北海道名物!(その1):愛されて半世紀・ソフトカツゲン

札幌プリンスホテル
 
 こんばんは。札幌は久々の晴天で気持ちのいい季候でした。雨が全然降らないのも困りものですが、3日も続くと太陽が恋しくなりますね。北海道には梅雨がないと聞いていますが、6月は爽やかなんでしょうかね。

魁!!男塾

 私がネタによく使うのは1980年台、つまり黄金期とかその前夜の頃の少年ジャンプのマンガなのですが、そんな中に「魁!!男塾」というマンガがありました。

民明書房大全(笑)

 当初はアナクロな軍国主義的というか時代錯誤的極右テイストのギャグ漫画でしたが、途中から完全にバトル展開にシフトしていきました。無茶苦茶な拳法や技の解説出典として「民明書房」や「太公望書林」など架空の出版社のトンデモ書籍が登場していましたが、実は私、途中までは本当にそういう書籍があるものだと思っていました。大学の図書館のリクエストカードにも「民明書房や太公望書林などの本を置いて下さい」というリクエストがあり、図書館側も「具体的な書名を挙げてもらえれば検討します」と大真面目に回答していましたっけ。リクエストは本気だったのかギャグだったのか、今でも判然としません。 

これでネタだと理解しました

 まあ「ゴルフの起源は中国の呉竜府が考案した説が支配的である」という解説が劇中に出たときに流石にこれなネタなのだと気付きましたが(遅すぎ?)、これに抗議の電話をかけた人もいたのだそうで、作者にとっても民明書房の話を真に受けていた人がいた事は驚きだったようですが、途中までは妙な信憑性がありましたよ。以後は書名や引用内容があからさまにギャグであることを押し出すようになって、流石に誰もがネタだと確信しましたが。

本気で主張しだした中国

 しかし後日、中国が本気でゴルフの起源は中国と言い出したのには笑いました。彼らは本気で民明書房を立ち上げかねませんね。

屈指の迷場面

 いやちょっと待った。今回はその話がしたいわけではないのです。「魁!!男塾」の話題に戻りましょう。全国から行き場の無くなった不良少年達を集め、過激なスパルタ教育を施すのが男塾ですが、その概要はこんな感じです。

・創業300年以上、東京都にある私塾。どうやら高等学校に相当するものらしい

三号生筆頭大豪院邪鬼

・全国のゴンタクレ(乱暴者、いたずら者)が集まる塾であるが、入塾はステータスでもあるらしい

男根寮

・全寮制(一号生は「男根寮」、三号生は「天動宮」で生活している模様。二号生は不明)

天動宮

・絶対封建制(塾長>三号生>二号生>一号生。“奴隷の一号、鬼の二号、閻魔の三号”と呼ばれる。塾長を除く教官の
権威は三号生以下で二号生並かも)

一号生筆頭剣桃太郎

・学年で一番実力のあるものが学年筆頭(一号生筆頭は剣桃太郎。二号生筆頭は明石剛次。三号生筆頭は大豪院邪鬼)

二号生筆頭明石剛次

・塾内で一番強い者が総代(十余年に亘って大豪院邪鬼。いつ卒業するのだ)

一号生きってのインテリ田沢

・主な勉学内容は、「葉隠れ」の朗読、九九の斉唱、中1・1学期前半程度の英語(九九がすらすら言えると多少間違っていてもインテリ扱い)

男塾の教官達

・軍国主義的スパルタ教育。授業の殆どは武道と体力づくり

死闘の連続

 といったところでしょう。この男塾には「名物」というものいくつも登場しました。名物の他に懲罰というのもありましたが、名物も懲罰と何が違うのかよくわからない過酷なものです。例えば…

直進行軍の様子

 ① 直進行軍:教官が棒状のものを倒し、その方向に向かってどんな障害物があろうがひたすらまっすぐ進むという試練。家があれば壊し、電柱があれば登ります。行軍を命じた教官の家に到着し、全員で嬉々としてたたき壊すというオチでした。

油風呂

 ② 油風呂:油の入った金ダライに火のついた蝋燭を載せた笹舟を浮かべ、下から火を焚かれながらその中に浸かる、という試練。少しでも動くと火達磨になるので、蝋燭が消えるまで微動だにせず耐え抜かねばならない。これをやった富樫源次は「油風呂の富樫」と自称するようになりました。天挑五輪で敵に「見事受けてみせるか…油風呂!」とかやったら良かったのに。

実写版油風呂

 ③ 撲針愚:針のついた鉄球をグローブの代わりに手にはめてするボクシング。時間は無制限、頭や足を使っても可、どちらかがKOするまで続けられる。塾長によれば古代ローマに起源がある由緒あるものらしいです。

撲針愚

 ④ 愕怨祭:いわゆる学園祭ですがそこは男塾。塾生がそれぞれ体を張った出し物を見せます。大勢の一般客を入れ、塾生を一発KOできたら10万円とか、勝ったら掛け金の10倍を払い戻すという腕相撲とか。

鬼ヒゲ教官の宣言

 私もこの「男塾名物」にあやかって、今後「北海道名物」を紹介していこうかと思うのです。どんだけ長い前置きだ(笑)。今日の話題は男塾かと誰もが思ったころにまさかの展開。

