好きな声優さん第四期(その9):戸田恵子~芸歴40年の元アイドル演歌歌手

羽生弓弦雪像
 

 こんばんは。何と本日は雨模様の札幌でした。2月上旬なのに、雪まつり開催中なのに。それに特に暖かい訳でもないし。

戸田恵子

 本日は好きな声優さん。前回から男性声優にシフトと思わせてまた女性声優です。声優と女優の二足の草鞋を履きこなす戸田恵子です。

あゆ朱美

 戸田恵子は1957年9月12日生で愛知県出身。小学生から児童劇団に所属し、子役として活動していました。本格的な芸能活動は、なんと歌手で、16歳だった1974(昭和49)年に上京してアイドル演歌歌手としてデビューしました。当時の芸名は「あゆ朱美」でした。

あゆ朱美デビュー作

 シングルを4枚リリースしたものの、歌手としては上手くいかず、バラドルみたいな状態になっていたとか。アラン・ドロンやアル・パチーノの吹き替えで知られる野沢那智と番組で一緒になった時に声を掛けられ、1977(昭和52)年に野沢主宰の「劇団薔薇座」に入団し、演技を学びました。

戸田恵子その2

 劇団の看板女優として活動する傍ら、1979(昭和54年)年に声優デビューしました。アニメ作品は「無敵鋼人ダイターン3」が初めてです。戸田恵子というと真っ先に浮かぶのは「機動戦士ガンダム」のマチルダ中尉なんですが、声優デビュー直後の役だったんですね。マチルダさんが何歳なのかはっきりした設定がないようですが、当時の戸田恵子は21~2歳位だったので、年上キャラを演じたのではないかと思います。

モルダー あなた疲れてるのよ

 その後本格的に声優業に進出し、「きかんしゃトーマス」のトーマスや「それいけ!アンパンマン」のアンパンマンという子供に大人気のハマリ役を得ているほか、洋画吹替えでもジュリア・ロバーツやジョディ・フォスターといった美人女優の声を担当したほか、「Xファイル」の「モルダーあなた疲れているのよ」でおなじみのスカリー調査官(ジリアン・アンダーソン)等も務めています。

戸田恵子その3

 アイドル歌手から声優に転向したケースとしては、私が知っているあたりでは日高のり子、佐久間レイ、宍戸留美なんかがいますが、戸田恵子は成功例の先駆けと見られています。若い頃は小山茉美(ガンダムではキシリア少将。でもミンキーモモやアラレちゃんの方がおなじみ)や潘恵子(ガンダムではララァ。1000年女王の雪野弥生とか聖闘士星矢の城戸沙織なども演じています)と並ぶ人気でした。

小山茉美
潘恵子

 現在は女優としての活動が中心で、声優活動は劇場版のアンパンマン役くらいですが、散発的に吹替えにも出演しています。2005年の「電車男」では主役の電車男・山田剛司(伊藤淳史)のママン山田香澄として最終回にマチルダのフィギュアと共に登場し、「そこの剛司!」「生意気ね」など、ガンダムファンがニヤリとせざるを得ない台詞を言っていました。懐かしいな…あれからもう10年か。この時の伊東美咲の清純さに思わず天位を与えた私でした。

電車男の戸田恵子

 私生活では「機動戦士ガンダム」での共演をきっかけに池田秀一と結婚しましたが、短期間で離婚しています。ジオンのシャア大佐と連邦軍のマチルダ中尉では相性良くなさそうですしね。1990年に俳優・井上純一と再婚しましたが、2006年12月に離婚しています。バツ2ですか。

Actress.jpg

 女優業は1990年代から本格化し、映画やテレビドラマに多数出演し、舞台にも主演しています。2006年には「歌わせたい男たち」で第13回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しています。2007年には50歳を記念して歌謡曲歌手として本格的に再デビューしています。

戸田恵子その4

 それでは私が知っている戸田恵子の演じたキャラを紹介します。古いのばっかりで恐縮です。どうでもいいのですが、若い頃の戸田恵子ってあんまりパッとしないですね。年取ってから綺麗になっているような気が。

若い頃の戸田恵子
若い頃の戸田恵子その2

 マチルダ・アジャン(機動戦士ガンダム)

マチルダ中尉

 補給部隊の隊長で中尉(初登場時は少尉)。ホワイトベース隊の後援者であるレビル将軍の特命により、ミデア輸送機のみでホワイトベースへ赴き、多量の物資を送り続けました。レビル将軍は「V作戦」の立案者で、ホワイトベース隊はV作戦の成果そのものなので、助けるの当然なんですが、放映当時はそういう裏事情がよくわかっていなかったので、「話のわかるおっさん」程度の認識でしたね、レビル将軍は。

マチルダ中尉その2

 孤立無援で戦闘を続けて疲弊していたホワイトベースにとって、マチルダと彼女がもたらす補給物資はまさに「干天の慈雨」であり、アムロならずとも惚れてまうのは仕方ありません。ホワイトベースの男性クルーのアイドル的存在となり、カイが記念写真の撮影を申し込んだ際には多数のクルーが撮影に参加していました。アムロはその時の記念写真を大切にしていたようで、「機動戦士Zガンダム」でアムロの自室が映し出される場面で、この写真が飾られていた描写があありました。ホワイトベースもガンダムも撃破されたア・バオア・クーの激戦の中、どうやって持ち出したんでしょうか。

