のんのんびより りぴーと:“古き良き時代”を見るような癒やしと懐かしさの世界

秋風にたなびくススキ

 今日も天気は良くないけど、秋風の吹く涼しい気候は最高ですね。こんな気温を待っていたッッ!あとは台風16号があまり暴れなければいいんですが。


こんな窮地を待っていたッッッ 

 更新頻度が下がると言っておきながら、休みの日にはわりとまめに更新している気がしないでもないですが、まああまり気にせず本日も行ってみましょう。今回は最近見終わった「のんのんびより りぴーと」です。

のんのんびより りぴーと 

 メインヒロインの一人である一条螢が主人公格の旭丘分校に転校して来てからの一年を描いたのが第一期「のんのんびより」ですが、第二期の「りぴーと」は翌年を描いたのかと思いきや…なんと元に戻って同じ一年を繰り返したのでした。

伝説の剣とれんげ 

 ただ同じイベントを繰り返す訳ではなく、時系列的には更にさかのぼって、宮内れんげが小学一年生として入学する直前から始まっています。1年を12話で描く本作ですが、必ずしも一月ずつ時間が経過している訳ではなく、また年中行事もたくさんあるので、時間を巻き戻して繰り返しても描くイベントには困らなかったということでしょうか。

750ライダーの絵柄の変化 

 昔少年チャンピオンで連載していた「750ライダー」という漫画は、ギャグ漫画でもないのに10年という長期連載中、ずっと主人公達は高校二年生のままでしたが、作者の石井いさみは連載中4回もクリスマスを描いた件について「これはクリスマスの一日をそれぞれ別々な視点から描いたものなのだ」と趣旨の主張したそうです。それにしちゃ雰囲気も絵柄も変わりすぎなんですが…長期連載だから仕方ないのでしょう。

エンドレスエイト 

 「のんのんびより」も「750ライダー」同様の手法を取ったとも言える訳ですね。そういうのもありなんでしょう、きっと。ただしエンドレスエイト、テメーはダメだ。

螢対応に困る夏海 

 同じ時間を繰り返しているので、第一期に比べてキャラが成長するとかいうことはないのですが、知られざる一面を見ることはできました。例えば越谷夏海。相変わらずのトラブルメーカーぶりを発揮しては居ましたが、夏海の内面というものが第二期で初めて描かれ、螢と二人切りになって何を話したらいいかわからずに悩むとう描写は、夏海もそれなりに気をつかってるんだなという新たな発見がありました。

捕まえたカブトエビ 

 夏海で言えば第一期ではなかったナイスなエピソードも登場。田んぼで捕まえたカブトエビをれんげがいたく気に入り、「ひらたいらさん」と名付けて教室に飼うことにしました。飼育係にはもちろんれんげが立候補。

ひらたいらさんお亡くなりに 

 しかし寿命は1~2か月しかないので、あっさり全滅。悲しみのれんげは絵日記にこんな記述を。それにしても絵が上手いなれんげは。水槽も片付けてしまいました。

ひらたいらさん復活 

 ですが、卵を産んでいるのではと考えた夏海は、水槽の底の土を回収し、再び水槽に入れてみたところ、見事にひらたいらさん復活。れんげ大喜び。

リアルカブトエビ 

 余談ですがこのカブトエビ、エビよりはミジンコに近い甲殻類ですが、水田の雑草を食べるほか、水田の泥をかき混ぜる事で水が濁り、雑草の発芽と生長を抑制するということで、「田の草取り虫」とも言われている益虫(昆虫じゃないけど)です。

夏海75点 

 勉強大嫌いで怠け者の夏海ですが、雑学知識は結構あるみたいですね。また珍しくやる気を出してテストでそこそこの点をとったエピソードもあり、第一期ではクズの代名詞のようだった夏海の好感度が上昇しているような。

