ~」と、思わず独眼鉄先輩になってしまいます。もう6人も魔法少女が死んでいます。だが…まだ…足りませぬか?足りませぬな! 

SHIROBAKOトップ 

 「まほいく」の今後も気になりますが、それはさておき本日はようやく見終わった「SHIROBAKO」を紹介したいと思います。いや~いい作品でした。

 グラスリップ迷作迷家

 「SHIROBAKO」はP.A.WORKS制作で監督は水島努。2014年10月から2015年3月まで2クール24話が放映されました。定評あるアニメ制作会社とアニメ監督だから鉄板じゃないかと言いたいのですが、P.Aの前作はあの歴史的怪作「グラスリップ」であり、水島監督も今年「迷家-マヨイガ-」というまさしく迷作を作っているので、決して油断してはいけないのです。

SHIROBAKO5人娘

 が、「SHIROBAKO」は良かった。2011年の「花咲くいろは」(これも名作)に続く2クールの「働く女の子」シリーズで、「花咲くいろは」では女子校生達がアルバイトで仲居や板前見習をしていましたが、「SHIROBAKO」では20歳過ぎのアニメ業界で働く女の子達を中心に、アニメーション業界を描いています。

武蔵野アニメーション 

 第20回アニメーション神戸賞で作品賞を受賞し、第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門ではテレビアニメとして唯一審査委員会特別推薦作品に選ばれ、東京アニメアワードフェスティバル2016の「アニメ オブ ザ イヤー」部門ではテレビ部門でグランプリを受賞、読売新聞が主催した世界に紹介したい日本の作品を選ぶ、ポップカルチャーアワード「SUGOI JAPAN Award 2016」ではアニメ部門で「四月は君の嘘」に続く第2位になるなど、高い評価を受けています。

えくそだすっ!の白箱 

 キャッチコピーは「アニメーション業界の今が、ここにある。」で、題名の「SHIROBAKO」は、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープ(現在ではCDとかDVDといった光学ディスク)を指す業界用語「白箱」に由来しています。作品が完成した時に関係者が最初に手にする成果物のことで、販売時には綺麗なビジュアル等で美麗に仕上げることになるので、我々素人が目にすることはないシロモノです。

第三飛行少女隊の白箱 

 作品全体から感じられるのは、困難や逆境にくじけない「若さ」でしょうか。あおいたち主役の女の子達が若いのは当然として、おっさんもおばさんもおじいさんもスタッフに大勢いるにも関わらず、「若さ」を感じるというのは、全員の精神年齢が若いからなのかな、と思います。いっそ「幼い」と言いたくなる人達もいますが。

ドンドンドーナツその2 

 そして何かを作り上げる喜び。苦労は当然あって、それも生半可ではないのですが、苦労が大きければ大きいほど、やり遂げた後の喜びはひとしおという。そして打ち上げの時にドーパミンが大量に出るせいで、再び苦労多い作品制作に向かっていくことになるようです。「舟を編む」で辞書作りは業だと言っていましたが、アニメ制作もきっと業なんでしょう。そこに夢があり、やり甲斐があれば困難も貧乏も耐えていけると。

業界の闇を描いたKUROBAKO 

 ただ…作品を批判する気は全くないのですが、若干綺麗すぎるきらいも。巷間言われるアニメ業界の悲惨さというのは、いくら夢があっても限度があるような気がします。昨年10月~12月に放映された「ハッカドール THEあにめ~しょん」第7話の「KUROBAKO」は文字通り「SHIROBAKO」のパロディでした(ドーナツも登場した)が、業界の闇を描いていて、実はこっちの方が真相に近いんじゃないか、なんて思ったり。

セクハラされる絵麻もどき 

 制作進行になったハッカドール1号の悲惨さといったら。こりゃあ宮森あおいも一週間で平岡になっちまうぜという勢いでした。絵麻ちゃんらしき子がセクハラされてたりもしたし。まあどちらもある意味極端な気がするので、真実はその間にあるんでしょうが…「SHIROBAKO」寄りであることを祈るばかりです。

高校生時代の5人娘 
上級生トリオ 

 「SHIROBAKO」は群像劇なので、アニメーション制作に関わる多数の人々が登場しますが、主要人物は山形県の女子校である県立上山高校でアニメーション同好会を作っていた誤認です。文化祭で「神仏混淆 七福陣」という妙なアニメを上映しており、同じメンバーで一緒にアニメーション作品を作ることを目指して上京してきました


宮森あおい 

 主人公はアニメ同好会の会長だった宮森あおい。愛称は「おいちゃん」。短大卒業に就職した「武蔵野アニメーション」(略称ムサニ)で制作進行を担当しています。ムサニでは1クール目にオリジナル作品「えくそだすっ!」を、2クール目に漫画が原作の「第三飛行少女隊」を制作します。1クール目は入社1年目らしく制作進行の下っ端としてコマネズミのように走り回っていましたが、2クール目に入るとベテランスタッフの離脱などにより、まとめ役である制作デスクに抜擢されます。

デスクになったあおい 

 私は主役キャラより脇役キャラが好きになる傾向が強いのですが、おいちゃんについては主役だけで非常に好きなので、いずれ「好きなアニメキャラ」で取り上げたいと思います。

安原絵麻 

 アニメーターの安原絵麻。宮森あおいと同学年で、動画担当から原画担当に、そして作画監督補佐へと抜擢されていきます。真面目ですが内向的で、独り相撲をとりがちて前半の“闇堕ち”候補一号でした。

闇堕ちしそうな絵麻
 
 アニメ業界は薄給かつハードワークと言われますが、それを一番体現しているのが絵麻。なぜか愛称もなく、「絵麻」とだけ呼ばれています。最初から二文字しかないから?実は一番好きなキャラなので、当然「好きなアニメキャラ」で取り上げます。

絵麻のエロ同人 

 なのでここではごく簡単にしか触れませんが、貧乏が蔓延しているらしい業界においても最も貧しい暮らしをしている様子が描かれていました。風呂なし、トイレ共同風の四畳半一間のボロアパートには全米が泣いた。ゆえにエロ同人誌でも貧乏をネタする援助交際といった展開が多いです。性的なのはさておき、薄幸そうなので面倒見たくなるキャラではあります。

坂木しずか 

 声優の坂木しずか。愛称は「ずかちゃん」。あおいと同学年で、養成所を経て赤鬼プロダクションに所属していますが、声優業だけでは生活できず、居酒屋でアルバイトをしています。それでも絵麻よりはましな暮らしをしているとことがなんとも。声優達には一番身につまされるキャラだったようです。

闇堕ち寸前のずかちゃん 闇堕ちずかちゃんその2

 「第三飛行少女隊」のオーディション時には一定の評価を受け、木下監督から起用の声も上がりましたが、役を獲得するには至りませんでした。後半はメインキャラがそれぞれ活躍する展開の中、一人置き去り状態となって“闇堕ち”候補二号となりましたが、最終盤にムサニを恐慌状態に追い込んだ“ちゃぶだい返し”のおかげで端役ながら役を得ることができました。

ようやく役を得たずかちゃん 涙するおいちゃん

 突然の役にもかかわらずしっかり演技したしずかを見て思わず貰い泣きするあおいに、やっぱりいい子だなあと改めて思いました。

ドンドンドーナツ 

 「第三飛行少女隊」では結果的にアニメ同好会の5人が結集することになり、5人でアニメを作ろうという誓いを新たにするのですが、一人だけ仲間外れだったら“闇堕ち”したかも知れませんね。チッ残念(笑)。

藤堂美沙
 
 3GCDクリエイターの藤堂美沙。上記3人の1年後輩で、愛称は「みーちゃん」。この人も名前は二文字なのにちゃんと愛称を付けているのに、どうして絵麻には愛称を付けないんだあおい!?

今日もタイヤを作る日々 

 高校時代はアニメーター志望でしたが、絵麻の絵を見て彼女のほうが上手だと感じ、3DCGの世界を目指すようになりました。給与も福利厚生も良い会社に入りましたが、自動車のホイールのモデリングばかりを任され、将来的にも仕事は自動車関係のみという状況と、自分が作りたいもののギャップに悩み、退職してしまいます。あおいに紹介された会社に移籍後は、「第三飛行少女隊」の制作に関わることになります。主要キャラ5人の中では一番影が薄いキャラだったような。

今井みどり 

 大学生の今井みどり。藤堂美沙の1年後輩で、愛称は「みーちゃん」が既に取られていたせいで「りーちゃん」。脚本家志望で、まだ学生で他の4人と違ってアニメに全くタッチしていないことに負い目とか焦りのようなものを感じていました。

明るいりーちゃん 

 「えくそだすっ!」終盤であおいの調べ物を手伝ったことを契機にムサニスタッフに気に入られ、「第三飛行少女隊」では設定制作としてアルバイト採用されました。脚本家を目指しており、脚本家の舞茸の押しかけ弟子状態となっています。

飛び立った5人 

 全員同じ女子校出身ということで、他のスタッフからは女子校幻想を持たれますが、ファンタジー性はないと全否定のあおいでした。しかし、これだけ可愛い子ばかりだったら幻想を持つなと言う方が無理でしょう。先輩後輩はありますが、全員仲良しで和気藹々としているし(裏ではいろいろあったとあおいは示唆していますが)

矢野エリカ 

 ムサニスタッフで私のお気に入りはあおいの先輩矢野エリカ。良き先輩としてあおいを導いていましたが、途中でパパンの入院により戦線離脱。その間にあおいは制作デスクとなり、窮地に追い込まれますが、ここぞという時に復帰して再びあおいを支えました。

井口祐未 

 お気に入りその2は井口祐未。美人ではありませんが実力派アニメーターで絵麻にとっても矢野えりか的存在です。「第三飛行少女隊」ではキャラクターデザインに抜擢され、原作サイドのクレームに試行錯誤を余儀なくされましたが、キレたり八つ当たりすることもなく仕事に専念して人間力の高さを見せてくれました。この人は将来大成しそうです。

高梨太郎 

 あおい達の悪戦苦闘ぶりを強調するためか、端的にクズキャラが登場しているのも「SHIROBAKO」の特徴で、「えくそだすっ!」編では先輩(といっても1か月早く入社しただけ)の高梨太郎(愛称タロー)でした。根拠のない自信と責任感の欠如が特徴で、無自覚に周囲に迷惑をかけるタイプです。札付きのトラブルメーカーでしたが、「第三飛行少女隊」編では新たなトラブルメーカーとして平岡が登場したため若干落ち着いた印象になりました。といっても新人制作進行からは全く信頼されず、突っ込まれまくっていましたが、もはやそれも愛嬌という感じで。

平岡大輔 

 クズキャラ2号平岡大輔。ベテランが抜けて戦力不足となったため、「第三飛行少女隊」編から補充された中途採用者です。矢野エリカとは専門学校で同期で、当時は真面目なリーダータイプでしたが、これまで就職した会社で上司や同僚に全く恵まれず、情熱を失ってやる気のない冷めた態度に終始する仕事ぶりとなりました。

和気藹々となる二人 

 過去の経緯は終盤にならないと判明せず、単に嫌なヤツという感じで他のセクションとトラブルを起こしたりしていましたが、あおいが見捨てなかったことと、タローが妙に懐いてきてつい吐露した夢が認められて以降、前向きな姿勢を取り戻しつつあるようです。

