記憶に残る一言(その28):女性悪魔のセリフ(女神転生シリーズ)

ヘリコプターの日


 本格的な雨の札幌からこんばんは。でも風がないのがありがたかったです。そういえば今日はヘリコプターの日なんだとか。ヘリコプターの原理を考えたレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日にちなんで全日本航空事業連合会が1986年に制定したんだそうですが、あくまで日本だけの記念日なんですね。それならモナリザの日とかでもいいんじゃないかとか思わんでもありません。

レオナルド・ダ・ビンチ

 本日は記憶に残る一言をゲームから頂戴しました。女神転生シリーズの名言です。メガテンシリーズといえば他に類を見ないシステムが悪魔合体です。仲間(仲魔と呼びます)の悪魔を2~3体合体させてより強力な悪魔を生み出すという画期的なシステムで、これによってメガテンシリーズはドラクエやFFと並ぶ三大RPGシリーズになったといえましょう。

悪魔の種族

 ここで注意して貰いたいのは、「悪魔」といっても邪悪な魔物ばかりではないということで、メガテンシリーズでは唯一神(法の神とも呼ばれます)以外の“ヒトならざるもの”は一括して「悪魔」と呼ばれます。なのでミカエルとかガブリエルとった大天使も悪魔の範疇です。多分ここでいう「悪」とは、かつての日本語での用法で剽悍さや力強さ意味しており、「魔」とは神ならず、ヒトならざるものを呼んでいるのではないかと。つまりメガテンシリーズの「悪魔」とは「強力なヒトならざるもの」といったニュアンスなんだろうと思います。ま、本当に邪悪な魔物もたくさん入っていますけどね。

真・女神転生

 で、仲魔を増やすにはどうすればいいのかということなのですが、ドラクエでは戦って倒すと稀に「仲間になりたそうにこっちを見ている」というコメントが現れて仲間に加えることが可能となりますが、メガテンではネゴシエーション、悪魔と交渉することになります。この交渉もシリーズが増えるに従って非常に多岐に亘るようになっていくのですが、ここではそれはさておきます。

アクマをころしてへいきなの?

 印象的なのはこのセリフです。交渉の際に、主に女性型悪魔がプレイヤーに対して用いる言葉です。「そりゃあ君みたいなカワイコちゃんを殺せるわけないじゃないかベイビー」とか「君のウインクで僕の方こそイチコロさ」くらいの返答をしたいのですが、残念ながら「はい」か「いいえ」で返答しなければなりません。

ピクシー

 「はい」と答えりゃ嫌われます。そりゃあ可愛くても悪魔ですからね。でも「いいえ」と答えても必ず上手くいくわけではなく、「嘘つき」呼ばわりされることも多々あります。きっと他の場所で悪魔を殺戮しまくっているところを見られたんでしょうね。人間だろうと悪魔だろうと女ってやつはやっかいだぜ、なんてクールに決めて、仲魔にならなきゃ殺すまで(笑)。

魔獣ネコマタ
夜魔リリム

 もっとも仲魔も交渉だけではなく、戦闘で殺されかかるると命乞いして勝手に仲魔になったりする場合もあります。悪魔だろうとできれば可愛い子をたくさん仲魔にしたいところです。妖精ピクシーとか魔獣ネコマタとか夜魔リリムとか。ただ、可愛い子は賢くて魔力は強いものの、反面HPが少なく力が弱い場合が多いので、カワイコちゃんばかりのパーティーだと自分が盾になるしかなくなり、非常に脆弱なパーティーになってしまいます。過ぎたるはなお及ばざるがごとしで、やはりバランスって大事ですよね。

ジジイをころしてへいきなの?
やくざをころしてへいきなの?

 あとバリエーションとしてこういうのもあります。うーん、ジジイは殺すのはためらわれますなあ。でもやくざはなあ。ちなみにメガテンシリーズのやくざは、悪魔に魂を乗っ取られ、人の道を踏み外した外道なのでヒトではなく悪魔の一種です。人間だった頃に持っていた拳銃(トカレフ)を見境なくぶっ放すヤバイ連中です。「やくざを殺して平気なの?」はギャグのつもりらしいですが、常日頃ヤバイ連中なので、「はい」と即答されて瞬殺されることが多いです。

しんでくれる?

