フランク・ミルズ:一発屋ピアニスト?いやいや…

枯葉散る札幌
 
 こんばんは。一転して暖かい一日の札幌でした。明日明後日は20度になるようで、さらに暖かい予報となっていますが、こう寒暖差の激しいと風邪をひいてしまいそうですよ。

愛のオルゴール

 さて大通公園で枯葉を踏んでいたら、何となくある映像を思い出しました。それが上記画像。黄昏の中を枯葉を踏んで歩く二人。そして思い出したメロディー。ということで、今日はフランク・ミズルを紹介しましょう。

フランク・ミルズ

 フランク・ミルズはカナダのピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサーで、子供の頃にピアノとトロンボーンをマスターし、16才で作曲もしていたそうです。友人たちとロック・グループ「ザ・ベルズ」を結成し、一曲だけ全米大ヒットを生みましたが、限界を感じたのと自分の望みを貫くため、グループを解散して独立しました。

詩人と私

 1974年に最初のアルバム「詩人と私(The Poet And I)」を発表し、1978年にプロモーションの為にその中の1曲「愛のオルゴール(Music Box Dancer)」をシングル・カットしたところ、翌年にカナダ、アメリカなどで大ヒットし、ビルボードの全米ヒットチャートでの最高順位は3位を記録しました。これを機に、アルバム曲のタイトル曲「詩人と私」もドイツで大ヒットしました。

フランク・ミルズのクリスマスアルバム

 1979年頃、「愛のオルゴール」は日本でも発売されてヒットしました。私は確かささきいさおと麻上洋子がDJをしていた文化放送の「青春大通り」で初めて聞いたのでした。だから多分水曜日ですな。当時歌よりインストゥルメンタルが好きだった私は、すっかり気に入ってレコード店でシングルを買ったものでした。

 HDの奥入瀬渓流の美景とともに「愛のオルゴール」です。原題からするとオルゴールはいいのですが、「愛の」はどこから来たのでしょうかね。まあタイトルに「愛の」「恋の」がやたらと入るのは邦題命名のお約束なのかも知れませんが。



 インストゥルメンタル曲でありながら、とても印象的で覚えやすいメロディでしょ?そのため日本の芸能界も黙ってはいませんで、1979年に日本語詞をつけて「潮騒のメロディー」の名で高田みずえとさこみちよがカバー曲を競作しました。

潮騒のメロディー

 まずは高田みずえ版です。歌っている姿がないのが残念。



 続いてさこみちよ版です。着物で歌っています。

 

 何曲もヒット曲を持ち、紅白歌合戦にも出場している高田みずえと、自称「廃盤の女王」さこみちよでは知名度が全く違いますが、さこみちよもTBSラジオで長寿番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」に金曜レギュラーとしてずっと出演しているので、「知る人ぞ知る」人ではあります。

さこみちよの潮騒のメロディー

 アルバムは「詩人と私~愛のオルゴール」というタイトルで発売されました。そういえば「愛のオルゴール」のB面も「詩人と私」でした。

リチャード・クレイダーマン

 実はフランク・ミルズの日本出現直後に、リチャード・クレイダーマンが登場しました。わりと普通のおっさん顔のフランク・ミルズに対し、リチャード・クレイダーマンはおフランス出身のイケメンで「ピアノの貴公子」なんて呼ばれていましたので、あっという間に主婦層を中心に女性ファンのハートを鷲掴みにしてしまいました。そのせいでフランク・ミルズはなんとなく「一発屋」的印象を持たれてしまったのですが、アルバムには良曲があるんですよ。リチャード・クレイダーマンの曲も実にいいのですが、これについてはまた改めて。

夢見るピアニスト

 まずは街角のカフェ。なぜか近江八幡の画像とともにどうぞ。爽やかな朝の風景が目に浮かぶようなメロディーです。朝、起き抜きに聞けば気分もハイになりそう。有名な曲なので聞いたことある人も多いのでは。



 続いて「スパニッシュ・コーヒー」ギターによるアンサンブルにおいて、アレンジ版が定番曲として数多く演奏されている作品だそうです。



 そしてタイトル曲でもある「詩人と私」です。奥森吉の風景とともに。



 最後に「夢見るピアニスト」。「詩人と私~愛のオルゴール」には収録されていませんが、京都南禅寺・蹴上浄水場の画像とともにどうぞ。



 シングルやアルバムのジャケットのせいか、フランク・ミルズの曲は秋を連想させます。同時期にリチャード・クレイダーマンが登場しなければもっと日本でも有名になったと思うのですが。三国志に例えるならば、リチャード・クレイダーマンが諸葛亮だとすれば、フランク・ミルズ周瑜といったところでしょうか。周瑜はイケメンだったらしいので、リチャード・クレイダーマンの方が合っているような気もしますが。

諸葛亮と周瑜

 三国志演義では、「天はこの世に周瑜を生みながら、なぜ諸葛亮をも生んだのだ!(既生瑜、何生亮)」と血を吐いて憤死するという、思いっきり諸葛亮の噛ませ犬にならされている周瑜ですが、フランク・ミルズは上記のような自作の名曲がありますから、決してリチャード・クレイダーマンの噛ませ犬という訳では…

横山光輝版周瑜の最期

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