茶沢信輔 

 そして何のフォローもなく終始ひたすらにただのクズだったのが茶沢信輔。「第三飛行少女隊」の原作版元である夜鷹書房の編集者で、原作者の野亀武蔵の担当者ですが、なぜうか「第三飛行少女隊」のアニメ化については非協力的で、自分のプライベートばかりを優先していました。それだけならともかく、原作者の野亀とムサニの間に立つ身でありながら、報告・連絡・相談を「面倒臭いから」と怠ったり握り潰して適当に流していたため、双方の要望・意向がまるでかみ合わず、製作スケジュールは非常に逼迫する事態となりました。

野亀武蔵

 「変な話」を冒頭につけるのが口癖ですが、マンガ業界を描いた「バクマン。」では、編集者というのはマンガ家と二人三脚状態で作品を作っていく重要な存在として描かれていたのに、まさかこんな奴はいないだろうと思いましたが…実は類似の事案があったようです。
しろくまカフェ 

 ヒガアロハの「しろくまカフェ」というマンガは、2012年から2013年にかけてアニメ化されましたが、原作者がアニメ化に全く意見を言うことができず、それどころか原作者と制作側との間で正式な契約のないまま企画がスタートして、原作者に1円も入ってこないのにアニメ関連グッズのデザイン修正依頼が届き、〆切前で多忙なのに対応しなければならなかったりしたとか。後に編集部側が全面的に非を認め謝罪し、アニメ制作会社との間に入っていた編集が原作者の確認なしに進めていたことを明らかにしたそうです。……あるんですね、そういうことって。 

野亀の一喝
吹っ飛ぶ茶沢

 「第三飛行少女隊」の原作者である野亀武蔵も、以
前「セーラー服とF3」という作品をアニメ化された際に、設定やストーリーをアニメ製作者に大幅に改変された上に、アニメの質も低かったために野亀自身もバッシングされたという過去があったそうで、今回のアニメ化に際して色々物を言いたくなる背景というものがありましたが、仲介者の性格とか能力って本当に大事ですね。タローも平沢もそれでトラブル起こしていたけど、茶沢だけは何のフォローもなく完全な悪役になっていました。野亀に一喝されて編集長や編成局長にバレた時は実にスカッとしました。

アンデスチャッキー 

 作中、過去の作品がちょっと名前を変えてたくさん登場しました。私の心にヒットしたものだけをさらっと紹介します。まずあおいがアニメ制作を意識する契機となった「山はりねずみアンデスチャック」。若い子がよくそんな古い作品知っているなと思ったら、再放送で見たそうです。元ネタは「山ねずみロッキーチャック」。

ロッキーチャック 

 私も見ていましたが、もう良く覚えていません。かけすのサミーの「ニュースだよ!ニュースだよ!」は印象的だったけど。

伝説巨神イデオン 

 「伝説巨大ロボット イデポン」。無限のエネルギーを巡って、凄惨な戦争が繰り広げられる物語ということで、これは完全に「伝説巨神イデオン」ですね。劇中「発動編」とか言っているのは劇場版の方です。楽しく観ていました(人が死にまくるのでこの表現はちょっとという気もします)が、最終回がヱヴァンゲリオンもびっくりのぶっとび展開だったのが印象的。これがあったからエヴァもあんな最終回をやったんじゃないかと思えるほどです。

マジダス 

 「超飛空要艦マジダス」。「北野サーカス」なる表現手法を用いたSFロボットアニメということで、これは元ネタは「超時空要塞マクロス」。飛び交う機動兵器やミサイルの軌道がメカニック作画監督として参加した板野一郎のおかげで「板野サーカス」と呼ばれました。確か「伝説巨神イデオン」でも「板野サーカス」は見られたが…と思ったら、やはり作画で入っていましたね。

庵野もどき 

 「新世代アヴァンギャルドン(AVA)」。これは誰がどう見ても「新世紀エヴァンゲリオン」が元ネタですね。劇中、監督を務めた菅野光明(元ネタは当然庵野秀明)に、切羽詰まったあおいがこれほどのビッグネームとは全然気づかないままに原画を依頼に行きました。依頼は断ったものの、この人のアドバイスにより窮地を脱したのでした。

オネアミスの翼 
 「朝立宇宙軍」。“あさだち”と読んではいけません。これはエヴァ以前のガイナックスが制作したアニメ映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が元ネタでしょう。それなりに評価はされましたが興行的には大失敗で、赤字を抱えたガイナックスは「トップをねらえ!」を赤字補填のために制作することになりました。私は実はこの作品面白くなくて好きじゃないんですが、「トップをねらえ!」制作の契機となったという意味ではその存在には意味があると言わざるを得ない(笑)。

宮森あおい 

 その他、いろんなアニメ作品とか声優、関係者のパロディが横溢している本作ですが、元ネタが全部分かったら相当なアニメ通でしょうね。私なんぞはまだまだで。

記念写真 

 そういえば「えくそだすっ!」も「第三飛行少女隊」も1話だけ見ることができるんですよね。どっちかというとSF作品の「第三少女飛行隊」の方が好みですが、「えくそだすっ!」も豪華声優を起用していて捨てがたいかも。29歳のアイドルとか笑えますね。

えくそだすっ! 第三飛行少女隊

2016年秋季アニメ序盤の感想(その2):面白い作品が多くて嬉しいです

ファイターズ優勝おめでとう

 ファイターズが日本シリーズを制しました。特に野球に強い興味があるわけではなのですが、札幌で2年ほど暮らしたので、広島対日ハムとなれば当然ファイターズを応援するしかないでしょう。HTBの「イチオシ!ファイターズ」はまだやってるんでしょうかね

亜人第2クール 

 さてお待たせしました(え?別に待ってない?そんなー)。本日は2016年秋季アニメの感想の続編です。まずは「亜人 第2クール」。言わずと知れた「亜人」の二期です。4話(17話)まで視聴しました。

佐藤さんの殺すリスト 

 第2ウェーブ――“浄化”が始まった。石丸、桜井、岸、甲斐、李……リストの順番通りに殺されていく要人たち。だが、日本政府は断固としてテロリストには屈しない姿勢を貫く。水面下で動く、警察、対亜特選群、自衛隊、米国国防総省、そして、亜人管理委員会役人・戸崎と高校生亜人・永井圭。「第2ウェーブの終了とともに、我々は次のウェーブへとコマを進める。第3――それが、最終ウェーブだ」圭は、亜人である佐藤を無力化するための策を練るが、彼の気付かぬところで計画は綻びを見せ始めていた……。
 ついに動き出した、亜人過激派集団。史上最悪最凶のテロリスト・佐藤の真の狙いとは――?佐藤を止めるのは、誰だ。

永井と中野 

 ということで、佐藤さん一派は順調にテロ活動を続行中。主人公の永井圭は逃亡生活を送っていましたが、二期では執拗に追跡してきた仇敵とも言える亜人管理委員会の戸崎と手を組むことになりました。佐藤一派には5人の亜人がいますが、永井・戸崎連合にも永井のほか、佐藤一派から逃げてきた中野攻、戸崎が従前から“飼って”いた下村泉と亜人が3人となりました。他に佐藤の行動に反対してどこかに監禁されていると思われる秋山と、永井の親友で逃亡幇助により少年院に送られた海斗が出会った琴吹武という亜人がいるので、仮に全員仲間にすると5対5ということになりますが。

琴吹の黒い幽霊 

 琴吹の「黒い幽霊(IBM)」は腕の代わりに翼を持つという、非常にユニークな形状をしており、実際人を抱えて飛ぶことが可能なようです。IBMは通常見えませんが、物質なので歩けば足音がしたり足跡はできたりするのですが、飛行タイプなら野外においてはほぼ完璧な奇襲が可能になるでしょう。

永井のIBM 

 IBMは亜人によってかなり形状が異なっており、永井の限りなく人型に近いIBMはむしろ珍しいのかも知れません。亜人だからといって全員がIBMを出せるわけではないようで、作中でも中野や佐藤一派のゲン(はだしではない)はIBMを出せません。オグラ博士によると亜人は死んで再生する際にIBMを構成する物質を出すそうで、繰り返し死ぬことでIBMを発現させられるそうですが、亜人といってもIBMを出せるかどうかはかなりの差があるので、もし亜人の世界ができたとしても、IBMの有無で階級格差ができたりして。

下村泉 

 公式には日本に3人しか発見されていないとされる亜人ですが、ここまでで既に10人も存在しており、佐藤が厚生労働省前でパフォーマンスを行った際には、もっと多くのIBMが確認されています。100や200はいるのかも知れません。

IBMがうようよ 

 なお永井のIBMはひねくれもので、永井の命令の反対の行動ばかりしていましたが、オグラ博士によれば「長いことほったらかしにしていた」せいだとか。確かに永井は幼少期に自身のIBMを見ているので、10年以上放置していたと言えますが…

戸崎 

 私は亜人って普段は自分でも亜人であるという自覚はなくて、死んで生き返った時に初めて亜人であることが判明する、すなわち亜人として覚醒するのだと思っていたのですが、そういう訳でもないんでしょうかね。もしIBMを出すことができれば一度死ななくても自分が亜人だと自覚できるのかも知れませんが、死んで初めて亜人であることが判明する亜人は少数派なんでしょうか。

オグラ博士 

 亜人にはいろいろな謎があって興味が尽きません。亜人は誕生と同時に亜人なのか、それとも何らかの契機で亜人として覚醒するのか。亜人は死んでも再生しますが再生回数に制限はあるのか。佐藤みたいにおっさんの亜人もいますが、老化は普通の人間のようにするのか。その場合老衰で死ぬことはあるのか。10人登場した亜人のうち、女性は下村泉一人だけで男女比は9対1となっていますが、亜人の男女比には極端な差があるのか、などなど。

カッケエ佐藤さん 

 例えば20歳とか成長が止まった段階で亜人の年齢が固定され、死んでも全盛期の姿で甦るのならいいのですが、80歳とかになってよぼよぼになった亜人が死んで甦ってもやっぱり80歳のよぼよぼではあまりメリットはありませんね。生まれつき足の悪い亜人は甦っても足が治ることはないようですが、ガンとかで死んだ亜人はガンが消えるんでしょうかね。ガンのままだと完全に袋小路になってしまいますが。

3月のライオン原作絵 

 「3月のライオン」。4話まで見ました。タイトルに月が入っていることもありますが、雰囲気も「四月は君の嘘」に似ている気がします。主人公が天才だけど孤独だったりするあたりが特に。ルックスも似てるし。

桐山零と有馬公生  

 主人公・桐山零は、幼い頃、事故で家族を失い、心に深い孤独を背負う17歳のプロ将棋棋士。東京の下町に1人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく。これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語――。

寝起きの桐山零 

 ……ということなんですが、原作を知っている人は承知のことなのかも知れませんが、アニメだけ見ているとここまで桐山の身の上が断片的にしか語られていないのでよくわかりません。

川本三姉妹

 桐山と関わる川本家の三姉妹も、長女のあかりが棋士の先輩に酒を飲まされて潰れていた桐山を介抱したのがきっかけで知り合っただけで、別に血縁でもなんでもないのですね。桐山にも両親がいませんが、川本家もお祖父さんは出てくるけど両親が不在のようです。ママンはわりと最近亡くなったようですが、パパンは?女作って出て行ったとかだったりして。