 あともう一つ印象に残るセリフはこれでしょう。「真・女神転生」の一イベントで、アリスという金髪美少女が発するセリフです。この子は保護者である赤伯爵(赤おじさん)と黒男爵(黒おじさん)からの過剰な庇護を受けているらしく見かけは愛らしいのですが我が儘です。

はやくしんでよ

 アリスの正体は魔王ベリアル(赤おじさん)と堕天使ネビロス(黒おじさん)が蘇らせた少女のゾンビで、どういう訳か二人はアリスを蘇らせ、偽りの記憶を与え、惜しみない愛情を注いでいたのでした。ロリコン悪魔だったのかな?こいつらは。

赤おじさん
黒おじさん

 ちなみに「死んでくれる?」は自分と同じゾンビとなってもらうことで永遠の友達を得ようとしての発言なので、残酷という訳ではなく、少女の純粋無垢な願いなのですが、当然拒否されてアリスは泣き崩れてしまいます。見かねたベリアルとネビロスは主人公を襲撃し、無理矢理願いを叶えようとして戦闘になりますが、そこはそれ所詮は中ボス、返り討ちにあってしまうのです。ベリアルとネビロスが倒されると、アリスは再び亡骸へと還ることになってしますます…。なんか可哀想で後味があまり良くないイベントではありました。

赤おじさんと黒おじさんフィギュアを持ったアリス

 しかし、本来は一イベントに過ぎなかったはずですが、プレイヤーから多大な支持を受けたことで(このロリコン
どもめ!)、アリスはその後のシリーズで復活し、悪魔の一種族である魔人となって再登場した上、仲魔にもなってくれるようになります。

アリスのステータス

 特徴的なスキルは「死んでくれる?」で、高確率で即死させる呪殺系魔法となっています。呪殺に耐性のない雑魚悪魔は大抵これで死にます。

真・女神転生 STRANGE JOURNEY
魔人アリス

 DS版の「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」の二周目ではアリスだけを連れて歩いたりしました。現実だったらマジ不審者ですが、戦闘勝利後にHPMP全回復する便利スキル「勝利の雄叫び」を付けたアリスがマジ強かったので、中盤まではアリスと二人旅で楽勝でした。最新作の「真・女神転生Ⅳ」(未プレイ)ではボイス付きになったそうですが、種族は魔人から屍鬼に変更されているとか。

真・女神転生Ⅳ

 ゾンビやんけそれ!と思った人は、きっとアリスの大元を知らないのでしょう。なにしろスーファミ版「真・女神転生」は23年前の作品ですからねえ。若い人達はアリスは元々はゾンビなんだって知ったらMMR状態かも。

なんだってー!

 それを言い出すと、そもそもメガテンてなんだって話ですよね。女神転生とかいってもそんなイベントないやんけという。シリーズ一作目の「女神転生」には原作があったんですよ。「デジタル・デビル・ストーリー」ってのが。30年近く前の作品だけど、シリーズ第一作の「女神転生」はOVAも出ていたのです。その頃は当然ながら女神転生ってのもしっかり意味があったのですが……今や「メガテン」となっても仕方有りませんね。

デジタル・デビル・ストーリー 女神転生
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こんばんは

真女神転生・・・コーヒー豆を買いに行ったり、飼い犬がケルベロスになったり、三島由紀夫もどきの超人ゴトウが出てきたりと、世紀末ナ雰囲気満載でぶっ飛んだゲームでしたね。やはり将門ですよ!日本人なら!
でも、私は普通にロウでクリアしましたけど。

今、とてもデジタルデビル女神転生2をやりたいのですが、なかなか見つからず困っています。1はマップを自分で書き起こすのが面倒なので、途中で止めてしまいました。

アリスの「死んでくれる」はチート過ぎるので、私は、むしろ使わなかったです。ほかにもチート技がありますが、ゲームバランスが崩れるので避けていました。

ラピュタ島・・・懐かしいですね。中学生の頃にBBCが制作した「ガリバー旅行記」のドラマをNHKで見て衝撃を受けました。記憶が確かなら、科学万能主義のラピュタ島で、科学に疑問を抱いた人間(ガリバーでした)が、その疑問を解くために「最後の部屋」に入室したところ、部屋の床が抜けていて、そのまま島から落下するというオチ。つまり、科学に疑問を抱いた人間は、ラピュタから排除される訳です。

あ、某将軍とその一味みたいですね

Re: こんばんは

 元根以蔵さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> 真女神転生・・・コーヒー豆を買いに行ったり、飼い犬がケルベロスになったり、三島由紀夫もどきの超人ゴトウが出てきたりと、世紀末ナ雰囲気満載でぶっ飛んだゲームでしたね。やはり将門ですよ!日本人なら!
> でも、私は普通にロウでクリアしましたけど。

 私は最初カオスルートでした。後でロウもニュートラルもやりましたが。真・女神転生Ⅰではニュートラルが一番ベストエンディング風で、人は極端な思想の下では生きにくい的なことが言われていたので、真・女神転生Ⅱでは注意して最初にニュートラルルートにしたら、今度は中途半端は良くないとか言われました。どないせーいうんじゃ!(だがそれがいい)

> 今、とてもデジタルデビル女神転生2をやりたいのですが、なかなか見つからず困っています。1はマップを自分で書き起こすのが面倒なので、途中で止めてしまいました。

 懐かしいですね旧約メガテン。私はそれまでRPGは攻略本とかなしでクリアすることをポリシーにしていたのですが、女神転生で日和って攻略本を買いました。最初は方眼紙でマッピングしていたんですが、攻略本見たらそんな徒労はやめて良かったと思いましたよ。女神転生2は、私を完全にメガテン世界に引きずり込んだ伝説のゲームです。何しろルシファーやベルゼバブ、アスラ、イシュタルといった錚々たる連中を引き連れてあれと戦うことになろうとは…。「え?いいの?大丈夫なの?」とかなり焦った記憶があります。まあ倒しましたけど。

