好きな声優さん第二期(その11):三石琴乃~月に代わってサービス、サービスぅ

2 0
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三石琴乃
 
 東京では史上タイという早さで桜の開花宣言が出た昨日。今日はお彼岸入りです。暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、本当に今年の春の暖かくなる速度は異常ですね。この分では5月に真夏日とか熱帯夜とかが来そうでちょっと怖いです。

 さて声優の日曜日、今日は先週の冬馬由美に続いて90年代ヒロイン第二弾・三石琴乃です。

シアトルにて

 三石琴乃は1967年12月8日生まれ、東京都出身です。愛称は「琴ちゃん」ないし「琴ちゃわん」だそうですが、ベテラン声優なのでそう呼べる人は限られるでしょうね。出身は東京都ですが、育ちは千葉県で、25歳まで流山市に済んでいたようです。高校を卒業後、声優養成所とOLを掛け持ちしていたそうです。本当は保育士になりたかったそうですが、就職難で資格を取っても働けそうになかったため断念したとか。

新世紀GPXサイバーフォーミュラ

 声優デビューはバブル真っ盛りの1989年。翌年には会社を退職して声優専業となり、91年に「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」でヒロイン(菅生あすか)を務めました。ちなみにこの作品、児童層を対象としたにも関わらず、低視聴率と関連玩具の売り上げ不振に苦しみ、打ち切りになったそうですが、中高生以上の層からは評価され、以後OVAとして10年間に渡って新作シリーズが制作されたそうです。

菅生あすかフィギュア

 1992年に放映された「美少女戦士セーラームーン」ではヒロインのセーラームーン・月野うさぎを演じて人気と知名度を急上昇させ、一躍人気声優に躍り出ました。そして1995年の「新世紀エヴァンゲリオン」ではアラサーの葛城ミサト役を演じましたが、これによって、それまでの幼女・少女役に代わって大人の女性を演じることが増えていきました。当時はうさぎとミサトを同時に演じていた訳ですね。

浴衣の三石さん

 2005年からは声優を一新した「ドラえもん」でのび太のママ(野比玉子)を演じています。この人は38歳なんだそうですが、ご本人も38歳でこの役を演じだしたというのも何かの縁なんでしょうか。

!のび太のママは眼鏡を外すと美人だった

 もうこのキャラは画像を載せるまでもないと思いましたが、眼鏡を外すと美人でびっくりしたのでやはり載せます。なんだこの差は(笑)。

清楚な三石さん

 声優さんには歌が達者な人が多いですが、三石琴乃は苦手だと公言しており、キーの高い曲ではサビの部分で音程を外しているそうです。彼女を古くより知る者は「彼女に歌わせてはいけない」と言っているとか。ちょっと聞いてみましょうか。

履歴書?

 セーラー戦士の「中の人」が歌い踊る「ムーンライト伝説」です。三石さんは中央でうさみみを着けてます。5人で歌っているせいか、さほど目立ちませんが…

「中の人たち」が歌う「ムーンライト伝説」

 http://www.youtube.com/watch?v=AFoya0RynSQ

 反面、早口言葉は職人芸の域に達しており、「エクセル・サーガ」での次回予告ではプロの技を見せています。

エクセルサーガ 次回予告

 http://www.youtube.com/watch?v=inEiqWveXkw

 ご本人のオフィシャルサイト「琴ちゃわんdeもう一杯!!」。ブログもあります。やたらに声が出てにぎやかです。

オフィシャルサイト入口

 http://kotochawan.com/

 それでは私の知っている三石琴乃の演じたキャラです。例によって原則古い順です。

 セーラームーン・月野うさぎ(「美少女戦士セーラームーン」シリーズ)

セーラームーン

 文句なく三石琴乃の出世作にして代表作の一つでしょう。シリーズは1992年から1997年まで、5シリーズ全200話に亘っており、平均視聴率11.6%、最高視聴率は16.3%で、当初は1期だけで終了する予定でしたが、社会現象になるほどの大ヒットと、玩具などの販売でも大成功を収めたため、第5期まで制作されることとなりました。

月野うさぎ

 月野うさぎはセーラームーンに変身する主人公で、初期は「お団子頭」と呼ばれていました。港区麻布十番に住んでいるということで、何気にお嬢様ですね。最初は中学2年生でしたが、最終的には高校生になりました。

月に代わっておしおきよ!