あかりホステスモード 

 それにしても川本三姉妹、10歳ずつくらい年が離れているというのはすごいですね。見た目長女のあかりは三女のモモのママンですよ。磯野家のサザエとワカメ以上の年の差ですが、本当に同母姉妹なんでしょうか。それはさておき、茅野愛衣(長女あかり)、花澤香菜(次女ひなた)、久野美咲(三女モモ)って、なんて素晴らしいラインナップなんでしょう。ぜひこの家に出入りしたいですな。あとこの家のネコ達はなぜか三姉妹の声で人語をしゃべる(笑)。

川本家のネコ 

 自称終生のライバル・二海堂もキャラが立っていていいですね。執事がいるという裕福な家庭の子らしいですが、将棋では桐山に苦杯を舐めさせられ続けてますな。でもモモちゃんには、「ボドロ」(となりの…)に似ているということで大受けしていました。

トトロ似の二階堂 
となりのボドロ 
 それどころかあかりさんまでもが二海堂を見て「雌の顔」になってしまうという(笑)。川本家キラーだ、二海堂。でもそのボドロ体型は幼い頃から腎臓を患っている影響らしく、肉とか脂とかピザとかを食べまくったせいではないようです。

雌の顔になりおって 

 全22話予定なので、桐山の境遇とか二海堂ほかの将棋で関わる棋士達とか、高校生活などについてはこれから本格的に描かれることでしょう。

終末のイゼッタ扉絵 

 「終末のイゼッタ」。5話まで視聴しました。はやみんが凜々しく美しいお姫様を演じていますが、こういう気品のある女性役はの本当にはまりますね。

対戦車ライフルに乗った魔女 

 1939年、ゲルマニア帝国は欧州の支配を目論み隣国リヴォニアに侵攻を開始、その戦火は瞬く間に欧州全域に広がった。翌1940年、侵略の矛先はアルプスの小国エイルシュタット公国にも向けられようとしていた。公国の公女・フィーネは極秘のうちに隣国のヴェストリアに移動し、ゲルマニアと敵対するブリタニア王国の要人と会談。同盟を前提とした同国王子との政略結婚に応じようとしていたが、その交渉の最中にゲルマニアがエイルシュタットに侵攻を開始、フィーネもゲルマニアの親衛隊に捕まり、飛行機で連行される。連行の最中、機内にあった謎のカプセルが突然開き、中にいた少女・イゼッタが目を覚ますと彼女から発した粒子が飛行機を破壊、フィーネを救い出すことに成功する。

フィーネ姫 

 どうみてもゲルマニアはドイツ、エイルシュタットは公国ということではモデルはリヒテンシュタインかとも思いますが、人口4万人以下ではドイツ相手に戦争にもならないので、オーストリアのチロル地方あたりが加わった感じでしょうか。オーストリア自体は第二次世界大戦開始前にドイツに併合されてしまったのでモデルにはなりませんな。

子供の頃のイゼッタとフィーネ 

 イゼッタは最後の魔女で、子供の頃に迫害を受けて殺されそうになっていたところをエイルシュタット公国のフィーネ姫に救われたことがあり、フィーネのために戦うことを誓います。

レイラインの地図 

 戦闘機・爆撃機や戦車隊すらも壊滅させる恐るべき魔力を振るうイゼッタですが、魔力は大地の地下に走る魔力の流れ「レイライン」を利用して行使するもので、レイラインが薄かったり無かったりすれば無力な女の子になってしまいます。かつてこれは魔女達の最高機密で、知った者は魔女の手で抹殺されるほどのものでしたが、もはや魔女はイゼッタただ一人になってしまったので秘密にする意味はなくなったとか。

魔女の急降下爆撃 

 そうはいっても戦争中なので、敵国ゲルマニアに知られる訳にはいかない国家機密には違いありません。でも情報漏洩しそうな雰囲気がプンプンしてきます。

弾も撃てます 

 エイルシュタットには、存亡の危機に陥った際に「白き魔女」が現れ、民を率いて国を救うという伝承があるそうで、今回それを大々的に喧伝することにしましたが、イゼッタの祖母は生前、「白き魔女」を「裏切りの魔女」と呼び、彼女のようにはなるなとイゼッタに忠告していました。伝承は本当にあって、でも真相は全く異なるのかも知れませんね。

悲劇を暗示するEDの絵 

 というより、物語のラストは悲劇的という予感がひしひしとするのですが。イゼッタとフィーネが笑顔で手を取り合ってめでたしめでたしというハッピーエンドは全く浮かんできません。天国で手を取り合ったりして。

シモノフ対戦車ライフル 

 箒の代わりに対戦車ライフルに乗って空を飛ぶ最後の魔女イゼッタ。飛ぶだけじゃなく武器にもなるので有能ですな。ゲルマニア帝国工廠の詞作品だと言っていましたが、見た目はまさしくシモノフPTRS1941。「カリオストロの城」で次元大介も使った由緒ある(?)逸品です。日本にも九七式自動砲という対戦車ライフルがありました。

マウザー1918 

 ドイツは世界で初めて対戦車ライフル(マウザー1918)を製造した国ですが、いち早くパンツァーシュレックとかパンツァーファウストといった成形炸薬弾頭を使用する対戦車兵器の開発・製造を進めました。アメリカも有名なバズーカを開発しましたが、ソ連では対戦車ライフルに代わる有効な対戦車兵器が実用化されず、終戦まで対戦車ライフルを使用し続けました。後期のドイツ戦車の重装甲は抜けませんが、覗き孔の防弾ガラス部分を狙ったそうです。

魔法少女育成計画扉絵 

 最後に「魔法少女育成計画」。5話まで視聴しました。今季の中二病枠ですが、それとは別腹で「堕ちる美少女」は大好物です。

16人の魔法少女 

 人気ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」には、プレイヤーの数万人に一人を常人離れした身体能力と可憐な容姿、人間にはない特殊能力を持つ「魔法少女」にする力があった。しかし、とある地区で16人もの「魔法少女」が密集したことにより、魔力の問題から運営側が「魔法少女」を半分の8人まで削減を行おうとする。当初は、「魔法少女」が手にする「マジカルキャンディー」の数を競い合う競争だったはずが、ルールが何者かによって歪められ、争いは魔法少女同士の殺し合いへとシフトしていく。

殴りたいファブ 

 タイトルとは裏腹に魔法少女達が騙し合い、戦い合い、殺し合うという「魔法少女まどか☆マギカ」以来のダークファンタジーな魔法少女です。既に2人死亡していて残り14人。

スノーホワイト 

 鹿目まどかを彷彿とさせる主人公のスノーホワイトを東山奈央が好演しています。周りが魔法少女を卒業していく中、ひたすら魔法少女を信じ続ける中学2年生ということですが、中2ならそんなにおかしくないんじゃないの?

ラ・ピュセルとスノーホワイト 

 魔法少女といっても本体は必ずしも少女とは限らず、相方のラ・ピュセルはスノーホワイトの幼馴染みの岸辺 颯太という中2の少年です。まさに中二病まっさかり。男が魔法少女に憧れるというのは珍しいですが、趣味嗜好は人それぞれですからね。

削除は死 

 魔法少女は困った人を助ける事を使命とし、助けた内容によりマジカルキャンディーを多く取得しますが、集めたマジカルキャンディーの数が一番少ない魔法少女から、週に一人ずつ脱落していきます。魔法少女は一人一つだけのオリジナルな特別な能力のほか、非常識なまでの身体能力を持ちますが、その反動で魔法少女を辞め止めさせられることは死を意味するということに。

ねむりん 

 最初に脱落したのはねむりん。本体がニートで魔法少女になっても夢の中でばかり活動していたため、実戦活動でしかマジカルキャンディーを集められないという仕様のせいで最初の犠牲者となってしまいました。

ルーラの魔法発動 

 次はお姫様姿のルーラ。「目の前の相手になんでも命令できる」という強力な魔法を持っており、4人の魔法少女を従えたリーダーでした。本体は有能なOLでしたが、協調性とか空気を読むという能力が欠如していたせいで会社では冷遇され左遷させられたりしていました。IQは高くてもEQは高くなかったのか…

裏切りのルーラ一味 

 家来には不満を持つ魔法少女もいて、一見裏切りにあって脱落したようですが、実際には「ルーラのようなお姫様になりたい」→「ルーラになりたい」→「ルーラがいたらルーラになれない」→「ルーラを消してルーラになろう」という病んだ思考に陥った信奉者のスイムスイムの計略にかかってしまったのでした。
やばいスイムスイム 
ルーラの本体の遺体 

 ねむりんが死んだ時は心不全で外傷はありませんでしたが、ルーラはなぜか血まみれ。リタイヤが決定しても12時までは魔法少女のままなのですが、その間に何かあったんでしょうか?かなりルーラを憎んでいたピーキーエンジェルズにフルボッコにされたとか。

ミナエルとユナエル 

 ルーラ一派では片翼の双子の天使ミナエルとユナエル(二人合わせてピーキーエンジェルズ)がいい味を出しています。可愛いけど腹黒すぐる。翼は一つしかなくても単独で飛べるので便利ですね。

シスターナナ 

 そして魔法少女同士の争いを本気で止めたいと願うシスターナナ。はやみんが演じています。善人にみせて実はとんでもない腹黒であることを期待していましたが…だめだこの人本気で真っ白だ。でもそれが故にデスゲームの邪魔なので、早めにお亡くなりになりそう。

カラミティ・メアリ 

 悪い魔法少女としては、お姉ちゃんこと井上喜久子演じるカラミティ・メアリが最右翼でしょう。暴力団に雇われて敵対組織を襲撃するという「人助け」をしています。人助けは善悪を問わないので、それでもマジカルキャンデーが集まるようです。無茶苦茶強いのですが、強いがゆえに退場しそうな気がします。昔や女神とか天使とか真っ白キャラばかりだったお姉ちゃんですが、最近はやたらダークな役が来てますね。たまには可憐な役もやって欲しいですが。
クランベリー襲撃 

 5話で本格的に活動を開始した「森の音楽家クラムベリー」は、とにかく強者と戦いたいと主張していて、シスターナナの相棒であるヴェス・ウィンタープリズンと交戦しh、スノーホワイトの相棒であるラ・ピュセルにも戦いを挑んでいるところですが、CVはなんと緒方恵美。セーラーウラヌスを連想してしまいますが、本編ではもっと女性らしい声を出しています。

一話冒頭のシーン 

 1話冒頭、血まみれの魔法少女の屍累々の中、魔物と戦っていたのはこの人のようですが、あれは終盤の絵なんでしょうかね。

ファブとクラムベリー

 この地区で最古参の魔法少女にして、本編でキュゥべえに相当するマスコットキャラのファブ(運営)と結託しているようなので、運営サイドなのかも知れません。

マジカロイド44 
 
 あと新井里美が怪演いや好演するマジカロイド44。未来の魔法少女型ロボットという設定らしいですが、シスターナナを騙して金を稼いだり、カラミティ・メアリに追従したりと怪しい動きをしています。でも怪しいだけに生き残れなさそうな気がします。

スノーホワイト

 スノーホワイトがその名に違わず真っ白キャラなので、ぜひまどかのように言葉責めで苦しめられて欲しいですね。闇堕ちするもまたよし。ダークな内容なのにサブタイトルは毎回ハッピーな感じなのもいいですね。
1話「夢と魔法の世界へようこそ!」
2話「マジカルキャンディーを集めよう!」
3話「バージョンアップのお知らせ!」
4話「フレンドを増やそう!」
5話「新キャラを追加しました!」
このままタイトルは夢一杯で、内容は死体一杯でよろしくお願いします。主人公スノーホワイトの相方ラ・ピュセルともう一人の主人公格のリップルの相方のトップスピードのリタイヤは不可避のような気がしますが、どうなんでしょうかダークシナリオの権威・虚淵センセ?

