渡辺満里奈の歌で妄想する「秒速5センチメートル」(その4):これぞハッピートゥルーエンド!

昔の満里奈
 
 こんばんは。アクセス数はさらに減ったのですが、なお400あって、本日も会社員・OLのアクセスランキングは史上2位の20位(1位が2回あるから3にかな)、日記全体では115位となっています。じきにバブルは去るでしょうが、記憶には残しておきたいです。

 今夜は久々に歌で妄想する「秒速5センチメートル」。このところ往年のアイドル(今でも芸能界にいるけど)渡辺満里奈の楽曲で妄想しておりますが、最終回となりましょう。今回の楽曲は「胸がいっぱい」です。

胸がいっぱい CDジャケット

 「胸がいっぱい」は1989年11月22日リリース。1988年から89年という、昭和と平成を股に掛けた2年間に、渡辺満里奈は6曲のシングル(6th「見つめてあげたい」から11th「胸がいっぱい」)をリリースしていますが、いずれも傑作でした。「胸がいっぱい」はその掉尾を飾る作品となります。

胸がいっぱいが収録されたアルバムTWO OF US

 1989年12月15日リリースの5thアルバム「TWO OF US」にもカップイング曲の「100年分のGLORY」と共に収録されているほか、1990年11月18日リリースのベスト盤「FUNNY FACE」にも収録されています。

 個人的にはこの時期の傑作群の中でも1,2を争う傑作だと思うのですが、25年も前の作品のせいか、ネットでもほとんど言及されていないようです。非常に残念なことです。この後、満里奈はよりアーティスト指向を強め、脱アイドル化していくのですが、アイドル色を残した最後の作品といってもいいかも知れません。

昔の満里奈2

 この曲で妄想するのは、“大学時代に貴樹と明里があの踏切ですれ違っていたら”ということです。本編のように20台後半、アラサーとなっては時すでに遅しだったかも知れません。しかし、音信不通となった二人ですが、偶然か何者かの導きか、共に東京で大学生活を送っていたことは小説版・加納版から明らかになっています。

 おそらく貴樹は立教大学理学部、明里はマンモス大学というのことなので日本大学文学部あたりが候補になるでしょうか。明里と同窓になりたいという極めて不純な動機から、私は明里の早稲田大学文学部進学を推したいのですが、早大と立大って結構近いので、ニアミスの可能性があるのではないかと考え、涙を飲んで日大説を採用したのでした。

昔の満里奈3

 そう、早大と立大だったらニアミスの可能性は高まったはず。ならば明里は早大に進学したと妄想すればいいじゃないですか!2年生になってからか、3年生になってからか、とある冬の一日、貴樹と明里はあの思い出の踏切に行ってみようと思い立ち、偶然にも同じ時間にあの場所ですれ違ったのでした。

 踏切を渡った直後に「もしや…!」という予感に振り向く二人。しかしそこに無常にも小田急線が上下ダブルで通過していきます。長い編成の列車が通り過ぎた後、そこには見つめ合う二人の姿が。大学時代にあの踏切のシーンがあったとしたら、明里は絶対残っているに違いありません。

振り向け明里!

 サヨナラも言わず

 別れた夕暮れ 憶えてる 

 電話して泣けば その日に

 また始められたかも

 
 この部分はちょっと本編とそぐわない気もしますが、はっきりとサヨナラを告げて終わった文通ではないこと、貴樹は「電話も!」と言っていたにもかかわらず、電話で会話した形跡がないことなどから、文通が途切れても電話すれば良かったのに、なぜかそうしなかった二人、と考えれば何とかつじつまはあうかと(苦しいですか?)。

 意地を張ることは

 素直になる日を待つ時間

 冬枯れの坂を あなたは

 降りてきて ほほえんだ


 案外文通の途切れた理由というのも、今度相手から来たら返事を出そうと思っていたら、いつまで経っても手紙が来なかったというようなものだったのかも。その切っ掛けも、たまたまの郵便事故でどちらかの手紙が配達されなかったことが理由だったりして。坂を降りてきたということなので、映像版同様、坂道を降りてカーブを曲がって踏切に入ったと考えて良さそうです。もうすれ違う瞬間に明里との奇跡の再会だと理解しての微笑みか。

踏切アゲイン

 ふたたび逢う Story

 ああ 胸がいっぱい

 歩けなくて

 見つめ合う Story

 ああ 胸がいっぱい

 愛している


 こんな巨大都市で再び巡り合うとはなんという奇跡か。いや、二人は巡り合う運命だったに違いありません。思いも描けない深い愛情が胸にこみ上げてきて、一歩も動けず、踏切を挟んで何も言えずに向かい合う二人。

いつまでも二人で

 うまく言えなくて

 言葉は心に降りつもる

 逢いたくて逢えた気持ちも

 痛いほど思うだけ


 あなたのジャケット

 とまる枯れ葉にね なりたいな

 甘えるのヘタな私を

 わかっててくれたひと


 もういちど逢う Story

 ああ 胸がいっぱい

 やりなおせる

 信じたい Story

 ああ 愛がいっぱい

 言わないけど
 

ハッピートゥルーエンド!

 巡り会えたのなら、もう言葉は要りません。大学生の貴樹と明里ならやりなおせます。そして必ず結ばれるでしょう。水野さんの泣く日は来ません。

my only true love story

 My Only True Love Story

 ああ 胸がいっぱい

 気づいてるね

 終わらない Story

 ああ 胸がいっぱい

 愛している


女子大生明里

 My Only True Love Story…唯一かつ真実のラブストーリー!トゥルー・ラブストーリーという恋愛シミュレーションゲームがありましたが、それを超える凄い形容です。しかし貴樹と明里の恋愛であれば許せる表現だと思いませんか?二人はもはや運命にあがらうことができない子供ではありません。どんな困難も二人なら乗り越えていけるはずです。ぜひ幸せな人生を歩いて行って欲しい。ハッピートゥルーエンド、ここに降臨!もう全米が喝采の嵐です。

 それでは聞いてみて下さい。

胸がいっぱい 音楽

 画像は本曲が収録されているベスト盤「FUNNY FACE」からですが、音楽は変わりません。

 http://www.youtube.com/watch?v=5-tR8I9acao

昔の満里奈5

 いまいち歌は上手とはいえなかった渡辺満里奈ですが、それを補って余りある楽曲に恵まれていました。再評価されてもいいと思うのですが…

昔の満里奈4
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