75点の天才 

 ちなみにアニメ版「サザエさん」第一話は「75点の天才!」で、カツオが珍しく75点取るという話だったそうなので、夏海=カツオ説が一層信憑性を増したような気が。

女の子らしくなった夏海 

 いつも小鞠をからかって(傍目にはいじめか虐待に近い気も)遊んでいる夏海ですが、珍しく富士宮このみと小鞠に女の子らしい格好をさせられるエピソードもありました。馬子にも衣装とはこのことか。本人はマニッシュスタイルの方が好きみたいですが。

高3の冬休みに部活に行くこのみ 

 そのこのみ、越谷家の隣人ですが、高校三年生にして冬休みになお部活(吹奏楽部)に通うという謎の行動を見せています。進学先ないし就職先が決まって余裕のよっちゃんなんでしょうか?でも高校で3年生がこの時期まで部活に来るという話はなかなか…後輩達に煙たがられてるだろうなあ。なお、なぜか公式HPのキャラクター紹介ページにこのみの記載が一切ないという理不尽な事実が。隼レギュラーなのにひどい。

かずほ姉も呆れ顔 

 またポンコツ教師の名を恣にしたれんげの姉の宮内一穂も、教師としては相変わらずアレなんですが、家庭ではれんげの面倒見が良く、年中行事もわりとまめにこなすなど、マイルドヤンキー伝統的農家の一員としてはなかなかの働きぶりでした。

入学おめでとう 

 れんげと夏海の入学式(夏海は同じ分校に通ってるけど、一応小学校から中学校に進学したということに)の黒板など、一穂が書き込んだんでしょうね。人が見ているところでは寝てばかりだけど、人が見ていないところで働くタイプなんでしょうか。それとも人知れずたくさん働いた結果、居眠りばかりしているとか

親子みたいな姉妹 

 ちなみにれんげと一穂の両親は健在で農業に従事しているはずですが、結局一度も登場しませんでした。だいたいれんげの世話は一穂がやっているので、ぱっと見にはれんげは一穂の娘のような。

れんげの家 

 このトラディショナルな家に住み、山も持っているという「氷菓」の千反田家のような宮内家(そういえば千反田家も両親が登場しませんでしたな)。農業をやる気があるならば、一穂の婿に入るという選択もアリな気がします。

アホの子ひかげ 

 一方、第一期ではさほど登場しなかったせいもあって目立たなかった宮内家の次女ひかげのポンコツぶりが表面化したのが第二期。見た目は可愛いのですが、夏海に匹敵しますねこの人は。だから二人がつるむとえらいことに。きっとこの人は東京に行ってよかったんだ。

北斗百烈拳を喰らうひかげ 

 9歳も年が離れているれんげにガチで窘められたり、夏海と一緒にダイナミック土下座をするはめになったりと、少ない登場シーンで本当に高校生なのかと言いたくなるエピソード満載のひかげ。

シンクロナイズド土下座 

 でもこの人のポンコツぶりは夏海より可愛げがあるので嫌いじゃないです。東京人ぶってもすぐ田舎者の本性が出てくるところとか、見ていて可愛いですよね。

定規落としで燃えるお兄さん 

 目立つといえば越谷家の長兄卓。CVがつかないのは第一期と同じですが、2話では「定規落とし」ゲームでラスボスの風格を示していました。秘技白刃取り…

兄ちゃんの扱い 

 魚釣りに行くと、釣る魚釣る魚、全てが兄ちゃんの顔にぶちあたるという不幸仕様。その度に水中に戻してやるというキャッチアンドリリースの鑑。でも自宅の池で魚を飼うために釣っているのになぜ放つ。

ひかりもの親方獲ったどー 

 ちなみに皆の力を合わせても釣り上げられず、しまいには夏海が水中に飛び込んでゲットした大型魚はれんげ命名「光り物親方」として越谷家の池に棲むことに。まあ池が大きいのでなんとかなってますが。ひょっとすると越谷家も豪農なのかも知れません。

巨大魚と巨大池 

 影は薄いようでいて笑いを取っている卓は、やはりなくてはならないメンバーなのか。一年経過するとこの人が高校に進学していなくなるというのが、リピートした要因なんでしょうかね。このみも高校を卒業しちゃうし。