まどかを思い出させるスノーホワイト 

2016年秋季アニメ序盤の感想(その1):今季は豊作の予感?

アメジストセージ

 秋らしい気持ちのいい季候になりました。アメジストセージが綺麗ですね。それにしても10月下旬にならないと素敵な秋に出逢えないなんて、温暖化の仕業なんでしょうか。札幌ではもう雪が降ったらしいですが

show by rock!!# 

 2016年秋季アニメもだいたい3~4話が放映されたようなので、本日は序盤の感想いってみましょう。9本も視聴しているので各作品あっさり目に行きたいと思います。まずは「SHOW BY ROCK!!#」。「SHOW BY ROCK!!」の二期です。3話まで視聴。

プラズマジカの皆さん 

 突如襲来した闇の女王によって崩壊の危機に直面したMIDICITY。絶望の未来を変えるために立ち上がったバンド・忍迅雷音は、危機の回避のため過去のMIDICITYへとタイムスリップを行います。
 一方、元の世界に戻った詩杏は、学園祭用のオリジナル曲が上手く作れずに悩んでいところ、謎のロボット忍者に拉致され、MIDICITYに舞い戻ります。再び音楽活動を再開したシアン達ですが、闇の女王の陰謀とMIDICITYの崩壊を阻止出来るのでしょうか?

クリティクリスタ 

 …ということなんですが、二期なんで各キャラの性格とかバンドの絆とかははもう把握済みなんで、とっとと闇の女王との戦いに突入して欲しいのですが、視聴継続判断の目安となる三話までで特に大きな動きはなく、正直もういいかなという気がしています。つまらないというのとは違うんですが一期の時のようなインパクトがない気がします。いわゆる「萌え路線」へ行ってしまったのか(もともと萌え路線かも知れませんが)?お笑い担当のシンガンクリムゾンよりもあざといアイドルのクリティクリスタが目立つようになっています。

響け!ユーフォニアム2 

 「響け!ユーフォニアム2」。これも二期です。3話まで見ました。北宇治高校吹奏楽部は京都府大会で金賞を受賞し、念願の関西大会出場を決めました。それでも目指すは全国大会なので、通過点に過ぎないの、夏休みに厳しい練習スケジュールが組まれ、合宿までやっています。そんな中、去年退部した傘木希美が復帰を願い出てきますが、副部長のあすかは「この部にプラスにならないから」と反対します。なぜあすかは復帰を認めないのか、久美子は直接あすかに問いただしますが…

久美子と麗奈の百合シーン 

 相変わらずの百合&ドロドロです。百合というのは基本久美子と麗奈。麗奈は滝先生にホの字なので、ガチレズではないはずなんですが、やけにこの二人の絡みが多いです。ドロドロは一期でもありましたが、部員間の関係をめぐる例のやつで、今回はここまで復帰したいと願うフルート奏者の傘木希美と、機械のような演奏しかできないオーボエ奏者の鎧塚みぞれを巡ってドロドロしています。同じ中学校出身ということで、曰くは過去にさかのぼるようですが、問題はみぞれが希美の顔を見るだけで気分が悪くなるというほどのトラウマを持っているのに、希美の方には全く自覚がないということ。

鎧塚みぞれ 傘木希美

 吹奏楽部員はたくさんいるので、鎧塚みぞれも登場していたはずですが、一期では全く存在感がありませんでした。これと二期初登場の希美、他に指導者としてプロの橋本真博とか新山聡美などの新キャラが登場し、個人的お気に入りの川島緑輝(さふぁいあ)が活躍しないのが淋しいです。

見た目は可愛いが…の久美子 
目力ヒロインチカちゃん 

 面白く見ているんですが、主人公の久美子が好きになれません。ストーリーは面白いのでいいのですが、家での態度の悪さとか、表裏のある声の出し方(ブリッ子している時は高め、本性の時はやたら低め)とかがどうにも。リアルといえばリアルなんでしょうけど。あ、これは声優さんが悪いのではなく、多分演技指導のせいなんでしょうけどね。「ハルチカ」と比べると演奏部分や部活のリアリティでは圧倒的にこちらの方が上なんだと思いますが、私史上最高に好きな主人公キャラである穂村千夏がいるので私は「ハルチカ」派です。

実にわかりやすいレイプ目 

 なにはともあれ、とりあえず麗奈の死ぬほどあからさまなレイプ目には笑いました。なんだこれは…たまげたなあ。全体としては、高校生らしい青さとか未熟さとか、青春の蹉跌とかいうやつは良く描かれていると思います。

文豪過去編 
坂口安吾、織田作之助、太宰治 

 「文豪ストレイドッグス」。これまた二期です。4話まで見ました。武装探偵社とポートマフィア、そして一期終盤に登場した組合(ギルド)という北米の組織が三つ巴で戦うのかと思いきや、4話までは過去編、つまり太宰治がまだポートマフィアの幹部だった頃の話でした。

4年前の太宰 

 この過去編が実に良かった。中島敦が主人公だった一期と比較して非常にアダルトな魅力に満ちていました。こっちの主人公はポートマフィアの最下級構成員の織田作之助で、太宰や三重スパイの坂口安吾とのやりとりが非常に格好良かったです。

格好いい織田作 

 CVの諏訪部順一は本当に格好いい声&演技をしますね。こういう大人の世界を見た後で青臭い中島敦らが出てくるかと思うとがっくりします。もうずっと過去編で良かったんじゃないの?なーんて。まあ組合所属の海外異能者の活躍に期待しましょう。

舟を編む3人組 

 「舟を編む」。始まったのが遅くて2話までしか見ていませんが、三浦しをん原作の辞書作りの話です。基本おっさんとかおばさんが多く、萌えの要素は一切ありませんが、だがそれがいい。

真面目な馬締 

 主人公の馬締(まじめ)光也は大学院で言語学を専攻したのち玄武書房に入社して3年目の27歳で、営業部に配属されていましたが、対人コミュニケーション能力の低さから厄介者扱いを受けていました。しかし、言語学専攻のキャリアと言語感覚の鋭敏さが認められて辞書編集部にスカウトされ、辞書作りに没頭していくことになります。

オヤジの海 
やっと女っ気が 

 「ノイタミナ」枠は、最近見た「すべてがFになる」や「僕だけがいない街」がイマイチだったので、「四月は君の嘘」以来の傑作となってくれることを期待します。原作が2012年の本屋大賞受賞作なので、普通につくればいいと思うのですが、それが難しいんでしょうかね。基本子供が一切登場しない大人のお話ですが、辞書作りというのは非常に興味深いです。

じしょたんず 

 サンリオとのコラボで辞書を擬人化したキャラクターが登場するミニコーナー「教えて!じしょたんず」は、「らき☆すた」の「ラッキーチャンネル」並みにいらない子じゃないのと思いましたが、ブリドカットセーラ恵美が出ているので許す(笑)。

みんなクズなのか? 

 「ガーリッシュナンバー」。3話まで視聴。「俺ガイル」の渡航原作ということもあり、やさぐれているというかひねくれているというか、業界のリアルを見せているというか。いわゆる声優ものとしては、現役声優浅野真澄が原作の「それが声優!」があり、アニメ製作会社が中心の「SHIROBAKO」でも声優のオーディションなどの描写がありましたが、こちらはダークサイド版「それが声優!」とでも言うべきか。

調子に乗る千歳 

 ルックスの良さと打ち上げに来ていたというだけで主役に抜擢された烏丸千歳の、毒一杯のモノローグが面白いです。他力本願で、オーディションをロクに受けていないので端役ばかりなのを「この業界はおかしい」と言い放つ千歳がクズだけど面白いです。

千歳収録中 

 一応声優養成所を出たちゃんとしたプロの声優のはずなのに演技力が全然なく、初収録時にはスタッフや声優陣から呆れられていました。主役に抜擢されたのはお馬鹿なプロデューサーや社長がノリだけで決めたからですが、そんなんで声優養成所を卒業できるんですかね?一応本人が危機感を持って研究を重ねて演技力を向上させてましたが、「テンプレの演技」なんて言われているし。

頭が痛い悟浄 

 兄の悟浄がマネージャーをやっており、仕事を舐めてかかっている妹に手を焼かされていますが、別に妹を食い物にしようとしている訳ではなく、自身が声優だったものの、売れなかった為に廃業して裏方に転向
したのだそうです。そういう人が身近にいるのに意識も危機感も低い千歳がある意味スゴイ。「勝ったな、ガハハ」じゃねえ(笑)。

勝ったな、ガハハ 

 やはり作品が多いので一回じゃ無理でした。残りの作品は来週にでも。そういえば烏丸千歳ってどっかで聞いたような名前だと思ってたんですが、思い出しました。「ギャラクシーエンジェル」にいましたね、烏丸ちとせというキャラが。まだ駆け出しの頃の後藤沙緒里がやってたっけ。ゲームとアニメでは全然性格が異なるそうですが、まるで「ミルキィホームズ」みたい。私はゲーム版の烏丸ちとせしか知りません。

GAの烏丸ちとせ 

2016年夏季アニメの感想:“少数”だったけど“精鋭”かどうか…

金木犀の咲く道を

 金木犀が咲いています。彼岸花はいきなり出てきて花を咲かすので驚くのですが、金木犀はいつもそこにあるけど、花が咲いて芳香がただよってきて、「ああ、この木は金木犀だったのか」と改めて思い出しますね。それまではあまり存在感がないという。

サワデーキンモクセイ 

 昔はトイレの芳香剤というと、今のように消臭機能がうまくいっておらず、一層強い臭いで打ち消すという手段を取っていたので、ジャスミンとか金木犀のような強い香りが多用されていました。そのせいで金木犀が街に香ると「トイレの匂いだ」と思っちゃったりして。あとジャスミン茶も…。今の芳香剤は消臭機能があるのでそんなり強烈に香りを出さないみたいですが。

甘々と稲妻20161001

 さて「クロムクロ」が終わるのを待っていたので遅くなりましたが、2016年夏季アニメの感想です。5本しか視聴しなかったのですが、「のんのんびより」シリーズを見ることができたという副産物があって悪くなかったですね。最新の作品を見るより、定評のある過去の作品を見る方が賢いのかも知れませんが……傑作を「見いだした」感はやはり放映中のものを見ないと味わえませんから。

 公平とつむぎの犬塚親子

 それでは「甘々と稲妻」。一言で言えば、妻に先立たれてた男やもめの高校教師が、幼稚園児の娘のために、教え子の女子校生の家で料理を作っておいしくいただく…というだけの作品です。ついでに女子校生もおいしくいただくということになれば一気にアダルトアニメになる気がしますが、別にそんなことはなかったぜ!(当たり前だ)

別にそんなことはなかったぜ! 