 明るく天真爛漫な性格で、ドジで泣き虫でお調子者でもあり、遅刻と朝寝坊は日常茶飯事で、学校の成績もかなり悪いという「おバカ」キャラですが、反面、心根が優しく、誰とでも仲良くなる広い心を持っているため、友達は多く、「友達づくりの天才」と評されています。

スーパーセーラームーン

 三石琴乃の声と演技はこのキャラにジャストフィットしており、準主人公の1人・水野亜美(セーラーマーキュリー)役として共演した久川綾も、最初のオーディションでは月野うさぎ役を受けたそうですが、三石琴乃の演技を見て「自分には絶対に出来ない」と感嘆したそうです。

セーラー戦士達

 第一期の終盤となるラスト3話(44話~46話)は、セーラー戦士が次々と戦死していく凄い展開となりましたが、第二期「セラームーンR」の序盤(1~4話)となる47~50話に至るまで、卵巣嚢腫により入院して仕事を休んでいました。代役は荒木香恵(後にちびうさ役)が務めましたが、当時の社長は「売れっ子になった三石に仕事を取らせ過ぎたことが一因で申し訳ない出来事だった」と語っています。

内惑星のセーラー戦士達

 三石琴乃はエッセイ「月 星 太陽」で、この降板の際のエピソードを赤裸々に綴っており、第一期ラストに出演できなかったことを心残りとしており、のちに「アニメイトカセットコレクション」3巻では三石琴乃版「セーラームーン」最終回を収録しているそうです。

超美麗なセーラー戦士タペストリー
 
 その一方、どこへ行っても「『セーラームーン』のうさぎ役の三石」というイメージが付いてまわり、そのイメージを払拭するのに苦労したそうですが、同様の話はシャア・アズナブルを演じた池田秀一にもあったそうです。現在は無論「セーラームーン」を自分のキャリアを語る上で欠かすことの出来ない作品として受け入れているそうです。

 葛城ミサト(「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ)

葛城ミサト

 エヴァンゲリオンはテレビでは2クールで終わりましたが、その後の劇場版などの展開はもはや「シリーズ」とでも呼ぶしかないでしょう。

帽子を被ったミサト

 ミサトは特務機関NERV(ネルフ)戦術作戦部作戦局第一課所属です。階級は一尉で後に三佐に昇進します。役職は前半では作戦部長、物語後半では作戦課長と呼称されていますが、降格?。まあ一尉で部長はないでしょうから課長が適当でしょう。

ミサト壁紙

 碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーの保護者兼上司で、エヴァンゲリオン(EVA)の戦闘指揮官を務めており、温泉ペンギンという妙なペットを飼っています。

少女時代のミサト

 物語開始時29歳で、当時の三石琴乃の年齢(28歳)を超えていました。この際「初めて自分よりも年上の役を演じる」と喜んでいたそうです。15年前、14歳だった彼女は南極でセカンドインパクトに遭遇し、葛城調査隊の中で唯一の生存者となりました。そのトラウマから長く失語症の時期があり、肉体的にも胸部から腹部にかけ傷跡が残っています。

可愛いミサト

 第二東京大学時代にに赤木リツコや加持リョウジと知り合い、加持とは恋人関係になりましたがその後別れました。NERV設立の真の理由を知らず、5年ぶりに帰国した加持の示唆もあって、次第にNERV司令のゲンドウや同僚のリツコの行動に対し疑念を抱くようになります。加持とはヨリを戻しましたが、彼は何者かによって抹殺されてしまいます。加持の遺した最期の電話メッセージに号泣するものの立ち直り、セカンドインパクトや人類補完計画の“真実”に迫ろうとします。

ちょっとセクシーなミサト(サービス、サービスぅ)

 口癖は「ちょっち(ね)」。他人のいる場所では常に明るく振る舞い、よく喋りますが、その裏でセカンドインパクトの体験が性格に深く影を落としています。私生活は、非常にがさつでだらしない面が目立ちます。反面、EVAの戦闘指揮官としては優秀で、一見無茶とも思える作戦を度々提唱しますが、そのほとんどを成功に導いています。セカンドインパクトの経験から、使徒に対して強い憎悪・復讐心を抱いており、シンジ達EVAパイロットに苛酷な作戦を課すこともしばしばでした。