> アリスの「死んでくれる」はチート過ぎるので、私は、むしろ使わなかったです。ほかにもチート技がありますが、ゲームバランスが崩れるので避けていました。

 二周目をアリスと二人旅はなかなか楽しかったですよ。どう見ても可愛い女の子を連れ回す変態ロリコンなので、現実だと完全アウトですが。二周目以降はいかにレベルを上げて強力な悪魔を作り出すかに焦点が移るので、ゲームバランスとかは「私は一向に構わん!」でした。

> ラピュタ島・・・懐かしいですね。中学生の頃にBBCが制作した「ガリバー旅行記」のドラマをNHKで見て衝撃を受けました。記憶が確かなら、科学万能主義のラピュタ島で、科学に疑問を抱いた人間(ガリバーでした)が、その疑問を解くために「最後の部屋」に入室したところ、部屋の床が抜けていて、そのまま島から落下するというオチ。つまり、科学に疑問を抱いた人間は、ラピュタから排除される訳です。

 ほう、そんなテレビドラマがあったんですね。私は翻訳を文庫本で読みました。原作ではラピュタがロンドンで、搾取される一方のバルニバービにアイルランドの風刺なんだそうです。

> あ、某将軍とその一味みたいですね

 あの大佐も最後には落ちましたね。よく見ると崩壊するラピュタの破片の中にいるのだそうです。

あれ、、、ですね

攻略サイトを見て知りましたが、デジタルデビル2には、あれが出てくるんですよね。一神教を取り上げた作品は数有れど、あれをリアルに登場させ、倒せるゲームなんてそうはないでしょう。日本でしか売れないゲームだと思います。まさに、「タブー中のタブー」

ほかのゲームやマンガなどの創作ものだと、よくて天使と悪魔ですからね。あれは、本当にやばいと思いました。

あと、やはり1は攻略本がないとマッピングが大変ですよね。呪文制だし。でも、当時であの世界観は、非常に新鮮だったと思います。普通(?)の高校生が、女神転生者とともに魔王や魔神と戦うのですから。

古い話になりますが、宮崎駿は、少なくとも5年前から毎日のように所沢から小金井までシトロエンで通っています。たぶんクラリスの車と同じ型。きちんと確認したわけではありませんが、見た目がそっくりです。「ぶろろろ」と良いながらちゃんと走っているので、ちゃんと整備してやれば問題なく走るのでしょう。

個人的にはフィアットの車が欲しいです。今のではなく少し古い型のが良いと思います。フィアットはデザインが優れています。ただし、家族の反対で購入できませぬ。。。

Re: あれ、、、ですね

 元根以蔵さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> 攻略サイトを見て知りましたが、デジタルデビル2には、あれが出てくるんですよね。一神教を取り上げた作品は数有れど、あれをリアルに登場させ、倒せるゲームなんてそうはないでしょう。日本でしか売れないゲームだと思います。まさに、「タブー中のタブー」
>
> ほかのゲームやマンガなどの創作ものだと、よくて天使と悪魔ですからね。あれは、本当にやばいと思いました。

 そうなんです。欧米では無理じゃないかと思います。ましてや中東では。ISILの標的になるぞ。でもその禁忌を破る感じが実に良かったです。あれくらい燃えるラスボス戦はなかなかありません。

> あと、やはり1は攻略本がないとマッピングが大変ですよね。呪文制だし。でも、当時であの世界観は、非常に新鮮だったと思います。普通(?)の高校生が、女神転生者とともに魔王や魔神と戦うのですから。

 原作とかOVAを見て貰えればわかるのですが、ゲームは「やばい設定」をかなりはしょっています。悪魔と戦うヒーローのようですが、あれを呼び出したのは主人公ですから。実は単に後始末しているだけという。

> 古い話になりますが、宮崎駿は、少なくとも5年前から毎日のように所沢から小金井までシトロエンで通っています。たぶんクラリスの車と同じ型。きちんと確認したわけではありませんが、見た目がそっくりです。「ぶろろろ」と良いながらちゃんと走っているので、ちゃんと整備してやれば問題なく走るのでしょう。

 実は光岡自動車に特注した「なんちゃってシトロエン」だったして。中身が日本車ならそりゃあ元気に走るでしょう。古いシトロエンは排ガス規制をクリアできるんでしょうかね?

> 個人的にはフィアットの車が欲しいです。今のではなく少し古い型のが良いと思います。フィアットはデザインが優れています。ただし、家族の反対で購入できませぬ。。。

 あれは完全に趣味の車ですから。ちゃんとしたファミリーカーないしワゴンを持った上で余裕がないと家族は許してくれないでしょうね。唯一ある車がフィアットだと泣きますよきっと。
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