 主人公の犬塚公平はそれほど男前ではありませんし、ヒロインのJK・飯田小鳥も(ヒロインとしては)それほど美人ではないのですが、それぞれ中の人が中村悠一と早見沙織ということで、「ラブリーマイエンジェル小鳥たん」とか「さすがです先生!」とか言い合いそうで、相性はばっちりです。杉田智和が血の涙を流すとか流さないとか。

まるで姉妹の二人 

 真の主人公ともいえる幼稚園児の犬塚つむぎがいいですね。ママが亡くなって半年ということで、冒頭はわりと貧相な食事とか寂しさにも耐えていたようですが、次第に幼稚園児らしいわがままとか好き嫌いを前面に出してくるようになります。当初そういう子供らしさがあまり感じられなかったというのは、彼女なりに「非常事態」であることを認識して我慢していたんでしょうね。それが食事事情の好転→平常化ということで、本来の幼児らしさを取り戻しつつあるという。

料理が出来たー 

 特に大事件が起きることもない日常系アニメで、作る料理も初心者向けのものばかりですが、愛とほっこり感に満ちてるという感じですね。大した料理ではなくても皆で作って皆でおいしく食べるというのがいいんですよね。だから三人で作る時より、小鳥の友人のしのぶ(CV戸松遥)や公平の友人の八木(CV関智一)が加わった回の方が好きです。しかし金髪率高けーなオイ。

セーラー服の飯田恵さん 

 公平さん、やはり教え子に手を出すのはどうかと思うので、小鳥ママンの恵さんと再婚したらどうでしょう。料理の腕は超一流だし、結構年上かも知れないけどなぜかテレビではJKコスプレばかりしている若作りだし。そうなるとつむぎと小鳥は姉妹ということになって、なかなかいい感じじゃないですか?

二刀流クロムクロ 

 「クロムクロ」。春季から続いた2クールものです。これは綺麗に終わらせましたね。P.A.WORKSの2クール作品は外れなしという感じじゃないですか?「花咲くいろは」しかり、まだ視聴途中ですが「SHIROBAKO」しかり。ということは未見の「凪のあすから」も面白いのでしょうか?

ゲゾレンコ隊 

 巨大ロボットアニメですが、異星体の侵略物ともいえます。SF者の端くれとしては、そっちの方が気になりました。「エフィドルグ」を名乗る敵は結局正体不明で終わりました。は?ちゃんと出てきたじゃん!と言われそうですが、連中は占領した惑星の知的生命体およびこれから占領する知的生命体かそのクローンであり、尖兵でしかありません。巨大とはいえ宇宙船一隻と7人しかいない乗員(辺境矯正官)でどうやって地球を征服しとうというのかと思えば、ワームホールを作り出して本国の大艦隊を呼び込むというものでした。昔の城攻めでいえば、密かに城内に潜入して中から門を開ける忍者のような役割ですね。

エフィドルグ母船 

 敵を洗脳して突破口を作らせて悠々と乗り込むという非常に効率の良い戦略を取っていますが、なんのために宇宙征服を進めているのかなど一切不明です。資源の確保という観点もありますが、それなら別に知性体の住む惑星に限らなくてもいいですし、個人的な印象では、知性体の住む惑星を侵略するのは、その星の人的物的資源を使って次の侵略を行うためのような気もします。

グロングル・スパイダー 


 エフィドルグが自前の大規模な軍組織を有しているのであれば、手柄や昇進のためにも自ら出撃しないといかん気というがするのですが、そういうことをしないということは、エフィドルグ本体は少数かあるいはとっくに絶滅して、宇宙を征服するという意思のみがAIとかに継承されているんだったりして。ということは、ワームホールを開いてやってくる艦隊というのも、直前の征服地の知性体や資源を使って作り上げたものなのかも知れません。

グロングル・ブルーバード 
ラスボスオーガ 

 剣之介が「鬼」と呼び、仇敵と勘違いしていたゼルの惑星(地球から220光年先の惑星)が直前にエフィドルグに侵略された星であり、そこで作られた艦隊が地球に攻めてくる予定だったのでしょう。ということは、地球が侵略された後は地球製の艦隊やロボットにより他星の侵略が行われるということに。

ゼルとソフィー 
 それにしてもあれだけ世話になったのに、エフィドルグ先遣隊を片付けた途端にゼルや剣之介らをあからさまに危険視する国連…。というか人間の浅ましさというか虫のよさが描かれていて嫌になりますね。まさに「狡兎死して走狗煮らる」。でもまあ心ある人もいて、ゼルをはじめ剣之介やムエッタが「解放戦争」に参加することができて良かったです。

幼い感じの由希奈 
 ヒロインの由希奈も旅立つのかと思いきや、置いてけぼりになってしまいました。そっくりさんのムエッタがいるから別にいい?いやいや~。でも物語のラストで、5年後の2021年にソフィーらと一緒にエフィドルグのオーバーテクノロジーを利用したくろべ型調査航宙艦「くろべ」の第一陣クルーとなり、剣之介のもとに旅立つことになります。このあたり、新海誠の「ほしのこえ」のラストを彷彿とさせますね。ここで終わってもいいですが、続編もあちらでの戦いやエフィドルグの正体などに迫る「異世界編」ということで作れそうです。それにしてもたった5年で恒星間航行を可能に?

グロングル・メデューサ 
 それにしてもエフィドルグのロボット(グロングル)であるクロムクロはわりと汎用型でしたが、他の有人グロングルはそれぞれオリジナルの姿と機能を持っていて、完全に各辺境矯正官専用機となっていました。プラモを作ると言った商業的にはいいんでしょうが、純粋に軍事的に見た場合、こういうワンオフ機ってどうなんでしょう。無人機のように同型機を量産した方が効率が良いように思えますが。
 
百合みたいだが百合ではない 

 お姉さん的なキャラが得意と思っていたM・A・Oの由希奈は姉妹の姉なのにやや幼い感じで、のんびりした性格でしたが、窮地にあってもわりとのほほんとした所があって、パニクったりしないところが良かったですね。「銀河ヒッチハイクガイド」を読んだのかな?
可愛いソフィー 

 一番お気に入りのキャラはソフィー・ノエルです。フランス人のお嬢様ですが、やけに日本文化に造詣が深くて思慮深くて冷静で、ゼルが最初に接触してきたのもうなずけます。当初はプライドの高さが目立って剣之介や由希奈に対して辛辣でしたが、後に彼らの努力や成長とともに親しくなっていきました。

あまんちゅ!20161001 

 「あまんちゅ!」。極度に引っ込み思案で消極的な女子校生大木双葉(てこ)が、やたらマイペースでハイテンションな小日向光(ぴかり)と出会い、スキューバダイビングを通じて徐々に積極的になり、青春を満喫するようになっていくというお話ですが、原作漫画のキャッチフレーズの「日常ときどきダイビング。」のとおり、スキューバダイビングの話よりは日常の話が多かったような。

ダイビング部の面々 

 とにかくOPの坂本真綾の「Million Clouds」が実に素晴らしい。個人的にはかの超名曲「プラチナ」以来の傑作だと思います。あと劇伴がゴンチチ。癒やしに満ちています。



 ダイビングどころか水泳も出来ず、体力作りからしていかなければならなかったてこは、何かにつけ挫折しそうになる面倒臭くてネガティブな性格なんですが、ぴかりというベストパートナーと出会ったことで何とか前進していきます。じゃあぴかりは天使かと言えば…本人も言っていますが、マイペース過ぎるのでフィーリングが合わない人からは拒絶されてきたそうです。もしぴかりが男だったら、高校生時代の私は思いっきり敬遠していたと思います。この二人の場合はナイスカップリングだった訳で良かったですね。

大木双葉 小日向光

 しばしば入るてこのモノローグと面倒臭い性格をいかに許容出来るかでこの作品が好きになるかどうかが別れるのではないかと思います。CV茅野愛衣だから私は耐えましたが、耐えられない人もいたんじゃないでしょうか。

プールの二人 
二宮誠 

 女子校でもないのに百合っぽい雰囲気が漂っているのは、実質男子生徒がほとんど登場しないから。ダイビング部にも「弟くん先輩」こと二宮誠がいるんですが、この人はほとんど中性的な存在で、てこやぴかりの恋愛対象とはなりそうにない気配です。ウホッ系だったりして。

火鳥真斗 

 てことぴかりの担任にしてダイビング部顧問の火鳥真斗(かとりまと)がやたら理解があるというか友達みたいな先生で、こんな先生がいたらそりゃあ有り難いなあと思いますが…いねえよ(笑)。どうでもいいけど、いつも暇そうな火鳥先生ですが、先生って授業以外にもいろいろ仕事があるんじゃないの?

てことぴかり 
これがデフォルメ絵 

 原作はアニメ最終話の部分まで読んでました。でも途中で読まなくなったのは、名作「ARIA」に比べてデフォルメ絵がやたら多いことと、火星のニューベネチアと伊豆の伊東ではファンタジー成分に格段の差があるからでしょうかね。ARIAの登場人物は面倒臭い子がいなかったし。

小日向きの 

 ぴかりのお祖母ちゃんである小日向きのを井上喜久子が演じていたのが驚愕でした。17歳になんて役を振るのだ。あまりそうは見えませんが、元海女でダイバーに転向し、現在は引退して海の家とダイビングサービスを営んでいます。きっこさんなんだからもっと可愛い声のお祖母ちゃんでもいいんじゃないかなあ。豚汁は是非食べてみたいですが。

Rewrite20161002その2 

 「Rewrite」。「人類は衰退しました。」の田中ロミオ、「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07などが参画するゲームが原作なんですが…1時間スペシャルだった第1話を見て打ち切ったというリアル明里パパン、君が正しかった。

Rewrite20161002.jpg 

 ズルズル見たのはいつか面白くなるだろうと思ったからで、実際7話から日常を大きく逸脱していくのですが…。まあぶっちゃけ「ひぐらしのなく頃に」ですよこれは。世界は終わってしまいました。

Rewrite20161002その3 
鍵の篝 

 2017年1月から「ひぐらしのなく頃に 解」にあたる2ndシーズンが開始されるそうですが、もう見ないと思います。女性キャラは可愛いし、サブキャラも面白い人が多いのですが、主人公の天王寺瑚太郎がとにかく嫌いなんです。多分この先どうあっても好きになれないでしょう。

嫌いな瑚太郎 
ハッピーセットかよ 

 話は人類の命運に関わるという結構重いテーマを持っているのですが、人類を守ろうとするガーディアンと、地球のために人類を滅ぼそうとするガイアという二大勢力の戦いの中、それぞれ信念とかがあって属していたであろうヒロイン候補の女の子達が、オカルト研究会で天王寺瑚太郎と親しくしていたというだけで離反するという。「てめぇの頭はハッピーセットかよ」と言いたくなりますね。いや、組織を裏切るだけの説得力のあるエピソードがあれば別にいいのですが、本編を見ている限り「これで?」と思わざるを得ません。やはり天王寺瑚太郎の魅力なるものが理解できないせいなのでしょう。

クオリディア・コード20161002 

 最後に私の中二病枠「クオリディア・コード」。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」の渡航が参加しているので視聴しました。三人のラノベ作家のユニット「Speakeasy」の作品群が原作ですが、ストーリーはアニメオリジナルとなっています。

作画崩壊

 まず作画がひどいということは言わずにはいられないでしょう。理由が何にかは知りませんが、一説によれば三人の作品群が原作であるせいで、複数のレーベルによる企画になっており、速やかな意思決定ができなかったのかもとか、シリーズ総作監がいないから作画全体のクオリティが安定しようがないとか言われていますが、真相はどうなんでしょうかね?