シンジとミサト

 前髪のデザインは月野うさぎから拝借したものだそうですが、三石琴乃が演じることになったのはその縁なのでしょうか。三石琴乃は次回予告も担当していますが、有名なる「サービス、サービスぅ」の台詞は本編で使われたことはありません。

キャリアウーマン風ミサト

 有栖川樹璃(少女革命ウテナ)

有栖川樹璃

 宝塚歌劇と前衛舞台劇を折衷したようなアバンギャルドな演出が特徴の異色作であった「少女革命ウテナ」。有栖川樹璃は生徒会メンバーにしてフェンシング部長(代行)でした。

縦ロールがほどけた樹璃

 高等部一年で教師達も恐れる不良としての一面も持ち合わせており、親友の高槻枝織に密かな恋心を抱く「百合」属性の人でもありました。

OPの樹璃

 オレンジ色の縦ロールの髪に青い瞳で、武器はフェンシングのエペを使います。主人公の天上ウテナとは二度決闘し、結果的には二度とも敗北しますが、不運が重なったためであり、剣の実力で敗北した事はありません。

枝織と樹璃

 ちなみに片思いの相手・高槻枝織は、大人しく繊細に見える外見とは裏腹に、図太く屈折した性格で、幼馴染みである樹璃に対しては劣等感から愛憎入り混じったコンプレックスを持っていました。

 陽炎(烈火の炎)

陽炎

 主人公花菱烈火の実の母親で、夫の桜花は火影忍軍六代目頭首です。肉体年齢は22歳で、禁術である時空流離の術を使ったため、不老不死の体となって400年もの時を生き続けててきました。

魔導具朧を使う陽炎

 現代にタイムスリップした烈火と漸く再会しましたが、烈火の力を目覚めさせるために、当初は謎の敵・影法師として彼に挑みかかりました。正体を明かした後は花菱家に住んでいますが、時に優しく、また時に厳しく烈火に接します。

魔導具式髪を使う陽炎

 22歳の時に不老不死となったため、身体は非常に若く、またナイスバディです。戦国時代は火影忍軍のくノ一だったため、魔導具に詳しく、当初はサポート役でしたが、後に戦闘に加わるようになります。くノ一としての戦闘能力は高く、ベテラン女忍者としての実力を見せつけます。

魔導具海月を使う陽炎

 終盤、光界玉によって不老不死の呪いは消滅し、普通の人間に戻ることができました。

原作の陽炎

 ゲーム「季節を抱きしめて」のトモコは以前に紹介したのでパスします。最後にどうしても言及したい子供向け番組「なんでもQ」について。

うらら

 「なんでもQ]は、1995年4月から2004年3月までNHK教育テレビで放送され、「むしむしQ」「あにまるQ」「むしまるQ]「むしまるQゴールド」とタイトルを変えていきましたが、三石琴乃は番組総合司会のうららを演じていました。

細川俊之が歌うOPのうらら

 うららはたくさんの動物や昆虫たちにクイズを出させる「美少女」で、普段は子供っぽく能天気な性格で慌てた声ですが、たまにナルシストで男勝りな性格の大人びた声になります。子供には意味不明な言葉をよく言っていましたが、これは明らかに一緒に見ている両親向けでしょう。

うらら(ひだりのチョウも三石ボイス)

 私が印象に残っているのは、「キリンは英語でジラフよ~ん♡」というセリフ。知らない人には「なんじゃあそりゃあ!」ですが、これはかつて(1980年代)にホテル聚楽のCMでマリリン・モンローのそっくりさんが色っぽく言っていた「聚楽よ~ん♡」のパロディなのです。子供に判るか!(笑)。

 オリジナルのCMがYouTubeにあったのでぜひご覧下さい。

聚楽よ~ん

 http://www.youtube.com/watch?v=NDk9Knv5rPU

 この声に似せて「ジラフよ~ん♡」。「なんでもQ」シリーズでは三石琴乃の芸達者振りが光りました。またクイズ出題キャラとして、「チョウ」のエレベーターガール、「ガ」のギャル、「ネズミ」の殿様、「ペンギン」の火消しなんかも演じていました。

チョウのエレベーターガール

 最近はメインキャラより脇役が多くなってきた感じがしますが、今後のその芸達者ぶりを遺憾なく発揮して下さい。

ドレッシーな三石さん

 
ページトップ