旧世代の分校生徒達 

 そういえば昔の分校の様子が描かれていました。赤ん坊のれんげがカレーテロという凶行を引き起こした“黒歴史”に言及した回想シーンですが、駄菓子屋が中三、このみが中一、ひかげが小五、卓が小四、小鞠が小三、夏海が小二、れんげが一歳といったところでしょうか。つまり5年前。この時点で一穂は大学に行っていることになります。

大人っぽい螢 

 で、私のお気に入りの螢さん。見かけも口調も大人びているのでしばしば大人扱いされがちですが、何と言っても小学5年生。パニクれば取り乱して泣き叫ぶし、家では甘えん坊です。

甘えん坊の螢 
犬と見るネコ番組 

 犬と一緒にネコ番組を見るという謎行動(笑)など、家の中では甘えん坊なのに、誰からも信じてもらえない螢。みんなその大人びたルックスが悪いんじゃ。でも東京とはかけ離れたとんでもないど田舎に来たわりに、環境の変化にすぐに慣れ、田舎ならではの様々なイベント・行事に驚き喜びながら積極的に参加していく姿はなかなかに好感が持てます。田舎の農家は後継者不足だから、ぜひ我が家の嫁にとひっぱりだこになったりして。

螢の家 螢の家のリビング

 螢の家はいかにも現代風。おそらく新築なんでしょう。パパンの仕事の都合で引っ越してきたそうですが、パパンは一体どういう職業なんでしょうか?農業しに来たとは思えないのですが、こんな過疎地でバスが2時間に一本という場所にどういう仕事があるでしょう。まあ通勤はマイカーを使用しているのでしょうが

螢一家 

 宮内家の両親や越谷家のパパンのように、螢のパパンも未登場かと思いきや…第一期最終話に登場していました。なんか卓が成長したような容姿ですね。ご近所のイベントには積極的に参加しているようですが、それにしても職業が不明です。作家のような自由業で、単に田舎に住みたかったからとか?

てるてる坊主のオバケに追いかけられる小鞠 

 小鞠は相変わらず不憫でした。中二なのに見かけの幼さそのままに精神的にも幼くて、てるてる坊主のオバケ(正体はれんげ)に追いかけられ死にそうな顔で逃げたり、プール掃除でさんざんな目に遭ったり。

ヤバイほどのこまぐるみの群 

 でも神経が太い部分もあって、螢が密かに量産していた「こまぐるみ」を見ても特に動じた様子はありませんでした。ガチレズサイコストーカーかとドン引きしてもおかしくないのに。単にお子様なのでそういう知識や警戒心がないだけなのかも知れませんが。

背が低いから電波が来ない小鞠 

 背が低いから携帯の電波も届きにくいという理不尽な仕打ちもありましたが、必死にメールを送ろうとする小動物のような姿が可愛いのですよね。

ねこまり鉛筆立て 

 そういえばネコと合体した「ねこまり」という新キャラも作っていましたね、螢は。裁縫とか手芸の腕は小学生離れしている螢ですが、好きこそものの上手なれということか。

トンネルの向こうに 

 明確にモデルになった土地というのはないそうですが、東京、千葉、埼玉、和歌山、新潟などでロケハンを行ったということで、聖地のようなものはないかわりに、誰もが持つ「子供時代の郷愁」の中にある風景が描かれたような気がします。旭丘分校なんて、もう高度成長期以前の姿ですよね。

旭丘分校全景 
旭丘の景色 

 美しい背景といい、笑いと癒やしに溢れる作品でした。第三期、ぜひ制作して欲しいのですが、その場合はやはり同じ年を繰り返すのでしょうか。卓が教室からいなくなるなどのデメリットもあるけど翌年を描くのもありかなあという気もするのですが。翌夏のれんげとほのかの交流とかぜひ見てみたいし。

れんげとほのかの交流 
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