東京陣営 

 とはいえ、作画に目をつぶれば(アニメでここに目をつぶっていいかどうかは議論があるでしょうが)「Rewrite」よりずっと面白いストーリーでした。30年前に突如出現した正体不明の侵略者・アンノウン(まんまや)に対抗すべく、南関東防衛機構が構築され、東京、神奈川、千葉の各防衛都市には、長きにわたるコールドスリープから目覚めたことで、特別な固有能力<世界>を身につけた少年少女が所属し、アンノウンと戦っています。しかし、それは全て欺瞞だったという孔明の罠。

舞姫と蛍 

 アンノウンと戦う少年少女が、ランキング制度により貢献度を競わされているという設定に当初から違和感があったのですが、終盤明らかになった真相によってその理由が解明されました。なんとアンノウンと思っていたのは人間側の無人兵器で、人間だと思っていたものこそがアンノウンだったという。

目覚めた舞姫と愛離 

 戦闘に従事する少年少女の首筋にはクオリディア・コードという特殊紋様が取り付けられており、〈世界〉や各種端末の使用に大きく寄与するとされていると説明されていましたが、実際には認識を阻害することで人間側をアンノウンに見せ、アンノウンの支配地域の赤い空を普通の青空に見せていました。

朝凪求得 

 侵入不可領域というものが設定され、そこに入ることは堅く禁じられていましたが、それも認識阻害の効果がある障壁の限界地点ということで、ここを越えるとクオリディア・コードが機能不全を起こしてしまうからでした。

 夕浪愛離

 アンノウンは子孫を産むことができず、コールドスリープ中の子供達を洗脳し、自分たちに近い身体に改造して、その身体を乗っ取ることによりさらなる進化を遂げようとしていたようです。つまり高いランキングを叩き出して「内地に栄転」というのは、アンノウンの洗脳と改造を意味していた訳で、より強力な能力を持った身体を欲していたが故の制度だったようですね。

大國真昼 

 生粋のアンノウンとしては大原さやか演じた主任医務官の大國真昼や能登麻美子演じた地域管理官の夕浪愛離が登場しました。わざわざことさらにいい声の声優を充てている皮肉。ただ大國真昼はともかく、夕浪愛離はアンノウンでありながら子供達に愛情めいた感情を持っており、子供達に接していた時の気持ちに嘘偽りはなかったようです。

愛離の本当の姿 
愛離の最期 

 特にお気に入りだった天河舞姫に倒されたことは、愛離にとってはむしろ本望だったのかも知れません。最終版には他のアンノウンを全て抹殺して面倒をなくしていましたし、舞姫の頭を優しく撫でながら消滅していきましたし。久々に能登さんが能登さんらしい声で演技しているなあと感じました。

キャットファイト 

 彼女の愛情は子供達にも深く浸透していたらしく、八重垣青生(CV雨宮天)などは人間側を裏切ってアンノウン側についてしまいました。愛離を「お母さん」と呼んだから?そしてそれまでのおどおどしたおとなしい姿から一変して超戦闘モードに。お互い嫌い合っていた千種明日葉とキャットファイトを展開しました。メガネを外すと豹変するタイプなのか。

 半分アンノウン
求得の見る世界
 
 もう一人の地域管理官の朝凪求得は、半分アンノウン化していましたが生粋の人間でした。この人は言うなれば「沙耶の唄」です。あるいは「火の鳥・復活編」か。つまり原因は不明ですが知覚障害を起こし、すべてのものが異常な姿で見えるようになっていたという。求得の場合は周囲の人間が朧げな影としか見ることができなかったようですが、「沙耶の唄」の主人公の場合だと、風景や人物が肉塊のような気味の悪い姿形に見えていました。
 
グロテスクな世界にいる沙耶 

 そんな中唯一人間の(それも美女の)姿をしていた愛離に惹かれてしまうのは仕方なかったかも知れません。だって他の人間にシンパシーを持ちようがなかったのだし。「沙耶の唄」でも同じ事になっていましたね。

千種夜羽 

 ただ、多分原作には登場するのでしょうが、終盤突如登場する人間側の総司令官“よはねす”こと千種夜羽は、唐突すぎて思わずWikipediaを見てしまいましたよ。霞と明日葉のママンで、幼かった明日葉はのことをほとんど覚えていなかったようですが、じきに慣れ親しんでいました。おそらくパパン似の霞の方はシニカルな見方をしていましたが、この人はそれがデフォルトだから仕方がない。

宇多良カナリア 
カナリアアンノウン 

 ということで、一番好きなキャラは中原麻衣が演じた千種夜羽と言いたいところなんですが…あまりにも登場が短くて、サッカーだと評価不能ですよきっと。なので人間じゃないけど夕浪愛離と「困ったときは笑顔」の宇多良カナリア(CV石川由依)ということで。カナリアは4話で死亡したと思われ、9話で再登場してきましたが、実際には7話から登場していた女性型アンノウンはカナリアだったんですね。

 千種兄妹

視聴予定の2016年秋季アニメ:来季は再び大漁。第二期作品が多いです

稲刈りシーズン

 稲刈りシーズン到来な訳ですが、我が筑波嶺ではいまだ稲刈りが行われない田んぼがあちこちに。多額の費用と労力を投じて田植えをしたはずなのにどうしたことか。おかげで雀が食べ放題を満喫中です。

秋季アニメの「顔」 

 さてうっかりしていたらもう9月も終わりさしかかってきました。来月からは秋季アニメが始まるというのにまだ全然チェックしておりませんでした。あせって物色しまして、来季視聴予定の作品をざっと決めました。アイウエオ順で紹介しましょう。

亜人第二期 

 まずは「亜人」。2016年冬季アニメとして第一期が放映されましたが、その続編です。第一期は「俺達の戦いはこれからだ!」的、打ち切り漫画のラストみたいな展開だったので、その「これから」が描かれることを期待しましょう。個人的には亜人の能力とその限界(再生回数に限度があるとか)みたいなものが判明するような展開に期待しています。亜人の子は亜人になるのかとか。

亜人第二期その2 

 「佐藤さん」が気になります。ラスボスの風格がありながら、第一線で自ら戦う姿は率先垂範なのかタダの戦闘狂なのか。もし戦闘マニアだとすると、亜人であることってのはたまらないでしょうね。まさに無限1UPしたマリオ状態(古い)。主人公は共感できないタイプなのでどうなってもいいです(笑)。

ガーリッシュナンバー 

 「ガーリッシュナンバー」。「俺ガイル」の原作者である渡航が原案、「ガールフレンド(仮)」のキャラデザインのQP:flapperがキャラデザインを務めています。

ガーリッシュナンバーその2 

 可愛い外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生が声優業界に足を踏み入れ、シビアな現実に直面しながら奮闘する姿を描くアイドル声優お仕事ストーリーだそうです。声優ものには「それが声優!」があるほか、現在視聴中の「SHIROBAKO」でも新人声優の奮闘が描かれていますが、どんな感じになるんでしょうか。個人的には仲間同士の役の奪い合いみたいなドロドロ展開希望ですが、この絵柄ではそれはないかな?

3月のライオン 

 「3月のライオン」。「4月は君の嘘」という作品もありましたが、月を入れるのが流行っているのでしょうか。「ハチミツとクローバー」で知られるマンガ家羽海野チカがヤングアニマルで連載中のマンガが原作です。

3月のライオンその2 

 幼いころに事故で家族を失った孤独な17歳のプロ将棋棋士が、ふと出会った3姉妹との交流を通じて心を開いていく様子を描いた再生の物語で、実写映画化も決定しています。監督は新房昭之で制作はシャフトというところも期待度大です。なんとNHKの深夜アニメ。

終末のイゼッタ 

 「終末のイゼッタ」。はっきり言って「はやみん」早見沙織枠です。歌手デビューのせいか夏季は声優としての出演作品が少なくて参りましたが、秋季は出演数が回復しているようです。

終末のイゼッタその2 

 大戦の渦中にある欧州を舞台に、2人の少女の運命を描くオリジナルアニメです。西暦1940年、強大な力を持つゲルマニア帝国が侵攻の矛先をアルプスの小国エイルシュタット公国に向け、物語が動き出します。はやみんはお姫様役ですね。

SHOW BY ROCK 二期 

 「SHOW BY ROCK!!」。昨年の春季アニメに続く第二期です。第一期は一応綺麗に終わっていたので、あのままでもいいような気もするのですが、人気があったんでしょうね。サンリオ原作にしては色んな意味で突き抜けていましたな。

SHOW BY ROCK 第2期その2 

 平和になったMIDICITYには音楽を殲滅して全てを支配しようとする「闇の女王」が出現し、一方現実世界に戻ったシアン(聖川詩杏)は学校の音楽活動でグダグダと悩み、MIDICITYでの日々を懐かしんでいたということで、再び戻って戦う(歌う)ことになりそうです。

ユーフォニアム第二期 

 「響け!ユーフォニアム」。これも昨年の春季アニメに続く第二期です。吹奏楽コンクール京都府大会。 そこで見事に金賞を受賞した北宇治高校吹奏楽部は、次なる舞台・強豪ひしめく関西大会に挑む……!とのことです。

響けユーフォニアム第二期その2 

 女の子の多い吹奏楽部ならではのドロドロした展開が魅力でしたが、今回はもっともっとドロドロさせて欲しいですね。とりあえず田中あすかには是非「堕ちて」貰いたいです。

舟を編む 

 「舟を編む」。三浦しをん原作で2012年の本屋大賞受賞作です。人気作を原作にするのは楽そうですが、下手をすると「原作レイプ」とか言われたりするので結構プレッシャーかも知れませんね。

舟を編むその2 

 出版社の辞書編集部を舞台に、言葉の海に挑む編集者たちの情熱と恋を描いたヒューマンドラマです。辞書の編纂という仕事の深みを描いたストーリー、味のあるキャラクターなどが魅力で、大人も楽しめる作品になっている……ということですが、きっと大人の方が楽しいでしょう。

文豪ストレイドッグス第二期 

 「文豪ストレイドッグス」。本年春季アニメに続く第二期です。文豪の名を持つ異能者達が、武装探偵社とポートマフィアに別れて戦う物語ですが、終盤に登場しhた海外から第三勢力「組合(ギルド)」が本格参戦して三つ巴になりそうです。

文豪ストレイドッグス第二期その2 

 異能力は文豪達の作品名が冠されていて、それぞれその名にちなんだ能力を発揮しますが、基本登場するのは故人ばかりのようです。やはり生きている人じゃマズイか。「組合(ギルド)」には「クトゥルフ神話大系」の創始者・ラブクラフトも登場するらしいので楽しみですが、マジで旧支配者とか外なる神とかが出てくるとシャレにならないので、抑えめなんでしょう。