階級章がないマチルダ

 アムロにとっては初恋の人ともいえる大人の女性で、彼女の死はアムロにとっての戦う意義に大きな影響を与えました。個人的にはクラウレ・ハモンの方が“大人の女性”感がしましたが、アムロにとってはBBAなのか。マザコンの素質があったものか、マチルダによって年上好きに開眼したものか、その後同年代で幼馴染みのフラウではなく年上のセイラに惹かれていたようなアムロでした。小説版でははっきり「体の関係」になっていましたし、そういう明確な描写のないアニメ版でも、セイラ役の井上遥とアムロ役の古谷徹は「あの2人は絶対に陰で付き合っているはず」と話し合っていたそうです。

マチルダとセイラ

 Gファイター(劇場版ではコアブースター)を届けた後、黒い三連星の強襲時には、ガンダムにジェットストリームアタックを仕掛ける黒い三連星のドムに機銃掃射をしながら割って入り、文字通り身を挺してアムロを援護しました。おかげでアムロはマッシュのドムを撃破しましたが、邪魔されたオルテガのドムに乗機の操縦室を叩き潰されるという形で壮絶な戦死を遂げました。正直その残骸は見たくない…

マチルダの最期

 カララ・アジバ(伝説巨神イデオン)

カララ・アジバ

 イデオンとソロ・シップを巡って地球側と敵対することになる異星人バッフ・クランの「お嬢様」。パパンはバッフ・クラン宇宙軍総司令ドバ・アジバです。姉のハルルは軍幹部でしたがカララは戦いが嫌っていました。彼女が好奇心から地球人に接近したために地球とバッフ・クランの戦闘が発生し、混乱の中でソロ・シップに乗船することになりました。何気に全ての元凶だったりして。

恋仲になるカララとベス

 はじめはソロ・シップの中で異星人として白眼視されていましたが、次第に信頼を獲得していきました。シャア的な敵だったギジェ・ザラルの婚約者でしたが、ソロ・シップの艦長を務める地球人のベスと恋に落ち、物語終盤で彼の子を身籠りました。地球人とバッフ・クランはほとんど差違がないらしく、輸血も行っていました。

ハルルとカララ

 テレビ版では描かれませんでしたが、劇場版ではソロ・シップ船内に侵入した姉・ハルルに「女としての嫉妬」をぶつけられる形で射殺されてしまいます。ハルルは女を捨てて武人として生きたので、女として生きる妹カララへのコンプレックスが深かったようです。カララの最期は、顔面にのみ銃弾を次々撃ち込まれるという、凄惨なものでした。どうも戸田恵子キャラは死に様がひどいですね。

カララの最期

 ちなみにハルルのCVは麻上洋子。森雪の時は「古代君が死んじゃう!」とか言ってましたが、キャラが変われば演技も変わりますな。なお、カララのキャラデザインは戸田恵子の素顔をモデルにしているのだそうです。さすが元アイドル。

カララ全身図

 山中ヨシコ(新・ど根性ガエル)

ヨシコ先生とひろし

 ど根性ガエルは1972年版と1981年版があり、戸田恵子は81年版の「新・ど根性ガエル」のヨシコ先生を務めました。旧版では武藤礼子で、この人も素敵な声の声優さんでした。美人の先生で受け持ちは英語(原作では国語)。グラマーで、生徒にも大人達にもモテモテで、一歩間違えればまいっちんぐマチコ先生ですな。この作品を知らずして「まいっちんぐ」を使っている人もいるんだろうなあ。
まいっちんぐマチコ先生

 梅さん(佐川梅三郎)と南先生(南よし雄)の熱烈なアタックを受けていましたが、どちらにも決め切れないでいます。意地悪く見れば二人の男を手玉にとる魔性の女ですね。そのくせず梅さんや南先生が他の女性に気を取られているのを見るとやきもちを焼いたりして。

梅さんとヨシコ先生

 原作終盤では梅さんと結ばれることを暗示して終わりますが、南先生は敗者ではなく、原作終盤でゴリライモの魚屋で働いていた女性・初ちゃんと結ばれて選択の余地がなくなったというのが真相です。

来生三姉妹

 来生瞳(キャッツ・アイ)

来生瞳

 怪盗キャッツアイの正体である来生三姉妹の次女で、主に盗みの実行者を務めています。ストレートロングの黒髪の、爽やかなセクシーさと抜群のプロポーションが魅力の美人です。恋人の俊夫はなんとキャッツアイの事件を専門に担当するキャッツ特捜班の刑事であり、正体が明らかになることは2人の関係の終わりを意味します。瞳にとってはこのギリギリ感が堪らなかったんじゃないかなんて。

前期レオタードの瞳

 キャッツアイとしての行動時のコスチュームは、スカイブルーに近い青色の長袖レオタードに黄色のリボン状の腰紐でウエストマークした格好が定番でした。キャッツアイといえばこの格好ですよ。

後期レオタードの瞳

 後期になると袖なしでキャミソールのような肩紐に、背中を大きく露出したベアトップデザインのレオタードを着用することが多くなりました。もしやてこ入れ?

泪姉さんサービスシーン

 瞳も悪くはないのですが、ちょっと勝ち気すぎるような気がして、大人っぽくて妖艶な姉の泪(るい)の方が好きでした。 

アンパンマンと戸田恵子

 その他、アンパンマンやきかんしゃトーマス、ゲゲゲの鬼太郎(3作目)も演じていますが、私の中では美人を演じた声優さんというイメージが強いので以下省略(笑)。その代わりと言ってはなんですが、明日からは歌手・戸田恵子について語りたいと思います。ちなみに「ショムニ」にも出演していました(右端)。

ショムニでの戸田恵子(右端)
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