帯広小旅行(その1):旅はやっぱり列車だね

GW終わる
 
 こんばんは。GWも終わっちゃいましたね。まあ中にはこれから有給3連続で取るぞと言う人もいるでしょうけど、休みってのは長ければ長いほど、終わった時の憂鬱感が増すような気がしませんか?何事もそこそこがいいのかな、なんて思っていると大物になれないのかも知れませんが、もうなれないからいいや。五月病はこれからですよ、フレッシュマン諸君。

 そういう訳で、GWの4連休で唯一行った帯広小旅行の話をしたいと思います。一回で終わらすのは惜しいので複数回やる気でいます。経験したことはとことん、骨までしゃぶるユースフであった。

 まず第一回目の本日は列車の話から。私は“なんちゃって鉄っちゃん”なので、旅と言えば列車です。鉄ちゃんにも色々な種類がありますが、私は“なんちゃって乗り鉄”ということになるのでしょう。

シベリア鉄道9400キロ

 かつて外国暮らしをしていた時、日本語に結構飢えまして、前任者の残していった本を片っ端から読みました(当然自分でも買ったけど、本は結構重いので一度にそんなに沢山運べませんでした。ゲームソフトも持っていく必要がありましたしね)。そんな中にあったのが宮脇俊三の「シベリア鉄道9400キロ」と「インド鉄道紀行」でした。この二冊の本によって私の中の“鉄ちゃん”は目覚めたと言っていいでしょう。前者はどちらかというとナホトカまでのフェリーの話が結構長かったりしますが、低気圧で荒れまくる海を行くエピソードのせいか船旅に目覚めることはありませんでした。後者はインドの鉄道乗りまくりの名著で、作者も途中で疲れて体調悪くなって“インドなんか二度と来るものか”と呟いているのがおかしいです。体調が戻るとまた列車に乗りまくっているし。

インド鉄道紀行

 この宮脇さんの著作の影響のせいで、私も旅というと列車中心で、あんまり観光とか考えない傾向があります。極端な話数時間列車にのって目的地についたら昼ご飯でも食べて帰りの列車に乗ってもいいとか。長距離列車なら駅弁とか買って駅から出ずにそのまま戻ってきてもいいとすら思うほどだったりします。いや、観光もそれはそれで面白いのでしょうが、何よりもめまぐるしく変わる車窓を見るのが好きなんです。

スーパーおおぞら

 という訳で今回の帯広の旅、行きはJR北海道の特急「スーパーおおぞら」、帰りは「スーパーとかち」に乗りました。特急にはスーパーが付くのと付かないのがありますが、停車駅の数の他に新型車両を導入しているかということで区別しているらしく、「スーパー」が付くと停車駅が少なくて到達時分が短く、設備が豪華であるというイメージがありますね。もっとも我が筑波嶺を走る「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」は同一車両を使っていたりしますけど。

スーパー&フレッシュひたち

 札幌から釧路を結ぶ路線は函館本線(札幌-白石)、千歳線(白石-南千歳)、石勝線(南千歳-新得)及び根室本線(新得-釧路)を通っていくのですが、乗っている方からすれば経由線が変わってもいまいちよく自覚を持てません。「スーパーおおぞら」といえば2011年5月に脱線して炎上する事故が発生(石勝線特急列車脱線火災事故)しています。これに限らず最近のJR北海道は事件事故が多いのですが、私の“なんちゃって鉄っちゃん”はそのくらいではビビりはしなかったぜ。

帯広駅

 「スーパーおおぞら」は、札幌-釧路間を従来の4時間25分から3時間40分への一挙に45分も短縮し、同区間を日帰り圏内に変えてしまった驚異の特急で、キハ283系という気動車を使用しています。釧路空港は霧が出ることが多く、飛行機の欠航も多いので、時間短縮と在来線特急最高級のサービスを展開したことで、空路から客を呼び戻し、再び鉄路へと定着させることに成功したとされます。それだけに事故はとても残念なんですが…

車中より

 気動車(ディーゼルカー)なので、駅でアイドリングしているとまるで車のような排気ガスの匂いがします。これを嗅ぐと、「ああ、北海道だなあ」なんて思ったり。唸るハイパワーエンジンの豪快なエグゾーストが絞り出すハイスピードにより、車窓風景は目まぐるしく変わっていきます。それをゆったりと座席に座ってチューハイなど飲みながらぼんやりと眺めているのはまさに私にとっては至福の時。500ミリリットルのロング缶を2本も飲んでしまいました。

スーパーとかち

 帰りは「スーパーとかち」に乗りました。こちらも「スーパーおおぞら」にそっくりな気動車ですが、キハ261系ということで形式は異なります。キハ283系は制御付自然振子機構を搭載し、曲線区間での大幅な速度向上を実現した高性能車両でしたが、寒冷地向けに特化した複雑な車両構造等の要因もあり製造・保守コストが高額だったそうです。そのため、製造コスト低減を図って開発したのがキハ261系なのだとか。このあたりの話は兵器なんかにも共通する興味深いものですね。

車中よりその2

 石勝・根室線系統の特急は「スーパーおおぞら」の登場により。速度向上と到達時間の短縮・車内サービスのグレードアップが図られましたが、帯広止まりの「とかち」は長らく旧式のキハ183系が使われ、速度はもちろん車内設備も新型車両には見劣りする存在となっていました。そこでJR北海道では、2007年10月に「とかち」に新型車両キハ261系を投入し、「スーパーとかち」にクラスチェンジさせました。2009年10月には「とかち」は全列車「スーパーとかち」となり、帯広・釧路特急は全ての特急が「スーパー」化したのです。

車中よりその3

 さてでは乗り心地は違うのかといえば…見かけがそっくりなせいか、全く違いが感じられませんでした。座席とかインテリアには違いがあって、どちらがいいかは好き好きだと思いますが、個人的にはどっちでもいいので、「スーパーおおぞら」を期待していたら「スーパーとかち」が来やがったとか、その逆とかの感想はありません。結論:スーパー特急はいい!他の路線だと、例えば「スーパー北斗」(札幌-函館)を期待していたらただの「北斗」が来たとかいったがっかり感が発生する余地がありますけどね。料金は変わらないので、乗るなら断然スーパー特急ですよ。

 そんな訳で帰りもやはりロング缶のチューハイ2本。往復で2リットルも酒を飲むとはけしからん。まあこの程度では

きかぬのだトキ!

 こんなラオウ兄さん的な台詞をいいたくなるんですけどね。一気ならともかく時間があけばこの程度!(えばることではありません)



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ユースフ

Author:ユースフ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
ブロとも一覧

秒速5センチメートル・・・桜花抄の軌跡を追ってみた

心理兵器:秒速5センチメートル
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
日記
40位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
会社員・OL
6位
アクセスランキングを見る>>
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
検索フォーム
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