魔法少女育成計画 

 「魔法少女育成計画」。遠藤浅蜊のライトノベルのアニメ化です。「16人の魔法少女による生き残り合戦」というサバイバルアクション小説なんだそうです。

魔法少女育成計画その2 

 人気のソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」は、プレイヤーの数万人に一人を常人離れした身体能力と可憐な容姿、人間にはない特殊能力を持つ「魔法少女」にする力がありました。しかし、とある地区で16人もの「魔法少女」が密集してしまったことにより、運営側が「魔法少女」を半分に削減しようとします。当初は「魔法少女」が手にする「マジカルキャンディー」の数を競い合う競争だったはずでしたが、何者かによってルールが歪められ、魔法少女同士の殺し合いへとシフトしていきます。キャラクターの可憐な外見からは予想もつかない過酷な展開が大きな見どころということです。ワクワクしますね、そういうの。可愛い魔法少女達にはぜひ欲望の泥沼に堕ちていって貰いたいです。

2016秋アニメ一覧 

 ということで、視聴した作品の第二期が多いせいもあって何と9本。夏季は絞り過ぎたかなとは思いましたが、再び春季の10本に並びかねない勢いです。また日曜日がスーパーアニメタイムになってしまう。3話くらいで打ち切る作品もきっと出てくることでしょう。

のんのんびより りぴーと:“古き良き時代”を見るような癒やしと懐かしさの世界

秋風にたなびくススキ

 今日も天気は良くないけど、秋風の吹く涼しい気候は最高ですね。こんな気温を待っていたッッ!あとは台風16号があまり暴れなければいいんですが。


こんな窮地を待っていたッッッ 

 更新頻度が下がると言っておきながら、休みの日にはわりとまめに更新している気がしないでもないですが、まああまり気にせず本日も行ってみましょう。今回は最近見終わった「のんのんびより りぴーと」です。

のんのんびより りぴーと 

 メインヒロインの一人である一条螢が主人公格の旭丘分校に転校して来てからの一年を描いたのが第一期「のんのんびより」ですが、第二期の「りぴーと」は翌年を描いたのかと思いきや…なんと元に戻って同じ一年を繰り返したのでした。

伝説の剣とれんげ 

 ただ同じイベントを繰り返す訳ではなく、時系列的には更にさかのぼって、宮内れんげが小学一年生として入学する直前から始まっています。1年を12話で描く本作ですが、必ずしも一月ずつ時間が経過している訳ではなく、また年中行事もたくさんあるので、時間を巻き戻して繰り返しても描くイベントには困らなかったということでしょうか。

750ライダーの絵柄の変化 

 昔少年チャンピオンで連載していた「750ライダー」という漫画は、ギャグ漫画でもないのに10年という長期連載中、ずっと主人公達は高校二年生のままでしたが、作者の石井いさみは連載中4回もクリスマスを描いた件について「これはクリスマスの一日をそれぞれ別々な視点から描いたものなのだ」と趣旨の主張したそうです。それにしちゃ雰囲気も絵柄も変わりすぎなんですが…長期連載だから仕方ないのでしょう。

エンドレスエイト 

 「のんのんびより」も「750ライダー」同様の手法を取ったとも言える訳ですね。そういうのもありなんでしょう、きっと。ただしエンドレスエイト、テメーはダメだ。

螢対応に困る夏海 

 同じ時間を繰り返しているので、第一期に比べてキャラが成長するとかいうことはないのですが、知られざる一面を見ることはできました。例えば越谷夏海。相変わらずのトラブルメーカーぶりを発揮しては居ましたが、夏海の内面というものが第二期で初めて描かれ、螢と二人切りになって何を話したらいいかわからずに悩むとう描写は、夏海もそれなりに気をつかってるんだなという新たな発見がありました。

捕まえたカブトエビ 

 夏海で言えば第一期ではなかったナイスなエピソードも登場。田んぼで捕まえたカブトエビをれんげがいたく気に入り、「ひらたいらさん」と名付けて教室に飼うことにしました。飼育係にはもちろんれんげが立候補。

ひらたいらさんお亡くなりに 

 しかし寿命は1~2か月しかないので、あっさり全滅。悲しみのれんげは絵日記にこんな記述を。それにしても絵が上手いなれんげは。水槽も片付けてしまいました。

ひらたいらさん復活 

 ですが、卵を産んでいるのではと考えた夏海は、水槽の底の土を回収し、再び水槽に入れてみたところ、見事にひらたいらさん復活。れんげ大喜び。

リアルカブトエビ 

 余談ですがこのカブトエビ、エビよりはミジンコに近い甲殻類ですが、水田の雑草を食べるほか、水田の泥をかき混ぜる事で水が濁り、雑草の発芽と生長を抑制するということで、「田の草取り虫」とも言われている益虫(昆虫じゃないけど)です。

夏海75点 

 勉強大嫌いで怠け者の夏海ですが、雑学知識は結構あるみたいですね。また珍しくやる気を出してテストでそこそこの点をとったエピソードもあり、第一期ではクズの代名詞のようだった夏海の好感度が上昇しているような。

75点の天才 

 ちなみにアニメ版「サザエさん」第一話は「75点の天才!」で、カツオが珍しく75点取るという話だったそうなので、夏海=カツオ説が一層信憑性を増したような気が。

女の子らしくなった夏海 

 いつも小鞠をからかって(傍目にはいじめか虐待に近い気も)遊んでいる夏海ですが、珍しく富士宮このみと小鞠に女の子らしい格好をさせられるエピソードもありました。馬子にも衣装とはこのことか。本人はマニッシュスタイルの方が好きみたいですが。

高3の冬休みに部活に行くこのみ 

 そのこのみ、越谷家の隣人ですが、高校三年生にして冬休みになお部活(吹奏楽部)に通うという謎の行動を見せています。進学先ないし就職先が決まって余裕のよっちゃんなんでしょうか?でも高校で3年生がこの時期まで部活に来るという話はなかなか…後輩達に煙たがられてるだろうなあ。なお、なぜか公式HPのキャラクター紹介ページにこのみの記載が一切ないという理不尽な事実が。隼レギュラーなのにひどい。

かずほ姉も呆れ顔 

 またポンコツ教師の名を恣にしたれんげの姉の宮内一穂も、教師としては相変わらずアレなんですが、家庭ではれんげの面倒見が良く、年中行事もわりとまめにこなすなど、マイルドヤンキー伝統的農家の一員としてはなかなかの働きぶりでした。

入学おめでとう 

 れんげと夏海の入学式(夏海は同じ分校に通ってるけど、一応小学校から中学校に進学したということに)の黒板など、一穂が書き込んだんでしょうね。人が見ているところでは寝てばかりだけど、人が見ていないところで働くタイプなんでしょうか。それとも人知れずたくさん働いた結果、居眠りばかりしているとか

親子みたいな姉妹 

 ちなみにれんげと一穂の両親は健在で農業に従事しているはずですが、結局一度も登場しませんでした。だいたいれんげの世話は一穂がやっているので、ぱっと見にはれんげは一穂の娘のような。

れんげの家 

 このトラディショナルな家に住み、山も持っているという「氷菓」の千反田家のような宮内家(そういえば千反田家も両親が登場しませんでしたな)。農業をやる気があるならば、一穂の婿に入るという選択もアリな気がします。

アホの子ひかげ 

 一方、第一期ではさほど登場しなかったせいもあって目立たなかった宮内家の次女ひかげのポンコツぶりが表面化したのが第二期。見た目は可愛いのですが、夏海に匹敵しますねこの人は。だから二人がつるむとえらいことに。きっとこの人は東京に行ってよかったんだ。

北斗百烈拳を喰らうひかげ 

 9歳も年が離れているれんげにガチで窘められたり、夏海と一緒にダイナミック土下座をするはめになったりと、少ない登場シーンで本当に高校生なのかと言いたくなるエピソード満載のひかげ。

シンクロナイズド土下座 

 でもこの人のポンコツぶりは夏海より可愛げがあるので嫌いじゃないです。東京人ぶってもすぐ田舎者の本性が出てくるところとか、見ていて可愛いですよね。

定規落としで燃えるお兄さん 

 目立つといえば越谷家の長兄卓。CVがつかないのは第一期と同じですが、2話では「定規落とし」ゲームでラスボスの風格を示していました。秘技白刃取り…

兄ちゃんの扱い 

 魚釣りに行くと、釣る魚釣る魚、全てが兄ちゃんの顔にぶちあたるという不幸仕様。その度に水中に戻してやるというキャッチアンドリリースの鑑。でも自宅の池で魚を飼うために釣っているのになぜ放つ。

ひかりもの親方獲ったどー 

 ちなみに皆の力を合わせても釣り上げられず、しまいには夏海が水中に飛び込んでゲットした大型魚はれんげ命名「光り物親方」として越谷家の池に棲むことに。まあ池が大きいのでなんとかなってますが。ひょっとすると越谷家も豪農なのかも知れません。

巨大魚と巨大池 

 影は薄いようでいて笑いを取っている卓は、やはりなくてはならないメンバーなのか。一年経過するとこの人が高校に進学していなくなるというのが、リピートした要因なんでしょうかね。このみも高校を卒業しちゃうし。

旧世代の分校生徒達 

 そういえば昔の分校の様子が描かれていました。赤ん坊のれんげがカレーテロという凶行を引き起こした“黒歴史”に言及した回想シーンですが、駄菓子屋が中三、このみが中一、ひかげが小五、卓が小四、小鞠が小三、夏海が小二、れんげが一歳といったところでしょうか。つまり5年前。この時点で一穂は大学に行っていることになります。

大人っぽい螢 

 で、私のお気に入りの螢さん。見かけも口調も大人びているのでしばしば大人扱いされがちですが、何と言っても小学5年生。パニクれば取り乱して泣き叫ぶし、家では甘えん坊です。

甘えん坊の螢 
犬と見るネコ番組 

 犬と一緒にネコ番組を見るという謎行動(笑)など、家の中では甘えん坊なのに、誰からも信じてもらえない螢。みんなその大人びたルックスが悪いんじゃ。でも東京とはかけ離れたとんでもないど田舎に来たわりに、環境の変化にすぐに慣れ、田舎ならではの様々なイベント・行事に驚き喜びながら積極的に参加していく姿はなかなかに好感が持てます。田舎の農家は後継者不足だから、ぜひ我が家の嫁にとひっぱりだこになったりして。

螢の家 螢の家のリビング

 螢の家はいかにも現代風。おそらく新築なんでしょう。パパンの仕事の都合で引っ越してきたそうですが、パパンは一体どういう職業なんでしょうか?農業しに来たとは思えないのですが、こんな過疎地でバスが2時間に一本という場所にどういう仕事があるでしょう。まあ通勤はマイカーを使用しているのでしょうが

螢一家 

 宮内家の両親や越谷家のパパンのように、螢のパパンも未登場かと思いきや…第一期最終話に登場していました。なんか卓が成長したような容姿ですね。ご近所のイベントには積極的に参加しているようですが、それにしても職業が不明です。作家のような自由業で、単に田舎に住みたかったからとか?