ソフトカツゲン(ハーフパック)

 そして第一回の本日は、北海道名物の乳酸菌飲料「ソフトカツゲン」です。名物と知らないで飲んでいたらネットで北海道にしかないと知って驚きました。北海道では愛されて半世紀だそうです。

雪印の製品です

 販売しているのは雪印メグミルクなので、全国販売も可能かと思われますが…。起源は昭和初期。雪印メグミルクの前身である北海道製酪販売組合連合会に、帝国陸軍が軍人用の栄養飲料の開発を依頼したことによります。カツゲンは元々「活素(かつもと)」という名前で、「活」は「勝つ」、「素」は「牛乳の素」の意味だったそうですが、1956年に「活源(かつげん)」に名称変更して北海道内の一般消費者向けに販売が始まり、翌年「カツゲン」とカタカナ表記になりました。

ソフトカツゲン(ロングパック)

 1979年に名称を「ソフトカツゲン」とし、風味も薄くさっぱりとしたものに変更されて現在に至っています。じゃあそれ以前は「ハードカツゲン」ということでしょうか。ハードもちょっと飲んでみたいですが。かつては瓶入りが主流で銭湯や駅売店などでも見受けられたそうですが、現在はすべて紙パック入りとなっています。

ビックル

 かつては関西や首都圏でも販売されたことがあるそうですが、早々に販売中止となったとのことで、営業が上手くいかなかった模様です。海峡を隔てた隣県である青森では見かけることがあるらしいですが。おそらくヤクルトやビックルとかピルクルといった「内地」の乳酸菌飲料に打ち勝てなかったのではないかと……

パイゲンC

 そういえば私が子供の頃、明治乳業の「パイゲンC」という乳酸菌飲料がありました。量が少ない分コーヒー牛乳とかフルーツ牛乳より安くて、自分で買うならパイゲンC、親に買って貰うならコーヒー牛乳かフルーツ牛乳という感じでしたが、当時あった黄金色のリンゴジュースも捨てがたかったですね。

ヤクルト

 私がソフトカツゲンと遭遇したのは5月に入ってからで、牛乳も飲まにゃいかんねえとスーパーで安い牛乳を物色していたことろ、一番安かったのが「ソフトカツゲン」でした。牛乳じゃないけど乳酸菌飲料なら似たようなもんだと買って飲んだら、ほぼ内地の乳酸菌飲料と同じ味でした。若干味が濃いとも言われており、飲む前に良く振れと描いてあるのですが、紙パックなので最初はともかく次回以降はそんなに振れんぜよ。

ピルクル

 YouTubeで熱狂的なファンを発見しました。日本語が達者なロシア人、アリョーナさんが、まなら元気にレポートしています。彼女に言わせれば日本で一番おいしい飲み物なのだそうです。

アリョーナレポート

 https://www.youtube.com/watch?v=MyFl_a89pUc

中身をコップに注いだところ

 ちゃんとヤクルトとかビックルとか飲んだ上で言っているのかと小一時間問い詰めたい気もしますが、味覚は個人の主観なのでこれでよしとしましょう。それよりも、日本が好きな外国人を見ると和みますね。皆さん、なるべく外国人には優しく接して日本ファンを増やしましょう。

ヨーグルッペ
 
 なお、「秒速5センチメートル」の第二話「コスモナウト」のヒロインである澄田花苗が種子島で愛飲する乳酸菌飲料は「ヨーグルッペ」でした。ヨーグルッペは主に南九州地区で販売されていましたが、「秒速」登場などで地名度が上がり、全国的に販売されるようになったそうです。さらに東日本大震災の影響で首都圏に出荷する乳飲料工場が操業停止になったため、代替品としてヨーグルッペがファミリーマートに並ぶようになったそうです。

舞台が北海道だったら登場してた?

 もし「コスモナウト」の舞台が北海道だったなら、花苗はきっと「ソフトカツゲン」を愛飲し、そして「秒速」の影響で再びソフトカツゲンの全国展開が出来たのかも知れません。ちゃんと小さい紙パックもあるし。

季節限定カツゲンシリーズ

 「ソフトカツゲン」を飲むために北海道を訪問する…そんな酔狂な人はいないでしょうが、北海道に来たら一度は飲んでみて下さい。なまら美味しいから。青リンゴ、みかん、レモン、ぶどう、いちごなど、季節限定のカツゲンもあるそうですよ。私も飲んでみねば!
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No title

(´・・`)ドリプシとかマミーとかルナとか‥
あとね、なまら隔離分布なこんなのみっけたっす‥⇒http://goo.gl/MU4m5F

Re: No title

 ROM専さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 マミーは知っていますがドリプシとルナは知りませんね。ご当地ものでしょうか。

> あとね、なまら隔離分布なこんなのみっけたっす‥⇒http://goo.gl/MU4m5F

 なんと、ヨーグルッペは北海道にも!?

 キバヤシ「北海道にもヨーグルッペはある…!つまりこれは『コスモナウト』の舞台が北海道だったとしても、花苗はやはりヨーグルッペを飲むということなんだよ!!」

 有象無象「な、なんだって~!!」

ということでしょうか。ああ、ソフトカツゲンを「秒速」に登場させるという野望が(笑)。仕方ないから私だけでも愛飲しましょう。 
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