てるてる坊主のオバケに追いかけられる小鞠 

 小鞠は相変わらず不憫でした。中二なのに見かけの幼さそのままに精神的にも幼くて、てるてる坊主のオバケ(正体はれんげ)に追いかけられ死にそうな顔で逃げたり、プール掃除でさんざんな目に遭ったり。

ヤバイほどのこまぐるみの群 

 でも神経が太い部分もあって、螢が密かに量産していた「こまぐるみ」を見ても特に動じた様子はありませんでした。ガチレズサイコストーカーかとドン引きしてもおかしくないのに。単にお子様なのでそういう知識や警戒心がないだけなのかも知れませんが。

背が低いから電波が来ない小鞠 

 背が低いから携帯の電波も届きにくいという理不尽な仕打ちもありましたが、必死にメールを送ろうとする小動物のような姿が可愛いのですよね。

ねこまり鉛筆立て 

 そういえばネコと合体した「ねこまり」という新キャラも作っていましたね、螢は。裁縫とか手芸の腕は小学生離れしている螢ですが、好きこそものの上手なれということか。

トンネルの向こうに 

 明確にモデルになった土地というのはないそうですが、東京、千葉、埼玉、和歌山、新潟などでロケハンを行ったということで、聖地のようなものはないかわりに、誰もが持つ「子供時代の郷愁」の中にある風景が描かれたような気がします。旭丘分校なんて、もう高度成長期以前の姿ですよね。

旭丘分校全景 
旭丘の景色 

 美しい背景といい、笑いと癒やしに溢れる作品でした。第三期、ぜひ制作して欲しいのですが、その場合はやはり同じ年を繰り返すのでしょうか。卓が教室からいなくなるなどのデメリットもあるけど翌年を描くのもありかなあという気もするのですが。翌夏のれんげとほのかの交流とかぜひ見てみたいし。

れんげとほのかの交流 

のんのんびより:田舎の少女達のゆるい日常を超美麗背景とともに描く


 久しぶりにリアル明里ちゃんパパンから明里ちゃん画像が届きました。子供の成長は早いですね。悪質なロリコンから守るためにもそろそろ目線を入れないといけないかも知れません。ペドフィリアってのもいるし。まあリアル明里パパンは空手の使い手(「ある意味空手を終わらせた男」「ある意味空手界の最終兵器」などと呼ばれる)なのでしっかり守ることでしょうが。

のんのんびより 

 本日は2013年秋季アニメながら最近まとめて見た「のんのんびより」を紹介しましょう。YouTubeにアップされていた「杉田智和のアニゲラディドゥーン」のある声優登場回を聞いていたら、メンバーがお勧めしていたのでそれに乗ってみました。

原作ののんのんびより 
もうすぐ10巻発売

 原作は「月刊コミックアライブ」(KADOKAWAメディアファクトリー)に連載中のあっと作の同名の漫画です。2009年11月号から連載中で既刊9巻。最新刊10巻は今月23日に発売予定です。

かまくらで豚汁 
 
 バスが2時間に1本(原作だとなんと5時間に1本)しかこないというとてつもない田舎の学校「旭丘分校」に通う小中学生の日常生活をゆるーくのんびりと描いた作品です。吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を彷彿とさせますが、あっちはバスは一日一本だからまだしもでしょうか。

4人でジャンプ 

 ニコニコ動画では、アニメの生放送終了後にアンケートが行われていますが、「のんのんびより」は全話で最高評価である「1」が90%を超えた初の作品になったそうです。

4人で登下校 

 ゆるいテーマにあわせたコミカルなキャラクターが描かれた、いわゆる日常系または空気系と呼ばれる作品で、同趣旨の作品には「ご注文はうさぎですか?」がありますが、その内容のゆるさとは対照的に、キャラクター達を取り巻く背景が超美麗で、まるで風景画レベルになっています。このアンバランスさが見所の一つと言えましょう。それでは「のんのんびより」背景小特集です。

のんのんびより背景その1 のんのんびより背景その2のんのんびより背景その3のんのんびより背景その4のんのんびより背景その5

 なにしろ「あ、田舎暮らしもいいかな」って思ってしまうレベルですから。なんか子供の頃の記憶が甦ってくるような、ちょっぷり泣きたくなるような、そんな風景です。日本の原風景なんでしょうかね。

一条螢 

 アニメの物語は、4月に始まって翌年3月までを12話で描いています。その4月に東京から転校してきたのが一条螢で、最初期は東京との落差に愕然としていましたが、思いの外早くなじんでいました。

土萠ほたる 

 螢、という名前からは、大方の人は「北の国から」を思い出すかも知れませんが、私のようなマイノリティーは「美少女戦士セーラームーン」のセーラーサターンこと土萠ほたるを思い出します。そう、皆口裕子さんが演じ、今日本を席巻している「萌え」の語源ではないかという説もあるあの儚げな少女ですよ。もちろん90年代の作品のほうですよ。「Crystal」?知らない子ですね。

螢とこのみ 

 その螢、小学5年生にしては身長164センチでルックスも大人っぽく、非常に発育のいい美少女です。高校3年生のこのみ(右)と並んでも大人っぽく見えるくらい。私ロリコンの気はない(はず)ですが、彼女の見ていると、ちょっくら妙な扉が開きそうな危険を感じます。なにしろ2話で眼鏡を掛けて大人びた服を着たところ、中学2年生の小鞠に最後まで螢と気づいて貰えませんでしから。

螢役の村川梨衣 

 螢については私のお気に入りなので、別途「好きなアニメキャラ」で取り上げようと思います。でもなー、声優が「りえしょん」こと村川梨衣なんですよね。いや、彼女が演じた「ごちうさ」のメグこと奈津恵も既に取り上げ済みなんで今さらためらう必要はないのですが、素でのハイテンションぶりには…。それを感じさせない高い演技力・実力があるということなんでしょうけどね。

宮内れんげ 

 じゃあ他のメンバーも紹介しましょう。まずは主人公格の小学一年生、宮内れんげ。思えばこの子もこの年初めて旭丘分校に通うことになった訳ですが。語尾に「のん」「なん」「ん」をつけるのが口癖で、「のんのんびより」というタイトルもここから来ているではないでしょうか。

にゃんぱすー 

 非常にユニークな感性を持っており、あいさつの「にゃんぱすー」など、言動を周囲の人間に理解されないことも多いですが、成績は優秀でテストは常に100点で、オール5の成績をとっています。また絵も小学生離れした上手さで、作詞もリコーダー演奏もできるというスーパー1年生ですが、やはり感性が妙で。

石川ほのか れんげとほのか

 いつもは年上の子供としか遊べませんが、夏休みに帰省していた同学年の石川ほのかと仲良くなった4話は神回といっていいでしょう。初めての同い年の子との触れ合いが嬉しくて仕方なかったほれんげですが、ほのかがパパンの都合でさよならも言えずに帰ってしまったことを知ったれんげの涙を見て、一気にれんげが好きになりました。

レンゲの涙 

 事実を知らされて、理解して泣くまでの長い間が実に良かったですね。来年の夏は「約束の滝」に一緒に行けるといいですね。

越谷小鞠 

 そして中学生の越谷姉妹。まずは姉の小鞠。中学2年生ですが身長140センチ未満という非常に小柄な子で、姿にそのままに子供っぽい面が多いです。妹の夏海のイタズラの被害を被ることが多く、また貧乏くじを引くことも多々あるという不憫な子です。

螢だと気づかない小鞠 

 その分小動物のような可愛さがあり、螢からは非常に好かれていますが、3歳も年下の螢が性格も雰囲気も大人びている事に関しては複雑な感情を抱いていたりして。仇名の「こまちゃん」も、小鞠という名前からというよりは「コマい」ことから由来しているようで、本人はこの仇名を嫌がっています。

越谷夏海 

 次に妹の夏海。こいつがまた悪いヤツなんだ(「テレビ三面記事 ウィークエンダー」風)。中学1年生で身長は普通なんですが、とにかくイタズラ好きで、もの凄くよく言えばムードメーカーですが、普通に言えばとんでもないトラブルメーカーです。

こいつがまた悪いヤツなんだ 
越谷ママン 

 幼少の頃からイタズラばかりしており、どれほど注意されても全く反省しないため、いつもママンから叱られています。アニメ版の磯野カツオに近いキャラとも言えましょうが、カツオがそれなりに企むのに対し、夏海はほぼ脊髄反射的にイタズラをするので、ひょっとすると発達障害の可能性が。

越谷卓 

 そして一言もしゃべらないので声優もついていない越谷姉妹の兄である卓。中学3年生で、分校唯一の男子生徒ですが、全く存在感がなく、夏海たちに無視されたり粗末な扱いを受けたりと散々な境遇ですが、本人はあまり気にしていない様子です。

宮内一穂 

 そして担任は鬼畜先生こと宮内一穂。名字で解るとおりれんげの姉です。24歳ということですが、れんげとの年の差は磯野家のサザエとワカメ以上に離れています。頑張るなあ、パパンとママン。声優は美人キャラを演じると定評ある名塚佳織なんですが、とにかく外道な先生です。

いきなり寝る一穂 

 授業は基本的に問題集を使った自習なので、授業中はほぼ教卓で寝ており、寝坊の常習犯のため、遅刻もしばしば。そのせいか起きていてもいつも目を閉じているように描かれています。さらに非常にマイペースな性格で頼りなく、海水浴に行って小鞠が行方不明になった際には「自分は先生としてではなく友達としてついてきただけ」と責任逃れ発言をして夏海たちを呆れさせたほか、田植えシーズンには遠足と称して子供達に実家の田んぼの田植えを手伝わせたこともあります。

寝袋に入れられる一穂 

 大雪で学校に泊まり込むことになった際には、布団が足りないという状況を把握していながらまっさきに布団に潜り込んで寝るという鬼畜ぶり。流石に生徒達全員から顰蹙を買って寝袋に入れられていました(しかも逆さに)が、このシーンには大笑いしてしまいました。

駄菓子屋 

 その他、たまに登場するキャラとして、加賀山楓。旭丘分校の卒業生で、一穂の後輩の20歳ですが、実家が駄菓子屋のせいで、幼少時よりあだ名は「駄菓子屋」。なんとれんげまで「駄菓子屋」と呼ぶ始末。本業の駄菓子屋の他にも民宿やスキー用具・布団などのレンタル、通販の取り寄せなどを経営の多角化を行っていますが、経営状況はあまり良好ではない様子です。

駄菓子屋の制裁 

 赤ん坊時代のれんげの面倒を見ていた過去があり、れんげには姉達以上に懐かれています。反面夏海には厳しく、彼女が余計なことをすると制裁を加えることがお約束となっていますが、その度に視聴者をスカッてくれるという、まさに歩く清涼飲料水です。

宮内ひかげ 

 お次は宮内ひかげ。れんげの姉で一穂の妹である高校1年生。旭丘分校出身ですが、「俺らこんな村いやだ」と思ったせいか、東京都内の高校に進学しており、上京して一人暮らし(寮?)をしており、登場は基本的に帰省時のみです。都会風を吹かせることが多いものの、しょせん付け焼き刃なので螢にも負けてしまう程度です。

富士宮このみ 

 そして越谷家の隣に住んでいる富士宮このみ。旭丘分校の卒業生で地元の高校に通う高校3年生です。たびたび越谷家に遊びに来ており、越谷家事情をよく知っており、小鞠や夏海の面倒も見ています。明るく気さくな性格だが、強引で押しが強いところもあり、夏海が思いつきで始めた文化祭のためだけにひかげを東京から呼び寄せたりしています。また思ったことを容赦なく直球で表現したり。高校卒業後の進路はどうするんだろうこの人。

のんのんびより りぴーと 

 第二期「のんのんびより りぴーと」も2015年夏季アニメとして放映されており、今後はこれを見ることを楽しみにしようと思っています。全員一学年進級するのかと思いきや、同じ一年をもう一度繰り返すらしいです。サザエさん時空か。

お別れの挨拶 
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